浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。

日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 3回戦2014/06/29 浦和レッズJrユースvsGRANDE FC 2-0勝利・・・まずは全国決定!ここからの時間をどう使う?

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どうも、ブクメです☆

最近は、ゲリラ豪雨雷雨的な、急な天候悪化からの、中断や中止という試合が多くなっていますよね。勝てば全国大会出場が決まる重要な今日の一戦が、まさに、雨雲レーダーを見れば、試合時間にそうなる可能性が高い感じになっていたのですが、はい、食らいましたね。

この3回戦の対戦相手は、同じ埼玉県で埼玉県の大会ではお馴染みのGRANDEということで、同じ県同士の対戦となることで、相手の気合いも数倍になるでしょうし、更に、昔から、なんか嫌いな、三菱養和巣鴨スポーツセンターが会場。長いボールを多用するチームが力をより発揮できるグラウンドという印象。

全国が決まる一戦としては、少しやりにくさを見る側として勝手に感じてしまった今日の試合ですが、選手は頼もしいものですね。問題なく戦い抜いて勝利してくれました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲(後半25分⇒23番白土大貴)、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に19番山下勇希(後半スタート⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉

となります。

15:30キックオフ予定の試合は、少し遅れた38分くらいのキックオフになったのですが、キックオフ前くらいの段階で急激に天候が悪化して、ゴロゴロと聞こえ始めてはいたのですが、試合自体はキックオフ。

雨も降り始めて、雷も近づいてきているのが明らかな状況で、いつ中断するかな~という流れではありましたが、試合としては、この重要な一戦で早い時間帯の4分に15番長谷川魁哉のゴールで先制に成功します。

で、ここから更に勢いが上がってくるかと思った12分くらいのところで、大きな雷がなって、この直後に中断となります。

試合が再開されたのは、17時5分ということで、1時間ほど中断してからの試合と言うことで、いわゆるここでも見る側としては、先制して良い入り方をしたチームほど、こういう中断が入ると、その後に流れが変わることがあるのもサッカーだからと思ってしまうものですが、それに関しても、選手は頼もしいもので、再開後も集中して試合に入って戦ってくれました。

かなり雨も降ったのですが、少しいやな印象があった三菱養和の人工芝のグラウンドでしたが、水はけは、かなり良かったようで再開前は水たまりになっている個所も多く見受けられたのですが、試合が再開して少しで、試合に大きく影響するような水たまりはなくなっていました。

今日印象的だったのは、全員で円陣を組んだ後に、ディフェンスラインのメンバーでも円陣を組んでいたんですね。なんか良いですね。決めさせないぞという気持ちが伝わってきました。

試合としては楽な展開とは言えず、球際の激しさ、寄せの速さ、そして長いボールを多用してくる相手に対して、問題なく集中して対応はできていたものの、オフサイドの判定などで微妙なものも多く、試合のペースを握っていたのは、浦和でしたが、なかなか自由にプレーをさせてもらえない展開になっていました。

特に前線の選手がパスを受けた時やサイドから攻撃を仕掛けようとするときの寄せが早かったので、おそらく前線の選手にとっては、いわゆるフラストレーションがたまる試合になっていたかもしれません。ただ、それでも焦れずに仕掛けられていたのが良かったと思います。

長いボールを多用してくる相手に対してのラインコントロールも神経を使うものだったでしょうし、その部分では、本当に守備陣も集中できていたと思います。

前半を1-0で折り返し、後半も同様の展開が続くながらも、セカンドボールへの反応や、高めでボールを奪える回数が徐々に増える中で浦和が相手陣内に攻め込む回数も増えてきます。

それでも、相手も集中をなかなか切らしてくれず、追加点が奪えないままに進んで行きましたが、ある意味、そういう相手をうまくいなした形で貴重な追加点を後半27分に決めることに成功します。

後半25分から入った23番白土大貴が左前線に持ち上がったところから、ペナルティエリア近く中ほどに走る11番白田颯人にパスを出し、この段階で前にはディフェンダーが数人いる状況で、再びサイドにはたくか、強引に突破するかかな~と思っていたところで、相手もそこを警戒していたと思うのですが、そこでヒールで軽く後ろに流すという選択をしたこと、そこに反応した9番樋口颯太が迷わず、少し前に出ていたキーパーを超すような高めの軌道でコースを狙うことで、見事に追加点を奪うことに成功しました。

今のチームの守備の集中力を考えれば、事故のような失点が仮にあったとしても、2点のリードがあればセーフティと言っても良いとおもいますが、その事故のような失点もなく、きっちり無失点で試合を終えてくれ、2-0で勝利。

苦戦はしていたと思います。やりにくい相手だったと思います。でも、結果的には、ここしばらくずっと感じているチームとして既に次の段階まで行っている、なんといか、どっしりとした強さがあり、何かが起きて、不運があってとか、色々な難しい要素を加味しても、このラウンドで負けることはない、ありえない、そんな強さがこの試合でも感じられました。

