GO FOR 2018 CUP 2012/12/27/ 3日目 浦和レッズユースvs静岡学園高校(B戦) 2-0勝利・・・同チーム対戦を勝ち越し!

レッズランド2012年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今回のGO FOR 2018 CUPは、グループステージの3日間に毎日静岡学園高校との試合が組まれていて、今日が最後の対戦となります。1日目2日目のこの対戦は、共に引き分けに終わっているので、なんとなくですが、勝って終わっておきたい試合ですね。もう、試合の中で私と同じ名前の選手が呼ばれることにも慣れました!

さて、昨日のFC東京U-18戦から、フォーメーションが3-4-2-1に変更され、3日目の1試合目も同様、そして、このB戦も同じフォーメーションということで、新シーズンは基本的にこのフォーメーションで戦うということで良いのかなという結論に至りつつあります。ただ、この試合も含めてですが、全てをトップチームと合わせるということでなく、その中での組み合わせなどでいくつか独自の形を作り出そうという様子もうかがえます。

9時30分キックオフの試合は、風も強めで寒かったものの今日は、この試合のタイミングで風がほとんどなくなり、比較的暖かい状態での試合となりました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番杉本広貴、DFが左から13番上野文也、17番吉原大、2番副島暢人、MFがボランチに7番條洋介と26番勝野瑛、左サイドハーフに24番荒木聡太、右サイドハーフに16番斎藤翔太、トップ下に27番松崎洸星と21番清川大輝、FWが9番進昂平

となります。  

どうして9番進昂平がこちらなのかとも思いつつも、チームに良い影響を与えるために、あえて今回はこのメンバー構成の中に入れたと解釈して見させてもらいました。

試合開始から早速2番副島暢人がタイミングを見てオーバーラップで仕掛けていく場面があり、更におそらくパサーは7番條洋介だったと思いますが、その裏へのパスに抜け出した21番清川大輝がゴールを決めて開始3分ほどであっという間に浦和が先制します。

更に、9番進昂平にいったん当てて、トップ下あたりの位置まで上がってきた7番條洋介にあてて、そのままサイドに展開しての攻撃、更に16番斎藤翔太から21番清川大輝、9番進昂平とつなげて9番進昂平がドリブルで仕掛ける場面など序盤から浦和の攻勢の時間が続きます。

ドリブル突破と言う部分では、思うようにボールが足についていない印象があった9番進昂平ですが、21番清川大輝へのワンタッチでのパスだったり、受けて回す動きなど前線から中盤辺りでボールを捌く役として上手く機能していたと思います。

23分に24番荒木聡太が7番條洋介とのワンツーで抜け出して仕掛ける形でチャンスを作り、更に28分には、2番副島暢人の攻撃参加から裏を狙う16番斎藤翔太へのパスは惜しくもオフサイドとなりました。

前半は1-0で終了。

後半スタートから、13番上野文也に代わり12番倉本隼吾、21番清川大輝に代えて22番小島良太、27番松崎洸星に代えて23番中村透が入ります。

3分に早速交代で入った23番中村透からの裏へのパスに抜け出した22番小島良太がシュートを放つもこれはキーパーに阻まれます。5分に26番勝野瑛のミドルシュート、10分前後には、26番勝野瑛がボールをキープしたところで、22番小島良太が抜け出したところにパスを通そうとするも、上手く合わず、この大会の最初のころに比べると、味方同士の出し手の狙いと受け手の狙いが合う場面も増えてきたものの、まだこの試合でも、その辺りが合わない場面も多く見られました。

B戦では、選手同士が声を掛け合いながら頻繁にポジションチェンジをしたり、修正していく試みが見られるのですが、後半の途中くらいには、フォワードに22番小島良太が入り、トップ下に9番進昂平、23番中村透、左サイドハーフに16番斎藤翔太、右サイドハーフに12番倉本隼吾が入ったりこれ以外にも頻繁にポジションを入れ替える試みを見せていました。

後半途中くらいからは、7番條洋介からの相手ディフェンダーの虚をつくようなパスから大きな得点チャンスを作る回数が増えてきます。

15分には7番條洋介からの裏へのパスに反応した9番進昂平が抜け出してシュートを放つもゴールならず。

更に、23番中村透から22番小島良太を経由して右サイドを走る12番倉本隼吾に通して低い強い弾道のクロスが入るも上手く合わず。

流れの中からはなかなか得点は生まれないものの、迎えた22分に相手ディフェンダーのクリアミスのようなボールが、上手くスペースに転がりここに9番進昂平が反応してゴール!

これで2-0とします。

その後も、12番倉本隼吾の右からの攻撃が何度か繰り返されるも、追加点を奪うまでは至らず、試合は2-0で終了。

3日間に3試合(大会の試合も含めると4試合)もやると、さすがにお互いの手の内が少しずつ分かってきてやりにくさもでてくるような、今日の試合ではありましたが、結果的にはしっかり勝ち切って、トータルでも静岡学園高校に勝ち切ってくれました。

今年のこの大会を今日初めて見に来た方が言っていた、「B戦とは思えない」という言葉が物語っているように、どんな試合でも気持ちの入ったプレーを連日見せてもらっています。見る側も気が抜けない!

ではでは~。

 

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GO FOR 2018 CUP 2012/12/27/ 3日目 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・その形の難しさも感じ

レッズランド2012年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

年末恒例のGO FOR 2018 CUPも予選最終日の3日目に入りました。浦和レッズユースは、結果という部分では苦戦しているものの、一つ一つ苦しみながら試行錯誤しながら一歩ずつ歩みを進めています。

昨日に2試合目から、トップチームと同じ3-4-2-1という布陣で戦い、可能性を感じた中で、迎えた今日の試合。あ、今日も寒いですレッズランド!寒いですよ~、風もそこそこ吹いています。

予選最終日の今日は、開始時間がやや早い第1試合目のキックオフ9時となっています。

とりあえず、今日も合間の時間でブログが書けそうなときには車の中でノパソで書きますということで、初戦の柏レイソルU18戦について書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左から5番細田真也、4番齋藤一穂、15番茂木力也、MFがボランチに14番小川紘生と6番須藤岳晟、左サイドハーフに3番森亮太、右サイドハーフに19番橋岡和樹、トップ下に10番関根貴大と11番安東輝、FWが8番広瀬陸斗なります。

相手あってのことなので、一概に単純比較はできないですが昨日のメンバーでできていたプレーが今日の組み合わせだとやや思うように行かないという印象が高く、サイドからの攻撃は多く仕掛けられるものの、中盤の使い方とパス回しに関して、思うようにつながらない試合となりました。

開始から、サイドからのクロスに11番安東輝が合わせたり、1番吉野雅大から中盤の14番小川紘生へパスを通してそこからの攻撃だったり、中盤のうまい位置で10番関根貴大がパスを受けて、そこから展開する形などありました。さらに10分前後のコーナーキックのチャンスで11番安東輝からのショートコーナーを10番関根貴大が受けてテンポよく上げたクロスに数人が飛び込むという場面で惜しい形を作るなど、攻撃はしていたものの相手を欺くような数的優位を作って仕掛けたり、裏へ抜け出してという形などはなかなか作れずにいたという方が的確でしょうか。

