関東ユース(U-15)サッカーリーグ2018/05/20 浦和レッズJrユース vs 横浜FC Jrユース 2-2引き分け・・・勝負のポイントでしっかり結果も締め方に課題

どうも、ブクメです☆

ブログのタイトルを書きながら、試合の締め方という言葉の「締める」の意味がちょっと気になって調べてみたのですが、今回特に当てはまるのは、もちろん、単純に試合を終わらせるという意味もあるのですが、「緩みのないようにする」になるのかなとも思います。で、これ以外にも「締める」には色々な意味があって、実に奥が深いなと思いつつです。

今日の試合は、実に浦和レッズジュニアユースの、劣勢を跳ね返して逆転するまでの流れの見事な形を見られた一方、残り数分と言うところで、攻撃で締めるのか、守りで締めるのかが若干チーム内で統一できなかったという修正が可能であることながら、今日は、それが裏目に出てしまったことでの引きわけとなりました。

課題として残りますが、今日は、良かった部分を強めに書きたいなと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人、真ん中に11番工藤孝太と4番島垣翔、中盤が、左に17番小山田直人、右に27番西田春斗(後半30分⇒19番森碧大)、真ん中に8番戸田大翔と7番篠田大輝(後半34分⇒14番坂田綜太郎)、FWが13番伊澤壮平と10番高橋悠

となります。

今日の相手の横浜FCジュニアユースは、事前に調べてはいなかったのですが、質の高いサッカーをするチームだなと思って、一緒に見ていた方に聞いたら首位だったという感じではあるものの、実際に見ていて、前回見たときのように、攻撃の部分では、前線の選手たちの攻める姿勢や狙いは悪くはなかったと思うのですが、攻撃の組み立てのところで中盤を経由した攻撃を素早いブロックで自由にさせてもらえない流れになり、それではと中盤を経由しない縦パスでの狙いから、相手のディフェンダーとの駆け引きで前線の選手が抜け出して仕掛けようとする試みなどで得点を狙う形が他の攻撃と混ぜて行う分には有効でも、そういった形を多くせざるを得ないような相手の守備網と個々の選手の強さ上手さがあり、なかなか難しい試合展開に持っていかれていく中で、前半21分に失点して0-1で前半を折り返す流れとなります。

前半の攻撃は、なかなか連動した攻撃をさせてもらえない印象はあったものの、前半14分の10番高橋悠の工夫したドリブルからの仕掛けだったり、24分の10番高橋悠から裏へ抜け出した26番桐山龍人へつなげたパスからの仕掛け、同じく、26分の8番戸田大翔から13番伊澤壮平への縦への長めのボールを通しての仕掛けなど、中盤を自由にさせてもらえないことや、相手の攻撃の迫力もあることから、中盤の選手が守備に回る形で奪ってからの攻撃の展開で中盤を経由しないことが多くなってしまっていたものの、苦しい中でも打開をしようとするプレーで少ないチャンスで反撃をしようというプレーはできていたと思います。

後半に入っても、やはり相手の堅い守備を破ることがなかなかできない難しいスタートになった中でしたが、ゴールに近い位置でのフリーキックやコーナーキックが10くらいまでに何度か取れる中で、このセットプレーのチャンスで点が取れると大きいなと考えていたところで、獲得したコーナーキックで8番戸田大翔のキックからのこぼれ球を11番工藤孝太が見事なシュートで決めて1-1と同点に追いついたところから、試合の流れが一気に浦和に傾きます。

同点ゴールから、出足が早くなった浦和が攻撃を仕掛ける回数が増えてきた中で、16分に27番西田春斗が良い位置でファールを受けてフリーキックを獲得し、直接狙える位置で8番戸田大翔が左上隅を狙った見事なフリーキックを放つもののここは、相手キーパーの好セーブで得点はならず。

18分には、10番高橋悠が、相手ディフェンダー2人にプレスをかけられながらも、しっかりキープして13番伊澤壮平へパスを通しシュートまでもっていく惜しい形を作ります。

後半30分には、10番高橋悠から交代で入った19番森碧大が右サイドに流れて良い形でパスを受け、狙いすましたクロスで、相手ディフェンダーが辛くもクリアするもオウンゴールを誘いそうなクロスでチャンスを作ります。

37分には、相手の攻撃を防いだ後のカウンターで交代で入った14番坂田綜太郎が素早く前線に走る13番伊澤壮平に通し、惜しいシュートを放ちます。

アディショナルタイムが4分くらいだった思いますが、その1分ほどが経過したところで、左サイドの低めの位置ででパスを受けた10番高橋悠が、ファールしないようにという指示で相手ディフェンダーがおそらく少しプレッシャーを緩めたところを逃さずに、突破して一気に左サイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア内に走りこむ13番伊澤壮平へ見事なパスを通すと、パスを受けた13番伊澤壮平も慌てず落ち着いてゴールを決めて2-1と逆転に成功します。

ただし、ここからの時間の使い方で若干チーム内でずれが生じたところが出てしまったようにも感じます。時間稼ぎするようなプレーもありつつも、前線の選手は、もう1点取りたいという意識が強いところも見せ、攻撃が引っかかったところで、相手の最後の反撃を受ける形になり、見ていた位置からは遠かったため、細かい形はわからないもののおそらく抜け出されたところで倒してしまってと言うことだと思いますが、PKを奪われてしまい、これを決められて2-2と同点に追いつかれたところで試合が終了となりました。

逆転して追いつかれた2,3分の出来事に関しては、やはり「試合の締め方」というところでのチーム全体としての意識として守り切ろうというところと、もう一点行けそうなら行ってしまおうというところが合致しなかったことが原因かとは思いますので、直してもらうとして、やはり今日の試合では、試合展開としては、守備力が高い相手の集中した守備に苦しむ流れで失点するという、かなり厳しい流れだったところから、セットプレーで追いついたことで、相手に動揺を与えて、そこから攻撃陣が迫力のある攻撃を見せることで、一気に流れを引き寄せて、見事な形で逆転することができたという点は大きかったなと思います。

難しい展開では、そういう流れ関係なく得点が奪える確率が高まるセットプレーが重要で、そこでしっかり決めた、そして、得点したという勢いをしっかり生かして流れも引き寄せた。そして逆転した。これができるチームは強いです。

あとは、締め方ですね。今日の試合では、逆転した時間と残り時間、ベンチからの指示も含めてやるべきことは、隙を与えると相手の反撃にあう可能性があるし、そういうワンプレーで迫力のある攻撃ができる選手もいるのは、試合の中でわかっていたわけですので、やはり反撃の可能性を作らないプレーで終わらせるのが正解だったと思います。でも、取れるならもう一点の姿勢は嫌いではないですけどね。これは、あくまでサポーター目線です。

プラスの要素を大事に。

現在最も勢いがある横浜FCジュニアユース相手に、こういう戦いができるのですから、今日の試合の反省点をしっかり次に生かせれば、もっともっと浮上できると思います。来週は、足を運べませんが、リードして、試合終盤も相手に付け入るスキを与えない試合の締め方をしたという報告を聞ければよいなと思います。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/07/03 – 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 2-1勝利・・・前進をしっかり感じた試合で全国をもぎ取った

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どうも、ブクメです☆

2日のブログでも少し触れましたが、バタバタと動き回ったりしていた関係で、ブログを書くのが遅れてしまいました。

さて、日曜日は、群馬県の宮城こと、宮城総合運動公園に足を運び、浦和レッズジュニアユースの夏の全国を決める戦いを観戦してきました。

3回戦で大宮アルディージャジュニアユースに惜しくも敗れた浦和レッズジュニアユースですが、この段階で出場が決まった関東の全国大会出場8枠から、残る6枠を争う戦いに移ります。

負けてもあと1度チャンスがあるというのは、良いようで悪いようで、例えば、関東U15リーグでも、冬の全国大会というのは、リーグの上位は予選を戦わずに本戦に出場できるのですが、チーム状態として、もう少しギリギリの戦いを踏まずに全国に進むと、苦しい戦いになってしまうのではないかと思っていて、それでも全国大会を経験できることとできないことで、全国の強豪を肌で感じて戦って得るものが得られないなど、まあ、難しいものです。

その点では、私が感じたというだけですが、この全国へ向けた戦いの歩みというものは、今の浦和レッズジュニアユースにとっては、最高の歩みになったと私は感じています。

その辺は、また最後に触れますね。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下。

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに5番奥山亮介、センターバックに3番高橋孝太と6番苗加慶太、MFが左に7番冨田蓮、右に13番石橋遼大(後半13分⇒19番佐藤優斗)、真ん中に14番千葉希と10番鳥海颯、FWが左に20番松村大也、右に9番森田悠仁(後半40分⇒16番柳原光希)

