アカデミー卒業生関連 2019/02/16 – 高校サッカー 聖望学園高校vs正智深谷高校、西武台高校vs昌平高校を観戦

どうも、ブクメです☆

あまり回数見ていないカテゴリだったり、チームや高校だったりすると、単発で見たときの印象と言うのが強くなるものの、それほど当てにならないものはないなとは思うんですよね。だから、できるだけ、今回はこうだったけど、実はこうだったりするのかなとか、想像しながら見るようにはしているのですが、やはり、その時に見たもので感じてしまうのは仕方がないかなと思う部分もあります。

その時に見たものを感じてしまうというところで言えば、その会場にいた多くの方が感じたと思いますが、昌平高校が飛びぬけているなと、私もしっかり見せつけられてしまったわけです。

基本的に私の試合観戦のベースは、浦和レッズユースになるわけですが、その目線で言えば、「高校」のイメージは、春先の早い段階で対戦した場合は、それほど強さを感じないものの、全国大会が近いタイミングで対戦した時の変貌ぶりは何だろうというくらい、春先の強さはあてにならないものになります。

そこに当てはめれば、春先ですし、新人戦ですし、ユースが対戦する時期よりも更にチームがこれからという状況にある時期のはずなのに、個が立っている選手が多く、それぞれのチームに一人いれば良いなという点の取れるタイプの選手がそろっていて、では、個に頼ったチームかと言えば、チームとしての連携も良い、ボールに関わらない選手も予測した動きをしている。攻撃も守備も。

本来であれば、今日で言えば、先週に引き続き聖望学園の森田悠仁と鳥海颯のアカデミー出身の二人を中心に見ようということで足を運んだのですが、そのことに関して書く前に、今年の埼玉県の高校の全国に出場するための指標となる昌平高校の現在地を見てしまったわけでして、もちろん、昌平高校もこの段階で完成されているわけでもないので、ここから更に強くなっていくと考えると、埼玉県代表として全国を目指す他の高校にとっては、昌平高校以上の課題修正力を持って、取り組んでいかなければならないだろうと感じてしまったということです。

・・・とはいえ、今年これから埼玉の高校の試合にどれだけ足を運べるかわからない状態の私なので、無責任発言以外の何物でもないわけですが、すみませんw

ということで、第1試合の聖望学園vs正智深谷高校の試合。

先週は、怪我で後半終盤から出場した9番森田悠仁は、この試合はスタメン出場。15番鳥海颯は、先週に引き続き左サイドバックでスタメンフル出場と言うことになりました。

まず、これは、連続して見たからわかることということで、この試合に向けたフォーメーションかどうかは、わかりませんが、森田悠仁がスタメン出場する時は、3トップで9番森田悠仁が真ん中に入り、左10番、右11番のような形になるのを見て、先週なんとなくしっくりこなかった、サイドの選手との動きの理由などが少しだけわかったような気がしつつ、試合開始直後にあっという間に聖望学園が先制するという形になったのですが、試合としては、正智深谷にペースを握られ続ける試合になってしまっていました。

特に、これも、数見ていないので、そのチームのやり方などもあると思うのですが、繋ぐ意識とか、攻撃的な意識の高い選手が多いことは、決して悪いことではないものの、守備をおろそかにしすぎというか、ここで奪われたらボランチの選手が最低でも追って、コースを限定させるとか、通常であれば、やるのが当たり前のことをやらないところなどは、正直ちょっとイラっとしてしまいました。目指すところが全国であれば、守備の約束事(当たり前にやるべきこと)、対人を逃げる選手が多いところなどは、繋ぐサッカーがやりたくても最低限やっていかないと、自分に返ってくるダメージの方が大きい諸刃の剣になってしまうのではないかと。

そういうところが気になりすぎたものの、やはり、全体的には正智深谷のペースだった試合であっても、先週同様に10番の選手の存在が印象的で、先制後に追いつかれ逆転されてからは、内容的にも厳しい中で、試合の終盤に、もう一つスイッチを入れるようなプレーを見せて、結果的に、終了間際の同点ゴールの起点になるプレーをこの試合でも見せていたわけですし、こういう選手がいるチームであれば、直すべきところをしっかり直していければ、かなり良いチームになるのではないかと思います。

