Jユースカップ2012/11/8 予選グループステージ第2戦 浦和レッズユースvsザスパ草津U-18 1-1引き分け・・・結果は残した!

サンデンフットボールパーク2012年11月8日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

埼玉県内の大会などで木曜日の夕方などに試合が行われることは、よくあるものの、今回のような群馬県まで移動して試合というのは、なかなかレアなものです。聞いた話では、今日の試合の前に某学校行事でマラソン大会でひとっ走りしてから参加している選手などもいたり、本来は来られない理由があったものの、配慮で予定を切り上げてやや遠目のところから合流した選手もいるとか、結構色々な状況下での試合となりました。

ということで、10月28日に予定されていたザスパ草津U18との試合が濃霧で延期となり、その試合が本日行われました。

場所は、サンデンフットボールパークというところで、伊勢崎駅の近くと前回の草津と比べると、比較的行きやすい会場ですね。

きれいな人工芝のグラウンドでしたが、見る側とすると暗くなってからの試合で照明の関係で少し状況が確認しにくい環境でもありました。

先週末に行われた山形vs草津の試合が引き分けたため、浦和レッズユースとすれば、この試合で引き分け以上で終えることができれば、最終戦を待たずにとりあえずはグループステージを突破することはできるという状況。

ただ、実力差はある相手なので、しっかり勝っておきたい相手でもありました。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に27番細田真也、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と8番繁田秀斗、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

Jユースカップの初戦のモンテディオ山形ユース戦同様の前線に、後ろ目のポジションは先日の立正大学との練習試合のパフォーマンスなどを加味してのスタメン構成と言った感じでした。

力の差のある相手と考えた場合には、今後の公式戦のために試しておきたい選手などをうまく配置したとも言えますが、なかなか思惑通りには行かないスタートとなりました。

基本的には、相手の戦い方は浦和をリスペクトしてくれている守備的な形。ただ、山形と比べると、カウンターの際に大きめの選手に長いボールでというよりは、前線のスピードがある選手で一気に仕掛けたいというような狙いが見えました。

守備のところは、中をかなりしっかりと閉めてくるのは山形戦同様です。また、今日に関してはサイド攻撃に対しても早めに2人くらいで詰めてくるため、ここからの突破も苦戦した印象があります。

6番西袋裕太や3番寄特直人が両サイド前線に大きく展開しようという意図が見られた序盤、サイドから崩そうという試みは見られるものの、工夫という意味ではやや足りず、基本的にパスで組み立てて崩そうというプレーで、危険なところまで持ち込む前に引っかかってしまうという、いわゆる相手の狙いにはまってしまっているところがあり、この試合でスタメンに入った左サイドバックの5番佐藤大介や右サイドバックの27番細田真也が仕掛けようとする狙いは多くみられたものの、うまく相手に対応されてしまっている印象で、逆に、カウンターでサイドを狙われた時には、ひやりとする場面も多くはないもののある状況。

サイドからの崩しの形で最初に浦和が作った惜しい形としては、6番西袋裕太から右前線に上がる27番細田真也に通してクロスに21番進昂平が合わせようとした場面。

試合開始早々に5番佐藤大介が思い切りよく上がっていきクロスを上げた場面もありましたが、やや強めに吹いていた風が影響していたかもしれませんが、こういった高めのクロスになった時に思うように狙ったところに出せていないような印象もありました。

15分には、6番西袋裕太のミドルシュート。

また序盤のプレーの中では、20番広瀬陸斗が相手のボール保持がもたついたところをうまく狙って奪って攻撃に転じるという場面も多くみられ、ここはよかったと思いますが、奪ってから崩すまでの動きには苦戦していた印象です。

いわゆるポゼッションンの時間は長いものの、決定的な攻めができないという展開に陥ってしまう中で、恐れていたことが22分に起こってしまいます。

カウンター一発で失点。

0-1とビハインドを負った中で、相手は更にやることが明確になったことで、失点後は浦和もそれまで以上に細かいパス回しから崩そうと試みるものの、なかなか崩し切れず。

前半終盤に、ロングパスを21番進昂平が落とし、10番中村駿介にパス。ディフェンスラインとややギャップができたところで狙い澄ましてシュートを放つも僅かにゴール左にそれてゴールならず。

前半は、完全に相手のやり方にはまってしまった形で0-1で折り返します。

後半は、スタートから5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗、27番細田真也に代えて2番新井純平を投入します。なかなか見られない、サイドバックの選手の同時交代ですね。