15分に相手ゴールで先制されます。0-1。

失点直後のリスタートで10番関根貴大がロングシュートでゴールを狙ってみたり、ありつつ失点後くらいから15番茂木力也の攻撃参加が何度かあり、一つはサイドからクロスを上げて11番安東輝のシュートまでの形につながり、そして28分の攻撃参加の場面では、そのまま持ち込んで同点ゴールを決めることに成功。

ユースに来てからの茂木力也しか見たことがなかったので、基本的にユースでも代表でもセンターバックで守備専門のプレーが求められることが多く、攻撃的なセンスのある選手だとは聞いていたものの、その姿をしっかり見る機会がこれまでなかったのですが、なるほど少しわかった気がします。

まだまだ動きの意図が合わなかったりすることで、パスが引っかかったりすることも多く、攻撃が結果に結実することがなく、もどかしい展開の方が多いものの、攻撃の時に前線の数を増やせるという利点が生かせたときには、得点のにおいがするプレーも確かに多いとも言えます。

例えば、30分の状況として、10番関根貴大が中盤でボールを持った際に、左サイドを3番森亮太が駆け上がり、14番小川紘生は裏に抜けて前に走っていて、同様に右から19番橋岡和樹も上がっていく。ここだけで単純に3つのパスを出す相手がいて、この時には19番橋岡和樹にパスを出してサイドからクロスを上げたところに前線に入っていた14番小川紘生がヘッドでゴールを狙うという形になっていました。

前半終了間際のフリーキックのチャンスで、11番安東輝が直接狙い壁の下を抜けて枠に飛ぶという惜しいシュートがありましたが、ゴールにはならず、更に4番齋藤一穂が枠に押し込めればという決定的場面もあったのですが、決められず前半は1-1で終了。

後半は、開始からしばらく相手の攻撃でピンチになる場面が多く、相手のシュートミスに助けられたり、1番吉野雅大がなんとか防ぐなど、結構なピンチの連続が続き、試合自体も相手のリズムで展開される時間が長くなり、対応に追われることが多くなったものの、ギリギリのところでこらえて失点は免れていき、19番橋岡和樹の右サイドから攻撃するケースが大方のですが、そのなかで10分の19番橋岡和樹が8番広瀬陸斗に当てて、そのまま横に走りながら再びパスを受け、10番関根貴大にパスを繋げてシュートまでつながった形があったのですが、ここの狙いはよかったと思います。

同様に19番橋岡和樹からのクロスに8番広瀬陸斗が頭でおとして、そこを14番小川紘生が狙うという形もありました。流れとしては浦和ペースとは言えないながらも、チャンスの時の形は結構これまでと違ったものが多く、その中で18分に8番広瀬陸斗のミドルシュートをキーパーがはじいたところをしっかり14番小川紘生が詰めていてゴールを決め、2-1と逆転に成功します。

しかしながら25分に同点ゴールを決められてしまい、2-2とされると、その後失点はしなかったものの、危ない場面も作られつつ、終盤は、やや個人で強引に突破していこうというシーンも多く、必要なことではありますが、その仕掛けが簡単に相手ディフェンスに引っかかったりすることも多かったように思えます。10番関根貴大の終了間際のドリブル突破は惜しかったですが。

結果的に試合は2-2の引き分けで終了となりました。

やはり、このフォーメーションは、じっくり見ていかないといけませんね。昨日の組み合わせでうまくできていたことが今日はできなかったと感じる部分もありましたし、フォワードの位置に入る選手も8番広瀬陸斗のような動き回るタイプの選手以外に、例えば22番小島良太や12番倉本隼吾などそれぞれ特徴の違ったセンターフォワードタイプの選手を入れてみても、また違った色が出せるような気もします。9番進昂平が途中からも出番がなかったのは気になりますが、9番進昂平にセンターフォワードをやってほしいような気もしつつ、昨日の10番関根貴大とトップ下で組んだ時のプレーとここでのパスさばきなどが強く印象に残ったので、そこでの起用もまた見たいと思ったりしました。

おそらく、今日も同じフォーメーションだったのでこの形でチームを作っていく可能性が高いと思いますので、今後はこのフォーメーションでのサッカーで起用される選手や適応しそうな選手などを考えることも加えてみていければと思っています。

ではでは!

 

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おまけの写真。

 

GO FOR 2018 CUP 2012/12/26/ 2日目 浦和レッズユースvs静岡学園高校(B戦) 1-1引き分け・・・そのポジションに食い込め

レッズランド2012年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ひとつ前の、FC東京U-18戦で、トップチームと同様の4-2-3-1のフォーメーションでプレーした浦和レッズユース。見る側としては、このフォーメーションをベースにしてチームが作られていく新シーズンがどうのこうのと思い描いているのですが、そもそもこの大会では、試合ごとに色々な試みが入っているので、決してこのままかわかりませんし、昨年同様に、体制の変更によって大きく変わることがありますので、下手なことは見ているだけの身では言えないのですが、同様のフォーメーションで行われたこのB戦の静岡学園高校戦に関しては、その流れで書かせてもらいたいと思います。

もちろん、語るまでもなく、変化に対応できることの重要性というものは1年生2年生もしっかり見てきたことですので常に頭の片隅には置いてますよね。

さて、2日目の最終戦は昨日と同様の17時キックオフになったのですが、この時間になっても強風の状況は変わらず、刺すような冷たい風の中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番高須雄大、DFが左から2番副島暢人、17番吉原大、13番上野文也、MFがボランチに26番勝野瑛と7番條洋介、左サイドハーフに24番荒木聡太、右サイドハーフに16番斎藤翔太、トップ下に27番松崎洸星と21番清川大輝、FWが22番小島良太なります。  

先ほどの試合と比べると、やや動きに更に苦戦しているという様子もありつつも、試合自体は浦和の攻勢で進められます。左サイドの24番荒木聡太から前線の22番小島良太に当てて中盤が絡んでという展開も見られつつ、ボランチの位置で、比較的守備意識の高い役割(サイドハーフが上がった時にディフェンスラインに入る役割)を担っていた7番條洋介のパスからの展開が目立っていました。

そんな中、早くもそのパスからのゴールが生まれます。

9分に7番條洋介がディフェンダーの裏へ通したパスに21番清川大輝が反応し、キーパーと1対1の形になり、これを落ち着いてゴールに流し込んで浦和が先制します。

この試合で少し気になったのが、中盤のスペースを大きく空けたままでそのスペースがなかなか利用されないままになぜかぽっかりと空いたようになる時間帯が結構多いような印象がありました。

2番副島暢人から24番荒木聡太だったり、26番勝野瑛から24番荒木聡太だったり、左のサイドを使う攻撃からクロスを上げてという形は比較的多く作れていたのですが、このメンバー構成でここまででも良く起こっている、前線が詰まってしまうような状況が多く生まれる傾向がこの試合でもあり、相手の人数も多いところで不用意に仕掛けたりパスがでて奪われてしまうということも多くありました。

前半を1-0で折り返し、後半スタートから13番上野文也に代えて19番橋岡和樹、22番小島良太に代わって12番倉本隼吾、21番清川大輝に代わって23番中村透が入りました。

この大会がスタートして、初めて最前線を任された12番倉本隼吾が運動量豊富に、何度か相手の裏へ抜け出してキーパーと1対1と言うチャンスを作っていたのですが、決めきることができません。とは言え、このポジションでここまでゴール前に飛び出して決定的な場面に多く絡むプレーを見たことが無かったため、結構注目しましたし、もともと体格も良いし、キック力もある選手なので、ここでのポジション争いに今後絡んできてくれると層がかなり厚くなるのにな~とも感じました。

比較的相手の攻めに対してはしっかり対処できていたものの、8分に失点を喫し、同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも、後半に関しては、前半の7番條洋介に加えて、26番勝野瑛からも多くのチャンスに繋がるパスが供給されており、それこそ得点になりそうな形は多く作れていたものの決めきれず、途中交代で入った11番安東輝へ26番勝野瑛から見事なパスが通ったもののオフサイドとなるなど、オフサイドにかかる回数も多く、結果的に1-1のドローで試合終了となりました。

さあ、明日はどのようなフォーメーションで試合を戦うのでしょう?

