Jユースカップ2012/11/18 決勝トーナメント1回戦 浦和レッズユースvs横河武蔵野FCユース 2-0勝利・・・結果的に格上の戦いができた

味の素スタジアム西競技場2012年11月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レギュレーション変更で1位通過でも浦和レッズユースにとっては何か例年以上に過酷な今年のJユースカップ。ただ、今年はまだ大きな戦いが待っていることを考えると、選手たちで考えて戦っているチームの成長を考えると、1回戦があることは良いことで(選手は大変でしょうけどw)2回戦でプレミアのウェスト1位のサンフレッチェ広島ユースと戦えるというのは、ある意味考え方によっては最高のシチュエーションです。

1回戦の相手は、クラブユース選手権のグループステージでも対戦した横河武蔵野FCユース。その時は、相手も引き分けOKということで、かなり守備的な試合になり、結果的にスコアレスドローでした。ただ、浦和の試合以外では大量得点と攻撃力が凄いという話も聞いていたので、相手の戦い方や攻撃に来た時どの程度なのかも含めて気になる試合ではありました。

また、浦和レッズユースとしても、前の試合で柏レイソルU18に、かなり質の高いサッカーを繰り広げて無失点で勝利した流れをしっかりつなぐことができているかを確認する意味でも重要な試合でした。

土曜日の悪天候から一転して晴天の中での試合となりましたが、同時に強風の中での試合となり、これまで「風」にあまり味方してもらったことがない浦和としては、また一味違った敵も含めて、戦うことになりました。

では、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前の試合でスタメンで出場していた21番進昂平は、この試合は学校行事で不在とのことでした。

前半は浦和にとって追い風となる展開で、蹴ったボールが良く飛ぶよく飛ぶ。

相手の出方としては、やはり守備に意識を置いた戦い方をしてきました。風でボール回しに苦戦するかと思われましたが、そこまで大きな影響なく、浦和が上手くチャンスを作ることができていました。10番中村駿介から20番広瀬陸斗につなげてのシュートや、2番新井純平のロングシュート(クロス?)、14番関根貴大のサイドチェンジを20番広瀬陸斗が受けて後ろから抜け出す10番中村駿介に通してシュート、29番茂木力也のインターセプトから右前線のスペースに走る20番広瀬陸斗に通してクロスに10番中村駿介がシュート。キーパーが弾いたところに14番関根貴大がシュートを放つなど、10分くらいの愛ででも結構惜しいチャンスが多かったものの、なかなか得点にならないという展開。

相手が守備的と言うことで、この試合は左サイドバックの5番佐藤大介の攻撃参加も多く見られ、20分前後には数回サイドからチャンスを作る場面ができます。コーナーキックや、フリーキックも比較的この時間帯多く獲得できたものの、これも得点につなげることができません。

やや中盤が上手く使えないために、14番関根貴大が仕掛けにくい形でパスを受けることも多く、運動量の多さに比べて効果的なパスが通りにくい状況ではありましたが、この試合の14番関根貴大の仕掛けはかなり相手を脅かしていたのは確かです。

また、10番中村駿介も前の試合はやや持ちすぎる場面が目立ったものの、この試合ではキープするところではしっかりキープしてタメを作り、捌くところではシンプルに捌くことができていました。

中盤のスペースの使い方やバランスはあまり序盤は上手く行かなかったのかもしれませんが、10番中村駿介のところでしっかりボールが収まっていたため、リズムとしては悪くはなかったと思います。

浦和のビッグチャンスとしては、25分に2番新井純平と20番広瀬陸斗のパス交換からの攻撃からコーナーキックを奪い、3番寄特直人が蹴ったコーナーキックに20番広瀬陸斗が合わせた場面がありましたが、ここも惜しくも決まらず。

守備に関しても集中して守れていたと思いますが、28分にサイドから鋭く切り込まれてクロスを挙げられるピンチもありましたが、ここは失点にはつながらず。

30分に19番須藤岳晟が中盤でインターセプトして持ち上がりパスを受けた10番中村駿介が惜しいシュートを放ちます。更に33分に14番関根貴大がドリブルで鋭くサイドを切り裂き、攻撃参加する5番佐藤大介に落としてゴールを襲う場面を作ります(ディフェンダーに防がれコーナーキック。)

風がどういう風に影響するかわからない試合で、チャンスが多くても得点ができないため、少しいやな予感もしていはいたのですが、前半の内に浦和が先制することに成功します。

