高円宮杯プレミアリーグ2019/07/07 浦和レッズユースvs尚志高校 1-1引き分け・・・突き抜けるための我慢の期間

どうも、ブクメです☆

日曜日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催されたプレミアリーグを観戦してきました。

今年の梅雨は長いですよね。本当に雨が多い。そんな雨の中の夕方キックオフの試合と言うことで、暑いよりは、涼しい、涼しいよりは、若干肌寒いという気候だったとも言えますよね。

さてさて、

いきなり試合後雑感のような書き方をしますね。

試合が終了して、完全に外した場面はまだしも、フィフティフィフティの決定機があれだけあったうちの一つでも、跳ね返って枠に転がっても良いのではないかと思ったのも事実ですが、サッカーというのは、本当に、こういうことがあるスポーツであり、その間に、やっていることは間違っていないのにプレーする選手を悩ませる酷なスポーツでもあります。

ただ、そこを突き抜けていくまでの我慢も必要で、そこを越えたときに、また違う景色が見えてくるものでもあるんですよね。

で、ブレずにやり続けることができるかどうかが試練として用意されているとすれば、なんとなくですが、次の試合でまずは、結実するのではないかなという予感がしています。

そこから、新たな段階へ進むようなイメージ。

・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs尚志高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥(後半40分⇒34番工藤孝太)と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半12分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半24分⇒34番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半24分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海

となります。

スタメンは、前節と同じですね。

試合開始から、連動性やボールへの反応のところで、浦和が一つ抜けた戦いを見せるスタートとなります。細かいところでのパス回しでも、一見すると味方も欺いてしまうのではないかなという、トリッキーな落としやパス回しをするものの、味方がしっかり反応できている、ちょっとずれたようなところでも、それも含めて味方が反応しているという場面が多く見られ、この辺りは、以前よりも選手同士のコミュニケーションが練習の時からできるようになってきているのかなと感じる部分でもありました。

以前は、面白い狙いのパスがあっても、味方が反応できない、出しても受けても主張しない、コミュニケーション取らないのかなと言うこともあってブログでも書いたことが何度かあったと思います。よく話をするから味方の特徴もわかる。練習見学は最近していないので、どのような練習をしているのかはわかりませんが、特徴を生かしあうような練習もしているのだろうなと感じます。

もちろん、結果としては、1-1で終わりましたし、相手に持たれて攻められる場面もありましたので、チャンスの数で見たら似たようなものだと言われるかもしれませんが、言葉が乱暴であればすみませんが、個々の特徴を生かしながらもチームとしてのプレーで考えたときには、浦和がかなり優っていて、実力差を感じるような局面も多くあったと思います。

その中でも、序盤は、特に10番山中惇希の守備も含めてプレーのスケールが大きくかなり効いていたと思います。開始早々から突破してシュートまで持ち込みコーナーキックを獲得し、その流れから7番與那覇航和がゴールを決めあっという間に浦和が先制する流れの起点にもなっていました。

そして、17番盛嘉伊人が相手をいなしながら組み立て、狙える時にはシュートも狙うというプレーでチャンスを量産していました。特に、前半3分に見せたシュートは、雨のピッチを活かした低めの弾道でのシュートで相手キーパーがなんとかはじき出すことができたというくらい惜しいシュートになりました。

まあ、全体的に動きが良かったわけですが、その中でも目立っていたという感じですね。

また、前線での13番堀井真海のボールの受け方が良く、例えばロングボールで13番堀井真海にパスが出された時に、相手ディフェンダーも反応していて、プレッシャーはかけられている状態でも、上手く受けてマイボールにできるというプレーが多かったですね。

攻撃の回数として浦和が多い中でしたが、先ほども書きましたが、特徴を生かしあって攻撃を活性化させるプレーにはリスクも伴いますと言うことで、横パスが奪われたりした時や、連携でミスが出て奪われた時には、結構危険な場面が作られるというのは、ここ数試合見られる光景ではありますが、高めの位置で奪われた時の対応に関しても、これまで以上にカバーリングの意識が良く見られた印象がありました。

特に、相手がペナルティエリアまで侵入してくるようなプレーでおそらくですが2度ほど8番冨田蓮がギリギリのところで競りに行けたことで失点せずに済んだという場面があったと思います。

サイドに入ってから、やや守備の意識も高めなければならず、攻撃の特徴が出し切れていない印象もあった22番奥山圭介も、この試合では、攻撃に絡む形を多く作れていました。

・・・なんか、試合の流れに沿っていない文章になっていますね。

まあ、前半35分に私が見ていた位置からかなり見やすい位置での出来事だったのですが、あれでPKがとられるのかというプレーで相手にPKが与えられ、これを決められて1-1と同点にされます。

失点直後の6番清水楽人からのクロスに22番奥山圭介がヘッドで狙った場面など作るも前半は1-1で折り返します。

後半開始時のメンバー交代はなし。

後半3分に13番堀井真海が高い位置でインターセプトして惜しいシュートを放つ形を作り、4分には6番清水楽人も攻撃参加する形でシュートを放つもこれはキーパー正面。

後半8分には、7番與那覇航和がコーナーキックにつながる惜しいシュートを放ちます。

その直後にも22番奥山圭介からの浮き球のパスを10番山中惇希が惜しいヘディングシュート。

惜しい惜しいと書いていますが、今日の試合では、本当に、ちょっと跳ね返る角度が違えば、ゴールになっていても良いでしょと言うシュートが本当に多かったんですよ。

後半19分に、ここまで多少ミスがあっても守備陣の対応で跳ね返していたものの、やや大きなパスミスで一気に攻め込まれる場面があったものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半20分には、交代で入った24番佐藤優斗から17番盛嘉伊人を経由し、抜け出した13番堀井真海にパスが通りシュートまで持ち込みます。

後半22分には、12番福島竜弥からのバックラインからの長いパスを13番堀井真海が前線で収めて攻撃参加する6番清水楽人に繋げて相手ゴールに迫ります。

後半26分には、交代で入った20番木下翼の鋭いドリブルでの仕掛けから右サイドを駆け上がる同じく交代で入った37番高橋悠にパスがやや長くなってしまったものの、交代で入った2選手で惜しい仕掛けをします。

後半29分には、20番木下翼がペナルティエリアまで持ち込んでシュートを放ちキーパーが弾いてそのままゴールに入ったかと思ったものの、これはサイドネット。

後半31分には、ペナルティエリアすぐ外のコーナーよりのところでフリーキックを獲得すると、17番盛嘉伊人からのクロスのこぼれ球を4番玉城大志がシュートも決まらず。

後半39分には、20番木下翼が放ったシュートがポストを叩くという惜しい形を作ります。

後半40分に34番工藤孝太と16番根岸恵汰が同時投入され、16番根岸恵汰が両サイドに上手くパスを捌いて行く形で数回チャンスを作るも結果的に最後までゴールを決めることができず、この間に相手にも2度ほど決定機を作られるものの、ここもなんとか失点を免れ、結果1-1で終了となりました。

最後の最後にペナルティエリア内で相手がハンドしたようにも見えたのですが、その直後に試合終了となりました。

やや、結果だけ見れば、判定に泣かされた部分もあると思いますが、これも良く書くことですが、判定に文句を言うのは、その試合に勝ってから言うのがかっこいいものですよという感じで、そうでなくても、この試合では、開始早々の得点以外にも、多くの決まっていてもおかしくない決定機があったことを考えると、勝ち切ってから、でもなんか判定もおかしかったよねと言う流れにできれば良かったなと思うところもあります。

それにしても、私個人的には、結構ニヤニヤしながら見てしまったところが多かったのですが、雨でスリッピーな状態でのピッチでの戦いで、なんか、パスの連携連動が、思った以上に向上していませんかという感想がありまして、確かに相手がセカンドに対する反応が遅いという局面も多かったのかもしれませんが、結果的に、この試合、崩し切っての決定機も多く作っていたんですよ。

サイドから仕掛けてクロスというチャンスの作り方も多くなりましたが、ペナルティエリアの中で受けてシュートまでと言う形も多く作れていましたから。

だから、本当に突き抜けるための我慢の時間というだけであって、まだ変な意味で調子に乗らないためにも与えられた試練がこの試合だったという考え方にしておいて、次から勢いに乗るというか。

珍しくJリーグで例に挙げると、浦和レッズユース出身の松尾佑介(仙台大学)が横浜FCに加入して、まだ大学生だけど既に出場できるとかで前節にベンチ入りした時の試合を見たのですが、その試合で、横浜FCが浮上のきかっけを掴むまであと一歩みたいな解説があったところで、松尾佑介も活躍して快勝したんですよね。それで、解説者が、抜け出したこの勝利で横浜FCは、一気に上位争いに浮上しそうですねみたいなこと言ってた(気がする)んですよね。

そしたら今節も、連勝してた(松尾佑介はなんと先発だった)という感じで、模索して、でも結果がすぐについてこなくて、でも我慢して続けていく。そして、浮上のきっかけとなる試合で爆発して、そこから、これまで入らなかった得点が入り勝負にも競り勝てるようになる。そんな流れを期待してしまいます。

私は、昨年の清水エスパルスユース戦アウェイを強く頭に刻んでいますからね。ゴールシーンまでしっかり頭に残っています。

浮上のきっかけにするには申し分ない場所と相手。

かなりかなり楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/06/30 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・圧倒する時間が作れた手応えが重要なのですよ。

どうも、ブクメです☆

午前中に聖望学園下川崎グラウンドでS2リーグを観戦後、場所を日立柏総合グラウンドに移し、午後は、高円宮杯プレミアリーグの柏レイソルU-18戦を観戦してきました。

相変わらず車で向かう柏方面は、時間が読めず、近くまでスムーズに行っていても、目的地まであと数キロのところで激混みとかで、焦らされる経験が何度もありつつ、カーナビが指す到着予定時間に常に疑いを持ちながら向かいましたが、混むエリアは混んだものの思ったほどではなく、下道でも間に合いホッとしました。

さてさて、昨年は、スタジアムの方で柏レイソルU-18とプレミアでは対戦したものの、今年は、総合グラウンドの方と言うことで、写真がネット越しで惨い状態になっています。2週連続の柏方面でのプレミアは、いずれもネット越しの写真で失礼します。ネット際にベンチが多く置かれているのですが、ベンチの位置を考えると、ネットに張り付いて立ってみると座っている方に迷惑をかけてしまうというもどかしい位置関係だったりします(どうでも良いかw

余談ですが、ハーフタイムに傘が豪快に壊れました。何年使っていたのかわからない傘でしたが、ハーフタイムのタイミングで少し雨が強くなった時に傘を差していたのですが、少ししてから閉じようとしたら、バネのところが錆びてもろくなっていたようでボンっと弾けたというか。その後、傘は閉じなくなってしまいました。傘のケアはしていなかったですが、人生で傘がこういう壊れ方をしたのは初めてです。自転車のメンテナンスを怠って、走っている時にチェーンがぶちっと切れたことはありましたが。ケアは大事ですね。

