プリンスリーグ関東2016/04/10 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 2-3敗戦・・・開幕戦の難しさなのかもしれない

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どうも、ブクメです☆

今年は、山梨県のチームが3チームプリンスリーグ関東に在籍していることから、山梨県方面に足を運ぶ機会も増えそうです。

割と何度も触れているので、既にご存知の方もいると思いますが、土日祝日の渋滞がひどい山梨県方面では、渋滞の高速道路を使うよりも、下道で山道を超えたほうがスムーズなケースが多いので、基本的に私も、秩父周りで山梨県に入るのがほとんどです。今日も、そんなルートで向かいました。なんとなく、これまで使ったことがなかった東秩父の山を越えるルートで行ってみたり、山道にも色々ありますね。大変ですけど、乗り越えていくと妙な充実感があるのが山道です。

敗戦という結果に対してのモヤモヤとは別の部分で、モヤモヤが残った状況下で、有料道路やら、最終的に関越自動車道を使おうかなとか思いながら、家に向かって車を走らせていたのですが、この比較的時間のかかる運転というのは、気持ちを落ち着かせてくれるわけで、結局、帰りは、また別の山越えで下道で帰る感じになりました。

はい、というわけで、今年もプレミアリーグ昇格をかけた長いプリンスリーグ関東での戦いがスタートしました。

勝つことのみが重要ではないですが、今年こそ昇格ということで、好不調の波を少なくして、しっかり勝ち点を積み上げていくことが必要だと思っています。そして、プリンスリーグ関東をシーズンスタートと考えてのプレシーズンに比較的足を多く運ぶことができた今年は、ドッシリと戦える形という手ごたえというものをサポーター的な立ち位置でも実感することができていたため、かなりの期待を持っての開幕戦となりました。

もう一度書いておきますが、開幕戦の敗戦という結果に対しては、もちろん勝っておくことができるのが最高ではありますが、長いシーズンの一つなので、それほど大きなこととは考えていません。

開幕戦の緊張感からか、やってやろうという気持ちがバランスを崩してしまったのか、根本的に、これまでに試合で見たことがないような部分もあったので、ここでまた新しいことを試したのか、それをこの1試合で理解するのは難しいですが、一つの試合、また、リーグ戦ということで考えると、リーグ戦での戦い方というよりは、短期決戦での大会を戦うような状況になってしまったように、見ていて感じました。

そのあたりは、この先足を運べると思われる2節、3節と回数を重ねて実際に見て感じていければ良いことかと思います。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(後半33分⇒15番荻原拓也)、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧、右に2番高山大智(後半スタート⇒20番長倉幹樹)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(後半25分⇒10番渡辺陽)と17番立川将吾(後半スタート⇒24番関根束真)、FWが11番時里元樹

*後半アディショナルタイムに、22番関大夢だと思いますが、出場の準備をしていましたが、交代が認められず。

となります。

メンバー構成としては、この試合の前に浦和カップの三菱養和SCユース戦で戦ったメンバーとほぼ同じで、その時は、キーパーが新1年生の30番石井僚でしたが、1番山田晃士に代わり、中盤左が15番荻原拓也に代わって9番川上エドオジョン智慧というスタメン構成でした。

まず、仕掛けの形や、チャンスになった場面得点経過を簡単に書きますね。

前半2分に、左前線でパスを受けた9番川上エドオジョン智慧から14番井澤春輝に戻し、縦パスを11番時里元樹がシュートまで持ち込むという形を作ります。

前半6分に、40番橋岡大樹からの縦の長い展開から前線でチャンスを作ります。

前半8分に、14番井澤春輝からのパスを受けた9番川上エドオジョン智慧がシュートまで持ち込みます。

前半11分に、23番シマブク・カズヨシと9番川上エドオジョン智慧のパス回しからの仕掛けで最後は、2番高山大智につなげシュートを狙うも、これは、枠をとらえきれず。

前半13分に、サイドからの2番高山大智の突破から、折り返しを9番川上エドオジョン智慧がヘッドで決めたかに見えたものの、見ている位置からは折り返しに見えたのですが、少し出ていたようで、これはオフサイドの判定でゴールにならず。

前半15分に、左サイドから6番鈴木海都がパス交換しながら前線に攻撃参加してチャンスを作ります。

前半16分に、カウンター気味に仕掛けられて相手選手の突破を許すも、ペナルティエリア付近で数選手が戻って守備の対応ができる状況になりながらも、若干中途半端な対応になってしまい、そこを思い切ってシュートを狙われてしまい、これが決まり0-1とビハインドを背負う形になります。

前半21分に、40番橋岡大樹⇒11番時里元樹とパスがつながった形で裏に抜け出す17番立川将吾へのパスを試みるもわずかに相手ディフェンダーが早く反応しクリアされましたが、ここが通れば決定的という場面を作ります。

前半32分に、23番シマブク・カズヨシの粘り強いドリブル突破からチャンスを作ります。

前半35分に、ゴール近くで23番シマブク・カズヨシ、17番立川将吾がシュートを狙うもいずれもディフェンダーにコースを消されて跳ね返されます。

前半42分に、14番井澤春輝が低い位置から左前線への精度の高いパスを9番川上エドオジョン智慧に通し、チャンスを作ります。

前半43分に、17番立川将吾のパスを右前線で受けた2番高山大智が相手ディフェンダーのプレッシャーをかいくぐり持ち込んで、23番シマブク・カズヨシにパスを通そうと狙うも、ここは相手にクリアされます。

前半終了間際のセットプレーのチャンスでは、40番橋岡大樹がファーで折り返すも、ここを詰めきれず、得点ならず。

数回の決定機を作るも決め切れずに、0-1で前半を折り返します。

前半にやや攻守のバランスが、攻撃の方に、本来守備のバランスをとる選手も傾いていたことで、反撃された際に、一気に深くまで攻め込まれて対応に苦慮するという場面が多くなったことからか、後半は2名交代し、4-2-3-1のような形で、14番井澤春輝と5番遠藤凌がダブルボランチのような形でスタート。これにより、ある程度、バランスが意識されるような状況にはなったと思いますが、やはり、相手が仕掛けてきたときには、前半と同じようなピンチの迎え方をするところがなかなか修正できなかったようにも感じられます。

後半10分に、右前線にポジションを移した9番川上エドオジョン智慧がドリブル突破から、シュートを放つもディフェンダーに跳ね返されます。

前半あまりプレスが効果的にかけられていなかった部分も若干修正され、その一つの結果として、交代で入った20番長倉幹樹が相手キーパーが足でボールを処理する際に、プレッシャーをかけにいって、ミスパスを誘うなどのプレーも徐々にみられるようになりました。

後半13分に、ボールの処理をミスしたところから、一気に持ち込まれてピンチになるも1番山田晃士が上手くコースを消して相手シュートを体でブロックして失点を免れます。

そして、迎えた15分に右前線からの9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、20番長倉幹樹、11番時里元樹とパスがつながった中で、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーがコースをふさぐ形で密集状態になるも、11番時里元樹が果敢にゴールを狙い、いったんは相手ディフェンダーに跳ね返されるも、再びシュートを放ち、これが決まって1-1の同点に追いつきます。

これで、一気に逆転まで行きたかったところですが、やはり相手の攻撃に対しての対応が攻撃に偏った後に、かなり緩くなってしまう傾向にあり、その後、20分、25分と連続で失点を喫して逆に1-3と点差を2点差に広げられてしまいます。

より攻撃的に行く必要が出てきたところで、長期離脱していた10番渡辺陽を後半25分、後半33分にサイドからの攻撃がプレシーズンでもかなり効果的で結果も残していた15番荻原拓也を投入して、攻撃的に行くことで、チャンスの数は増え、より得点に近い形でのチャンスが増え、迎えた44分にペナルティエリア少し外で獲得したフリーキックのチャンスを11番時里元樹が直接決めて2-3と1点差に迫るも、反撃及ばず、試合は2-3で敗れるという結果になりました。

確かに判定の基準などが、かなりファールであろうプレーを流す傾向にあるなど、選手をイライラさせる要素は強かったと思いますが、そういう点よりも、私は、試合のスタートから何点か気になった点があります。

一つは、当然ながら起こりうる、公式戦の初戦による緊張感からの硬さが見られた部分。相手ホームということもあったと思いますが、相手が割と全体的にリラックスムードを作ることに成功して、声を掛け合って、プレッシャーを厳しくかけてきたのに対し、プレシーズンの試合でも大前提となっていた、球際の激しさというところが、あまりできていなかった点。実際、相手選手の数名はプレッシャーをいなすのが上手く、かけに行っても上手くかわされる選手はいたものの、やはり、これまで最低限度やることが求められていたそういう部分が、何か探り探りになってしまっているように感じられました。

あとは、試合の組み立て方が変わったように感じましたが、キーパーも高い位置を取ってサイドが高めの位置を保って組み立てる。確かに、数的優位を作りやすい部分はあるのですが、これまで守備のバランスとか、球離れを良くしてある程度、攻撃重視でもOKとされる選手に簡単に供給していた選手まで飛び出したり、ドリブルで強引に仕掛けたり、後ろのバランスよりも、前のスペースにばかりはいっていて、数的優位は確かなのですが、奪われたときのリスクが大きすぎるような、攻撃的な意識になってしまっていたように感じられます。

