関東トレセンリーグU-16 2010/12/12 埼玉vs栃木 1-1引き分け・・・不完全燃焼

清瀬内山運動公園サッカーグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日ジュニアユースの練習試合を観戦したレッズランドを車で通り越して今日は、U16の浦和レッズユースの選手が多く参加しているトレセンリーグU16の試合を観戦に清瀬内山運動公園サッカー場へ行ってきました。国体関連のトレセンリーグ関連や国体自体は多く見てきたものの、考えてみればトレセンリーグの試合自体はこれで2回目になります。

今日の対戦相手は栃木県になります。

この日のスタメンは以下の通り。*()にチーム名がない選手は浦和レッズユースの選手。

GKが1番河野隼人(大宮アルディージャユース)、DFがセンターバックに3番寄特直人、4番西澤秀平、右サイドバックに2番新井純平、左サイドバックに16番水落敬(埼玉栄高校)、MFがボランチに6番西袋裕太と7番溝口晃大(大宮アルディージャユース)、トップ下に8番小峯洋介、右にFWが右に5番金野僚太、左に9番繁田秀斗、真ん中に10番中山雄希(大宮アルディージャユース)

となります。

浦和の選手は確実に把握できているのですが、他のチームや高校の選手の背番号は確認できた限りになりますので誤りがあるかもしれません。

左サイドバックに入った16番水落敬は浦和レッズジュニアユース出身の選手ですね。

やや風が強い中での試合で埼玉県は前半は風上での試合となりました。

前線でフォワードの10番中山雄希がフォワードらしい得点を狙う姿勢を前面に出したプレーでチャンスを作る場面が多い印象。ディフェンスの背後に回り視界から消えてから裏に抜け出すプレーなどらしさが出ていたと思います。

比較的左サイドから展開される攻撃が多く、2トップに近いくらいの位置に入っていた9番繁田秀斗とトップ下の8番小峯洋介、左サイドバックの16番水落敬が絡み攻撃が展開される回数が多く、右サイドはバランスを取るようにやや守備的になっていたような気もします。

相手の栃木県は高校の部活所属の選手が多いことからか、いわゆるユースvs高校の部活の時のような相手の決まりごとをしっかり運動量を惜しまずにプレーするスタイルにやや苦戦させられた印象もあります。高さに対しては3番寄特直人、4番西澤秀平、さらにボランチの6番西袋裕太が問題なく跳ね返していたものの、攻撃の際の徹底したフォワードのスペースに走りこみ、そこへスルーパスを通すという相手のプレーには苦しんでいる印象もあり、危険なシーンも何度かありました。

前半終盤で16番水落敬に代わり、11番中村駿介が入ります。左サイドバックのポジションに5番金野僚太が入り、そのポジションに中村駿介が入るというイメージ。

11番中村駿介のキープ力を活かしながらの攻めも加わったものの結局崩しきることは出来ず前半は0-0で終わります。左サイドの攻撃が多かったことで右サイドバックの2番新井純平の攻撃参加は前半ほとんど見られませんでした。

後半に入り、まず9番繁田秀斗のたぶん今日はフォワードを意識していたのだろうという積極的な仕掛けやシュートの場面が目を引きました。

フリーキックのシーンでは11番中村駿介が直接狙ったり、風下になったからというわけではないのでしょうが、後半の序盤は前半以上に埼玉の攻勢が続きます。

攻勢の時間の中で、7番溝口晃大に代わり14番長谷優が入ります。

6番西袋裕太が、効果的な縦へのフィードでチャンスを演出したり、自身も前線で攻撃に絡んだり、右サイドバックの2番新井純平も何度も右サイドバックからオーバーラップで攻撃参加(気が付くと左サイドにいたり、真ん中にいたり、攻撃参加の際の動きはやはり凄いですね)、左サイドに入った14番長谷優もいつものようなサイドからドリブルで持ち上がりクロスというよりは、中へ切れ込んでテクニックで打開するようなプレーでシュートまで持ち込んだり、いわゆる得点のにおいのする時間帯が訪れます。が、逆に攻撃の姿勢から中盤でのパスミスも多くなり、そこをしっかり寄せて狙っている栃木が押し返し一気に攻めてくるという点が決まりそうだけど、やや危なっかしいという時間でもあったのですが、最初に得点したのは埼玉県。

コーナーキックのチャンスで8番小峯洋介が蹴ったボールを2番新井純平が旨でトラップしたボールがそのまま流れ、走りこんだ6番西袋裕太が押し込んでゴール。後半途中に待望の先制点を奪います。

この後も右サイドからの2番新井純平のオーバーラップからファーサイドへのクロスに反応した8番小峯洋介がトラップするもこれは手に当たりハンドの判定。

追加点を決められないまま、失点を喫してしまい1-1となります。

失点後に9番繁田秀斗に代わり19番清水和哉(正智深谷高校)が入ります。

この後、6番西袋裕太が2枚目のイエローカードを受けてしまい退場となり、一人少ない状況になりながらも終盤は埼玉の攻勢が続き、11番中村駿介の惜しいシュートが何度かありましたがコースを狙ったシュートが僅かに枠から外れたり、ギリギリでキーパーにはじき出されたり、2番新井純平が右サイドから持ち上がりそのまま中へ切り込んで仕掛けたり、逆転のチャンスは多くあったものの、結果的に得点は奪えず試合は1-1で引き分けとなりました。

やや審判が神経質になっているようなところもありつつ、やっている選手達は不完全燃焼だったかもしれませんねw

この試合の後に、西武台高等学校第二グラウンドに場所を移して浦和東高校との練習試合があるということで、そちらも見に行きました。

前半は21番佐藤大介がセンターバックをやったり、14番長谷優が右サイドバックをやるなど、普段と違ったフォーメーションで不思議な雰囲気で試合を見ていましたが、思った以上に問題なくそのポジションをこなしていましたね。後半からは、左サイドに21番佐藤大介、左サイドバックに小坂慎太朗と左サイドが本来のポジションになった2人で仕掛けた攻撃は魅力的でした。狙い、仕掛け、凄く良かったのですが放つシュートがポストやクロスバーにことごとく弾かれゴールにはなりませんでしたね。試合は1-0で勝利。得点者は23番柿澤昇太(大宮アルディージャユース)だったと思います。

これで、年内のトレセンリーグは終了し、残り2試合は来年2月に開催されます。

結果は引き分けだったものの、楽しませてもらいました。

お疲れ様でした。

ではでは~!

 

練習試合2010/12/11 浦和レッズJrユース vs 浦和東高校 3-1勝利・・・高円宮杯へ向けて

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

来週から高円宮杯に臨む浦和レッズジュニアユースの練習試合があるということで、今日はそちらを観戦にレッズランドに行ってきました。U13の埼玉県クラブユースの試合も見られるかと思ったら今日に限って日程が被ってしまいましたので、今回は練習試合を選ばせていただきました。

朝10時からの試合で試合開始前は冷え込んでいたものの、晴天の中一気に気温が上がってぽかぽか陽気の中での試合となりました。今日の対戦相手は浦和東高校になります。どのようなメンバーなのかは分かりませんが、1年生中心だったと思われます。

この日のスタメンは以下の通り。

GK16番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバックに3番武藤稜、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、11番進昂平、FWが左に17番木所和樹、右に18番広瀬陸斗、真ん中に27番清川大輝

となります。

大会と練習試合の背番号は若干違いますのでご注意下さい。

2年生の清川大輝がスタメンで出場していました。フォーメーションは3トップというよりは、11番進昂平と27番清川大輝の2トップに中盤がトップ下1枚ウィング2枚ボランチという形と言った方がしっくり繰るかもしれません。

関東予選の最終戦は見ることはできなかったのですが、長く怪我で戦列を離れていた11番進昂平が元気な姿を見せてくれていたことがまず嬉しくもあり、関東予選最終戦で負傷した10番関根貴大もランニングと簡単にボールを使ったトレーニングメニューはこなしていて少し安心しました。

高円宮杯へ向けた最終調整となる週末の練習試合ということで浦和レッズジュニアユースの意識の高さがシュート意識の高さに表れていたと思います。

試合開始でパッと見ただけで浦和東の選手の体の大きさが目立ちました。高校生だからということ以上に、慎重の高い選手や体の強そうな選手をそろえているという印象でどのような展開になるのか楽しみに見させてもらいました。

前半から特に11番進昂平は、得点を奪う気持ちが凄く、何度も何度もシュートを放っていました。やや持ちすぎと思う場面もあったかもしれませんが、戦う姿勢は凄く良かったです。11番進昂平がポストプレーやドリブルでの仕掛けをする中で、やや27番清川大輝は動きに迷いがあるようにも見えたのですが、前線で打開するために色々なポジションに動き、様々試みていました。

数人が絡んだプレーでは、11番進昂平が落としたところに18番広瀬陸斗がサイドから絡み27番清川大輝にラストパスを送りシュートまでもって行くシーンがありました。

ボランチの8番須藤岳晟も、気持ちの入ったプレーがパッと見で分かるくらい積極的に動き回り、枠は捉えなかったものの、数回距離のあるところからシュートを打っていました。