となります。

まず、いつもいつも書いている試合の入り。凄く良かったです。この試合では、スタートから、球際のプレー含め、競り合い、こぼれ球への反応など、集中力高く、チーム全体が相手よりも勝って入ることができました。

そのため、例えば、開始2分くらいには、相手の攻撃の際の隙を2番清水楽人が、しっかり狙ってインターセプトして反撃できたように、奪って速攻という形もできていました。

勢いよく仕掛けてくる相手前線の選手に対しても、簡単に突破させず、サイドでは、囲い込んで奪うプレーなども見られました。

試合の入りで完全に相手を勝った流れで次に欲しいのは先制点。これも、早い時間で奪い取ることに成功しましたね。

6分に20番松村大也が仕掛けてシュート。やや密集状態でしたが、枠をとらえていたシュートは、相手ディフェンダーをかすめてゴールになり1-0と先制。

リードも奪うことができた。この語も、10分の20番松村大也から一つ下の良いポジションに入っていた14番千葉希にいったん落としてそこから、早い展開で前線に再びパスが供給されて7番冨田蓮が突破を仕掛けていく形など、攻撃の際にも一つ中盤を経由して展開という形がこの試合スタメンで起用された14番千葉希の良いポジショニングから展開されていました。

同時に、バックラインの選手が守備の集中を切らさずに対応して、相手が少しコントロールを誤ったりしたときはすかさずインターセプトしてという形も多くできていました。

見た目のピッチ状態がよく見える、宮城総合運動公園の天然芝のグラウンドですが、今年のユースの試合でも一度利用していて感じたように、実際プレーすると、結構凸凹だったり、グラウンダーのパスで早いパスを意識しないとしっかり転がらない(緩いパスだと、少し距離の長いパスになると思っていたよりもパススピードが遅くなってしまう)というやりにくい状況もありましたが、そのあたりも、浦和の方が上手く対応できていたと思います。

14分には、9番森田悠仁のポストプレーでヘッドで流したところに20番松村大也が反応しての仕掛けでチャンスを作ったりできていました。

欲を言えば、前線でパスが収まるような展開になっていたので、もうひと頑張りで、前線にパスが入る展開になった時にゴール前に走る人数が多くなると、より大きなチャンスになったかなという課題も見え隠れしましたね。

クロスの精度の高い13番石橋遼大や、攻撃の展開で右前線に流れてドリブルを仕掛ける回数が多かった20番松村大也がサイドでクロスを上げるという場面になった時に、少し時間をかけないと人数がペナルティエリア内にいないという状況があったのは、少しもったいなかったですね。

例えば、15分のバックラインからの大きな展開で右から20番松村大也が持ち上がった時に、クロスを上げた段階で、ペナルティエリア内まで走り込めていたのが9番森田悠仁だけで、もう一枚厚めにということで、7番冨田蓮も走り込もうとしていましたが、長いパスからの反撃になるときは、この場面は、少し頑張って、もう何選手かペナルティエリアに向かって走り込む選手が出てくるだけで、かなり得点の可能性が高まります。

気候も気候ですので、配分は必要です。なので、ここはチャンスになりそうというところで、ひと頑張りしてやろうということが、こういう大きなチャンスになりそうな展開でできるかどうかがかなり重要です。体力に自信があれば、とにかくこういう展開では、俺は、毎回走り込んでやるという意識がある選手がいれば素敵です。

さて、攻撃のところでの良かった場面を書きだしていきますと、

17分の攻撃で、右サイドで13番石橋遼大がパスを受けた際に、右の前のスペースに20番松村大也が走り込んだところでそのスペースにパスを出した後に、すかさず13番石橋遼大が真ん中のスペースに走りだした場面など、パスを出した次の動きまで意識して動けているプレーが良かったです。

21分には、14番千葉希のインターセプトから、9番森田悠仁を経由しての13番石橋遼大への展開した攻撃。

28分には、この試合バックラインに入った6番苗加慶太からの長い展開で同じくサイドバックが多い最近でしたが、この試合は中盤左の攻撃的な位置に入った7番冨田蓮への長いパスを通して仕掛ける形でチャンスを作りました。出しての狙いと、受けた選手が気持ち強く仕掛ける姿勢が見られたこの場面は、良かったです。

前半終了間際のカウンターの場面でも、9番森田悠仁と7番冨田蓮が絡んでの惜しい場面を作っていました。

同じく前半終了間際に、14番千葉希のインターセプトから、20番松村大也に出して、ゴールに近ずく場面がありましたが、ここはシュートが枠をとらえきれず。

前半を1-0で折り返し、後半スタートは、点を取りに来る相手に守勢に回る時間帯が少し多くなるスタートになります。

それでも、守備の集中力は高く、簡単に突破を許さず、相手の勢いのある時間帯を回避したところで、15分あたりからは、浦和が攻撃を仕掛ける場面が増え、前半と比べて攻撃の際に、厚みのある攻撃ができる場面も増えていたように感じられます。

16分の7番冨田蓮から20番松村大也、下げたところに少し高めに上がった5番奥山亮介が受けて狙った形や、19分の2番清水楽人から9番森田悠仁にあてて、落として7番冨田蓮が左へ展開して、後半途中から入った19番佐藤優斗が仕掛け、25分にも裏へのパスに抜け出した19番佐藤優斗がディフェンダーとの駆け引きに勝ち、キーパーと1対1になり、惜しくもキーパーに防がれるもこの時間帯は、追加点を奪えそうな空気感が出ていました。

ただ、その時間帯で追加点を奪えなかったところで相手の反撃で、唯一相手の攻撃陣の中で危険な仕掛けをしてくると感じていた選手に決められ、クーリングブレイク(新しい言葉を使ってみたかったので強引にこの言葉を入れてみましたw)の直前に試合を振り出しに戻されると、そこから点を取ったことで相手の勢いのある攻撃の時間帯となりますが、この時間帯も25番鈴木彩艶の好セーブなど含めて集中してそれ以上の失点を許さずも、その後の攻撃の場面で、やや自分で決めてやろうという意識が足りない場面が見られて、1-1のまま延長まで行きそうな雰囲気も若干出ていたところで、19番佐藤優斗が、この試合では、交代で入ってから、やや思うような動きができていない印象があったものの、34分に相手ディフェンダーを前に置くような形だったので、この時間帯の全体的な雰囲気としては、パスの選択になりがちなところで、しっかりゴールに向かって突破を試みたことで結果的に、ゴールを決めることに成功再び2-1とリードします。残り5分くらいのところで5バックにしたものの、この試合で良かったのは、ただ守るだけではなく、狙えるならば3点目を奪おうという姿勢も見せながら、時間を使うところは使いながらというプレーができていたところですね。

38分には、この試合フリーキックなどでチャンスメイクしていたものの、自らの仕掛けが少し足りないかなと感じていた10番鳥海颯が、果敢にドリブルでゴールを狙う姿勢を見せてチャンスを作るなど、攻撃のところでも人数はかけないものの、狙える選手は狙っていくという姿勢を見せつつ、守備のところも集中して、前半同様に相手の攻撃で少しコントロールをミスしたらすかさず奪って前線にというプレーを多くの選手ができており、80分でしっかり2-1で勝利して全国大会を決めてくれました!

本当は、この大会に入ってから、ずっと見てきた中では、毎試合成長が見られ(時には、一歩後退して「あれ?」と思う部分も、試合を追うごとに安定していっている部分もありつつ)、まずは、予選の中でここまでの段階まで来てほしいなと思っていた部分が、この試合でかなり密度濃く見られたので、褒めるばっかりの内容でも今回は良いかなと思っていたのですが、ここは、あくまで通過点ですから、もうこの先のことを考えて、よりこの試合のような戦いの中で、ここでこうできていると、もっと楽にと感じたところでは、ちょこちょこ課題として触れさせてもらいました。

3回戦の大宮アルディージャジュニアユース戦までで、最後の押し込んだ流れも逆転して全国を決るところまでは届かず、悔しさを残して、この試合で、まずここまでの集大成としての課題をクリアして全国で戦うチームとして必要な要素を見せてもらえたことが、大きいです。

勝負に勝てるチームにならないと、全国では勝ち進むことができません。たぶん、細かく書くまでもなく、この予選を通して、何か自分たちがチームとして変わってきたなと感じる部分があるのではないでしょうか。

私は、この大会を通じて、今年の浦和レッズジュニアユースというチームが、よりサポーターとして応援したいチームに変わりました。

気持ちが見えて、伝わってくるものがあって、さぼらず、集中して、戦って、(まだ足りないですが、)仕掛けるところは、多少強引でもゴールに向かう選手がいて、そういうチームが浦和らしいかなと思うんですよね。

まずは、全国出場を決めた。この予選で得たものをベースとして、ここからは本大会までの1か月ほどの期間を大事に戦い望んでくださいね。ある程度戦えるベースとともに、またここからは競争激しく、この大会で絡めなかった選手も、しっかり求められるプレーと自らの特徴を見せてアピールして、さらに厚みのあるチームに変貌して、本大会が見られればと思っています。

・・・というのは、本戦まで関東U15リーグは、あと2戦ありますが、その期間、私は日本にいないため、次にジュニアユースの試合が見られるのが、クラブユース選手権本番という可能性が現時点で非常に高くなっています。

なので、本戦までの戦いは見ることができませんが、ここから、選手それぞれがどのような意識で準備して取り組んできたのかは、本戦で見ることができますので、私はその時を楽しみに1か月ほど待ちたいと思います。

ではでは。

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浦和レッズジュニアユース、adidas CUP 2013 第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会出場決定!

