第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド第1日2014/08/15 浦和レッズJrユースvsセレッソ大阪U-15 1-1引き分け・・・試合の中で立て直し、しっかり追いつく

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どうも、ブクメです☆

昨年同様に、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会となるクラブユース選手権を観戦に北海道の帯広に来ています。

なんとなく、昨年は、北海道だけどそこまで涼しいという印象は、なかったような気がしたものの、今回は、飛行機で帯広に降り立った時から、涼しさを感じ、夜になると半袖だと肌寒さを感じるような気候だと思います。

雨は、ほぼ降らないものの、帯広についた昨日今日と曇っていたこともあるかもしれません。そして、湿気がないのもありますね。

昨年は、帯広駅から遠い、中札内のサッカー場での試合がメインになりましたが、今回は、1日目と3日目は、帯広駅から徒歩でも十分行ける(20分くらい)グリーンパークでの試合となり、アクセスとしては、だいぶ助かる日程。明日2日目の帯広の森球技場は、歩けなくもないですが、7キロくらいあるので、バスかレンタサイクルか悩みつつ、いずれにしても、グループステージは、なかなかの好アクセスです。

浦和レッズジュニアユースの試合は、7月23日に、練習試合を観戦した以来、公式戦では、7月6日の三菱養和戦以来の観戦と言うことでだいぶ空きました。

8月初旬に、千葉でフェスティバル系の大会に参加するとは聞いていたのですが、そちらに行く予定で考えていたものの、結果的に足を運べませんでした。

やや、この大会も強引な拡大路線でグループステージ突破の条件が、3位の上位8チームまでと緩くなりすぎて、これはこれでどうなのかと思う部分は、ありつつ、今年、順調にチームが前進を続けている浦和レッズジュニアユースなので、この大会の優勝を目指して、どう戦っていくべきかと考えた時に、単純に、グループステージは、突破の条件は、当然クリアするものとして、その3試合が、容易なものにならずに苦しい展開、苦しい試合になることも必要かな~と思いつつの初戦のセレッソ大阪U-15戦を観戦しました。

そういった意味では、今日の試合は、うまく行かなかった部分も含めて、スタートとしては、悪くない試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに21番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に6番荻原拓也、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と14番弓削翼、FWが左に20番長倉幹樹、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

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上記の写真で、少し伝わるかもしれませんが、グリーンパークの芝は、やや長めで、でこぼこしたところもあり、グラウンダーのパスが思ったほど伸びなかったり、細かいプレーをする選手にとっては、やややりにくいところもあり、これは、この会場でプレーした選手にとっては同条件には、なるものの、一際これに序盤苦しんだのが浦和だったと思います。

序盤は、相手ペースで進みます。開始2分の相手フリーキックだったり、5分に作られた決定的な場面では、18番高草木天平の好セーブで防ぐなど、危険な場面が作られる立ち上がりになりながら、それでも、やられてはいなかったものの、これも、直接的な要因とは言えないかもしれませんが、相手の攻めのところで、ちょうど主審にボールが当たり、これがポストプレーのような形になったところから、裏へパスを通されて抜け出されてという形で早い時間での失点を喫してしまいます。

0-1の状況で、いったん落ち着いてプレーしたいところでしたが、相手の中盤の選手の質の高いプレーや早い寄せ、シンプルな裏へのパスなどに苦しんで15分前後くらいまでは、そのまま相手ペースが続く状況になります。

ただ、いつ失点してもおかしくないというよりは、攻撃の組み立てが思うように行かない中で攻めから奪われて相手の攻めを受けて、跳ね返してという感じだったので、守備のところは序盤は、ややバタバタしたところもあったものの、前半の途中くらいからは、攻められるものの、守備が崩されたということは、ほとんどなくという感じだったとも言えます。要するに相手の守備も良かったということにはなりますが。

前半の浦和の攻撃は、中盤で8番立川将吾が存在感を見せてパスを狙ったり自ら仕掛けたりという場面が多く、6番荻原拓也の攻撃の狙いなどで味方と意図が合えば大きなチャンスになりそうという場面が多く感じられたものの、前線の選手がなかなか自由にスペースを与えてもらえず、パスを受けてもその次まで行けないという形が多かったと思います。

決定的な場面と言うことでは、オフサイド判定になったものの、19分のコーナーキックのチャンスでファーサイドでディフェンダーの間を抜けて来たボールに14番弓削翼が合わせてネットを揺らしたという場面がありました。

そのほかに、11番白田颯人が突破してペナルティエリアまで侵入し、折り返しのパスが合えばと言う場面だったり、20番長倉幹樹が前線でパスを受けて6番荻原拓也が追い越したところにパスを通してキーパーと1対1になるかと思われたところがオフサイドの判定だったり、ミドルシュートを狙ったりなどはありました。

前半は、大きなチャンスという意味では、あまり作れず0-1で終了したものの、なんというか、相手にリードはされてはいたり、データの上ではフリーキックやコーナーキックを数多く与えていたとはいっても、なんというか、割と浦和レッズジュニアユースらしい展開かな~という、相手の攻めの回数でどうこうよりも、攻撃のところで、なかなかうまく組み立てられないところの課題が出てしまう時の序盤という印象で、それでも0-1で終わっていたので、まあ、大丈夫かな~というなんというか、それほど心配にはならなかったというか、そんな感じでした。

で、後半に入ると、また最初の方では相手に攻め込まれて5番山崎舜介のカバーで失点を防ぐ場面など、少し相手の攻撃を受けるところはあったものの、5分過ぎくらいからは、少し攻撃にウェイトを置くような形で主導権を奪ってからは、ほぼ後半は浦和のペースで試合を進めることができていました。

後半の浦和の攻撃では、

10分に10番シマブク・カズヨシから6番荻原拓也に下げて、8番立川将吾にパスを通すと裏に抜け出した14番弓削翼がシュートを狙う場面を作ります。

11分に11番白田颯人に代わり27番二見健太が入ります。

13分に、8番立川将吾のパスに抜け出した20番長倉幹樹の攻め上がりから、コーナーキックを獲得します。

続いて15分にフリーキックのチャンスで、8番立川将吾から27番二見健太、サイドから高めの位置に上がった2番山崎広大とのパス交換で27番二見健太が抜け出しチャンスを作ります。

更に、16分には、相手キーパーがペナルティエリア外くらいでクリアしてゴールから離れた位置にいる状況で、14番弓削翼が直接ゴールを狙う面白い狙いもありました。

24分には、前線で10番シマブク・カズヨシがヘッドでゴールを狙う場面を作ります。このタイミングで、右から6番荻原拓也もペナルティエリアに侵入してきていましたので、そちらに落とすという選択肢も含めて、厚みのあるチャンスでした。

浦和がペースを握った公判でも特に25分過ぎくらいからは、相手を押し込む場面が増え、より相手ゴールに近いプレーが増えてきます。

前半と比べると、よりゴールに近い位置までボールを持ち込む、シュートチャンスを作ることができていたので、前半とは全く意味が違うものの、後半はシュートの数が多いものの、枠をとらえきれなかったり、枠をとらえてもコースが甘くなったりという場面が多いのが少し気になりました。

そんな流れの中で、迎えた後半38分に出し手が誰だか確認できなかったのですが、おそらく20番長倉幹樹からだったと思いますが、裏へのパスが8番立川将吾に通り、落ち着いてゴール右隅を狙って決めて1-1と同点に追いつきます。

勢いで言えば、逆転まで行ってもおかしくない展開ではあったものの、その後得点は動かずに結果1-1の引き分けで試合終了となりました。

今日の試合で楽な形で勝利するよりもずっと良い、課題の詰まった試合展開となり、その課題を試合中に修正する力も見せてくれたことを考えると、やはり今年のチームは、経験を含めて、ドッシリした力があるチームになっているという印象があります。

初戦でレベルの高い相手と当れたことと、その相手に対して、今日のような修正力を見せられたことは大きく、あとは、試合を楽しんでいる雰囲気も感じられたことも見ていて嬉しく、明日以降の戦いぶりが、更に楽しみになりました。

普通に高いところまで勝ち進むべくチームになってきていることを感じます。

今大会は、20日の決勝トーナメント2回戦までしか現地で見ることはできなくなってしまいましたが、そのくらいから、足を運べるというサポーターの方もいますし、引き継ぐべく、そこまではしっかり、見させてもらえればと思います!