相手の体は大きいものの、チーム力では勝っている浦和が攻撃面で支配する時間が長く、攻勢に進める中で前半15分に11番進昂平からのパスを受けた18番広瀬陸斗が決めて先制します。

その後も攻勢は続き、前半終盤には誰から出たのかは確認できなかったのですが、ボランチの位置辺りからの縦へのやや長めのパスに抜け出した11番進昂平が落ち着いて決め、前半を2-0で折り返します。

後半に入り、10分に失点してしまいます。

交代のタイミングを見逃してしまったのですが、この失点前後に27番清川大輝に代わり26番橋岡和樹、17番木所和樹に代わり9番柳下大樹が入りました。

後半も全体的には浦和のペースで進み、交代からしばらくは、上手く試合に入れていなかった26番橋岡和樹がペナルティエリア付近で得点を狙う動きが目立ってきたと思っていたところで30分に11番進昂平のポストプレーからマイナスに出されたパスをそのままミドルシュート、これが見事に決まり3点目。

結果的に3-1で勝利しました。

ポイントポイントのプレーでは、後半の左サイドでの18番広瀬陸斗と2番森亮太のワンツーでのスピードのある抜け出しなど見ていて楽しかったですね。

攻撃に関しては、11番進昂平が戻ったことで良い意味でバランスが崩れて強烈に攻撃的に行く場面がチームに加わり、そこを13番條洋介が近い位置でバランスを取り、更にボランチの位置で8番須藤岳晟がバランスを取って上手く機能していたというイメージでしょうが、今日は比較的右に偏ったサイド攻撃が多く上がる回数は少なかったものの左サイドの17番木所和樹が上がる姿も前の数試合で見ていますのでかなり良い攻撃が高円宮杯でも繰り広げられると思います。負傷している10番関根貴大も無理はして欲しくないですが、出場可能になれば全国でプレーしているところを見たいものです。

守備に関しては、センターバックの4番副島暢人と5番斎藤一穂を中心に3番武藤稜、2番森亮太もやや守備に意識を置きながら落ち着いてプレーできていたと思います。判断などでのミスはほとんど無かったものの、大き目の選手や体の強い選手がドリブルで突破してきた時に体の入れ方が甘いように見えた場面もありましたので、そのような止めどころで強く行くプレー(一度体をぶつけるなど)はもう少し集中して行った方が良いかもしれません。

さてさて、この試合の後にもう1本あったのでその試合についても触れさせていただきます。

出場メンバーは以下、

GK1番吉野雅大、DFがセンターバックに4番副島暢人、21番吉原大、左サイドバックに17番木所和樹、右サイドバックに3番武藤稜、MFがボランチに14番都築洋平、トップ下に15番池永夏月、6番戸嶋祥郎、FWが右に12番中林佑太、左に7番細田真也、真ん中に9番柳下大樹

開始から数分で失点しまったものの、すぐに9番柳下大樹が取り返し、1-1

途中で4番副島暢人、3番武藤稜、17番木所和樹に代わり、26番橋岡和樹、27番清川大輝、18番広瀬陸斗が入りますが、この後のフォーメーションが

4バックにセンターが21番吉原大、18番広瀬陸斗、右に27番清川大輝、左に26番橋岡和樹

と、前の選手が多く守備ラインに入る布陣でなかなか見ごたえがありましたが、慣れないのか結構サイドを突破されていましたねw 

試合試合他は15番池永夏月からのパスに抜け出した9番柳下大樹が決めて2-1で勝利しました。

スタメンからは外れてしまった9番柳下大樹ですが、しっかり2ゴールという結果は残していました。さすがです。

さて、

明日も練習試合があるとのことですが、ブクメは明日は別の試合に行くため今日が高円宮杯前の最後の試合ということになりましたが、チームとして非常にまとまりがあり、それぞれの選手が試合中も大声でコーチングし合ってプレーしている。今年のチームには結束力という強さがありますし、そこに強烈な個性も戻ってきて、タイミングではストライカーも間に合いそう(なのかな?)ということで、優勝すべき要素をしっかり兼ね揃えたチームとして最後の大会に臨んでくれます。

キャプテンからも、優勝しか考えていないという強い言葉をもらいましたし、来週からの戦いを楽しみに楽しみに待ちたいと思います。

ではでは!

 

第13回埼玉県クラブユース(U-13)選手権2次予選2010/11/27 vs 志木アクセル 8-0勝利・・・ピンチなく快勝

浦和三浦グラウンド(三浦運動公園)2010年11月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

本当にさいたま市内には多くのサッカーグラウンドがあるんですね。浦和レッズジュニアユースU13が現在戦っている埼玉県クラブユース選手権は2次予選に入り、今日の志木アクセルとの試合は三浦運動公園のサッカーグランドで行われました。初めて行くグラウンドでしたが、運動不足解消も兼ねて自転車で向かったのですが、しっかり調べたはずが迷いました・・・が、珍しく迷っているうちにグラウンドに辿り着けました。予定の道からは大分逸れた道を走っていたようですがw

2次予選は、今日対戦する志木アクセル、CAアレグレ、HAN FCと同じグループに入り上位2チームが代表決定戦に進みます。

今日のスタメンは以下のようになります。

GKが16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史 右サイドバックに2番新井克之 センターバックがと10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介、左に12番信沢啓人、右に6番影森宇京 FWが19番和久井大輔、11番新納大雅

となります。

今日の相手も力の差のある相手となりますので、勝利するのは当然としてチームとしてのプレーや個としてのプレー、後まだほとんど顔が覚えられていないので今日のように比較的近い距離で見られるときは選手の顔を覚えることにも集中しつつ(余り出来ていませんがw)観戦しました。

大まかな試合の流れとしては、以下のようになります。

土のグラウンドということで、ドリブルで滑ったり、フェイントで滑ったりするのは仕方ないと思いますが、そのような個人技がやや発揮し難いグラウンドでありながらも試合自体は前後半通じて浦和のペースで進んでいきました。

前半開始からしばらくは、19番和久井大輔が前線で動き回りながら、11番新納大雅が前線で球を捌きながら攻撃を仕掛けつつ、中盤では特に15番松尾佑介が絡みつつ攻撃が展開されていたように思います。

開始からの攻勢で早くも5分に先制点が生まれます。ペナルティエリア内で混戦になった所でこぼれ球がゴール前に上手くポジションを取っていた12番信沢啓人にこぼれ、しっかりそのボールを押し込んでゴール。1-0とします。

先制点から3分後の8分にも6番影森宇京がゴールし、2-0とします。

続いて17分に、15番松尾佑介からのふわりと浮かしたスルーパスで相手ディフェンダーの裏へパスを通し、そこに19番和久井大輔が抜け出し3点目が決まります。

その後も、12番信沢啓人が左サイドからタイミングで前線の中の位置に上手く入り攻撃を厚くする動きを見せチャンスを作り、その空いた左サイドを使って8番高橋聡史が高めの位置から攻撃に絡む動きなどが良かったと思います。

相変わらず20番渡辺将矢はボランチの位置でバランスを上手く保った良いパス捌きを見せていました。

前半は3-0で終了。

後半に入り、

5人のメンバー交代があります。

INは13番東伸幸、17番水上真、9番田中拓真、18番村上秀斗、3番石井康輝

OUTは4番小木曽佑太、2番新井克之、6番影森宇京、19番和久井大輔、12番信沢啓人

です。

フォーメーションとしては、

GKが16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史 右サイドバックに10番中塩大貴 センターバックが17番水上真と、13番東伸幸、MFがボランチに、トップ下に15番松尾佑介、左に18番村上秀斗、右に9番田中拓真 FWが20番渡辺将矢、11番新納大雅

こんな感じだったと思います。

ちょっとよそ見していたら早速ゴールが決まっていました。ゴールは15番松尾佑介だったと思います。4-0

ボランチの20番渡辺将矢は後半は前線に入り、早速ディフェンスを超える浮き球でのスルーパスを通し、そこに11番新納大雅が抜け出し浮き球のシュートを放つも決められませんでしたが、フワリ、フワリと浮き球で相手を交わしていくパスからシュートの流れはいいですね。

続いて後半からボランチに入った3番石井康輝が相手守備ラインが低くなっているところを狙いミドルシュートを放ちます。

9番田中拓真はやや動きに迷いがあるような場面も見られましたが、独特のリズムのドリブルで仕掛けるシーンは面白かったですね。そこから20番渡辺将矢に通してチャンスに繋がる場面も何度かありました。

さてさて、このように交代しても浦和ペースが変わらず展開していく中で、後半は4点目行こうしばらく得点が入らなかったものの20分にセンターバックに入った17番水上真が高めの位置に上がりパスを受け攻撃参加して上がっていき、ペナルティエリア付近にポジションを取る9番田中拓真にパスし、そのままポストプレーから17番水上真が再びスピードに乗ったままボールを受けテンポ良くシュートまでもって行き、ゴールとなります。5-0

このゴールから、試合終了までの10分間でぽんぽん得点が追加されていきます。

23分には右サイドから先ほど得点を決めた17番水上真がクロスを上げると、ペナルティエリア内で18番村上秀斗が一旦はトラップミスになるものの、結果的に上手く弾んだボールをボレー気味に押し込んでゴール。6-0

更に26分にスルーパスに抜け出した18番村上秀斗がキーパーと1対1になり、落ち着いてゴールを決めます。7-0

この試合最後のゴールは、ペナルティエリア外で相手ディフェンダーがお見合いして流れたボールを狙っていた3番石井康輝がコースを狙ったミドルシュートを放ち、これがゴール左隅にキレイに決まり、8-0となります。

この後、キーパーが16番大川圭為に代わり1番岩本拓となりましたが残り時間がほとんど無かったため入って少しで終了の笛が吹かれました。8-0で危なげなく大量得点でまずは1勝しました。

後半に前線に上がっていた20番渡辺将矢は得点できなくて悔しそうでしたが、チャンスメイクには多数絡んでいましたし、ボランチの前半に続いて良かったと思います。

チームとしての成長は見られるものの、ここ最近は対戦相手が力の差があるところが多いので、見ていてどこまで評価して良いのか難しいところですが、とにかく大量得点に無失点というのは気持ちが良いものですね!

