高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/07/02 浦和レッズユースvs京都サンガFC U-18 1-2敗戦・・・誰に頼れば良いのか

どうも、ブクメです☆

昨日の試合終了後に、車を走らせ自宅に向かっていた途中に、タイヤがパンクしました。色々なつらい思いなど、私の車のタイヤが引き受けて、はじけたような状況であれば良いなと思ったり思わなかったり。

前節の試合のブログでも触れたように、期間が空いて1試合だけ見ただけでは、わからないことが多いので、久しぶりに2週連続で見られる機会を持つことができたので、前節と同じような流れが続くようであれば、その辺りに触れようと思っていたということで、その辺りを触れます。

要するにレポートというよりは、感想文になります。

プレミアリーグという大会を追いかけるのではなく、浦和レッズユースというチームで足を運ぶ試合、チェックするリーグ、大会を決めるというような生活をしているので、長年のプレミアリーグの変化というものは、あまりよくわかりませんが、単純に過去の浦和レッズユースのプレミアリーグ初参戦の時に感じていたのは、アウェイで勝つのは難しいなという部分から考えていくことが多かったと記憶しています。

ただ、現在のプレミアリーグでは、そういう部分が強いかどうかは、全体を見ても良くわからない印象があります。

実際、日曜日の試合でも、アウェイだから戦いにくいというよりは、相手にわかりやすい個性を持った代表クラスの選手がいて、その選手たちに苦しめられて後手後手に回るという展開になったのは、別にアウェイだからと言うことではないと思いますし。

前半と後半の終了近くの失点、その時間帯に決められる力もあるが、決められてしまう弱さもある。相手に研究されているであろう、失点しやすい形をどのように選手に伝え、どのように修正しようとしているのかなと思う部分もあります。

この試合の13番白土大貴が決めた得点までの流れは見事でした。右サイドバックに入っていた4番橋岡大樹が後半は、やや高めに位置する形でその攻撃の意識からの10番シマブク・カズヨシを経由してのテンポ良い形から、13番白土大貴が追い越して抜け出すという、おそらく相手からしたら聞いていたのと違う工夫のある攻撃があったことで、見事なゴールが生まれました。これが、指示だったのか、選手の判断なのかも気になるところですが、それ以外のところでは、やはり気になるのは、このチームには、選手自身がイメージして工夫して生み出すような面白さが、どんどん奪われて行っているような気がします。

前節も感じた、今節も感じたのは、見ている人や、対峙する相手選手が、考えられるプレーになってしまうケースが多いということ。シンプルな対応が必要な時も当然サッカーには多いですが、ここに来たら、こうするだろう、思った通りのプレーになってしまうことが多いように感じられます。選手の能力が信用されていないのかな、と正直思ってしまうレベルです。

極端な言い方をすると、浦和レッズユースのように、各地から能力の高い個性の強い選手が集まってくるチームなのに、いわゆる、個々の力は低いけど、それでも勝てるチームにするために、誰でもそのポジションでそういうプレーをすれば、チームとしてのバランスが崩れずに、リスクを少なくして、強い相手とでも戦えるようなチーム作りをやっているような。

また、難しい展開になった時に、信頼できるポイントがどこにあるのかも明確ではないようにも感じられます。試合を落ち着ける、試合を変える、リーダータイプの選手を置こうとしないということもあるのかもしれません。こういった場合は、大人の側が、そういう役割をできれば良いのかもしれませんが、そうなっているようにも感じられません。相手の責任にするような発言が多すぎるので、選手がそうした方が良いと思ってしまうことも下手したらあるのではないかというレベルに。

あとは、切実に気になっているのは、育成機関として、誤った教育方針、大人として、絶対に言ってはいけないような言葉や態度を当たり前のように高校生である選手に見せてしまっているのではないかなという心配もあります。

時折見せる、今回の得点のようなプレーだったり、選手が開き直って見せた、そういう選手数人の考えがピタッとはまった時に見せた時の今は、数多くないものの、輝きのあるプレー、見ている側に伝わるプレーが、唯一の救いなのかなとも感じます。これが増えるのか、より消えて行ってしまうのかは、わかりませんが。

選手の能力の問題ではない、どの選手が悪いからとか、そういう問題でもない状況に今は直面してしまっているのかなと思います。おそらく、ここを乗り越えるのは、選手全員で考え、チームになっていく方向性を自らで見出していくことができるかどうか、大人が作る雰囲気にのまれないように、どこまで選手が大人になっていくか(大人になるというのは、従うことだけではありません、考えてみてください。)

私もそうですが、大人になり、歳を重ねていくと、自分の嫌な部分が理解できていても、本当に直せません。もう、医学的な治せませんのレベルに意識で直せないことに、いら立ちを覚えることもあるくらいです。

そこを抜け出せれば、きっと良い方向に流れていくと思います。選手個々が頑張っていない、頑張れていないとは、少なくともサポーターは誰も思っていません。ただ、その頑張りを活かす環境が少ないというのは事実のようですから、誰かに責任をとらせるような雰囲気にならないようにしてください。選手同士で話し合う機会を多くしてください。たぶん、今は、もしかすると、言われることをそれぞれがやることで精いっぱいになっているかもしれませんが、そこもチームで話し合うようにしていくことで変わっていくこともあると思います。

あまり力になれなくてすみません。

再び帰国できる可能性があるのは、クラブユース選手権のグループステージ最終戦からになると思います。何試合見られるかは、わかりません。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに17番大城螢、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半28分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半33分⇒19番甲斐崇史)、FWが左に20番長倉幹樹(後半39分⇒16番二見健太)、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

浦和レッズユースの得点。後半9分13番白土大貴

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/06/25 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 2-2引き分け・・・今日は、良いところだけ考え、来週見て考えます。

どうも、ブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの試合を清瀬内山公園サッカー場で観戦してから、レッズランドに移動して今度は、ユースのプレミアリーグ観戦になります。

芝が良くなったレッズランドの天然芝グラウンドの一面が公式戦でレッズランドが利用される時には、使用されるようになりましたが、ホーム側のゴール裏扱いのところには、細かい目のネットが高い位置までありますね。なんとなく、ホームなのに距離を感じます。個人的には、土手側で見る時の方が、ホームで近い距離でサポーターという意識で応援しやすいかなと感じたりします。過去のプレミアリーグでは、観客もネットの中まで入って見られるような作りをしてくれている時もありましたが、そういうことも特にないようですね。

そういう方針なのでしょう。

前回観戦したのが、5月最初の大宮アルディージャユース戦だったので、約2か月ぶりの観戦ということになります。2か月というのは、サッカーで言えばかなり長い期間でその間に色々な変化もあると思います。たまにしか見ないのに何がわかるという状況が私の今になります。正直、入ってくる情報など含めても色々思うことはあり、そういうところを心の内にしまってみるというのは、なんというか心苦しいものもあるのですが、幸い来週のプレミアリーグの観戦もできる予定なので、2週連続で見たところで、総合して感じたところは書ければ良いかなと思っています。

進路とか、考え方とか、逆境とか。選手にとっては、今いる場所が基準になってしまい思い悩んでしまうものですが、サッカーの世界は多種多様で果てしなく広いです。今いる世界は、本当に小さな小さな一部分です。進路などで悩んでいる方がいれば、私が少し前にアップしたインタビューの記事も、もし読んでいなかったら、読んでみてください。もう少し色々なことが落ち着いてきたら、またご協力いただける方にインタビューを取らせていただき、追加していきたいと思っています。

さてさて、なので、今日の試合は、良かった部分を少し書くだけにします。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに15番北村龍馬、右サイドバックに4番橋岡大樹、センターバックに17番大城螢(後半35分⇒19番甲斐崇史)と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に13番白土大貴(後半21分⇒22番佐藤陸人)、右に2番池髙暢希(後半40分⇒16番二見健太)、FWが左に20番長倉幹樹(後半45分⇒23番清宮昴大)、右に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒34番清水哲太)

となります。

前半は、0-0

後半10分、失点0-1

後半38分、19番甲斐崇史の得点で1-1

後半43分、4番橋岡大樹の得点で2-1

後半45分、失点2-2

負傷者も多いと聞いています。

バランスという点で考えた時に前半は、7番弓削翼がかなり利いている印象で、ボールを持っている選手に対して良い距離に入ってパスを受けて捌くというプレーによってチームのリズムが生まれていたと思います。

攻撃面では、よりゴールに近い右の中盤のポジションに入っていた2番池髙暢希のゴールを意識したプレーで相手にとってかなり危険な存在になれていたと思います。26分の5番関大夢からのロングフィードで直接キーパーと2番池髙暢希が競り合った時だったり、ドリブルで仕掛けて良い位置でFKをもらえたり、抜け出して良い形でパスをもらってシュートまで持って行ったり、かなり攻撃面で存在感を見せていました。

20番長倉幹樹は、相手に有利だと思われるパスでもキープできたりするプレーは期待通りに多く見せてくれていました。ただ、パスの入り方が、相手にとっても想像しやすい形で入ってくるケースが多く、受けた後に対応されてしまうことがあったので、より特徴の生きる位置へパスを出せるような選手が出てくると、割と得点を量産できそうな雰囲気がありました。

10番シマブク・カズヨシの運動量とドリブルでの仕掛けは、この試合でも効果的で試合の終盤までその気迫のこもったプレーは続き、結果的に後半の同点ゴールの場面は、シマブク・カズヨシの相手ディフェンダーへのチェイスからインターセプトに成功し、ペナルティエリア内に走りこんだ19番甲斐崇史にパスをつなげることができたことで生まれている。ただ、シマブク・カズヨシも、足元でもらってから仕掛けるような状況になってしまいやすく、活かしてくれる選手がいると、もっとゴールに向かったプレーで脅威になれるのになとは思います。

得点を決めた19番甲斐崇史は、ゴール後まっさきに控えのメンバーのところに行って喜んだのが印象に残りつつ。高さはあるものの、高さを生かしたプレーよりは、細かいプレー好むように見える中で、この試合では、その細かいプレーで角度のないところから、ゴールを決めていたので、これがどう評価されるのかが興味深いです。

サイドバックでのプレーでは、クロスなどの精度の部分で課題は残るものの、セットプレーからのゴールという形で存在感を見せた4番橋岡大樹。

ボランチ適正(なのかな?)の17番大城螢もセンターバックの位置で安定した守備ができていましたし、3番大西翔也も以前見られていた思い切りの部分が少し見られなかったような気はするものの、バランスを取るプレーができていたと思います。5番関大夢は、センターバックとしての存在感が出てきましたね。聞き間違えかもしれませんが、競り合いの時に気合で大声を出していたように聞こえた時には、お!と思いました。相手のあたりの強い選手との競り合いが多かったですが、ここでもしっかり戦えていました。

左サイドの13番白土大貴と15番北村龍馬は、得点が必要と思われるときにゴールを狙いに行く姿勢が見えていました。特に失点後の同点ゴールが必要な場面で、15番北村龍馬が高めの位置まで上がってシュートを放った場面など印象に残っています。

