アカデミー卒業生関連2017/12/24 大学サッカー インカレ 流通経済大学vs法政大学を観戦。

どうも、ブクメです☆

インカレ最終日。ちょうど、午前中に今年から始まった全日本新人戦の決勝の桐蔭横浜大学vs慶応大学の試合がサブグラウンドの方で、9:30からあり、浦和レッズのアカデミー出身選手がこの新人戦の方には出場しているようだったので、そこから足を運んでみたのですが、その決勝戦は、残念ながら、メンバーに入っていなかったため、試合自体はほとんど観戦せず(すみません)だったのですが、早く行ったことで、現在大学でプレーしているアカデミー出身選手に結構たくさん、遭遇することができ、話をすることができた選手も多く、なかなか充実した時間を過ごすことができました。

その進路的なものは、他から入ってくるので大体わかっている選手でも、その決断の流れとか、何が起きていたのかとか、わからなかったことが、今日なん選手からかは直接聞けたことで、初めて知ることができた発見も多く。

苦渋の決断という話もあったりしましたが、たびたび書いているように、私は、もちろん浦和レッズのアカデミーに多く足を運ぶような生活スタイルになり、その時に関わらせていただいた選手が、サッカーの道で生きていくことを見つめていく(?)姿を追っていくことが第一になっていきますが、選んだ道がサッカーではなくても、様々な新しい道を見つけて(見つけようとして)、試行錯誤している姿を聞けるのもなんというか、格別なもので、今日だけでも、話を聞いて人間として成長しているなという元アカデミーの選手たちに触れられて良かったです。

それだけでも、日本に残る決断をして良かったなと。自分も負けていられないなと。そして、私が生きるベースは、カンボジアではないなと・・・強く関わる可能性がある場所ではありますが。

さてさて、午前中のそういった時間を経過しつつ、インカレ決勝です。

決勝の対戦カードは、流通経済大学vs法政大学というカードになり、ここ最近では、特にカップ戦で力を発揮するチーム同士が決勝で相まみえるというなかなか興味深いカードとなりました。

どちらの大学にも、浦和レッズのアカデミー出身選手が在籍していますが、この大会に関しては、流通経済大学では、伊藤敦樹が登録メンバーには入っているものの、現メンバーを脅かす位置までは来ているものの、まだ今回の出場メンバーには入っていないため、スタメンでゴールを守る、関口亮助と途中出場で結果を残している松澤彰が出場している法政大学よりで見させてもらいました。

試合自体は、ある程度拮抗していた序盤から、試合が進むにつれて判定も含めて若干、法政大学にとって難しい展開に持ち込まれてしまい、流通経済大学も東京国際大学との試合の時には、決定機を外す場面が多く見られたのが嘘のように、決定機をしっかり決めていく攻撃で、結果的には大差で流通経済大学が勝利したという試合になりました。

この大会は、法政大学側のブロックの試合を全く観戦しなかったことで、法政大学の状況は、聞いた情報だけでしたが、ゴールを守っていた関口亮助にとっても、また、途中出場で結果を残していた松澤彰にとっても、試合結果の敗戦以上の悔しい思い出が残ってしまったかもしれません。

松澤彰は、この決勝での悔しさを来年にぶつけて、関口亮助は、終わり方は悔しいものになってしまったものの、決めた決断での新しい舞台での活躍を強く願っています。

結果的に、優勝した流通経済大学以外のチームは、敗戦で悔しい思いをした大会であり、これまでアカデミーで見てきた選手も多く、ここでの優勝を目指して敗れていく姿、4年生にとってはその段階でいきなり最終戦を迎えるという状況を何度か目の当たりにして、その姿を私個人的には、また焼き付けさせてもらうことができました。次の舞台へ向けて全力で。なかなか、直接見られる機会は減るという選手も多いかもしれませんが、ずっと応援する姿勢は当然ながら変わりません。

そして、もちろん、浦和レッズのアカデミー出身選手も多く所属する流通経済大学ですから、所属する大学の優勝を喜ぶと同時に、そのピッチに自分が立っていないことが悔しいという選手もたくさんいます。

これもまた、私個人的には、その先へ向けてどうやって行くか考えて取り組むことの方が重要なので、このピッチに立てない選手が実力不足だとは、まったく感じないのですが、もちろん、流通経済大学の場合は、その所属するチームでトップチーム的な扱いになるのが、関東リーグに参加しているチームになるわけですから、そこへ絡めなかったことの悔しさを力に変えて、来期は、流通経済大学の関東大学サッカーリーグを戦うメンバーに、より多くの浦和レッズアカデミー出身選手が絡んでいることをまずは楽しみにしています。

流通経済大学だけに限らず、大学サッカーは、色々難しい。大学サッカーにも足を運ぶようになってから、色々な大学の色々な難しさも、目の当たりにしてきていますので、そういう流れを掴めるかどうかという運的な要素もどうしても絡んでしまうことがあるので、本当に難しいのですが、取り組み方次第、今いる場所だけではなく、その先まで見据えて、色々なケースを想定して取り組めるようになることが大学サッカーでは必要になってくると思います。

私たちは、応援しているということを伝えられれば良いなと思ってます。

難しい状況の時ほど、アカデミーの時から見ているサポーターは、そこから羽ばたいていった選手たちを、応援している、気にしている、ということを胸に秘めて、卒業する4年生には、まずこの舞台でのお疲れ様でしたという言葉と、どんな道に進んでも、応援する立場であることは変わらないことと、現3年生以下の選手たちには、まずは、来年に向けて全力で取り組んでください。

お疲れさまでした!

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/12/10 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-1引き分け・・・来期も最高峰の舞台が残された

来期も最高峰の舞台が残された。しかも自力で!

どうも、ブクメです☆

実は、駒場スタジアムでユースの試合を観戦するときは、大体そのあたりで見るという好きな場所があり、その場所でじっくりと試合を見るのが今年足を運べる試合の観戦スタイルだったのですが、ここ最近、割と大きめの声で浦和レッズを応援していると思われる方なのですが、実にネガティブなことばかりを試合中に通る声で話す方がいて、若干ストレスになっていました。

そして、今日は、その発言の中で、なぜか、14番井澤春輝のポジションに関して徹底的に文句を言っていて、しかも何度も見に来ている、浦和レッズ側を応援していると思われる方なのに、選手を番号だけで呼ぶ。戦い方に結構な制約があり、自由度が少ない今のチームにあって、選手はその範囲でできることをやってきてくれていたと思うのですが、もちろん、相手のサッカースタイルもありますが、今日は特に蹴りあいやフィジカルの勝負になるような試合で戦術がどうこうという試合にはならなかったのですが、そもそものポジションが前線3枚の右だった14番井澤春輝に対して、「どうして、右にばかりいるんだ」とかそういう声が聞こえてきて、「う~ん、何言ったんだろう、この方は?」となっていたのですが、色々言いたいことはあったものの、そういう理不尽な言われ方を一瞬で黙らせるような14番井澤春輝の強烈なミドルシュート。その後、その方は、何も言わなくなりました。プロになる選手が、プレーで黙らせた瞬間も見られたわけです。

見事でした。それを最初に書きたかったので書いてしまいました。

サッカー選手、特に、育成のカテゴリにいる選手たちにとっては、特徴を見せて、見る側に印象付けるプレーというのが必要で、正直なところ、今の浦和レッズユースは、「こうしなさい」を守ることが前提になりすぎていて、プレーしている選手たちにとっては実にもったいないと言わざるを得ません。

その意味では、特に、今シーズントップ昇格が決まった、4番橋岡大樹、6番荻原拓也、14番井澤春輝の3人には、何か、メッセージ性のあるものを残してもらいたいなと思っていたのが、この最終節でした。

その一人の14番井澤春輝は、先ほどの強烈なシュートを決めるという形で結果を残してくれ、実は、これまでと同じようにサイドからの突破でクロスを上げてチャンスを作っていた6番荻原拓也に関しては、ドリブルで深くまでえぐって仕掛けるというプレーを、なぜか自制すぎていたまま最終戦も終わってしまうのか思ったところで、試合終盤にドリブルで深くまで持ち込もうとするプレーからファールをもらってチャンスを作った。

4番橋岡大樹は、蹴りあいになりがちな展開の中で数的優位を作るためにリスクを負って上がる場面を、作っていた。

すごく、すごく重要なことです。

このチームにおいて、チャンスを作るためのリスクは容認されないようなイメージが、見ていてずっと心配でした。これからも心配です。

だからこそ、浦和レッズのトップに上がる選手が、こうして欲しいということが実際に見られたことは、希望を残してくれた世に感じるわけです。

最終戦が終わり、少し遠めから、選手とご父兄やサポーターが写真撮影などするところを眺めつつ、選手の表情を見つつ、なんだか、すごく楽しそうに全体で笑って騒いでと見ると良いチームだなと感じるわけでして、それを見ていると、前にも書いたような、控えの選手も一緒に戦っている感じが強く出ていて、声を出して鼓舞する選手もいてという、私の経験上、そういう世代のチームは間違えなく強いという世代が、ここまで苦戦してしまったのはなぜだろうか、いや、わかるのですが、なぜだろうなという気持ちも強くなったりも、またしました。

1年生2年生を見ていても、なかなか良いキャラぞろい(サッカー的なところも、それ以外でも)なんですよね。本当に、個性的で面白い。

これがどう生かされるのか。個性が消され続ける可能性が残る不安もありますが、なんだか、期待も残して新チームを楽しみたいなと言う気持ちも強くなりました。

なんだか、いきなりまとめてきなところからはいってしまいましたが、そもそも最終戦では、細かいレポートを書かない傾向のあるブクメですが、今回もそうなりそうです。試合自体は、相手の戦い方もあったと思うのですが、なんというか、サッカーの試合というよりは、両監督含めて「戦い」の雰囲気が強かったので、ガツガツとやりあい続けた試合だったわけで、全体を通してそういうイメージでした。審判の基準も、割とやっても良いよという感じの笛の吹き方だったので助長されていましたし、実際に浦和レッズユースとしても自力の可能性を残しつつの、残留をかけた戦いですから、逆に言うと、こういう戦いで良かったのかもしれないと強引に考えます。で、そのガツガツ間のある戦いの中での、見事な強烈ミドルシュートで残留という戦いには終止符を打ったのかなと。

