関東ユースU-15リーグ2011/10/01 – 浦和レッズJrユース vs 大宮アルディージャJrユース 1-2敗戦・・・さいたまダービー

レッズランド2011年10月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

もしかすると、トップチームのダービー以上に身近なところで一緒にやっていたような選手がJ1の下部組織のチームに分かれての直接対決になるため、浦和vs大宮という対戦のダービーの意識は高く位置づけられるのかもしれません。

後で聞けば、ダービーの意識付けを強く望んだ一戦だったということ。

結果として浦和が硬さから、流れをつかめないままに2失点して、1点を返すに留まった敗戦となりましたが、ダービーの意識という意味では勝っていたのかもしれません。

過剰なモチベーションが動きの硬さを生むことは、サッカー経験の中ではよくあることで、そのような経験を積めたこの試合は、出場した選手、また出場できずに悔しい思いをしている選手も同様に経験として蓄積されるものだと思います。

水曜日に、テレビでしたが、ナビスコカップのさいたまダービーを観戦し、ダービーを強く意識して戦った浦和と、まるでリーグが重要だから負けても良いという入り方をしてきた大宮。温存上等で本来重要視するべきだったリーグに勝つためという言い訳にしたかったのでしょうが、先ほどそのリーグ戦でホームで敗戦したようですね。

その試合でダービーを意識して躍動していた山田直輝や原口元気が誇らしいです。

さてさて、今日の試合に関しての話に戻します。

大会、数字をシビアに見ると上位3枠の高円宮杯出場圏を狙う上で2位浦和と3位大宮の直接対決ということで、絶対に負けられない試合となります。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに3番久保龍希、MFがボランチに17番松崎洸星、7番勝野瑛、トップ下に14番加藤智陽、FWが右に2番岡野森、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

試合の入り方自体は浦和もしっかり入れたと思います。

17番松崎洸星から9番橋岡和樹に繋げて左サイドからの攻撃や、5分の14番加藤智陽のミドルシュート、2番岡野森が裏に出したパスへの11番小島良太の飛び出し、7番勝野瑛からのパスを11番小島良太がポストとして落としてという場面など、攻撃の仕掛けは見られたものの、少しオーバーモチベーションというか、多くの選手が緊張した時のような動きの硬さを伴ったプレーになっている様子もあり、本来の持ち味ではない動きになっている場面も多く見られました。

例えば、サイドからの攻撃の時にはやや相手のプレッシャーがかかった時に急いでクロスを上げすぎたり、ブクメとしては動きながらのポストプレーが持ち味と思っている11番小島良太が大きめのディフェンダーと体格で競り合わなければならないようなパスや動きになってしまうなど、出し手の意識が受け手と合わないことが多くなっていたように感じました。

また、そういう時にボールを落ち着けるところがないようにも感じられました。こうなると、やや攻撃と守備のバランスがどっちつかずになりがちなのですが、その守備の部分で不安定な要素が出てしまったところで、サイドから突破されて8分に失点。更に10分にも同じようにサイドを崩されて失点してしまい、前半10分までに2失点という苦しい展開になってしまいました。

相手の大宮が前線に大きい選手(動きも良い)、とボランチの位置でパスを捌きながら攻守のバランスを取っていた選手の質が高く、この辺りも浦和が攻めあぐねた要因なのかもしれません。

2失点以降は、危険な場面もありながらも、際のところで厳しい守備をできるようになり、その後の失点はなく、決定的なチャンスまでは持ち込めないものの、7番勝野瑛が中盤で激しくチェックに行きインターセプトからの反撃でチャンスを作ったり、15分のフリーキックのチャンスでは6番荒木聡太が精度の高いクロスでチャンスを作ったり、カウンターから11番小島良太のポストに3番久保龍希が抜け出す場面など、あと一歩というところまで攻めあがる場面は何度か作ったものの、得点には至らず。

25分に2番岡野森に代わり13番中村透が入ります。実際、トップ下の位置で攻撃の起点となっていた8番斎藤翔太が怪我で離脱していたことで中盤でのボールの収まりどころがなかなか作れなかったところに変化を加える交代だったと思います。ポジションでは、13番中村透がトップ下に、右前線に9番橋岡和樹が入り、左前線に14番加藤智陽が上がりました。