FC東京深川グラウンド2013年6月30日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのプリンスリーグが終了し、サポーター仲間の車で浦和レッズジュニアユースの全国大会をかけた重要な1戦に移動しました。試合の少しでも見られれば良いし、仮に終了していても全国決まって喜んでいる姿を見ておきたい。

そんな感じで、サポーター仲間の道の選び方も絶妙で、後半10分くらいから試合を観戦することができました。

ということで、レポート的なものは今日はありません。

見始めた時点で1-1の同点と言う状況。

駐車場側のネット越しのグラウンドレベルで見ていると、後半の浦和の攻めている側は、距離感的なものが分かりにくいのですが、浦和がかなり攻めながらも、得点がなかなか入らないんですね。

「仮に1-1のまま終わったら、延長戦あったっけ?いきなりPKだったっけ?いや、延長まで行かないで勝つから知らなくてもいいよ」

みたいな会話を挟みつつ、試合を追っていると、引き分けで終わることなんて考える必要ないぞ!とばかりに、3番渡辺陽が、左サイドから中へ少し切れ込んだかと思うと、思い切りよくミドルシュートを放ち、これが見事に決まって2-1!鳥肌立ちました!

このゴールが相手に与えたダメージは、相当大きかったようで、相手の勢いが明らか落ち、そこからは浦和が攻める攻める。そんな中で、10番萩原大智が右から突破し更にドリブルで切り込んで、ラストパスを9番町田ジェフリーに送り、このチャンスをしっかりものにして3-1。

その後も、浦和が攻める。気が付けば、センターバックの4番轡田登も攻撃参加していたりで、すっきり80分で勝利し、全国大会出場を決めてくれました!

なんか、比較的試合展開が楽になってからも、中盤の選手は激しく守備に行くべきところでは激しく行っていましたし、そういう一つ一つ、前より今日、今日より明日、更によくなるために意識してプレーしている姿も嬉しかったですよ。

さて、というわけで浦和レッズジュニアユースは、最短ルートの3回戦でしっかり全国の舞台を掴みとりってくれました。全国優勝への通過点を順調に突破。

そして、ここからは、最大で3試合を全国大会出場を決めた関東勢を相手に戦えるということで、チーム力強化にもってこいですよね。しかも、次の相手は、少し前にリーグ戦でホームで嫌な負け方をしたFC東京深川。願ったりかなったりですね。しかも、会場も相手のホームですし、10月の再戦を前に、叩いておけよということでしょう。(⇒はい、完全に勘違いしてました。対戦相手は東京ヴェルディジュニアユースです。チーム力アップには最適な相手には変わりありません!)

どちらにしても、7日のこの試合に負けたら、関東大会は終了になってしまいますが、勝てば、13日、14日の試合も確定します(3位決定戦もあるため13日の準決勝に進めばその時点で14日も試合があるということ)ので、より多く、よりチーム力を高めて行くために公式戦での関東の強豪チームと場数を踏む、素敵なことじゃないですか。

まあ、先のことも書いたりしたものの、過酷過ぎるジュニアユースの全国出場の条件を緊張の中で戦い抜いてきたので当然体力面以外の疲労も蓄積されていると思いますので、少しの間気は抜いても良いと思いますよ。

そして、全国優勝を目指すチームとして、再び次の舞台を想定した戦いをスタートさせてください。

今回、怪我で参加できず悔しい思いをしている選手がいるのも私たちは見ています。同様に、思うようにチャンスを与えられずに悔しい思いをしている選手がいるのも私たちは見ています。

ただ、プレーはできなくても、今後のサッカー人生を考えた時には、プレーできなくて悔しい気持ち、そこを乗り越えて行った時に得られるもの、それは、逆に言えば、プレーできない期間という試練を与えられた者にしか分からないものがあり、そういう経験は蓄積されます。

必ず、サッカー人生にもサッカー以外の人生にも活かされます。

全国大会は、プレーする者だけの戦いではありません。私たちも一緒に戦うつもりですし、プレーする選手、サポートする選手、全ての選手で戦い抜いていくことができて初めて頂点にたどり着ける舞台です。

やってやりましょう!

ブクメは、帯広までの片道の航空券早速とりました(笑)

ではでは。

FC東京深川グラウンド2013年6月30日FC東京深川グラウンド2013年6月30日

 

 

 

 

 

 

最初の写真と合わせて、見るのに集中していて3枚しか写真撮りませんでしたw

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/06/02 第13節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-1勝利・・・交代なしで戦い切る

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグと浦和レッズユースのクラブユース選手権予選と公式戦が同日開催でしたが、試合終了後すぐに移動すれば、ギリギリくらいでユースにも間に合いそうということで、友人の車に便乗させてもらい、3週間前(ジュニアユースレッズランドからのユース横浜への移動)の逆パターンで試合観戦の1日となりました。

横浜FCの下部組織との試合では、良く使用されるLEOCトレーニンググラウンドでしたが、昨シーズンのジュニアユースのこのカードの時には、ユースと日程が被ったということで足を運べず、なんだかんだでこのグラウンドには初めて足を運びました。

結構な坂の上にあるんですねw

ということで、浦和レッズジュニアユースは2週間前のこの関東リーグの川崎フロンターレ戦で、結果として大敗を喫し、先週は公式戦がない中で、この2週間の期間で、その敗戦で選手自身が感じたことを踏まえて、どのような前進を見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

今日は、やや曇り気味で気温もあまり上がらないような予報だったのですが、結構晴れて日向は暑い、そんな中での試合になりました(見る側には数か所屋根がある箇所があったので、日陰で見させてもらっちゃいましたすみませんw)

さて、試合の話に移りますね。

関東U15リーグのここ最近の全体的な勝敗の流れや順位表を眺めていると、昨年と比べても、前半戦で走ったチームがそのまま走り続ける構図にはならず、前半戦で苦しんだチームが折り返し後から巻き返しはじめ、上位が敗れてやや勝ち点差がつまり出しているという様子がうかがえます。

要するに、しっかり苦しんだ要因を研究して、上位チームに対する対策をしっかりして臨んできて、結果的に上位を破るチームが増えているわけで、首位を走っていた浦和としては、最も研究されるチームになるのも当然で、逆に言うと、浦和の場合は、他のチームの対策を打ち破るために、攻撃の部分でより成長度を高めて行かないといけない状況になり、苦しむ試合が増えるのは当然で、逆に言えば、そのおかげで試合で感じたことをチームで実践して行ければ、他のチームよりも更に凄いチームになれる。そんな立場に置かれています。

今日の試合も、浦和の攻撃に対する相手の対応に苦慮する形になりながらも、最終的には、強いチームの勝ち方を実践して大勝と言う流れになりました。

では、試合の流れなどピックアップしながら書いていきますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に7番伊藤敦樹

となります。

キーパーが3試合ぶりに1番関敦也に、そして、前節から比較するとフォワードが9番町田ジェフリーから7番伊藤敦樹に代わっています。

声も出ている、攻撃の勢いもある、中盤のバランスも、守備のバランスも良い。

試合開始から、いつもの浦和の戦いぶりを見せてくれます。

3分に、15番高橋海翔からの縦パスを11番川上エドオジョン智慧が受け、オーバーラップする5番河内渉真へパスを通しての攻撃のように、右前線のポジションに入った11番川上エドオジョン智慧が、中盤の前目のスペースに降りてきてパスを受けて捌く形が見られ、これにより前線の攻撃がスムーズに展開されている印象がありました。

5分のコーナーキックのチャンスでは、3番渡辺陽からのクロスを10番萩原大智が受けてシュートし、ディフェンダーに跳ね返されるもそのこぼれを15番高橋海翔がシュート、これも跳ね返されるも、更に3番渡辺陽がシュートを狙うという厚みのある攻撃も見られたものの、相手の守備の部分での集中力がかなり高かったため、中央からの強引な突破やシュートが思うように行かない印象がありました。

