浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2010 ビルヘン・デル・ピラールトーナメント 2010/08/29/ 2日目3位決定戦vsモラタラズ 1-1(pk=1-3敗戦)・・・貴重な経験と悔しさを忘れずに

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースU14のスペイン遠征も最後の試合となりました。3位決定戦の相手は1日目の2戦目に対戦したモラタラズ。2-2の引き分けで終わった決着を勝利で飾って3位を勝ち取りたいところ。最初の写真は順位決定戦からスタンド上にディスプレイされた大会のトロフィです。

相変わらず風は強かったものの、気候的にはこの大会でもっともプレイしやすい状況になりました。よくよく考えてみても、練習試合ではカテゴリ上と試合をすることはあっても公式の大会でカテゴリ上と対戦する機会はほとんどなく(そのことに天皇杯予選のユースの試合のとき思ったのです)、欧州のチームの年齢上の相手と真剣勝負する機会というのは非常に重要なことで優勝はなくなったものの、4試合戦える環境を作れたことがまず重要。そのうえで、一度対戦した相手に手ごたえをつかんでおきたいところです。

まずは写真を並べます。 

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

浦和レッズジュニアユースU14vsモラタラズU16

 

 

 

 

 

 3位決定戦vsモラタラズ16戦のスタメンは以下の通り、

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに2番及川皓平と4番吉原大、左サイドバックに14番山田大一、右サイドバックに3番久保龍希、MFがボランチに17番岡野森、、トップ下に10番斎藤翔太、12番中村透、FWが左に19番荒木聡太、右に7番清川大輝、真ん中に13番13番長島巧となります。

ひとつ前の試合で負傷交代した10番斎藤翔太はこの試合元気にスタメンで登場していました。安心しました。

この試合の序盤は中盤からサイドへのやや長めの展開が多くみられました。特に10番斎藤翔太の位置から展開される攻撃の形が多かったと思います。全体的に、もしかするとユースの時同様にボールが日本と比べて柔らかいなどが影響していたのかもしれませんが、前半は特にどの選手がというわけではなく多くの選手がパスの際のスピードが弱く、通る前にカットされてカウンターを受けてしまうことが多くなりました。

細かいパスと前線に大きな選手をそろえてきたモラタラズの攻撃でしたが、4番吉原大、2番及川皓平を中心にこの試合も際の部分でしっかり抑えることができていました。

先ほど書いたようにややパスがカットされる傾向が強い状況ではありましたが、先制点は早い時間に浦和に生まれます。中盤でボールを受けた10番斎藤翔太がフリーでペナルティエリアの手前くらいまでボールを持ち込み相手ディフェンダーがサイドからオーバーラップする選手のケアに気持ちが行きつつ、キーパーがやや前に出ていたのを見計らってループシュートを放ち、これが見事にゴール!視野の広さと正確なシュートが先制点を生みました。

先制点が入ってからもしばらくはパススピードが味方同士で上手く合わずにカットからカウンターという形が続くものの徐々にパスのスピードや強さなどが合い始めます。特に14番山田大一がパススピードを意識している様子がうかがえ、上手くパスを通すちょうどよいスピードのパスを出していました。

また、中盤で12番中村透が上手くボールを捌き、10番斎藤翔太同様に中盤のやや低めの位置でのボールの捌きどころとして機能していました。

この試合は、モラタラズもサイドを使いたいタイプのチームのせいか、真ん中にスペースが空くことが多く、そこを10番斎藤翔太が上手く使います。20分あたりに先制点を決めた辺りの位置から今度は豪快にミドルシュートを放ちキーパーは弾いて外に出すのがやっと。ここで得たコーナーキックのチャンスで17番岡野森が蹴ったコーナーキックを4番吉原大が合わせようとするもわずかに合わずもボールがそのまま抜けて、ファーで待っていた2番及川皓平の足元に落ちてシュートするもここはディフェンダーに防がれてしまいます。

