【アニ山】プリンスリーグ北信越を観戦してきました(星稜高校-カターレ富山U-18)

どうも、ブクメです☆

昨日アップしました総理大臣杯の北信越予選に引き続き、先週末のアニ山さんの北信越方面のサッカー観戦の別の試合の記事が届きました。

いや~、本当に試合観戦の幅が広いなと思います。

では、記事をどうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
6月22日は日中に前回の記事にありました総理大臣杯の北信越予選を、夜は石川県西部緑地公園に移動しJ2・金沢-新潟を観戦。翌23日は午前中に北信越プリンスリーグ、午後は富山に移動してJ3・富山-八戸というハシゴを試みました。
レッズの下部組織がらみでは、アルビレックス新潟の大谷、広瀬、戸嶋はスタメンだったのですが、カターレ富山では新井瑞希がリザーブからも漏れ、コンコースでのサイン会に参加していました。ですから彼を間近では見られたのですが、やはり遠くて構わないからピッチで活躍する姿を確認したいものです。

で、今回はハシゴ観戦の行程中、レッズの下部組織に関係ないカード、北信越プリンス第9節・星稜高校-カターレ富山U-18です。

【星稜 2 – 1 カターレ富山U-18】

会場は金沢大学の「SOLTILO FIELD」。金沢駅から35分ほどバスに揺られます。
前日に来た北陸大学の、一つ手前の山を登って行くような感じです。
昨日といい、今日といい、県の中心駅から路線バスで35~40分、さらに停留所から5~6分歩けばピッチにたどり着くので、アクセスが悪いというワケではないのですが、山肌を切り開いた広大なキャンパスと、眼下に広がる青々とした稜線を眺めると、「タイヘンな立地だなぁ」と感慨にふけってしまいます。

この日は一般観戦エリアがベンチ側に設定されていて、僕は星稜ベンチのすぐ脇で観戦。監督・コーチの指示がよく耳に入る環境でした。

星稜高校のアップを眺めていると、マイボールでは「あいだを取る、あいだを通す」、ディフェンス面では「間合を詰めるだけでは意味がない。寄せたら取り切る」といった指示が出されます。
練習やアップからの見学は、そのチームが大事にしている姿勢・方針が伺い知れるので、僕にみたいな素人には勉強になります。

試合は開始5分のところで星稜が先制。右からのクロスに#11白鳥橘平が合せます。
早い時間帯にゲームが動いたからか、その後はどちらかといえばカターレがボールを保持する時間帯が増え、そして、星稜の選手の動きが、やや鈍くぎこちなく映ります。ベンチからは「速く捌く」そして「もっと高い位置にボールを運ぶ」という趣旨の声がかけられます。
その後、前半41分、失点には繋がりませんでしたが、星稜のサイドバックの選手が出し処に困り、迷った揚げ句に選択したバックパスが弱く、これをスチールされピンチを迎えます。なるほど、ベンチの危惧が具現化したようなシーンです。

また、窮屈な試合運びを強いられたのでアンカー役の#9廣島大雅への負担が大きくなり、かつ、ここを狙われ潰され…といった流れになり、星稜がよりリズムを失っていきました。

前半は26分にオウンゴールで追加点と、星稜リードの2-0で折り返し、後半は3分にカターレ富山が後半から出場した#20丸山陽大のゴールで追い上げてからは、カターレがペースをつかんで勢いを増しますが、なんとか逃げ切っての星稜勝利。監督さんは非常に不満だった様子です。

ベンチからは様々な指示があったのですが、「全く駆け引きがない」といった内容の指摘もありました。マーカーがついている選手にパスを出す。また、そのマーカーをずらす努力をしていない。そういう細部を怠ると丁寧に繋ぐサッカーはできなくなるというのには納得です。

星稜側で観戦していたのでどうしても星稜目線での感想になってしまうのですが、粗が出てしまった感のある星稜に対して、カターレ富山は選手・ベンチ共に落ち着いたゲーム運びだったかと思います。
カターレ富山は逆転まで行ってもおかしくなかったのですが、枠を捕らえられないシュートが多かったのが、ひとつ残念。
帰宅後に公式記録を確認してみると、カターレ富山は3年生がスタメンに2人、リザーブに1人と大変若いチーム構成でした。
この内容で勝ち点という結果に繋げられなかったのは勿体ないのですが、選手構成を考慮すると、今後の上積みに期待といったところでしょうか。

【アニ山】総理大臣杯北信越予選・準決勝を見てきました(新潟医療福祉大-金沢星稜大/北陸大-新潟経営大)

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。そういえば、アニ山さんに記事を書いていただくようになって、それが浦和レッズのアカデミーの試合絡みではないところで、アカデミー卒業生関連の内容が入るのは初めてかもしれないなと思いつつ(そうでもなかったかもですがw)、今回は、総理大臣杯の北信越予選に足を運んだと言うことで、新潟医療福祉大学の浦和レッズユース出身のシマブク・カズヨシの事にも触れてくれています。

では、どうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
6月22日・23日の週末は、金沢・富山でサッカーを見ていました。

一応、自分としてはレッズユースの観戦に軸足を置いているつもりなので、監督が変わって迎えるリーグ戦の再開は気がかりだったのですが、この週はちょっと思うところがあって、早いうちから金沢・富山に足を運ぶ計画を立てていたのです。
計画した当初は、土曜昼は福井・丸岡での北信越プリンスを予定していたのですが、後に明らかになった総理大臣杯北信越予選の準決勝が金沢市にある北陸大学グラウンドでの開催だったので、こちらに振り替えることにしました。

北陸大学は金沢市の郊外にある山の上。金沢駅からは路線バスで40分ほど揺られます。
綺麗な人工芝ピッチが2面あり、クラブハウス側には観戦用スタンドもあります。

【新潟医療福祉大 3 – 1 金沢星稜大】

第1試合は新潟医療福祉大4-1-3-2、金沢星稜大5-4-1という布陣でスタート。

後ろに重きを置いて我慢しながら少ないチャンスを狙うというゲームプランと思しき星稜大に対し、医療福祉が押し込みながらも攻めあぐねる展開になります。
ようやく前半37分にペナルティエリアに侵入した#9矢村健が倒されPKを獲得。これを決めた医療福祉が楽になったかと思いきや、直後に星稜大の速攻から#7平野隼平のアーリークロスをワントップの#8河田力城が頭で流し込んで振り出しに。
先制して医療福祉に油断が生まれたのか、アッサリした同点劇で、また、このゴールの後にも立て続けに危ない場面を作られました。
昨年冬、インカレで医療福祉を観たときに、勝利はしたものの守備ブロックに危なっかしい不安定なプレイが散見されことが頭を過ぎります。
後半2得点で押し切ったものの、こういった緩さ・甘さは気になります。