お疲れ様でした。

ではでは~

Jユースカップ2010・グループリーグ第8戦 | 2010/11/23 vs 横浜FCユース 3-0勝利・・・最後はしっかり快勝で!

横浜みなとみらいスポーツパーク2010年11月23日 横浜みなとみらいスポーツパーク2010年11月23日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年最後の公式戦。そして、当然3年生にとっては、この試合が最後の公式戦ということになります。正直、高円宮杯までの流れを考えても、この大会でここまで苦戦するとは想像もしていませんでした。何を理由にして良いのか分からないくらい不運と言うしかないくらい、チャンスや枠内シュートがあるのに最初のザスパ草津戦以降全くゴールが決まらず、最終戦まで来てしまいました。悪い流れはどこかで断ち切らなければいけませんし、そうしなければならない試合がこの試合でした。

今日のスタメンは以下の通り

GK1番中島聡志、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに8番若井祥吾、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に10番礒部裕基、右に11番鈴木大輝、真ん中に9番高木凛

となります。

怪我の7番矢島倫太郎、GK16番小笠原正人(GK2人を先発出場は無理ですからねw)、トップに合流している岡本拓也以外の3年生が全てスタメンに名を連ねました。

この試合で欲しいのは、とにかく得点。どんな形でも良いので得点を奪ってしまえば一気に流れが変わる可能性が高いのでそこに強く期待しながら試合を見つめていました。

勝つ気持ち、得点をしたいという気持ちは強かったのでしょうが試合の序盤は5分5分の流れで進んでいきます。アウェイ側のエリアからだと施設の関係上、前半は左サイドの攻撃の部分、後半は右サイドの守備の部分が良く見えなかったため、そこで起こっているプレーはよく見えませんでしたが、ちょうど攻撃の際はそのサイドで展開されていることが多かったように感じます。左サイドで10番礒部裕基と9番高木凛が絡んだ攻撃、そこに8番若井祥吾が絡んでいた・・はずです。

前半最初の大きなチャンスは8番若井祥吾の豪快なミドルシュートでした。イメージとしては、昨年の大原での横浜FCユース戦で若井祥吾が決めた豪快なミドルシュートが惜しくも上に外れたという感じです(行った方はよく覚えていると思います。)

気持ちが攻撃に行っていたからなのか、やや前節の大量失点が影響しているのか、前半は守備面でややプレスが甘く、相手の大型フォワードに結構自由にポストプレーをされていた印象があります。プレスが甘いために、容易に突破されてしまうこともありましたが、4番広瀬健太がかなり気を使って最後のところで攻撃の芽を摘む役割をしっかり果たしていたことで失点を防いでいました。

この試合も、ここ数試合同様に5番藤野友則がポジションやスペースを考えて動いているものの、なかなか生きない場面が前半は続いていました(後半にその苦労が報われるシーンが訪れる序章ということです。)

足元へのパスが多い中で、2番西山航平が意識的に裏を狙うパスを出していたと思います。

裏へということでは、11番鈴木大輝が前半から果敢に裏を狙う飛び出しを試みていましたが、ギリギリのタイミングでオフサイドになることが何度もありました(彼にもその苦労が報われるシーンが訪れます。オフサイド連発も序章です。)

得点が入る雰囲気がありながらも、この試合も前半の終盤までは得点が決まらず時間が過ぎていきましたが、ついに、やっと、待ってましたというゴールが浦和に生まれます。

ロングフィードに反応した10番礒部裕基がゴールキーパーと1対1になり、落ち着いてゴールに流し込み待望のゴール!

実に第2戦以来のゴールが決まります。本当に本当に嬉しかったです。なかなか決まらなかっただけに1ゴールの重みが凄く伝わってきました。

前半はそのまま1-0で終了します。

非常に良い時間帯で先制して勢い良く後半を迎えます。前半プレスが甘く、やや仕事をされていた相手フォワードに対するプレーも後半はしっかり修正されており、一人が強めにプレスをかけ、動きが止まった所でもう一人がインターセプトするなど上手く守備の部分も対応できていました。

後半が始まり、何分も立たないうちに10番礒部裕基から11番鈴木大輝へ見事なパスが通り、鋭いシュートを放つも惜しくもゴール右に外れてしまいます。

同様に、右に流れた9番高木凛がそのまま持ち上がりクロスを上げるシーンや、同じくサイド攻撃でクロスを5番藤野友則がシュートを放つ(これはキーパーに阻まれる)など、後半はサイドからの攻撃でたびたび得点チャンスを生み出します。

決定的な場面としては、左サイドで10番礒部裕基がボールを持ってドリブルで仕掛ける際に8番若井祥吾がディフェンダーをひきつける動きで10番礒部裕基のドリブルのコースを空け、そこに切り込んでシュートまで行くシーンがありましたが、惜しくもゴールは外してしまいます。形としては狙い通りだったと思います。

追加点は時間の問題かと思われたところで、まず11番鈴木大輝が裏へ抜け出したところへパスが通り、ゴール!オフサイドにかかることも多かったですが、そのトライがゴールとして結実します。

また、右サイドから2番西山航平が絶妙なクロスを入れ、9番高木凛が上手く中へ走りこみディフェンダーを引きつけてスルーし、左サイドから走りこんだ10番礒部裕基がシュートを放つという惜しいシーンもありました。

また、14番矢島慎也らしい見事なリズムのドリブルで相手ディフェンスをかわすシーンもありました。

2-0のまま迎えた後半終了間際に中盤のスペースを動き回っていた5番藤野友則が裏に抜けてパスが通り待望のゴール!試合を決定付ける3点目のゴールとなりました。

得点後に9番高木凛に代わり23番長坂竜一が入ります。短い時間でしたが23番長坂竜一が前線で迫力のある動きを見せ、浦和側の応援席は盛り上がっていましたね。面白い存在です。

ややチーム全体が攻撃に傾いている中で危ないシーンも何度かありましたが、ボランチの位置で6番野崎雅也もよくボールを捌いていたと思います。

そして、ここまで名前を挙げていませんでしたが、公式戦で久々の登場だったGK1番中島聡志ですが、なんというかバタバタすることもなく1試合安定して守りきっていました。いわゆる、こう言ったブログで守備の選手達の名前が挙がらないのは、安定したプレーをしていたということなんですね。1番中島聡志のキーパーとしてのプレーはそういうことだったということです。

最後の試合で3-0で快勝。この大会に入り、ここまで本当に上手く行かずに毎週悔しい思いをしていたことでしょうが、最後にしっかり結果を出すことができたじゃないですか!それでOKです。

思い返してみれば、浦和レッズの下部組織を見るという点での歴史が浅いブクメですが、今の高校3年生に関してはユースに上がった1年生の頃の浦和カップからじっくりと高校3年間という期間をしっかり見させてもらった初めての学年となります。

たぶん、ブログを遡れば出てくると思いますが、若井祥吾を最初は若井ではなく岩井だと思い込んでいたとか、2年生の頃に横浜F・マリノスユースなど前線のプレスの早い相手と対峙した時にプレスをかけられて慌ててパスミスをしていた畑本時央が気が付けばどっしりとしたセンターバックに成長して、プレスをかけられても物ともしないキャプテンになっていたり、一人一人の成長ぶりをしっかり目で見てきたものとして思い起こすことができるのは自分としても嬉しいものです。

そういえば、11番鈴木大輝がサイドバックで使われていた頃に、彼は前の選手なのにと毎試合後にしつこくブログで書いていたような気もします。

長くなりすぎるのでこのくらいにしておきますが、様々なことが思い起こされます。

今年はトップの試合には行かずに浦和の下部組織の試合に集中すると決めたことで、結果的に岡本拓也のプレーをほとんど見ることができなかったことにはやや悔いが残りますが・・・。