34分に得たコーナーキックのチャンスから、10番中村駿介がシュートを放ち、こぼれ球を5番佐藤大介が押し込みます。

これで、1-0。良い展開です。

その直後に8番繁田秀斗が惜しいシュートを放つ場面がありつつ、得点を取りに来る相手にやや押し込まれる場面があった際にクリアボールが中途半端になり、危険なシュートを放たれますが、シュートは枠をそれます。

その後浦和も5番佐藤大介の攻撃参加などでチャンスは作るものの、同点ゴールを狙う相手の対応に苦慮する時間もありつつ、それでも際のところではしっかり守ることができており無失点で前半を折り返します。浦和としても前半終了間際に10番中村駿介の惜しいシュートやコーナーキックからの混戦であとは押し込むだけというところで押し込めなかったり追加点も奪えそうで奪えませんでした。

後半に入り、向かい風になるのかと思いきや、風向きがやや代わり、向かい風と言うよりは強めの横風というイメージでこれがプラスに作用したかマイナスに作用したかは、測り兼ねるところですが、浦和にとって悪い時間がというものがそれほどなかったことを考えると浦和が上手く対応したと言えるでしょう。

得点を取らなければいけないということで、相手も守備に大きくリスクを負うということはしていませんでしたが、浦和のセンターバックの間の裏のスペースに鋭く抜け出してボールをもらおうとする試みが多く見られました。

確かに、今年のプレミアの夏ごろの失点パターンで多かったのが、そこを狙われてという場面でしたが、この試合では上手くオフサイドを取ったり、しっかり対応できていて、危ないかなと思わされるような場面もありつつも、決定的と言う形は作らせることは無かったと思います。

GKの1番吉野雅大も、際どいところへのパスに対して上手く飛び出して防いでいました。

また、前半と比べてやや大きく空き気味だった10
番中村駿介の周辺のスペースも、8番繁田秀斗や3番寄特直人が上手く使って中盤を経由した展開も前半に比べて増えた印象がありました。

右サイドの攻撃に置いて良い形と言える、8番繁田秀斗と2番新井純平と10番中村駿介がちょうど良い距離感でパス回しをしながら最終的にクロスまで行き20番広瀬陸斗が合わせるという形の攻撃も後半10分前後には増えていました。

ただ、なんというか、20番広瀬陸斗含めて、14番関根貴大、10番中村駿介と、得点を奪う仕事をする選手にとって今日はどうもゴールに嫌われている試合だったというか、これは決まっても良いだろうという軌道のシュートですらクロスバーに嫌われたり、ポストに嫌われたり、好セーブにあったりと、どうも上手く行かないという印象でした。

サッカーってこういう展開になることがあるんですよね、怖い怖い。

そういう試合では、他の選手が得点を奪うことができると助かるのですが、今日の試合ではそれができたんですね。これが大きいです。

35分に中盤ややペナルティエリアに近い位置ででボールを受けた19番須藤岳晟がシュートコースが空いているのを見極めてゴール右を狙ってシュートを狙い、これが見事にゴール!

おそらく、公式戦で初ゴールだと思いますが、前線の選手がゴールを決められない中で中盤の守備的な位置の選手が追加点を奪えたのは相当大きいことだと思います。

これで2-0となります。

40分に14番関根貴大に代えて27番細田真也、44分に8番繁田秀斗に代えて16番岸伯富実、45分に10番中村駿介に代えて24番小川紘生と終盤に3枚交代して、守備も集中してしっかりしつつ、攻撃陣も決定的な形を残り時間で結構作ったのですが・・・やはり決まらなかった。なんというか、そういう日なのですかね。

試合はそのまま2-0で終了しました。

チャンスが多い割には得点が少ないとは思いますが、先ほども書いたようにこういう試合は起こり得ると言えば起こり得るし、精度を高めることは必要ですが、決まってもおかしくないチャンスの回数も多かったのでそこまで気にする必要はないと思います。

それ以上に、左サイドバックの5番佐藤大介がゴールを決めたこと、追加点をボランチの19番須藤岳晟が決めたという事実がこの試合では重要だと思います。また、なんだかんだで試合の進め方を見れば、常に優位に格上の戦い方ができたとも言えます。

トーナメントですし、大味なスコアで乱戦で勝利するのもそれはそれで良いと言えば良いのですが、試合をコントロールしてのこういう勝ち方の方が、なんか浦和安定してきたなというイメージを強く感じることができますし、より良いものだと思います。