2失点に関しては、誰の責任というよりは、ペナルティエリア内での一つ経由された時の逆サイドを空けてしまう傾向があり、そこに決まりごとのように走りこんできていた選手に同じように2点取られたことに関しては、修正した方が良いですね。

・・・なんだか、文章が無機質になっているような気がしますね、すみません。

ということで、来週の試合、楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/05/06 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・個性が活きず戦術に負けるのは、本当に悔しい

どうも、ブクメです☆

一時帰国しており、6日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催された浦和レッズユースのプレミアリーグvs大宮アルディージャユース戦に足を運びました。

開幕戦に足を運んでから、およそ1か月空いての観戦になります。開幕戦勝利の後、数字上は接戦ながらも、勝利から遠ざかって迎えたダービーという流れですね。

スカパー放送などもあったようなので、細かい情報はあまり必要ないかもしれませんが、簡単に試合の情報を書いてから、今日の試合で感じたことを書こうと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに2番池髙暢希、センターバックに4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼(後半34分⇒5番関大夢)、左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番関根束真(後半スタート⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹、右に8番立川将吾(後半25分⇒15番北村龍馬)

となります。

序盤、相手がリズムをつかむ前に浦和ペースで試合を運ぶ時間を作ることができていました。枠には飛ばなかったものの、シュート意識も高く、11番関根束真のシュートや、10番シマブク・カズヨシのゴールを狙う姿勢を感じさせるシュートが前半5分くらいまでに何度か見られます。

相手のディフェンスライン付近でも、高い位置から8番立川将吾がプレスをかけて奪ったり、ワンタッチで8番立川将吾、7番弓削翼、10番シマブク・カズヨシと展開して仕掛ける形など相手のゴールに近い位置で仕掛ける回数は多くなりましたが、決定機を作れたかと言うと、そこまで持ち込めてはいなかったようにも感じられます。

前半15分くらいまでの時間帯で得点ができなかったところで、徐々に相手のいわゆる戦い方にリズムが出てきてしまい、そこに徐々に浦和がはまっていくような印象もありました。

バックラインでパスをつなぎ、サイド前線に放り込む、浦和の選手は追うがなかなか奪えない。見ている側としても若干その流れになると、ストレスがたまるというか、でも、戦術なのでそういうものなのですが、なんというか、そんな感じの時間帯にが前半は続きました。

相手にリズムが出てきたところで、組織的な守備をされたところを強引に打開するようなプレーがなかなかできず、サイドから仕掛けようとするも、サイドからの攻撃は、かなり相手に網に追い込まれるというか、うまくふさがれてしまい、サイドからのクロスが跳ね返されたところから反撃されるという回数も多くなってきました。

特に個々の攻撃に圧力を感じた部分はなかったので、そこまで怖さは見られなかったものの、前半28分にあれあれという形で決められてしまい0-1となります。

失点後の残り15分ほどでは、浦和が立て続けにコーナーキックを4回ほど獲得するも、これも得点につなげることはできず。

この時間帯のセットプレーからの流れでの2番池髙暢希のサイドからの仕掛けからのクロスで12番大桃伶音に合えばという場面もありつつでしたが、決められないままに、逆に前半終了間際に相手に与えたコーナーキックをきれいにヘッドですらして決められてしまい0-2という状況で前半を終了します。

後半に入り、まず出だしのところでは、また浦和が厳しく前線から行くプレーをすることで、相手のリズムを乱すことに成功している時間帯があり、その時間帯に10番シマブク・カズヨシのシュートからキーパーがはじいたところを20番長倉幹樹が狙った場面や、サイドから6番荻原拓也が仕掛けてクロスが合えばという形、4番橋岡大樹からのフィードを20番長倉幹樹が受けて、落としたところを13番白土大貴が狙うなど、前半よりも力強さを感じるような仕掛けができている時間帯がありましたが、ここで完全に流れを奪うことができなかったのもこの試合がを難しくした部分かもしれません。

その後の時間帯は、やや色々変化がありすぎて、その狙いが上手く当たれば、流れを取り戻せたのかもしれませんが、やや強引すぎる采配のように感じる部分もあったりで、結果的に、0-2ビハインドの状態を跳ね返せずに、終了となりました。

気持ちの部分も相手が優っていたという声もちらほら聞こえていましたが、決して、気持ちの部分でこの試合敗れたとも私は思っていません。ただ、雑でも良いからゴールを奪ってやるよという中から強引にみたいなプレーが見られず、サイドからの攻撃も、相手の守備の動きを考えてサイドを使うというよりは、勝負から逃げてサイドからになっているように見えたところもあり、要するに何が言いたいかというと、相手のやり方を混乱させるような、何かをこのチームでは、重要視せずにチームを作ってきているのかなという、若干の怖さのようなものを感じています。

あとは、これは、今日あった方によく話していたことなのですが、テレビ放送があるとか、プレミアリーグになってから、育成系のメディアで大きく取り扱われることが多いなど、メディアが記事を書く。もちろん、プロ予備軍ですから注目されることや取り上げられることで多くの人に知られることは、重要なのですが、メディアが作り上げたイメージと本来選手が持つ性格や特徴がやや違うなというところが割とあるにもかかわらず、そういうインタビューを受けたことで選手がそういう選手にならなければならないという意識でやってしまっている。

勝手にそんなことを考えています。

キャプテンにも色々な形がある。チーム全体に安心感を与えるような個性のキャプテン像もあれば、割とミスも多いが、気持ちとがむしゃらさを見せて、周りの選手がそのキャプテンを支えるために頑張るような構図。ロボットがやるスポーツではないですから、そこには、それぞれの性格感情が存在するわけで、その部分のコントロールが十分になされていないために、チーム全体のそれぞれの選手がやるべきことが、つながっていないように正直感じることも多いです。

相手の組織を打開するプレー、混乱させるプレーが今日は必須で、それは、大きい選手が前に出てそこを狙ってけることではなく、その適性がある選手にその役割をしっかり伝えて、困った時にそこに納められるようにする。それができる選手が、本来やるべきプレーを制御してプレーしている状況は、ややいびつに感じ、もったいなさも感じる。

そういう意味合いで、今のチームの本来の総合力が10あるうちの半分も生かされていないという現状が気になります。

開幕戦で流れを変えた、井澤春輝が怪我で不在という状況も影響があったかもしれませんが、根本的に、一つ考え直さなければならないポイントがあるとは、今日の試合を見ていて感じました。

ダービーだから負けるなよという悔しさよりも、そういう意味合いでの、しっかりそこを教えているのかなという部分のいら立ちの方が私の中では先行してしまった。

そんな、試合でした。

当初の予定では2週間滞在予定でしたが、9日には、カンボジアに戻ることになったため、明日は当初から決めていた大学サッカーに足を運ぶ流れで、来週足を運ぶことを考えていたジュニアユースが今回は、見られない、ユースもクラブユース選手権の予選の試合も1つ2つ見られるかなと思っていましたが、それも見られないため、現育成系の試合は、今回の帰国では、この試合が最後の観戦となります。

幸い、プレミアリーグが中断してクラブユース選手権の予選に入っていくので、ここまでを踏まえて、また、仕切り直しができる期間がこの後しばらく来ますよね。

そこでの変化を期待しています。

言葉がまとまっていないのは、相変わらずですみませんが、思っていることは色々書かせてもらいました。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/04/09 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・この舞台に戻ってきた!

どうも、ブクメです☆

味の素スタジアム西競技場も、高速道路をフルに使うことを考えると、圏央道~いったん下に降りて、途中から中央道を利用してというルートでかなりスムーズに行けることが分かった、いつもケチってできる限り下道で行こうと思って、そちら方面に車で行くときは渋滞でストレスを感じていたブクメですw

さてさて、昨シーズンプリンスリーグ関東で優勝し、参入戦も勝ち抜き、浦和レッズユースがプレミアリーグの舞台に帰ってきました。ブログを書くタイミングで、カテゴリにプレミアリーグ2017を加えたのですが、前回がプレミアリーグ2012ということで、実に5年ぶりですね。

浦和レッズユースのサポーターとして、2011年、2012年のプレミアリーグを幸いにも経験することができているブクメですが、この5年間でプレミアリーグもスタートした当初から随分環境や認知度、あとは、ソーシャルメディアの発展などで今日の開幕戦も、試合内容書かなくても見たい人は、映像でもしっかり配信されているし、スタジアムに足を運んだ方がかなり多くツイッターなどで情報発信してくれている。

逆に考えると、足を運べない試合が増えることを考えても、情報収集は、かなりしやすくなったんだなと安心する部分もあります。試合の全体像をそこまで書く必要がなくなる中で、本来私が重要と考えている、見えないところを見るという点では、関われる時間が減ることで、自分のブログでの役割としてどこに重点を置くのか、若干悩む部分もありますね。いや、それほど悩んでいませんが。昔も今も、自分が思うように書くことしかできないので、今後も足を運べる回数は減っても、自由に、縁があって関わることのできた選手をできるだけ、試合に出ている部分以外もしっかり見られるように、やっていければと考えています。

テンションが上がってなんとなく、落ち着かなかった開幕戦ですが、開幕戦の相手は、昨年プレミアも選手権も制覇した青森山田高校と言うことで、相手のレベルとしては十分すぎるくらい。

ブクメ個人的には、日本から離れ、観戦回数が減る中で、何試合かユースの試合を見ることはできていますが、ある程度消化試合になっていたり、フェスティバル系で相手の状況がよくわからない試合などが多かったため、久しぶりに見る、間違えなく相手もベストメンバーを組んで本気で臨んでくる大会と状況での試合で今年の浦和レッズユースの現在地、昨年からの継続と新しいチームの強さや弱さ。1試合では、測れないものの、そういう様々な要素をまず確認できる試合となりました。

・・・強風と、天気予報以上の大雨は邪魔でしたが、そのおかげで、浦和レッズユースの選手が持っていてほしい、負けたくない気持ちからのサポーターの言葉を借りる(パクリともいう)と「選手の気持ちが戦術を上回り逆転勝利」も見られました。

では、まず簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに15番北村龍馬、センターバックに4番橋岡大樹と5番関大夢、MFがボランチに3番大西翔也と13番白土大貴(後半12分⇒9番樋口颯太)、左に19番甲斐崇史(後半スタート⇒14番井澤春輝)、右に7番弓削翼、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒8番立川将吾)、右に20番長倉幹樹(後半45分⇒16番二見健太)

となります。

前半は、完全に強風に向かって浦和が攻めなければならない状況ということで、普通にサッカーで言えば、相手に有利な状況でのスタートとなったのですが、なんとなくこれまでの浦和レッズユースというチームは、歴代そういう状況で耐えて、その風を有利に生かして後半にという戦い方ではまったことがあまりないというか、確かに、プレミアリーグで強風で思い出されるのは、コンサドーレ札幌U-18とアウェイで対戦した過去に強風が影響した得点と失点があったなとか、風が明らかに試合の流れに影響を与えた試合もありましたが、でも浦和レッズユースは、どちらかというと、天候云々を活かしてという戦い方は、良い意味でできないという印象があったりします。この試合は、どうだったかというと、やはり風に苦戦して、風を活かしてという試合には、ならなかったと思います。

