埼玉県S2リーグ 2019/08/28 浦和レッズユースB vs 武南高校B 1-2敗戦・・・相手の集中力の高さに苦戦

どうも、ブクメです☆

何気に過密日程の埼玉県S2リーグで、今月後半は、19日(月)、24日(土)、そして28日(水)のナイターを今日は観戦し、3日後の31日(土)には、午前9時30分キックオフでまた1試合開催されるんですよね。

プレミアリーグも再開されていて、メンバーも毎試合入れ替わる中で、見る側としては、プレミアでもS2でも、私は、同様に相当楽しみに足を運んでいるし、これは、対戦相手にとっては、本気のAチームが望んでくる公式戦だから、最大限の集中を持って1試合1試合戦ってほしいと言葉では言っても、実際には、置かれている状況によっては、集中できないであろうことは、理解できますが、それでも求めるものは高く、そういう気持ちで毎試合見ています。

なので、ちょうど、前回のプレミアリーグの時にも書いていた、こぼれ球への反応というところで、相手より一歩遅いという場面がかなり多く見られたことで、若干イライラしそうになりながら見ていた時間帯もありました。

さてさて、今日のS2リーグですが、会場が、ずっと気になっていながらまだ一度も足を運んだことがなかった旧騎西高校のところに作られて今年の3月にオープンした「SFAフットボールセンター KAZOヴィレッジ」という人工芝2面のグラウンドですね。最近は、初めて行くグラウンドというのも近場でのユースの試合では減ってきたので、こういうワクワク感は新鮮でしたよ。ただ、試合の時間が帰宅ラッシュの時間と言うことを忘れていて、割と所要時間を気楽に考えていたら、やはり道が混んで、到着時間がそこそこキックオフに近くなってしまいました。

国道122号線を少し入ったところなのでアクセスとしてもわかりやすいですし、駐車場も広々でなかなか良いところですね。サイドが金網だったので、写真は若干取りにくく、見る場所によっては、手前の奥の方での攻防が見にくい(駒場のサブグラウンドに近いイメージで、金網の目はこちらの方が粗く見やすくはある)感じではありました。

夜は比較的気温が下がるようになってきた中で、久しぶりに、ウォーターブレイクのない試合でしたね。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半スタート⇒34番工藤孝太)と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に42番吉田来綺(後半40分⇒38番舘樹)、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒35番島垣翔)と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に7番與那覇航和(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

序盤は、浦和ペースで進むものの、相手の集中力の高さとと守備の際の寄せの早さ、こぼれ球への反応の速さで、浦和が仕掛けた時に少し連携が乱れたパスはすぐに奪われ、不用意な仕掛けは、すぐに寄せられて奪われてしまうという場面も多くなりながらでしたが、相手の反撃に対しては、バックラインが声を掛け合いながら問題なく跳ね返すという形で試合が進んでいきます。

浦和の攻撃としては、前半7分に5番遠藤龍河から39番戸田大翔に繋げて左から走る29番伊澤壮平に繋げての仕掛けや、前半9分のコーナーキックのチャンスから5番遠藤龍河のヘディングシュート、前半11分には、相手ディフェンダーの激しいプレスに遭いながらも、31番大野海翔がキープして、2番長田拓巳、39番戸田大翔に繋げての仕掛けなど見られます。

前半12分には、29番伊澤壮平からのパスを受けた31番大野海翔が、縦のケアをするディフェンダーに対して、横方向へのドリブルを見せて突破してゴールに迫るという場面を作ります。

前半13分には、2番長田拓巳の高さを生かしたポストプレーから29番伊澤壮平に繋げ、シュートまで持って行くも相手キーパーに防がれます。

前半21分には、コーナーキックのチャンスから混戦のこぼれ球を42番吉田来綺がシュートするも枠を捉えきれず。

両サイドからの突破というのは、比較的多く見られたのですが、味方との連携の問題なのかクロスの精度の問題なのか、特に主張が見られなかったので、どちらが原因かはよくわかりませんが、サイド攻撃で深くまで持ち込む回数の割には、その後のクロスがチャンスにつながる回数が少なかったように前半は感じられました。もちろん、先ほど書いたように、相手の集中力が高く、完全にフリーで長く持たせてくれることがあまりなかったことも原因かとは思いますが。