出場停止や、負傷の選手などもいたり、細かい起用の状況はわからないものの、3年生も多く出場することになった最終戦で、プレーしていた3年生の気迫と、プレッシャーも凄い中で思うように行かない時間を過ごした1,2年生の選手たちも最終戦での意気込みがものすごく伝わってくる試合でした。

試合が終わった後に、涙を流していた選手たちからは、この数字上でもわかる苦しいシーズンで、実際にどれけのプレッシャーが選手にかかっていたのかも伝わってくるような思いでした。

自力でつかんだ残留(もし大宮が大量得点で勝っていたら、引き分けだと逆転されるから、引き分けを自力と言わないとかいう突っ込みも受け入れますw)

難しい中でも選手たちが、やり遂げてくれた前進に感謝です。

さてさて、現在の3年生について総括してみますと、この世代は、非常に縁があるというか、私の古くからの浦和レッズサポーターの知人が小学校の時の橋岡兄弟の先生だったとか、そういうところからスタートして、現在明治大学の橋岡和樹の弟の大樹にJヴィレッジで初めて会って、その後、ジュニアユースに入るという流れもあったので、この世代には、割と自然な流れで溶け込ませてもらった印象があります。

ユースに昇格しなかった選手たちも含めて、かなり強烈な個性を持った選手が多いなと感じていて、なるほど高校サッカーに進んでいった選手たちは、その個性を活かされる形で実際に選手権に出場する高校の主力になっている選手も多い世代。逆に言えば、ユースに関しては、個性がつぶされる形で本当に見ていてもどかしい状況がずっと続いてしまいました。外部から来てくれた選手たちも、同様にもどかしい思いをしながら3年間プレーしてきた選手も多かったと思います。

細かく言っても仕方ないので、次の舞台で存分にその特徴を発揮してくれることを願うだけです。これまでも、ユース時代にそういう思いをしたという選手がここ数年間では非常に多く、サポーターとしては、次の舞台で取り戻して活躍する姿を見ることが本当に嬉しいのです。

以前と比べると、本当に私も足を運べなくなりました。もどかしいです。

プロを目指す選手と比較は全くできないですが、実によくできているもので、もどかしい思いをしている選手が多い時には、私ももどかしい状況が爆発しかけるくらいの状況が作られる。だから、少しだけ、そのもどかしさを共有できているような気もします。

3年生にとっては、次の舞台がプロになる選手、大学になる選手など、様々になると思います。もちろん、プロになる選手や、スタメン出場し続けた選手も同様のもどかしさを持って、長くプレーしてきたこともわかっています。

全ての環境がパーフェクトでそれが、ずっと続くなどということは絶対ありませんので、良い部分も悪い部分も、一つの、免疫を作ったようなイメージをもって、次に似たことが起こった時に、選択すべきこと、打ち破るべきことを、冷静に判断して、先に進めるようになることができれば良いかと思います。

はい、まとまりません。

これも、毎度のことです。

思うように目に見える大きな結果は残せなかった1年だったかもしれません。それでも、最高峰の舞台に残るというチームとしての終盤での戦いには、完全に勝利しました。プリンスリーグ関東とプレミアリーグは、実力的には差がないとよく言われますが、プレミアリーグがスタートして、年月が経過していく中で、やはり、プレミアリーグとプリンスリーグでは、単純なチームのレベル以外の差というものができてきているように感じます。

特に、昨シーズンの3年生が残してくれたプレミアリーグへの復帰によっての、この1年でのプレミアリーグでの戦いをすべてではないものの、見されてもらった中では、スタートの頃のプレミアリーグと現在のプレミアリーグの違いも凄く感じました。

できれば、来年以降のチームには、割と多くのプレミアリーグのチームがなりがちな、プレミアリーグの舞台に残るための戦いではなく、プレミアリーグで上位争いをするための戦いをするチームになっていってもらえればと思うのですが。選手には、そのポテンシャルがありますし、チームの雰囲気を見ていても、そのポテンシャルがあることが感じられているチーム。

しつこいようですが、それぞれの個性を活かした育成を大事にした育成になってくれれば良いなと願っています(こればかりは、願うしかありません。)

これだけ制約が多い中で、3年生を中心に、ここまで戦いきれたチームを誇りに思います。

3年間、6年間、お疲れさまでした。

プロになる選手も、他の道に進む選手も、ここからがスタートです。言葉を選んでいるのではなく、私の考えとしては、プロになることがゴールではないですし私がかかわった環境の選手たちには、そういう考え方にはなってもらいたくないです。海外志向ですよ、私は。

海外サッカーのレベルが高いからということではありません。日本というのは、ベースとなる環境が恵まれすぎていて、本当の意味で強くなるための環境が意図的に作らないとない状況ですが、海外にはごろごろしています。

これまで、サッカー観戦という形で多くの国に個人で(←これ重要)行った経験でも、得られることは多かったですが、カンボジアという国に1年以上住んでみて、海外に住むこと関わることで、日本人が日本に住んでいてもなかなか経験できないようなことが強制的に経験できます。

だから、どちらかというと、プロになった選手を成功者として見ることはないです。プロという形になった選手は、ごろごろ周りにいるので。

それよりも、育成で見てきた環境で少しでも関われた選手たちが、その後、強い生き方をしてくれることの方が嬉しいです。

もちろん、応援している育成のトップチームで活躍している姿が最高という人が大半です。見る側にも色々なタイプがいます。

私は、ここから、見てきた選手たちがどのような生き方を選んでいくのかを楽しみにしています。だから、ユースでは思うように行かなかったという選手は、次をスタートラインと考えて、新しい生き方として、サッカーならサッカー、別の道なら別の道に取り組んでみてください。新しい世界が待っていますから。

はい、やっぱりまとまらないので、このくらいにしておきます。

あ、最後に最終節ののスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左に8番立川将吾、右に4番橋岡大樹、真ん中に12番大桃伶音、MFが左に6番荻原拓也、右に3番大西翔也、真ん中に7番弓削翼と35番玉城大志、FWが左に20番長倉幹樹、右に14番井澤春輝、真ん中に10番シマブク・カズヨシ

となります。

交代は、試合終了間際に5番関大夢と11番関根束真が準備をしていて試合が終了したことを記録として残しておきます(今後のために。)

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 2017/05/06 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・個性が活きず戦術に負けるのは、本当に悔しい

どうも、ブクメです☆

一時帰国しており、6日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催された浦和レッズユースのプレミアリーグvs大宮アルディージャユース戦に足を運びました。

開幕戦に足を運んでから、およそ1か月空いての観戦になります。開幕戦勝利の後、数字上は接戦ながらも、勝利から遠ざかって迎えたダービーという流れですね。

スカパー放送などもあったようなので、細かい情報はあまり必要ないかもしれませんが、簡単に試合の情報を書いてから、今日の試合で感じたことを書こうと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番石井僚、DFが左サイドバックに6番荻原拓也、右サイドバックに2番池髙暢希、センターバックに4番橋岡大樹と12番大桃伶音、MFがボランチに3番大西翔也と7番弓削翼(後半34分⇒5番関大夢)、左に10番シマブク・カズヨシ、右に11番関根束真(後半スタート⇒13番白土大貴)、FWが左に20番長倉幹樹、右に8番立川将吾(後半25分⇒15番北村龍馬)

となります。

序盤、相手がリズムをつかむ前に浦和ペースで試合を運ぶ時間を作ることができていました。枠には飛ばなかったものの、シュート意識も高く、11番関根束真のシュートや、10番シマブク・カズヨシのゴールを狙う姿勢を感じさせるシュートが前半5分くらいまでに何度か見られます。

相手のディフェンスライン付近でも、高い位置から8番立川将吾がプレスをかけて奪ったり、ワンタッチで8番立川将吾、7番弓削翼、10番シマブク・カズヨシと展開して仕掛ける形など相手のゴールに近い位置で仕掛ける回数は多くなりましたが、決定機を作れたかと言うと、そこまで持ち込めてはいなかったようにも感じられます。

前半15分くらいまでの時間帯で得点ができなかったところで、徐々に相手のいわゆる戦い方にリズムが出てきてしまい、そこに徐々に浦和がはまっていくような印象もありました。

バックラインでパスをつなぎ、サイド前線に放り込む、浦和の選手は追うがなかなか奪えない。見ている側としても若干その流れになると、ストレスがたまるというか、でも、戦術なのでそういうものなのですが、なんというか、そんな感じの時間帯にが前半は続きました。

相手にリズムが出てきたところで、組織的な守備をされたところを強引に打開するようなプレーがなかなかできず、サイドから仕掛けようとするも、サイドからの攻撃は、かなり相手に網に追い込まれるというか、うまくふさがれてしまい、サイドからのクロスが跳ね返されたところから反撃されるという回数も多くなってきました。

特に個々の攻撃に圧力を感じた部分はなかったので、そこまで怖さは見られなかったものの、前半28分にあれあれという形で決められてしまい0-1となります。

失点後の残り15分ほどでは、浦和が立て続けにコーナーキックを4回ほど獲得するも、これも得点につなげることはできず。

この時間帯のセットプレーからの流れでの2番池髙暢希のサイドからの仕掛けからのクロスで12番大桃伶音に合えばという場面もありつつでしたが、決められないままに、逆に前半終了間際に相手に与えたコーナーキックをきれいにヘッドですらして決められてしまい0-2という状況で前半を終了します。