ということで、まずは、全国大会出場は、決まりました。

関東U15リーグの再開は、9月になるため、ここから、8月の大会までの間の公式戦というものは、今臨んでいるクラブユース選手権の関東予選しかないため、関東の力のあるチームとの公式戦が最大であと3試合戦えるかどうかというのも重要と言えば重要です。

でも、課題を見つけながら、更なるチームの底上げや、どんな相手に対しても適応できるように攻撃や守備、戦術、選手の個性など、色々組み合わせなど、バリュエーションを増やして行くこと。いわゆる、試すことも必要になる時期でもあるとも思います。

その辺り、ここからまずは夏の大会までの時期で、どのようにチームが更に変化していくのかも含めて、足を運べる限り、しっかり見させてもらえればと思います!

楽しみにしています。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/04/29 第10節 浦和レッズJrユースvs東京ヴェルディJrユース 4-3勝利・・・課題もあるが勝ち切ったことが重要

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どうも、浦和サポブクメです☆

久しぶりのジュニアユースの試合観戦ということで、楽しみにヴェルディグラウンドに足を運びました。やや雲行きの怪しい天候で、風が冷たく思ったより肌寒く感じる気候でしたが、試合中は、少し雨の降る時間もあったものの、比較的試合をする機構としては最適だったと思われます。

聞いた話では、ここしばらく怪我の選手が多い状況であったり、4月に入ってから1点差で敗れる試合や引き分けの試合などが多く、やや苦しんでいるという話を聞いていました。

ゴールデンウィークには、大阪堺でのプレミアカップに挑む浦和レッズジュニアユースにとっては、大会に良いイメージで入るためにも、勝ちきれない流れを断ち切って、再び良い流れに乗るためにも、なんとしても勝っておきたい一戦でした。

では、試合の話に移りますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

8番立川将吾は、怪我で数試合ぶりの復帰、10番シマブク・カズヨシも怪我からの復帰試合と言うことでした。逆に、11番白田颯人が怪我でこの試合はベンチ外ということです。

前回の試合観戦から1か月以上空いての観戦となるため、その間の5試合ほどを見ずにということと、前回観戦して敗戦したFC東京U15深川戦のイメージとの比較になってしまいますが、この試合のスタートは、その時と比べて、まず中盤の8番立川将吾のプレーが、前回は守備的になりすぎていてらしくないと感じられたところが、攻撃のイメージも強く持ちながら守備のところでも、中盤でのプレスの意識高く、パスを捌くという役割もできており、更に全体的な動きのイメージでも、前回は、個々が強くなってしまっていて、味方を生かすイメージが少ない印象があった部分も良くなっていたと思います。

出だしの良いイメージ同様に、開始早々から、9番樋口颯太の惜しいシュートがあったり、連続でコーナーキックを獲得して攻め込むなど、かなり多くの時間相手陣内で攻撃をし続ける時間を作ることができていました。

良い攻撃、惜しい攻撃が繰り返される中で、6分に、10番シマブク・カズヨシが前線でキープし、8番立川将吾が中盤からゴール前に抜け出したところにタイミングよくパスを通し、しっかりシュートを決めて浦和が早い時間の先制に成功します。

7分には、10番シマブク・カズヨシがインターセプトから7番菊地泰智とのパス交換で再びパスを受けて攻めあがります。

こちらペースで試合が進む中で、相手の攻撃もややパス精度が低かったり単発で終了することが多く、時折、シュートを打たれると危険な位置でプレスが遅れたりするところはヒヤリとするところもあったものの、守備のところも問題なく跳ね返していました。

14分には、4番橋岡大樹の攻撃参加で、遠目の位置からシュートを狙うも、ここは相手ディフェンダーのブロックにあいます。この攻撃参加の時に、センターバックの位置に、8番立川将吾がしっかり下がっていたのも良かったですね。

19分には、8番立川将吾が思い切りよく放った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩きます。

23分には、中盤の14番弓削翼を経由して15番長谷川魁哉が持ち上がりチャンスを作ります。

そして、24分に、浦和が追加点を奪います。この得点までの流れを見逃してしまい、喜んでいた選手と周りから聴こえた声で、10番シマブク・カズヨシのゴールかと思っていたのですが、オフィシャルを見る限りでは、14番弓削翼のゴールとありました。

2-0とリードを広げます。

27分には、8番立川将吾のサイドチェンジのパスを受けた7番菊地泰智が持ち上がりシュートを放つもキーパーに防がれます。

そして、28分に7番菊地泰智のインターセプトから、9番樋口颯太を経由して、裏へのパスに抜け出した15番長谷川魁哉が、キーパーの位置を見つつ、アウトサイドでふわりと浮かせたシュートでゴールし、3-0と大きくリードを広げます。

