関東ユースU-15リーグ2012/04/01 第5節- 浦和レッズJrユース vs 横浜F・マリノスJrユース 1-5敗戦・・・自信を持ってほしい

4月1日マリノスタウン

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

3月より開幕した 関東U15リーグは早くも第5節に入ります。今日の対戦相手は横浜F・マリノスジュニアユースとなります。会場は、マリノスタウン。

今日は、試合に関してはダラダラと長く書かずに、まとめたいと思っています。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに15番石井康輝、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、5番水上真、MFがボランチに7番番高橋聡史、トップ下に8番影森宇京と10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に16番新納大雅、真ん中に9番和久井大輔

となります。

背番号が前節までと比べて若干変更になっている選手がいます。

試合の入り方、すごく良かったです。数人が絡んで崩していく形、狙い、OKです。そして、13分に良い攻撃の形から最後に8番影森宇京が決めて1-0。

得点を決めて以降がやや消極性が見えてしまいます。相手が放り込んだボール、前線でタメを作られてからの裏へのパスが決定的なパスになるケースが多い。

そして、21分に同点ゴールを決められ、32分に逆転され、1-2でハーフタイム。

ハーフタイムではベンチで檄が飛んでいましたね。

後半スタートから、16番新納大雅に代わり13番東伸幸が入ります。

後半に入り、3番新井克之のサイドからの思い切ったドリブルでの仕掛けを含め、前線での粘りが出た攻撃が見られます。

何度か、決定的なチャンスを作りつつ決まらず、15分に失点し1-3。

22分に8番影森宇京に代えて19番村上秀斗が入ります。

この後、13番東伸幸がペナルティエリアで倒されPKを獲得。

このPKのチャンスは決められず、その後、19番村上秀斗の思い切りよいシュートなどあり、反撃を試みるも、決まらず、逆に2点を追加されて結果は1-5の敗戦となりました。

5節までを終了し、浦和は2分3敗とまだ勝てていません。じゃあ、自分たちは弱いと思いますか?

少なくとも、ここまで5節全てを見させてもらっているブクメからすれば、浦和が力を出せている時の攻撃が通用しないと思う相手はいません。特に今日の前半の攻撃は見事でしたし、こういう攻撃ができるのですから、試合に勝てる要素は十分持っているんです。

今勝てない理由はすごく簡単だと思うんですよ。それは、自分たちがこのレベルの大会で勝てるという自信を試合を通して持ち続けてプレーできていないこと。

後は、悔しさの向ける方向も気になります。サッカーでは悔しさは落ち込んで下を向くためにあるのではなく、「なにくそ!」(言葉悪くてすみません)と力に変えて試合の中での力として生かすものです。

サッカー的なことを言えば、試合の中でボールが収まる場所が作れていないことが、流れが悪くなった時に落ち着かない大きな要因になっている気がします。なんとなくですが、例えば13番東伸幸が入った時に、確かに高さがあるために、そういうプレーが求められる部分もあると思いますが、急いで仕掛けて仕掛けてとなると奪われて反撃されたときに大きなピンチにつながりがちなので、そこで13番東伸幸のところにいったん当てて、ここで状況によってキープして時間を作ったり、場合によっては簡単に捌くなど、そういう強弱をつけることで、浦和の前線の攻撃陣の良さが更に生きるような気もするんですよね。これは、13番東伸幸のプレーを見ている限りではそういうプレーができる選手だと思いますし、彼に限らず、トップ下に入るいずれかの選手が意識して行うことで大分色々な意味で楽になると思います。

次はやってください!できます!

4月に入り、15日から浦和レッズユースのプレミアリーグも開幕します。ブクメにとっての嬉しくて悔しい時期なのですが、これからは、ユースとジュニアユースの公式戦の日程がどうやっても掛け持ちできないケースが多く出てくるのです。そのため、関東U15リーグに足を運べない時も増えてきます。確実に足を運べるのは来週の三菱養和戦。その次の週はプレミアリーグと被るため行けません。迷った時にはユースの方を優先するとか決めないと動けなくなるので決めているのです。

だから、来週末は勝利が見たい!ガムシャラにプレーして勝利する姿が見たい!