短期決戦の大会では、その攻撃的な意図で一気に勢いをつけて、駆け抜けることもできると思うのですが、今日始まったこの重要なプリンスリーグ関東は、リーグ戦です。あくまで私の考え方になりますが、やはり長いシーズンを戦う場合は、守備を重視とまで極端なことは言いませんが、バックラインとボランチの位置では、ある程度守備的なドッシリ感が優先されて、チームとして相手がどのような形で挑んできたとしても、しっかり対応できる形を見せてから、攻撃のリスクなどを試みていくべきだと思うので、この試合になっていきなり、メンバー構成や配置は変わらなくとも、やり方が大きく変わっている部分や、約束事が変わってしまって、チームなのにチームとして機能していないような場面が多くなってしまうこと、そこに対して、あまり修正する指示が聞こえなかったのが、どう表現してよいのかわかりませんが、不思議でした。

今日のような試合は、一見するとスリリングで、追うチームからすれば、ビハインドから追いついて、その後また2点差に開かれたところで終盤、1点差にして追いつけるかというところで必死に攻める姿も、楽しめる要素ではあるとは思います。ただ、これでは、ここ何年もリーグを苦戦してきたやり方と変わらないのではないかと。

ちょっと、今年はプレシーズンの試合を多く見すぎたのかもしれません。

おそらく、ほとんど見ていなくて今日の試合を見れば、初戦の緊張感と相手の迫力あるフォワードと数名の足元の技術にたけた選手に苦しめられたな、やられた部分はあるけど、終盤の猛攻で惜しいところまでは行けたし、第2戦からは、落ち着きが取り戻され良くなっていくだろうという見方もできるかもしれませんが、私は、今年こそようやく、大事にされるべきものが大事にされている印象があったところが、再び、新たな試みになり、選手が混乱して今回のような結果になったのではないのかという危惧もあります。

私の思い込みかもしれません、すみません。

ただ、そういう試合ではありますが、長期離脱していた10番渡辺陽が間に合って短い時間ながら復活できた点だったり、正直、これまでだったら、今日のように判定が、ちょっとおかしいなと感じるような試合では、イライラして、それが我慢できないような選手がいてもおかしくないと思ったのですが、プレーとは関係ないところで審判を欺くような行動を我慢して、プレーに昇華させていた選手がいたことなど、プラスの要素もいくつか見つけられたので、その点は見ていて嬉しかったです。

来週のホーム開幕戦に期待しています!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/05/02 – 浦和レッズユースvs昌平高校 3-2勝利・・・粗捜しをしてみたり。

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どうも、ブクメです☆

5月に入って、一気に暑い日が増えましたね。今日は、プレーする選手にとっては、かなり酷な気候の中での試合となりました。

前節、東京ヴェルディユースに劇的な勝利で開幕3連勝を飾った浦和レッズユースは、第4節で昌平高校と対戦しました。昌平高校は、3連敗スタートとなり、ある意味、3連勝vs3連敗ということで、やや雰囲気的にも、今節は問題ないだろうという雰囲気も会場にはあったような気もしつつ。

ちなみに、開幕4連勝という結果で、育成系を取り上げるサッカーメディアでも取り上げられることが多めで、劇的勝利的な要素は、そちらにお任せするとしましょうね。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半38分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半12分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京(後半17分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半26分⇒26番井澤春輝)、右に9番松澤彰

となります。

前半16分にペナルティエリア内で角度のないところから、9番松澤彰がグラウンダーで鋭いボールを入れると、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴールに突き刺さり、オウンゴール(公式記録では、松澤彰のゴールになっていますね、ありがとうございます。)

前半を1-0とリードで折り返します。

後半13分に、バックラインで奪われて、失点し1-1。

後半43分に、失点し、1-2。

後半44分に、前線で14番渡辺陽が粘ってキープし、ラストパスを9番松澤彰に送り、これを決めて2-2。

後半アディショナルタイムに前線で押し込む流れで、こぼれ球を14番渡辺陽が豪快に蹴りこんで3-2。

結果、3-2で勝利となります。

 

さてさて、タイトルに書いたように、いわゆる昨シーズンプレミアリーグだった2チームと、昇格プレーオフまで勝ち進んだチームと難しいと思われている相手にすべて勝利しての3連勝という中で、3連敗中の昌平高校が相手ということで、もちろん、チーム内では、逆に難しい試合になる可能性が高いから、気を引き締めて行こうということで取り組もうとしていたと思いますが、その中で、経過を見てきている人たちからしたら、簡単に勝てそうな相手という雰囲気が会場からも出るでしょうし、そういう雰囲気も含めて、実際の試合展開も含めて、ちょうど良いタイミングなので、あえて粗捜しをして、結果的に快勝に終わった場合でも、釘を刺す要素を探そうかなと思っていたのですが。

結論から言えば、試合経過や、見えてくる課題、個々で感じなければならない今後のためのことなどは、わかりやすいくらいに、選手自身が感じる経過になったので、わざわざ書いて指摘することでもないかなと思う部分もあるのですが、文字にして残してみると、余計にずっしりくるかもしれないので、いくつか書いておきますね。今後のためです。

その前に書いておきますが、昌平高校は、なかなか面白いサッカーをしていたと思いますし、前半スタートに浦和が押し込んでいる流れを見ている時は、やはり力の差がある相手で一つレベルが落ちるのかなと実際思ってみている部分もありましたが、ボールのまわし方、狙いどころ、あと、前線の選手の相手の選手を観察する能力の高さ、あとは、シュートを狙う位置も良かったと思います。

1-0リードで、前半の猛攻で追加点を挙げられなかったことで、ハーフタイムに、私よりも多くサッカーをしっかり見ている友人と、このままだと後半は、やられるかもしれないと話をしていたくらい、正直、評価は高いです。でも、まだ精度のところで、詰めが甘いので、浦和の守備の安定感から考えると、そこまで怖くはないものの、数か月先になる、アウェイで戦うときが怖いなと。

実際、追いつかれて、一時は逆転までされる展開にこの試合の段階でなるとは、思いませんでしたが。。

あくまで、現時点では、浦和のほうが圧倒的に上でした。この試合での苦戦の原因は、言うまでもなく、圧倒していた時間帯で1点しか取れなかったこと。キーパーの好セーブやディフェンダーの粘りなどもあったものの、それでも最低でも2点取っておかなければならない試合でしたよね。

後半4分に、8番影森宇京が完全に抜け出してキーパーと1対1になるかというところで、相手ディフェンダーに倒されて得たPKの場面。ここを決められなかったから、キッカーを責めるのか。他の選手が蹴っていれば良かったのか。実際、周りからも色々な声が聞こえてきましたが、そんなこと、チームで決めてやれば良いことです。誰が蹴ったって、決まるときもあれば決まらない時もあります。

確率の問題で追加点がより必要だというときには、PKが得意な選手が蹴るようにするかとか、そういうことも、チーム内で決めれば良いことです。

私が言えることとしたら、とにかく、失敗しようが何しようが、自信を無くして下を向くことだけは許さないということだけです。だから、そうならなかったので、私としては、何も言うことはありません。

ディフェンスラインでのパス回しのところで、相手のプレスを切り返して、かわすというプレーが試合序盤にありました。2回目同じことをしたときに、うまく狙われて奪われて、攻め込まれました。相手の前線選手がクレバーな選手がいる場合は、こういうところをしっかり覚えていて狙われます。

枠には飛びませんでしたが、シュート精度が高い選手が狙えば、枠に飛ばされるくらいの位置で、プレッシャーをほとんどかけずにシュートを打たす場面が何回かありました。

これは、サッカー選手としての宿命ですが、他では、良しとされるプレースタイルが、今いるチームでは、そのプレーをすることが否定されるということは、よくあるものです。

スタイルは、あってもチームに色を加えられる選手は重要で、そこは、柔軟に良しとすればよいと思うのですが、そうもいかないこともあります。でも、そのプレースタイルは、その選手が輝く色なので、その色が輝かなくなっていくのは、残念。これに関しては、そのプレースタイルを理解して見て応援している人がいることを感じてもらい、今は、メンバーから外されない程度には、言うことを聞きつつ、外されない程度に自分も貫く。言うのは簡単、やるのは難しい。

ここ2試合は、連続で14番渡辺陽が勝ち点1を勝ち点3に広げる得点を決めてくれている。

今日は、ぎりぎり決められなかったけど、ゴールにかなり近いシュートを放った選手が何人もいます。だから、今度は、その選手が、今後の試合で、勝利につなげる得点を決めれば良い。

いくつか挙げるとそんなとこです。相変わらず、連想ゲームみたいな書き方ですみません。

色々書きましたが、4連勝という結果は、ものすごいことだと思います。

ビハインドを跳ね返せるという意味での負けない自信というのは、サッカーは、悪くはないけど勝ちきれないというチームよりも、シーズンを戦ううえでは、常に上位にいながら、課題を見つけながら、という理想的な戦い方ができます。

暑さに加えて、ゴールデンウィークということで、やや過密に日程が消化されていきますし、累積なども少し気になるところ、怪我の選手も出てきたりしていますね。

今日の試合もそうですが、しばらくスタメンから離れていた選手が、スタメンで出て、相当高いパフォーマンスを、毎試合スタメンで出てるかのように見せてくれたことは、うれしかったです。

そのようにしてチーム自体が層が厚く強くなっていくんですね。

試合終盤のパワープレーの時には、公式戦経験が浅い選手が急にバックラインに入ることになり、まだ、経験不足なところも出てました。でも、試合は、勝ち切りました。経験できて、結果も出ました。やはり、順調なんですよ。

今日を踏まえての次節。楽しみにしています。

・・・はい、では、連想ゲームっぽいことを書いた私が、連想できずにやらかした試合後のオチの話を書きます。

今年から、大学のチームも含めたチャレンジリーグというリーグ戦に参加している浦和レッズユースですが、今日は、平成国際大学のサッカー部のページで16時から、Awayで試合があると書いてあり、これを、勝手に平成国際大学から考えたAwayですから、レッズランドだろうと、決めつけて、確認しなかったんですね。

そして、レッズランドに行くと、やっていない、それなら、もしかすると与野八王子グラウンドかもしれないと思い移動すると、別のチームが試合をしているので外れ。ではでは、裏をかいて大原サッカー場かもしれない、ということで、移動するも誰もおらず。

これは、オチとして駒場スタジアムのサブグラウンドでやってたりして、と、ダメもとで移動したら、やはりやっていない。まさかの堀崎公園、まさかの秋葉の森・・・は、移動まではしませんでしたが、時間的に、もう試合には、間に合わないということで、あきらめることに。

・・・で、よく考えたら、その試合情報を直接聞ける可能性がある人が2名ほどいたことに、時間的に手遅れになったところで、思い出して、あとの祭りになったわけで。

で、結果的に、帰宅後に、その人に聞いてみたら、平成国際大学のグラウンドでやりましたー!とのことでw

あれですね、ジュニアユースの関東U15リーグで、アウェイ扱いだけど、場所は、ホームみたいな、あれですかね。やられましたw

 

お疲れ様でした!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/04/19 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・終盤の猛攻を凌ぎ切っての2連勝!

