埼玉S2リーグ 2018/5/13 浦和レッズユースBvs伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・大雨と崩しきれなかった試合

どうも、ブクメです☆

天気予報では、14時くらいから本格的な雨と言うことでしたが、結局降りませんでしたと言いたかったところですが、その前までは、ポツリポツリくらいだった雨が、前の試合の負傷者の関係で20分ほど遅れてキックオフとなった時間くらいからは、雨が降り続く状態となり、時折大雨の時間帯もあるなど、プレーする選手にとっては、やややりにくい環境の中での試合となりました。

ということで、今日足を運んだのは、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグの伊奈総合高校との試合を観戦しに浦和南高校に行ってきました。浦和カップの時に1度足を運んでいる会場ですが、なるほど、聞いていたように、近い位置でのネット裏の観戦エリアだとネット越し完全ゴール裏ということで試合がわかりにくいところもあったこの会場ですが、歩道橋の上からだと、かなりサッカー的なところがしっかり見やすいと聞いていた通り、若干見ていた場所からは、前半浦和が攻める方向のゴール前での攻防が見にくいことはあったものの全体的な展開を見ることができる試合になりました。

今回のS2リーグに臨んでいるチームの前身となるメンバー構成は浦和カップの時に数試合見させてもらっていましたが、埼玉県の2部リーグとなるS2リーグが開幕してからは、この試合が始めての観戦になります。ここまで3試合を消化していて高校のBチーム相手に連勝し、前節は西武文理高校相手に初黒星と言う形でこの試合に臨む流れになっています。形上は、1つ上のカテゴリのS1リーグにAチームが参加している高校のBチームに対して連勝した流れで、S2リーグでは、初めてのAチームとして参加している西武文理高校相手に、終盤の勝負所での時間帯に逆転負けをしたという流れで迎える、同じくAチームで参加している伊奈学園総合高校が相手と言うことを、イメージできるところで考えれば、テクニックなどでは優るかもしれないが、その高校のサッカー部の精鋭として組まれたおそらく3年生が中心であろうチームと対戦した時に思うように行かない何かを試合の中で感じながら、それでも勝利する方向までもっていくことができるかということがポイントになるのかなと、ざっくり考えながら見させてもらっていました。

簡単に言えば、タイトルに書いたように、雨と言う状況で、若干勝手が違う状況が両チームにできてしまっての戦いになりつつ、合計で5得点入り、浦和も2点取った試合で崩し切れなかったと書いたのは、守備的な相手に対して、それでもチャンスを多数作り出していたし、ゴールに向かう姿勢も多くの選手に見られていた中で、相手の「ゴールを決めさせない」という集中力と最後の粘りの中でそこを崩し切ってのゴールが奪えなかったという意味です。

それを踏まえて、試合のことを書いていきますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と33番舘澤佑磨、MFが左に31番木下翼(後半25分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と40番山田奈央、FWが13番與那覇航和(後半21分⇒28番長田拓巳)と37番堀井真海

となります。

試合開始から、守備では、19番清水楽人の存在感が目立ち、攻撃では、39番盛嘉伊人が中盤でパスを受けて様々展開するという形で、そこに左サイドに入っていた31番木下翼がポジションを移動させながら、果敢に突破を試みる、前線で37番堀井真海が力強さを見せ、右サイドからの攻撃で38番松村大也が仕掛け、時に右サイドバックの27番清水哲太が攻撃参加もしながらなどなど、スタートから、バランスもよく相手にほとんどチャンスを作らせないくらいのサッカーができていたと思います。

実際にチャンスも多く、メモできたものだけでも、3分の39番盛嘉伊人のシュート、7分には、シュートが打ち切れなかったものの、27番清水哲太からの縦パスから13番與那覇航和、37番堀井真海とつなげての仕掛け、8分の38番松村大也のサイドからの仕掛けからのクロスに13番與那覇航和が合わせてのシュート(キーパーにはじかれる)、9分にも39番盛嘉伊人のシュート、14分の37番堀井真海の仕掛け、15分の27番清水哲太からの見事なロングフィードからの31番木下翼の仕掛けからの38番松村大也へつなげての仕掛け、18分にも39番盛嘉伊人からのパスを受けた37番堀井真海の仕掛け、20分の27番清水哲太、37番堀井真海、いったん下げて40番山田奈央から再び37番堀井真海がパスを受けての仕掛け、22分の31番木下翼と32番佐藤優斗のワンツーからの仕掛け、24分の37番堀井真海のシュート(キーパーに防がれる)、30分の19番清水楽人からの縦パスに抜け出した31番木下翼のクロスを38番松村大也が受けての仕掛け。