くどいようですが、グループを1位通過した浦和レッズユースは1回戦を勝ち上がり、今度はサンフレッチェ広島ユースとの対戦となります。場所・・・やはり吉田公園なんですね。過酷なアウェイ遠征ですね。

強豪との対戦となりますが、昨年の夏の合宿で一度訪れている場所ですし、そこで対戦したサンフレッチェ広島ユース相手にはしっかり結果を残していますし、全国レベルの公式戦ではあまり対戦していない印象ですが、思った以上に真剣勝負になるプレシーズンの試合だったり、夏の合宿での試合だったりでは浦和が結果を残していますし、相性は悪くありません。

とにかく、柏レイソルU18戦でのイメージとプレーの質が出せれば、どこが相手でも十分勝てます。

楽しみにしています!

ではでは。

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おまけの写真。

 

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第3戦 2012/06/03 浦和レッズユースvs横河武蔵野FCユース 0-0引き分け・・・崩し切れずスコアレス

レッズランド2012年6月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランド浦和アカデミー1日公式戦4マッチデー(勝手に命名)、最後の1戦は、夏のクラブユース選手権を目指して浦和レッズユースが臨むんでいる関東予選。第3戦の横河武蔵野FCユースとの一戦となります。

見えるけど見えない敵と戦い続けている浦和レッズユースですが、苦しみながらも2連勝と結果は残して、この試合で勝ってしまえばだいぶ楽になるという試合。しかしながら、対戦相手の横河武蔵野FCユースは、ここまで湘南ベルマーレに大勝、川崎フロンターレに打ち合いの末引き分けと、攻撃力ありそうな雰囲気ぷんぷんで、そういう試合をしてきたら結構危険と言う空気を感じつつ、試合を観戦させていただきました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

昨日の試合からの変化としては、左サイドバックが12番小坂慎太朗に、右の前線が8番繁田秀斗になっています。

蓋を開けてみればと言う話ではあるのですが、打ち合いに出てくるかもしれないという相手でしたが、ある意味相手の考え方は、この試合で打ち合いをして敗れるよりは、まずは最低限勝ち点1を取る戦い方をして、隙があれば、そこを突いてやろうという戦い方をしてきました。

要するに守備重視の戦い方をしてきましたということですね。

浦和の2列目までは、無駄に追いかけずにボールを持たせてOK、それ以上攻め込んできたときには真ん中をブロックして、サイドから来る場合には素早くプレスをかける(2人から3人くらいで閉めてくる。)

一見すると、川崎栗の木のような守備のイメージなのですが、カウンターの迫力がある分、攻め方がシュートなどで完結できないと結構危険なカウンターを食らうこともあったりでしたね。

浦和の崩しの仕掛けとしては、昨日の試合で久しぶりに公式戦フル出場を果たした6番西袋裕太のプレーが一つ鍵となる部分が序盤はあり、相手がプレスにこない2列目くらいまでのスペースを上手く持ち上がりながら、左前線のスペースへ走る20番広瀬陸斗へ独特の弾道でのパスをピンポイントで通して仕掛ける場面など、相手の守備陣を苦しめていたと思います。

ワントップに入っていた21番進昂平は、いわゆる真ん中は、完全に守備ブロックで閉じられているために裏へ抜け出すという意味では、苦しんでいましたが、縦に入ったボールに対しては、果敢に競りに行き、五分五分にボールを落とすことができた場面は何度もあり、そこをうまく活かして8番繁田秀斗がミドルシュートを狙う場面が何度か見られました。

個々での工夫で打開を図るプレーが見られますが、やはりシンプルに攻めることばかりを重視する今年の形の弊害と言うか、相手が守りを固めた時には崩しの工夫にまで至らないという印象。

前半の浦和のチャンスとしては、キープ力を生かして突破しての10番中村駿介のシュート、8番繁田秀斗のミドルシュートが2本ほど、30分くらいの2番新井純平からのクロスに21番進昂平がニアに走って頭で合わせようとした場面(ここは、キーパーチャージを取られる)、など何度かあったものの、決定的な場面はもしかしたら作れなかったかもしれません。

逆にカウンターで一度決定的な場面を作られたものの、シュートの精度がなく助かった場面が一度あり、それ以外だと12番小坂慎太朗がコースを読んで相手の突破をギリギリで防いだ場面もありました。

