高円宮杯プレミアリーグ2018/07/01 浦和レッズユースvsFC東京U-18 2-2引き分け・・・早めの失点、追加点からの勝負強さ再び

どうも、ブクメです☆

まず、ユースとの時間との兼ね合いで足を運べなかったジュニアユースの全国大会出場をかけた横浜F・マリノス追浜との一戦に勝利。まずは、ホッとしましたが、チームは、既に全国での昨年の悔しさを晴らすという気持ちの切り替えをしているでしょうね。また、夏に1つ楽しみができました、ありがとうございます!

帯広のために、毎年、マイルを残しておく、それがブクメですw

ということで、別に関係者ではないのですが、ワールドカップ期間は、仕事柄、かなり珍しく時間に追われる生活をしております。昨日のジュニアユースの試合の後に、大学サッカーに足を運んだのですが、まずは、私の現在の行動の優先順位の頂点に位置しているユースの試合のブログを書いておきたいということで、そちらから書きます。

先週、内容的には、良い試合をしながら、結果としては、敗戦となった先週。サッカーの怖いところは、内容的にとか、試みとか、見る側からしても、育成として、良い感じになっているなとは思っていても、その良い内容が結果につながらないと、そういう波に飲まれてチーム自体が調子を落としてしまうということがあるので連敗だけは避けてほしいと思っていた試合。

結果的には、引き分けに終わったものの、2点のビハインドを追いついて終わる(逆転もできそうだった)という形で、チームとしての今年特に感じられている、勝負強さの部分が出た試合になりました。

残念なのは、会場が一方のゴール裏のかなり限定された場所からしか見られない構造になっている中で、後半の猛攻が、遠くてよくわからないという場面も多かったことですかね。

・・・と、いきなりまとめに入ってもあれなので、試合の話に移ります。

vsFC東京U-18メンバーと交代

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に8番白土大貴、真ん中に2番北村龍馬と4番大桃伶音、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒17番波田祥太)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒22番佐藤陸人)、真ん中に5番大城螢と16番玉城大志、FWが28番長田拓巳(後半18分⇒37番堀井真海)、右に9番二見健太

となります。

6月末に梅雨明けが発表されてから連日炎天下が続いている中で、この試合も暑い中での試合で、更に強風吹き荒れるという中での試合にもなりました。

ワールドカップで多くの試合をチェックしているような生活をして、色々な代表チームやそれに対する分析だったり、詳しい方の文章などを目にする機会が多くなると自然と試合も少し細かく分析しながら見たくなるもので、もともと考えながら見るのは好きなのですが、この試合は、かなり色々考えて見ていました。

まずは、これは、どちらのチームにも言えたことですが、面白かったのは、追い風の状態では、相手チームにペースを握られ、向かい風の状態で相手に攻め込むような展開になっていたのが興味深かったですね。

もちろん、風のみが試合の流れを左右したということではなく、しっかり分析されていたのかもしれませんが、守備面の浦和の高さと個に対する強さに対して、細かいプレーに関して甘さが見えるプレーが出るというところを突かれる形になったことで、相手に崩されたというよりは、狙われて奪われてそこから失点と言う形で前半開始早々の3分に0-1とビハインドを追うことになりました。

これと同時に、相手の9番と22番の左サイド(浦和の右サイド)でかなり対応が難しい個人技やスピードのある攻撃で仕掛けてくることで、逆に10番池髙暢希が入っていた右サイドからの攻撃というよりも、攻撃的な意識のところを狙われてしまうことの方が多かったのも前半難しい展開になったことの一員かなとは思います。

また、攻撃面においては、あとで調べて見れば、FC東京U-18の選手たちは、J3のFC東京U-23でのプレーの経験がある選手が多く、そういう部分でも攻撃の意識が高いというか、思い切ってシュートで狙ってくる場面と、そのシュートが結構危険なところを精度高く狙ってくるケースが多いという印象がありました。

これが前半苦しめられた理由とは思いますが、浦和側の攻撃が悪かったということでもなく、そこにも発見が多かった前半でもありました。

たびたび書いていますが、今年の育成のここまでの流れは、とにかく毎試合新しい発見があり、主役となるような選手が出てくるような状況があり、戦い方も、その選手の特徴が生かされる形で、なんとなく見る方としても、その選手に求められているプレーが見えやすいんですね。

この試合開始からの驚きは、1トップに入った28番長田拓巳のプレー。先週の流通経済大学柏戦でAチームの公式戦で初出場初スタメンと言う形で、相手ディフェンダーに苦しめられながらもその試合でも、良い意味での変化が見られだしていた中で、この試合も連続でスタメン出場となったわけですが、前線での競り合いの力強さと自信を持って相手と競り合えており、1トップの長身選手としての役割もしっかりこなしながら、狙えるところで7分に放ったシュートのようなゴールを狙うプレーもできていました。

早い時間の失点で、やや劣勢に見えながらも、攻撃のところでは、17分の28番長田拓巳のポストプレーから9番二見健太、10番池髙暢希につなげて相手ゴールに迫るという形もできていました。

この試合では、2トップの1枚が9番二見健太ということもあり、前節のスペースに入ってパスを受けて簡単にはたいて、動きとパスで相手守備陣を脅かすというプレーよりは、駆け引きをしながら、持った時には仕掛けていくという狙いが多いように見られ、18分のキーパーに防がれたものの思い切って狙ったシュートや、20分のキープしながら8番白土大貴の上がりを待ってパスを出し、サイドからのクロスに28番長田拓巳が飛び込んでいくという形、更に、サイドからのクロスにヘッドで狙い、キーパーにはじかれたものの、惜しい形を作っていました。

これ以外にも、追い風の強風を読んでの16番玉城大志の直接ゴールを強襲するような、コーナーキックからの直接狙ったシュートなど、惜しい形もいくつか作っていたものの、やはり、相手の左サイドでの攻撃に手を焼く形で、攻撃を受けた時のピンチになる割合の方が実際多い中で、これが決まったらワールドカップクラスだろうというよな物凄いカーブのかかったシュートなども打たれたりしたりしつつ、前半40分に追加点を許すことになります。

ただ、おそらくですが、早い時間に得点を奪われたことで、より相手の攻撃に勢いをつかせてしまったことはあるのかなとも思っています。実際、9番の選手の22番の選手の左サイドからの仕掛けがかなり凄いと思っていたものの、ある程度行ったところで、プレーが雑になってくるところが出てきたりしていましたので。

そして、10番池髙暢希のサイドで攻撃で主導権を握ることがその流れからできていなかったことで、2失点目を喫した後に、24番山中惇希と10番池髙暢希がサイドを入れ替えたところで、前半は残り5分ほどでしたが、左サイドで10番池髙暢希がキープして、クロスに24番山中惇希が合わせる惜しい形や、前半終了間際には、24番山中惇希からのパスを起点に10番池髙暢希がわずかに枠を外れる惜しいシュートを放つなど、ポジションの入れ替えによる効果がさっそく出たところで前半が終了となりました。

後半スタートから、24番山中惇希に代えて17番波田祥太が入りました。

苦しめられていた、右サイドを守備的にする交代などあるかなとは思っていたのですが、前線に17番波田祥太を入れることで、前線の圧力を高めて得点を狙っていくような選択でしたが、この交代が功を奏します。功を奏していたのは、わかるのですが、先ほど書いたように、観戦エリアによって、後半の攻撃は片方のゴール裏(高さはない一方のゴール裏から反対側のゴール裏の攻防は、本当に細かいところがわからないw)

