JFAプリンスリーグU-18関東2010/7/11 vs 武南高校 2-0勝利・・・3位で終了

さいたま市浦和駒場スタジアム

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

プリンスリーグ最終節。現在3位の浦和レッズユースは、勝てば高円宮杯出場決定という試合。プリンスリーグも中盤戦辺りから、そこまでの上位チームが取りこぼしなどでどんどん混戦になって行き、なんとなく勝てば~位以内決定とか計算が分からなくなってきた印象。今日の試合も、勝てばOKという意識でいましたが、試合が終わって人に聴いてみたら試合前3位でも負けたら条件によっては、一気に7位とかもあったとか!?とにかくスッキリ決まってよかったです。

ということで、今日のスタメンは以下

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

 いわゆる、今シーズン最も多いスタメン構成でした。

今日は最初に得点の話。12分に10番礒部裕基が先制点を決めます。そして、前半終了間際にコーナーキックから7番矢島倫太郎がヘディングでゴールでした。2-0勝利でしっかりタカマドということですね。

対戦相手は、結果的にプリンスリーグで勢いに乗り切れなかった1分9敗の武南高校でしたが、なんとなく勝てる相手と言って思い出してしまう去年の鹿島学園高校との試合(そこまで勝ちがなかった相手に対して後手後手になってしまい、最終的には引き分けたものの難しい試合になってしまった)を思い出してしまいます。

こういう試合は早めの先制点と良い時間での追加点がものをいいます。その意味で、この試合は早い時間に先制したことで試合が楽に進められ、前半のうちに追加点を入れたことでかなり楽になったという印象です。

今日は全体的な印象としては、このチームで時々見られる、試合は勝っているけど主導権が握れているように見えないような試合だったような気がします。守備に関しての安定感は、問題なく、武南が後半に攻撃意識を強くしてきた時間帯に少し危ない時間帯もありましたが、最後のところで防ぎきっていました。更に、16番小笠原正人の好セーブもあり無失点。

攻撃面では、今日は14番矢島慎也の中盤での気の利いたポジショニングからの攻撃の回数が多く目を惹きました。何度か訪れたシュートシーンで決めることはできなかったものの、パスをもらいやすい位置への動き方はかなり良かったです。また、8番若井祥吾の持ち味となる右サイド遠目からの強烈なミドルシュート、直接FKでのあと一歩でゴールという形も見られました。

11番鈴木大輝を経由した前線3人くらいが絡んだ攻撃がテンポ良く相手守備陣を切り裂くシーンも何度か見られました。

前の試合で途中出場した26番カドコダイ・アシカンがこの日も後半途中から登場しました。今日は時間が短かったのですが、高さに対する強さや、抜け出すタイミングの良さなどこの2試合で見せることができていましたので、チームの層に厚みを増す存在として期待しちゃいますね。

更に、同じく後半途中から出場した24番小峯洋介も気持ちの強さと攻撃への意識をしっかりアピールできていたと思います。彼も、全国でチームを活性化させる存在として期待されますね。

プリンスリーグの位置づけは、どうしても高円宮杯の出場権を獲得するための大会という意識が強いので結果どうこうよりも、どういうことを試してどういう展開になったのかなどを強く意識して見てしまいます。今日に関しては全体的にリズムが作れない時間帯も多かったですが、それでも試合運びのレベルの高さは感じられました。

全国大会で勝ちあがるには、まずここが重要だと思いますからOKです。後は、ここ数試合で見せてくれたチームの攻撃や途中から入った選手が上手い具合にチームに別の要素を与えることができていますので、短期決戦となる全国大会を勝ち抜くために良い形でここまで来たという印象があります。

チームとして戦える今年のチームに自信を持って全国に臨んでくださいね!楽しみにしています!

ではでは!