なかなか、決定機が作れない中で試合が進みますが、迎えた前半26分に誰からのパスかは確認できなかったのですが、2番長田拓巳への浮き球のパスに対して、2番長田拓巳が相手ディフェンダーと並ぶように立ち、競るような形と見せて、そのままボールに触れずに裏に抜けたところで、相手ディフェンダーが触れずにそのまま裏へ抜けたボールを2番長田拓巳が先に反応して、キーパーと1対1の形を作りゴール。

1-0と先制に成功します。

前半34分には、42番吉田来綺のインターセプトから、バックラインの5番遠藤龍河、中盤の16番根岸恵汰、左に抜ける7番與那覇航和とテンポ良くパスが回るも、そこからのクロスが味方に合わず。

ここまで相手の攻撃を浦和も集中して抑えていたものの、前半40分にサイド深くまで持ち込まれた折り返しを難しい角度ながら合わせられ、これがゴール隅に決まり1-1と同点に追いつかれます。

前半42分に、42番吉田来綺からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを放つも相手キーパーにキャッチされます。

前半終了間際には、40番茂木柊哉からの縦パスを2番長田拓巳が受けて7番與那覇航和、16番根岸恵汰と上下を上手く使ったパス交換で打開を図るも、その後の精度を欠き相手に奪われます。

前半は、1-1で折り返します。

後半は、一気に4選手を交代し、以下のような形になりました。

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に33番小川聖凪

2番長田拓巳とGK18番関大輝以外は、1年生という組み合わせですね。

比較的、後半の方が一緒にやっている時間が長い1年生同士なので、連携面でスムーズに行くかと思われましたが、相手が一つギアを上げたのか、浦和が味方同士の動きが合わなかっただけなのかは、ちょっと判断がしにくいですが、後半は、前半以上に相手の出足の良さに苦しめられる印象が強くなりました。

後半開始からしばらくは、後半2分の35番島垣翔のシュートや、後半4分のコーナーキックのチャンスからの42番吉田来綺のシュート、前半12分の31番大野海翔からのフィードから33番小川聖凪のヘディングシュートなどありましたが、相手の守備の対応の早さに攻撃の試みがかなり止められてしまっていたように感じられます。

また、相手の攻撃もより激しくなり、後半16分には、シュートは外してくれたものの、ドリブルで突破して決定機を作られる場面がありました。

単発の攻撃が多くなる中で、後半19分に35番島垣翔からのパスを受けた2番長田拓巳がループ気味にシュートを狙うもこれは、ゴール上に外れます。

そして、いくつかのチャンスが決められなかったところで、後半20分に、思い切った狙いのシュートを決められてしまい1-2と逆転を許してしまいます。このゴールだけではなく、相手の方が、隙があれば、シュートを狙うという意識が高かったかなと思います。そういう狙いと、シュートブロックされても、そのこぼれ球を再びマイボールにしようという意識が高いように感じられました。

結局、その後もパスミスから決定機を作られて、18番関大輝が何とか防いだ場面など、相手に決定機を作られつつ、浦和も相手ゴールに近づく場面は、多く作るも決定機はその後は作れないままに1-2で敗戦となりました。

なかなか課題の多い試合にはなってしまいましたが、後半特に私が見ていた目の前のサイドを仕掛ける場面が多かったのでしっかり見ることができたのもあるのですが、やはり左サイドに入った37番高橋悠のドリブルでの仕掛けは、良かったですね。実際、今日は、相手の守備陣の寄せの速さと集中力の高さが目立ったと書いたように、そのサイドからの仕掛けも、最後のところで止められてしまうことが多かったものの、37番高橋悠のドリブルで狙いには、相手ディフェンダーにかかっても、コースの変わってこぼれたボールにも反応してやるという意識の高さが見られたんですよね。本当にこれ重要です。