ただ、もしかすると勝敗を分けたところで言えば、後半途中から雨が強くなり、不規則に強風が吹くような展開でより「戦う」部分が強くなったところで、スイッチが入った選手たちとそれに触発されて全体的にいわゆる昨年の戦いでもそうだったような、ぎりぎりの戦いでの勝負に勝ってきた強さが、出たのかなとも思います。

試合の出だしは、気持ちは入っていたと思いますし、集中して入ったとは思いますが、はっきり言って、緊張感が伝わってくるような選手が多かったです。それは、相手も同様に感じられた部分で、試合としては、どちらに転ぶかわからないという拮抗した状態が続くことになります。

ただ、なんというか、これは、どういうわけか、サッカーでは、よくあることなのですが、競った時のこぼれ球だったり、クリアボールが、人に当たった時のこぼれ球だったりが、とにかく相手に良い形にボールが行ってしまうことが本当に序盤は多かったですね。

確かに、雨と風の影響は確かにあったとは言っても、はっきりしたプレーが求められるところで不用意なプレーというのも目立っていましたが、それでも、そこにこぼれるのかという不運なことも多く。

緊張感と言うか、もしかすると過剰な慎重さが生んだのが、そういう状況だったのかもしれません。

指示もあったのかもしれませんが、攻撃に厚みができないのが試合開始から気になりました。仕掛けた時に、押し上げる人数が少なすぎる。

例えば、前半12分に、7番弓削翼が中盤でインターセプトに成功し、そこから攻撃がスタートした場面。そこから、10番シマブク・カズヨシにパスが通り、仕掛けて左から中に走りこむ19番甲斐崇史にパスを預ける。この段階で、相手ディフェンダーの素早い戻りでペナルティエリア付近は、既に仕掛けるには難しい状況ができているものの、ペナルティエリア外の部分にすっぽりスペースが空いていた時に、もう1人2人がゴール前に走りこんできていれば、大きなチャンスになったという場面がありました。

結果的に、19番甲斐崇史が味方のフォローがないために強引に仕掛けた流れから、こぼれたボールが、そのスペースに行ったものの、そこに誰も走っていなかったという場面がありました。これまで見てきた試合であれば、選手の特徴的にも、ここで押し上げるために必ず上がってきたであろう選手が、カウンターのフォローなのか、思い切りよく上がってきていなかったことに対しては、若干私は怒っています。でも、前半は、無理してバランスを崩すなという指示だったのかもしれませんが。

実際、運不運で言えば、前半38分の相手の攻めからディフェンダーがクリアしたボールがディフェンダーに当たって、その軌道が結果的に相手にとっての決定機につながるパスになるような場面があったものの、ほぼ決められていたと思われるシュートが、その角度からポストに当たれば、ゴール方向に吸い込まれてもおかしくないという状況でポストに当たったボールがラインを割らなかった(クリアはできなかったものの、ここでカバーに入っていた13番白土大貴のあきらめない姿勢は良かったです。)のは、運が良かったと言えます。

チャンスを逃さず決めていく力というところでの強さが青森山田高校だとしたら、この試合は全体的にそこまで強烈な個が際立って出せている選手もいなかったのですが、前半42分にややはり時間帯と決める力というところでは、勝負所でチャンスの時に隙を見せると、そこを突く力はさすがだなと感じさせられる部分はありました。

0-1で折り返した後半、怪我明けで、15分くらい限定でプレーするのではないかと聞いていた14番井澤春輝が後半スタートから登場。後半もしばらくの時間帯は、相手ペースだったと思います。後半も危険な場面を作られる中で15番北村龍馬のカバーで何とか失点を免れるなど危ない時間帯が続きながらも跳ね返していましたが、14分に決められて0-2とされてしまいます。

前半の終盤から後半の2失点目くらいまでの時間帯を見ている限りでは、相手ペースになった時に、その流れを変えられる(この変えるというのは、試合を落ち着けられるという意味)選手が見当たらないのは、心配だなと感じていました。実際に、この部分は、今後の課題になっていく可能性はありますが、この試合に関しては、逆境になった時に負けたくないという気持ちからスイッチが入った数選手によって、一気に流れが変わっていったと言うのが的確なのかもしれません。

特に、実際に結果も出しているわけですが、14番井澤春輝の存在感は際立っていましたね。後半出てからしばらくは、動きが重たそうにも見えたのですが、中盤付近でのパスを受けて捌く役割りと自らも前線に上がっていく姿勢を繰り返すことで一気に流れが変わっていきました。同時に、前半以上に運動量が上がった10番シマブク・カズヨシの攻撃の部分での相手への仕掛けやプレッシャーも際立っていました。

で、ご存知のように19分のコーナーキックのチャンスで14番井澤春輝が倒されてPKを獲得し、キャプテンの4番橋岡大樹が、気合で(?)ゴールにねじ込み、1-2とし、25分には、コーナーキックのチャンスで3番大西翔也が豪快にヘッドで決めて2-2、最後は、38分に14番井澤春輝が決めて3-2と大逆転勝利になりました。ゴールを決めた14番井澤春輝のペナルティエリア内での落ち着いて切り返してのシュートがピックアップされるかもしれませんが、この場面は、起点も14番井澤春輝で20番長倉幹樹に預けたと同時に、全力でペナルティエリア内に走りこんで再びパスを受けてのあのプレーということも評価されるべきですね。

結局は、ありきたりな表現にはなりますが、より勝負に対して貪欲さを見せた迫力が逆転勝利を生んだということになるのでしょう。

実際に、後半の勝負の場面では、直接得点に結びつかなかったものの、4番橋岡大樹も、何度か、センターバックの位置から中盤にパスを預けた後に前線に走って攻撃参加を試みるという場面も見られました。

なんというか、私も、以前の浦和レッズが好きだったタイプのサポーターなので、きれいなサッカーや戦術的に相手を上回ることができるに越したことはないのですが、雑になっても、ゴールに貪欲で、難しそうでもチェイスして、とにかく負けるのが嫌だから、勝つために、多少のリスクはあってもゴールを狙いに行く姿勢が前面に出るような、そういう戦い方が好きなんですね。戦う姿勢優先です。

だから、例えば、今日のスタメンの選手たち、そして、ベンチ入りできたと考える選手と、ベンチには入ったがスタメンに入れなかったと考える選手、本来はスタメンで自分は出るべきだと考えていながら、怪我などで叶わずに試合を見つめることになった選手たち。チームの循環の中で、今日の試合を見ていて、消極的な戦いになっていた時間帯で、自分が出た方ができるのに、どうして自分が出られないんだろうと感じるよりも、終盤に見せたような、勝利に貪欲でギラギラしたプレーでの展開を見ていて、ここに自分も立って戦いたいという気持ちで競争をしてくれる方が良いと思うんですよね。

でも、紙一重なんです。

よく、プリンスリーグ関東はレベルが高くて、実は、プレミアリーグよりもレベルは高いのではないかという話があるのですが、単純なチームの総合力とかレベルではなく、プレミアリーグというのは、一つ違った次元に存在するものだと感じています。だから、この舞台で戦い抜くには、強ければ良いと言うものではなく、当たり前のこととして、戦術と采配も重要になってきます。層の厚さも重要になります。難しいリーグです。実際に、過去プレミアリーグがスタートした時に、見る側としても、甘く考えていた部分があり、その難しさを試合を見るたびに感じました。だからこそ、勝負強さという強烈な武器を今日は見せてもらいましたので、その強さを維持しながら、プレミアリーグを1シーズン戦い抜くというところでも、一歩一歩前進してまずは、プレミアリーグの常連として定着して、狙えるなら優勝も狙っていくというチームに成長してほしいです。

その意味では、今日見られた大きな課題に関しては、取り組む必要があると思います。今日の場合は、難しい時間帯に試合を落ち着ける選手が見当たらなかった。ここが、チームでどのくらい重要視されているかはわかりませんが、ここに適性があるという選手は、ここでアピールするのもありだと思います。

そして、ピッチで戦うことが許された選手と、今日は、目の前にベンチ入りが叶わなかった選手たちがいたわけで、私たちの前では、悔しさを抑えて笑顔を見せてくれる選手がいたり、あきらかに、悔しさを見せている選手もいました。ピッチに多くの人の目が行っている中で、スタンドでこの風景を見つめていて、様々な表情が見られましたが、育成を見るサポーターとしては、ピッチに出ている選手の活躍は当然ながら、今日スタンドにいた選手、十分な出場時間を得られなかった選手の今後の取り組みや、一つ一つ見られる場面での表情を確認することが大事なんですね。

次はいつ足を運べるのか、現時点で未定ですが、まずは、プレミアリーグに返り咲いた、その新しい一歩となったこの試合のピッチ上の選手たちとスタンドで見つめていた選手たちの表情とこれからを楽しみにして、次に観戦機会を待ちたいと思います。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/19 – 浦和レッズユースvs佐野日本大学高校 3-0勝利・・・また、4月に来ます。

どうも、ブクメです☆

写真も載せることを考えると、フェンス+ゴールネット越しでゴールポストに若干視界を遮られた形での円陣の撮影になってしまうという、完全に失敗の場所からの観戦ですね。でも、昔からこうですので、いまさら誰も突っ込むことはないでしょうw

イギョラ杯まで見てから一旦、カンボジアに帰ろうと思っていた予定を組んだのですが、昨日書いたように20日も試合があることを考えておらず、20日は行けないことに加えて、更になんだか中途半端になってしまい、明日のための準備や仕事の調整ができておらず、19日の2試合は、午前の試合のみ観戦して、戻って準備やらやっておかなければならない仕事を片付けなくてはならなくなってしまいました。

とりあえず、ブログを書く時間が残って良かったと思いながら、スーツケースの半分くらいの収納に苦戦していたので、とりあえず放置してブログを書き始めた夜8時くらいですw

チームの状態のピーク、選手の状態のピークというところでは、どういう見方をするべきか難しいところですし、実は、今いる環境で頭がいっぱいの状態にするよりも、今自分に起きている状況を考えつつ、近い未来のことよりも、その先まで見据えた考え方を特に、こういう環境下ではそれぞれ違うことを理解して、慌てずやってもらいたいと思う部分もありますが、浦和レッズユースというチームの2017シーズンを考えれば、もちろん、プレミアリーグ開幕まで3週間で、そこへ向けてチームの調整が進められているわけですね。

私も現在の環境下を考えると、昨年9月からの半年間のほとんど試合を見られない状況からは、以前の状況に近くはなってきたものの、それでも、以前のように毎週毎節、関連する試合など多くに足を運べて来た時から比べると、かなり試合に足を運べる機会は減ってしまったわけでして、それだけ、実際に自分の目で見て、選手のプレーを見て、表情を見て多くを得られる機会が減ってしまったことをある程度考慮していかなければなと考える今日この頃です。

