高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/12/10 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-1引き分け・・・来期も最高峰の舞台が残された

来期も最高峰の舞台が残された。しかも自力で!

どうも、ブクメです☆

実は、駒場スタジアムでユースの試合を観戦するときは、大体そのあたりで見るという好きな場所があり、その場所でじっくりと試合を見るのが今年足を運べる試合の観戦スタイルだったのですが、ここ最近、割と大きめの声で浦和レッズを応援していると思われる方なのですが、実にネガティブなことばかりを試合中に通る声で話す方がいて、若干ストレスになっていました。

そして、今日は、その発言の中で、なぜか、14番井澤春輝のポジションに関して徹底的に文句を言っていて、しかも何度も見に来ている、浦和レッズ側を応援していると思われる方なのに、選手を番号だけで呼ぶ。戦い方に結構な制約があり、自由度が少ない今のチームにあって、選手はその範囲でできることをやってきてくれていたと思うのですが、もちろん、相手のサッカースタイルもありますが、今日は特に蹴りあいやフィジカルの勝負になるような試合で戦術がどうこうという試合にはならなかったのですが、そもそものポジションが前線3枚の右だった14番井澤春輝に対して、「どうして、右にばかりいるんだ」とかそういう声が聞こえてきて、「う~ん、何言ったんだろう、この方は?」となっていたのですが、色々言いたいことはあったものの、そういう理不尽な言われ方を一瞬で黙らせるような14番井澤春輝の強烈なミドルシュート。その後、その方は、何も言わなくなりました。プロになる選手が、プレーで黙らせた瞬間も見られたわけです。

見事でした。それを最初に書きたかったので書いてしまいました。

サッカー選手、特に、育成のカテゴリにいる選手たちにとっては、特徴を見せて、見る側に印象付けるプレーというのが必要で、正直なところ、今の浦和レッズユースは、「こうしなさい」を守ることが前提になりすぎていて、プレーしている選手たちにとっては実にもったいないと言わざるを得ません。

その意味では、特に、今シーズントップ昇格が決まった、4番橋岡大樹、6番荻原拓也、14番井澤春輝の3人には、何か、メッセージ性のあるものを残してもらいたいなと思っていたのが、この最終節でした。

その一人の14番井澤春輝は、先ほどの強烈なシュートを決めるという形で結果を残してくれ、実は、これまでと同じようにサイドからの突破でクロスを上げてチャンスを作っていた6番荻原拓也に関しては、ドリブルで深くまでえぐって仕掛けるというプレーを、なぜか自制すぎていたまま最終戦も終わってしまうのか思ったところで、試合終盤にドリブルで深くまで持ち込もうとするプレーからファールをもらってチャンスを作った。

4番橋岡大樹は、蹴りあいになりがちな展開の中で数的優位を作るためにリスクを負って上がる場面を、作っていた。

すごく、すごく重要なことです。

このチームにおいて、チャンスを作るためのリスクは容認されないようなイメージが、見ていてずっと心配でした。これからも心配です。

だからこそ、浦和レッズのトップに上がる選手が、こうして欲しいということが実際に見られたことは、希望を残してくれた世に感じるわけです。

最終戦が終わり、少し遠めから、選手とご父兄やサポーターが写真撮影などするところを眺めつつ、選手の表情を見つつ、なんだか、すごく楽しそうに全体で笑って騒いでと見ると良いチームだなと感じるわけでして、それを見ていると、前にも書いたような、控えの選手も一緒に戦っている感じが強く出ていて、声を出して鼓舞する選手もいてという、私の経験上、そういう世代のチームは間違えなく強いという世代が、ここまで苦戦してしまったのはなぜだろうか、いや、わかるのですが、なぜだろうなという気持ちも強くなったりも、またしました。

1年生2年生を見ていても、なかなか良いキャラぞろい(サッカー的なところも、それ以外でも)なんですよね。本当に、個性的で面白い。

これがどう生かされるのか。個性が消され続ける可能性が残る不安もありますが、なんだか、期待も残して新チームを楽しみたいなと言う気持ちも強くなりました。

なんだか、いきなりまとめてきなところからはいってしまいましたが、そもそも最終戦では、細かいレポートを書かない傾向のあるブクメですが、今回もそうなりそうです。試合自体は、相手の戦い方もあったと思うのですが、なんというか、サッカーの試合というよりは、両監督含めて「戦い」の雰囲気が強かったので、ガツガツとやりあい続けた試合だったわけで、全体を通してそういうイメージでした。審判の基準も、割とやっても良いよという感じの笛の吹き方だったので助長されていましたし、実際に浦和レッズユースとしても自力の可能性を残しつつの、残留をかけた戦いですから、逆に言うと、こういう戦いで良かったのかもしれないと強引に考えます。で、そのガツガツ間のある戦いの中での、見事な強烈ミドルシュートで残留という戦いには終止符を打ったのかなと。

出場停止や、負傷の選手などもいたり、細かい起用の状況はわからないものの、3年生も多く出場することになった最終戦で、プレーしていた3年生の気迫と、プレッシャーも凄い中で思うように行かない時間を過ごした1,2年生の選手たちも最終戦での意気込みがものすごく伝わってくる試合でした。

試合が終わった後に、涙を流していた選手たちからは、この数字上でもわかる苦しいシーズンで、実際にどれけのプレッシャーが選手にかかっていたのかも伝わってくるような思いでした。

自力でつかんだ残留(もし大宮が大量得点で勝っていたら、引き分けだと逆転されるから、引き分けを自力と言わないとかいう突っ込みも受け入れますw)

難しい中でも選手たちが、やり遂げてくれた前進に感謝です。

さてさて、現在の3年生について総括してみますと、この世代は、非常に縁があるというか、私の古くからの浦和レッズサポーターの知人が小学校の時の橋岡兄弟の先生だったとか、そういうところからスタートして、現在明治大学の橋岡和樹の弟の大樹にJヴィレッジで初めて会って、その後、ジュニアユースに入るという流れもあったので、この世代には、割と自然な流れで溶け込ませてもらった印象があります。

ユースに昇格しなかった選手たちも含めて、かなり強烈な個性を持った選手が多いなと感じていて、なるほど高校サッカーに進んでいった選手たちは、その個性を活かされる形で実際に選手権に出場する高校の主力になっている選手も多い世代。逆に言えば、ユースに関しては、個性がつぶされる形で本当に見ていてもどかしい状況がずっと続いてしまいました。外部から来てくれた選手たちも、同様にもどかしい思いをしながら3年間プレーしてきた選手も多かったと思います。

細かく言っても仕方ないので、次の舞台で存分にその特徴を発揮してくれることを願うだけです。これまでも、ユース時代にそういう思いをしたという選手がここ数年間では非常に多く、サポーターとしては、次の舞台で取り戻して活躍する姿を見ることが本当に嬉しいのです。

以前と比べると、本当に私も足を運べなくなりました。もどかしいです。

プロを目指す選手と比較は全くできないですが、実によくできているもので、もどかしい思いをしている選手が多い時には、私ももどかしい状況が爆発しかけるくらいの状況が作られる。だから、少しだけ、そのもどかしさを共有できているような気もします。

3年生にとっては、次の舞台がプロになる選手、大学になる選手など、様々になると思います。もちろん、プロになる選手や、スタメン出場し続けた選手も同様のもどかしさを持って、長くプレーしてきたこともわかっています。

全ての環境がパーフェクトでそれが、ずっと続くなどということは絶対ありませんので、良い部分も悪い部分も、一つの、免疫を作ったようなイメージをもって、次に似たことが起こった時に、選択すべきこと、打ち破るべきことを、冷静に判断して、先に進めるようになることができれば良いかと思います。

はい、まとまりません。

これも、毎度のことです。

思うように目に見える大きな結果は残せなかった1年だったかもしれません。それでも、最高峰の舞台に残るというチームとしての終盤での戦いには、完全に勝利しました。プリンスリーグ関東とプレミアリーグは、実力的には差がないとよく言われますが、プレミアリーグがスタートして、年月が経過していく中で、やはり、プレミアリーグとプリンスリーグでは、単純なチームのレベル以外の差というものができてきているように感じます。

特に、昨シーズンの3年生が残してくれたプレミアリーグへの復帰によっての、この1年でのプレミアリーグでの戦いをすべてではないものの、見されてもらった中では、スタートの頃のプレミアリーグと現在のプレミアリーグの違いも凄く感じました。

できれば、来年以降のチームには、割と多くのプレミアリーグのチームがなりがちな、プレミアリーグの舞台に残るための戦いではなく、プレミアリーグで上位争いをするための戦いをするチームになっていってもらえればと思うのですが。選手には、そのポテンシャルがありますし、チームの雰囲気を見ていても、そのポテンシャルがあることが感じられているチーム。

しつこいようですが、それぞれの個性を活かした育成を大事にした育成になってくれれば良いなと願っています(こればかりは、願うしかありません。)

これだけ制約が多い中で、3年生を中心に、ここまで戦いきれたチームを誇りに思います。

3年間、6年間、お疲れさまでした。

プロになる選手も、他の道に進む選手も、ここからがスタートです。言葉を選んでいるのではなく、私の考えとしては、プロになることがゴールではないですし私がかかわった環境の選手たちには、そういう考え方にはなってもらいたくないです。海外志向ですよ、私は。