先週末のプレミアリーグの時にも書きましたが、本当に日本のサッカーの守備はどのカテゴリにおいても凄いなって思います。相手を研究しての組織的な守備もそうですし、今日のように個の能力が高い相手に対しては、とにかく駆け引きでは負けて一度は抜かれそうになっても、意地でも食らいついて最後のところで足を出して防ぐこともやれる選手が多い。

海外の20歳前後くらいが主力でやっているカテゴリの試合などを時々視聴していると、個を出させないよりもお互いに個を出す方を重視してアピール合戦になっているようなヨーロッパのリーグも多いので、こういうのを見るたびに日本というのは、特に攻撃に特徴のある選手にとっては、難しい国だよなと感じることあります。

良さを出して勝つことよりも、良さを出させないで少ないチャンスで決めて勝つことを選ぶところが多いというか。

ただ、それでも日本でやることのメリットは、そういう守備を相手がする中で、どれだけ攻撃の特徴を出せるかを試せるので、これを打開できるようになれば、かなりその先が開けてくるんですよね。だから、セオリー通りでは通用しないケースを考えたときには、囲まれること前提で、プレスが激しくなることが前提で、むしろキレイに抜けなくても、最終的に抜ききれば良いと考えて、予測して動くことができる、次への反応が早くできることがかなりの武器になると思うんですよね。その試みをやっている選手は、伸びてくると私は考えています。

上手くない選手なのに、良い位置にいて点を取るとか、サッカーではよくありますよね。これだって、予測なんですよ・・・と、私の勝手な思い込みかもしれませんが、ここ最近は、本当にこれを考えることが多くなりました。一緒にやるメンバーが良く変わるS2であれば、味方の動きの予測も、味方が出すパスの予測もそう。これをこの環境で磨けると考えて挑戦してもらえると見ていても楽しいかなと思ったりします。

特にS2リーグは、同じ埼玉県の相手ですから、浦和レッズユースと対戦する場合は、普段以上に、そういう守備をしてきますから、良いトレーニングになります、間違えなく。

ちょっとずれたことを書いてしまったかもしれませんが、私はそう思います。

ということで、土曜日のS2リーグも楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/05/06 浦和レッズユースB vs 武南高校B 5-0勝利・・・J3のU-23チームを応援する方の気持ちが少しわかる

どうも、ブクメです☆

結局、ジュニアユースは断念(既に結果も確認済みで2-0勝利ということでホッとしてます!)し、6日は、レッズランド開催のS2リーグに来ました。

奥の方に知っている方も来ているようでしたが、なんとなく手前側で観戦する形になりました。

熊谷高校戦を踏まえての1年生の特徴を更に見つけよう、という気持ちでいたのですが、ある意味これが以前にも書いたようなS2リーグにBチームという形で参加している浦和レッズユースの見方の難しいところで、相手がBチームだから、浦和も1年生中心でまた行くかということではなく、昨日のプレミアリーグのジュビロ磐田U-18戦にベンチ入りしていたメンバーも含めた3年生や2年生も含めて、前回と同様のスタメンが4名のみというメンバー構成で臨むことになりました。

タイトルに書いたのは、以前、浦和のユース出身選手が所属しているカターレ富山とFC東京U-23のJ3を見に行った時に、FC東京U-23のメンバー構成を見て、普通にトップの試合に出ている選手も含めてその試合のメンバー構成が、なんか、予想していたU-23のメンバーと違うじゃないか!と思ったときと少し似た感覚を感じたということで書きました。

イメージしていた1年生中心のチームではなかったことで、若干頭の切り替えができず、実際に試合展開も早い時間に得点を積み重ねる比較的楽に見られる展開になってしまった(←良いことですが)ことで、少しまったりと見てしまうところもありました。