3年生へ向けて・・・

今年の浦和レッズユースは、私が見てきた中で最も苦しい時間を長く過ごしたチームだと思います。タイトルは取れなかったと最後の挨拶で言っていましたが、関東NO.1は誇るべきタイトルだと思います。関東NO.1は全国NO.1になれる力があることは優勝チームを見ていけば明らかなことですし、今年のチームにはその力があったと思います。

相性の悪いチームだったり、不可解な判定(というか明らかな誤審)に泣かされたり、入るべきゴールが入らなくなってしまったり、何かのせいにしてしまいたいことだらけだったとも思います。何かのせいにして腐ってしまうのは簡単ですが、その先に進むためには、やはり自分で考えて実行して乗り越えていくしかないものです。

苦しい時間は長く続きましたが、今日の試合で、悪い流れを断ち切って一つ乗り越えたことで順風満帆の人が得がたい強さを一つ手に入れたと考えてください。確実に言えることは悔しい経験や苦しい経験を自分達の力で乗り越えれば乗り越えるほど逆境に強い人間になることができます。

今日は、得点が久しぶりに入ったことや勝ったことも当然嬉しかったのですが、何より自分達の力で最後に逆境を跳ね除けてくれたことが何より嬉しかったです。

今後は、それぞれの新しい舞台で起こりうる逆境を今回の経験を生かして一つ一つ乗り越えて一つ一つ階段を上がって思い描く理想へと力強く近づいていってください。

浦和レッズユースとしての3年間お疲れ様でした!

私の行動スタイルは浦和レッズユースが中心になりますので、頻繁には足を運べないかもしれませんが、新しい舞台での頑張っている姿を時間を見つけて足を運ばせてもらいますね。

なんというか、プロになる選手もいれば大学生になる選手など様々ですが、気持ちとしてはユースを卒業して社会人として色々な舞台に送り出すような気分です。名刺交換でもしましょうか?(笑)

長くなりました、失礼します。

ではでは。

Jユースカップ2010・グループリーグ第7戦 | 2010/11/21 vs 東京ヴェルディユース 0-4敗戦・・・悔しい

国士舘大学町田キャンパスサッカーグラウンド2010年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

試合が終わってから久しぶりに会った友人と飲んで帰って眠ってしまったら翌日になってしまっていましたw Jユースカップのグループステージも残り2試合となりました。この試合の相手は東京ヴェルディユースとなります。今日使用されたグラウンドは観戦するスタンドがしっかり作られていてグラウンドとも割りと角度がある高さから見られることもあり、久しぶりにしっかりサッカーが見られるような施設ではあったのですが、アウェイ側まで席がなく、アウェイ側でたって見たいと思う場所は立ち入り禁止だったり、変な所にテント作ってあったりで、見る場所が東京ヴェルディ側のベンチ真裏みたいな場所でちょっと嫌でしたが、まあ仕方ないなと思って見ていました。

スタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに25番寄特直人、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に18番堀田稜、右に17番鈴木悠太、真ん中に10番礒部裕基

となります。

スタメン構成自体は前の試合と同じにになりますが、前節サイドバック起用していた3番畑本時央がセンターバックに戻り、サイドバックに25番寄特直人が入っていました。

ユースを良く見ている方であればよく知っている通り、ユース世代ジュニアユース世代の東京ヴェルディは時々気の抜けたような負け方をするチームではありますが、相当強いです。

この日も、好調東京ヴェルディとしばらく勝てていない状況の浦和レッズユースという現在の状態も含めて、出足や球際のプレーで主導権を握られる展開となりました。

前半スタートから、東京ヴェルディの細かいパスから裏を狙った攻撃でピンチの場面を作られながら、3番畑本時央や4番広瀬健太が最後のところで食い止め、前の試合ではサイドの守備で苦戦した8番若井祥吾でしたが、この試合ではスピード勝負になる前に、読みで相手の攻撃を摘む動きで守備の部分も良い形で入れていたと思います。

攻撃では、相手の寄せが早く、更に前線でやや攻撃陣が孤立してしまうことが多いため、高い位置で奪われるということではないものの、前線に球が収まらない場面が多くなりました。少ないチャンスの中で前半は相手の守備ラインに少しシュートスペースが開いた際に2回ほど14番矢島慎也がミドルシュートを狙っていました。シュートは枠から外れてしまっていましたが、守備が堅い相手に対しては有効な攻撃になっていたと思います。

また、徐々にではありますが比較的守備の方に気持ちが寄ってしまう6番野崎雅也に攻撃の起点としての動きの意識もついてきていると思えるのは、この試合ボランチの位置から何度もサイドのスペースへの大きな縦パスを試みてそこから、18番堀田稜や11番鈴木大輝に渡ってサイド攻撃からドリブルで仕掛ける場面が何度か出来ていたことです。

しかしながら、この試合も先制したのは東京ヴェルディでした。サイド攻撃が多くなるチームなのでやはり攻撃の際にはサイドの守備が薄くなるのは仕方ない部分でもありますが、一瞬の隙からサイドを突破され、そのままスピードのあるドリブルで切り込まれてラストパスを入れられて押し込まれての失点です。

フォワードの位置で11番鈴木大輝が相手守備ラインと駆け引きしながら裏へ飛び出していましたが、ギリギリのところでオフサイドになってしまいます。

この後、14番矢島慎也が相手ディフェンダーと競った際に頭を打ってしまい、大事を取って2番西山航平と交代します。

ポジションとしては、2番西山航平が左サイドバックに入り、25番寄特直人がセンターバックに、4番広瀬健太がボランチの位置に上がり、6番野崎雅也が5番藤野友則と共にトップ下の位置に上がったという形だと思います。

悔しいですが、攻撃の場面での工夫や細かいパス回しの精度、体の強さ(あてかた?)などで一枚上回っていた東京ヴェルディが攻撃に入ったときには、なかなか止められずフィニッシュまで持っていかれることが多くなってしまっていましたが、何度かあった危険な場面は16番小笠原正人の好セーブで防いでいました。

それでも、前半も追加点を奪われてしまい、0-2で終了。

後半から、4番広瀬健太がトップ下の位置に上がり、6番野崎雅也がボランチの位置に戻ったのですが、開始早々決定的なチャンスが生まれます。4番広瀬健太が相手のボランチの位置辺りでキープしていたボールを見事にインターセプトしてそのままドリブルで持ち上がり、相手守備陣が対応できない間にラストパスを入れて、11番鈴木大輝が少しバランスを崩しながらもシュート。このシュートはクロスバーに辺りゴールになりませんでしたが、この試合初めての決定的な場面となりました。

トップ下に入った4番広瀬健太のプレーで初めてこの試合で中盤が安定したようにも感じられました。前半からスペースを狙った動きを試みていた5番藤野友則がなかなか生きていなかったものの、後半の序盤に4番広瀬健太がトップ下に入り、キープできるようになったことが上手く作用したのか、攻撃の場面で5番藤野友則の動きが生きているという場面が何度か見られました。

ちょっとどのタイミングでの交代だったのか見逃してしまったのですが、8番若井祥吾に代わって17番鈴木悠太が入っていました。

攻撃の面で少し形ができるようになりつつあったものの、機を見ての迫力ある攻撃に関しては前半同様東京ヴェルディに分があり、何度か危険なシーンを作られながらも3番畑本時央を中心にギリギリのところで摘めていたいたものの、突破を許した場面でPKを与えてしまい、3失点目を喫してしまいます。

後半30分に5番藤野友則に代わり、9番高木凛が入ります。

9番高木凛のプレー自体はポストを狙ったりしかけたりと良かったとは思いますが、3失点が重く圧し掛かっていたのかチーム全体としては、ややバランスを欠き、11番鈴木大輝など数選手は負けたくない気持ちで球際で諦めず粘っているプレーが目を引きましたが、守備に対しての気持ちが全体的にやや散漫になってしまっているように感じる部分もありました。

ブクメとして悔しかったのが、4失点目の場面がもう一点もやらせないとファールしてでも止めてやろうくらい激しく行っておらず、抜かれて決められてしまったことと、その得点者が国体メンバーで埼玉代表として戦った前田直輝だったこと。。 たびたび書いていますが、国体で応援していたチームのメンバーだった選手は個人的には応援していますが、浦和との試合の時には絶対やられたくない選手でもありますので、無性に悔しかったですね。

試合は0-4で敗れました。

サイドからの攻撃の意識や試みは良かったと思います。ただし、前節の大宮アルディージャと比べて考えてみると浦和の攻撃がサイドからの攻撃に偏るということが分かっていたかのようにサイドの守備に対してケアされていたようにも感じられました。サイドの選手がボールを持って駆け上がった時にゴール前へ走る選手の姿は見られたものの、抜いてクロスを上げるのが難しい時に近くで一度受けられるような距離感に人がいないことが多かったようにも感じられます。前への意識、前へのパスなど意識的に行えてきている中で今後は、守備のバランスを崩さないように中盤の3人がどれだけサイド攻撃に加われるかなど改善されていくことに期待します。