31分には、前線で10番シマブク・カズヨシがキープし、左の15番長谷川魁哉、いったん下げて8番立川将吾、更に下げて4番橋岡大樹とつなげ、右に大きな展開で攻撃というような、相手の守備で無理に仕掛けずに、味方のフォローで組み立てなおした、このような形も良かったと思います。

32分に、23番白土大貴が右前線のスペースにパスを出し、そのパスに8番立川将吾が反応するもわずかに届かなかったものの、14番弓削翼も同じように中盤から、足元だけではなく、前線のスペースに対してパスを出して、味方とタイミングが合えば大きなチャンスにつながるような、スペースへのパスを出す場面が多く見られましたが、良い試みだと思います。こういうプレーが味方と確率高く合うようになると、より攻撃に迫力が増しますね。

ほぼ浦和が主導権を握り続けた形で前半を終了します。

後半に入ると、ハーフタイムに檄が飛んだのか、相手チームの前線からの運動量が激しくなり、この相手の勢いをうまくいなせないスタートから、相手の反撃を許してしまいます。

それでも、開始早々に8番立川将吾のインターセプトから9番樋口颯太への展開だったり、コーナーキックのチャンスで4番橋岡大樹が惜しいヘディングシュートを放ったり、10番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の形を作るなど、最初5分ほどは、浦和の追加点のチャンスは立て続けにあったものの、そこで決められないままに、7分に失点すると、9分にも失点を喫し2-3と1点差に迫られます。

なんとなくですが、長身の4番橋岡大樹のところに、小柄な選手が仕掛けるようなミスマッチをうまくいかされたような印象もあるものの、この時間帯は、相手の攻撃に後手後手になってしまっていたのは確かです。

そして、15分には、このミスマッチのところを突かれたというか、PKを取られるほどのプレーではなかったと思う場面でPKを取られてしまい、これを決められ3-3の同点に追いつかれてしまいます。

ただ、確かに相手の攻撃や前線からの激しさを増したプレスに苦しめられたものの、浦和の攻撃の回数自体が減ったわけでもなく、ゴールに迫る回数も多く、決めきれればもっと楽になりそうな状況ではありました。

そして、同点ゴールを決められた後のところで良かったことは、そこで堪えることができ、再び浦和のペースに戻すことができたということだと思います。

特に、前線で10番シマブク・カズヨシのところでパスが収まり、そこから攻撃がしっかり展開できたことが大きかったと思います。

そして、同点まで追いついた相手をガクっとさせたのが23分の10番シマブク・カズヨシのゴールでした。

4-3とリードを広げたところで、24分に7番菊地泰智に代わり19番山下勇希が入ります。

この時間帯での19番山下勇希の投入も相当効いたと思います。運動量はもちろんのこと、中盤での狙いすましたインターセプトで何度も相手の攻撃の芽を摘むプレーは見事でした。欲を言えば、そこからの攻撃でもう1点追加して試合を決めるところまで持って行けると更に良かった思います。

この19番山下勇希が絡んだ攻撃でも多くチャンスを作れていましたし、10番シマブク・カズヨシがサイドを突破してクロスまで持っていく場面も数回ありました。

更に、30分くらいには、8番立川将吾からのスピードのある縦パスにオーバーラップして抜け出した3番大西翔也が強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

終盤に、何度か相手にチャンスを作られたものの、5番山崎舜介のカバーなど、後半序盤の同点に追いつかれるまでの混乱はあったものの、再び逆転した後は、守備陣も集中して落ち着いて対処できていたと思います。

結局、試合はそのまま4-3で終了。なんとか勝ちきってくれました。

3-0のリードを追い付かれたのですから、課題がないとは言えないのですが、4月のここまでの試合を勝ちきれない、引き分けになんとか持ち込んでという試合が続いていた中で、3-0を3-3にされたところから、再度逆転して、勝ち切れたという結果がなによりもこの試合では重要で褒められるべきものではないかと思っています。

いよいよ今週末から、プレミアカップですね。

グループリーグはあるとは言っても短期決戦ですし、今日の試合を踏まえて考えると、勝負強さを見せた部分は当然継続させてほしいですし、後は、相手のプレッシャーを受けた時に、中盤での連携がもう少しスムーズに行って、ここは守備の連携、ここは、攻撃の連携と、味方同士の距離感などでバランスを取って、相手のプレッシャーをいなせるようになっていくと、もっと良くなっていくかなと感じます。

ガッツリ優勝まで見届ける予定で大阪行きの予定を組んでいます。

良いとこ取りばかりな足の運び方ですみませんが、今日の勝利から、プレミアカップ優勝まで、しっかり見届けさせてもらいますからね!