 

JFAプリンスリーグU-18関東2010/7/4 vs ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 0-0引き分け・・・底上げのために

千葉県総合スポーツセンター東総運動場

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の関東予選も終了し、浦和レッズユースは再びプリンスリーグの戦いに戻ります。現在3位、残り2節で一応自力で高円宮杯出場権を獲得する6位以内を死守することが最低限の目標になります。勝つことはもちろん重要。でも、全国大会での戦いに備えてできる限りチーム力の底上げをしておきたい。現在3位で実際の所、負けない試合をすれば6位以内はよほどのことがない限りは確保できるであろうという状況なので、この試合は勝つためのプレート底上げのための試すプレーなど様々見られる試合となりました。

この日のスタメンは以下、

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と24番小峯洋介、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に9番高木凛 

となります。

ジェフのユースは、試合自体はまだ一度も見ていないのですが、0-0や1-0、0-1という勝つにしても負けるにしても失点少なく、でも得点もあまりないという戦いぶりで、やりにくそうな相手なんだろうなというイメージをブクメは持っていました。

予感は的中。守備が堅い。ドン引きということではないものの、守備の意識が非常に強く、徹底的に浦和が頻繁に使うサイドからの攻撃をケアしてきます。個々の能力や、コンビネーションがかみ合った時は、サイドから攻め込めたものの、多くの機会を相手の守備で阻止されるという試合展開になりました。

そして、予想通り相手の攻撃力にはそこまでの迫力はなく、数回危ないシーンはあったものの基本的には現在の3番畑本時央と4番広瀬健太の安定したセンターバックを中心とした守備、16番小笠原正人のゴールキーピングで失点をされることはありませんでした。

ピッチ状態の関係か、ボールのせいか、風のせいかはよく分かりませんでしたが、思ったようにボールが周らず、飛び方がいつもと違うみたいな声も実際聞こえたような気もしますが、とにかくパス回しがかみ合わないシーンが多く、歯がゆい時間も続きました。

9番高木凛がスタメンから登場するシーンで、前回のFC東京U-18戦のようにコンビネーションがかみ合う時もあるのですが、まだまだ合わないことも多いようで彼自身の動きと周りの動きが上手くいかないように見えるシーンもありました。ここがしっかりかみ合うようになることが、11番鈴木大輝が同じポジションに入った時とは違った攻撃の形として機能してチームの底上げとなるため、次の試合も含めて上手くコンビネーションが合うようになることを願います。

前半の良かった攻撃の形で覚えているものとしては、右サイドから攻めあがった8番若井祥吾がゴール前に鋭いクロスを入れて、そこに14番矢島慎也が上手く飛び込んだシーン。惜しくも少しずれてしまいヘッドでシュートまでは行きませんでしたが、良い狙いと良い飛び込みでした。

また、9番高木凛が前線でしっかりボールを受けて、14番矢島慎也に落とし、そこから左の7番矢島倫太郎へ開きシュートという形も惜しかったと思います。

前半終了間際に明らかに相手に後ろからアフター気味に14番矢島慎也が倒されてPKと思われたシーンが流されてしまい、その相手のファール(取られなかったけどw)によって、矢島慎也が足を痛めてしまいました。あれは、PKです。

このタイミングで前半が終了しました。なんか、ちょっと、う~ん、おかしくない?

しっかり歩いていたので大きい怪我ということはないようですが、アイシングをした状態で大事を取ってということだとは思いますが、後半開始から矢島慎也に代わって11番鈴木大輝が入りました。

いつもフォワードで使っている選手が4人になったのでどのような形にするのかと思いましたが、11番鈴木大輝はそのまま14番矢島慎也のポジション(トップ下)に入りました。

前半、動きがややかみ合っていなかったように見えた9番高木凛ですがハーフタイムにしっかり指示を得て後半は、しっかり攻撃の起点になる動きを何度も見せます。まず、パスを受けて力強くドリブルでゴール前に迫り、ディフェンダー2人ほどに囲まれるも、更に突破を試みてシュートを狙います。結果的にディフェンダーに奪われてしまったものの、惜しい形。

更に、体の強さを生かしてしっかりボールを前線で収め、良い距離感を動いていた11番鈴木大輝にパス、すぐさま鈴木大輝がサイドの10番礒部裕基にパスを通してシュートというシーンは、崩す形としての理想の一つが見えました。

同様に、11番鈴木大輝から9番高木凛、右サイドから上がってきた8番若井祥吾にはたいてシュートというシーンもあり、普段同時にあまり使われない鈴木大輝と高木凛からの攻撃のリズムが作れたシーンが何度か見られたのも良かったと思います。