後半開始早々の1分に5番大城螢からのパスをペナルティエリア内で受けた10番池髙暢希が倒されたように見えたものの、ここはPKならず。

直後の反撃で、GK1番石井僚が抜け出してきた相手と1対1になる決定機を作られるものの、落ち着いた対応で簡単に防いでしまえたことも、この後の試合に大きく影響を与えたと思います。ここで0-3になっていたら試合自体がかなり難しいものになりますので。

この後の反撃では、10番池髙暢希から、確認ができなかったものの、おそらく17番波田祥太が狙ったシュートが相手ゴールを割ったように見えたものの(これも見ていた位置からは、正直わからない)これは、ゴールではなかったようですが、明らかにここから浦和の攻撃が相手のゴールを脅かす場面が増えます。

そして、17番波田祥太に関しては、プレミアリーグの開幕や、初勝利を挙げた清水エスパルスユース戦でのプレーから、その攻撃の迫力と、ちょっと警告をもらってしまうのではないかと冷や冷やするくらいの主張があって、これは、少しコントロールの必要はあっても、かなり強烈なフォワードになるという印象から、思ったより落ち着きすぎなのではないかというプレーに感じられた試合がその後いくつかあったのですが、怪我があったとか、聞いたりもしていたので、おそらくそういうことだけだったようで、この試合では、球際の激しさや相手ディフェンダーを背負っても強引に突破してしまうなど見せていてすごく喜んでおります。

5分には、その17番波田祥太からのパスを28番長田拓巳が思い切ってシュートを狙い、枠を捉えきれなかったものの惜しいチャンスになりました。

7分には、10番池髙暢希のキープから、パスを受けた17番波田祥太のシュート。これも、枠は捉えられずも、後半は、よりゴールの可能性を感じるのは、完全に浦和に移りましたという展開に。

13分には、10番池髙暢希の枠を捉えた強烈なシュートは、相手キーパーにはじかれるもコーナーキックを獲得。

攻勢に行っているので、より反撃への対応にも集中が必要ですが、14番柳田大輝のインターセプトなど、4番大桃伶音や2番北村龍馬が個での攻撃を防ぐ中で、奪えるところで奪うというプレーをサイドの14番柳田大輝や8番白土大貴がしっかりカバーしながらやるというところもありました。

ただ、やはり、個の守備で強さを見せる中で、その後のパスなどが、甘くなることがあり、相手に狙われるという形があったのは、気になりました。

前半、劣勢になっていた時間帯にやや長いボール頼みになって中盤を経由しないことが多かった点も後半は、16番玉城大志や、5番大城螢を経由した攻撃などもできるように戻っていましたね。

そして、実際にこの試合の勝負強さを見せたスタートとなったのが、18分の37番堀井真海の投入から、フレッシュな力強さも加わりより前線で相手にプレッシャーをかけられる形になった中で、さっそく18分に10番池髙暢希のからのクロスをヘッドで合わせて17番波田祥太がゴール。これで1-2と1点差にします。

直後にサイドからの攻撃でクロスに10番池髙暢希がヘッドで合わせる惜しい形を作り、30分には、8番白土大貴も攻撃参加する形でチャンスを作りコーナーキックを獲得。

33分には、ショートパスでのパス交換から展開し、最後は37番堀井真海がシュートを放ちます。

35分には、23番遠藤龍河と、3番林海斗を同時投入し、残り10分で勝負に出ます。私個人的には、この交代で、センターバックが23番遠藤龍河と、8番白土大貴と言う形になり、4番大桃伶音が右サイドバックに入るという形になったことも、この試合の流れとしては、大きかったのではないかと思っています。

それは、この対応が強い大型の選手を8番白土大貴が、カバーするという形の守備が相手が中央から仕掛けてきたときにより、安定した守備につながるようになったという点で私は感じたということです。なんとなくですが。実際この時間帯は、相手の攻撃を防いだところで、すぐさま8番白土大貴がロングフィードで左前線に走る3番林海斗に長いパスを通すなどもありました、相手の攻撃を摘んでからの反撃と言う点でも良くなってました。

そういう様々な交代やポジション移動などを行いながら、迎えた39分に、37番堀井真海に合わせた選手がちょっとわからなかったのですが、浮き球をヘッドで見事に合わせてゴール。2-2と同点に追いつきます。

その後、22番佐藤陸人が投入され、アディショナルタイムのみという残された時間は少ないものの、逆転ゴールも奪えるのではないかと言うくらいの攻撃になっていましたが、残念ながら、逆転までは届かず。

それでも、くどいようですが、本当に今年のチームは、常に競争で、ポジションを狙う選手としては、常に緊張感を保っていないといけないような状況にはなるものの、様々な選手にチャンスが与えられ、特徴を見せ、結果も出すという流れになっているケースも多く、既に、様々な相手を想定した、複数のパターンがチームとしてできている。そういう状況なので、より修正していく必要があるところは、守備のバランスになるのかなとも感じています。これは、全てを1人の選手がやれということではなくて、いや、できるほうが良いのですが、組み合わせのところで、高さと1対1に強い大型のディフェンダーと、8番白土大貴のように読んでカバーができて、更に早い展開も作れるような選手が組む今日やった形のような組み合わせで、安定させていくのもありだと思います。

逆に、それで強みを出せる選手がポジション争いをできるようになっていくのかなとも思います。

まったく、楽しいチームです。文章も長くなってしまいました。

でも、やはりこれだけのことができるのだから、こういう試合でも勝ちに持って行けるようになるべきですし、プレミアリーグで優勝争いができるチームになるためには、やるべきことも多いということなのだと思います。

今いる選手たちがそれをやるのか、急激にS2リーグなどで頭角を現して、食い込んでくるか、S2リーグも再開しますし、その辺りも並行して見ていく楽しみも広がります。

そんな感じです。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/26 浦和レッズユースBvs昌平高校B 1-0勝利・・・Bチーム同士とは言えないハイレベルな戦い

どうも、ブクメです☆

できるだけ、ブログは、その日のうちに書こうとは思っているものの、土曜日は、かなりギリギリの車移動で昌平高校⇒栃木グリーンスタジアム⇒FC東京小平グランドと移動して3試合観戦したということで、自宅に戻ってからは、力尽きました。いったん目が覚め、チャンピオンズリーグ決勝もなんとなく頭がボーっとした状態で眺めながら、断片的な記憶だけ残り、レアル優勝と、ベイルのスーパーゴールだけ脳裏に焼き付けた状態で再び力尽きました。

ということで、日曜日の今日ブログを書き始めております。

それにしても、土曜日のユースの2試合は、本当に楽しかった。どのくらい楽しかったかと言うと、今日みたいな試合を観戦することだけが目的になって普段では、集中できないような詰込み型の試合観戦(足を運ぶことだけが目的になるのであまり本来は好きではないが、野崎雅也が見たくてここを逃すとなかなか機会が作れなそうだから、行けそうなら行かねばと言う1日だった)でも、試合の内容が翌日はっきり頭に残っているくらい(クラセン予選の試合は15分遅刻したけどw)

ということで、試合の話に移ります。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に35番根岸恵汰と12番千葉希(後半18分⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳(後半22分⇒34番成田安里)と37番堀井真海

