プリンスリーグ関東2015/04/12 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-0勝利・・・まずは、一つ証明。これから大事なこと。

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どうも、ブクメです☆

晴れましたね!ここ数日は、雨の日が多く、寒い日も多くでしたが、浦和レッズユースの公式戦の開幕となった日曜日は、晴天で気温も上がり過ぎず、ちょうど良い気候下での試合となりました。やはり、大事なスタートとなる試合は、こういう天候の元で行われるのが良いですよね。

今シーズンがスタートする前に、触れたことを、言われなくても選手が実践してくれ、良い流れを作りつつ、その中で、当然ぶつかる課題にぶつかった選手もおり、準備段階としてのその期間を経て、プリンスリーグ開幕を迎えることになりました。

口癖のように私は、アカデミー関係で話をする時に点ではなく線で見ることが重要と言う話をします。プリンスリーグは、名前の通りリーグ戦ですから、1試合のみをあまり重く見る必要がないリーグになります。

それでも、今年のチームに課された使命と言うのは重く、私もその辺は、強く書くこともしてきました。だって、結果を見せないと、言いたい放題の方が多いですから。まずは、結果で納得させるスタートも必要ですから。

なので、特に、今年の浦和レッズユースにとっては、私が言っていることとしては、矛盾する部分もあるのですが、開幕戦という点の部分での結果も大事だと考えていました。

今回の開幕戦での無失点での勝利と言う結果は、まず、一つ今年のチームがわかりやすく数字で証明してくれた結果であり、実際に準備の過程の中で、例年ほど多くはないものの、その経過を見させてもらった身からすれば、長いシーズンを戦うためのチームとして、ベースとなる部分の手応えをそのまま証明してくれたことを確認できた試合にもなりました。

最近、前置きが長いな~と自分で書いてて思ったので、ここで試合の話に一旦移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半38分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に8番影森宇京(後半33分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒3番東伸幸)と24番松高遼、FWが左に9番松澤彰、右に12番松尾佑介(後半16分⇒13番新井瑞希/後半43分⇒5番中塩大貴)

となります。

まず、試合開始から感じられたのは、選手の集中力ですね。ここの指示はガッツリ出ていたという話も後で聞こえましたが、球際のところでの激しさ含めて、チーム全体が相手以上に運動量豊富にできていたことが印象的でした。開幕戦なので、緊張感が出る試合になってもおかしくないのですが、その部分をほとんど見せずに試合に入れていましたね。

特にその中でも、ボランチで守備的なところでこの試合相当頑張った24番松高遼のプレーと、チームのコンセプト(?)自体が、ややロングボール多用すべしみたいな形になる中で、細かい仕掛けと思い切りの良い突破を試みて実際に左サイドから多くチャンスを作っていた2番川上開斗のプレーが目を引きました。

実際に7分に9番松澤彰から左への展開でそのサイドチェンジのボールがやや厳しめのコースに行ってしまったものの、そこをしっかり2番川上開斗がキープしたところから、再度を突破してのクロスからの9番松澤彰のシュートまでの形だったり、直後の8分にも、まずは、12番松尾佑介の中盤でのインターセプトで高い位置での攻撃スタートできたところでも、左に展開した後の2番川上開斗の思い切ったプレーからのサイド攻撃は、ただサイドから攻撃してクロスを上げて終わりというものではなく、得点のにおいを感じさせるような仕掛けになっていました。

前半序盤に、かなり押し込む展開を多く作れている中で、この試合の勝利のもう一つのポイントが、早い時間の先制点でしたね。

この試合でスタートから、前線でしっかり体を張ってプレーすることができていた9番松澤彰が前半10分に、少し下がり目の位置でパスを受けた際にワンタッチでヒールで相手ディフェンダーの裏に流したところに12番松尾佑介が抜け出し、キーパーと1対1の状態で落ち着いて決めて、先制することができました。

これは、既に何度も書いているのですが、守備の部分でのバランスの良さがこの試合でもしっかり出ており、相手に思うようなチャンスを作らせずに試合を進めることができていました。

また、25分前後には、サイドバックの選手のオーバーラップをうまくおとりにしながら、2番川上開斗が思い切ってシュートを狙ってみたり、中盤あたりで2番川上開斗がパスを受けたところで、14番渡辺陽が追い越して出たところにパスが出てと言う厚みのある攻撃もできていました。

ただ、少し気になったというか、それも指示なのかな~と思うくらい、そのあとくらいから、蹴り合いのサッカーになってしまい、中盤省略型のロングボールを多用する形になっていて「???」という部分はありました。相手もロングボールを多用する攻撃が多く、跳ね返し合いのような不思議な時間が続く前半の終盤でした。

ただ、それでも、ペースは、ほぼ相手に握らせることなく前半を1-0とリードして折り返すことができてました。

後半も、攻めの形としては、やはりロングボールが多用される形にはなり、その攻撃から決定的な形までという回数は少なかったものの、試合のペース自体は、後半も譲らずという中で、更にこの試合の勝利のポイントとなった、26分の追加点がセットプレーから取れたことも大きかったと思います。

コーナーキックのチャンスで、4番小木曽佑太がまずは、ヘッドで狙ったところで、相手ディフェンダーに当たってこぼれたか、クリアが甘くなったかは、しっかり確認できなかったのですが、こぼれたところを14番渡辺陽がしっかり決めてという形でのゴールとなりました。

試合終盤は、2点リードでもうそこまで守りきる意識を徹底させちゃうの?という采配もあったりはしましたが、終盤に交代選手が多く入った時に起こりがちなバランスが崩れたりすることもなく、途中から入った選手も集中して、試合を戦い切ることができ、終わってみれば完封で2-0勝利でした。

さてさて、ここからは、今の時点で書く必要があるのかないのか、若干迷った部分ではあるのですが、たぶん、問題なく、クリアしてくれるだろうから、書いても良いかなと思ったので書きますね。

この試合で、後半途中から出場した13番新井瑞希が、PKの場面で相手キーパーに止められた場面を見つつ、ストライカーとして、今は、難しい時期に入っているといことがうかがえます。ポジショニングや、嗅覚で得点を量産するタイプのフォワードと違って、ドリブルを得意とするフォワードにとっては、特に、組織的な守備をする相手などと対峙したり、気持ちの部分でうまく行かないなと思ってしまう時期が来た時には、必ずと言ってよいほど、今回のようなことになりえます。

少し厳しいことを書きますと、今日の相手の守備陣は、組織的な守備と言うことでは、まだ完成度が低く、乗っている時の13番新井瑞希のドリブルであれば、2,3人は、かわして決めることもできたと思います。

で、それが現状出来ないのであれば、どうするか。それは、うまく行かない時期があっても、自分の能力を否定せずにやり続けるしかないんですね。回数見ているサポーターからすれば、PK失敗も、ドリブルが引っかかった部分も特に気にしていません。それよりも、果敢に仕掛けていったことへの評価や、特にこの試合では、右サイドのバックライン付近から、ドリブルで持ち上がって、前線まで持って行った場面などを見て、そのプレーを評価しています。そういうプレーが、13番新井瑞希であり、その蓄積が、ドリブラーとしての大事な部分を失わせないことも知っています。

ちょうど、今活躍しているので挙げても良いかと思いますが、トップチームに昇格した関根貴大も、ユース時代には、考え過ぎてはまってしまっている時期がありましたからね。

だから、失敗しても良いから、与えられた時間に自信をもって、ガンガンドリブルを続けてもらいたいなと思っています。たぶん、ベンチから聴こえる声からも、それをやることが求められていると思うんですよね。取り戻すまで、例えば、1試合15分しか与えてもらえないとしても、15分あれば、魅せられるのがドリブラーですからね。