この試合の目当てはレッズユース出身・医療福祉の#10を背負うシマブク・カズヨシで、左ハーフでの出場。
前半26分は深いトコロまでドリブルで抉り、中に折り返すもあわず、前半33分には右足アウトに引っ掛けたパスも、反応した#11佐々木快がシュートには至らず…と、決定機を演出。
後半23分の3点目は、出足よく相手陣でルーズボールを拾ったシマブクが起点となってのゴール。
見せ場は幾つかあったがお膳立てのところで、本人のシュートはゼロ。
自分としてはシュートも見たのですが、正確性だけではなく相手が対応しづらい軌道を描く彼のパスにはそれだけでも面白みがあって、足を運んだ甲斐は充分ありました。2年生の今年、10番を背負って、しっかりプロの目に止まるラインに乗ってきたと感じます。

医療福祉ではもう1人、市立船橋出身の2年生・#22有田朱里が目を引きました。
トップ下の彼にボールが入ったところで、ディフェンスをずらしながら、ワンタッチで心地よく前に捌いてきます。後半35分から右のワイドへと1列上がるカタチになりましたが、今度は巧みなボールの受け方、引き出し方をしてきます。
次に観戦機会があるとすれは、おそらくインカレになってしまうけれど、もう一度見ておきたいですね。

【北陸大 2 – 0 新潟経営大】

第2試合は、タレントが揃う北陸大学の順当勝ちですが、新潟経営大も組織的なサッカーで健闘しました。
北陸大は4-1-2-3のトップに体躯のある#9長島グローリーを配してポストプレイで試合を組み立てながら、ワイドや2列目には鋭いドリブルのある#11高橋大樹や、#10東出壮太を要し、力強さとスピード感を備えた攻撃を仕掛けてきます。
また、右サイドバックの#18新井健太郎もアグレッシブで、攻守の切り替えが早い。先制点は、彼が最終ラインで接触もいとわずハイボールを跳ね返し、転倒したもののマイボールを確認するや果敢にオーバーラップし、エンドライン間際で折り返したクロスがアシストになりました。彼はアップの時から一際大きな声でチームを鼓舞していて、こういう「やるべきことをやる」プレーヤーは僕は好みなのですが、後半15分で負傷退場のアクシデントに見舞われてしまいました。北陸大学は7月4日に天皇杯・鹿島アントラーズ戦を控えていて、こういう新井みたいな選手がプロとの戦いでどこまでやれるか見てみたかったのだけれど、はたして間に合うでしょうか?

追いかける展開となった新潟経営大学も、スピードやテクニックでは引けをとるものの、コンビネーションをベースに徐々にペースをつかんでいきました。
人が連動してパスコースを作り繋ぐサッカーで、止める・蹴る・動く、という基本がしっかりしています。守備でも球際の対応が粘り強く、ルーズボールやセカンドが拾える展開になりました。
特に後半は、北陸大の運動量が落ちてきたか、互角以上の戦いぶり。
最大のチャンスが0-1からの前半36分、#14森崎岬波とのワンツーから抜け出した右サイドバックの#4吉田翼のシュートはポストに嫌われます。完璧に崩したと言っていいシーンで、ここで追いつけていればまた違うゲームになっていました。
また、前後半を通じて10本のコーナーキックを得ながら、セットプレーからの好機が作り出せなかったのは残念で、こういうところで感じる底力の違いが勝敗を分けたようにも思います。

【アニ山】日大藤沢高校で総体神奈川予選を見てきました(日大藤沢-横浜創英/三浦学苑-平塚学園)

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。今回は、総体の神奈川県予選ですね。このエリア開催の高校サッカーの試合というのも、なかなか私の行動スタイルでは縁がないですよね。浦和レッズユースと同じカテゴリに該当する高校が昇格したらとかですかね。日大藤沢高校のグラウンドには行ったことがないですが、日大藤沢高校の試合は、どこかで観戦したことがあるような。でも、浦和絡みだったのかは覚えていません。総体予選と言えば、埼玉県予選の決勝が西武台高校と聖望学園高校なんですよね。

今年は、縁があって2月の新人戦の時にこの両チームの試合を観戦できていて、特に聖望学園高校は、注目していたので決勝まで進んだということでかなり見に行きたいのですが、浦和レッズユースのプレミアリーグの試合と完全にかぶっているんですよね、残念。

ということで、アニ山さんの記事です、どうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

6月16日は、神奈川県総体予選の準々決勝。日大藤沢高校のグラウンドに行ってきました。
日大藤沢高校は、小田急江ノ島線の「六会日大前」駅で下車。日本大学生物資源科学部キャンパスの裏手にあります。
僕はここに来るのは2回目なのですが、この学校のグラウンドがホントに素晴らしくて、ほとんど「スタジアム」といった様相。試合前にスタンドの座席数を数えてみたら1180席ありました。JFLくらいなら開催できるんじゃないか?というスペックです。(人工芝ピッチなので、JFLの開催要件は満たしませんが)
僕が足を運んだことのある高校のグラウンドの中では図抜けた施設で、大学でもこの規模のものを持っているところは少ないんじゃないかと思います。

育成年代の試合では、厳しい観戦環境を強いられる会場も少なくないので、こういったグラウンドは本当にありがたいです。

【日大藤沢 3 – 2 横浜創英】

【三浦学苑 2 – 1 平塚学園】

2試合とも延長戦で決着、タイムアップ間際に試合が動く劇的なものになりました。得点経過を追っていくと、

第1試合の日大藤沢と横浜創英は開始5分で横浜創英が先制。#10荒俣圭汰のコーナーキックが強風も手伝い直接入ってのゴール。
ただ、風上に立った前半を上手くクローズできず、前半ロスタイムに日大藤沢#9平田直輝が起点となっての崩しから#8植村洋斗の同点ゴールが決まり、後半開始早々には右からのアーリークロスにファーで#9平田直輝が頭で合せて逆転。
横浜創英的には後半良い所なく進んでいたところ、今度は日大藤沢が試合をクローズできず、後半ラストプレイで追いつかれて延長戦へ。
一進一退の延長戦は、後半のラストプレイでコーナーキックからこぼれ球を#20小川晶映が押し込んで日大藤沢が勝ち越し。このゴールと共にタイムアップ、という幕切れ。

第2試合は前半スコアレスの折り返しから、後半風下になりながら優勢を保っていた平塚学園が左ハーフ#8渡邊波季のゴールで先制。そのまま推移する中、こちらも後半ロスタイム、フリーキックのこぼれ球を#10相原琉希押し込んで三浦学苑が同点に。
延長戦では前半にセットプレイからゴール前の混戦からゴールが生まれて勝ち越し。