となります。

前節、本庄第一高校を相手に、連敗を止めると同時に、7得点の大量得点と、無失点と良い流れで終えた浦和の今節の対戦相手は、近年埼玉県の高校サッカーをリードする存在として全国大会でも常連になっている、誰もが知っている昌平高校のBチームということと、純粋に結果のみを見ても、5節までで4勝1分で首位に立つ状況でも、今シーズンのS2Bを考えたときには、ここまで戦ってきた中で最も手ごわい相手になるだろうという相手。

で、実際に見てみた限りは、やっぱり強いな、これBチームかという感じ。浦和レッズユースに関してもBチームと言う扱いでもないような経験を積んでどんどん成長している現在の状況で、ここで活躍した選手が続々とAチームの試合にも絡んでいっているという流れでより高いレベルで戦っているチームとの試合経験を除けば、S2に臨んでいるチームもかなり良い感じになっているわけでして、特に今日のような相手もレベルが高くて、こちらも、そういう相手との試合の中で高いモチベーションと集中力を保たなければやられるという状況下で試合ができている状態を見られるだけでも嬉しいんですよね。

Bチームでも高いモチベーションで、と言っても、やはり練習試合とか、そのためにリーグ作りました的な教育リーグ(昔やっているシーズンがあった)だと、結果的に、モチベーション付けが難しいと感じることもあったので。

そういった難しい相手になる中で、4節まで中盤で攻撃の組み立てを行っていた39番盛嘉伊人は、クラブユース選手権予選から、そちらに出場しているということで、おそらく、中盤の攻撃的な役割を担うという形でのスタメンでは、今回初めて12番千葉希が入り、守備的な中盤の35番根岸恵汰と組む形でプレーすることになったと思います。試合開始からしばらくは、相手の素早い寄せなどで全体的に守備意識の方に重きを置きながら、長いボールで反撃に転じるような試合展開が多かったこともありました、試合が進むにつれて、この2人の関係性が良くなってきたことで、中盤を経由した攻撃というものも増えてきていた印象があります。

その点では、バックライン付近からの反撃というところで、この試合では、26番南濵優大のプレーがかなり印象的で、もちろん、相手の鋭いサイド攻撃やスペースを開けると、シュートを狙ってくるところをしっかりとケアする中で、相手の反撃をディフェンス陣で集中して跳ね返した後の反撃の際に26番南濵優大からの縦パスの強さと狙いどころが、かなり相手の嫌なところをついたものになっており、そこからチャンスを作ったり高い位置でセットプレーのチャンスを得る流れにつながっていました。

発見としては、これまでにセットプレーを蹴っていた選手がいないという状況で、この試合では、31番木下翼がフリーキック、コーナーキックをほぼすべて(すべて?)蹴っていたと思いますが、そのセットプレーでのキック精度の高さに驚きました。31番木下翼の印象としては、球際で激しく、運動量多く、果敢に仕掛けていくという印象が強かったところで、セットプレーのキッカーとしての特徴も持っていたとはと。

実際に、前半16分の直接狙うには少し遠いもののゴールに近い位置でのフリーキックの場面で、キーパーが触りにくいコースで、味方2人ほどがギリギリ触れるかくらいのところを狙ったフリーキックで結果的には、そのまま抜けていってしまったものの、狙いどころの面白さを感じた場面がありました。

また、これまでの試合と比べると、相手の左サイドの19番の選手の突破力と運動量が凄く、浦和から言うと右サイドがかなり守備的に神経を使わされるような状況になっており、右サイドバックの27番清水哲太や右中盤の38番松村大也が、攻撃に重きを置くというところが、これまでの試合と比べるとなかなかできないような状況になっていたかなと思ったのですが、それでも、中盤で12番千葉希が攻撃的なところでパスを受けて展開がスムーズにできるような状況になってきた20分当たりには、左の32番佐藤優斗から12番千葉希が良い位置でパスをもらってそのまま右前線のスペースに展開して38番松村大也が仕掛けていく形だったり作れていたので、守備に意識を置かざるを得ないながらも、狙いどころでは、らしいプレーでゴールに迫るプレーはできていました。そして、セットプレーの時にも決められなかったものの、ヘディングシュートなどで合わせていたのも38番松村大也が多かったかなと思います。

相手の守備の激しさもある中で枠に飛ばせるようなシュートがほとんど打たせてもらえないような試合展開にはなりましたが、31番木下翼や、37番堀井真海の前線での果敢な仕掛けやキープする姿勢によって高い位置でフリーキックを獲得できたり、コーナーキックを獲得できていました。

また、この試合フォワードの位置に入っていた長身の28番長田拓巳ですが、正直前半のプレーには若干見ていてストレスを感じました。というより、おそらく浦和レッズの育成に入ってくる身長の高い選手というのは、高さ強さだけではなく、中学生世代では、足元のプレーやきれいな突破からのゴールなども多くできていたような選手が多いと思うんですね。それが高校世代になると、寄せも早く、特に守備が強いチームになると、簡単に突破できなくなるケースがあることで、体の強さだけで、そこからのきれいな突破をまず念頭に置いてしまうと上手く行かないケースが多くなりますし、そういうケースを多く見てきました。でも、長身選手の中では、テクニックがあるのも、今シーズンのS2リーグで見た数試合だけでもわかります。

でも、そのプレーをするためにやるべきプレーをやらないと難しいということも同時に感じています。きょうど、今シーズンで言えば、アルビレックス新潟の試合に足を運んだ時に、長身選手の矢野貴章がやっていたようなプレー。強さを生かしたシンプルなプレーが必要な時はそこに徹してボールが集まった時にそこでいったん収まる場所を作ってあげる。その中でここぞという時には、足の長さや体の強さを生かした魅せるプレーでゴールも狙う。これらをやることで、結果的に自分がやりたいプレーができる場面も増えるという話。

だから、前半は、相手も長身で体の強いディフェンダーとハイボールを競り合うときに、そこで自分がしっかりボールをキープするか、ポストプレーとして味方を活かすということができていなかったことが見ていてストレスだったのです。でも、これが後半に入って、競り合いの中で激しさが見えるような場面が増えてきて、前半は、ほぼ抑えられてしまっていた長身のディフェンダー相手に後半は、競り合いで勝てる場面も、駆け引き勝ちできる場面も出てきていた。これができるようになってきていたので、あえて不満な点を最初に書きましたが、試合の中での意識の変化(例え、悔しさから来た激しさからのプレーだったとしても)で、良い兆候が見られたことで、今後が楽しみになっています。

ちなみに、前半43分の、26番南濵優大からのロングフィードに抜け出した28番長田拓巳がキーパーと1対1で決定機になりそうという場面がオフサイドになりましたが、これは、選手も主張していたように、相手選手のクリアのような形で抜けたボールなので、今のルールではオフサイドにならない状況になっていたと私も思います。近くで見ていないのでわかりませんが。それ言うと、後半12分の相手の決定機でのバーに当たってラインを割っていたかいないかのところも、ネット越しで私の位置から見ていると、ゴールラインにの内側のようにも見えてしまいましたし、後半35分くらいのところで、26番南濵優大⇒36番福島竜弥⇒32番佐藤優斗とテンポ良い展開から、ペナルティエリア内に36番福島竜弥が入っていってクロスを合わせようというところで入ったディフェンダーのクリアもハンドだったようにも見えますし、まあ、ネット越しで自分から見ていた位置からなので、だいぶあてにはなりませんがw