7分にカウンターの場面で10番萩原大智が鋭く攻め上がる場面がありました。

攻撃の部分の工夫と言う言葉を最近は、ジュニアユースのブログを書く際によく使っている気がしますが、浦和にとっての先制点は一つ、攻撃陣の工夫が見られた形でのゴールではないかと思われます。

まず、左サイドを3番渡辺陽がドリブルで突破し、10番萩原大智にパス。ペナルティエリア外くらいのちょうど良い距離感のところで11番川上エドオジョン智慧がパスを受けると、相手ディフェンダーを引き付けて裏に抜ける7番伊藤敦樹にパスを通し、7番伊藤敦樹が落ちついてゴール右隅のコースを狙ってのゴールを決め、浦和が1-0と先制します。

この場面では、まずこの試合で、集中した相手の守備に対して攻撃陣が苦しんでいる中で、唯一高確率でドリブル突破で抜け出すことができていた3番渡辺陽のドリブル突破からスタートし、そしてポイントとして、11番川上エドオジョン智慧が、パスを受けた後に無理に突っかけていくでもなく、慌ててパスをするわけでもなく、良い位置でもらい、ディフェンスを引き付けてという工夫を加えたことによって、相手の守備に隙を作ることができたことで生まれたゴールですね。

しかしながら、この試合の前半では先制してから、より相手が集中力を高めたこともあるのかもしれませんが、同じようなプレーを続けることがなかなかできず、合わせて失点したことで得点を奪いにきた相手に対してリズムが悪くなったところで20分前後に何度か、相手の攻撃を受けてしまう時間ができてしまい、その時間帯に裏に抜けられて同点ゴールを奪われてしまい、1-1となります。

今展開で、相手の動きも更によくなったことで、基本的には浦和が攻撃を仕掛ける回数の方が多いものの、ゴールを脅かすところまで行かず、跳ね返される場面が多くなります。今日は、前線に9番町田ジェフリーのような高さでポストプレーができるタイプの選手が入っていないことで、ロングボールで打開するということも難しい状況の中で、浦和ペースでありながらも、試合としてはややこう着状態という時間帯が続きます。

その中でも、先ほども書きましたが、3番渡辺陽の左サイドからの仕掛けに関しては、成功する確率が本当に高かったため、そこを起点に得点が入るかどうかという展開にはなっていました。

前半終盤には、セットプレーで15番高橋海翔のヘディングシュートだったり、11番川上エドオジョン智慧を経由して10番萩原大智が仕掛ける場面、5番河内渉真のオーバーラップからの仕掛けなどからも、チャンスになりそうな形はあったものの、得点は動かず前半は1-1で終了します。

後半のスタートは、やや相手ペースとなり、5分くらいまでに立て続けにセットプレーを奪われてピンチになる場面がありましたが、浦和の守備も安定しているため、逆転ゴールは許しません。

4分に3番渡辺陽の突破から、いつの間にか4番轡田登が攻撃参加していてパスが繋がれば大きなチャンスになりそうな形を作ります。

受ける時間があっても、基本的にバランスの良さから、すぐに攻勢の時間帯に転じることができるのもこのチームの強みと言うことで、序盤に少し受ける時間があった後は、再び10番萩原大智の仕掛けだったり、11番川上エドオジョン智慧の仕掛けだったりと浦和が攻撃を仕掛ける回数は増えていきます。

そして、迎えた10分に、3番渡辺陽からのオーバーラップする5番河内渉真へパスが通り、正確なクロスが上がったところに10番萩原大智がしっかり頭で合わせてゴール!待望の逆転ゴールが生まれます。

この場面では、3番渡辺陽のパスの出しどころが絶妙で、5番河内渉真がオーバーラップしながら、よりペナルティエリアに近い方向にボールを持ち出しやすい位置へ出したことと、5番河内渉真もそのパスを上手くコントロールして持ち上がったことで、勝負ありという形になったプレーでした。

更に、14分には、パスの出し手がはっきり確認できなかったのですが(おそらく、8番松高遼だと思います)、パスコースの線上に3番渡辺陽とオーバーラップして左サイドへ上がる12番関慎之介が並ぶ形で3番渡辺陽がスルーしてそのまま12番関慎之介へパスが通り、スルーした3番渡辺陽が12番関慎之介につられるディフェンダーの背後からペナルティエリアに侵入し、12番関慎之介からのパスを受けると、角度のないところから見事なゴールを決め3-1と2点差に広げます。

崩しの形も見事でしたし、そもそもパスの出し手が3番渡辺陽を経由する意図ではなく、最初からスルーしてその先の12番関慎之介を使うという意図の強いパスを出していたことも良かったと思いますし、試合運びで考えると、逆転ゴールの後にすぐに追加点を決めたことも、かなり大きかったと思います。

この展開にしてしまえば、当然相手も守備ばかりに集中しているわけにもいかなくなり、ここからは、浦和の攻撃陣の凄さを見せつけるための時間になります。

当然、相手もリスクをかけて得点を奪いに来る回数も増えるため、攻撃を受ける場面も増えたものの、19分の抜け出されてシュートを打たれそうになった場面では、5番河内渉真が体を張ってシュートコースをふさぎ、打ちそこないのシュートをしっかり1番関敦也がキャッチしてと言う場面だったり、守備陣が上手く対応して相手の攻撃を防いでくれました。

そして、迎えた22分に、先ほど3点目のゴールを決めた3番渡辺陽が再びペナルティエリアに抜け出してパスを受けると、これも3点目と同じように角度がないところから、見事なゴールを決めて4-1とします。

浦和の攻勢の中で、セットプレーを獲得する回数も多く、直接狙える位置からのフリーキックで23番立川将吾や8番松高遼が直接狙う場面もありましたが、フリーキックは今日に関しては、なかなか思うように得点につなげられない印象がありました。

浦和の攻勢の中でも、11番川上エドオジョン智慧の前線のあてどころにとしてのスペースに入るプレーが非常に良く、味方を生かすプレーが多い中で、なんとか得点も取ってほしいと思っていたところで30分に10番萩原大智のドリブル突破からのクロスボールに11番川上エドオジョン智慧が合わせてゴール!

5-1とします。

更に、38分には、7番伊藤敦樹を起点に10番萩原大智、再び7番伊藤敦樹、10番萩原大智にパスを戻し、ファーへのクロスに対し23番立川将吾が走りこんでゴール!

6-1とします。

その後も、11番川上エドオジョン智慧がトリッキーなプレーを見せて突破したり、タメを作ってタイミングをずらして相手ディフェンダーを引き付けつつオーバーラップする選手を上手く活かしたパスを出したり、気が付けば4番轡田登がパスが前線の得点を狙えるポジションに上がって来ていたりと、時間があればもっと得点が入りそうな流れになっていましたね。

ということで、結果的には後半のみで5得点を奪い、トータル6-1で大勝となりました。

また、この試合で興味深かったのは、試合がやや決まってからも交代メンバーを一人も使わなかったことなんですね。何か、チームとしての意図があったのでしょう。こういう展開なので、多くの選手に経験をさせるということも必要とは思う部分もありますが、基本的に、そういうベンチワークをする環境なので、確実に今日の交代なしでの戦いには理由があったと思います。おそらく、チームがより強くなるために必要なこと。細かくは分かりませんが。

そして、今日に関しては、私の意見と言うよりは、周りのサポーターの方からの話で聴いていて、それもあるよな~と思ったことがあったので、書いておこうと思います。

たびたび書いているように、今年のチームは、まず中盤のバランスが良いことからチームがどっしりしたスタートを切って快進撃を見せる中で、守備の部分も安定し、攻撃の部分でも、成長が見えています。

しかしながら、中盤の選手がバランスを重視して、あまり自らが裏へ抜け出して攻撃参加するというケースがないんですね。その辺で、今日も試合中に前線の運動量多く走り続けている選手と中盤でバランスを取ってパスを供給する選手の中で、走る走らないのやり取りが聞こえてきたんですね。

確かに、今後も守備的な相手が色々対策を練ってくる中では、中盤の選手がもっと裏へ抜け出すようなプレーが増えても良いのかもしれません・・・が、これに関しては、正直どちらが良いとは言い切れません。

ただ、今日の逆転して突き放した後には、必要ないプレーかもしれませんが、相手の守備が硬くてなかなか崩せないという状況になった時には、確実に必要になってくるプレーにはなりますよね。

まあ、その辺りは、チームの中で話し合っていけば良いことなので良いです。

とにかく、今日は気持ち良い勝利でした。

負けて感じて、勝って忘れるでは困るので、より強くなるために、今後は、大勝した試合でも、より良くするために毎試合ごとに考えて、更に成長して行ってくださいね!