横浜創英は狭いところでのボールキープやパスワークに特徴があって、神奈川県では近年お気に入りのチームなんだけど、このゲームではその特徴を出し切れなかったと思う。
特にビハインドになった後半、風下になって、より丁寧にボールを運ばなくてはいけない状況で、慌てたようなキックが散見された。後半の最後、ゴールキーパーから出たボールを3人がつないで、最後#13亀山陽有のヘディングゴールまで持っていったのはさすがなのだけれど、これは後述するけれど、日大藤沢の判断ミスに助けられた部分が大きい。
後半3分の2失点目も、右からのクロスに、1人のフォワードに対しディフェンスが2枚残っていたにもかかわらず、完全にファーでフリーにしてしまい、それをダイレクトで頭で合わせた#9平田直輝は素晴らしいのだけれど、前半終了間際の同点ゴールを引きずったまま、なにか浮き足立ったような失点劇だった。
また、1-2のスコアからキーパ#1梅澤亘の三度のファインセーブで救われていて、突き放されていておかしくない試合。
日大藤沢は風下の前半で丁寧につなぐ姿勢が見られたり、決定力のある#9平田やのキレのあるドリブルをもった#11小林来生などを要するバランスのいい攻撃陣等、魅入る部分が多かったのだけれど、後半ラストプレイの判断はいただけなかった。
カウンターからボールを相手陣に運んで、コーナーサイドに流れていったので、「ああ、ここで時間を使うんだな」と思いきや、中に折り返して、ボールは相手キーパーに。
このキーパーのスローイングから横浜創英の同点ゴールに繋がるので、日大藤沢が延長戦を呼び込んでしまった。
シーソーゲームでもつれたゲーム展開も、内容面を考えれば日大藤沢が一枚上手を行ったのゲームだった。
強風下のコンディションや強敵の日大藤沢相手という難しい面はあったけれど、横浜創英ならもっと出来るだろう、と期待をこめておきたい。

第2試合のほうは、前半は正直なところ、「ブツブツ切りで、ちょっと退屈なゲームだなぁ」と思っていた。
「ブツブツ切り」の要因には、三浦学苑のイージーミスなんかも含まれているのだけれど、これは平塚学園の守備ブロックの作り方が上手かったのかな、とも思う。
とにかく相対的に三浦学苑の印象が悪くて、この試合後に三浦学苑のリーグ戦の戦績が芳しくないことを知るのだけれど、「ああ、なるほどな」と納得してしまった。
特に後半、三浦学苑が風上に立っても平塚学園の攻勢が続いていて、ほとんど良い所ナシで後半ロスタイムへと入っていった。
平塚学園は前半から攻撃の核になっていた#8渡邊が、後半左サイドを縦に突破して折り返すチャンスメイクが2回あった後、後半11分に同じような流れから今度はカットインしてのシュートで先制。彼は身体を張って納めるようなプレイも出来て、プレイに幅がある。
第1試合が日大藤沢のゲームなら、第2試合は平塚学園のゲーム。後半ロスタイムの三浦学苑の同点ゴールも、フリーキックを平塚学園のキーパーがファンブルし、こぼれたボールを押し込んだもの。三浦学苑は九死に一生というか、首の皮一枚で拾ったような勝利で、平塚学園からしたら、本当に惜しい試合になってしまった。

【アニ山】熊本と福岡でインターハイ予選を見てきました(大津vs済々黌/秀岳館vs八代/東福岡vs九州国際大附属)

どうも、ブクメです☆

5月末からカンボジアに行っており、7日朝に帰国したのですが、6日に帰国準備している時に、アニ山さんから原稿が送られてきて、「また、タイミング悪く送ってくるな笑」と思いつつ、そのタイミングではアップできず、更にその辺りから体調をちょっと崩しかけていて、帰国して更に体調を崩し、週末身動きを取れない状態でいたのですが、せっかく記事をいただいたので、ちょっと落ち着いてきた今のタイミングでアップします。

では、どうぞ。

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

先々週、ブクメ氏から「観戦数の割に寄稿が少ないから、もっと記事を書け」とプレッシャーを受けたので、2本続けて記事を送ってみたら、今度は「送るタイミングが悪い!」とキレられる始末。
で、先週寄稿をしなかったのは、それに著しく気分を害したから…というワケではなくて、とにかく仕事と、サッカー観戦以外の趣味に忙しかったのです。
そんなこんなで今回の記事は、今年度(2月1日からカウントしてますが)71~73試合目の観戦についてです。

6月1日・2日の週末は、インターハイ予選を観戦に、土曜日は熊本・大津運動公園、日曜日は北九州・本城陸上競技場に行ってきました。

2日の福岡県決勝・東福岡-九州国際大附属戦は面白いゲームだったのですが、帰路の飛行機の都合で後半17分までの観戦になってしまいました。

前半10分頃から球際の争いが激しくなり、これを交わすように両チームのパスやプレイスピードが一段上がっていくスピーディーな試合になりました。前半は東福岡のポゼッションに、九州国際大附属が奪ってからの速い攻め、という展開で、後半頭に九州国際大附属が2名の選手交代で両ワイドを投入、サイドからの仕掛けを意識して勝負に出てきた…と盛り上がってきたところで、後半17分。ここでウォーターブレイクが入り(35分ハーフなので)、僕はここでスタジアムを後にしましたが、思わず身体が前のめりになるような、引き込まれるゲームで、本当に残念でした。(一応、写真は撮っておきました)

結果は皆さん御存知のとおり、延長までスコアレスで推移し、PKで東福岡の勝利となったわけですが、九州国際大附属側のスタンドで観戦していた自分には、選手の気迫、保護者の情熱、そして積極的なベンチワークと、「打倒・東福岡」にかける想いがひしひしと伝わってきました。

さて、熊本県予選のほうですが、こちらはベスト16。

【秀岳館 8 – 0 八代】

2試合目のほうをまず、簡単に書いておきますと、
少し力の差がある対戦になった上、前半の18分ごろ、八代高校のキーパーが相手選手との接触で足にダメージを負ってしまいました。
歩きも覚束ないので、プレイを続行できるような状態ではなかったと思いますが、どうやらリザーブのキーパーが不在だったようです。
重めの打撲で、筋肉に強いインパクトを受けてしまい、力が入らないような感じになったのではないか、と推測しますが。
その時点でスコアは【3-0】になっていたのですが、万全な状態で進めてもらいたかった。ちょっと八代高校には、かわいそうな試合になってしまいました。

秀岳館は#10ターレスが後半26分から交代出場。既に試合が決まっていたので、流し気味にも感じましたが、それでも交代直後に鋭いステップから振りの早いシュートを放ち、これは枠をとらえませんが、見せ場は作ってくれました。
スタメンのフォワードはパワーのある#9時森とスピード系の#20河村で、特に体躯に恵まれた時森には「攻撃の柱」といった存在感があります。
センターバックの#5ケンタも(彼はハーフなのか、外国籍の選手なのか、情報を持ち得てないのですが)、跳ね返すだけではなく、機を見て持ち上がりも見せます。
秀岳館はセンターラインがしっかりしていて、そして魅力ある個を揃えるチームだな、という印象。

【大津 1 – 0 済々黌】

さて、第1試合の大津-済々黌。

プレミアウエスト所属の大津に対し、済々黌は県2部と、カテゴリーで3つの差があるということで、やはり大津が終始押し込んでいく展開。
済々黌は、格上の大津に対して5バック……4バックにフォアリベロを置いたようにも見えますが……ともかく、最終ラインが内側に締めて、ゴール前の密度を高くする、我慢して我慢して、ワンチャンスを狙うサッカーになります。

ただ、そのワンチャンスの狙い目になるカウンターのシチュエーションも、大津の守備陣に隙がありません。ディフェンダーが落ち着いた対応をみせて、有効なシュートまで繋げさせない。