あとは、相手の攻撃を受ける回数が多い試合になっていたので、15番鳥海颯にとっては、もともと超攻撃的な選手であっても、守備力の向上が課題になることはわかりやすく見えてしまった試合ではありましたが、やはりサイドバックで起用されている以上は、少ない機会でも、攻撃に絡める時にはチャンスを作ることが求められるので、守備の連係を高め、攻撃に絡んだ時のボランチとの連携など高めていってもらいたいですし、次回見たときにそれがどのくらいできるようになっているのかを楽しみにしておきます。

また、どうも私は最近、応援する側のネガティブな声(+執拗に判定に対して怒る)が通る人の声と言うのが気になってしまうのですが、森田悠仁が今日見せていたプレーの中で、サイドからのパスを味方の位置がわかっていてスルーして相手を欺きつつ、その軌道上にいた味方が反応できていたら、より大きなチャンスになっていたプレーで、そのプレーを否定的に大声で言っている方がいたのが残念で。毎試合、聖望学園の試合を見ているような方という雰囲気だったので、そういう方には、本当に、そのプレーがトライとして良かったのかどうかを見極めてあげてほしいと思います。

私は、あのプレーは褒められるべきものだと思います。

ドリブルが好きな選手が、高めの位置で突っかかって奪われた時に、もちろん、工夫が必要ではあっても、そのトライはOKで、低い位置でも同じことをやって奪われてカウンターを受けてしまった時に、その場所で同じプレーをするのが良いのかどうか、そういうところで声をかけてあげられると良いのになと思ってしまいました。またまた、分かってしまったようなことを書いてすみません。

せっかく、今年は、聖望学園を見る機会が既に2回でき、そこに浦和レッズのアカデミー出身の選手が二人絡んでいてという状況で多少なりとも縁を感じていますので、聖望学園の現在地を見ることができたので、ここからの変化、成長を次回見られる機会に感じられるのを楽しみにしています。

*聖望学園9番森田悠仁

*聖望学園15番鳥海颯

結果的に、土壇場の同点ゴールで延長戦に持ち込んだものの、その後正智深谷に勝ち越しゴールを奪われて聖望学園は、敗れることとなりました。それでも、やはり試合終盤の強さというものは、2試合連続で見せてもらったので強烈に印象に残りました。

第2試合の西武台高校vs昌平高校の試合に関しては、試合開始から昌平高校が先制するまでの時間帯は、西武台高校が集中して守備もできており、チャンスというところでは、実は、西武台高校の方が作れていたという試合のスタートではあったものの、これも先週いた方の話などから推測にしかならないので、間違っているかもしれませんが、今年のチームでエースとされている選手が怪我で出ていなかったことなども影響していたのか、チャンスの時に、決めきるところまで行けなかったことが影響したなとも感じられつつ。

最初の方に触れたように、昌平高校には、そういうチャンスに決めきれる選手が多いようで、先制の場面は、ドリブルを警戒してディフェンスラインが下がって空いたところで、そのスペースを見逃さずシュートを放ち決まったゴール。そこから、立て続けに2ゴールが決まり、5分ほどで一気に昌平高校が3点もぎ取る展開になり、もちろん、失点から守備が後手後手になったところもあったのものの、チャンスのところで昌平高校は、はずさずに枠に飛ばし決めていった。それも差になったのかなと思います。

守備も人任せにしないで、予測してフォローする動きを近い選手がしているし、攻撃でも、そのスペースに来たら狙おうという意識が高い選手が多くて、一瞬ミスかなと思ったこぼれ球が良いパスになって崩していった(という表現が適切かは、わかりませんが)、そして、前線に個人技がある選手がいるということで、まあ、手が付けられない攻撃でしたね。