今日は、試合後にすぐに会場を後にしてレッズランドに移動したので、試合後の選手の表情が見られなくて残念でした。来週は、ユースと被るので試合には行けません。上位対決になりますし、第3節の時にも、嫌なプレーをしてくる相手と言う印象があったチームですので、ここ数試合で得たことをフルに生かして倒してきてくださいね!

ではでは!

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/10 第2節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-0勝利・・・完勝!無失点!強風のおまけつき!

レッズランド2013年3月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ開幕戦は、アウェイで2-2の引き分け。このリーグを戦ううえでの手応えを感じつつ、勝ち切れなかった悔しさを抱えつつ、一週間がたち、今日はホーム開幕戦。対戦相手は、横浜FCジュニアユースとなります。

戦うためのベースができているチームですので、次は勢いをつけるために結果もしっかり残しておきたい一戦でした。

今日も昨日同様のポカポカ陽気。横風が吹いてはいたものの、そこまで大きく試合に影響するものではなく、ピッチ状態はあまりよくないレッズランドですが、開幕戦同様、しっかり自分たちの戦いができるコンディションでの試合となりました(残り15分くらいまでは・・・。)

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と20番小崎魁、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に4番轡田登、右に10番萩原大智

となります。

前節スタメンだった、11番川上エドオジョン智慧と9番町田ジェフリーは、U15日本代表の国内合宿に召集されていて不在。これによってか、4番轡田登が見慣れたフォワードの位置に戻り、怪我で戦列を離れていた3番渡辺陽が復帰し、左サイドバックに、12番関慎之介が右サイドバックに入り、15番高橋海翔がセンターバックに入りました。また、中盤左に24番シマブク・カズヨシがスタメン起用されています。

今日は、浦和がこの大会を戦うためにしっかり準備を進めてきた良い流れと、おそらく相手は、チーム作りに苦戦している様子もうかがえプレーに迷いが見える部分があったりで、その対照的なチーム状況をはっきり反映させた形になった試合になったと思われます。

浦和としては、開幕戦同様に中盤のバランスが非常によく、捌く、プレスをかける、カバーする、色々な部分で8番松高遼と23番立川将吾の距離感を含めたプレーに安定感がありました。

また、開幕戦では少し硬さが見えた20番小崎魁が落ち着いた迷いのない守備で相手の攻撃を抑えていく様子も目立っていました。

それらを踏まえて、試合の流れを書いていきますね。

開始数分で8番松高遼がミドルシュートでゴールを狙う場面を作り、10番萩原大智から4番轡田登という前線の2人のプレーの連携も良く、特に4番轡田登がボールを力強くキープすることで、中盤以外に前線でのあてどころとしてもかなり機能していたと思います。

また、守備の部分で先ほど書いた中盤の連携が良いなと感じた場面の一つとして、右サイドから相手が攻撃を仕掛けてきたときに3番渡辺陽が相手につきながら前のスペースを塞ぐようにプレッシャーをかけたところでスピードを落とさせたところですかさず23番立川将吾がプレスをかけて相手のプレーの選択肢を減らす、相手が苦し紛れのパスを出したところを8番松高遼が狙っていて奪って攻撃に転じる。

このように中盤で相手のミスを誘い奪ってから攻撃と言う場面がこの試合では数えきれないくらいありました。

15分に、左サイドでパスを受けた24番シマブク・カズヨシがドリブルで持ち込んでマイナスのクロスを8番松高遼に通し、ミドルシュート。キーパーに弾かれるも枠を捉えた惜しいシュートを放ち、コーナーキックのチャンスを作ります。

20分前後には、15番高橋海翔から10番萩原大智のスピードを生かす縦へのロングフィードという狙い。更に、15番高橋海翔から右の12番関慎之介、左前線のスペースへと大きな展開での攻撃も見られました。

21分には、3番渡辺陽の攻撃参加でドリブルでペナルティエリアへ侵入しクロス気味のシュートがクロスバーに当たるという惜しい場面もありました。

開幕戦同様、迫力のある攻撃を仕掛けるものの、先制点がなかなか決まらない状況の中で、24分に23番立川将吾のゴールでようやく均衡を破ります。

更に、2分後の26分に、得点を決めた23番立川将吾の中盤でのインターセプトから前線の10番萩原大智へラストパスを通し、これを10番萩原大智がしっかり決めて2-0とします。

この後も、4番轡田登の力強いシュート、3番渡辺陽の攻撃参加、中盤でのプレスでこぼれたところを10番萩原大智が奪い早い展開から4番轡田登がシュートまで持ち込む場面と追加点を奪えそうな場面を数回作りつつ、37分に一度相手の攻撃でキーパーと1対1になる危ない場面を作られるものの、1番関敦也がタイミングよく飛び出してシュートを打たせず。

ピンチを防いだところで、前半終了間際に4番轡田登から左の24番シマブク・カズヨシにパスを通し、ドリブルで深くまで持ち込んでクロス。このクロスに13番中嶋海登が頭で合わせてゴール。先制点までには時間がかかったものの、結果的に前半のうちに3点差をつける理想的な展開で折り返します。

後半も浦和の攻勢は続きます。相手の攻撃にもそこまで迫力がないこともあり、浦和は前半同様に左サイドバックの3番渡辺陽が攻撃参加で上がる回数が多く、その際には、20番小崎魁がしっかりサイドのスペースもケアするポジションを取っており、バランスは崩れないように上手くコントロールされていました。

2分に8番松高遼から10番萩原大智、4番轡田登とつなげて仕掛ける形を作るなど、相手のゴール前に迫る回数は多く、やや相手守備陣が混乱している様子も見える中で、3分に得たコーナーキックのチャンスでオウンゴールが生まれ、4-0とすると、7分には13番中嶋海登から24番シマブク・カズヨシにパスが通り、ドリブルで深くまで侵入し、ラストパスを4番轡田登が決めて5-0。

後半7分までで試合を決定づける大量5点のリード。ここまで点差を広げることができると、チームとしても今後のことを考えて色々なオプションを試すことができますし、また守備陣としては大量得点と言う状況の場合、特に5点差くらい開くと気が緩んで1点くらい失点してしまうことがサッカーではよくあるものの、ここから集中して無失点で終えることができるか、試合として見るべきポイントをここからは、この2点において見ました。

10分に、13番中嶋海登に代えて19番清水裕太が入ります。

15分に、8番松高遼に代えて6番知久航介が入ります。

16分に23番立川将吾の惜しいミドルシュート、18分には4番轡田登が前線でロングボールを受けて力強く攻撃を仕掛ける場面があり、更に10番萩原大智からオーバーラップする12番関慎之介にパスを通しての仕掛け、21分には19番清水裕太の惜しいシュート、4番轡田登から10番萩原大智にパスから10番萩原大智がドリブルで切り込んでいく場面と浦和の攻勢が続く中で、試合時間残り15分くらいのところで・・・急に冷た目の強風と言うよりは、猛風?爆風?なんと表現して良いのか分からないくらいのありえないくらいの風が急に吹き始めました。

今年に入ってから試合が強風に影響されてという試合は多々あるものの、その時の強風を更に超えるくらいの、ものすごい風が吹き、砂を巻き込んで視界さえもさえぎるくらいの状況になったものの、選手は淡々と攻撃を繰り返している状況で、むしろ見ている側のブクメがあまり風でしっかり見られない時間数分w

なので、この時間に関しては、浦和が攻める場面も多いっぽい、一度、かなり危険なシュートを放たれたものの1番関敦也が片手ではじき出して失点を防いだ場面はしっかり見たぞ・・・と、かなり断片的にしか見られない状況の中で、はっきり見させてもらったのが、開幕戦に引き続き、センターバックの15番高橋海翔がダメ押しゴールを決めた場面。

ということで、最後は見る側がグダグダになりながらも試合は6-0と大勝で終了。守備に追われる場面が少なかっただけに、守備陣としては、経験を積むには少し物足りない印象もあったかもしれませんが、回数こそは少ないものの、少し対応を間違えば失点となっていた、かなり危険な場面の2度ほどをしっかり防ぎきっての無失点。これは、見事だと思いますよ。

試合後に、1本練習試合が行われたのですが、あまりの強風で10分もしないくらいのところで打ち切りになりました。

ちなみに、この1本のメンバーは以下になります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに25番、センターバックに2番浅賀祐太と26番、MFが左に14番野口琢真、右に7番伊藤敦樹、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に22番樋口颯太、右に19番清水裕太