それでも、この日は先ほど書いたように相手の守備意識が強く、得点までいかない歯がゆい展開。シュートも枠に飛ばないことが多く、ピッチ状態など何か少しやりにくさを感じました。

後半途中、9番高木凛に代わり17番鈴木悠太が入ります。ポジションとしては、右サイドの10番礒部裕基が真ん中に入り、その右サイドに鈴木悠太が入るという形。

本来ならば、鈴木悠太が果敢にサイドを駆け上がるシーンが見られるのですが、やはりサイドのケアを相当しっかりしてくる相手の守備のために、持ち味が発揮できないように感じられました。

後半も上手く行かない流れながらも、10番礒部裕基が相手の守備ラインを切り裂くスルーパスを通し、抜け出した24番小峯洋介がシュートを放つシーンや、左サイドからドリブルで駆け上がった7番矢島倫太郎がディフェンスを抜きクロス。24番小峯洋介がペナルティエリアやや外真ん中くらいの位置で相手ディフェンダーを背負った形でしたが、ポストとしてしっかりキープし下がり目にボールを出し、走りこんだ11番鈴木大輝がシュートというシーンなど相手を崩すためのトライが何度か見られました。

ここで、底上げという意味で非常に今後重要になると思われる交代があります。

24番小峯洋介に代わり、26番カドコダイ・アシカンが入ります。

公式戦では初登場となる彼の高さと強さ、パワープレーとしての今後の可能性を計るという意図が感じられました。おそらく、高さからチャンスメークを期待されたアシカンでしたが、最初のチャンスは、意外な流れ(?)。10番礒部裕基がボールを持った時に26番アシカンが斜めに駆け上がり、相手ディフェンスラインの裏を取りスルーパスが通ります。キーパーと1対1が作れる局面でしたが、残念ながらトラップが少し長くなり得点はなりませんでした。

ベンチからの指示も分かりやすく、10番のアシカンも要求されたことが分かりやすいであろうパワープレーで長いボールをアシカンめがけて蹴られるから競り勝てというメッセージ。

事実、ほぼ全てのロングボールに対してアシカンは競り勝っていました。

最後に18番堀田稜が8番若井祥吾と交代で入り、基本的には前線のアシカンにロングボールという戦術で最後まで攻撃を繰り返すものの得点は奪うことができませんでした。

結果は0-0のスコアレスドロー

ああ、千葉ってこういうサッカーでこういう結果を積み上げてきたんだなと納得せざるを得なかった試合でしたが、浦和レッズユースとしては、こういう相手から得点を奪うという課題はありますが、鈴木大輝と高木凛が同時に出た時の攻撃や、アシカンが動き回りながらロングボールで高い確率で競り勝てることも分かったので、今後はアシカンにロングボールが入った際の周りの選手達がアシカンが競り勝ってこういうボールが来るだろうということが理解できてくれば、それもまたこのチームの底上げに繋がってくると思います。

非常に蒸し暑い大変な試合でした。お疲れ様でした。

今日勝点1を積み上げて、残り1節で3位という状況。来週末の武南高校戦では、当然全国へ向けた底上げのためのチーム力のアップを図りつつ、しっかり勝点3を奪って自力で高円宮杯出場を決めてくれることを期待しています!!

そして、今日はこの試合を観戦したために現地で見ることはできませんでしたが、浦和レッズジュニアユースが今日の試合も9-0で勝利して全国大会出場が決まったという連絡が入ったときには興奮しました。

やってくれましたね!既に全国大会が決まった状況ですが、残りの関東予選の試合で行ける試合で全国へ向けてユースと同じく底上げを図るジュニアユースを出来る限り見られればと思います。

ではではー!