昨日と比べると、時折晴れ間もあったものの、曇りで暑くなくプレーしやすい気候になっていたと思いますが、終始強風が影響するような試合でもありましたね。

では、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔(後半32分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼(後半15分⇒39番戸田大翔)、センターバックに34番工藤孝太と3番清水哲太、MFが左に7番與那覇航和、右に14番千葉希(後半23分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に40番茂木柊哉(後半27分⇒42番吉田来綺)と35番島垣翔、FWが左に22番奥山圭介、右に37番高橋悠

となります。

相手のメンバー構成やどのような選手が武南高校Bとして組まれているかはわからないのですが、試合スタートの段階では、最終的な得点差がついたような浦和が圧倒しているという形には見えなかったものの、やや高校のAチームとやる時のような守備に隙を作らないような粘られて攻めても決められないような展開というよりは、チャンスの場面で相手の守備陣でコントロールミスなどが出て一気に決定機になるような形が多く感じられました。

浦和の攻撃としては、前半4分に22番奥山圭介が惜しいシュートを放ちます。

前半5分には、40番茂木柊哉から左の7番與那覇航和に渡し、左前線に走りこむ31番大野海翔に繋げてサイドから惜しい仕掛けがあります。

で、この流れをメモしているタイミングで浦和の先制点が入ったと言うことで、得点の時に下を向いていて見ていませんでした。確認した方に聴くと14番千葉希のゴールとのこと。

更に2点目も何と言うことか、また下を向いているタイミングに入ったと言うことで、このゴールは、最初は、40番茂木柊哉が触って相手にも当たって入ったのでオウンゴールではないかと言われていたものの、オフィシャルで結果が出てから確認すると40番茂木柊哉のゴールになっていましたね。

前半12分に34番工藤孝太からの長いパスを受けた14番千葉希がためを作り、右サイドを駆け上がる32番岡田翼に渡し、仕掛けます。

今考えると、左サイドバックの31番大野海翔も、右サイドバックの32番岡田翼も気が付くと高めにいて攻撃に絡んでいたので、中盤の7番與那覇航和や14番千葉希が良い形でキープしてサイドが上がれる状況を作り出していたのかなと思います。

前半14分に、守備は不安定だったものの、相手の攻撃の狙いとしてパス回しでの崩しの狙いが上手くハマった時にやや対応が遅れることがあった中で、一度決定機を作られる場面がありましたが、ここは、相手のシュートが精度を欠きます。

そして、浦和の3点目。3点目のゴールは、見ましたw

23分に、37番高橋悠からのパスを22番奥山圭介がなんなく決めて3-0とします。

比較的試合としては、浦和としては楽な展開になったところや、守備も3番清水哲太と34番工藤孝太のセンターバックを中心に相手の攻撃を問題なく跳ね返している状況で、中盤での35番島垣翔と40番茂木柊哉のところでのさばきも上手く行っており、37番高橋悠や、14番千葉希が、ドリブルで果敢に仕掛ける構図が生まれ、22番奥山圭介が隙を狙っている、サイドバックも上がれる形を7番與那覇航和がキープしながら作るなど、圧倒はしていないものの、得点差と試合運びで若干相手との差を感じてしまって、私自身少しまったりと見てしまう展開になってしまいました。

前半を3-0で折り返し、後半も浦和ペースで進みます。

私は以前から時々書いているのですが、ロングフィードの蹴り方や軌道が好きなタイプというのがあって、その中でも3番清水哲太のパンチ力のあるフィードが好きで、割とその辺を期待しながら見てしまうところがあるのですが、この試合でも、後半早々に、鋭いフィードでバックラインから前線に走る7番與那覇航和にパスを通していましたが、この試合でも、フィフティのボールではなくて、強くて速いボールで味方の動きを考えて強めのフィードを意図的に出しているという場面が結構あったのですが、結構強めで受けにくいところでも、これを受け切ってトラップして仕掛ける選手を見ていると、レベル高いなと併せて感じるわけですね。