イギョラ杯に参加している浦和レッズユースは、18日にFC東京U-18と対戦し、19日に午前中に佐野日大高校、午後に習志野高校と対戦し、この4チーム間での順位によって明日の決勝トーナメント(?)に進むという流れですね。

清水フェスティバルと比べると期間が短い大会になりますが、試す要素も増やしながら、例えばFC東京U-18が、この大会には、新1年生だか新2年生だかで大会に参加しているように、こういう機会でできるだけ、本気度の高いチームと対戦することを考えると、こちらも試しつつもしっかり結果は出せるような方向に持って行き、より強い(チーム名では判断できないため、勝ち上がってくるチームが強いと考える)相手との経験を積むために結果も必要になります。

その意味では、私が足を運べなかった午後の試合でも勝利し、結果的に3連勝で、グループ1位通過で、おそらくより強いであろう相手との明日の決勝トーナメントに進めたことは大きいですね。

ということで、試合の話に移ります。

私も、対戦相手がどのようなメンバーでこの大会に臨んでいるかは、わかりませんが、今日の午前中の佐野日大高校戦は、比較的、今年のベースとなるであろう聞いていたメンバー構成に近いスタメンで戦っていたのかなと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番河畑光、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに13番白土大貴、センターバックに17番大城螢と4番橋岡大樹、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼、左に26番縄田脩平、右に10番シマブク・カズヨシ、FWが左に20番長倉幹樹、右に19番甲斐崇史

となります。

前半は交代なし。

後半は、4名まとめて交代し以下の形でスタート。

GK1番河畑光(後半26分⇒18番西尾優輝)、DFが左サイドバックに27番林海斗、右サイドバックに5番関大夢、センターバックに15番北村龍馬と4番橋岡大樹、MFがボランチに17番大城螢と7番弓削翼(後半9分⇒8番立川将吾)、左に19番甲斐崇史(後半20分⇒24番柳田大輝)、右に20番長倉幹樹(後半16分⇒23番清宮昴大)、FWが左に26番縄田脩平(後半26分⇒22番佐藤陸人)、右に16番二見健太

となります。

前半5分にコーナーキックのチャンスで26番縄田脩平からのクロスでチャンスを作ります。

その直後、オフサイドには、なったものの10番シマブク・カズヨシがキープして追い越して右前線に走った13番白土大貴にパスを狙った良い形での攻撃を見せます。

7分には、20番長倉幹樹から26番縄田脩平とパスをつなぎクロスをディフェンダーがクリアしきれなかったところを、すかさず3番大西翔也がシュートを狙います。

前半から、浦和が主導権を握る中で、ボランチの位置に入っていた7番弓削翼の高めの位置でつぶせるところは、プレッシャーをかけ、守備のところでのカバーの意識などの高さなども目立っていました。

11分には、コーナーキックのチャンスで6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで合わせるも惜しいシュート。

14分には、6番荻原拓也がドリブルでサイドから仕掛けてチャンスを作ります。6番荻原拓也は、昨日は若干重たそうな動きをしていましたが、今日は、らしさのある仕掛けを何度も見せおり、まだイメージ通りに動けてはいないのかもしれませんが、らしい仕掛けが何度も見られてホッとしました。縦のドリブルで手ごたえを掴んで、では、斜めにドリブルで仕掛けてみようとか、そういう様子も見られました。

16分には、19番甲斐崇史が高めの位置で相手にミスからインターセプトして仕掛ける惜しい形がありました。

23分に、相手のパスをカットした13番白土大貴から20番長倉幹樹がポストとなり、落としたところを7番弓削翼が狙う惜しいシュートがありました。

27分には、20番長倉幹樹が再びポストとなり、10番シマブク・カズヨシにつなげ、ドリブルで仕掛けてシュートを放つもこれは、キーパーに防がれます。

全体的に、主導権は握り続けて相手のスペースでプレーする場面は多かったものの、前半は得点は奪えず0-0で折り返します。

メンバーやポジションを大きく入れ替えた後半、開始早々に4番橋岡大樹からのロングフィードを19番甲斐崇史が受けて仕掛ける場面を作ります。

4分のコナーキックのチャンスでは、27番林海斗からのクロスに4番橋岡大樹がヘッドで狙うもミートせず。

7分に19番甲斐崇史がドリブルで仕掛けてシュートを狙った場面をメモしていたら、直後にゴールが決まっていました。

ゴールは、19番甲斐崇史のゴールですが、どのような形で決めたのかが不明。

実は、今日この試合でこの後にあと2点入りますが、いずれも、そもそも反対側のゴールで小平名物の一方のゴール裏からしか見られないため、遠くて見づらいこともありましたが、それを差し引いても、ちょうど、違うところを見ていたり、メモして少し下を向いていた時にゴールが入っていて、その流れを確認できていなかったりします。本領発揮です・・w

2点目のゴールは、ちょうど、その直前に、15番北村龍馬から、19番甲斐崇史、裏のスペースに抜けた8番立川将吾にパスが通ってチャンスを作ったところで、良い形だったなとメモして少し下を向いた瞬間に、ゴールが決まっていたという・・・聞いた話では、相手のパスミスを奪って8番立川将吾が決めたとのことです。こういうところで、しっかり決めることも重要です。

19分に4番橋岡大樹が、インターセプトすると、そのままサイドから持ち上がり、ディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、更に持ち上がり攻撃参加をするという力強い攻撃が見られました。直後に、足が痛そうな感じだったのでヒヤッとしたりもしましたがw

この試合3点目のゴールが29分。これは、そもそも、ごちゃごちゃした流れの中からだったので、はっきりと誰が決めたのかはわからなかったのですが、混戦から15番北村龍馬が思い切って狙ったシュートがディフェンダーかキーパーに当たってそのままゴールに吸い込まれたという形だったようです。

31分には、16番二見健太が前線で受けると、ドリブルで仕掛け、その後タメを作ったところで前に走る8番立川将吾へパスを出してクロスが中の選手に合えばという形を作ります。

その後も、特に後半の終盤は、バックラインから、4番橋岡大樹や5番関大夢が、ロングフィードを狙って前線の選手につながって一気に攻撃に移るという形が多く見られましたが、追加点は生まれず、結果、3-0で終了となりました。

主導権を握り続けていた割には、得点が少ないような気もしますが、結果的に無失点で3点取ったので良しですかね。

明日の対戦相手は、コンサドーレ札幌U-18ですか。なんだか、対戦相手を見たら、より見られないことが残念な気持ちが強くなりますが、仕方がないので、たぶん、成田空港に向かうバスの中で足を運んだ方のツイートでも追いかけます。

2試合見ただけでは、今年のチームの現在地がどうなのか、ほとんどわかりませんが、やはり実際に足を運ばないとわからないことも多く、この2日間2試合を見られたことで、このタイミングを踏まえての次回見る予定の3週間後のプレミアリーグ開幕が楽しみです。

ではでは。

イギョラ杯2017/03/18 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-0勝利・・・久しぶりのユース試合観戦

どうも、ブクメです☆

イギョラ杯という大会名自体は、ユースに関わりだした最初の方から聞くことは、よくあったのですが、実際に浦和レッズユースとしては、様々な事情から参加すると言われていた年も結果的に参加しなかったりで、あまり縁のない大会かと思っていましたが、今年は、清水フェスティバルに参加せずにポルトガル遠征などある関係からか、このフェスティバルに参加することになったということで、足を運んできました。

会場は、FC東京小平グランド。浦和レッズユースは、FC東京U-18と習志野高校、佐野日大高校と同じグループになったということですね。実は、ブクメは、3月6日から日本に一時帰国しているのですが、当初カンボジアにもう少し早めに戻ろうかと思っていたのですが、イギョラ杯に参加すると聞いて、ここまでは見たいということで、帰国予定を延ばしたりしたのですが、勝手に土日のみ試合と思っていて20日も順位決定戦があることを確認せずに、20日に帰国する便をとってその後の予定を組んでしまいました。

よって、見られるのは、18日と19日の2日間のみになります。

実に、前回のユースの試合観戦は、昨年の高円宮杯プリンスリーグ関東の最終戦ということで、年末のGO FORも、JYPSLも全く見られていない状態で、この試合が完全に今シーズンのユースの試合初観戦と言うことになります。

足を運んでいる方など多方面から情報を収集したり、聞かせてもらったりする中で、ある程度の話を聞いている状況で観戦することはできましたが、やはり長期間空いたことや、そもそも私の中では、今日の試合が新チームとして初めて見る試合になるため、わからないことだらけでした。

負傷者がいることや、負傷明けで復活した選手、既に今シーズンの戦いでキレキレの動きを見せていると聞いている選手など、さまざま、聞くままに見させてもらうので精一杯でしたね今日は。

イギョラ杯は、割と本気度が高い大会と聞いていましたが、今回は、同じプレミアリーグで戦うFC東京U-18との対戦だったり、なんだか他の大会にも参加しているのでAチームとかBチームとか、もう色々情報が入ってきてわからなくなるのですが、そもそも、この時期でBチームと言われてもという感じなのですが、個人的には、新鮮な驚き見せてもらえた選手や、はっきりいってアピールが足りないと思われる選手など、色々ありました。

そして、いわゆる今シーズンのベースとなるメンバーと言われている選手が確かに存在感を見せたという感想もこの試合ではあります。

・・・と、久しぶりのユース観戦で試合に触れる前に文章が長くなりそうなので、まず簡単に試合のことに触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに27番林海斗(後半20分⇒28番岡村勇輝)、右サイドバックに17番大城螢(後半22分⇒24番柳田大輝)、センターバックに15番北村龍馬と5番関大夢、MFがボランチに13番白土大貴(後半13分⇒20番長倉幹樹)と7番弓削翼(後半スタート⇒3番大西翔也)、左に8番立川将吾(後半8分⇒26番縄田脩平)、右に9番樋口颯太(前半22分⇒23番清宮昴大)、FWが左に10番シマブク・カズヨシ(後半スタート⇒6番荻原拓也)、右に16番二見健太(後半19分⇒22番佐藤陸人)

となります。

私が以前見てきたイメージの中でも、このポジションでプレーしていたの見たことあったかなと思う選手もいたり、かなり色々な部分で試す部分などが多いメンバー構成だったようですね。サイドバックでしか見たことがなかった23番清宮昴大が新チームで出場するときは、前の方が多くなったと聞きましたが、なかなか面白い仕掛けを見せていたと思います。ボランチの位置で見たことがある17番大城螢は、右サイドバックに入っていましたが、やはり後半にボランチの位置には行った方がのびのびプレーしているなとか、前半9分くらいに得たフリーキックの場面で、8番立川将吾が直接フリーキックを狙う場面などは、見慣れた光景ですね。10番シマブク・カズヨシは、負傷明けと聞いていましたが、確かに試合開始からしばらくは、動きにキレが感じられないと感じる部分もありましたが、ある程度時間が経過すると、らしさの片鱗が見えるようなプレーも多く見られたと思います。