JFAプリンスリーグU-18関東2010/5/30 vs 八千代高校 2-2引き分け・・・時にはガムシャラに

鴻巣市立陸上競技場

どうも、浦和サポブクメです☆

順位的には勝って当たり前という相手が一番怖い。昨年で言うと鹿島学園高校との試合もそういうイメージで周りが見ていながら結果的には、引き分けてしまったということがありましたね。勝点が積み上げられていない高校生チームという共通点以外はサッカーも何も違うので単純に比較することもないのですが、今日の対戦相手の八千代高校は、思った以上に戦い方を徹底しているチームで、浦和レッズユースが術中にはまってしまったという試合でした。

スタメンは、プリンスリーグではほぼ固定となっている以下のメンバーでした。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝 

7番矢島倫太郎がいきなりサイドをドリブルで突破してチャンスを作るところからスタートし、八千代高校の選手達とは格が違うと思わせるようなプレーが連発する良い出だし。守備的な相手が時々見せるカウンターも3番畑本時央中心に危なげなく防いでいました。そもそも、出足でも勝っていたことでセカンドボールの大半を浦和レッズユースが奪取するため大きなピンチはありえない前半でした。

前線のパス回しも効果的に機能し、特に守備的な相手を斜めに切り裂くサイドチェンジが効果的に働いていました・・・が、フィニッシュが決まらない。右サイドから8番若井祥吾が見事なロングパスを送り込み7番矢島倫太郎がヘディングするも惜しくも外れたり、あと一歩で決められず、次第に元々人数をかけている八千代高校の守備のバランスが良くなり(浦和の攻めに慣れてきていたという方が正確かもです)、ボールは支配するものの、攻撃が最後のところで押さえ込まれてしまうという流れになりました。

こういう展開は危険というのは、サッカーではよくあるのですが、攻めている展開ながら高い位置でインターセプトされてしまったところを決められてしまいます。守備的な相手、カウンター狙い、そこに先制点ですから、非常にやりにくい展開になってしまいました。

前半は0-1で終了。

後半も同じような展開で進みながら、むしろ八千代高校のカウンターが切れ味をましてきたというか、数自体は少ないものの相手が攻め込んできたときの危険な雰囲気が強くなってきていました。

それでも、浦和レッズユースも守備の部分ではほころびはなく、失点はないものの追いつくには何かする必要があるという展開でした。後半途中で5番藤野友則に代わって2番西山航平が入りました。この交代の意図は明確で8番若井祥吾をトップ下に上げてサイドバックに2番西山航平が入るという形です。若井祥吾を中盤の攻撃的な位置に試合途中から上げるという変化で打開した試合も結構ありました・・・が、ゴールにまでは結びつかず、今度は8番若井祥吾を9番高木凛と交代、トップ下の位置に体の強い高木凛が入るという形になりました。

ボール支配率自体は、試合を通して浦和レッズユースが多かったのでフィニッシュと言う形ではなかなか実らなかったものの、交代も機能していたと思います。しかし、こういう相手が守備的で守備がバランスよくなってしまっている時に必要なものは、やや強引な突破だったりします。後半も終盤に差し掛かってきたところで、7番矢島倫太郎がやってくれました。相手ペナルティエリア少し外から強引にドリブルで中央やや左を突破した所をたまらず相手がファール。PKを獲得し、矢島倫太郎が自分で得たPKをしっかり決めて1-1の同点となります。

普通ならばこうなるとイケイケで逆転となるのですが、八千代高校もここ3試合負けなしの勢いもあり諦めずに攻めてきました。一度決定的な突破をされたものの、GK16番小笠原正人が1対1の強さを見せて防ぎ、こぼれ球もディフェンダーがクリアし、難を逃れました。

しかし、こういう時にもっともやられたくないスーパーなシュートをミドルレンジから決められてしまい再び相手にリードを許してしまいます。ここで下を向いてしまうことも以前の浦和レッズユースの場合には見られたのですが今日は、ロスタイム入れて残り数分という段階で諦めずに攻撃を繰り返し、最後の最後に10番礒部裕基が気迫のヘディングで同点に追いつき2-2で試合は終了となりました。

結果的には、勝点3を考えられる相手から勝点1のみということになりますが、今日の試合に関しては守備的な相手に対して打開するためにキレイなパス回し以上にガムシャラに攻めた数分間、更に追いついたという流れが重要だったと思います。