ではでは。

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U14スペイン遠征 第4戦2013/08/31 第21回CNタラサジュニアユース大会vsCNタラサ 9-0勝利・・・この勢いで、明日の2戦に自信を持って臨んでほしい

Club Natacio Terrassaグラウンド/2013年8月31日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースU14のスペイン遠征、大会2日目になりました。今日の対戦相手は、この大会を主催しているクラブとなるCNタラサのU-15のチームとなります。昨日の試合を眺めていたところ、エスパニョール相手に0-15で敗れたという結果を見る限りは、この大会に臨んでるチームとしては、一つレベルが落ちるチームにはなると思いますが、それでも体格的には大きい選手が多かったり、ここ3試合でまだ勝利がなく、チームとしてもややうまく行かないと頭に残ってしまっていて、それがミスを生んでしまい、悪循環な流れで初戦を落とした印象がありました。

今日の試合はそういった意味では、圧勝して、仮に明日の対戦相手のエスパニョールやサラゴサが、体格とテクニックで大変な相手だったとしても、今浦和レッズジュニアユースができることを、しっかり出し切って戦えるように流れを作ってもらいたい試合でもありました。

そして、その期待通り、今日は、浦和レッズジュニアユースU-14らしく攻撃力が爆発する試合となりました。

得点がたくさん入りましたので、得点経過中心に試合の流れを書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GK1番柿沼優輔、DFが左サイドバックに13番角田涼太朗、右サイドバックに3番弓削翼、センターバックに15番松永悠希と4番橋岡大樹、MFが左に8番山下勇希、右に5番荻原拓也、真ん中に6番菊地泰智と17番立川将吾、FWが左に9番シマブク・カズヨシ、右に7番白田颯人

となります。

試合開始から、浦和の攻撃が相手守備陣を脅かすプレーが何度も飛び出す中、1分に5番荻原拓也が思い切ったミドルシュートを放ち、これが決まり1-0と浦和が先制。

2分に、17番立川将吾から右の5番荻原拓也に長いパスを通し、折り返しのパスを受けた9番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛けます。

3分にコーナーキックの場面で6番菊地泰智からのボールを3番弓削翼がヘディングシュート、このヘディングシュートが良いコースに飛ぶもキーパーに弾かれます(コーナーキックは獲得。)

5分に、右サイドに開いた9番シマブク・カズヨシがサイドをドリブルで上がり、ファーに8番山下勇希、真ん中に7番白田颯人が駆け上がってくる中で、フェイントを入れつつ、7番白田颯人に合わせたクロスを通し、7番白田颯人がしっかり決めて2-0。

直後の6分にも、8番山下勇希の左サイドからの突破から折り返しのパスを受けた7番白田颯人がシュートを放つも、これはクロスバーに嫌われます。

8分に、相手選手との接触プレーで負傷した15番松永悠希が12番三井愁雲と交代します。目の上を強打した模様。出血はなく、内出血のような状態とのことですが、かなり試合開始から気合が入っていたため、本人も途中交代は残念だったと思います。

交代の直後に相手に決定的な形を作られるも、1番柿沼優輔の好セーブで失点を免れます。

14分に4番橋岡大樹からのロングフィードに脱け出した7番白田颯人がドリブルでそのまま持ち込んでゴール。これで3-0となります。

18分に9番シマブク・カズヨシがドリブルで仕掛けて相手の大きめのディフェンダーに囲まれながらもなんとか角度のないところからシュートまで持ち込むもサイドネット。

21分に、ここはオフサイドはなかったと思いますが、裏へ抜け出した7番白田颯人がシュートを決めるもここはオフサイドの判定。

今大会は、線審がおらず主審だけですべての判定が出されるので、特にオフサイドに関しては、曖昧なジャッジが多いです、仕方ないですが、多いですw

23分に、5番荻原拓也からのパスを受けてペナルティエリアに侵入した7番白田颯人が倒されPKを獲得。このPKを本人がきっちり決めて4-0。この段階で7番白田颯人はハットトリックですね。

25分にコーナーキックのチャンスで7番白田颯人からのボールに対して4番橋岡大樹が良い位置で対応できる入り方をしたものの、胸トラップで思うようにコントロールできず。頭で押し込むとかではなくて、胸トラップしてシュートとかを狙っていたのかもしれませんね。

27分には、左前の裏のスペースへ抜け出した9番シマブク・カズヨシにパスが通り、ドリブルでペナルティエリアまで侵入し、折り返して相手ディフェンダーのマークを完全に外した状態でゴール右隅を狙い澄ましてシュートを放つもこれがポストを叩いてしまいます。

前半は、ほぼ浦和が支配した状態で4-0で終了。

後半5分に、4番橋岡大樹が、5番荻原拓也にパスを預け、前線に攻撃参加するも、その後パスが来ずでしたが、この時の流れで、6番菊地泰智が、4番橋岡大樹に対して、そのまま高めでいいというコーチングを出して、自らが下がってディフェンスラインのスペースに入った場面は、良かったですね。こういう受け渡しがスムーズにいくようになると、より相手がプレッシャーをかけにくい状態の攻撃のオプションを増やすことがもっとできるようになってくると思います。