ここまで守備重視だった相手が、後半スタートに攻める姿勢を見せてライン高めに来て、後半は攻撃的に来るのかと思われたものの、この攻撃の時間を浦和が防ぎ切ったところで、再び守備重視のサッカーに戻り、前半同様の展開に戻ります。

後半の相手が攻める姿勢を見せている時間帯に、6番西袋裕太から10番中村駿介、ボールが収まったところで12番小坂慎太朗が攻撃参加して攻める形を作ったり、20番広瀬陸斗がサイドをうまく突破してマイナスのクロスに8番繁田秀斗が反応して枠に飛ばせればという決定的な場面は惜しくも枠を外れてしまい決めきれず。おそらく、この場面がこの試合で最大の決定機だったと思います。

後半に関しても、前線で良い動きをしていた21番進昂平でしたが、中途半端な8分と言う時間に9番カドコダイ・アシカンと交代になります。21番進昂平の前線での動きやつぶれるプレーが一つ相手の守備の突破口の可能性になっていただけに、ここでの交代の意図がやや不明でした。

9番カドコダイ・アシカンを投入した割には、そこに当てるような指示が出ているようでもなく、前線の動きが活性化する様子もあまり見られない状況で、10番中村駿介の個人技頼みになるような場面で、一度2番新井純平がからパスを受けて、ドリブルでディフェンダーの間をうまく抜けてシュートを放ち、キーパーが弾いたところに20番広瀬陸斗がつめるもディフェンダーに阻まれるという場面がありました。

15分に16番岸伯富実に代えて7番長谷優が入ります。

20分前後に再びカウンターから危ない場面を迎えますが、この場面も的確なポジショニングで12番小坂慎太朗がここを突破されたらキーパーと1対1になるという危ない場面でタックルで攻撃を摘んでなんとか凌ぎます。

その後、10番中村駿介が2度ほどミドルシュートで惜しい場面を作ります。

また、7番長谷優が右前線に持ち上がれた際に、惜しいクロスを入れるもペナルティエリア内に走りこんだ2選手ともにスルーしてそのままボールが抜けて行ってしまい、決められず。

35分に、20番広瀬陸斗に代わり5番佐藤大介が入ります。5番佐藤大介はそのまま左前のポジションに入ります。

40分に、3番寄特直人が、絶妙のタイミングでドリブルで持ち上がり、ディフェンダーをかわしつつ、前線の9番カドコダイ・アシカンへパスを通すも、処理にもたついて、ここも決めきれず。

試合終了間際に、9番カドコダイ・アシカンのポストから、2番新井純平がサイドから攻め上がる場面など見せるも、結果的に最後まで崩し切れずにスコアレスドローに終わりました。

これで、このグループの順位としては、

勝ち点7で並んでいるものの1位は得失点差で川崎フロンターレ、2位が浦和レッズ、3位が勝ち点5で横河武蔵野FCという上位の順位になりました。サッカーに絶対はないですが、今日は守備的にやっていましたが、攻撃的に来た時の鋭さを考えれば、残りの相手が川崎栗の木とRIO FCとなる横河武蔵野FCは2連勝して勝ち点11まで伸ばす可能性は高いでしょう。

浦和の残りの相手は、湘南ベルマーレと川崎フロンターレ。川崎フロンターレも次の試合は勝利する可能性が高いため、自動で全国に行ける2位以内で終わるためには、次の湘南ベルマーレ戦でできるだけ大量得点で勝利して、川崎フロンターレと得失点差で上回っておきたいところですね。得失点差は3、総得点は10点離れているので厳しいでしょう。

そんな勝ち点の計算よりも、やっぱり今年のチームの作り方が及ぼしている影響の大きさの方が頭の中を支配してます。もう少し柔らかく考えた方が良いのかな~。。

ただ、選手サイドで打開できる要素もこの試合では少し感じられたんですよね。

6番西袋裕太のプレーとか見ていて(パワープレーもやりそうな空気もあったり、やらなかったけど)、後は、3番寄特直人の終盤の思い切った攻撃参加とか。さすがに、こういう状況になってきて、俺のやり方に従えと言い続けることもできなくなってくるとも思いますし、今までやって来た、目指してきた高いレベルのサッカーを少しずつ思い出して加えて行っても良いのではないのかな~とも思います。いや、なんだかんだで、少しずつそうなってきているような気もします、気のせいかもしれませんけどそうでもないかもしれない。

ただ、少なくとも、従わないと使ってもらえないという考えに固執して、プレーが縮こまっている部分があるのであれば、それはさすがに解き放ってもらわないと困ります。

で、散々あおっておきながら、次の湘南ベルマーレ戦は行けないのです。

とにかく、大勝の報告待ってます!