見せてください!

ではでは。 

4月1日マリノスタウン4月1日マリノスタウン4月1日マリノスタウン

 

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユースU-15リーグ2012/03/24 第4節- 浦和レッズJrユース vs ジェフユナイテッド千葉 U15 2-2引き分け・・・2点気になった

3月24日レッズランド

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

天気予報では、今日は雨は降らずに気温も上がるということでしたが、普通に雨が降っており、気温も低い感じで、ちょっとやりにくい気候となった土曜日。今日は、レッズランドで行われた浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ第4節、ジェフユナイテッド千葉U15との試合を観戦してきました。

対戦相手の情報としては、現在5位で東京ヴェルディジュニアユースを破っていることくらいしかわからないのですが、毎度のことですが、この時期は対戦相手のことよりも自らがやるべきことや課題を一つずつ克服して行き、前節より前進できているかどうかの方が重要な時期ですね。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、5番水上真、MFがボランチに15番高橋聡史、トップ下に8番影森宇京と10番堀内千寛、FWが左に7番川上開斗、右に11番新納大雅、真ん中に9番和久井大輔

となります。

前節から中盤と前線に少しメンバー変更のあるスタメン構成となっています。

まず、試合の入り方はこれまでの3試合と比べて最も良かったと思います。前半スタートから、相手のエリアでボールを持つ時間を長く作ることができていたと思います。

7番川上開斗のミドルシュートや10番堀内千寛の前線での仕掛けも相手守備陣を脅かすことができていました。また、8番影森宇京が前半は中盤で気の利いたプレーで攻撃のリズムを作り出していた印象がありました。

8番影森宇京を経由して左の7番川上開斗、ドリブルで深くまで侵入してクロスに10番堀内千寛が合わせた惜しい場面や、同じく10番堀内千寛がドリブルで仕掛けた時に相手守備陣にかかってこぼれたボールにいち早く反応してキーパーの不意を突いたゴール右隅を狙ったシュートを放ちキーパーにギリギリ反応されたものの、コーナーキックのチャンスまでつながるなど、中盤の8番影森宇京の良い経由からの展開が目立ちました。

ある程度、浦和ペースに持ち込めていたこともあり、相手の攻撃は単調で、更に浦和の前線の選手が巧い具合にプレスをかけて相手の攻撃を摘めていたこともあり、何度か危険な場面はあったものの、16番大川圭為の好セーブもあり、得点を奪うべき場面のところではやや厚みに欠けるものの、比較的安心して見ていられる前半でした。

更にこの試合は、ちょうど良い時間に浦和が先制点を奪えたことも良かったと思います。

前半25分にスローイングから抜け出した10番堀内千寛がゴール右隅を狙ったグラウンダーのシュートを放ち、これがゴールポストに当たったもののゴールに吸い込まれます。

良い流れの中で先制点を奪うというここまではホームで勝利するための流れとしては最高の展開になっていました。

先制点の後に相手の反撃に注意しながら勢い良く攻め込み追加点を奪ってしまうとだいぶ流れとしては楽になるのですが、浦和はもう一点一気にとってしまうというよりは、同じリズムで攻撃するという印象で、それでも良い形は作れていました。

相手の攻撃を回避して、16番大川圭為からの展開で、右の3番新井克之、10番堀内千寛、前線へ抜け出した9番和久井大輔という展開や、8番影森宇京の視野広く展開しての攻撃で相手ゴール前まで持ち込める場面は多かったものの、追加点が決められないままに、31分にあまりチャンスが作れていなかった相手の反撃で抜け出されたところで決められてしまい、同点に追いつかれてしまいます。

これで相手が一気に来るかと思ったのですが、相手もそこまでリズムは変えないんですね。で、やはり浦和の中盤から前の選手たちの摘む動きが良く、相手の攻撃を上手く良い位置で摘んでしまって攻撃に転じることができ、前半の残り時間も割と浦和ペースと言っても良かったと思います。