さてさて、私自身、集中を取り戻した(w)後半も早い時間に浦和が追加点を決めます。

6分に、右サイドでパスを受けた31番大野海翔が裏へ出したパスに抜け出した22番奥山圭介が、またもやなんなく決めてしまいます。

これで4-0となります。

前半12分に37番高橋悠が中盤辺りでパスを受けて持ち上がると相手ディフェンダーの激しいディフェンスで倒されてファールを受けるも、相手もフリーキックで蹴りなおすだろうと思ったであろうところで、すぐさま起き上がったと同時に右前線に走る32番岡田翼にパスを通し、チャンスを作った場面がありましたが、こういうプレー大好きです。

今シーズンは、プレミアも含めてユースを見ていて、なんか良いなと思うところとして、ドリブルで突破する(したい)タイプの選手に対して、相手ディフェンダーに引っかかることが多くて実際には奪われてしまうことが多いという状況もあるのですが、そこで、味方を使うプレーをしろという指示は出ていないだろうなと感じるくらい、仕掛けるタイプの選手が、そのプレーを果敢にトライし続けている様子が見られます。

過去には、ストライカータイプの選手が、気が付けばパスも上手い選手になって、それはそれでよいものの、最も強みにしていくべきだった突破力が失われていくという姿も見てきたので、もちろん、独りよがりになりすぎることに賛否は出てくるとは思いますが、突破ができるタイプの選手には、今年のように、これまでにない相手の守備のスピードだったり、スペースを消してくる動きだったりで、最初は思うように行かないかもしれませんが、適応して強みを更に研ぎ澄まされた状況にしていく楽しみが見ていてあります。

もちろん、無限に時間が与えられるわけではありませんが、「こうしなさい」が強すぎないのだろうなと感じられるところは、見ていて嬉しいところでもあります。

・・・と、話が試合からそれましたが、分かる方にはわかってもらえる、試行錯誤の段階の選手のプレーを見ながら、感じていることだったりしますので、書きました。

メンバー交代がいくつかありながら、終盤になるにつれてリードも多い状況の中で、3番清水哲太からの強めのパスが前線の選手に供給されるところを見つつ、この試合の最後の得点は、交代で入った29番伊澤壮平のゴールになるのですが、この得点までの流れが見事でした。

43分に、この試合、既に2点決めている22番奥山圭介が、中盤辺りでパスを受けると、そのまま、右前線に持ち上がると、私たちが見ていた側からすると、おそらく、右前線に走っていた39番戸田大翔(?)が良いスペースに走っていたので、そちらにパスを出しているかと思ったのですが、実は、裏に抜けていた29番伊澤壮平の抜け出すタイミングに完璧に合わせたパスを通していたということで、見事なタイミングのパスと見事な抜け出し、そして、見事なシュートでの29番伊澤壮平のゴールとなりました。

一連の流れからきれいなゴールでこの試合の締めくくりとなりました。

さてさて、来週は、開幕戦と同じく、浦和レッズユースのプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦が11時キックオフで開催され、その後15時からS2リーグも開催されると言うことで、同日開催バージョンになるので、またメンバー構成も変わってくると思いますが、おそらく移動して問題なく観戦できると思いますので、次節も楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/8/25 浦和レッズユースB vs 武南高校B 3-1勝利・・・一度は追いつかれるも、逆転から追加点と見事な勝利!

どうも、ブクメです☆

石川県、北海道と遠方での試合観戦が終わり、再び埼玉に戻りました。そして迎えた週末と言うことで、土曜日は、レッズランドで開催された埼玉県S2リーグを観戦してきました。何かイベントをやっていたようで、駐車券がないと入れませんのような表示が出ていたりして、レッズランドで初めて車を停められないという事態に陥るのかと若干驚いたものの、昼間の時間帯だけのようで、16時キックオフのその時間帯は、問題なく駐車場が利用できて普通に観戦できました。