前半を見ていた限りでは、ややギラギラ感が伝わってこない印象が全体的に感じられたとも言えます。ガツッと相手がプレーを躊躇するような迫力のあるようなプレッシャーをかけなければならない場面で、とりあえず寄せてみる、ジャンプしてみる、それだけでは、相手のミスを誘うことはできないと思うプレーも見られましたね。

サポーター目線で言えば、高い跳躍力でゴール前で競り勝っている場面があった選手が、ゴールを狙わずに、すらしてサイドに走りこむ選手に流した場面がありましたが、こういうところは狙ってほしい。アピールしてほしい、サポーターが「お!」となるようなプレーを目指してほしい。

チームの競争からは出遅れてしまったかもしれないけど、求められるプレーと自分の意図が違くて悩んでいるかもしれないけど、今、あなたは出場して、それを応援する、見るために足を運ぶ人たちがいるのですから、とにかく、出場した試合では、自信を持ってやってほしいと思います。

私たちは、あなたたちの特徴を知っています。新しい選手や、あまり見たことない選手は、これから特徴を知るために、知りたくて、そういうプレーを見せてほしいと思っています。

以前と比べると、外から見る人たちがそういうパワーをもしかすると、あまり与えられなくなっているのかもしれません。そういう私もあまり足を運べていないので、何とも言えないのですが。

・・・また、試合の話から、話が外れてしまったw

チームにはベースというものがあり、今年のチームのベースがある程度決まっているというところで、今日の試合のように、試す要素が強くて、普段慣れていないポジションや組み合わせになる場合は、思うようにいかないケースがあるのは当然ですよね。

実際、試合の勝負のところで言うと、昨年から主力として多くの公式戦を戦っている3番大西翔也と20番長倉幹樹が入った後からは、その2選手が存在感を見せて、チーム全体としての戦いが落ち着いたようにも感じられました。

結果的に、試合の勝負のところでは、20番長倉幹樹が25分に自ら仕掛けて見事なゴールを決め、これが決勝点になり1-0勝利となりました。

この試合で、「お!」と思った部分をいくつかピックアップしますね。

前半10分くらいの、13番白土大貴が相手ディフェンスラインにプレッシャーをかけ、いったんは相手ディフェンダーが処理できる状況になったものの、そこにまたプレッシャーをかけて奪ってマイボールにした場面。29分に、8番立川将吾、10番シマブク・カズヨシとテンポ良いパス回しから、うまく走りこんだ23番清宮昴大へのパスが通ればという場面。

後半早い時間に、やや体が重そうに見られながらも途中から入った6番荻原拓也からのコーナーキックからのセットプレーの連続になった場面。その数分後に、6番荻原拓也からのクロスに17番大城螢がヘッドで狙った場面。後半24分の、左前線のスペースに走る28番岡村勇輝へバックラインから6番荻原拓也が出したちょうど相手選手がクリアできそうでできない高さで頭を越えて長いパスを成功させた場面。後半27分の3番大西翔也の抑えの利いたミドルシュートがバーを叩いた場面。そして、試合終了間際の5番関大夢からのロングフィードが相手キーパーと24番柳田大輝が追う形のぎりぎりのところに入り、ここで24番柳田大輝が競り勝ち、クロスを20番長倉幹樹がシュートしてバーを叩いた場面。

久しぶりのユースの試合を見てのブログなので、まとまりがないですが(これまでも大してまとまっていませんが)とりあえず、感じたことを書きなぐって見ましたw

正直、ユースの試合が見たかった、色々話を聞いていた選手がどういう状況なのか見たかったという気持ちで足を運んだブクメとしては、Bチーム同士の戦いだとか、そういう話はどうでもよくて、話しか聞けなかった選手の現在の状況が見られただけでもなんだか幸せを感じていたというのが本音だったりします。

怪我して悔しいはずの選手も、挨拶の時は頑張って笑顔を見せてくれたり、色々感じるものがあります。

やはり、長年慣れ親しんできた中でも浦和レッズユースの試合にいる時の空気感が一番楽しいです。しっかり見られるので、要求も多くなってしまうんですけどね。

ということで、実のところ、かなり仕事的なことや20日にカンボジア方面に戻るための準備などがバタバタしていまして、19日にしっかり足を運べる方が今の時点で不明なのですが、基本は、明日の2試合をしっかり見て、いったん戻り・・・でも、またプレミアリーグの開幕戦に合わせて帰国するんですけどね(来るんかい~、という突っ込みありがとうございます。)

私もうまく行かないことも多いです。

でも、前よりも先が見えなくなったことで、やらなければならないことが多いプレッシャーと、やってもそれが結果につながるかわからない現実を見つつ、安定感を自ら蹴ってしまった現在を楽しんでいます。環境は違えど、サッカー選手を目指す選手も同じようなことかと私は思うんですけどね。だから、同じような苦労をしているブクメが、見られる時には見る。これでOKですね。

ではでは。

プリンスリーグ関東2016/08/20 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 5-1勝利・・・天気とともに、前半苦戦も後半圧倒!

20160820002

どうも、ブクメです☆

前日、北海道の帯広でジュニアユースの試合を観戦し、その日の最終便で帰ってくる予定でしたが、いや、帰って来たのですが、ちょうど、夜になるにつれて、霧がかなり濃くなったということで、1つの便で羽田と帯広を往復しているらしく、羽田からの便が霧で帯広空港に下りられない可能性があるということで、その場合は、今日は飛びませんみたいな話があり、冷や冷やしたものの、結局なんとかなり、今日の試合に足を運べました。

レッズランド開催から、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに変更になって開催されたユースのプリンスリーグの後半戦最初の試合。

トップチームの試合が夜から、ユースの試合が10時からなので、駐車場も問題なく使わせてくれるのかと思っていたら、「役員以外は止められません(あなたはどう見ても偉い人には見えませんよ/心の声w)」とお断りをくらうなど、引き続き移動に関しては、冷や冷やする状況を今日も作られながらも、その辺は、なんとかなし、問題なくスタートから試合観戦ができました。

なんだかんだ言っても、埼玉スタジアム2002第2、第3グラウンドは、ピッチコンディションが最高なので、レッズランドの方が行きやすかったですが、今日の大量得点を考えても、会場変更は良いことだ、ということでしたが、なんだか、すごい天気でしたね。

一時は、大雨と強風の時間帯もありつつの、遠くの台風の影響を受けてやや天候には邪魔される時間帯もあるような試合になりました。

今年は、和倉ユースに足を運べなかったため、群馬でのクラブユース選手権以来の観戦となります。

対戦相手も前半戦で唯一敗れた相手となる山梨学院高校ということで、ホームでしっかり叩いて、勢いに乗りたい試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と7番伊藤敦樹(後半31分⇒23番シマブク・カズヨシ)、左に11番時里元樹(後半35分⇒26番池髙暢希)、右に8番松高遼(後半45分⇒24番関根束真)、FWが左に10番渡辺陽(後半43分⇒21番弓削翼)と右に20番長倉幹樹(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

2トップだったような、1トップだったような、4-2-3-1のような、4-1-4-1のような、よくわかりませんが、オフィシャルに沿って4-4-2であてはめました。その辺気にされる方、すみません。

怪我で離脱していて、クラブユース選手権で短い時間ですが復帰を果たしていた5番遠藤凌がスタメンに復帰しています。

ちなみに、U17日本代表に召集されている井澤春輝が不在、現在どのような状況下はわからないものの、開幕戦で苦しめられた前線で迫力のあるプレーをしていた山梨学院高校の加藤拓己も同じU17日本代表で不在でした。

台風の影響ということですが、欧州サッカー好きの方向けに書けば、英国の天気っぽいと言えば、伝わりやすいかもしれませんが、厚い雲とともに時折晴れ間が見えたり、明るくなったり、暗くなったり、大雨が降ったり何もなかったかのように止んだりという天候下での試合になります。

特に前半は、降ったりやんだりの雨の中でも降る時間帯は、大雨と風も強くなる瞬間もあったりと若干大荒れ。それでもピッチコンディションの良さは際立っていましたね。

試合開始から、浦和が主導権を握って攻撃を仕掛ける展開になります。

10番渡辺陽が高い位置から躍動する場面がスタートから見られ、抜け出す20番長倉幹樹への見事なパスだったり、サイドから6番鈴木海都が仕掛けた際にペナルティエリア内に3選手が走り込んでいるなど、攻撃にも勢いがあり、7分には、20番長倉幹樹が決定機を作り、シュートをキーパーがはじいたところを10番渡辺陽が詰めてあと一歩でゴールと惜しい形は多く生まれ、いつでも得点が入るような雰囲気は見られるものの、相手の守備の集中力の高さで、最後のところで跳ね返されるという状況の中で、8分に反撃を許して0-1とビハインドを背負う形になります。

失点後は、より相手の集中力が高まり、攻めの回数の割には、攻め切れていないという形と、反撃を受けた時に雨の影響もあり、やや危険な場面を作られることもあり、試合としては、浦和ペースにも見えつつ、どちらに転んでもおかしくないようにも見える形で進みましたが、今日の試合の一つのポイントとして、前半の間に同点に追いつけたことが大きいかもしれません。

前半36分に、得たフリーキックの場面で11番時里元樹からのクロスを5番遠藤凌がヘッドで押し込んでゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。

崩して決め切るというところでは、なかなかうまくいかなかったものの、セットプレーでは、コーナーキックで6番鈴木海都がゴールに向かって直接枠に向かっていくようなボールでチャンスを作るなど、よりゴールに近い形を作れていました。

後半も同じような展開になるかと思われましたが、天候が安定してきた中で、後半は、メンバー交代はなかったものの、ポジションなど少し動かしたりした中で、あとは、パススピードも前半より一段階上げた様に思われる中で、相手守備が対応できないうちに、右サイドに抜けた7番伊藤敦樹からのクロスを11番時里元樹がスルーし、その奥に走り込んでいた20番時里元樹が決めて2-1としたのが後半2分。

対応できないうちにあっという間に失点したことも加わって、ここから相手の守備のバランスがおかしくなっている間に、崩して決定機を作るという形が増え、その流れのままに、8分には、再び20番長倉幹樹が決めて3-1とリードを2点に広げます。

直後にも10番渡辺陽のゴール右隅を狙った鋭いシュートは、キーパーがギリギリではじいて決まらなかったものの、直後の3番関慎之介の思いきいたミドルシュートなど、守備的なポジションの選手も含めて、攻撃に参加できるなど、かなり浦和の攻撃が相手を圧倒する時間帯が続きます。

時間が経つにつれて相手の守備も再び落ち着きを取り戻すものの、23分のコーナーキックの場面で6番鈴木海都から長いボールを5番遠藤凌がヘッドで折り返したボールに40番橋岡大樹が詰めるもわずかにゴールをとらえきれず。