また、前線の配置も少し変わり、前線の左に20番広瀬陸斗、右に10番中村駿介、真ん中に21番進昂平で、14番関根貴大はトップ下の位置に入りました。

後半は、まず3分に20番広瀬陸斗の左からのクロスに21番進昂平がヘッドで合わせる惜しい場面、更に5分くらいには右サイドの2番新井純平のオーバーラップからのクロスに20番広瀬陸斗が合わせようとするもあと一歩で届かず。この場面は、本当に触れれば確実にゴールというタイミングのクロスだっただけに惜しかったです。

前半同様に相手の真ん中からの攻撃に対する守備は徹底されていて、ほとんど崩すことができなかったものの、前半に比べると、中盤でのパス回しからのサイド攻撃が前半よりゴールに近づくような形にはなってきていました。

10分には、14番関根貴大からのクロスにやや角度がない位置ではあったものの、8番繁田秀斗がヘッドで狙い澄ましたシュートはサイドネットで得点ならず。

この攻勢の時間で決めてしまえばだいぶ楽になったという時間には得点することができず。

15分に20番広瀬陸斗に代わり33番安東輝が入ります。

ある意味、後半の配置と仕掛けがはまった形になり、サイドからの攻撃に加えてペナルティエリア付近でフリーキックのチャンスを何度か得ることもあったものの、どうも、精度を欠くシュートが多かったりと、このチャンスも生かせません。

チャンスで決められず時間が過ぎていき、30分が経過したところで、いつもに比べると大分早いですが、6番西袋裕太が前線に上がりパワープレー気味の時間を作ります。

そして、このパワープレーが実を結びようやく浦和が同点ゴールを奪うことに成功します。

おそらく、左に開いた14番関根貴大から始まった攻撃だと思いますが、右前線に上がる2番新井純平めがけて大きなサイドチェンジのボールを通し、このパスを受けた2番新井純平がクロスを上げ、そこに6番西袋裕太がヘッドで合わせてのゴールになります。

このゴールが34分くらいだったと思います。

このゴールにより、浦和の肩の荷が少し下りたことで浦和の攻撃の組み立てが落ち着いて展開できるようになったことと、相手としてはこのまま終わったら敗退になってしまうため、攻めの意識を高めなければならなかったことで、残りの時間は浦和が攻勢の時間が多くなります。

浦和は39分に21番進昂平に代えて24番小川紘生、アディショナルタイム直前くらいに14番関根貴大に代えて9番斎藤翔太を投入し、逆転ゴールを狙いつつ、時間も使いつつ、24番小川紘生のゴールへ向かう果敢なドリブルなどで惜しい形も作りつつ、試合終了間際に相手に決定的な場面を作られて、これを1番吉野雅大が好セーブでなんとか失点を免れ、結局試合は1-1で終了。

予想外に苦しい試合になりましたが、今日残すべき最低限の結果は残りしてくれたのでOKです!

今日に関しては、正直なところ、いつもとは環境が全く違う試合で、動きが重たい印象の選手もいたり、思ったよりも強めの風の影響を受けて苦戦したように見えたところもありますし、良い試合かどうかと言ったら、表現しにくい試合でもありますが、この際なので今日は結果を残したことに重きを置いてOKと考えます。

気持ちも乗って、万全の状態で、俺たちのホームで、3日後に思いっきり戦える環境もそろったわけですから、そこで見させてもらいますね。

 

サンデンフットボールパーク2012年11月8日サンデンフットボールパーク2012年11月8日サンデンフットボールパーク2012年11月8日

 

 

 

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おまけの写真。

 

Jユースカップ2012/10/28 予選グループステージ第2戦 浦和レッズユースvsザスパ草津U-18 濃霧延期・・・なんでもプラスに捉えてみる

草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日

 

 

 

霧の立ち込める道を抜けるとそこはまた、霧に包まれたグラウンドでしたw

昨年から、予選ラウンドがどちらかのホームでの開催で1回戦総当たりのような仕組みになり、今年は、ザスパ草津U18との試合がアウェイで草津温泉郷の近くの本白根第3グラウンドということになりました。

初めて行く場所と言うのは、ただでさえテンションが上がるもので、恒例の(?)行きは車で下道で行ってみよう、に一緒に行っていただいた浦和サポの方を巻き込んで見たり、なかなか楽しい遠征にはなったのですが・・・。

山の上の方のグラウンドなので、気温が低いとか、雨が降りやすいとか色々良くあるパターンは想定して準備はしていたのですが、さすがに霧による延期には驚かされました。

ということで、試合自体無かったのでレポート的なものは無しなのですが、選手にとっては、草津プチ合宿のようなイメージで、良いリフレッシュになっていれば幸いです。

試合がなかったので、ブログで書かなくても良いかな~とも思いつつ、こんな霧だったんですよ、ということを伝えるためにブログに挙げてみましたー!