それにしても、夕方なのに暑いというか、湿度がものすごかったようで、空気が重たいような中での試合になりましたね。

さてさて、浦和レッズユースBが参加している、この埼玉県S2リーグも今月から後半戦に入っており、ちょうど、私は、帯広に行っているタイミングの平日に開催されたvs狭山ヶ丘高校戦から、後半戦がスタートしており、この試合では、3-0で快勝ということで、S1リーグの昇格圏を視野に入れながら、良い形で後半戦に入っている中での今日の試合の観戦。

対戦相手は、武南高校Bということで、前半戦での試合では、足を運べなかったのですが、内容も終始圧倒して快勝したということでしたが、聞いた話によると、後半戦での巻き返しを考え、武南高校もある程度Aチームで戦っている選手も入れてきているとかいないとか(細かいことは、わかりませんが、番号の若い選手が多かったのは確か。)

もちろん、昇格を目指しての戦いにはなるとはいえ、より経験を積めるのであれば、厳しい相手の方が良いとは思いつつも、序盤の相手の攻勢や、浦和が攻勢に行ってもなかなかフィニッシュを決めさせてくれない展開もあり、実際に難しい展開にされかけたのも事実。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨と27番清水哲太、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に13番與那覇航和(後半28分⇒12番千葉希)、真ん中に39番盛嘉伊人と14番柳田大輝(後半36分⇒29番奥山圭介)、FWが28番長田拓巳(後半スタート⇒6番上野夏輝)と37番堀井真海(後半17分⇒15番石橋遼大)

となります。

前節は見ていなかったので、わからないのですが、公式のディフェンス表記順で考えると、おそらく、私が見た中では、サイドバック以外での27番清水哲太を見るのは初めてで、この試合は、33番舘澤佑磨とセンターバックを組むスタメンとなり、逆に、センターに入ることが多いイメージの19番清水楽人がサイドバックに入る(清水楽人のサイドバックでのプレーは何度か見ている)形で、この辺りでプレーの選択だったり、連携だったりのところが慣れる前の段階で、相手の高めに激しいプレッシャーをかけてくるプレーで、組み立てからの中盤辺りでパスを受けた選手が囲まれて奪われて高い位置から反撃を受ける回数が多かったのですが、開始早々の1分で、そういった狙われ方と、やや連携が乱れたところで決定機を作られるも、ここを無失点で切り抜けたことが一つ大きかったと思います。

やや組み立てのところをじっくりやらせてもらえないような相手のプレッシャーがあるということで、例えば、5分の38番松村大也からの縦パスに31番木下翼が相手ディフェンダー2枚と駆け引きをしながら突破しようとしたプレーや、13分の39番盛嘉伊人からの長めの縦パスを相手キーパーとどちらが先に触るかくらいのところで37番堀井真海が力強く狙っていくようなプレー、そして、14分の19番清水楽人からの28番長田拓巳に届けば大きなチャンスと言うキーパーの前へ通して味方を走らせるようなパスなど、長めの鋭いパスからのチャンスが多い流れとなりました。

実際のその攻撃の狙いから、前半22分に37番堀井真海が決めて浦和が1-0とリードします。

先制して、給水が入ったくらいの時間帯には、未だに相手が既に1試合戦ってきたのか、あえて負荷をかけるような何かをやってきたのではないかと思ってしまうくらい、開始からの相手の激しさがなくなり、スローなペースに試合自体がなるなかで、開始早々は若干バタついたいたバックラインのところも、適応が早いというか、連携もスムーズで落ち着いてボールを回せるようになっていました。

落ち着いたところで、27番清水哲太のセンターバックの位置からの縦への鋭いフィードでの大きな展開なども、相手のバックラインを苦しめる形も何度か作っており、(このパスは別の選手からだったかもしれませんが、)24分の28番長田拓巳の惜しいシュートにつながる形(コーナーキックを獲得)や、40分の38番松村大也への鋭いパスを通してのチャンスなどにもつながっていました。