ではでは~!

レッズランド2012年6月3日レッズランド2012年6月3日レッズランド2012年6月3日

 

 

 

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レッズランド2012年6月3日

 

 

 

おまけの写真。

 

Jユースカップ2011/11/20 – 決勝トーナメント1回戦 vs 横河武蔵野FCユース 3-0勝利・・・秋なのに暑すぎではないですか?

日産フィールド小机2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージは思ったより2位がしっかり勝ち点6を稼いだり、偏って点を取るグループがあったりしたことで、2回戦からになる可能性も高いと思っていたのですが、1回戦から戦うことになりました。勝った場合に中二日で2回戦に臨まなければならないというマイナス面も確かにありますが、グループステージが6日に終わって先週末は公式戦のなかった浦和レッズユースの状況を考えると、今日の試合で感じを掴みなおして今月の戦いに集中していくというのはまた良いのではないかとも考えられるわけです。

それにしても・・・、昨日の寒い雨模様から打って変わって今日の天気なんですか、温かいを通り越して暑い気候で、しかも雨の後の天然芝ということもあって、プレーしている選手は、相当きついだろうという過酷な環境下での試合となりました。

日産フィールド小机と言えば、2年前のプリンスリーグで試合をした場所で、その時は土手の上から観戦していたのですが、今回はスタンド席から観戦したのですが、見る場所が変わるとまた別の場所にいるような気分ですね。逆光が厳しかったです。

さて、試合の話に移ります。

1回戦は、Jクラブ意外だから楽に勝てるなんて言うのは甘い話で、しかも今日対戦する横河武蔵野FCユースは、2年前に夏の全国を阻まれているチームでもありますし、集中して戦う必要があります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

センターバックに3番寄特直人がスタメンとして久々に登場し、山形戦で途中出場した12番高田拓弥がフォワードの真ん中の位置でスタメン出場となりました。

試合開始から、少し気になったのは浦和の守備のところで軽くなったり、連携面で少しうまくいかないような場面が出ていたところと、相手の運動量が多く激しくプレスに来る浦和がやや苦手としているやり方をしてくるところでした。

そうは言っても、攻撃面では浦和が勝っているため、

たとえば、24番中村駿介のキープ力を生かしながらの展開での攻撃。

前線で24番中村駿介がキープしてディフェンスを引き付けて19番西澤秀平に渡し、逆サイドへ展開して7番鈴木悠太が攻め上がる場面であったり、12番高田拓弥が落として19番西澤秀平から中盤の24番中村駿介にあてて落として、7番鈴木悠太がそのままシュートを狙ったりする場面など数人を経由して攻め上がる場面も見られましたが、なかなか崩して決定的な場面までというところまでは行かず、最後のところでは相手の集中した守備で阻まれていたという印象。

11番堀田稜も得点意識高く攻め上がるも一歩届かない。

要するに、浦和の攻撃パターンとしての攻め込みが多いため、浦和が攻めているな~という印象は強いものの、逆に反撃を受けた時に、時々出る守備の連係ミスが決定的な場面につながるため、実際には拮抗した展開になっていたとも言えるのかもしれません。

前半15分ごろに、相手に突破されてキーパーと1対1という場面を作られるも、ディフェンダーが後ろからプレッシャーをかけ、30番関口亮助もある程度コースを限定するような形をとり、ここはしっかり体に当てさせて防ぎます。ただ、ここは完全に崩されていたため、失点していてもおかしくない場面でした。

このピンチの後、12番高田拓弥の落としから(たぶん、中村駿介が)、右前線にポジションを移していていた11番堀田稜の前のスペースへとパスを通して11番堀田稜がそのまま抜け出してクロスに攻撃参加していた5番佐藤大介が合わせようとする惜しい場面があり、その後に浦和に得点が生まれます。

12番高田拓弥が相手数人のプレスでボールを奪われそうになりながらも、足を延ばしてなんとか前線に出したところに8番片槙吾が飛び出しキーパーと1対1の場面を作り、倒されてPKを獲得。

このPKのチャンスを12番高田拓弥が落ち着いて左隅に流し込んでゴール。

決定的なピンチの後に、しっかり得点を奪うことに成功し、前半23分で1-0とリードします。

これで一気に畳み掛けて・・・と行きたかったのですが、前半に2度ほど決定的な場面を作られてしまうことがありつつ、30番関口亮助がしっかりと対応しつつ、相手の攻撃陣が少しゴール前で慌ててくれてミスしてくれることにも助けられつつ、ゼロに抑えて前半を終了します。