チームに迷惑をかけても良いんですよ。その代り、難しい時期に救うプレーができるようになれば良いのですから。

 

さてさて、そして、この試合の後に30分x3本の練習試合も見させてもらいました。何年か前に、B戦や練習試合になると、メンバー構成が慣れない組み合わせになることもあるが、なんだか、B戦ですからみたいな、真剣みが感じられないということを感じていたことがあったのですが、ここ最近は、B戦であっても、気持ちの伝わるような戦いを見ることができるようになっていて、この試合でも、その部分がしっかり見られたことを、まず嬉しく思っています。

そして、今日のプリンスリーグを戦ったチームで、対戦相手の特徴が変わった時には、例えば、今日のように相手がロングボールを多用してくるような相手の場合は、跳ね返す能力が高い選手が出ていたけど、相手によっては、サイドに攻撃力が高い選手が入っても良いよなとか、B戦でもこれだけ質の高いプレーを見せていれば、少し何かあれば、ポジションを奪ってもおかしくないなとか、色々考えながら見ることができました。

選手起用を決めるのは、監督ですので、私の中での妄想でしかないのですけどねw

・・・と、開幕戦での完封勝利に、終始集中した選手の戦いぶりに、ブログを書く前は、今日は褒めまくるだけで良いかな~と思っていたのですが、やはり点ではなく、線で考えてしまって、ダラダラと長い文章になってしまいました。

まず、大事な開幕戦で気持ちの良い勝利を見せてもらえて満足です!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連2015/04/11 – 大学サッカー関東1部リーグ、神奈川大学vs専修大学を観戦してきました。

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どうも、ブクメです☆

なんだか、春に入ったと思ったら、不安定な天気が続きますね、寒いし、なんだか、4月は、晴れやかな日が続いてほしいなと思う今日この頃ですが、ようやく少しサッカーに集中できる日常が戻ってきて、自分で足を運ぶ場所を調べながら週末の試合をチェックしたりできました。

立正大学の練習試合の情報が直前に入って、そちらにも足を運びたいなと思いつつ、土曜日は、大学サッカーの関東リーグのどれかに行こうと思っていたので、そこからピックアップ。結果的に、保土谷公園開催の神奈川大学vs専修大学の試合に足を運びました。

本当は、第1試合の、日本体育大学vs青山学院大学の試合も途中からは観戦できる予定で動いていたのですが、家からの道のりで圏央道をひたすら走っていたら、海老名から先の茅ヶ崎方面まで延びていたことを知らず、カーナビも更新した段階で、海老名までの情報しか入っておらず、東名高速への分岐を忘れて、茅ヶ崎方面までしばらく走り続けてしまい、慌てて降りてから渋滞にはまり、結果的に、間に合いませんでした。

ということで、第2試合からの観戦になりました。

大学サッカーと言うのは、今回の試合に限ったことではないのですが、前節まで出ていた選手が急にでなくなったと思ったら、ベンチにも入らなくなってと言うケースも結構よくあり、逆に、どうして絡めないのかな?と思う部分もメンバーを見る限りではよくあります。私の場合は、浦和レッズのアカデミーにバイアスがかかっていますので、そういう思いは、今回もあったりするのですが、その裏側まで追いかけるほど、どっぷりでもないため、把握できる状況にはないのですが、神奈川大学の西袋裕太は、見かけたのですが、ベンチ外という状況でした。プレーを見ないことには、判断できないので、どう捉えて良いのか難しいです。

専修大学の中村駿介は、スタメン出場でした。試合前のウォームアップでは、控え組のような雰囲気があったので、中村駿介がスタメンで安心しました。

3トップの左前というポジション。聞いてはいたのですが、最初は、そのポジションが珍しく違和感があったのですが、この試合での中村駿介のプレーは、かなり良かったです。駆け引き、ボールコントロール、裏への入り方、そして、この試合では、オフサイドになったものの、豪快にゴールを決めたかという場面もありましたし、それほど数は多くないものの、専修大学に入ってからの彼のプレーで、初めて、彼が持つ良さを存分に見せてもらえたかなという試合を見ることができました。

試合結果は、スコアレスドローでしたが、序盤は、専修大学がかなり押し込み続けるという展開が続きながら、後半途中からは、神奈川大学も持ち直し、チャンスが増える中で、専修大学の選手の中に、やや苛立ちが見えて、プレーの精度が落ちてきたところで、一進一退の展開となり、試合の終了間際には、専修大学がかなり惜しい形を作っていましたが、神奈川大学のキーパーの好守で得点を許さずのスコアレスドローでした。

試合中は、雨は降っていなかったのですが、やはりこの試合は、雨の影響を受けてピッチがスリッピーだったり、やや重馬場(?)の状態が影響した部分もあるのかな~と思います。

ただ、個人的には、中村駿介の良いプレーを見ることができたので、満足していますし、試合自体もやや停滞感のある時間帯もありましたが、終盤の攻防は、1つの試合として見ていても楽しかったです。

今年は、このペースで大学サッカーも多く見て、もっと状況を把握したいなと思っています。

そんなこんなで、明日は、ついに浦和レッズユースのプリンスリーグ開幕。

特に、直前に言うことはありません。色々想定内で起こって来たことを踏まえて、開幕戦で、まずは、大きな一歩を踏み出してもらいたい。それだけです。

明日は、おそらく、トップチームの試合の兼ね合いで、掛け持ち可能なジュニアユースの方に足を運ぶという方の方がアカデミーにも足を運ぶ方では多いと思いますが、私は、しっかり足を運ばせてもらいます。

ジュニアユースは、連勝という結果と、足を運んだ方から、更にチームとして前進しているという話を聞けることを期待しています。

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アカデミー卒業生関連2015/04/05 – 大学サッカー関東2部リーグ開幕戦 東京国際大学の試合観戦と、ちょっとユースのこと。

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どうも、ブクメです☆

清水フェスティバル翌日から、私用で、知人が海外から来ていたため、サッカー観戦が全くできない日程が続きまして、浦和レッズユースを見始めてから初めて浦和カップを1試合も見られないという流れに続きまして、日曜日も午前に成田空港まで車で送ってきた流れから、その日の試合観戦は、難しいかと思いつつ、結果的に、東京国際大学坂戸グラウンドで開催された、大学サッカー関東2部リーグの開幕戦の第2試合の東京国際大学vs日本大学の試合を観戦してきました。

第1試合の、拓殖大学vs東洋大学の試合は、ほぼ試合終了くらいに到着したのですが、浦和のアカデミー卒業生は、出場していなかったと思います。

拓殖大学の片槙吾はどうしたんだろう?と疑問に感じつつ、プログラムには、予想スタメンで名前が出ていたので、怪我か何かだろうと思いつつでした。また、東洋大学に今年入った勝野瑛が、30番として登録されてプログラムにも載っていましたね!