となります。

21番以降は、1年生(新2年生)なのですが、試合時間が短すぎたため確認ができませんでした、背番号も合っているか微妙です。前の試合にも出ていた選手は、当てはめて書いていますが、おそらく1年生(新2年生)は固定番号ではないということも考えられますので、前回と同じ番号でも違う選手かもしれません。

試合時間少ないところでの、あり得ない強風だったことで、関東U15リーグの試合は成立しましたが、本来この試合の後にレッズランドで行われる予定だった、浦和レッズユースの練習試合は中止となりました。レディースも練習試合の予定だったようですが、こちらも中止になった模様。

実際にさいたま市周辺で外に出ていた方は体感されていると思いますが、練習試合とは言え、風で試合が中止になるという珍しいケースが起こるほど、あり得ない強風でした。

レッズランドまで車で来て、来た時は結構暑かったので、少し窓を開けていて駐車場に止めておいたのですが、結構な雨が降っても入らないくらい少し開けていただけだったのに、車の中が砂まみれになっていて大変なことになりましたw

 

さて、浦和レッズジュニアユースは、理想的なホーム開幕戦勝利を飾ることができましたし、やはり開幕戦で感じた今年のチームの可能性は、本物だと今日の試合でも感じました。

ただ、おそらく選手の皆さんも感じていると思いますが、今日の相手は明らかにこの大会を戦うチームとしては準備不足でまだ、彼らがやろうとしているサッカーには程遠い段階にいる相手だったのは確かだと思います。

だから、アウェイでの再戦の時に、まったく別のチームになっている可能性もありますし、今日の印象で相手チームに対して慢心しないように気を付けてください。言うまでもないことだとは思いますけどね。

そういう点を考えてみると、来週の横浜F・マリノスジュニアユース戦は、この世代でここまで対戦した時のイメージとしても、手ごわい印象をずっと持ってきた相手になるので、ここ2試合で感じられた手応えを持って現段階の浦和レッズジュニアユースが、全国制覇をこの世代での一つのゴールと考えた時に、どの位置にいるのかを図ることができる試合になるのではないかと思いますし、やはり手ごわい相手と試合をしないと、細かい改善点を実感して見つけるのも難しくなるので、そういう点を含めて楽しみにしています。

良い試合でした!お疲れ様でした。

ではでは。

レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日

 

 

レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日レッズランド2013年3月10日

 

 

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おまけの写真。

 

柏レイソル(U14)サッカーフェスティバル 2012/07/26 最終日 vs 横浜F・マリノスJrユースMM U14 0-2敗戦、vs横浜FC JrユースU14 0-1敗戦・・・貴重な経験

柏の葉公園総合競技場2012年7月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースU14が参加している、柏レイソルU14サッカーフェスティバル。24日、25日に2試合ずつ戦い、トータル3勝1分けで1位でグループを突破した浦和レッズジュニアユースU14は、1位グループとして最終日の今日、他のグループで1位となった、横浜F・マリノスジュニアユースみなとみらいと横浜FCジュニアユースU14と対戦しました。

もちろん優勝できるに越したことはないのですが、かなりの強豪チームが参加しているこの大会で、1位でここまで来たことで、この段階でもっとも強い相手と試合を経験できること、また、1位通過のチームは、柏の葉総合競技場で試合ができるということで、大きな会場で試合を行うことができるというのもまた一つ貴重な経験を積めたと思います。

この日の2試合は、現時点での完成度の差や、2年生のうち数人が3年生の方に合流していて人数が少なかったり、けが人が数人出ていたり、疲労の蓄積なども垣間見え、想像以上に苦戦していた印象があります。

まず、この2試合のメンバーや結果などを書きますね。

午前中、11:40から横浜F・マリノスジュニアユースみなとみらい、午後13:30から横浜FCジュニアユースとの対戦となります。

vs横浜F・マリノスジュニアユースみなとみらいU14のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFが左に10番関慎之介、右に11番橋岡大樹(1年)、真ん中に4番小崎魁と2番浅賀祐太、MFがボランチに19番松高遼、トップ下が17番平野正人と18番町田ジェフリー、FWが左に14番野口琢真、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。 

交代:後半スタートから9番清水裕太に代わり12番知久航介、後半15分に10番関慎之介に代わり14番野口琢真

グループステージをかなり圧倒的な成績で勝ち抜いてきた横浜F・マリノスみなとみらいが相手でしたが、とにかくこの試合では3バックの相手が7番轡田登へのロングボールに対して、徹底的にケアしてきたことで、一つの攻撃の形であった前線でのポストプレーからの攻撃の狙いがことごとく封じられ、さらに中盤に人数を多く配置する相手に攻撃のスタートのところで奪われてしまうなど、とにかく浦和のやりたいことがことごとく封じられていたという印象がありました。

それでも、守備陣の集中力は高く、前半22分に失点はしたものの、その失点で崩れることはなく、集中して相手の攻撃を防いでいました。

後半も相手の攻撃を集中して跳ね返していましたが、前半同様20分ごろに追加点を奪われて、結果的には0-2で敗れました。

試合を通じて、シュートを狙えた場面は、ごくわずかになってしまったものの、後半の、15番萩原大智の仕掛けや、11番橋岡大樹が攻撃参加した際に、7番轡田登がうまくおとりになってファーにうまく走りこんだ15番萩原大智がシュートを狙う場面など、相手の組織的な守りに対して崩すために工夫した動きというのも見られました。

午後の横浜FCジュニアユースU14戦は、午前の試合ほどではなかったものの、連戦ということもあり、疲労で思うように動けない選手が目立ち、頭ではここへ動きたいとかこうコントロールしたいというのがあったものの、体がついていかなくなっているように感じられる場面も多くみられました。

vs横浜FCジュニアユースU14のスタメンは以下、

 GKが16番宮川聖冬、DFが左に14番野口琢真、右に11番橋岡大樹(1年)、真ん中に19番松高遼と2番浅賀祐太、MFがボランチに12番知久航介、トップ下が9番清水裕太と18番町田ジェフリー、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

交代:前半10分、11番橋岡大樹に代えて4番小崎魁、後半スタートから18番町田ジェフリーに代えて10番関慎之介

この試合は、どちらに転んでもおかしくないような展開で推移し、終盤まで0-0で進み、後半の終盤は14番野口琢真の中盤でのインターセプトからの攻撃や、12番知久航介や3番伊藤敦樹のシュートを狙う場面もあり、15番萩原大智の突破など、惜しい形も作れましたが、最後に失点してしまい0-1で敗れました。オフサイドにはなりましたが、3番伊藤敦樹からのパスに15番萩原大智が抜け出した形もよかったと思います。

結果という形では、今日は残念な結果になりましたが、試合をしっかり組み立てていくサッカーを進行形で作っている中で、現時点で通用する部分と、通じなかった部分などいろいろ見え、以前に比べて、それぞれの選手がプレー中に考えて、パスを出すか、仕掛けるか、下げて組み立てなおすか、などなどプレーの選択肢が増えた印象があります。

また、守備ラインが落ち着いてバックラインでパスを回して組み立てていくこともできるようになってきていましたし、そういう変化が見られたことも収穫でした。

また次に見るときには、このサッカーでどのような成長を見せてくれるのか楽しみなチームです。

3日間本当にお疲れ様でした。 

柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日

 

 

 

柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日

 

 

 

柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日柏の葉公園総合競技場2012年7月26日

 

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

メトロポリタンリーグ(U-14) 2012/05/27 浦和レッズJrユースU14 vs 横浜FC JrユースU14 1-1引き分け・・・個人技をより生かす動き

レッズランド2012年5月27日

どうも、浦和サポブクメです☆

午前のU13のメトロポリタンリーグに引き続き、正午からは、U14のメトロポリタンリーグを観戦。対戦相手は、同じく横浜FCジュニアユースです。

1年生の頃から個々の能力の高さを見せてきた今年のU14のメンバーが、今後の成長のために、戦術というものを重視したサッカーの動きというものを、今年1年間でどれだけ吸収していけるかを1年間楽しみに見ていきたいと考えています。

彼らにとっては、1年生の終盤の新人戦の戦いで、早くも組織的なサッカーをする相手に対して、なかなか個人技が通用しないという場面を経験しているので、その時に感じたことをどれだけ真摯に受け止めてプレーできるようになるか、個人技をより効果的に相手の脅威にするために必要な動き、タイミング、展開、サッカー的な部分での良いプレーなどをしっかり見つけて行ければと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFが左に20番渡辺陽、右に5番河内渉真、真ん中に11番高橋海翔と2番浅賀祐太、MFがボランチに12番知久航介、トップ下が3番伊藤敦樹と17番平野正人、FWが左に10番関慎之介、右に15番萩原大智、真ん中に6番川上エドオジョン智慧