この時間帯くらいには、浦和の守備のところでの対応が激しくなり、大宮の攻撃も序盤ほどフィニッシュまで持ち込まれることが少なくなっていたと思います。

交代後の前半残り15分ほどでは、5番長島巧から3番久保龍希、11番小島良太のポストで作ったチャンス、更に11番小島良太がクサビとなり、トップ下の位置の13番中村透に下げてからのミドルシュートなど何度か攻撃の形は作れたものの、前半は得点は出来ず0-2で終了となります。

後半スタートから、14番加藤智陽に代わり10番清川大輝、17番松崎洸星に代わり12番益子大輝が入ります。

ポジションとしては、10番清川大輝がフォワードの真ん中に入り、11番小島良太がトップ下の位置に下がった感じの前線と、12番益子大輝がセンターバックに入り、5番長島巧がボランチの位置に上がった感じですね。

10番清川大輝が前線に入った後半序盤は、浦和の反撃の勢いを大宮が凌ぐという構図で進み、左サイドの6番荒木聡太からの縦パス、ミドルシュートなど、チャンスが何度か作られ、9番橋岡和樹が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスというチャンスも何度か作れていたと思いますが、どうも中盤のリズムが前半同様に合わないことから、押上げが少なくクロスにあわせる選手がいないということもしばしば。

18分に9番橋岡和樹に代えて15番及川皓平が入ります。15番及川皓平が左サイドバックに入り、6番荒木聡太が左前線に上がります。

中盤でキープして攻撃の姿勢を見せる10番清川大輝の粘りからFKのチャンスを得るなどもあり、後半序盤は浦和のチャンスが増えてきますが、なかなか得点が決められないまま、やや後半中盤から終盤にかけてはビハインドを2点背負っている浦和にとっては厳しい、試合が落ち着いて展開されてしまう時間帯(得点の匂いがあまりどちらにもしない)に入ってしまい、時間が進んでいきます。

後半30分にこの試合最後の交代カードとして13番中村透に代えて18番神宮未来人が入ります。

この18番神宮未来人のプレーが後半残り時間をフワッと過ぎてしまいそうな展開から、浦和に得点が入りそうな展開のきっかけとなり、左サイドからの6番荒木聡太のクロスに18番神宮未来人があと一歩で合わせられるというプレーや、18番神宮未来人自身がサイドからドリブルで突破してクロスを上げるなど見せ、その姿勢がロスタイム直前に実ります。右サイドハーフウェイライン辺りでボールを受けた18番神宮未来人が思い切ってゴール前にあげたロングフィードがそのままキーパーを越えてゴールに入り、残り時間が少ない中で1点を返すことに成功。

この時点でロスタイムに入るかというくらいだったと思いますが、守勢の大宮の浮き足立った所で最後の最後に決定機が作られたものの決めきれず、ここでタイムアップ。

残念ながら、1-2で敗戦となりました。

育成と言う意味で考えると、今日の試合をダービーとして強く意識して特別な思いを持って戦えたことは確実にプラスになります。また、それにより今日は緊張感のほうが強くなってしまって自らを苦しめてしまっていた部分もあると思います。

ただ、緊張することも重要なことなんです。練習試合、全国に繋がる公式戦、特に優勝してもその先に目に見える成果がない公式戦、試合とは言っても色々な試合があるわけですが、結局どれだけどの試合でも意識を高くして、実際にプレッシャーのかかるようなシチュエーションでも最低限自らのやるべきプレーを発揮できるかが重要で、そういう試合で落ち着いてプレーできるようになることが、サッカー選手として必ず必要になっていくことだと思います。

例えば、細かい部分で言えば、これは今後のプラスの要素としての期待として書きますが、9番橋岡和樹のプレーの中でサイドを突破するところまではOKなんです。ただ、相手のプレッシャーが来た時にかかる前に早めにクロスを上げてしまう場面が多かったと思います。もちろん、ペナルティエリア付近に数人が上がってきているような押上げができている状況であれば、早いタイミングでクロスを入れるのも効果的だと思います。

ただ、今日の場合は中の動きに関係なくクロスを上げてしまう回数が多かった。で、9番橋岡和樹というプレーヤーを数年見ている限りでは、そこからもう一歩前にボールを出してもう一つ深くまで持ち込めるプレーができるんです。押上げが少ない時に、もう少し他の選手が上がれる時間を作りつつ、深くまで切り込むことで更に得点の可能性を上げるプレー。こういうプレーができるのだから、自信を持ってやって欲しいんです(怪我とかで痛みを抱えていて無理は出来ないということであれば、すみません。)

