清水フェスティバル4日目2016/3/29 – 浦和レッズユース vs 国見高校 7-1勝利・・・最終戦は、理想的な展開で大勝

20160329002

どうも、ブクメです☆

オフィシャルサイトで最終戦の情報が未定のままで当日朝を迎えて、色々調べても情報が出てこずかなり焦ったものの、なんとか試合の情報を得ることができ、足を運べました。チーム的には、ギャラリーには来てほしくないのかなとか若干思った部分もありますが、そういうところは、嫌がられても足を運ぶ予定の試合は足を運んでやるのだ!ということで、最終戦は、これまで足を運んだことがなかった(というか、サッカーグラウンド自体が昨年あたりから使われるようになったようです)清水桜が丘高校の校内にあるサッカーグラウンドで国見高校との一戦となりました。

観戦環境としては、かなり見やすくて良いグラウンドですね。人工芝のグラウンドということで、若干何名か試合中によく滑っている選手がいた印象がありますが、気候も含めて、かなり良いコンディション下での試合となったと思います。

対戦相手が国見高校ということで強豪校だとは思いますが、浦和レッズユース同様に、おそらく、予選上位チームは、上位チーム同士で最終日は戦っていると思われるので、この大会であまり結果を残せなかったチームにはなると思いますので、結果の大勝に関して、色々な見方はされると思いますが、私個人的には、集中が切れるまでは、球際激しく戦ってくれるチームで、最終戦として良い相手であったと感じています。

そして、この試合は大会最終日にして、前半から後半途中までメンバー交代なしで、基本的に守備を構成するところでは、試す意味での強引な交代はせずに、長い時間プレーされた比較的公式戦仕様の戦い方になったのかなと思います。

では、この試合のメンバーと交代をまず書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに5番鈴木海都、右サイドバックに4番関慎之介、センターバックに2番遠藤凌と23番関大夢、MFがボランチに15番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧(後半23分⇒26番池髙暢希)、右に8番高山大智(後半15分⇒20番荻原拓也)、真ん中に14番シマブク・カズヨシと17番立川将吾(後半34分⇒24番関根束真)、FWが11番時里元樹(後半21分⇒13番長倉幹樹)

となります。

前半スタートは、8番高山大智、4番関慎之介の右からの攻撃に中盤の17番立川将吾などが絡む形での仕掛けが多い印象で、そこからのチャンスが3回4回続きました。その中でも、例えば、前半5分には、17番立川将吾から4番関慎之介、右サイドを駆け上がる8番高山大智にパスが渡り、ドリブルで仕掛けて反対サイドまで流れた折り返しのパスを9番川上エドオジョン智慧が受けて、相手ディフェンダーを抜き去って仕掛けるという場面だったり、7分にも、23番関大夢からのパスを受けた8番高山大智がドリブルで持ち上がり、いったん17番立川将吾に下げたところで、4番関慎之介が右サイドを駆け上がり、そこにパスが通り、深くまで持ち上がってクロスまで持っていくという場面など、この3人が絡むプレーからのチャンスが多くなりました。

徐々に両サイド使われる展開になる中で、前線で仕掛けは少なくも、上手い形で受けてパスを裁くという役割で14番シマブク・カズヨシが起点となるプレーと、様々なポジションに顔を出して相手の攻撃の起点を摘む役割でも、17番立川将吾が利いていたと思います。

その中で、パスを受けた9番川上エドオジョン智慧が、迫力ある突破を見せる場面は、これまでの試合と同様に見られました。少し低めの位置からの15番井澤春輝の精度の高い展開も含めて、いる選手が特徴をしっかりと出せている試合になっていました。守備のところも安定感があるように感じました。

ただ、チャンスの多い割には、なかなか先制点が奪えないという状況下で、これを打開したのが9番川上エドオジョン智慧でした。サイドから仕掛けることが多くチャンスもかなり多く作っていた川上エドオジョン智慧でしたが、なかなか得点という結果を出すことができていなかったのですが、前半30分にペナルティエリア外の真ん中あたりから思い切って振りぬいたシュートが決まって1-0と先制に成功します。

そして、立て続けに追加点が決まります。おそらく、セットプレーからの精度の高さという点でのチャンスには絡んでいたものの、流れの中からのプレーでは、思うようなプレーができていなかったと本人も思っていると思いますが、やや前線で思うようなプレーができていなかった11番時里元樹が、前半33分に獲得したフリーキックのチャンスで大きな弧を描いたキックで直接ゴールにねじ込んでゴールを奪います。決めた後淡々としていましたが、かなり見事なゴールだったと思います。

2-0とリードしたところで、前半終了間際に、23番関大夢からの長いパスを受けた11番時里元樹が、いったん9番川上エドオジョン智慧に預けて自らは前線に走り、5番鈴木海都を経由してのクロスにヘッドで合わせるもキーパーの正面でゴールならず。決まらなかったものの、数名を経由した形でのチャンスを作ることもできた良い流れで前半終了。

メンバー交代なしで迎えた後半スタートは、点を取りに来た相手の攻撃を受ける形になり、やや押し込まれてクリアしてと危ない時間帯がある中で、それでも流れで崩されたわけではないものの、後半3分にコーナーキックから失点を喫して2-1と1点差に詰め寄られます。

よくあるサッカー的な流れであれば、2点差で迎えた後半に攻勢を仕掛けた相手が得点を決めた場合は、そのあとも猛攻を受けて追いつかれたり逆転されたり、いずれにしても、相手ペースが続くものですが、逆に失点後に崩れることなく、後半10分前後からは、また押し込む場面を多く作り出せたのが見事だと思います。前掛かりになりかけた相手の隙を上手く狙えたところもあると思います。

後半9分に、4番関慎之介が相手ディフェンスラインの裏に縦パスを出し、そこに反応した11番時里元樹がキープしたところで倒されてフリーキックを獲得、良い位置でのフリーキックを獲得してチャンスを作ったり、後半12分には、5番鈴木海都からの展開で8番高山大智が受け、いったん下げたパスを4番関慎之介が前線の11番時里元樹につなげて、仕掛けからコーナーキックを獲得するなど、長めのパスと11番時里元樹の持ち味が生きる形でのチャンスも増えてきます。

後半15分にこの試合初めての交代で8番高山大智に代わり20番荻原拓也が入ります。

さっそく、14番シマブク・カズヨシとのパス交換で仕掛ける形など作りますが、マッチアップしていた相手のサイドバックの選手の激しいチャージに苦しめられることが多かったものの、あとで書きますが、最終的には、そこを突破しきってアシストもしています。

大勝した試合ではありますが、書いてきたように後半の20分くらいまでは、かなり競った試合になっていましたし、大味な試合では決してないわけです。

ということで、ここからが得点ラッシュになります。

後半21分に17番立川将吾からの4番関慎之介とパスが通り、相手の守備の裏に通したところで先ほどの交代のあとから右前にポジションを移していた9番川上エドオジョン智慧が抜け出して、落ち着いてこの試合本人の2点目となるゴールで3-1と再び2点差に広げた(・・と勝手に思っていたのですが、オフィシャルを見ると3点目は長倉幹樹のゴールとなっていたので、交代と得点が多くて確認がごちゃごちゃになっていたと思われますw)

この得点のあとに、11番時里元樹に代わり13番長倉幹樹が入ったと思っていたのですが、3点目の前のタイミングで代わって入っていたんですね。

3点目の直後にディフェンスラインとの駆け引きにあっさり勝って13番長倉幹樹がゴールを決めて4-1と点差を広げます。

その直後の23分に9番川上エドオジョン智慧に代えて26番池髙暢希が入りました。

3点目4点目と交代のタイミングが、あまりにも短い時間で起こったため、3点目の得点含めて間違っているかもしれません、間違っていたらすみません。

はい、まだ得点が入ります。

後半29分に13番長倉幹樹が高い位置でパスを受けると、あっさりディフェンダーを抜き去り、ゴール前に詰めていた17番立川将吾にラストパスを送り、このチャンスをしっかり決めて5-1。

後半34分に17番立川将吾に代わり24番関根束真が入ります。

後半35分のゴールが、先ほど書いた20番荻原拓也と相手のサイドバックとの攻防の一つの結果となるもので、果敢に仕掛ける20番荻原拓也に対して、相手サイドバックが激しいチャージでドリブルを止められたり、ややラフプレーで吹っ飛ばされてネットに直撃みたいなこともあったのですが、それでも果敢に仕掛けた結果が6点目のゴールにつながっており、左サイドから20番荻原拓也が相手の激しいプレスをかいくぐり突破して深くまで持ち込んで、ラストパスを13番長倉幹樹が決めて6-1となりました。

そして、ラストのゴールは、これも今後注目要素ではあるものの、JリーグU16チャレンジリーグでかなり活躍していると聞いていた新加入の26番池髙暢希をその最終戦の清水エスパルスユース戦で見たときに初めて見たとき、そして、28日の中京大附属中京高校戦で少しの時間を見た限りでは、プレースタイルの断片断片にかなりの可能性の片鱗が見えるものの、まだ、強烈なインパクトを受けるプレーを聞いているほど見られなかったのですが、この最終戦でも起用される形で一度決定機を枠に決められないなど、私が見た中では結果を見られなかったものの、この試合の最後のゴールは、決してきれいな形ではないもののの、おそらく本人も若干ミスキックになったけど、得点になったというゴールになるとは思いますが、13番長倉幹樹の強烈なシュートを相手キーパーがはじいたところを流し込む形でゴールを決め、結果として残したことがまずは大きいと思います。

清水フェスティバルの総括的なところも含めて書くと、今年は、攻撃陣に関しては、かなり層が厚くて競争が激しくなることが確実で、これまでの主力としてスタートから出ることが多かったメンバーが多く怪我をしたり、代表系でチームを離れている中でも、代わって入っている多くの選手が、それぞれの持ち味を消さずに質の高いプレーをできています。大会通してであれば、それぞれ質が高い選手がそろっていても、やはり、バックラインを試合の中でもガンガン交代したりポジションチェンジすることで安定感を保つことができずに敗れる試合も見てきましたが、それでも、今年のチームは、既に十分高いレベルで戦えるチームが早い段階でいくつかのパターンが見えつつある中で、様々なことが試されて、競争させる意図も含めての、この数日の起用交代だったと理解できますし、最終戦では、勝てる形の一つのパターンを見せつけられたという思いが私個人的には強いです。

こういうチーム状況の中で、高く評価されて加入してくる選手であっても、Aチームですぐにフィットして持ち味を出すというのは難しい部分もあると思いますが、それでも得点という形を残して、プリンスリーグ開幕に入っていくチームで結果を残したことは今後につながると思います。以前と比べて、注文は相変わらず多くても、攻撃的な選手の持ち味をしっかり見せることを求めてくれるようなチームに今はなっているので、堂々と競争に入ってきて、今年は強いだけではなくて、えげつなく強いくらいのチームになるために、持ち味を存分に発揮してもらえればと思います。

逆に、厳しいことを言えば、意識を変えないと、全くチームに絡めなくなる状況のままになってしまうかもしれないという選手も見受けられます。

持ち味があるのに、どこかで甘さを見せてしまうというか、それが見えてしまうようなプレーがある選手は、意識を変えて取り組んでください。

この後に、まだ浦和カップもありますが、実質、この清水フェスティバルがプリンスリーグ開幕前の最後の公式戦となります。

サポーターとしてこの大会を見て、結果関係なく、かなりの可能性をこの大会で感じることができました。

競争の激化で、調子が良くてもメンバーから外れる選手も今年は多く出てくると思います。そういう時期を迎えたとしても、自分の持ち味を信じて、チャンスが来ることを信じて、今シーズン戦ってくださいね。

清水遠征、お疲れ様でした。

ではでは。

20160329001 20160329003 20160329004 20160329005 20160329006 20160329007 20160329008 20160329009 20160329010 20160329011 20160329012 20160329013 20160329014 20160329015 20160329016 20160329017 20160329018 20160329019 20160329020 20160329021 20160329022 20160329023 20160329024 20160329025 20160329026 20160329027 20160329028 20160329029 20160329030 20160329031 20160329032 20160329033 20160329034 20160329035 20160329036 20160329037 20160329038 20160329039 20160329040 20160329041 20160329042 20160329043 20160329044 20160329045 20160329046 20160329047 20160329048 20160329049 20160329050 20160329051 20160329052 20160329053 20160329054 20160329055 20160329056 20160329057 20160329058

清水フェスティバル1日目2015/3/26 – JYPSL vs 清水エスパルスユース /B戦vs東海大学翔洋高校・・・恒例の静岡遠征スタート!