結構頭が混乱していますよー!

ではでは。 

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おまけの写真。

GO FOR 2018 CUP 2012/12/26/ 2日目 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-2敗戦・・・その可能性にゾクゾクした

レッズランド2012年12月26日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

特に構図を考えてとか、そういう写真の知識があるわけではないのですが、時々、凄く良い写真が撮れたなと思うことがあるんです。それが、この試合のように、新チームに光明のある瞬間を目の当たりにした試合の最初に撮った写真だったりしたので、何か凄く意味深いものを勝手に感じていたりします。

いわゆる新チームの歩むべき道の大きな一歩となるきっかけとなる試合。昨年の同大会での柏レイソルU18戦で感じたのと同じような感覚を、この3試合目のFC東京U-18戦で感じることができました。

何と言えば良いのでしょうか。風向きとか、相手のチームの状況とかそういうことではなく、また勝敗でもなく、何かこのチームが何をベースにして来シーズンを戦っていくかの形が一つ見えた試合でした。

昨日のB戦で、スタートで一度そのような形が見られたことがあったのですが、この試合では、試合開始から終了までトップチームと同じ3-4-2-1のフォーメーションで戦いました。そして、このフォーメーションに配置された選手たちが、見事にやるべきことを考えながら実行していました。

上手く行くこともあり、まだまだなところもあり、しかしながら、凄く可能性を感じる、言葉で説明するよりも、見ていて自然とゾクゾクしてきた試合です。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左から20番長島巧、4番齋藤一穂、15番茂木力也、MFがボランチに14番小川紘生と6番須藤岳晟、左サイドハーフに3番森亮太、右サイドハーフに19番橋岡和樹、トップ下に10番関根貴大と9番進昂平、FWが8番広瀬陸斗なります。

試合開始直後にいきなりピンチを迎えるも1番吉野雅大がタイミング良く抜け出してタックルで防ぎます。

8分に中盤から右サイドハーフの19番橋岡和樹にパスが渡り、前線の8番広瀬陸斗へパスを通し仕掛ける場面を作ります。

結果的に、中盤で2枚で近い位置に並ぶことになった10番関根貴大と9番進昂平が絶妙の距離感で中盤での組み立てをしており、おそらく、ユースでは初めてボランチのポジションに入った14番小川紘生も視野広く、その周辺のスペースを上手く使う動きを見せて左右にパスを散らす役割も見せていました。

15分に、その14番小川紘生が前のスペースに上がっていきシュートまで持っていきます。

20分には、左サイドハーフの3番森亮太から左前線のスペースに10番関根貴大が斜めに走り、そこへパスを通し、ファーサイドまでクロスを上げ、パスを受けた19番橋岡和樹が8番広瀬陸斗に戻し仕掛ける場面ができます。この場面は、左の前線にスペースが空く形になっている、このフォーメーションを上手く10番関根貴大が使った場面と言えますね。

そして、22分には再び攻撃参加した14番小川紘生のシュートをキーパーが弾き、更にそのボールを10番関根貴大がシュートするもキーパーに弾かれます。

25分にコーナーキックのチャンスから、15番茂木力也がヘッドで合わせるも決めきれず。

で、浦和の先制点が28分に生まれるのですが、この得点の場面が凄く凄く印象深いんです。得点の形は上手く中盤のパス回しなどで相手ディフェンダーに隙を作った状態で、裏へ出たパスにピンポイントで10番関根貴大が抜け出し、キーパーと1対1と言う場面を作ります。ここで、相手キーパーと接触しながらも足先でゴールに向かって流し込んだんですね。

なんというか、ブクメがしっかり10番関根貴大を見たのは、中学3年生の時で、凄いという話は聞いていたものの、なかなか見る機会がなくという状況が続いていたのですが、スピードだったり、シュート力だったりというよりは、純粋にドリブルで抜け出してからは、相手ディフェンダーに当たられてバランスを崩しながらでも最後のところでコントロールしてシュートを決めきってしまうプレーだったんですね。

なんか、強く印象付けられたプレーと同じような形でのゴールを見て、これまた興奮しました。

この10番関根貴大と9番進昂平のこの並びと動きというのは、これからも大事にしてもらいたいですし、この形であれば、10番関根貴大の強みがより生きるようになってくるはずです。

そして、このフォーメーションでの利点として、センターバックも攻撃参加してもOK(条件付き!)という状況が作れるわけで、以前は攻撃的なプレーも多くこなしていたという15番茂木力也が守備専門みたいな起用が多くなっていたところで、攻撃力を生かせる術もないのかと思っていたところで、このフォーメーションになったことで、22分のような、19番橋岡和樹がボールを持ったところで、15番茂木力也がオーバーラップで19番橋岡和樹を追い越して(そのディフェンスラインはしっかり6番須藤岳晟が下がって埋めている)、更に10番関根貴大もスペースを探した走り、相手が対応しにくい状況を作りつつ、19番橋岡和樹が15番茂木力也にタイミングよくパス・・・と思ったら、ここはオフサイドを取られてしまいました(ギリギリOKだったと思ったのですが・・・。) ただ、これも今後の可能性に対しての期待を膨らませる攻撃参加になりますよね。

ということで、前半は1-0で終了。

後半に入り、スタートから19番橋岡和樹に代えて5番細田真也が入ります。

後半もスタートからしばらく、3番森亮太のサイドからの迫力ある仕掛けや、14番小川紘生の中盤での視野の広い動きでインターセプトから前線の8番広瀬陸斗に一気に送っての攻撃、6番須藤岳晟が守備のバランスを取りながら15番茂木力也が仕掛けていく場面が再び見られたり、10番関根貴大のミドルシュートの場面など、いわゆる面白い仕掛けというものが多く見られましたが、やはり、そんな簡単なフォーメーションではないんだな~ということで、少しリズムが悪くなると、結構攻撃を食らい、その受けた攻撃は結構危険な状況になります。

とは言え、流れの中で崩されて決められたわけではないのですが、18分にコーナーキックのチャンスから決められてしまい同点、更に26分には直接フリーキックを決められて1-2と逆転されてしまい、結果的には1-2で敗れてしまいました。

23分に、3番森亮太に代わり11番安東輝が入り、14番小川紘生が左サイドハーフに入り、11番安東輝がボランチに入ったり、10番関根貴大が左に開いていたような時間帯もありましたが、現状の印象としては、この試合のスタ
ートした時のメンバー構成とフォーメーションが最もスムーズに回っていたように感じます。

特にトップ下で10番関根貴大と9番進昂平が組む形、ボランチの1枚が攻撃の意識も高い14番小川紘生で守備意識の高い6番須藤岳晟という組み合わせ、この辺りはある程度落ち着くまではベースとしてやってみても良いのではないかと感じました。