データのみを見たら、おそらく相手に圧倒されてなんとか追いついたようなデータになるかもしれませんが、実際は、浦和の下部組織を見て来たものが見れば、今日の試合は、うちの試合だったということです。

ではでは。

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練習試合 2014/07/23 浦和レッズJrユースvsアヴァンサールFC 9-2勝利

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どうも、ブクメです☆

クラブユース選手権の関東大会で優勝し、関東1位で全国大会へ臨むことになった浦和レッズジュニアユース。以前にも書きましたが、関東U15リーグなどの公式戦は、来月中旬のクラセン本番までありません。

しかしながら、浦和レッズジュニアユースとしては、まず、より多く公式戦をという意味では、関東大会で最後まで勝ち進み、PK戦の経験もすることができながら、結果的に優勝も果たしたという、このうえない公式戦を戦うことでの積み上げを最大限作ることができたと思います。

それでも1か月ほどは、期間が開く中で、練習試合など足が運べる試合があり調整できそうであれば、行きたいと思っていましたが、タイミングよく、23日の練習試合に足を運べました。

対戦相手は、岡山のアヴァンサールFCというチームでした。

試合結果は、こちらで確認できて誤りがなければ30分x3本で9-2というスコアになったと思います。

1本目のスタメンは以下、

GK1番柿沼優輔、DFが左サイドバックに10番北村龍馬、右サイドバックに2番山崎広大、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太、右に11番白田颯人、真ん中に6番荻原拓也と8番立川将吾(15分⇒14番弓削翼)、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹となります。

2-0(得点者:14分:10番シマブク・カズヨシ、29分10番シマブク・カズヨシ)

2本目のスタメンは以下、

GK1番柿沼優輔、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに12番松永悠希、センターバックに16番角田涼太朗と10番北村龍馬、MFが左に17番関根陸斗、右に15番長谷川魁哉、真ん中に23番白土大貴と14番弓削翼、FWが左に7番菊地泰智、右に16番二見健太となります。

4-2(得点者:3分17番関根陸斗、13分7番菊地泰智、17分10番北村龍馬、21分16番二見健太)*トータル6-2

3本目のスタメンは以下、

GK1番柿沼優輔、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに12番松永悠希、センターバックに16番角田涼太朗と10番北村龍馬(13分⇒5番山崎舜介)、MFが左に17番関根陸斗、右に15番長谷川魁哉、真ん中に23番白土大貴と6番荻原拓也(13分⇒9番樋口颯太)、FWが左に7番菊地泰智、右に16番二見健太となります。

3-0(得点者:19分7番菊地泰智、20分23番白土大貴、29分17番関根陸斗)*トータル9-2

練習試合のため、2年生は、そのまま2年生でつけている背番号になりますので、同じ背番号が2人とかになっていました。

さてさて、この試合は、メモはしましたが特に細かく試合を追っては書きません。ポイントとしては、私自身が前回観戦したGRANDE戦の時と比べると、だいぶ負傷者が復帰して試合ができるまでになってきたんだなという印象をまず最初にもちました。同時に、少し怪我が長引いているのかなという選手もいましたが、いつも書くように怪我の時期の苦しさは、本人の心がけ次第でその後に大きくプラスになります。

試合自体は、だいぶ暑いなかのコンディションということでしたが、対戦相手との力の差がありチャンスの数は試合を通してかなり多かったと思いますが、決めるところは決めないとという場面が結構あったところを安易に外してしまうケースが多いのは気になりました。

練習試合だからという意識でフィニッシュのところで甘さを見せるのは、あまりよろしくないですね。それでもトータルで9得点は決まっているので難しいところですが、目指すところを考えたら、やはり練習だろうが練習試合だろうが、公式戦だろうが、決定機にシュートを決めるというところは、個々で厳しくやってもらえるとうれしいですね。

チームとしての動きというところでは、やはり試合から離れている選手としては、苦戦するところも見受けられましたし、試合中も含めてかなり厳しく言われている様子が見受けられましたが、チームとしての動きの質を高めることで、よりチームとして厚みが出ますし、その上で特徴を出せるような選手が増えることで、よりこの先の戦いで様々なシチュエーションにも対応できるチームになってくると思います。

テクニックの部分で、違いを見せる選手、運動量を求められた指示が出た時に、その能力を見せていた選手。さまざま見受けられましたし、この時点での状況を踏まえて3週間後に迫る全国大会に向けて、このチームがさらにどう進化していくのか楽しみです。

全国大会前に、可能であればもう1,2試合足を運びたいところですが、わかりません。

この練習試合で見たことを頭に焼き付けて、その次を見つめられればと思います。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 準々決勝2014/07/6 浦和レッズJrユースvs三菱養和SC巣鴨Jrユース 1-0勝利・・・相手の時間帯を凌ぎ、集中した守備をなんとか破る

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どうも、ブクメです☆

タイトルを考えながら、課題はありつつ、これが強いチームなんだよな~と思いつつ。今日の対戦相手の三菱養和、強かったですね。なんというか、チーム力としては、浦和の方が上なのですが、その守備の集中力だったり、球際だったり、より判断を高くしないと、こういう相手を崩すのは難しいんだな~と実感するという試合。

夏の大会に向けて、また一つ大きな経験と課題を感じられる、でも結果はしっかり出せた試合でした。

ということで、埼玉スタジアム2002第3グラウンドのユースの試合を観戦後、マリノスタウンに移動しまして、浦和レッズジュニアユースのクラブユース選手権関東予選の準々決勝の試合を観戦してきました。

夏の全国大会の出場権は、既に先週3回戦を勝利した時点で確定させており、ここからは、よりチームとしてのレベルアップを目指して、それでいながら、この大会が終わってしまうと、1か月以上公式戦がないため、勝利して公式戦での真剣勝負を多く行うことも目指して、そんな戦いが続きます。

今日勝利すれば、来週の土曜日準決勝、そこに勝てば日曜日に決勝と、真剣勝負の公式戦を2試合戦い、そこまで戦い切っても1か月は公式戦がない期間が続いてはしまうのですが、あるかないかでだいぶ違うんですよね。

準備期間に強豪と練習試合を戦うことで得られる経験とはまた別の経験が得られます。

ということで、試合の話に移りますね。

前の試合が延長、PKまで行ったということでキックオフが16時15分からになった試合になります。天気は、比較的涼しくなってきたところ、風が強くなってきて少し影響があるようなコンディションでした。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに5番山崎舜介、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と23番白土大貴、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に7番菊地泰智

となります。

この試合で、スタートから目を引いたのは、前線に入った7番菊地泰智の前線での動き。守備の意識の高い相手に対して、前線で左に右に、真ん中に、少し下がり目にとポジションを移すことで、 「3トップかな?」と一緒に見ていた人が言うくらい、攻撃の際に厚みを加えることができていました。

また、中盤も、バックラインも、相手よりも一つ上の動き、早い反応、摘み取る意識の高さ。これらにより、主導権を握ってプレーすることができていました。

ただ、多くの相手の場合は、この状況で集中を切らしてくれて、決定的な形を多く作ることができて、得点をという形にできるのですが、今日の相手は、本当に守備の集中力が凄かったですね。

決して、浦和の試みが悪いということではなく、動きの質の高さは多く見られるのに、決定的な形はほとんど作らせてもらえない、ある意味、誇らしくある意味もどかしい展開が続きます。

崩しのところでは、なかなかうまくいかない中で、16分のセットプレーからの3番大西翔也のヘディングシュート、25分の21番北村龍馬のヘディングシュートなどで惜しい形は何度か作ることに成功します。

割と高めの位置からインターセプトに成功することも多かっただけに、やはり相手の守備の集中力は見事だったとは思うんですよね。

ということで、前半は0-0で終了。

主導権は握りながらも攻めきれない展開が続くと、こういうこともありますという後半のスタートは、一転して相手ペースで押し込まれる形で15分くらいまで、いわゆる耐える時間となります。

今日の試合での勝利のポイントの一つはこの時間帯の相手の攻撃を耐えきったことにあると思います。本当は、前半のうちに先制して、有利な展開で進められれば言うことはないのですが、今後の全国大会を想定した時も守備の意識の高い相手に0-0の時間が続くということは考えられますし、そこで訪れた相手の時間帯に今度はこちらが失点しない戦いができるということも重要です。

そこを耐えきっての15分過ぎ辺りからは、再び浦和の攻撃の回数も増え、比較的守備のバランスに比重を置いていた23番白土大貴が、タイミングで10番シマブク・カズヨシから受けたパスから、11番白田颯人とワンツーで抜け出して前線に攻めあがる場面や、中盤でのインターセプトから11番白田颯人がシュートまで持ち込む場面、更には、思い切った10番シマブク・カズヨシのミドルシュートがクロスバーを叩く惜しい形につながるなど、よりゴールに近ずくチャンスも増えてきます。ただ、相手のキーパーの好守もあり、なかなか先制点を奪うところまでは行きません。

そんな中で迎えた、後半30分に、浦和に待望の先制点が生まれます。

細かいパスから相手にディフェンダーの隙間に上手く入り込んでパスを受けた7番菊地泰智が、キーパーの位置をよく見てシュートを決めて1-0とします。

先制してからの残り10分ほども、どちらかと言えば、相手の反撃よりも浦和の追加点の可能性の方が高いような展開で進めつつ、終了間際に危険な場面もありましたが、結局、そのまま1-0で終了となりました。

凄く極端なことを言えば、今日は、前線の選手にとっては個人技で打開するということをほとんど許してもらえなかった、悔しい試合とも言えたかもしれませんが、これは、今後の高校生世代に入った時に、多くの前線の選手が直面する課題のようなものです。

プレーさえてもらえるスペースが少なくなり、ボールを持ったらすぐに詰められてしまう。ただ、こういう経験を多くしないと、感覚はつかめないものですし、今日感じたことは大事になります。

そういった相手を崩すためには、何が必要か?