さてさて、第2試合からの観戦になったのですが、まず驚いたのが、東京国際大学の浦和アカデミー出身の、進昂平と安東輝の背番号。進昂平が11番、安東輝が10番と、2年生にして、かなり主力として責任を背負うべき番号を付けているんですね。昨年1部1年目で2部降格と言う悔しい思いをしたチームが、1年で昇格し、再び1部の舞台で今度は、ドッシリと戦おうという意気込みが感じられます。

條洋介は、この試合は、スタンドでしたが、メンバー入りに近いところにいるという話も聞きました。

是非是非3人そろって、チームを背負ってプレーしている姿を見たいものです。期待は高まります。

試合は、攻撃面では、東京国際大学が上で、攻める回数は多かったものの、開幕戦ということもあってか、連携の部分でまだこれからと思われる部分が多く、細かいプレーやセットプレーでは、精度の部分も含めて、多くあったチャンスを得点につなげることができず、それでも、11番進昂平が前線でボールを収めることができる回数が多く、ポストプレーの役割をしっかりこなしつつ、ゴールへの意識もものすごいわけですね。実際、この試合でシュートとカウントされた3本すべてが、かなり決定的なチャンスだったのですが、そこが決められなかったのは、まあ、らしくないかなと思いますが、守備的な相手から唯一奪った得点のアシストを記録しているので、決定的な仕事をしたと言えると思います。

すみません、プログラムに載っていなかったので、あとで調べるまで全く情報は知らなかったのですが、右サイドバックの29番宮下航輔の長身なのにバランスも良いプレーを見ながら、長身選手でも、こういうプレーができるんだな~とか、勝手に感心していた選手が、攻撃参加で右前線で勝負を仕掛けて切り裂いたところからのゴールなんですよね。

こういうプレーは、良いです。で、後で調べたら新1年生で、U-15の日本代表の経験があるんですね、湘南ベルマーレユース出身。なるほど、そうですか。

安東輝のプレーに関しては、本人も納得していないと思うので、褒めませんw

10番の重さにとか、そういう選手ではないのは知っていますので、次に見る時には、らしさ全開でアシストやゴールを見せてもらいます(実は、前回観戦した時に、怪我をしてしまったので、自分が見に行ったら怪我をしてしまうのではないかと心配していましたので、その部分では、ホッとしています。)

試合自体は、思った以上に守備力の高い相手にいきなり当たった印象があり、ここでスコアレスや、カウンターで1点取られて敗れるようだと、少し、悪い流れになるかもしれないと思っていましたが、しっかり勝負所で得点を奪い、勝利してのスタートになりましたので、東京国際大学は、勢いに乗りそうですね。

東京国際大学グラウンドは、やはり引っ越した先から足を運びやすいので、ここで開催の試合に今年は、多く足を運べればと思っています。見やすいし、スタンドもあるのですが、ネットがあるので、写真は、ぼやけまくりですがw

さてさて、

話を浦和のアカデミーに戻しまして、同日に開催された浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグは、2-0勝利で連勝ということで、足を運んだ方の情報によれば、内容もかなり良かったとか。素敵です。

そして、今年の浦和カップには、新1年生お披露目的な感じではなく、浦和レッズユースは、臨んだようですね。対戦相手が、新1年生メインだったり、チーム名だけでは、読めない大会ですので、結果に関して、どうとかは、足を運べていないわけですし、何も言うことはないですが、静岡で負傷したり、体調不良だった選手、帯同していなかった選手も戻ったようですし、ドッシリ感を出しつつ、で、前に書いてからしばらく経つので、もう一度だけ書いておきたいと思いますが、今年に入って、1月に私が書いた文章の期待通りに選手は頑張ってくれています、その周辺で起こることも、大体は、予想通りになっています。

まず、第1段階の逆境は、乗り越えてくれたと思っています。良いと思うところで急に変化を加えることも、想定内ですよね。

ただ、2つ目の逆境を乗り越えるには、まだまだ甘いと思う部分も見えてきています。そのヒントと言うことでもないのですが、これまでアカデミーを見てきて、このチームは強いなと思い、実際に予想以上の結果も出してきたチームというのは、個々の能力には関係なく、パズルを完成させるためのピースのように、それぞれの選手がチームが一つになるためのピースとして、機能していた時だと思うんですね。

その部分では、まだ、甘いと思いますよ。

あとは、エゴいっぱいのことを書かせてもらうと、ギャラリーが、応援する人がいる時には、たとえ、その数が多くても少なくても、戦っている姿勢が伝わってくる、全力で戦っている姿を見せてほしいです。

多くの選手は、出来ている、でも、出来ていない選手もいる。私は、その選手が、殻を破ることができれば、今年の戦いは、更にスムーズになると考えています。

「下を向くなよ、チームを引っ張るんだろ?」「自信を失うなよ、俺は、お前の良いプレーを知っているのに、なんで良いプレーができなくなっているんだよ?」「周りを見ろよ、出来ることがあるだろ?」

ということで、今週末から関東プリンスリーグが開幕しますね。

楽しみにしていますよ。仮に予想外の采配があっても、驚きません。だって、選手たちが何とかしてくれるでしょうから。

まず、大事なスタートとなる開幕戦で、大きな壁を一つ越えてみてくださいね!

楽しみだ~。

ではでは。

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写真は、ボケボケの東京国際大学vs日本大学の試合です。

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清水フェスティバル最終日2015/3/29 – vs 清水桜が丘高校・・・アクシデントと、チームでしっかり考えるべきこと

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どうも、ブクメです☆

清水フェスティバルも最終日になりました。

最終日の対戦相手は、2日目にb戦のみで対戦している清水桜が丘高校(旧清水商業高校)となりました。そのb戦で、ゴールへの意識が高いチームで面白い相手という印象があったので、監督会議で決まる最終日の対戦相手は、そこになれば良いなと思っていたのですが、幸い(勝手な私の願いではありましたが)清水桜が丘高校となりました。

場所は、蛇塚グラウンド(南)ということで、北グラウンドより試合を見やすいグラウンドで助かりました。

最後はすっきり勝利でという思いで見たのですが、結果は、0-2での敗戦となりました。既に、連戦での疲労、体調不良や、怪我などで、出場できない選手が出ていたなかで、この試合では、守備の要である2番小木曽佑太が、開始6分で負傷交代となったことで、気が付けば、この大会の前までにある程度、メンバーとして固定されてきていた、3年生のバックラインのメンバーが、全員出場できないという状況になりました。

チーム作りと言う点では、私の考え方では、特に守備のところ(具体的に言うと、センターバック2枚とボランチ1枚のところ)では、ある程度ベースを固めた中で行う方が、長いシーズンの中での好不調の波が小さく、ドッシリしたチーム状況の中で、競争が行われ、チームの層が厚くなっていくと考えており、今年の起用の仕方を見ると、ここまでその方針で進めてきてくれていることから、まさか、この大会でこういう試される状況が作られるとは思っていなかったのですが、少し早いですが、ベースとなる選手が欠けた中で出場した選手が、しっかりアピールして、責任感を身に着けてやってくれることを期待するという最終戦になりました。

結果的には、見るべきところは多かったということです。それだけ言っておきます。ただ、チームとして、考えるべきことも多いかなと言うことと、狭いコミュニケーションではなく、もっと広くコミュニケーションを取るべきと考えるポイントもありました。

今回の清水フェスティバルでは、というか、そもそも、平日が絡んだりするイベントになるため、一般のサポーターという立場で足を運ぶ人は少ないのですが、その中でも、今回は、私自身も知っている方がいない中での観戦というケースも多かったことで、いわゆる様々なサッカーの関係者的な方だったり、浦和レッズユースに関係ない方が近くで話している声という者も多く聞いてきました。

そこで聞こえてくる声と言うのは、やはりというか、以前に書いたように、これまでの結果に基づいただけでの話だったり、そんなことが多かったです。当然ですが、私は、少しだけ近い位置にいるため、疲労している選手とか、チームの状況とか、極端に言えば、チーム内での人間関係まで、考えながら見てしまいます。

でも、基本的に、プロを目指す選手としては、そこまで考えてみる人がいるという考え方でやるよりは、いつどこで、スカウトが見ているかもしれない、自分をプロに近づけてくれる人がいつ見ているかもしれないと、考えてやるべきだと思うんですね。

なので、今大会の結果という意味では、一つも勝てなかった、そして疲労が原因でも動けていなかった試合を、たまたま1試合だけスカウトの人が見ていたら、それだけで、評価が下がった可能性もあるわけです。私の場合は、「いつもより動きが重いけど、疲れているのかな?怪我でもしているのかな?」と考えるところが、「あの選手は、動きが悪い。」と思われてしまうだけなんです。酷な話ですよね。でも、そういう世界です。

でも、ゲームの世界ではないですから、全ての試合で万全な動きができることもないのも事実です。

近いところでも、色々聴こえてくるネガティブな話はありますが、私は、やはり、長いシーズンを考えた時には、「この形が良い」という組み合わせにならなかった時に、その時点で、ネガティブになってしまうことは、良くないと思いますし、その意図を考えて、どうすることで良くなるかを試みていくべきだと思っています。

そして、うまく行かなくても、起用され続けている選手は、自信を失ってはいけないんです。できることをやりきるしかないんですよ。悔しい気持ちを、見る側に伝わってくるくらいぶつけてください。

ものすごいポテンシャルを秘めているチームです。

おそらく次に足を運べるのは、プリンスリーグの開幕戦になると思いますが、それまでに、ポジティブな変化が多く見られれば良いなと思います。

お疲れ様でした!