ザッと、大津の好機を挙げてみると、

9分、#6佐藤のミドルからキーパーが弾いたボールを#10濃野が押し込むもオフサイド

17分、#7樋口がキーパーを交わしてのシュートは、マウスに戻った済々黌ディフェンダー#3がクリア

31分、#10濃野のパスを受けた#6佐藤のミドルをキーパーが跳ね返し、もう一度作り直してからの#10濃野のシュートは、バーのわずか上

前半終了間際の36分が最大の決定機で、ドリブルで抜けた#7樋口がキーパーと1対1になるもキーパーのファインセーブに阻まれる

後半は8分に#10濃野が中盤で左に叩いたボールを受けた#13時松のクロスを、#9半代が頭で合わすもキーパーの範囲内

23分、#7樋口がマイナスに折り返したボールに#6佐藤が走り込み、グラウンダのミドルが枠をとらえるも、ここもキーパーのファインセーブ

その直後には途中出場の#17大島のシュートがバーに嫌われる

27分、#17大島の右からのクロスに2人が飛び込み、ファーで#5立野が触るも枠外

と、改めて列記すると、よく済々黌が凌いだなと感心しますが、遂に後半32分にセットプレイの流れからゴール前で#5立野が押し込んでのゴール。

前述のように攻撃面で完封されていたので、済々黌に勝ち身は薄かったとは思いますが、3年生はこの大会で引退ということもあって、実力以上のものを引き出しての健闘だったのではないでしょうか。

大津は苦戦をしたというよりは「てこずった」という表現のほうがしっくりきます。
集中力を持って守備を堅めてくる相手に対して、苛立ちや慌てた感じはなく、
「積極的にミドルを撃つ」であったり、
「縦のボールの出し入れでディフェンスを釣り出し、その裏をパスワークとコンビネーションで狙っていく」であったり、
「サイドからのクロスで横から揺さぶる」であったり、と
やるべきことを積み重ねてゴールに繋げていった感じがします。
「選手が意思統一をして、やるべきことをやっていく」という、強いチームが持ち得る姿勢・メンタルを垣間見たような気がします。

【アニ山】滝川第二高校でインターハイ予選を見てきました

どうも、ブクメです☆

先ほどアップした5月18日の大阪に引き続いて、19日の兵庫でのサッカー観戦の記事もアニ山さんから届きました。

最寄駅から3キロでもバスの本数も多いと書いているものの、たぶん、アニ山さんのことだから、バスを使わずに歩いて向かったんだろうなとか勝手に思いつつ、私の行動スタイルでは、ほぼカバーできないエリアの高校サッカー世代の内容と言うことで、実際に自分で観戦していないので強い印象を残すことはできないものの、神戸星城高校が全国大会の舞台などに上がってきた時には、「アニ山さん、やるな!」と思うことでしょう。

ちなみに、私もシュートを打たないサッカーは好きではないですが、明らかに枠を外れていくシュートを強引にただ放つというのもあまり好きではありません。

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

5月19日は兵庫県の総体予選が動いている滝川第二高校にお邪魔してきました。

前日の5月18日は、東大阪市・花園でのJFLを見た後、吹田サッカースタジアムに移動し、J1・G大阪-C大阪を観戦しました。こちらは、#21矢島慎也がボランチでスタメン出場ということで、足を運んだ甲斐があったのですが、写真が上手く撮れなかったこともあって、ブログ用に文章をしたためるのは諦めました。
この日は来場者に「アリエール」試供品の配布がありました。ひとり暮らしには嬉しいお土産です

さて、滝川二高は神戸市の西区。神戸市営地下鉄に乗り、ユニバ競技場のある総合運動公園を通り越し、終点の西神中央駅からさらに3キロほど。距離は結構遠いのですが、学校から徒歩5分ほどの最寄りの停留所まで、休日の日中でも1時間当たり3本ほどバスが運行されているので、アクセスとしてはさほど気にはなりません。

こちらも今年3月に人工芝グラウンドが完成したとのこと。
グラウンドの入り口には、2006年度の全日本ユースと、2010年度の高校選手権、二度の全国優勝を顕彰する記念碑が建っています。

この日は4回戦でベスト32。滝川二高では午前10時から計4試合が予定されていたのですが、帰りの飛行機に間に合うように2試合だけを観戦しました。

【滝川二 5 – 0 加古川南】

【神戸星城 3 – 0 川西北陵】

第一試合の滝川二高は、出場選手の背番号が軒並み大きい。ラウンドが低いということで、Bチームベースなのか? とも思たのですが、帰宅後に確認した新人戦の公式記録でも、ほぼ同じような背番号が並んでいたので、どうやら固定番号のよう。
加古川南は健闘したものの、マイボールになったところで抗う武器がない。
ボールを運ぶ、あるいは仕掛ける段で、綺麗にノーファウルで奪い返されてしまう。
守備面は5失点したものの、前半セットプレイからの3ゴールと、後半PKによる2ゴール。滝川二高の仕掛けには粘り強く対応できていたように思うので、惜しいなぁと思うところ。

逆に滝川二高は、後半攻撃陣を頻繁に組替えてきたことからも、流れから崩してゴールを奪いたかったのではないかと想像する。

さて、滝川二高もさることながら、自分の中の目玉は、第二試合の神戸星城。
組合せが発表されるまで知らなかったのだけど、神戸星城は今大会の第2シード。ということは直近の大会である新人戦で準優勝を飾ったことになる。調べてみると、報徳学園、神戸弘陵、滝川二高を倒して勝ち上がってきている。
これはやはり、どんなサッカーを見せてもらえるか興味がそそられる。

試合は神戸星城が押しながらも、35分ハーフの後半28分……つまり残り10分を切るところまでスコアレスが続き、神戸星城が攻めあぐねた展開にはなったのだけれど、実際に観戦してみると、なるほど、端々に面白味がある。
ベースとして、繋いでビルドアップ指向であるのだけれど、4-1-2-3の前3枚、センターに身体を張ってボールを納められる#21島田が入り、両翼にスプリント力のある#9吉見、鋭いドリブルで仕掛けていける#8熊元と、それぞれ個性のあるアタッカーを前線に揃えている。
そして、その前線を司る2列目のキャプテン#10福西が、能力的にひとつ抜けている。試合中のコミュニケーションの様子を見ても、チームの核という雰囲気が滲み出ている。
後半28分の先制点も#10福西。
クロスを胸で受けて、ゴール前の密度が高いところだったが、しっかりコースに、枠内に蹴り込んだ。
何気ないシュートだけど、ディフェンスに当ててしまうことが少なくないシチュエーション。こういうシュートひとつからも、基本的な技術力の高さが垣間見える。

静岡の富士市立であったり、愛知の名経大高蔵であったり、福岡の飯塚高校であったり、各地て新興勢力が伸びてきているけど、兵庫でもフレッシュな顔が出てきた。
全国大会出場に手が届くかどうか、キーマンになる福西のマークがキツくなったときにチームが総合力でそれを跳ね返せるかが鍵になると思うけど、群雄割拠の様相を呈している最近の兵庫県、充分チャンスは巡ってきそうな気がする。