この時間帯で、8番影森宇京がこれまた不意を突いたゴール右上を狙った見事なミドルシュートを放ったものの、相手ゴールキーパーの好セーブで防がれてしまいました。すごーく惜しかったです。

前半は1-1で終了。

後半の序盤は浦和のチャンスが多く、7番川上開斗が蹴るコーナーキックが、前半は高めでそのままキーパーにキャッチされることが多かったのですが、低めに狙うキックを混ぜたところでコーナーキックの場面の得点の雰囲気が前半より格段に高まり、このセットプレーから逆転に成功します。

この得点前にも、布石としてコーナーキックからニアに6番中塩大貴が飛び込んで一歩キーパーが先に反応してキャッチされたものの、この後、逆サイドで得たコーナーキックで、今度はキッカーのタイミングとキーパーの前に6番中塩大貴が飛び込むタイミングがピタリと合ってゴール。

これで2-1と逆転します。

この得点の後、立て続けに左サイドの6番中塩大貴の攻撃参加からチャンスが作られたものの、追加点は奪えず。混戦の中で6番中塩大貴がグラウンダーで入れたクロスに対して、ディフェンダーが塞いでいるところをかわすべく、9番和久井大輔がスルーして、ファーに一人飛び込んでいればフリーで決められたのにという惜しい場面がありました。

後半は、浦和の守備サイドに関しては見ている位置から遠くてあまり状況がつかめなかったものの、疲れが原因だったのか、攻撃的に意識が行き過ぎていたのか、相手の攻撃意識に戸惑ったのかはわからなかったのですが、危険な場所でのミスというのが多かったように感じます。おそらく、そういうピンチで16番大川圭為が好判断で防いでなんとか失点は防いだという決定的な場面は3度はあったと思います。

そして、残り4分くらいのところで追いつかれてしまいました。

逆転すべく、ここで9番和久井大輔、15番高橋聡史、11番新納大雅に代えて19番村上秀斗、18番石井康輝、13番東伸幸の3人を投入するも結果的には再逆転はできず2-2で終了となりました。

タイトルで書いた2点気になったというのは、1点は得点を奪った後の時間の使い方がやや曖昧に見えたこと。決められた時に、大抵相手はすぐに奪い返すために前がかりに来るものの(あまりそういう風には来なかったこともあるかもですが)、そういう展開に対してのプレーの強弱の変化が感じられなかったこと。もう1点は、先ほど書いた後半の自陣で奪われて反撃を食らう回数の多さと、その要因がどこにあるのかということ。

確かに後半は疲労が見えて上がれない選手も何人か見受けられましたが、そういった疲労によるものなのか、リードしたことで失点しないことを意識しすぎてしまったのか、普通に相手の攻撃が凄かったのか、色々要因は考えられますが、相手の攻撃がそこまで迫力があるものには見えませんでしたので、その時間帯での自らの要因の何かだと思います。

そんな感じで2度のリードを追い付かれての引き分けになったのですが、次のステップへ向けて今日のようなことを考えられるようになったのは、また前進だと思います。

この部分が安定してくると、チームとして落ち着いてくるな~というポイントが、スタートの時期から比べて安定してきているので、ここに色々な選手の色が加わって来て、あとは決め所の迫力と守るところでの課題をクリアしていけば、今後は結果も付いてくるようになりますからね。自信を持って次の試合への準備を進めてください!

それにしても・・・、試合後少しして一気に晴れるくらいだったら試合時間から晴れていてほしかったですね。悪天候も経験とは言えますが、良い方がいいに決まってますから。

ではでは~。

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↑おまけの写真です~。

関東ユースU-15リーグ2012/03/18 第3節- 浦和レッズJrユース vs 横浜FC Jrユース 0-3敗戦・・・連敗も前進見られる

3月17日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は関東U15リーグ第3節、横浜FCジュニアユースとの試合を観戦してきました。

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグは、第1節2節がアウェイだったため、今回の第3節が初めてのホームゲームということになります。