海外サッカーのレベルが高いからということではありません。日本というのは、ベースとなる環境が恵まれすぎていて、本当の意味で強くなるための環境が意図的に作らないとない状況ですが、海外にはごろごろしています。

これまで、サッカー観戦という形で多くの国に個人で(←これ重要)行った経験でも、得られることは多かったですが、カンボジアという国に1年以上住んでみて、海外に住むこと関わることで、日本人が日本に住んでいてもなかなか経験できないようなことが強制的に経験できます。

だから、どちらかというと、プロになった選手を成功者として見ることはないです。プロという形になった選手は、ごろごろ周りにいるので。

それよりも、育成で見てきた環境で少しでも関われた選手たちが、その後、強い生き方をしてくれることの方が嬉しいです。

もちろん、応援している育成のトップチームで活躍している姿が最高という人が大半です。見る側にも色々なタイプがいます。

私は、ここから、見てきた選手たちがどのような生き方を選んでいくのかを楽しみにしています。だから、ユースでは思うように行かなかったという選手は、次をスタートラインと考えて、新しい生き方として、サッカーならサッカー、別の道なら別の道に取り組んでみてください。新しい世界が待っていますから。

はい、やっぱりまとまらないので、このくらいにしておきます。

あ、最後に最終節ののスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左に8番立川将吾、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に3番大西翔也、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

交代は、試合終了間際に5番関大夢と11番関根束真が準備をしていて試合が終了したことを記録として残しておきます(今後のために。)

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/12/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 4-1勝利・・・良い締めくくりへ向けて前進

どうも、ブクメです☆

土曜日は、浦和レッズユースの高円宮杯プレミアリーグイースト、横浜F・マリノスユース戦を観戦してきました。

アウェイで日産フィールド小机での対戦。この会場は、比較的ユースの試合では、足を運ぶことがあるアウェイですが、最近は、ここに来るときは車で来る時が多く、今日は、久しぶりに電車で足を運びました。私が住んでいるのは東武東上線の坂戸か、北坂戸か、高坂あたりが最寄りになる場所で、現在は、東武東上線から副都心線、東横線と直通の元町・中華街行きという電車が走っていて、菊名駅まで一本で行けてしまうんですね。

そこから乗り換えてJR横浜線2駅で最寄りの小机駅まで行けます・・・と、別にアクセスの解説をしたかったのではなくて、運転していると、家からスタジアムまで向かうだけのやや無機質な移動になるのですが、電車の場合は、割とスマホをいじって色々できる時間があるということで、同じくユースの試合に行くというサポーターの方のツイートに応えながら、なんだか、ほのぼのとした気分になりながら、そして、会場の隣のドッグランの多くのワンちゃんに吸い込まれて少しだけ眺めながら、もちろん、浦和レッズユースにとっては、残留をかけた負けられない直接対決という試合ではあったものの、なんとなく、今日は、私の中では、良い空気感の中で、試合を見ることができたんですね。

で、そうしたら、試合も良い流れになってくれたと。

もちろん、この時期に残留争いをしているチームなので、そのあたりの順位にいるチームには、多くの難しい状況が起こっているわけですが、雰囲気的には、相手の方がよりチーム状況が難しいという雰囲気で、これまで見てきた横浜F・マリノスユースでは見たことがないような、自身のないプレーやミスが多く見られたわけで、そこに対峙した浦和レッズユースのほうが良い形で試合に入れ、流れもつかめたのかなと思います。

もちろん、色々書きたいことは、相変わらずひねくれ者なのでありますが、今日に関しては、文章で残すとしたら、笑顔で最終戦を終えられるための布石をしっかり自分たちで作り上げた試合だったということで、良いのではないかと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左に15番北村龍馬(後半19分⇒17番大城螢)、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也(後半32分⇒8番立川将吾)、右に13番白土大貴、真ん中に7番弓削翼(後半36分⇒3番大西翔也)と35番玉城大志(後半21分⇒22番佐藤陸人)、FWが左に20番長倉幹樹(後半29分⇒11番関根束真)、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半から、相手の特に守備の選手のミスや、雑なプレーが目立つところを集中してボールを追っている浦和の選手が、インターセプトして仕掛けるという場面が多くなり、試合開始から、早くも主導権を握ったという流れの中から、前半7分に14番井澤春輝からのペナルティエリア内に高めの浮き球を入れた際に、相手のハンドを誘発し、PKを獲得。これを4番橋岡大樹がしっかり決めて先制に成功します。

この直後にも14番井澤春輝が同じように、狙いすましてというよりは、高めのボールをこのエリアに入れてみようという意図にも見えたペナルティエリア内へのクロスボールが相手の処理のミスを生みチャンスができるという形もできていました。

これが、相手の対応を判断しての狙ってのプレーだったとしたらすごいなと。割と視野の広い選手でパスが得意な選手には、こういうポイントが見えていて狙ってやることも多いんですよね。真実はいかに。

早めに先制に成功し、その後も浦和ぺーずで試合が進み、6番荻原拓也、10番シマブク・カズヨシ、20番長倉幹樹の高い位置でプレーしていた3人が仕掛けたりパス回しをしたりする中で、多くのフリーキックも獲得して、セットプレーからの攻撃の回数も多く、チャンスを作る中で、それでも追加点が、なかなか入らないなと思っていたところで迎えた32分に、10番シマブク・カズヨシが相手ディフェンダーが開けたシュートコースを逃さずシュートを放ち、これがバーを叩く形で跳ね返り、こぼれ球が20番長倉幹樹に渡り、慌てそうなところを、落ち着いて、若干相手の守備の動きをけん制するような、動きをしつつ、コースに流し込んでゴール。

これで2-0となります。

そして、2点目の勢いそのままに、今度は13番白土大貴が、見事なミドルシュートをねじ込んで35分に3点目を奪います。前半終了間際に、浦和の2点目のような、バーに当たって跳ね返ったところを相手選手が詰めていてという決定機を作られてしまうので、ここは、力が入ってしまったようでシュートが枠を大きく超えていきました。

こういう決定機になった時の落ち着きや精度も、今日は浦和が完全に優っていましたね。

前半を3-0という最高の形で折り返します。

後半もスタートは、やや点を取りに来た相手に対して受ける場面がでてきて、相手ペースになりかける場面もありましたが、しっかり対応はしつつ、やはりどういうわけか、相手にすごく軽率なパスが多く、そもそもラインを割ってしまうようなフィードも多かったのですが、バックラインから少し距離のある選手へのパスをそれほどスピードのないグラウンダーで出すケースが多く、そこを狙いすましたかのように13番白土大貴など、中盤の選手が奪って攻撃に転ずるという形を作り、気が付けば、やはり後半も浦和ペースになっていました。

それでも、後半は、チャンスは作るものの、相手を欺くような工夫のあるプレーや、少しリスクを負ってというプレーがほとんどなく、追加点がなかなか奪えません。

そんな中で、おそらく、この辺りでもう1点奪って試合を決定づけなければということで、4番橋岡大樹が、ディフェンスの流れから、そのままパスを出してオーバーラップして攻撃に絡んでいゴール前まで入っていくような場面が20分前後にありました。私は、こういうプレーが大好きです。もちろん、他の選手が容易に守備のところはカバーできるという判断からの上がりです。

後先考えずに突っ込んでいるわけではないでしょう。そのくらい、相手が受けて守備に人数をかけていた時間だったので、工夫をしないと攻める回数は多くても簡単には点にはなりません。

その場面では、得点は生まれなかったものの、28分に、14番井澤春輝が隙をついて強烈なシュートをゴールに突き刺して4-0とします。

ここからは、4点リードがあるのに、試合終盤のセオリーとして、指示があってもなくても(?)守備の意識のほうが高くなってしまうようで、受けに入ったところで、そこは、攻撃陣の個々の能力が高い相手らしく、早いパス回しから、見事なゴールを決められてしまい、4-1となります。

失点時間が36分で、残り10分ほどの中では、やや3点リードしていても時間を上手く使って守り切ろうという雰囲気が出ていたりもしましたが、途中交代の11番関根束真がチャンスがあれば、果敢にドリブルで仕掛け、相手キーパーの好セーブに防がれたものの、決定的なシュートを放つなどありつつ、結果的に得点は動かないまま4-1で終了となりました。

今日2日のプレミアリーグイーストの試合は、この試合だけだったので、まだ当該チームの結果はわかりませんが、この勝利で暫定ながら降格圏を脱出。3日に試合を行う当該チームにプレッシャーを与えることに成功しています。

こういう試合日程なので、まだ今ブログを書いている段階では、今節で自力での残留が復活したのか、また他力の状況になってしまうのかは、3日の試合結果を待たないとわかりません。

もちろん、気にはなりますが、今日重要だったことは、相手を圧倒する形で多くの得点を奪い勝利したという事実。

この試合で「どうしてプレミアリーグでは、勝ちが逃げていくんだろう」という、負の要素はなくなりました。

あとは、この試合の結果を自信として1週間持続して持ち続け、最終戦の鹿島アントラーズユース戦にすべてをぶつければ良いだけのことですね。

有終の美は、浦和レッズユースに、これまで苦しんできた選手たちにこそ相応しい。

それを体現するだけです。

やってやりましょう!全選手が最後に良い表情をしている。それが私の願いです。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/11/26 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 0-1敗戦・・・4か月前と同じ感想が残る