連係連動、スペースへの動き、スペースに動く選手を理解してそこにパスを出せる力、受ける力、トラップだったり、その後の体の向き、思い切った判断、駆け引き、きれいに崩せなくても、枠にシュートを飛ばす、ゴール方向へ鋭く蹴ることで何かが起こるかもしれない。でも、わがままになりすぎてはいけない。シュート意識は忘れてはいけない。

チームとしての戦い方を、最低限やり続ける中で、個々の持ち味を理解し合いながら、突き抜けるために、今日の課題の部分も噛みしめて。

同時に、勝負のところで優ったことに自信を持って、まずは、この大会のあと2試合でできる限りの成長を目指してくださいね。

準決勝、決勝は、足を運べませんが、吉報(結果だけではなく、またチームとして成長しているという話)を足を運んだ方から聞けるように楽しみにしています。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 3回戦2014/06/29 浦和レッズJrユースvsGRANDE FC 2-0勝利・・・まずは全国決定!ここからの時間をどう使う?

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どうも、ブクメです☆

最近は、ゲリラ豪雨雷雨的な、急な天候悪化からの、中断や中止という試合が多くなっていますよね。勝てば全国大会出場が決まる重要な今日の一戦が、まさに、雨雲レーダーを見れば、試合時間にそうなる可能性が高い感じになっていたのですが、はい、食らいましたね。

この3回戦の対戦相手は、同じ埼玉県で埼玉県の大会ではお馴染みのGRANDEということで、同じ県同士の対戦となることで、相手の気合いも数倍になるでしょうし、更に、昔から、なんか嫌いな、三菱養和巣鴨スポーツセンターが会場。長いボールを多用するチームが力をより発揮できるグラウンドという印象。

全国が決まる一戦としては、少しやりにくさを見る側として勝手に感じてしまった今日の試合ですが、選手は頼もしいものですね。問題なく戦い抜いて勝利してくれました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲(後半25分⇒23番白土大貴)、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と22番大桃伶音、MFが左に9番樋口颯太、右に19番山下勇希(後半スタート⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉

となります。

15:30キックオフ予定の試合は、少し遅れた38分くらいのキックオフになったのですが、キックオフ前くらいの段階で急激に天候が悪化して、ゴロゴロと聞こえ始めてはいたのですが、試合自体はキックオフ。

雨も降り始めて、雷も近づいてきているのが明らかな状況で、いつ中断するかな~という流れではありましたが、試合としては、この重要な一戦で早い時間帯の4分に15番長谷川魁哉のゴールで先制に成功します。

で、ここから更に勢いが上がってくるかと思った12分くらいのところで、大きな雷がなって、この直後に中断となります。

試合が再開されたのは、17時5分ということで、1時間ほど中断してからの試合と言うことで、いわゆるここでも見る側としては、先制して良い入り方をしたチームほど、こういう中断が入ると、その後に流れが変わることがあるのもサッカーだからと思ってしまうものですが、それに関しても、選手は頼もしいもので、再開後も集中して試合に入って戦ってくれました。

かなり雨も降ったのですが、少しいやな印象があった三菱養和の人工芝のグラウンドでしたが、水はけは、かなり良かったようで再開前は水たまりになっている個所も多く見受けられたのですが、試合が再開して少しで、試合に大きく影響するような水たまりはなくなっていました。

今日印象的だったのは、全員で円陣を組んだ後に、ディフェンスラインのメンバーでも円陣を組んでいたんですね。なんか良いですね。決めさせないぞという気持ちが伝わってきました。

試合としては楽な展開とは言えず、球際の激しさ、寄せの速さ、そして長いボールを多用してくる相手に対して、問題なく集中して対応はできていたものの、オフサイドの判定などで微妙なものも多く、試合のペースを握っていたのは、浦和でしたが、なかなか自由にプレーをさせてもらえない展開になっていました。

特に前線の選手がパスを受けた時やサイドから攻撃を仕掛けようとするときの寄せが早かったので、おそらく前線の選手にとっては、いわゆるフラストレーションがたまる試合になっていたかもしれません。ただ、それでも焦れずに仕掛けられていたのが良かったと思います。

長いボールを多用してくる相手に対してのラインコントロールも神経を使うものだったでしょうし、その部分では、本当に守備陣も集中できていたと思います。

前半を1-0で折り返し、後半も同様の展開が続くながらも、セカンドボールへの反応や、高めでボールを奪える回数が徐々に増える中で浦和が相手陣内に攻め込む回数も増えてきます。

それでも、相手も集中をなかなか切らしてくれず、追加点が奪えないままに進んで行きましたが、ある意味、そういう相手をうまくいなした形で貴重な追加点を後半27分に決めることに成功します。

後半25分から入った23番白土大貴が左前線に持ち上がったところから、ペナルティエリア近く中ほどに走る11番白田颯人にパスを出し、この段階で前にはディフェンダーが数人いる状況で、再びサイドにはたくか、強引に突破するかかな~と思っていたところで、相手もそこを警戒していたと思うのですが、そこでヒールで軽く後ろに流すという選択をしたこと、そこに反応した9番樋口颯太が迷わず、少し前に出ていたキーパーを超すような高めの軌道でコースを狙うことで、見事に追加点を奪うことに成功しました。

今のチームの守備の集中力を考えれば、事故のような失点が仮にあったとしても、2点のリードがあればセーフティと言っても良いとおもいますが、その事故のような失点もなく、きっちり無失点で試合を終えてくれ、2-0で勝利。

苦戦はしていたと思います。やりにくい相手だったと思います。でも、結果的には、ここしばらくずっと感じているチームとして既に次の段階まで行っている、なんといか、どっしりとした強さがあり、何かが起きて、不運があってとか、色々な難しい要素を加味しても、このラウンドで負けることはない、ありえない、そんな強さがこの試合でも感じられました。

ということで、まずは、全国大会出場は、決まりました。

関東U15リーグの再開は、9月になるため、ここから、8月の大会までの間の公式戦というものは、今臨んでいるクラブユース選手権の関東予選しかないため、関東の力のあるチームとの公式戦が最大であと3試合戦えるかどうかというのも重要と言えば重要です。

でも、課題を見つけながら、更なるチームの底上げや、どんな相手に対しても適応できるように攻撃や守備、戦術、選手の個性など、色々組み合わせなど、バリュエーションを増やして行くこと。いわゆる、試すことも必要になる時期でもあるとも思います。

その辺り、ここからまずは夏の大会までの時期で、どのようにチームが更に変化していくのかも含めて、足を運べる限り、しっかり見させてもらえればと思います!

楽しみにしています。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 2回戦2014/06/28 浦和レッズJrユースvs柏レイソルAA TOR’82 4-0勝利・・・このタイプの相手にも大勝できる。

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どうも、ブクメです☆

今日の対戦相手は、組織的な決まり事を良く守る良いチームだったと思います。柏レイソル系のチームになって、徐々に近いサッカーが徹底されるようになっている印象でしたし、おそらく、チーム状況が今ほどのところまで来ていなければ、かなり苦しむ相手だったと思います。とかく、名前やカテゴリで当たり前に勝つべき対戦相手だと言われがちですが。

ということで、夏の全国大会出場をかけた、一つ負ければ即敗退となる厳しいトーナメントでの予選。この2回戦を勝利すると、とりあえずは、負ければ即敗退と言う状況は抜けることができます。

それにしても、埼玉スタジアム2002の第3グラウンド、素敵ですね。さいたま市浦和駒場スタジアムも思い入れの深い会場ではありますが、コンディション的なことや、すぐ隣に埼玉スタジアムがある環境。そして、近い位置で応援できることも含めてやはり、ここと隣の第2グラウンドでの試合は良いですね。

もっと、ジュニアユースの公式戦でも使わせてくれれば良いのにと思いつつ。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬(後半18分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半21分⇒11番白田颯人、右に23番白土大貴(後半スタート⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半33分⇒27番二見健太)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒7番菊地泰智)

となります。

ちょうど、この時期が修学旅行とぶつかる中学校が多いらしく、今日に合わせて途中で帰って来た選手や、行かなかった選手、今日までで今日の試合後に修学旅行に合流する選手など、下部組織らしい学校行事に影響される難しいやりくりのようなものがこのタイミングであるようですね。

ただ、チームとして一つにまとまってきている今の浦和の強みがよりここででるかな~とも思いますね。

今日の試合をすごく大まかに言えば、序盤は、久しぶりに相手ペースで思うように行かないところからスタートした中で、それでも飲まれることはなく、徐々に浦和ペースに持っていき、先制してからは、完全に浦和ペースで追加点を重ねていき終わってみれば大勝となったという感じでしょうか(ざっくりすぎますねw)

きれいに並んだバックライン、前線中盤の距離の取り方、逆サイドへの展開とそこに飛び出す選手の約束事。そんな、柏レイソルの下部組織と試合をやる時によく見られる光景を相手に見たものの、これは、あくまで相手が主導権を握って精度高くやられた場合に怖いということではあるものの、ここに「あれ?上手くいかないぞ?」という感覚を植え付けてしまうことができた。そこも大きかったと思います。