【アニ山】ラグビーの街・花園で、サッカーを見てきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。申し合わせているわけではなく、文章ができたときに送ってもらっているのですが、今週は、昨日までは、比較的、余裕があって作業する時間が多かったにも関わらず、よりによって、打ち合わせ的な外出で動き回っている日に原稿が送られてくる、しかも、この後もう1つ記事が来ています。まったく相性が悪いなと思いつつ笑 冗談ですよ、こういうやり取りをしても問題ないくらい仲良しです。冗談ですよw

アニ山さんの特徴として、あまりサッカーの公式戦をやらないような場所で開催されると、そこに優先して足を運ぶことが多く、今回の花園もfacebook辺りでチェックインしているのを見たときには「なぜ大阪?」と思い、その後に、知っている女友達が「大阪に来ました」とかチェックインしていて、なるほどそういうことかとニヤニヤしていたら、全然関係なく、花園目的で大阪に行っていたようです、たぶん。

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

さて今回は、5月18日・JFL第8節、FC大阪-ヴェルスパ大分戦。東大阪市花園は、JFL初の開催です。

自分は【有料開催実績があったり、それが可能な会場】を「スタジアム」、それ以外を「グラウンド」と区分しているのですが、今回訪れた花園多目的球技広場は、お蔭様で自分が観戦した200か所目の「スタジアム」となりました。
花園多目的球技広場は、全国高校ラグビー開催時の「第3グラウンド」に当たります。
正式名称は「広場」になっていますが、6レーンの陸上トラックがあり、コンクリートのスタンドと土盛りに囲まれ、キチンとした「スタジアム」の体になっています。同じ「第3グラウンド」でも、埼玉スタジアム第3とは大違いです。
ただ、堀込み式の構造なので、外周からフェンス越しに内部を見下ろすことができ、有料試合を開催する場合はフェンスに目貼りをする必要があります。
(高校ラグビーでは全グラウンドを広域に囲い、有料入場者が各グラウンドを自由に往き来できるそうです。)

またこのスタジアムは、近接する河川の遊水地機能を兼ねるので、取水口がある兼ね合いからメイン・バックの中央部の一番いい部分にスタンドが存在しません。
ザッと目算で収容可能人数を測ってみましたが、ギッチリ詰め込んで2800人というところ。この日の公式入場者数【2685人】というのは、正直、かなりの再入場者をカウントしているのではないかと思います。
昨年末から、東大阪市がFC大阪のホームタウンとなり、ここを本拠としてのJリーグ参戦を目指すとのこと。
ただ、この「第3グラウンド」ではJ3要件も満たさないから、J3昇格の暁にはメインスタジアムのほうを使用することになるのでしょうか?
スタジアムマニア的な自分は花園メインでサッカーが見たいから大歓迎ですが、幾らなんでもオーバースペックですね。

【FC大阪 0 – 1 ヴェルスパ大分】

この日はピッチの縦方向に強い風が抜けるコンディションで、結果として前半はヴェルスパ、後半はFC大阪と風上に立ったチームが押し気味に進めました。しかし、前半のヴェルスパはグラウンダーでボールを走らせて、風には左右されない内容で押し込んでいたように思います。オーソドックスな繋ぎの組み立てから、ボランチの#10瓜生から精度の高い長短のパスが配球され、自分としては面白味を感じるサッカーです。

一方FC大阪は、ここまで7試合4ゴールの#11川西がベンチスタートというのを割り引かなきゃいけないのかもしれませんが、結構単純に、縦に早くボールを入れてきます。
シュートも良く言えば積極的。ポンポン撃ってきますが、ディフェンスのブロックに阻まれることも多い。
また、パスミスや細かいファウルが目につくこと、ボールを奪われた後にあからさまに相手の身体に「手」を掛けにいくことなども相俟って、全体的に「雑」な印象を受けました。

「好みのサッカー」というバイアスがかかっているとは思いますが、どちらにも決定機があった中でヴェルスパ大分のほうがが内容的には上……というのが試合を通じての感想でした。
そんな意味では、ほぼラストプレイでコーナーキックから#17清水がドンピシャのヘディングでゴールを奪い、この試合がヴェルスパ大分の勝利で幕を閉じたのは、なんたがホッとしました。

よく「シュートを撃たないと始まらない」というヒトがいます。
一理はあるのかもしれませんが、僕は逆に、「無駄なシュートは幾ら撃っても決まらない」とも思います。撃つのなら、「コースを作る」という事前動作と、「枠に撃つ」という集中力を備えて臨んでもらいたい。この日のFC大阪には、その部分が希薄だったと感じました。
特に育成年代のプレイヤーにはそういう心掛けを持ってもらいたいな、と、このゲームを通して改めて思うところです。

【アニ山】プリンスリーグ東海で、富士市立高校に行ってきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。私は、facebookなどでアニ山さんが足を運ぶ試合では、頻繁にチェックインがされているので、それだけでも、休みがあれば、何かしらサッカーの試合に足を運んでいる印象で、1日数試合観戦も多いので、ゴールデンウィークは、いったい何試合に足を運んだのだろうというレベル(暗に、試合数の割に記事が届かないので、もっとたくさん書いても良いのですよ!とプレッシャーをかけるために書いていますw)に色々な場所でのサッカー観戦の情報を見ています。

今回は、東海プリンスリーグの試合ですね。なんとなく、静岡の試合の比率多くないですかと突っ込んだら、何か以前日程的な理由を言われたような気がしますが、忘れました。

私がほとんどわからないカテゴリの試合です。

では、どうぞ。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

さて、なんだかんだでイロイロなスタジアムやグラウンドでのサッカー観戦が増えてくると、軽く「スタジアムマニア」的な感覚が芽生えてきてしまいます。よく、【お城巡り】を趣味にされている方がいらっしゃいますが、多分、アレと同じような感覚です。行ったことのないスタジアムの名前を目にすると、足を運びたくなってしまいます。
自分の基準としては、有料開催の試合か、ジュニアユース年代以上の公式戦を観戦した場合に「行ったことのあるスタジアム・グラウンド」としてカウントしているのですが、この連休中は新たに、800席ほどの屋根付き観客席を備えた人工芝グラウンドを開設した桐光学園高校や、東海学生リーグが行われた岐阜県の養老スマイルグラウンドなどを訪れました。
本当は、養老での岐阜協立大-愛知学泉大の観戦記を書こうと思っていたのですが、前半途中から悪天候に見舞われ、メモを取るのもままならない状況になってしまったので、文章を書くのは断念しました。
ちなみに東海1部昇格2シーズン目を迎えている愛知学泉大は、古豪・岡崎城西高校の系列校で同校出身の選手も多いようですが、サッカー部員が在籍する学部が今年度から募集を停止していて、ホームページでは1年生の名簿も見当たりません。学泉大のサッカー部は、どうなっちゃうんですかね?