前節までの課題を踏まえた上で、今節はどのようなプレーができるのか、その辺りに注目しながら観戦させていただきました。

前節の最も大きな課題は、思うように行かない展開の中でプレーが悪い方悪い方に行ってしまったこと。できる、できない、強い、弱い以前に、自らが最低限やるべきプレーを見失ってしまい、あきらめずに戦い切ることができなかった試合だったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、5番水上真、MFがボランチに18番石井康輝、トップ下に15番高橋聡史と10番堀内千寛、FWが左に7番川上開斗、右に19番村上秀斗、真ん中に9番和久井大輔

となります。

キーパーの大川圭為が体調不良で欠場した前節から復帰した以外は同じスターティングメンバ―ですね。

試合開始前から感じたのは、練習などで出している声の大きさや覇気が、前節までと比べて明らかに良くなっていたと思います。前節も試合展開で終盤にピッチサイドでアップする選手の中でも1人2人は声を出してプレーしている選手を鼓舞していた選手はいましたが、今日は、その割合が増していたとも思います。

ただ、2試合でまだ勝利がないという状況や、前節の上手く行かないという部分を引きずってしまっているのか、気持ちと動きがついてきていないという試合の出だしとなり、開始早々から、相手のミスや16番大川圭為の好セーブなどに助けられて失点こそ免れていたものの、危険なシーンを多く作られていました。

相手を警戒してプレーするのは良いですが、その部分がやや過剰なイメージがあり、そのために簡単に抜かれていたというイメージがありました。

行こうとする気持ちは、多く見られ、10番堀内千寛がためて追い越した7番川上開斗へ繋げての展開や、15番高橋聡史から左の6番中塩大貴に開いて縦への展開で10番堀内千寛へという展開、2番信沢啓人から10番堀内千寛、19番村上秀斗へとつなげての仕掛けなど、良い形も見られたものの、落ち着いて視野広く連動してという部分では、やはりこれまでの上手く行かなかった部分を考えすぎなのか、ズレが多く見られたようにも思います。

良くなったなというプレーの中では、インターセプト絡みで2つほど。前線で9番和久井大輔が相手ディフェンダーに激しくプレスをかけて奪った場面と、前半終盤に15番高橋聡史が激しいプレーで奪い取って攻撃につなげた部分。ただ飛び込むだけではなくて、相手の積みどころを見極めてのプレスからの奪取ができていたこの2つの場面は、前の試合では見られなかった部分だと思います。

右サイドバックの3番新井克之のサイドをドリブルで思い切りよく仕掛けた場面も良かったです。

相手に押され続ける展開の前半ながら、ギリギリのところでこらえて前半を無失点で終えられると思った終了間際にセットプレーから頭で押し込まれて失点。

前半は0-1で折り返します。

後半はスタートから19番村上秀斗に代わり14番松尾佑介が入ります。

後半も序盤の相手ペースは変わらないものの、フリーキックのチャンスで7番川上開斗が惜しい場面を作ったり、同じく7番川上開斗から左の6番中塩大貴につなぎ、ドリブルで持ち込んでのクロスに9番和久井大輔がヘッドで合わせる場面など、何度か惜しい場面を作り出します。

しかしながら、18分に2失点目を喫してしまい、更に試合終了間際に3失点目を食らい、結果的には0-3で敗戦となったのですが、一つの可能性として後半20分に18番石井康輝に代えて8番影森宇京、21分に7番川上開斗に代えて13番東伸幸が入ったのですが、交代で入った2人が試合を落ち着かせるようなボールの当てどころと受け手となり、13番東伸幸にボールが入った時に、しっかり収まり、視野広くボールを捌くことができることから、そこに8番影森宇京が入って展開できることで、攻撃の際にやや急いで急いでとなっていたところに強弱がついたことで、残りの時間帯で浦和がテンポよく攻めることができる時間帯を作れていました。

結果的には、数字的には完敗かもしれませんが、今日は前節より良くなっていたのでOKです。

ここまでの流れの中で、対戦相手を考えてプレーすることが逆に主導権を奪われてしまう要因になっていたような部分もあると思いますし、次はまずその部分で相手を上回ってしまい、受ける展開にならないように、攻撃の部分でスペースを作るのも使うのも自分たちだと、自信を持ってやってください。