モラタラズに限らずここまで対戦したスペインのチームは、相手の動きを読んでパスカットすることに集中しているため少しパスコースが甘かったりすると狙ってきます。不用意な横パスで一度決定的なチャンスを作られてしまいました。この辺りはしっかり修正が必要です。

モラタラズの攻撃は精度を欠いている部分もありミドルシュートなどは怖さを感じなかったものの、とにかくペナルティエリアに入り込まれた時は大きい選手が数人飛び込んできますので、言葉通り体を張って守備をしていたという感じでした。体格では子供と大人みたいなマッチアップも実際ありましたから。。

流れの中でのピンチはしっかりしのいでいたのですが、前半終了間際にペナルティエリア少し外でFKを与えてしまい、これを直接決められてしまいます。これは、相手のFKを褒めるしかないと思います見事なコースでした。

前半は1-1で終了。

そうそう、この大会はずっと一人で見ていたのですが、ハーフタイムに現地のサッカー好きのおじいさんが、「これ食べな!」みたいな感じで怪しげな黒い粒をくれ、「やばい眠らされて金取られる!?」・・とかは全くなく、ハッカのようなものをくれ、その後スペイン語で何を言っているのか良く分からないものの「ハポン」 「ムイビエン」というのは分かり、浦和のサッカーいいね~みたいな感じで言ってくれつつ後半は、そのおじいさんが近くで浦和に良いプレーがあるごとにムイビエンと言ってくれていて気持ちよかったです(仲間登場!)

さて、話はそれましたが後半の話に戻ります。後半に入り、17番岡野森、19番荒木聡太、3番久保龍希に代わり、5番益子大輝、9番橋岡和樹、15番勝野瑛が入りました。

後半から入った9番橋岡和樹の動きが冴えわたっていました(・・・が、たまにベンチからお前のミスからピンチになったんだよ~とか言われていたりもしましたがw)

9番橋岡和樹が絡んでの攻撃。15番勝野瑛からの右への長めのパスを簡単に中にはたき、12番中村透がシュート、前線でプレスをかけてボールを奪い取りシュートまであと一歩のところでディフェンダーにクリアされる、オーバーラップしてきた14番山田大一に見事なパスを通りシュートの形までを演出するなどなど。

後半は何度かピンチはありましたが守備陣がしっかり守り問題はなかったものの、後半終了間際にキーパーと1対1という決定的な場面を1度だけ作られてしまうものの、これを16番高須雄大が見事に防ぎました。

浦和もサイドからのクロスに13番長島巧がヘッドで合わせるも惜しくもクロスバーを叩くという決定的な場面がありました。

後半15分に13番長島巧に代わって入った18番加藤智陽、20分に12番中村透に代わって入った8番松崎皓星の2人で作ったチャンスもありました。ロングボールに対しての高さでは、勝つのは難しいものの、この場面は動きとスピードで翻弄した形になっていました。中盤からの8番松崎皓星が左サイドから中へ横にスッと入り込んだ18番加藤智陽にパスを出してそのまま交わしてシュートまでの形は見事でした。

どちらのチームにも勝つチャンスがありながらも後半は得点が入らずに1-1で試合終了。3位決定戦なので、決着をつけなければならないのでPK戦となりました。

結果的にPK戦で敗れてしまい4位でこの大会は終了となりました。

PK戦で外してしまった数選手が悔し涙を流していたのが印象的でした。今回のスペイン遠征での経験が必ず次に生きて来ますので、この経験を糧にして3年生を脅かすくらいの活躍を日本に戻ってからしてください!

食事とか時差とか気候とか雰囲気とか、色々が普段では体験できないアウェイでしたね。お疲れさまでした!

それでは、スペインからブクメがところどころの間違えもお構いなしでお届けしました~(オフィシャルに出場メンバーや交代メンバーも更新されてくようなのでそちらを正しい情報としてご理解ください~!)