後半に入り、まず出だしのところでは、また浦和が厳しく前線から行くプレーをすることで、相手のリズムを乱すことに成功している時間帯があり、その時間帯に10番シマブク・カズヨシのシュートからキーパーがはじいたところを20番長倉幹樹が狙った場面や、サイドから6番荻原拓也が仕掛けてクロスが合えばという形、4番橋岡大樹からのフィードを20番長倉幹樹が受けて、落としたところを13番白土大貴が狙うなど、前半よりも力強さを感じるような仕掛けができている時間帯がありましたが、ここで完全に流れを奪うことができなかったのもこの試合がを難しくした部分かもしれません。

その後の時間帯は、やや色々変化がありすぎて、その狙いが上手く当たれば、流れを取り戻せたのかもしれませんが、やや強引すぎる采配のように感じる部分もあったりで、結果的に、0-2ビハインドの状態を跳ね返せずに、終了となりました。

気持ちの部分も相手が優っていたという声もちらほら聞こえていましたが、決して、気持ちの部分でこの試合敗れたとも私は思っていません。ただ、雑でも良いからゴールを奪ってやるよという中から強引にみたいなプレーが見られず、サイドからの攻撃も、相手の守備の動きを考えてサイドを使うというよりは、勝負から逃げてサイドからになっているように見えたところもあり、要するに何が言いたいかというと、相手のやり方を混乱させるような、何かをこのチームでは、重要視せずにチームを作ってきているのかなという、若干の怖さのようなものを感じています。

あとは、これは、今日あった方によく話していたことなのですが、テレビ放送があるとか、プレミアリーグになってから、育成系のメディアで大きく取り扱われることが多いなど、メディアが記事を書く。もちろん、プロ予備軍ですから注目されることや取り上げられることで多くの人に知られることは、重要なのですが、メディアが作り上げたイメージと本来選手が持つ性格や特徴がやや違うなというところが割とあるにもかかわらず、そういうインタビューを受けたことで選手がそういう選手にならなければならないという意識でやってしまっている。

勝手にそんなことを考えています。

キャプテンにも色々な形がある。チーム全体に安心感を与えるような個性のキャプテン像もあれば、割とミスも多いが、気持ちとがむしゃらさを見せて、周りの選手がそのキャプテンを支えるために頑張るような構図。ロボットがやるスポーツではないですから、そこには、それぞれの性格感情が存在するわけで、その部分のコントロールが十分になされていないために、チーム全体のそれぞれの選手がやるべきことが、つながっていないように正直感じることも多いです。

相手の組織を打開するプレー、混乱させるプレーが今日は必須で、それは、大きい選手が前に出てそこを狙ってけることではなく、その適性がある選手にその役割をしっかり伝えて、困った時にそこに納められるようにする。それができる選手が、本来やるべきプレーを制御してプレーしている状況は、ややいびつに感じ、もったいなさも感じる。

そういう意味合いで、今のチームの本来の総合力が10あるうちの半分も生かされていないという現状が気になります。

開幕戦で流れを変えた、井澤春輝が怪我で不在という状況も影響があったかもしれませんが、根本的に、一つ考え直さなければならないポイントがあるとは、今日の試合を見ていて感じました。

ダービーだから負けるなよという悔しさよりも、そういう意味合いでの、しっかりそこを教えているのかなという部分のいら立ちの方が私の中では先行してしまった。

そんな、試合でした。

当初の予定では2週間滞在予定でしたが、9日には、カンボジアに戻ることになったため、明日は当初から決めていた大学サッカーに足を運ぶ流れで、来週足を運ぶことを考えていたジュニアユースが今回は、見られない、ユースもクラブユース選手権の予選の試合も1つ2つ見られるかなと思っていましたが、それも見られないため、現育成系の試合は、今回の帰国では、この試合が最後の観戦となります。

幸い、プレミアリーグが中断してクラブユース選手権の予選に入っていくので、ここまでを踏まえて、また、仕切り直しができる期間がこの後しばらく来ますよね。

そこでの変化を期待しています。

言葉がまとまっていないのは、相変わらずですみませんが、思っていることは色々書かせてもらいました。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

プリンスリーグ関東2016/07/09 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・チーム一丸、リードを守り切った!

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どうも、ブクメです☆

同じ1-0の勝利でも、今日は、やりきってやったという充実感のある勝利でしたね。

長めのボールでシンプルに仕掛けてくる相手。過去、試合運び自体は上手くいっている印象があるのに気が付くと1点取られていて、そのまま逃げ切られていたり、なんとなく、手応えと結果が比例しないタイプの相性が悪い相手というのが三菱養和SCユースではありますが、今年の浦和カップでの対戦や、昨年のプリンスリーグ関東開幕のホームだったり、ホームでの対戦では、その僅差の勝負のところで勝利する試合も多くなっており、苦手意識は少なくなっているような気もします。

今シーズンのプリンスリーグでの初対戦は、早い時期ではなく、折り返し直前という状況で、さらに、リーグ自体は混戦状態になっているものの、浦和レッズユース1位、三菱養和SCユース2位という首位攻防直接対決という形で迎えることとなり、1試合少ない横浜FCユースとの上位対決も前半戦最終節として来週に控えることもあり、ここで勝利できるかどうかが、今後に大きく影響してもおかしくないようなタイミングでの対戦となりました。

そんな状況で迎えるこの試合の天候は、雨と強風がセットになる、やりにくいコンディションとなりました。ただ、逆に、その状況下で躍動したのは浦和レッズユースだった。そういう試合になりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半36分⇒14番井澤春輝)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半20分⇒8番松高遼)

となります。

今日の試合は、書く側としては、非常にギュッと凝縮して書くことができる展開になりました。

前半は、浦和レッズユースが風上になり、若干後半は、横風に変わる時間もあったものの風下になるという試合の中で、特にだからロングボールを有効に使うということは関係なく、この試合は、中盤より後ろで組み立てて長いボールを狙おうとする相手に対して、前線からのプレッシャーが効果的で、出足も浦和の方が早く、これも、長いボールを入れられにくいということもあったとは思いますが、いつもよりもサイドバックの選手も攻撃に加わる回数が多い形で、チャンスを多く作っていました。

パススピードもスリッピーなピッチのために速くなり、その速さもテクニックに勝る浦和にとってはスムーズな攻撃を作り出せる一つの理由となっていたように感じます。

相手のコントロールミスを狙う意識も高く、特にボランチの位置で16番大西翔也が、高めの位置で摘んでそこから反撃が始まるという形が多くなりました。細かく、早く、選手同士の距離も近くパスを回せる展開で、11番時里元樹と10番渡辺陽も、本来のらしさというものが多く見られる展開で、そこに、サイドの9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシも絡んでという、簡単に言えば、攻撃の選手が単発ではなく、数選手が絡んで攻撃を仕掛けていく場面の多い、面白い試合展開を序盤から作り出していました。

良い入りをした中で、早い時間に先制点を奪うことにも成功します。

前半8分に、16番大西翔也が中盤でボール奪取すると、テンポよく10番渡辺陽にパスをつなぎ、裏に抜け出す11番時里元樹にパスを通して、このチャンスを11番時里元樹がしっかり決めて先制。

先制してからも、浦和がゲームを支配する展開で、また、コーナーキックのチャンスでは、風上を利用して6番鈴木海都が直接ゴールを狙うような弾道でコーナーキックを数回蹴り、実際、枠をとらえて惜しい形になる形も2本ほどありました。10番渡辺陽がディフェンダーの間を狙ったパスに9番川上エドオジョン智慧が力強く抜け出して仕掛ける場面や、高い位置に張らずに、いったん下がった20番長倉幹樹がワンタッチで10番渡辺陽からのパスを前線に流して9番川上エドオジョン智慧が攻めあがるという形、右サイドバックの26番池髙暢希が力強くサイドを攻めあがる場面もありました。

そして、やや全体として勢いよくなりすぎていた時間だったからとも言えるのかもしれませんが、34分に11番時里元樹が攻撃を仕掛けた流れからの勢いでこの試合2枚目(1枚目のプレーは見逃してしまいました)のカードで退場となります。

もちろん、このまま退場者なしで試合が進めば、もっと得点を奪える展開を作ることができたかもしれませんが、ある意味今日の試合では、ここからチーム一丸でしっかり試合を戦い切るという、前節の1-0での勝ち方を結果的に消極的な戦いに見せてしまった勝利とすれば、この試合は、積極的に(隙を見せたらもう1点取るという空気感を相手に与えることもできるような)守り切った1-0の勝利だったというような試合になりました。

後半の戦いは、おそらく、相手にとっては、積極的に守る相手に対して、ペナルティエリア近くでプレーする時間は長くなっていたものの、得点が奪えそうな雰囲気をあまり感じられる時間帯がないまま、1-0で逃げ切られてしまったという印象があったかもしれません。

確かに、決定機も何度か作られました。40番橋岡大樹が体を投げ出して防がなければゴールになっていたような場面もありました。それでも、この試合には、プレーしていた選手からも、絶対に前半奪った1点を守り切るという気迫が伝わってきましたし、それをやりきってくれました。

難しい展開が結果的にプラスになるような試合。良かったです。

結果的に、1点を奪った11番時里元樹が悔しい退場をする流れになった流れをチームで、その1点で勝ち点3奪ってやるよ、という感じで実行してくれたという感じの試合。

こういうチームで戦っている感が出る試合というのは、応援していても楽しかったです。

結果的に、11番時里元樹は、次節のプリンスリーグ関東の横浜FCユース戦には出場できませんが、そのあとのクラブユース選手権の同対戦カードで、力を見せれば良いことですし、プラスにプラスに考えられる展開、対戦相手の流れになっていますね。こういうのも好きです。

そんな次節の横浜FCユース戦もしっかり見届けたいのですが、残念ながら足を運べません。今シーズンは、ここまで2度ほど若干の遅刻はあったものの、プリンスリーグ関東はすべての試合に足を運べていたので、見られないのは悔しいですが、1試合消化試合が少なくて2位の横浜FCユースの現在の勝ち点と得失点差を見れば、まだ浦和レッズユースの首位には暫定という言葉が付く状態ですよね。

これを、折り返しの時点でまずは、暫定が付かない首位という形にして、クラブユース選手権へ乗り込める状態にしちゃってください!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/04/16 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 2-2引き分け・・・手応えと、課題。やっているけど、やれているか?