浦和レッズユースがやろうとしている形は崩してもらいたくないですが、最終戦はその形で得点に繋がらないようであれば、多少バランスを崩してガムシャラに戦って乱打戦になっても良いと思っています。気持ち良く試合を終わるためには戦いきることが一番ですから、今ある形で上手く行かない時には少し別の試みをしてみることも必要とういメッセージがあると考えてやってみてください。

個人的には昨年のJユースカップの川崎フロンターレ戦(アウェー)で敗れはしたものの、負けたくない気持ちから体のぶつけ合いのようなサッカーになった正に気持ちが前面に出た試合とも言うべき試合がありましたが、特に上手く行っていない時こそガツガツやるサッカーで今の流れをぶった切ってしまうのも良いと思います。

結構シンプルなことで最後に気持ちよく終われるかどうかで、今必要なものは勝利以上に得点ですよね。横浜FCから得点を奪い取ってください。楽しみにしています。

ではでは~

練習試合2010/11/20 浦和レッズユースB vs 流通経済大学柏高校 0-3敗戦・・・狙いが重要

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズユースBチームと流通経済大学柏高校の試合を見にレッズランドまで行ってきました。

先発は以下になります。

GKが22番大石祐輝、DFが右サイドバックに31番金野僚太、左サイドバックに33番佐藤大介、センターバックに29番小坂慎太朗と35番西澤秀平、MFがボランチに34番繁田秀斗、トップ下に40番中村駿介、27番小峯洋介、FWが真ん中に26番カドコダイ・アシカン、左に6番長谷優、右に27番岸伯富実となります。

アシカンがフォワードに入るときには、3トップというよりもアシカンのワントップに中盤5人という形とも考えられますね。

今日はキーパー以外は1年生で構成されたメンバーになります。

対戦相手の流通経済大学柏高校は、大きい選手が多くて力強くガツガツくるイメージが染み付いていますね。相手も1年生中心でしょうが、その印象は今日の相手にも見られました。

前半は、ガツガツくる相手の勢いにやや押され気味のようにも感じ、浦和のエリアで守備に対応している時間が多く感じられましたが、徐々に細かいパス回しやサイドを使った攻撃でリズムを掴んでいったというイメージになりますが、フィニッシュの部分で少し時間がかかってしまうことも多く、得点の空気があまり感じられないまま終了しました。

24番小峯洋介のミドルシュートの意識や、ポジションチェンジをしながらの細かいパス回しからの仕掛けでサイドから攻め込む機会は数回作れていたと思います。

前半は0-0で終了。

後半スタートからメンバーチェンジとポジションチェンジがありました。6番長谷優に代わって36番新井純平が入ります。これにより、右サイドバックに36番新井純平が入り、31番金野僚太が左サイドに入りました。

36番新井純平の右サイドからの攻撃でリズムが生まれ、オーバーラップなどの攻撃参加から再三攻め込むシーンが見られます。上がったスペースを35番西澤秀平がカバーしながら、攻撃では40番中村駿介や27番岸伯富実とパス交換しながら相手の守備が後手後手になるような攻めを何度も見せていました。

また、前半から34番繁田秀斗の気の利いたポジショニングでフィフティのボールでのこぼれだまを拾ったり、中盤の24番小峯洋介や40番中村駿介との良い距離感を保って動いていることで攻撃にリズムが生まれたりしていたのですが、後半もこのプレーで何度か大きなチャンスを作り出す起点となっていました。

チームとしての意識なのだと思いますが、相手守備の裏のスペースを狙って縦へのパスを出しサイドの選手に走らせる攻撃がかなり効果的に機能していました。相手の攻撃でボールを奪ってからすぐに左サイドのスペースへディフェンダーの裏へ抜けるスルーパスを通し、そこに40番中村駿介が抜け出してドリブルでペナルティエリアまで入り、26番カドコダイ・アシカンにパス。最後はディフェンスに阻まれてしまったものの、元々ブクメ自身がこういう攻撃が好きなこともあるかもしれませんが、見ていて気持ちよかったですね。

同様のプレーで今度は26番カドコダイ・アシカンがスペースに走りこんでという場面もありました。

セットプレーのこぼれ球をいち早く34番繁田秀斗が奪ってそのまま持ち上がり、裏のスペースへのパスを出すというような気の利いたポジショニングとスペースを狙う動きがカウンターとしてはまった場面もありました。

後半25分ごろにキーパーが22番大石祐輝から30番高浪祐希に代わり、31番金野僚太に代わり6番長谷優が入ります。

守備ラインからも上手く上がった選手のポジションをカバーし合いながら攻撃を仕掛けていたのですが、やや前掛かりに行く部分が守備に隙を作ってしまったのか、守備ラインのど真ん中をパスで抜け出されてしまい、30番高浪祐希が飛び出すも相手選手の足を引っ掛ける形になってしまいPKを取られてしまい失点を喫してしまいます。

守備ラインの攻撃参加は右サイドからが多かったのですが、この後、タイミングを見計らって29番小坂慎太朗がスルスルと持ち上がって攻撃参加するシーンが2回ほどあり、惜しい所まで持ち込みますが得点にまでは至らず。

この後、またもや守備が甘くなった所でサイドを突破されてプレスをかけることができないままにペナルティエリア内に持ち込まれ、角度の無い所から見事なシュートを決められてしまいます。

更に、サイドを突破されるシーンを作られ、今度はクロスを押し込まれてしまい3失点目。

結局得点を返すことができずに0-3で敗戦となります。

結果的には大敗ですが、今日に関しては見るべき箇所が多くありましたし練習試合なのでそれほど問題ないと思います。1年生に数名怪我人が出ているということや、明日のJユースカップに寄特直人が帯同するためこの試合に出ていなかったことでポジションがややいつもと変わっていたことなどもあり、バランスを取っているつもりでもオーバーラップの裏に守備の隙があったり、やや対応にもたつく場面などは今後、的確なタイミングを掴むための失敗として課題にすれば良いと思います。

相手あってのことなのかもしれませんが、今日に関してはスペースへのパスに周りが反応して走りこみ相手守備の裏を突くプレーが何度も見られたことが収穫でした。あとは、ポジショニングと出足で相手に勝っていた部分とか。

最後に言い訳がましいのですが、やはりレッズランドの真ん中のグラウンドはやや遠いサイドだと誰のプレーだったのか分からなかったり、日が沈む時間~照明が灯されるという最も視界が悪くなる時間帯ということもあり・・・まあ、見ていたけど分からなかった場面も多かったので悪しからずですw

ではでは~

Jユースカップ2010・グループリーグ第6戦 | 2010/11/14 vs 大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・ゴールが決まらない

秋葉の森運動公園サッカー場2010年11月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

僅かなグループステージ突破の可能性を残しながら、崖っぷちまで追い込まれて今シーズン最後の公式戦となるJユースカップに臨んでいる浦和レッズユース。Jrユースの高円宮杯出場が決まるかどうかと言う重要な試合と被った今日でしたが、流れも良く、チームもしっかり噛みあいツキも掴んでいるJrユースには全国出場の切符を掴んでもらい、本戦を現地で応援させてもらうことにして、今日はユースの試合を見に秋葉の森へ行って来ました。

正直この大会に入ってからの浦和レッズユースは、何か歯車がかみ合わずに思うような戦いができず、更に普段なら入るような決定的な場面でも得点が入らない現象すら起きてしまっている苦しい状況です。チームの連動性など自体が上手く行かない状況から、前回の横浜FC戦ではチーム自体の動きは再び良くなり、後は、ゴールを決められるだけで波に乗れそうというというところまで来ているため、他力ではありますが奇跡を信じてこの試合を見させてもらいました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに25番寄特直人と、4番広瀬健太、右サイドバックに3番畑本時央、左サイドバックに8番若井祥吾、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に18番堀田稜、右に17番鈴木悠太、真ん中に10番礒部裕基

となります。

前節の後半終盤に試した右サイドバックに3番畑本時央という守備ラインになります。

前半は、左サイドからにやや偏りすぎかもしれないと思うくらい左サイドから展開されていく攻撃が多く感じました。18番堀田稜と14番矢島慎也がボール交換から攻撃するなど、以前の柏レイソルとの練習試合の時のような形が見られるものの、サイドのスペースに走りこんでスピードに乗った形からクロスが上がるという形ができず、相手守備を交わしてからやプレッシャーがある中でのクロスを上げる形が多かったと思います。それでも、その形からでもチャンスは何度も作られ、18番堀田稜と10番礒部裕基とのパス回しなど含めサイドからの攻撃を多く仕掛けていました。時折14番矢島慎也がドリブルで仕掛け強引にシュートを放つもディフェンダーにかかってしまっていました。

また、この試合では気の利いたポジショニングと裏を狙った飛び出しを5番藤野友則がかなりの回数仕掛け、右に左に真ん中にチャンスのシーンには5番の背番号がたびたび絡んでいました。