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どうも、ブクメです☆

サッカーにおいて、ゲン担ぎのようなものをすることは、普段は、あまりしないのですが、なんとなく、昨日のジュニアユースの難しい試合を1-0で勝ちきった流れを持ってこようかな~とか思って、昨日の服装に近い感じで今日は、試合会場に足を運びました(近い服装であって、昨日の服装から着替えずにそのまま来たというわけではありませんw)

プレミアリーグから降格してきたことで、また再び三菱養和SCユースと、公式戦のリーグ戦で対戦することになった今シーズンですが、その頑ななまでのロングボール多用のサッカーと、これまでの相性の悪さと、昔ほどではないものの、なんだか、選手と言うよりチームの方針として(?)浦和レッズに対しての敵対心強く戦ってくる相手というか、とにかく、なんだか、見る側としても嫌な相手だな~という印象をどうしても持たされてしまうわけでして、やや大味なサッカーになっても勝負と言うところでは勝ち切ってもらいたいなと言う思いもある試合でした。

ということで、久しぶりの大原サッカー場ということで、久しぶりついでに、数年前までは、トップチームの練習試合だったりで足を運んだ時には、時々観戦場所にしていた、ゴール裏からの試合観戦をしました。

今日は、場所が大原サッカー場ということもあり、アカデミー出身の選手も何人か観戦に足を運んでいたようですね。試合後に、そのうちの何人かには会うことができ、元気な姿が見られて良かったです。

ということで、試合の話に移りますね。

今日の対戦相手だった三菱養和SCユースですが、今年の3年生がジュニアユースの3年生だった時の対戦の時に、1度だけ、繋ぐサッカーをやってきて、びっくりさせられた記憶がいまだに強く残っているため、おそらくロングボールを多用するサッカーではあるだろうとは、思っていたものの、試合が始まってしばらくするまでは、その時のように繋ぐサッカーを急にやっくるかもしれないと、心の準備をしていたのですが、それはなかったですね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半28分⇒17番伊藤敦樹)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒5番中塩大貴)と24番松高遼、FWが左に9番松澤彰、右に12番松尾佑介(後半40分⇒3番東伸幸)

となります。

おそらく来週までには復帰できるということですが、2番小木曽佑太が怪我のため、センターバックには、36番橋岡大樹が入りました。結果的に、清水フェスティバルの最終戦の時に、このポジションでやっていたこともあり、混乱なくプレーできていたと思いますが、特に今日の場合は、長いボールに対しての対応と、しっかり跳ね返すという役割を担う点では、重責を担うことになりましたね。

また、右サイドバックに入った23番髙山大智も本来は、攻撃的な選手ですが、ここでの起用の回数も増えて、特に今日のような相手の場合は、守備のケアをすることが求められるため、攻撃参加があまりできないストレスは、あったと思いますが、確実に守備力も上がっていることがこの試合では証明されたと思います。

試合は、序盤から、相手のロングボール主体の攻撃をしっかり跳ね返しながら、比較的左サイドからの攻撃を中心に得点を狙いに行くパターンが多かったように思います。

特に、12番松尾佑介が、この試合は、上下左右と運動量豊富に、スペースを狙って動くプレーが目立ち、それによって作られるチャンスが、最も得点の可能性を感じさせるものとなっていました。

前半9分の12番松尾佑介が左前線でパスを受けて持ち上がってクロスを19番川上エドオジョン智慧が狙う形や、バックラインで36番橋岡大樹が相手の攻撃を跳ね返す流れからの縦へのロングボールに対しても、意図のないロングフィードに一見見えたところに、スッと12番松尾佑介が走りこんで受けて仕掛けることもできていました。

26分にも、テンポよく、10番堀内千寛、2番川上開斗、12番松尾佑介と左サイドからのパス回しでサイドから仕掛ける形も効果的だったと思います。

今後、こういう形が増えてくると、より攻撃も多彩になって来るのだろうなと予感させたプレーが前半34分にありました。

バックラインでの組み立てのところで、10番堀内千寛と7番高橋聡史がパスを回しながら、いったん、1番大川圭為まで戻したところで10番堀内千寛が前線のスペースへ走り出し、1番大川圭為からのロングフィードを9番松澤彰がしっかりポストプレーで収めて中盤の14番渡辺陽に渡し、高めの位置に走る10番堀内千寛へ通して厚みを保った形でクロスを上げられるところまで持っていき、ゴール前にも人数が多い状態を作れていたという場面は、特に良かったですね。

同様に、40分にも、今度は、左サイドからオーバーラップを仕掛けた10番堀内千寛をおとりに使って、12番松尾佑介がドリブルで仕掛けていき、前線のスペースを狙った14番渡辺陽に合えばという形も、相手守備陣を脅かすプレーとしては、かなり質の高いものだったと思います。

相手の攻撃に対処しながら、相手のゴールに鋭く迫る回数が増えていた前半終了まで残り数分のところで、ペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンスを獲得します。

よく、ペナルティエリア内での間接フリーキックは、逆に入らないことが多いと言われるように、ユースに限らず、このパターンから得点が入る場面をあまり見たことがなかったのですが、このチャンスを、ものにしてくれたのが、今日の浦和レッズユースだったわけです。

12番松尾佑介がすらしたボールに対して、2番川上開斗が思い切って低い弾道で狙うと、枠を捉えたシュートがディフェンダーの隙間からディフェンダーに当たるもののそのままポストに当たってゴールに吸い込まれるという形でのゴールだったと思います。

攻め込んでいる時間帯のチャンスをしっかり決めきって、前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、やや相手ペースになる時間が多くなり、サイドからの仕掛けに対して、対応に苦慮する場面が増えて来た中で、何度か、カウンターから大きなチャンスを作るものの、追加点を決めることができず、残り15分くらいあるところから、交代もやや守りきることを考えたような流れになっていったことから、攻めることでの守備ではなく、受けて跳ね返すことがメッセージのようになっていたため、守備陣としても結構大変な部分もあったとは、思いますが、守備陣の踏ん張りと、1番大川圭為のビッグセーブなどで、相手の攻撃を凌ぎ切って、結果的に、2試合連続での無失点で2連勝を飾ることができました。

これも、面白いな~と思ったのですが、この試合では、試合終盤に長身の3番東伸幸が起用されて、おそらく意図としては、1-0とリードしていて守勢に回っている時間帯だったので、ロングボールを跳ね返すという意味合いでの起用だったとは思いますが、高めの位置でのフリーキックのチャンスの際に、キッカーが14番渡辺陽で、ゴール前に9番松澤彰と36番橋岡大樹、更に3番東伸幸も加わって、長身選手3人がいるという状況で、高めのボールに合わせる選手が3人いるな~と思って、見ている側としても高めのボールに3人が飛び込んでいくのかな~と思っていたら、グラウンダーのボールに9番松澤彰がコースを変えようとしたという場面があったのですが、おそらく、相手ディフェンダー陣も、高めのボールで来ると思っていた思うので、ここが精度高くできていれば、不意を突いた形での得点になっていたと思います。

もちろん、シンプルに高く上げても相手にとっては脅威になるセットプレーで、このオプションも持っているというのは、精度が高くなれば、かなり守りながらのワンチャンスでの得点機会も増えるのかな~という予感がするわけです。

ということで、攻撃的な選手で控えに入っていて、チャンスを待っていて出場機会が訪れなかった選手にとっては、悔しい部分もあると思いますが、対戦相手の特性と1-0というリードの状況が長く続いたということを考えると、今日の試合プランとしては、私個人的には、守る意識を持たせる時間が早すぎるとは思う部分もありますが、ある程度、理解できるものではありました。

とにもかくにも、無失点の2連勝ですし、そう簡単に得点はさせないということも実証できているわけで、ドッシリと戦えるスタートが切れていると思います。

もちろん、それを継続させることは、必要ですし、今後は、シンプルな強さに対しての対処に加えて、今日の相手が終盤にやってきたような、スピードのある細かい仕掛けをもっと多用してくるようなチームが出てきた時の対応も、90分できるようになる必要があると思います。

後は、チームにとっては、得点力を上げることが必要になるわけで、その意味では、チームに余裕が生まれてくるのであれば、攻撃の選手にチャンスが与えられるような試合展開にしていくということもできるようになると、素敵です。例えば、今日は、2点目のゴールを決めて2-0という状況に後半途中くらいにできていれば、終盤には、攻撃的な選手が交代で入るチャンスも作れたわけですし、チームとしての武器を増やすためには、今後は、そこまでできてしまうチームになると、対戦相手がスカウティングしてきても、対応できる強さの厚みができるんです。

長いシーズンですから、1シーズンずっと好調な状況でいるというのは、難しいんです。ですから、今好調な選手が不調の選手が好調になる手助けをして、逆の状況になったら補い合っていく。それが、積み重なると、チーム自体が安定し続けますし、自然と不調の選手が減っていくんですよ。

ラッキーで勝ったのではなく、実力で勝った2連勝。自信を持って、また次の試合に臨んでくださいね!