代替日は、ザスパ草津のページに11月8日とありましたが、詳細は草津の練習場周辺だったり、浦和近辺でやるだったり、色々な話が聞こえてきましたが、とりあえず発表を待ちましょうね。

それにしても、サッカーを見やすい観戦スタンド設計の本白根第3グラウンドだったので、ここで試合を見たかったな~と思い、やや残念ではあります。

ではでは。 

草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日

 

 

 

草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日草津本白根第三グラウンド 2012年10月28日

 

 

 

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おまけの写真・・・序盤は、道の駅・ 草津運動茶屋公園、あとは、グラウンドの霧の様子です。

 

Jユースカップ2011/10/30 – グループステージ第2戦 vs ザスパ草津U-18 2-0勝利・・・今日もOK

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2011年10月30日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースの大会では、結構使用される熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ですが、ユースの試合がここで開催されるのは珍しい気がしますね。

ということで、今日はJユースカップのグループステージ第2戦のザスパ草津U-18戦を観戦してきました。最近、ザスパ草津がこの競技場をトップチームも含めてホームゲームとして開催することが増えてきていますね。なんとなくですが、昨年も対戦したザスパ草津と試合をした玉村町北部公園サッカー場では、思うように選手たちがプレーできていない印象があったので、開催地がここになって良かったです。

さてさて、第1戦のコンサドーレ札幌U-18戦では、結果的には敗れたものの、この大会へ向けての気持ちを高めて臨んでいる姿勢が強く感じることができており、それを結果として残すために、残りの2試合は、前回同様の戦い方を続けながら、結果にもつなげていけるかどうかが重要になる、そういう試合でした。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に24番中村駿介

となります。

第1戦で怪我から復帰して途中出場した中村駿介が、この試合ではスタメン出場となりました。

控えは、1番三上綾太、12番高田拓弥、14番繁田秀斗、15番小峯洋介、23番岸伯富実、26番大野将平、背番号は分かりませんでしたが、1年生の森亮太も控えに入っていたと思います。高田拓弥はしばらく試合に出場していませんでしたが、この試合から復帰のようです。

さてさて、力の差はあるのは確実なのですが、ザスパ草津U-18との対戦は、いつも楽に勝てずに接戦になるという印象が強かったため、いつも通りの戦い方ができれば問題ないという気持ちはありつつも、先制点が取れない時間が続くほど苦しい試合になるかもしれないという思いも持ちつつ見させてもらいました。

試合開始から、ザスパ草津が、バックライン4人と中盤4人が常に低い位置を保って、前線の2人だけが基本的に攻撃で他は守備を徹底するというのがはっきりと見え、浦和がパス回ししながら如何に崩していくかというわかりやすい展開になりました。

フォワードの真ん中に24番中村駿介を置いたことで、浦和の戦い方は、高いボールで競り合ってということではなく、細かいパスとポジションチェンジで相手の隙を見つけて突いていくという戦い方がはっきり徹底され、中盤の選手たちが動き周り、タイミングで両サイドへ展開してサイド攻撃という形で、守備に人数を割く相手を崩しにかかります。

特に、24番中村駿介にボールが入ると、しっかりキープして捌くことができるため、経由して左サイドの11番堀田稜へ出して左サイドから、右サイドの7番鈴木悠太へ出して右サイドから、時には8番片槙吾が24番中村駿介を追い越した裏のスペースを狙って走り、狙うなど、とにかく、誰がどこのポジションという固定されたものはないのかもというくらい、攻撃の際のポジションが何度も入れ替わり攻撃が展開されていました。

また、10番矢島慎也は、やはり警戒されているのか、彼がボールを持つと相手ディフェンダーが人数をかけてプレスをかけてくるため、そこを上手くついて10番矢島慎也がボールを持ちながらディフェンダーを引き連れてポジションを下げて空いたスペースを狙って攻撃なども見られました。

攻撃の仕掛けはOK、不用意なパスミスもほぼない、完全に主導権を握った戦いであとは相手の守備を崩せるかどうかというところでしたが、今日は崩すための仕掛けもかなり効果的で多彩で、思った以上に相手の守備陣を破ってシュートまで持ち込めるシーンを作り出すことができ、その結果、前半12分に見事な展開からゴールが生まれます。