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どうも、ブクメです☆

前節のプリンスリーグ開幕の時もそうでしたが、一つの試合を見たときの感想を文章にする時というのは、レポート的に早く提供することも必要とされるものかもしれませんが、ある程度、時間を置いて、別のことをして、しばらくしてから考えたほうが、考えがまとまるということが多いです。その意味では、浦和付近でのホームでの試合でも、ある程度移動に時間がかかる場所に引っ越した昨年からの生活のほうが良いと言えるかもしれません。ただ、運転をしたあとは、家に戻ってから急な眠気に誘われて、1時間程度で目が覚めれば良いのですが、時々、仮眠のはずがしっかり眠ってしまうとかになることもあるのは、問題です。

土曜日の場合は、そういう移動の時間での頭を整理する時間と同時に、プリンスリーグを観戦した後に、サポーターの方などと話をする時間を挟んで、さらに、埼玉県支部リーグの試合をレッズランドに移動して観戦することもでき、言葉を交わす選手がそうそういるわけではありませんが、全選手がレッズランドに移動していたことで、プリンスリーグでプレーしていた選手の表情も遠目に見ることができ、また、逆に駒場スタジアムにいて試合に出場していなかった選手が、公式戦を戦う姿も見ることができます。

今回は、短めになりますが支部リーグも分けてブログに書く予定ですが、ユースを見つめるという意味では、特に試合が悔しい展開に終わった場合は余計にですが、今日のように、試合のみを観戦して、そこで完結して、ブログを書くより、今年見られたプレシーズンや、先週の開幕戦を踏まえた今日のプリンスリーグから、その試合が終わった後の雰囲気というのも通して見てからのほうが、頭がすっきりします。

ごくごくまとめると、今日の今シーズンをプレシーズンから割と多く見させてもらっている1サポーターとしての感情の起伏としては、試合開始で見られたチームのでの戦い方が、リーグを戦うために必要な安定感のある戦い方に戻っていたことに安心し、実際に主導権を握った戦いになり、選手個々の好不調や、どのようなイメージで戦っているのかなとか、そういうところを考えながら見られる中で、2点リードで折り返し、後半は、相手の攻勢をもろに受けてしまい、落ち着けられる選手がおらずに、唯一前半から、得点を決められはしなかったものの、ここをしっかり押さえる必要があると相手の10番の選手に翻弄される場面が出て、追いつかれてしまったところでは、試合展開からの相手の後半の出方が想定内であったにもかかわらず、対応できなかったことに若干不満を覚え課題を感じ、同時に、これは、要因が色々なところにあるので、そこの出どころから考えなければならないと思いますが、判定でも、浦和レッズユースが、上手くいかないと思う時間帯に、やや不可解な判定に感じることも合わさったりで、同調してイライラしている様子がベンチからの声に反映されてしまい、それが選手にも伝わってしまってから、不必要な警告を受ける場面も目立ってくる。

よろしくないなと思う部分もあるものの、判定どうこうよりも、やはりチームとして、チームの中で試合を落ち着けることができていなかったことのほうが心配になりました。

この辺の感想に関しては、近くで見ていたサポーターとしても多種多様でした。審判を敵に回すような言い回しが多く、それが選手にまで浸透していることが要因だと強く言っている方もいました。そういう見方もあるようですが、私は、チームの中で難しい時間帯に落ち着きを与えられる選手がいなかったことがこの試合を難しくしたと考えています。

その後の、レッズランドで少し声をかけることができた選手の雰囲気などから考えても、今後、ドッシリして強くリーグ戦で常に上位で戦って昇格まで絡むためには、チームとしてのコミュニケーションが必要なのかなと感じるところもあります。

もちろん、そんな余裕がないし、出場するための競争も激しい。そのくらい層が厚い今年だと思いますが、それぞれの選手を補い合うことができないと、悪い流れに乗ってしまうことも考えられます。

一つ例を挙げてしまいます。

代表の活動が多く、プリンスリーグ開幕前には合流したものの、飛び級も含めて、色々な環境でいろいろな質の選手や色々な指導者の下で、個人の経験としては大きく積んでいる橋岡大樹が少し悩んでいるように感じられます。これは、過去に現在大学4年生の浦和レッズユース出身の新井純平が代表の活動が多い時期にユースで見られた状況にも少し近いところがあるのですが、早くからチームの軸として出場機会を得ている選手で、様々な環境を経験すると、見られる目と求められるものが、一つ違うものを見せなければならないという重圧が出てきます。

チーム内では、常に挑戦者の気持ちでと思って望んでも、環境が許してくれない。そんな雰囲気に苦しめられているようにも思います。

よく、私は育成は、特長を活かしあうことが必要と書きますが、それは、チーム内での選手の短所もお互いに理解して補い合うということが必要だということも意味します。

例えば、球際強くとか、もっと声を出すとか、こういう部分は、得意不得意別にして、やるようにしなくてはいけないと思っています。

でも、性格的なものとか、本来の資質などで、絶対的に不得意なものが、特に特長が目立つ選手には出てきます。そこまでやるものだと、強いるのか、それとも短所として補い合う方向で、チームとしての強さを増していけるのかどうか。余計なお世話かもしれませんし、取り越し苦労かもしれませんが、そのあたりを少し早い段階でコミュニケーションをしっかりとる方向で修正していく必要があるかもしれないと感じた部分もありました。

現在のユースの3年生は、ジュニアユースの高円宮杯を制していますよね。その時は、課題と思っていたところを、当時主力だった選手に感じてもらうために、直接的ではなく、例を挙げる意味で、大会前のリーグ戦の際に書いたのですが、その文章で、少しトラブルになってしまったことがあります。

結果的に、その年は、課題と思っていた部分を残したまま、短い期間の大会の中で超越して一気に走り切ってしまったのですが、ユースという環境下で同様に行けるかどうかというのは、まだわかりません。補い合うこと、活かされること、信頼すること、それがチームとしてまとまってこないと、ユース世代の最高峰のリーグ戦への昇格は難しいのではないかと感じる部分が強いのです。

そういう部分と、また、育成ですが、トップチームがあることで、浦和レッズというチームを考えると、不調で悩んでいても、基本的に使われ続けるという選手は、宿命と考えて乗り越える必要がある。これは、いうまでもありませんけどね。

・・・すごく前置きが長くなったw

ということで、少し簡潔になりますが、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧(後半35分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半16分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(後半25分⇒10番渡辺陽)と17番立川将吾(後半16分⇒16番大西翔也)、FWが11番時里元樹

となります。

スターティングメンバーは、開幕戦と同じですね。

戦い方のベースとして、安定感のあるやり方に戻った印象で、バランスを大きく崩さずにスタートしたこの試合は、かなり意識が攻撃攻撃でカウンターを強烈に受けていた前節と比べて、バランスも意識して、行きたいところを我慢して裁くことでリズムを作ろうとしていた選手など、良い形で主導権を握れたと思います。

ただ、守備のところで対応を誤って、決定機を作られてシュートを外してくれて助かったという場面も実際に前半から何度かありました。

そこを決められなかった相手と、セットプレーからのチャンスで19分に6番鈴木海都のクロスからの流れで14番井澤春輝が決め、さらに、2番高山大智と3番関慎之介のパス交換からの突破から前線でパスを受けた11番時里元樹がドリブルでペナルティエリアに侵入し、倒されてPKを獲得、これを2番高山大智が決めたのが33分と、流れの中からではないものの、しっかり2点取ることができていたので、相手10番のディフェンダーに囲まれながらもタイミングをずらした素早い振りのシュートだったり、やや不気味な印象は残しつつも、試合自体は、浦和レッズペースでしっかりやれていた前半だったと思います。

そして、後半に関しては、先ほども書いたように、相手が当然、ゴールを狙って攻撃にウェイトを置いたスタートからの猛攻(どちらかというとがつがつした猛攻というよりも、細かいプレーとテクニックに連動した守備が取れなく対応できなくなっていたように感じられましたが)で9分に1点返され2-1とされ、その14分に2-2の同点にされ、その後も、逆転されてもおかしくないような展開になりつつも、そこは凌いで2-2の状況のままで残り10分ほどで、コーナーキックのチャンスから、5番遠藤凌のヘディングシュートがバーを叩く(ただ、ここは、枠をとらえていても、若干不可解なファールか、オフサイド判定になっていたのでノーゴールになっていた)場面や、交代で入った20番長倉幹樹が数回相手ゴールに迫る惜しい場面を作るなどありましたが、結果的に2-2で終了となりました。

たらればで言えば、1点返されて2-1にされた少し後に、決定的な場面があってここで決められず、決めて3-1になっていれば、試合運びが楽になったかもしれないなどあるものの、それは相手にも同様にあったことなので、結果は結果です。

今日の試合に関しては、今後のことを考えれば、自信を持って続けていけば良い部分と、課題の部分をはっきりと切り分けて考える必要もあるのかなと思います。

逆にいえば、プレシーズンで、はっきりとは見ることができなかった大きな課題も、2節という早い段階で見られたことは、ここをしっかり考えて修正できれば、十分取り戻せる段階だと考えることもできます。