8分に、6番菊地泰智に代えて11番樋口颯太が入ります。

後半も、疑惑のオフサイド判定で何度か決定的なチャンスをつぶされるものの、それでも浦和が得点を重ねていきます。

9分に、交代で入った11番樋口颯太が、ゴールを決めて5-0。

10分に、5番荻原拓也に代えて14番山崎舜介が入ります。

交代で入った14番山崎舜介も直後の11分にゴールを決めて6-0。

14分に、7番白田颯人が完全に相手ディフェンスラインを抜いて突破したところで、明らかに相手選手が引っ張って(もう、どんな言い訳もできないくらいにはっきりと引っ張って倒して)倒されたものの、イエローカードで済ませてしまったり、ここでも判定に対して「???」ということもありつつ。

15分に8番山下勇希、7番白田颯人に代わり、16番関根陸斗と19番長谷川魁哉が入ります。

19分に、17番立川将吾のアシストで19番長谷川魁哉がゴールし7-0。

20分に左サイドから16番関根陸斗が突破してクロスに19番長谷川魁哉が合わせるも、これはクロスバーに嫌われます。

21分に、9番シマブク・カズヨシが、見事なドリブルで右サイドから突破してチャンスを作ります。

23分に19番長谷川魁哉が得点し8-0。

27分に12番三井愁雲に代えて10番長倉幹樹が入ります。

そして、試合終了直前に、9番シマブク・カズヨシから16番関根陸斗とつなぎ、11番樋口颯太が最後にしっかりにと決めて9-0。

ということで、本来のU14らしく攻撃力が爆発して快勝となりました。

ただ、心配なのは、この試合で結構負傷者がでてしまったんですね。程度は分からないため、明日には問題なく試合に出られるくらいの一時的な痛みなら良いのですが、頭部を痛めた15番松永悠希以外に足を痛めた選手が数名・・・心配です。

いや、まあ、でも、すごいと思いますよ。昨日結構厳しめのことを書いてしまったかなと思っていたら、翌日の試合でしっかり、一歩前進するような内容をしっかり見せてくるのですから。

人工芝が思った以上に滑るとか、審判のオフサイドの判定が微妙だとか、色々あると思いますし、明日対戦する2チームは、相当手ごわいと思いますが、今日の試合のように中盤はどっしりと激しく、ゲームをコントロールして、前線は個人で仕掛けることもしつつ、周りを使うことも考えつつ、その状況判断をより早く。足が長い相手選手を抜き去るのは、今の時点では大変かと思いますが、できるときはやればよいと思います。

また、先ほど書いたように、選手同士で声を掛け合って、一時的なポジションチェンジを有効に使って、攻められるときにはバックラインの選手が攻めるくらいでも良いと思います(チームの約束事としてダメと言われているならダメですよ、責任は持ちませんw)

明日の最終日の2試合で、やれることを出し切って、充実感を持って日本に帰れるようにやってみてください。疲労もピークでしょうが、ここはやるしかないですよ。

昨日、浦和に対して精度の高いプレーをしてきた習志野FCの試合を浦和の試合の前に眺めていたのですが、やはり相手に飲まれてミスが多くなるような状況になると、もったいないプレーが多くなっていました。

難しい状況でも、自分たちのやれることを、落ち着いてやれるか。そういったところが、ひとつ前よりできるようになったと感じて終われるような試合にしてください。

とにもかくにも、気持ち良い試合でした。

さてさて、話は少しそれますが、明日は(既に日本では今日になりますね)浦和レッズユースのプリンスリーグですよね。今シーズンで足を運べないのは初めてですが、今日の浦和レッズジュニアユースU-14の大勝の勢いが、ユースにまで届いてほしいです。

気になって仕方ないです。戦いきってほしい。本当に、チームとして戦いきって勝利を掴んでほしいです、それだけです!

ではでは!

Club Natacio Terrassaグラウンド/2013年8月31日Club Natacio Terrassaグラウンド/2013年8月31日Club Natacio Terrassaグラウンド/2013年8月31日

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おまけの写真です。

U14スペイン遠征 第2戦2013/08/29 練習試合vsCF DAMM U-15 2-5敗戦・・・前後半で別の相手?強敵相手に大敗

Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日

 

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

無事、練習試合のDAMM戦にもたどり着くことができました。最寄駅と徒歩圏内、あとはチーム名などのヒントをもらったのですが、今回の対戦相手が街クラブということで、まず日本語系の検索ではチームの大まかなことは載っていても、どこで試合をしているかなどの情報は見つからない、英語系のウィキペディアなどを使ってみたものの、それでもDAMMがスペインで有名なビールのメーカーであることは調べられても、そこが持っているチームの情報は見つからない。