浦和レッズジュニアユースU-14スペイン遠征2010 練習試合08/26 vs エスパニョール 2-2引き分け・・・2点ビハインドからの同点劇

エスパニョールの練習場兼サッカー場

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

スペインに来て早くも一週間が経ちました。ユースのスペイン遠征が終了し、ブクメはヴァレンシア辺りでトマトまみれになりながら、浦和レッズジュニアユースU-14のスペイン遠征での試合を首を長くして待っていました。

大会は土曜日と日曜日に開催されるのですが、その前にエスパニョールの練習場でエスパニョールのジュニアユースとの練習試合があるということで、今日はそちらに足を運びました。エスパニョールの競技場のオリンピックスタジアムとは全く別の場所にあります。最初に載せた写真が地下鉄の最寄り駅、ベルネダ(Verneda)駅になります。映っている人はただそこにいて映り込んだだけの地元の人ですたぶん。バルセロナ・サンツ駅から来る場合には地下鉄サンツ・エスタシオ(Sants Estacio)駅でL5に乗って有名なサグラダファミリア(Sagrada Familia)駅でL2に乗り換えて行く感じになります。

 

 

 

 

 

試合開始が20時で19時くらいに到着したのですが、写真のような明るさです。スペインは日が長いんですよね。右側の写真はエスパニョールのオフィシャルショップだと思います。練習場に併設されているんですね。同じくレストランも併設されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このユニを見つけると安心しますよね。本当に行った場所で選手を確認するまでは本当にここでいいのかと疑ってしまうくらいたまに本格的に方向音痴ぶりを発揮することがありますのでw

上の4枚は選手たちのアップしている風景です。4枚目の写真の手前に映っているの神宮未来人です。クラブユース選手権の全国大会直前に怪我をしてしまったとのことですが、しっかりスペイン遠征に帯同しています。試合に出たい気持ちや悔しい気持ちなどあるかと思いますが、ここを乗り越えることで精神的な強さを身につけてしっかり怪我を治して復活を待ちたいです。

 

 

 

 

 

左の写真はエスパニョールのジュニアユースの選手たち。右は試合開始前の写真です。

 

 

 

 

 

左の写真は円陣を組んで試合に臨む前の写真。右の写真はいきなりうす暗くなっていますが前半終了付近のセットプレーのチャンスの写真。

 

 

 

 

 

左の写真は後半の途中。右は試合終了時の写真になります。なんか、スペインの日の沈む時間分布のような写真になっていますねw

さて、試合の話に移りますが、今年初めの新人戦の時のU14の背番号とほとんど同じようなのですが、何人か変わっているようなので、背番号と名前が間違っている選手が何人かいるはずです。ちょっと遠めだったのと、顔をまだ覚えられていないのと、照明の明るさが微妙で良く見えなかったなど様々な言い訳をしておきます(わかり次第修正します。)

スタメンは

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大、2番及川皓平、左サイドバックに3番久保龍希、右サイドバックに5番益子大輝、MFがボランチに15番勝野瑛、トップ下に18番加藤智陽、10番斎藤翔太、FWが左に7番清川大輝、右に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太となります。

小島良太は以前の6番から11番に代わっていることが確認できましたので間違えないですが、中盤に関しては自信がありません。また、中盤は流動的に動いていたので実際はトップ下とボランチが時間時間で入れ替わっていたように見えました。

クラブユース選手権の全国大会に参加していた2年生の数選手もしっかりこのスペイン遠征に帯同していました。

この試合は、どちらのチームも攻撃の形を作りながらもフィニッシュまで行かないという形が多いという印象の序盤の戦いとなりました。勢い良くエスパニョールが攻めこんでくるイメージ、プレスの早いイメージなどあるのですが、肝心なパスの精度などはいまいちなことと、浦和の守備の寄せも早かったこともあり、こういう展開になったのかと思います。