と、関係ないことをダラダラ書いたのは、プレミアリーグが再開してからのこの2試合、選手も新体制で手探りでやっているところはあると思いますが、結果がついてこない状況で、やや不安になるところも出てきてしまうと思うかもしれませんが、もし、このブログを読んでいる選手がいたら、見ている側としても深刻なことを書き綴る必要があるようには感じていませんよということを余談雑談で表現して見ましたw

毎度、柏レイソル系のアカデミーとの試合を観戦した時のブログでは、特殊な相手なので、もし敗戦した場合は、切り替えてしまって良いと私は書いてしまいます。

私は、育成の段階では、組織力が一番とされるチーム作りは嫌で、これをやると、選手の特徴がかなり限定されたポジション以外は消されてしまうので、浦和の育成でこれをやられたらいやだなとずっと思っているのですが、かと言って対戦相手として迎える時には、こういう相手と対峙するのは本当に消耗されるというか。そういう覚悟を毎回持って柏レイソルのアカデミーとの試合を観戦しています。相手の組織されたポジショニングとパス回し、サイドへの大きな展開、そして、今回は、前線に強くて突破力のある選手もいるということで、しばらくは、覚悟通りの、難しい試合になったと思います。

では、試合の話に移りますね。

vs柏レイソルU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半14分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半24分⇒34番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和、右に13番堀井真海(後半24分⇒20番木下翼)

となります。

細かく聞いてはいないのでわかりませんが、ベンチメンバーやベンチ外のメンバーを眺めつつ、また怪我人が増えているのか、それ以外の理由なのかわかりませんが、スタメン含めて数名入れ替わっていたりしますね。

 

試合開始からしばらくは、パス回しで走らされて、消耗させられてというやり方をゴールに向かうこと以上にしてくると思っていたのですが、珍しく(?)前半開始から得点を奪いに来るような姿勢が相手に見られました。

相手の9番に対しては、27番山田奈央がマンマーク気味に対応するような場面が多く、それでも相手のパス回しや動きで、かなり神経を使って対応することが求められる流れになりましたね。どちらかというと、パスを受けた時の体の使い方とかは上手いのですが、完全にコースが消されている位置でも突破を考えたら強引に仕掛けてくる場面も多く、それはそれで対応は大変だったと思いますが、そういった攻めに対しては、浦和もしっかり対応することができていました。

くどい様ですが、柏レイソルU-18とやる時には、相手が気持ちよくパス回しをし続けられると追う方が消耗しますし、奪いきれない時間が続くと相手もより勢いに乗ってしまうと言うことで、相手のリズムをおかしくするための試みが必要になってくるのですが、その試みをするためには、やはり奪ってから早い攻撃で相手に圧力をかけていく必要があるのですが、かなり相手にパスを回されたり、今年のチームは、サイドをちらつかせてトップにも当ててくるような工夫が多用されていて、かなり走らされる展開にはなっていたものの、最終的に守り切ってのカウンターのところで、浦和が先制に成功します。

前半19分に12番福島竜弥がインターセプトしたところから、中盤辺りに下がってきていた13番堀井真海にパスを入れると、やや態勢がもつれながらも、キープして右の22番奥山圭介につねげたところ、右サイドバックの8番冨田蓮がオーバーラップで走り込み、そこへパスを繋げると、パスを受けた8番冨田蓮が持ち込んでシュートを放ち、これがゴールとなります。

相手がボールを持つ時間がほとんどだった中で、まさに、狙い通りの形でカウンターで先制に成功します。

この先制点で、若干相手のペースが乱れたところで、13番堀井真海の思い切ったシュートなど浦和が攻勢をかけるかと思われたところでしたが、前半21分に中盤でのパス回しのところでコントロールが上手くいかなかったところを狙われてキーパーと1対1の形を作られてしまい、失点。

試合は1-1と振出しに戻ります。

再び相手の勢いが出てきて、危ない場面も作られるものの、今年のチームの特徴として良い点として失点した後にバタバタと連続失点を許さずに切り替えてプレーできるところがあるのですが、比較的、失点を引きずらない戦い方はできていました。

前半26分には、4番玉城大志のサイドチェンジから6番清水楽人の攻撃参加で惜しいシュートを放つ場面など、惜しい形を作ります。

前半30分に相手のサイド攻撃でヘッドで合わされたものの25番鈴木彩艶の好セーブで防ぎます。

前半35分前後には、7番與那覇航和が起点となって2度ほど惜しい形を作り、更に前半40分には、10番山中惇希からのパスを受けた7番與那覇航和が相手キーパーの好セーブに阻まれるもののかなり惜しいシュートを放つなど、相手のチャンスも多いものの浦和もチャンスを多く作る形で前半を1-1で終了します。

ポゼッションでは相手の方が圧倒的に上でしょとか言われるかもしれませんが、浦和の試合運びとしては悪くなく、相手のパス回しに翻弄されて消耗というよりは、相手の方も前半の時点での得点の動きなどもあり、やや前半終盤では、ちょっとリズムがおかしくなってきているかなと言う場面と同時に、浦和の17番盛嘉伊人や4番玉城大志、そこに7番與那覇航和も絡む形で、落ち着いてキープし、相手のプレスをいなす場面も加えられるなど、相手の素早いプレスに対しての対応もできるようになってきている状況でした。

そのためか、後半スタートの交代はなし。

後半最初の大きなチャンスは、11分。13番堀井真海から10番山中惇希にパスが繋がり、パスを受けた10番山中惇希がドリブルで突破し、見事なシュートを放つも相手キーパーの好セーブに阻まれます。

やはり、相手の攻撃は脅威にはなるものの、浦和の方が慣れてきたことや、相手が浦和の仕掛けに対しいて構える意識も加わってきたことで、明らかに前半のスタートとは違う雰囲気で後半は進んでいきます。後半14分には、高い位置でファールをもらいフリーキックを獲得するなど、相手がファールで止めるという場面も増えてきたように感じます。

後半は、見ていた位置から浦和のゴール前が一番遠い位置になったため、どのような状況でそうなったのか、確実にはわからなかったものの、後半15分くらいに相手の仕掛けでペナルティエリア内でハンドの判定を主審が一度はしたのですが、その後、線審がその前にオフサイドがあったということを伝えたようで、結局、一番もどかしい流れの中で手にあたってPKを取られるという状況は、免れます。

そして、タイトルにも入れたように、圧倒する時間帯を多く作れるようになったのが、後半15分あたりから。

相手のリズムがおかしくなっていたところで、まず24番佐藤優斗を投入し、更に後半24分には、20番木下翼と37番高橋悠が同時に投入され、突破力とゴールへの意識が強いフレッシュな選手の仕掛けによって、かなり浦和が相手にゴールに迫る時間が増えます。

後半16分には、17番盛嘉伊人が左サイドをかけあがる24番佐藤優斗をおとりに使い前線の13番堀井真海に縦パスを通し、仕掛ける形を作ります。

後半18分には、6番清水楽人から22番奥山圭介、更に8番冨田蓮がオーバーラップで上がったところパスを通し、惜しいクロスを供給します。

後半21分にも、6番清水楽人の仕掛けから、良いポジションに入った7番與那覇航和につなげ、ドリブルでしかけて 惜しい形を作ります。

後半22分には、コーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスをいったんは跳ね返されるもこぼれ球を22番奥山圭介がペナルティエリア外から思い切って狙うも枠を捉えきれず。

28分には、20番木下翼がドリブルで仕掛け、決まってもおかしくないコースにシュートを放つも、相手キーパーに弾かれます。

その直後にも、20番木下翼の仕掛けから、37番高橋悠に繋げ、シュートを放ちます。

その後も、17番盛嘉伊人の後半37分の枠を捉えた強烈なシュートなど、決してシュートミスではなく、しっかり枠を捉えた狙いも悪くないシュートも多くあったものの、相手キーパーの好セーブに阻まれ、浦和側から言えば、畳みかける時間帯を耐えきられてしまったとも言えます。

そして、試合終盤に逆に浦和が攻めて相手の反撃という前半と逆の展開で相手に決められてしまい、結果としては1-2で敗戦となりました。

様々なチームで様々なカテゴリで様々な環境で様々な考え方があるとは思いますが、私が望むのは、選手全員が特徴を伸ばしていける育成チームで、最優先することが負けないことではなく、それぞれが最大限特徴を伸ばせることを優先して考えながら、その中で、チームとしての決まり事や戦術に近づけるという順番になりますので、その点では、安全な選択肢をしない度胸も必要ですし、その分ミスも増えるのは、ある程度仕方がないところで、そのミスもコミュニケーションで防げることであれば、話し合って、お互いの特徴を殺さない程度に妥協する部分も作るなどやっていければ全く問題ないと思いますし、この試合で言えば、相手を圧倒する時間を作れたことが重要ですし、相手の組織的な守備に対しても、序盤は、苦しめられても、逃げることを選ばずに度胸を持っていなすようなプレーを中盤の選手ができるようになったことも大きいですし、動きのところで1.5列目的なプレーで責任を持って攻撃もくさびもカバーもやるというところを求められた選手も試合の中で考えて、求められるプレーに近いことが多くできるようになった時間帯に、相手を圧倒することができたとも言えます。

もちろん、守備は個々で頑張ってねというサッカーで良いと言うことではなく、今いるカテゴリは、自分の能力を最大限に伸ばす場所だということに重点が置くべきというだけで、その先には、組織的な守備だったりがついてくるわけです。

言葉で説明すると複雑になりますが、優先順位の話です。

だから、「逆転負けした」という結果は、もちろん守備に対して考える理由にはなりますが、それが優先順位が高いところを越えてはいけないわけで、私は、今年、上野前監督が作ろうとしていた要素と、新体制で重要とされる要素の優先順位を間違えない融合のためのチーム作りとしては、「大変順調です」と言えるわけです。

これができてくると、現在負傷で離脱している選手が戻ってきたときでも、その選手の特徴を生かす動きが自然とチームでできると思います。

もし、2試合勝てないと言うことをネガティブに考えてしまうことがあるのであれば、勝敗を分けたポイントは、「この試合は、相手のキーパーが凄かっただけ」と考えてしまってよいと思うんですよね(当然、別のポイントもありますが、余計なネガティブを振り払う時に必要なことなんです。)

きれいなパス回しとか、ポジショニングを競う採点競技ではないですから、相手の戦い方を壊すことができたことをプラス要素としてとらえれば良いのです。

来週は、ようやく新体制なってから初めてのホームゲーム@さいたま市浦和駒場スタジアム。

ガッツリやってやりましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/06/23 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 2-2引き分け・・・新体制でのプレミア初戦。手ごたえと課題と。

どうも、ブクメです☆

前日の土曜日に社会人リーグの東京ユナイテッドvsVONDS市原の試合を観戦し、その後に、知人と飲みに行き、そこそこ遅い時間になり、知っている方は知っていると思いますが、今私が住んでいるところは、電車はそこそこ遅い時間まであるものの、最寄り駅から家に帰るためのバスが23時前に終了してしまうと言うことで、浦和付近とかで飲むと、電車で1時間くらい最寄り駅までかかるために、22時でも間に合わないくらいになるため、その場合は、駅から1時間ほど歩くということになります。