左サイドで11番堀田稜がボールを持つと、左サイドバックの5番佐藤大介がオーバーラップで前線へ走ったところへパスがつながり、マイナス気味のパスを24番中村駿介に通すと、すかさず前線へ走る10番矢島慎也へパスを通してゴール。

相手が守りに手ごたえをつかむ前に、しっかり先制点を奪うことに成功しました。

この失点の後に相手がどう出るか見ていましたが、それでもまだ、攻撃にはほとんど人数を割かず、中盤の4枚のうちの一人が失点前より攻撃に参加する姿勢を見せていたくらいでした。

6番野崎雅也が守備のバランスをしっかり取っていたため、おそらく相手はカウンターで一気に得点と言う形を狙っていたのでしょうが、ほとんど早めにボランチの位置と守備ラインの間くらいで浦和が奪い返してしまうという状況でした。

その後の、前半の浦和の攻撃の場面をいくつか挙げてみますと、

8番片槙吾が凄く狭い相手ディフェンスラインの隙間を通して裏へ鋭いパスを通して7番鈴木悠太がスピードを生かしてそのパスを受けてからの攻撃の場面。4番小出啓太から11番堀田稜へ長いパスを通して、裏のスペースに走り込んだ8番片槙吾がシュートを狙う場面。右サイドバックから攻撃に参加した19番西澤秀平がディフェンダーの予測の裏をついたマイナスのパスでペナルティエリアわずかに外のポジションに入った24番中村駿介にきれいにパスを通してシュートを狙った場面。

前半は、決定的な場面を多く作りながらも追加点が奪えなかったのですが、その決定的なチャンスの中でも8番片槙吾が前半25分当たりにタイミング良く飛び出してパスを受けてから狙ったシュートがクロスバーの内側に当たった場面は本当に惜しかったです。数センチ内側ならゴールに入っていてもおかしくなかったくらいの惜しさでした。

前半40分前後のところで、危ない場面を何度か作られたものの、30番関口亮介のセーブなどで失点は免れ前半終了。その時間数分相手が勢いよく攻めてきた時に少し対応が悪くてピンチもあったものの、全体的に前半は浦和が圧倒した展開でした。

問題なく勝てる流れですが、あれだけ攻めて1点のみという結果が、怖さも残しており、後半の早い時間にしっかり追加点を奪って試合を楽にできるかどうか、見る側としても気を抜かずに見させてもらいました。

もちろん後半は負けているザスパ草津が点を取りに来るわけですが、思ったほど激しく攻めてくることもなく、問題なくいなしながら、浦和も攻撃のチャンスを作るという形。今日の場合は、相手のレベルを考えても攻撃で押し切ってしまった方が良いということで、浦和も果敢に後半スタートから追加点を奪いに行っていました。

守備のバランスを重視して前半から攻撃にはほとんど絡まなかった6番野崎雅也ですが、こういうところは流石だなと思うのですが、後半の早い時間帯で、守備のバランスを取っていた中で、相手の隙を見つけると、ここだと言わんばかりに前線のスペースへ上がり、24番中村駿介を追い越してパスを受け、一気に右サイドの7番鈴木悠太へ展開し、7番鈴木悠太が持ち込んでシュート。得点にはならなかったものの、この一連の流れは見事でした。

そして、待望の追加点が15分に生まれます。

もう少し細かい展開からだったのですが、最後のところしか、しっかり確認できなかったのですが、24番中村駿介のパスを受けた10番矢島慎也が落ち着いてゴールを決めて2-0。

欲しい時間での追加点で、浦和にとってはかなり楽に戦える状況を作り出し、2失点の相手はリスクを負っても攻撃をしなければならない状況になったわけですが、相手の点が欲しい気持ちを逆手に取るように浦和はボール回しで、いなしていきます。守備ラインで回しながら、時折18番西袋裕太や4番小出啓太がロングフィードで一気にサイドの前線へ展開して、スピードのある攻撃で一気に攻め立てる。理想的な試合運びが出来ていたと思います。

25分に7番鈴木悠太に代えて12番高田拓弥が入ります。24番中村駿介がサイドに入り、12番高田拓弥がセンターフォワードの位置に入ったことで、今度は12番高田拓弥に当てて攻撃するというパターンも加わり攻撃を仕掛ける回数も増えて来ます。