前節は敗れた、第2節は、逆転されていてもおかしくないような展開ながらもしっかり勝ち点1は積み上げたと考えることもできます。

ポジティブに課題と向き合ってください。イライラしない。選手が大人になる。これは、現体制での宿命です。

後退はしていない。確実に前進しています。開幕戦から比べても、選手個々で見ても、前節の課題をしっかりクリアしてできているという選手が多く見受けられました。

攻撃の連係、守備の連係がまだまだに見える部分があることも、最初に長々と書いたコミュニケーションの部分につながると思いますし、どういう話をしているかわかりませんが、例えば2失点目で同点に追いつかれた後に、すぐに選手が集まって話をしている姿などもしっかり見ています。そういうコミュニケーションの意図は見られます。すごく良いことだと思いますよ。

あとは、コミュニケーションの質を高めていくことで一つ一つ改善していくのかなと思います。

プレシーズンを踏まえての、開幕戦を踏まえての、第2節を踏まえての、第3節の川崎フロンターレU-18戦。敗戦、引き分けからの勝利、また一歩前進している姿を次節見られることを楽しみにしています。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/05/02 – 浦和レッズユースvs昌平高校 3-2勝利・・・粗捜しをしてみたり。

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どうも、ブクメです☆

5月に入って、一気に暑い日が増えましたね。今日は、プレーする選手にとっては、かなり酷な気候の中での試合となりました。

前節、東京ヴェルディユースに劇的な勝利で開幕3連勝を飾った浦和レッズユースは、第4節で昌平高校と対戦しました。昌平高校は、3連敗スタートとなり、ある意味、3連勝vs3連敗ということで、やや雰囲気的にも、今節は問題ないだろうという雰囲気も会場にはあったような気もしつつ。

ちなみに、開幕4連勝という結果で、育成系を取り上げるサッカーメディアでも取り上げられることが多めで、劇的勝利的な要素は、そちらにお任せするとしましょうね。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半38分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半12分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京(後半17分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半26分⇒26番井澤春輝)、右に9番松澤彰

となります。

前半16分にペナルティエリア内で角度のないところから、9番松澤彰がグラウンダーで鋭いボールを入れると、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴールに突き刺さり、オウンゴール(公式記録では、松澤彰のゴールになっていますね、ありがとうございます。)

前半を1-0とリードで折り返します。

後半13分に、バックラインで奪われて、失点し1-1。

後半43分に、失点し、1-2。

後半44分に、前線で14番渡辺陽が粘ってキープし、ラストパスを9番松澤彰に送り、これを決めて2-2。

後半アディショナルタイムに前線で押し込む流れで、こぼれ球を14番渡辺陽が豪快に蹴りこんで3-2。

結果、3-2で勝利となります。

 

さてさて、タイトルに書いたように、いわゆる昨シーズンプレミアリーグだった2チームと、昇格プレーオフまで勝ち進んだチームと難しいと思われている相手にすべて勝利しての3連勝という中で、3連敗中の昌平高校が相手ということで、もちろん、チーム内では、逆に難しい試合になる可能性が高いから、気を引き締めて行こうということで取り組もうとしていたと思いますが、その中で、経過を見てきている人たちからしたら、簡単に勝てそうな相手という雰囲気が会場からも出るでしょうし、そういう雰囲気も含めて、実際の試合展開も含めて、ちょうど良いタイミングなので、あえて粗捜しをして、結果的に快勝に終わった場合でも、釘を刺す要素を探そうかなと思っていたのですが。

結論から言えば、試合経過や、見えてくる課題、個々で感じなければならない今後のためのことなどは、わかりやすいくらいに、選手自身が感じる経過になったので、わざわざ書いて指摘することでもないかなと思う部分もあるのですが、文字にして残してみると、余計にずっしりくるかもしれないので、いくつか書いておきますね。今後のためです。

その前に書いておきますが、昌平高校は、なかなか面白いサッカーをしていたと思いますし、前半スタートに浦和が押し込んでいる流れを見ている時は、やはり力の差がある相手で一つレベルが落ちるのかなと実際思ってみている部分もありましたが、ボールのまわし方、狙いどころ、あと、前線の選手の相手の選手を観察する能力の高さ、あとは、シュートを狙う位置も良かったと思います。

1-0リードで、前半の猛攻で追加点を挙げられなかったことで、ハーフタイムに、私よりも多くサッカーをしっかり見ている友人と、このままだと後半は、やられるかもしれないと話をしていたくらい、正直、評価は高いです。でも、まだ精度のところで、詰めが甘いので、浦和の守備の安定感から考えると、そこまで怖くはないものの、数か月先になる、アウェイで戦うときが怖いなと。

実際、追いつかれて、一時は逆転までされる展開にこの試合の段階でなるとは、思いませんでしたが。。

あくまで、現時点では、浦和のほうが圧倒的に上でした。この試合での苦戦の原因は、言うまでもなく、圧倒していた時間帯で1点しか取れなかったこと。キーパーの好セーブやディフェンダーの粘りなどもあったものの、それでも最低でも2点取っておかなければならない試合でしたよね。

後半4分に、8番影森宇京が完全に抜け出してキーパーと1対1になるかというところで、相手ディフェンダーに倒されて得たPKの場面。ここを決められなかったから、キッカーを責めるのか。他の選手が蹴っていれば良かったのか。実際、周りからも色々な声が聞こえてきましたが、そんなこと、チームで決めてやれば良いことです。誰が蹴ったって、決まるときもあれば決まらない時もあります。

確率の問題で追加点がより必要だというときには、PKが得意な選手が蹴るようにするかとか、そういうことも、チーム内で決めれば良いことです。

私が言えることとしたら、とにかく、失敗しようが何しようが、自信を無くして下を向くことだけは許さないということだけです。だから、そうならなかったので、私としては、何も言うことはありません。

ディフェンスラインでのパス回しのところで、相手のプレスを切り返して、かわすというプレーが試合序盤にありました。2回目同じことをしたときに、うまく狙われて奪われて、攻め込まれました。相手の前線選手がクレバーな選手がいる場合は、こういうところをしっかり覚えていて狙われます。

枠には飛びませんでしたが、シュート精度が高い選手が狙えば、枠に飛ばされるくらいの位置で、プレッシャーをほとんどかけずにシュートを打たす場面が何回かありました。

これは、サッカー選手としての宿命ですが、他では、良しとされるプレースタイルが、今いるチームでは、そのプレーをすることが否定されるということは、よくあるものです。

スタイルは、あってもチームに色を加えられる選手は重要で、そこは、柔軟に良しとすればよいと思うのですが、そうもいかないこともあります。でも、そのプレースタイルは、その選手が輝く色なので、その色が輝かなくなっていくのは、残念。これに関しては、そのプレースタイルを理解して見て応援している人がいることを感じてもらい、今は、メンバーから外されない程度には、言うことを聞きつつ、外されない程度に自分も貫く。言うのは簡単、やるのは難しい。

ここ2試合は、連続で14番渡辺陽が勝ち点1を勝ち点3に広げる得点を決めてくれている。

今日は、ぎりぎり決められなかったけど、ゴールにかなり近いシュートを放った選手が何人もいます。だから、今度は、その選手が、今後の試合で、勝利につなげる得点を決めれば良い。

いくつか挙げるとそんなとこです。相変わらず、連想ゲームみたいな書き方ですみません。

色々書きましたが、4連勝という結果は、ものすごいことだと思います。

ビハインドを跳ね返せるという意味での負けない自信というのは、サッカーは、悪くはないけど勝ちきれないというチームよりも、シーズンを戦ううえでは、常に上位にいながら、課題を見つけながら、という理想的な戦い方ができます。

暑さに加えて、ゴールデンウィークということで、やや過密に日程が消化されていきますし、累積なども少し気になるところ、怪我の選手も出てきたりしていますね。

今日の試合もそうですが、しばらくスタメンから離れていた選手が、スタメンで出て、相当高いパフォーマンスを、毎試合スタメンで出てるかのように見せてくれたことは、うれしかったです。

そのようにしてチーム自体が層が厚く強くなっていくんですね。

試合終盤のパワープレーの時には、公式戦経験が浅い選手が急にバックラインに入ることになり、まだ、経験不足なところも出てました。でも、試合は、勝ち切りました。経験できて、結果も出ました。やはり、順調なんですよ。

今日を踏まえての次節。楽しみにしています。

・・・はい、では、連想ゲームっぽいことを書いた私が、連想できずにやらかした試合後のオチの話を書きます。

今年から、大学のチームも含めたチャレンジリーグというリーグ戦に参加している浦和レッズユースですが、今日は、平成国際大学のサッカー部のページで16時から、Awayで試合があると書いてあり、これを、勝手に平成国際大学から考えたAwayですから、レッズランドだろうと、決めつけて、確認しなかったんですね。

そして、レッズランドに行くと、やっていない、それなら、もしかすると与野八王子グラウンドかもしれないと思い移動すると、別のチームが試合をしているので外れ。ではでは、裏をかいて大原サッカー場かもしれない、ということで、移動するも誰もおらず。

これは、オチとして駒場スタジアムのサブグラウンドでやってたりして、と、ダメもとで移動したら、やはりやっていない。まさかの堀崎公園、まさかの秋葉の森・・・は、移動まではしませんでしたが、時間的に、もう試合には、間に合わないということで、あきらめることに。

・・・で、よく考えたら、その試合情報を直接聞ける可能性がある人が2名ほどいたことに、時間的に手遅れになったところで、思い出して、あとの祭りになったわけで。

で、結果的に、帰宅後に、その人に聞いてみたら、平成国際大学のグラウンドでやりましたー!とのことでw

あれですね、ジュニアユースの関東U15リーグで、アウェイ扱いだけど、場所は、ホームみたいな、あれですかね。やられましたw

 

お疲れ様でした!