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/09/08 第12節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-2勝利

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どうも、ブクメです☆

ということで、日本に戻ってきましたので、今週末のユースのプリンスリーグを観戦に、埼玉スタジアム2002第2グラウンドに足を運びました。

昼頃まで降っていた雨も、試合前には止み、気温も前日の蒸し暑さが嘘のような涼しいくらいの気候になり、プレーする選手にとっては、なかなか良い環境になったのではないでしょうか。トップチームとの兼ね合いで掛け持ち可能にするためか、それなら最初からそうすればよいのにと思ったりはしましたが、当初レッズランド開催の予定の試合が、埼玉スタジアム2002サブグラウンド開催になった、前橋育英高校との試合になります。

今年は、あまり抜けたチームがない印象のプリンスリーグですので、まずは、とにもかくにも混戦状態の残留争いグループからは抜け出すべく、しっかり勝ち点を積み上げていきたい試合です。

足を運べなかった前節の大宮アルディージャユース戦で、敗れたということでしたので、悪い流れを引きずらないためにも、重要な試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に22番荒木聡太、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に9番小島良太(後半33分⇒15番高橋聡史)、右に32番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒19番松澤彰)、真ん中に7番勝野瑛(後半45分⇒20番東伸幸)と29番伊藤敦樹(後半7分⇒23番松崎洸星)、FWが8番斎藤翔太と10番小川紘生(後半45分⇒33番轡田登)

となります。

得点経過など書きますね。

前半34分に右サイドからの攻撃で、32番川上エドオジョン智慧からのクロスを8番斎藤翔太がスルーし、そのコースに走りこんだ7番勝野瑛が決めて1-0。

前半41分に、決定的な場面を作られるも相手のシュートミスに助けられます。

前半は、1-0で終了。

後半5分、11分に失点して1-2と逆転されます。

後半18分に、8番斎藤翔太がディフェンダーの裏に抜け出したところで倒されてPKを獲得し、これを10番小川紘生が決めて2-2。

後半32分に8番斎藤翔太のダイビングヘッドで3-2と逆転。

序盤は、どちらにも流れが行かないような時間帯が続き、スターティングメンバーも、代表で召集されている選手や、初スタメンの選手などもあったことからか、少し連携面でミスがあったところで、運動量の多い相手の前線の選手に狙われて、という場面はあったものの、ミスの部分は、他の選手が、または、自らで追いかけて取り返そうとするプレーなどもしっかりできていたことで、大きく崩れるということは、ほとんどなかったものの、攻撃面でも、それぞれの選手の動きは悪くなかったものの、それが連動して相手に脅威を与えるというプレーは、なかなかできなかったように思われます。

そんな中で、前半の大きなチャンスでしっかり先制した浦和と、決定的な場面で外した相手と言う構図が、その後の試合にも影響を与えたのかな~とも思います。

前半終了間際に、8番斎藤翔太がサイドからのクロスに合わせた強烈なヘッドがわずかに逸れて決まらなかったものの、このプレーがもしかすると今日の勝利の伏線になっていたのかな~と、後で思ったり思わなかったり。

前半を1-0で折り返し、後半の15分までに同点ゴール、更に、逆転まで許して1-2となった時には、少し悪い流れにはまってしまうような雰囲気もあったものの、7分に交代で入った23番松崎洸星が絡んで右サイドでの攻撃の連携面が高まったことで、徐々に浦和が相手の左サイドで脅威となるような攻撃を増やして行くことができたことで、流れも浦和に一気に傾いていったように思います。

その流れの中で、相手の攻撃の狙いとなっていた、真ん中の裏のスペースを狙って選手が走りこむようなプレーを逆に8番斎藤翔太が行った流れで得たPKから2-2に追いつくことができたわけですね。

実際には、ペースは浦和が握った後半の途中からの展開の中で、実際は、攻められたときに2度ほど、「やられたかな?」と思うくらいの決定機を作られていたのですが、いずれも相手のシュートミスに助けられたということもあります。

それでも、勝負と言う点では、時間帯でやるべきことで浦和が優ったということです。

やはり、思い返しても、後半の攻勢の立役者としては、23番松崎洸星が入ったことで加わった攻撃の工夫と駆け引きが効いていたと思われます。

更には、10番小川紘生の試合終盤のプレーの選択が、なかなかこれまた良くて、時間を使う処、潰すところ、仕掛けるところなど、やるべきプレーの選び方の良さも効いていたと思います。

3-2で勝ちきって積み上げた勝ち点3で、もちろん混戦の中での一歩前進と言うことで、この後も安定して勝ち点を積み上げないと、すぐにまた下も見えてしまうような状況ではありますが、4位まで浮上し、今日の相手の3位前橋育英高校との勝ち点差が3差というところまで浮上しました。

次の中断期間までの3試合で、次週の桐光学園、その翌週の国学院久我山が、浦和と同じような状況で上も下もうかがえる状況の勝ち点差の相手ということで、要するに倒してしまえば、かなり上に向かって前進できる2試合になるわけですので、少し気持ちにゆとりができた今日の勝利をプラスに考えて、リラックスした状態で連勝を狙っていきたいですね。

なかなか、選手は特徴を生かすことが許されないような、ある意味、安全なことが求められる、ある意味、窮屈な試合を課されがちな最近ですが、そんな中で、出場している選手の頑張りが伝わってきますし、その中で今日のような、工夫と連携が試合を決めたという試合が見られたことをうれしく思います。そこを、しっかり見ていて、継続して良い部分を、良いプレーした選手が、それで良いんだと自信を持って次の試合を見つめられるように考えてやっていただければと思います。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/07/20 第9節 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-1引き分け

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どうも、ブクメです☆

今日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで行われたプリンスリーグのFC東京U-18戦を観戦してきました。前節の山梨学院附属高校戦は、足を運べなかったものの、その試合でも勝利し、クラセン予選終了後のプリンスリーグを2連勝した流れで、再びクラセン本戦のために中断期間に入る直前のプリンスリーグであり、混戦状態ではあるものの、天皇杯予選で関東1部の大学勢を破るなど快進撃を見せつつ、プリンスリーグでも首位に立つという、いわゆる2連勝してクラセンを直前に控える状況では、現在地を図るうえで願ってもない相手との対戦になりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半38分⇒17番川上開斗)、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太(後半8分⇒39番渡辺陽)、右に10番小川紘生、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半21分⇒19番松澤彰)

となります。

得点経過は、5分に失点。この失点は、相手の攻撃陣を警戒しすぎてスタートに堅くなりすぎていたことからのミスの連鎖の危ない時間帯のものでした。失点以降徐々に安定してからの守備と守備を崩さない程度の守備陣の攻撃参加のバランスが凄く良かっただけに、いわゆる入り方のところでの失点は、悔やまれますね。

得点は、後半アディショナルタイムに後半代わって入った19番松澤彰の粘りから、キーパーが弾いたところを、気が付いたら上がってペナルティエリア内に走りこんでいた2番橋岡和樹が押し込んでのゴールでした。

****

この試合をどう捉えるか。私自身も、少し自分の頭の中での最近のユースの見方が頑なになりすぎているのが自分でもわかるくらいなので、素直に書くと試合終了直前の同点ゴールで、浦和側の上の方の座席が大騒ぎで喜んでいる声をよそに、今日の内容と試合展開であれば、しっかり導かれていれば、そのゴールは、同点ゴールではなく、逆転ゴールであるべきだったと、妙に冷静に考えてしまっている自分がいたんですね。

なので、頑なで厳しすぎる考えの自分をいさめるためにも、この試合を見ていた何人かのサポーターの方に、話を聞きつつ、頭の中を整理していきました。数人の方に話を聞くと、今日の試合は、交代の意図も適切で、首位の相手にしっかり追いついて終えられたので良い試合だったということでした。

私の中での素直な感想は、前線で効いていた9番小島良太を下げることに疑問を感じたり、結果的には、広げる意味では成功していた39番渡辺陽の投入と求められた役割も、彼の特徴が生きる使われ方がされないなと感じたりしていました。

ただ、4バックに変わってから、クラセン予選などで私が見ていない期間に良くなったと聴いていた状況から、私が見た4バック変更後のチームで、その良くなった要素がずっと感じられていませんでしたが、今日の試合では、2番橋岡和樹、40番橋岡大樹、そして、ボランチの5番茂木力也の3人のポジションの取り方により、40番橋岡大樹が高めの位置で攻撃参加できるような守備の連動性が見られたり、いわゆる最初の失点までのバタバタは、課題ですが、守備のバランスが明らかに良くなっていたことがわかりました。