その他、色々詰まっている試合でして、後半の交代の流れで、ボランチの位置に入った40番山田奈央が一緒に組んでいた35番根岸恵汰が守備的なところをかなり上手くカバーしながら展開をするような役割をしてくれていたところで、思い切って相手の裏に抜け出すようなプレーで面白場面を作っていたなとか、前節同様、後半途中から入った36番福島竜弥のサイドでの守備のうまさと、クロスの質が良いなと感じたこと。37番堀井真海の最後まで運動量を落とさず、ゴールへの意欲を失わなかったシュートでありきたりな言葉ですが、勝利の女神が浦和に微笑んだとも言えますし、ここまでの試合でリードを守り切れないというところでは、試合終了まで数分だったものの、危なくなりそうなところでの27番清水哲太のサイドで落ち着いたキープだったり、0に抑えたというところでは、やはりGK18番西尾優輝の存在と数回の決定機を難なく防いでしまったこともあります。また、おそらくまだ思うようなプレーができていないと思われる34番成田安里ですが、上下の細かい動きから相手ディフェンダーとの駆け引きで抜け出そうとするプレーなど見ていて、味方と合ってくるとこういうプレーで一気にゴール奪っていくようになるのかなとか、まあ、色々詰まってました。

試合の流れを書く前に、この試合で感じられたポイントを書くだけでだいぶ長くなってしまいましたw

これまで書いたことで想像してみて下さいw

私個人的には、今日は、「踏まえて」のポイントが多くの選手において増えたことも満足の一つです。「踏まえて」とは、サポーターサイドとして、この選手はどういう特徴を持っているのかなというのをできるだけ、見つけ出すことで、次回に、別の試合でその選手を見たときに前回見たときに感じたポイントを「踏まえて」見られることで、その選手の特徴をより強固にしていくことなんですね。

「踏まえて」があるから、修正もできるし、その特徴が間違えないものだと知ることもできるんですよ。見る側の特権w

今後のことを考えても、本当に良い試合でしたし、S2リーグ自体1か月ほど空く前に勝利できたことも実は大きいと思いますよ。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/19 浦和レッズユースBvs本庄第一高校 7-0勝利・・・若干のやりにくさも見えつつ大勝!

どうも、ブクメです☆

まあ・・・遅刻しましたw

以前、駒場スタジアムの近く市立浦和高校方面に住んでいたことがあって、その関係からか、今は、鳩山町というところに住んでいるのですが、感覚として、レッズランドとさいたま市浦和駒場スタジアムの位置関係を同じくらいに考えてしまう傾向があります。今住んでいるところから来る場合は、方向的にも、レッズランドを経由して駒場という動きを考えれば、レッズランド+30分くらいを見る必要があるはずなのですけどね。

そもそも、到着時間が試合開始予定時間の10分前くらいになったという状況で、今日駒場スタジアムのほうでレッズレディースの試合が同時刻キックオフで開催されるとう情報がポッカリ抜けていて着いてみて初めて、駐車場が使えない(レッズレディースの観戦であれば使えますという話だったので、とぼければ停められたのですが、どうもそれができないw)となり、それでも、以前住んでいたエリアなので、そこそこコインパーキング事情には詳しいと自負していた5か所ほどの周辺コインパーキングが根こそぎ満車という流れで、ウロウロし、最終的には、道祖土小学校の横にできていたコインパーキングにたどり着き、キックオフ予定の30分後くらいに駒場サブグラウンドに到着しました。

この日のこの会場のS2リーグが3試合あって結構時間つめつめでやっているので、多少遅れるかなと思っていましたが、15分ほどキックオフが遅れたようで、実質15分くらいの遅れで済みましたが、間に合っていただけに、失敗しました。市立船橋高校戦の時と言い、どうも、今年は、車でのアクセスでの苦戦が多くなっております。

はい、一通り言い訳をしたところで、試合です。

vs本庄第一高校戦メンバーと交代

GK18番西尾優輝、DFが左に36番福島竜弥、右に27番清水哲太(後半30分くらい⇒38番松村大也)、真ん中に19番清水楽人(後半14分⇒42番山本陽生真)と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半30分くらい⇒32番佐藤優斗)、右に20番冨田蓮、真ん中に35番根岸恵汰と13番與那覇航和(後半?⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳と37番堀井真海(後半21分⇒12番千葉希)

となります。

到着がバタバタ、そして、試合の終盤に、近くで見ていた方に話しかけられて雑談タイムみたいな時間が後半終盤15分くらい続いたことで、全体的な試合の流れをしっかりと言う感じにはならず、間に合わなかった時間帯に前半9分の31番木下翼のゴールは見られず、最後の最後に決まった35番根岸恵汰のゴールは、見逃してしまいました。こういうこともありますw

自分の確認できていた中で、相手がまだ未勝利のチームだったということがあったとしても、5-0大勝で、ここ2試合の難しい流れを吹き飛ばしたかなと思っていたのですが、実際の結果は7-0ということで、まあ、凄いなと。そして、無失点も良い。

駒場サブでの試合の時は、スタンドで観戦しない時(できるできないがよくわからない)も多く、その場合は、ネット越しであるものの、横一線の隙間(?)があるので、若干しゃがみながら見ることで、割と試合自体はしっかりと眺めることができるので観戦環境としては、悪くもない(良いわけでもない)んですよね。

給水タイムや前半終了の時間などから逆算すると、前半15分くらいに到着できていたと思いますが、試合の展開を見る中で、その段階で、割とつらそうな表情でプレーしている選手がいたように思って、勝手に、晴れているけど比較的湿気は少なめでこのような状況なので、この試合の前に既に負荷をかけてきたのかなとか思ったりするところもありつつ、その辺は、よくわかりませんが、あとは、前日降っていた雨の影響などがあったのか、思った以上に、滑る(一方の足に重心をかけると滑るようなイメージ)ようで、細かいプレーをしようとした時に、思うように行かないという選手も多いように見えました。そういう、ピッチ的な要因もありつつでしたが、試合自体は、浦和ペースで大半が進んでいくという内容でした。

滑りやすいことに加えて、風も時折強めに吹いていたので、その辺りの影響も感じられました。

見始めた時間からの流れを書いていきますと、

20分に20番冨田蓮の仕掛けから37番堀井真海のシュート、24分に37番堀井真海から左前線へ走る31番木下翼へパスが通りクロスを20番冨田蓮がシュートと、前節同様、前線からの仕掛けでゴールに迫る場面と言うのは、メモできていないものも含めてかなり多くありながらも、なかなか決めきれないという印象がこの試合にもありましたが、果敢に仕掛ける姿勢と、ポジションに流動性があり、相手がゴール前に密集する形の守りになり、そこを崩し切ることには苦しめられ、ああいう守り方されるとストレスたまりそうだなと感じつつも、僅かに枠を外れるという惜しいシュートが多い印象はありました。

その流れの中で、25分に13番與那覇航和がドリブルで持ち上がり、強いシュートと言うよりは、このコースを狙えれば、決まるという相手ディフェンダーの隙間から狙いすました上手いシュートを決めて2-0とします。

前半を2-0で折り返し、後半は得点ラッシュになります。

まず3分に、37番堀井真海の前線での粘りから、20番冨田蓮につなげ、クロスに28番長田拓巳が合わせる惜しい形を作ります。

5分に、31番木下翼と37番堀井真海がテンポ良いパス交換で攻め上がり、37番堀井真海が決めて3-0。

8分には、26番南濵優大からのロングフィードを受けた28番長田拓巳が相手ディフェンダー数名を背負いながら、ペナルティエリア内で反転して突破しシュートまでもっていく惜しい形がありました。