33分に24番中村駿介に代わり23番岸伯富実が入ります。

この辺りから、相手の得点を取るためのプレーにやや危険なプレーが混じりだし、8番片槙吾が危険なタックルを受ける場面などもありました。

40分に8番片槙吾に代わり、14番繁田秀斗が入ります。

交代から残り時間は短かったものの、14番繁田秀斗が絡んだ攻撃でゴールに迫る場面が多く作られます。その中でも、ペナルティエリア内で見事な動きでボールを受けて、ディフェンダーを交わしてあと一歩でゴールという場面もありました。気持ち余って、短い時間で2枚警告を受けて退場という結果にはなってしまいましたが、なんというか、14番繁田秀斗の良さというのは、大人しくスペースを上手く見つけて攻撃のつなぎ役になっていくのと同時に中盤の位置でスペースを見つける上手さを守備でも活かすために、相手の攻撃の芽を摘む際の激しいプレーもやることで、存在感が数倍増すと思っていますので、きれいにスペースを探すより激しさを常に持ってプレーしてほしいと思うので、ブクメ的にはOKなのですが、あからさまなカード対象になるファールはダメなので直しましょう。でも、良かったです。でも、ダメですよ。うん、そんな感じです。

ということで、今日の試合は完勝だったと思います。欲を言えば、決定的な場面の数に対して得点が少ないので、この辺りをきっちり決めて行けるように更に磨いてほしいというところくらいだと思います。

勝利に対する気持ちも全ての選手から伝わってきましたし、この試合の前までに見る側として感じていた、力の差はあるけどザスパ草津U-18はちょっと苦手というイメージも払しょくされました。

予定通りです。今日もOKです!

来週も、しっかり勝利して、ガンガン突き進んで行きましょう!

お疲れさまでした。

ではでは!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/05/21-第1節 vsザスパ草津U-18 1-0勝利・・・個性とチーム

赤羽スポーツの森公園競技場2011年5月21日
レッズランド2011年5月21日

 どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の初戦が15時キックオフとややゆっくりめということで、今日は赤羽スポーツの森公園競技場で行われた大学サッカーの第1試合、早稲田大学vs神奈川大学の試合を見てから移動して、クラブユース選手権の関東2次予選のザスパ草津U-18戦を観戦してきました。

早稲田大学では、浦和レッズユース出身選手では昨年からレギュラーポジションを掴んでいる菅井順平(3年)と今年からレギュラーとして出場している山地翔(3年)の2人がこの試合もスタメン出場。ここに早く池西希(2年)も絡んできて欲しいです!試合は、早稲田が全体的に試合を支配していながら、やや攻撃の精度に欠け、そうなるかな~と思ってたらやっぱり0-0で終わりました。まだまだやりたいサッカーが出来るようになるのはこれからというイメージでした。

菅井順平は安定感ありました。比較的攻撃参加はしない右サイドバックながら、得点が奪えない所でタイミングで攻撃参加してました。いい感じです。山地翔はセンターバックで、まだドッシリとというプレーまでは行かないものの、ピンチの芽を摘んだりが良かったと思います。今後、セットプレーで高さを生かしてゴールなど決めそうな雰囲気もあったりなかったりでした。

第2試合の筑波大学の試合は見られなかったものの、ベンチ入りを果たした葺本啓太を眺めつつ、スタジアムを後にしました。第2試合も見ていた人から聞いたら、その葺本啓太が決勝ゴールを決めて勝利したとか。見たかった!大学選抜の候補に選ばれたり、かなり良い感じです!

さて、場所をレッズランドに移しまして、夏の全国大会への戦いとなるクラブユース選手権関東予選になります。5試合を戦いグループ上位2位以内に入れば全国が決まる戦いの第1戦。単純に対戦相手とカードの順番を考えると最初3試合を3連勝しておけるかが鍵で、それができればプレッシャーがかからない状態でやりにくそうな横浜FCの第4戦、ジェフユナイテッド千葉の第5戦と進められるような。見るほうは安易に計算してしまうものです。

でも、良く考えたら昨年のJユースカップのグループステージではザスパ草津U18相手には1勝1分と負けてはいないものの、すっきりと勝てていないんですよね。試合前に、そのことを指摘されて思い出し少し気を引き締めました。