そんな時に、役に立つのがyahooの海外版ということで、yahooのスペイン版で複数キーワードで検索したところ、CF DAMMの情報が見つかりました。そして、チームの公式ページも見つかりました。気になる方はこちらを参照くださいね。

で、ここでDAMMが利用しているグラウンドが3つ紹介されていて、いずれも今回の会場の最寄駅Hortaという駅から行ける場所ではあるものの、最寄駅がHortaであればここかなという場所に狙いを定めて足を運んでみたら正解でした、毎度のことですが、会場で浦和の選手たちが見えてようやくホッとします。

さてさて、スペインのサッカー事情というのは、調べれば調べるほど奥が深いですよね。

今回浦和が遠征しているバルセロナでは、日本でもよく知られているリーガエスパニョーラのバルセロナとエスパニョールの下部組織が勢力の強い2チームであるのですが、3番勢力として知られているのが今回対戦したCF DAMMというチームということです。このDAMMという文字は見覚えがあるという方も多いと思いますが、これです↓

スペインの有名なビールのメーカーでもあるDAMM/2013年8月29日

 

 

 

 

 

スペインで、ビールを注文するとかなり高い確率で出てくるこれ。この大手ビールメーカーが持っているチームなんですね。育成世代までの選手のみを持ち、街クラブ以上のチームを作るつもりはなく、それでもこの世代での強化を本気でやっているチームであり、実際にこの地域の育成世代では、相当強いと言われているチームだそうです。

そして、今日の練習試合では、聞いていたことをこの目で確かめることになったというくらい想像していた以上に強い相手であることを実感させられました。

では、今日の試合のスタメンと交代、あとは得点経過と大まかな流れを書いてからこの試合の印象を書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに12番三井愁雲、右サイドバックに15番松永悠希、センターバックに4番橋岡大樹と3番弓削翼、MFが左に8番山下勇希、右に13番角田涼太朗、真ん中に17番立川将吾と5番荻原拓也、FWが左に10番長倉幹樹、右に14番山崎舜介

となります。

交代は、後半スタートから12番三井愁雲に代えて16番関根陸斗、14分に15番松永悠希に代えて6番菊地泰智、17分に6番菊地泰智に代えて19番長谷川魁哉。

昨日後半途中から、サイドバックに入ったために勝手に思い込んでいた14番の選手は山崎広大ではなく、山崎舜介でした。今日、スタジアムに足を運んだらすぐに指摘してもらい助かりました。その14番山崎舜介が今日は、前線でスタメン出場していました。

また、昨日の試合で相手選手と接触して顔面を強打して結果的に途中交代になった17番立川将吾は元気にスタメン出場していました。

この試合は、正直相手チームに対して驚くことがかなりたくさんありました。人工芝の会場に試合前にかなり放水していたことにもまず驚かされたり、あとは、線審がおらずすべて主審を務めていた方が判断して笛を吹いていたのですが、オフサイドについての判定のかなり曖昧な感じは、なんともなんともでしたが。。

でも、、、最も驚いたのは、前半と後半のチームの変貌ぶり。

前半と後半おそらく相手はほぼ全選手を交代して前半40分、後半40分はまったく別のチームで臨んできたのですが、前半のチームは、スペインでこういうサッカーを見ることになるとは想像だにしなかったというくらいのガツガツ系のチームで、大きめの前線の選手がものすごい剣幕でプレッシャーをかけてくるようなチーム。

そして、後半は、テクニックやパス回しを重視した相当レベルの高いサッカーをしてくるチームに一気に入れ替わって混乱する守備陣を翻弄するような相手になっていました。

前半は、とにかく相手の力強いサッカーに試合開始から苦しめられ、4分と11分に失点し、気が付けば2点のビハインドを負っているという状況になったものの、12分に、8番山下勇希、14番山崎舜介とつなぎ、裏へのパスに脱け出した10番長倉幹樹が冷静に決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

この1点差に迫るゴールの直後にも、17番立川将吾が中盤でインターセプトしていったん14番山崎舜介に預けて再びパスを受けてシュートを狙ったり、相手のミスに乗じて10番長倉幹樹がフリーでシュートを放つもこれは、惜しくもポストに当ててしまいました。

前半の相手チームの、運動量が一体どこまで続くのかと思って見ていたのですが、20分になる頃には、一気に相手の運動量が落ちたんですね。相手の最前線にいた選手などは、明らかにもう走るのがつらいという表情がでてしまっているくらいですw

比較的相手のプレスに慣れてきた状況と明らかな相手チームの疲労具合で前半も20分あたりからは浦和のペースになる時間もあり、同点に追いつくチャンスもあったと思いますが、この時間で決めきることができずに1-2と1点ビハインドを負ったまま前半が終了します。