これにより、7番勝野瑛が更に攻撃も意識したボランチとしての動きがやりやすくなっているように見えました。

攻撃に関しては、押し込んでいる時間帯、セットプレーを連続で取れた時間帯など、明らかに、「勝負」というところで重要な時間帯に同点ゴールを奪っておけなかったことは、課題になりますね。リスクを負えないという部分もあったと思いますが、明らかにこちらの構成で相手の守備が混乱していた前半の終盤の時間帯には、高い位置で何度か22番荒木聡太がインターセプトで高い位置で奪えたり、相手が守備に入った時に低めにラインを取っている時に、結構フィフティのボールになった時に、大きくスペースを開けてしまう傾向が相手にはあったことで、その辺りでボールを保持できる選手が多かったところなど、やはり生かしたかったですね。

10番小川紘生が、前線でパスを捌くというところで、良さを見せている中で、反面シュート意識が薄いことが気になっており、同じく前半の終盤の時間帯で、少し強引にシュートまで行っても良いというところで、キープしてパスを選択した時には、「シュート狙えよ」と思ったりしたのですが、こちらが言うまでもなく、その後、狙えるところでは、シュートも思い切って狙う場面が増えたのでOKです。決めていればなおOKです。

守備のバランスがよくなり、相手の戦い方によっても、対応できるようになってきたことは大きいですよね。

やはり、ある程度後ろがどっしりしてきたということが重要であり、そこから、攻撃の課題を考えていく、と言うほうがチームとして混乱せずに、やっていけると思いますので、その点は少し安心しました。

前線の選手の個々のプレーは、悪くないと思います。ただ、それがなかなか線となってつながらないのが、今日なかなか良い時間帯でも得点ができなかったことにつながっていると思いますので、自分の特徴を殺さず、近い位置でプレーする選手の特徴を考えながら、一つ一つ、慌てずに生かし活かされをうまくやれるようになって行けば、より前進できます。

相手を研究することも必要。でも、リスペクトのし過ぎは不要。手応えを掴んできた形が、ちょっとしたことでまた壊れないように、全国大会の中でも一歩一歩前進していけることを期待しています。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/07/6 第7節 – 浦和レッズユースvs湘南工科大学付属高校 2-1勝利

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どうも、ブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴、右に40番橋岡大樹(後半40分⇒15番高橋聡史)、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に39番渡辺陽(後半37分⇒17番川上開斗)、右に10番小川紘生(後半42分⇒12番小木曽佑太)、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半37分⇒19番松澤彰)

となります。

得点経過は、前半38分に流れが切れてフリーキックを獲得した際に、審判が再開OKとしたところで、相手チームが、そのまま足が止まって中央が思いっきり空いたところを、素早くリスタートして、4番吉原大から10番小川紘生に通して一気に持ちこんでゴール。中央の守備が固めの相手が思いっきり通ってくださいとばかりに中央を開けていたこの瞬間は不思議な光景でした。でも、こういうチャンスを生かせることも重要(先制点は、相手の選手が傷んで倒れていたところをレフェリーが止めて、ドロップボール再開のところからの流れとのことです、そういうえばそうだった。)

2点目は、後半8分にサイドからのクロスに対してオウンゴールで2-0。

相手が点に取りに来て前がかり気味になっている時間帯に、守備を厚くするというよりは、守備の選手をフレッシュにしてバランスを取るのを難しくして、自ら危なくする采配には冷や冷やしたものの、1点は返されたものの、25番大川圭為が決定的なピンチを防ぐなどで、逃げ切り2-1で勝利となりました。

前節の敗戦の仕方のせいか、消極的な守備を意識させすぎる采配で、中盤でのプレスがほとんどない状況なのに、ダブルボランチにして、自由度が与えられていないのか、一人が積極的に相手のやり方を考えて、上がるということもできずに、見ていてもどかしさも感じました。

後半の短い時間でしたが、入れ替わり、追い越し、相手を押し込む良い時間がありました。ただ、そこでも指示は、守備的過ぎて、受けるより攻め切った方が良いところで制限された選手は、また少し個性を潰されるのかな~と思いつつ。

来週の山梨学院大付属高校戦は行けませんが、久しぶりに順位表を見たら、かなりの混戦状態。色々と難しい状況は続きますが、今は結果を求める時期なのかもしれませんね。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/04/26 第3節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-3敗戦(b戦45×2) 1-1 (b戦35×2) 1-3・・・試合とは、練習と準備の成果積み重ねを披露する場かと

040 どうも、浦和サポブクメです☆

第2節の大宮アルディージャユース戦に足を運べず、久しぶりに足を運べたユースのプリンスリーグだというのに、30分ほど遅れて到着することになってしまいました。

なんか、頭の中がボーっとしているようで、ダメですね。

ここまでの2試合を1勝1分の浦和レッズユースは、土曜日に前橋育英高校と前橋育英高校高崎グランドと対戦しました。

・・・ということで、前半30分くらいからですが、まずは試合の流れなど書いていきますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に21番中塩大貴、右に2番橋岡和樹、真ん中に4番吉原大、MFが左に22番荒木聡太、右に12番小木曽佑太、ボランチに15番高橋聡史と8番斎藤翔太、トップ下に7番勝野瑛と23番松崎洸星、FWが14番邦本宜裕

となります。

到着した時点でのスコアが0-1でしたが、試合展開としては、なんとなくどちらにも特手な入らないまま推移しそうな(決定機をいずれも作れていないような展開かと)状況の中で20分くらいに失点してということでした。

代表に招集されていて、5番茂木力也と10番小川紘生がいない状況で、こんな感じのメンバー構成になるのかと思っていたメンバーに近かったものの、なんだか、あまり試合では見ていないような配置にしているのを眺めつつ、またこれまでのチーム作りで手ごたえを掴んでいたベースのようなものを、相手を研究しすぎて崩しているのかな~と気になる部分もありつつ、前半は、終了間際に失点し0-2で折り返す流れになりました。

後半は、スタートより23番松崎洸星に代えて19番松澤彰、が入りました。 そして、6分と言うやや良く分からないタイミングで、22番荒木聡太に代えて17番川上開斗が入ります。

7分に、15番高橋聡史からの裏へのパスに抜け出した17番川上開斗に渡ればという場面もオフサイドの判定。

8分に14番邦本宜裕からのパスから19番松澤彰に通ればという場面は、わずかに通らず。

9分に、14番邦本宜裕から左の17番川上開斗を経由しクロスに8番斎藤翔太がバイシクルで狙う惜しい形を作ります。

12分に、決定的な形を作られるも、相手が時間をかけてくれ、3失点目はなんとか免れます。

15分に、7番勝野瑛に代えて9番小島良太が入ります。

右サイドも2番橋岡和樹が高い位置に取ることが多くなったこの時間帯は、1つ下がった14番邦本宜裕が展開する形、途中から入り1トップに入った19番松澤彰が、前線でしっかりボールを収めることができていたことで、攻撃のパターンとしては、3月の段階に感じていたような、今年の浦和レッズユースのチーム作りで攻撃のベースとなるようないくつかのパターンで相手ゴールを脅かす場面が増えました。

15分には、右前線から2番橋岡和樹が抜け出してクロスに2選手ほどが駆け込んでおり、ここは相手ディフェンダーに阻まれたものの、惜しい形でした。

18分には、左サイドからのパスを受けた8番斎藤翔太が思いきってシュートを狙います。

そして、迎えた19分に、14番邦本宜裕から左に抜け出した9番小島良太にパスが通り、クロスに19番松澤彰が合わせてゴール。

1-2と1点差に縮めます。

続けて、20分には、14番邦本宜裕がペナルティエリア近くで受けたファールで獲得したフリーキックのチャンスから、8番斎藤翔太からのボールを19番松澤彰が押し込んで2-2と試合を振り出しに戻します。

この勢いで、逆転ゴールを早く奪えてしまえば、この試合は浦和のものにできたかもしれませんが、ここから逆転ゴールがやや遠くなります。

31分に17番川上開斗からのパスに抜け出して受けた9番小島良太は、惜しくもオフサイド。

32分に、相手フリーキックの場面から失点を喫し、2-3と再び相手にリードを許します。

この後も、前線で19番松澤彰が高い確率でボールを収めることができる状態が続き、そこをうまく生かせれば、ゴールが奪えそうな雰囲気はあったものの、なかなか、得点は奪えず。

33分に、4番吉原大に代わり11番清川大輝が入ります。

40分には、8番斎藤翔太に代わり20番東伸幸が入ります。

パワープレーの状況は作ったものの、有効に生かしきれず結局試合は2-3で終了しました。

この試合の後に、45×2と35×2と2試合(計4本)のB戦が行われました。メンバーと得点の経過のみをまず書き出してから、何点か思ったことを書きたいと思います。

45×2の試合(1本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に17番川上開斗、右に20番東伸幸、真ん中に7番勝野瑛、MFが左に22番荒木聡太、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と13番中村透、トップ下に11番清川大輝と9番小島良太、FWが19番松澤彰

(交代)40分:7番勝野瑛⇒番新井瑞希

1本目は、0-0で終了。

まず、45×2の試合(2本目)のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に35番関慎之介、右に20番東伸幸、真ん中に13番中村透、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに6番影森宇京と26番松尾佑介、トップ下に11番清川大輝と39番渡辺陽、FWが33番轡田登