私の頭の中では、ユースの試合に対してのモチベーションが過去最高くらいに高まっているため、試合観戦を万全の状態にしたいということで、もう、大宮に泊まってしまえと言うことで、自宅に戻らずしっかり睡眠をとって日曜日の流通経済大学柏高校戦に向かいました。

車で行くことが多いエリアなので、だいぶ久しぶりに電車+徒歩で会場まで行く感じで江戸川台駅から歩いてみたら思ったより距離があるなと言う感じでしたが、見る方としても良い感じの準備運動になったというかw

天気予報的には雨の予報でしたが、結果的に試合中は雨が降らず、湿気は高いものの比較的、暑さも若干ですが和らいだ中での試合となりました。

この会場は、金網+ネットのダブルネット(?)なので、写真は、結構惨いことになっていますのでご了承ください。

さて、

今月最初に浦和レッズユースの体制が変わり、新体制になってから私自身は、クラブユース選手権関東予選の横浜F・マリノスユース戦は見られなかったので、公式戦での戦いは、この試合が新体制になって初と言うことになります。

今日の試合の見方とか、考え方とかをするうえで、やはり先週のFC東京U-18との練習試合に足を運んでおいて良かったなと思う部分も多く、そこで実際に見られた要素と、そこで聞けた話も踏まえて、大まかにですが、チーム状態とか、どういうところに重点を置きながらやっていくのかなということを、ぼんやりと思い描きながら、いわゆる難しいリーグであるプレミアリーグの、更に、相手の今シーズンの順位など関係なく、浦和レッズユースとして、この会場では、少なくとも私が足を運んだ中では、全て敗れている流通経済大学柏高校グラウンドでの流通経済大学柏高校戦で、新体制下で3週間ほど経った選手たちが、一つの答えとして(というのは大げさかもしれませんが)やってきていることに自信を持つための実戦の場としては、申し分ない条件だったと思います。

そして、一つの証明と、また課題もしっかり残すという試合になりました。

なんというか、攻撃の試みとか、意識とか、見ていて面白くて、メモするよりも純粋に楽しんでしまった要素が多くて、実際にこのブログを書く前に自分のメモを見たら、大してメモしていなかったというw 私も長年のもろもろで見方とか楽しみ方を変えざるを得なかった期間がかなりの年数重なったと言うことで、見方や楽しみ方のリハビリ中なんですよw

でも、既に思い出しつつありますw

ということで、試合の話に移りますね。

vs流通経済大学柏高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に15番松村大也(後半35分⇒8番冨田蓮)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大(後半27分⇒27番山田奈央)、MFが左に10番山中惇希(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半45分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海、右に7番與那覇航和(後半35分⇒20番木下翼)

となります。

*後半終盤に一度は16番根岸恵汰も交代の準備をしていたものの、試合展開からか、交代はありませんでした。

試合開始から、「ああ、プレミアってこういうものだったよな」と感じたのが、浦和の左サイドの攻撃のところで、10番山中惇希の突破からチャンスを作られるということをしっかり研究されてというところもあるのか、10番山中惇希が突破を試みるスペースのケアなどが、かなりしっかり整備されていて、なかなか思うような突破が許してもらえないなという場面を何度か見つつ、それでも3分に6番清水楽人がサイドバックの位置から攻撃参加したところで、相手守備のプレッシャーを受けながらも10番山中惇希がパスを通して6番清水楽人に繋げてサイド攻撃でチャンスを作る場面がありました。

相手守備が硬く引っかかりそうな状況の中でしたが、浦和は恐れずにパス回しで打開を図る場面が多く見られ、7分には、13番堀井真海のポストから17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスをつなぐ流れから抜け出した10番山中惇希にパスを通して仕掛ける形を作ります。

また、22番奥山圭介と15番松村大也の右サイドからの攻撃回数も多く作られる中で、崩し切るという形はなかなか作れていなかったものの、全体的に、ゴールへの意識のあるプレーが良く見られる中で、その意識のところが結実したのが12分の先制点の場面で、サイドからの攻撃で15番松村大也からのクロスに対しての対応で相手キーパーとディフェンダーが交錯するような形になったところで、そのこぼれ球に対していち早く反応した13番堀井真海がゴールに押し込んでの先制に成功します。

・・・で、このゴールに関してですが、私は、13番堀井真海が決めたと思っていたのですが、周りでは7番與那覇航和が決めたという声も多くて、「まあ、プレミアだし、公式記録が今日中には出るから確認できるよね」みたいな感じになっていたのですが、浦和レッズのオフィシャルページでは、7番與那覇航和のゴールになっていて、プレミアリーグの公式ページだと13番堀井真海のゴールになっているという、答え合わせができない状況にw

結局、ブログを書く時点で分からずという状況なのですが、自信はないですが、私は、13番堀井真海のゴールだと思ったので、そちらで載せています(確認がもしできたら、追記する予定です。⇒追記:プレミアの公式記録も7番與那覇航和のゴールと訂正されたということで、與那覇航和の得点で確定)

その後も、中盤で17番盛嘉伊人や4番玉城大志が落ち着いて相手のプレスを交わしながら展開する攻撃や、バックラインからのフィードも含めて、右サイドからの攻撃でチャンスを作る場面が多く前半20分には、15番松村大也からの右サイドからの力強いクロスを13番堀井真海がダイレクトで合わせる惜しい場面がありました。

相手が結構長いボールを入れて、前線に人数を割きつつ、裏に抜けてくる狙いが多くなる中で、守備の対処のところも集中してできていたとは思いますが、結果的に2点取られてしまった選手になりますが、分かりやすく危険な選手がいるなというのは、気になっていましたが、そういう選手のところにチャンスボールが行ってしまうというか、バックラインのパス回しのところで、トラップミスして流れてしまったところを、すかさず相手の11番の選手が奪ってそのまま持ち込まれてしまい失点を喫し1-1と追いつかれてしまいます。

それでも、リスクを減らす戦い方よりも、攻撃の組み立てや仕掛けることを重視した戦い方を浦和が続けていき、24分には、高い位置で13番堀井真海がインターセプトして仕掛けてチャンスを作るなどありつつ、相手の反撃を受けて一つ抜けられてしまったら決定機になるところで22番奥山圭介がねらいすましたタックルで相手のサイド攻撃を摘む場面などありつつ、見ていて楽しいけれども、見ていて冷や冷やする場面も当然多くなるという試合にはなっていました。

前半終了間際には、フリーキックのチャンスから17番盛嘉伊人がゴール前へ蹴りこみ、こぼれ球を21番南濵優大がシュートし、相手ディフェンダーにあたって跳ね返ったところを10番山中惇希が更にシュートを狙うも、これも相手ディフェンダーにコースに体を入れられてというように、ゴールへの意識の強さと相手の守備陣の集中力も強いということで、前半は、追加点はならず1-1で折り返します。

あまり細かいことまでは書くつもりはありませんが、浦和には怪我人が多い状況で、復帰して間もないという選手や、実際これまで主力で出ていた選手でも出られない状況の選手が多いという中で、10番山中惇希と本来はもう一人が前半のみのプレーではないかと聞いていたのですが、10番山中惇希はハーフタイムで37番高橋悠と交代したものの、もう一人の選手は、結局最後までプレーしたということで、なんとなく状況を聞いていた身からすると、大丈夫なのか心配になるところもありつつも、実際プレーを見る限りは問題なくやってくれてました。

後半スタートも浦和が得点を狙う姿勢がスタートから見られ、開始早々に7番與那覇航和がドリブルで突破を試みる場面を作り、交代で入った37番高橋悠も果敢に突破を試みて、その結果コーナーキックを獲得するなどチャンスをさっそく作っていきます。

そして、迎えた後半9分に見事なゴールが決まります。37番高橋悠がペナルティエリア内の右深くゴールを狙うには角度がほとんどないような位置で相手ディフェンダー含めて密集している状態から、おそらく最初はグラウンダーで強めのマイナスのパスを試みたと思うのですが、それが相手ディフェンダーに跳ね返り再び37番高橋悠に、そのボールを思い切ってシュートを狙いグラウンダーのシュートが、ゴールの左隅に決まります。

見事なゴールで再び2-1とリードを奪った浦和ですが、前半と比べて、相手が浦和の攻撃の奪いどころを絞ってきたとも言えるのかもしれませんが、前半から中盤へのプレスは厳しい中でも、そのプレスは、4番玉城大志や17番盛嘉伊人がいなして交わすことでそれほど脅威になってはいなかったものの、中盤からの前線へのやや距離があるところでのパスに対して狙って奪ってくる場面が多くなり、実際に、中盤の選手が近い距離でパス回しをする中で前線の選手で降りてきて受ける動きをする選手がほとんどいないというところで、少し距離があるところでの当てるパスが狙われて、攻撃に意識が行ったところで奪われて素早く裏に抜けてカウンターを仕掛けるプレーでたびたび決定機を作られることなります。

後半13分に作られた決定機は相手のシュートミスに救われる形になったものの、後半20分に6番清水楽人からのパスを受けた7番與那覇航和がドリブルで仕掛けて、そのまま持ち込んで見事なシュートを放つもこれがわずかにゴール左にそれてゴールにならずというチャンスの後の後半23分に、中盤から前線への縦パスを狙われて奪われたところで早い展開から抜け出され、前半にも1点決められている11番の選手にパスが渡り、守備を振り切られ、ある程度の高めのコースのシュートであれば、25番鈴木彩艶が反応できたとは思いますが、ゴール右下隅にきっちりと決められて失点。

2-2と同点にされてしまいます。

このゴールによって、相手の攻撃に更に勢いが出たところで30分にもキーパーと1対1になる決定機を作られるものの、そのシュートは高めの隅を狙いポストを叩き外れます。

割と、キーパーと1対1でも25番鈴木彩艶が守る場合は、ペナルティエリア外くらいだと、高めだと隅でも反応して防ぐことが多いので、相手が難しいところを狙いすぎての事かなとも思いつつ。シュートミスではありますが、相手には、キーパーの守備範囲がある程度伝わっていると思うので、その辺のプレッシャーは与えているからこそのシュートミスなのかなとか思っています。

相手の攻撃を受ける中で、やはり中盤と前線の距離が開きすぎるところをケアする選手が見られない中で、35分あたりに37番高橋悠がそのスペースのケアに気が付いて下がって受けようとする動きなど見られた判断は良かったと思います。

その後、後半35分に交代で入った20番木下翼のドリブルで惜しい形を何度か作り、更に、22番奥山圭介も疲労であと一歩シュートまでの動きがついて行かなかったように見えたものの、ペナルティエリア内で決定機を作るなど、再び逆転する予感も見せつつ、逆に、3点目を奪われる危険性も見せつつも、試合はそのまま得点が動かず2-2で終了となりました。

気づきましたか?