個人技での仕掛けも含めて、また、ただ追いかけるだけでない意図のある高い位置からのプレスと連動性。中盤で攻撃の起点を作らせない守備などなど。

まあ・・・、こういう相手に対してまず打開するのに効果的なミドルシュートでの得点を11分に8番立川将吾が豪快に決めてくれた場面を、私含め数人のサポーターは、見逃してしまったわけですがw

組織的な相手を打ち破るミドルシュートからの得点に続き、おそらく今日の試合の2点目が今のチームの強さの一つのポイントとなると思います。まあ、簡単に言えばインターセプトからの速攻みたいなものですが、それもカウンターとは全く違うんですね。組織的な守備からの奪って速攻ですから、受け身ではないのです。

ということで、2点目は、5番山崎舜介の中盤でのインターセプトからの縦パスに10番シマブク・カズヨシが抜け出してのゴールでした。時間は35分くらいですね。

前半を2点のリードで折り返すと、後半は、早めの追加点、ダメ押し点で試合を決めてしまうわけですね。

まず、3点目は5分。左前線から9番樋口颯太が突破して狙いすましたシュートは、キーパーかディフェンダーにギリギリのところでクリア(この時点でゴールラインを超えていたような気もするのですが)このクリアボールが甘くなったとこで数人の選手が飛び込んだ中で、15番長谷川魁哉が一歩はやく反応しゴールに突き刺します。

そして、4点目は、サイドからのクロスボールに対し、19番山下勇希がフリーでヘディングで決めてのゴールとなりました。

これで4-0とします。

こうなってくると無失点で終わることが重要ですね~みたいな話をしていたら、しっかり無失点で終えてくれましたね。

ただ、相手のセットプレーに対しての対応では、まだ甘いと思われるような場面もあるのでこの辺りは、セットプレーに強さを持つような相手との対戦では致命的なことになりかねないので上手く修正はしていくと、より良いですね。

大きくリードをした状況で、この試合では、長らく怪我で戦列を離れていた11番白田颯人も復帰していましたし、負傷の多かったチームで少しずつ、復帰したり、近いうちに復帰する選手の話も聴こえてきます。

今日のようなタイプの相手に対しても、主導権を握り返して最後には突き放すような試合ができたことの意味は非常に大きく、ここ数試合で長いボール主体のチームに対しての臨機応変な戦術変更での対応も含めて、隙がないチームになりつつあるのかなと思います。

それを踏まえての3回戦。今の強いチームに自信を持って、でも奢らず課題は探しつつ、試合の中でも前進して、まずは全国出場を決めてしまいましょう!

ではでは。

 

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日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関東大会 1回戦2014/06/22 浦和レッズJrユースvsJSC CHIBA 6-2勝利・・・やはり、既に次の段階まで行っているチームかと。

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、浦和レッズジュニアユースの夏の全国大会をかけた戦いとなるクラセンの関東大会の1回戦を観戦してきました。ユースのようにグループステージでトータルの勝ち点で2位以内に入れば全国大会が決まるのとは違い、ジュニアユースの場合は、トーナメントで一つ負けたら終わりの戦いとなるので、1試合の重要性が段違いになってしまいます。

レギュレーションは、今年も3回戦を勝てば全国が決まり、3回戦で敗れた場合には、負け上がりのトーナメントがあるものの1回戦、2回戦は、負けたら即全国大会出場が潰えるという酷なものになります。

その1回戦と言うことで、これまでも力の差のある対戦相手であっても、ノックアウト式の対戦方式や初戦の緊張感で、難しい試合になることが多かったのですが、今年は、少し心配な点もあったものの、初戦の緊張感というものは、良い意味で感じられず、頼もしい戦いを初戦から見せてもらいました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに21番北村龍馬、センターバックに3番大西翔也と5番山崎舜介、MFが左に9番樋口颯太(後半27分⇒19番山下勇希)、右に15番長谷川魁哉(後半スタート⇒23番白土大貴 後半32分⇒27番二見健太、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

*ここ最近3バックでの戦いに変わっていますが、ベースは4バックで書いておいた方がわかりやすそうなので、4バック表記のままでスタメンを書いています。

対戦相手のJSC CHIBAも最近よく名前を聞くチームですし、決して弱い相手ではないものの、力の差はあるチームで、守備的な意識高く望んできたことで、序盤から浦和が、主導権を握り攻撃を繰り返すも、特にサイド攻撃に対する守備がうまく、なかなか決定的な場面は作れない、崩しきれない状況にはなりました。

そんな流れではありましたが、変に緊張して堅くなることもなく、そして、特に良かったのが、一つレベルが落ちる相手だからということで、軽いプレーをする選手がなく、運動量豊富に厳しく厳しくプレスをかけられていたのも良かったと思います。

結果的に、崩せない中で引き気味の相手に対して、先制点が14番弓削翼のミドルシュートでの得点だったというのが、なんというか、嬉しくも頼もしくもあったわけです。

攻めの形は多く作れる、崩したいという気持ちで同じパターンの攻撃ばかりを繰り返して、相手が守り慣れてきて、跳ね返され続ける中で、カウンターでの1失点が決勝点になってしまうような試合も、ジュニアユースに限らず多く見てきていますから、思い切ったミドルシュートで均衡を破れたということは、この試合に限らず今後の戦いにおいても重要なことだと思います。

ということで、13分に1-0で先制すると、27分にも相手のボールコントロールがうまくいかずに、こぼれたところをすかさず、やや距離があるところでしたが、10番シマブク・カズヨシがミドルシュートで決めて2-0とし、更に、前半終了間際のフリーキックのチャンスで9番樋口颯太からのボールを3番大西翔也がヘッドで押し込んで3-0と大きく差を広げて、前半を折り返すことに成功します。

後半も試合の主導権自体は、浦和が握っていたと思いますが、8分に相手フリーキックの場面で、クロス気味のボールに誰も触れなかったら、そのままゴールに入ってしまい、3-1となります。

しかしながら、その4分後に、20番長倉幹樹がゴール(こちらから見て遠かったのですが、得点は9番樋口颯太のようにも見えたのですが、オフィシャルに長倉幹樹と出ていたので、長倉幹樹のゴールだと思います。)し、4-1と再び3点差に開きます。

前半から降っていた雨が、後半は強くなってきたことで、少し試合としては精度の高いプレーが難しい状況になってはいたものの、後半16分の2失点目は、サイド攻撃に対して、クリアが中途半端になり、そのまま持ち込まれて、守備のカバーも遅れて決められての失点になるので、少し課題として残ると思います。

ただ、課題を強引に探していけばという程度のもので、結局相手が勢いに乗って、更に失点と言うことはなく、逆に25分に10番シマブク・カズヨシが、決めて5-2とし、更に37分には、14番弓削翼がダメ押しのダメ押しで6点目を決めて結果として6-2で圧勝となりました。

既にチームとしての動きの意識が浸透しているチームなので、4バックでもOK、3バックも試しても、動きの連動はスムーズにでき、相手の戦術によっては、5バック気味でも、ただのドン引きにならずに、動きがつけられる。その辺りの精度は、チーム内で更に高めてもらうとして、後は、課題としては、やはり、相手の守備意識が高い中で、それでも付け入るスキがなかったかと言われると、もう少し強引に行っても良かったかなというところや、シュートを打つという判断を早くすればゴールで来ていたという場面も何度かありました。

本当に守備的で隙の無い相手に対しての戦い方としては、今日のようにミドルシュートでこじ開けて、という展開はベストですが、前線の崩しのパターンというものをもう少し工夫していくことができると、更に試合を楽に進められる展開にできるとも思います。

まあ、強引に課題を見つけてみただけなので、より相手にとって脅威になるチームとしてやるべきこととして、頭の片隅に置いてもらえれば程度のものです。要求を高くしているだけです。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/06/08 第15節 浦和レッズJrユースvsFC東京U-15深川 2-1勝利・・・チームとしての総合力も上昇中

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どうも、ブクメです☆

前回足を運んだ川崎フロンターレU-15戦で浦和レッズジュニアユースに感じた、確かな手ごたえと、明るい未来。そこから、足を運べなかった2試合もしっかり2連勝してくれた中で、足を運んだ昨日のFC東京U-15深川戦。

梅雨で雨が続くここ数日でしたが、幸いこの試合の時間帯は、少し雨が降る時間はあったものの、雨による余計な影響を受けることはないくらい(人工芝なので確実にスリッピーにはなっていたと思いますが、、)の天候で試合が行われました。

チームとしての確かな歩みの中で、今回のFC東京U-15深川戦は、ホームでの第1戦で、大きな課題を見つけるきっかけとなった敗戦を喫した相手でもあり、今の歩みを確かめる意味でも、重要な試合となり、また、リーグ戦で首位を走る相手と言うこともあるため、その意味でも、しっかり破っておかなければならない相手との試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに5番山崎舜介、右サイドバックに13番三井愁雲、センターバックに3番大西翔也と21番北村龍馬、MFが左に10番シマブク・カズヨシ、右に15番長谷川魁哉(後半34分⇒27番二見健太)、真ん中に14番弓削翼と23番白土大貴(後半32分⇒7番菊地泰智)、FWが左に20番長倉幹樹、右に9番樋口颯太(後半37分⇒19番山下勇希)