この試合の攻撃の軸は、11番小島良太のポストプレー。そして、前半は11番小島良太が絡んだ形での右サイドからの攻撃が多く感じました。

攻撃のいくつかを挙げると、

右サイドから9番橋岡和樹がドリブルでしかけるシーンに始まり、18番加藤智陽が中盤でボールをしっかりキープして前線の小島良太に当てて、そのボールをしっかりと11番小島良太が落として、そこに7番清川大輝が走り込んでチャンスを作ったり、同じく11番小島良太の落としから9番橋岡和樹が個人技で交わしてサイド11番小島良太に渡して攻めこむ形など、クラブユース選手権で思うようなプレーができなかった課題をしっかり克服するべく動けていたと思います。周りの選手が彼の動きを把握しているというのも大きいのでしょうね。

試合序盤の右サイドに偏り気味の攻撃から徐々に左からも攻撃が出て来ます。ただし、中盤真ん中あたりは相手のプレスが非常に速い印象があり、そこからの攻撃はことごとく摘まれていた印象があります。

一つのこのチームの良い特徴なのかもしれませんが、例えば3番久保龍希が7番清川大輝にパスをしてオーバーラップを仕掛けたときにしっかりこの動きを生かして攻撃することができることが多いように感じます。この2人以外にもオーバーラップした選手を生かす動きは、多くみられました。

この試合の最初の決定機は浦和に訪れます。9番橋岡和樹が右サイドでボールを受けて、そのままドリブルで相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリアにやや切り込んだところで鋭いシュートを放ちます。ボールは枠を捉えていたのですが、キーパーに弾かれてしまい得点ならず。

守備は比較的安定していて、右サイドのスペースなど何度か狙われて攻め込まれはしましたが、早めに9番橋岡和樹もディフェンスに帰り、ディフェンダーの寄せも速いこともあり防いでいました。ただ、寄せは速いものの時々その寄せ自体が甘い時があり突破されてしまうシーンも見られました。

また、相手のセットプレーのシーンで飛び込んできた選手をフリーにしてしまうなど、この辺りは修正したほうが良いと思います。

全体としては浦和レッズジュニアユースが攻めこんでいる回数が多く見えましたが決定的なシーン自体はどちらもほとんどない中で、先制点をエスパニョールに奪われてしまいます。ゴール前でディフェンダーが引いてラインが下がったところをポストプレーでワンクッション入れられて、そのボールをプレスが甘い状態でシュートを撃たれてしまいゴール、失点。0-1となります。

前半中に追い付きたい浦和は10番斎藤翔太に代えて13番長島巧を投入して攻撃を試みます(13番は新人戦の時は中村透でしたが、巧と呼んでいたので長島巧が13番になったと思います。)

15番勝野瑛や7番清川大輝が中盤でのインターセプトに成功してチャンスを作り、そのうちの一つでゴール前のFKを獲得し、9番橋岡和樹が右隅を狙いますが、壁に当たってコーナー。そのコーナーを今度は9番橋岡和樹がヘッドで狙いますが、惜しくもクロスバーに弾かれてしまいます。

前半に追い付くことができず、0-1で終了。

後半に関してですが、めまぐるしく交代があったため、かなり自信がないです。誰が誰に代わったのかも良く分からないので確認できた限りの途中交代で入ったであろう選手を書いていく感じでご了承ください。

まず、キーパーが16番高須雄大から1番内島大輝に交代していたと思います(遠いサイドでうす暗くなっていたのでわからなかったのですが、コーチングの声がたぶん内島大輝だったからという理由)

後半は13番長島巧が前線や中盤にポジションを移しながら攻撃の際に良く顔を出していた印象があります。9番橋岡和樹から7番清川大輝、13番長島巧にわたってミドルシュートを試みたり、オーバーラップで攻撃に絡んだりもしていましたし、後半の最初は攻撃の際に絡んだ選手の背番号を見たら13番ということが多かったです。

しかし、ちょっとよそ見をしている隙に後半10分くらいに失点。どのような形で失点したかは全く確認できなかったのですが、0-2となり2点のビハインドを負ってしまいます。ただ、エスパニョールはそれほど交代はしないものの浦和は頻繁に選手交代を行ってさまざまなオプションを試していたのである程度、守備の部分でリスクを負うのは仕方ないとも考えられます。