032

どうも、ブクメです☆

毎年恒例の清水フェスティバルが、今日よりスタートしました。ブクメも恒例の行きは車で下道で夜中にタラタラ現地に向かうという足の運び方をしたのですが、いつも違うコースを見つけて行きたいと思って、今回は、奥多摩を抜ける山道越えからの甲府経由のコースを選んだら、思った以上の難所続きの、時折道を阻む鹿がいて驚かされたり、静岡についたころには、かなりヘロヘロになっており、ホテルにチェックインしてから、爆睡してしまいました。で、日付が変わりそうな時間になり、ブログを書き始めています。

晴天の静岡。この大会は、晴天が似合います。そして、初戦の会場が、鈴与三保グラウンドということで、ご存知の三保の松原も近く、景色もすごくよい場所なんですね。グラウンドから富士山が見えるというのは、現地で毎日このグラウンドを利用している方には、普通の風景なのでしょうが、たまに来る身としては、壮大な景色に見とれてしまいます。

さてさて、今回の清水フェスティバルは、初戦の清水エスパルスユース戦が、ジャパンユースプーマスーパーリーグの1戦(浦和レッズユースのこの大会の最終戦)として開催されたんですね。この大会のタイトルということを考えると、まずは、所属するグループCで1位になって、決勝トーナメントに進みたい浦和レッズユースは、現在1位で、この試合で勝ち点を1でもとれば、グループ首位突破が自力で確定するという状況、あとは、消化試合数には差があるものの、近大付属高校に勝ち点で追いつかれる可能性があり、その場合は、得失点差勝負になるということですね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に13番新井瑞希(後半スタート⇒12番川上開斗)、右に17番鈴木海都(後半11分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に24番松高遼と15番伊藤敦樹(後半20分⇒4番中塩大貴)、FWが左に11番松尾佑介(後半スタート⇒24番松高遼)、右に9番松澤彰

となります。

この試合で序盤に強く感じた印象は2点。

1つは、このグラウンドが、グラウンドレベルで、より選手に近い位置で試合を見られるということもあると思いますが、試合中のチーム間で声の掛け合いがしっかりできており、特にバックラインでの2番小木曽佑太と1番大川圭為のコーチングでチームのバランスがしっかり取られているという印象。前線でも、選手間での声の掛け合いができていて、「こういう状況だから、こうしよう」という声の掛け合いが、色々なポジションの選手間で聞こえてきました。

もう1つの印象は、既に試合のスタートから、疲労の蓄積(?)が感じられる選手が数選手いたことで、鈴与三保グラウンドの人工芝が、慣れないチームにとっては、滑りやすいのかと思ってしまうくらい、数選手は滑ってしまっていたり、足の踏ん張りがきかないような状況に見えました。少し前に、体力をつけるためのトレーニングが、試合でしか見ない私たちにはわからないところで、かなりハードに行われているみたいな話も聞いていたので、それなのかな~とも思いつつ。

とはいえ、前半は、終始浦和のペースだったと思います。バックラインでの組み立てのところが、特にうまく行っており、相手のプレスをいなしながら、攻撃のチャンスがあれば、2番小木曽佑太からの縦へのフィードから9番松澤彰にあててだったり、左サイドの13番新井瑞希につなげてという形で攻撃を多く仕掛けてはいたのですが、相手の組織的な守備のレベルの高さを感じ、この試合は、特にここ最近の試合で前線を個人技でかき回していた選手たちが、ことごとく相手の守備に突破を阻まれたという印象も強くありました。

それでも、攻撃の回数は多く、サイドから仕掛ける攻撃は、クロスの精度、味方の動きが合えば、大きなチャンスにつながるような場面も多かったのですが、そこも少し、雑になっているような印象もありました。でもね、そういったところを選手間で理解して味方同士で、「じゃあ、どうしようか」というところも、頻繁に声が掛け合われていたので、それも良かったとは思うんですね。

ただ、決定機という点では、相手キーパーを脅かすような場面は、ほとんど浦和も作れなかったのは事実で、前半で言えば、9番松澤彰の21分のヘディングシュートがわずかに枠を外れた場面と、セットプレーからの2番小木曽佑太のヘディングも枠に飛んでいれば、ゴールになっていたかな~と思います。

逆にゴールを脅かすところまで持ち込むことがほとんどできていなかった相手の方が、チャンスになった時にゴールを脅かす精度を見せていたと言えるのかもしれません。

数少ないチャンスの中で、1番大川圭為が1対1でブロックして防いだ場面があり、更に、前半終了間際の失点の場面では、サイドバックが少し高めにいたところ付かれて少ない人数で対応することにはなっていたものの、2番小木曽佑太がある程度シュートを狙うのは難しい位置まで、相手選手を追い出すことは、できていたと思うのですが、シュート精度の高さでやられたのかなとも思います。

1点のビハインドを追う形で後半をスタートした浦和は、後半スタートから前目の選手を2枚代えたり、ポジションを入れ替えたり、様々な試みをしたものの、色々代えてしまったことが、もしかすると逆にチームとしてのバランスが失われる結果になったのかな~とも思われ、更に、今年のチームで良いと言われていた、後半に一つギアを上げることのできる体力面というところが、この試合では見られずに、それもまた、もしかすると疲労の蓄積とかなのかと感じる部分でもありました。

試合自体も、良くも悪くもイライラの募る得点経過になってしまい、後半10分くらいに2失点目を喫してしまい2点を追う展開になってしまったことで、より点を取りに行かなくてはならなくなってしまったことなど、難しい状況がこの試合では重なってしまったな~という印象は強く残ります。

ということで、この試合は負けです、はい。で、グループCの最終順位も、4月までは決まりませんし、1つの結果どうこうを気にする時期ではありません。

今回の清水フェスティバルで久しぶりに、連続してユースの試合を見続けることができますので、見る側としても、見た試合を踏まえての次の試合、その試合を踏まえての、また次の試合、と4日間連続で見ていくことができますので、今日の序盤に感じたすごく良い部分と、改善すべき点、体の重さの理由なども含めて、踏まえての明日を楽しみにしたいと思います。

さてさて、場所を移してのB戦ですが、東海大翔洋高校との試合にも足を運びました・・・が、もう過去2度足を運んでいる場所なのですが、言い訳をすれば、場所がわかりにくいところでの試合だったこともあり、まあ、あの、道に迷ってしまい、10分ほど遅れて到着しました。

なので、10分くらいまでの状況はわかりません。

001

↑上記の写真でおわかりのように、こちらは、土のグラウンドです。

見始めた時点でのメンバーは以下、

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに20番関慎之介、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに4番中塩大貴と3番東伸幸、MFが左に12番川上開斗、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と24番松高遼、FWが左に21番時里元樹、右に13番新井瑞希

となります。

後半のメンバーは、割と多く代わったので書き出します。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに20番関慎之介、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに4番中塩大貴と3番東伸幸、MFが左に17番鈴木海都、右に8番中塚貴仁、真ん中に26番井澤春輝と21番時里元樹、FWが左に11番松尾佑介、右に19番川上エドオジョン智慧

この試合は、それまでに得点が入っていたらわかりませんが、見始めてからは、前半に13番新井瑞希の得点、そして、後半に19番川上エドオジョン智慧の得点と合計2得点を見ることができました。いずれも、フォワードらしいゴールで、良いです。

この試合で、新加入の26番井澤春輝の浦和レッズユースでのプレーを初めて見たのですが、パスのリズムが面白く(表現がおかしいかもですが)、相手のプレスがあっても面白いところにパスが通せる選手だな~という印象を短い時間ですが、感じました。

今日は、このくらいにしておきますね。

この大会期間は、あまり1試合1試合と言う見方をせずに、大会4日間を通してのチームというものを見たいので、今日を踏まえての明日の変化をまた2日目に見られればと思います!

ではでは。

002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020 021 022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037 038 039 040 041 042 043 044 045 046

 

 

清水フェスティバル2014/03/29/ 4日目 浦和レッズユースvs清水東高校 A戦1-1・・得点力に課題も充実の遠征だったと思います。

066

どうも、浦和サポブクメです☆

だいぶ、ブログを書くのが遅くなりました、すみません。

26日からスタートした清水フェスティバルも最終日の4日目となりました。4日目の対戦相手は、清水東高校、そして会場は、J-STEPになりました。

この日の天気予報では、3日目同様に気温が上がる予報で、夕方から夜にかけて雨になるという予報でしたが、キックオフが午前中10:40からとなったため、気温、気候としても最高のコンディションだったと思います。ナショトレということで、ピッチコンディションも良かったです。やや風の強さが気になりましたが。

大会の仕組みとしては、最初の3日間が予選と言う位置付けで、4日目は、順位決定戦のような形になると思うのですが、数年この大会を見続けていますが、いまだに細かい部分がよくわかっていません。私自身、この大会は、翌週に公式戦のリーグ戦開幕に備えての浦和レッズユースの現在地を図るうえで、むしろ色々なタイプの対戦相手と戦えることの方が重要で、その相手に対して、どのような戦いぶりを見せてくれるかの方が重要と考えています。

なので、4日目のこの試合が何位を決めるのかもよくわかっていません(という言い訳をしたかっただけですw)

少し話はそれますが、この清水遠征に来られていた方と、昨年との違いなどを話していて、帯同メンバーの数などについて今年の方が少ないかもと言う話になっていて、私も同じような印象を受けていて、それ前提で考えていたのですが、ふと昨年の清水フェスティバルの状況などを確認してみたところ、帯同メンバーの数などは、実はそこまで変わっておらず、U17日本代表で2名不在、U18日本代表で1名途中離脱、負傷者が数名という状況があったため、その点で、減ったように感じていただけのようです。

今年の清水フェスティバルに関しては、1日目は5番茂木力也は不在だったものの、2日目からは合流し、代表系でまったく参加できないという選手もいなかったため、また負傷者の数も比較的少なかったため、更には、既に公式戦を多く戦い続けて来た中での、この清水遠征ということで、ある程度チーム作りの過程を把握できている中で、今大会を観戦することができたことや、フォーメーションがようやくどっしり決まったことや、このフォーメーションにおいて、今大会に参加していたメンバーの多くの選手がどう動くべきかに対して、もちろん、色々コミュニケーションをとりながら、修正しながらではありましたが、理解度が高い状態で臨んでいたことなどから、昨年と全く別の印象を持つことができたということなのかもしれません。

ということで、試合の話に移りますね。

清水東高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に10番小川紘生、右に2番橋岡和樹、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に9番小島良太と7番勝野瑛、FWが11番清川大輝

となります。

一つのこの試合のことについて書く前に追記しておきたいのですが、連戦の4日目ということで、B戦も含めて多く出場している選手に関しては、さすがに疲労がたまって動きが重たかったり、判断が鈍くなっていたりする局面も見受けられた試合でもありました。

さてさて、A戦という位置づけでは、途中からこの形に変更することはあっても、スタートから3バックがこの3人で、右サイドハーフに2番橋岡和樹が入る布陣は、この試合が初めてだったと思います。

この大会に限ったことではないのですが、今年は、特に2番橋岡和樹が右サイドハーフに入った時の攻撃力が特に際立っており、この試合でも序盤は、その印象に違いのない右サイドからの攻撃で相手のゴールに迫るシーンが多く見られます。

この大会では、試合によって少しムラがあるのが気になりましたが、1トップに11番清川大輝が入った試合では、印象として、相手ディフェンダーと競り合ったポストプレーではなく、ポジショニングと動き、タイミングで前線への楔のパスを収めて捌くという点で、この試合の11番清川大輝の動きの質は高く、ポストプレーから、ヒールパスなどで9番小島良太との連携で前線をかき回すという動きが多くできていました。

試合の流れでの浦和のチャンスなどを書き出していきますと、開始直後に相手ディフェンダーの方が早く反応して構えていたロングフィードに対して、タイミングよく体を入れて、11番清川大輝がうまくボールを収めて展開するプレーに始まり、4分には、5番茂木力也の持ち上がりから、2番橋岡和樹を経由し、右に開いた7番勝野瑛にパスがつながると、クロスに11番清川大輝が飛び込み、これが合えばという惜しい形を作ります。

更に、12番小木曽佑太からの縦パスを9番小島良太がワンタッチで前線に流し、相手キーパー方向に出すと、これに11番清川大輝が反応し、先に触ればというチャンスを作るもここは相手キーパーに防がれます。

9分には、7番勝野瑛のインターセプトから、攻撃参加する12番小木曽佑太につなげて仕掛ける形を作ります。

浦和が攻勢を続ける中で、迎えた11分に先制点を奪うことに成功します。

起点は、7番勝野瑛で、前線の11番清川大輝にパスをつなげると、キープし、6番影森宇京に預けると、テンポよく左の10番小川紘生に展開。そこから、ややマイナス気味の折り返しのパスを7番勝野瑛に通すと、右サイドから裏のスペースに走る2番橋岡和樹のラストパスを通すと、これを2番橋岡和樹が豪快に蹴りこんでゴール。

良い時間帯に、良い形でゴールを奪うことに成功します。1-0。

13分には、5番茂木力也が、9番小島良太にパスをだして前線に走り、10番小川紘生が9番小島良太からパスを受けると、高めの位置に上がる5番茂木力也に通して仕掛ける形を作ります。

17分には、12番小木曽佑太からのロングフィードから、(たぶん)7番勝野瑛が落とし、2番橋岡和樹につなげ、真ん中の11番清川大輝を経由して左の10番小川紘生と横に広い攻撃の展開でチャンスを作ります。

18分、19分と立て続けに相手にコーナーを奪われ、2本目のコーナーキックはやや危険な形につながるも失点は免れます。

22分には、7番勝野瑛から右の2番橋岡和樹にパスが通ると、マイナスのパスを12番中塩大貴がダイレクトで左前線の選手を狙って、これが通ればという場面がありましたが、ここは惜しくも通らず。