どうも、ブクメです☆

比較的観戦していた場所から近かったため、試合終了間際の失点と敗戦の瞬間の、怪我で欠場していてボールボーイになっていたと思われるキーパーの河畑光の悔しがり方が妙に頭に残っています。

そして、試合中は、控えにいる選手たちが、要所要所で出す、鼓舞する声、雰囲気を盛り上げる姿勢。こういうのを見ていると、このチームには、上を目指せるポテンシャルがあるはずなのになと思います。何がいけないのか。

それは、いまさら言うべきことではなく、4か月前のアウェイでの同一カードの時のブログ「高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか」を改めて読み返してみたら、「あ、4か月近く経った今でも試合を見て感じる部分は同じだな」と確認できてしまうほどに同じでした。そうではない、もう何年も前から言ってきている部分。来年以降も同じことが続くのか、それとも。

選手は勝ちたい気持ちで全力でやっている。でも、育成で必要なことを度外視して作り上げた空間では、勝負どころの読み方攻め方、相手の勝負どころでやってきたことを冷静に判断して対処することなど、選手間でも工夫して対処できるようなことができなくなっているのかもしれません。

フラットに、色々なユースの試合を見る中で、今回は浦和のユースを見ようかと思って足を運んだとして観戦したと想定すると、前半の猛攻の時間帯、実際に決定的な場面も枠もとらえていたのに相手ディフェンダーが良い位置に入っていていて跳ね返されたとか、セットプレーでは、工夫もあり、チャンスも作れていたので、そこで点が取れていればわからなかった試合。

後半、最後まで攻めの姿勢を忘れなかった京都が、引き分けを意識して5バック気味になった浦和を崩して勝利。勝利への執念が分けた結果だった・・・とかになるのですかね。

私は、制限を与えすぎて、それを壊してエラーがあると、その時点でアウトという社風(あえて、そう表現)になってしまっている中で、トライの部分ができなくなっていることが大きな要因と考え、正直なところ、攻めの回数は多く、相手が受けてくれた時には、チャンスは多く作っているものの、その攻撃のパターンは、比較的、想定できるものになっていることが大きな要因であると思います。

これは、すごく怖いこと、とだけ言っておきます。

試合終盤は、本当に、相手が勝負に来る時間帯に、明らかにケアしなければならない相手の10番の選手を中盤で自由にしてしまい、セカンドも10番に奪われ、攻撃のパターンも10番からの展開で右から仕掛けるということを何度もやられていたのに、結果的に、そこに対するケアができなかった。

うん、でも、色々なことが起こっても、残り2試合。サポーターとして、長く見てきた選手たちには、最後は笑顔で終わってほしい。

来期もプレミアリーグで戦うための戦いは、まだ終わっていないし、総括するのは、最終戦が終わってからでも良い。

とにかく、残り2つ勝とう。試合後の充実した表情を見せてください。

試合に勝つために、その勝負所で必要と思ったら、やるべきプレーをイメージしてみてください。3年生は、残り2試合ですから、ここで自己判断でプレーしたら干されるとか、もうそういうタイミングではないですから、今後のためにも、来年以降のユースのためにも、殻をぶち破って残り2試合を戦ってください。

今のチームは、選手の姿勢は悪くないけど、何かに憑りつかれているように見える。そこを破れるか破れないかだけ。

いま、言われている通りにやっていただけでは、この流れは断ち切れないかもしれない。

未来のユースのために、残り2試合。

ちょっと、変なことを書きます。3年生は、干されない。残り2試合だから。勝負所の判断で、その試合をものにできれば、変えられない。

しっかり見させてもらいますので、頼みます。内側から変えられることもきっとあるはず!

今日、ちょうど家に戻ってテレビをつけて、なんとなくテレ玉にしたら、大宮アルディージャの試合が終わって降格が決まって選手挨拶していました。

私は、あんな選手の表情は浦和のユースで二度と見たくないです。力の差で降格するチームももちろんありますが、力の差ではなく、悪循環から生まれる状況を打ち破れないと、降格という結果が待っているのもシビアなサッカーの世界です。

トップチームが変わった。アジアも獲った。

美しくはなくても、がむしゃらに戦って、守って、サポーターとともに戦って、勝利をもぎとるああいう戦いが浦和にはあっている。ああいうチームになれば、シュートを20本浴びようが、負けないんです(もちろん、浴びないサッカーができるほうが良いですが、優先させるべきことを間違えてはいけないという意味です。)

アジアで勝てるチームというのは、そういう戦いができるチームです。

もちろん、育成で今起こっていることを知っている人もトップチームに入った。おそらく、来年は、トップチームも体制を変えて、その流れで、その人が、そこから来年育成に戻ってきて指揮してくれることを期待していた自分もいましたが、今は、トップチームに入ってくれたことで、育成に対しても何かしてくれるはずという期待を持つことにしました。

今の環境で居心地が良いと思ってプレーしているなら、それでも良いです。変わらないなら、それも仕方がありません、会社ですから。

私が、育成の大事にしているところが一致するチームや、その時のことを大事に巣立っていった選手を応援する方向性に変えれば良いだけですから。冷たいようですが、私の心に正直に問いかければ、そういう気持ちも強いです。

サポーターとしては、選手にかける言葉が見つからない。だって選手もわかっていても、やることで、試合に出られなくなるかもしれないところを強引にやれよとは言えないから。

難しいですね、育成。

ということで、すみません試合の流れとかは、今日は書きません。あ、個人的には、以前に書いた35番玉城大志がスタメンで出ているのに、らしくないプレーが続いていると書いた部分。今日は、らしさがかなり出ていて、頼もしかったですよ。セットプレイの工夫も、選手の精一杯できることの一つとして、見る側も騙されるプレーもありましたし。6番荻原拓也がけるのか、10番シマブク・カズヨシが蹴るのか・・・お、そっちだったか!みたいな。

最後に、スタメンと交代だけ書いて終わりますね。

GK25番石井僚、DFが左に15番北村龍馬、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に13番白土大貴、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹(後半38分⇒16番二見健太)、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/10/07 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-1引き分け・・・良いところだけ書きたいが。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で、日立柏サッカー場に足を運びました。対戦相手は、柏レイソルU-18になります。現在、日本に住んでおらず、不定期に帰国して見られるときに試合を観戦するような生活になっていますが、柏レイソルU-18は、6月のホームでの試合の時にも足を運べており、珍しくホームもアウェイも見られたカードとなりました。

前回は、ビハインドから終盤に気迫のゴールで逆転も、最後の最後に追いつかれての引き分けとなりました。無意識に、タイトルに入れた言葉を見てみたら、前回の柏レイソルU-18の試合後のブログとほぼ同じことを書いていて自分でも驚きましたが、色々な状況を踏まえると、前半15分間の浦和レッズユースの時間の後からは、かなり相手に支配され続ける試合になり、それに対する対処も後手後手となるような、もどかしい展開。

私は以前から書いているように、動き方に決めごとを作り、プレーする内容も制限してパス回しを重視するようなサッカーは、あまり育成においては好きではないのですが、今日は、正直なところ、相手のパス回しの見事さに少し圧倒されてしまっている自分もいました。

その意味では、特徴のある選手に指示を出しすぎて遂行しないと難しい状況になるという意味合いでは、似ているとも言えますが、チームとして戦う動きを徹底してやっている相手のほうに軍配が上がるのはある意味当然かとも感じられるところもあります。

そして、そういう場面で選手の中で対応して対処してというところも、あれだけ指示に従うことが重視される環境だと難しいのかもしれません。

昔から、柏レイソルU-18とは、浦和レッズユースは、相性が悪いと書いたこともあります。そういう相手と浦和がやり優る時というのは、相手の決まったパターンに対して、相手を混乱させるようなプレーをすることで精度を落とすこと。割と雑でも押し切る時間が長いような試合では、勝てている印象もありました。

そういう意味では、特に今日は、得点が動いたのは、前半の終盤の20番長倉幹樹の見事なキーパーとの駆け引きからのゴールであるものの、前半の15分間に集約されていたようにも感じられます。

前半スタートから、特に20番長倉幹樹のプレーの気迫というものが伝わるような、チェイスであり、仕掛けであり、シュートであり、相手の守備陣を脅かすようなプレーをかなり力強く連続して遂行していました。実際に、ここから生まれたチャンスも多かったです。

6番荻原拓也と10番シマブク・カズヨシのパス交換からの仕掛けや、12番大桃伶音の、センターバックながら相手のプレーを積んだ流れから、そのまま前線に上がっていこうという姿勢、3番大西翔也の中盤での狙いからのインターセプトなど、相手よりも気迫で優り、一歩一歩素早く動き圧力をかけることで、ペースを握り、多くチャンスも作っていました。

しかしながら、15分あたりからは、相手が、過去の柏レイソルU-18との試合でもよく見てきたような形でのパス回しから、リズムを作り出すと、徐々にこちらの単発のプレスにかからなくなり、相手ペースに変わっていきます。特に、攻撃において間に入られクサビで受けた選手からの展開、そこに絡んでくる攻撃の選手のスペースへの入り方などが、見事で、かなり苦しめられる時間が増えてきます。

浦和の守備も個々では、集中し跳ね返すものの、相手の念入りな水撒きの効果もプラスされてか、パス回しに翻弄される時間帯が多くなり、奪っても、攻撃の起点になる預ける場所がなく、相手も心置きなく、ボールを失っても前線の選手が高めでプレスを連動してかけてくることで、慌てた対応になってしまい、奪い、中盤当たりの選手にパスを預け、その後の展開前に再び相手がキープしてパス回しで仕掛けられるという回数が多くなっていました。