で、今回は5月4日、富士市立高校で行われたプリンスリーグ東海・富士市立-浜松開誠館のゲームについてです。

【富士市立 5 – 1 浜松開誠館】

富士市立は今年、プリンスリーグに昇格。静岡県の東部に位置する同校がプリンス所属となったことで、埼玉県在住の自分としては、東海プリンスが格段に観に行きやすくなりました。グラウンドはいつ頃の敷設かわかりませんが、綺麗な人工芝で、体育科系の学科が設置されているとのこと。
自分は昨年4月、J-stepでのエスパルスユース対レッズユース戦に訪れた際、その前日に富士市立vs清水東という、静岡県1部のゲームを当地で観戦しました。その試合で富士市立が面白いサッカーをやってくれたので、再び観戦の機会を狙っていた次第です。

プリンス初挑戦の富士市立ですが、今節まで2勝1分1敗と上々のすべり出し。この日の相手、昨年の選手権代表校・浜松開誠館に対しも堂々とした戦いぶりで、前半1-1の折り返しから、後半頭に8分#11進藤、12分#6芦澤のゴールで突き放し、最終的には5-1。圧勝という印象のゲームになりました。

富士市立は局面局面では、狭いエリアをドリブルで突破する、あるいはパスワークで抜けていく、そういう仕掛けがみられるのですが、そこで「ココにボールを通してみよう」とか「こんなボールタッチで相手の逆をとってみよう」という感じのプレイが現れてくる訳です。そして、選手たちが楽しそうにサッカーをしていることが伝わってきます。
ゴール裏に張られている横断幕「今こそ遊びがものをいう」というスローガンが象徴するように、恐らく日々の練習では、自由に様々なアイデアを引き出し、チャレンジをし…という光景があるのだろうな、と勝手に想像してしまうところです。

もうひとつ、ピッチに近い環境では、選手同士で交わされる会話にも注意しながら観戦するのですが、富士市立のゴールキーパーのコーチングは、素晴らしかったです。自分の中では、今年ベストのゴールキーパー。
守備ブロックでのコミュニケーションやポジッションの修正等々は勿論ですが、例えば前線でのプレイ、後半なかばのキツイ時間帯で相手ボールになった場面で、#10勝亦健太に対して「カツケン、そこ頑張ろう」と、もう一歩二歩のプレッシングを要求し、首尾よくディレイに成功すると「グッドー! よく粘ったー!」というように、フィールドプレイヤーの背中を押し、それに応えた選手への称賛を忘れないという、ベンチの大人たちから発せられていてもおかしくないレベルの声がゴールキーパーから飛んでくる。
こういう調子で多くの選手に対して声を掛けていくので、通りすがりの観戦者である自分にも、富士市立のほとんどの選手の名前が判明しました。逆に、このキーパーの名前がわからなかったのが残念です。
こういう「ポジティブな声」が盛んに飛び交うチームは見ていて気持ちいし、勉強にもなります。
自分はJリーグチームのゴール裏から離れて随分経つけれど、いわゆるサポーターの中には「サポート」というものを履き違え、実際にはチームの足を引っ張っているのでは? と思わずにはいられない人間を結構目の当たりにしてきました。
ユース年代のゲームでこういったキーパーに出会うと、以前の経験も相俟って、【勝利に向かって後押しをする】というサポートの本質を考えさせられます。

最後に富士市立高校へのアクセスですが、JR東海道線・吉原駅で岳南鉄道に乗り換えて15分ほど、「岳南富士岡駅」で下車して、そこから徒歩10分。ユース年代の会場としては、アクセスがかなり良い部類に入るかと思います。
ちなみに、吉原駅の岳南鉄道窓口で販売される切符は、いまでは貴重な「硬券」になっています。
自分は常々、サッカーファンと鉄道ファンの親和性は高いと感じているのですが、鉄道に興味のあるサッカーファンは、硬券を購入がてら、富士市立高校を訪れてみてはいかがでしょうか。

【アニ山】千葉県U18リーグ・八千代市総合運動公園に行ってきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。私も最近は、まったくできなくなってしまいましたが、スタジアム好きというか、各地のサッカーで利用されるスタジアムやグラウンドに足を運ぶのが好きで、そういう動き方をすることもあるのですが、確かアニ山さんは、足を運んだとみなすルールが、ある程度の公式戦の開催で足を運んだスタジアムが足を運んだスタジアムとしてカウントされるとかだった気がします。

様々な会場やカテゴリに足を運ぶアニ山さんですが、そういった意味では、新しいスタジアムでの試合観戦と言うことでよりテンション高く足を運んだのだろうなと思ったりしています。

ちなみに、偶然ではありますが、今月初めの浦和カップで浦和レッズユースと対戦したことで気になっていた敬愛学園高校が今回足を運んだ試合に入っていて「お!」となりました。敬愛学園高校は、その浦和カップでは、決勝まで勝ち進んでいたんですよね(PKで敗れた。)

勢いと強さと、シュート意識と枠に飛ばす意識、アニ山さんもミドルが枠に飛ぶことに注目していたようですね。

では、アニ山さんの記事です。

近県のU18リーグを見ておこうということで、3月の茨城、群馬に続き、4月20日は千葉県u18の1部・八千代市の総合運動公園陸上競技場に。
東葉高速鉄道の村上駅から、僕の足で15分程度。まだ真新しい施設で、平成26年ごろに完成したようだ。八千代高校のゲームで、良く使われる。
傾斜のキチンとした、1500人程度を収容できるメインスタンドがあって、高校生の県リーグとしては、かなり恵まれた観戦環境。ただし、フィールド部分とスタンドに仕切りなどが無いので、有料開催は難しいものと思われる。

この陸上競技場は、何年か前、高校ラグビーの千葉県予選、準決勝か準々決勝で使用したのを僕はテレビ中継で見ていて、それ以来気になっていた。
一方で、八千代高校の校庭は人工芝化工事が進んでいるらしい。県リーグの日程を見てみると、この陸上競技場を使うのはこの節まで。次々節となる6月からは、八千代のホーム扱いのゲームは、高校のグラウンドが会場となっている。
こうなると、今度いつチャンスが巡ってくるかワカラナイということで、病み上がりの身体を押して八千代市までやってきた次第。

【八千代 3 – 0 日体大柏】

キックオフから日体大柏に勢いがあって、速い両サイドを中心に相手エンドに押し込んでいく。八千代はスピードに対応しきれず細かいファウルも目立って、いわゆる後手後手といった感じになった立ち上がり。
八千代がようやくファーストチャンスを掴んだのが前半13分。コーナーキックから#5が頭で合わせてのゴールで、これで両チームの勢いがすっかり入れ替わってしまった。こういう一つの切っ掛けで空気がガラリと変わってしまうのが、ユース年代らしい展開だなぁと思う。
先制をした八千代の選手は、動きが明らかに良くなり、#9、#13のツートップの前線からの守備も効果的に機能して、日体大柏のプレイを窮屈にさせる。八千代マイボールになった際も選手同士の距離感が良くなっているので、シンプルなパス交換で相手をいなして、ボールを前に進めることができるという好循環。

1-0で折り返したハーフタイムに日体大柏は2人選手を交代して仕切り直しを試みるけれど、後半2分に八千代#11のロングシュートが決まって、突き放された。前に出たキーパーの位置を見極めて頭上を狙った40メートルほどのシュートで、点の取られ方、時間帯、日体大柏には堪える失点だった。

日体大柏は4-2-3-1か4-1-2-3か。アンカーに入る#8がやっぱりポイントで、ココでボールが落ち着くし起点にもなるのだけれど、追いかける展開となってからはパスのブレなどから高い位置でボールを失うことが多くなり、後半31分には警告を受けるなど、中盤が苦労する流れになってしまった。
前述のように、ハーフタイムで選手を2人入れ替え、切り替えていこうとした矢先の2失点目で、ゲームの流れを掴み損ねた典型だったように思う。
また、日体大柏は選手を6人交代させたように思うのだけれど、あれは僕の記入ミスだろうか?