となります。

3バック?のような声も聞こえて来たのですが、それを前提に考えると頭がごちゃごちゃしそうなので、慣れた4バックに当てはめてメンバーを書いています。

足を運べなかった、この3週間ほどの間に、ユースの試合に出場している選手がいたり、また、この試合では、学校行事の関係でいないという選手もいたとのことでした。

逆に、そういった状況下でも、チームとしての歩みとしての良い部分を感じる、どの選手が出場しても、やるべきことを共有して戦えるチームになってきているという部分まで感じることができました。

そして、第1戦で感じた相手チームの戦い方への脅威と言うものも、まったく今のチームには難にならないということも感じられました。

運動量、プレッシャー、追い込み方など様々な面で優っている中で、この試合では、前半36分に20番長倉幹樹からのパスを受けた10番シマブク・カズヨシが決めたゴールで先制することができたものの、多くのチャンスの中で追加点を決められない中で後半27分に一時同点に追いつかれてしまうという、ゲームを支配しながらも、勝利で終われないサッカーにありがちな1点のみのリードの怖さを感じる場面もあり、ここは、課題として残ったものの、結果的には、1点目同様に、20番長倉幹樹からのパスを受けた10番シマブク・カズヨシが、失点後数分で再びリードを奪うゴールを決めて2-1と勝ちきってくれています。

この試合で、特に印象に残ったのは、前線に入っていた20番長倉幹樹の相手ディフェンダーの追い込み方で、激しく追いかけて相手ディフェンダーにプレッシャーをかけるというやり方も、一つの有効な手段となると思いますが、それに加えて、相手ディフェンダーが、例えばキーパーに戻そうとか、近くにいる選手にパスをしようとか、そう考えていることを読んで、甘いプレーしたら奪ってしまうぞ、というような印象を与えるようなプレッシャーのかけ方と動きをかなり多くの場面でしており、それにより、実際に相手がミスをして、そこからチャンスになるという場面も多く見られました。

そして、センターバックに入っていた3番大西翔也の強さだけでなく、ハイボールの競り合いの場面でタイミングで相手よりも前に入って跳ね返す場面も印象に残りました。

そして、得点のチャンスの場面では、やや力が入ってしまうこともあったものの、中盤に入っていた14番弓削翼の守備意識の高さと、相手の攻撃を摘むプレー(結果的に、ここからインターセプトで攻撃に転じる場面も多かった)が試合を通して続いていたことも印象的でした。

サイドで見ることの多かった23番白土大貴もこの試合で中盤の真ん中での奪って早い展開で前線の選手にパスを狙うプレーや、思い切ったシュートなども良かったですね。

戦術としての浸透が、徐々に、スタメンがこのメンバーでないとという状態から、どのメンバーが入ってもベースとしての戦い方は崩れず、そこに各メンバーの個性が加わって行くというチームとしてあるべき形に移ってきていることが、はっきり感じられる試合となりました。

細かい課題は、コーチの方々にお任せするとして、私は、チームとしての成長を足を運べる試合ごとに楽しませてもらえればと思います。

もう一方で、長期離脱で苦しんでいる選手がいるという状況も実際には、あるというのが今の浦和レッズジュニアユースの現状でもあります。

傍から見ているものが、ここを乗り越えれば、必ずチャンスが来るからというのは、簡単なことですが、私がここまで数年間下部組織の選手を見て来た中では、丸1年間を負傷で離脱していたという選手も含めて、長い期間プレーできないという選手を見て来た中で、そこを乗り越えた選手と言うのは、長い目で見れば、浮き沈みの激しいサッカーというスポーツで、全ての選手に訪れる、沈みの時期に耐える力が身についたな、と感じられる選手が多いです。

負傷に限らず、思うようにいかない時期、なかなか認めてもらえないモヤモヤした時期を過ごしている選手も同様で、この沈みの時期を、どう乗り越えるかというのが、より重要になってきます。

そういう意味では、私も、「どうして純粋に応援させてくれないのかな?私の思いと全く違った人間像として、捉えられてしまうのかな?」と、伝わらないことに対して弱さが優ってしまいそうな、沈みに近い状況に陥ってはいますが、そこを乗り越えれば、もう一歩前進できるだろうな、と愚痴をこぼしながら、模索しております。

最近の状況が少し辛くて、ブログも少しお休みしようかと思う部分もありましたが、昨日のような試合を見せられてしまうと、やはり、その歩みを書かずにはいられなくなってしまったのです。

下部組織の選手からは、相変わらず、与えるよりも与えられることの方が多いなと感じる今日この頃です。

来週末は、クラセン予選前の最後のリーグ戦、しっかり勝って(更なる課題も見つけて)、一気に全国まで突き進んでくださいね!

そして、ユースのクラセン予選は、ここまで1試合も足を運んでいませんが、最終戦の柏レイソルU-18戦で、この大会に入ってからの変化と良い兆候を見つけるべく、足を運ばせてもらいます、よろしくお願いします。

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/05/18 第13節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 2-0勝利・・・経過、前進、未来も想像できる。

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どうも、浦和サポブクメです☆

なんか、ジュニアユースにも坊主の選手が大量発生している!

そんな、初夏のレッズランドで今日は、ジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。負傷者が多い状況ですが、浦和レッズジュニアユースの歩んでいる道、方向性には、ブレがなく、そして、まずは、というか、早くも昨年の全国優勝チームが見せた戦い方の片りんをプレミアカップで見せてくれ、今年のチームの目指すところの基準が私個人的にはしっかりと設定することができました(この時期に、見せてくれたことで、要求も高くなったということです。)

ユース、ジュニアユース限らず、足を運べる頻度が激減している今年の動き方の中で連続して試合を見られる状況がなかなか作れず、今回もプレミアカップの後から、前節の横浜FC U-15戦の3-3の引き分けの試合を観戦することができない中で、今日の試合を観戦するということになりました。

見られなかった試合に関して、当たっているかどうかは別としても、経過に関して想像できる状況と言うのは、嬉しいものです。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太、右に15番長谷川魁哉、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に20番長倉幹樹

となります。

ちょうど、今日の試合は、見ていて感じたイメージとしては、昨年の9月の東京ヴェルディジュニアユースに大勝した試合の時に感じたイメージ(その時のブログ)と近いような印象を部分的にですが、持った試合でした。

特に相手のサイドからの攻撃に対しての守り方において、プレスのかけかた、人数のかけかた、こぼれ球の予測など、ほぼすべてにおいて相手に優っており、前半は、ほぼ相手に思うように攻撃をされたという形はなかったと思います。そのくらい、運動量や動きの質において連動も連携もできていたと思います。

攻撃面においては、久しぶりにスタメンからのプレーをみた20番長倉幹樹の動きの質の高さで、より多くのチャンスを作れていたと思います。

中盤の8番立川将吾と14番弓削翼の、相手へのプレスの激しさも良かったですね。ゲームメイクのところに意識を置いてゲームを作る役割と共に、この中盤のところで、緩いプレーをしてしまうと、相手に攻撃の組み立てをされてしまうことも多いため、これまで見た試合の中で、ややここのところで、チャンスメークの意識が強くて、守備のところでは緩いなどバランスが悪い時も見て来たので、ここでの変化は見ていてうれしかったですね。

試合の流れを大まかに書いていきますね。

開始3分に、8番立川将吾からのボールを20番長倉幹樹がヘッドで狙います。

4分に、ここを突破されると危険と言う場面で、8番立川将吾がうまくカバーしてピンチを免れます。

5分に10番シマブク・カズヨシからのパスを受けた20番長倉幹樹が攻める形を作ります。

前線のこの2人の相手ディフェンダーに対してのチェイスもかなり効果的でした。

思い返してみれば、後半に疲労が見え始めるまでは、チーム全体でサボる選手がいなかったですね、それによって試合の大半を支配し続けることができたわけですね。

6分に、4番橋岡大樹が持ち上がり、楔のパスを受けた10番シマブク・カズヨシが前線で粘り、コーナーキックを獲得します。

11分には、10番シマブク・カズヨシからの横に広い展開でパスを受けた15番長谷川魁哉が攻めあがります。

13分には、3番大西翔也が10番シマブク・カズヨシとのワンツーで前線に抜け出しサイドから仕掛け、クロスというよりは、おそらく思い切ってシュートを狙ったと思いますが、枠を外れたものの、良い狙いだったと思います。

19分には、20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから狙ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、コースが変わり、キーパーに防がれます。

そして、待望の先制点は26分。フリーキックのチャンスからの流れで4番橋岡大樹が頭で触ってゴール・・・と思ったら、オフィシャルページでオウンゴールと出ていたのでオウンゴールだったのでしょう。でも、このブログでは、彼のゴールと言うことにしておきましょうか。

30分に、再び、今度は9番樋口颯太とのワンツーで3番大西翔也がサイドから攻撃参加し、折り返しを受けた8番立川将吾がシュート、いったんはキーパーが弾き、ここに20番長倉幹樹が詰めるもわずかに相手キーパーが早く防がれます。