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/07/20 第9節 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-1引き分け

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どうも、ブクメです☆

今日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで行われたプリンスリーグのFC東京U-18戦を観戦してきました。前節の山梨学院附属高校戦は、足を運べなかったものの、その試合でも勝利し、クラセン予選終了後のプリンスリーグを2連勝した流れで、再びクラセン本戦のために中断期間に入る直前のプリンスリーグであり、混戦状態ではあるものの、天皇杯予選で関東1部の大学勢を破るなど快進撃を見せつつ、プリンスリーグでも首位に立つという、いわゆる2連勝してクラセンを直前に控える状況では、現在地を図るうえで願ってもない相手との対戦になりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半38分⇒17番川上開斗)、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太(後半8分⇒39番渡辺陽)、右に10番小川紘生、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半21分⇒19番松澤彰)

となります。

得点経過は、5分に失点。この失点は、相手の攻撃陣を警戒しすぎてスタートに堅くなりすぎていたことからのミスの連鎖の危ない時間帯のものでした。失点以降徐々に安定してからの守備と守備を崩さない程度の守備陣の攻撃参加のバランスが凄く良かっただけに、いわゆる入り方のところでの失点は、悔やまれますね。

得点は、後半アディショナルタイムに後半代わって入った19番松澤彰の粘りから、キーパーが弾いたところを、気が付いたら上がってペナルティエリア内に走りこんでいた2番橋岡和樹が押し込んでのゴールでした。

****

この試合をどう捉えるか。私自身も、少し自分の頭の中での最近のユースの見方が頑なになりすぎているのが自分でもわかるくらいなので、素直に書くと試合終了直前の同点ゴールで、浦和側の上の方の座席が大騒ぎで喜んでいる声をよそに、今日の内容と試合展開であれば、しっかり導かれていれば、そのゴールは、同点ゴールではなく、逆転ゴールであるべきだったと、妙に冷静に考えてしまっている自分がいたんですね。

なので、頑なで厳しすぎる考えの自分をいさめるためにも、この試合を見ていた何人かのサポーターの方に、話を聞きつつ、頭の中を整理していきました。数人の方に話を聞くと、今日の試合は、交代の意図も適切で、首位の相手にしっかり追いついて終えられたので良い試合だったということでした。

私の中での素直な感想は、前線で効いていた9番小島良太を下げることに疑問を感じたり、結果的には、広げる意味では成功していた39番渡辺陽の投入と求められた役割も、彼の特徴が生きる使われ方がされないなと感じたりしていました。

ただ、4バックに変わってから、クラセン予選などで私が見ていない期間に良くなったと聴いていた状況から、私が見た4バック変更後のチームで、その良くなった要素がずっと感じられていませんでしたが、今日の試合では、2番橋岡和樹、40番橋岡大樹、そして、ボランチの5番茂木力也の3人のポジションの取り方により、40番橋岡大樹が高めの位置で攻撃参加できるような守備の連動性が見られたり、いわゆる最初の失点までのバタバタは、課題ですが、守備のバランスが明らかに良くなっていたことがわかりました。

これにより、7番勝野瑛が更に攻撃も意識したボランチとしての動きがやりやすくなっているように見えました。

攻撃に関しては、押し込んでいる時間帯、セットプレーを連続で取れた時間帯など、明らかに、「勝負」というところで重要な時間帯に同点ゴールを奪っておけなかったことは、課題になりますね。リスクを負えないという部分もあったと思いますが、明らかにこちらの構成で相手の守備が混乱していた前半の終盤の時間帯には、高い位置で何度か22番荒木聡太がインターセプトで高い位置で奪えたり、相手が守備に入った時に低めにラインを取っている時に、結構フィフティのボールになった時に、大きくスペースを開けてしまう傾向が相手にはあったことで、その辺りでボールを保持できる選手が多かったところなど、やはり生かしたかったですね。

10番小川紘生が、前線でパスを捌くというところで、良さを見せている中で、反面シュート意識が薄いことが気になっており、同じく前半の終盤の時間帯で、少し強引にシュートまで行っても良いというところで、キープしてパスを選択した時には、「シュート狙えよ」と思ったりしたのですが、こちらが言うまでもなく、その後、狙えるところでは、シュートも思い切って狙う場面が増えたのでOKです。決めていればなおOKです。

守備のバランスがよくなり、相手の戦い方によっても、対応できるようになってきたことは大きいですよね。

やはり、ある程度後ろがどっしりしてきたということが重要であり、そこから、攻撃の課題を考えていく、と言うほうがチームとして混乱せずに、やっていけると思いますので、その点は少し安心しました。

前線の選手の個々のプレーは、悪くないと思います。ただ、それがなかなか線となってつながらないのが、今日なかなか良い時間帯でも得点ができなかったことにつながっていると思いますので、自分の特徴を殺さず、近い位置でプレーする選手の特徴を考えながら、一つ一つ、慌てずに生かし活かされをうまくやれるようになって行けば、より前進できます。

相手を研究することも必要。でも、リスペクトのし過ぎは不要。手応えを掴んできた形が、ちょっとしたことでまた壊れないように、全国大会の中でも一歩一歩前進していけることを期待しています。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/11/30 第17節 – 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 3-4敗戦

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年11月30日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

スタートがフワッとしたここ最近では珍しい試合。以降は、浦和が最近良かった流れもありつつ、やや悪い時期の部分も顔をのぞかせる。

後半途中からは、良くも悪くも、今年の浦和の勝負の仕方が出ていた。こういう気持ちの入ったやや諸刃の戦い方は嫌いではない。ただ、点の取り合いで敗れた。

最終節、思いっきりやりきってやろう!

以上。

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年11月30日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年11月30日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年11月30日

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/06/30 第7節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-3敗戦・・・変える必要はなく、続けて高める段階かと

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日

どうも、浦和サポブクメです☆

5月中旬からのクラブユース選手権予選が先週末終了し、浦和レッズユースは第3代表として全国大会への出場権を獲得。

およそ1か月半ほどの中断期間を経て、今日よりプリンスリーグが再開しました。浦和レッズユースは、ここからプリンスリーグのちょうど折り返しとなる9節まで3試合を戦い、再び中断期間に入り、7月末より夏の全国大会となるクラブユース選手権に臨みます。

6試合を消化して、2勝2敗2分けの浦和レッズユースは、夏の全国を前に、まずは、混戦のプリンスリーグでのプレミア挑戦権を得られる3位以内を目指して、一度切り替えて3試合を戦う必要がでてきます。正直、こういうタイミングでまた大会が変わって数試合戦い、また大会が変わるというのは、少しやりにくいような気もしますが、条件は同じなのでやるしかありません。

この中断期間の間に、後半戦までの3試合を活動自粛するチームが出てきた関係で、既にその相手に対して引き分けで勝ち点1となった浦和にとっては、無条件でこの混戦のプリンスリーグで、前橋育英高校、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスの3チームのみ3-0で不戦勝で勝ち点3が積み上げられるというリーグの決定には、いささか疑問符が付きますが、ここは運の良し悪しで片付ける前に最終的に3位以内に入ることに集中して、この中断期間中に見出した戦い方を熟成させていくべく3試合を大事に戦って後半戦に臨む流れを作っておきたいところですね。

はい、またもや前置きが長くなりましたが、今日の対戦相手は、市立船橋高校。場所は浦和のホームでさいたま市浦和駒場スタジアムになります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に7番広瀬陸斗と26番松崎洸星、FWが9番小川紘生

となります。

プリンスリーグに戻り、再びフォーメーションが戻る可能性もあるかもしれないと思いましたが、4-1-4-1(4-5-1)をそのまま続けてくれていました。

少し気になっていたのは、クラブユースの大会を戦ってきた中で、久しぶりの高校のチームが相手になる部分と、今日の対戦相手の市立船橋高校がプレミアリーグで首位に立つ流通経済大学附属柏高校に勝利して、1位で高校総体出場を決めた勢い、直近のプリンスリーグでもFC東京U-18を5-0と下した流れを踏まえての相手の勢いと、浦和がこれまでの苦手にしてきた高校生らしいプレス素早く、決まり事をきっちりとやってくるような相手だと、やや厳しい試合になるかもしれないと思っていました。

しかしながら、試合開始からの戦い方を見る限り、特に8番須藤岳晟の守備的な部分での貢献度の高さによって、バランスの良い戦い方でしっかりと相手の勢いにやられない試合の入り方ができたと思います。

今シーズン、ここまで戦ってきた中で、おそらくもっとも素早いプレスをかけて来る相手、特にサイドからの攻撃に対しての遅らせて囲んで奪うやり方は、かなり浦和の選手も苦しんでいる印象がありました。

相手の攻撃に関しては、中央からの仕掛けに対しては、しっかり対応できていたものの、シンプルにサイドを使って開始から5分くらいの間に2度3度、鋭く仕掛けられ危険な形を作られる場面もありました。

浦和がプレスに苦しむ中で、浦和自身が相手の攻撃の起点になりそうなところに対してのプレッシャーが緩いということで、ベンチからも結構厳しい声が飛んでいましたが、今日は、その辺りが最終的には勝敗を分けてしまったようにも考えられます。

攻撃に関してというか、個人的な動きの部分では、10番関根貴大の動きの質がかなりキレがあり、いわゆる個の動きで相手を脅かす決定的なプレーもこの試合では何度か見せていました。

6分に、7番広瀬陸斗にいったん当てて、再び受けて仕掛けた10番関根貴大のドリブルからのシュートを初め、10分には、8番須藤岳晟の中盤でのインターセプトからの攻撃で、4番茂木力也を経由し、9番小川紘生に縦パスが通って左の10番関根貴大が攻めていく形など、最終的に10番関根貴大が相手ゴールに向かっていく形の中でもいつも以上に得点の匂いのするプレーが多く見られた序盤でした。

逆にいつもの良さがなかなか出せなかったのが、26番松崎洸星や7番広瀬陸斗と言った中盤でいったん受けて展開する役割を担うポジションに入っていた選手で、相手の組織的な守備の中で、一つ一つこれまでよりも判断早く、味方との呼吸も合わせて、攻撃の起点としての動きが求められる中で、今日はやや混乱してしまい、自らの良さが出せなかった悔しい出来になっていたとも考えられます。