これで、プリンスリーグはしばらく中断に入り、7月に残り2試合を残すのみとなりました。この日、他の上位チームも引き分けが多く、上位陣の順位はほぼそのままとなっています。別の大会で多くの試合をこなすので現時点で次の試合の話をするのもどうかと思いますが、次のジェフユナイテッド市原・千葉U-18に勝利すれば自力で高円宮杯の6位以内を決めることができる(という計算ですが、ブクメはよく計算ミスするのでブクメ計算でということにしておいてください・・)ので、すっきり決められると嬉しいですね。

ではでは~

JFAプリンスリーグU-18関東2010/5/9 vs 市立船橋高校 4-0勝利・・・ここから再スタート

埼玉スタジアム第4グラウンド

どうも、浦和サポブクメです☆

ゴールデンウィーク明け(ゴールデンウィーク最終日?)となる第7節は市立船橋高校との一戦となりました。ここからは、勝点3をしっかり取らなければならない相手が続きます。あまり順位表を見ていなかったのですが、今日の対戦前の段階では市立船橋高校のほうが順位が上になっていたんですね、そして思った以上にFC東京U-18以外は混戦になっていますね。

全12節で争われるプリンスリーグはここからが折り返し地点となります。浦和レッズユースは3勝3敗という状況で来ています。

この日のスタメンは以下の通り。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに12番皆川孝之と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに2番西山航平、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝  

前節警告を受けた3番畑本時央が累積警告で出場停止となり、その位置に左サイドバックだった12番皆川孝之が入り、そのサイドに2番西山航平が入っていました。

今日はやや見難い人工芝にグラウンドにネットで囲まれた埼スタ第4グラウンドでした。

相手が強敵だったものの、3連敗という流れを断ち切るために先制点が欲しいところ。そう思っていたら、早くも4分に5番藤野友則が先制点を挙げてくれました。幸先の良い展開です。相手がやや守備的だったこともありますが、スペースを使った流れに乗った攻撃があまりできず、先制点の後はやや停滞した状況が続きます。時折相手に抜け出されてピンチを迎えるものの相手の決定力のなさにも助けられ無失点で前半は進み、ポジションチェンジを様々試みて攻撃する中で右サイドバックの若井祥吾がタイミングで攻め上がり(そのスペースは11番鈴木大輝がしっかり入りカバー)、ミドルシュートを放つと相手キーパーがキャッチできずに弾いたボールがそのままゴールとなりました。良い時間の追加点。更に、前半終了間際に左サイドを突破した7番矢島倫太郎がラストパスを10番礒部裕基に送りゴール。前半だけで3点のリードを奪うことができました。

後半に入っても、浦和が攻勢、相手が守勢という展開は続くも相手の守備の網をかいくぐることができずに攻撃もなかなか機能せずに、時々相手が見せるカウンターに対してファールを与えてしまい良い位置でフリーキックを蹴らせてしまうシーンが何度かありましたが、ここも相手のシュート精度のなさに助けられました。

交代メンバーも特に使わないままに試合が残り10分ほどになったところで、25番新井純平が投入され、更にその数分後に26番中村駿介が投入されました。時間が短かったので大きな活躍などはありませんでしたが、昨年のジュニアユースで特に注目されていたメンバーが使われだしましたね。今後に期待します。

試合は、後半の終盤にサイドからのクロスを14番矢島慎也が頭であわせ、キーパーの正面だったもののキーパーの股を抜けてゴール。おそらく、狙ったのでしょう。きっとそうです!

ということで、結果的に4-0と大勝で再び勝ちが先行しました。

残り5試合もこの勢いで突き進んでもらいたいです。この試合に関しては、相手を崩しきれるシーンというのは少なかったものの積極的なシュートの姿勢と決定力が目立ちました。

守備面で少し課題が残ったという感じでしょうか。相手の決定力のなさに助けられたものの危険な位置でのイージーミスが目立った気もします。課題はしっかり修正して次に臨んで欲しいです。

無失点快勝は気持ちよいですね!

ではでは!