25分には、7番勝野瑛から右前線に走る2番橋岡和樹にパスを通し、パスを出した7番勝野瑛を含めて11番清川大輝、9番小島良太と、計3人が良い距離で相手ゴール前に走る状況を作り、2番橋岡和樹は、ファーサイドの9番小島良太へのクロスを通し、シュート放つも、ここは惜しくもキーパーに防がれます。

浦和ペースで試合が進んでいる中でしたが、28分に、サイドから攻め込まれると、相手のおそらくクロスを上げようとしたボールが、直接ゴールに吸い込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれてしまいます。

30分に、5番茂木力也、10番小川紘生とパスがつながり、左前線に開く11番清川大輝にパスが通ると、ペナルティエリア内付近の守備を固める相手に対して、ペナルティエリア外のスペースへ強めのマイナスのパスを7番勝野瑛に通すと、迷わず7番勝野瑛はミドルシュートを放ちますが、これは枠を捉えられず。

直後の32分にも、右サイドから2番橋岡和樹のパスを受けた11番清川大輝がドリブルで仕掛けてシュートを放つも、枠を捉えられず。

前半を1-1で折り返します。

後半スタートから7番勝野瑛に代わり14番邦本宜裕が入ります。

後半印象的だったのは、前半2番橋岡和樹にチャンスを何度も作られた相手左サイドの守備に対してかなりしっかり対策を取られてしまい、前半のような右サイドからの攻撃がなかなか通用しなくなっていた点です。

浦和の最初の大きなチャンスは6分。中盤からのパスをワンタッチでヒールパスで9番小島良太が11番清川大輝に通すと、11番清川大輝が勝負を仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてシュートを放ち、相手ディフェンダーに少しコースをそらされて枠を外れたものの、コーナーキックを奪います。

7分に裏に抜け出した14番邦本宜裕がゴールに迫るも、ここはオフサイドの判定。

11分に4番吉原大に代わり15番高橋聡史が入ります。肝となる今試みている戦術の中でのボランチのポジションで6番影森宇京と共に、もっとも多くプレーしている4番吉原大ですが、そのバランスをとるという役割において、かなり献身的なプレーで安定感を生んでいたと思います。ボランチのポジション争いも、攻守の割合、相手にもよると思いますが、2枚の組み合わせは、様々な効果を生んでいるので起用する側も難しい選択になってきそうですね。

ちなみに、この交代で、15番高橋聡史は、3バックの左に入り、そのポジションにいた5番茂木力也がボランチに入っています。

16分に21番中塩大貴からのロングフィードから9番小島良太につなげて前線に仕掛ける形を作ります。

18分に11番清川大輝に代えて22番荒木聡太が入ります。

この交代で、22番荒木聡太が左サイドハーフに入り、10番小川紘生はトップ下のポジションに入ります。

なかなか、右サイドからの有効な攻撃が作れない後半でしたが、23分に、14番邦本宜裕からのグラウンダーの10番小川紘生へのパスがややタイミングが合わずにそのまま右前線方向に流れる形になったものの、これが右前線に走る2番橋岡和樹への絶好のスルーパスとなり、斜めにゴールに走る10番小川紘生にラストパスを通してシュートを狙うもわずかにコースを変えられてゴールにはならず、コーナーキックとなります。

29分には、9番小島良太のトラップがやや長くなったことが逆に幸いしてディフェンダーの裏に持ち出すことに成功し、左サイド深くからゴールに向かって仕掛けます。近い距離に14番邦本宜裕が入り、パスを受けられるように動くのと9番小島良太がドリブルで仕掛けるコースがややかぶってしまうも、9番小島良太が自らドリブルで勝負を仕掛け、ゴールまであと一歩のところまで迫ります。

25分に12番小木曽佑太に代えて23番松崎洸星が入ります。

28分には、14番邦本宜裕が高い位置に上がった5番茂木力也とのパス交換から、シュートコースが空いたところをすかさず狙うも、惜しくも裏へのパスのためにスペースに走りこんだ味方に当たり、ゴールならず。

31分には、22番荒木聡太から5番茂木力也を経由して14番邦本宜裕に通して仕掛けるもゴールならず。

直後には、9番小島良太からのパスを受けた10番小川紘生が仕掛けるも、惜しくもゴールならず(フリーキックは獲得。)

35分には、5番茂木力也からの浮き球のパスを14番邦本宜裕がすらしてゴール前に流すと、そこに9番小島良太が走りこむもわずかに相手キーパーのほうが早く反応し防がれます。

37分に6番影森宇京に代わり19番松澤彰が入ります。

短い時間ながら、38分に前線へのパスをしっかりキープし、9番小島良太につなげ、自らはゴール前に走りこんでクロスボールに反応してゴールを狙う形を作りましたが、ここは相手ディフェンダーに体を入れられて、しっかり合わせきれず。惜しい場面でした。

試合終了間際の40分には、19番松澤彰からのパスを14番邦本宜裕が決定的な形を作りシュートで狙うも、珍しく枠を捉えられず大きく外れゴールならず。

試合は、1-1で終了となりました。

大会のA戦のみの結果を見れば、1勝1敗2分とあまりよくないようにも見えますが、大会を通して観戦しての印象としては、やはり悪いイメージは全くなく、チーム作りの順調さと今後に向けての明るい兆しをしっかりと感じることができました。

これでもかと守備意識のみで戦ってきた相手もいましたが、対戦した相手も全体的にレベルの高い相手が多かったですし、それぞれに特徴を持った相手に対して、安定した戦いを繰り広げることができたと思います。

指導する側の新体制で昨年は苦慮していた戦い方というものが、チームとして浸透しつつある事実と、ベースになるポジションでの安定感が増したこと、その中での競争も正常に行われていること。

さらに、指導する側も、昨年のことを踏まえて、そして、ある程度自由度が許されたのかもしれませんが、前線で勝負を挑む姿勢を重視させる形をとっていることなど、柔軟さも含めて、良い意味での変化を感じることもできています。

私個人的にうれしいのは、戦術に当てはめて個性が消えてしまうと感じられた昨年と比べると、今年は、戦術理解度は当然重要ですが、そこに加えて選手の特徴を出すこともしっかり求めてもらえている印象が、ここしばらく見ていて感じられることにあります。

逆に言うと、ある程度、手ごたえを掴める形が今回の遠征メンバー間で定着しつつあることになるため、現状で絡めていない選手にとっては、より打開するために努力が必要になってくることになるのかもしれないとも感じられます。

特に、今回の遠征に帯同していないメンバーを見ていると、結果的に清水フェスティバルでは、得点力不足と言う課題も浮かび上がってしまっていることを考えても、攻撃の部分で強烈な特徴を持った選手が多いですので、呼ばれなかった原因を克服してもらえれば、一気に脅かす存在になれるわけですよね。

その点では、現在行われているU16チャレンジリーグで、新1年生や今回の遠征メンバーに帯同していないメンバーたちが、どのように高い意識を持って大会に臨み、脅かす存在になっていくのかも楽しみだったですし、日程的に私が清水フェスティバルに足を運び始めて、初めて日程がかぶらずに足を運べる日程構成にはなっていたのですが、すみませんが、U16チャレンジリーグは断念します。

浦和カップは、3日間は足を運ぶ予定ですので、U16チャレンジリーグでの成果をそこで見させてもらえればと思います。

ユースという枠で考えれば、プリンスリーグ開幕まであと1週間となりました。

楽しみに待ちたいと思います。

 

そして、先週末は、今季初の敗戦を喫した浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグでしたが、29日の試合では、4-1と快勝だったようですね。その1失点にも課題感じているという声も聞こえてきますし、常に意識を高く持って、前進してもらえればうれしいです。

ではでは。

067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078 079 080 081 082 083 084 085 086 087 088 089 090 091

清水フェスティバル2014/03/28/ 3日目 浦和レッズユースvs玉野光南高校 A戦0-0、vs静岡学園高校B戦3-1・・・チーム作りにとってプラスになる2試合

039

どうも、浦和サポブクメです☆

26日から始まった清水フェスティバルも早くも3日目になりました。そして、3日目にして、ようやく晴天に恵まれ、春らしい気候下での試合となりました。

今日は、A戦の玉野光南高校戦13:20-、B戦の静岡学園高校15:00-ともに蛇塚グラウンド(南)と1日蛇塚グラウンドで試合観戦をすることが可能だったのと同時に、その前の11:40-は、帝京高校vs中京大中京高校の試合があったため、浦和レッズジュニアユースから帝京高校に進んで今年3年生となる神宮未来人を久しぶりに見ることができました。

041 042

神宮未来人は9番をつけて後半途中から出場していました。写真を数枚撮ったのですが、ネット越しなのでややわかりにくいですね。。

昨年もこの場所で帝京高校の試合を観戦でき、今年も同様。この試合のみで言えば後半途中からの登場という形にはなっていましたが、昨年聞いた話と同じであれば、この大会では、A戦でも試合によって、色々なメンバーを試す形をとっているはずなので、現在地がどうなのかは今日の試合のみではわかりませんが、クロスバーを叩くミドルシュートなど、ジュニアユース時代から見られた独特のシュートセンスなど見ることができましたし、キーパーと1対1になる場面もあり、ここはキーパーに止められてしまい、ベンチからは大声で檄が飛んでいたようですが、こういうチャンスをしっかり決めて、最高学年の1年で全国を目指して主力として戦ってくれると嬉しいですね。

さてさて、では、浦和レッズユースの話に戻りますね。

初日に足を痛めて下がっていた8番斎藤翔太と、同様に昨日足を痛めて途中で下がっていた14番邦本宜裕でしたが、今日はA戦B戦ともに出場はなかったものの、ボールを使った調整などもしていたり、ダッシュもできていたので、そこまで大きな怪我ではなかったようなので、ホッとしました。

では、まずA戦の玉野光南高校戦から行きますね。

玉野光南高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に17番川上開斗、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に9番小島良太と23番松崎洸星、FWが11番清川大輝

となります。

この試合ですが、やや特殊な、というか、途中から試合の見方を切り替えてみるべきとなるような展開にしなければならないほど、相手のサッカーが超守備的であり、プレスもほとんどかけてこないような状況でした。

そのため、最近よく強さの判断基準として使われやすいポゼッションと言うことで言えば、下手すると7対3くらいで浦和がずっととボールを持っている展開となりました。

とにかく、危険なシーンはほぼ皆無の中でいかに相手の強固な守備を崩すかという戦いぶりになりました。

前半から、3バックの左に入った5番茂木力也が高めに位置して攻撃を仕掛ける回数や、同左サイドからの長い縦パスなどで打開を図る場面が多く、4分には2番橋岡和樹からの左前線のパスに攻めあがった5番茂木力也が受けて仕掛ける形を作ったり、5分には、5番茂木力也からの前線のスペースへのパスに23番松崎洸星が上手く入り受けて、4番吉原大に落として仕掛ける形を作ります。

9分には、6番影森宇京、10番小川紘生、9番小島良太とテンポよくパスがつながりゴール前に迫る形、15分には、12番小木曽佑太からのロングフィードを10番小川紘生がヘッドですらして、抜け出した11番清川大輝が仕掛ける形などなど、ゴール前まで迫る回数のみで言えば、とにかくかなりの回数作れていました。

同様に20分前後には連続でコーナーキックなどセットプレーのチャンスも作ることができたのですが、相手の守備意識の高さで、跳ね返され続け、攻めの回数は多いものの、決定的な形自体はほとんど作れずにいました。

おそらく、この試合最初のゴールにかなり迫った場面と思われるのが、30分の5番茂木力也からのロングスローを受けた9番小島良太の思い切ったシュートを相手キーパーがはじいたところに、素早く23番松崎洸星が反応しましたがわずかに相手の方が早く押し込むことはできませんでした。

その直後にも10番小川紘生の枠をとらえたシュートがありましたが、ここもキーパーに防がれます。

この時間帯は、やや相手の堅い守備を混乱させかけた時間帯になり、以降も17番川上開斗の右サイドからの折り返しに23番松崎洸星が思い切ってシュートを放ち、ディフェンダーにあたって跳ね返されたものの、ゴールを意識した迷いのないシュートなどもあり、36分には、6番影森宇京が高い位置でインターセプトに成功し、23番松崎洸星につなげ、ここでも23番松崎洸星がドリブルで突破する姿勢を見せていたことが印象的でした。ただ、とにかく相手の守備陣の中央を突破するのは容易ではなく、選択肢としては、右サイドをタイミングよく駆け上がっていた17番川上開斗に預けても良かったかもしれません。でも、今後のことを考えるとゴールに向かう姿勢がある方がプラスになると思います(基本的に、周りが見えている選手なだけに。)

ほぼ、ポゼッションし続けていた中で、唯一前半終了間際に危険な場面を迎えるものの、ここは相手のオフサイドとなりました。

前半を0-0で終了します。

後半は、以下のようなメンバー構成になりました。

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に10番小川紘生、右に2番橋岡和樹、ボランチに6番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に11番清川大輝と23番松崎洸星、FWが9番小島良太

となります。

今年のチームの中で、もっとも実際に結果もついてきていて、攻撃にもかなりの迫力がある形に近い形に変えてきたわけですが、基本的に、流れを変えるというよりは、後半も相手の守備をいかに崩すかということになるわけですが。

相手チームは、前半最前線に入っていた大型の選手もバックラインに下がり、バックラインをかなり大型の選手で並べ、小柄な選手が中盤から前線に入るという、ある意味より露骨な守備的な布陣を組んできたように思われます。