あ、最後にスタメンと交代を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに17番鈴木海都(後半22分⇒4番中塩大貴)、右サイドバックに23番萩原大智、センターバックに20番関慎之介と2番小木曽佑太(前半6分⇒36番橋岡大樹)、MFが左に13番新井瑞希(後半スタート⇒12番川上開斗)、右に19番川上エドオジョン智慧、真ん中に14番渡辺陽と24番松高遼、FWが左に11番松尾佑介、右に9番松澤彰

でした。

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清水フェスティバル3日目2015/3/28 – vs 市立船橋高校 / vs 市立船橋高校(b戦)・・・守備の落ち着き再び、攻撃の厚みをつけるためにどうする?

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どうも、ブクメです☆

昨日の試合後に、こういう遠征の時には、楽しむことも大事!ということで機会があれば、飲みに出かけるというのを毎年やっているのですが、まあ、飲みに出かけたんですね、で、酔いまして、部屋に戻って眠ってしまったら、朝になってしまっていて、出かけようと思っている時間まで、もうあまり時間がないので、ごくごく簡単に3日目のことは、書きたいと思います。

3日目の試合は、b戦ともに市立船橋高校との対戦となり、b戦は、12番川上開斗からのパスを11番松尾佑介が決めた得点により1-0で勝利、午後からの試合は、スコアレスドローに終わっています。

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2日目には、やや簡単に失点を許す状況が見られ、ここまで足を運んだ時に見られた守備の部分のバランスが少し乱れているようにも感じたのですが、まず、その点に関しては、3日目の試合では、しっかり押さえることができていて、仮に攻め込まれそうになったとしても最後のところではやらせない粘りも戻っていて、そう考えると、チームとしてのイライラが見えたように感じたのは、勘違いで、大会初日から見えた疲労の蓄積によるものが大きかったのかな~とも思っています。

試合自体は、この大会の結果と言うことで言えば、3日目が0-0に終わったことにより、1勝もできなかったということにはなりますが、レベルの高い相手になっても、相手の攻撃を抑えきることは、多少のメンバーが入れ替わっても、対応できるようになっているという手ごたえを感じることができたのと同時に、攻撃においては、組み合わせによっては、思うように攻撃ができない形があり、その部分では、個の成長も、連携をチーム内で高めていく努力もまだまだこれからだなと思われる部分もありました。

特に高さを生かした攻撃を考えた攻撃パターンに関しては、これから戦うプリンスリーグで難しい時期を迎えた時などは、必ず、一つの成熟した攻撃パターンとして持っていなければならない攻撃にはなりますので、この戦い方をベースにするかどうかは別としても、昨日の市立船橋高校の集中した守備のように、組織的な守備で相手のレベルが高くなった時でも、高さを生かした形で打開できるように精度を高めていく必要がありますよね。

おそらく、采配においても、この形は得点が取れるという形がある程度分かったうえで、別のパターンの精度を高めようという意図があると思いますので、そこは、プレーする選手が、意識してやることが求められると思います。

たびたび書きますが、この組み合わせがやりやすいというのは、当然あるものですが、様々な個性の選手がいるのですから、色々な組み合わせになっても、チームとしての力を発揮できるように考えていくことは、絶対に必要ですからね。

ということで、最終日の試合の対戦相手は、清水桜が丘高校になりました。b戦で対戦した試合を見た限りでは、攻撃の意識の高さが面白いと思っていて、最終日に対戦してほしいなと思っていた相手なので、かなり楽しみにしています。

ということで、スタメンと交代メンバーを最後に書いて、終わりますね。

まず、午前のb戦の市立船橋高校戦

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに4番中塩大貴(前半21分⇒20番関慎之介 / 後半6分⇒24番松高遼)、右サイドバックに23番髙山大智(後半6分⇒36番橋岡大樹)、センターバックに26番井澤春樹(後半6分⇒17番鈴木海都)と3番東伸幸、MFが左に12番川上開斗(後半スタート⇒?)、右に8番中塚貴仁、真ん中に15番伊藤敦樹と21番時里元樹、FWが左に19番川上エドオジョン智慧、右に9番松澤彰(前半21分⇒11番松尾佑介 / 後半6分⇒13番新井瑞希)

そして、午後からの市立船橋高校戦です。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに17番鈴木海都、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに20番関慎之介と2番小木曽佑太、MFが左に12番川上開斗、右に13番新井瑞希、真ん中に24番松高遼と14番渡辺陽、FWが左に9番松澤彰、右に11番松尾佑介(後半21分⇒19番川上エドオジョン智慧)

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清水フェスティバル2日目2015/3/27 – vs 東海大翔洋高校 / vs 清水桜が丘高校(b戦)・・・若干の違和感

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どうも、ブクメです☆

大会2日目になります。浦和レッズユースは、今日から2日間は、蛇塚グラウンド(北)での試合となります。

天気も良く、日向はポカポカで陽気にも恵まれた2日目の清水フェスティバルの今日の対戦相手は、東海大翔洋高校

結果的に、今日は、場所を清水長崎新田グラウンドに移しての清水桜が丘高校とのb戦ともに2-2の引き分けに終わりました。

今日は、あまり細かいレポートは、書きません。

東海大翔洋高校戦のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智(後半スタート⇒36番橋岡大樹)、センターバックに20番関慎之介(後半11分⇒4番中塩大貴)と2番小木曽佑太、MFが左に13番新井瑞希(後半18分⇒17番鈴木海都)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半終盤⇒21番時里元樹)、真ん中に24番松高遼と15番伊藤敦樹(後半8分⇒14番渡辺陽)、FWが左に11番松尾佑介(後半8分⇒12番川上開斗)、右に9番松澤彰

となります。

得点経過は、試合開始早々にオウンゴールで先制し、前半は1-0で終了、後半22分に失点し1-1の同点に追いつかれるも、26分に17番鈴木海都からのクロスに12番川上開斗がヘッドで合わせて2-1と再びリードすることに成功、しかしながら、29分に相手にペナルティエリア内にまで攻め込まれた中でオウンゴールで失点をし2-2と追いつかれ、結果的にそのまま2-2で終了となりました。

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b戦の清水桜が丘高校戦のスタメンと交代は以下、

前半スタート時、

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに17番鈴木海都、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに4番中塩大貴と20番関慎之介、MFが左に12番川上開斗、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と3番東伸幸、FWが左に11番松尾佑介、右に21番時里元樹

後半スタート時

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに17番鈴木海都、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに4番中塩大貴と3番東伸幸、MFが左に12番川上開斗(後半18分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と15番伊藤敦樹、FWが左に13番新井瑞希、右に21番時里元樹