12分にもペナルティエリア内で28番長田拓巳が惜しい形を作ります。

18分に、37番堀井真海がドリブルで仕掛けペナルティエリアに侵入したところで相手選手に倒されPKを獲得。これを自ら決めて4-0。

続てい、21分に31番木下翼がゴールを決めて5-0。

26分に、13番與那覇航和の右サイドへの展開から28番長田拓巳につながり、12番千葉希とのパス交換で仕掛ける惜しい形を作ります。

28分に相手に決定機を作られたものの、GK18番西尾優輝が見事な反応でシュートをはじいてピンチを防ぎます。

そして、この辺りからは、すみません。先ほどあったように、近くにいた方との会話が始まり、あまりしっかりと細かいところまでは確認できない時間になってしまいましたが、後半30分あたりに入った38番松村大也がかなりチャンスを作ったりゴール前に仕掛けているという印象はそれでも残りつつ、実際に44分にこの試合6点目となるゴールを38番松村大也が決めます。そして、この最後のゴールのところでは、レディースの試合を見に行っていた友人がちょうど来て、話し始めてしまい、最後の最後の35番根岸恵汰のゴールは完全に見逃してしまっていました、すみません。

ということで、オフィシャルの結果を確認するまでは、私の中では5-0大勝だったのですが、実際は7-0の圧勝に無失点と言うことで、一つ連敗の流れをこういう形でストップすることができたのは大きいと思いますし、まだ明日の結果が出ないとわかりませんが、来週の相手は、このS2リーグで4節まで全勝している昌平高校のBチームと言うことで、これまでの埼玉県で実力のあるチームのAチームとの対戦の難しさとはまた別の難しさと手ごわさを感じることになる試合になるような気がしています。

なので、今日の試合でこういう勝ち方をできたのは大きいなと。

来週の試合も足を運べる予定なので、楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/13 浦和レッズユースBvs伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・大雨と崩しきれなかった試合

どうも、ブクメです☆

天気予報では、14時くらいから本格的な雨と言うことでしたが、結局降りませんでしたと言いたかったところですが、その前までは、ポツリポツリくらいだった雨が、前の試合の負傷者の関係で20分ほど遅れてキックオフとなった時間くらいからは、雨が降り続く状態となり、時折大雨の時間帯もあるなど、プレーする選手にとっては、やややりにくい環境の中での試合となりました。

ということで、今日足を運んだのは、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグの伊奈総合高校との試合を観戦しに浦和南高校に行ってきました。浦和カップの時に1度足を運んでいる会場ですが、なるほど、聞いていたように、近い位置でのネット裏の観戦エリアだとネット越し完全ゴール裏ということで試合がわかりにくいところもあったこの会場ですが、歩道橋の上からだと、かなりサッカー的なところがしっかり見やすいと聞いていた通り、若干見ていた場所からは、前半浦和が攻める方向のゴール前での攻防が見にくいことはあったものの全体的な展開を見ることができる試合になりました。

今回のS2リーグに臨んでいるチームの前身となるメンバー構成は浦和カップの時に数試合見させてもらっていましたが、埼玉県の2部リーグとなるS2リーグが開幕してからは、この試合が始めての観戦になります。ここまで3試合を消化していて高校のBチーム相手に連勝し、前節は西武文理高校相手に初黒星と言う形でこの試合に臨む流れになっています。形上は、1つ上のカテゴリのS1リーグにAチームが参加している高校のBチームに対して連勝した流れで、S2リーグでは、初めてのAチームとして参加している西武文理高校相手に、終盤の勝負所での時間帯に逆転負けをしたという流れで迎える、同じくAチームで参加している伊奈学園総合高校が相手と言うことを、イメージできるところで考えれば、テクニックなどでは優るかもしれないが、その高校のサッカー部の精鋭として組まれたおそらく3年生が中心であろうチームと対戦した時に思うように行かない何かを試合の中で感じながら、それでも勝利する方向までもっていくことができるかということがポイントになるのかなと、ざっくり考えながら見させてもらっていました。

簡単に言えば、タイトルに書いたように、雨と言う状況で、若干勝手が違う状況が両チームにできてしまっての戦いになりつつ、合計で5得点入り、浦和も2点取った試合で崩し切れなかったと書いたのは、守備的な相手に対して、それでもチャンスを多数作り出していたし、ゴールに向かう姿勢も多くの選手に見られていた中で、相手の「ゴールを決めさせない」という集中力と最後の粘りの中でそこを崩し切ってのゴールが奪えなかったという意味です。

それを踏まえて、試合のことを書いていきますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と33番舘澤佑磨、MFが左に31番木下翼(後半25分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と40番山田奈央、FWが13番與那覇航和(後半21分⇒28番長田拓巳)と37番堀井真海

となります。

試合開始から、守備では、19番清水楽人の存在感が目立ち、攻撃では、39番盛嘉伊人が中盤でパスを受けて様々展開するという形で、そこに左サイドに入っていた31番木下翼がポジションを移動させながら、果敢に突破を試みる、前線で37番堀井真海が力強さを見せ、右サイドからの攻撃で38番松村大也が仕掛け、時に右サイドバックの27番清水哲太が攻撃参加もしながらなどなど、スタートから、バランスもよく相手にほとんどチャンスを作らせないくらいのサッカーができていたと思います。

実際にチャンスも多く、メモできたものだけでも、3分の39番盛嘉伊人のシュート、7分には、シュートが打ち切れなかったものの、27番清水哲太からの縦パスから13番與那覇航和、37番堀井真海とつなげての仕掛け、8分の38番松村大也のサイドからの仕掛けからのクロスに13番與那覇航和が合わせてのシュート(キーパーにはじかれる)、9分にも39番盛嘉伊人のシュート、14分の37番堀井真海の仕掛け、15分の27番清水哲太からの見事なロングフィードからの31番木下翼の仕掛けからの38番松村大也へつなげての仕掛け、18分にも39番盛嘉伊人からのパスを受けた37番堀井真海の仕掛け、20分の27番清水哲太、37番堀井真海、いったん下げて40番山田奈央から再び37番堀井真海がパスを受けての仕掛け、22分の31番木下翼と32番佐藤優斗のワンツーからの仕掛け、24分の37番堀井真海のシュート(キーパーに防がれる)、30分の19番清水楽人からの縦パスに抜け出した31番木下翼のクロスを38番松村大也が受けての仕掛け。

34分の38番松村大也のサイドから中へ力強く走りこんで競り合っていく場面を見つつ、ジュニアユースの途中くらいまでは、あまりこういう競り合いしなかった選手だけど頼もしく競れるようになってくれたんだな~とか、勝手に感心しつつ、ただ、やはり相手選手が2枚くらいでプレスをかけてきても、はがして突破できるようなプレーも数選手が見せるものの、ペナルティエリア内に入ってからの最後のところでは、相手の集中力の前にそこを突破しきって、かわし切ってゴールという形ができたかと言われればできてなかった印象がありました。

そのような中で、40分に攻撃のところで、27番清水哲太が味方のフォローに右サイドバックの位置から高めの位置に上がってきつつ、パスを受けて引き付けつつ、いったん下げたところで早い展開で19番清水楽人が前線にパスを送り込んだ場面など、工夫が見られたところでやや大きなチャンスになりかけている場面もありました。

やや相手が受ける時間が長くなり、攻撃にウェイトを置く中で、前半終了間際にインターセプトされた際の攻撃方向に向いていた選手の守備の切り替えが遅くなり、守備の選手1人だけが対応し、攻撃の選手の戻りが遅くなったところでの大きなピンチになりかけた場面がありましたが、ここは、相手選手が、シュートを打ち急いでくれて助かりました。