後半は、特に右サイドからの工夫のある攻撃でより相手守備陣を崩しにかかります。その起点となっていたのは右サイドハーフにポジションを移した2番橋岡和樹で、ドリブルで相手ディフェンダーを1枚かわしてからのクロスだったり、高めのクロスや、低めのキーパーの前に強めに入れるクロス、巻いて入るクロスなど、多彩なサイド攻撃を仕掛け、自らシュートを狙う形も作るなど、存在感を見せていたものの、それでも相手の守備陣を崩し切ることができず、ややもすればオウンゴールになってもおかしくないくらいぎりぎりのところではあるものの、相手ディフェンダーに、そのような形でクリアされたことも2度ほどありました。

8分に、6番影森宇京に代わり19番松澤彰が入ります。この交代の意図はすぐにわかります。6番影森宇京のポジションに23番松崎洸星が下がる形になったのですが、相手の攻撃やプレスがほとんど脅威にならないことから、守備的なボランチを7番勝野瑛に任せて、23番松崎洸星は、トップ下の時と変わらずに前線のスペースを狙い何度も攻撃参加する姿勢を見せていました。

そして、前線に19番松澤彰という高さと強さを入れることで、とにかく攻撃的に崩して1点取るという意図が見られる形ですね。

更に20分に11番清川大輝に代えて22番荒木聡太が入り、相手が2番橋岡和樹の右サイドからの攻撃に警戒を高めたところで左サイドからのクロスの精度という武器も加えます。

とにかく、1点奪いたいというメッセージが伝わりましたし、実際に、例えば攻撃が単調になって崩せなかったということではなく、後半の浦和の攻撃は、相手が崩れてもおかしくないというくらいの様々な試みが見受けられたのですが、最後は、12番小木曽佑太も前線に入れて、パワープレー気味にする形も作ったのですが、結果的に得点を奪うことはできず0-0で試合終了となりました。

スコアレスに終わった試合を、褒めてはいけないのかもしれませんが、守備的な相手に対して崩す試みということにポイントを置いてみるのであれば、チームにとって、かなりプラスになる試合になったと思います。

ものすごい攻撃の連続だったのですけどね。う~ん、個人的には、楽しかったです。良い意味で。でも、無失点に抑えられてしまったことは、今後の課題になりますよね。

ということで、A戦は0-0で終了しました。

この試合のすぐ後に、今度はB戦の静岡学園高校戦が行われました。今日は、このB戦も40分ハーフで行われていました。

040

静岡学園高校戦(B戦)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に15番高橋聡史、右に3番長島巧、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に22番荒木聡太、右に16番石井康輝、ボランチに13番中村透と20番東伸幸、トップ下に7番勝野瑛と45番川上エドオジョン智慧、FWが19番松澤彰

となります。

すぐ前の相手と対称的なサッカーをしてくる相手ということで、見る側としても完全に頭を切り替えて見なければなりませんでした。

この試合も、集中した良いプレーで浦和が主導権を握る試合ができており、開始2分には、45番川上エドオジョン智慧を起点に19番松澤彰、7番勝野瑛、23番松崎洸星とテンポ良いパス回しで攻撃を組み立てたり、4分には、25番大川圭為から、15番高橋聡史にパスが入った瞬間に前線の裏のスペースに45番川上エドオジョン智慧が飛び出し、ここをめがけてのロングフィードが、あと一歩、通ればという惜しい形を作ります。

8分には、20番東伸幸からの縦パスを19番松澤彰が体を張ってしっかり楔となって、16番石井康輝につなげて右サイドから攻撃を仕掛ける形を作ります。

更に、10分には、20番東伸幸のロングフィードから、左の22番荒木聡太が持ち上がり、惜しいクロスを上げる場面を作ります。

攻撃のことばかり書いていますが、先ほどの玉野光南高校戦と比べるて相手の前線からの守備意識や中盤のパスミスを狙ったプレーなどで、浦和が軽率なパスミスなどをした時には奪われて、ヒヤリとする場面がところどころにあったことは書いておきますね。

そんな場面もありつつ、先制したのは浦和、見事な形からの得点になります。45番川上エドオジョン智慧から7番勝野瑛にパスが通ると、7番勝野瑛が迷わず、ペナルティエリアのスペースに鋭いパスを入れると、ここに22番荒木聡太が反応しており、難なく決めてくれました。高い位置で45番川上エドオジョン智慧が相手のプレスを受けてもキープしたところから始まり、7番勝野瑛らしい、相手の裏をかいたパスコース、そこに反応した22番荒木聡太、いずれも見事でした。これで、1-0となります。12分くらいのゴールですね。

18分には、21番中塩大貴からのロングフィードに16番石井康輝が抜け出しシュートまで持ち込む形を作りますが、これはオフサイドの判定。

浦和の攻撃は止まらず、21分には、再び22番荒木聡太が角度のないところから豪快に左足をふりぬいてのゴールで2-0とします。

25分には、カウンターの形から25番大川圭為のフィードをしっかり19番松澤彰が収めて、45番川上エドオジョン智慧に預けて仕掛ける形を作ります。

26分に左サイドから鋭い攻撃を相手が仕掛けてきた場面では、3番長島巧がタイミングよくコースに入り、奪い取り相手の攻撃の芽を摘みます。

相手の19番の選手の動きが、かなり浦和の守備陣にとっては脅威になっており、それでも守備も安定しており守れていたものの、35分にディフェンスラインの裏を抜け出されてしまい、ピンチになるもののここは、25番大川圭為の良い判断で防ぎ切ります。

前半終了間際の39分には、45番川上エドオジョン智慧が相手キーパーと1対1になる場面を作るもシュートは僅かにゴールを外れてしまいます。

前半は、2-0で終了します。

後半スタートから、7番勝野瑛、21番中塩大貴に代えて4番吉原大と17番川上開斗が入ります。

後半早い時間に、この試合を決定づける3点目が入ります。

4分に獲得したコーナーキックのチャンスで22番荒木聡太からのクロスボールを20番東伸幸が折り返し、これを45番川上エドオジョン智慧が押し込んでゴール。3-0となります。

10分に45番川上エドオジョン智慧に代えて6番影森宇京が入ります。

11分に、再び相手の選手に抜け出されてしまい決定的な場面を作られるものの、ここも25番大川圭為が防ぎます。

13分には、中盤高めの位置でパスを受けた22番荒木聡太が左サイドから駆け上がる17番川上開斗に、よりペナルティエリアに侵入しやすい角度でのパスを通し、よりゴールに近い形からクロスを入れると19番松澤彰が反応するもここは、相手キーパーの攻守に阻まれます。

この後、16分に19番松澤彰に代えて12番小木曽佑太、22番荒木聡太に代えて11番清川大輝が入ります。ちなみに、12番小木曽佑太は、19番松澤彰の入っていた1トップのポジションにそのまま入っています(A戦の時のパワープレーの課題を確認した今後のことを考えての起用かと思われます。)

23分には、右サイドから16番石井康輝の鋭いクロスから、11番清川大輝がゴールに迫る惜しい形を作ります。

24分に、相手のペナルティエリア外からの見事なシュートで1点を返され3-1となります。

このゴールで勢いを増す相手の攻撃に対して、30分に再び危険な場面を作られるもここはなんとか失点は免れます。

33分に、13番中村透に代えて23番松崎洸星が入ります。

ワントップに入った12番小木曽佑太は、ややぎこちない動きにも見えたものの、前線からのフィードをすらして味方の飛び出しにつなげるというプレーに関しては、成功率が高く、数回チャンスに絡んでいました。抜け出してキーパーと1対1になりかけた場面では、ドリブルが長くなりキーパーにとられてしまう場面もありましたが。

試合終盤に、クロスバーを叩く強烈なシュートを相手に放たれたりしたものの、結局その後得点は動かず3-1で浦和の勝利となりました。

ということで、今日は、A戦~B戦と、B戦の静岡学園も相手の監督さんからは、かなり強めの指示が飛びまくっていましたが、レベルの高い相手でしたし、この2試合を一つの線にして見ることができましたし、4月のプリンスリーグ開幕に向けてということを考えても2試合ともにチーム作りにプラスになる要素を多く見ることができました。

この大会でも一歩一歩前進がみられる中で、明日の最終日はJ-STEPで清水東高校との対戦に決まったようですね。

最終日もしっかり見届けさせてもらいます!

ではでは。

043 044 045 046 047 048 049 050 051 052 053 054 055 056 057 058 059 060 061 062 063 064

 

清水フェスティバル2014/03/27/ 2日目 浦和レッズユースvs習志野高校 A戦3-1・・・個々の動きの良さが復活

021

どうも、浦和サポブクメです☆

清水フェスティバルの大会2日目の今日は、B戦の修徳高校戦が清水東高校グラウンドで、A戦の習志野高校戦が蛇塚グラウンド(南)で開催されました。

当初、2試合ともに足を運ぶ予定だったのですが、雨のためのグラウンドコンディションの関係で午前のB戦の会場が急きょ変更になったそうで、空振りと言うことで、今日はA戦のみの試合観戦となりました。

今日も、昨日ほどではないものの、天気は残念ながらあまりよくはなく、それでも雨は降らないでなんとか持つかと思われつつも、浦和の試合の時には雨が降り出してしまいました。

しかしながら、今日の蛇塚グラウンドはピッチコンディションが良く、今日は、比較的雨の影響は感じられない試合となりました(でも、サイドラインが2本引いてある関係で、距離感を惑わされてしまう不思議な現象が時折発生はしていましたが。。。)

では、試合の話に移ります。

習志野高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に11番清川大輝と14番邦本宜裕、FWが9番小島良太

となります。

初日は、U19日本代表の関係で不在の茂木力也の姿がこの日から見られ、この試合5番をつけてスタメンで出場していました。

昨日のA戦のスタメンと比べると、前線では、けがの状態が心配な8番斎藤翔太が外れ、19番松澤彰の入っていた1トップに9番小島良太が上がっており、トップ下の位置には、11番清川大輝と14番邦本宜裕が入っています。

昨日の試合の入りの悪さはどうしたのかと思うくらい、この試合は、浦和の勢いがよく、クリエイティブなプレーが連発する形でスタートします。

2分には、6番影森宇京のノールックパスから、14番邦本宜裕につなげてのクロスから10番小川紘生がゴールを狙う形があったり、4分には左に開いた14番邦本宜裕から、9番小島良太、23番松崎洸星とテンポよくパスがつながりゴールに迫る形、6分にも14番邦本宜裕から23番松崎洸星とパスがつながりシュートまで持ち込んでいます。

8分には、ゴール前の良い位置でフリーキックを奪うと10番小川紘生が直接狙うも枠はとらえられず。

この他にも11番清川大輝が絡む形など、前線の選手が非常に流動的にクリエイティブ(←この言葉が適切なプレーが前半のスタートは本当に多かったのです)なプレーで相手ゴールに迫っていました。

・・・が、この時間に得点を挙げることができずに、次第に中盤のところで相手に奪われる形が増え、相手ペースになったとまでは言えないものの、やや序盤の勢いから比べると急激に試合が落ち着いてしまう時間帯になります。

相手の守り方もあると思いますが、一緒に見ていた方も言っていたのですが、サイドからの長いボールをうまく利用して攻めた方が有効な状況になっていたものの、その形になかなかならず、例えば、5番茂木力也が左の縦に長いパスを通して10番小川紘生が抜け出して仕掛ける形など時折、その形で仕掛けた時には、確かに効果的に相手ゴールに近づける形は作れていたと思います。

やや拮抗した流れになっていた中でしたが、先制したのは浦和。

27分に左前線でパスを受けた14番邦本宜裕が同サイドで10番小川紘生にマイナスのパスで渡し、そこからのクロスを4番吉原大がヘディングで合わせてゴール。この得点も、起点は5番茂木力也からのサイドを使った縦の長いパスからだったと思います。

ややリズムが悪い時間帯になりかけていましたが、浦和がリードする形で前半を1-0で折り返します。

後半開始からの交代は特にありません。後半開始からすぐの2分に、オフサイドのようにも思われたのですが、6番影森宇京からの裏へのパスに抜け出した14番邦本宜裕がキーパーと1対1の状況を作り、落ち着いてゴールし、2-0。

しかしながら、この前後のプレーか何かで14番邦本宜裕は少し足を痛めてしまったようで、この得点のすぐ後に7番勝野瑛と交代しています。7番勝野瑛は、そのまま邦本宜裕のいたポジションに入りました。

そして、迎えた11分に出し手が誰かは確認できなかったものの、再び裏へのパスに今度は、11番清川大輝が抜け出す形でキーパーと1対1になり、ふわりと浮かせたシュートで決めて3-0となりました。この場面もオフサイドっぽくも見えたのですが、ゴールは認められたので大丈夫だったのでしょう。

17分に9番小島良太に代えて19番松澤彰が入ります。

21分に、決定的な形を相手に作られるもぎりぎりのところで12番小木曽佑太がクリアして失点を防ぎます。

29分に11番清川大輝に代わり45番川上エドオジョン智慧が入ります。

32分にPKを与えてしまい、1点返されます。

36分には、6番影森宇京に代えて21番中塩大貴が入ります。

試合は結局3-1で浦和レッズユースの勝利となりました。

少しオフサイド気味の得点が2得点ほどあったので、欲を言えば、もう1点奪って文句なしの勝利になればな~と思いつつ、昨日無得点に終わったA戦から今日は3得点奪えたことをプラスに考えても良いかと思います。

やや、試合開始の勢いと動きのスムーズさから比べると、そこから徐々に難しい時間帯も多くなる試合展開となったために、ゲームの運び方や状況判断という部分では課題も残ると思いますが、個々の選手の動きを見ている限りでは、やはり昨日の試合での動きの悪さは、移動による疲労からくるものだったのかな~と思える部分もあり、やや厳しい判定でファールになることは多かったものの、後半終盤に入った19番松澤彰の前線での体を張ったポストプレーも、対峙する相手ディフェンダーも同じような体格をしている選手ながらも収められる場面も多かったですし、引き続き、1年生で唯一(?)参加している45番川上エドオジョン智慧は、質の高いプレーをできていましたし、要求もしっかりできていたと思います。

やや、慣れないポジションに入った選手は、苦戦している様子もありつつ、今日は、私が見ているもっともバランスが良い布陣には、一度もならなかったものの、いくつかの既に手ごたえを掴んだ形に、更に数か所変化を加えた形でのチーム作りの試みということであれば、この試合も得るものが多かった(そして、また課題もよく見えた時間帯もあった)試合になったと思います。

ここまでの試合をさらに踏まえての明日の2試合、今度はどのような試みが見られるのかも含めてしっかり見られればと思います。

明日は、B戦の会場も同じとなっているので、2試合とも見られると思います。

そろそろ晴れてほしいですね!