【敬愛学園 4 – 0 千葉明徳】

2試合目の敬愛学園は、2017年の2月に新人戦で見たことがあって、その時は「厳しい指導をする学校だなぁ」という印象が残っている。その時の相手は茂原高校で、言ってみれば格下相手なのだけれど、茂原高校が集中力高く臨んできたので、敬愛学園が少し手こずった…というゲームだった。結果的には4-1と勝利したのだけれど、やるべきことが出来ていなかったり、プレイに油断が垣間見えると、ベンチからかなり強い口調で叱咤が飛んだ。
このゲームでも特に後半は、途中から出場した選手のプレイが中途半端だったようで、激しい言葉が投げかけられた。
前半16分、18分、20分と立て続けにゴールを挙げて、この試合は決まってしまったのだけど、この3つのゴールで感心したのは、ミドルレンジから強いシュートを枠内に撃てていること。
この2チームは今季1部に昇格してきた同士の対戦で、1部中下位の力加減になると思う。
これくらいのレベルのチームでは、ゲームの組み立ては良くても、フィニッシュのところで物足りない感想を抱くことが往々にしてある。1試合だけの感想でタマタマかもしれないけれど、こういうしっかりしたシュートの撃てるフォワードが育つチームは、強くなってくると思う。

千葉明徳は、2016年に1部リーグ2位という成績で、このときに最終節かその前あたりに観戦に行こうと計画していたが、行かず仕舞いだった。
前半早いうちに5分間で3ゴールを奪われ、それで試合が決まってしまったけれど、試合中の選手同士のコミュニケーション、コーチングがとても活発。なかでもゴールキーパー#1のコーチング力には感心した。悪い流れになってしまったゲームだけれど、千葉明徳が台頭してきているベースは垣間見えたような気がした。

【アニ山】高円宮プレミアイーストを見てきました

どうも、ブクメです☆

既に浦和レッズユースのプレミアリーグ2019開幕戦の試合に関しては、私もブログで書きましたが、アニ山さんもその試合を観戦していたと言うことで文章を書いてもらいました。本文の中で触れられているように、観戦が被る試合に関しては書かないという話をされていたのですが、別にこのブログは、私と同じ考えの方が書き手を忖度し合って言論統制を図るような物ではありませんので、むしろ基本的な、育成に対しての想いは同じ方でも、見る試合の幅が違い様々なものを見ている方で目線が違った方の感想も欲しかったことと、最も大きな理由は、同じ試合を見ていた中でのハーフタイムに話した時の、浦和レッズユースに対する感じ方が、対照的だったことにあります。

アニ山さんは、書いていただいている文章を読んでいただくとわかるように、サッカーというカテゴリに対してかなり幅広く見られている方です。中心に浦和レッズユースがあるわけではありませんが、比較的、多く浦和レッズユースのここ数年の試合を見てくださっている方で、やや私に近い目線で見ていただくこともあったりしたことから、浦和レッズの育成の積み重ねのなさに対して、危機感を共有していただいています。

ちなみに、アニ山さんより、「一応、自分が文章をまとめるまでは、他人のレポートは読まないことにしているので、(選手や監督のインタビューは目にすることがありますが)」と原稿をいただいたメールに記載されていたように、私が書いたブログや他の方のレポートなどを読まない状態で書いていただいた原稿になります。

原稿を読んでみて、実際に感じたことをある程度オブラートに包んでいるところもあるなと私は感じてしまったりしましたが(w)、面白かったのは、ここが浦和レッズユースの攻撃に関しての、こうなることが必要だと感じた部分が一致していたことだったりします。

では、アニ山さんの記事をどうぞ!

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

4月6日、7日の両日は高円宮プレミアリーグの開幕節。AGFフィールドでイーストの全5試合を観戦してきました。
実は、この助手見習い活動を始めるに当たって、ブクメ氏と観戦が重複した試合については文章を書かないつもりでいたのですが、ブクメ氏から試合後に、「今日のレッズユースの試合について、アニ山さんの目線からも文章を書いてください」とのお言葉をいただきました。
ブクメ氏から「書け」と言われますと、こちらも【助手見習い】という非常に弱い立場ですから書かないわけにはいきませんw

そんなこんなでプレミア開幕節の感想を、レッズユースを中心にしたためてみたいと思いますが、2日目はカメラを忘れてしまったため、写真は初日のものになります。
また、今回の文章は、最後まで「ですます調」で進行します。

まず、5試合10チームを眺めて、この開幕節の内容だけで判断すると、レッズユースは10チーム中、8~10番目の力加減になるのかな…というのが率直なところです。
プレミアリーグは楽なカテゴリーではないのは当たり前ですが、いつにも況して厳しい戦いを強いられるシーズンになるな、そして、だからこそ、より積み重ねを意識して、選手の特徴を活かし成長を促すようなチームづくりが必要だな、と感じました。

相手のエスパルスユースは、高いスキルを備えた個々が連動してボールを動かし、かつ、開幕戦とは思えない充実ぶりが伺える内容だったことから、その点を割り引いてレッズユースを評価しないといけないのかもしれませんが。

守備面では2失点目が自陣深いところでのショートパスがミスになり相手に渡った、言ってみりゃ自滅の失点で、逆にこの相手に「崩されてのゴールを1つしか許さなかった」と考えると、一定の評価はできるのかな、と考えています。
ミスから生じた2点目は、こういう失点は印象がとても悪いのですが、自分はこういうミスをあげつらう気にはなれません。
むしろ、後ろでパスを回す際には、最大限の集中力と注意力を持って臨む、そういう動機付けになってくれればいいし、また、その意識でチャレンジを繰り返してくれればいいと思っています。

攻撃面では、今年のレッズユースは#9波田にいかに上手にボールを入れるかがポイントになる、と自分は思っていて、その観点からすると物足りない試合ではありました。どうしても、選手が孤立している場面が多かった。
推進力のあるドリブルで#10山中が左から攻撃を作るシーンもあったけれど、やはり単騎での仕掛けになりがち。
マイボールの時に、チーム全体がどんな理想図を描いてい前に進もうとしているのか、これもエスパルスユースとの相対的な感想にもなるのですが、レッズユースにはその部分が希薄だった気がします。