11分に失点。

(交代)25分:6番影森宇京、11番清川大輝、13番中村透、20番東伸幸 ⇒ 29番伊藤敦樹、34番鈴木海都、37番時里元樹、38番松高遼

36分に同点に追いつき、2本目は1-1で終了となり45×2の1試合目は、トータル1-1でした。

続いての、35×2の試合(3本目)のスタメンは以下、

GKが41番山田晃士、DFが左に38番松高遼、右に35番関慎之介、真ん中に29番伊藤敦樹、MFが左に27番新井瑞希、右に28番中塚貴仁、ボランチに34番鈴木海都と26番松尾佑介、トップ下に39番渡辺陽と37番時里元樹、FWが33番轡田登

(交代)12分:27番新井瑞希、28番中塚貴仁 ⇒ 24番堀内千寛、36番髙山大智 /  28分:39番渡辺陽⇒11番清川大輝

15分に失点し0-1で3本目は終了。

35×2の試合(4本目)のスタメンは以下、

GKが30番田桑龍輝、DFが左に34番鈴木海都、右に20番東伸幸、真ん中に38番松高遼、MFが左に24番堀内千寛、右に35番関慎之介、ボランチに29番伊藤敦樹と6番影森宇京、トップ下に13番中村透と37番時里元樹、FWが11番清川大輝

(交代)25分:11番清川大輝、37番時里元樹 ⇒ 32番川上エドオジョン智慧、36番髙山大智

5分失点(0-1)、16分コーナーキックから20番東伸幸のヘディングのゴールで得点(1-1)、20分失点(1-2)

となり、4本目は、1-2で終了。35×2の試合としては、1-3で敗れました。

昨年と同時のこのタイミングに、1年生が揃って丸坊主になっていたり、ポジションがかなり流動的になっていたため、特にB戦においては、ポジションや出場メンバーが確認しにくく(恒例の言い訳です)、誤っている可能性が高いです。

プリンスリーグの前半30分過ぎくらいから、B戦すべてを通して観戦したのですが、プリンスリーグに関しては、ようやく見る側として、ある程度メンバー構成と配置で浦和の戦い方を実践する戦いにおいては、どう味方との連携で動いて試合を戦っていけると戦い抜けるのかというベースを見出してきた中で、そのベースを踏まえて、選手のパフォーマンスや課題、そのポジションに代わった選手などの状況を見ながら、チームとしての成長、個々の選手としての成長を見て行けると考えていたのですが、正直この試合では、例えば代表選手で2名が抜けたところをという以上に、難しい戦術において、随分、公式戦で試していないようなポジション変更を課している部分が見受けられてしまったため、どうこの試合を考えて良いのかが、また難しくなってしまいました。

ただ、部分的なところで言えば、やはり14番邦本宜裕は、一つ下がった形の方が、生きること、19番松澤彰が高いパフォーマンスを維持できているため、投入された時には、そこで収めて組み立てができることなど、チームの準備段階でこちらが感じていた好要素を感じることはできました。

いずれにしても、ちょっと守備を意識させすぎているのではないかということは気になります。攻撃の選手でキープ力、テクニックがある選手にパスが入った時に、通常であれば、距離を考えて次の攻撃をテンポよくするために、味方はその次を考えてその選手の近い距離に1人は動くものだと思うのですが、それがプリンスリーグの試合では少なく、受けた選手が相手ディフェンダーのプレスで奪われた時に、こぼれ球に反応しようとする選手がいないなど、連携面でこんなに、ちぐはぐしていたかな~という場面も多く見受けられました。

表面的には、代表選手がいなかったからとか、戻ってくればとか、そう見られがちかもしれませんが、そういう部分とはやや違った違和感を今年も少し感じてしまっているというのが本音です。

相手を研究することは必要ですが、スカウティングが、自らが感じていた良い手応えを上回ってしまう結果が、この試合だとすると、少し怖いですね。

だからこそ、この日のB戦まで含めた試合をトータルで見た時には、B戦の3本目あたりが、もっとも、攻撃において良いイメージを得ることができた試合でした。

公式戦も含めて、チームを作っていくことは、まったく悪いことではないと思うのですが、ここまで崩す必要があるのかなという感想も持ちつつ、ゴールデンウィークは、ジュニアユースのプレミアカップ観戦で大阪にしばらく足を運ぶため、次節の桐光学園高校は観戦できないのですが、心配は杞憂に終わりましたとなれば良いなと思います。

 

さてさて、話は変わりますが、B戦の35×2の試合では、浦和レッズジュニアユース出身で前橋育英高校に進んだ新井克之が右サイドバックで出場していました。

相手チームの状況は、よくわからないものの、プリンスリーグの試合からトータルで見ていて、昨年の手ごわかった前橋育英高校のやっていたような攻撃を何度も見せて来たのは、B戦の35×2の試合であり、このメンバーが絡んできた時の前橋育英高校は手ごわそうだな~と思いつつ、その中で躍動していた新井克之の活躍も楽しみにしたいと思います。

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↑前橋育英高校に進んだ新井克之

 

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/30 第17節 – 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 3-4敗戦

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年11月30日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

スタートがフワッとしたここ最近では珍しい試合。以降は、浦和が最近良かった流れもありつつ、やや悪い時期の部分も顔をのぞかせる。

後半途中からは、良くも悪くも、今年の浦和の勝負の仕方が出ていた。こういう気持ちの入ったやや諸刃の戦い方は嫌いではない。ただ、点の取り合いで敗れた。

最終節、思いっきりやりきってやろう!

以上。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/24 第16節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-1引き分け・・・Jユースカップからの継続

法典公園(グラスポ)2013年11月24日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップの中断期間を経て、プリンスリーグが今週末より再開されました。

現在9位の浦和レッズユースにとって、順位のみ見れば残留争いで、勝ち点を積み上げることのみが重要になることは、誰でもわかることなのですが、前回のブログでも触れたように、現在のプリンスリーグは、レギュレーション的に、プレミアリーグへの昇格チーム数やプレミアリーグから降格してくるチーム数によって降格枠数が変わるので、あまり考えてもキリがないと思うんですね。

どちらかと言うと、Jユースカップで始まったチームとしての積み重ねの中での手応えをどれだけ自信に繋げて、流れを引き寄せられるかだと思っています。3つ順位を上げても降格することもあれば、今の順位でも残留する可能性もある。プリンスリーグの2部が廃止になる関係で、プリンス2部より下の都県リーグから1チームが2つ飛んでプリンスリーグに昇格になるとか、逆に言えば、現行で言えば2つ下に一気に降格になる不思議なレギュレーションになるっぽいのですが、自力で5位に以上にならない限りは、既に他力。もう、複雑で考えるだけで頭がこんがらがるので考えるのは止めようかと。

たぶん、運よく勝利して勝ち点を積み上げるよりも、確実な手ごたえを掴んで行く方が結果的には良い流れが舞い込んでくるような気もするので。浦和レッズユースにとっては、正直なところプリンスリーグに残留するか降格するかではなく、育成としての機能が正常に働くようになるかどうかの方が重要な気持ちが強かったりしますので。

ごちゃごちゃ言っても仕方ないので、試合の話に移ります。

今日は、浦和サポーターの友人で、たまにユースに足を運ぶ方が試合を観戦に来てくれたので、毎試合基本的に見ている私たちとは、別の感覚での浦和レッズユースの今日の試合の印象を聞くこともできました。その辺は、最後に書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に3番森亮太、右に16番小木曽佑太、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に2番細田真也、ボランチに14番斎藤翔太と4番茂木力也、トップ下に10番関根貴大と23番安東輝、FWが7番広瀬陸斗

となります。

まず・・・輝ごめん!また、安東が安藤にしばらくなってた!ちょうど、Jユースカップ前くらいにPC買い換えたら、なんか、そうなってた!許してくれ!

さて、許してもらったところで進めますw

対戦相手の市立船橋高校と言えば、プレミア時代に浦和レッズユースが苦手としていた流通経済大学柏高校を破って選手権出場を決めたとか、とにかく強い下馬評ばかりが目立っていましたが、正直なところ、浦和レッズユースが、ここ最近の良い部分での安定感を見せた戦い方を見せる中で、逆に相手は、こんな戦い方だったかな?こんなものだったかな?と思うような序盤からの印象でした。

こちらが、いわゆる前線からのプレスがほとんどなく、中盤で浦和がパスを回しやすいようなイメージと、ロングボールで裏に抜け出すような狙いを相手は持っていたのでしょうが、その精度も思った以上に低い印象でした。

それでも、ポイントポイントでは鋭く仕掛けられることでポストに当たるような危険な場面もあったりはしましたが、浦和もサイドをうまく使って攻撃を仕掛けることができていました。

2分には、右サイドから2番細田真也が攻め上がりシュートまで持ち込みます。6分には、16番小木曽佑太のロングフィードからの仕掛け、9分には、23番安東輝からのパスを受けた10番関根貴大がシュートまで持ち込む形も作ります。

ただ、前線での崩しの形には、まだまだ課題があるようで、中盤から後ろでのパス回しや展開、逆に守備の場合のプレスのかけ方なども、かなり効果的に行えるようになっていたと思います。仕掛け、シュートなどはあるものの、相手にとってピンチと言えるほど大きなチャンスと言える形がなかなか作れないという印象もありました。

11分に、4番茂木力也が中盤でインターセプトに成功し、2番細田真也とのパス交換で前線に抜け出し、10番関根貴大につなげてシュートまで持っていきます。

20分くらいまでの浦和の攻撃の形を見ていると、4番茂木力也がうまくパスを捌く役割として、両サイドに供給して機能していたと思います。

浦和にとって、おそらく最初の決定的なチャンスは、33分。10番関根貴大がドリブルで持ち上がり、ゴール前に駆け込む7番広瀬陸斗にグラウンダーで強めのパスを供給し、合わせるもボールは浮いてしまい枠をとらえられず。しかしながら、惜しかったです。