後半投入された選手(時間などは把握できていません)⇒17番岡野森、19番荒木聡太、14番山田大一、8番松崎洸星、12番??中村透?、

交代が自由のようで、一度交代した選手も再度出場できるようで、ブクメ自身テンぱったので細かくは考えないことにしましたw

新しく入った選手たちの攻撃の姿勢から後半の終盤にエスパニョールの中盤にスペースができるようになり、そこを狙った攻撃がサイド攻撃と併せて生きだします。

このまま終わるか、得点を奪えるかが重要なのが海外遠征だと私は思うのですが、浦和の選手たちの気持ち、強いです。ここからしっかり得点という形で反撃してくれます。後半30分くらいにセンターライン辺りで得たフリーキックのチャンスでセットプレーに非常に強い印象がある4番吉原大がするすると前線に上がっていき、FKでゴール前に上げられたボールを見事に頭で合わせてゴール!これで1-2となります。

更に、試合終了間際に前線に上がったボールをどの選手かわかりませんでしたが、上手い具合にポストとして落としたところを11番小島良太がシュート。これが同点ゴールとなります!

残り僅かで逆転も狙いましたがそれは叶わず試合は2-2で終了。

最終的に追いつくところまで持って行けたことは収穫だと思います。あとは、攻撃のフィニッシュの部分の精度を如何に高めていくかだと思います。

後半に関してもやはり、サイドに入った選手がボールを預けてオーバーラップというシーンが例えば、14番山田大一だったり、右サイドバックに入っていた選手(たぶん18番加藤智陽?反対サイドで暗かったので番号が確認できなかったものの、18か8だった気がする)のものすごいオーバーラップなどサイドの選手の活きの良さが気持ち良いチームだと思います。

とりあえず、練習試合はこんな感じでした。

ところどころ誤りがあるかと思いますがご了承ください。

舞台は移ってサラゴサでの大会のある競技場にしっかりたどり着けたら、また更新します。

ではでは~!

第25回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 2010/08/15 vs ヴィッセル神戸U-15 1-1引き分け・・・結果は引き分けも内容は大勝

JヴィレッジPitch5

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

再びやってきました、福島県Jヴィレッジ。今回は8月15日から始まった浦和レッズジュニアユースが臨む全国大会の観戦になります。日程が合わずに、全国大会を決める関東予選2回戦以来の浦和レッズジュニアユースの公式戦となります。一か月以上見ていないため、色々状況を教えていただいた話では、この一カ月はスムーズではなく苦戦続きのチーム状況ながらも、層の厚い強いチームを作り上げて臨めそうだということでした。

グループステージは上位2チームが勝ち進めるということで、突破のために勢いをつけるために初戦でしっかり手ごたえをつかみつつ、勝利で終えたいところ。対戦相手は、おそらくこのグループの中では最も手ごわいヴィッセル神戸U-15となります。

この試合のスタメンは、

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック3番武藤稜、左サイド2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、13番條洋介、18番広瀬陸斗、11番進昂平、20番橋岡和樹、FWが10番関根貴大

となります。フォーメーション自体は、動き回るので固定ではないものの、4-5-1というフォーメーションに見えました。ボランチの位置に8番須藤岳晟、13番條洋介、トップ下の位置に11番進昂平、左サイドに18番広瀬陸斗、20番橋岡和樹、ワントップに10番関根貴大と言えばしっくりくる感じです。

前半から浦和が主導権を握ります。激しいプレスで相手のボールを奪い、ミスを誘い、次々に攻撃を仕掛けます。その中でも特に11番進昂平の前線での気持ちを前面に出した攻撃の仕掛けが目立ち、攻撃を活性化させます。気持ちが前に出すぎているという見方もできるのですが、私はこのような姿勢が好きです。仕掛ける、奪われても、すぐに追いかけて奪い返す、この運動量と負けない気持ちは重要です。