となります。

前半11分に3番東伸幸からの強いグラウンダーのパスを右前線で受けた8番中塚貴仁がクロスを上げ、11番松尾佑介がヘッドで押し込んでのゴールで先制。21分に失点し1-1とされるも、23分にセットプレーのチャンスで21番時里元樹からのゴール前へのボールに4番中塩大貴が合わせて2-1と逆転。前半を2-1とリードした状態で終え、その後、後半15分に失点し、2-2と追いつかれ、結果2-2の引き分けに終わっています。

 

蛇塚グラウンドは天然芝のピッチながら、かなりピッチコンディションが悪い、b戦の清水長崎新田グラウンドのピッチは、時折砂嵐が起こる、土のピッチということで、どちらに関しても、ピッチ状態で言えば、思うようなプレーがやりにく状況ではあったと思います。

また、メンバー構成で言えば、怪我などいくつかの理由で、ベースとなっていたメンバーのところが、この大会に入ってからも、ポツポツ変わっています。なので、強引にベースを崩して色々試しているという采配上の問題とも考えるべきではありません。

スタメンが固定されておらず、入れ替わりが激しいポジションも、正当に試されていると思います。この大会に入ってからは、まだどちらがポジションをとるのかは、わからないような状況だと思います。

そして、これは、チームにかかわっていないと分からないのですが、疲労の蓄積を感じる選手がいること。

あとは、チームとしてのまとまりを感じつつはあるものの、そのまとまりの部分で選手間で少し、違和感のようなものを見ていて感じる部分があるということ。

正直、まだよくわかりませんし、今年は、とにかくチームをネガティブな雰囲気に持っていくのは本当に嫌なんですね。書く側の身としても、そういうとらえ方がされるようなことは、書きたくないです。

でも、中心になっている選手のチームを引っ張るという意味での重要な役割が、これからは、より重要になってくるのは、確かだと思っています。特に今年は。

だから、チームを引っ張る選手は、崩れてはいけないんです。サッカーですから、うまく行かない時期もあるのは確かですが、それでも、チームを引っ張る選手は、絶対に崩れてはいけないんです。

1日目、2日目を踏まえて、また3日目の明日の試合を楽しみにしています。

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清水フェスティバル1日目2015/3/26 – JYPSL vs 清水エスパルスユース /B戦vs東海大学翔洋高校・・・恒例の静岡遠征スタート!

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どうも、ブクメです☆

毎年恒例の清水フェスティバルが、今日よりスタートしました。ブクメも恒例の行きは車で下道で夜中にタラタラ現地に向かうという足の運び方をしたのですが、いつも違うコースを見つけて行きたいと思って、今回は、奥多摩を抜ける山道越えからの甲府経由のコースを選んだら、思った以上の難所続きの、時折道を阻む鹿がいて驚かされたり、静岡についたころには、かなりヘロヘロになっており、ホテルにチェックインしてから、爆睡してしまいました。で、日付が変わりそうな時間になり、ブログを書き始めています。

晴天の静岡。この大会は、晴天が似合います。そして、初戦の会場が、鈴与三保グラウンドということで、ご存知の三保の松原も近く、景色もすごくよい場所なんですね。グラウンドから富士山が見えるというのは、現地で毎日このグラウンドを利用している方には、普通の風景なのでしょうが、たまに来る身としては、壮大な景色に見とれてしまいます。

さてさて、今回の清水フェスティバルは、初戦の清水エスパルスユース戦が、ジャパンユースプーマスーパーリーグの1戦(浦和レッズユースのこの大会の最終戦)として開催されたんですね。この大会のタイトルということを考えると、まずは、所属するグループCで1位になって、決勝トーナメントに進みたい浦和レッズユースは、現在1位で、この試合で勝ち点を1でもとれば、グループ首位突破が自力で確定するという状況、あとは、消化試合数には差があるものの、近大付属高校に勝ち点で追いつかれる可能性があり、その場合は、得失点差勝負になるということですね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に13番新井瑞希(後半スタート⇒12番川上開斗)、右に17番鈴木海都(後半11分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に24番松高遼と15番伊藤敦樹(後半20分⇒4番中塩大貴)、FWが左に11番松尾佑介(後半スタート⇒24番松高遼)、右に9番松澤彰

となります。

この試合で序盤に強く感じた印象は2点。

1つは、このグラウンドが、グラウンドレベルで、より選手に近い位置で試合を見られるということもあると思いますが、試合中のチーム間で声の掛け合いがしっかりできており、特にバックラインでの2番小木曽佑太と1番大川圭為のコーチングでチームのバランスがしっかり取られているという印象。前線でも、選手間での声の掛け合いができていて、「こういう状況だから、こうしよう」という声の掛け合いが、色々なポジションの選手間で聞こえてきました。

もう1つの印象は、既に試合のスタートから、疲労の蓄積(?)が感じられる選手が数選手いたことで、鈴与三保グラウンドの人工芝が、慣れないチームにとっては、滑りやすいのかと思ってしまうくらい、数選手は滑ってしまっていたり、足の踏ん張りがきかないような状況に見えました。少し前に、体力をつけるためのトレーニングが、試合でしか見ない私たちにはわからないところで、かなりハードに行われているみたいな話も聞いていたので、それなのかな~とも思いつつ。

とはいえ、前半は、終始浦和のペースだったと思います。バックラインでの組み立てのところが、特にうまく行っており、相手のプレスをいなしながら、攻撃のチャンスがあれば、2番小木曽佑太からの縦へのフィードから9番松澤彰にあててだったり、左サイドの13番新井瑞希につなげてという形で攻撃を多く仕掛けてはいたのですが、相手の組織的な守備のレベルの高さを感じ、この試合は、特にここ最近の試合で前線を個人技でかき回していた選手たちが、ことごとく相手の守備に突破を阻まれたという印象も強くありました。

それでも、攻撃の回数は多く、サイドから仕掛ける攻撃は、クロスの精度、味方の動きが合えば、大きなチャンスにつながるような場面も多かったのですが、そこも少し、雑になっているような印象もありました。でもね、そういったところを選手間で理解して味方同士で、「じゃあ、どうしようか」というところも、頻繁に声が掛け合われていたので、それも良かったとは思うんですね。

ただ、決定機という点では、相手キーパーを脅かすような場面は、ほとんど浦和も作れなかったのは事実で、前半で言えば、9番松澤彰の21分のヘディングシュートがわずかに枠を外れた場面と、セットプレーからの2番小木曽佑太のヘディングも枠に飛んでいれば、ゴールになっていたかな~と思います。

逆にゴールを脅かすところまで持ち込むことがほとんどできていなかった相手の方が、チャンスになった時にゴールを脅かす精度を見せていたと言えるのかもしれません。

数少ないチャンスの中で、1番大川圭為が1対1でブロックして防いだ場面があり、更に、前半終了間際の失点の場面では、サイドバックが少し高めにいたところ付かれて少ない人数で対応することにはなっていたものの、2番小木曽佑太がある程度シュートを狙うのは難しい位置まで、相手選手を追い出すことは、できていたと思うのですが、シュート精度の高さでやられたのかなとも思います。

1点のビハインドを追う形で後半をスタートした浦和は、後半スタートから前目の選手を2枚代えたり、ポジションを入れ替えたり、様々な試みをしたものの、色々代えてしまったことが、もしかすると逆にチームとしてのバランスが失われる結果になったのかな~とも思われ、更に、今年のチームで良いと言われていた、後半に一つギアを上げることのできる体力面というところが、この試合では見られずに、それもまた、もしかすると疲労の蓄積とかなのかと感じる部分でもありました。

試合自体も、良くも悪くもイライラの募る得点経過になってしまい、後半10分くらいに2失点目を喫してしまい2点を追う展開になってしまったことで、より点を取りに行かなくてはならなくなってしまったことなど、難しい状況がこの試合では重なってしまったな~という印象は強く残ります。