ただ、悔しいでしょうが、このフォーメーションでは、ここに入った選手の出来が攻撃のテンポを良くも悪くもしてしまうため、しっかり振り返って、このレベルの相手の中でも問題なく、周りを生かせるようなプレーをするために、今日の経験は活かしていかなければなりません。経験しないと分からないことは多いですからね。今日を踏まえての次に求められるものは大きいですよ。

今日の前半の戦い方においては、やはり8番須藤岳晟の動きがあり、バランスが保たれていたようにも感じます。先ほどのインターセプトからの攻撃同様、12分には、より前線に近い位置での相手の攻撃の起点を摘んでインターセプトして攻撃に転じる形を作り出すなどもできていました。

サイドを狙われて対応に追われることはあったものの、その分15分前後にはサイドからの攻撃でチャンスを作った場面もあり、右サイドやや高めに位置取った、2番細田真也がバックラインからのパスに対してワンタッチで前のスペースへ送り、そのスペースへ27番邦本宜裕が走りこんでパスを受け、ドリブルで仕掛けていく中で、2番細田真也が再び攻撃参加を意識した動きを見せる中で、27番邦本宜裕が相手ディフェンダー1人を背負うような状況の中で、斜めに中のスペースに入って行くか、右から再び追い越してパスを受けるかと言うところで、ここでは右から再び追い越してという攻撃参加を選択しましたが、27番邦本宜裕の動きもやや右を使う走りになっていたことから、相手ディフェンダーを引き付けるところまでは行かず、もしかするとここは、斜め中に走って行けば、27番邦本宜裕が右にディフェンダーを引き付けながら空いたスペースで受けて仕掛けられるかな~という駆け引きの部分で得点までは至らなかったのですが、この一連の2人の動きに関しては、かなり可能性を感じました。

そして、この試合で最も得点に近かったプレーが、先ほど書いたように本来やってほしい動きが今日は何度も見られた10番関根貴大のプレーになるのですが、16分に、相手ディフェンダーのタイミングを上手く外して裏に抜け出したタイミングで出し手は4番茂木力也か5番齋藤一穂だったと思うのですが、ピンポイントに縦パスが通り、一気にキーパーと1対1の形になります。

ここで、慌ててシュートをしてキーパーに当ててしまうということが最近は多かった10番関根貴大でしたが、この場面では、キーパーの動きを良く見て、ちょうど倒れこんでくるキーパーを超えるくらいの高さでのループシュートを放ちます。この一連の動きは、まさに10番関根貴大と言わんばかりのプレーだったのですが、このシュートが僅かに枠を外れてしまい、得点には至りませんでした。ここで決めていたら、という話は確かに今日の勝敗の部分では係わってくると思いますが、ブクメ個人的には、裏への抜け出し方から、シュートまでの一連の動き自体を行うことができずに苦しんでいた10番関根貴大が見せたこのプレーには、心踊らされましたよ。

19分には、中盤でパスを受けた10番関根貴大がアウトサイドで右前線に走る2番細田真也にパスを通して仕掛ける形なども見せていました。

先週の順位決定戦では、ボールを持つとやや強引にでもドリブルで仕掛けていく姿勢が強かった9番小川紘生は、今日はなかなかパスが入らずに、そういった場面になること自体が少ない中での前半にはなったものの、25分には前線で相手ディフェンダーを上手くブロックしながら抜け出したように見えたのですが、ここはファールにはなったものの、得点の匂いのする力強いプレーで良かったと思います。

32分には、カウンターの形で9番小川紘生から、3番森亮太へ繋がり、ゴール前に10番関根貴大が走り込みクロスを合わせようとしたところで相手ディフェンダーに防がれます。

前半残り10分くらいの時間帯は、相手の前線の選手の個人技などでややディフェンスラインが揺さぶられる場面を作られ、37分、42分と立て続けに決定的な形を作られるものの、いずれも18番関口亮助の好セーブで失点を防ぎます。相手の攻撃を受けることが多くなったこの時間帯でも、40分に10番関根貴大から9番小川紘生に縦パスが入り、9番小川紘生が体は右に行くような動きをしながらボールを置き換えて左前線にパスを出すと、このパスに7番広瀬陸斗が反応して、あと一歩でという場面もありました。

決定的な場面の回数自体は相手の方が多かったものの、全体的なバランスとしては手応えも感じられる流れで前半を0-0で折り返します。

後半開始も、やはり10番関根貴大らしいプレーが随所に見られたのですが、その中の一つとして、開始早々にドリブルで仕掛けた際に、相手ディフェンダー2人くらいのプレスを受けながらも上手く倒れずにボールをキープしたまま仕掛けていく場面がありました。

5分には、27番邦本宜裕が前線でキープから、チャンスに繋がりそうな形を作ります。

浦和の攻撃の姿勢が見える中でしたが、6分に失点を喫します。ここは、相手の攻撃の際に見方がクリアしようとしたシュート性のボールが浦和の選手に当たり、このこぼれ球を相手選手に奪われて一気に決められてしまいました。

これで0-1となります。

8分に、26番松崎洸星に代えて19番橋岡和樹が入ります。

この交代では、19番橋岡和樹は中盤右に入り、26番松崎洸星のポジションには27番邦本宜裕が入りました。

13分には、10番関根貴大が鋭いドリブルで攻め上がり、最終的に相手ディフェンダーに阻まれたものの、この際に、ディフェンダーの5番齋藤一穂が並走して10番関根貴大の近くまで詰めてきており、こぼれ球がそちらに上手く流れていれば、得点になってもおかしくないという惜しい形になりました。

17分には、10番関根貴大が中盤でボールを持つと、右前線からやや中よりへ走る19番橋岡和樹にパスを通し、更にオーバーラップする2番細田真也につなげて仕掛ける形がありました。

21分には、コーナーキックのチャンスで5番齋藤一穂のヘディングシュートはわずかに枠を捉えきれず。

22分に、2番細田真也に代えて6番吉原大が入ります。この交代では、19番橋岡和樹が右サイドバックに下り、7番広瀬陸斗が中盤右へ。センターバックの茂木力也がひとつ前に上がり、6番吉原大がセンターバックに入りました。

25分に9番小川紘生に代わり11番進昂平が入ります。

得点を取るために交代やポジションチェンジがこの20分~30分の間多くなりましたが、今日に関しては、やや交代やポジションチェンジで全体的なバランスが崩れてしまった印象もあり、なかなか途中交代した選手が活きない状況になったのかもしれません。

25分に10番関根貴大の前線でのキープから、ファールをもらいフリーキックのチャンスを得るなど個々の頑張りから得るチャンスはあるものの、連動した形での数人が絡んだ攻撃の数が減った印象がある中で、27分にサイドから突破されてしまい、ややディフェンダーが全体的にその選手の方向につられた中で逆サイドにクロスを上げられ、決められてしまいます。

これで、0-2となります。

この2点をリードした段階で、相手の守備意識がより強固になり、いわゆる2点リードすれば後はしっかり守って前がかりに来たところで前線の選手が追加点を取れればベストという相手の戦い方を脅かすことができず、浦和は36分に7番広瀬陸斗に代えて24番倉本隼吾、39分には3番森亮太に代わり29番川上開斗を投入するも得点を奪うことができず、逆にアディショナルタイムに1点追加され、結果的に0-3で敗れました。

今日の試合を現地で見ていた方の中での印象は分かれると思いますが、私としては、タイトルのところでも書いたように、今のままの戦い方を変えずに信じて高めて行ければ問題ないかなと思っています。

細かいところで言えば、今日は10番関根貴大の感覚的な部分も含めた動きが相当良かったため、疲労がたまってくる終盤よりもう少し早い段階で11番進昂平と組ませたら、どうだったかな~と思う部分もあったりしました。

今日は、攻撃的な中盤のところが相手の動きに対応しきれずに、やや混乱してしまったところもありますが、やはりあのポジションでプレーする選手の1人は、26番松崎洸星のような選手であることでこのチームの攻撃のリズムが良くなるという実感はあるため、今日のような相手に対して、これまでのようなプレーができるようにより個人としてのスペースを見つける速さや、展開する速さを研ぎ澄ませていくと同時に、ある種コンビネーション的な部分で合う合わないがあるとすれば、中盤は、同タイプの選手2枚並べてサイドと前線に代表経験のある選手を入れて中盤は活かすことに集中させるようなこともできると思いますし、あくまでチームとしてのベースは、しっかりしてきているので、自信を持って続けてもらいたいです。

さてさて、そんなこんなで次節の対戦相手は、柏レイソルU-18なんですね。

正直、今日のような対戦相手の後に、まったく別タイプの相手なので、どう表現したら良いか分からないのですが、きれいな戦い方をするのではなくて、倒すことに集中して気持ち全面に戦う、柏レイソルU-18相手の時の独特の雰囲気の戦いを見せてもらえれば良いかなとも思います。絶対負けたくない!

それだけです。

この試合の後に練習試合が行われたのですが、今日は、浦和レッズジュニアユースの全国大会が決まる試合が深川グラウンドで行われているということで、確実に試合開始には間に合わないものの、後半途中からでも良いから見届けようということで、移動したため見られませんでした。

ではでは。

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日

おまけの写真。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/05/04 第5節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 1-1引き分け・・・複雑な思いもあります

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズレディースの試合の後の16時キックオフのさいたま市浦和駒場スタジアムということで、なかなかの観客数の中での試合でしたね。少し特殊な環境にはなりましたが、選手がどう感じてプレーしていたのか気になるところです。

もっと多くの観客の中でプレーするには、全国大会で準決勝以上まで進めば叶いますよね。目指してください!