24分にも11番時里元樹が起点の攻撃から、7番伊藤敦樹のヘディングシュートがバーを叩く惜しい場面を作ります。

29分には、8番松高遼からの長い正確な左前線へのパスを20番長倉幹樹が受け仕掛けてコーナーキックを奪います。

30分には、11番時里元樹の前線での粘りから、ゴール前に走り込んだ16番大西翔也にパスをつなげて枠をとらえたシュートを放つもこれは、ディフェンダーのブロックで跳ね返されます。

2点リードを保った状態で、30分あたりから、立て続けにメンバー交代を行い、31分に投入されたシマブク・カズヨシは、果敢に突破を狙う場面を見せ、35分に投入された26番池髙暢希、40分に投入された28番大城螢、43分に投入された21番弓削翼の3人は、右サイド寄りでパス回しからゴールを狙っていく形を何度も作りました。誰が決めてもおかしくないようなチャンスを作り続ける中で、

28番大城螢が42分に8番松高遼からのクロスをヘッドで合わせてゴールし4-1とします。

アディショナルタイムが5分と長めの中で、45分から投入された24番関根束真も、ドリブル突破から深くまで持ち込んで折り返しを26番池髙暢希がシュートし、相手守備陣のブロックで跳ね返ったところを裏へ走り込んだ21番弓削翼がシュートを試みるも、オフサイドの判定。

このまま4-1で終わるかと思われた試合終了間際に、23番シマブク・カズヨシからのパスに抜け出した16番大西翔也がキーパーと1対1になり、キーパーが飛び込んできたところを落ち着いて浮かせて決めてゴール。

終わってみれば5-1の大勝となりました。

前半戦最終戦の横浜FCとの4-0の勝利に続いての4点差勝利になりました。

厳しい見方をすれば、前半は、課題の残る場面も多かったですが、先に失点しても、前半のうちに追いついて終わることができたことや、後半相手の出鼻をくじく試みの成功からの、逆転ゴール。そこから時間を空けずに、追加点。

試合運びとしては、完勝と言える試合でした。そして、多くの選手にチャンスが与えられ、その選手も結果を残すことができました。

次戦の相手は、ホーム開幕戦として第2節で対戦して、前半2点のリードを追いつかれて引き分けに持ち込まれている桐光学園高校。

順位的にも勝ち点4差の2位につけられている相手なので、相手ホームに乗り込んで、しっかり勝利で勝ち点差を広げてやりましょうね。

気持ち良い試合でした。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/28 – 浦和レッズユースvsアルビレックス新潟 U-18 1-0勝利・・・対戦相手と凸凹ピッチの両方に打ち勝ち突破!

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どうも、ブクメです☆

予選とかであれば、まあ、ピッチコンディションが悪い場所で戦うとかも、試練だとか、ここを乗り越えて全国へ、みたいなことを言えますが、本番の全国大会でこれだけピッチコンディションが悪い場所でグループステージ突破をかけた、ギリギリの試合をしなければならないという状況は、これまでユースの試合を見てきても、ないような気がします。NTT図南サッカーグラウンドは、想像以上に手ごわいグラウンドでした。

ただ、難しい状況下だったからこそ、勝ったチームは、2倍勝負に打ち勝った感じが強くなり、敗れたチームには、どうしても、もどかしさとかモヤモヤ感が残ってしまうのかなと思います。

ということで、ユースの夏の全国大会もグループステージ最終戦を迎えました。

今年の大会で、初戦は、同チームとの連続対戦が多い難しさ。第2戦は、試合内容では大雨、そして、この第3戦は、凸凹のピッチコンディションとの戦い。

今日は、正直細かいところは、書かなくても良いかなと思う部分もあります。

シンプルに、イレギュラーするボールの動きに神経を使い、浮き球勝負にせざるを得ない状況に、踏み込んだらピッチに足を取られる状況、ギリギリの勝負の中で、よく1点もぎ取って勝ってくれましたでまとめてしまっても良いかなとも思います。でも、ある程度の流れは書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半21分⇒7番伊藤敦樹)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFが左に10番渡辺陽(後半40分⇒5番遠藤凌)、右に11番時里元樹(後半10分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹(後半40分⇒23番シマブク・カズヨシ)と14番井澤春輝(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

試合開始から、両チームとも、本来の形を捨てて戦わざるを得ない状況の中で、チャンスもピンチも、例えばシュートを打ったという場面で、決まらなかった場合には、ミスキックというよりは、軸足が滑ってとか、ボールがイレギュラーに跳ねて、枠に飛ばなかったりしたというフィルターをかけてお読みいただければと思います。

こういう状況下では、これまでやってきたことを踏まえて戦えとか言うよりは、試合の中で何をするのがベストなプレーでゴールに結びつくのか、それぞれの選手が臨機応変に判断できるかどうかにかかってくるかと思いますが、その点では、一つの鍵はセットプレーが握るかと思っていたところでは、序盤から、浦和は、2分に獲得したフリーキックのチャンスで6番鈴木海都から14番井澤春輝につなげて、仕掛けて、再びフリーキックを獲得したり、3分にもフリーキックで11番時里元樹が直接狙うなど、前半10分くらいまででも、コーナーキックを含めてセットプレーのチャンスは、多く獲得することができていたのですが、なかなかフリーキックで直接決められる選手がいる浦和でも、やや直接狙うには距離があるというところでのフリーキックが多かったり、コーナーキックも、相手の集中した守備で跳ね返される場面が多く、セットプレーが多い割には、決定的なチャンスが作れない印象がありました。

そういった中で、相手の反撃では、9分に相手の反撃を受けて、危ないと思った場面もありましたが、軸足がピッチに取られて精度を欠いたシュートになり助かりました。

11分に、16番大西翔也が中盤で奪い、14番井澤春輝につなげての攻撃や、12分には、26番池髙暢希が力強く持ち上がり、20番長倉幹樹に通そうとするも、わずかにキーパーが先に反応し防がれます。やりにくい環境下での26番池髙暢希のそれでもやってやろうという表情とプレーは良かったと思います。何かしてくれそうな雰囲気が出ていました。

17分には、3番関慎之介からのロングフィードを、ちょうど前のプレーの流れで高めのポジションを取っていた40番橋岡大樹が受けて20番長倉幹樹がシュートまで持っていきます。

その流れで奪ったコーナーキックからの流れでも、40番橋岡大樹と20番長倉幹樹のパス交換で惜しい形を作ります。

28分には、パスを受けた14番井澤春輝が反転してそのまま抜け出し、シュートまで持っていくも、やはり軸足がピッチに取られて、思うようなシュートが打てずにキーパー正面。

前半終了間際に8番松高遼からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形があったものの、枠をとらえきれず。

前半は、両チーム決め切れずに0-0で折り返します。セットプレーでのチャンスは、浦和が多かったものの、前半のシュートの数では、同数くらいだったと思います。ただ、少ないチャンスで、より危険なプレーをしていたのは、もしかすると相手だったようにも感じられました。

後半も同様の流れが続き、時折反撃を受けた時は、危険な場面を作られる流れの中で、後半の10分前後では、16番大西翔也が、中盤で相手に対して激しくいける時間が多く、そこで奪って仕掛けるという形など増えだしている中で、8分には、10番渡辺陽にパスを通してシュートまでという形がありました。

う~ん、やはり細かい部分はここまでにしておきます。

得点の場面に行きますね。

後半32分に、後半途中から投入された9番川上エドオジョン智慧が運動量豊富に果敢に仕掛ける中で、ペナルティエリア内までドリブルで持ち込み、シュートコースがない中で、パスを選択。おそらく、中に10番渡辺陽が走り込んでいたと思うのですが、そこには合わずに、そのままゴールの左に流れてしまうかと思ったところで、20番長倉幹樹が勢いよく走り込み、追いつき、角度がほとんどないところから思い切ってグラウンダーのシュートを狙い、枠をとらえた中で、相手ディフェンダーが果敢にクリアをしようとしたところで、跳ね返ってゴールにのような形になりましたが、ここは、いずれにしても枠をとらえていたということで、20番長倉幹樹のゴールになりました。

まさに、こういう試合を決めるにふさわしい、もぎ取った感じの強いゴールで1-0と先制し、これが決勝ゴールとなって1-0で浦和が勝利をもぎ取りました。

同じグループのもう1試合で横浜FCユースが勝利したので、結果的には引き分けでも2位通過という形にはなったのですが、悪くはないものの未勝利で2試合を終えていたので、ここでしっかり勝負に打ち勝って決勝トーナメントに進めたことはかなり大きいと思います。

決勝トーナメントは、1位のチームが2位のチームと対戦するという構図のみが決まっていて、それ以外は、対戦相手も会場もオープンドローで決まるということで、他の会場でもピッチコンディションがあまりよくないところはいくつかあるものの、サッカーにならない今回のグラウンドにだけはなって欲しくない(あとは、朝の渋滞がすごい場所を通らなければならない敷島もなんとなく嫌だという個人的な願いも持ちつつ)と願いつつ、自宅に戻って、抽選結果を待ちましたが、ベスト16ラウンドが前橋総合運動公園、勝ち進んだら準々決勝は、宮城総合運動公園になったようで、そこから先は、西が丘サッカー場ですね。

この2会場も、ピッチコンディションがよろしくないようにも感じますが、とりあえず、本戦で1回、予選で1回、浦和レッズユースは、同じグラウンドで試合をしていますし、ある程度やりやすい形にはなったのかなと思います。

対戦相手が、FC東京U-18ということで、そもそも、ほぼ全チーム関東のチームが1位通過したので、また関東勢と対戦かということもないですし、ここまで来るとどこも手ごわい相手ということを考えれば、FC東京U-18がプレミアに昇格してからは、対戦しておらず、公式戦では、2年前の7月のプリンスリーグでの引き分けて以来戦っていないと思いますので、勝手知ったる相手よりは、やりやすいかなとも思います。

そこを勝ち進むと、また横浜FCユースと対戦するかもしれないという変な因縁の予感も感じつつ。

私も明日に備えます。

ではでは。

・・・更新する前に、日本クラブユースサッカー連盟のサイトをチェックしたら、ベスト16ラウンドは、そのままぽいですが、準々決勝の会場がNTT図南サッカーグラウンドだったところが、富士見総合に変更されたようですね。

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プリンスリーグ関東2016/07/17 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 4-0勝利・・・理想的な展開。プレーする選手の表情が物語っていた。

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どうも、ブクメです☆

試合翌日の午後くらいの更新になりましたということで、恒例の試合後に気分よくお酒を飲ませてもらいましたので、更新がこのタイミングになりましたというお決まりのパターンです。

予定より早めに帰国したので観戦できた試合シリーズ第2弾です。本来は、足を運ぶことができないと思っていたプリンスリーグの前半戦最終節であり、25日から開幕するクラブユース選手権前の最後の公式戦となる、17日の横浜FCユース戦を観戦してきました。割と余裕を持って車で向かったつもりが、ところどころで渋滞にはまり、一時はカーナビの到着時間がキックオフ時間を指すなど、だいぶ慌ててしまいましたが、試合開始には、なんとか間に合いました。