更にワントップの位置に入った10番関根貴大が前線でテクニックと力強さで相手ゴールを攻め立てます。

決定的なチャンスという形はあまり作れなかったものの、例えばキーパーからのロングフィードでキーパーとディフェンダーの間を狙ったボールでスピードもある関根が抜け出してマイボールにし、そのままループシュートで狙ったり、あと一歩でゴールというシーンを何度も作っていました。

ディフェンスでも、センターバックが安定していることや、サイドバックの2番森亮太がタイミング良く相手の攻撃の起点をつぶしていくので相手の攻撃陣も攻めこめず、逆に浦和のプレスでヴィッセル神戸がバタバタするような時間帯が多くなります。

ただし、主導権は握っているものの得点が奪えないという状況のため、試合自体は0-0で進み、セットプレーなどでは、あわや失点というシーンもでてきたため試合自体は選手たちが手ごたえをつかんでいる様子が見る側も感じられるものの、試合は動かないというもどかしい状況が続きます。

この試合唯一の2年生でのスタメン出場を勝ち取った20番橋岡和樹は試合開始からしばらくは緊張もあって(?)か、試合に上手くからめなかったのですが、慣れてくると持ち前の独特のリズムのドリブルでサイドから攻撃を仕掛けるシーンも増えてきて良い形を何度も作れるようになりました。

その20番橋岡和樹が右で粘って、11番進昂平にラストパスを送りシュートという形や、左セットプレーのシーンで2番森亮太からのボールを11番進昂平がヘッドで合わせるなどチャンスは作るもゴールは決まらず、前半は0-0で終了。

得点という結果が出ない以外はかなり内容として充実した前半となりました。中盤の位置で8番須藤岳晟、13番條洋介、18番広瀬陸斗が、攻撃の仕掛けで相手から奪われてカウンターとなりそうなシーンで何度も早めのチェックで遅らせたり、そのまま奪ってしまったりと相手に中盤でプレーをさせなかったのもこの試合の主導権を握れた要因かと思います。

後半に入り、スタートから10番関根貴大の能力の高さがうかがえるシーンが出ます。力強いドリブルで相手守備陣を切り裂く見事な攻撃で抜け出してシュート。これは惜しくもポストに弾かれ、跳ね返ったボールが再び10番関根貴大のほうへ転がってきた際に、体勢を崩しながらも再度シュート。このシーンは、グラウンドの観客がかなり沸いていました。更に10番関根貴大と11番進昂平のコンビネーションがかなり良く、際どい位置に鋭いスルーパスを関根が出して、結果的にパスが通らなくてもしっかり進が反応していたり、この辺のプレーはハイレベルでした。

攻勢のシーンを続けていながら得点が奪えていなかった浦和にようやく得点が生まれます。

後半15分にセットプレーのチャンスから13番條洋介の放り込んだボールがペナルティエリア内で混戦状態となり、こぼれたところに18番広瀬陸斗が押し込みゴール。これで、1-0となります。

この後、10番関根貴大が足を痛めて交代(接触プレーなどがあったわけでもないところで倒れていたため、大きなけがかと思いましたが、足がつったようだということですが、大事に至らなければ良いです・・)、23番小島良太が入ります。

試合自体はこの後も浦和のペースで進んでいくのですが、試合残り10分くらいのところで、少ないチャンスをヴィッセル神戸に決められてしまい同点に追い付かれてしまいます。

残り時間、1-1でOKということではなく、明確に勝利を狙って浦和が攻め立てるも試合は1-1で終了。

引き分けという結果は悔しい結果だと思いますが、この試合の戦いぶりを続けられれば残り2試合は、必ず勝利できます。そのくらい、充実した戦いぶりを緊張して動きが硬くなる初戦で見せてくれていました。

第2戦以降も、気持ち緩むことなく、すべての相手が強敵と思って戦ってしっかり浦和のサッカーをやって勝利を勝ち取ってください。

それにしても、前回のユースの時のJヴィレッジでは、気温は高いけどさすがに東北は湿度は低めで少しは良いかと思っていましたが、今日はとにかく湿度がやばくて、日が陰ろうがまとわりつくような暑さがずっと続いていました。選手の皆さんもしっかり食べて、しっかり体のケアをして明日万全のコンディションで臨んでください!