そんな、チャンスの数は相当作っていたものの得点は奪えず、逆に大きな決定機を相手に与えかけての0-0ということで、全体的には浦和攻勢のペースですが、やや課題が多い前半になりました。

なかなか決まらないという流れでしたが、後半に入り、コーナーキックからの流れだったと思いますが、3分に38番松村大也がペナルティエリア内で浮き球を上手く胸トラップで落としてシュートを決めて1-0と先制に成功します。

4分には、13番與那覇航和から37番堀井真海とつなげてゴールに迫るも追加点はならず。

攻撃に行ける回数が多かったことと雨のいたずらと言うか、相手のサイドからの攻撃でのクロスボールの処理を誤り、そこを押し込まれて同点とされます。

1-1とされた中で、迎えた13分に31番木下翼のドリブルからのペナルティエリア内へのやや強く長めに見えたパスを37番堀井真海が足先でなんとか触ったシュートは、惜しくもポストをかすめて外れます。ただ、守備的な相手で持ち込んでの突破やシュートを狙うと体を張って守ってくるような相手に対しての、点で合わせるような早いパスでの狙いが有効であるというのを感じられた場面でもありました。

ただ、流れとしては、相手にあるようで、やはり攻撃の意識が相手のサイド攻撃に対しての狙いどころになってしまうところもあり、15分に突破されてこのまま前に抜け出されるとキーパーと1対1になりかねない場面で、抜け出そうとした選手のボールをクリアしたものの、ハイキックでの危険なプレーとしてファールとなり、このフリーキックから失点となり1-2と逆転されます。

その後、23分に37番堀井真海から28番長田拓巳を経由して38番松村大也につなげてシュートを放つもここはキーパーに防がれます。

25分には、32番佐藤優斗のサイドからの仕掛けからのクロスボールに38番松村大也がヘッドで合わせるも惜しくも枠を捉えられず。

より相手が跳ね返すのが難しいようなスピードのあるクロスなど、その後途中交代で入った36番福島竜弥も2本ほどそういうプレーをしていたと思いますが、特に雨という条件の中で、より有効になるそういったプレーが後半終盤には増えてきていたと思います。

ただ、やはり流れの中では崩し切れずということではありましたが、32分にペナルティエリア少し外くらいで相手のハンドでフリーキックを獲得すると、39番盛嘉伊人のキックから、混戦になったところを38番松村大也が押し込んで2-2と再び追いつきます。

ここから逆転と行きたかったのですが、同点ゴールの直後に、相手チームの思い切ったミドルシュートが見事なコースに飛んで決められてしまい、2-3と逆転されてしまいます。

そこからの残り10分ほどで何とか同点逆転とゴールを狙った浦和でしたが、そのまま2-3で試合終了となりました。

おそらく、前半の相当相手のゴール前まで攻め込めていた時間にあっさり先制できてしまえていれば、前半の内に複数得点を決めて有利に試合を運べてこのような展開にならなかったように思えますし、サッカーでよくある、これだけ攻めているのにどうして決まらないという、今日はそういう日だったという見方もできなくもないと思います。

ただ、やはり今日は、まず相手の守備の集中を褒める必要もあるとは思いますが、それによって徐々に守りに慣れていき、そこに対して、崩し切る工夫が足りなかったのかなとも思います。また、全体的には、誰が見ても浦和が攻勢だった試合です。でも、勝負のポイントのところでは、雨を味方につけたところも含めて相手の方が一枚上手だったのかなとも思います。ちなみに、相手を崩し切れなかったとはいっても、相手の3ゴールも決して崩されて決められたわけでもないんですよね。セットプレーだったり、攻撃の意識で空いたところを狙われての対応ミスからですから。

ただ、そういう結果にはなってしまいましたが、このチームの好きなところは、特に前線の選手に多いですが、とにかく最後まであきらめずに走り続けることができる選手が多い。今日の試合も攻めても攻めても決まらないことでの、攻め疲れもしたでしょうし、更に同点弾から逆転するぞと言うところで、相手にやや運も味方につけられたような見事なゴールを決められてしまって、下を向いてしまうような展開になっていたにも関わらず、ラインを割ってしまうだろうというようなボールでも全力で最後まで追いかけ続ける姿などは印象に残ってます。というか、必要です。

私は、浦和レッズユースのサポーターですので、もちろん、S2リーグでは満足していませんし、まだここは、経験を積むためのカテゴリではないと思っていますので、結果を残して昇格をして、ここから2年でプレミアリーグとプリンスリーグを2チームで戦う浦和レッズユースという環境を待ち望んでいます。

ただ、それはあくまでサポーターサイドの願いであって、育成の方向性として、このカテゴリくらいまで来れば、埼玉県のトップレベルの高校のチームとの経験や上手い下手のところではない簡単には行かないところをプレミアリーグのメンバーにまだ入れていない選手でも肌で感じられるような経験ができるという位置づけでやりますということであれば、そういう考え方もありますね、としか言えません。

もちろん、私個人的には、いる選手がしっかり自分を磨ける環境があれば、AでもBでも良いと思ってしまうところもありますが、Bチームでしっかりアピールできた選手は、プレミアの方のメンバーに入るわけで、浦和レッズユースBというチームを頂点に動いていないことから、様々な環境で、S2に臨むチームは、メンバーもコンビネーションもやり直しになる可能性も秘めているわけなんですよね。

だから、本当に見る側としても難しいです。

今日も、Bチームで各ポジションの軸としてプレーしている選手を眺めながら、存在感出ているなと思いながら、この選手がプレミアに上がっていったら、またそのポジションで存在感が出てくる選手を待ち、またその選手が良いと判断されたら入れ替わって・・・こりゃ大変だと。

高校サッカーのチームの場合は、そういう入替を1年間ほとんどせずにやっているところもあるようで、そういう方針であれば、Bチームではなく、今年はウラワレッズユースビーというここを頂点としたチームとして今いるメンバーを軸として、S1昇格を目指しますとすれば良いのでしょうが、そういうわけにもいかないですよね。

と言う感じに、割と私は毎試合で感じたことをこうやって書き留めていくと思います。

まあ、はっきり言えることは、プレミアリーグも、S2リーグもかなりウェイトを置いて集中して見ているということくらいですね。

だから、先ほど書いたようなBチームの作り方をするところとは違うことはわかっていながらも、S2リーグでのウラワレッズユースビーの形を見つけて、そのベースとなるメンバーと戦いぶりを期待してしまっているところもあるのも事実。浦和カップからの進行形で見ようとしてしまっているのも事実。だからこそ、その時には、出場した時には毎試合と言ってよいほど点を取っていた3年生の9番二見健太がいたけど、今日の試合には、いなかったわけで、前の週にはプレミアリーグでプレーしていたわけで、本当に気持ち入れて見ようとすると大変ですね。

コンビネーションを磨いても、その選手は次の試合にはいないかもしれない、チームの支柱になっていた選手が次にいないかもしれない。

ということで、もしかするとプレミアよりも大変なチーム作りにはなると思いますが、そこをも克服していく全体的なチームとしての姿がどうなっていくのかも楽しみと言えば楽しみです。

はい、まとまらない。それをも楽しもう!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/26 2日目 vs興國高校 0-5敗戦、vs帝京長岡高校 2-0勝利・・・明暗くっきりの2試合も2位で突破