32分には、4番橋岡大樹からのパスを10番シマブク・カズヨシが受けると、右サイドを5番山崎舜介がかけあがる動きをおとりにして、ディフェンダーの裏の真ん中のスペースに浮き球でパスを通し、ここに15番長谷川魁哉がタイミング良く抜け出したものの、これは、惜しくもオフサイドの判定。

34分には、4番橋岡大樹からのロングフィードを受けた9番樋口颯太が、10番シマブク・カズヨシにパスを通し、相手キーパーより先に触れればという惜しい形がありましたが、ここは相手キーパーに防がれます。

前半終了間際にも、20番長倉幹樹からのラストパスに10番シマブク・カズヨシが抜け出すも、少しシュートまで遅れたところで相手キーパーに防がれます。

試合の主導権は、完全に握り、相手ゴールに近い位置でのプレーも多かったものの追加点は決めきれず、1-0で終了します。

後半スタートからの交代はなし。

4分に、20番長倉幹樹からのパスを受けた14番弓削翼がゴール前に持ち上がりゴールを狙う惜しい形を作ります。

後半もチャンスの数は多いものの、得点が決まらないという場面が多く、1点のリードのみだと、何が起こるかわからないため、なんとか追加点を取って欲しいと思っていたところ、迎えた13分に、8番立川将吾が、中盤からの低めの弾道でゴール隅に決めて2-0とリードを2点に広げることに成功します。

このゴール、プレーしている選手から見たら、またゴール真裏で見ていた方であれば、ゴールしたとはっきりとわかったと思うのですが、ちょうど横から見ると、ゴールの下か穴が開いていたのかはわかりませんが、シュートがそのままゴールを抜けて行ったので、最初、わずかに外れてサイドネットに当たったのかと思っていて、「外れた!」と思っていた横から見ていた私たちと、はっきりとゴールとわかって喜んでいた選手たち。

その姿を見て、「あ、入ったのか、お、おお、よし!」という感じになってましたw

後半残り25分ほどというところで、2点のリードを奪い、試合自体は大分余裕のある状況になってきたものの、給水タイムが試合の間に取られたように、気温の高い中で、運動量が必要とされるサッカーで、体力的にどこまで持つかと言う部分にも注目していました。

走らされる運動量の消費とは違い、主導権を握る戦いの中での運動量になるため、相手もかなり疲労させる戦いはできているものの、やはり試合残り20分くらいになると、疲労でやや中盤が空きだしたりは、してきました。

ちょうど、給水タイムが入ったところで、最初は気が付かなかったのですが、5番山崎舜介に代わり、23番白土大貴が投入されていました。

残り15分くらいでは、相手に決められてもおかしくないような大きなピンチを2度ほど迎えたものの、なんとか失点は免れ、運動量が落ちたとは言っても、その時間帯にもセットプレーから、3番大西翔也の惜しいヘディングシュートや、4番橋岡大樹の惜しいヘディングシュートもありましたね。

20番長倉幹樹がゴール前に迫る場面もありました。

試合時間残り3分くらいのところで、20番長倉幹樹に代えて19番山下勇希が入ります。

その後、9番樋口颯太のシュートなどありつつ、得点は動かず2-0で終了となりました。

ちなみに、この後に行われたB戦1本でも、37番の選手(名前分からず)と19番山下勇希のいずれも見事なミドルシュートのゴールで相手に1点先制されてからの逆転劇で2-1で勝利となりました。

チームがやるべきことが、以前に比べて格段にチームとし浸透してきていますね。おそらく、初夏の今よりも暑くてきつい気候になると思われる、夏のリーグ戦や、クラセン予選の戦いを戦い切る公式戦での体力づくりも含めて交代メンバーを少なめにという意図なのだと思いますので、スタメンの選手以外には、なかなかチャンスが与えられにくいという部分はあると思いますが、求められる動きややるべきことと言うのは、試合に出ていなくても意識はできると思いますので、チャンスが与えられたときに、やるべきこと(チームとしての動き)をしっかりできる準備をしておくことと、加えて、個々の特徴をしっかり出せるようにする必要がありますね。

また、今日の試合の課題としては、やはり決めておかなければならない決定的な場面で決めきれなかったケースが多かったため、ワガママに持ちすぎるだけという選手はいなくなったと思いますが、それでも、やはり、プレーの選択肢としては、改善の余地があるという選手も多いと思います。

前進しているのは間違えないですし。だから、見ていて楽しいですし、踏まえた課題も探すことができます。

例えば、声を出す出さないのところで何度も指示を受けていた選手がいましたが、確かに全ての選手が毎回大声を出す必要はないと思いますし、守備をまとめる役割の中心選手がしっかりと声を出すことがベースとなれば、チームとしてはコントロールできると思いますので、今年はまだ良いと言えるのかもしれませんが、現段階で2年生で出場している選手は、来年最高学年になった時には、今度は、自分がその役割を果たさなければなりません。

そういう循環というものが、しっかりできることで育成の組織としても年代ごとに、差が出てしまうことなく、ある程度の安定感を作り出し続けることもできるのだと思います。

昨年の全国優勝したチームが実践していた形に近づきつつある今、夏でもそのサッカーで押し切ってしまえるチームに進化していくのか、それとも、戦い方のベースは崩さずに、試合の中で落ち着けるポイントを作ってある程度コントロールできる強弱を作れる選手が登場してもう一味加わるのか。

それは、今出場している選手、これからここに食い込んでいく選手の個々の特徴で作り出されていくものですよね。

また、このベースを完成させるためには、人間的なところでも、より成長して強くなっていく必要もあるでしょう。

長々と書いてしまったのも、また、しばらく試合を見に行けないからでもあるのですけどね。

このようなことを踏まえて、次に見た時にどのようなチームに更なる成長を遂げているかを楽しみにしていますという意味です。

結果がすべてではないですが、足を運べない時には、結果確認と行った方に話を聞くくらいしかできないので、やはり見る側としても手ごたえを掴んでいるだけに、結果が出てくれていた方が当然うれしいです。

前回観戦したプレミアカップから、今日観戦した試合は、しっかり経過と前進を感じることができました。

次に足を運べる時が楽しみです!

ではでは。

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JFAプレミアカップ2014、浦和レッズジュニアユースの戦い・・・スタートで苦しみ、持ち直し、片鱗を見せる、ここからどうなっていくか楽しみです。

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どうも、浦和サポブクメです☆

優勝すれば、マンチェスター・ユナイテッド・ワールド・ファイナルズ2014に出場できる大会、要するに世界につながる大会となるJFAプレミアカップですが、浦和レッズジュニアユースが、この全国ラウンドまで進出してこの舞台で戦うのは初めてになります。

大会自体を追いかけるようなサッカー観戦の仕方をしていないブクメとしては、この大会のことは知っていても、細かいことがよくわからず、実際に足を運びながら、確認しながら、聞きながら、少しずつ理解していく流れになりましたが、この機会を与えてくれた浦和レッズジュニアユースにまず感謝です。

で、本当は、1日ごとにブログを書く予定だったのですが、ちょっと初日の試合後に気持ちよく飲んでしまいまして、眠ってしまい、気が付いたら朝になっていました。やらかしですw

大会自体の結果としては、グループステージを2勝1敗の2位で終えたものの、得失点差で残念ながら敗退となりました。この3試合と、20分x1という変則ルールで行われた、2本の練習試合も含めて、簡単に書いていこうと思います。

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グループステージの第1戦vsサンフレッチェ広島ジュニアユース(10:00KO)

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴(後半開始⇒21番北村龍馬)、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に7番菊地泰智(後半開始⇒11番白田颯人)、右に15番長谷川魁哉(後半14分⇒19番山下勇希)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太(後半9分⇒22番大桃伶音)、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

ちょうど、この大会の直前に観戦した、関東U-15リーグの東京ヴェルディジュニアユース戦の時とメンバーが同じで、中盤の左に入っていた15番長谷川魁哉が右に、右に入っていた7番菊地泰智が左に代わっていました。

前の試合でも触れたように、現在負傷して離脱している選手や、やや怪我を抱えながら参加している選手もおり、かなり大変な状況でこの大会に臨んでいることは知ってはいたのですが、大会の初戦という緊張感と、思った以上に質の高いサッカーをやってきた相手ということで、試合自体は、かなり厳しいものになりました。

大会自体は、1日に2試合ではあったということもありますが、1試合30分ハーフとかなり短くなるため、また、グループ1位通過とグループ2位の最上位チームのみが次のラウンドに進めるというレギュレーションもあり、40分ハーフの試合と比べて、難しい要素が多い、そういう大会であることを実感した初戦でした。

先に失点すると苦しい展開になることや、主導権を相手に握られてしまうと、時間も少ないため、なかなか持ち直すことが難しい、そんな流れにややはまってしまった部分もあります。