 

ユースの試合とまたもや被ってしまうため、柏レイソル戦は、行けません。今日の経験を活かして、堂々と首位チームに渡り合って手応えを感じる試合だったという報告が聴けることを楽しみにしています。

お疲れ様でした。

ではでは~。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2010/6/13 vs 大宮アルディージャJr 5-1勝利・・・見事な逆転劇

レッズランド

どうも、浦和サポブクメです☆

今日はレッズランドで行われたジュニアユースとユースの2試合を見てきました。まずは、関東ユース(U-15)です。今日の対戦相手は大宮アルディージャジュニアユース。とりあえず、大宮には負けたくないですし、順位表では大宮1位、浦和2位という状況だったので勝って逆転してもらいたいという気持ちもありつつ、基本的には、今年の浦和レッズジュニアユースの良い形でのサッカーをこういう相手でもしっかりして欲しいと思いながら見ていました。

今日のスタメンは

GK16番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック7番細田真也に、左サイドに2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、13番條洋介、6番戸嶋祥郎、18番 広瀬陸斗、FWに10番関根貴大、11番進昂平

ジュニアユースの大宮戦と言えば3月の埼玉県クラブユースの決勝での惨敗の記憶が残っていますし、聴く所によると、この対戦カードでは大宮になかなか勝てない浦和という構図があるということでした。とにかく、勝って払拭あるのみですね。

前節から復帰した10番関根貴大がこの試合もスタメンでしたがこの試合では、この関根と進が2トップのような形になっていました(横に並ぶというよりは、どちらかが前にいるときはどちらかが少し下がるようにも見えました。)

前半は大宮アルディージャに押される展開が非常に多くなり、後手後手。相性の良さに自信を持っているのか大宮アルディージャに完全に主導権を握られて試合が経過していきました。いつもの浦和がやるようなサッカーを逆に大宮にやられてしまい、サイドから崩されるシーンも何度かあり、結果的に先制点を奪われてしまいます。

全体的に流れが悪いため、チグハグという展開が多く守備もややバタバタ。気持ちで打開するためには、やや強引なプレーでも相手に「あれ?」と思わせることが必要なもの。そういうプレーをしてくれたのが11番進昂平。前半の終盤に前線でボールをキープしてから力強く攻め込んでゴールを決めて同点。流れを引き寄せるために必要な形でのゴールで前半が終了しました。

後半からは、一気に浦和レッズジュニアユースらしいプレーが戻ります。久々のスタメンに右サイドというポジションで最初はなかなか思うようなコンビネーションプレーが出来ていなかった6番戸嶋祥郎でしたが後半は10番関根貴大との見事なパス回しやサイドからの効果的なクロスと本来の持ち味(ブクメとしては、ポジショニングの良さとゴールへの嗅覚)を存分に見せてくれました。

後半の最初のゴールはその戸嶋祥郎が右サイドを駆け上がってクロスを11番進昂平が見事なトラップからのシュート。これで、後半早々に逆転に成功します。2-1

この辺りから完全に試合の主導権は浦和レッズに移りました。同時に10番関根貴大が彼らしい上手さと豪快なプレーが増えてきました。そうそう、最初のゴールの際は関根貴大が戸嶋祥郎に捌いたところからのクロス、ゴールだったのですが、後半はこの2人のポジションの入れ替わりやパス回しでの右サイドからの攻撃の多彩さが際立っていました。

3点目は、6番戸嶋祥郎とのパス交換で右サイドを駆け上がった10番関根貴大が力強いドリブルで相手ディフェンダーを抜き去ってセンタリング。このボールを11番進昂平がオーバーヘッドキック。キーパーに阻まれたものの、こぼれ球をつめていた18番広瀬陸斗が押し込みました。

更に、イケイケの勢いで再び右サイドから10番関根貴大がドリブルで仕掛けて3点目と同じように相手ディフェンダーを抜き去りクロスを上げ、ボールを受けた6番戸嶋祥郎が豪快に蹴り込んで4点目。最初右サイドにいたかと思ったらチャンスで真ん中に入り込んで良いポジショニングへいつの間にか移っていて、そこに的確にボールが入ってというゴールです。

そして、この試合最後のゴールも3点目、4点目同様に右サイドでの関根貴大の攻め上がりから生まれます。これまた同じような流れでドリブルで攻め込んで今度は角度のないところからシュートを放ち惜しくもクロスバーに阻まれる形にはなったものの、こぼれ球を18番広瀬陸斗が押し込んでという形でのゴールでした。

結果は5-1大勝!