さて、この試合のスタメンは以下、

GK22番吉野雅大、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

控え:8番片槙吾、17番カドコダイ・アシカン、20番新井純平、24番中村駿介、28番関根貴大、GKの控えは16番大石祐輝だったと思います。

プレミアリーグの尚志高校戦で肩を痛めた小出啓太、また高田拓弥も怪我とのことでこの2人がスタメン、ベンチからも外れています。小出啓太のポジションに18番西袋裕太、高田拓弥のポジションに26番大野将平が入っています。

試合開始でいきなりピンチ。これは、尚志高校との試合でもありましたが、相手が強いという意識が薄い試合にたびたび出てしまってます。これはダメです、次やったら3試合連続なので怒ります。

おそらく昨年の戦いで浦和レッズユースとの戦いに戦えるという手応えを持った流れで挑んできているザスパ草津なので、勢い良く来るだろうと思っていましたが、その通りに運動量多く、また守備のところで激しさを持って臨んできましたね。これに、まずはやられた感じでしょうか。

メンバーに多少の変化はあるものの、試合が落ち着きだすと中盤より後ろでバックラインと6番野崎雅也が絡んでパス回しをしながら、組み立てようとしつつザスパ草津もしっかり追いかけてくるので時々カットされて危ない場面も作られつつ、全体的には上手い具合に運動量を抑えつつ、ザスパ草津の選手を消耗させていくと言うイメージでしょうか。

攻撃面では、攻めているものの決定的な場面は作れないな~というイメージ。フォワードの真ん中の位置に入った26番大野将平ですが、激しく運動量を伴ってアップダウンしながら裏を狙うという高田拓弥とは違って、ゆったりとスペースを探しながら動いているという印象でスピード感は感じないものの、結構いいところに入っていたりすることもありつつ。

そんな上手いポジションに入ったところへパスがビシッと決まった15分のチャンスでしっかりゴールして先制。

先制はしたものの、なんか中盤でリズムがつかめないのかもという雰囲気を感じさせつつ、それでも試合は浦和ペースと言う感じで不思議な感覚を覚えつつ、淡々と展開されていきます。

前半は1-0で終了。

後半に入ると、ザスパ草津の点を取りに来る姿勢を受けてしまったのか、やや押し込まれそうになる展開になりつつ、それでもポイントポイントではやはり浦和。そんな感じで進んでいく。

とりあえず、この後の交代の流れをまずは書いてしまいます。

後半20分に26番大野将平に代えて17番カドコダイ・アシカン

後半25分に2番西山航平に代えて20番新井純平

後半40分に11番堀田稜に代えて28番関根貴大

後半45分に10番矢島慎也に代えて24番中村駿介

で、追加点はなく試合は1-0で終了となり、見る人によっては勝っただけだな~というイメージかも知れませんが、ブクメとしては見所満載で今後のことを考えると面白い要素が色々見られたと結構満足しています。

ポイントは、慣れたスタメンの選手と違った選手が入った時のもろもろなのですが、例えば右サイドバックで2番西山航平から20番新井純平に代わった場面。この交代でのメッセージを考えた時に右サイドバックからの攻撃参加の活性化もあるぞというポイント。守りきろうなら守備に安定感のある2番西山航平のままでOKのところを攻撃参加とコーチングでの活性化という点で特徴のある20番新井純平が入ったことで右サイドの攻撃も使おうとなるわけで、右前線の7番鈴木悠太としては、比較的自分が右サイドに張っている攻撃のスタイルを20番新井純平を走らせるスペースを作りながら絡むことで攻撃が活性化します。交代からすぐは、20番新井純平の上がるスペースを埋めてしまっていることもあったのですが、終盤の何回かあったプレーは見事でした。7番鈴木悠太がボールを受けて、20番新井純平がオーバーラップ、そこにシンプルにボールを預けて20番新井純平がクロスを上げる所までを演出。

このプレーを見せておいて、次には2度ほど20番新井純平のオーバーラップをおとりにしてディフェンダーをサイドに意識させておいて中のスペースに走りこんだ17番カドコダイ・アシカンにパスを通す場面(惜しくもオフサイドになりましたが・・。)

この7番鈴木悠太の選択肢は良かったです。これで、少なくともオーバーラップした選手を使うかもしれないし、そちらに気をとられると中のスペースに他の選手が入り込まれたらそこを使われるかもしれないし、本人がそのままドリブルで仕掛けてくるかもしれないという3パターンを相手のディフェンダーに意識させることができます。というか、できてました。