35分には、16番小木曽佑太からの右から左前線の22番荒木聡太へのロングフィードがきれいにとおり、サイドから攻め込みます。

やや浦和ペースで試合が進む中で、前半終了間際に、浦和が先制します。細かい展開は確認できなかったのですが、14番斎藤翔太の浮かせた裏へのパスに4番茂木力也が抜け出して落ち着いて決めてゴール。浦和が1-0とし、前半は1-0で折り返します。

守備のところでは、厳しく来る相手ながら、思った以上に浦和の中盤から後ろに対してはあまりプレスをかけて来なかったため、抑え気味にやっているのであれば、1点取れば変わるかもと思っていたため、先制して迎える後半に相手がどのように来るのかは興味深いものがありました。

後半のスタートは、当たり前と言えば当たり前なのですが、相手が同点に追いつくために人数をかけて攻める時間帯となり立て続けにセットプレーのチャンスを与えるなど、浦和にとっては耐える時間帯となります。この相手攻勢の時間を耐えきったところで、確認してみましたが、やはり、あまり相手は高い位置からはプレスをかけてくることはなく、徐々に浦和もペースを取り戻し、浦和が攻撃を仕掛ける回数も再び増えてきます。

4分には、16番小木曽佑太が右サイドからドリブルで持ち上がり、クロスを上げてチャンスを作ります。

6分には、カウンターの形で18番関口亮助からのロングパスを7番広瀬陸斗が10番関根貴大に落とし、10番関根貴大が相手のプレスを受けながらも粘って突破しようとしたところを倒されてフリーキックのチャンスを得ます。

10分には、右サイドからの2番細田真也のクロスを22番荒木聡太がヘッドで合わせるも枠をとらえられず。

14分には、23番安東輝から、右サイドを走る2番細田真也へタイミングの良いパスが通ると、ペナルティエリアの中に向かって10番関根貴大、左のファーサイドから7番広瀬陸斗と2人が駆け込む中で、手前の10番関根貴大に合わせたパスを狙うも惜しくも合わせきれず。

15分前後には、3番森亮太が中盤あたりからゴール前に強めのボールを入れるなど、工夫を加えるも味方とわずかに合わず。

浦和の後半の大きなチャンスは25分。フリーキックのチャンスから23番安東輝の直接狙ったボールをキーパーが弾き、2人ほど詰めていたものの、運悪くその2人がいないほうにこぼれてしまい、押し込めずでしたが、かなり大きなチャンスになっていました。

31分に23番安東輝に代えて13番條洋介が入ります。

34分には、14番斎藤翔太が思い切ったミドルシュートを放つも枠をとらえきれず。

37分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

試合も残り10分ほどになったところで、相手がより前がかりになって前線の個人技のある選手に預けて仕掛けるような形が増えて、受ける形が増えた中で、アディショナルタイムに入るかというところで混戦状況の中から押し込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれます。

その後、22番荒木聡太に代えて27番邦本宜裕、2番細田真也に代えて12番松澤彰を投入するも、試合はそのまま1-1で終了となりました。

悔しい引き分けとなりましたが、おそらく今日の試合を見ていた方であれば、プリンスリーグを中断していた1か月間に驚くほど浦和レッズユースが成長している様子が感じられたと思います。

中断前最後のプリンスリーグから久しぶりに今日の試合を見た友人は、人もボールも良く動いていて良いサッカーになっているというニュアンスの話をしていました。

相手が前がかりに力強く得点を奪いに来た時の、失点は続けての課題となっていますし、考えられる余地もあると思いますが、確実にチームとしては前進しています。

残り2試合を考えた時には、最後に追いつかれたしまったことを考えるよりも、自分たちが掴んでいる手応えに自信を持って、続けていくことができるかどうかがカギになって来ると思います。

さて、運に左右される今節の流れを見てみますと・・・、まずプレミアからの降格チームに関しては、関東からは1チームの可能性が濃厚になりつつありますね。そうすると、プレミア参入戦で3チームとも上がった場合は、最下位のみ、2チームの場合は9位まで、1チームの場合は8位まで、1チームも上がれない場合は、7位までが降格になる流れですかね。

あ~、なんか計算するのめんどくさいです。

そんなことで、カリカリして、見る側も一部はピリピリしてしまっている様子もありますが、Jユースカップからの積み重ねられているものを、崩さずに、どこまで積み重ねていけるかを大事に戦ってほしいです。

すごく良くなってきていますから。

さてさて、今日は、1か所で3試合分の試合観戦ということで、この試合の後に練習試合が計4本行われました。

簡単に触れておきますね。出場メンバーなどから考えると、2試合x2という解釈で良いと思います。

練習試合第1試合(45×2)のスタメンは以下、

GKが1番大川圭為、DFが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、真ん中に6番吉原大、MFが左に29番川上開斗、右に21番小島良太、ボランチに13番條洋介と17番勝野瑛、トップ下に28番新井瑞希と27番邦本宜裕、FWが12番松澤彰

となります。

前半は、13分に12番松澤彰の見事なアウトサイドで狙ったシュートでゴールし先制、1-0にするも、直後の14分に相手にもペナルティエリア外からの見事なシュートを決められ1-1となり、前半を1-1で折り返します。

後半は、10分に右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスをペナルティエリア内まで上がってきていた17番勝野瑛が決めて2-1とします。

26分に、13番條洋介に代わり26番松崎洸星が入ります。27分に、再び右サイドを抜け出した28番新井瑞希からのクロスにニアに入った12番松澤彰が合わせてゴールし3-1。

直後に1点返され3-2とされるも、33分に、右前線に抜け出した21番小島良太が、相手の股をぬくパスを通し、そのパスをスペースで受けた19番橋岡和樹が折り返し、パスを受けた27番邦本宜裕が落ち着いて切り替えしてシュートを決めて4-2。

結果、4-2で勝利となりました。

第2試合(おそらく、こちらは40×2本)のスタメンは以下、

GKが18番大川圭為、DFが左に32番石井康輝、右に33番上野文也、真ん中に35番中塩大貴、MFが左に45番清川大輝、右に39番中塚貴仁、ボランチに26番松崎洸星と44番長嶋巧、トップ下に31番中村透と40番松尾佑介、FWが24番倉本隼吾

となります。

簡単に言うと、この第2試合は、選手が生き生きとプレーしている印象があって、凄く楽しかったです。特に、44番長嶋巧に至っては、一応ボランチのポジションでスタートしつつも、センターバックに降りてきたと思ったら、気が付いたら最前線まで上がっていたり、声も良く出ているし、選手にある程度伸び伸びとやることを前提に、その中で、やり過ぎたら、お叱りを受けるような、基本的に、自ら考えさせるような感じで、でも、基本的にはサボらせないというか、色々な意味で、見ごたえがありました。

得点経過自体は、13分に、45番清川大輝が見事な抜け出しから持ち込んでシュートまで決めきって1-0としつつも、後半の終盤にややチームに疲労が見えだして対応が遅れだしたところで、同点に追いつかれて1-1で終了となりました。

交代は、前半30分に26番松崎洸星に代えて、普段はゴールキーパーの杉本広貴が36番をつけてセンターフォワードでプレーしてましたね。ユースでは、練習試合でもあまり見ない風景なので興味深かったです。また、ハーフタイムに、18番大川圭為に代わり18番高須雄大というどう番号交代もありました。

この第2試合には、ブクメが思う育成に大事なものが詰まっていたな~と思いつつ。

色々な内側にあるものは私には見えませんので、どうしようもないですが、公式戦を戦っているチームも、高い水準になりつつありますし、通常であれば、何かモチベーションが保ちにくく、大味な試合になりがちな、練習試合の迫力も魅力もすごかったので、今日は、同じ場所で3試合じっくり、すべて集中して見すぎてお腹いっぱいです。

とにかく、あとにも先にも残り2試合。言えることは、良いと思えることを大事に継続して上積み。それだけです。

ではでは。

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おまけの写真です。

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/09/22 第14節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-2引き分け・・・今日の流れが次に活かされない可能性

前橋育英高校高崎グラウンド2013年9月22日

どうも、浦和サポブクメです☆

日曜日は、11時からユースのプリンスリーグ、vs前橋育英高校戦から、午後は15時から(間に合わなかったですがw)のジュニアユースの関東U15リーグvs鹿島アントラーズつくばジュニアユースの試合に足を運び、割と運転で疲れた模様で、家に戻ってから少し休憩と思ったら爆睡・・・まあ、言い訳なのですが、月曜日の早朝からブログを書き始めております。

言い訳が済んだところで、まずはユースのプリンスリーグ、vs前橋育英高校の試合について書きますね。

最近は切り替えようと思ってもどこか何かに不満を常に抱えた状態で足取り重めにユースの試合に足を運ぶようになっている自分に嫌気がさしつつも、選手にとって心境ははどうかは知れずでしたが、今日は、ユースの1年生の大半が坊主頭になっているのを見て、試合前に少し和ませてもらいました。

さてさて、前節での消極的采配が結果的に逆転負けと言う流れにまでつながってしまった中での中2日での戦い。順位表の上では、現在首位の前橋育英高校が対戦相手ということで、万全の状態でも簡単な試合にはならないということが容易に予想される試合でしたね。