先手必勝で勢いよく行くというよりは、ややお互いに出方をうかがうような落ち着いた試合序盤から、徐々に相手の質の高いサッカーに苦しむようになります。

特に、こちらの前線への楔のパスに対しての守り方が上手く、セカンドボールへの反応も一歩相手の方が上回っている印象がありました。

そのような流れの中で、22分に失点し、前半終了間際の28分にも追加点を決められてしまい、0-2という苦しい状況でハーフタイムを迎えます。

30分ハーフの試合で1つの負けが、大きな意味を持ってしまう部分もあるため、2点を追いかける後半の残り30分は、采配としても、難しくなったと思います。

2トップの選手に対しての相手の守備がかなり固く、思うようにプレーをさせてもらえない中で、後半から入った11番白田颯人がサイドでタメを作り、一つの起点として打開できるチャンスも増えて来た中で、ただ、ゆっくり流れを変えていくには時間が少ないことから、9分に22番大桃伶音を投入して4番橋岡大樹が前線に入る、パワープレーに出ざるを得なかったのですが、ここも全体的に徹底するところまで行かず、結果的にスコアは変わらず0-2の敗戦となりました。

2点リードで余裕もあった相手に落ち着いてボールを回されてしまったことや、浦和がやや相手のペースに飲まれてしまい、打開するための挑戦が少なくなっていたことなど、初戦が厳しくなる流れにはまってしまった感じは強かったです。

思った以上に、疲労で体が動かなくなっていた選手が多くなっていたのも、そのあたりから来たものかと思います。

冒頭に怪我をしていたり怪我明けの選手が多いとは書きましたが、試合に出場している以上は、怪我は理由にならないので、踏まえて考えられる要素もありますが、以降はその部分には触れません。

色々事情はあったとは思いますが、敗れたものの、グループステージはあと2試合あり、あと2つ勝てば十分突破の可能性が残る中で1試合目が終わった後に、既に敗退したような表情の選手が多かったのは、正直気になりました。逆に、しっかり前を向いていた選手には好感を持ちました。個人的な見解です。

大会ベースで考えた時には、ヘラヘラして良いという意味ではありませんが、如何に短い時間で切り替えられるかも重要になりますし、下を向かない強さも必要になります。

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グループステージ第2戦vsコーマラント(14:10KO)

第1戦での敗戦を受けて、14時10分キックオフの第2戦となりました。対戦相手のコーマラントは香川県のチームと言うことですが、この大会で初めて知ったチームです。相手のチームのことは知らないものの、このコーマラントが第1戦でヴィッセル神戸U-15に3-1で勝利したチームと言う情報はあり、このような大会で聞いたことがないチームが、思った以上に強敵であることは多いので、注意しつつも、どちらにしても、第2戦は、浦和レッズジュニアユースが、自らのサッカーを遂行することができるかどうか次第だなという思いはありました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介(後半19分⇒21番北村龍馬)、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智(後半16分⇒9番樋口颯太)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番白田颯人(後半開始⇒19番山下勇希)

となります。

グループステージ突破を手繰り寄せるという意味では、この試合は、最低限3点差での勝利で、得失点差で、コーマラントを上回っておける結果であることが必要な試合ではありましたが、この試合は、今年の浦和レッズジュニアユースの攻撃がはまった時の得点力の高さを見せつける試合となりました。

試合への臨み方自体も、第1戦とは、全く違ったものになっていましたね。

相手の良さを出させずに、浦和ペースで終始進めることに成功し、11分に先制。この先制点は、8番立川将吾からのパスに対して、11番シマブク・カズヨシが相手ディフェンダーと競るような形から、粘りを見せて足を延ばしての執念のゴール。気持ちの入った見事なゴールでした。

前半は、1-0で折り返し、追加点が欲しい後半スタートからすぐの1分くらいに、右サイドからの攻撃でクロスに対して相手ディフェンダーに当たり、最後に14番弓削翼が押し込んだように見えたのですが、公式記録ではオウンゴールになっていました。しかしながら、後半スタートにいきなりの追加点で2-0とし、試合をさらに有利に進めると、16分には、7番菊地泰智が自ら持ち込んで見事なシュートを決めて3-0。そして、24分に、10番シマブク・カズヨシからの裏へのパスに抜け出した9番樋口颯太が、アウトサイドで見事に決めて4-0。

見事に第1戦の、悔しさを払しょくし、突破への可能性を大きく広げる勝利をおさめました。

この試合のメモを眺めていると、セカンドボールを奪ったプレーや、中盤やや高めの位置からのインターセプトに成功しての攻撃が多くなっていたことがわかります。

昨年のチームがそうであったように、セカンドボールへの反応、高い位置で数人の連動した守備で奪いきってしまい、攻める回数が多かったのが印象的でした。

5月3日の2試合は1勝1敗。グループでは、サンフレッチェ広島ジュニアユースが2勝で一歩リードし、1勝1敗で浦和とコーマラントが並んでいますが、この大勝で、得失点差で+2の浦和が、-2のコーマラントを上回って2位で1日目を終えました。

最終戦で対戦するヴィッセル神戸U-15は、2敗で最下位ですが、おそらく流れに乗れなかっただけで手ごわいチームには変わりなく、2日目の対戦では苦しい戦いになると思いますが、しっかり勝利して、可能性としては、サンフレッチェ広島ジュニアユースも得失点差では+3のため、コーマラントがサンフレッチェ広島ジュニアユースを破った場合には1位の可能性も残し、そうならなくても、自力で2位を死守して、ほかのグループの結果を待ちたいところ。

第1戦後の状況を見ていたら、そのまま第2戦も、相手の勢いに飲まれてしまう可能性もあった中で、よく盛り返したと思います。

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5月4日に移りまして、グループステージ第3戦vsヴィッセル神戸U-15

この試合は、結果は、1-0と僅差の勝利でしたが、3日の2試合よりも更に今後に大きな可能性を感じさせる試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに5番山崎舜介、センターバックに22番大桃伶音と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智(後半開始⇒11番白田颯人)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右にシマブク・カズヨシ

となります。

試合が始まってみれば、やはり2連敗しているとはいえ、相手は弱いチームでは全くなく、1点勝負になりそうな展開になっていきますが、この試合では、チームの集中力の高さが、この大会で最も高く、動きの質、守備においては相手の動きに対しての対応など含めて、試合を通して、高い質でプレーできていたと思います。

特に、この試合では、浦和レッズジュニアユースの一つの目指す形である、高い位置で数人で奪いきってしまって、一気に攻め込むような攻撃の形が何度も何度もできていました。特に、中盤や前線の選手で囲い込んだところで、11番白田颯人が奪うという形が多くなっていたと思います。

また、10番シマブク・カズヨシが斜めに抜けて高い位置まで攻めあがる形もこの試合では多く見られました。

守備のところでは、何度か決定的な場面は作られたものの、18番高草木天平の見事な反応で防いだ場面や、最後のところで粘りを見せて防ぎきるという場面が多くありました。その意味では、相手が浦和の陣内に攻めてくる回数自体は、少なくはなかったものの、本当に危ないと思われた場面は、2回くらいしかなかったと思います。そのくらい、際での集中力が高かったと思います。

ちなみに、この試合の決勝ゴールは、後半11分に、裏に抜け出してパスを受けた9番樋口颯太が倒されて獲得したPKを8番立川将吾が決めたゴールでした。

この得点の場面以外にも、後半開始早々に10番シマブク・カズヨシのインターセプトからのクロスボールに対して、9番樋口颯太の狙いどころとしては、ゴールになるべきだった見事なシュートが相手キーパーのこれまた見事な反応ではじかれ、こぼれ球を8番立川将吾が狙ったシュートもまた見事なシュートだったのですが、これも相手キーパーが、ぎりぎりのところで防ぐという、本当に惜しい場面もありました。

試合の終盤では、サイドバックの3番大西翔也と5番山崎舜介の気迫の守備で相手のサイドからの仕掛けを防いだ場面も多くなりましたし、チームとしての集中力と運動量が凄かったですね。

この試合を1-0で勝利し、2位でグループステージを終了した浦和レッズジュニアユースですが、惜しくも2位の最上位になることはできませんでした。

昨年のチームが優勝した時にやっていたサッカースタイルの片鱗を見せつけたこの試合の流れだったので、この大会をもっと戦わせてあげたかったですが、こればかりは結果なので仕方ありません。

後は、今日できたことをしっかりと継続することが重要で、今後、調子の良い時も悪い時も、最低限、やるべき形の平均値は崩さないことができることが重要になります。

連携連動が必要ですし、このような動き方を様々なメンバーの組み合わせでも精度高くできるようにする必要があります。この戦い方の良いところは、高い位置で奪った後は、個々の特徴を見せつける時間が待っているということだと、なんとなくですが思います。

戦術ありきで、崩し切ることが優先される、きれいなパス回しと動きが優先されるサッカーも良いですが、やはり、前線では個々の特徴を見せつける局面があるサッカーが好きですし、それができる戦い方が今の浦和レッズジュニアユースが目指す形にはあると思います。

そのためには、運動量も必要ですし、味方との連携や味方の動きを理解しあう努力も必要です。

チームとして5月という早い段階で、こういう舞台で、片鱗を見せたこのチームが、今後どのような成長曲線を描いていくのか楽しみです。

さてさて、大会自体は、午前中の試合で終わりになったのですが、午後にコンサドーレ札幌U-15と青森山田中学校と20分x1ずつの練習試合がありましたので、メンバーと結果のみですが、書いておきますね。

1本目vsコンサドーレ札幌U-15

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに22番大桃伶音と21番北村龍馬、MFが左に24番吉岡佑馬、右に7番菊地泰智、真ん中に3番大西翔也と4番橋岡大樹、FWが左に15番長谷川魁哉、右に19番山下勇希