この時間帯で、コーナーキックのチャンスの流れの中で、18番西袋裕太が右サイドから鋭いクロスを入れて本当に誰かが触れば得点という惜しい場面を作ったり、守備のバランスが少し悪いところをケアするために守備ラインい近い位置でプレーすることが多かった6番野崎雅也が、ここというタイミングで上がってきて狙ったシュートがバーを叩くという浦和としても惜しい場面を作りつつではありました。

後半に入っても大まかな展開は前半と同じような感じで、浦和が攻めるが決めきれず、相手の反撃で抜け出されたときに結構得点を決められてもおかしくないような突破のされ方をするという感じで試合は進みます。

浦和のチャンスとしては、後半5分のコーナーキックのチャンスでの18番西袋裕太のヘディングシュート、11番堀田稜がサイドをえぐってからのクロスに12番高田拓弥が合わせるなどありましたがいずれも追加点には繋がりませんでした。

後半15分に7番鈴木悠太と11番堀田稜に代えて、10番矢島慎也と28番関根貴大が入ります。

10番矢島慎也はトップ下の位置、28番関根貴大は右前線、24番中村駿介が左前線にポジションを移しました。

浦和の攻撃の場面で、代わって入った28番関根貴大が右サイドから攻め上がった時に、中には12番高田拓弥しか上がれておらず、ディフェンダーも当然12番高田拓弥をケアしていたところで12番高田拓弥を超えたところへクロスボールを上げた場面があったのですが、ここは追い付ききれませんでしたが、24番中村駿介がそのスペースに気づいて行こうとしていたというところで、確かにここに一人入れていれば、得点になっていたなと勝手に納得して見ていました。こういうメッセージ性のあるパスは良いですね。

また、10番矢島慎也と24番中村駿介のところでのパス回しに8番片槙吾や、左サイドバックから攻撃参加で上がってきた5番佐藤大介が絡んでの細かいパス回しからのサイドを突破する展開は良かったと思います。

結構相手の守備の際のプレスは激しかったと思うのですが、それでもキープして抜け出せてしまう浦和の選手たちもさすがと思うのですが、そういう運動量で後半終盤になっても運動量が落ちなかった相手もまたすごかったですね(あれだけ、暑いのに・・・。)

後半32分に、8番片槙吾に代わって14番繁田秀斗が入ります。

この後に、相手ディフェンダーのパスを奪って(?)、12番高田拓弥が一気にゴールに迫りゴール。

なかなか崩せなかった中で、こういう形で追加点が奪えるとだいぶ楽になります。

35分で2-0と2点のリード。

この後、28番関根貴大のドリブル突破からのシュート(できれば、フォワードの位置の選手がスペースを作るような動きでのフォローをしてほしかった。)があったり、左サイドバックの5番佐藤大介からのロングフィードを12番高田拓弥が落として、右サイドバックの19番西澤秀平へとパス、そのままサイドを攻め上がってクロスを上げるというサイドをワイドに縦にも長い展開で仕掛けるなど良い形を作りつつ、この試合の勝利を決定づける3点目がこの後に生まれます。

28番関根貴大から12番高田拓弥へパス、そこから24番中村駿介に渡し、少し距離のあるところで相手のプレスがかかる前に思い切ったミドルシュートを放ち、これが決まります。

このゴールが40分くらいだったと思います。

この後、24番中村駿介に代えて23番岸伯富実、3番寄特直人に代えて17番今泉賢人と投入し、相手の反撃を振り切って3-0で勝利を飾り2回戦へ進出しました。

トーナメント戦の初戦であることや、ディフェンスラインが久しぶりの組み合わせだったり、暑かったり、昨日雨でピッチが重かったり、色々な要素が絡み合ってしまったとは思いますが、今日上手くいかなかった守備の連係部分などをしっかり修正して次の戦いに備えてもらいたいと思います。

とは言いつつ、浦和レッズユースにとって結構な鬼門となっていた1回戦の壁をしっかり破ることができたのは非常に大きいと思います。この勢いで、プレミアの雪辱戦ともなる清水エスパルスユースを倒してくださいね!

次の試合がすぐ3日後に迫っていますので、しっかり今日は休んでくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは~。