それでも、前半15分のペースを握っていた時間帯では奪えなかった得点を、少ないチャンスで20番長倉幹樹が決めて先制に成功して、前半を1-0で折り返します。

しかしながら、後半に相手がメンバーを一人交代して、さらに攻勢を強めると、守備に人数を割きながらも、ペナルティエリア内、付近での数的優位を生かせずに、相手の選手に上手くスペースに入ってプレーされる回数が増えた中で10分くらいで失点し、1-1と同点に追いつかれます。

その後は、試合のほとんどが相手の早いパス回しから、ディフェンダーの隙間に入られて、クサビのパスを受けた選手とそこに絡む選手の個々の能力の高さも加わった形で、何度もゴールを脅かされるような場面が出てきたものの、跳ね返し続け、結果的に、引き分けで終了となりました。

指示や交代に込められたメッセージも、やや、わかりにくいものが多く、ただ、消極的な采配に見られたところで、より選手が困ってしまったところも多分に出たと思います。

選手が混乱すれば、柏レイソルのようなサッカーをするチームは、より勢いを増し、単発の反撃で何度か、相手ゴールに近づくプレーはあっても、選手それぞれの能力では、差がなく、優っている要素も多いはずなのに、試合では、そういった良さもかなり消される形で、見ていてもどかしくなりました。ただ、そういった試合で、逆転ゴールを許さずに引き分けで終えることができたということは、一つ収穫とも言えます。

今の私は、本当に、悔しいくらいに、連続して試合が見られないことで、その試合を、どのように捉えていけば良いのか、わからないです。

本当に、継続して連続して見ていくということの重要性を今はすごく感じ、残るのは、悔しさばかりです。せっかくサポーターとして足を運んでいるのに、何もできない、何も変わらない。もどかしさばかりです。

でも、柏レイソルのようなパスサッカーは、ある意味特殊ですし、今の浦和は、監督がどのようなチームにしたいのか、それを選手が理解できるものなのかもはっきり言ってわかりませんが、今日の試合の入り方は、本当に良かったです。

選手同士の声も本当によく出ていたし、控えの選手からの声も良く出ていた。実際にプレーしていた選手も気迫あふれるプレーで相手選手に間違えなく脅威を与えていた。

中盤でのインターセプトの成功率も高くなっていた。

今できること、すぐには直せないこと、残り試合を考えたうえで、しっかり見つめなおしたうえで、対戦相手のタイプを考えても、今日スタートからしばらくやれたことを毎試合続けることと、そこからのチャンスからの得点を奪いきれるかのところで集中したうえで、戦っていけば、そう簡単にはやられないと思います。

来週からは、Jユースカップに移り、また全く別要素のトーナメントでの頂点を目指した戦いになりますので、そこでの戦いも大事にしつつ、またフレッシュな気持ちでプレミアリーグの残り3試合を戦って自力でこの舞台に残ってください。もう、現体制になってからたびたび見てきた、他力力(たりきりょく?)は、見たくないので、選手でなんとかしてみてください。できるはずです。

この試合のスタメンと交代、

GK25番石井僚、DFが左に6番荻原拓也(後半40分⇒11番関根束真)、右に15番北村龍馬、真ん中に4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFが左に10番シマブク・カズヨシ、右に7番弓削翼、真ん中に13番白土大貴(後半45分⇒17番大城螢)と3番大西翔也、FWが左に19番甲斐崇史(後半3分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒5番関大夢)

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/09/24 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・気持ちで負けていたわけではない。

どうも、ブクメです☆

3週間ぶりくらいの更新になってしまいました。浦和レッズのトップチームのACLの川崎フロンターレ相手に奇跡的な逆転をした試合を、カンボジアのアパートのテレビ(ACLは、FOXテレビで結構海外では見られる)で視聴した以外は、実際に私自身、サッカー観戦的なものが全くできない1か月ほどでした。

9月21日から日本に帰国しているのですが、今回は、かなり色々と大変で帰国前日に体調を崩し1日寝込み。帰国当日に大丈夫なくらいに回復したと思っていたら、便内で体調が悪化し、経由地の香港で病院に行こうかどうかとか、真剣に考えるくらい具合が悪かったです。

日本に帰国し、現在は、ほぼ大丈夫なのですが、23日の足を運ぶ予定だった浦和レッズジュニアユースの試合の日は、家ではだいぶ回復していても動くとフラフラするとか、とても外でサッカー観戦できる状態まで来ていなかったため、完全休息に充てました。すみません。

今日は、ユースの試合観戦自体が、2か月近くぶりくらいになるので、どのような視点で書こうか正直なところ、書きながら悩んでいます。

どの立ち位置か。ちょうど、私個人的にも、前回の日本からカンボジアに戻り、1か月ほど過ごした期間は、濃すぎるというくらい、試練が多く起こり、消耗し、結果的に、病み上がりの状態なので、今置かれている苦しい選手の立場に立つのが近いのかなとか、色々考えてしまいます。

少しだけ書くと、引っ越しした当日に下の階の人がクレーマーだとわかり、その後数日、少しの音に下から天井をノックアウトされたり、数日後には、同居人のバイクが複数個所壊されるなど色々ありました。結局、大家さんに、もう無理ということで、別の場所に再度引っ越すことに。もちろん、戦う手段もありましたが、ここは怒らず戦わず、その場を去ることに話し合って決めることになりました。それ以外にも、移った場所では、とにかく色々なことが悪い流れに進んでいくのが手に取るようにわかり、「ここは、私たちの生きる場所ではない」という結論に至ったからです(警察が信用できない国なので、そこに頼るのも嫌だという部分も多かったのですが。)

仕事の流れも悪く、お金の部分で考えている最中に、結果的に、余計なお金が短い期間でかかる1か月でもありました。

久しぶりに足を運んだだけでも、周りから見えること、聞こえること、雰囲気、私が外に出かけていた6時間ほどで、本当に多くの良い話題、悪い話題、良い風景、悪い風景が、色々見えてきましたので。

浦和レッズの育成は、この試合にこう臨むべきだという姿は、おそらく、ものすごく今日の展開で怒っていた方々が、象徴する、さいたまダービーで戦うこと、敗れることは、許されないというのが多数派だと思います。私もそういう意識で見ることが多いですが、今日は、ちょっと、そういう感じでもなかったです。私は、今の体制に対しての前のめりの期間をだいぶ前に長く作ったので、いつも前のめりでなくても良いですよね(逃げw)

試合に関しても、前回観戦した最後となるクラブユース選手権のモンテディオ山形ユース戦から、FC東京U-18戦2回(クラセン決勝、プレミア)、清水エスパルスユース(プレミア)、市立船橋高校(プレミア)とすでに4試合が消化されている。そして、その期間の私がこれまで以上に、ざっくりしかそれらをチェックできていなかったということもあるので、この試合を見て、内容をどうこうと、あまり書きたくないなというのが正直な感想です。

試合は、0-2と2点リードされた最後の最後に20番長倉幹樹の気持ちのゴールで1点を返した試合。フォーメーションも、私が見なかった試合の中でも、4-3-3と、なんだかぱっと見は、昔現トップ監督の堀さんがユース監督だった時のような並びで、「回帰?」と思って、そのころの選手と当てはめて・・・でも、それぞれのポジションにいる選手に求めていることが違うような、逆に、このフォーメーションの弱点を相手にしっかり狙われてしまっているのではないかということで、「回想」は消えていきました。

ただ、勝ちたい気持ちは強くても、浸透していない何かが明らかで、選手は思うようにはできていなかったし、相手の術中にはまっているような試合にはなってしまったものの、選手がこの試合に負けたくないという気持ちは表情から伝わってきたし、敗れた後の、負けた悔しさを超えるような表情を見ていれば、勝ちたい気持ちは強いけど、うまく行かないという気持ちがあふれているように私は感じました。

判定がおかしい場面も何度かありましたが、それがゴールに近づくチャンスになるような場面での有利な判定になったこともありました。帳尻合わせのようにオフサイド判定になったところもありました。10番シマブク・カズヨシの突破からの折り返しに13番白土大貴が合わせた場面は、確かに折り返し気味のクロスにはなっていましたが、確かに厳密には、オフサイドだったと思います。

1番河畑光の決定機を抑える好セーブは健在でした。

あまり試合で見たことない1年生の選手も見ることができました。学年違いでも存在感を見せないといけないポジションでの起用。大変だと思いますが、もっと、自分がコントロールする気持ちで堂々とやっても良いかもしれません。

35番清水哲太。最近というか、長めのフィードの軌道が良い選手に注目してしまう傾向が強いと自己理解しているブクメとしては、今日見ていて彼のロングフィードの弾道は、楽しみな武器になるのではないかなと期待しています。

こういう良いところを、次の試合はもっと見つけよう!

色々な逆境に負けるな!