ではでは。

022 023 024 025 026 027 028 029 030 031 032 033 034 035 036 037

 

 

清水フェスティバル2014/03/06/ 1日目 浦和レッズユースvs清水桜が丘高校A戦0-1 B戦1-1・・・それでも、良い兆候は感じつつ。。

002

どうも、浦和サポブクメです☆

毎年恒例の清水フェスティバルの時期になりました。今年もこのフェスティバルは、早めに予定を組み、毎回泊まるホテルを準備し、恒例の深夜から下道で向かうという流れも毎年同様に、静岡県の清水市に来ております。日程が決まっているイベントのため、どの曜日が大会に該当するかが運次第になるのですが、今回は、久しぶりに大会最終日のみになりますが、土曜日に重なるということで、そこで足を運べそうという声も多く聞かれています。

昨年、三保の松原が世界文化遺産になった影響で、旅行シーズンの今の時期なので、もしかするとものすごい混雑に変貌していると思いましたが、観光バスの数は増えている印象はあったものの、特に道が大混雑という印象もなく、静岡県に入ってからの移動も特に問題なくできています(今のところ。)

と言うことで、大会1日目の話に移りますが、このフェスティバルはA戦とB戦が場所が違うというケースが多く、これまでも、選手たちもバタバタと試合後に移動するようなことになるのが普通でしたが、大会1日目の清水桜が丘高校戦は、A戦(40分ハーフ)、B戦(30分ハーフ)同様に静岡市清水総合運動場陸上競技場で行われましたので移動もなく、ゆったりと試合を見ることはできたのですが、天気がこの大会の時期ではあまりない試合中完全に雨というコンディションでの試合となりました。

では、まずは13:50キックオフのA戦について書きますね。

清水桜が丘高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に15番高橋聡史、右に12番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に9番小島良太と8番斎藤翔太、FWが19番松澤彰

となります。

この大会に入って、また背番号が代わっている選手も数名いますね。

この試合は、試合への入り方があまり良くなかったですね。ピッチコンディションの悪さや、雨も降り続いていたのでその影響は確実にありましたが、浦和レッズユースの選手たちの、動きが何か一歩一歩遅れるという、このチームが上手く行かない時によく見られるような、パスに対して受ける選手が一歩遅れて反応するというケースが多い出だしになりました。

それに加えて、相手の前線からの人数をかけた守備のうまさと、シンプルにサイドから精度の高いクロスと、前線の選手がそのクロスに対して上手く入り込んでくる攻撃に、苦戦を強いられました。

入りの悪い中で、3分に早くも失点を喫してしまい、試合の進め方も自らで難しくしてしまいます。

誰がというよりも、全体的に良くなかったです。プレーしていた選手も感じていたと思います。

この試合のスタメンの組み合わせも、少し変更はあるにしても、これまでのJYSSLでも試されていた、比較的よく見る形だったので、お互いの動きが、まったくわからないということではなかったと思いますが、急造のような、ぎこちなさが感じられたのはどうしてかな~と思います。

直接フリーキックで10番小川紘生が惜しいシュートを放ったり、セットプレーから12番小木曽佑太がシュートを狙ったり、浦和にも何度かチャンスはあったものの、決定的な形がほとんど作れないまま、更に前半30分過ぎに8番斎藤翔太が負傷で途中交代を強いられるなど、苦しい展開のまま前半は終了します(34分に負傷の8番斎藤翔太に代わって14番邦本宜裕が入っています。)

後半に入り、更に2名を交代し、以下のような形になっています。

GKが18番高須雄大、DFが左に15番高橋聡史、右に12番小木曽佑太、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に10番小川紘生、右に2番橋岡和樹、ボランチに6番影森宇京と7番勝野瑛、トップ下に14番邦本宜裕と23番松崎洸星、FWが9番小島良太

となります。

バックラインと守備的な中盤の組み合わせでは、おそらく新チームで最も安定した戦いができる組み合わせだと思います。実際に、試合を見ていても、この組み合わせになると、全体的にスムーズに回りだすケースが多いという形になり、どうなるかと思いましたが、面白いもので、動きの役割分担というものが、例えば6番影森宇京と7番勝野瑛、右の2番橋岡和樹と12番小木曽佑太の並び、センターバックの中央で21番中塩大貴がどっしりと跳ね返す形などで、試合が落ち着いてくると、ここからは、今年の浦和レッズユースが、良い方向に進むかもしれないという兆候をしっかりと感じられる試合展開となりました。

後半のスタート以外の途中交代は、13分に10番小川紘生に代わり22番荒木聡太のみになりますが、左サイドハーフの22番荒木聡太という形も、やはり良い試合展開になっている時に起用されているイメージ通りですね。

試合としては、19分にその22番荒木聡太が狙ったシュートだったと思いますが、クロスバーを叩いて、9番小島良太が押し込んで同点かと思われる場面があったものの、ここがオフサイドの判定になってしまう不運などもありつつ、後半は浦和の攻撃がスムーズに回る中でも時折、大きなミスが入り、決められていてもおかしくないという場面もやはり作ってしまいつつ、結果的に後半は得点が動かず0-1で敗戦となりました。

決して良い試合ではなかったと思いますし、結果も敗戦になりましたが、今年手ごたえを掴んでいるであろう形になった時には、やはり今年の浦和レッズユースには既に戦える形があるということは再確認できましたし、前線におけるプレーにおいて、パスの選択肢よりもまずは、シュートの意識をという指示がベンチから多く飛んでいたことにも、良い兆候を感じることができました。

まだ大会は始まったばかりですので、この形だったら大丈夫と思うのではなく、今日のスタートのような形でもそれぞれの選手の特徴が生きて動きを理解してスムーズに展開できるようになっていくことが今後は求められていくと思います。

続いて、この試合の後に行われたB戦(30分ハーフ)に移りますね。

清水桜が丘高校戦(B戦)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に20番東伸幸、右に3番長嶋巧、真ん中に21番中塩大貴、MFが左に22番荒木聡太、右に17番川上開斗、ボランチに16番石井康輝と7番勝野瑛、トップ下に14番邦本宜裕と13番中村透、FWが11番清川大輝

後半スタートのメンバーは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に20番東伸幸、右に3番長島巧、真ん中に4番吉原大、MFが左に17番川上開斗、右に16番石井康輝、ボランチに13番中村透と7番勝野瑛、トップ下に11番清川大輝と45番川上エドオジョン智慧、FWが19番松澤彰

となります。

得点経過は、10分にコーナーキックで22番荒木聡太からのクロスに14番邦本宜裕がヘッドで合わせて1-0と先制するも、前半終了間際の28分に同点ゴールを決められ、後半は得点が動かずに1-1の引き分けで終わっています。

後半のメンバーを見てもらえばわかるように、今日の段階で確認できる限りでは、新1年生で帯同しているのは、川上エドオジョン智慧のみになっていると思われますが、後半から出場し、思った以上に持ち味を発揮してくれたと思います。

A戦の時には、ここ最近安定して前線で存在感のあるプレーを続けていた松澤彰の動きがあまり良くなかったことが気になっていたのですが、B戦で後半から出場した際には、彼がやるべきプレーをしっかりと取り戻していたので安心しました。

また、最近は、ややユースの試合で出場している時に集中を欠いているように見えた14番邦本宜裕でしたが、今日の試合のように意識をゲームメイクの方に強く置いた時の存在感はやはりすごいなと感じました。

ということで、とりあえず1日目と言うことなので、あまり細かくは書きません。

今日を踏まえて明日は、もう少し細かく書かせていただければと思います(ブクメ自身に余裕があればですがw)

ではでは。

003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014 015 016 017 018 019 020

清水フェスティバル2013/03/29 – 最終日vs清水エスパルスユース1-1引き分け(練習試合45×1本 1-1引き分け)・・・手応えと悔しさを持ってプリンスリーグ開幕へ

鈴与三保グラウンド2013年3月29日鈴与三保グラウンド2013年3月29日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの静岡遠征も最終日を迎えました。清水フェスティバルの最終戦は、鈴与三保グラウンドで清水エスパルスユースとの対戦となりました。アウェイの環境で、浦和レッズユースにとっては、この相手にはここ最近色々悔しい思いを公式戦でさせられていることもありつつ、普通に最終戦はレベルの高い相手とやって終わってほしいなと思っていたので、この対戦カードを聞いた時には、結構テンションが上がりました。

清水フェスティバルは、40分ハーフで試合を行いますが、おそらく自分の計算が間違っていなければ、この試合は、プリンスリーグやプレミアリーグ同様に45分ハーフで行われたと思います。さらに、この試合の後に45分1本の練習試合も行われています。融通を利かせてくれたのでしょう、感謝です。

浦和レッズユースの静岡遠征のここまでの結果は、月曜日のジュビロ磐田ユースとの練習試合は0-3で敗戦。清水フェスティバルの初戦、習志野高校戦はスコアレスドロー、第2戦の清水東高校戦は3-0勝利、第3戦の東海大翔洋高校戦は5-1(b戦は、ジュビロ磐田ユースとのB戦では2-0と勝利したものの、清水フェスティバルの期間のB戦は、三菱養和SCユース、清水商業高校、清水東高校といずれも0-2で敗れています。

結果だけ見れば、Aチームは順調でBチームは厳しいな~と見えるかもしれませんが、実際にすべての試合を見ると全体が抱える課題もあれば、敗れたB戦でも好要素が多く見られた試合もあれば、勝った試合でも、課題が多く見つかった試合もありますし、一概に結果のみで状況を知ることはできないが、この大会が今後の浦和レッズユースにとって、今後大きなプラスになっていくという要素が多く見つかったことは確実です。

では、今日の試合のことを書きつつ、ブクメが個人的に思った今大会での状況など最後に書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に20番長島巧、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に26番松崎洸星と8番須藤岳晟、FWが左に10番関根貴大、右に21番小島良太

となります。

昨日大勝した、東海大翔洋戦と同様のスタメンになります。

清水エスパルスがどのようなチーム状況なのかに関しては、ちょうど1日目に帝京高校との試合を見た様子とここまでの結果くらいでしか判断できませんが、帝京高校戦はスコアレスドロー、習志野高校戦は1-0、法政大学戦は5-2勝利ということで、浦和同様にこの大会では、負けなしでここまで来ています。

さすがに、ここまで戦ってきた対戦相手と比べると、一つレベルの高い印象がある清水エスパルスユースが相手ということで、昨日の試合で手応えを掴んだメンバー構成そのままで来たものの、思うようなプレーがなかなかできない時間が多くなりました。

浦和の攻撃の流れをいくつか挙げていきます。2分に23番安東輝がインターセプトから11番進昂平に繋げての仕掛け、5分には2番細田真也からのパスを10番関根貴大が11番進昂平に落として、そのまま前のスペースに走り再び受けて仕掛ける形、10分の5番齋藤一穂からのロングフィードに21番小島良太が受ける(この時、3番森亮太が左サイドのスペースを上がる。)

攻撃の狙いは悪くないものの、一つ一つの相手の対応が早く、試みが相手の守備陣を脅かすところまでは行かない状況の中で10分くらいからは、相手の攻撃を受けて危ない場面を連続で作られる時間がありました。

スペースをうまく使えない状況を味方同士で指示を出しあっている様子がよく聞こえる中で、15分くらいに20番長島巧がバックラインでパスを受けた際に、すぐにパスを選択するのではなく、前に空いたスペースにしっかり持ち上がってから、右前線の2番細田真也へのロングパスを通すプレーがありました。