34分の38番松村大也のサイドから中へ力強く走りこんで競り合っていく場面を見つつ、ジュニアユースの途中くらいまでは、あまりこういう競り合いしなかった選手だけど頼もしく競れるようになってくれたんだな~とか、勝手に感心しつつ、ただ、やはり相手選手が2枚くらいでプレスをかけてきても、はがして突破できるようなプレーも数選手が見せるものの、ペナルティエリア内に入ってからの最後のところでは、相手の集中力の前にそこを突破しきって、かわし切ってゴールという形ができたかと言われればできてなかった印象がありました。

そのような中で、40分に攻撃のところで、27番清水哲太が味方のフォローに右サイドバックの位置から高めの位置に上がってきつつ、パスを受けて引き付けつつ、いったん下げたところで早い展開で19番清水楽人が前線にパスを送り込んだ場面など、工夫が見られたところでやや大きなチャンスになりかけている場面もありました。

やや相手が受ける時間が長くなり、攻撃にウェイトを置く中で、前半終了間際にインターセプトされた際の攻撃方向に向いていた選手の守備の切り替えが遅くなり、守備の選手1人だけが対応し、攻撃の選手の戻りが遅くなったところでの大きなピンチになりかけた場面がありましたが、ここは、相手選手が、シュートを打ち急いでくれて助かりました。

そんな、チャンスの数は相当作っていたものの得点は奪えず、逆に大きな決定機を相手に与えかけての0-0ということで、全体的には浦和攻勢のペースですが、やや課題が多い前半になりました。

なかなか決まらないという流れでしたが、後半に入り、コーナーキックからの流れだったと思いますが、3分に38番松村大也がペナルティエリア内で浮き球を上手く胸トラップで落としてシュートを決めて1-0と先制に成功します。

4分には、13番與那覇航和から37番堀井真海とつなげてゴールに迫るも追加点はならず。

攻撃に行ける回数が多かったことと雨のいたずらと言うか、相手のサイドからの攻撃でのクロスボールの処理を誤り、そこを押し込まれて同点とされます。

1-1とされた中で、迎えた13分に31番木下翼のドリブルからのペナルティエリア内へのやや強く長めに見えたパスを37番堀井真海が足先でなんとか触ったシュートは、惜しくもポストをかすめて外れます。ただ、守備的な相手で持ち込んでの突破やシュートを狙うと体を張って守ってくるような相手に対しての、点で合わせるような早いパスでの狙いが有効であるというのを感じられた場面でもありました。

ただ、流れとしては、相手にあるようで、やはり攻撃の意識が相手のサイド攻撃に対しての狙いどころになってしまうところもあり、15分に突破されてこのまま前に抜け出されるとキーパーと1対1になりかねない場面で、抜け出そうとした選手のボールをクリアしたものの、ハイキックでの危険なプレーとしてファールとなり、このフリーキックから失点となり1-2と逆転されます。

その後、23分に37番堀井真海から28番長田拓巳を経由して38番松村大也につなげてシュートを放つもここはキーパーに防がれます。

25分には、32番佐藤優斗のサイドからの仕掛けからのクロスボールに38番松村大也がヘッドで合わせるも惜しくも枠を捉えられず。

より相手が跳ね返すのが難しいようなスピードのあるクロスなど、その後途中交代で入った36番福島竜弥も2本ほどそういうプレーをしていたと思いますが、特に雨という条件の中で、より有効になるそういったプレーが後半終盤には増えてきていたと思います。

ただ、やはり流れの中では崩し切れずということではありましたが、32分にペナルティエリア少し外くらいで相手のハンドでフリーキックを獲得すると、39番盛嘉伊人のキックから、混戦になったところを38番松村大也が押し込んで2-2と再び追いつきます。

ここから逆転と行きたかったのですが、同点ゴールの直後に、相手チームの思い切ったミドルシュートが見事なコースに飛んで決められてしまい、2-3と逆転されてしまいます。

そこからの残り10分ほどで何とか同点逆転とゴールを狙った浦和でしたが、そのまま2-3で試合終了となりました。

おそらく、前半の相当相手のゴール前まで攻め込めていた時間にあっさり先制できてしまえていれば、前半の内に複数得点を決めて有利に試合を運べてこのような展開にならなかったように思えますし、サッカーでよくある、これだけ攻めているのにどうして決まらないという、今日はそういう日だったという見方もできなくもないと思います。