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左に3番大西翔也(後半スタート⇒27番林海斗)、右に15番北村龍馬、真ん中に17番大城螢(後半16分⇒19番甲斐崇史)と4番橋岡大樹、MFが左に35番玉城大志(後半28分⇒34番清水哲太)、右に22番佐藤陸人(後半スタート⇒13番白土大貴)、真ん中に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ、右に2番池髙暢希、真ん中に20番長倉幹樹

となります。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか

どうも、ブクメです☆

昨日の試合終了後に、車を走らせ自宅に向かっていた途中に、タイヤがパンクしました。色々なつらい思いなど、私の車のタイヤが引き受けて、はじけたような状況であれば良いなと思ったり思わなかったり。

前節の試合のブログでも触れたように、期間が空いて1試合だけ見ただけでは、わからないことが多いので、久しぶりに2週連続で見られる機会を持つことができたので、前節と同じような流れが続くようであれば、その辺りに触れようと思っていたということで、その辺りを触れます。

要するにレポートというよりは、感想文になります。

プレミアリーグという大会を追いかけるのではなく、浦和レッズユースというチームで足を運ぶ試合、チェックするリーグ、大会を決めるというような生活をしているので、長年のプレミアリーグの変化というものは、あまりよくわかりませんが、単純に過去の浦和レッズユースのプレミアリーグ初参戦の時に感じていたのは、アウェイで勝つのは難しいなという部分から考えていくことが多かったと記憶しています。

ただ、現在のプレミアリーグでは、そういう部分が強いかどうかは、全体を見ても良くわからない印象があります。

実際、日曜日の試合でも、アウェイだから戦いにくいというよりは、相手にわかりやすい個性を持った代表クラスの選手がいて、その選手たちに苦しめられて後手後手に回るという展開になったのは、別にアウェイだからと言うことではないと思いますし。

前半と後半の終了近くの失点、その時間帯に決められる力もあるが、決められてしまう弱さもある。相手に研究されているであろう、失点しやすい形をどのように選手に伝え、どのように修正しようとしているのかなと思う部分もあります。

この試合の13番白土大貴が決めた得点までの流れは見事でした。右サイドバックに入っていた4番橋岡大樹が後半は、やや高めに位置する形でその攻撃の意識からの10番シマブク・カズヨシを経由してのテンポ良い形から、13番白土大貴が追い越して抜け出すという、おそらく相手からしたら聞いていたのと違う工夫のある攻撃があったことで、見事なゴールが生まれました。これが、指示だったのか、選手の判断なのかも気になるところですが、それ以外のところでは、やはり気になるのは、このチームには、選手自身がイメージして工夫して生み出すような面白さが、どんどん奪われて行っているような気がします。

前節も感じた、今節も感じたのは、見ている人や、対峙する相手選手が、考えられるプレーになってしまうケースが多いということ。シンプルな対応が必要な時も当然サッカーには多いですが、ここに来たら、こうするだろう、思った通りのプレーになってしまうことが多いように感じられます。選手の能力が信用されていないのかな、と正直思ってしまうレベルです。

極端な言い方をすると、浦和レッズユースのように、各地から能力の高い個性の強い選手が集まってくるチームなのに、いわゆる、個々の力は低いけど、それでも勝てるチームにするために、誰でもそのポジションでそういうプレーをすれば、チームとしてのバランスが崩れずに、リスクを少なくして、強い相手とでも戦えるようなチーム作りをやっているような。

また、難しい展開になった時に、信頼できるポイントがどこにあるのかも明確ではないようにも感じられます。試合を落ち着ける、試合を変える、リーダータイプの選手を置こうとしないということもあるのかもしれません。こういった場合は、大人の側が、そういう役割をできれば良いのかもしれませんが、そうなっているようにも感じられません。相手の責任にするような発言が多すぎるので、選手がそうした方が良いと思ってしまうことも下手したらあるのではないかというレベルに。

あとは、切実に気になっているのは、育成機関として、誤った教育方針、大人として、絶対に言ってはいけないような言葉や態度を当たり前のように高校生である選手に見せてしまっているのではないかなという心配もあります。

時折見せる、今回の得点のようなプレーだったり、選手が開き直って見せた、そういう選手数人の考えがピタッとはまった時に見せた時の今は、数多くないものの、輝きのあるプレー、見ている側に伝わるプレーが、唯一の救いなのかなとも感じます。これが増えるのか、より消えて行ってしまうのかは、わかりませんが。

選手の能力の問題ではない、どの選手が悪いからとか、そういう問題でもない状況に今は直面してしまっているのかなと思います。おそらく、ここを乗り越えるのは、選手全員で考え、チームになっていく方向性を自らで見出していくことができるかどうか、大人が作る雰囲気にのまれないように、どこまで選手が大人になっていくか(大人になるというのは、従うことだけではありません、考えてみてください。)

私もそうですが、大人になり、歳を重ねていくと、自分の嫌な部分が理解できていても、本当に直せません。もう、医学的な治せませんのレベルに意識で直せないことに、いら立ちを覚えることもあるくらいです。

そこを抜け出せれば、きっと良い方向に流れていくと思います。選手個々が頑張っていない、頑張れていないとは、少なくともサポーターは誰も思っていません。ただ、その頑張りを活かす環境が少ないというのは事実のようですから、誰かに責任をとらせるような雰囲気にならないようにしてください。選手同士で話し合う機会を多くしてください。たぶん、今は、もしかすると、言われることをそれぞれがやることで精いっぱいになっているかもしれませんが、そこもチームで話し合うようにしていくことで変わっていくこともあると思います。

あまり力になれなくてすみません。

再び帰国できる可能性があるのは、クラブユース選手権のグループステージ最終戦からになると思います。何試合見られるかは、わかりません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに17番大城螢、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半28分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半33分⇒19番甲斐崇史)、FWが左に20番長倉幹樹(後半39分⇒16番二見健太)、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

浦和レッズユースの得点。後半9分13番白土大貴

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/06/25 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・今日は、良いところだけ考え、来週見て考えます。

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの試合を清瀬内山公園サッカー場で観戦してから、レッズランドに移動して今度は、ユースのプレミアリーグ観戦になります。

芝が良くなったレッズランドの天然芝グラウンドの一面が公式戦でレッズランドが利用される時には、使用されるようになりましたが、ホーム側のゴール裏扱いのところには、細かい目のネットが高い位置までありますね。なんとなく、ホームなのに距離を感じます。個人的には、土手側で見る時の方が、ホームで近い距離でサポーターという意識で応援しやすいかなと感じたりします。過去のプレミアリーグでは、観客もネットの中まで入って見られるような作りをしてくれている時もありましたが、そういうことも特にないようですね。

そういう方針なのでしょう。

前回観戦したのが、5月最初の大宮アルディージャユース戦だったので、約2か月ぶりの観戦ということになります。2か月というのは、サッカーで言えばかなり長い期間でその間に色々な変化もあると思います。たまにしか見ないのに何がわかるという状況が私の今になります。正直、入ってくる情報など含めても色々思うことはあり、そういうところを心の内にしまってみるというのは、なんというか心苦しいものもあるのですが、幸い来週のプレミアリーグの観戦もできる予定なので、2週連続で見たところで、総合して感じたところは書ければ良いかなと思っています。

進路とか、考え方とか、逆境とか。選手にとっては、今いる場所が基準になってしまい思い悩んでしまうものですが、サッカーの世界は多種多様で果てしなく広いです。今いる世界は、本当に小さな小さな一部分です。進路などで悩んでいる方がいれば、私が少し前にアップしたインタビューの記事も、もし読んでいなかったら、読んでみてください。もう少し色々なことが落ち着いてきたら、またご協力いただける方にインタビューを取らせていただき、追加していきたいと思っています。

さてさて、なので、今日の試合は、良かった部分を少し書くだけにします。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに15番北村龍馬、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに17番大城螢(後半35分⇒19番甲斐崇史)と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半21分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半40分⇒16番二見健太)、FWが左に20番長倉幹樹(後半45分⇒23番清宮昴大)、右に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒34番清水哲太)

となります。

前半は、0-0

後半10分、失点0-1

後半38分、19番甲斐崇史の得点で1-1

後半43分、4番橋岡大樹の得点で2-1

後半45分、失点2-2

負傷者も多いと聞いています。

バランスという点で考えた時に前半は、7番弓削翼がかなり利いている印象で、ボールを持っている選手に対して良い距離に入ってパスを受けて捌くというプレーによってチームのリズムが生まれていたと思います。

攻撃面では、よりゴールに近い右の中盤のポジションに入っていた2番池髙暢希のゴールを意識したプレーで相手にとってかなり危険な存在になれていたと思います。26分の5番関大夢からのロングフィードで直接キーパーと2番池髙暢希が競り合った時だったり、ドリブルで仕掛けて良い位置でFKをもらえたり、抜け出して良い形でパスをもらってシュートまで持って行ったり、かなり攻撃面で存在感を見せていました。

20番長倉幹樹は、相手に有利だと思われるパスでもキープできたりするプレーは期待通りに多く見せてくれていました。ただ、パスの入り方が、相手にとっても想像しやすい形で入ってくるケースが多く、受けた後に対応されてしまうことがあったので、より特徴の生きる位置へパスを出せるような選手が出てくると、割と得点を量産できそうな雰囲気がありました。

10番シマブク・カズヨシの運動量とドリブルでの仕掛けは、この試合でも効果的で試合の終盤までその気迫のこもったプレーは続き、結果的に後半の同点ゴールの場面は、シマブク・カズヨシの相手ディフェンダーへのチェイスからインターセプトに成功し、ペナルティエリア内に走りこんだ19番甲斐崇史にパスをつなげることができたことで生まれている。ただ、シマブク・カズヨシも、足元でもらってから仕掛けるような状況になってしまいやすく、活かしてくれる選手がいると、もっとゴールに向かったプレーで脅威になれるのになとは思います。