また、これ以外にも相手の動きを読みながら、味方同士でどこを狙うかなど、修正しながらプレーをしている姿が多く見受けられました。

これまでの試合同様に相手が前線でプレスをかけてきた時の、課題はやはり少しずつ改善していくしかないようで、20分前後にはバックライン付近でのパスミスから、相手に決定的な形を作られてしまいます(なんとか、失点は免れる。)

25分には、11番進昂平が力強いドリブルで相手のプレスを受けながら突破していく形を作り、さらに、これは、3番森亮太からのコーチングを生かした形だと思いますが、相手のディフェンダーの特徴を伝えて、11番進昂平がうまく相手ディフェンダーを引き連れる動きをして、そのスペースに26番松崎洸星がタイミングよく走り、パスが通れば一気に仕掛けられるという動きでの崩しの狙いが見られました。

26分には、21番小島良太からのパスを受けた23番安東輝が惜しいシュートを放つもキーパーに反応されまてゴールはならず。28分には、コーナーキックのチャンスで23番安東輝からの高めのボールに5番齋藤一穂がヘッドで合わせるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

40分には、26番松崎洸星からの8番須藤岳晟にいったん下げたところから、一気に右前線に走る2番細田真也への大きな展開から受けた2番細田真也がそのまま持ち込んでシュートを放つ場面がありました。

なかなかシュートの形は作れないものの、ここ2試合で得点を量産している11番進昂平が、前線でスペースを作る動きを繰り返している姿も印象的でした。

パス回しから、なかなか崩せない中で、42分に23番安東輝がパスを出す形が多い場面で、切り替えてフェイントで相手を抜き去ろうとするプレーを見せて、これは相手ディフェンダーに阻まれたものの、時間帯と狙いとしては面白いプレーでした。

しかしながら、前半終了間際に失点を喫し、前半を0-1で折り返します。

やはり、このレベルになると、気持ちを切らさずに何度も繰り返し試みて、少ないチャンスをしっかり決めていく必要性があると感じる前半でした。

後半スタートのメンバー交代はなし。

3分に11番進昂平から右の2番細田真也へパスするのと同時に、2番細田真也の前のスペースに23番安東輝が走り、このスペースから仕掛ける形、21番小島良太、11番進昂平、3番森亮太と繋げて仕掛ける形で攻撃を仕掛けます。

8分に右サイドを突破されるピンチがあるものの2番細田真也がタイミングよいタックルでこのピンチを防ぎます。

10分前後の時間帯は、相手の攻勢を受け続ける時間となり、立て続けに3回コーナーキックを奪われる我慢の時間帯となりました。

このピンチの中で、一度、25番杉本広貴がボールをキャッチする瞬間に21番小島良太が前線に勢いよく走りだし、そこへパスが通ってというカウンターの形で一気に攻撃する狙いも見られました。

11分には、その21番小島良太がうまく抜け出して、あとはキーパーだけという決定的なチャンスを迎えるも狙い澄ましたシュートは枠をとらえることができませんでした。

20分には、10番関根貴大から大きな展開で2番細田真也、21番小島良太と繋げて仕掛ける形がありました。

25分に、21番小島良太、10番関根貴大に代えて27番邦本宜裕、9番小川紘生が入ります。

この交代直後の攻撃で、8番須藤岳晟から11番進昂平にパスが通り、それと同時に左から23番安東輝、右から27番邦本宜裕が同時に裏へ抜ける動きをしたところで、11番進昂平は23番安東輝へのパスを選択し、これが決定的な形を作るも23番安東輝のシュートはキーパーに防がれてしまいます。

しかしながら、この25分の交代から、明らかに浦和の攻撃の迫力が増したと思います。

30分に、決定的な場面を作られるも相手のシュートはポストに当たり、こぼれ球も何とかディフェンダーが対応して追加点を免れます。

その大きなピンチの後の32分に、前線でパスを受けた27番邦本宜裕が見事なボールタッチで相手ディフェンダーの寄せを交わし、11番進昂平にパスをだし、スペースに走る23番安東輝に決定的なパスが通り、これを23番安東輝が落ち着いて決めて1-1の同点とします。

その直後にも、27番邦本宜裕と9番小川紘生が良いタイミングで前線に走り、27番邦本宜裕にパスが通り仕掛ける形がありました。

34分には、23番安東輝からのパスを受けた11番進昂平が、相手のプレスを受けながらも見事なシュートを放つもこれはキーパーにギリギリで反応されてしまいます。

35分には、今度は相手に決定的な形を作られるもキーパーと1対1になった場面で25番杉本広貴が残した足で相手のシュートを防いで失点を防ぎます。

この時間帯は、前線で23番安東輝と27番邦本宜裕にパスが入った時に、相手のプレッシャーを受けてもしっかりキープできるため、味方も安心してスペースなどに走りこめるという好循環が生まれていたように思います。

38分には、3番森亮太が持ち味である、力のあるクロスを左サイドのセンターライン付近からゴール前へ上げるプレーなども見られました。

42分には、カウンター形から26番松崎洸星、27番邦本宜裕へパスがつながり仕掛ける形がありました。

更に40分には、9番小川紘生が前線でパスを受けるとキープしながら、シュートを打つと見せかけてふわりと浮かせたパスを通すプレーも見られます。

44分には、前線で27番邦本宜裕がキープ力の高さを見せつつ、試合終了間際には、11番進昂平、23番安東輝、27番邦本宜裕とテンポよくパスがつながり、27番邦本宜裕がシュートを放つもこれは、惜しくもクロスバーを越えてしまいましたが、早い展開で相手のプレスがかかっている中で、シュートまで持ち込む見事な連携からのシュートでした。

ここで試合は終了1-1の引き分けとなりました。

勝敗という意味では、両チームともに決定機を何度か外しているので、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。

総括の前に、この後に行われた45分一本の練習試合について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に12番上野文也、右に29番小木曽佑太、MFが左に15番清川大輝、右に21番小島良太、真ん中に16番中村透と13番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に28番新井瑞希

となります。

この試合も、ここまでのB戦同様に、なかなか連携がうまく行かないという形が多く、例えば15分の28番新井瑞希から24番倉本隼吾に出したパスをしっかりポストプレーとして展開できた時には、そのあとに15番清川大輝へと繋げて攻撃を仕掛けるなど良い形もあったものの、なかなか動きだしとパスが合わないというケースが多く、攻撃にリズムが生まれないまま試合時間が経過していくという印象がありました。

その中でも良い攻撃がいくつかありましたので挙げておきます。

13番條洋介からの展開で、まず左サイドを15番清川大輝が駆け上がり、相手ディフェンダーを引き出しつつ、22番荒木聡太にパスを通し、13番條洋介もパスと同時に自らも前線に上がり、22番荒木聡太とのパス回しで仕掛ける形、30分の右サイドからの仕掛けで19番橋岡和樹から16番中村透、26番松崎洸星、28番新井瑞希と数人が良い動きでパスを回して28番新井瑞希がシュートまで持ち込んだ形。15番清川大輝からのパスを受けた28番新井瑞希が相手の裏をかくアウトサイドでのパスで13番條洋介にパスを通す形なども良かったと思います。16番中村透の裏を狙ったパスに28番新井瑞希が抜け出した形も狙いと動きがあっていて良いプレーでした。40分の19番橋岡和樹から13番條洋介を経由して15番清川大輝にパスが通っての持ち込んでシュートという形も良かったです。

あ、この練習試合の交代ですが、22分に21番小島良太に代えて26番松崎洸星、32分ン位26番松崎洸星に代えて23番安東輝(←安東輝はセンターバックに入ってました。)

得点経過ですが、ロングボールの対応が中途半端になったところを抜け出され、たまらず倒してしまいPKを与えて34分に失点し、0-1。

しかしながら、終了間際に24番倉本隼吾がヘッドで決めて、結果1-1の引き分けでした。

ということで、静岡遠征の締めくくりは、2試合とも1-1の引き分けという形で終わっています。

 

さて・・・、正直言いまして今年の清水フェスティバルは例年以上にご父兄の方やサポーターの方が忙しいということで足を運べる方が少ないということで、結構、来られない方に状況を伝えるべくしっかり見るということに関してプレッシャーを受けていたブクメです(笑)

この大会前の約1か月ほど練習試合を見られない期間を経て、聞いた中では結果がついてこないという話と、ブクメ自身が足を運んできた中でも、連携面でうまく行かずに、リズムが作れないところで、失点する時の形が簡単すぎたり、試合によっては大量得点もあると聞くものの、ほとんど決定的なチャンスを作れない試合も多く見てきたり。

新体制の新フォーメーション。フォーメーションだけ言えば4-4-2なので、よくあるものの、戦い方がものすごく複雑なんですね、ある時はサイドが高めに上がってボランチが一枚下がって3バックになったり、フォワードの選手が中盤深い位置まで降りてきていたり、とにかく動くんです。

確かに、選手からも聞こえてくるように、続けていれば強くなることは伝わってきますが、途上の段階でプレスが激しい相手と対戦した時に、苦しむことが多く、実際に結果が出ないことで、チームとしての戦い方に自信が持てない状況もあるようでしたが、この清水フェスティバルでは、その攻撃がはまった時の強さと結果も付いてくる試合も2つありました。

プレスが激しいチームには同様に苦戦はしましたが、これに関しては、自信を持ってやっていき、よりプレスを受けても精度高く組み立てられるように、動けるようにできるようにしていくしかありません。

そして、これは、静岡遠征の最初のころにブログで触れたのですが、少し危惧していることがあるのでこの大会で確認していく的なことだったのですが、それは、今年のチーム作りに関して、これからの浦和レッズユースの戦い方のベースづくりをしていくことに重点を置きすぎて、結果を求めないチーム作りになって行っているように感じていたことなのです。

トップチームは、別の理由で断念させられましたが、数年かけてチーム戦術を浸透させていく中で、ある程度結果が出ないことを我慢して時間をかけて見ていくということに挑戦したことがありましたし、それをするべきだと、ブクメもその時思っていたのでそれは良いと思うのですが、ユースに関しては、所属する選手にとっては1年1年が勝負になりますし、すべての選手がトップに上がれるわけでなければ、浦和のトップチームの体制は、勝利するための即戦力補強をするチームに戻っています。

このこと自体には、否定する要素はなく、浦和のサポーターの多くが求めるのがドッシリしたベースを作り上げていくチームではなく、「勝利」になるので、ニーズに合った方針変更(回帰?)だと思っています。私は、そこに共感できない少数派の一人ではありますが。

話が少しそれましたが、特に今年の3年生にとっては夏までが一つの勝負となります。トップ昇格する選手は、流れを見れば減らすでしょうし、トップ昇格しても、順調に経験を積める環境にはなかなかならないでしょう。

だからこそ、結果も残せる戦い方も含めてチーム作りを進めているのかどうかに関してすごく疑問に感じていました。

これからの浦和レッズユースを考えた中で、多くの選手が次のステップを見つける門戸が広くなっていくことが、今後の浦和レッズユースには必要なことだと最近は強く思うようになっており、その一つとしては、やはり結果を貪欲に求めていくことが必要だとも思っています。進路にも影響しますし、上に行くほど、門戸が広がる可能性(見る人の多さという意味でも)が広がります。

現実的に、苦しい展開でそれでも勝ち点を物にするような試みが、見られないことへの不安というやつですね。

ただ、この大会を見ていく中で、特に今日の清水エスパルス戦の終盤の攻撃を見ていく中で、その不安が少し払拭されました。

細かくは書きませんが、安心して預けられる選手が既に数人このチームにいるということ。その選手が入ると、特に、生かされることでより輝きを増す選手が、活性化されて良いプレーを連発する。そういうプレーが見られたこと。

チームの強さの一つは、やはり軸になる選手がいるチームであり、そういう選手の層が厚いのが強さの一つだと最近は特に感じています。

また、得点をすることで調子を上げていく選手がしっかり得点を奪ったことや、今の戦術ではまった時の攻撃力の高さを実際に見せたこと。

要するに、課題はしばらく併用したままで公式戦に入っていくのは仕方ないこととしても、いくつかの勝利するために必要な要素をこの大会で見せてくれたことなんですね。

個々の選手の中では、手応えを感じた選手もあれば、悔しさの方が残った選手もいると思いますが、既に何が課題で何を伸ばしていけば良いかは、見る側の私にも見えているので、本人はもっとわかっていると思います。

大きなプレーと同時に、繊細なプレーが必要な時にそこでしっかり、落ち着いてできることが必要な選手だったり、もしかするとゴール以上にチームの核として今後必要になるプレーができているのにゴールがないことで、時間帯によっては我に走ってしまったり。

自分の特徴を見つめなおして、直すべきところはじっくり直して(というより、研ぎ澄ますという方が良い表現かも)、プリンスリーグという過酷なリーグを戦っていってください。見届けることしかできませんが、ブクメもしっかり今年の戦いを見届けさせてもらいます!

なんか、どうしようもなく強くなるような要素が見え隠れしている現状。一つ越えてしまえばすごいことになりそうです。楽しみです。

その前に、新1年生の浦和カップをしっかり見させてもらいつつ、ですね!

ではでは!