その5番藤野友則も絡んだプレーで、スピードに乗ってという形で一つの理想的な形が前半に見られました。大宮の攻めのスタートをセンターライン付近で6番野崎雅也が上手くインターセプトし、そのまま左サイドの相手陣内のスペースめがけてロングフィード、そこに18番堀田稜が走りこみスピードに乗ってそのままゴール前に走りこんだ5番藤野友則へパスし、シュートを狙います。このシュートはゴール右上に外れてしまったのですが、両サイドにスピードとドリブルのある選手を入れている浦和レッズユースの今日のスタメンを考えると理想的な攻撃の形だったと思います。

大宮アルディージャは、守備の際の戻りが早いため、少し時間をかけるとゴール前に多くのディフェンダーがいる状況をすぐに作られてしまいそこを仕掛けて崩す必要がでてきます。例えば、浦和が仕掛けた攻撃の一つとして5番藤野友則から18番堀田稜、中盤の10番礒部裕基を経由して右サイドの17番鈴木悠太に渡り、クロスを上げるという攻撃として魅力的なテンポの良い流れがありましたが、これもこの仕掛けをするまでに時間がかかったことから、大宮アルディージャの多くの選手が守備に戻っていたためゴールまで持って行くことが難しくなっていました。

これもまたカウンターになりますが相手セットプレーの場面で14番矢島慎也がヘッドで跳ね返したところを5番藤野友則がボールを取り、そのままドリブルで前へ持ち上がり、左サイドバックの8番若井祥吾⇒左サイドの18番堀田稜へとパスを渡し、ラストパスを10番礒部裕基に送り、押し込もうとしたもののあと一歩で防がれてしまったシーンも相手守備陣が戻る前に仕掛けたことで大きなチャンスにまで繋がりました。

大きなチャンスも何度か作りながら得点が奪えず、前半途中から浦和の左サイドをスピードのあるサイドの選手が仕掛けてくる回数が多くなり、スピードで振り切られてピンチになるシーンが増えてきます。サイドから攻め込まれる場面が増えてきて、後手後手になっているところで取られたセットプレーから失点してしまいます。

スピードへの対処と言う事で、18番堀田稜と8番若井祥吾をポジションチェンジするも前半に関しては勢いに乗った相手右サイドの攻撃には相当対応に苦慮していたように見えました。

この後、10番礒部裕基がキーパーと1対1になる決定的なチャンスを作るも低めのシュートはキーパーに弾かれてしまいゴールを決めることはできず。

ここで、8番若井祥吾に代えて11番鈴木大輝が入ります。

交代で入った11番鈴木大輝は左サイドで動き回り前線での攻撃を活性化させていました。

チャンスは作りながらもこの後浦和は2失点目を喫してしまいます。オフサイドギリギリで抜け出され、そのまま持ち込まれて失点。この時の抗議で3番畑本時央がイエローカードを受けてしまいます。悪くないのに得点が奪えないちょっとしたイライラのようなものが、浦和の選手達に見られた場面でした。

確かに、大宮アルディージャの攻撃には苦労するものの浦和がシュートまでもって行くシーンもしっかり数多く作られ、5番藤野友則のクロスから14番矢島慎也のヘディングシュート、ペナルティエリア外からのFKのシーン、17番鈴木悠太の右サイドから切れ込んでのシュート、4番広瀬健太のミドルシュートなど枠を捉えるシュートは多かったもののゴールにはなりません。これ以外にもギリギリでクロスバーだったり、数センチゴールから外れたり・・・。

プレーしている選手達もどうしてだろうと思うくらい、決まりそうで決まらないのです。

後半に入り、4番広瀬健太が右サイドバックに入り、3番畑本時央はセンターバックに戻ります。

後半は守備面での修正が図られ、前半使われていた左サイドの守備を数人がケアすることで上手く対処できるようになっていたと思います。

攻撃も決定的なチャンスを何度か作ります。そのいくつかを挙げますと

縦パスに抜け出した11番鈴木大輝が鋭いシュートを放ち、キーパーが弾いた所を14番矢島慎也がシュート、これはディフェンダーに当たってしまうも惜しいシーンでした。また、右サイドから17番鈴木悠太が絶妙のパスを14番矢島慎也に通し、シュート。キーパーが跳ね返したボールを5番藤野友則が押し込むも、ゴールをふさいでいたディフェンダーに当たりゴールならず。

このような決定的なチャンスを含む攻撃を繰り出しながら得点は決まらず。

この後、セットプレーの際にヘッドでの競り合いの際に4番広瀬健太が顔面を強打し負傷、21番小出啓太と交代します。

後半30分くらいを過ぎると17番鈴木悠太の右サイドからの仕掛けに数人が絡んでの攻撃が多くなり、17番鈴木悠太の仕掛けからのクロスを10番礒部裕基がダイレクトボレーでゴールを狙うなど惜しい場面もありました。

後半残り10分くらいのところで10番礒部裕基に代わり23番長坂竜一が入ります。

交代すぐに縦への鋭いパスに23番長坂竜一がタイミングよく抜け出しキーパーと1対1の場面を作りますが、決めることができず。それでも、少ない時間でしたが、23番長坂竜一の力強いプレーが、これまでの攻撃と違った色をチームに出して攻撃に迫力を出すことができていました。ゴール前での粘りからFKを得たり、長身のディフェンダーとのマッチアップでもしっかり勝てていたと思います。

しかしながら、攻撃のシーンは多々ありながら結果的に得点を奪うことはできず試合は0-2で終了となりました。

この敗戦で、浦和レッズユースのJユースカップでのグループステージ敗退が残念ながら決まってしまいました。なんと言って良いのか、とにかくゴールが得点を拒んでいるかのように決まらないのです。こういうのは、今まで見てきたものからしか語ることしか出来ませんが、例えば最近のイングランドのリヴァプールのような何かにはまってしまっているような状況と言えば良いのでしょうか。こういう時は腐らずにやるしかないですし、この苦しい状況を抜け出したチームは今まで以上の強さを持つことができる。そう考えてやっていくしかないと思います。

今日の試合で感じたことは、やはり崩せていた場面もあるが、攻撃の際に手数をかけすぎて相手守備陣にしっかり守られてから崩しにかかっているようなことが多かったように思います。スピードのあるサイドバックを最大限生かすための攻撃など含めて簡単にスペースとスピードを生かした攻撃をもっと意識してチームで行いつつ、今日のように相手守備陣が多くても崩してしまうような仕掛けを合わせて出せると最高なのかもしれません。

個々のプレーは今日はかなり良かったです。それだけは断言できます。次の東京ヴェルディに勝ちましょう!

さてさて、この試合の後に30分ハーフの練習試合が行われたのですが、ごくごく簡単に触れさせてもらいます。

結果は、1-2で敗れました。浦和の得点は相手キーパーのミスパスをしっかり40番中村駿介が決めての得点。失点の中に国体で埼玉県代表として一緒に戦った大宮アルディージャユースの29番中山雄希の得点がありますが・・・浦和との対戦の時は敵ですから、チクショーですw ただ、見事にやられたという失点でした。先週末のB戦で3-0で勝利した試合と比べるとやや、もったいないミスや精度に欠けるプレーが多かった気がしますが、34番繁田秀斗のポジショニングと中盤や前線との距離感の保ち方に上手さを感じました。こぼれてくるかもしれないというフィフティのボールに対しての意識がそのような距離感を生んでいるのでしょうが、こういうプレーは凄く重要だと思います。

3年生にとっては残り2試合となってしまいました。敗退が決まったことで起用選手なども更に変わってくる可能性もありますが、残り2試合で次に繋がる光が見られることを楽しみに足を運ばせてもらいますね!

ではでは~!

練習試合30分x2(メンバー)

前半

GK22番三上綾太、DF12番皆川孝之、20番今泉賢人、35番西澤秀平、2番西山航平、MF32番西袋裕太、13番片槙吾、40番中村駿介、FW6番長谷優、19番高田拓弥、31番金野僚太

後半

GK30番高浪祐希、DF29番小坂慎太朗、35番西澤秀平、32番西袋裕太、31番金野僚太、MF7番立野峻平、27番岸伯富実、34番繁田秀斗、FW33番佐藤大介、40番中村駿介、6番長谷優

 

高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会 2回戦 vs SCH.FC 5-1勝利・・・続 狙い通りの勝ち方

群馬県大胡総合運動公園サッカー場

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、一つ負ければ敗退という過酷なトーナメントを勝ち上がって本大会出場を目指す浦和レッズジュニアユースの高円宮杯関東予選の2回戦(トーナメント準決勝)の戦いを観戦してきました。

下部組織の試合を見るようになり、色々な場所を回るようになりましたが、今回の群馬県大胡総合運動公園サッカー場という場所は初めてでした。人工芝のきれいなグラウンドですね。

動きが硬くなりがちな1回戦を大勝した浦和レッズジュニアユースの2回戦の相手はSCH.FCというチームです。浦和と同じく1回戦を大勝して2回戦に進んできているチームですので侮れない相手だと思いながらも、1回戦のような戦い方ができれば、それほど問題なく高円宮杯の切符はつかんでくれるだろうという雰囲気が見る方のこちらの緊張感を和らげてくれていました。