結果:0-0

2本目vs青森山田中学校

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに13番三井愁雲、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに22番大桃伶音と21番北村龍馬、MFが左に24番吉岡佑馬、右に19番山下勇希(⇒10番シマブク・カズヨシ)、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に7番菊地泰智

結果:1-0(得点:9番樋口颯太・・14番弓削翼かも、、)

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試合とは、関係ないのですが、練習試合の前に空を見たら、ちょっと変わった虹が出ていましたので載せますw

ということで、以下、試合と関係のあるおまけの写真です。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/04/29 第10節 浦和レッズJrユースvs東京ヴェルディJrユース 4-3勝利・・・課題もあるが勝ち切ったことが重要

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どうも、浦和サポブクメです☆

久しぶりのジュニアユースの試合観戦ということで、楽しみにヴェルディグラウンドに足を運びました。やや雲行きの怪しい天候で、風が冷たく思ったより肌寒く感じる気候でしたが、試合中は、少し雨の降る時間もあったものの、比較的試合をする機構としては最適だったと思われます。

聞いた話では、ここしばらく怪我の選手が多い状況であったり、4月に入ってから1点差で敗れる試合や引き分けの試合などが多く、やや苦しんでいるという話を聞いていました。

ゴールデンウィークには、大阪堺でのプレミアカップに挑む浦和レッズジュニアユースにとっては、大会に良いイメージで入るためにも、勝ちきれない流れを断ち切って、再び良い流れに乗るためにも、なんとしても勝っておきたい一戦でした。

では、試合の話に移りますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

8番立川将吾は、怪我で数試合ぶりの復帰、10番シマブク・カズヨシも怪我からの復帰試合と言うことでした。逆に、11番白田颯人が怪我でこの試合はベンチ外ということです。

前回の試合観戦から1か月以上空いての観戦となるため、その間の5試合ほどを見ずにということと、前回観戦して敗戦したFC東京U15深川戦のイメージとの比較になってしまいますが、この試合のスタートは、その時と比べて、まず中盤の8番立川将吾のプレーが、前回は守備的になりすぎていてらしくないと感じられたところが、攻撃のイメージも強く持ちながら守備のところでも、中盤でのプレスの意識高く、パスを捌くという役割もできており、更に全体的な動きのイメージでも、前回は、個々が強くなってしまっていて、味方を生かすイメージが少ない印象があった部分も良くなっていたと思います。

出だしの良いイメージ同様に、開始早々から、9番樋口颯太の惜しいシュートがあったり、連続でコーナーキックを獲得して攻め込むなど、かなり多くの時間相手陣内で攻撃をし続ける時間を作ることができていました。

良い攻撃、惜しい攻撃が繰り返される中で、6分に、10番シマブク・カズヨシが前線でキープし、8番立川将吾が中盤からゴール前に抜け出したところにタイミングよくパスを通し、しっかりシュートを決めて浦和が早い時間の先制に成功します。

7分には、10番シマブク・カズヨシがインターセプトから7番菊地泰智とのパス交換で再びパスを受けて攻めあがります。

こちらペースで試合が進む中で、相手の攻撃もややパス精度が低かったり単発で終了することが多く、時折、シュートを打たれると危険な位置でプレスが遅れたりするところはヒヤリとするところもあったものの、守備のところも問題なく跳ね返していました。

14分には、4番橋岡大樹の攻撃参加で、遠目の位置からシュートを狙うも、ここは相手ディフェンダーのブロックにあいます。この攻撃参加の時に、センターバックの位置に、8番立川将吾がしっかり下がっていたのも良かったですね。

19分には、8番立川将吾が思い切りよく放った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩きます。

23分には、中盤の14番弓削翼を経由して15番長谷川魁哉が持ち上がりチャンスを作ります。

そして、24分に、浦和が追加点を奪います。この得点までの流れを見逃してしまい、喜んでいた選手と周りから聴こえた声で、10番シマブク・カズヨシのゴールかと思っていたのですが、オフィシャルを見る限りでは、14番弓削翼のゴールとありました。

2-0とリードを広げます。

27分には、8番立川将吾のサイドチェンジのパスを受けた7番菊地泰智が持ち上がりシュートを放つもキーパーに防がれます。

そして、28分に7番菊地泰智のインターセプトから、9番樋口颯太を経由して、裏へのパスに抜け出した15番長谷川魁哉が、キーパーの位置を見つつ、アウトサイドでふわりと浮かせたシュートでゴールし、3-0と大きくリードを広げます。

31分には、前線で10番シマブク・カズヨシがキープし、左の15番長谷川魁哉、いったん下げて8番立川将吾、更に下げて4番橋岡大樹とつなげ、右に大きな展開で攻撃というような、相手の守備で無理に仕掛けずに、味方のフォローで組み立てなおした、このような形も良かったと思います。

32分に、23番白土大貴が右前線のスペースにパスを出し、そのパスに8番立川将吾が反応するもわずかに届かなかったものの、14番弓削翼も同じように中盤から、足元だけではなく、前線のスペースに対してパスを出して、味方とタイミングが合えば大きなチャンスにつながるような、スペースへのパスを出す場面が多く見られましたが、良い試みだと思います。こういうプレーが味方と確率高く合うようになると、より攻撃に迫力が増しますね。

ほぼ浦和が主導権を握り続けた形で前半を終了します。

後半に入ると、ハーフタイムに檄が飛んだのか、相手チームの前線からの運動量が激しくなり、この相手の勢いをうまくいなせないスタートから、相手の反撃を許してしまいます。

それでも、開始早々に8番立川将吾のインターセプトから9番樋口颯太への展開だったり、コーナーキックのチャンスで4番橋岡大樹が惜しいヘディングシュートを放ったり、10番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の形を作るなど、最初5分ほどは、浦和の追加点のチャンスは立て続けにあったものの、そこで決められないままに、7分に失点すると、9分にも失点を喫し2-3と1点差に迫られます。

なんとなくですが、長身の4番橋岡大樹のところに、小柄な選手が仕掛けるようなミスマッチをうまくいかされたような印象もあるものの、この時間帯は、相手の攻撃に後手後手になってしまっていたのは確かです。

そして、15分には、このミスマッチのところを突かれたというか、PKを取られるほどのプレーではなかったと思う場面でPKを取られてしまい、これを決められ3-3の同点に追いつかれてしまいます。

ただ、確かに相手の攻撃や前線からの激しさを増したプレスに苦しめられたものの、浦和の攻撃の回数自体が減ったわけでもなく、ゴールに迫る回数も多く、決めきれればもっと楽になりそうな状況ではありました。

そして、同点ゴールを決められた後のところで良かったことは、そこで堪えることができ、再び浦和のペースに戻すことができたということだと思います。

特に、前線で10番シマブク・カズヨシのところでパスが収まり、そこから攻撃がしっかり展開できたことが大きかったと思います。

そして、同点まで追いついた相手をガクっとさせたのが23分の10番シマブク・カズヨシのゴールでした。

4-3とリードを広げたところで、24分に7番菊地泰智に代わり19番山下勇希が入ります。

この時間帯での19番山下勇希の投入も相当効いたと思います。運動量はもちろんのこと、中盤での狙いすましたインターセプトで何度も相手の攻撃の芽を摘むプレーは見事でした。欲を言えば、そこからの攻撃でもう1点追加して試合を決めるところまで持って行けると更に良かった思います。

この19番山下勇希が絡んだ攻撃でも多くチャンスを作れていましたし、10番シマブク・カズヨシがサイドを突破してクロスまで持っていく場面も数回ありました。

更に、30分くらいには、8番立川将吾からのスピードのある縦パスにオーバーラップして抜け出した3番大西翔也が強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

終盤に、何度か相手にチャンスを作られたものの、5番山崎舜介のカバーなど、後半序盤の同点に追いつかれるまでの混乱はあったものの、再び逆転した後は、守備陣も集中して落ち着いて対処できていたと思います。

結局、試合はそのまま4-3で終了。なんとか勝ちきってくれました。

3-0のリードを追い付かれたのですから、課題がないとは言えないのですが、4月のここまでの試合を勝ちきれない、引き分けになんとか持ち込んでという試合が続いていた中で、3-0を3-3にされたところから、再度逆転して、勝ち切れたという結果がなによりもこの試合では重要で褒められるべきものではないかと思っています。

いよいよ今週末から、プレミアカップですね。

グループリーグはあるとは言っても短期決戦ですし、今日の試合を踏まえて考えると、勝負強さを見せた部分は当然継続させてほしいですし、後は、相手のプレッシャーを受けた時に、中盤での連携がもう少しスムーズに行って、ここは守備の連携、ここは、攻撃の連携と、味方同士の距離感などでバランスを取って、相手のプレッシャーをいなせるようになっていくと、もっと良くなっていくかなと感じます。

ガッツリ優勝まで見届ける予定で大阪行きの予定を組んでいます。

良いとこ取りばかりな足の運び方ですみませんが、今日の勝利から、プレミアカップ優勝まで、しっかり見届けさせてもらいますからね!

ではでは。

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