清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日清水フェスティバル2013年3月29日

 

 

 

おまけの写真。

アカデミー卒業生関連2013/03/28 浦和レッズジュニアユース出身選手関連試合、帝京高校の試合を観戦しました。

帝京高校vs八千代高校2013年3月28日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今回の清水フェスティバルには、浦和レッズジュニアユース出身の選手が所属する帝京高校も参加しており、ちょうどタイミングよく試合を見られる時間構成があったため、久しぶりに帝京高校で頑張る選手たちの姿を見ることができました。

現在帝京高校には、新3年生に、武藤稜、柳下大樹、都築洋平、中林佑太、新2年生に、神宮未来人と計4人の浦和レッズジュニアユース出身選手が所属しています。

別の大会にも参加しているらしく、今回の清水フェスティバルには、武藤稜(2番)、柳下大樹(9番)、都築洋平(10番)の3人が帯同しているということでした。

ブクメは、1日目の帝京高校vs清水エスパルスの試合、そして今日の帝京高校vs八千代高校の計2試合を観戦することができました。今日の試合は、前半のみですがじっくり見られる予定だったのですが、結果的に帝京の試合が遅れてスタートし、浦和のB戦が早めに始まったということで前半終盤の中途半端なタイミングまでしか観戦できませんでした。

もっとも驚いたのは、フォワードだった柳下大樹がセンターバックになっていたことだったのですが、それでも存在感のあるプレーを見せていて、このポジションでの活躍が楽しみになるくらいのプレーレベルを見せてくれていました。 

10番都築洋平は中盤で攻撃に絡む動き、また2番武藤稜も、右サイドは右サイドなのですが、右の前目でプレーすることが多く(7番の選手との状況によってなのか、今日の試合では、試合途中でサイドから攻撃されることが多い状況下で武藤稜がサイドバックに戻るように指示がでるなどしていましたので、前目で使う考えで守備が機能しないときは下げてバランスを取るようなイメージなのかもしれません。)

なんというか、今年の帝京のサッカーは、なんというか、監督も特徴のある人というのもあるのでしょうが、チーム自体も何か印象強いチームと言えば良いのか、1日目の試合の後に少しブログで触れましたが、選手の配置がうまく、怖いけど指示も的を得ているように感じられ、それぞれが求められるプレーができるようになれば、かなり強いチームになるのではないかという印象を持ちました。

今日の試合の見られた前半終盤までの短い時間でしたが、左サイドからのクロスに2番武藤稜がヘッドで狙う場面で、一歩届かなかったものの、あと一歩でゴールという場面や、2番武藤稜から10番都築洋平に繋げてシュートという場面もありましたし、ディフェンダーになった9番柳下大樹のタイミング良い体の入れ方や高さに対しての強さ、そして今日はフリーキックの場面でヘディングシュートがわずかに外れるという得点のチャンスもありました。

なかなか、浦和レッズのアカデミー中心の生活で今年は、大学サッカーや、アンダー世代の日本代表に浦和から選ばれた場合などには積極的に足を運ぼうと決めていることから、頻繁に足を運ぶことは難しそうですが、なんとかタイミングよく試合に足を運べるチャンスが見つかれば、帝京高校の試合にも足を運びたいと思います。

あ、ちなみに今回完成した八千代高校戦ですが、見ていたところまででは0-1とビハインドを背負っていたのですが、最終的には逆転で勝利したということでした!

そして、試合などは全く見られず、ちらっと見かけた程度だったのですが、同じくこの大会に参加している武南高校には、新2年生の益子大輝が所属しているのですが、おそらく3番をつけていたのが益子大輝だったと思います。

元気で頑張っている姿が見られるだけでも嬉しいです!

今後の活躍を楽しみにしています! 

帝京高校vs八千代高校2013年3月28日帝京高校vs八千代高校2013年3月28日帝京高校vs八千代高校2013年3月28日

 

 

 

帝京高校vs八千代高校2013年3月28日帝京高校vs八千代高校2013年3月28日帝京高校vs八千代高校2013年3月28日

 

 

 

 

 

おまけの写真(ネット越しですみません。) 

清水フェスティバル2013/03/28 – 3日目vs東海大学付属翔洋高校5-1勝利(B戦vs清水東高校B 0-2敗戦)・・・破壊力を見せた試合と、連携に課題のB戦

蛇塚グラウンド(北)2013年3月28日蛇塚グラウンド(南)2013年3月28日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も3日目に入りました。今日は、東海大学付属翔洋高校との試合、B戦の清水東高校Bの試合ともに、蛇塚グラウンドで行われるということで、朝から1日蛇塚グラウンドに入りびたりの1日になりました。さらに、ちょうど、この2試合の間に帝京高校vs八千代高校の試合も行われるということで、前半のみにはなりますが、浦和レッズのアカデミー出身の選手の多くいる帝京高校の試合も見られる、そんな1日でした。

昨日見せた、攻撃部分での手応えを持続してほしいので、比較的ボールを回させてくれるような相手が良いなと思っていましたが、今日の対戦相手も球際の激しさがあまりないチームだったこと、更に昨日の快勝で手応えをつかんでいる選手が自信をそのままに試合に臨んでくれたこともあり、浦和の強さを見せつける試合となりました。

それ以外にも、楽しみなポイント盛りだくさんの試合です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に20番長島巧、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に26番松崎洸星と8番須藤岳晟、FWが左に21番小島良太、右に10番関根貴大

となります。

昨日の清水東高校戦から、センターバックが6番吉原大から20番長島巧に代わった以外は同様のスタメンとなります。

前半開始から、浦和の選手の動きがスムーズで、あっという間に先制点を挙げることに成功します。

開始3分に23番安東輝からのパスを受けた10番関根貴大が相手ディフェンダーを交わしてゴールを決めます。怪我から復帰して徐々に出場時間が増える中で、チャンスを多く作りながらも得点のみなかなか出なかった10番関根貴大のうれしいゴールで1-0と先制します。

昨日同様に、中盤のパス回しからサイドの選手への大きな展開での攻撃が精度高く決まる場面が多く、8番須藤岳晟から裏へ抜ける10番関根貴大への見事なパスが4分に通り、チャンスを作る場面があり、その後迎えた5分に23番安東輝から右サイドの2番細田真也にパスがわたり、ここから2番細田真也が見事なドリブルでペナルティエリアに侵入し、ラストパスを11番進昂平が落ち着いて決めます。

あっという間の2得点で2-0とリードし、試合を有利に進めていきます。

6分には、8番須藤岳晟のミドルシュート、10分には、10番関根貴大と11番進昂平の見事なワンツーから10番関根貴大のシュート、12分には、ディフェンスラインから23番安東輝に当てたパスをワンタッチで26番松崎洸星に下げて、さらにワンタッチで右の2番細田真也に通してクロスに21番小島良太がヘッドで狙うという、細かいパス回しからの縦横大きな展開からの仕掛けもありました。

13分には、左に開いてパスを受けた10番関根貴大が右のスペースに走る26番松崎洸星に大きなパスを通し、フリーで受けて決定的にと思われた見事なパスでしたが、これはオフサイドの判定になりました。

攻撃の部分では、前線の動きが多彩で、何度もチャンスを作り、守備のバランスも悪くはなかったのですが、やはり相手が前から激しくプレスをかけてくる、今日の試合の場合はいきなり2点差にしたために得点を奪うために、相手が前線で激しく追いかける時間帯となった15分くらいからは、やや中盤でのパス回しの精度が落ちたり、足を出されてパスをカットされるなど、高い位置で奪われてピンチになるという場面もポツポツではじめました。

しかしながら、この試合は完全に浦和が勝っており、特に23番安東輝が中盤でうまくパスを受ける位置に入ってさばいてということをするため、中盤のパス回しに安定感がある印象があり、加えて、10番関根貴大と11番進昂平の距離感が良く、11番進昂平もタイミングよく攻撃に絡むプレー連発でした。

このところ、左からのクロスで3番森亮太らしさが少しないのかと思っていた部分もあるのですが、この試合では、サイドから力のある速いクロスを入れる場面もありましたし、パス回しから、中へ切れ込んでいく場面もありました。

20分には、23番安東輝がうまくおとりになる動きをして、2番細田真也から21番小島良太へ良い形でパスが通る場面、さらに3番森亮太から10番関根貴大へパスが出た際に、そのままアウトサイドでワンタッチで縦にパスをだし11番進昂平に繋げてサイドから仕掛ける形もありました。

24分には、26番松崎洸星が中盤で読みよくインターセプトする場面、さらに右でパスを受けてグラウンダーのクロスを入れると10番関根貴大がスルーしてその先にいる11番進昂平にプレッシャーがない状態でパスが通り、狙ったシュートは枠をとらえられずでしたが、これも崩しの形としては見事でした。

30分前後に再び相手の前線のプレスでパス回しの精度が悪くなり、ピンチになった場面が数回ありました。

36分には、カウンターの形で25番杉本広貴から21番小島良太へつながり仕掛ける場面もありました。

そして、38分に8番須藤岳晟から右前線に走る2番細田真也へ長いパスが通り、ここから2番細田真也がドリブルで深い位置まで侵入しシュート性のクロスを入れます。11番進昂平が走りこんだので結果的に抜ければゴールになっていたと思いますが、手前でおそらく相手のディフェンダーが触ってゴールに吸い込まれたため、たぶんオウンゴールだと思います。しかしながら、2番細田真也が深くまで切れ込んだところで勝負ありのゴールだったと思います。

見事な攻撃で前半を3-0で折り返します。

後半スタートから、26番松崎洸星に代えて13番條洋介、20番長島巧に代えて19番橋岡和樹が入ります。

後半も浦和ペースは変わらず、10番関根貴大からのパスを受けた23番安東輝が仕掛ける場面から、3分には、センターバックの5番齋藤一穂が中盤とのパス回しで前のスペースが空いていたことからスルスルと攻撃参加して前線まで上がっていく場面があり、左に開く10番関根貴大に預けて、更に上がっていくというプレーがありました。ここは、5番齋藤一穂を超えて23番安東輝にパスが通ってシュートまで行きました。

5分には、10番関根貴大から逆サイドの13番條洋介に渡り、テンポよく11番進昂平にパスを通してシュート。これは、キーパーに阻まれます。

6分には、21番小島良太の裏への抜け出しに中盤から見事なパスが通り、キーパーと1対1の状態で21番小島良太が狙ったシュートはわずかにゴールの左にそれます。ここは、決定的な場面でしたので、決めてほしかったです。

10分には、3番森亮太の縦パスに11番進昂平が抜け出すチャンスや、3番森亮太自身ドリブルで仕掛けて行く場面もありました。

13分に、21番小島良太に代えて27番邦本宜裕が入ります。少し怪我をしているのか調整不足なのか詳細まではわかりませんが、この遠征に帯同しているものの別メニューを続けていたり、前半はラインズマンをやっていたので、出場はないのかと思っていましたが、ここで初めての出場となりました。

噂では聞いていましたが、ああ、なるほど、という感じでした。期待できます。というか、出場して5分で得点もしっかり取ってくれました。組み立てる選手、決める選手などで分類すれば明らかな決める選手ですね。

4-0です。

直後に、失点して4-1となります。

そして、20分に10番関根貴大に代わり9番小川紘生が入ります。小川紘生も負傷でリハビリをしている状態でしたが、ここで久しぶりの登場となりました。ゴールはなかったものの、23分に前線でキープして相手ディフェンダーの激しいディフェンスに遭い、倒されながらも足を延ばしてラストパスを通し、これに11番進昂平にが反応して決めきって5-1となります。

11番進昂平は、昨日の3得点に続き、今日も2得点あげ2試合で5得点と一気にスイッチが入ってきましたね。本人は、不調と考えているようですが、得点を奪うことで上げていく選手だと思いますので、これで不調と言ってもらってもね~という感じです。実際に、動きに鋭さが戻っています。

後半25分に、2番細田真也に代えて15番清川大輝が入ります。さらに、29分には3番森亮太に代えて22番荒木聡太が入ります。

大量リードにより、多くの選手を交代でフィットさせていく時間を作ることもできた試合です。

攻撃で一味違った動きを見せる27番邦本宜裕で、もっと長く見てみたい気もしましたが、やはりまだ無理はさせないようで31分に16番中村透と交代し、計15分ほどのプレーになりました。

同様に、怪我明けの9番小川紘生も気持ちが入りすぎて、ボールを持ちすぎて怒られている場面もありましたが、33分には、相手ディフェンスラインとの見事な駆け引きから裏に飛び出す場面など見せていました。

そんなわけで、この試合は5-1の大勝となりました。

引き続き、相手のプレスが激しく来た時の判断の速さと精度を上げていく必要は感じられたものの、攻撃の部分での楽しみな要素がこの試合では、とにかく多く見られました。冷静に全体を見て考えて見ていこうという姿勢で見ようとしているブクメですが、正直、終盤の攻撃のところは普通に楽しませてもらっていました。

やはり、はまった時の強さは、相当なものです。新戦力の期待値も一気に高まりました。

さて、この試合を踏まえての、B戦です。昨日対戦した清水東高校のBチームということで、なんとなく、こちらでもスムーズな展開が見られると思っていたのですが、そんな簡単なものではないですね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに19番橋岡和樹、右サイドバックに16番中村透、センターバックが左に29番小木曽佑太、右に12番上野文也、MFが左に22番荒木聡太、右に15番清川大輝、真ん中に20番長島巧と13番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に28番新井瑞希