となります。

17番平野正人は、どちらかと言うとトップ下とボランチの中間くらいでプレーしていたと思います。

試合開始から、一つこれは良いと思ったのが、20番渡辺陽の守備の意識。サイドバックで相手のサイドからの攻撃に対峙した時の守備や攻撃参加の部分が見られがちですが、近い相手にパスが入る瞬間を狙ってプレスをうまくかけるプレーが試合序盤から何度か見られ、ここからインターセプトして攻撃に転じる形も作れていました。

また、土曜に中盤で17番平野正人が中盤のスペースをうまく見つけて、パスを受けやすいスペースに何度も走り込み、時には仕掛け、時にはタメを作って展開してと、非常に質の高いプレーを見せていたと思います。同様に、摘むプレーもたびたび見せていました。

例えば、10分に17番平野正人にパスが入った時に、いったん溜めて右サイドの15番萩原大智が上がるスペースへパスをだし、ここから6番川上エドオジョン智慧につなげて仕掛けていくという形などは、溜めを作ることで、よりスムーズに展開できた一つの形だと思います。

15分に10番関慎之介が6番川上エドオジョン智慧にパスを出す際に、ディフェンダーが近くにいる状態で足元へのパスを狙うのではなく、裏のスペースへあえて出して、そこのスペースに6番川上エドオジョン智慧を走らせて、通ればよりスピードを生かせるようなパスの選択肢をしていたのも良いプレーでした。

3年生の試合でも最近よく出場している11番高橋海翔と6番川上エドオジョン智慧の2人の関係性も面白く、時折見せるディフェンスラインから中盤を省略した前線6番川上エドオジョン智慧への縦の長いパスでの大きな展開を狙うプレーも、効果的に相手の守備陣を脅かしていました。

チャンスはありつつ、相手の守備陣も素早く対応してきたこともあり、また、どうしてもペナルティエリア付近で強引に個人技で突破しようとするプレーが多くなることもあり、勝負してくる可能性がかなり高いために相手にもそれなりに対応されてしまい、決定的な場面まで行かないということも、実際多かったとも思います。

そんなこんなで前半は0-0。

後半の最初の方の時間帯は、特に3番伊藤敦樹がトップ下で周りをうまく使うプレーを見せてチャンスを何度か作ります。

17番平野正人から6番川上エドオジョン智慧にパスが渡った時にもらいやすい位置に動いてパスを受け、すかさず前線のスペースに走る17番平野正人へのパスを通したり、シンプルに6番川上エドオジョン智慧が抜け出したスペースめがけてパスを出したり、相手のプレスを受けながらも粘ってキープして右サイドを走る5番河内渉真に繋げてという場面もそうでしたね。

得点のチャンスとしては、10分前後にフリーキックのチャンスで5番河内渉真からのボールを2番浅賀祐太がヘッドで合わせるシュートがあり、この時間帯攻勢の時間を長く作り、迎えた15分に、右サイドバックから攻撃参加した5番河内渉真がペナルティエリア右あたりのやや角度がないところから見事なシュートを決めて先制。1-0となります。

その後も、3番伊藤敦樹のポストから17番平野正人、再び3番伊藤敦樹とつなげてシュートまで持ち込むなど追加点のチャンスを狙いつつ、20分あたりからは、得点を奪いに来た相手の攻撃でやや苦しむ場面があり、23分にクロスバー直撃の危ないシュートを撃たれ、その後、サイドから崩されて同点ゴールを決められてしまいます。1-1。

その後、浦和は逆転ゴールを狙い、6番川上エドオジョン智慧からオーバーラップする5番河内渉真へパス、うまいスペースでパスを受けた17番平野正人がミドルシュートを狙ったり、5番河内渉真からのクロスボールに11番高橋海翔がヘッドで狙う場面、3番伊藤敦樹の惜しいシュート、10番関慎之介の裏を狙ったパスに17番平野正人が抜け出したところを倒されてフリーキックのチャンスを作りつつ、結局逆転ゴールは奪えずに1-1で終了となりました。

U13同様、この後1本練習試合が組まれ、

メンバーは、

GKが18番宮川聖冬、DFが左に20番渡辺陽、右に5番河内渉真、真ん中に11番高橋海翔と2番浅賀祐太、MFがボランチに19番松高遼、トップ下が9番清水裕太と6番川上エドオジョン智慧、FWが左に14番野口琢真、右に13番中嶋海登、真ん中に16番町田ジェフリー

でした。

この試合は、6番川上エドオジョン智慧のゴールで1-0と勝利しています。

この練習試合では、11番高橋海翔の1対1での守備力の高さや、16番町田ジェフリーが思った以上にポストプレーや周りを使うプレーと個人技で仕掛ける場面をうまく使い分けて効果的なプレーをしていることが印象に残りました。

今日の時点でも見るべき要素が多い試合となりました。ただし、おそらく、やろとしているサッカーが相当頭を使うプレーというか、簡単ではない動きが多いため、動きに意識が行き過ぎているのか、ボールをコントロールする技術はあるはずの選手たちが結構トラップミスなど受けた時のコントロールが上手く行かない場面が見られました。

U13同様、この1年でチームとしてどのように成長していくのか楽しみです。

余談ですが、この代の選手たちは、相当サッカーが好きな選手が多いんですね。

今日は、午前から夕方までレッズランドにいたのですが、既に1年生の試合が始まる10時くらいにはレッズランドにいて、試合が終わった夕方くらいまで、シュート練習していたり、土手を使っ
て坂ダッシュをやっていたり(自主的にやっているっぽい。) こういうの見ると凄いな~と思います。

割と自転車で問題なく行ける距離にあるレッズランドですら最近は車で来るようになってしまっているヘタレのブクメなので特に感じます。

ではでは~。

レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日

おまけの写真。 

メトロポリタンリーグ(U-13) 2012/05/27 浦和レッズJrユースU13 vs 横浜FC JrユースU13 4-0勝利・・・今年のU13初観戦

レッズランド2012年5月27日

どうも、浦和サポブクメです☆

暑い1日でした!今日は、午前からU13メトロポリタンリーグ、U14メトロポリタンリーグ、ユースの練習試合ということでレッズランド入りびたりの日ですよ。天気予報を見たら夕方から雨みたいな予報があったので、多少暑くても午後くらいから雲が出て過ごしやすくなるかと思いきや、ずっと暑かった。

さてさて、午前10時キックオフの試合、まずは浦和レッズジュニアユースU13のメトロポリタンリーグ、対戦相手は横浜FCになります。

ジュニアユースの1年生は、まったく知らない状況で入ることが多いのですが、今年の1年生の中にはユースの1年生の橋岡和樹の弟の橋岡大樹がいるんです。橋岡和樹が中学2年生の頃の全国大会に橋岡大樹が観戦に来ていたりで、その頃から知っていることもあり、 そのころから2年ほど経っているのですが、小さいイメージの小学校時代から、見る見るうちに身長が伸びて、気が付けば176センチくらいらしいです今。

で、知っているとは言っても縁がなかったというか、彼がフィールドでプレーしている姿を見るのはこれが初めてだったりするんです。

ということで、これまでとは少し違ったジュニアユースの1年生の見始めの状況ではありますが、基本的には1年生の時期は、割と伸び伸びの方針で今年も経過していくと思うので、個々の選手の長所を見つけながら、顔は成長して一気に変わるので、なかなか覚えられないかもしれないものの、日程的にメトロポリタンリーグの日程が運よく分かり他と重複せずに観戦できる時は見つつ、本格的には埼玉県の新人戦がスタートした辺りから見させていただくような感じで行ければと思います。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に8番立川将吾、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに11番橋岡大樹、トップ下が5番シマブク・カズヨシと19番山下勇希、FWが左に15番三井愁雲、右に6番白田颯人、真ん中に4番菊地泰智

となります。

去年の途中から、キーパーの背番号が16番から18番に代わったり、通常ジュニアユースは2年生までは名前の順にオフィシャルに掲載してある順番に番号が付く(キーパーは1番と18番)ので、それに準じてと思っていたら、よく見たら、橋岡大樹と長谷川魁哉だと名前の順番だと橋岡和樹の方が先なのに、オフィシャルでは逆になっていたため、橋岡12番のはずなのになぜ11番としばらく混乱していたり、最初らしくバタバタしてます。間違えがあればご指摘ください。

得点経過と交代ですが、8分に5番シマブク・カズヨシがゴールで1-0。前半は1ゴールのみ。交代はなし。

すみません、話しながら見ていたので、誰が交代したのかをチェックし忘れてしまったのですが、後半に10番長倉幹樹、7番関根陸斗が入り、5分に長倉幹樹が決めて2-0、20分に11番橋岡大樹がヘッドで決めて3-0、試合終了間際に10番長倉幹樹が再び決めて4-0。