ただ、印象としては、木曜日に対戦した山梨学院大学付属高校に比べると、組織的にはレベルの高いサッカーではあるものの、攻撃陣の迫力で言えば、木曜日よりは集中して守備の連係が取れていれば守り切れた相手だったかなという気もする相手だったようにも感じます。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に6番吉原大、右サイドバックに19番橋岡和樹、真ん中に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に7番広瀬陸斗、ボランチに17番勝野瑛と13番條洋介、トップ下に14番斎藤翔太と9番小川紘生、FWが27番邦本宜裕

となります。

前節の試合で、退場になった4番茂木力也は出場停止(わざとじゃないのに一発退場ハンドを取られて悔しそうな表情をしていましたね。)また、前節センターバックのポジションに戻り、安定したプレーを見せていた5番齋藤一穂がスタメンから外れていたり、このタイミングで再び3バックになったり、やはり毎試合読めない采配は見事ですねw 選手も適応能力が身に付きますね。

あと、前節後半に負傷した10番関根貴大は、復帰まで時間はかからないようですが、今日の試合ではベンチにも入っていなかったと思います。

ようやく涼しくなってきたここ最近ですが、今日は晴れて試合の時間帯は結構熱い状況下での試合となりプレーする選手にとっては、かなり消耗度の大きい試合になったように思われます。

前半は、スタートから相手にボールを回される回数が多くなる中で、浦和は3バックというより5バックのような形になるケースが多く、加えてバックラインと中盤、前線の距離が開いてしまったりパスの意図が合わないというケースが多く、相手の攻撃をバックラインで止めた後も、次の攻撃に転じたところでのパスを相手に狙われて奪われてしまうケースが多くなり、リズムがつかめない印象がありました。

ただ、回数は決して多くないものの久しぶりに前目のところでスタメン出場した14番斎藤翔太にパスが入った時には、前線での攻撃がスムーズに展開されやすい状況にはなっていたように感じられます。

ポイントポイントでは、良い部分は見つけられるものの、やはり前半の浦和には混乱が見られるケースが多くあり、守備陣のところの連携も、いつもと勝手が違うところなども含めて、混乱が見られる中で、しっかり相手にそこを突かれて、決定的な場面を作られる場面も決して少なくはなかったと思います。

そうした中で、前半11分に失点し、0-1とビハインドを背負う形になります。

浦和の攻撃としては、27番邦本宜裕からの仕掛けからもう一人が絡んでというケースが多く、そこに加えて14番斎藤翔太が上手く経由されたときの攻撃では、チャンスになる形が比較的多くありました。

また、前節右の中盤で攻撃的なプレーでかなり相手ゴールを脅かすプレーをしていた19番橋岡和樹は、その流れが汲まれないバックラインでの起用に再び戻りましたが、前半はそんな中でも7番広瀬陸斗のワンツーからサイドを攻め上がっていく場面を1,2回ですが作っていましたね。

個々のドリブルでの仕掛けなども結構相手守備陣にかかることが多かったものの、何度かそれが実ってゴールに近いところまで持ち込むことは浦和にもできていたものの、前半は得点を奪えず0-1でハーフタイムを迎えます。

前半やや気になったのは、以前にも触れたことがありますが、パスの出し手の意図、受け手の意図がずれて奪われるケースが多かった中で、出しても受けても、何も主張しないケースがほとんどだったことなんですね。こういうところも、試合の中で選手同士でコミュニケーションをとって行かないと、やはり連携部分は深まりにくいのかな~と思います。

さてさて、後半開始から14番斎藤翔太に代わり11番進昂平が入ります。

同時に、前半の難しい時間帯にもほとんど指示が無かった監督にもなぜか急に後半からスイッチが入ります。指示と言うよりは、「戦え」という意味でのスイッチが。かなり、前半後半の差が大きく、未だにこれに関しては、謎が多いです。

ブクメも、観客席が落ち着かなかったので、前半終了と同時に席を立ち、後半は浦和の攻撃する側のゴール裏に移動(ゴール裏とは言っても、金網+ネット越しで道路に面した外から見るという木曜日の与野八王子グラウンドと同仕様というだけw)して、気持ちを切り替えて観戦。

前後半の色々な変化で、何か見える景色も選手の攻撃的な部分も何かスイッチが入ったように感じられ、正直後半の位置からは、浦和が攻められた場合の状況は、あまり良く見えない位置になり、純粋に攻撃している時に、その攻撃に対して集中して応援できるようになったというか、実際に後半立ち上がりから、浦和が相手を押し込むようなプレーも多くなり、後半は、まったく別の試合になったような印象でした。

チャンスが増える中で、相手ゴールに近い位置でのフリーキックも増え、よりゴールに迫るプレーも当然増えたわけです。

その理由の一つが、27番邦本宜裕のところでボールが収まる回数が多くなったことや、シンプルに活かされる動きを11番進昂平が務めたことが大きかったように感じます。

21分に13番條洋介に代えて23番安東輝が交代で入ったように暑さの中で、疲労がたまってくる時間帯で、攻撃陣もフレッシュな選手を投入しながらより得点を狙う形が作られていきます。

そして、浦和にとって待望の得点が25分に入ります。

中盤の高い位置でパスを受けた27番邦本宜裕がキープしながら、左から駆け上がる11番進昂平に絶妙のタイミングでラストパスを通し、このチャンスをしっかり11番進昂平がものにして1-1の同点に追いつきます。

この同点ゴールの直後に相手に決定的な形を作られたものの18番関口亮助がタイミングよく飛び出してこのピンチの場面を防ぎ、流れとしてはより浦和に傾いていくかに思われたものの、35分に遠くて細かくは見えなかったものの、おそらく前半の失点と同じような形でもったいない失点を喫してしまい1-2と再びリードされてしまいます。

そして、ここで夏のクラセンのサンフレッチェ広島戦に足を運んでいた方であれば、記憶に強く残っていると思われる、延長戦の攻防の時に効果的だった交代が行われます。

38分に22番荒木聡太に代わり、24番東伸幸が入り、前線に高さを加えます。シンプルに高さを生かした形でのパワープレーでしたが、24番東伸幸が求めらえるポストプレーをしっかり高確率で成功させ、ここから11番進昂平が飛び出していくなど、より得点に近いプレーが増えていきます。

42分には、17番勝野瑛に代えて16番小木曽佑太が投入され、16番小木曽佑太も前線に入ります。

前線に2人の長身選手と、彼らが体を張った時のこぼれだめに11番進昂平が反応する形、そこに加えて、一つ下がって中盤の位置で供給役になった27番邦本宜裕のプレー精度も高く、残り時間は相当迫力のある攻撃が展開されます。

そして、後半アディショナルタイムに入ったところで、24番東伸幸の落としから11番進昂平が抜け出して、やや難しい角度ながらしっかりゴールを決めて2-2と土壇場で試合を振り出しに戻します。

この後、7番広瀬陸斗に代えて15番清川大輝を投入して間もなく試合は終了となってしまったものの、この終盤の時間帯の攻勢を考えると、あと5分残っていれば、浦和が逆転することも十分可能だったと思います。

結果の2-2は、リーグでおかれている状況を考えれば、十分な結果ではありませんが、今日は、選手が最後まで戦えるような采配をしてくれて、実際に選手も戦ってくれていましたし、悪くはなかったです。

そして、浦和の育成は、こういうところをもっと重視してほしいのになと感じる部分も強くなりました。

浦和レッズには、積み上げてきたチームの戦術と言うものはありませんが、一貫して浦和のサポーターが求めてきた要素だけは、積み上げられてきたと思うんですね。それが、こういう部分なのかなと。

試合はあまり最近見ていませんが、興梠選手のインタビューで見かけたような、「浦和のサポーターは、得点以外の、球際で頑張ったり、そういうプレーを認めてくれる」というようなニュアンスの言葉に象徴されているというか、唯一浦和のサポーターが一貫して求めている選手の形というものがあると思うんですね。

きれいなサッカーや戦術も確かに重要ですが、やはり浦和の育成を冷静に見つめて見た時には、前提として、その部分が必要になると思うんですよね。

未だに表面的なところで、今のユースの1年生に対して、昨年のジュニアユースでの苦戦のみを見て、その乗り越えて得たものを見ずに、弱いと語る人がたまにいますが、今日、その結果を生み出し、前線で力強くプレーした東伸幸と小木曽佑太が今、こういう頼もしいプレーを1年生の段階から見せることができているのは、今の浦和のユースの育成に足りない要素を、昨年の段階で得ることができたからだと私は思っています。

こういう要素を最も大切にし、そこを崩さないように次の段階で戦術に移っていくようになれば、もっともっと浦和の育成は、魅力的で、強い選手を生み出せると思うんですけどね。

その部分を強く主張しつつ、既にクラセンで一つの武器として、今日の後半のような形に手ごたえを感じていたのは、誰が見ても明らかであったにもかかわらず、直後から、なかったかのごとく、また一貫性のない起用采配に戻ってしまった今年の特徴からも、今日は再び手ごたえを感じ、でもまた次は、大幅に色々なことが変わってしまう、今日の流れが次に活かされない可能性を常に考えてしまう、それに慣れてしまっている(悪い意味ですよ)自分が少し怖いですが、今度こそ、活かされるように願います。

まずは、身近な木曜日と日曜日の2試合での高要素が活かされますように!

ではでは。

・・・前回の前橋育英高校戦の時同様に、試合終了後間もなく、ジュニアユースの試合に移動したため、この後に練習試合が組まれていたのですが、またもや見られずw

どんな試合になったのか、気になります。

前橋育英高校高崎グラウンド2013年9月22日前橋育英高校高崎グラウンド2013年9月22日前橋育英高校高崎グラウンド2013年9月22日

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おまけの写真。