ちなみに、先週足を運んだ時に、浦和レッズジュニアユース出身の稲木蒼史が途中まで出場していたという話を聞いていたので、気にしながら見ていたのですが、この試合では途中から出場しており、難しい展開の試合になってしまっていたので、思うようなプレーはできなかったと思いますが、今回は、プレーしている姿を見ることができました。

*西武台高校の19番稲木蒼史

 

レポートにはなっていないものの、思ったより長い文章になってしまいました。そのくらい、現在地と指標、周りから聞こえてきた声だったり、自分の感想だったり、人の感想だったりで、感じることの多い2試合になりました。

ではでは。

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関東クラブユース選手権U-15大会2017/06/17 浦和レッズJrユース vs 足利・両毛ユナイテッドFC 11-0勝利・・・初戦でもリラックスして大勝!でも、気を引き締めて。

どうも、ブクメです☆

15日から日本に帰国しております。今回は、予定では3週間ほど滞在するため、割と多くの浦和レッズの育成カテゴリ関連の試合にも足を運べます。

ということで、ちょうど帰ってきた、この週末から、浦和レッズジュニアユースにとっては、3回戦までは、負けたら即全国が絶たれるという、夏のクラブユース選手権U-15への出場をかけた戦いがスタートしました。対戦相手としては、3回戦までは、カテゴリが下のチームと対戦することになるため、楽なように見えて、実は、かなり過酷なのが一発勝負で勝敗が決まる状況ということで、既に今日もこの試合が始まる前に開催された試合で関東1部リーグのチームが1回戦でいくつか敗退したという情報が入っていました。

また、この大会の難しさとしてもう一つあるのが初戦の緊張感と、カテゴリが下の相手のモチベーションが悪い意味でかみ合ってしまった時の状況。

・・・とりあえず、私がこの大会の初戦で良く書いていた初戦の難しさと言うのは、タイトルで結果を書いているので説明しなくてもわかるように、今年のチームには、あまり関係ないらしいということがわかりました。

例えば、緊張していたものの、先制してリラックスできて結果的に2桁得点とかではなく、試合開始から硬さもなく落ち着いて試合運びもできていたと思います。

はい、前置きはこのくらいにして、試合の話に移ります。今回は、得点が多いので、得点経過メインで書くことになります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに9番佐藤優斗(20分⇒24番戸田大翔)、右サイドバックに22番岡田翼(後半6分⇒16番長内颯)、センターバックに4番根岸恵汰と5番遠藤基意、MFが左に7番木下翼(後半11分⇒20番八木橋龍希)、右に11番松村大也、真ん中に8番盛嘉伊人と2番奥山圭介(後半27分⇒13番堀井真海)、FWが左に30番高橋悠(後半スタート⇒23番工藤孝太)、右に10番稲木蒼史

となります。

前半開始早々から、浦和が完全に主導権を握る展開となります。

前半2分の、10番稲木蒼史からパスを受けた7番木下翼が、また抜きで相手を抜いて、30番高橋悠につなげてゴールに迫るパス回しからの仕掛けや、その直後の7番木下翼のシュートなど、序盤から、チャンスを多く作ります。

6分の8番盛嘉伊人の展開からの攻撃、7分には、11番松村大也が右サイドから突破してクロス、9分には、9番佐藤優斗のサイドからのクロスを30番高橋悠が頭ですらして、味方が触れればゴールという形、16分には、8番盛嘉伊人のドリブルからパスを受けた10番稲木蒼史がシュートを放ち、抑えは聴いていたもののわずかにゴールを外れる、などなど、攻撃の形は多く作れていて、得点は入らないという状況。

ここまでの時間帯は、特に相手に危険な形を作られるということもほとんどなかったものの、サッカーによくある攻め続けていて入らないと、試合の流れが急に変わることがあるという状況が少し心配といた方に話していた瞬間に、19分に左から9番佐藤優斗からのパスを右の角度のないところから11番松村大也が決めて先制。

ここからは、大量得点の時のブクメのお決まりの手抜き、得点経過だけを書いていきます。

22分には、相手が良く開けてしまっていたディフェンスラインと中盤の間の大きなスペースを7番木下翼が横にドリブルをするような形で持ち込んで、カーブをかけたシュートを決めて2-0。