どちらかと言えば、天気予報では、曇天で雨が降る時間帯もあるかもしれないみたいな感じだったと思いますが、試合中は、日が陰る時間もあったものの、日が差す時間も長く、ただ暑いと言うだけでなく、蒸し暑さでダルさを覚えるくらいの過酷な過酷な状況下でのアウェイゲームとなりました・・・が、その環境下で躍動したのは浦和レッズユースだったわけで、対戦相手が、実際に試合を見てはいないものの、今シーズンのここまでのプリンスリーグの結果や順位表を眺めてきた中で、最も手ごわそうな相手と思っていた横浜FCユース相手に、来週末日曜日にジュニアユースが対戦し、その翌日のクラブユース選手権の初戦で再び同じ対戦カードがユースでもあるという、妙に短い期間の中で縁のある対戦相手に対して、浦和は手ごわいぞというイメージを植え付けるのにも十分な90分を見せてくれました。

もしかすると、相手を研究するということや、激しいプレスなどで相手の良さを封じることを前提に戦うチームがこの育成世代でも増えてきているところで、この試合の対戦相手が、首位争いをしているという自信を持って、自分たちのサッカーをやることをメインに戦う方法を選んでいるということなのかもしれませんが、比較的、この試合では浦和レッズユースが攻撃の選手が特徴を発揮しやすい試合になったのは事実。

出鼻をくじき、早い時間に先制し、立て直す前に追加点をあげて、そこで早い段階で気持ちを切らしてしまう3点目がなかなか取れないところが、浦和レッズユースらしいとも言えなくもないのですが、支配する展開が続き、何度か相手の鋭い攻撃で危ない場面を迎える時間帯もあったものの、この時間帯をしのぎ、折り返しの後半も相手が点を奪いに来る時間をいなしながら、逆にその時間帯に反撃で3点目を奪うことに成功。

そこから残り30分くらいは、さすがに試合展開と、3点のリードもあり、相手が気持ち的に切れてきているところなどもあったので、采配としても、取られないこと、追いつかれないことに意識が行きがちな傾向がいつもはありますが、今日は、1年生に多く出場機会を作ることができるなど、まさに理想的な展開となりました。

と、理想的な展開を、ギュッとまとめてまず書いたところで、細かいところにも触れていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(後半44分⇒34番白土大貴)、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒7番伊藤敦樹)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半36分⇒29番大桃伶音)、真ん中に10番渡辺陽(後半37分⇒28番大城螢)と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹(後半45分⇒4番轡田登)

となります。

浦和レッズユースは、負傷で離脱しているメンバーに加え、ここ数試合のメンバーからは、井澤春輝がU17日本代表で不在、時里元樹が出場停止で臨む試合となりました。

先ほど書いた、まとめた内容を前提にして書いていきますと、試合開始から、特に10番渡辺陽の躍動が見られ、攻撃的な意識高く、チャンスを作り仕掛けるプレーなどが印象的なスタートとなりました。

2分には、9番川上エドオジョン智慧のドリブルの仕掛けから、コーナーキックを奪うなど両サイドの攻撃もより積極的に仕掛ける形が見せられるスタート。

4分には、サイドからのクロスに対してのクリアボールを16番大西翔也がダイレクトでシュートを狙い、枠をとらえられなかったものの、とくにかく全体的にゴール意識の高いというのがうかがい知れる展開。

そんな流れで迎えた7分に23番シマブク・カズヨシからの裏へのパスに抜け出した20番長倉幹樹が決めて先制に成功。

直後も、8番松高遼からの裏へのパスに再び20番長倉幹樹が抜け出して惜しい形を作ります。続いて、23番シマブク・カズヨシが自らドリブルでかかんにゴールに向かっていく流れから、こぼれ球を26番池髙暢希が狙うこちらも惜しい形(結果的に、守備的なポジションの26番池髙暢希がこの試合の最後のゴールを決めた場面の布石になったようなプレーかもしれない。)を作ります。

そして、迎えた10分。最初に書いたように、この試合もっとも躍動して見えた10番渡辺陽が、中盤で相手にプレッシャーをかけてインターセプトに成功すると、ドリブルで持ち上がり、ラストパスを20番長倉幹樹に送ると、これを落ち着いて決めて2-0とします。

主導権は浦和レッズユースが握ってという展開ですが、相手の10番などは、シュート精度が高く、シュートコースを開けると、枠をとらえた結構嫌なコースを狙ってくるという場面が何度かあり、2点目を奪った後の12分、18分に、そのようなプレーで危険な形を作られるも、ここは1番山田晃士が好セーブで反撃を許さず。

2点目を取ってからは、カウンターの場面などでは、若干、ここでもう一人走れば、追加点奪えそうなのにな~と思うところで持ち上がった選手が単発で攻めあがるのみという場面には、物足りなさを感じつつも、気候もあるので、ある程度試合運びも大事ということで、これは、見る側のエゴとして、3点目はなかなか奪えなかったものの、チャンスの数自体は、浦和が多く作りながら前半の残りの時間も進んでいきます。

21分には、3番関慎之介のロングフィードを右前線で23番シマブク・カズヨシが受けるとそのままドリブルで仕掛け、ディフェンダーにかかったこぼれ球を8番松高遼が受け取る形で仕掛ける場面を作ります。

26分には、9番川上エドオジョン智慧が自陣からの長い距離をドリブルで力強く仕掛けていく形でチャンスを作ります。

33分には、10番渡辺陽が、2点目の時のように中盤でインターセプトして9番川上エドオジョン智慧につなげてというチャンスを作ります。

36分には、左サイドから6番鈴木海都が持ち上がり、精度の高いクロスを右サイドの23番シマブク・カズヨシまで通すと、近い位置でパスを受けた8番松高遼がシュートを狙うも、ここはわずかにゴール左にそれます。

45分には、フリーキックのチャンスで23番シマブク・カズヨシのゴール前への浮き球を40番橋岡大樹が合わせるも、わずかに相手ディフェンダーに当たって枠を外れるもここも惜しい形になりました。

上記の他にも攻撃の回数は多く、カウンターの形で先ほど書いたように、もう一人走れば、一気にゴールに迫れる可能性もあるかな~という場面で単発で仕掛けて攻めきれずという場面が何度かあったのは気になりつつ。

あえて、前半での課題を上げれば、少ないチャンスながらも、何度か、ここにパスを出されていたら完全にフリーでゴールに向かって仕掛けられてしまうという場面があるも、相手が精度を欠いてくれたり、その良い走り出しの選手を見ていなかったりで助かったなという場面もありつつですが、そのくらいです。

後半も、スタートは、2点ビハインドの相手が点を取りに来ようとする展開には当然なりましたが、思ったほどの迫力はなく、守備も集中して対応して相手にチャンスを作らせずに、攻撃に関しても、まず3分に、40番橋岡大樹のロングフィードから23番シマブク・カズヨシに通し、8番松高遼、10番渡辺陽とテンポよくパスを回し、最後は9番川上エドオジョン智慧がシュートを狙う場面や、4分に6番鈴木海都が左サイドから持ち上がり、クロスに対して20番長倉幹樹が頭でコースを変えてゴール右に流し込みますが、ここは、惜しくもオフサイドの判定。さらに、高い位置での相手スローインを10番渡辺陽が、奪い取って、そのままペナルティエリアまで侵入し角度が全くない位置だったので、直接シュートを狙うのは難しいものの、折り返すにも良い形で入りこめている選手がいないという中で、仕掛けてコーナーキックを奪うなど、大きな得点チャンスは、後半に入っても浦和が多く作る状況は続きます。

そして、迎えた8分。コーナーキックのチャンスで6番鈴木海都からのクロスを16番大西翔也が競り、ディフェンダーがクリアしたから跳ね返ってかはわかりませんが、ペナルティエリア外まで転がっていったボールを23番シマブク・カズヨシが、豪快にゴール右隅にけり込んでゴール。試合展開としても、決定的な3点目を後半の早い時間に決めることに成功します。

楽な展開にはなったものの、気を抜くことなく、例えば、13分には、相手キーパーがフィードする際に、20番長倉幹樹が、果敢にプレッシャーをかけに行ってミスキックを誘うようなプレーもしっかり続けるなど、さらにゴールを奪ってやろうという姿勢がチームから感じられたのも良かったと思います。

17分には、40番橋岡大樹が、センターバックの位置から思い切って攻撃参加する場面もありました。

21分には、この試合最後のゴールの布石その2と勝手に思っている、コーナーキックからの場面でこぼれ球を26番池髙暢希が狙い、わずかに相手ディフェンダーに当たり枠は捉えられずも果敢に攻撃の部分でのアピールも見せるプレーがありました。

26分には、直前に交代で入った7番伊藤敦樹が、パスを受けるとキーパーの位置を見て、ループシュートを狙い、わずかに枠をそれるという惜しいチャンスを作ります。フォワードとして入った時によく得点を取っていた時の7番伊藤敦樹を思い出す様な投入していきなりのプレーでした。

そして、迎えた34分に、2つの布石(と私が勝手に思っている)プレーの集大成として、この試合最後のゴールが決まります。ドリブルで持ち上がった10番渡辺陽が、ペナルティエリアに侵入し、得意の角度(と私が勝手に思っている)ところから狙ったシュートがポストを叩き、大きく跳ね返ったボールを、26番池髙暢希が豪快にけり込む見事なゴール!

攻撃が得意な選手ながら、サイドバックで、なかなか攻撃ができないところで、守備のところも習得しながら、ここ最近は、少ない攻撃に参加できる機会で、よりゴールに近いプレーが増えつつある中でようやく決めることができた嬉しいゴールですね。

このゴールがダメ押しとなり、ここからは、34番白土大貴などプリンスリーグ初出場(のはず)の1年生が多く出場経験を積む時間も作ることができました。サイドバックに入った29番大桃伶音、中盤に入った28番大城螢と身長の大きい1年生も入ったりで、気が付けば、かなり大きい選手が多い状態になったりしていましたね。

そして、残り時間は少なかったですが、4番轡田登が久しぶりに攻撃的な位置で投入されたのも嬉しかったですね。

結果的に、理想的な展開で、新しい戦力が経験を積んだり、割って入るためのアピールの時間が短いながらも作られたり。さらに言えば、こういう展開になったことで、ベンチに入りながら出場機会を得られなかった、チームとしては喜びながらもプレーヤーとしては悔しい思いをしたであろう選手もいるわけで、出場停止となっていた時里元樹は、もしかすると悔しい気持ちが強かったかもしれません。

見る側として楽しい試合。プレーしている選手の表情が生き生きとしていた試合。攻撃的な選手が攻撃のところで、勝負を多くしてくれた試合。勝ち点を積み上げるために、負けないために守備意識を高めて、リードが小さい時には、守ることが優先になるのも、仕方がない部分はあると思いますが、今回の試合のように、多くの選手にチャンスが与えられ、アピールの時間が作られる試合がやはり理想的ですよね。