ということで、この試合は負けです、はい。で、グループCの最終順位も、4月までは決まりませんし、1つの結果どうこうを気にする時期ではありません。

今回の清水フェスティバルで久しぶりに、連続してユースの試合を見続けることができますので、見る側としても、見た試合を踏まえての次の試合、その試合を踏まえての、また次の試合、と4日間連続で見ていくことができますので、今日の序盤に感じたすごく良い部分と、改善すべき点、体の重さの理由なども含めて、踏まえての明日を楽しみにしたいと思います。

さてさて、場所を移してのB戦ですが、東海大翔洋高校との試合にも足を運びました・・・が、もう過去2度足を運んでいる場所なのですが、言い訳をすれば、場所がわかりにくいところでの試合だったこともあり、まあ、あの、道に迷ってしまい、10分ほど遅れて到着しました。

なので、10分くらいまでの状況はわかりません。

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↑上記の写真でおわかりのように、こちらは、土のグラウンドです。

見始めた時点でのメンバーは以下、

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに20番関慎之介、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに4番中塩大貴と3番東伸幸、MFが左に12番川上開斗、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と24番松高遼、FWが左に21番時里元樹、右に13番新井瑞希

となります。

後半のメンバーは、割と多く代わったので書き出します。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに20番関慎之介、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに4番中塩大貴と3番東伸幸、MFが左に17番鈴木海都、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と21番時里元樹、FWが左に11番松尾佑介、右に19番川上エドオジョン智慧

この試合は、それまでに得点が入っていたらわかりませんが、見始めてからは、前半に13番新井瑞希の得点、そして、後半に19番川上エドオジョン智慧の得点と合計2得点を見ることができました。いずれも、フォワードらしいゴールで、良いです。

この試合で、新加入の26番井澤春輝の浦和レッズユースでのプレーを初めて見たのですが、パスのリズムが面白く(表現がおかしいかもですが)、相手のプレスがあっても面白いところにパスが通せる選手だな~という印象を短い時間ですが、感じました。

今日は、このくらいにしておきますね。

この大会期間は、あまり1試合1試合と言う見方をせずに、大会4日間を通してのチームというものを見たいので、今日を踏まえての明日の変化をまた2日目に見られればと思います!

ではでは。

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埼玉県クラブユースU-18リーグvs大宮アルディージャユース 2-0勝利・・・3連勝で1つ目のタイトルかな?

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どうも、ブクメです☆

ジュニアユースの関東U-15リーグからB戦を観戦し、その後、14時から行われたユースの埼玉県クラブユースU-18リーグvs大宮アルディージャユース戦とB戦も観戦ということで、久しぶりに1日レッズランドでサッカー観戦と言う1日になりました。

ここでは、ユースの試合の方に触れますね。

大会名を聞くと、一瞬昔からある大会で、今年初めて浦和レッズユースが参加しているような錯覚も起こってしまいそうな、ありきたりな大会名ですが、聞いた話では、天皇杯のルール変更で、高校生世代の出場ができなくなったことで、いわゆる天皇杯につながる彩の国カップの高校生世代の埼玉県予選がなくなったために、その代わりとしてこの大会が用意されたようです。

昨年からBチームが参加している、埼玉県の下部リーグともまた別の大会ですね。

ということで、よくわかりませんが、結果ばかり見て評価するサポーターに結果を見せて納得させてやれてきなことを、今年のユースに対しては、かなりけしかけているのですが、その意味では、Gois、デール、大宮アルディージャユースと4チームで行われるこの大会で、2連勝と言う流れで、日曜日の3戦目で対戦する大宮アルディージャユースを破れば、よくわかりませんが、初代チャンピオンになるということだと思います。

さらに、既に9試合を消化しているジャパンユースプーマスーパーリーグでも消化試合数の関係で、まだ順位は確定していないものの、よほどのことがない限りは、グループCの11チームの中で1位で終わることが濃厚で、8月開催のグループA~Dまでで行われる決勝トーナメントに進むことも濃厚なわけで、まずは、グループCで優勝という形で、2つの大会で結果を残して、プリンスリーグ開幕を待つわけです。

良いことです。

 

さて、話を大宮アルディージャユース戦に戻しますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智(後半15分⇒36番橋岡大樹)、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に13番新井瑞希、右に17番鈴木海都(後半27分⇒4番中塩大貴)、真ん中に24番松高遼平と15番伊藤敦樹(後半41分⇒3番東伸幸)、FWが左に11番松尾佑介(後半11分⇒12番川上開斗)、右に9番松澤彰(後半36分⇒21番時里元樹)

となります。

得点力抜群の前線の選手の勢いそのままに、試合開始から相手ゴールに攻めあがる場面が多く、早くも6分に13番新井瑞希のシュートがクロスバーに当たって跳ね返ったところを11番松尾佑介が押し込んで1-0とリードを奪います。

12分にも13番新井瑞希からのクロスを9番松澤彰が合わせる惜しい形を作り、更に17分のフリーキックのチャンスでも9番松澤彰がヘディングで合わせる惜しい形を作ります。そして、迎えた24分に、11番松尾佑介と13番新井瑞希の左サイドでのパス回しから13番新井瑞希がサイドを持ちあがり、ピンポイントのクロスをゴール前に上げると、9番松澤彰がヘッドで合わせ、キーパーが触るもクロスバーにあたってそのままネットを揺らし、2-0とします。

とにかく、13番新井瑞希と11番松尾佑介の前線での攻撃が相手守備陣を混乱させ、更に9番松澤彰の前線での体を張ったプレーやパスのターゲットになってのプレーで、かなり押し込む時間が多くなっていた印象があります。

前半は、2-0で終了します。

後半は、得点こそなかったものの21分の13番新井瑞希のシュートをキーパーが弾いたところに9番松澤彰がシュートを狙った場面や、32分には、フリーキックのチャンスで7番高橋聡史からのロングボールを36番橋岡大樹が完全にヘッドで競り勝って折り返したところに9番松澤彰が合わせてと言う形などさらに追加点が入ってもおかしくない形が多く作られていました。

さすがに、パススピードなど、これまでに対戦してきた相手にあまり見られなかったような仕掛けをしてくる相手に、攻め込まれそうになる形は何度かあったものの、無失点を続けている守備陣だけあって、ハイボールに関しては、ほぼ完ぺきに跳ね返し、細かいプレーで抜け出されそうになっても、やはり体を張ったプレーや、カバーの意識が高く、相手に得点を与えず、結果的にこの試合も無失点で2-0で勝利という結果を残してくれました。

この試合は、相手の大宮アルディージャも、浦和も、これまでの試合とは、少しメンバーが入れ替わっていることなどあり、この試合だけでは、測れないという声もあるとは思いますが、それでも、大宮アルディージャとの試合は、どんな負けてはいけない試合ですし、その勝負で浦和レッズが勝利したと言うことは、サポーターとしては、それだけでもニヤリとしてしまうものです。

さてさて、

この試合の後に、対戦相手が大宮東高校に代わり、もう1試合行われました。こちらにも触れておきますね。

試合には足を運んでいないのですが、この大会のデールとGois戦では、既に新1年生の多くが試合に出場していたということで、大宮アルディージャ戦には、途中出場で36番橋岡大樹が出場したのみでしたが、大宮東高校戦では、更に数選手が出場していました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番山田晃士(後半スタート⇒25番田桑龍輝)、DFが左サイドバックに4番中塩大貴、右サイドバックに36番橋岡大樹(後半スタート⇒23番髙山大智/後半不明⇒28番荻原拓也)、センターバックに20番関慎之介と22番遠藤凌、MFが左に12番川上開斗(後半不明⇒17番鈴木海都)、右に8番中塚貴仁、真ん中に3番東伸幸と21番時里元樹、FWが左に16番轡田登、右に31番シマブク・カズヨシ(後半不明⇒11番松尾佑介)