JFAプリンスリーグU-18関東2010/5/5 vs FC東京U-18 0-2敗戦・・・切り替えよう

東京ガス武蔵野苑多目的グランド

どうも、浦和サポブクメです☆

日差しから逃げようのない東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド、暑かったですねw

今日はゴールデンウィークの強豪3連戦の最終日、FC東京U-18戦を見に行ってきました。

今日のスタメンは、前節の三菱養和SCユース戦からGKが小笠原正人に戻った以外は同じ布陣。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝  

となります。

この試合の印象として、まず人工芝のグラウンドとは言え、こんなにすべるのかと思うくらい多くの選手が転んでいました。強豪と言ってもFC東京U-18というチームは横浜F・マリノスユースの強さと違い戦い方が凄く上手いという感じでした。確かに、プレスが少しでも甘いとシュートを撃たれるとかそういう強さは当然持っているのですが、相手にペースを握らせず、相手のミスを高い確率でものにする、その精度の高さに驚きました。

前半開始からまだ数分というところで、守備が崩されたわけではないと思いますが、ちょっとしたミスを掻っ攫われてゴールを決められました(見ていた場所から反対側なのであまりはっきり局面は見えなかったのですが・・)、2点目もそういうゴールに見えました。

浦和レッズユースのパス回しが相手のペースの中にあるような流れで試合が進んでいきました。言葉で言うと、プリンスリーグでしばらく負けていないというFC東京U-18の戦術にはまってしまったというのが適当でしょうか。

それでも、相手ディフェンスラインへの浮き球でのパスに10番礒部裕基が飛び出してゴールを狙ったり、細かいパスから抜け出してあと一歩でゴールを奪えるという場面までは何度か作れました。相手の流れの中でもこのようなチャンスを高い確率で決められるようになると徐々に自分達のペースに持っていけるのかもしれません。

後半も追加点はなかったものの、時折見せる鋭さはFC東京U-18の方が上で、浦和レッズユースはペースを握れずシュートまで行く場面がほとんど作れませんでした。

今後は如何に試合を作るのが上手い相手に対して少ないチャンスで得点を決めて流れを持ってくるか、そして度々書いていますが、主導権を握るためには「型にはまるとスゲー」という状況に持っていくために何をするかを考えて実行できるようになることが必要だと思います。

今日の試合では、いつも以上に右サイドバックの12番皆川孝之の攻撃面での姿勢が強かったのが印象的でした。後半裏からの飛び出しで大きなチャンスも演出していましたし、バランスをとりながらやれれば武器になると思います。

結果的には3連敗。課題の方が多く残ってしまったかもしれませんが、やはり最初の3連勝よりも今回の3連敗の方がチームとしても個人としても経験値は多く積めたと思いますので、ここから先の相手には積んだ経験値をフルに生かして質も求めて勝利も求めていければと思います。浦和レッズユースをかなり応援しているので正直3連敗は悔しいです凄く。でも、今の時点よりも高円宮杯の時にピークになるチームが望ましいですから、ここでの負けは問題無しです。切り替えてください。

今日はこの試合と、その後に30分×3で行われた、出場していなかった選手達中心の試合も見ました。当然、FC東京U-18側もこの試合の控えメンバー中心だったのですが、やはり共通しているのはチャンスでの攻撃の鋭さ。ここは、見習う部分も多いと思います。

チームは11人ということで、例えばチームのバランスを考えた時に持ち味が出しきれない選手というのもいるのですが、そういう選手がこの練習試合ではメンバー構成で持ち味を発揮していました。個々の能力は高い選手が揃っていても、個人競技ではないことで、なかなか良さが出せないとか(それが言い訳になってはいけないのですが)、見ていて難しさも感じますね。

また、浦和カップに行けなかったため、数人以外高校生になってからの新1年生のプレーを見ていなかったのですが、中村駿介や外部から入った1年生のプレーも初めてしっかり見ることができました。まだ名前と顔が一致しない選手も多いですが、これらの選手がチームに絡んだ来る日も楽しみだな~と思いながら、結局4時間くらい、その場所にいたら日焼けして顔とか真っ赤になっていて焦っていたりしますw

そんな、日焼け対策完全準備不足のブクメがお届けしましたw

ではでは~!

JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/11 vs 流通経済大学柏高校 3-0勝利・・・手応えそのままに

東洋大学朝霞グラウンド

 

 

 

 

やってきましたプリンスリーグ!待ってましたプリンスリーグ!