27分には、相手ディフェンダーと競り合いながらやや、体制を崩しながらもしっかり抑えの利いたシュートを30番高橋悠が決めて3-0。

33分には、9番佐藤優斗からのパスを30番高橋悠が決めて4-0。

ここから次の特典までに、一度サイドからドリブル突破で相手が良い形での攻撃を仕掛けようとする場面がありましたが、ここでここ最近サイドバックに入っているという9番佐藤優斗が上手く相手の仕掛けるコースを読んで、体を入れてサイド攻撃をさせないという良いプレーがあったので挟んでおきます。

36分には、10番稲木蒼史が決めて5-0。

38分には、7番木下翼が決めて6-0。

更に、前半終了間際に30番高橋悠がヘッドできれいにコースを狙って7-0。30番高橋悠は、前半だけでハットトリック。

前半を7-0で折り返します。

後半も最初15分ほどは、得点が入らなかったものの、16分に10番稲木蒼史のアシストで11番松村大也が決めて8-0。

ここから、次の得点の30分ほどまでは、メンバー交代も多くしたり、得点が多く入ったことでの少し気が緩んだような時間帯も見られたところで、相手チームの方が出足が早く、攻撃陣が気持ちが切れていないという状況下で、セットプレーのチャンスを複数与えたりするなど、相手ペースになりかける時間があったようにも感じられます。

30分に10番稲木蒼史が決めて9-0。

35分に23番工藤孝太が、ペナルティエリア付近から、ボールをキープして、ディフェンダーを交わして交わして、やや持ちすぎのようにも見えたものの、しっかり決めきって10-0。

試合終了間際の、この試合最後のゴールも23番工藤孝太で、11番松村大也からのクロスを受けて、落ち着いて決めて11-0。

ということで、11-0の大勝で難しい初戦を気持ち良い大量得点無失点という形で終えることに成功しました。

得点など以外のところで印象に残ったのは、後半終盤に2度ほど前半開始のセンターバックから少しポジションを前に移した4番根岸恵汰のフィードの狙いどころと精度の高さ。

後半32分くらいだったと思いますが、フィードで右前線スペースに出し、パスを受けた20番八木橋龍希が、深い位置から結果的には、ゴールラインを割ってしまったものの、ダブルタッチで抜いてゴールを狙おうとしたのか、偶然なのか、その辺りが気になったところの一連のプレーの中でのフィードの正確さというところ。

また、38分にペナルティエリアから少し離れたあたりから、ちょうど、相手ディフェンダーの頭を越えるくらいの高さに調整して裏に走った選手がヘッドで合わせてゴールを狙うという場面がありましたが、この場面でも、そういう印象を持ちました。

・・・とはいえ、昔と違い、多く試合を見られていない(特にジュニアユースは、あまり見られていない)ということで、よくわかりませんが。今日から3回戦までの3試合は見られるので、より多くの選手の特徴を知られればとも考えています。

さてさて、初戦を苦戦するというのは、悪いようでトーナメントは厳しい戦いだということを常に頭に置いて良い緊張感で勝ち上がっていけるというプラスの部分もあり、逆に大勝というのは、選手自身は気を緩めているつもりはなくても、知らず知らずのうちに、気が緩んでしまうことがあります。

だからこそ、プロの試合でも大勝の試合の次の試合が難しい(大勝した後に、より勝ちやすいと思われた相手に得点が奪えず0-1で敗れるとか・・・)ともいうので、既に得点が多く入った段階で、ベンチからも気を抜かないように檄が飛んでいたので、試合後に十分その辺りは言われていると思いますが、こういう試合の後ほど怖いことと、今戦っているのは、トーナメント戦であるということを再度考えて、2回戦に挑んでいってもらいたいと思っています。

回数は多くなかったですが、この試合でも2,3度そのプレーから得点されていたら、相手が勢いづくだろうなという場面がありました。そういうところをしっかり思い返して、来週の2回戦に臨んでください!