ひとつ可能性を感じたのが、ツートップというかトップ下というか…で出場した#17盛が、引きながらボールを欲しがる場面があって、ここで、いわゆる『攻撃のスイッチを入れるパス』が出ていれば…と感じたことが幾度かありました。
この試合では、波田を裏に走らせるようなロビングが選択されることが多かったのだけど、ボールを引き出す盛の動きにあわせて、その足元に入れてあげて、そこから前へ…という展開が出てくれば、数的にも五分以上で、前にスペースもある、という状況が作り出せ、攻撃のバリエーションも選手の連動性も膨らんでくるのでは、と期待が持てるワケです。

自分は、2節のアウェイ・アントラーズユース戦には行けなくて、次は3節・市立船橋戦観戦になるのですが、レッズユースがどんな意思を持って主体的に攻撃を組み立ててくれるか、そんなところに注目したいと思っています。

長くなってしまいましたが、他のカードについても簡単に幾つか。
自分は開幕節の試合の中では柏レイソル-尚志高校戦を一番注目していたのですが、尚志の#9染野がハットトリックで格の違いを見せつけるカタチになりました。
奪った3ゴールも、フリーキックを直接、速攻で左サイドからのクロスを頭で、中盤のターンオーバーからプレスの緩んだところを見逃さず25メートルほどのミドル、と違うパターンからで、そしてどれも観客を唸らせるもの。この土曜日は西が丘の大学サッカーに行こうか、こちらに来ようか迷った訳ですが、こちらはこちらで満足感に満ちたゲームでした。

もう一試合、2日目最後のアルディージャとアントラーズの対戦。アルディージャユースはとても評判の高い世代になるわけですが、こちらも納得のゲーム。
注目していた#14柴山はベンチから外れていましたが、左サイドでスピード感のある#10高田や、シュート力のある#15大沢など、一目にタレントが揃っていると感じさせます。中盤に入る#8瀬良も、細かいプレイが巧いし、ゲームを落ち着かせる「間」もいい。
アントラーズに少し元気がないかな…という雰囲気もあったのですが、アルディージャに前評判通りのものを見せてもらいました。

【アニ山】仕事終わりに横浜M-鳥栖@横浜国際に行ってきました

どうも、ブクメです☆

浦和レッズが横浜F・マリノスに0-3負けしたタイミングで掲載すると、ちょっとイラっとする方も多いかもしれませんが、記事をいただいたので容赦なくこのタイミングでアップしますw

私個人的にも、浦和レッズユース出身の広瀬陸斗が加入したと言うことで、横浜F・マリノスというチームには、特に思い入れはないものの、今年は、気になってストリーミングなどで見られるときには、チェックしていたりするチームです。

アニ山さんも触れていますが、私としても、割と浦和の育成がらみではなくても、近い距離で見ることになった選手が多いんですよね、今年のマリノスは。特に、多く見られていたころの浦和レッズユース(ジュニアユース)が対戦して、対戦相手ながら印象に残った三好康児(アンダーカテゴリの代表に多く足を運べていたときにメンバーだったこともあって、勝手に愛着もある)だったり、ユース時代に、小野裕二へのピンポイントパスで得点演出されまくった天野純だったり、同じく、浦和のアカデミーの選手が選ばれていたアンダーカテゴリの代表系の試合でよく見ていた喜田拓也だったり、いわゆる知っている選手が多いのも惹かれますよね。

そして、広瀬陸斗を見る目的で視聴した2試合くらいで、面白いサッカーしているという印象を持ったので、機会があれば見たいと思ったりもしてしまっています。

私の立ち位置を勘違いしている方には、怒られますねw

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
ユース年代のリーグが始まる3月のうちに、Jリーグを意識して観戦しておこうということで、3月29日に横浜国際で横浜M-鳥栖戦を観戦してきました。
入場時に、ベースボールシャツ風のユニフォームの配布があり、チケット代のモトを取った気分になって嬉しかったのですが、冷静に考えると、マリノスファンでもない自分にはあまり活用方法がありません。パジャマにするわけにもいきませんしね。
昨年9月には仙台スタジアムで、同じようにベガルタのレプリカユニフォームの配布をいただきましたが、アレもクローゼットに眠ったままです。

【横浜M 0 – 0 鳥栖】

マリノスは、レッズユース出身の#18広瀬陸人がスタメン。他にも#8喜田であり#10天野であり、#44畠中槙之輔でありマリノスやヴェルディのユースや大学時代に目にした面々が名を連ねていて、チームがグッと若返った。
マリノスは4-1-2-3で、広瀬は左サイドバックでの出場。マイボールでは両サイドバックが高い位置をとるのだけど、広瀬は中に絞りならが前に出て、2列目左の#10天野が外に開き広瀬とポジッションチェンジをする格好になる。右利きの広瀬と左利きの天野でバランスをみながらの位置取りなのか、と想像するところ。時には気がつけば、広瀬が右のワイドのあたりにいることもある。
マリノスはバイタルの狭いエリアをパスワークで抜けていこうとしてくるのだけれど、この崩しに広瀬が頻繁に絡んでいく。広瀬の攻め味が存分に発揮されていて、彼は良いタイミングでマリノスに加入したと思う。
広瀬が単に前へだけではなく、左サイドから遠いエリアまで顔を出していくので、当然ボールを失った時にこの「裏のスペース」を狙われるのだけれど、ここで今度は、センターバックの#13チアゴ・マルチンスがカバーリング能力の高さを発揮する。相手フォワードにスピード負けしない走力と、フィジカル、身体の使い方の巧さ。リスクを負って前がかりになるチームに、こういうセンターバックがいてくれると心強い。
今季のマリノスを実際に見てみると、攻撃に面白味があって、チームのバランスも良い。開幕して悪くないスタートを切っていると思うけれど、それも納得だなぁ、という内容だった。

鳥栖は、シーズン開幕前の選手移籍・加入状況を目にして、勝手な感想なのだけど、降格候補になってしまうのでは?危惧している。
なかでも、田川が移籍してしまったのが残念。ハードワークをいとわない「鳥栖らしい」フォワードで、将来チームの看板選手になると思っていた。
海外の大物を獲得するならば、トーレスのような前線の選手ではなく、若手フォワードを上手に使って決定機を演出できる中盤の選手のほが、鳥栖の補強ポイントだったんじゃないかなぁ、と、外野からホントに勝手な感想をもっている。
この試合でも、たまたま高い位置でマイボールになると良い形は作れるのだけれど、前目から奪っていく印象は薄くて、後ろに重心を置いてしっかりブロックを作ってく守備を指向しているように映った。どうしても攻撃が単騎になりがち。#11豊田・#44金崎という、実績のあるツートップだけれど、孤立することが多かった。
後半には3回ほどポスト・バーに救われたシーンがあって、中身としては鳥栖の負けゲーム。

自分はこの後、4月10日に秩父宮でのカップ戦・F東-鳥栖戦を観戦することにしているので、特に鳥栖の攻撃面が、どう変わるのか、変わらないのか、注目したいと思う。