前節も今日もそう思ったのですが、試合の後に行われる練習試合の方では思い切り良くやれている選手が多いんです。練習試合だから当然ですか?そう考えているなら、少し考え方を変えた方が良いかもしれません。確かに、今戦っているのは公式戦ですが、今の段階から勝ち点にこだわって失敗を恐れているようでは、それこそずっと委縮したプレーになってしまいます。軽い意味でということでは決してありませんが、公式戦という形が良さを消してしまうなら、練習試合気分でやっても良いと思うくらいです(ブクメの勝手な考えですが。。。)

とにかく、とにかく、前よりよくなってるのは確実。だから次は更によくなってください。今日できた部分が次に消えていたら怒ります。

ではでは~! 

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↑おまけの写真です~。

関東ユースU-15リーグ2012/03/11 第2節- 浦和レッズJrユース vs 鹿島アントラーズJrユース 1-3敗戦・・・思うように行かない時

住友金属総合グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ありきたりな言葉しか書けませんが、こうしてネットに文章を載せる者として当然のこととして書かせていただきます。東日本大震災から1年が経ちました。 震災の被害に遭われた皆様。謹んでご冥福をお祈りいたします。

サッカーと言うのは不思議なスポーツで、「技術的に戦術的に強いチーム=100%試合で勝利する」にはなりません。

当然、思いや気持ち、心だけで勝てるものでもありません。

これらを結び付けて行くことで勝率が上がっていくものですが、それでもこうすれば100%勝てることはないスポーツです。

この言葉を踏まえて、まず、今日の試合について大まかに書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GK22番関敦也、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、5番水上真、MFがボランチに18番石井康輝、トップ下に15番高橋聡史と10番堀内千寛、FWが左に7番川上開斗、右に19番村上秀斗、真ん中に9番和久井大輔

となります。

今日の対戦相手は鹿島アントラーズジュニアユースとなります。また、今シーズンからはホーム&アウェイで同じ対戦相手と2戦ずつ戦うレギュレーションに変わっていることは、前回の開幕戦の時に触れましたが、今日は鹿島のホームでの対戦となります。

こういうレギュレーションになり、初となるシーズンと言うことで、どういう風に見ようかと、毎回の様子を見ながら考えているのですが、3月いっぱいくらいは、めいっぱい課題見つかりまくりの苦しい状況になることが当然と考えてチーム作りをしていく時期と考えるべきかなと今日の段階では考えています。

ホーム&アウェイのセオリーでは、ホームで勝ち、アウェイでは負けない、そういうバランスで進められると浮き沈みで苦しむこともなく良いとも思うのですが、そこにこだわりすぎる時期でもないし、3月いっぱい、もしかすると4月いっぱいくらいまで、成長するための課題を見つけることの方を重視してやっても良いかもしれないとも思います。

いわゆる、手さぐり状態ということですね。

試合は、すごく大まかに書くと、開始からやや硬さが見られた浦和がパスミスやパスを受けた時にボールをキープできない状態が最初の20分くらいまで続き、その間ピンチもありつつ失点は免れ、その後は主導権を握れている時間帯も作れていたものの、相手ゴール前での仕掛けるプレーの精度が悪く、大きなチャンスが作れない流れの中で、ミスから32分に失点し前半を0-1で終了。

後半も同じような状況が続く中で、浦和が生かせなかったセットプレーのチャンスで20分に相手に追加点を許し、28分に3失点目を喫し、試合終了間際の反撃でディフェンスラインの裏へ通ったボールをしっかり10番堀内千寛が決めて1点を返し、ロスタイム含めて猛反撃するも、結果は1-3で敗れたという感じになります。