攻撃参加と言う部分では、あまり見られなかったものの、15番茂木力也同様に20番長島巧も攻撃参加した時のプレーが楽しみな選手なので、バランスを考えながら、20番長島巧の攻撃参加も見られるようになったりするのも楽しみですね。

やはり右前でやった方がより良さがでると感じた19番橋岡和樹や、縦への攻撃参加で強さのある5番細田真也の右サイドハーフも楽しみですし、左サイドハーフも3番森亮太のらしさを出せるポジションと感じることもできましたし、その中でも選手の特徴を加えて、色々な選手がこのフォーメーションで個々の力を発揮できれば、本当に強いチームになるとゾクゾクしていましたよ。

見ていた方から、(フォーメーションは同じでも)トップとは違うサッカーだね~、というニュアンスの言葉が聞こえてきましたが、正直ブクメとしては、フォーメーションは同じでも、トップとは違うサッカーがユースの臨むべき形だと思っています。システム重視のサッカーは個性をつぶす危険性も高いですし、システムはあくまでベースであるべきで、約束事の中に、そこにいる選手が最大限に生きる配置を見出して、その中でトップに合致する選手が出てくれば昇格もあるというような浦和レッズユースのサッカーを来年のチームで作り出してほしいです。

トップチームに上がる選手だけを作り出す目的の下部組織ではなく、さまざまな世界に羽ばたけるような様々な特長個性が際立つ選手が多く育つようなチームになっていくことを後押しできるような体制が来年出来上がっていき、来シーズンの目的が達成されたときに、この試合がきっかけになった試合だったと言えるようになれば良いなと思いました。

せっかく、個性的な、プロになれる逸材が揃っているチームですからね!

ではでは! 

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おまけの写真。

GO FOR 2018 CUP 2012/12/26/ 2日目 浦和レッズユースvsFC東京U-18(B戦) 0-1敗戦・・・ポジションチェンジで試行錯誤

レッズランド2012年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

新チームの大会と言うことで、1試合ごとに色々気づかされることがあります。先ほど、試合の合間に1試合目のブログを書き、先ほど帰宅し残りの3試合のブログをこれから書いていくのですが、今日は特に思ったのですが、1試合ごとにじっくりとブログを書きたいです。しっかり見ているつもりでも何か雑になっている気がしてしまいます。たぶん、実際そうなっていると思います、もう!

ということで、まずは、GO FOR 2018 CUP2日目の第2試合のFC東京U-18とのB戦について書きますね。書きますよ。

試合のインターバルが短く、気が付いたら試合が始まっていて、最初の写真は、選手がまとまっている写真を載せたいのですが、撮れませんでしたので通常の試合風景から1枚載せています。

さて、B戦の出場メンバーの昨日の戦いぶりは、個々の選手がやってやろうという気持ちが凄く伝わってくるものの、それによりなかなか連携のとれた攻撃ができない、それでも勝負強さは見せているという印象で来ています。

 このFC東京U-18戦でも、その試行錯誤の様子が多く伝わってくる展開となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFがセンターバックに17番吉原大と20番長島巧、左サイドバックに19番橋岡和樹、右サイドバックに2番副島暢人、MFがボランチに26番勝野瑛、トップ下に27番松崎洸星と16番斎藤翔太、左に21番清川大輝、右に7番12番倉本隼吾、FWが22番小島良太

となります。

試合展開としては、昨日同様、気持ちとプレーがかみ合ってないような場面が多い試合になりました。22番小島良太が気持ち全開にドリブルを仕掛けたり、相手との接触も怖がらずにぶつかっていく姿が多く見られ、ここに連携が加わればかなり良くなるというイメージは、試合を通じて伝わってきます。

また、前線の選手たちでの試行錯誤の中で例えば、上手く行かない時に12番倉本隼吾と21番清川大輝が左と右を入れ替わってみたり、10分くらいには、16番斎藤翔太がフォワードの真ん中に入り、左に22番小島良太、右に21番清川大輝という配置になってみたり、更には20分くらいには、フォワードの真ん中に21番清川大輝が入り、左に12番倉本隼吾、右に16番斎藤翔太、トップ下に22番小島良太と言う時もありましたね。

こればかりは、本当に色々やってみて味方の動きや距離感を確認しながら理解して行くしかないと思います。

試合は前半0-0、後半スタートから12番倉本隼吾、19番橋岡和樹、2番副島暢人、27番松崎洸星の4人に代わって7番條洋介、13番上野文也、23番中村透、24番荒木聡太が入ります。 

後半は、23番中村透が裏へ抜け出したところにタイミングよくパスが通り、惜しい形まで行く回数が何度か、16番斎藤翔太の惜しいミドルシュートも何本かありつつ、やはり試合展開としては、特にここに関しては本当に常に安定していると感じられる26番勝野瑛の中盤での相手の攻撃を摘むプレーなどで結構な回数ディフェンスラインからではなく、もう少し前目のところで奪って攻撃をスタートできているんです。ですが、やはり、その後がパスがずれたり、ドリブルで引っ掛かったりするために、再びカウンターを受けるという状況になってしまいます。

その意味では、精度を上げるための試みを考えながら、このようなケースでこう動いたら、相手が引っ張られてスペースが空いて狙ったら、惜しい形を作れたとか、この位置で相手ディフェンダーがこのくらい寄せていて、どのくらいの数がいて、そこでこういうプレーをしたら、引っ掛かる回数が多いとか、一つ一つ、自分のプレーを局面ごとに振り返るにして、良い方法を味方と相談しながらやることも、一つの手段だと思いますが、サッカー選手なのでとにかく感覚で覚えていくことができれば最善なのかもしれませんね。

さて、試合自体は、試合終了数分前に失点してしまい0-1で敗れました。

この試合で、思うように行かなかったと感じた選手は、この試合も十分、振り返ることができる要素の多い試合だと思いますので、振り返ってみてください。

何度も言いますが、プレーから気持ちは伝わってきています。そこから先に進むための何かきっかけをこの大会中に一つでも多く得られれば、新シーズンは全く変わってくると思います!

ではでは。 

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おまけの写真。 

GO FOR 2018 CUP 2012/12/26/ 2日目 浦和レッズユースvsアルビレックス新潟ユース 0-2敗戦・・・強風を味方にできず

レッズランド2012年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会2日目に入ったGO FOR 2018 CUPです。次の試合までの時間があまりないので、少し雑になるかもしれませんが、今日の第1試合のみ先にブログ書きます!