でも、応援する側からしたら多く得点が入ることは気持ち良いものです。ありがとうございました!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/04/09 浦和レッズJrユース vs 柏レイソル U-15 2-2引き分け・・・負けない強さを見せてもらいました。

どうも、ブクメです☆

なんだか、時々日本に帰ってくるスケジュールになった関係で、日本に来た時に処理できる能力以上に、予定を組み込んでしまう傾向があり、多少慌てている週末です。日本に滞在しているこの週末は、土曜日は、ジュニアユース、日曜日は、ユースという予定で観戦することができました。

また、土曜日は、浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグの後に、夕方の予定までの間に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで、前半だけでしたが、天皇杯の埼玉県予選の決勝で東京国際大学の試合も見ることができました。

まず、土曜日の浦和レッズジュニアユースの関東U-15リーグです!

前回足を運んだのが、第2節の横浜F・マリノスジュニアユース戦ということで、そこから3試合が消化されて、全体的な試合の消化数では、5節終了時で混戦ながらも首位に立っているという状況で、今回の相手が柏レイソルU-15となります。事前に調べるということが、あまりできていないブクメで、足を運んでいる方に話などは直接聞いたりするものの、数字的なデータ的なものは、試合が終わってブログを書こうとする段階で、初めて「そういえば今日の対戦相手は、どのくらいの位置にいるチームだったんだろう」とチェックすることが多いですw

単純にイメージとして、柏レイソルの育成は、どの年代でも手ごわく、浦和レッズの育成としての相性も悪いという印象があり、そして、成績としての調子が良い時ほど、チームの現在地をしっかり測るという点でも適した相手と勝手に位置づけています。

GK18番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに24番戸田大翔、右サイドバックに2番奥山圭介、センターバックに5番遠藤基意と22番岡田翼(後半5分⇒10番稲木蒼史)、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に13番堀井真海、右に7番木下翼(後半34分⇒17番南雲俊冶)

となります。

得点:盛嘉伊人(前半36分)、松村大也(後半37分)

芝を新しくした人工芝コート側の天然芝ピッチが試合で使われることが多くなりましたが、この試合は、土手側のピッチでの開催となりました。個人的には、レッズランドでの公式戦は、こちらのピッチというイメージと見る場所としても染み付いたものがあるので、勝手にこちら側で試合が見られるということで、喜んでいたりしました。

雨の天気予報があったものの、試合のタイミングでは、少し霧雨のような状況が残る時間帯もあったものの、傘なしで問題なく観戦できる状態になりました。

それでも、雨が降っていたために、スリッピーなピッチで、部分部分では、その要素がプレーに影響してしまうことも見られる試合でした。

どうも悪い性格でというか、この試合の前半は、ちょっとサポーターの方と話し込んでしまう時間帯が多くなってしまい、あまり細かいところまでしっかり確認ということができなかったのですが、序盤に浦和が勢いよく攻め込むことで、相手のパスサッカーをうまく封じることができ、相手のゴールに近いところでプレーする時間が多くなっていた印象があったものの、相手の守備網を崩すという部分では苦戦しており、押し込めている時間帯での得点が奪うことができずに、徐々に相手が落ち着いてパスを回し始めると、やや難しい時間帯も多くなるという展開になりました。

こういう展開では、少し強引にでも相手がスペースやパスコースを埋めようとしてくるところを、ドリブルで1枚2枚はがして組織を崩して仕掛けるということが必要になるという点では、7番木下翼が前線で果敢に仕掛けてディフェンダーを抜くことで、チャンスにつながるという場面が何度か見られました。

相手のペースになり始めて、2回ほど決定機を作られ、シュートミスに助けられたり、1番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れる流れで、迎えた前半36分。

相手の守備網を崩すことには、やはり苦戦していたところで、8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアの右外側のやや距離がある位置から、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートがキーパーが届かないゴール左上隅に吸い込まれます。