前半終了間際に、中盤で軽率なプレーで奪われて決定機を作られかけるも、27番清水哲太のカバーで失点は免れ、前半を1-0とリードして折り返します。

後半開始早々から、相手キーパーとギリギリのところで37番堀井真海が激しく仕掛けてあと一歩でゴールと言うプレーなど、浦和攻勢の形を作り、8分には、38番松村大也のサイドからのオーバーラップをしての仕掛けからのクロスに13番與那覇航和に合えばという惜しい形を作り、9分には、39番盛嘉伊人が枠を捉えられなかったものの思い切ったシュートを狙うプレーや、後半から投入された6番上野夏輝のサイドからの仕掛けや、シュートなど、まず後半のスタートのところは、前半のように相手にペースを握られず、浦和のペースでスタートすることに成功していたのですが、見ていたところから遠めなので細かい形はわからなかったのものの、突破を許す形で15分同点ゴールを決められ1-1にされると、後半勝負でペースをまた上げてくると思っていたものの、そうでもなくて、なんだろうという感じだった相手の動きが、このゴールから良くなり、スピード感のある仕掛けもしてくるようになります。

ちょうど、同点ゴールの後に、前線で体を張っていた37番堀井真海が、足を痛めてしまい、15番石橋遼大と交代となり、既に28番長田拓巳も前半終了で下がっていたことから、前線で体を張るタイプのフォワードがいない時間帯が残り30分ほどという形になります。

結論から言えば、この状況によって、多くの選手が裏へ抜け出すような動きをすることになり、相手の守備陣をかく乱することに成功したわけですが、そのような流れを作り出したきっかけは、やはり逆転ゴールを決めた15番石橋遼大のゴールからだったのかなと思います。

投入されて早速の19分に、ペナルティエリアやや左方向のスペースに抜け出してパスを受け、ドリブルで仕掛けていき、相手ディフェンダー2枚がシュートコースを消しに寄せてきた中で、アウトサイドで見事にゴールを決め、2-1と逆転に成功。

更に、22分には、相手のミスから獲得したペナルティエリア内からの間接フリーキックのチャンスを39番盛嘉伊人が見事に決めて3-1とし、数分前に同点ゴールを決めて勢いづきかけた相手の勢いをストップする形になります。

相手の動きも落ちてきたということもあったかもしれませんが、ゴールを決めた15番石橋遼大は、右へ左へ真ん中へとポジションを移しながらチャンスに絡み、更に、(長期の怪我だったのか、ジュニアユースからユースに上がってからまだプレーを見たことがなかった)29番奥山圭介が投入されることで、6番上野夏輝、39番盛嘉伊人と3人のパスで違いを作り出せるタイプの選手が、細かいパス回しで相手をかき回し、コーナーキックは、6番上野夏輝と39番盛嘉伊人が交互に蹴りチャンスを作り、サイドバックに入っていた19番清水楽人もかなり高い位置まで攻撃参加をすることで惜しい形を作り出したり、また、これも私としては、初めてだった36番福島竜弥の高めの位置での起用でのプレーの中で、試合終了間際に見せた、39番盛嘉伊人、29番奥山圭介とテンポ良いパスから、右前線に走って15番石橋遼大が受けてクロスを反対サイドで受けた36番福島竜弥がテクニックで相手をかわしつつ、ディフェンダーに体を入れられたものの、かなり強烈なシュートを放ったプレーなど割と強めに印象に残っています。

ということで、終わってみれば、3-1と快勝に終わった試合となりました。

なんというか、色々な発見があって面白かった試合であり、結果もしっかり残った試合。

そして、力強く前線で体を張りゴールも生み出せるタイプのフォワードでの攻撃パターンと同時に、様々な攻撃タイプの選手の組み合わせによってできることの可能性もかなり見られた試合で、全て2度目の対戦となる後半戦の残り7試合の戦いの中で、相手チームのタイプも考えながら、試合の状況によってどのように変化を加えて、見せていけるのかも楽しみになりました。

これで、後半戦2連勝。そして、次は、前半戦で敗れている西武文理高校が相手。

今日の課題と手ごたえを持って、しっかり次も勝利と行きましょう!

ではでは。

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