*強さでも他方面でも、強烈なインパクトを残した興國高校。試合前に自前の記念撮影してました。

*帝京長岡高校戦。大敗の後で良い意味で吹っ切れて戦えました。

どうも、ブクメです☆

今回は、最初に今日の2試合とメンバー、簡単な経過を書いてから、つらつらと思ったこと書きます。

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚(後半スタート⇒18番西尾優輝)、DFが左に21番清水楽人(後半26分⇒13番上野夏輝)、右に16番清水哲太(前半23分⇒17番與那覇航和)、真ん中に4番大桃伶音(後半スタート⇒5番大城螢)と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(前半14分⇒2番白土大貴/後半?⇒27番冨田蓮)、右に14番柳田大輝(後半9分⇒9番二見健太)、真ん中に15番玉城大志(後半スタート⇒6番縄田脩平)と7番佐藤陸人(後半26分⇒24番山中惇希)、FWが左に19番波田祥太(前半34分⇒11番清宮昴大)、右に8番岡村勇輝(後半9分⇒29番長田拓巳)

となります。

得点経過は、前半11分、14分と失点し、0-2で折り返し、後半も3分、15分、32分と失点し、0-5で敗戦。

強烈な攻撃陣、球際の強さ、寄せの速さと、攻撃的な選手のスピードに翻弄される形で、失点を重ねての大敗。

vs帝京長岡高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗(後半スタート⇒19番波田祥太)、右に14番柳田大輝(後半15分⇒26番石橋遼大)、真ん中に15番玉城大志(後半25分⇒17番與那覇航和)と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(後半スタート⇒24番山中惇希/後半21分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人(後半25分⇒6番縄田脩平)

となります。

前半2分に12番林海斗のミドルシュートで先制、15分に7番佐藤陸人が難しい態勢ながら、ゴール左隅のコースを狙った見事なシュートで2-0。後半は得点はいらず2-0勝利。

前の試合の敗戦を引きずることなく、また、ポジションなど、これまで見たことない配置もいくつかみられる中で、シュート意識も序盤高く、その意識から2ゴールを奪って有利に試合を進めたことや、試合終盤の相手チームの猛攻での1番石井僚の好セーブ連発(決定的な形での難しいコースへのシュートを3本は止めていた)ことで、勝利となりました。

 

昨日に引き続きGO FOR WORLD CUPに足を運んでいます。昨日は、b戦1試合、グループステージ1試合の計試合でしたが、今日は、グループステージの残り2試合となります。第1試合の開始は、早く9時キックオフで、興國高校、15時キックオフで帝京長岡高校との一戦となりました。

グループステージ突破を考えると、昨日は、浦和レッズユースは、コンサドーレ札幌U-18とスコアレスドローで勝ち点1という状況。グループのもう1つのカードでは、興國高校vs帝京長岡高校の試合は、興國高校が2-1と逆転勝利で勝ち点3を積み上げて一歩リードという形で2日目に入りました。

どちらの高校とも、地域も全く違く、高校ということで、なかなか公式戦で対戦する機会はないのですが、興國高校に関しては、何度か練習試合などで対戦していたと思います。私も2,3年前に一度見たことがありますが、その攻撃力の高さが印書に残っていて、その時のユースもかなり苦しめられた記憶があったのですが、1日目がビハインドを背負っての2-1逆転勝利という結果で、僅差での勝利と聞いた時には、そこまでではないのかなと思っていたのですが、甘かったです。

先ほど書いたように、0-5という正直屈辱的な敗戦と言えます。昨日の課題の修正がどうこうという前に、相手の迫力に完全に飲まれてしまったのが残念でした。ただ、相手チームが強かったのは事実ですし、正直、基本的に浦和の育成を応援する形で、相手チームに目を奪われるということは、少ないのですが、これまで、例えば、横浜F・マリノスユースの小野裕二や、山梨学院大学付属高校の前田大然などのように、ユース時代に浦和レッズユースと対戦した相手なのにそのプレーに目を奪われてしまったという何人かの選手のように、この試合には目を奪われました。

スピードスター系の得点を決めた選手もそうですが、一番印象に残ったのは、何点目かのアシストをした14番村田透馬選手のディフェンダーを細かいフェイントで完全に翻弄してマークを外し、鋭いクロスを入れて豪快なヘッドでのゴールを演出した場面が頭から離れないというか。

昨日書いたような浦和の選手に欲しかったギラギラした感じも、相手選手にばかり感じてしまいました正直。

1試合目が終わった段階では、得失点差でも失点が大きく、ちょっとグループ突破は厳しいかなと思っていましたが、その後のコンサドーレ札幌U-18が帝京長岡高校と引き分け、さらに、興國高校には1-4で敗れたため、15時からのグループ最終戦では、勝てば2位通過という自力が用意される状況となり、迎えた帝京長岡高校戦では、これまで見たことがない、前線に7番佐藤陸人が入るなど、最初見たときは、どうなるのか全く分からない状況でのスタートとなりましたが、しっかり前の試合の大敗は吹っ切れており、さらに、これまでにはなかったシュート意識の高さを序盤から見せ、12番林海斗の豪快なミドルシュートでのゴールに始まり、14番柳田大輝など、ゴールが見えたらシュートを狙うような意識を見せてくれました。

その中で、前線で起用された7番佐藤陸人が、なんとなく、昨年までユースに所属していた時里元樹を思い起こさせるような相手キーパーへのチェイスなど高い位置で奪う姿勢を見せ、その結果が、先ほど書いたような、やや混戦で相手ディフェンダーの方が優位に見えた状況下で、コースを狙ったシュートを決めるという結果にもつなげています。

また、帝京長岡高校もプレスなど激しめに来てはいたものの、興國高校に比べるとその迫力のある激しいプレスを経験していたからか、慌てずに問題なく対処できていたのもこの試合のプラスの要素でした。

ただ、2点を奪って30分くらいまで行ってからは、やや落ち着いてしまったというか、もっと得点を奪ってやるという意識がやや薄くなったように感じられ、その後のミドルシュートは、ほとんどなかったように感じます。

狙える時には、ゴールを狙う意識がもっと持続できるようになると良いなと感じたのは事実ですが、確かな前進も感じられました。

かなり陰湿な言い方で、指示通りにできていないと、ベンチから責める言葉が飛ぶのが聞こえてくると、ミスを許してもらえない環境なのかなと心配になる部分も相変わらずありますが、この環境が変わらない限りは、ミスを許してもらえないのは、宿命と考えるしか残念ながらないので、見ていると、本来できるプレーやできていたプレーができなくなっているように感じられる選手もいることから、とにかく、萎縮だけはしないでもらいたいと思います。

悪循環にしかならないので、言われてことが難しいとか、納得いかないとかでも、それによって聞こえてくる言葉を上手く受け流すくらいの気持ちでいないと、せっかくの能力がもったいないことになります。

それ以外で気になったところは、一つの課題をクリアしても次のところが甘くなる傾向のある選手が多いように感じます。

球際厳しくとか、しっかりキープできた、「お、いいね!」と思ったすぐ後に、もったいないパスで相手ボールになってしまうケースなど多いです。

難しい状況から、グループステージ突破まで来たのですから、もう1度興國高校とやって次は倒すくらいの意気込みで、ダントツの3連勝でグループ1位通過した相手との対戦を視野に入れて、この大会の残り3試合で、まず、一つ壁を乗り越えて確かな成長を確認してから年を越しましょうね。