この見事なゴールで浦和が先制に成功します。

聞いた話では、前節も難しい展開の中で、8番盛嘉伊人の見事なフリーキックでのゴールが決勝点になったと聞いていて、見たかったな~と思っていたので、この見事なシュートは、前回見ることのできなかったブクメに見せてくれたゴールと勝手に位置づけさせていただきます(そんなわけないw)

前半を1-0で折り返した後半でしたが、開始早々の2分に決められ、試合を振り出しに戻されてしまいます。

若干相手の攻撃に対して守備が苦戦するという回数も増える中で、6分の11番松村大也の右サイドをドリブル突破してのチャンスメイクや、8分も同様に右サイド前線から11番松村大也のクロスを13番堀井真海が受けてショートパスで下げたところで10番稲木蒼史がミドルシュートを狙うも枠をとらえきれず。

11分には、左から24番戸田大翔がテンポ良いドリブルで切り込みチャンスを作ります。

14分には、13番堀井真海から裏へ抜ける10番稲木蒼史へのパスを通し、チャンスを作ります。

逆転を狙いに行き何度かチャンスは作りますが、後半30分に失点し、1-2と追いかける展開になります。

逆に、ビハインドを背負った状態でどのように戦うのかというところが見られたわけですが、下を向いて相手に押し込まれるということなく、逆に試合時間残り5分くらいのところからは、再び浦和ペースに戻すことができていたと思います。

そんな中で迎えた37分に、前線で13番堀井真海か10番稲木蒼史からだったと思いますが、ペナルティエリア付近で混戦の中で、相手ディフェンダーの股を抜くパスで密集するディフェンダーの間を通して8番盛嘉伊人にパスを通し、パスを受けた8番盛嘉伊人が、ペナルティエリアのキーパーと11番松村大也が走りこむスペースへ浮き球のパスを通し、これを11番松村大也が見事に決めて2-2と同点に追いつきます。

この時間帯は、4番根岸恵汰が、ややスペースが空き気味だった中盤のスペースでうまくパスを受けたりバックラインあたりから持ち上がって、両サイドへのパスの供給を良い狙いで出来ており、ここで守備の起点攻撃の起点ができていて、結果的に終盤の同点弾、そして、あと一歩で逆転という展開まで持っていくことができました。特に、試合終了間際の13番堀井真海のシュートは惜しかったですね。シュートの狙いもコースも悪くなかったのですが、相手キーパーの好セーブでぎりぎり触られてコースを外されてしまいました。

試合結果は、2-2の同点となりましたが、引き続き前回観戦できた2節同様に今年のチームの可能性と強さを感じることができました。

そして、試合が終わってこのブログを書く前に、また情報をチェックしたところ、今シーズンの柏レイソルU-15は5試合で2失点と守備の堅さが結果にも出ているところを見て、ここから2点を奪うことができたこと、ただ、得点も5試合2点と言うことで、得点力不足だった相手に2点取られたこと、いずれにもなるほどと思うこともありました。

課題もあり、光明もありますが、いずれにしても、しっかり結果を残し続けられていることも良い流れだと思います。

次回はいつ足を運べるのか、未定ですが、浦和レッズジュニアユースの現在地として、良い試合を見させていただきました。

次見る時までに、もっと全体的に力強く、そして前線に入る選手は、今よりもっと体を張る前線でポストとなるプレーもできるようになると、より攻撃に厚みが出るような気がしています。

楽しみにしています。

ではでは。

 

 

 

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2017/03/11 浦和レッズJrユースvs横浜F・マリノスJrユース 2-0勝利・・・今後の可能性をかなり感じた試合

どうも、ブクメです☆

この育成系の試合を見てブログを書くというのが、かなり久しぶりで若干これまでどうやって書いていたのかなと思い出しながら書いています。

2月末でプノンペンでの契約が終了し、再び不安定になったものの、時間の調整はしやすくなった流れで、3月6日から2週間ほど日本に帰国しています。帰国最初の週末土曜日は、既に先週開幕している浦和レッズジュニアユースが戦っている関東U15リーグを観戦してきました。