となります。

16番中村透の右サイドバックとか、あまり見た記憶がないな~と思いつつ、やはり苦戦している様子がうかがえたり、なかなかこの試合では、パスの狙いと味方の動きがかみ合わない形が多く、失点も最終ラインのところで相手のプレスから奪われてという形があったり、18番関口亮助の好セーブでなんとか失点しなかった場面も含めて、結構守備ラインからボランチまでの位置で奪われてというケースが多くなっていました。

攻撃の部分で良かったプレーを挙げてみると、前半16分に28番新井瑞希がパスを受けてディフェンスを背負いながらうまくターンして抜け出して22番荒木聡太が上がる左へ繋げた形、前半24分の20番長島巧から裏へ抜ける28番新井瑞希に通したパスから仕掛けまでの流れ、27分の19番橋岡和樹と24番倉本隼吾とのワンツーで19番橋岡和樹が仕掛けた形、前半終了間際の、15番清川大輝がドリブルで斜めに仕掛けていき、ラストパスを24番倉本隼吾に通した形、キーパーと1対1の形になったので、この場面は24番倉本隼吾には決めてもらいたかったです。

前半で0-2とビハインドを背負うことになったため、後半は、1試合目のメンバーを多く投入していく流れ・・・ではあるものの、これまた少し試す要素が強いと思われる交代になりました。

19番橋岡和樹に代えて21番小島良太でスタートし、数分後に、29番小木曽佑太、20番長島巧、13番條洋介の3人に代えて2番細田真也、3番森亮太、26番松崎洸星が入ります。

しかしながら、ポジションが面白く、12番上野文也がボランチに上がり、26番松崎洸星もボランチ、そして、2番細田真也と3番森亮太はセンターバックに入りました。

確かに、このフォーメーションでは、サイドが高く上がった時にはボランチの一人がセンターバックの位置に入るということも考えると、その時は、自然と受け入れられるフォーメーションなのですが、やはり2番細田真也と3番森亮太が2人そろってセンターバックに入るというのは、不思議な感じがしました。

後半も、やや連携に苦しんだものの、26番松崎洸星がパスをさばいてリズムができる場面も多く、12番上野文也もこのポジションで見たことはあまりないものの、バランスよくできていたとも思います。

15分の24番倉本隼吾の枠をとらえられなかったシュート、25分の21番小島良太が抜け出してあとはキーパーを交わすだけというところでボールコントロールを少し誤ってシュートまで持って行けなかったものの、2つの決定的な場面を作るなど最後のところで落ち着けば、無得点ということはなかったと思いつつ、試す要素も含めてこのB戦は、思うようにいかなかったという印象がありました。

明日の試合は、順位決定戦ということなのですが、確定ではないものの、聞いた話では、対戦しておきたいな~と思っていた相手と1試合戦えるようで、今回の大会のここまでの3日間(ジュビロ磐田ユースとの練習試合を含めると4日間)を経て、どのくらい、やりたいことができるのか、楽しみに見させてもらいたいと思います。

B戦に出場した選手は悔しい思いをしたと思いますが、全体を通して考えると、今日は、チームとしての戦い方とその選手が持っている個性がうまくミックスした形の戦い方が見られた時間帯も多く見られたので、かなり見ている側としては勝手に手応えを感じてニヤニヤしています。

ではでは!

清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日清水フェスティバル2013年3月28日

 

 

 

おまけの写真(蛇塚グラウンドなので全てネット越しの写真になりますw)

 

清水フェスティバル2013/03/27 – 2日目vs清水東高校3-0勝利(B戦vs清水商業高校B 0-2敗戦)・・・はまった時の強さと、プレスを受けた時の脆さ

Jステップ2013年3月27日蛇塚グラウンド(南)2013年3月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

大会2日目は、対戦相手の特徴によって今の浦和レッズユースの状況を確認することができる1日となりました。まず、大会本戦の2日目の対戦相手は清水東高校となります。相手チームの強い弱いということではなく、いわゆるプレスの強さ激しさの度合いという意味では、この試合の清水東高校は、体をぶつけるくらいの激しいプレスというよりは、比較的距離を開けて寄せるくらいのプレスとなり、これによって浦和レッズユースのパス回しや、意図することもかなりスムーズに行うことができたと思います。

その辺りを踏まえて、清水東高校戦について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に26番松崎洸星と8番須藤岳晟、FWが左に10番関根貴大、右に21番小島良太

となります。

中盤で26番松崎洸星が入った以外は、昨日の習志野高校戦と同様のスタメンとなります。

この試合では、これまでのチグハグさが何だったのかと思うくらい、パスが回り、選手の動きも多彩、サイドチェンジもあれば、サイドバックの選手の攻撃参加も多数という最高の出だしになりました。

3分に、2番細田真也の右サイドからの仕掛けから折り返して10番関根貴大のシュート、5分には6番吉原大から、うまく楔になれるスペースに入った23番安東輝にパスが入り、ここからの展開、8番須藤岳晟からの正確な大きな展開のボールが右前線のスペースに走る2番細田真也に通り仕掛ける形、前線で11番進昂平が力強くボールをキープ、23番安東輝がペナルティエリア内でキープして倒されたように見えたものの、ここは流され、こぼれたところを10番関根貴大がシュート、再び8番須藤岳晟からの大きな展開で2番細田真也が右から仕掛け、グラウンダーのクロスに21番小島良太がまずコースに入りながら、スルーしてその奥にいる11番進昂平に渡りシュート、

などなど、最初の10分くらいまでだけで、目立ったチャンスの形だけ引き出してもこれだけ多くの、しかもスムーズな攻撃が見られました。

浦和が仕掛け続ける流れの中で、15分に先制点が生まれます。

5番齋藤一穂からの大きな展開から2番細田真也が右前線から仕掛け折り返しのパスを受けた23番安東輝がタイミングよく裏へパスを通すと抜け出した11番進昂平がシュート。いったんはキーパーに弾かれるも落ち着いて押し込んでのゴールとなりました。

1-0。

多くの選手が、もともとのポジション以外に流動的に動いて相手の守備が混乱するような動きをできていた中で、10番関根貴大と23番安東輝が中盤あたりで受けて展開する形から大きなチャンスになることが多かったように感じます。

23番安東輝の狙うパスコースも、なかなか面白く、前線の選手もそのパスに反応してあと一歩という場面も多く、このくらいギリギリのパスと前線の選手の動きだしが合えば面白くなるという印象を持ちました。

22分には、10番関根貴大が中盤あたりから、いったんタメを作りつつ、右サイドの2番細田真也に繋げ、ゴール前に上がる10番関根貴大に再び戻して、今度は10番関根貴大を追い越すような形で走る23番安東輝に預けてシュート。これは、枠を外れてしまいましたが、良い展開でした。

浦和の攻勢が続く中で29分に追加点が決まります。

26番松崎洸星から23番安東輝を経由してラストパスが11番進昂平に通り、これを決めて2-0。

流動的な動きの中で、11番進昂平と10番関根貴大、28番安東輝が近い位置で絡んだ時に大きなチャンスになっていました。

前半は2-0で終了。とにかく、前半は理想的な攻撃を繰り返すことができ、中でも右サイドの2番細田真也からの攻撃から多くのチャンスを作れていました。

後半スタートから、2番細田真也に代わり19番橋岡和樹が入ります。

で、後半スタートしてちょっと目をそらしていた時に3点目が決まったのですが、正直どのような形で決めたのかわかりませんでした・・・が、ゴールしたのは11番進昂平ということで、なかなか得点が取れない状況でしたが、この試合だけで3得点のハットトリックという結果を残しました。結果と書いたのは、本調子ではないが結果は残したという意味も含めています。結果的に決めたものの、最初のゴールでは、おそらくいったんキーパーにセーブされたことだったり、調子が上がればかからずに決められていただろうということなど含めてです。ただ、得点を取る選手ですので、調子が悪くても得点を奪えるということは重要なので、ここをきっかけに調子が上がっていけばと思います。

後半は、相手も得点を奪いに来て激しさが増したことで、前半に比べるとやや相手の攻撃を受ける時間も多くありましたが、バランス自体はよく交代した選手も、スムーズに動くことができていたと感じます。

ちなみに、後半は多くのメンバーが交代で入ることになるのですが、先ほど書いた後半スタート時の2番細田真也が19番橋岡和樹に交代したのに続き、10分に10番関根貴大が15番清川大輝と交代、13分に8番須藤岳晟に代わり17番勝野瑛、16分に11番進昂平に代わり22番荒木聡太、25分に21番小島良太に代わり13番條洋介、32分に6番吉原大に代わり29番小木曽佑太と計6人が後半に交代しています。

後半の攻撃の中では、右サイドからの19番橋岡和樹のクロスに11番進昂平が駆け込んで狙った10分の形、17分には、17番勝野瑛から22番荒木聡太、19番橋岡和樹と展開しての仕掛け、15番清川大輝が斜めのスペースにうまく入って仕掛けた形、ピンチも数回ありましたが、いずれも25番杉本広貴が良い反応で防ぎました。36分には15番清川大輝からのラストパスに22番荒木聡太がピンポイントで合わせた決定的な場面がありましたが、このボールはキーパー正面に飛んでしまい追加点はなりませんでした。

38分には、キーパーが前に出ているところでやや距離があるものの23番安東輝が思い切って強めのループシュートで狙うもこれは枠をとらえられず。

試合は3-0で終了となりました。

この試合で、今年の浦和レッズユースがやりたいサッカーの片鱗というか、思うようにできればこういう感じになるんだという形が見られたという収穫もありつつ、ここまでプレスが早い前線から激しく来るチームと対戦した時には、混乱してチグハグになってしまう場面も多く見ていることで、一般論として書いてはいけないと思いつつもイメージしてもらいやすいのであげると、運動量がものすごくとにかく寄せが早くプレスが強い高校サッカー系のチームと対戦した場合には、かなり厳しいだろうなと思う現状でもあります。

今の浦和レッズユースの状況を考えると、できれば、この戦い方の手応えや連携を高めるために、比較的ボールを持たせてくれるような、いわゆる球際の激しさを売りにしていないチームと多くやって、この試合のように手応えをつかむ部分。また、得点するべき選手が結果を残せるような試合をやりながら、並行して球際の激しいチームともやりながら、判断も早めていく、そういう試合を経て良くなっていくのかな~とも感じています。

なので、逆に言うと浦和対策として球際激しく前線激しくというサッカーをやってくるチームが多くなる可能性も予想されますが、その時に自信を失うと悪循環になりますので、「はまれば強い」今日のようなサッカーができるというイメージの一つとして、この試合のイメージをしっかり残して粘り強くやっていくことが必要だと思います。

場所を蛇塚グラウンド(南)に移して行われたB戦では、清水商業高校Bと対戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に12番上野文也、右に29番小木曽佑太、MFが左に15番清川大輝、右に16番中村透、真ん中に20番長島巧と13番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に28番新井瑞希

となります。

こちらの試合は、逆に、今の状況でうまく行かない時に起こるタイプの対戦相手で、昨日まで見てきたような、思うように行かずにプレーの精度が失われていき、高い位置で奪われて失点という典型的なピンチの迎え方が多くなる試合になってしまいました。

Aチーム、Bチーム関係なく、清水商業高校Bとの試合になった場合には、苦しんだのではないかと感じました。

この試合の、浦和の攻撃の形としては、20番長島巧から28番新井瑞希を経由して左前線の24番倉本隼吾に通った形など昨日同様に、24番倉本隼吾に良い形でパスが通る場面は多く、6分には19番橋岡和樹の右前線からのクロスに24番倉本隼吾が合わせる決定的な形があったものの、枠をとらえることができませんでした。やはり、24番倉本隼吾が、チャンスを呼び込む動きの数とそれを得点にするためのプレーへの工夫でチャンスを得点にする確率を上げて行くことが一つの課題になっていくと思います。

この試合の交代は、前半22分に29番小木曽佑太に代わり6番吉原大、後半6分に24番倉本隼吾に代わり8番須藤岳晟、9分に28番新井瑞希に代わり2番細田真也と計3人の交代がありました。

試合は、前半終了間際に失点、後半6分にコーナーキックからの失点と2失点を喫して0-2で敗戦となりました。

この失点以外にも先ほど書いたように、相手の激しさでプレーの精度が欠けたり、パススピードが遅くて奪われたり、そういうケースが高い位置で多く起こることと、相手のフォワードがこういう浦和のミスを見逃さずにシュートまで持ち込んでくるため、結構なピンチの数はありました。

そんな2日目の2試合でした。

今日の2試合は、昨日までと比べて、浦和が今年やりたいことがうまく行った時の強さを確認することができた収穫の部分と、そのためには、もっと多くの実戦で手応えをつかめるようなタイプの相手との試合が必要だと言うこと。今の時点でプレスがかかっても精度高くプレーできる選手をやはりある程度軸としてチームを作る必要も含めて感じることができました。

また、やはりチームとしての自信をつけるためには、点を取るべき選手が得点を重ねていくことや結果も必要だと思っていますので、その意味では11番進昂平のハットトリックは、大きなプラスの要素になると思います。また、怪我明けで出場時間が、短かった10番関根貴大の出場時間も試合ごとに少しずつ増えていっており、そのこともプラスの要素になっていくと思います。

少し掴めてきたこともありますので、また明日の2試合を見るのが楽しみになりました。

ではでは。

清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日

 

 

 

清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日清水フェスティバル2013年3月27日

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。