ではでは~

あと、明日8月16日は、浦和レッズユースU-16の多数の選手がメンバーに名を連ねる埼玉県トレセンU-16代表として国体出場をかけた大事な一戦が敷島で行われます。色々ルートなど考えてみましたが、かけもちは無理のためそちらを見に行くことができません。とにかく、いつものプレーをしてしっかり勝利して国体決めちゃってくださいね!期待してます!

 

第25回日本クラブユースU-15選手権 関東予選2回戦2010/07/03 vs 横河武蔵野FC JY 3-0勝利・・・苦しみながらも一歩前進

埼玉スタジアム第4グラウンド

どうも、浦和サポブクメです☆

ここ数日天気が悪いようですが、幸い今日は雨に遭遇しなかったものの、気温以上に湿気による蒸し暑さを感じる埼スタ第4グラウンドでした。こういう気候だと、人工芝によって更にプレーしている選手にとっては過酷な条件になっていたと思います。何もしないのに汗かきまくっていた自分が恥ずかしいw 

ということで、今日は浦和レッズジュニアユースが全国大会出場を目指して戦うクラブユース選手権の関東予選の2回戦を観戦に行ってきました。リーグではなく、トーナメントなので今日負けるとそこで全国の夢が断たれてしまうという過酷な試合です。今日勝ち、明日勝てば全国。今日勝ち、明日もし負けても、その後勝ち続けて9位になれば全国になりますが、その流れは過酷そのもので、なんとか2日間勝って全国を決めてしまいたいという大会です(説明が分かりにくくてすみませんw)

この試合のスタメンは

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック7番細田真也に、左サイドに2番森亮太、MFが8番須藤岳晟、13番條洋介、6番戸嶋祥郎、18番 広瀬陸斗、FWに9番柳下大樹、11番進昂平

となりました。10番関根貴大は怪我のため(軽い怪我とのこと)、この試合は9番柳下大樹がスタメンとなりました。

今年の埼玉県クラブユースの新人戦の時に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場の横のサブグラでやっていた、横河武蔵野ジュニアユース(の新2年生?)の試合を見てそのレベルの高さに驚かされた記憶が強く、それ以外は見ていないものの、苦しい戦いになるだろうと緊張感を持ってみていました。

総合力では浦和のほうが勝っていたものの、前線の選手、守備の選手が相当組織されていて、尚且つこの強さも持っている相手という印象で苦戦させれる試合となりました。

前半は、決定的なシーンというのはほぼ作られなかったと思いますが、ラインの少しのズレを突かれて攻め込まれるシーンなどが目立ちました。

こういう試合は、なんとか先制点を奪って主導権を握ってしまいたいと思いながら試合展開を見守っていましたが、期待通りに先制点を浦和が決めてくれます。

6番戸嶋祥郎の右からのパスを受けた2番森亮太が再度ゴール前にいれ、混戦状態から9番柳下大樹が押し込んでゴール!1-0!

やや試合に入れていなかった9番柳下大樹ですが、必要な所で結果を出してくれました。

ここから、相手の守備の堅さに苦戦はしながらも浦和らしい攻めの形が11番進昂平を中心に作り出されます。

11番進昂平が右からのクロスをダイレクトに合わせてシュートも惜しくもゴール左に逸れる。

再び11番進昂平が左サイドでディフェンダーとの競り合いで一度は奪われたボールを再び奪い返し、そのままゴール前に持ち込んで強烈なシュートもキーパーに反応され、ポストに当たりゴールならず。

更に、11番進昂平が得意とするゴール前少し左からの直接FKのチャンスを獲得。思った方向に蹴れなかったのか、キーパー正面に飛んでしまう。

ゴールは決まらなかったものの、相変わらず11番進昂平の気持ちの入った力強いプレーは目立ちます。

前半の終盤に、18番広瀬陸斗が左からドリブルで仕掛け、そのままシュート。キーパーが弾いたところに相手ディフェンダー含めて数人がつめるが、あと一歩でディフェンダーにかき出されてしまう。