今シーズンのプレミアリーグで初めて2点以上だったんですよ、この試合。

そして、明確にこれまでとは違い、攻撃の意識のところでのリスクを取ることに対して、これまで以上に多くの選手がミスを怖がらずに仕掛けたり、試みるようになりました。

その分ミスもありましたし、ピンチになる場面が決定機になる場面も多くなりました。

でも、すごく楽しかったんですよね。

交代に関しては、先週の練習試合のFC東京U-18戦で逆転ゴールを奪っていた11番石橋遼大がもう少し早く投入されると思っていたら、アディショナルタイム入るくらいの投入になったとかも、理由があるのか、ただ、出すタイミングを逸してしまっただけなのか、交代のプランとかも、なんとなく、読めないところも逆に新鮮で良いなと。たぶん、ピッチ上でプレーしている選手を見て、疲労とかもあるけど、何か起こしてくれそうだなとそれを待っていてとかなのかなとか、色々想像してましたw

いつだか忘れましたが、高円宮杯プレミアリーグが始まってある程度年数が経過してきましたが、ここ最近では、プレミアリーグで戦い続けることが選手が挑戦することよりも優先されて、リスクを負わないサッカーをするチームがなんとなくプレミアリーグで増えている印象がありました。もちろん、失点0を重視して、1点取って勝てるサッカーは、安定感はあるかもしれませんし、もちろん、指導者としても、プレミアリーグで戦い続ける土壌を残すことが課せられたノルマみたいなプレッシャーがあるチームが大半かとは思います。

でも、このリスクを取って選手の特徴を生かして、よりそれぞれの持ち味を発揮できるようにバランスをとっていくことができるチームの方が、突き抜ける可能性が高く、よりこのカテゴリで言えば、急激に伸びる選手を多く作ることができると思っています。

なので、守備の選手にとっては、よりやらなければならないことや個の対応での強さが求められるようになって行くことにはなると思いますが、特に今日のチームとしての戦いを見た限りは、もちろん、リスクを取りながらも組み立てる選手や前線の選手の動きや意識の共有の精度を高めていって、ミスを減らしていくことは必要になりますが、ある程度、ミスしても後ろで跳ね返すからやってこいという強さをセンターバックをやる選手は、これまで以上に強く意識して行くと総合的なレベルアップにもつながると思います。

凄く良いと思います。鬼門で負けないサッカーもできたし、複数得点も奪えた。

今やろうとしていることは、とにかく前向きに考えて、コミュニケーションをしっかりとって、声を出してやっていくことでより精度が上がって自信がついて行くことですから、今日の試合の得点も失点も今後につながる前向きな要素としてやってもらえれば良いかなと思います。

楽しかったです、来週の試合が待ち遠しいです。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/05 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-0勝利・・・試せることが増え、結果もつく好循環

どうも、ブクメです☆

やはり、得点が決まってみんなで喜んでいる姿を見られるのって良いですよね!

ということで、先週に引き続き、今週も日曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で場所も駒場スタジアムになります。ブログの最初の1枚は、円陣を組んでいるところを載せることが多いのですが、ふと最初に下の写真を載せたら、ほぼ先週と変わらない感じになったので、得点後に喜んでいるシーン(少し落ち着いたバージョン)にしました。

↑先週とほぼ同じ。

私は、サッカーを考える時に置かれている状況とかを前提として考えて見るようなことが多くて、それは、割と試合分析とか相手分析とかの前に、精神的な部分が左右しそうなポイントを拾い上げるのですが、一つの大一番と考えられていた青森山田高校戦を勝ちに近い引き分けという形で乗り切ったところで、結果が出ている現状と、対戦相手の戦績など見て行く中で、緩みが出てしまうとしたらここかなというのが今日の試合でした。

・・・が、まったく心配することもなく、集中力の高い状態で試合をスタートすることができていました。そして、精神面というところで言えば、良い意味で自信を持ってチームとして余裕を持ってプレーすることができることで、選手の中により「試み」も加えられている様子がうかがえました。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に20番木下翼(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半45分⇒27番山田奈央)、右に9番波田祥太

となります。
*5番遠藤龍河が交代準備していたものの、交代前に試合が終了しています。

前節との変更点としては、中盤の両サイドが左に20番木下翼、右に11番石橋遼大になっていました。

さきほど集中した入りができていると書きましたが、序盤は、少し相手の攻撃を受けるという場面が多かったようにも感じます。今日は、やや風が強い中での試合となったものの会場の作りからピッチレベルでは、そこまで強風という感じではなかったものの、スタンドの高さでは、結構強めの風を感じていたので、浮き球に関しては、ある程度影響を受けるという中で、前半は相手にとっての追い風のような展開だったこともあるかもしれません。

その中で、ポツポツメモを見てみると、6番清水楽人が相手のサイドからの鋭い攻撃を上手く摘み取っただったり、21番南濵優大が、バックラインで待つのではなく、相手選手にくさびとして入ったパスに対して、タイミングよく攻撃に転じる前に奪って反撃のような内容が多かったことからも、相手攻撃に対しての良いプレーが多くあったスタートですかね。

反撃の場面では、9番波田祥太へ長めに当ててという狙いがスタートは、何度かあり、上手く入った時には、可能性を感じさせるプレーが見られました。

で、実際には、前半7分あたりに17番盛嘉伊人が持ち上がってファールを受けてフリーキックという場面は、あったものの、相手の守り方やサイドの選手の攻撃の仕方の特徴もあったのかもしれませんが、おそらく前半は浦和のコーナーキックは終了間際の1つだけだったと思うのですが、セットプレーがかなり少ない前半となりました。

サイド攻撃に関しては、やや左からの攻撃に関しては、相手の守備を突破することに苦戦していたものの、怪我から復帰して前節は、後半45分をプレーした11番石橋遼大が序盤は、工夫のある攻撃を見せていたように感じます。

前半8分の良いリズムで9番波田祥太に繋げた形や、4番玉城大志からの右前線への展開を受けて突破しての折り返しを9番波田祥太が受けてという形。更には、10分には、17番盛嘉伊人が右サイドの11番石橋遼大の近い位置にポジションを移動させながら、近い距離でのパス回しで突破を図った場面がありました。

前半の間に17番盛嘉伊人が11番石橋遼大の方向へパスを出した時に、何かメッセージ性のあるパスと届かなかったパスでも11番石橋遼大が、こういうパスが来るのかとパスの後に、意思疎通しているような感じに見えたところもあり、こういうところが「試み」ができる余裕なのかなと感じたところでもあります。

人によっては、今日は前半攻撃が上手くいかなかったという話をしている方もいたのですが、私としては、こういう試みが多く見られた前半で楽しかったです。

13番堀井真海もプレースタイルを変えずに貫いてくれていて、相手の激しい守備にあって自由なプレーはさせてもらえていなかったものの、14分には、豪快にポストを叩くシュートを放ち、15分には、6番清水楽人、20番木下翼、13番堀井真海と繋がった流れで惜しいシュートを放ち、17分には、8番冨田蓮のスローインから右サイドで受けて、見事なトラップからの反転で一気に抜け出して仕掛けるなど見せ場を作っていました。前半のクライマックスとしては、30分のディフェンダー3人くらいの間を相手が有利な状態と思われたところで、かき分けてゴールに向かって突破した場面ですかね。

前半の試合の流れとしては、結果的に先ほど書いたようにセットプレーがあまりとれなかったと言うことは、仕掛けの回数や狙いや試みは面白くても、受け手の反応が遅れたり合わなかったりも多くて、最終的には、相手にとっての危険な場面がそこまで多くは作れなかったとも言えると思いますが、今日の狙いや試みのいくつかを頭に残しているので、今後の試合でこれがあってきてチャンスが作られた時には「なるほどね」と独り言を言おうかと思ってますw

守備のところでは、集中した対応ができていて、後ろの選手からの意図のあるフィードもこの試合は見どころが多かったというか、21番南濵優大と12番福島竜弥のセンターバックの二人は、後ろからの攻撃に関しても、表現として適切かはわかりませんが、攻撃的な狙いのあるセンターバックとしてのプレーやパスも多く見られたような気がします。

両サイドバックの守備の安定もしかり。相手をいなすプレーもできていましたし、ボランチのところで守備的なところをケアしている4番玉城大志の質の高さも見られ、これらによって、17番盛嘉伊人が色々な試みができるのかなとも感じました。

ただ、なんというか守備からの流れでの相手の強引なシュートがディフェンダーにあたって、良い形で相手にこぼれてしまうなど、そういう試合の流れ的なところでは、予期せぬ形からの決定機は何度か相手に与えてしまっていたかなと思います。前半15分あたりにこぼれ球が見事なスルーパスみたいなところに行ってしまった場面で相手がシュートミスしてくれたのは助かりました。

セットプレー自体は、コーナーキックを与えてしまう回数は、多くなっていましたね。

前半終盤に、右に流れて、17番盛嘉伊人が受け、20番木下翼、4番玉城大志、そして左前線に上がる6番清水楽人とテンポ良く数名が絡んでの攻撃は惜しかったです。

前半、やや短いパスのところでミスが目立っていた25番鈴木彩艶でしたが、それを帳消しにしたプレーが前半40分のプレーで、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えたところで、狙われたコースやシュートのスピードも含めて、決められてもおかしくないようなシュートを放たれたのですが、これを見事な反応で25番鈴木彩艶がはじき出し失点を免れた場面がありました。

そして、もう一つこの試合で25番鈴木彩艶が凄かったのが、キーパーの位置からのフィードで一気に前線の選手に良い形でロングパスを通してチャンスにつなげる場面で、前半では何度かあった中で、42分に9番波田祥太へ一気に繋げて、11番石橋遼大にパスが繋がりドリブルで深くまで侵入して、相手ディフェンダーにブロックされるも、コーナーキックを獲得(これが、この試合の浦和の最初のコーナーキックだったはず)する流れを作りました。

どちらにも得点のチャンスはあったものの、前半は得点が入らず0-0で折り返します。

後半スタートから中盤の両サイドが交代し、左に10番山中惇希、右に15番松村大也が入ります。

結果的に、この後の交代が後半終了間際までなかったことが物語るように、前半と違ったタイプの両サイド2枚を入れて、これがかなり相手にとって脅威となり、浦和ペースを作り出します。

さっそくの9分に9番波田祥太がくさびで受けて、15番松村大也に見事なタイミングでパスを通すと持ち上がり力強く仕掛ける形を作ります。

更に、左サイドでは、10番山中惇希が持つと何かやってくれそうな雰囲気が感じられる突破がさっそく見られ、珍しく、写真のタイミングがいつも下手な私が(w)、後半5分に左サイドから10番山中惇希が走り出したところで、なんか点が決まりそうということでカメラを構えて撮っていたらゴールが決まったという感じでした、珍しく写真も加えて説明できますw

このパスを出したのは、6番清水楽人だったと思いますが、こんな感じになります。10番山中惇希が相手ディフェンダーよりも一つ早い反応で走りこみます。奥には、9番波田祥太がファーからは、15番松村大也が走り、手前には、13番堀井真海がいるような状況ですね。