ただ、育成世代でも研究しあって長所つぶしになるような戦いが普通になっているプリンスリーグなので、良いところをぶつけ合ってという試合には、なりにくいのが現状ですし、こういう試合がもっと多くなれば良いのにというは、甘い話かもしれませんが、とにかく、今日のような試合をより多く見たいですね。

この試合を踏まえて、また一週間後に対戦する横浜FCユースが、今度はどのような戦いをしてくるのかも含めて、興味深く待ちたいと思います。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/07/02 – 浦和レッズユースvsヴァンフォーレ甲府 U-18 1-0勝利・・・勝ち点を積み上げることも重要

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どうも、ブクメです☆

今週末は、少し行動がハードな2日間となります。土曜日の今日は、山梨県の押原公園で開催されたユースのプリンスリーグ、ヴァンフォーレ甲府U-18の試合、そして、明日は、ジュニアユースの夏の全国をかけた戦いを群馬県の宮城総合運動場に行く予定です。しかも、土曜日のユースが夕方からの試合で、日曜日のジュニアユースが午前中キックオフの試合なので、この間の時間があまりないんですね。

なので、割と私にしては珍しく、試合が終わって少しの雑談で会場を後にして、車でささっと帰り、やることもささっとすませ、日付が変わる少し前からブログを書き始めることができています。そう、3時間とか運転した後に気が緩んで力尽きて眠ってしまう時間を今回は作らずに行動できています、はい。

運よくなのかは、わかりませんが、下道中心の帰路は渋滞にも捕まらずにその距離で帰れる最短の時間で帰れたと思います。

はい、雑談終了。

ということで、ユースのプリンスリーグ関東が先週末から再開されていて、そこで先制するも追いつかれて引き分けに持ち込まれるという流れで迎えた試合になります。中断期間から勝てない試合が続くと、悪い流れに乗ってしまうこともあるので、今日の試合は、上手く先制できてから、追加点が奪えそうな時間帯に追加点が奪えないという、少し先週に似た流れになる中で、そのリードを守り切ることが優先されるような、采配が早めにされた試合になりましたので、選手としては若干ストレスがたまる部分もあったと思いますが、勝ち点を積み上げることが重要ということです・・・ね。

浦和レッズユースにとっては、勝ち切った試合ながらももしかすると、充実感は少なかったかもしれない試合かもしれませんが、私としては、以前の前橋育英高校戦の時に続いての、気持ち複雑な対戦カードとなります。

ヴァンフォーレ甲府U-18の今シーズンの正ゴールキーパーを務める関敦也が浦和レッズジュニアユース出身選手なんですね。

キーパーの選手なので浦和に得点が入るということは、キーパーが守るゴールが破られるということで、そのあたりは、若干複雑な気持ちを持ちつつ、好セーブには、「なかなかやるな~!」と思いつつ、勝利に関しては浦和レッズユースの勝利を願って見るという感じです、はい。

試合について書きます。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半45分⇒7番伊藤敦樹)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半43分⇒17番立川将吾)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半22分⇒8番松高遼)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半35分⇒15番荻原拓也)、FWが20番長倉幹樹(後半16分⇒14番井澤春輝)となります。

フォーメーションとしては、1トップに戻ったという感じなんだと思いますが、先週2トップでも実際は1トップのような形になってしまっていたりなので、あまり細かくわかりませんし、それがそれほど重要ということでもないので、絶対フォーメーションがわからないと気が済まないという方は、試合を見に来てください。

試合開始から、浦和が相手陣内でプレーする時間が長くなります。

相手の攻撃も上手く奪ってカウンターを狙ったり、長めのボールで両サイドの選手を、走らせるような攻撃が多い中、2分のカウンターの形で1番山田晃士からのロングフィードを11番時里元樹がワンタッチで流し、前線に走る6番鈴木海都につなげて仕掛ける形や、3分のフリーキックの場面では、6番鈴木海都からのパスを受けた26番池髙暢希が、仕掛けてコーナーキックを奪うプレーなど見られました。

ただ、やや中盤省略になり、長いボールでサイド攻撃を狙う攻撃に偏りすぎて、1トップの20番長倉幹樹のところにパスがなかなか入らないという状況と、同時にサイド攻撃に対しての相手のケアがしっかりしていて、両サイド共に個人で仕掛けようとすると引っかかってしまうという場面が多くなっていたように感じました。

パスが入らない分、20番長倉幹樹は、相手のバックラインやキーパーに対してのプレッシャーをかける動きでミスを誘いチャンスを誘発するようなプレーが多くなっていましたね。

浦和にとっての最初の決定的なチャンスは、12分くらい。10番渡辺陽からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が決めたように見えましたが、これはオフサイド。

この試合では、特に前半はオフサイドの判定になるプレーが多く、長いパスでの攻撃が多くなる中で、ラインコントロールで上手くオフサイドにかけられていたという場面が多かったと言えるのかもしれませんね。

攻め込む時間は多いものの、決定的と言える場面がなかなか作れないままでしたが、迎えた28分に、11番時里元樹からのパスに抜け出した20番長倉幹樹が見事に決めて1-0と先制に成功します。

単発な攻撃がやや多くなっていたものの、この試合では、右サイドバックの26番池髙暢希が、攻撃に参加すると決めて持ち上がったり、スペースに入っていった時のプレーからは、数名が絡んでより相手にとって対応しにくい攻撃になっている確率が高いようにも感じられました。本来攻撃的な選手ですので、我慢しながらも、攻撃参加した時に、今日のようなプレーが見せられるのは、良いことです。

チームとして采配として、もしかすると采配としては、長めのボールを多用するようになっているのかもしれませんが、前半終了間際の20番長倉幹樹が右前線のスペースに斜めに走り込むタイミングで26番池髙暢希がそのスペースに出して、チャンスを作っていくプレーのように、ポジションを流動的に、裏へ抜け出しての攻撃でのチャンスの作り方が上手い選手も多い中で、やや攻撃の狙いがどっちつかずになっていたのかもしれませんね。

1点リードして迎えた後半も、浦和が相手陣内でプレーする時間が長くなりました。

後半もフォーメーションは、同じだったと思いますが、1トップの下からあまり出ないイメージがあった11番時里元樹も2トップに高い位置に攻撃の時には上がってくるような場面が増え、細かいプレーができる2人が近い距離でプレーすることでのチャンスが増えたり、両サイドの2枚の攻撃に対しても、仕掛けたときに、6番鈴木海都や10番渡辺陽が、その選手の比較的近い位置にいるという状況が作られることで、サイドから仕掛けて、跳ね返されても、そこを味方がカバーできるような場面が増え、16番大西翔也が守備のバランスのところを考えながら、時折守備を意識しすぎて、ベンチから声が飛んでいたこともありましたが、後半スタートからしばらくの時間帯の方が、より前半よりゴールに近づく場面の多い、相手陣内での時間が長い時間帯になりました。

実際、後半は9番川上エドオジョン智慧の突破からのポスト直撃の惜しいシュートや、セットプレーからのこぼれ球に対して26番池髙暢希のわずかにゴール左にそれるシュートや、枠は捉えられなかったものの10番渡辺陽もセットプレーからのこぼれ球に反応してのシュートで枠をとらえればというチャンスが作れていました。

相手が守備をしなければという意識にさせられる部分でも、この戦い方で続けていれば、追加点も取れそうだなと感じていましたが、リードしているという状況が、采配をよりしっかり勝ちたいというものにさせたのかもしれませんが、16分に14番井澤春輝を投入したところから、ワントップに長いパスを入れるようなスタイルに変え、それでも流れとしては、チャンスが多く生まれていたのですが、30分くらいに5バックに変更したと思うんですね。

私の感覚がおかしいのかもしれませんが、5バックにしたことで、相手の攻撃を受けて立つという構図に部分的に変わってしまったところがあるように感じ、しっかり集中して跳ね返すのですが、相手が守備をしなければという意識から、攻撃できる時間が増えて来たと感じるような展開になってしまったような気もします。

実際、終盤に2度ほど、決められていてもおかしくない場面を作られるところもあったりしましたが、結果的には、1点リードを奪うことに成功して、その1点を守り切ることに成功した試合です。

プレミア昇格のためには、我慢してでも3ずつ積み上げていくという姿勢ですね。

この辺が、育成を見るサポーターの中でも、よく意見がぶつかるところなのですが、どちらかと言うと、私は、結果としては守り切って勝っても、選手が窮屈そうなサッカーをやっていると心配になる部分が強くなります。

でも、割と最近は、話をできる育成のサポーターの方とは、意見をぶつけることもあるのですが、「それでも勝たないと意味がない」という意見も、一理あるよな、と頑張って思うようにしています。

なので、一番よくないのは、2試合連続で追いつかれて引き分けになるような状況だという、この試合ではなくて、この先の試合を考えたときに、チームとしての不必要に悩んでしまう危険性がある展開だから、守備に重きを置いて勝ちにこだわることを優先したと考えれば納得です。

特に、今年のプリンスリーグ関東は混戦ですからね。

なので、勝ち点3をしっかり積み上げられたことが重要な試合でした。

その辺を考慮して、1点だけ、そういうプレーしていても、浦和レッズユースの選手だったらできるだろうなと思っていて、なかなか見せてもらえないのが、パスのスピードの強弱の使い分け。なんか、パススピードが遅いせいで相手に奪われていた近い距離でのパス回しのところなどが多く感じられる部分がありました。これは、やってはいけないと言われるわけはないだろうし、選手の質を考えたら、できると思うんですよね。あとは、欲を言えば、上下の動きがもう少し増えると今日のような相手に対しては効果的だったのではないかなと、これも、戦術というよりは、個人がやるかやらないかのプレーだと思うので。

いや、なんとなく感じただけです。

さて、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也のプレーですが、まあ実際には、夏の全国の予選の日立柏グラウンドで、一度見る機会があってその時にも触れているのですが、安定した守備でキーパーと1対1という場面がこの試合2度ほど(要するに浦和の選手が突破してあとはキーパーに止められなければゴールという場面)で、タイミング良い飛び出しで防がれたり、グラウンダーのコースをとらえていたシュートにも反応してコースを変えられて防がれたという場面など見ても、質の高いプレーを見せてもらいましたし、味方選手を鼓舞する声も終始聴こえていましたし、続けてほしい部分をずっと続けてくれていることも見られたことが嬉しかったです。

チームとしては、苦しい状況に入っているようですが、関敦也には、チームを鼓舞し続けてもらって、浮上のきっかけを見つけてもらって、前橋育英高校戦の後にも書きましたが、次の対戦の時には、両チームとも調子が良い状態での試合が見られことを願っています。

ではでは!

あ、あと、日曜日は、ジュニアユースの試合のあと、いったん家に帰り、私用でまた出かけてと、かなりバタバタした1日になることが確実のため、ジュニアユースの試合のブログは、おそらく、月曜日中とか、遅めになると思います。

でもね、日曜日の試合は、ジュニアユースが、ここ数試合の良くなった部分をすべて出し切って、問題なく勝利して、全国を決めて、喜んでという流れになるはずなので、遅めでも良いですよね!

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