得点を決めた19番甲斐崇史は、ゴール後まっさきに控えのメンバーのところに行って喜んだのが印象に残りつつ。高さはあるものの、高さを生かしたプレーよりは、細かいプレー好むように見える中で、この試合では、その細かいプレーで角度のないところから、ゴールを決めていたので、これがどう評価されるのかが興味深いです。

サイドバックでのプレーでは、クロスなどの精度の部分で課題は残るものの、セットプレーからのゴールという形で存在感を見せた4番橋岡大樹。

ボランチ適正(なのかな?)の17番大城螢もセンターバックの位置で安定した守備ができていましたし、3番大西翔也も以前見られていた思い切りの部分が少し見られなかったような気はするものの、バランスを取るプレーができていたと思います。5番関大夢は、センターバックとしての存在感が出てきましたね。聞き間違えかもしれませんが、競り合いの時に気合で大声を出していたように聞こえた時には、お!と思いました。相手のあたりの強い選手との競り合いが多かったですが、ここでもしっかり戦えていました。

左サイドの13番白土大貴と15番北村龍馬は、得点が必要と思われるときにゴールを狙いに行く姿勢が見えていました。特に失点後の同点ゴールが必要な場面で、15番北村龍馬が高めの位置まで上がってシュートを放った場面など印象に残っています。

2失点に関しては、誰の責任というよりは、ペナルティエリア内での一つ経由された時の逆サイドを空けてしまう傾向があり、そこに決まりごとのように走りこんできていた選手に同じように2点取られたことに関しては、修正した方が良いですね。

・・・なんだか、文章が無機質になっているような気がしますね、すみません。

ということで、来週の試合、楽しみにしています。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/05/06 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・個性が活きず戦術に負けるのは、本当に悔しい

どうも、ブクメです☆

一時帰国しており、6日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催された浦和レッズユースのプレミアリーグvs大宮アルディージャユース戦に足を運びました。

開幕戦に足を運んでから、およそ1か月空いての観戦になります。開幕戦勝利の後、数字上は接戦ながらも、勝利から遠ざかって迎えたダービーという流れですね。

スカパー放送などもあったようなので、細かい情報はあまり必要ないかもしれませんが、簡単に試合の情報を書いてから、今日の試合で感じたことを書こうと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに2番池髙暢希、センターバックに4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼(後半34分⇒5番関大夢)、左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番関根束真(後半スタート⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹、右に8番立川将吾(後半25分⇒15番北村龍馬)

となります。

序盤、相手がリズムをつかむ前に浦和ペースで試合を運ぶ時間を作ることができていました。枠には飛ばなかったものの、シュート意識も高く、11番関根束真のシュートや、10番シマブク・カズヨシのゴールを狙う姿勢を感じさせるシュートが前半5分くらいまでに何度か見られます。

相手のディフェンスライン付近でも、高い位置から8番立川将吾がプレスをかけて奪ったり、ワンタッチで8番立川将吾、7番弓削翼、10番シマブク・カズヨシと展開して仕掛ける形など相手のゴールに近い位置で仕掛ける回数は多くなりましたが、決定機を作れたかと言うと、そこまで持ち込めてはいなかったようにも感じられます。

前半15分くらいまでの時間帯で得点ができなかったところで、徐々に相手のいわゆる戦い方にリズムが出てきてしまい、そこに徐々に浦和がはまっていくような印象もありました。

バックラインでパスをつなぎ、サイド前線に放り込む、浦和の選手は追うがなかなか奪えない。見ている側としても若干その流れになると、ストレスがたまるというか、でも、戦術なのでそういうものなのですが、なんというか、そんな感じの時間帯にが前半は続きました。

相手にリズムが出てきたところで、組織的な守備をされたところを強引に打開するようなプレーがなかなかできず、サイドから仕掛けようとするも、サイドからの攻撃は、かなり相手に網に追い込まれるというか、うまくふさがれてしまい、サイドからのクロスが跳ね返されたところから反撃されるという回数も多くなってきました。

特に個々の攻撃に圧力を感じた部分はなかったので、そこまで怖さは見られなかったものの、前半28分にあれあれという形で決められてしまい0-1となります。

失点後の残り15分ほどでは、浦和が立て続けにコーナーキックを4回ほど獲得するも、これも得点につなげることはできず。

この時間帯のセットプレーからの流れでの2番池髙暢希のサイドからの仕掛けからのクロスで12番大桃伶音に合えばという場面もありつつでしたが、決められないままに、逆に前半終了間際に相手に与えたコーナーキックをきれいにヘッドですらして決められてしまい0-2という状況で前半を終了します。

後半に入り、まず出だしのところでは、また浦和が厳しく前線から行くプレーをすることで、相手のリズムを乱すことに成功している時間帯があり、その時間帯に10番シマブク・カズヨシのシュートからキーパーがはじいたところを20番長倉幹樹が狙った場面や、サイドから6番荻原拓也が仕掛けてクロスが合えばという形、4番橋岡大樹からのフィードを20番長倉幹樹が受けて、落としたところを13番白土大貴が狙うなど、前半よりも力強さを感じるような仕掛けができている時間帯がありましたが、ここで完全に流れを奪うことができなかったのもこの試合がを難しくした部分かもしれません。

その後の時間帯は、やや色々変化がありすぎて、その狙いが上手く当たれば、流れを取り戻せたのかもしれませんが、やや強引すぎる采配のように感じる部分もあったりで、結果的に、0-2ビハインドの状態を跳ね返せずに、終了となりました。

気持ちの部分も相手が優っていたという声もちらほら聞こえていましたが、決して、気持ちの部分でこの試合敗れたとも私は思っていません。ただ、雑でも良いからゴールを奪ってやるよという中から強引にみたいなプレーが見られず、サイドからの攻撃も、相手の守備の動きを考えてサイドを使うというよりは、勝負から逃げてサイドからになっているように見えたところもあり、要するに何が言いたいかというと、相手のやり方を混乱させるような、何かをこのチームでは、重要視せずにチームを作ってきているのかなという、若干の怖さのようなものを感じています。

あとは、これは、今日あった方によく話していたことなのですが、テレビ放送があるとか、プレミアリーグになってから、育成系のメディアで大きく取り扱われることが多いなど、メディアが記事を書く。もちろん、プロ予備軍ですから注目されることや取り上げられることで多くの人に知られることは、重要なのですが、メディアが作り上げたイメージと本来選手が持つ性格や特徴がやや違うなというところが割とあるにもかかわらず、そういうインタビューを受けたことで選手がそういう選手にならなければならないという意識でやってしまっている。

勝手にそんなことを考えています。

キャプテンにも色々な形がある。チーム全体に安心感を与えるような個性のキャプテン像もあれば、割とミスも多いが、気持ちとがむしゃらさを見せて、周りの選手がそのキャプテンを支えるために頑張るような構図。ロボットがやるスポーツではないですから、そこには、それぞれの性格感情が存在するわけで、その部分のコントロールが十分になされていないために、チーム全体のそれぞれの選手がやるべきことが、つながっていないように正直感じることも多いです。

相手の組織を打開するプレー、混乱させるプレーが今日は必須で、それは、大きい選手が前に出てそこを狙ってけることではなく、その適性がある選手にその役割をしっかり伝えて、困った時にそこに納められるようにする。それができる選手が、本来やるべきプレーを制御してプレーしている状況は、ややいびつに感じ、もったいなさも感じる。

そういう意味合いで、今のチームの本来の総合力が10あるうちの半分も生かされていないという現状が気になります。

開幕戦で流れを変えた、井澤春輝が怪我で不在という状況も影響があったかもしれませんが、根本的に、一つ考え直さなければならないポイントがあるとは、今日の試合を見ていて感じました。

ダービーだから負けるなよという悔しさよりも、そういう意味合いでの、しっかりそこを教えているのかなという部分のいら立ちの方が私の中では先行してしまった。

そんな、試合でした。

当初の予定では2週間滞在予定でしたが、9日には、カンボジアに戻ることになったため、明日は当初から決めていた大学サッカーに足を運ぶ流れで、来週足を運ぶことを考えていたジュニアユースが今回は、見られない、ユースもクラブユース選手権の予選の試合も1つ2つ見られるかなと思っていましたが、それも見られないため、現育成系の試合は、今回の帰国では、この試合が最後の観戦となります。

幸い、プレミアリーグが中断してクラブユース選手権の予選に入っていくので、ここまでを踏まえて、また、仕切り直しができる期間がこの後しばらく来ますよね。

そこでの変化を期待しています。

言葉がまとまっていないのは、相変わらずですみませんが、思っていることは色々書かせてもらいました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/04/09 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・この舞台に戻ってきた!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場も、高速道路をフルに使うことを考えると、圏央道~いったん下に降りて、途中から中央道を利用してというルートでかなりスムーズに行けることが分かった、いつもケチってできる限り下道で行こうと思って、そちら方面に車で行くときは渋滞でストレスを感じていたブクメですw

さてさて、昨シーズンプリンスリーグ関東で優勝し、参入戦も勝ち抜き、浦和レッズユースがプレミアリーグの舞台に帰ってきました。ブログを書くタイミングで、カテゴリにプレミアリーグ2017を加えたのですが、前回がプレミアリーグ2012ということで、実に5年ぶりですね。