スタートの時間と、何分ハーフだったを把握できていないため、後半の交代時間は、不明と書いています、すみません。

新1年生では、この試合では、31番シマブク・カズヨシがスタメン出場。そして、途中から28番荻原拓也も入ってましたね。

その31番シマブク・カズヨシが混戦状態から抜け出して、この試合の先制ゴールを前半に決めています。

また、後半は、前回のジャパンユースプーマスーパーリーグでも、右サイドバックながら、サイドからのスピードのある攻撃参加で相手ディフェンスを抜き去ってアシストを決めた23番髙山大智が、その試合同様の輝きを見せていました。

この試合の2点目のゴールが、23番髙山大智のドリブル突破で相手ディフェンダーを完全に抜き去ったところで、12番川上開斗にグラウンダーのパスを通し、このチャンスを12番川上開斗が少し難しい角度ながら、しっかり枠を捉えてゴールしています。

その直後にも、23番髙山大智がサイドからドリブルで突破してグラウンダーの鋭いクロスを入れて、結果的に得点にならなかったものの、そのタイミングで3選手がそのパスのコースのニア、センター、ファーに走りこんでいたため、この3選手のいずれかが触れればゴールという形になっていたのが良かったです。ここは、相手ディフェンダーが体を貼ってギリギリのところで防がれましたが。

そして、この試合の3点目を16番轡田登が決め、試合終盤に1失点はしたものの、結果的に3-1でこちらも勝利で終わっています。

チームとして、しっかり結果も出し続けた流れで、26日からは、清水フェスティバルになりますね。今年は、初戦の清水エスパルスユース戦が、ジャパンユースプーマスーパーリーグの試合になっているんですね。

かなり良い感じです。

様々な理由で、試合に出られない選手も見受けられましたが、今年は、チームとして同じ方向を向いて戦い続けることができるかも大きなカギですね、みたいな話をレッズランドでフラフラ歩き回っている時に話した方からも出ており、確かにそうですよね、と思いつつ、試合に出られないことは悔しいことですが、逆境を力に変えて、再びピッチに立つ時に、出られない時期に得られた力を存分に発揮してもらえればなと思います。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2015/03/22 第4節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15むさし 1-2敗戦・・・この負けを踏まえての次が重要ですね。

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どうも、ブクメです☆

特に今年のように、少し動き方を変えて、ユースやジュニアユースにほぼ毎試合足を運ぶという状況が作られない時ほど、時として、チームとして良い流れで来ている状況では、勝ち続けている勝ち試合よりも、良い結果が続いていた時の、一つの敗戦というものに立ち会うほうが得をしたと感じることがあります。

それは、1つのシーズンを線として考えた時に、好不調の時期と言うのは必ず訪れるもので、そこを乗り越える力というものが、負けなしで勝ち点を積み上げていた時に喫する黒星というものです。

今日の試合に関しては、試合の途中から、わけあって少し話し込んでしまったところも理由にはあるのですが、序盤は、しっかり見られたものの、途中からは、試合を大きな流れで見ることしかできていません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番島田呂舞、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに2番北村龍馬、センターバックに22番玉城大志と4番大桃伶音、MFが左に10番佐藤輝、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒16番吉岡直輝/後半35分⇒14番縄田脩平)、真ん中に6番上野夏輝と8番白土大貴、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

私が観戦した、開幕戦は、引き分けながら、チームとしてのバランスを考えると大きく崩れることなく、戦っていけるチームが既にできているという印象で、その後、足を運べなかった2節、3節は、点の取り合いになった試合もありますが、2試合とも4得点と大量に得点を入れて、勝利してという流れでこの試合を迎えていますね。

関東U15リーグを全体として眺めて見ると、第3節終了時で既に全勝のチームがいないのと同時に、3連敗と言うチームもおらず、全てのチームが勝ち点を獲得している、混戦模様のスタートとなっています。

対戦相手のFC東京U-15むさしも、未勝利のチームと言うことでしたが、この試合を見た限りでは、組織的にしっかりしてパス回しのテンポも良かったのも理由には、あったかもしれませんが、序盤の印象としては、球際が激しく行けていないという印象と、中盤のバランスが、少しおかしくなっている印象も受けました。

ただ、守備のところでは、最後のところで集中して守れていて、カバーの意識も高くできていたため、危ない場面になりかけているように見えても、最後のところで得点は許さないという感じでしたね。

前半の攻撃では、決定機はなかなか作れていなかったものの、2番北村龍馬の長いパスから9番二見健太が抜け出して仕掛けた場面や、10番佐藤輝の個人技からのシュートなど、何度か得点に近い場面は作れていたと思います。ただ、攻撃のリズムとしては、味方の動きとパスの狙いなどが少しずれる場面が多く感じました。

前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半開始直後に先制点を許してしまい、失点が火をつけたのか、ハーフタイムでの指示や、選手同士で話しあっての改善なのかは、わからないものの、前半に、「どうしたのかな?」と思っていたような箇所が修正されていき、中盤のバランスも良くなり、攻撃の回数と攻撃が得点に近いプレーにつながる回数も増えましたね。

そんな中で、前半も惜しいシュートを放っていた10番佐藤輝が後半8分に、個人技で得点を決め1-1と試合を振り出しに戻します。

同点ゴール後のしばらくの時間は、浦和のペースで、3番林海斗の大きな展開でのサイドチェンジからの攻撃や、6番上野夏輝が惜しいシュートを数回放つなど、ここで逆転できてしまえば、一気に試合を決められそうな場面もありつつ、相手キーパーの好守にはばまれるなどで、逆転ゴールを奪えない中で、試合の終盤は、両者ともに得点が入ってもおかしくないような場面が何度かありつつ、このまま1-1で終了するかと思われたのですが、遠目ではっきりは、わからなかったものの、この時間でこのプレーでPKを与えるのかと、浦和側なので余計に感じてしまったのですが、試合終了間際にPKが相手チームに与えられて、決められて結果的に1-2で敗戦という結果になりました。

そんな終わり方だったので、ブクメ個人的には、1-1でも良かったのではないのかな~と思う部分も強かったのですが、この試合に関しては、試合の入り方の部分で反省点もあると思われ、少し時間が空いた今考えると、一つ敗戦がこの段階で入ったことで、逆にしっかり見つめなおせる部分があるのかなとも思っています。

この後に1本行われたB戦も結果的には、0-1で敗れたものの、球際の激しさや、攻撃の思い切ったプレーが前線で多く見られ、チームの攻撃に厚みを加える存在として、待ち構えている選手も多くいるんだな~と楽しみながら見させてもらいました。

ということで、敗戦の次が大事です。次の試合は4/1ですよね。この試合は、足を運ぶのが難しく、次の4/5の試合は、午前中いっぱいの用事があり、間に合えば行けると思うのですが。吉報を待ちます!

ではでは。

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ジャパンユースプーマスーパーリーグ2015/03/15 vs清水東高校を観戦してきました・・・なるほど、これか!