この日のスタメンは以下の通り。

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック20番吉原大、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに8番須藤岳晟、トップ下に13番條洋介、10番関根貴大、FWが左に17番木所和樹、右に18番広瀬陸斗、真ん中に9番柳下大樹

となります。

怪我空けの8番須藤岳晟が復帰しボランチの位置に入り、13番條洋介がトップ下の位置に入りました。このため7番細田真也は控えに回っています。

1回戦の勢い同様に主導権は浦和レッズジュニアユースが握ります。開始から、10番関根貴大からの縦パスに反応した9番柳下大樹がシュートを放ったり、9番柳下大樹のポストプレーから18番広瀬陸斗がドリブルでゴール前まで持ち込み思い切りの良いシュートを角度のないところから放つなど、前半序盤は9番柳下大樹の前線でのプレーがチャンスを作る場面が多く、また左サイドの17番木所和樹へボールが渡り左サイドから攻撃を仕掛ける回数が多かったと思います。

攻めこむ回数は多いものの、肝心な先制点がなかなか奪えずに相手の守備が慣れてきたのか、徐々に前線でボールがおさまらなくなる時間が増えて来ます。それでも、主導権は完全に浦和が握っていたと思います。

前半最も得点に近付いたのは、クロスボールを18番広瀬陸斗がゴール前で競り合いこぼれ球を9番柳下大樹が足で合わせたシーン。ここは、大きく弾んだボールにミートせず、ボールが上に浮いてしまい、クロスバーに弾かれてゴールはなりませんでした。

この試合で復帰した8番須藤岳晟のプレーも安定しており中盤のバランスを保ったり、時折インターセプトから攻撃の起点にもなっていました。

この他にも、右サイドの20番吉原大のサイドからの攻撃参加からのクロスを10番関根貴大が合わせたり、17番木所和樹のミドルシュート、コーナーから5番斎藤一穂のヘディングシュート、9番柳下大樹のポストから13番條洋介が抜け出すも惜しくも守備陣に跳ね返されるなど、思い浮かぶだけでも数々のゴールまであと一歩の仕掛けやコンビネーションがあったものの得点にはなりませんでした。前半序盤の攻勢で決められなかったことで、やや相手が守り慣れてしまったというのもあるのかもしれません。また、人工芝のグラウンドが結構滑るようで、10番関根貴大のドリブルでの仕掛けも前半は滑るピッチで上手くいかないようにも見受けられました。

主導権は浦和でも、前半は得点が入らず0-0で終了。

前半の途中からは、ややバタバタしてポストプレーや前線での動きが上手く機能しなくなっていた9番柳下大樹ですが、ハーフタイムでしっかりした指示があったのか、後半再び素晴らしいプレーをするようになります。

そのプレーが待望の先制点を生みだします。

9番柳下大樹が相手ゴール前でボールを受けると、少し溜めてからゴール前に走り込んだ10番関根貴大に鋭いスルーパスを通します。このスルーパスを10番関根貴大はキーパーが関根がキープすると読んだのか関根の走る方向に飛び出してきたところを、そのままスルー。結果的にその動きがフェイントになり、スルーパスがそのままゴールに吸い込まれます。

関根が少し触ったようにも見えたのですが、オフィシャルの得点を見ると9番柳下大樹のゴールとなったようです。

待望の先制点を決めると、ここからは思うように浦和が試合を支配してゴールが量産されていきます。

再び9番柳下大樹がゴール前でボールを受け、今度は右のスペースに走り込んだ18番広瀬陸斗に出すも惜しくも届かず。

また、前半はドリブルが珍しく上手く足に着かない様子も見られた10番関根貴大が後半はピッチ状態にも慣れたのか本来の動きを見せ始めます。

その10番関根貴大を起点に見事な連携からのゴールが生まれます。

センターライン付近で10番関根貴大がボールを受け、そこからピンポイントに右サイドの18番広瀬陸斗へロングパスを通し、そのボールを鋭くドリブルでペナルティエリア内に持ち込んだ18番広瀬陸斗がマイナスにクロスを上げ、そこに9番柳下大樹がヘッドでゴール左隅に見事に押し込みゴール。2-0となります。

2点のリードで更に余裕がでてくると、10番関根貴大のドリブルでの仕掛けに相手ディフェンダーがついて来れなくなってきます。3人くらいの相手のディフェンダーは交わしてゴール前まで持ち込んでしまうシーンが数回。

この後10番関根貴大自身が2ゴールを決めるのですが、その2ゴールはどちらも相手守備陣3人ほどを背負いながらもバランスを崩さずにゴール前まで持ち込んでキーパーが出てきたところをコースにちょこっと浮かして流し込むようなシュート。守備の選手がプレッシャーをかけているのに難なくフィニッシュまで持って行ってしまうというイメージです。

後半3点のリードが生まれてからは1回戦同様に交代選手を多く起用して更にチームの層を厚くします。

17番木所和樹に代わり25番清川大輝、9番柳下大樹に代わり24番斎藤翔太、20番吉原大に代わり7番細田真也、25番清川大輝に代わり30番橋岡和樹、10番関根貴大に代えて19番杉本誠・・・と、多くの攻撃や守備のオプションを試すこともできました。

後半の3得点目以降のチャンスも多かったのですが、いくつか挙げますと、9番柳下大樹のループ気味のシュートはギリギリのところで相手キーパーにはじきだされる。この日、守備面でも相手攻撃陣へのパスを読んで奪ったり、ロングボールなどを体の入れ方で勝り奪っていた4番副島暢人がインターセプトから持ち上がってシュートまで持っていくシーンもありました。交代出場でトップ下に入った24番斎藤翔太も相手守備陣を切り裂くようなスルーパスを18番広瀬陸斗に通しキーパーと1対1の場面を演出するなど見せ場を作っていました。

得点経過をごちゃごちゃに書いてしまいましたが、

10番関根貴大のゴールで3-0とした後に、相手の反撃で豪快なヘディングでのゴールを決められ1点を返され、その後再び10番関根貴大がゴールを決め4-1とし、後半ロスタイムに13番條洋介がペナルティエリア内で倒されPKを獲得し、自身でしっかり決めて5-1となったところで試合終了となりました。

今日の相手は、やや浦和がプレスをかけるとバタバタするようなところのあるチームではありましたが、攻撃の選手、守備の選手に数人能力の高い選手がいた印象です。守備面では、結構浦和の攻撃陣を上手く抑えている選手が一人いました。ただ、総合的なレベルは浦和の方が一歩抜けていたという印象でした。

明日の3回戦(トーナメント決勝)でも、何度も見せていた攻撃の形をしっかり再現してプレーできれば高円宮杯出場は問題なくかなうと思います。

ブクメは明日は、ユースのJユースカップに足を運びますので、吉報が聞けるように楽しみに待っています!

もうひと踏ん張りです、今日はしっかり休んで疲れを取って明日の戦いに臨んでください!

ではでは~!

Jユースカップ2010・グループリーグ第5戦 | 2010/11/7 vs 横浜FCユース 0-1敗戦・・・結果がついて来なかった

大原サッカー場2010年11月7日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第4戦の大宮アルディージャユースとの試合は、ウズベキスタンに行っていたため見られなかったのですが、第4戦目に敗れて大会自体のグループリーグ突破が厳しい状況に追い込まれていること。上手く行っていないチーム状態が見る側にもはっきり分かるようになってきている。そのような状況を調べたり、人に聞いたりしながら踏まえて、この第5戦を見させてもらいました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と15番小峯洋介、FWが左に10番礒部裕基、右に17番鈴木悠太、真ん中に9番高木凛

となります。

まず、試合開始早々10番礒部裕基が左サイドからドリブルで持ち上がりシュートからスタート。更に5番藤野友則のミドルシュートや左サイドの18番堀田稜の左サイドからドリブル、クロスを9番高木凛がスルーし、5番藤野友則がシュートなど、試合開始から非常にテンポ良く攻撃が展開されていきました。ここ最近見られなかったリズム

また、この試合トップ下でスタメン出場した15番小峯洋介が攻撃の意識高く攻撃に絡むことで攻撃が活性化されていました。前半15分間くらいでかなり攻め込んだイメージがありましたが得点することはできませんでした。

攻め込みながらフィニッシュの精度が甘く、シュートが枠に飛ばない状況が多数あると、やはりというか前半の途中からは主導権は浦和が握り続けているものの、やや攻撃のテンポが悪くなってきてしまう時間帯があったと思います。

ただ、攻撃に関しては数人が効果的に絡んで仕掛けられるシーンは作られ、9番高木凛もポストプレーをしっかりこなしつつタイミングでミドルシュートを放ったり、やや守備的になりすぎる6番野崎雅也も時折前への鋭いパスを織り交ぜたり、タイミングでミドルシュートを放ったり、上手く前への姿勢も見せることが出来ていたなど、この試合はこれまでの試合とは違う何かをチーム全体が雰囲気として放っていました。表現としては適切ではないかもしれませんが、左サイドの18番堀田稜、右サイドの17番鈴木悠太が鬼気迫るサイド攻撃を何度も繰り広げていたというイメージを持ちました。クロスの精度やまだまだ課題はありますが、とにかく仕掛けと前へ行く気持ちが凄かったです。