それで、後半から先ほど書いたような、まったく別タイプの選手が登場するわけです。背番号で言えば前半は1ケタ台の選手が多数をしめたガツガツ系から、体格的にはやや身長が高い選手は多いものの、見るからに体が大きいという選手はいなくなり、背番号も10番台になったことや、後半開始の相手の動きを見た時には、それほど激しくプレッシャーにくるわけでもなかったため、一瞬、前半のチームとは一つレベルが落ちるチームに代えてきたのかと思ったのですが、やるサッカー自体を完全に変えてきたんですね。驚きました。正確なパス回しに加えて、身長が高くスピードのある前線の選手たちの仕掛けにかなり翻弄される回数が多くなりました。

後半は、9分、16分、30分に失点し1-5とされ、38分に17番立川将吾を起点に途中から入った19番長谷川魁哉が角度のないところからシュートを決めて2-5と意地は見せたものの、結果としては、昨日とはまた別の意味での敗戦となりました。

今日の相手は、年齢的にも浦和がU14なのに対して相手はU15のチームで臨んできたということですので、その差もあると思いますし、実際に体格差のミスマッチのところをことごとく付かれたということもありましたので、組織的なサッカーを徹底しているわけではない浦和がこの時期対戦する相手としては、本当に厳しい相手だったと思います。

メンバー的にも数人の交代選手で毎日試合のために出場しない選手は出場しないとある程度浦和は決めているような状況でやっていることに対して、DAMMは、前後半大幅にメンバーを変更して、全く別のサッカーで徹底的にやってきてくれたこと自体は、本気で臨んでくれたと考えると感謝するべきことなのかもしれませんね。

ただ、完敗の中で浦和は多くの選手がしっかり戦えていたことはプラスに感じた要素であり、特に相手が一枚上手の戦い方をしてくる中で、全体的に行かなければという気持ちが空回りして悪循環になって攻められていた印象がある中で、17番立川将吾は昨日に引き続き、この試合でも存在感のあるプレーを見せており、戦う気持ちも前面に押し出したようなプレーも多く見られました。これまでは、激しさとはやや縁がないようなプレーを多く見てきただけに、この大会に入ってからの彼には驚かされています。

今日のような相手と対峙した時に、もしかすると組織的なサッカーを最重要視しているようなチームであれば、対等以上に戦える日本のチームは多いかもしれません。でも、浦和の下部組織には、そこを目指しては欲しくないので、個性的な選手が伸び伸び戦うためにも、明日から始まる大会でも、17番立川将吾ほこの水準のプレーを続け、更に研ぎ澄ましていくことが必要であり、今日同じボランチに入っていた5番荻原拓也だったり、昨日組んでいた6番菊地泰智などボランチの位置に入る2枚の選手にかかる負担は大きいですが、そこのレベルアップにより全体的に選手の個性が生きてくるチームにこの大会で近づいて行ければ良いかなと今日は特に感じました。

守備に関しては、とにかくやっている選手たちが最も感じていると思いますが、試行錯誤していくしかないです。1つ上の相手が出場してくる可能性も高い明日からの大会では、体格差のミスマッチをつかれることも多いでしょうし、センターバックの経験が浅い選手がそんなに簡単に抑えれるようなレベルではないような選手もいたりします。今の時点では、どうしようもない部分も明日からの試合でも出てきてしまうと思いますが、とにかくうまく行かないと考える前に、失点は多くなっても、試行錯誤して少しずつ調整していくしかないと思います。

さてさて、明日から大会が始まるわけですが、その初戦の相手が日本の習志野FCというチームなんですよね。

スペインのチームが相手ではないという状況下で、相手のことがよくわからない状況下の中で、どのような試合になるのか、それはそれでまた楽しみではあります。ただ、日本の相手なら特に勝負にこだわって戦ってほしい気もしています。

決勝トーナメントなどがあるわけではなく、総当たりで順位を決める大会ということですので、そこを意識させた戦いになるのか、色々想像する部分もありますが、明日からの3日間4試合、楽しみにまた足を運ばせてもらいます!

時差ボケ、アウェイの環境、体格差、色々な悪条件に負けんなよ~!

ではでは。

あ、大会のオフィシャルリリースがでていますのでリンク張っておきますね。⇒こちら

Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日

Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日

Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日

Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日Campo de futbol At. Horta/2013年8月29日

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おまけの写真です。

 

メトロポリタンリーグ(U-13) 2012/12/01 浦和レッズJrユースU13 vs 横浜F・マリノスJrユース追浜U13 6-0勝利・・・破壊力抜群

レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランド連続3試合の日。2試合目は、U13のメトロポリタンリーグになります。対戦相手は、U14と同様に横浜F・マリノスジュニアユース追浜U13になります。

どういうイタズラか、この試合の前くらいから空が一気に暗くなり、雨が降り始め、前半30分くらいまで強風プラス雨という結構大変な環境になりました。

ブクメも、傘がひっくりかえらないように格闘しつつの観戦となりました。寒さ、風、雨・・・敵が多い!