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、時之栖裾野グラウンドで行われたジャパンユースプーマスーパーリーグの清水東高校戦を観戦してきました。

14時キックオフの予定のはずだったのですが、試合の15分ほど前にグラウンドに行ってみると、既に試合が始まっていて、驚いたのですが、B戦がその前の時間に入ったとのことで、その試合の終盤だったということです。一応B戦扱いですが、人数少な目でこの会場に足を運んでいたようなので、結構なフル稼働で体に負荷をかけて、体力をつける意味合いも含めての、帯同メンバーで2試合分を交代しながら戦った1日と言う感じですかね。

さてさて、前回足を運んだ際に、連勝中のこの大会の初の黒星になってしまったこともあり、「もしや、ブクメが足を運んだからか!?」とブログに書いたりしてしまったのですが、半分冗談ですが、半分気にしていたので、その後数試合連勝快勝が続いた中で私が運んだ中でまた、「調子が良いのに、ブクメが足を運んだから、不思議な力が働いて体が重かった!」みたいなことにならないか心配していたのですが、払拭どころか、かなり楽しませてもらって、ごちそうさまでした、な試合になりました。

以前、ジュニアユースの試合のブログで、試合を見ながら、悪い要素で心配するのではなく、ここがより良くなれば、もっとチームが良くなっていくという考え方で見ることができるチームにジュニアユースはなっているということを書いたことがあるかと思います。

清水東高校戦を観戦した時に感じたことが、まさにこれと同様なことで、昨年のことを考えると、この時期に感じていた手応えに対して、なぜか、微調整してチームが向上していくのではなく、「ぶった切って変更」がシーズン中に何度かあり、その変更が1年間と言うスパンの中で悪く作用してしまったと思う部分も多くあります。

今年は、逆に数試合に一度しか足を運べていないことで見える部分も多く、その意味では、チームとしては、このシーズン開幕前の準備期間で、ある程度のベースと、微調整、競争が良い感じに行われて、一歩一歩階段を上がっているように感じられます。

今日は、少し試合の細かい部分にも触れようかと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智(後半9分⇒15番伊藤敦樹)、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に13番新井瑞希(後半24分⇒4番中塩大貴)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半16分⇒17番鈴木海都)、真ん中に24番松高遼平と6番影森宇京、FWが左に11番松尾佑介(後半9分⇒12番川上開斗)、右に9番松澤彰

となります。

この試合の前に、ちょうど到着した時に数分ですが、B戦も見ていたのですが、こちらは、4-0で勝利したとのことです。その試合を少し見た印象でも、チームの雰囲気が良いという印象を受け、攻撃の回数も多くなっていました。

17番鈴木海都が裏に抜け出してキーパーと1対1になる場面があり、キーパーと1対1になる場面があり、キーパーに防がれて得点にはならなかったものの、こういった攻撃の場面が、短い時間でも多く見られました。次は、見ている時にも得点を見せてもらおうということで。

さて、10分ほど遅れてのキックオフとなった試合ですが、終始浦和のペースで試合が進んで行きました。

無失点が続いているということで、その部分も見ていたのですが、いわゆる相手に対しての激しいチェックができていたことや、仮に一人が抜かれても、カバーする意識が浸透していたり、予測して止めるなどもできていたと思います。

結果的に、相手に良い形でゴールに迫られたのは、後半終盤にサイドから攻められた場面くらいだったと思います。

攻撃に関しても、サイドや真ん中いずれにしても、1人選手にあてて、そこから展開される攻撃の種類が増えているという印象と、いわゆるサイドに関しては、サイドバックが追い越して攻撃参加するという場面も多くできていたと思います。

組み立てなおしが、頻繁にバックラインの細かいパス回しで行われていたり、そこに対して相手にプレッシャーをかけられたとしても、落ち着いて回すことができていました。

この試合での課題としては、ペナルティエリア付近のサイドのスペースに比較的フリーな状態でパスを受けるところまで相手の守備を崩して持ち込める回数は多くなったものの、その後のクロスの精度や選択肢で、大きなチャンスまでは行かなかった点はあると思いますが、ゴールへの意識の高い選手が多く、無駄にパスを回さないシンプルでOKの場面でシンプルなプレーもできていたことを考えると、これも、一歩一歩前進していることがわかりました。

この大会で得点を量産している13番新井瑞希が、サイドから仕掛けることを相手チームもある程度計算していたと思われ、特に左から13番新井瑞希が攻めようとすると、まず一人がアタックしつつ、多い時は4人ほどで囲んで奪おうとする場面も見られました。

引っかかる場面もありつつ、それでも突破してゴールまで持ち込むプレーは見事でした。

同じように個人でゴールに向かうプレーが好きな選手としては、ストレスも多いかもしれませんが、全ての選手に同じような意識でプレーをさせることを厳格にやるというよりも、ある程度、得点が奪える選手には、自由度(わがままとの境界が難しいところですが)を許して、パスをせずにゴールを目指してもOKというやり方も、私は悪くないと思います。

実際に、この試合でも13番新井瑞希は3得点決めていますし、今後、プリンスリーグが開幕してよりレベルの高い相手や、しっかり研究してきた相手の守備にあった時に、本人が、どのくらいの割合いで味方へのパスを使い、どのくらいゴールに向かっていくかを感じてやっていけば良いと思います。

それは、16番川上エドオジョン智慧に関しても同様です。私は、16番川上エドオジョン智慧もチャンスを作るよりも自分でゴールを目指すことに適性のある選手だと思っています。なので、現状では、個性の強い選手が2人出場した状態では、もどかしい部分もあると思いますが、そこは、競争すれば良いことだと思います。

あ、ちなみに、浦和の先制点となった2番小木曽佑太のヘディングでのゴールですが、実は、ちょうど、この得点の場面は見られていないんですよ。それも、その理由が面白い話なのですが、ここでは書きません。なので、また次の機会に2番小木曽佑太にはゴールを見せてもらいましょう。

また、今のチームでは、サイドバックのポジション争いが激化するような選手起用が見られますが、この試合では、前半終了間際の2得点目の13番新井瑞希へのアシストとなったプレーが凄くて、サイドバックの23番髙山大智がサイドからスピードのあるドリブルで一気にもちこんで深い位置まで切り裂いて、マイナスパスを13番新井瑞希に出して、これを決めてのゴールとなりました。

サイドバックに求められる要素は、チームによって、対戦相手によってさまざまで、守備力の高さが必要な場面もあれば、攻撃力が必要とされる場面もあり、この試合では、結果的に攻撃力の高い23番髙山大智が、その攻撃力で得点機を演出したということになりますね。

このポジションは、サイドからのクロスの精度だったり、様々な要素が多くありますよね。現在負傷で復帰のために頑張っている石井康輝の持つ鋭いクロスだったり、実際にどのタイプの選手をベースとして起用するかは、監督判断になりますが、サイドバックの選手にも様々な特徴がある選手がいて、様々なケースに対応できるというのは、チームの層に厚みが加わるという点で大きいなと思います。

全体的にこのように挙げていきたい要素が凄く多かったのですが、文章が長くなりすぎてしまいそうなので、また、次回足を運んだ際に、小出しにして(?)書いていければと思います。

ちなみに、この試合もB戦同様4-0の勝利となりました。先制点、2点目は、先ほど書きましたが、3点目、4点目に関してですが、3点目は、6番影森宇京からのパスに対して相手のラインの裏に上手く抜け出しての13番新井瑞希のゴール。

4点目は、個人技で13番新井瑞希が決めきった自身のハットトリックとなるゴールでした。

こういう試合を見てしまうと、浦和レッズユースの現在地を見るために、球際ががつがつで、前線やサイドにスーパーな選手がいるような相手との真剣勝負をこの辺で一度見てみたいなと思ったりする、かなり手応えを感じた試合でした。

良い感じです。

あと、これは、あまりスケジュールをしっかり調べずに来てしまったため、現地に着いてから、他会場で流通経済大学柏高校の試合もやっているということを知って、B戦を少し長めに足を運んだのですが、その際に遠目からですが、既にA戦の方に出ていた(?)と思われる、浦和レッズジュニアユース出身の河内渉真と高橋海翔の姿を遠目に見ることができました。なかなか、足を運べずにプレーを見られていないのですが、機会を作ってプレーしている姿も見られればと思います。

ではでは。

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