交代は、前半はなし、後半に15分に19番村上秀斗に代えて11番新納大雅、22分に15番高橋聡史に代えて14番松尾佑介でした。

これはいいなと思った展開が2回ほどあったのですが、いずれも浦和が落ち着いてきた前半20分以降のプレーなのですが、ボランチの位置の18番石井康輝にパスが入った時にサイドの7番川上開斗が前線の9番和久井大輔や10番堀内千寛が相手ディフェンダーにマークされている中で、うまく中のスペースで楔になるために走りこんでパスを受け、そのボールをワンタッチで左サイドバックの6番中塩大貴に送り、そのボールをまた6番中塩大貴がワンタッチで前線へロングフィードを送る流れを作り、この一連のパス回しからの展開によって、10番堀内千寛がそのロングフィードに対して抜け出して行く形に繋がった場面。結果は、パスが長くなってしまったものの、思うように行かない展開が多く、狙いが単調になってしまっていた試合の中では、数人が意図して絡んだ中での崩しの形として良かった形だったと思います。

また、15番高橋聡史と19番村上秀斗、10番堀内千寛がちょうど良い距離関係になれている時間帯に細かくパス回しで相手を崩して行こうという意図的なプレーも効果的に作用していて良かったです。

ただ、やはり今試合を思い返してみると、今日は全体的に思うように行かない中でそのイライラがプレーの中に出てしまっていらないカードをもらってしまったり、打開する何かを見いだせないままに一つ一つの精度が悪くなってしまったことで更に自らを苦しめてしまっていたようにも思います。

相手のセンターバックの2枚が、比較的相手が攻撃的に行けている時でも守備の意識を強く対応しようとして集中力高くやっている中でのプレーの選択肢としては、今日は工夫が足りなかったように思います。そこでサイドからと言う選択肢の中でもクロスの精度が良くなかったことなど、流れを打開するために正確性が求められるプレーをもっと大事にできていたら、試合展開ももう少し変わったかもしれません。

さて、最初の方に書いたことの延長上になるのですが、今日は震災から1年という忘れてはならない1日でした。そして、ご存知のように直接的な被害で言えば、今日の相手の鹿島は大きかった地域にいるチームですし、思いを強く戦っていたのかもしれません。

ただ、だからと言って、今日の浦和が思うように行かなかったことが相手の思いの強さによるものだったとなっては絶対にいけません。しかしながら、思いの強さが集中力を持続させたり、際でのプレーを激しくしたり、ゴール前での決定力を上げることはあると私は考えています。

直接的な被害は大きくなかった浦和ですが、昨年の震災後にもブログに書いていたことですが、同じ東日本にある浦和も様々な面で大変な思いをしてきたことは事実です。

それでも思いの差があるということになるのであれば、それは今日のような悔しい敗戦で得た経験で埋め合わせていくしかないと思います。

新レギュレーションでスタートし、いきなりスタートがアウェイで2連戦でしたね。たったの2試合ですが、すごく意味のある2試合であったとも言えます。そして、けが人や体調不良の影響もあって、やや本職とは違ったところを受け持つ選手や、公式戦2試合目にして早くも1年生(新2年生)の関敦也がゴールマウスを守ることになったりもしました。

下部組織の試合を見てきて、スタートからこれだけ密度の濃い経験をできているチームもなかなかないと思います。

まずは、この2試合での経験を次のホームでの初戦でぶつけてやりましょうよ。

そして、怪我で悔しい思いをしている選手もまた、今の悔しさを復活し
た時にどれだけ出せるかで全く変わってきます。実際、例えば今の浦和レッズユースを見ていても、怪我で長期離脱をしていて、その後、しっかりスタメンを奪い、貴重な戦力となっている選手もいますし、一つ一つの捉え方をプラスにしてください。

凄く分かりやすい見本としては、浦和のトップチームで新監督のミシャが「ポジティブに!」ということを強調して言っていますよね。

凄く良いメンバーがそろっている浦和レッズであっても、サポーターの雰囲気がネガティブだったりすることで、悪い意味でチームにまで影響して、悪循環に陥っていたという最近の分かりやすい例もあります。今年のトップチームがやろうとしている戦術も決して簡単ではありません。それだって、サポーター含めたチーム全体の雰囲気がポジティブになるかネガティブになるかだけで、良くも悪くも簡単に変わって動いて行ってしまいます。

チームの中で作る雰囲気づくり、特に流れが悪い時に良くするための雰囲気づくり。チーム内でもチーム外の応援する立場でも、すごーーーく重要なんですよ。

今日の試合で、相手に追加点を決められて試合の終盤で突き放されてしまった時にベンチから聞こえていた監督の言葉を覚えていますか?確か、「この状況を楽しめ」って言っていたと思います。

極端に言えば、逆境を楽しむ雰囲気を作れる選手が今後どれだけ出てくるかで、今日のような展開が終わってみたら4-3で逆転勝利していたなんてことも普通に起こり得るんですよ。

ということで・・・来週のレッズランドでの試合を凄く凄く楽しみにしています!