天気は昨日同様に晴れているものの、強風(北風ですかね?)で寒さが数倍の26日のレッズランドです。既に、朝の段階で昨日の夕方くらいの寒さを感じ、夕方の試合の寒さが一体どうなるのか思いやられますね。

浦和レッズユースの1日目の成績は、1勝1敗。B戦が1勝1分。試行錯誤しているこの時期らしく、試合ごとに色々な状況の変化が見られます。

さて、試合です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番杉本広貴、DFがセンターバックに4番齋藤一穂と15番茂木力也、左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに5番細田真也、MFがボランチに6番須藤岳晟、トップ下に11番安東輝と9番進昂平、左に10番関根貴大、右に7番條洋介、FWが8番広瀬陸斗

となります。

前線のポジションは流動的なので、あまり型に当てはめないでくださいね、ということで、前半は明らかにボールが押し戻される強風を受けて攻撃する形になります。

相手の前線にはスピードのある選手がいてボールも伸びるということで、受け身の形になることが多い展開。全体的には受ける時間が多いものの、昨日の良いポイントとして挙げた9番進昂平が中盤の上下の動きを意識的にしてボールをさばく動きを見せていたりしました。この試合のスタートは、10番関根貴大の仕掛ける意識の高さがみられ、ファーストシュートを放ったり、3番森亮太からのパスを受けて力強く仕掛けようとする姿が目立ちました。また、11番安東輝から裏に出したボールに9番進昂平が抜け出すなど惜しい形もありつつ、やはり風の影響と昨日と比べると少し動きが重たく連携が合わない印象のある戦いになり、どちらかというと相手ペースという前半になりました。

味方同士のパス回しの意図があまり合わないようにも見えつつ、ワンプレーで相手を出し抜くようなプレーからチャンスを作る場面が何度か見られます。たとえば、7番條洋介が右サイドの低い位置でパスを受ける際に相手がプレッシャーをかけてきたところをトラップせずにスルーして反転して流れたボールを受けてサイドのスペースをうまく使って9番進昂平とワンツーで抜け出す形などは、良かったと思います。

15分前後には、7番條洋介から9番進昂平、11番安東輝とテンポよくパスが回り仕掛ける場面や、20分には、7番條洋介、6番須藤岳晟、10番関根貴大と3人でテンポよくパスを回し10番関根貴大がドリブルで仕掛けていくという形もありました。

ただ、やはり組み立てる役割の部分でリズムが作れず、カウンターからピンチを迎える場面も多い中で、24分にサイドから崩されてしまい、失点。

0-1となります。

前半終了間際に9番進昂平から左の10番関根貴大、左前線へ走る11番安東輝と繋げ、折り返しのパスを8番広瀬陸斗が受け、さらに右前線に走る7番條洋介にパスが通り、クリアされるもコーナーキックのチャンスを得るという横も広く数人が絡んでテンポよく攻める場面がありましたが、同点にすることはできず、前半は0-0で折り返します。

今度は、風でボールが伸びる後半は、スタートから7番條洋介に代わり14番小川紘生が入ります。昨日ほどのシュート意識ではなかったものの、後半から入った14番小川紘生がさっそくドリブルで攻め上がる場面や、ペナルティエリア外側から思い切って放ったシュートがポストを叩くなど、得点意識の高いプレーから惜しい場面を作ります。

追い風になったため、やはり前半に比べて浦和が攻勢に進める場面は増えました。10分には、25番杉本広貴からのリスタートで左前線を走る10番関根貴大に通して一気にドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込むという大きな展開も見られたりしました。

相手のスピードのあるフォワードの抜け出しは相変わらず対応に苦慮するところもあったものの、15分に攻撃から奪われて抜け出されたときに4番齋藤一穂がしっかりシュートコースを狭める守りを見せつつ、15番茂木力也が奪い取るという守備の部分での連携でピンチを防ぐ場面も見られました。

ただ、パスの意図、動きの意図という点では、前半に風を利用して相手が仕掛けてきた時ほど、うまくボール回しができているとは言えず、得点が奪えないことで試合の流れが徐々に相手に傾く時間がでてきます。

なかなか思うようにいかない中で、18分に14番小川紘生のクロスを9番進昂平がボレーシュートで決めたように見えた場面はあったものの、これはオフサイドの判定でゴールならず。

更に20分にはフリーキックのチャンスで11番安東輝が直接狙い、強烈な弾道で枠をとらえたもののキーパーの正面で防がれてしまいます。

そんな中、25分に再び失点を喫し、0-2とされてしまい、30分くらいに9番進昂平の惜しいシュートなどもありつつ得点を奪うことができず、試合はそのまま0-2で終了となりました。

風に影響される試合でしたので、単純に昨日とは比較はできませんが、思うように行かないままに終わってしまったという印象の残る試合でした。

また、良い意味での選手間での言い合いが少なかったのが気になりました。チームの成長にコミュニケーションは欠かせませんので、気を遣ってリズムを作れないような状況になるのなら、声をぶつけ合って、自らの考えをぶつけるだけでなく、お互い聞いて、よりよくなるようにした方が良いと思う部分もありました。

おまけの写真は、帰ってから追加する予定です。あと、残りの3試合も帰ってから書きますね!!

ではでは。

 

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おまけの写真(追加しました。

GO FOR 2018 CUP 2012/12/25/ 1日目 浦和レッズユースvs静岡学園高校 3-0勝利・・・早くも変化あり

レッズランド2012年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本当に試行錯誤しながら、選手たちは考え悩んでこの新チームでの大会に臨みながらやっているんだな~というのが凄く伝わってきた試合でした。何がかと言うと、2-4で敗れた東福岡高校戦とは、まったく別の印象を植え付けさせられる試合だったからなのです。

さてさて、今日は風がほとんど吹かなかったせいか気温は低いものの、日向で試合を見ている分には、ポカポカの時間帯も多かったのですが、さすがに最後の試合の17時キックオフの試合は、かなりの冷え込み具合でした。

さすがにブクメも、ここ数年の寒さに負けそうになる経験から、今年は寒さ対策を万全にして足を運んでいたのですが、それでも0度近い気温まで下がっての試合観戦は、結構応えますね。

さて、思った以上に参加チームが本気チームで臨んできてくれるこの大会ですので、浦和にとっても一つでも多くの強豪との経験を積んでおきたいわけです。そう考えると例年通り、最低でもグループ上位2位以内に入って埼玉スタジアム2002サブグラウンドで開催される決勝トーナメントに進むところまでは行ってほしい。結果のみを求めるものではなくても、そこまでたどり着いておくことには意味があると思います。

その意味では、とにかく試行錯誤の中でも連敗は避けたいところ。そう思っていた試合でしっかり結果を残してくれました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFがセンターバックに4番齋藤一穂と15番茂木力也、左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに5番細田真也、MFがボランチに6番須藤岳晟、トップ下に11番安東輝と9番進昂平、左に10番関根貴大、右に14番小川紘生、フォワードが8番広瀬陸斗

となります。

東福岡高校戦同様に、4-1-4-1で書いたのですが、スタートの形を見てみると11番安東輝がボランチと同様の位置くらいに下がっているようにも見えたりもしたり。

スタメンとしては、キーパーが1番吉野雅大に右サイドバックが5番細田真也に変わったのですが、それ以上に前の試合と比べて同じメンバーでもポジションが変わっていたり、そもそも前の試合とこの試合までに何があったのかと言うくらいプレーが変わった選手もいたり、不思議な感じもしました。

その中でも、14番小川紘生のシュート意識の高さと、11番安東輝のゲームに絡む動きの質の高さが、まったく前回の試合のイメージとは違ったものになっていました。

また、1試合目では、9番進昂平がそこまで下がってプレーする回数が多いのはどうなのかと思う部分があったものの、この試合では、逆に意味のある下がり方と言うか、上手くパス回しを機能させる役割も果たしつつ、前線に力強く出ることもあるというプレーが多く見られました。

前半のスタートから、相手の攻撃に対して、6番須藤岳晟が激しくプレスをかけて相手がボールコントロールをミスしたところをすかさず14番小川紘生がインターセプトして攻め上がって思い切りよくシュートを打つ場面があったり、8番広瀬陸斗が思い切りよくシュートを放ちキーパーが大きく跳ね返したボールを14番小川紘生が更に思い切ってシュートを狙うという場面などとにかくシュートを打つことに対しての意識の強さが目を引きました。