そして、本職がフォワード真ん中(とブクメが勝手に思っている)、12番高田拓弥、26番大野将平、17番カドコダイ・アシカンの3人を公式戦で見たことでそれぞれがやるべきことの最低限のことは共通していても、それぞれが持ち味が違うわけで、例えば少し前の試合での17番カドコダイ・アシカンのプレーを見ている時に、12番高田拓弥がやるようなプレーをすることに集中しすぎているように見えて、彼自身の持ち味を出すことが弱くなっているように感じていたのですが、今日の試合で途中から入った際のプレーを見ていると、最初は動きに戸惑っていたようにも見えましたが、終盤にやっていた高さを生かしたポストプレーという強みを存分に見せてくれていたのが嬉しかったですね。

収まることが分かるとボールが彼に入った時に他の選手が走りこみやすい。そういう状況ができてきていたと思います。17番カドコダイ・アシカンの頭での力強いポストプレーに24番中村駿介が受けて攻撃が展開された場面など良かったです。とにかく、こういうプレーをして欲しいのと、彼自身がもっと自分が持っているアドバンテージを知ってプレーできるようになると、更に迫力が増すことになります。

26番大野将平で言うと、淡々とプレーしながら好ポジションとテクニックで仕掛けるというところでしょうか。

あくまでピッチの外で見ている1サポの立場としての印象で書いているだけですが、これを他の選手が理解してプレーをその都度少し変えられることが、層の厚さに繋がるのではないかと思います。

バックラインの選手のロングフィードも試合ごとに精度を増していくわけですが、同じロングフィードでも18番西袋裕太が出すパスの弾道と3番寄特直人が出すパスの弾道って違うんですよね、とか。

後は、尚志高校との試合で11番堀田稜のゴールに繋がった、10番矢島慎也の11番堀田稜のスピードがあれば、ここでも届くよねと言わんばかりの足元ではなく、届けば一気にゴールに近づけるスペースへのパス、これに11番堀田稜が追いついてしまうという凄い場面が今日もありましたし、これも一つ。

あと、ほんとにワンポイントですが試合の途中で14番繁田秀斗が同じようなパススピードでパス回しがされているところで急に速い強いパスを通したパスの強弱をつけるとか、試合終了間際でもそんな急にスピードを上げた強いパスで24番中村駿介が抜け出した場面もそんな強弱で相手のディフェンダーが反応できていなかった。そんなプレーとか。

アベレージのプレーはどんな時でも崩さず、持ち味はしっかり出し、逆に他の選手の持ち味を理解してプレーする。これができると層の厚いチームになると思います。

そして、怪我から復帰した28番関根貴大。短い時間でしたが、そのプレースケールの大きさを見ていて楽しいと共に相手ディフェンダーがついていけずにアフターでタックルに行くような場面が見られるとドキドキもしつつでしたが、可能性の感じるプレー一つ一つを楽しませてもらいました。

そんなことを考えた試合でした。

様々な可能性を楽しめたと共に、そういうチームの層を厚くするための試合としてもっとスムーズに運ぶためには、試合の入り方への課題、先制点から追加点への決めてしまうスイッチの入れ方、相手の攻勢の時間帯の過ごし方など、今後どのようなメンバー構成になっても、誰かしらがコントロールして、そうできるようにならないと行けないとも思います。

今日ベンチ入りできなかったメンバーについても同じで、モチベーションを保つのは大変なのは分かりますが、自分がやるべきプレー、自分の持ち味をしっかりアピールできるよう常に心がけておいてくださいね。

ではでは~!

Jユースカップ2010・グループリーグ第2戦 | 2010/10/17 vs ザスパ草津U-18 1-1引き分け・・・交代の難しさ

埼スタ第4グラウンド2010年10月17日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

正直な所、試合展開や交代の仕方などに関してどうも解せないところがあり、一人で勝手にしばらくイライラしていたのですが、ようやく落ち着いてきたのでブログ書きます!

さてさて、Jユースカップのグループリーグ第2戦となりました。この試合も対戦相手はザスパ草津U-18となります。先週がアウェイという扱いで今日がホームでの試合となります。試合会場は先ほどの埼スタ第2グラウンドから移って人工芝の第4グラウンドになります。

しっかり気持ちよく勝っておきたい相手になります。

今日のスタメンは以下の通り

GK22番三上綾太、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に10番礒部裕基、右に11番鈴木大輝、真ん中に9番高木凛

となります。

前の試合から代わったのはGKが22番三上綾太に代わり、右サイドバックが8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、FWが9番高木凛が前節の控えからスタメンになっています。