ではでは~。

 

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おまけの写真

関東ユースU-15リーグ2012/03/04 第1節- 浦和レッズJrユース vs 川崎フロンターレU15 1-1引き分け・・・新レギュレーションで公式戦スタート

青山学院大学緑ヶ丘グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

関東ユースU15リーグが、新3年生がまだ2年生の段階で開幕するのには若干の違和感があるものの、今年からホーム&アウェイでがっつり22試合を戦うことになったということで、スタートです!

浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度の昨年を戦うにあたって、見る側としても少し見方を変えるべきだとブログで書いたような気がしますが、同様にレギュレーションを考えて、見る側も少し考え方を変えてリーグを見ていく必要があるのかと思います。

まず、これまではホームアウェイごちゃまぜで1回総当たりの11試合だったために、上位同士の対決での1度の勝敗が最終順位に大きく影響しましたが、同じチームとホームとアウェイで2度対戦することができるようになったことで、いわゆるアウェーで試合展開によっては引き分けOKでホームでしっかり勝利するとか、アウェイで敗れてもホームで同じチームとの再戦で勝利するなど、2度対戦することでの様々な試合ごとの目的を作りながら試合をすることもできますね。

単純に試合数が2倍になったために、数試合の敗戦で致命的な差になることがないという考え方もできるかもしれません。

新チームがスタートして間もないこの時期に開幕するのですから、公式戦を戦いながらチームを作っていくという部分を見る側も考慮して見るとか色々ありますね。

さて、試合に行きます。

今日は、アウェイで川崎フロンターレU15との対戦となりました。会場は青山学院大学緑ヶ丘グラウンド(人工芝)となります。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに5番水上真、センターバックに2番信沢啓人、4番小木曽佑太、MFがボランチに15番高橋聡史、トップ下に10番堀内千寛と18番石井康輝、FWが左に7番川上開斗、右に14番松尾佑介、真ん中に9番和久井大輔

になります。

今日見た位置がゴール裏側のグラウンドと同じ高さのところからということで、距離感など正直分かりません、すみません。

 試合開始から、勢いよく攻め込んでくる相手、特に前線の選手の迫力ある攻撃に対して受け身になってしまい、硬さが目立つなど公式戦のスタートではよくあることなのですが、本来の良さを出す前に、危険な場面を作られてしまう回数が多いものの、キーパーの16番大川圭為の安定した守備で失点はなんとか免れているという時間帯が続きました。

厳しい時間帯が続く中での浦和の攻撃としては、 カウンターの形の中で2番信沢啓人から9番和久井大輔にあてて、左の7番川上開斗につなげて攻めるという形や、14番松尾佑介から9番和久井大輔へのパスからの仕掛けなど何回か惜しい形はありましたが、プレーに落ち着きがないというか、相手の出足に簡単に積まれる場面も多かったと思います。

そのような時間の中で目を引いたのはボランチの位置に入った15番高橋聡史のプレーで、全体的にバタバタした時間帯でも彼にボールが入った時は冷静に確率高く攻撃が展開されることが多かったと思います。

ブクメとしては、彼らがこれまでに見せてきた良い形というのも何度も見ているので、今日の序盤を見ていると明らかに硬さで良さが消えていたので、相手の攻撃に耐えて慣れてくるまで大量失点などしなければ徐々に良い形も作れると思ってその時を待っていましたが、期待通り30分前後くらいからは、それぞれの選手から、らしいプレーが見られるようになり、ここから前半の残り時間は何度か大きなチャンスを作ることもできていました。