で、結果的に、ここまでえぐってのキーパーとディフェンダーの間に鋭いクロスを供給し、オウンゴールにつながったわけですが、10番山中惇希がサイドから来て、中に9番波田祥太が走りこむパターンでは、仮にディフェンダーが触れなかったとしても、このクロスだったら、9番波田祥太が足先で触ってゴールが決まるパターンだということもわかる位置取りなんですね。本当に見事な形でした。

これで、完全に浦和のペースとなり、徐々に運動量のところでも相手の守備陣に疲労が見えてくるような場面も増えてきて、後半は、かなりチャンスが増えます。メモしただけ書き出しますね。

8分には、13番堀井真海の仕掛けからフリーキックを獲得します。

9分には、10番山中惇希の左からの突破から裏に抜ける6番清水楽人に渡し、クロス。こぼれ球を17番盛嘉伊人が思い切ってシュート(相手ディフェンダーに当たり、コーナーキック。)

10分には、17番盛嘉伊人がおそらく、キーパーが前に出ていることを見越して直接狙った浮き球のシュート(キーパーがキャッチ。)

14分には、6番清水楽人からのフィードに抜け出した15番松村大也が仕掛け、コーナーキックを獲得。

16分には、13番堀井真海からのパスを受けた9番波田祥太がシュートを放ち、キーパーに弾かれバーに当たる惜しい形(コーナーキック獲得。)

17分には、17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘディングシュート(コーナーキック獲得。)

21分には、12番福島竜弥からのスペースへのパス(味方が感じて走りこめれば決定機になるような面白い狙いのパス。)

26分には、10番山中惇希が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも6番清水楽人に預けて抜け出し、再び受けての突破。

30分には、4番玉城大志からの裏へのパスに15番松村大也が抜け出し一気にゴールへと向かうもオフサイドの判定。

32分には、25番鈴木彩艶からの見事なフィードが左サイド前線を走る10番山中惇希へ渡り、そのまま突破しクロスを入れ、9番波田祥太が走りこむも決めきれず。

38分には、コーナーキックのチャンスから、17番盛嘉伊人が上げたボールが一旦クリアされ、再び17番盛嘉伊人の方に転がり、15番松村大也へパスを通し、シュートを放つも相手ディフェンダーがギリギリブロックに入り防がれます。

39分には、17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーを越す浮き球のパスを裏へ通し、13番堀井真海が抜け出して仕掛ける形を作ります。

40分には、左から10番山中惇希が抜け出し、9番波田祥太がヘディングシュートを放つもキーパー正面。

と、メモできただけでもかなりチャンスを作り、同時に、時間の使い方や、強弱ののつけかた、相手が焦れるようにキープする場面なども入れつつ、結果的には、運動量の面でも後半優った浦和がそのまま得点は動かなかったものの1-0で勝利となりました。

今シーズン3勝目でその3勝が全て1-0というスコアになるものの、今日の1-0がこれまでで最も、攻撃回数や試みが多く見られた中でのスコアで同じスコアでも、確実にチームとしての成長が見られる形での勝利となりました。

特に、後半に関しては、実際に得点と数えても良い活躍を見せた10番山中惇希を始め、おそらく本人は、決められなくて悔しい思いをしているであろう9番波田祥太や15番松村大也も、見る側からすれば、シーズンスタートから見れば、格段にゴールへの雰囲気と実際に狙う姿勢が増しているのがわかりますし、「どうしてゴールが決まらない」という感情を持つ必要はないと思います。どちらかというと、「ゴールが近づいているな俺」くらいの感覚で続けていけば、すぐに得点も決められると思います。

ということで、5試合で勝ち点10の二けたという良いペースで3位まで浮上したわけですが、私は割と「慢心したな」と怒るタイミングを待っていたりしますw

でも、チーム内の競争も含めて、常に緊張感が保たれるようなチーム状況になっているなというのが素直な感想で、そういう状況では、見る側が怒る必要もないまま今シーズンは進んでいくのかなと感じる部分もあります。つまり楽しんで見られているわけです。

そんな良い流れの中で、来週は、また、ちょっと一味違った試合になるシリーズ(?)のさいたまダービーになりますね。

勝手知ったる選手も多いような相手になるでしょうし、やりにくさも出てくるでしょうし、違ったモチベーションが生まれる試合にもなると思います。そして、おそらく、聞いた話では、結構なドリブルでガンガンのタイプの選手も相手に何人かいるようなので、そういう相手に対しての対応も含めて、また来週も楽しみに足を運びたいと思います。

ウォーターブレイクも取られる夏日の試合となり、体調管理のところも気にしなければならない時期に入っていきますね。

暑い中お疲れさまでした。ではでは!

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/28 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-1引き分け・・・成長と競争激化の予感

どうも、ブクメです☆

第4節にしてようやくホーム(中立⇒アウェイ⇒アウェイ)開催の試合が来ました。開幕戦こそ敗れたものの、その後のアウェイの2試合では、結果的に先行逃げ切りという形で、課題と手ごたえの両方を感じつつ、結果を残した形でまずは、下馬評的には、最も手ごわい相手と言われる青森山田高校との一戦を迎えることとなりました。

会場は、駒場スタジアム。

良く書いていますが、駒場スタジアム開催のユースの試合では、好きなエリアというのがあって、毎回そこで観戦します。

ただ、エリア的には、割と頻度が高く、試合中に独り言のようにネガティブ発言を繰り返す方がいて、ちょうど私がいる辺りまで聞こえてくるような声量で語り続けるというタイプの方が、数人(組)これまでにいることがあり、今日もそんな感じで、試合の途中には、この人黙らせるプレー出てくれよと思いながら見る時間帯もあったのですが、結果的に、黙らせるプレーをしてくれたわけで、気持ち良いなと思っていたりw

私の中では、青森山田高校のイメージというのは、試合巧者で、内容的にそれほどやられている印象がなくても、取るべきところの強度が強く、気が付けば、失点していてそのまま勝ち切られてしまうイメージ。今年対戦するから別の試合を観戦して研究してとかやらないところが私のダメなところなのですが、今日しっかり見て、思った以上に、ロングスローも多用してくるため、セットプレーの量と自陣にそこそこ近いところでは、スローインに逃げてもセットプレー同様の対応が必要とされるということで、なかなか神経がすり減らされるような時間帯も多くなりました。

この試合でも前の2試合同様に、相手の攻撃を受ける時間というのがそこそこ長くなってはいましたが、受ける時間に受けるだけにならないような試みが多く見られ、上手くいかないことも多かったものの、その試みが増えていたことが何より嬉しいことで、怪我から復帰した選手や、出場時間が限られた選手が存在感を見せるようなプレーも見られ、最終的には、ビハインドから追いつくゴールもありましたし、逆転ゴールが決まってもおかしくないくらい後半終盤は、多くチャンスを作ることができていたり、とにかく、シンプルに私の目線での浦和レッズユースでこうあってほしいという要素を多く感じることができ、楽しかったです。

では、試合の話に移ります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半31分⇒22番奥山圭介)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大(後半終盤⇒27番山田奈央)、MFが左に24番佐藤優斗、右に15番松村大也(後半スタート⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒10番山中惇希)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックでしのぎを削っていた、6番清水楽人と12番福島竜弥(5番遠藤龍河と入れ替わる形でセンターバック)が共に先発に入るという布陣で、それ以外は、これまでと同じメンバー構成になりました。

また、ベンチメンバーには、浦和カップで足を運んだ試合や、S2の開幕戦の時にビデオ係になっていて、おそらく怪我でそれが長引いているように見えていた11番石橋遼大が、今シーズン初めて入っていました。

試合開始から、ゴールに向かって仕掛けてくるというよりは、セットプレーやゴールに近い位置でスローインを獲得すればロングスローで同様のチャンスを作れるということからか、シンプルな仕掛けと長いボールを織り交ぜながら相手が攻めてくる形で、実際に序盤からかなり回数多く、それらに対応することになりましたが、守備の選手が集中して跳ね返していくという展開になりました。

かなり集中してやれていたのですが、この時間が続くと、体力よりも集中力のところでの消耗が激しくなるような、そんな序盤です。

相手守備もかなり硬く、シンプルな仕掛けでは、すぐに囲まれて奪われてしまうような場面が多かった中で、焦れるため、ロングボールでとりあえず蹴り返してしまいたくなるような状況ではあったものの、この試合でまず感じられたのが、長いパスでも意図をもって狙おうという姿勢。

その一つの例として、前半2分に4番玉城大志か17番盛嘉伊人からのフィードだったと思うのですが、相手のプレッシャーを受ける中で、前線の9番波田祥太の位置を上手く考えて受けやすい高さやスピードも考えてフィードを出した場面があり、そのパスを前線で収めた9番波田祥太が、13番堀井真海に繋げて枠は捉えきれなかったものの、思い切ったシュートにつながる場面がありました。

これまで以上に、個人の打開が許されない守備をされる中で、そこを崩す試みも相手の攻撃を受ける中で狙えている状況。

この試合の序盤では、これまで以上に、9番波田祥太にくさびのパスが入ってという形が見られたのも印象的でした。

そして、前半のカギを握っていて、また、本人としては、前半終了後に悔しい交代になったと思われる右サイドで先発出場していた15番松村大也。プレーの質が悪いわけではなく、守備の部分含めたところでは、強さも見せているものの、どうも、攻撃になった時の打開のところで、一歩遅れてしまうことがあり、本来であれば、追いつけるパスで追いつけない場面が数度ある。私が見る限りは、同学年で長く一緒にやっている17番盛嘉伊人が出したパスでギリギリ通らなかったパスが前半だけで2度ほどあり、これは、相手の守備の強さを考えたときに、15番松村大也だったら反応して追いつけるところへのパスとして出していて、これに追いつくことで一気にサイドから打開できるという意図があるパスだと思うんですね。この辺りが、本人としては、少し思うように動けていないなという状況で一歩遅れてしまうのかなと。でもね、そういうことは、感じられても、プレーの強度とか質が悪い様には見えないんですよね。だから、意識次第だと思います本当に。

さてさて、相手を崩すための試みというところでは、両サイドバックも利いていたと感じられたので触れておきますと、まず左サイドバックの6番清水楽人は、前半15分前後に立て続けに攻撃の起点としても機能した場面があり、1つ目は、インターセプトから24番佐藤優斗へつなげて、サイド攻撃からクロスに15番松村大也が追いつければというチャンスの場面、2つ目は、9番波田祥太への正確なロングフィードでパスを受けた9番波田祥太から4番玉城大志に預け、そこから思い切ったミドルシュートでチャンスに繋げた場面。こういう、サイドバックというポジションながら、イメージしている範囲が広く対応プレーエリアが広くて視野も広いなというプレーが見られました。

右サイドバックの8番冨田蓮に関しては、サイドでの守備の強さというところは、既に言うまでもないのですが、この試合では、試合の強弱をつけるところを意識したプレーも多く見られました。展開として、速く蹴ってしまいたいようなところでも、いったん止まって遅行の流れを作ったり。