前半は、18番堀田稜が左サイドから持ち上がって、大きくサイドチェンジのボールを17番鈴木悠太に入れ、持ち上がった17番鈴木悠太が15番小峯洋介にパス、ドリブルで仕掛けた15番小峯洋介が倒されるもファールをもらえずという2人のサイドが大きな展開を見せた攻撃で終了。

後半は左サイドからの攻撃が多くなり、18番堀田稜と10番礒部裕基が絡んだ攻撃で再三攻撃を仕掛けます。攻撃の形はできるもののやはり、フィニッシュの精度には欠け得点が出来ず、このまま得点が入らなければ流れ自体が悪いわけではないものの交代が必要かと思っていたところで後半15分くらいに9番高木凛に代わり26番カドコダイ・アシカンが投入されます。

26番カドコダイ・アシカンが入ることで前線での高さという武器が出来、それを生かそうとするプレーも見られます。彼を生かした惜しいチャンスが2度ほどあり、一つは横浜FCの攻撃をディフェンスラインでカットした3番畑本時央がそのまま前線の26番カドコダイ・アシカンめがけて縦にロングボールを供給し、そのパスが通り、あと一歩でゴールを狙える場面を作った時。2度目は右サイドの17番鈴木悠太からのパスに抜け出した26番カドコダイ・アシカンがあと一歩足が届かなかったものの、もう少しでゴールという非常に惜しいシーン。

この後半の15分から30分くらいまでの時間帯でほぼ相手守備エリア内で攻撃をし続ける得点がいつ決まってもおかしくないような時間帯があったものの、ここで決められなかったのが非常に痛かったと思います。

得点を奪うべく、17番鈴木悠太に代わり24番中村駿介、15番小峯洋介に代わり12番皆川孝之、5番藤野友則に代わり11番鈴木大輝と立て続けに交代して攻撃を仕掛けますが、決められないままにいた中で、カウンターから放り込まれたボールから失点を喫してしまいます。

ロスタイム入れて残り10分くらいの中で、2番西山航平に代えて25番寄特直人を投入し、3番畑本時央も攻撃参加できるように右サイドに入れるという今まで余り見たことないフォーメーションでしたが、攻撃を狙う意図として機能していたと思います。効果的な交代とポジションチェンジで最後まで攻撃の姿勢を見せたものの得点ならず。試合はそのまま0-1で終了となりました。

結果から言うと、チャンスが非常に多かったものの得点を決められずに試合終盤に失点して敗戦というサッカーではよくある展開になってしまいました。

それでも、この試合ではここ数試合で見られた味方の選手を信頼してパスを出せないような停滞した展開がなく、前線の動きに連動性も見られました。更に、それぞれの選手が得点を奪うために気持ちの入ったプレーを持続させていましたし、本当に結果のみがついてこなかった試合でした。

今日は、1試合としてみれば面白い試合でした。しかし、結果は敗戦でJユースカップという大会自体は、本当に厳しくなりました。これで横浜FCが勝点11で残り試合2試合。今日の試合で大宮アルディージャユースがザスパ草津に勝利したことで勝点を11まで伸ばし残り試合3試合。浦和が残り試合を全勝しても勝点が13までしか伸ばせず、この2チームが1勝でもすれば、抜くことは出来なくなります。現在勝点9の東京ヴェルディは残り4試合残しており、対戦カードを考えてもまず勝点13以上は行ってしまうと思います。

ただ、大宮と横浜FCが当該対戦で2戦を0-0で引き分けているために、数字上は絶望というほど離れているわけではなく、可能性として完全に消えたわけではありません。可能性が残る限りは、2位以内に入ることを目指して今日のような試合を続けてフィニッシュの精度を増して残り3連勝目指して戦ってください。

来週末の大宮アルディージャ戦を楽しみにしています。

ではではー!

 

高円宮杯第22回全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会 1回戦 vs GRANDE 5-1勝利・・・狙い通りの勝ち方

埼玉スタジアム第3グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよJrユースの今年最大の大会となる高円宮杯全国大会出場をかけた関東での過酷な戦いがスタートしました。とにかく、全国大会に出場するまでが厳しいJrユースのこの大会は負けたら即敗退というトーナメント戦で3連勝しなければなりません。怪我人が多く、ここ最近やや思うように勝てていなかった状況のなかで関東大会が開幕という状況でどのように戦ってくれるのか見るほうのこちらが緊張しているような感じでした。

1回戦の対戦相手はGRANDEとなります。

この日のスタメンは以下の通り。

GK1番関口亮助、DFがセンターバックに5番齋藤一穂と4番副島暢人、右サイドバック20番吉原大、左サイドに2番森亮太、MFがボランチに13番條洋介、トップ下に7番細田真也、10番関根貴大、FWが左に17番木所和樹、右に18番広瀬陸斗、真ん中に9番柳下大樹

となります。

これまでの不調が嘘だったかのように、浦和が主導権を握って試合が展開されていきます。

開始から、サイドの18番広瀬陸斗、17番木所和樹が積極的に仕掛け、そこに10番関根貴大、9番柳下大樹が絡んで相手ゴールを脅かすプレーでチャンスを数回作り出し、10番関根貴大がボールを持つと追い越してゴール前に走りこんだ18番広瀬陸斗にピッタリの縦パスを供給し、そのパスをしっかり押し込んでゴール。最初の攻勢から、早い時間で先制点を奪える理想的な展開となります。

先制点後も、前線でのテンポの良い攻撃が繰り返され、10番関根貴大から17番木所和樹へのパス相手ディフェンダーに寄せられるも競り合いながら9番柳下大樹がシュートを放ちます。

攻勢の流れが続く中で追加点が生まれます。

右サイドからのクロスが上がり、5番斎藤一穂が落とし、そのボールを9番柳下大樹がしっかり決めて2-0とします。

更に攻撃は続き、今度は右サイドから広瀬陸斗がボールを受けると追い越して走る10番関根貴大にパスを出し、そのまま前線に駆け上がり10番関根貴大からテンポ良くパスが再び18番広瀬陸斗に通り、そのボールを強烈にゴールに叩き込み3-0となります。

これ以外にも得点にはならなかったものの、7番細田真也のミドルシュートなど惜しいシーンが続きます。

この後、やや守備の面で寄せが甘くなった所で失点してしまいますが、その後もこの日のスタメンで唯一の2年生となった20番吉原大が持ち味でもあるインターセプトからの攻撃参加で見せ場を作る場面もあり、失点はもったいなかったものの最高の形折り返します。

後半に入り、7番細田真也に代わり、24番斎藤翔太が投入されます。

後半も浦和ペースで終始試合が進む中で特に後半の攻撃では裏を狙うパスから抜け出してゴールを狙う回数が多くなりました。17番木所和樹が惜しくもオフサイドの判定になりましたが絶妙のタイミングで抜け出してオフサイドがなければ確実に1点という場面を作り出したり、同じく裏を狙ったパスに9番柳下大樹や10番関根貴大が何度も走りこんでチャンスを作っていました。

攻撃が続く中で後半待望の追加点はFKから生まれます。ペナルティエリア少し外で得た直接FKのチャンスに10番関根貴大がグラウンダーで鋭いシュートを左サイドに蹴り込みゴール。4-1となります。

後半途中で3点差と非常に望ましい状況を作り出し、ここからはこの先のことを考えて多くの選手に出場機会を作り、層を厚くする時間となります。

まず、時間帯は前後されますが、

17番木所和樹に代わり25番清川大輝、9番柳下大樹に代わり30番橋岡和樹、20番吉原大に代わり3番武藤稜、18番広瀬陸斗に代わり14番都築洋平、13番條洋介に代わり6番戸嶋祥郎、10番関根貴大に代わり15番池永夏月

交代前に10番関根貴大がこの試合の5得点目を奪い、最終的には5-1と対象で1回戦を突破しました。

ここしばらく、10番関根貴大にやや依存した攻撃になることが多かったチーム事情の中で、この試合は意識して多くの選手が攻撃に絡み数人が絡んで崩してのゴールという形に手応えを感じながら、しっかり点差を早めの時間につけることで控えの選手達がアピールする時間も多く作れ、今後のことを考えても狙い通りの展開で勝利を飾れたと思います。

2回戦の相手は神奈川県のSCH.FCというチームになります。このカテゴリの他県のチームには余り詳しくないブクメですが、1回戦を東京ヴェルディSS小山に6-1と大勝して勝ち上がってきているチームですので手強い相手だと思います。

しかしながら、今日のような戦い方が出来れば、必ず高円宮杯出場圏を獲得できるはずですのでそれほど心配はしていません。守備面では、大量得点をしたこともありますが、失点の場面を振り返ると、やや寄せが甘くなる場面が何度か見られました。更に強いチームになると、こういう守備の隙で確実に失点に繋がってしまいますので、しっかり修正して残り2試合を戦い抜いてください。

今日はお疲れ様でした!

ではではー!