前半は1点のリードながらも、決定機では浦和が勝っています。時折鋭い攻撃を見せてくれる横側武蔵野にあわや失点というシーンもありましたが、ギリギリ無失点で切り抜けてくれました。

後半

後半スタートから25番橋岡和樹が6番戸嶋祥郎と交代でIN

試合ごとに積極的な動きとプレーの質が上がってきた橋岡がチャンスに絡みます。

まず、スルーパスに25番橋岡和樹が抜け出してキーパーと1対1の場面を作るもキーパーに弾かれてしまいました。惜しいシーンです。前線でのコンビネーションという意味ではまだこれからなのかもしれませんが、前線の攻撃に多く顔を出していました。後はフィニッシュだけという印象です。

2日間の連戦と言う事で、交代も頻繁に行われます。ただし、まだリードは1点なので疲労を考慮とかよりは、勝つための追加点を奪うための交代という印象。ベンチからも攻める指示が多く飛んでいたと思います(当然かw

23番斎藤翔太が13番條洋介と交代でIN、その後、24番清川大輝が9番柳下大樹と交代でIN

見ている位置からちょうど反対側だったので遠くて分かりにくかったのですが、2点目が入るまでは後半は相当相手に攻め込まれていた印象があります。サイドネットを突き刺して決められたかというシーンが何度かありましたね(遠かったので実は、そこまで危なくなかったかも知れませんがw

苦戦しながらもしっかり凌いで時間が経過していく中で、追加点が奪えれば、かなり試合が楽になるという時間に入った時に待望の追加点が生まれます。

右サイドを駆け上がった(誰だか忘れた・・・)からのクロスを数人がスルーする形で混戦に相手ディフェンダーが完全に釣られ、11番進昂平へ渡り、そのままゴール!相手ディフェンダーの数も足りていましたし、パサーに近い位置に2人ほど味方も入っていたと思いますが、その動きが作ったゴールだと思います。

後半の終盤で2点のリードは大きい!更に、横河武蔵野の選手が一人退場。そのため、前線の選手はさらに得点を奪ってやろうと気持ち前面に仕掛けていきます。見ていて気持ちよかったです。

リーグ戦の初戦で怪我をして、その後交代出場など少しの時間の登場になっていた、24番清川大輝の攻めの姿勢が前面に出ていました。相手ディフェンダー2人に前をふさがれてもドリブルで仕掛ける。場面にもよるシーンですが、2点リードの状況ではこれもOK

この後、14番都築洋平が18番広瀬陸斗と交代でIN

この後、この試合のダメ押しとなる3点目が生まれます。

全体的にもう一点取ってやろうという姿勢が出ている中で、今日は相手の攻撃力が強かった関係で守備の意識を強く持ってプレーしていたことから、なかなかオーバーラップで攻撃という場面が作れなかった7番細田真也がスルスルと持ち上がり、クロスを上げると見せかけて豪快なミドルシュート!キーパーの手を掠めてクロスバーに当たりながらもゴールに吸い込まれます。見事でした!

この後、12番中林佑太が11番進昂平と交代でIN

後半ロスタイム試合終了間際の最後のチャンスに25番橋岡和樹がスルーパスを受けて、完全にキーパーと1対1の局面を作れると思った瞬間に試合終了。歓喜の中で、最後のワンプレーをさせてもらえなかった橋岡の悔しがる姿が印象的でした。あと数秒くらいやらせてあげて欲しかったと思います・・・。

ということで、終わってみれば3-0の快勝!

明日の試合に勝利すれば8月中旬からの全国大会出場が決まります。

2日間連続で、負けられない戦いが続くのは精神的にも体力的にもきついと思いますが、ゆっくり休んで明日の戦いに備えてください。

ブクメはユースの試合に行くので見届けられませんが、吉報を待ってます!

ではでは!