前半は、正直相手に主導権を握られてしまっていたことで、らしからぬミスや消極的なプレーが目立ってしまっていたことも事実ですが、そのままやられず自分達のペースに持ち込んで最終的には圧倒してしまうというところが、今年のチームの強さなんだと改めて見せ付けられました。

とにかく、これで大宮アルディージャJrに対する苦手意識は消えました。今後は負けません。そんな感じでどうでしょうか?

ではではー!

第12回埼玉県クラブユース(U-13)選手権2010-2/13 vs 大宮アルディージャJY 4-1勝利・・・ハイレベルな試合で優勝

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

一昨日の準決勝の補助競技場のお隣の陸上競技場で行われました決勝戦に行ってきましたよ。終始小雨がぱらつく肌寒い気候の中での試合となりました。

決勝の相手は大宮アルディージャジュニアユースU-13でした。試合が始まり、すぐに感じたのは、準決勝までの対戦相手とはレベルが違う印象で、球際のプレーの質がよく、ボールを持って少し時間をかけてしまうと寄せられてしまうような状態で緊張感のある締まった空気の中で試合が展開されていくというイメージになりました。

これまで、コーチングと安定したセーブが光っていたGKの1番内島大輝でしたが、そもそもピンチになる回数自体が少なかったのでどこまで評価して良いのか悩んでいたのですが、この試合でやはりキーパーとしてのレベルの高さを実感することができました。大宮アルディージャJYのFW19番直江健太郎という選手がとにかく凄く、3バックを切り裂くような左からの展開で彼に走りこまれると対処できずにペナルティエリアの深い位置までボールを持ち込まれてフィニッシュまで持っていかれるシーンが多く、浦和ディフェンス陣も相当てこずっていました。決定的なシーンも数回作られてしまったものの、内島のファインセーブで前半は無失点で終えることができました。攻撃に関しては、6番小島良太の相手ゴール前での上手いポジショニングが光り、結果的に前半終了間際にラッキーな形ですが、先制ゴールを上げたのも彼のゴールを狙った積極的なシュートから生まれたものでした。

中盤で14番山田大ーの積極的なプレスが効果的に作用しているシーンも目立ちました。惜しいミドルシュートを打ったのも彼だったと思います。また、やはりセットプレーのシーンで4番吉原大の攻撃参加のタイミングは絶妙です。この試合でも、スルスルと上がってきて相手をひきつけるプレーで得点チャンスを作り出していました(今日は自分でヘディングで押し込むものの枠を外れるという惜しいシュートもありました。)

後半に入り、更に浦和の積極的なプレスが機能したのか前半ほど大宮の攻撃に脅威はなくなり、左サイドに走りこまれると危険な香りがした大宮の19番直江がセンターフォワードの位置に入ってからは逆に守りやすくなったというか、ある意味助かりました。

この試合2点目を挙げたのも6番小島良太でした。この2点目もある意味相手選手にあたってふわりと浮いたボールがキーパーを超えて入るラッキーなゴールでしたが、ここでもゴールへの姿勢が生んだゴールとも言えます。3点目は12番長島巧のゴール、そしてこの試合最後のゴールは、またもや小島良太が相手ディフェンス陣から上手く抜け出してキーパーと1対1の状況をしっかり決めてハットトリックとなりました。

 とにかく、大勝という結果以上に内容の濃い試合で、相手のレベルも高かったことからも、こういう試合を多くこなすとチームとしてのレベルもどんどん上がっていくんだろうなと感じる試合でした。

 この試合は、多くのメンバーが交代で入れ替わった試合でもあり、おそらくキーパー以外は全ての選手が出場したのではないかと思います。この大会だけでも、チームとしての成長が明らかに見られたのが非常にブクメとしては嬉しかったですよ。

優勝おめでとうございますー!やっぱり優勝は気持ちよい!!!

今大会優勝メンバー

GK1番内島大輝、16番高須雄大、DF2番及川皓平、3番久保龍希、4番吉原大、5番益子大輝、MF8番松崎洸星、10番斎藤翔太、11番神宮未来人、13番中村透、14番山田大一、15番勝野瑛、17番岡野森、18番加藤智陽、荒木聡太、FW6番小島良太、7番清川大輝、9番橋岡和樹、12番長島巧