そういう姿を見られると、サポーターサイドとしても、気持ち良いです。

さてさて、

私は、明日の決勝トーナメントも28日の最終戦も足を運べるのですが、明日は、夜に予定があったりするので、もしかすると、次のブログは、決勝トーナメント以降ということで、28日の夜くらいに書くことになるかもしれません。

その点はご容赦ください。

まずは、アルビレックス新潟U-18ですね。どのような結果でもあと3試合は戦える今年のレギュレーションですが、もちろん勝ってより現時点で調子の良い強い相手と戦える方が良いですからね。勝ちに行きましょう!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 埼玉県南部支部リーグ(SS1) 2017/11/23 浦和レッズユースB vs 県立浦和高校 7-0勝利・・・AチームとBチームの経験差を縮める取り組み前進

どうも、ブクメです☆

昨日から日本に帰国しており、約1か月ほど日本に滞在する流れで、ちょうど、今日23日に浦和レッズユースBが戦っている埼玉県南部支部リーグ1部の戦いの最終戦となる県立浦和高校戦。確か16時キックオフとオフィシャルでも出ていたと思うのですが、どうやらいつの間にか15時キックオフに変わっていたようで、着いた時には、ほぼ前半終了というタイミングでしたので、来るまでは、割と久々の浦和の育成の試合観戦なので、しっかり気合入れてメモ取りながら見ようと思っていたのですが、すばやく、この試合に関しては、眺めて、写真はしっかりとることに切り替えました。

公式戦ではありますが、キックオフ時間が、しれっと変更になるのは、思い返せば、まだユースにも天皇杯出場のチャンスが与えられていたころの、予選とかでこういうことがあったような、ないような。埼玉県U16リーグとかでは、普通にあったな~とか、そういうことを懐かしみながら、ちょっとプンプンしていましたw

中途半端なタイミングでの観戦になったので、細かいところまでは書けません、すみません。

前半35分くらいから見た時のメンバー(自信なしポジションも確認しきれず)*オフィシャルの更新を受けて若干修正。

GK18番西尾優輝、DFが左に33番清水楽人、右に37番冨田蓮、真ん中に31番遠藤龍河と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に26番縄田脩平、真ん中に9番樋口颯太と36番千葉希、FWが左に21番上野夏輝、右に30番石橋遼大(⇒32番長田拓巳)

後半メンバー

GK18番西尾優輝、DFが左に42番山中惇希、右に37番冨田蓮(後半?⇒38番鳥海颯)、真ん中に33番清水楽人と34番清水哲太、MFが左に23番清宮昴大、右に21番上野夏輝、真ん中に43番與那覇航和と26番縄田脩平、FWが左に9番樋口颯太、右に32番長田拓巳

となります。

前半終了時に聞いた話だと、前半2-0とリードで折り返したとのこと。

後半は、37番冨田蓮がサイドを持ち上がり、折り返しを受けた26番縄田脩平がゴール前にグラウンダーのパスを供給し、ディフェンダーがクリアできずこぼれたところに反応した21番上野夏輝のゴールで、3-0。

9番樋口颯太のゴールで、4-0。

21番上野夏輝の右からの突破でラストパスを9番樋口颯太が決めて5-0。

その直後に、抜け出して9番樋口颯太が決めたように見えた流れは、オフサイド。

42番山中惇希の左の突破からのクロスに21番上野夏輝が決めて6-0。

9番樋口颯太が突破で完全に抜け出したころで、ラストパスを受けた32番長田拓巳がゴールで、7-0。

ということで、前半の2点のいずれかが、樋口颯太か上野夏輝であれば、ハットトリックということになりますが、ブログを書いている時点では、よくわかりません。

今シーズンのしめくくりとなるこの試合は、既に優勝とS2(埼玉県2部リーグ)への昇格が決まっている状態でありながらも、気を緩ませることなく、無失点で7得点を奪って快勝で幕を閉じるという結果となりました。

試合自体は、全部は見られなかったものの、前半左にいて、後半右にいたことで、近くで見ることも多かった21番上野夏輝が見ていた時間帯、試合の最後まで、運動量を落とさずに走り続けていたことが印象に残る試合でした。

全体的に、集中力を切らさない戦いで、後半途中からセンターバックに入っていた26番縄田脩平が大声でコーチングをし続けていた場面なども印象に残っています。

既に勝敗で言ったら間違えない点差になっていた状況ながらも、自分でも狙える状況で、ラストパスを渡した場面で、「自分で行けよ」とか思ってしまってボソッと言ってしまったところは、私の悪い癖ですね。

この後は、感想文みたいになります。

結果的に、こういう時間帯で寒い時期に、レッズランドの人工芝グラウンドでの試合を見ていると、昨年と今年も見られない、GO FOR 2018 CUPと同じような環境と時間帯で逆光状態で試合が見にくいとかも含めて、その時の雰囲気も思い起こしてくれながら楽しむことができました。

今のユースの育成の根本のところが、私としては許せないこと続きという状況が既にもう4,5年続いていますが、唯一、その体制下になって良かった変化として、Bチームにも高いレベルでの真剣勝負の場が用意されるための試みがされたことで、それでも特例は認められず、埼玉県支部リーグの下の方からスタートして、数年かけて、ようやく南部支部リーグの1部で優勝し、来年からは、埼玉県2部リーグ(S2)へ昇格し戦うことができます。

ここからは、埼玉県の高校サッカーのトップクラスのチームや、そのBチームにあたるチームが参加するレベルでの戦いとなり、Bチームという名前にはなっても、公式戦としてのレベルは、かなり高いところでの戦いが可能になります。

要するに、強豪として、能力の高いメンバーが多く所属する高校のBチームや、S1、プリンスリーグを目指す埼玉県の強豪校のAチームと対戦することができるようになるわけです。

もちろん、それでもBチームはBチームという考え方もあり、そこでプレーすることが悔しいと感じる選手も多いと思いますし、ユースに所属する以上は、1年生から、その悔しさと這い上がる気持ちを強く望んでもらいたいとも思いますが、私が考えるのは、2つの環境が用意されることと高いレベルでAチーム、Bチームともに公式戦で真剣勝負を行えることのメリットの方を強く感じるからです。

もちろん、一つの浦和レッズユースで考えれば、Aチームの監督の方針というもので動くことにはなりますが、もちろん、合う合わないという問題も出てきます。そういった中で、もちろん、Sリーグとプレミア、プリンスリーグを配慮して日程を分けるようなことはありませんので、基本的には、相手のレベルが上がろうが、S2リーグに臨む浦和レッズユースのチームは、他の監督が見ることになります。

これによって2つの環境が発生すること、そして、Bチームと呼ばれようが、相手のレベルが上がることで開ける未来というものも増えると考えます。これは、大学で言えば、流通経済大学のように大学サッカー関東1部リーグに臨むチーム以外に、流通経済大学FCや、ドラゴンズなど、高いレベルで戦える環境が関東1部リーグに臨むチーム以外にも用意されており、可能性を維持できることに近いと思います。

所属する場所が1つになると、その場所が1つの道しか用意されないとなると、可能性のある選手が、その1つの道との相性が悪いというだけで、力を発揮できないという状況も生まれてしまいます。

そこにもう一つの可能性が生まれるわけです・・・と、私は勝手に強く思ってきたので、この環境を作るための支部リーグから参加するという道を浦和のユースが選んだことに関しては、感謝しています。そして、そこで、気持ちを切らさずに、最短の期間でここまで上り詰めることに貢献してくれた選手にも感謝しています。

感想文にお付き合いいただきありがとうございました。

ではでは。

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