さて、先ほどのU14の試合も久しぶりではあったのですが、U13の試合になると、本当に7月中旬くらいぶりになると思います。なんか、髪が伸びていたり、背が伸びていたり、ただでさえどの選手がどの選手か把握するのに苦戦するこの時期に更に分からない状況もありつつ。ここからしっかり覚えるぞ・・と!

では、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に12番長谷川魁哉、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に2番大西翔也、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

しばらく空いたので、選手の特徴も少しぼやけている状況もありつつ、前半早々のゴールを8番立川将吾が決め、更にそのすぐ後にも中盤から豪快なシュートで8番立川将吾がクロスバーをたたく場面を見て、ああ、中盤で存在感見せていてシュート力がかなりある選手だなどと1人1人確認しながら観戦。

5番シマブク・カズヨシは、前よりも前線でのボールの受け方が上手くなっているな~と、ポストプレーや14番松永悠希からのロングフィードを上手く受けた場面を見て感じつつ、激しい雨風の中での時間帯でしたが20分くらいまで、ほぼ一方的に浦和が攻め続けていたように感じます。

前線で奪う、こぼれ球への反応が相手より一歩早い、打てる時はシュートを打ってみる、ドリブルで仕掛けられるときは仕掛けてみる、連携を狙ってみる、様々な要素で相手を上回って攻め続けていました。

19分には、19番山下勇希がドリブルで攻め上がってシュート、20分には5番シマブク・カズヨシがポストを叩くシュートとシュート場面も多く、6番白田颯人が8番立川将吾にパスを預けて、預けた6番白田颯人はそのままディフェンスの裏のスペースへ走り、そこへ8番立川将吾がタイミングよくパスを通し、攻め込んだり、多彩な攻撃を見せ続け、それでも得点自体はまだ1点なんだな~と思っていた25分に12番長谷川魁哉がループ気味のシュートを見事に決めて2-0とします。その後も、3番荻原拓也が長いドリブルで仕掛けたり、8番立川将吾が中盤でのインターセプトから6番白田颯人にパスを通して仕掛けたりチャンスを多く作りつつ、前半は2-0で終了。

先ほども書きましたが、前半30分くらいで雨は止み、一気に天気が回復して晴れ間も見えるくらいの状況での後半となりました。

チェックしきれていなかったのですが、おそらく後半スタートで2番大西翔也、3番荻原拓也に代えて4番菊地泰智、10番長倉幹樹が入っていたと思います。

後半スタートし、早くも3分に19番山下勇希がミドルシュートを見事に叩き込んで3-0とすると、5分には、6番白田颯人のドリブルからのシュートをキーパーが弾いて混戦状態になったところを最後は5番シマブク・カズヨシが決め4-0。更に、14分にコーナーキックの流れから20番弓削翼がシュートを決めて5-0とし、試合をほぼ決定付けます。

ちょっと、メンバー交代が多かったため、誤りがあるかもしれませんが、まず15分に9番角田涼太朗、19番山下勇希、18番高草木天平に代えて、7番関根陸斗、15番三井愁雲、1番柿沼優輔が入ります。

更に25分には、12番長谷川魁哉、5番シマブク・カズヨシ、6番白田颯人に代えて、13番樋口颯太、17番山崎舜介、16番山崎広大が入ります。

メンバーは変わっても浦和の攻勢は続き、最終的には30分にペナルティエリアの外くらいから10番長倉幹樹が見事にコースを狙った低い弾道のシュートを決めて、結果的に6-0で大勝となりました。

後半は、やや断片的に見る時間も多かったのですが、7番関根陸斗のドリブルやトラップしたボールの置き所などを見ながら、うまいな~と感心したり、更に試合後に一本行われた練習試合では、30分くらいの時間の中で13番樋口颯太が見事なゴールを決めまくって気が付いたらハットトリックしていた(はず?)などに見入っていたり、比較的自由度高くプレーさせてくれる1年生の教え方ではありますが、バランスも良いし、組織的にも戦えているし、なんというか、純粋に楽しませてもらいました。

6得点しながら、失点を0に抑えたというのも素晴らしいですね。

今年は、U13の新人戦に当たる大会がこれまでは1回戦からスタートで対戦相手は格下になり大差がつくような試合になりがちではあるものの、割と楽しみにしていたのですが、これがシードになって試合は来年までないので、U13の試合というものを見る機会自体あまり探し切れないのですが、このタイミングで1試合見られて良かったです。

ではでは。

 

レッズランド2012年12月1日レッズランド2012年12月1日レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

おまけの写真(試合中の天気の移り変わりも分かりますw)