浦和レッズユースのサポーターとして、2011年、2012年のプレミアリーグを幸いにも経験することができているブクメですが、この5年間でプレミアリーグもスタートした当初から随分環境や認知度、あとは、ソーシャルメディアの発展などで今日の開幕戦も、試合内容書かなくても見たい人は、映像でもしっかり配信されているし、スタジアムに足を運んだ方がかなり多くツイッターなどで情報発信してくれている。

逆に考えると、足を運べない試合が増えることを考えても、情報収集は、かなりしやすくなったんだなと安心する部分もあります。試合の全体像をそこまで書く必要がなくなる中で、本来私が重要と考えている、見えないところを見るという点では、関われる時間が減ることで、自分のブログでの役割としてどこに重点を置くのか、若干悩む部分もありますね。いや、それほど悩んでいませんが。昔も今も、自分が思うように書くことしかできないので、今後も足を運べる回数は減っても、自由に、縁があって関わることのできた選手をできるだけ、試合に出ている部分以外もしっかり見られるように、やっていければと考えています。

テンションが上がってなんとなく、落ち着かなかった開幕戦ですが、開幕戦の相手は、昨年プレミアも選手権も制覇した青森山田高校と言うことで、相手のレベルとしては十分すぎるくらい。

ブクメ個人的には、日本から離れ、観戦回数が減る中で、何試合かユースの試合を見ることはできていますが、ある程度消化試合になっていたり、フェスティバル系で相手の状況がよくわからない試合などが多かったため、久しぶりに見る、間違えなく相手もベストメンバーを組んで本気で臨んでくる大会と状況での試合で今年の浦和レッズユースの現在地、昨年からの継続と新しいチームの強さや弱さ。1試合では、測れないものの、そういう様々な要素をまず確認できる試合となりました。

・・・強風と、天気予報以上の大雨は邪魔でしたが、そのおかげで、浦和レッズユースの選手が持っていてほしい、負けたくない気持ちからのサポーターの言葉を借りる(パクリともいう)と「選手の気持ちが戦術を上回り逆転勝利」も見られました。

では、まず簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに15番北村龍馬、センターバックに4番橋岡大樹と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と13番白土大貴(後半12分⇒9番樋口颯太)、左に19番甲斐崇史(後半スタート⇒14番井澤春輝)、右に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒16番二見健太)

となります。

前半は、完全に強風に向かって浦和が攻めなければならない状況ということで、普通にサッカーで言えば、相手に有利な状況でのスタートとなったのですが、なんとなくこれまでの浦和レッズユースというチームは、歴代そういう状況で耐えて、その風を有利に生かして後半にという戦い方ではまったことがあまりないというか、確かに、プレミアリーグで強風で思い出されるのは、コンサドーレ札幌U-18とアウェイで対戦した過去に強風が影響した得点と失点があったなとか、風が明らかに試合の流れに影響を与えた試合もありましたが、でも浦和レッズユースは、どちらかというと、天候云々を活かしてという戦い方は、良い意味でできないという印象があったりします。この試合は、どうだったかというと、やはり風に苦戦して、風を活かしてという試合には、ならなかったと思います。

ただ、もしかすると勝敗を分けたところで言えば、後半途中から雨が強くなり、不規則に強風が吹くような展開でより「戦う」部分が強くなったところで、スイッチが入った選手たちとそれに触発されて全体的にいわゆる昨年の戦いでもそうだったような、ぎりぎりの戦いでの勝負に勝ってきた強さが、出たのかなとも思います。

試合の出だしは、気持ちは入っていたと思いますし、集中して入ったとは思いますが、はっきり言って、緊張感が伝わってくるような選手が多かったです。それは、相手も同様に感じられた部分で、試合としては、どちらに転ぶかわからないという拮抗した状態が続くことになります。

ただ、なんというか、これは、どういうわけか、サッカーでは、よくあることなのですが、競った時のこぼれ球だったり、クリアボールが、人に当たった時のこぼれ球だったりが、とにかく相手に良い形にボールが行ってしまうことが本当に序盤は多かったですね。

確かに、雨と風の影響は確かにあったとは言っても、はっきりしたプレーが求められるところで不用意なプレーというのも目立っていましたが、それでも、そこにこぼれるのかという不運なことも多く。

緊張感と言うか、もしかすると過剰な慎重さが生んだのが、そういう状況だったのかもしれません。

指示もあったのかもしれませんが、攻撃に厚みができないのが試合開始から気になりました。仕掛けた時に、押し上げる人数が少なすぎる。

例えば、前半12分に、7番弓削翼が中盤でインターセプトに成功し、そこから攻撃がスタートした場面。そこから、10番シマブク・カズヨシにパスが通り、仕掛けて左から中に走りこむ19番甲斐崇史にパスを預ける。この段階で、相手ディフェンダーの素早い戻りでペナルティエリア付近は、既に仕掛けるには難しい状況ができているものの、ペナルティエリア外の部分にすっぽりスペースが空いていた時に、もう1人2人がゴール前に走りこんできていれば、大きなチャンスになったという場面がありました。

結果的に、19番甲斐崇史が味方のフォローがないために強引に仕掛けた流れから、こぼれたボールが、そのスペースに行ったものの、そこに誰も走っていなかったという場面がありました。これまで見てきた試合であれば、選手の特徴的にも、ここで押し上げるために必ず上がってきたであろう選手が、カウンターのフォローなのか、思い切りよく上がってきていなかったことに対しては、若干私は怒っています。でも、前半は、無理してバランスを崩すなという指示だったのかもしれませんが。

実際、運不運で言えば、前半38分の相手の攻めからディフェンダーがクリアしたボールがディフェンダーに当たって、その軌道が結果的に相手にとっての決定機につながるパスになるような場面があったものの、ほぼ決められていたと思われるシュートが、その角度からポストに当たれば、ゴール方向に吸い込まれてもおかしくないという状況でポストに当たったボールがラインを割らなかった(クリアはできなかったものの、ここでカバーに入っていた13番白土大貴のあきらめない姿勢は良かったです。)のは、運が良かったと言えます。

チャンスを逃さず決めていく力というところでの強さが青森山田高校だとしたら、この試合は全体的にそこまで強烈な個が際立って出せている選手もいなかったのですが、前半42分にややはり時間帯と決める力というところでは、勝負所でチャンスの時に隙を見せると、そこを突く力はさすがだなと感じさせられる部分はありました。

0-1で折り返した後半、怪我明けで、15分くらい限定でプレーするのではないかと聞いていた14番井澤春輝が後半スタートから登場。後半もしばらくの時間帯は、相手ペースだったと思います。後半も危険な場面を作られる中で15番北村龍馬のカバーで何とか失点を免れるなど危ない時間帯が続きながらも跳ね返していましたが、14分に決められて0-2とされてしまいます。

前半の終盤から後半の2失点目くらいまでの時間帯を見ている限りでは、相手ペースになった時に、その流れを変えられる(この変えるというのは、試合を落ち着けられるという意味)選手が見当たらないのは、心配だなと感じていました。実際に、この部分は、今後の課題になっていく可能性はありますが、この試合に関しては、逆境になった時に負けたくないという気持ちからスイッチが入った数選手によって、一気に流れが変わっていったと言うのが的確なのかもしれません。

特に、実際に結果も出しているわけですが、14番井澤春輝の存在感は際立っていましたね。後半出てからしばらくは、動きが重たそうにも見えたのですが、中盤付近でのパスを受けて捌く役割りと自らも前線に上がっていく姿勢を繰り返すことで一気に流れが変わっていきました。同時に、前半以上に運動量が上がった10番シマブク・カズヨシの攻撃の部分での相手への仕掛けやプレッシャーも際立っていました。

で、ご存知のように19分のコーナーキックのチャンスで14番井澤春輝が倒されてPKを獲得し、キャプテンの4番橋岡大樹が、気合で(?)ゴールにねじ込み、1-2とし、25分には、コーナーキックのチャンスで3番大西翔也が豪快にヘッドで決めて2-2、最後は、38分に14番井澤春輝が決めて3-2と大逆転勝利になりました。ゴールを決めた14番井澤春輝のペナルティエリア内での落ち着いて切り返してのシュートがピックアップされるかもしれませんが、この場面は、起点も14番井澤春輝で20番長倉幹樹に預けたと同時に、全力でペナルティエリア内に走りこんで再びパスを受けてのあのプレーということも評価されるべきですね。

結局は、ありきたりな表現にはなりますが、より勝負に対して貪欲さを見せた迫力が逆転勝利を生んだということになるのでしょう。

実際に、後半の勝負の場面では、直接得点に結びつかなかったものの、4番橋岡大樹も、何度か、センターバックの位置から中盤にパスを預けた後に前線に走って攻撃参加を試みるという場面も見られました。

なんというか、私も、以前の浦和レッズが好きだったタイプのサポーターなので、きれいなサッカーや戦術的に相手を上回ることができるに越したことはないのですが、雑になっても、ゴールに貪欲で、難しそうでもチェイスして、とにかく負けるのが嫌だから、勝つために、多少のリスクはあってもゴールを狙いに行く姿勢が前面に出るような、そういう戦い方が好きなんですね。戦う姿勢優先です。