・・・試合の流れの前にそれぞれの選手の話になってしまいましたが、試合展開としては、前半27分に失点を喫してしまうのですが、これは、まあ、相手のセットプレーやロングスローを集中して跳ね返していて、ほとんど対応できていたところで、一つ、こぼれたところに相手選手が良い位置にいて、その選手に対して寄せに行けずにシュートコースが開いたところに思い切り蹴りこまれたという感じの失点。これも相手の強さであり、やられたなという感じはありました。

久しぶりにビハインドを背負う展開になりましたが、この試合で成長として感じられたのは、失点しても、まったくバタバタすることなく、跳ね返すところは集中しなおして、そして、相手を崩して点を取るためにどうするかというプレーにすぐに戻れたこと。

前半の残り20分ほどでは、この2試合で決勝点アシストと決勝ゴールの豪快ミドルを決めて勢いに乗る13番堀井真海が、これまでにない強度での守備に苦しむ中でも、なんとか持ち味を見せようと、果敢なドリブル突破からファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得した33分のプレーがありました。

同様に、9番波田祥太も相手ディフェンダーがコースを塞ぐ難しい形ながらも逃げずにシュートを放ってコーナーキックを獲得するなど、ゴールに向かった意識というのも前線の選手が見せていたのは、確率のところ以上に重要だったのではないかなと。

実際、そのコーナーキックのチャンスでセットプレーに強い6番清水楽人が惜しいヘディングシュートを放つ場面もありました。

前半0-1で折り返し、後半スタートに、先ほど挙げましたが、15番松村大也に代わり11番石橋遼大が入ります。

後半開始早々に、前半の失点と同じような場面を作られかけたものの、今回は、ある程度寄せてコースを限定させられていたことで(それでも、かなり鋭いシュートは放たれましたが)25番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れます。

後半の入りというところでは、無駄に蹴らないという意識ではできていたものの、収まるところが見つからずに、相手の攻撃を受けたり、高い位置で奪われてピンチになるという場面が何度かありましたが、この時間をこらえます。

後半12分には、13番堀井真海の突破からフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのゴール前に蹴られたボールのこぼれ球を21番南濵優大がミドルシュートを放ちますが、これは相手キーパーの正面。後半16分には、24番佐藤優斗が左サイドから突破を仕掛けチャンスを作ります。

そして、多用はしないものの、うちにもロングスローはありますよ、とばかりに(最も飛ばせる5番遠藤龍河は、この試合はいませんでしたが)24番佐藤優斗が後半17分にロングスローからチャンスを作り、まず9番波田祥太がシュートを放ち、ディフェンダーに当たってこぼれた球を11番石橋遼大が更にシュートを放つもこれも相手キーパーに防がれます。

やや試合勘というところで動きのところでは、思うように行かない入りをしていたように見えた11番石橋遼大でしたが、先ほどのシュートだったり、その後、17番盛嘉伊人からの右前線への追いつければ一気に打開できるというパスにあと一歩で追いつけたというところなど、徐々にサイドの突破力が行きそうな動きというのも見えてきました。

そして、この試合の流れを大きく変えていったのが、まず後半22分の10番山中惇希の投入。投入して2分後の後半24分に17番盛嘉伊人から11番石橋遼大を経由してパスを受けると、果敢に突破を仕掛ける場面を見せると、迎えた後半35分。左サイドからドリブル突破し、クロスに9番波田祥太が合わせます。ヘディングシュート自体は、跳ね返されるも、そのこぼれ球を17番盛嘉伊人が見事にゴール左隅に決めて1-1の同点とします。

また、この得点の前の後半31分に投入された22番奥山圭介も惜しいプレーを見せます。

後半41分に、同点ゴールと同じような形で再び10番山中惇希が左サイドから突破し、クロスを上げます。22番奥山圭介が中へ、9番波田祥太が外へ流れていき、クロスボールは、9番波田祥太へ届き、これをマイナスで折り返す形で、22番奥山圭介が難しい態勢ながら、なんとか触るも、クロスバーを越えます。

更に、43分には、持ち込んだ10番山中惇希からのディフェンダーの間を通すようなパスに22番奥山圭介が点で合わせるもこれもわずかに枠をそれます。この場面でその奥に9番波田祥太が走りこんでおり、触ったらオフサイドということで触らなかったと思いますが、先ほどの場面含めて、22番奥山圭介と9番波田祥太の2選手の距離感や位置取りなど、かなりゴールのにおいを感じさせるような場面を作り出していました。

そして、後半44分には、コーナーキックの流れから12番福島竜弥が惜しいシュートを放つなど、後半終盤は、かなり浦和が相手を崩すようなプレーが多く見られたものの、結果的には、同点で試合終了。

それでもここまでの2連勝という結果の中で、見る側が感じていた手応えは嘘ではなかったことがはっきりと確認できた試合でしたし、試合ごとに発見があるし、成長も見られる、そして、選手間では、厳しいポジション争いにはなるかもしれませんが、複数のポジションでそれぞれの特徴を見せながら台頭してくる新しい選手も出てきている。

ただ、ここがピークではないですし、単純に、強いという位置づけの相手との1回目の戦いが終わっただけで、順位表を眺めてみれば、今シーズンのプレミアリーグは混戦です。名前だけで考えられるシーズンではなく、格下も格上もないと考えていく必要があります。

・・・と、言うまでもないですよね。

また次節、同じ駒場スタジアムで新しい発見がある楽しい試合を待ってます。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/7 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-2敗戦・・・私は前向きにとらえました。

どうも、ブクメです☆

ブログを書くようになってだいぶ期間が経ちますが、ここ数年は、だいぶ客観視して見られるように悪い意味でなってしまっている浦和レッズユース。

その最も大きな理由が、実は、今日の試合に関しては、ハーフタイムに、知人に言われるまで忘れていた言葉で思い出した「積み重ねのないチーム作り」という点。スタートは良くなくても、良いポイントを見つけ、そこが確固たる強みになっていき、課題になる部分がクリアされて行って、チームとしてのレベルアップがされていくという正常なことが起こらない状態ですね。本当に、これがもどかしく、育成のカテゴリを見る時の気持ちを踏みにじられる瞬間なんですよね。これが繰り返されてきたので、そういう風に見るようになっていたわけです。

今年は、たびたびブログでも書いていますが、私的なことで、複数の難しい状況がまとめて起こるという、ちょっと自分の頭でも整理ができないような問題が新年からずっと続いていました。3月は本当にピークのピークで、複数の内の1つは、ようやく3月末に計算できる状態になってきていたものの、別の一つは、実は、浦和カップの2日目に足を運べたのですが、その日まで続いていました。場合によっては、試合の途中や第1試合のみで、トラブルの連絡が来て対応に追われることにもなりかけてました。が、この日に2つ目の難しい状況も無事一段落となりました。

やることなすこと裏目に出るというのは、本当にきついですよね。体感しました。そのうち一つは、さすがに個人のfacebookアカウントで吐き出してしまいましたw

そんなこんなで、今年のこの数か月で感じていることは、これまで行きたい試合に自由に行けすぎていたなというシンプルな感想で、それが当たり前で前のめりすぎて、硬くなりすぎていたかもしれないな・・・ということを考えることもできないくらいでしたが、それだけに、行ける試合の楽しさが半端ないんですよね。

確かに、育成の方針とか、やっていることを見れば、分かりやすく選手の個性を伸ばすだろうクラブチームも高校も増えてきているんですけどね。でも、じゃあ、そちらに移りますかと言われると、そうもならない。結局、浦和レッズユースが好きなんだなと実感しています。

そして、方針に関しても、現在の監督になって、昨年の夏以降は、よくわからない状況になったものの、そこまでの現監督がやってきたやり方に関しては、もちろん、現場にいて、選手と言う立場であれば、色々な考えがあるとは思いますが、私としては、すごく良かったんですね。なので、基本的に、監督がやりたいことをある程度できれば、積み重ねもされていくものだと考えるところがあります(もちろん、別の要素で壊されることは、常に覚悟する必要はありますが。)

ということで、試合後は、周りの方に聴く限りは、ネガティブな言葉も聞かれたものの、おおむね私は、今日のプラスのポイントとわかりやすい課題がクリアされていくことで、少なくとも、残留のための戦いをしないチームに早い段階でなり、更に前進できれば、上位争いができるという計算をして、次節にその課題がどこまでクリアされるのかを楽しみにするというのが今です。

では、試合の話に移りますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半39分⇒7番與那覇航和)、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半16分⇒24番佐藤優斗)、右に15番松村大也、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半16分⇒13番堀井真海)、FWが左に17番盛嘉伊人、右に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)

*正確な交代時間などは、公式を見てください。私は割とざっくりです。

試合開始からしばらくは、独特の雰囲気などもあり、緊張感がある選手もいたものの、最初から相手が飛ばして得点を狙いに来るというイメージというよりは、若干様子を見るような立ち上がりの中、浦和が仕掛けるという形も何度か作り、開始3分くらいには、17番盛嘉伊人の仕掛けからフリーキックのチャンスを作ります。

開幕戦ということで、試合後に勝利監督インタビューも場内に放送されていたのですが、清水エスパルスユースの監督が語っていたように、サイドからの攻撃を狙っていたがそこを上手く防がれてしまったとあったので、やはりなと思った一つの要素として、相手の左サイド、浦和の右サイドの8番冨田蓮のところで、前半5分あたりに鋭い仕掛けを落ち着いた対応で8番冨田蓮が防いだことに始まり、サイド攻撃を封じることに成功し、そこからの攻撃が思うように行かないと相手にイメージを刷り込ませることができたことで、序盤の相手に勢いを封じることができていたのだなと、納得です。

同様に左サイドの12番福島竜弥も私としては、運よく1試合だけ足を運べた浦和カップの試合の時に触れた、予想していなかった選手の台頭と書いたのがここで、左サイドバックとしてプレーする12番福島竜弥の印象は、ほとんどなかった中での起用と守備も含めた攻撃の時の思い切りの良さと、サイドからのチャンスメイクがこの試合でも見られました。

ちなみに、この試合では、6番清水楽人がベンチ外(S2の試合にもいなかったので、怪我か学校行事系かも?)でしたが、浦和カップの時には、この2人が2試合含めて同じくらいの出場時間で共に見せ場を作っていたことと、セットプレーのところでは、昨年も見せていたように、6番清水楽人の競り合いの上手さで惜しいヘディングシュートなどもあったことから、互いの特徴含めて左サイドバックというところでは、ここでの競争もチームにとってはプラスになっていくのだと私は感じています。

・・・と試合の流れと関係ないことを書いてしまいましたが、試合前には、相手の攻撃陣の評価が凄く高いような文章をいくつか読んだため、この試合は、スタートから受けて跳ね返してのカウンターになっていくのかなと思っていたこともあったので、この辺りは、大きく覆す、浦和が相手のゴール近くでプレーする機会も多く作れる出だしとなりました。

ただ、攻撃としては、連携面でまだまだというところが多く見られ、攻撃の回数は作っているものの、実際トータルの1試合のシュート数は5本もいかなかったと思いますので、ゴールを脅かすための崩しなどは、少なかったとも言えます。