10分に決定的な場面を作られて相手のシュートミスに救われた場面もありましたが、守備のバランス自体も良かったと思います。

左サイドから10番関根貴大の豪快なドリブルからクロスを11番安東輝が狙うチャンスを作りつつ、13分に裏へのパスにタイミングよく抜け出した9番進昂平がラストパスを送り8番広瀬陸斗が難なく押し込んでゴール。早い時間帯での先制に成功します。

先制点の後すぐに9番進昂平が後はキーパーだけという決定的な場面を再び作り、今度は自ら狙うもののシュートは浮いてしまい枠を捉えることはできませんでした。

浦和の攻撃は更に続き、迎えた18分にタイミングよく裏に抜け出した11番安東輝がゴール!この11番安東輝も先ほど書いたように、この試合では非常に気の利いた動きとパス回しに貢献しつつ、自ら狙えるときには飛び出していくなど活躍を見せていました。

2点目以降は、11番安東輝が上手く5番細田真也の攻撃参加を生かすようなパスを何度も供給しチャンスを作ったり、10番関根貴大のミドルシュート、14番小川紘生も仕掛けてシュートを狙う場面を作るなど前半は、完全に浦和ペースで2-0で折り返すこととなりました。

前半ほどの迫力というものはなかったものの、後半もどちらかと言うと浦和ペースで進みつつ、反撃を試みる相手の時間帯をうまくしのぎ跳ね返しながら進めていく展開で、前半の終盤同様右サイドバックの5番細田真也の攻撃参加に加えて、左サイドバックの3番森亮太を上手く生かした形での攻撃参加も何度か見られました。

ただ、チャンスはあるもののそれ以上の追加点がなかなか入らずに時間は経過していきます。

16分に14番小川紘生に代えて7番條洋介、19分に3番森亮太に代えて19番橋岡和樹が入ります。19番橋岡和樹は、前の試合は右サイドバックでしたが、この試合ではそのまま3番森亮太の入っていた左サイドバックに入りました。

この残りの20分ほどで目を引いたのは、交代で入った7番條洋介のパスの狙いどころの面白さ(今更説明することでもないのですが)で、特にこの試合では前線の9番進昂平への見事なパスや、オフサイドになったものの19番橋岡和樹の攻撃参加の際にも独特のリズムでパスを出して通ればかなり大きなチャンスになったであろうパスを出していました。

味方の動きもうまく利用したという場面では、ちょうど左サイドを19番橋岡和樹が駆け上がり、真ん中からディフェンダーの裏を9番進昂平が狙おうとしていたところで、セオリーとしては、19番橋岡和樹に通してクロスに9番進昂平が飛び込めばという形になりそうで、おそらく相手ディフェンダーもそう思っていたところで、アウトにかけて直接9番進昂平に通してシュート場面までを演出するパスもありました。

そして、結果的に試合終盤に同様に見事なリズムで10番関根貴大にパスを通し、キーパーと1対1の形を作り出して10番関根貴大がゴール。

終わってみれば3-0の快勝となりました。

守備の選手の名前があまりでてきませんが、これはブクメのブログではお決まりの、守備が安定している時にはあまり名
前は出てこない現象で、要するに4番齋藤一穂も15番茂木力也も安定して守り切っていたということです。ボランチの6番須藤岳晟も含めて、この試合は守備的な3人の選手のバランスも良かったです。

単純比較してしまえば、前の相手の東福岡高校の方がプレスの激しさ、前線の選手の迫力がありましたが、この試合の静岡学園高校も攻撃の鋭さはありましたし、その辺りを考慮しても、改善するべき点が多く改善されていた部分も多く、それが結果に表れたとも考えられます。

ということで、大会本戦2試合、B戦2試合の計4試合を見て、それだけでも色々な可能性や、時間がかかりそうな部分など見ることができました、この4試合を踏まえて明日の2日目を見届けつつ、3日目、決勝トーナメントと積み重ねで変化とチームの成長を見て行ければと思います。

ちなみに、明日からは、試合のインターバルの時間が短くなるので、ブログの更新自体は夜にまとめてということになる可能性が高くなります。

こういう試合数の多い状況なので、正直全て集中して見られているわけではないので、どこまでお伝えできるか分かりませんが、新チームの状況をできる限りお伝えできればと思います。

あと、とにかく寒い中での連戦ですので、選手の皆さんも体調管理に気を付けてくださいね! 

ではでは! 

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おまけの写真。

GO FOR 2018 CUP 2012/12/25/ 1日目 浦和レッズユースvs 静岡学園高校(B戦) 1-1引き分け・・・自らが取る気持ちが強すぎる?

レッズランド2012年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの年末の恒例の大会GOR FOR 2018 CUPに足を運んでおります。今日の日程は変則的で、午前中に連続で3試合浦和の試合があり、3時間ほど空いて夕方から1試合と言うことで、車でノパソで2試合目までブログ書きました。電池の持ちが悪いということで、いわゆるLTEが使えて電池が良く持つスマホに変えたのですが、auのLTEでのテザリングはエリアが広いので便利ですね。どこかの業者の回し者ではありません(笑)

とは言え、やはり車の中でブログを書くというのは、なかなか集中できないので、今は家に戻ってパソコンの前で落ち着いて書けるので、ホッとしています。

なんだか、今年1年のブログでの反省として、まっすぐ堅苦しく文章を書くことが多すぎて、視野が狭かったような気もするので(その方が良いという声もあるかもしれませんが)、今後は、少し気楽な要素も増やして行こうかと思っています。思っていますけど、すぐ忘れるかもです。

そうそう、今日の3試合目の対戦相手の静岡学園高校なのですが、選手の中に漢字は違うものの、私の名前と同じ名前の選手がいるんですね。で、試合を見ていると、チームの中に凄く名前を良く呼ばれる選手と言うのが時々いるのですが、まさにその選手の名前が試合中にかなり頻繁に登場するんですね。名字は普通でも名前の読み方はあまりない方なので、その名前が呼ばれるたびに反応してしまいました。さらに言うと、この後の4試合目も静岡学園高校が相手でその試合でもその選手が出ていたので同様の現状が起きました(笑)

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

この試合は、トップチームと同じフォーメーションでのスタートでしたが、3バックっぽくもあり、いつも通りの4バックにも見え、よくわかりませんが、そういう試みも含まれていたのかもしれません。

GKが25番杉本広貴、DFが左から20番長島巧、17番吉原大、2番副島暢人、MFがボランチに26番勝野瑛と27番松崎洸星、左サイドハーフに24番荒木聡太、右サイドハーフに12番倉本隼吾、トップ下に21番清川大輝と22番小島良太、FWが16番斎藤翔太となります。

・・・こんな感じでフォーメーション伝わりますかね?