だから、例えば、今日のスタメンの選手たち、そして、ベンチ入りできたと考える選手と、ベンチには入ったがスタメンに入れなかったと考える選手、本来はスタメンで自分は出るべきだと考えていながら、怪我などで叶わずに試合を見つめることになった選手たち。チームの循環の中で、今日の試合を見ていて、消極的な戦いになっていた時間帯で、自分が出た方ができるのに、どうして自分が出られないんだろうと感じるよりも、終盤に見せたような、勝利に貪欲でギラギラしたプレーでの展開を見ていて、ここに自分も立って戦いたいという気持ちで競争をしてくれる方が良いと思うんですよね。

でも、紙一重なんです。

よく、プリンスリーグ関東はレベルが高くて、実は、プレミアリーグよりもレベルは高いのではないかという話があるのですが、単純なチームの総合力とかレベルではなく、プレミアリーグというのは、一つ違った次元に存在するものだと感じています。だから、この舞台で戦い抜くには、強ければ良いと言うものではなく、当たり前のこととして、戦術と采配も重要になってきます。層の厚さも重要になります。難しいリーグです。実際に、過去プレミアリーグがスタートした時に、見る側としても、甘く考えていた部分があり、その難しさを試合を見るたびに感じました。だからこそ、勝負強さという強烈な武器を今日は見せてもらいましたので、その強さを維持しながら、プレミアリーグを1シーズン戦い抜くというところでも、一歩一歩前進してまずは、プレミアリーグの常連として定着して、狙えるなら優勝も狙っていくというチームに成長してほしいです。

その意味では、今日見られた大きな課題に関しては、取り組む必要があると思います。今日の場合は、難しい時間帯に試合を落ち着ける選手が見当たらなかった。ここが、チームでどのくらい重要視されているかはわかりませんが、ここに適性があるという選手は、ここでアピールするのもありだと思います。

そして、ピッチで戦うことが許された選手と、今日は、目の前にベンチ入りが叶わなかった選手たちがいたわけで、私たちの前では、悔しさを抑えて笑顔を見せてくれる選手がいたり、あきらかに、悔しさを見せている選手もいました。ピッチに多くの人の目が行っている中で、スタンドでこの風景を見つめていて、様々な表情が見られましたが、育成を見るサポーターとしては、ピッチに出ている選手の活躍は当然ながら、今日スタンドにいた選手、十分な出場時間を得られなかった選手の今後の取り組みや、一つ一つ見られる場面での表情を確認することが大事なんですね。

次はいつ足を運べるのか、現時点で未定ですが、まずは、プレミアリーグに返り咲いた、その新しい一歩となったこの試合のピッチ上の選手たちとスタンドで見つめていた選手たちの表情とこれからを楽しみにして、次に観戦機会を待ちたいと思います。

ではでは。

浦和レッズユースプレミアリーグ昇格おめでとうございます!【わたしは、カンボジアです。】

20161216001

どうも、ブクメです☆

ものすごーーくベタなのですが、こういうことをしてました。

日本時間の11時、カンボジアでは2時間時差があるので9時に、今住んでいるカンボジア、プノンペンのアパートにて、google mapで広島方面を調べてそちらの方向を見て、ツイッターで試合チェックする体制を整えてという写真です。試合に足を運べなかったので、facebookに挙げてました写真をここに持ってきました。

プリンスリーグ関東を1位で通過した浦和レッズユースが、広島で戦ったプレミアリーグ参入戦。おそらく、そうなるであろうという決定戦の相手になりました。最初、この入れ替え戦の前に、アイキャッチで入れた、今年の清水フェスティバルで今回の対戦相手となった長崎総合科学大学附属高校と対戦した日に蛇塚グラウンドで撮った、澄んだ空、海、地平線の写真を入れて、プレミアリーグへの道は、ここで敗れた相手を倒して・・・みたいな文章を書こうと思っていたのですが、なんとなく、終わってから書く方が良いかなと思って、to_premierというフォルダを作って保存してたりしました(笑)

試合には、足を運べていませんが、多くのサポーターの方が現地に足を運んでくれ、つぶやきや部分部分の動画を挙げてくれたので、遠くにいながらも臨場感を味わうことができました。

実際に現地で見ていないので、細かいところまではわかりませんが、パワフル(という表現が適切かわかりませんが)な相手に対して走り負けず、競り合いでも戦うことができ、しっかり先制して、後半の相手の猛攻にも耐えきっての勝利ということかと思います。相手の猛攻を受けた時間帯を強い気持ちで跳ね返して、勝ちきったと聞いた時には、成長したなとシミジミと感じていました。

今年のユースの3年生は、ジュニアユースの3年生の時に高円宮杯で優勝していたことや、昨年のJユースカップ優勝にも絡んでいた選手が多くいたことから、周りから聴こえる声としては、この世界ではよくあることですが、昨年とは逆に、今年は当然昇格するんでしょ?みたいなレッテルを貼られている印象を強く受け、逆に難しい思いを抱えながら戦ってきた選手もいたのではないでしょうか?

一人一人の選手の置かれる立場や境遇などは、意識して見ようとする人でないと見てもらえないのもサッカーの宿命と言えば宿命なのですが。

だからこそ、そういう状況を乗り越えて、そして、私が勝手に思っていたことですが、強いけど、難しい展開や相手に猛攻を受けた時に弱さを見せる選手が多いなという印象を持っていたのも今年のチームでした。そこを乗り越えられるか、もちろん勝ちやすい相手と当たって、問題なく関東1位の力を見せつけて昇格でも結果としては同じなのですが、なんとなく、同じ山に清水フェスティバルの時に強烈な印象を受けた長崎総合科学大学附属高校が入った時には、最後の最後に試練を与えられたなと感じていました。

それだけに、その試練を乗り越えての勝利を誇らしく思っています。

 

今年は、私にとっては、自分がどうすべきかを考えた中で、思い切って(サッカーとは関係ないですが)海外のチャンスが与えられたので、そこからサッカーで何かできることにつなげていけること、できることが見いだせるのではないかと、勢いで飛び出して今カンボジアにいるわけですが、9月にこちらに渡って、4か月ほどになりますが、実際に来たことで、環境を変えたことで多くのことを学び、同時に自分を見つめなおす良い機会にもなっています。

今関わらせていただいている仕事には、魅力を感じていますが、私にとって最も重要なことが何なのかを考えた時には、サッカーと関わり続けること、そして、そのベースとして、私の生活の一部となっていた、浦和レッズの下部組織に縁があって加入した選手を近くで多く見守り、そこでの成長を見守り、色々な世界へ羽ばたいていく姿を見届けていく、そしてプロになるポテンシャルを持った選手たちが、方向性を見失わないように、何かをする以上に、私の中でのウェイトは見守ることが優先されるべきなのかなとこちらに来て強く感じています。

カンボジアに来ても、試合に多く出場している選手の情報は、たくさん入ってきます、良い表情の写真もたくさん入ってきます。試合の情報もたくさん入ってきます。だから、ブログで、昇格と言う結果が出た時に、私は浦和レッズユースのサポーターだ、最高の結果が入ってきてうれしい。と結果に対して文章を書くことはできます。例えば、ずっとこちらで今のような生活をして、プレーしている選手のことがほとんどわからない状況になっても、同じことはできます。

今の生活を続けて、サッカーとのかかわりを見出して、選手にチャンスを与えられるようなポジションを見つけたとします。でも、その時には、浦和レッズの下部組織が続いていても、成長を見て来た選手はいないという状況になっていたりするのは、私としては無意味なのです。この辺りが、深く浦和レッズを応援している方に私が嫌われる(?)理由なのでしょうが、私にとっては浦和レッズがきっかけであり、その下部組織は最も応援するチームですが、最も重要なのは、そこで関わる選手や関わる人々なのです。期間は開いてしまいましたが、今戦っている選手たちは、ここまでの過程を長く見て来た選手です。

こちらにいると、ここ最近出場していないけど、この選手はどうしたかな?とか、ある程度足を運ばないと見えない状況に関しては、ほとんど入ってきません。

関わっている環境で思うようにいかず、苦しむ選手を何とかしたい気持ちの強さと、そこに対して何かをするために、私自身も環境を変える必要を考えての今がありますが、想像以上に、ウェイトが、今の環境に重きを置かなければならなくなり、それに対しての無理が私にも生じてきてしまいました。

このままでは、ブクメがブクメでなくなるというかw

なので、近いうちに、また色々変わると思います。

 

ということで、自分の話が長くなりましたが、進路というのは、一つ決まったら完了ではなく、常に考え続けるものだということです(と、強引に人生論に結び付けてみたり。)

今年は、日本に帰れないので、ユースの3年生がユニフォームを着ている姿というのは、見ることができません。私自身が中途半端になってしまった今年ですので、この先に進む道をしっかり見届けさせてもらいます、とだけ書いておきますね。

全国の舞台が来年用意されたということは、「全国の舞台に引き上げたのだから、もっとブクメもユースの試合を見に来いよ!」とか「上げた俺たちのプレーを大学サッカーなど次に舞台で今年あまり見に来なかったぶん、見に来いよ!」とか、「入れ替え戦の舞台には立てなかったけど、この悔しさを来年プレーにぶつけるので来年から絡むから、見に来いよ!」とか、選手からのメッセージと受け止めて、感謝の気持ちを持って、心に刻んでおきます。

今年は、シーズン最後の試合の後のまとめの文章を書くには私自身が大変中途半端。

でも、ありがとうございました。

ではでは。