また、相手の良さを出させない守備ができてはいたのですが、結果的に、これがプレミアリーグなんだなと言うのが、数少なくても、大きなミスがある時に、外してくれないというところで、前半17分に失点を喫しましたが、ここは、相手に自由にさせない中で、もちろん守備でもいくつかミスはあったものの、そこに対しても味方がカバーする形で防げていて試合としては、守備のバランスも落ち着いてきていたところで、一つ守備の連係がずれたところで裏に出されて一気に抜け出され、守備が戻れず抜け出した選手にラストパスを送られて決められるという形になりました。

それでも、そこから崩れるということはなく、21分にも似たようなピンチは迎えたものの、そこでも対応した8番冨田蓮が、一人の突破と裏に一人が走りこんでいて他のディフェンダーが戻り切れていないというところで、突破もケアしながら、裏への抜け出しに対するパスコースも限定させるような対応をして、結果的にここでは、相手のラストパスがその8番冨田蓮にかかるような形で相手のチャンスを摘むことになりました。

前半は0-1とビハインドで折り返すことになりますが、前半の攻撃面では、良い位置でのフリーキックは、複数回取れていたものの、そこが活かし切れていなかったですね。攻撃の形で良かったのが、前半23分の9番波田祥太が左に流れつつ受けたパスを中に移動する10番山中惇希に渡し、ワンタッチで出されたパスを再び9番波田祥太が受け、更に17番盛嘉伊人に預けて前線へ抜け出しラストパスを受けられればという前線3人が絡んだテンポの良い攻撃。

更に、前半39分に左サイドバックの12番福島竜弥が攻撃参加し、突破してのクロスに10番山中惇希が合わせたシーン。ここは、枠を捉えきれませんでしたが惜しい形でした(後々公式記録を見ると、山中惇希のシュートが0本になっていたですが、この場面は、シュートだったと思うのになと思って追記w)

後半に入っても試合の流れとしては、相手も色々工夫してきてはいましたが、サイドからの攻撃に対する守備の対応はできており、ただ、真ん中から崩しにくる形での仕掛けてきた後のこぼれ球に対しても相手の方が反応が早く、ヒヤリとする場面は増えてきたように感じます。

浦和の攻撃としては、後半15分あたりに、13番堀井真海と24番佐藤優斗の同時投入があり、果敢な仕掛けからチャンスを作る場面も増えましたが、得点までは遠く、後半30分には、19番成田安里が投入され、2本ほど、パスを受けてためて抜け出す味方にチャンスにつながるようなパスを供給できかけていたのですが、僅かにオフサイドにかかってしまいました。

相手の攻撃に対しても、守備陣がしっかり対応はできていたと思うのですが、やはり後半も1失点してしまうのですが、そこは、守備の連係のミスからで、それも、そこまで含めて狙って決めてしまうような選手がいなければ、失点しなかった場面かもしれませんが、ここを狙われて決められてしまったのは事実です。

結果、開幕戦は0-2の敗戦となりました。

タイトルで私は、前向きにとらえたと書きましたが、これは、鼓舞するために嘘をついているわけでもなんでもなく、カギになるポイントが見られ、そこに真剣に取り組んでいけば、かなり良いチームになると感じたからです。

まず、守備面では、全体的には良く、その中でも、プレミアリーグにいるような超攻撃的と言われるチームがいたとして、その場合、やはり強さの一つとしてサイド攻撃に強烈なアタッカーというケースも多いわけでして、そういったチームに対して、この開幕戦で、サイド攻撃が簡単に通用しないというイメージは植え付けることができたは、かなり大きいと思っています。

後は、守備の連係(声掛け含めてかなり重要なことをこの試合で感じたはず)を高めることでこの試合に起った2失点の少なくとも1点は防げていたこと。個々の能力の問題ではなく、連携と声掛けのところだから、修正できること(意識の問題。)

攻撃面では、形が作れないという声も聞こえてきたのですが、私は、物凄く可能性を感じてしまったのですが、それは、2トップ(公式だと、1トップ扱いになっていたので1.5列目という解釈だと思いますが)の一角に入っていた17番盛嘉伊人の存在。シンプルにゴールを狙えるタイプの選手に対して、攻撃に予想外の要素を加えられる17番盛嘉伊人のような選手が、このポジションに入っていることで、前線の組み合わせをしばらくこの形でやるとしたら、一つ下のところでの4番玉城大志に加えて、一つ前のポジションでも相手の虚をつくプレーができる選手がここに入っていて、実際に、この試合では、「頼むから、連携のところを意識してくれ」という場面が実際にはかなり多かったものの、セオリーの攻撃パターンでは、相手に防がれてしまっていたところでも、彼を経由して、工夫されたパス出し、ワンタッチプレーなどで数回完全に相手の裏をかいて10番山中惇希がサイドを突破した場面もありました。

後半途中に一つ下のポジションですが、投入された7番與那覇航和もそうですが、今年の9番、10番の特徴を存分に生かし切れるタイプの選手がいるのに、とにかく、連携面が高まらないことが、もったいないと昨年から感じていたので、そこが高まっていけば、一気に上昇気流に乗れるとすら感じています。やれないことをやることを頑張るのはもちろん必要ですが、それ以上に、やれることをより研ぎ澄ますことが必要なわけでして、それを高め合える素材がいるチームだから、できるはずなんですよね。

よって、私は、前向きな印象を持っているわけです。

今年は、一つ一つ積みあがって前進していき、選手が楽しい表情で結果も付いて来るような姿を見られることを期待して、来週の鹿島アントラーズユース戦を楽しみに待ちます。

ではでは。

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浦和カップ2019/4/3 浦和レッズユースvs旭川実業高校、敬愛学園高校・・・この得点パターンを見たかった

どうも、ブクメです☆

昨日のアニ山さんのブログの時にも少し触れたように、浦和カップも行けない可能性が高かったのですが、正直なところ、試合中にまた呼び出されて急遽帰ることになる可能性に若干冷や冷やしながらも行けることになりました。試合後に帰宅してから、写真だけfacebookページに更新してからすぐに別用で出かけて夜遅めに帰宅し力尽きてしまったので(w)、ブログを書くのが4日の朝になってしまいました。ちなみに、明日の浦和カップ最終日は確実に行けないことが決まり、今日の順位リーグは、もしかしたら2試合のうちの1試合は行ける可能性があるかもと言う感じです。

昨日の夜の予定のところで決まったところで、6日の大学サッカー開幕は別用でほぼ行けないことが決まりました。7日のプレミアリーグ開幕は、おそらく大丈夫です。

色々ありますが、実際に3日に浦和カップ2試合に足を運べて感じたのは、なんだかんだで自分のサッカー観戦のベースは浦和レッズユースだなということですかね。当たり前に、行こうと決めた試合に足を運べていた時期と比べると、更に行ける試合をかみしめて見ることができ、やはり、楽しいです(危なっかしい試合展開を見ることになってもw)

前回足を運んだ、ちょうど一か月くらい前の川崎フロンターレU-18との練習試合から1か月が経ち、そこからの1か月でチームとして前進している部分も見られましたし、まだまだの部分もありますし。自信を持ってプレーできている選手がチームの軸になるポジションにいることで、チームとしてのバランスがよくなり、その中で、次の段階に進むべく、アピールもあり、まだ迷いがある選手もいて、そして、ポジションによっては、予想していなかった選手の台頭があるのか、わかりやすい形でポジション争いが発生していたり、それを競らせる形がよくわかる起用の仕方もあったり。

私が勝手に感じていた、学年同士で連携がわかりあっている選手以外との連携がなかなかうまく行かないと感じていたところも、昨日見た限りでは、かなり融合されてきているところも見られましたし、何より、「誰がやっても同じ」という個性が見えないようなプレーがあまり見られず、それぞれがチームを考えながらも個性を見せるようなプレーが増えていたことも見ていて楽しかったですね。

実は、この日の試合に足を運べることになり、足を運んで実際に試合を見る前までは、1日目の得点者に外部から加入した新1年生の名前があったので、以前のように浦和カップは、新1年生のお披露目の大会的な感じに戻ったのかなと勝手に感じていて(情報収集できていない)、足を運んだらほぼ1年生がいない状況だったという流れではあったのですが、その代わりに、週末にプレミアリーグの開幕を控える形での現時点でのおそらく出場メンバーに一番近い形、そこに割って入るかという選手などが、この日の2試合で見られたのかなと言う印象でした。

とりあえず、開幕まで4日と言う状態で細かいことを書いたからスカウティングがどうのこうのということでもないと思いますが、特に細かいことは、書きません。

ただ、1か月前と1,2ポジションのみ選手が変わっていたという状態だった旭川実業高校戦での得点パターンは、確かに試合の中でその形でチャンスを多く作っていたかというとそうではないものの、やはり一つの武器として今年も相手がケアしたけど結局この形で得点入ったねとなってほしい、左サイドを10番山中惇希が抜け出してのクロスに9番波田祥太がヘッドで押し込んでのゴール。これが見られたのは、嬉しかったわけです。もちろん、この形は、既に昨年武器になっていたパターンだったので、いくらでも相手が研究してきていると思うので、重要なのは、その形を引き出すための別のパターンの攻撃や連携が高まってきていたことで、サイド攻撃のケア以外のところをさせることで、よりその形も生きるという形が増えていましたよね。

で、その試合は、1-0勝利と結果もついてきました。私ブクメとしては、だいぶ前になりますが、旭川実業高校が対戦相手となると、プレミアリーグでのアウェイでの出来事が未だに脳裏に焼き付いているところがあり、この相手にしっかり勝ち切ってくれたことにもホッとしています。

そもそも強風が試合に影響するこの日の試合でしたが、特に2試合目の敬愛学園高校戦は、強風がわかりやすく影響する形で試合が進みましたね。また、まだ私が見てきたイメージではという判断にしかならないものの、勢いよく仕掛け、素早くプレスにくるような相手に対して、中盤2枚の選手が守備的ではない組み合わせになっているので、ちょっと落ち着かない試合になってしまうかなと感じつつ、やはり攻撃の持ち味を出した時には良かったものの試合のバランスとしては、難しい試合になりましたね。

それでも20番木下翼が相手のパスの狙いを読んでカットして仕掛ける回数が多くなった前半に、ペナルティエリアまで侵入して倒されてPKを獲得し、それを7番與那覇航和が決めて先制という形で1-0とリードすることに成功。ただ、全体的には、外してくれたと言うくらいの決定機をかなり作られた試合でもあり、結果的に、試合終了間際に追いつかれて終了となりました。

私としては、今後のプレミアリーグやS2リーグが開幕してから「この試合を踏まえて」考えられる試合とできる試合をこのタイミングで見られて良かったなと感じている。そういう2試合でした。このくらいにしておきます。