結果、4-0の快勝でした。

コーナーキックやフリーキックのキッカーは基本的に8番立川将吾が蹴っていました、なかなか精度が高くて良いです。一度、直接フリーキックでクロスバーに当たる惜しいシュートも放っていました。

DF登録になっていた11番橋岡大樹はどこで出るのかと思っていたのですが、ボランチの位置で出場していました。コーチングの声をよく出していたことや、攻撃的なポジションをやっていたこともあり、タイミングで攻撃参加をする回数が多かったですね。

このチームを見ていて驚いたのが、1年生のスタートの段階は個人技での突破とか2人くらいのつなぎで突破して行こうという個人技中心の攻撃が多くなる傾向があるのですが、思った以上に、数人が絡んで崩していこうとする姿勢や裏のスペースを狙う姿勢など見られたことです。

その一つの例が、前半の攻撃のところで、バックラインの19番山下勇希から中盤のスペースに下がった来た4番菊地泰智に当て、左のスペースを見つけて走る15番三井愁雲にパス、この流れの中でボランチの11番橋岡大樹が前線のスペースを見つけするすると上がっていき、そこへ15番三井愁雲からのパスが通り仕掛けて行った一連の動き。

こういうサッカーが今の時点でできるのは、かなり良いことです。

あくまで、まだ1試合だけしか見ていないので、組み合わせなどで色々代わってくると思いますが、この試合では15番三井愁雲がサイドをうまく使って5番シマブク・カズヨシとパス交換などで左から攻め上がてチャンスを作る場面が多く、ここの攻撃の形に魅力を感じました。

また、7番関根陸斗のドリブルと言うか、ボールの運び方と言うか、面白いものを持っているな~という印象。

あと、全体的にボールコントロールが巧いですね。割とデコボコのレッズランドのピッチですが、一つ一つのコントロールが正確にできる選手が多い印象がありました。

こういうサッカーができる時は良いが、個人技に走ってしまうような時もあってそういう時は大敗しているという声も聞こえてきたりでしたが、この時期は、試合によってムラが出てしまうことはあるものの、こういうサッカーをした方が良いとぶれなくできるようになって来れば、安定した強いチームになっていくのではないかという印象を持ちました。

近いうちにまた見られれば良いのですが、下手すると秋くらいまで見られない可能性もあるので、とにかく、今日見たプレーを基準に今後どういうチームになっていくのかを楽しみにさせてもらいます。

ちなみに、試合後に練習試合が一本(30分間)組まれており、

その際のメンバーは、

GKが1番柿沼優輔、DFが左に15番三井愁雲、右に2番大西翔也、真ん中に9番角田涼太朗と10番長倉幹樹、MFがボランチに13番樋口颯太、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に7番関根陸斗、真ん中に4番菊地泰智

この試合は、3分6分と連続失点で0-2となるも、その後はチャンスを多く作り、6番白田颯人が1点返し、結果的に1-2で敗れるも多くチャンスは作ることができていたと思います。

ではでは~。

レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日
レッズランド2012年5月27日

おまけの写真。 

関東ユースU-15リーグ2012/03/18 第3節- 浦和レッズJrユース vs 横浜FC Jrユース 0-3敗戦・・・連敗も前進見られる

3月17日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は関東U15リーグ第3節、横浜FCジュニアユースとの試合を観戦してきました。

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグは、第1節2節がアウェイだったため、今回の第3節が初めてのホームゲームということになります。

前節までの課題を踏まえた上で、今節はどのようなプレーができるのか、その辺りに注目しながら観戦させていただきました。

前節の最も大きな課題は、思うように行かない展開の中でプレーが悪い方悪い方に行ってしまったこと。できる、できない、強い、弱い以前に、自らが最低限やるべきプレーを見失ってしまい、あきらめずに戦い切ることができなかった試合だったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに6番中塩大貴、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに2番信沢啓人、5番水上真、MFがボランチに18番石井康輝、トップ下に15番高橋聡史と10番堀内千寛、FWが左に7番川上開斗、右に19番村上秀斗、真ん中に9番和久井大輔

となります。

キーパーの大川圭為が体調不良で欠場した前節から復帰した以外は同じスターティングメンバ―ですね。

試合開始前から感じたのは、練習などで出している声の大きさや覇気が、前節までと比べて明らかに良くなっていたと思います。前節も試合展開で終盤にピッチサイドでアップする選手の中でも1人2人は声を出してプレーしている選手を鼓舞していた選手はいましたが、今日は、その割合が増していたとも思います。

ただ、2試合でまだ勝利がないという状況や、前節の上手く行かないという部分を引きずってしまっているのか、気持ちと動きがついてきていないという試合の出だしとなり、開始早々から、相手のミスや16番大川圭為の好セーブなどに助けられて失点こそ免れていたものの、危険なシーンを多く作られていました。

相手を警戒してプレーするのは良いですが、その部分がやや過剰なイメージがあり、そのために簡単に抜かれていたというイメージがありました。

行こうとする気持ちは、多く見られ、10番堀内千寛がためて追い越した7番川上開斗へ繋げての展開や、15番高橋聡史から左の6番中塩大貴に開いて縦への展開で10番堀内千寛へという展開、2番信沢啓人から10番堀内千寛、19番村上秀斗へとつなげての仕掛けなど、良い形も見られたものの、落ち着いて視野広く連動してという部分では、やはりこれまでの上手く行かなかった部分を考えすぎなのか、ズレが多く見られたようにも思います。

良くなったなというプレーの中では、インターセプト絡みで2つほど。前線で9番和久井大輔が相手ディフェンダーに激しくプレスをかけて奪った場面と、前半終盤に15番高橋聡史が激しいプレーで奪い取って攻撃につなげた部分。ただ飛び込むだけではなくて、相手の積みどころを見極めてのプレスからの奪取ができていたこの2つの場面は、前の試合では見られなかった部分だと思います。

右サイドバックの3番新井克之のサイドをドリブルで思い切りよく仕掛けた場面も良かったです。

相手に押され続ける展開の前半ながら、ギリギリのところでこらえて前半を無失点で終えられると思った終了間際にセットプレーから頭で押し込まれて失点。

前半は0-1で折り返します。

後半はスタートから19番村上秀斗に代わり14番松尾佑介が入ります。

後半も序盤の相手ペースは変わらないものの、フリーキックのチャンスで7番川上開斗が惜しい場面を作ったり、同じく7番川上開斗から左の6番中塩大貴につなぎ、ドリブルで持ち込んでのクロスに9番和久井大輔がヘッドで合わせる場面など、何度か惜しい場面を作り出します。

しかしながら、18分に2失点目を喫してしまい、更に試合終了間際に3失点目を食らい、結果的には0-3で敗戦となったのですが、一つの可能性として後半20分に18番石井康輝に代えて8番影森宇京、21分に7番川上開斗に代えて13番東伸幸が入ったのですが、交代で入った2人が試合を落ち着かせるようなボールの当てどころと受け手となり、13番東伸幸にボールが入った時に、しっかり収まり、視野広くボールを捌くことができることから、そこに8番影森宇京が入って展開できることで、攻撃の際にやや急いで急いでとなっていたところに強弱がついたことで、残りの時間帯で浦和がテンポよく攻めることができる時間帯を作れていました。

結果的には、数字的には完敗かもしれませんが、今日は前節より良くなっていたのでOKです。

ここまでの流れの中で、対戦相手を考えてプレーすることが逆に主導権を奪われてしまう要因になっていたような部分もあると思いますし、次はまずその部分で相手を上回ってしまい、受ける展開にならないように、攻撃の部分でスペースを作るのも使うのも自分たちだと、自信を持ってやってください。

前節も今日もそう思ったのですが、試合の後に行われる練習試合の方では思い切り良くやれている選手が多いんです。練習試合だから当然ですか?そう考えているなら、少し考え方を変えた方が良いかもしれません。確かに、今戦っているのは公式戦ですが、今の段階から勝ち点にこだわって失敗を恐れているようでは、それこそずっと委縮したプレーになってしまいます。軽い意味でということでは決してありませんが、公式戦という形が良さを消してしまうなら、練習試合気分でやっても良いと思うくらいです(ブクメの勝手な考えですが。。。)

とにかく、とにかく、前よりよくなってるのは確実。だから次は更によくなってください。今日できた部分が次に消えていたら怒ります。

ではでは~! 

3月18日レッズランド3月18日レッズランド3月18日レッズランド

 

 

 

 

  

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↑おまけの写真です~。