ただ、やはり今日は、まず相手の守備の集中を褒める必要もあるとは思いますが、それによって徐々に守りに慣れていき、そこに対して、崩し切る工夫が足りなかったのかなとも思います。また、全体的には、誰が見ても浦和が攻勢だった試合です。でも、勝負のポイントのところでは、雨を味方につけたところも含めて相手の方が一枚上手だったのかなとも思います。ちなみに、相手を崩し切れなかったとはいっても、相手の3ゴールも決して崩されて決められたわけでもないんですよね。セットプレーだったり、攻撃の意識で空いたところを狙われての対応ミスからですから。

ただ、そういう結果にはなってしまいましたが、このチームの好きなところは、特に前線の選手に多いですが、とにかく最後まであきらめずに走り続けることができる選手が多い。今日の試合も攻めても攻めても決まらないことでの、攻め疲れもしたでしょうし、更に同点弾から逆転するぞと言うところで、相手にやや運も味方につけられたような見事なゴールを決められてしまって、下を向いてしまうような展開になっていたにも関わらず、ラインを割ってしまうだろうというようなボールでも全力で最後まで追いかけ続ける姿などは印象に残ってます。というか、必要です。

私は、浦和レッズユースのサポーターですので、もちろん、S2リーグでは満足していませんし、まだここは、経験を積むためのカテゴリではないと思っていますので、結果を残して昇格をして、ここから2年でプレミアリーグとプリンスリーグを2チームで戦う浦和レッズユースという環境を待ち望んでいます。

ただ、それはあくまでサポーターサイドの願いであって、育成の方向性として、このカテゴリくらいまで来れば、埼玉県のトップレベルの高校のチームとの経験や上手い下手のところではない簡単には行かないところをプレミアリーグのメンバーにまだ入れていない選手でも肌で感じられるような経験ができるという位置づけでやりますということであれば、そういう考え方もありますね、としか言えません。

もちろん、私個人的には、いる選手がしっかり自分を磨ける環境があれば、AでもBでも良いと思ってしまうところもありますが、Bチームでしっかりアピールできた選手は、プレミアの方のメンバーに入るわけで、浦和レッズユースBというチームを頂点に動いていないことから、様々な環境で、S2に臨むチームは、メンバーもコンビネーションもやり直しになる可能性も秘めているわけなんですよね。

だから、本当に見る側としても難しいです。

今日も、Bチームで各ポジションの軸としてプレーしている選手を眺めながら、存在感出ているなと思いながら、この選手がプレミアに上がっていったら、またそのポジションで存在感が出てくる選手を待ち、またその選手が良いと判断されたら入れ替わって・・・こりゃ大変だと。

高校サッカーのチームの場合は、そういう入替を1年間ほとんどせずにやっているところもあるようで、そういう方針であれば、Bチームではなく、今年はウラワレッズユースビーというここを頂点としたチームとして今いるメンバーを軸として、S1昇格を目指しますとすれば良いのでしょうが、そういうわけにもいかないですよね。

と言う感じに、割と私は毎試合で感じたことをこうやって書き留めていくと思います。

まあ、はっきり言えることは、プレミアリーグも、S2リーグもかなりウェイトを置いて集中して見ているということくらいですね。

だから、先ほど書いたようなBチームの作り方をするところとは違うことはわかっていながらも、S2リーグでのウラワレッズユースビーの形を見つけて、そのベースとなるメンバーと戦いぶりを期待してしまっているところもあるのも事実。浦和カップからの進行形で見ようとしてしまっているのも事実。だからこそ、その時には、出場した時には毎試合と言ってよいほど点を取っていた3年生の9番二見健太がいたけど、今日の試合には、いなかったわけで、前の週にはプレミアリーグでプレーしていたわけで、本当に気持ち入れて見ようとすると大変ですね。

コンビネーションを磨いても、その選手は次の試合にはいないかもしれない、チームの支柱になっていた選手が次にいないかもしれない。

ということで、もしかするとプレミアよりも大変なチーム作りにはなると思いますが、そこをも克服していく全体的なチームとしての姿がどうなっていくのかも楽しみと言えば楽しみです。

はい、まとまらない。それをも楽しもう!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。