セットプレーのチャンスからの7番川上開斗のキックからのチャンス。4番小木曽佑太はセンターバックの位置から、自分の前にスペースが空いていることを確認すると思い切りよくドリブルで持ち上がってチャンスを作り、10番堀内千寛は縦パスに対して背中に背負ったディフェンダーをトラップだけで交わすテクニックを見せようとする。15番高橋聡史のシュートもありつつ、カウンターでは彼から右の5番水上真に開いたボールから逆サイドまで展開して惜しいチャンスを作るなど、明らかに残り10分は浦和が盛り返しつつ前半は0-0で終了。

後半に入ると再び相手に押し込まれる場面が増える(見ている位置から遠く、距離感が分からないので、どのくらい攻め込まれているのか微妙にわからないのではありますが・・・)ものの、前半に比べると落ち着いて対処はできていたと思います。

後半10分くらいに、4番小木曽佑太が3番新井克之と交代します(負傷交代ぽい。)

更に20分に14番松尾佑介に代えて19番村上秀斗が入ります。

ある程度守備もしっかり対応できているところでしたが、中盤でのパスミスから高い位置でボールを奪われて攻められたところで失点してしまいます。

後半20分ほどで0-1という苦しい展開になりましたが、前半との違いは、浦和が攻めに入った時の得点になりそうな雰囲気が格段に後半の方がありました。

特に7番川上開斗が、本来の彼らしいドリブル突破からのシュートや、サイドをえぐってのクロスなど上げる回数が増え、7番川上開斗からのクロスが10番堀内千寛に通りあと一歩でゴールという場面もありました。

また、10番堀内千寛が裏へ抜け出す動きをオトリにして9番和久井大輔がドリブルで持ち込んでシュートと言う場面もありました。

そして、待望の同点ゴールが後半25分に得たフリーキックから生まれます。

7番川上開斗が蹴ったボールを6番中塩大貴が合わせてのゴールになります。

この後も、逆転するチャンスはあったものの、ゴールは奪えず試合は1-1で終了となりました。

 

なんというか、改めて思いましたが、公式戦て良いですね。緊張感が全く違うので、その緊張が悪く作用してしまうと、いつもやっていることができない。そういう経験をして、徐々に大きい舞台でもいつものようなプレーができるようになっていく。相手の集中力も違うので、いつも通用するテクニックが通用しない。でも、できてしまう選手は、その試合の中で通用するプレーを見つけて実践してしまう。

この試合で言えば、試合終盤で前線の選手たちが見せた、スペースを作るための動き、スペースを使うための動き。最初の方は、あれじゃ読まれるだろうという動きばかりしていた選手が、後半終盤は駆け引きをしていたとか、素敵です。

逆に今日の時点では、全体的にまだまだこれからかと思ったのは、ペナルティエリア内での落ち着きというか、数的優位になった時の決めきる迫力などが、まだあまり感じられませんでした。

また、縦への長めのフィードに対して、後半終盤は10
番堀内千寛、9番和久井大輔、7番川上開斗、更に19番村上秀斗などが、相手ディフェンダーに対して駆け引き勝ちして抜け出せる場面が多くなったところで、決めきるところで決めきれない部分も今後の課題とも言えるかもです。裏へではなくて、相手ディフェンダーがついているところで抜け出せるのは、それはそれで凄いんですけどね。

あと、結果的には逆転はできませんでしたが、後半終盤の「この試合勝ってやる!」というプレーの中での迫力は浦和が勝っていたと思います。

ね、良い部分もたくさんあるし、課題もたくさんあるでしょう?

そんな感じで、アウェイでの1-1はOKです。

 

この試合の後、B戦が行われました。

メンバーは以下、

GK22番関敦也(1年生)、DFが左サイドバックに23番渡辺陽(1年生)、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、21番高橋海翔(1年生)、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に17番小田切誠と14番松尾佑介、FWが左に19番村上秀斗、右に12番田中拓真、真ん中に11番新納大雅

になります。

この試合は0-0の引き分けとなりました。 

青山学院大学緑ヶ丘グラウンド青山学院大学緑ヶ丘グラウンド青山学院大学緑ヶ丘グラウンド

 

 

 

 

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ではでは~。