ということで、今日は浦和レッズユースの関東プリンスリーグ第5節、vs前橋育英高校との試合を観戦してきました。

この試合の前の午前中にレッズランドで練習試合も行われたので、まずそちらに簡単に触れておきますね。

練習試合1本目のスタメンは以下、

この試合1本目(40分)のスタメンは以下、

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに5番細田真也、センターバックが左に23番高橋聡史、右に15番石井康輝、MFが左に21番清川大輝、右に32番中村透、真ん中に17番東伸幸と30番影森宇京、FWが24番堀内千寛、右に9番松澤彰

2本目(40分)のスタメンは以下、

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに15番石井康輝、センターバックが左に23番高橋聡史、右に5番細田真也、MFが左に21番清川大輝、右に32番中村透、真ん中に12番上野文也と30番影森宇京、FWが24番堀内千寛、右に9番松澤彰

2本目の25分に4人交代で

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに15番石井康輝、センターバックが左に23番高橋聡史、右に5番細田真也、MFが左に10番新井瑞希、右に14番松尾佑介、真ん中に12番上野文也と17番東伸幸、FWが11番中塚貴仁、右に21番清川大輝

3本目(20分)

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに22番副島暢人、右サイドバックに5番細田真也、センターバックが左に17番東伸幸、右に12番上野文也、MFが左に10番新井瑞希、右に14番松尾佑介、真ん中に30番影森宇京と32番中村透、FWが9番松澤彰、右に24番堀内千寛

結果は、1本目0-4、2本目0-0、3本目0-2と数字上でも大敗、内容も厳しいものになったと思います。

ちなみに、前橋育英高校で1番の背番号で浦和レッズジュニアユース出身の内島大樹がGKとして出場していました。

この試合と、プリンスリーグの両方を見ると不思議なもので、この練習試合での相手は、とにかくプレスが早く自由にさせてくれない。これによって、多くの選手が、素早く正確な判断でパスを回していくことなど必要になるところで、混乱してしまい、ほとんどやりたいことができず、やられてしまったという印象でした。

少し、前日のジュニアユースが苦しんだパターンに似ていたようにも感じます。

ただ、2本目の途中~3本目にかけては、10番新井瑞希や11番中塚貴仁が絡んで浦和が鋭い攻撃を仕掛ける回数が増えた印象がありました。

では、プリンスリーグに移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に10番関根貴大、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に7番広瀬陸斗

となります。

前節の状況との違いとしては、9番小川紘生がU16日本代表で不在、2番細田真也が累積で出場停止となります。

練習試合の時の激しいチームを見て、この試合を見た時に、プリンスリーグに出場している方のチームは、激しくというよりは、細かくパス回しで崩そうとする姿勢が見られました。どちらがやりやすいのかと思うと、もしかするとこちらの方が対応はしやすかったのかもしれませんね。

ここまで、開幕戦では敗れたものの、危ない場面も多いものの、勝ち点自体はしっかり稼げてきた中で、前節も引き分けに持ち込んで勝ち点1を奪ってきたものの、今年の戦い方での課題となっている、中盤から前線にかけて激しくプレスをかけられることによる混乱と言う状況が前節起こったことを多少引きずってしまっていたのか、前半からやや落ち着きのない守備の連係でピンチになる場面が多くなりました。

開始数分のピンチは、5番齋藤一穂のカバーで防ぎ、9分にもかなり危険な形がありましたが、18番関口亮助が防いで失点は免れています。

前線においても、やや精度に欠けるプレーが目立ちます。

12分に7番広瀬陸斗のシュート、13分に4番茂木力也から10番関根貴大へつないでの仕掛け、16分には、27番邦本宜裕のインターセプトから7番広瀬陸斗につなげてシュート、19分に14番斎藤翔太のインターセプトから仕掛けと、スムーズに展開とは行かないものの、それなりに相手のゴールを脅かすプレーは見せることもできていました。

23分には、27番邦本宜裕からオーバーラップする3番森亮太につなげてクロスからの仕掛け、28分には7番広瀬陸斗から10番関根貴大へ繋げてシュートの場面を作ります。

30分前後には、疑わしきは上げておけと言うことだったのか、ギリギリのところで7番広瀬陸斗が抜け出して裏へのパスを受けた場面などで数回オフサイドを取られてしまいます。

37分には、6番吉原大から4番茂木力也、7番広瀬陸斗とテンポよいパス回しで仕掛けます。

40分前後には、再び14番斎藤翔太がインターセプトから仕掛ける形を作ったり、27番邦本宜裕へ惜しいパスを通します。

44分に、27番邦本宜裕が、体の向きと反対のサイドの前線のスペースにパスを通すものの10番関根貴大の反応が一歩遅れて繋がりませんでしたが、割とオーソドックスなパスの狙いが多い中で、相手の裏をかくこのプレーは、かなり良かったと思います。

前半の終盤は、比較的浦和が落ち着いて対処できる時間で惜しい攻撃も多い中で、前半終了間際に10番関根貴大が前線で受けてタメを作り抜け出す7番広瀬陸斗へパスを通し、7番広瀬陸斗が上手く浮かせてゴール。

前半を1-0で折り返します。

後半開始早々に、オーバーラップで前線に走る6番吉原大に14番斎藤翔太からのパスが通りシュートまで持ち込みます。

前半同様、オフサイドギリギリで上手く飛び出したように見えた27番邦本宜裕へのパスは、オフサイドという判定になります。

後半は、特に4番茂木力也のプレーの激しさと、タイミングでの得点を狙う姿勢が多く見られました。

9分には、4番茂木力也が前線に鋭く仕掛けるかなり惜しいチャンスを作ります。

10分に22番荒木聡太に代えて23番安東輝が入ります。やや中盤で落ち着かない展開で守備のところが不安定な様子も多く見られたので、中盤で落ち着きを作る交代として期待して見させてもらいました。

11分に、10番関根貴大から、キーパーと27番邦本宜裕のどちらが触るかと言う位置へのパスは、先に27番邦本宜裕が足先で当てたものの、これはキーパーに防がれます。

13分に相手の攻撃を防いでカウンターの形を作り、23番安東輝から27番邦本宜裕へのパスはわずかに合わず。

15分には、10番関根貴大が鋭いドリブルからペナルティエリアで倒されるも、PKの判定にはならず。

直後の17分にも10番関根貴大がサイドから鋭く仕掛けてクロスを上げるも味方に合わず。

浦和の攻撃も多いものの、守備の部分では不安定な状態が続く中で、18分にパス回しで崩されてしまい失点、1-1に追いつかれます。

・・・そして、22分に交代があります。11番進昂平の投入は、ここから得点を奪うセオリーではあるのですが、交代する選手が23番安東輝なんですね。途中出場して十数分での交代になります。確かに、妙に安東輝に対しての指示がベンチから多いとは思っていたのですが、プレー自体悪くなかったと思いますし、このタイミングで途中出場させて下げることには驚きました。驚きましたよ。

26分に、7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

32分に14番斎藤翔太から左前線に走る10番関根貴大にパスを通し、クロスを上げると11番進昂平がタイミングよく飛び込んだものの僅かに合わず。そのまま右に流れ、どの選手だかわからなかったのですが、もう一人飛び込んできていたものの、ここにもわずかに合わず。

35分には、10番関根貴大がサイドからドリブルで切り込んで仕掛けます。

39分に、危ない場面を迎えるも相手のシュートミスに救われます。

40分には、4番茂木力也から10番関根貴大へパス、10番関根貴大がドリブルからクロスに11番進昂平が絶妙のタイミングで飛び込んでヘッドで狙うもこのシュートはわずかに左にそれます。

直後に11番進昂平が前線でパスを受け、抜け出したところで明らかに後ろから相手に倒されたものの、警告どころかファールすら与えられない意味の分からない判定がありつつ、この後も4番茂木力也からのクロスに11番進昂平が仕掛ける形もあり、アディショナルタイムには、右から21番小島良太が仕掛けてクロス、ディフェンダーに当たりコースが変わったところに11番進昂平が反応するも、ギリギリのところで防がれてしまい逆転ゴールならず。

結果、試合は1-1のままで終了しました。

今日は、試合の後に色々な方と話す機会があり、今日の試合に関してそれぞれ色々な意見を聞きつつ、試合後に飲みに行ったりしつつ、かなり落ち着いた状態で今、ブログを書いているので冷静に書いていますが、なんというか、今日は試合後に無性にイライラしている自分がいました。

たぶん、理解すべきところと理解できないこと、戦術は必要だけど、戦術が立ちすぎていて、そこに納得できていない自分がいること。明らかに中盤が混乱していた後半の展開で、他に理由があるのでしょうが、中盤をコントロールするために投入された選手があっという間に交代したこと、何か試合が淡々と進んで、ここ数試合にあったような、11番進昂平が投入されれば確実に逆転できるという雰囲気がチーム全体からは伝わってこなかったこと、判定にも疑問視するところはありましたが、その辺は、基本的に結果を残した後に、ざまーみろ!って言いたいので、そこは心の奥底に収めましたがw

たぶん、私自身が、浦和のトップチームに上げるための選手育成の戦術に対して、多くの選手が何か大事なものを失ってきているように感じていることもあるのかもしれません、具体的にではなく、モヤモヤしてますが。

なんか、実際に周りにも最近話してしまっていますが、戦術重視、個性とメンタル重視の2チームを作って競わせて、そこからミックスさせて、一つのチームにするような、多くの選手がプレーするサッカーを実感できるようなやり方をすれば、今のようなもどかしい状況は消えていくのではないかな・・・とか、独り言ですよ。

まあ、基本的に、プロになる選手と言うのは、気持ちの強さ、激しさ、勝ちたい気持ちを前面に出すとか、そこを最優先にして、その次に戦術が来るという順番になるべきだという考え方のブクメだから、そう思っているだけなのかもしれません。

今日に関しては、決定機を外したから引き分けで終わったというよりは、本来入るべき空気感がなくて、それがゴールを遠のかせたようにも感じるんですね。

そんな感じです。

 

 

 

 

 

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日

 

 

 

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おまけの写真。