最後に、この2試合のメンバーと交代を書きますね。

vs旭川実業高校メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12福島竜弥(後半スタート⇒6番清水楽人)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に15番松村大也(後半スタート⇒13番堀井真海)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人、右に9番波田祥太(後半25分⇒19番成田安里)

vs敬愛学園高校メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に22番奥山圭介、センターバックに21番南濵優大と23番山本陽生真、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に20番木下翼、真ん中に39番戸田大翔と7番與那覇航和、FWが左に13番番堀井真海(後半スタート⇒15番松村大也)、右に19番成田安里

ではでは。

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練習試合2019/3/2 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU-18 0-2敗戦・・・まだ、前のめりには見ませんw

どうも、ブクメです☆

揚げ足を取るのが得意な方からすれば、「あれ?大阪に行くって宣言していなかったっけ?」とか、「ユースの試合は、清水フェスティバルまで見に行かないって言っていなかったっけ?」とか、色々突っ込まれる要素も多いのですが、人生色々あるものなのですw

大阪行きの高速バスの予約もしていましたし、ホテルも2泊分予約していました。でも、バスは当日、ホテルは前日にキャンセルすることになってしまいました。

割と、モヤモヤした気分になっていたころで、川崎フロンターレ側のページで今日の練習試合の情報がある(正買うには、あることを教えてくれた方がいて)ことは知っていました。で、ルーティンのように行き慣れたレッズランドにGOしていたということですw

浦和レッズユースの試合を前回観戦したのは、年末のGo for World Cupということで、丸2か月ぶりくらいの観戦になります。この期間、浦和レッズユースの試合は何も見ていないものの、メキシコ遠征があったり、関西遠征があったり、選手によっては、トップチームの合宿に参加していたりと、いくつかのチームに変化を与えそうなイベントを経ての今回の練習試合と言うことで、更に、プレミアリーグの開幕の予定や対戦相手が発表されたタイミングで、そこまで1か月と言うタイミング。

現在地を見て置くには、結果的にちょうど良いなと思うところもありつつの練習試合となりました。対戦相手も、わかりやすく手ごわい相手の川崎フロンターレU-18ですし。

細かくメモを取りながら見ましたが、途中で浦和レッズアカデミー卒業生で、なぜかたびたび私のブログに登場する繁田秀斗が登場したりで、社会人リーグトークをしてしまい、しっかり見られない10分くらいありつつ(w)いずれにしても、細かくレポートは書きません。そういう段階ではないと思うので。

私の中では、清水フェスティバルから、少し前のめって見て文章を書こうと思っています。これは、前に書いた通り。

ということで、まずメンバーと交代を書きますね。

vs川崎フロンターレU-18メンバーと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に19番清水楽人、右に20番冨田蓮、センターバックに23番遠藤龍河と40番山田奈央、MFが左に38番松村大也、右に24番山中惇希(後半16分⇒15番石橋遼大)、真ん中に16番玉城大志と35番根岸恵汰(後半24分⇒12番千葉希)、FWが左に37番堀井真海(後半20分⇒34番成田安里)、右に17番波田祥太

となります。

得点経過は、前半35分にミスから失点。後半36分にサイドから崩されて失点で結果0-2敗戦となりました。

試合の印象としては、まず相手の守備の激しさで、特にサイドからの攻撃に関しては、なかなか自由にさせてもらえないようなプレーが多く、そこで攻撃がストップする場面が多くなっていました。そして、これは、以前からある印象のままで、リアクションが多く、自分たちでフィニッシュの形までを意識した、積極的な仕掛けや連携が少ない印象が強くなりました。更に言えば、まだ新1年生が加わっていない状態なので、ある程度、この選手は、こういう特徴特長があるということがわかっている選手が多い中で、そこが活かし活かされるようなプレーが少ない印象でした。その辺は、引き続き心配なところですね。

で、シュートがかなり少なくなった中で、比較的意識的に距離があってもシュートを狙おうとしていたのは、16番玉城大志でした。

そして、特に前半わかりやすく目立っていたのが35番根岸恵汰のプレーで、ボランチの位置で、相手の攻撃を摘み取るプレーが冴えわたり、相手の攻撃の起点をつぶして奪うというプレーが何度も見られました。先ほど、シュート意識を16番玉城大志が持っていたと書きましたが、前半23分には、35番根岸恵汰がインターセプトして渡したボールをすかさず16番玉城大志がシュートという場面もありました。

また、19番清水楽人と20番冨田蓮の両サイドバックの攻撃参加というところでも可能性を感じるプレーが多く見られた中で、後半のスタートに19番清水楽人がサイドバックの位置で相手から奪ったところで、長い距離をそのままドリブルで持ち上がり、コーナーキックを獲得し、更にそのコーナーキックから枠を捉えきれなかったものの、惜しいヘディングシュートを放ったのも19番清水楽人でした。

・・・と、細かく書かないと言ったのに、書き始めたら止まらなくなりそうなので、ここまでにしておきます。

いくつか展開する形として面白い形も見られた中で、結果的に、決定的なチャンスになるようなシュートがほぼなかった試合となり、崩す形にも課題が残る。これは、新チームどうこうの問題ではなく、昨年途中から続いてしまっていることなので、その原因がどこにあるかは、私には正直わかりません。

より高められるべきは、連携と武器を活かしあえるような部分ではないかと思うのですが、武器がある選手ほど若干悩んでしまっているような印象を受けてしまったのも正直なところです。

どう表現するのが的確かは、わかりませんが、オプションとなるような攻撃パターンは見えるものの、王道となる得点を奪うことに特化したような意識した攻撃の形が見えないというか。なので、近い選手同士のコミュニケーション取れているのかな(理解し合う努力と言う意味でも)とか、そういうサッカーはしないように指示されているのかなとか、外から見ていると思ってしまうのです。

はい!今日のこの感想を踏まえての、清水フェスティバルまでが3週間くらい。そこまでの変化を楽しみにしています。

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP2018/12/28 浦和レッズユースvs國學院久我山高校 1-0勝利(練習試合も1-0勝利)・・・締めくくりの勝利ありがとうございます!

来シーズンたくさん見たいのは、こういう感じ!

どうも、ブクメです☆

今年は、Go For World Cupは、結果的に、中途半端な試合数しか観戦できなかったものの、昨日まで観戦した試合2試合がどちらも無得点と言うことで、このまま行くと私の浦和レッズユースでの2018年終盤は、得点を見られずに締めくくりになってしまうのではないか、そして、あいつが来るから点が入らないとか言われるのではないかと内心不安になりつつ試合を観戦してましたw

私自身の観戦試合数が少ないため、なんとなく、疲労度を考慮できないで見てしまう部分もあり申し訳ないのですが、この大会と言うのは、新チームと言うモチベーションがある大会ではあるものの、かなり冷え込んだ時期に、毎日2試合ずつ戦い、試合ではない時も外に居続けるような試合ということで、最終日までくると、選手の疲労度は、かなりのものだったと思います。

実際、今日観戦した試合では、動きが重たいなと感じられる選手もいましたが、実際研修試合が終了して、これで今シーズン締めくくりかと思ったら、更に練習試合も行うということで・・・まあ、素直な感想は、タフだなと。

最終日の研修試合と、その後の練習試合のメンバーなど書き出します。

vs國學院久我山高校メンバーと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に19番清水楽人、右に40番山田奈央、センターバックに23番遠藤龍河と20番冨田蓮(後半スタート⇒29番奥山圭介)、MFが左に36番福島竜弥(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、右に38番松村大也、真ん中に16番玉城大志(後半15分⇒27番清水哲太)と24番山中惇希(後半スタート⇒31番木下翼)、FWが左に17番波田祥太(後半スタート⇒37番堀井真海)、右に39番盛嘉伊人

となります。

この試合の得点は、後半27分の木下翼のゴール。その一つ前のアシストの選手がわからなかったのですが、喜び方から勝手に27番清水哲太と判断しておきます。

vs國學院久我山高校(練習試合)メンバーと交代は以下、

GK41番関大輝、DFが左に36番福島竜弥、右に15番石橋遼大、センターバックに33番舘澤佑磨と42番山本陽生真、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒20番冨田蓮)、右に27番清水哲太(前半?⇒17番波田祥太)、真ん中に26番南濵優大と12番千葉希、FWが左に34番成田安里、右に28番長田拓巳

となります。

この試合の得点は、時間はわからないものの、後半に15番石橋遼大のインターセプトからドリブルでペナルティエリアまで侵入し、ラストパスを送り、これを28番長田拓巳がしっかり押し込んでのゴール。

ということで、2018年の浦和レッズユースの試合の締めくくりで、しっかりとゴールが見られ、2試合とも無失点で勝利という試合を見せてもらいました。

今日の2試合の全体的な流れで印象に残ったのは、38番松村大也の前線でのハイボールに対しての競り合いの上手さ。たまたま、気になったのがそこだったということで、実際もしかすると回数は多くなかったのかもしれませんが、サイドのポジションながら、必要なところでハイボールやセットプレーで良い形でボールを受けている印象がありました。

あとは、攻撃に関しては、今日も連携など、新チームとしてまだまだこれからという場面が多かったものの、ジュニアユースから一緒にプレーしている同学年同士のところでの連動連携で迫力のある局面がありました。これも大事。ここに、他の選手とのイメージを共有させることを高めていければ、より良くなると思います。

いわゆる、仲良しは居心地が良いし、思っていることも通じやすいけど、このカテゴリをピークとしてプレーするわけではなく、これから先サッカーのプロを目指していくということであれば、良い連携を残しつつ、他を理解することも必要(割と良く書いていることですね、ちょっとくどいかw)

あとは、やはり一つ武器になるなと感じているのは、左右前線への大きな展開において精度の高いパスを出せる選手が多いというところ。今日に関しては、16番玉城大志の展開力にかなりの質を感じましたし、あとは、GKの位置からの30番鈴木彩艶のフィードも、ただ飛ぶだけではなく、ピンポイントに鋭く通す場面も何度か見られました。

前線などは、どう考えていくのかは、監督(か、それ以上の人)になるかと思いますが、今回出ていた前線の選手をより活かす形をもう少し追求できると、危険な武器になっていくと思います。

今シーズンは、選手にとっては面白くないような内容で書く文章が多くなってしまいすみませんでした。

ただ、私が自分が関わったユースカテゴリの選手たちを本気でプロにするところまでお手伝いしたいという気持ちは、いつも本気です。だから、面白くないことも書きますし、チームをヨイショするための文章も書けません。もし、そこに可能性がなければ、そこまで書かないでしょうが、私としては育成サポーター目線ですから、そこにいる選手たちがプロになり、その先を目指すことをいつも考えています。

会社員としてではなく、個人事業主として。組織目線ではなく、個人として生きてきた立場として。

だから、確実に考え方には、いる場所と立場によって相容れないこともありますし、そういうところは戦わせていけば良いという考えで今後もやっていきます。

ということで、今年も1年ありがとうございました。今のところ、今年の私のサッカー観戦自体が今日で最後の予定ですので、本当に締めくくりの試合で得点と勝利を見せてもらえたことは嬉しかったです。

ありがとうございました。

最後に「サッカー楽しんでますか?」という言葉を残して。

ではでは。

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