久しぶりのレッズランドでの試合観戦。こういう時間を作れることに幸せを感じますw

さてさて、なんとなく、浦和の育成は、歴代横浜F・マリノスの育成に苦戦する印象が強く(そうでない年も当然ありますが)、関東U15リーグの日程を眺めながら、今年はいきなり横浜F・マリノス系2連戦か、大変だなと思っていたのですが、開幕戦で追浜相手に勝利を聞き、行った方の情報では、内容もなかなか良かったとかだったので、期待とドキドキ感を持ちながらの観戦となりました。

はい、最近は、メトロポリタンリーグや、関東リーグ開幕前の、試合などほとんど足を運べていないので、正直なところ、選手の顔も名前もわからないケースが多いです。

今後もどの程度、試合に足を運べるか、いわゆる大きな大会ばかりに合わせて足を運ぶ人になってしまう可能性も高いのですが、足を運べる機会で、できる限り選手の特徴特長を掴んでいければなと考えています。名前は、だんだん物忘れが多くなる年代に入ってきたような気がしますので、覚えが悪くても勘弁してください。

はい、では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は、以下となります。

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに24番戸田大翔、右サイドバックに3番大山智也、センターバックに5番遠藤基意と2番奥山圭介、MFが左に9番佐藤優斗、右に11番松村大也(後半38分⇒10番稲木蒼史)、真ん中に4番根岸恵汰と8番盛嘉伊人、FWが左に13番堀井真海(後半?⇒12番根津彰文)、右に7番木下翼(後半33分⇒19番竹内優眞)

となります。

得点:木下翼(前半6分)、佐藤優斗(前半19分)

まだ、あまり細かくしっかり見られたわけではないので、簡単にこの試合の印象などを書きますね。

今年から、ユースのように4-1-4-1のフォーメーションになったという話も聞こえてきたように、試合結果などでは4-4-2で書かれているものの、確かに、そのようなフォーメーションに近い形で、更に、特に前線に関しては、割と自由なポジションに移動しながらプレーしている印象がありました。

攻撃の軸のところで昨年から主力として戦ってきた9番佐藤優斗、11番松村大也が前線両サイドに入り、しっかり存在感を見せながら、そこに7番木下翼が前線で流動的に(要するに運動量多く、色々なところに顔を出すという意味)球を受けて攻撃にリズムを作ったり自ら仕掛けるなど見られ、ボランチの位置に入っている8番盛嘉伊人が、全体のバランスを取るなど、既に関東U15リーグがスタートしたばかりで、チームとしてある程度、戦い方の理解度が高い印象がありました。

守備も比較的落ち着いてできていると思いますが、相手は、さすがに技術のある選手が多いので、時折相手のフェイントに簡単に引っかかって突破されてしまうなど見られましたが、この辺りは、実際にそういう相手と対峙しながら覚えていけば良いともいえますからね。同じことが繰り返されたらダメですが。

勝敗の境い目のところで言えば、確かに相手が決定機を数回外してくれた(サッカーではよくある、なぜか、良いプレーはできているのに、ゴールのところで押し込むだけなのに決まらないとか、何をやっても本当に決まらない日となっていた選手がいた)数回を決められていたら試合の流れが変わって難しくなった可能性もあります。こういう決定機が来た時に浦和はしっかり確率高くゴールにできたということが勝敗を決めましたね。

本当に、相手がミスしなければ、決められていたくらいの決定機のところは、その作られた原因をしっかり研究して、修正する必要がありますが、決定機になりかけたところでは、キーパーの18番関大輝が1対1の強さを見せて、決定機を阻止した場面も多数みられ、そこでやられるとバタバタする可能性があるというところでの好プレーでチームに落ち着きを与えていたことも大きかったと思います。

久しぶりの試合でかなり楽しい試合を見せてもらいました、ありがとうございました。

次回は、いつ足を運べるかわかりませんが、足を運べてこの試合をまず今年のチームとして頭に残しながら、足を運んだサポーターの方などから情報を得ながら次の観戦を楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。