1試合目に比べて、より多くの選手が自らで突破してやろうという気持ちが強くなっていた印象のある試合で、同様に相手も前線で同じように仕掛けてくる選手が多く、単発で攻め、守備が集中していて引っ掛かって奪われて反撃される、その攻撃も単発になることが多く、引っ掛かってという応酬になりました。

その中で、数人が絡んで攻撃したという場面で、良い形に繋がっていた場面としては、時々15分の攻撃の場面で、12番倉本隼吾が右でパスを受け、27番松崎洸星にパス、このタイミングで2番副島暢人が右サイドをタイミングよく駆け上がり、パスのタイミングも良く繋がり、サイドから攻め上がり、クロスに力強く22番小島良太が飛び込んだというような3人以上が上手く絡んで攻撃を仕掛ける場面はあったものの、中盤のプレスなどで上手くボールを奪える場面は多いものの、その後の攻撃が一本のパス、受けた選手がやや強引に仕掛けて奪われるケースがほとんどだったかもしれません。

そういうプレーが必要な時もあってできないことが、試合の勝敗にかかわることが多いのがサッカーというスポーツでもあるので、時としてやる必要があるプレーなので凄く重要なことなのですが、あまりにも強引に行っている回数が多いのは少し気になりました。

ただ、別に3人以上経由すれば良いということではなく、前半終了間際に26番勝野瑛が上手く反転しながら、そのまま前を向けるようなトラップで抜け出し、相手ディフェンダーをかわす形を作り、すかさず前線の裏へ抜け出す16番斎藤翔太へパスを通した場面のように、相手が守れないタイミングで前線に勝負をさせるようなパスを出せる形であれば、それだけ効果的なプレーは他にありませんよね。

・・・と、そんなこんなで前半は得点が入らず0-0で終了。

後半スタートから、12番倉本隼吾に代わり23番中村透、2番副島暢人に代わり13番上野文也が入ります。

後半も試合の展開自体は、前半と大きな変化はなく、その中で13分に右前線のスペースで16番斎藤翔太がパスを受け、クロスに対して、22番小島良太がスルーしてその先の24番荒木聡太が受けてシュートを放った場面は、惜しい形でした。

その後、やはり全体的に味方を生かして連携で崩そうという意図があまりみられないような攻撃が多くなり、このままどちらも点が入らないまま進むのかと思われた中で24分に失点を喫してしまいます。

このままの流れだと厳しいかと思われましたが、試合終了間際に27番松崎洸星が相手の激しいプレスに遭いながらも粘って21番清川大輝にパスを通し、これをきっちり決めて1-1に追いつき、試合終了。

結果的に同点で終了となりました。

この試合は、まずフォーメーションで少し全体的に動きに戸惑っている印象と、個々の選手が俺がやってやるという気持ちが強すぎたことで、苦しんだ試合と言えば良いのでしょうか、判断が難しいです。

B戦のメンバーが1年生が大半を占めるメンバーということを考えると、個々のアピールということを除けば、やはりU16リーグの西武台高校戦のような戦い方が一つの理想となります。

色々考慮する要素も多いので、この試合の良し悪しを安易に判断はすべきではないのかとも思いました。

大会は長いので、これからの試合を見つつ、見極めて行ければと思います。

でも、なんだかんだ言って追いつくところまで持っていけるので勝負強い選手たちですね。

ではでは~。 

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おまけの写真。

 

GO FOR 2018 CUP 2012/12/25/ 1日目 浦和レッズユースvs東福岡高校 2-4敗戦・・・ここからがスタート

 

レッズランド2012年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先ほどのB戦、浦和南高校戦に続いて午前11時からは大会初戦となる東福岡高校との試合が行われました。来シーズンの浦和レッズユースの現時点でベースとなる選手たちがここから新たなスタートを切ることになります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFがセンターバックに4番齋藤一穂と15番茂木力也、左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、MFがボランチに6番須藤岳晟、トップ下に11番安東輝と10番関根貴大、左に14番小川紘生、右に8番広瀬陸斗、フォワードが9番進昂平

となります。

試合中によく声が聞こえたように、イメージとしては4-1-4-1という形をベースにして戦うような意図が現時点であるようですので、フォーメーションの表記もそのように変更して書かせてもらいました。

能力の高い前線でどのような戦い方をするのかと期待しながら見始めたのですが、それ以上に対戦相手の東福岡高校のプレスの意識、前線の選手の質の高い動きに驚かされてしまいました。浦和が攻撃を組み立てたり、戦い方を作っていく前に相手の激しい攻撃にスタートからしばらくは受け身の形になってしまいます。

崩されての失点はなんとか免れていたものの、12分にセットプレーのチャンスを与えると、危険と感じていた相手の9番の選手に頭で合わされて先制されてしまいます。

現時点では、相手の方が一枚上手という印象はあったものの、浦和も徐々に相手の攻撃に対してうまく対応できるようになり、ピンチはあるものの、押し込まれるばかりの展開ではなく守備のところではある程度対応ができるようになりました。

ただ、思った以上に攻撃のところで、こちらも連携がうまくいかない場面が多くみられ、攻撃の回数も決して多くはありませんでした。

多くはなかったものの、この試合の前半では浦和は決定的な場面で決めることができたことで、内容では押されていても試合では食らいつける状況に持ち込みます。

16分に、カウンター気味の流れの中で10番関根貴大から右前線の8番広瀬陸斗へ繋げると、鋭いクロスからのこぼれ球を位置的に浮かしてしまいやすい距離からながら、しっかりと11番安東輝が決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

更に、19分には、こういう連携が今後増えると良いなという10番関根貴大がドリブルで仕掛けつつ、9番進昂平に当てて、そこから11番安東輝に渡して右の8番広瀬陸斗へ展開という形で攻撃を仕掛ける場面があり、21分にはポジションを左に移していた8番広瀬陸斗が左から仕掛けてゴールを決め、2-1と逆転に成功します。

24分には、6番須藤岳晟から14番小川紘生にパスが通りシュートまで持っていきます。

相手の激しい攻撃で守備への対応を意識することが多かった19番橋岡和樹ですが、前半の終盤には攻撃に参加する場面もあり、今日のような相手の場合は、このポジションでやるには守備力の強化も必要になりますが、攻撃に参加した時の鋭さを考えると、ここでもありなのかとも思ったりもします。

高い位置で奪われて守備の穴をねらわれて29分に失点をして同点に追いつかれ前半は、そのまま2-2で折り返します。

後半スタートから、19番橋岡和樹に代わり5番細田真也が入り、前線のポジションも8番広瀬陸斗がフォワード、9番進昂平がトップ下の位置に下がって10番関根貴大が右に移るなど、何点か変更点が加わってのスタートとなりました。

後半は、戦いというよりは、試行錯誤で選手たちの頭の中がいっぱいなのかな~という状況が多かった印象があります。

要するに、思うように行かないままに、18分、20分に連続失点してしまい、その後14番小川紘生に代えて7番條洋介を投入したものの、試合自体は2-4で敗れてしまいました。しかしながら、この後半の状況というのは、ある意味印象的で、今後の変化を見ていくうえで重要な35分間だったと感じています。

一つは、前線の組み合わせの中で、今年のチームのようにトップ下の中村駿介のところでキープして組み立てるという形からの変化の鍵がどこになっていくのか。それは、ボランチの6番須藤岳晟のところが鍵になってきそうだということはわかります。

9番進昂平が、あれだけ下がってこなくてはならないような状況があったり、14番小川紘生が動きにくそうな状況であまり試合に絡めなかったり、組み立てのところでちょっとチーム内で言い合いになったり、本当にそういうところを見れば見るほど、ここからがスタートなんだなと感じます。