最初にまとめてしまうと、この試合は守備意識の高い相手をなかなか崩せず、シンプルに反撃をされてピンチになるシーンがあり引き分けてしまったという試合になります。

前の試合と比べると動きは良くなっていたと思いますが、崩しきれないことから停滞した試合になってしまっていました。得点経過は前半終了間際に混戦の状態で10番礒部裕基が技ありのループシュートでキーパーの頭を超えてゴールを決め1-0リード、後半に守備ラインを突破されて角度のないところからのシュートを決められて失点してしまい結果的に1-1の引き分けになります。

この試合では、久しぶりに左サイドバックでスタメン出場となった12番皆川孝之がサイドからの攻撃に何度も絡み攻撃の起点を作り出していました。縦に切り裂く攻撃で例えば10番礒部裕基に見事なパスを通してチャンスを演出したり、好プレーを連発していました。サイドを切り裂くような攻撃をあまりしてこないザスパ草津U18だったこともあるのかもしれませんが、守備面でも問題なく対応しており、この試合のポイントになる選手になっていたと思います。また、9番高木凛も動きに戸惑う試合も確かにあるのですが、今日は気持ちの入ったプレーとはっきりしたプレーが多くポストや時には強引に突破する姿勢など非常に良かったと思います。

この試合の得点を奪った10番礒部裕基もいつもに比べて仕掛けが少ないようにも感じましたが、得点のシーンでのプレーは当然のこと、タイミングの良いプレスからのインターセプトや左からの仕掛けなどあと一歩で崩せるというプレーを何度も見せていました。

更に、ボランチの6番野崎雅也がこの試合は直接シュートを放つことはなかったものの、いつものバランスを取るために捌くプレーから、攻撃を活性化させるような前線への鋭いパスを意識的に何度も行っていたことが非常に見ていて嬉しくもありました。

ここからは個人的な主観たっぷりになりますのでお許し下さい。

個人的にはこのような感じで試合を見ていた中で後半の早い時間で、12番皆川孝之も9番高木凛も交代となったことが解せないのです。特に9番高木凛に関しては、後半に入り前半以上に気持ちの入ったプレーが強くなり、中盤のパス回しやサイドからの崩す形が相手の守備意識の高さでなかなか機能しないところで、強引に突破して打開してくるように思えていたところで交代されたこと。守備面で危ないこともなく、攻撃的なパスを出していた12番皆川孝之を下げてしまったこと。

もちろんその時1-0という状況でしたので、追加点を取るための交代だったと思いますが、左サイドバックに18番堀田稜、左ウィングに7番矢島倫太郎と並べた時に18番堀田稜の持ち味であるスペースへのオーバーラップからドリブルやクロスという仕掛けをすることが余りできない(お互いサイドを使って攻撃をするのでスペースを潰しあってしまい、どちらかの持ち味が生かされなくなることが多い)ことが多い、その交代になっていたので勝手にテンパってましたw

ただ、左ウィングの7番矢島倫太郎がサイドから仕掛けた時の鋭さはさすがで、そこからチャンスが多く作り出せていたのは事実です。見事な仕掛けでしたが、やはり18番堀田稜が攻撃参加するシーンは消えていました。

・・・と、そこが気になっていました。

その後、今日見ていた場所からは見にくい位置だったので何が起きたかは分からなかったのですが、7番矢島倫太郎が倒れこんでいて、そのまま起き上がれず・・・。じん帯の怪我のようです・・・。

この後、5番藤野友則、14番矢島慎也、そして怪我をした7番矢島倫太郎に代わり、17番鈴木悠太、13番片槙吾、2番西山航平が入り、18番堀田稜が左ウィングに上がったことで持ち味のサイドからの攻撃や仕掛けが何度もできたということでもどかしくもありました。

 

実際には戦術的な理由とか、前日の練習を見た状況とか、実は体調が悪かったり、少しどこかを痛めていて無理して出場していたり、色々あるのでしょうし、本当に試合のみしか見ていないサポーターというのは見たままに言いたい放題で勝ってだと思いますが、この試合ではワガママにも私は書いたような不満を持ってしまいました。

ただ、勝ちに行ったこの試合の結果は1-1の引き分けですのでこの結果をしっかり受け止めて次の東京ヴェルディユース戦に臨んでもらえればと思います。

来年のことも見越した起用になってきているのも分かりますので実際には色々難しいこともあるのでしょうが、今年最後の公式戦ですから優勝を信じてこの先の試合も見させていただきます!!

お疲れ様でした!

ではでは~