どうも、浦和サポブクメです☆

4月に入っているのに相当冷える日があるかと思えば、今日は若干蒸し暑くも感じる陽気。天気予報は午後から曇って雨になると言っていたのに試合中は晴れ、暑いw なんか、ブクメは選手に意味のわからない声をかけていたような気がしますが多分、暑さにやられたのでしょうw

 でも開幕はこのくらいの気候が気持ちよいですね(矛盾してますがw

大きくて手強いというイメージがある流通経済大学付属柏高校が対戦相手ということで、イメージとしてはいきなりやりにくそうな相手だなと思っていました。

でも、昨年抱えていた課題の多くが清水フェスティバルで修正されていくことも見れていたのでそのままやれれば結構スムーズに戦えるとも思っていました。

この日のスタメンは、清水フェスティバルの手応えたっぷりの試合の時のスタメンと同様以下の通りでした。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

身長の大きい選手が揃っている流経柏でしたが、チームとしてのバランスはまだまだこれからのようで精度の低さもありそこまで脅威に感じるシーンはありませんでした。何度か、キーパーと一対一になるシーンが作られましたが反応に長けている1番小笠原正人の好セーブで完全に潰していました。昨年に比べて相当安定してドッシリとゴールを守れている印象が強かったです。

パススピードやロングボールのタイミングなど攻撃陣で合わないことが何度かありましたが、おそらく今後レベルの高い対戦相手の守備を崩していくには、あのくらいのタイミングでサイドへのパスを通していく必要があるとも思います。試合をこなして更に精度を高めてもらいたいです。

新チームになってから何度か書いているように、今年のチームは昨年主力が3年生で構成されていたリズムを作る中盤が一気に抜けたところをどのように作り直していくかが一つの鍵と思っていましたが、ボランチの15番野崎雅也がバランスよく守備と攻撃を構成していました。ボランチが安定しているのでチームがバタバタしないのも良かったですね。

この試合の先制点はPKでの得点になりますが、見ていた場所と反対側なのではっきりとは見えなかったのですが、相手ゴール前に攻め込んだ11番鈴木大輝が相手ディフェンダーに押されて倒されたのファールだったと思います。11番鈴木大輝は持ち前の運動量で試合終盤は足をつっていたように見えましたが、そのくらい豊富に動き回っていました。

2点目は、左サイドからの7番矢島倫太郎のクロスに5番藤野友則がヘディングで合わせてゴール。矢島倫太郎の個人技と上手いタイミングで飛び出した藤野友則の見事なコンビネーションでした。14番矢島慎也、5番藤野友則の中盤前目での個人での突破や簡単に捌くプレーや抜け出すプレーもこの試合光っていました。

そして、3点目は14番矢島慎也の待望のゴールですね。動きが悪かったわけでもなく、シュートを打たないわけでもなかったのですが、私が見に行った練習試合や清水フェスティバルなどでゴールを奪っていなかった印象があったので決まれば楽になるのだろうと思っていたので嬉しかったですね。左サイドから11番鈴木大輝が挙げたクロスをボレー気味に叩きつけてのゴール。見事でした。

また、これも再三書いているかと思いますが、喜んで良いのかわからないものの、右サイドバックでの8番若井祥吾のプレーがかなり良いです。読みやテクニックで守備をするという表現が良いのでしょうか、とにかく相手の左サイドからの攻撃をことごとく摘んでいくプレーは見事でした。この試合では、サイドからの鋭いロングフィードはありませんでしたが、今後の試合では彼からの一発で切り裂くパスなども必ず必要になってくると思います。

守備も安定していますね。相手フォワードのプレスに対して慌てるシーンの多かった昨年の不安定さがかなり修正されています。

さてさて、褒めまくりましたが、こういう戦い方がこの先どの相手でもできるようになることが今後の鍵になると思っています。この時期なので対戦相手によって完成度の高さやピークを持ってくる時期が全く変わってきます。ただ、チームとしての戦い方のベースは既に見えてきているので、今年はこのベースを成熟させていくことと交代メンバーによる状況対応などが試合ごとに作り上げられてくれば相当安定したチームになりそうな予感があります。

楽しい試合でした!お疲れ様でした!

ではではー!