チームがややバタバタしている中で、左のスペースを3番森亮太が全力で駆け上がった時に、味方が気づいていなかった場面が2回ほど、その3番森亮太を代わった7番條洋介がうまく生かしてワンツーから攻撃参加させた状況から、3番森亮太らしい力強い弾道のクロスを上げて、こういうプレーがほとんど出せなかった9番進昂平が頭で合わせてキーパーに防がれたもののシュートを枠に飛ばすまでの形だったり、ありましたね。

4番齋藤一穂のロングフィードから10番関根貴大に繋げて、攻め込む形も作っていました。

思うようなプレーができないながらも、守備のところで10番関根貴大が激しく最後まで行き続けていたり、8番広瀬陸斗も前線で相手守備陣に対してプレッシャーをかけるために、走り続けていましたし、なんとかチームを強くしたいという気持ちは伝わってきましたよ。

とにかく、試行錯誤の時が今ですから、自分が何とかする気持ちも大事ですが、それ以上に味方の動きをや特徴を理解することを心がけて、たくさん良い喧嘩をして、良いチームに一歩ずつなっていってくれることを楽しみにしています。

・・・さて、3試合目と4試合目の間が3時間ほど空いたので車の中でブログを書いていましたが、3試合目の静岡学園戦(B戦)のブログまで書く時間はなさそうなので、その試合と、この後の17時キックオフの静岡学園戦は、夜に家に帰ってから書かせてもらいますね!

とりあえず、この初戦の敗戦と思ったことをここで書きましたので、これを踏まえて、この後の試合をしっかり見届けたいと思います。

ではでは!

 

 

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おまけの写真。 

GO FOR 2018 CUP 2012/12/25/ 1日目 浦和レッズユースvs 浦和南高校(B戦) 2-0勝利・・・内容で勝るも連携に課題

レッズランド2012年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年もユースの年末恒例の大会となるGO FOR 2018 CUPの季節がやってきました。日程がギリギリまで発表されなくてどうなることかと思いましたが、直前でしっかりオフィシャルに発表されて今日は1試合目から観戦することができています。

例年は、毎日2試合プラスB戦が1試合の計3試合だったと思いますが、今年は、毎日B戦も2試合組まれており、試合自体を多く見られることや、選手が多くの試合経験を積めるのはよいことなのですが、皆様お分かりのように、ブクメの頭の中では試合が増えれば増えるほど混乱して意味が分からなくなるということで、ある意味ブクメにとっては、嬉しくも苦しくもある試合数増加とも言えたり言えなかったりです。

そして、ここ2年ほどは浦和の会場が与野八王子グラウンドメインになっていたのですが、今年は久しぶりにグループステージの全試合がレッズランドの人工芝グラウンドでの開催となっています。

ということで、試合数が多いので、それぞれざっくりとなりますし、新チームの試合ということで、どこが良い悪い以上にこの大会で選手の気持ちやスタートラインの状況、来シーズンのチームの戦い方のきっかけとなる部分など、勝敗以上の部分を多く見られればと思っています。

さて、1日目の午前中9時30分からの試合はB戦の浦和南高校戦となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番高須雄大、DFがセンターバックに17番吉原大と20番長島巧、左サイドバックに24番荒木聡太、右サイドバックに2番副島暢人、MFがボランチに26番勝野瑛、トップ下に16番斎藤翔太と27番松崎洸星、FWが左に21番清川大輝、右に12番倉本隼吾、真ん中に22番小島良太

となります。

試合は早くも2分に動きます。前線でパスを受けた21番清川大輝がシュートを放つと1度はキーパーに弾かれたものの、そこを22番小島良太が詰めていてゴール。

これで1-0となります。

試合自体も浦和が優勢に進める時間が長くなるものの、連携という部分では、なかなかうまくいかないところもあり、例えば、16番斎藤翔太がボールを受けて、右の12番倉本隼吾が上がった時に、ディフェンダーの裏へのパスを狙った時に、受ける側の12番倉本隼吾は外のスペースを考え、出す側の16番斎藤翔太はもう少し内側の裏のスペースに走りこんでほしいという意図で出したパスで、そのあたりの意思疎通がピタリと合えば、決定的な場面になっただろうという、そんな、この時期によくあるズレというものがありました。

攻めの形では、比較的左の24番荒木聡太の上がりをうまく使った攻撃が目立ち、サイドから仕掛ける形まで持っていくことは何度もできていましたが、フィニッシュのところで相手を脅かすこと自体はなかなかできていなかったようにも思います。

守備のところに関しては、やはり良く書いていることですが、26番勝野瑛の中盤で摘む動きやプレスがよく利いていて、相手の攻撃のチャンスの多くをここで摘むこともできていました。

20分前後には、キーパーに弾かれた21番清川大輝のシュート、27番松崎洸星からのパスに反応して抜け出した16番斎藤翔太のシュート、26番勝野瑛からのパスを受けた12番倉本隼吾がドリブルで持ち上がってペナルティエリアの中まで鋭く切れ込んでいく場面など、惜しい形はあったものの追加点は奪えず前半を1-0で終了します。

守備の部分では、17番吉原大と20番長島巧の2人のセンターバックを中心に安定して守れていたと思います。

後半に入り、スタートから12番倉本隼吾に代えて23番中村透、2番副島暢人に代えて13番上野文也が入ります。

後半も、比較的攻撃のところでスムーズに展開されるのは、左からの24番荒木聡太の攻撃参加のところからが多かったと思います。

22番小島良太や21番清川大輝が、気持ちを前面に出して突破にかかる姿勢はすごく良かったと思いますが、少し自分で行くぞとういう気持ちが強すぎて、相手に守りやすくなっていた部分もあるかもしれません。

10分に、27番松崎洸星がうまく抜け出してシュートを放った場面はキーパーに反応されてしまいます。

また、このあたりの時間帯からセンターバックの20番長島巧からのロングフィードでの狙いが何度か見られるようになり、その中でも12分の、左前線の24番荒木聡太のオーバーラップに合わせたパスからの展開は、最終的には防がれてしまったものの、パスのスピードと24番荒木聡太の受けるタイミング、トラップなど、ピタリと合っていました。

また、連携で崩すということでは苦戦していたものの、15分に16番斎藤翔太のドリブルから裏のスペースへ走る27番松崎洸星へのパスが通り、ここを落ち着いて決めて2点目を奪うことに成功します。

更に、このくらいギリギリのところで予測して動ければ相手も対応できにくいだろうという、26番勝野瑛から24番荒木聡太、最後にスペースに走った16番斎藤翔太のパスからの展開は見事でした。スピードのあるボールで点で合わせないとゴールするのが難しいくらいのタイミングで16番斎藤翔太がよく合わせましたが、シュートはわずかに枠の左にそれました。

その後も、前線でポジションチェンジを色々試しながら、追加点を狙うものの、決定的なところでわずかに外すという場面が多くなってしまい、そういう点ではまだまだこれからだと思わせる部分はあったものの、結果的に2-0でしっかり勝利してくれました。

また、攻撃力もある20番長島巧がセンターバックながら、タイミングで24番荒木聡太とのパス交換で上がっていく場面も見られました。ここは、実りませんでしたが、バランスが取れていればこういう仕掛けもありだと思いますし、良い試みだと思います。

そんなわけで、1日目の1試合目のvs浦和南高校戦は2-0で勝利です!

レッズランド2012年12月25日レッズランド2012年12月25日レッズランド2012年12月25日

 

 

 

 

おまけの写真。