第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド2回戦 2014/07/25 vs塩釜FC 1-1と練習試合2014/07/26 vs 前橋商業高校

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金曜日に、クラセン2回戦の浦和レッズユースvs塩釜FCを観戦し、土曜日に練習試合浦和レッズユースvs前橋商業高校を観戦しましたので、メンバーや、得点など、そして写真を載せますね。

クラセン2回戦の浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太、右に10番小川紘生、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太

(交代)後半スタート:40番橋岡大樹、7番勝野瑛、9番小島良太に代わり、26番松尾佑介、19番松澤彰、39番渡辺陽 / 後半25分22番荒木聡太に代わり17番川上開斗 / 後半30分⇒19番松澤彰に代えて13番清川大輝

となります。

得点経過は、27分に失点し0-1で折り返し、後半15分に10番小川紘生のゴールで同点。

後半途中から、攻撃の時間自体は長かったものの、相手にとって脅威になるような工夫というものがやはり、まだできずに、逆転までは持って行けずという試合でした。

対戦相手にも決定機が何度かあり、試合自体はどちらに転んでもおかしくない試合でした。

 

続いて、26日の練習試合です。昨年も、ちょうど大会の空き日の群馬で練習試合がありましたが、今年は、前橋商業高校との試合でした。

キックオフが10時と聞いていたのですが、どうやら9時から始まっていたようです。練習試合にはよくあることですね。

ちょうど、ついたときに救急車が来ていて試合が中断している様子(後で聞いたら、前橋商業高校の選手が負傷して、ということでした)で、その後再開されて40分(前橋商業サッカーグラウンドには、タイマーがあるので経過時間がわかる)で終了していたと思います。その後の2本目、3本目は、45分で行われていたと思います。

1本目残り10分というところなので、交代があったかはわかりませんが、その時点でのメンバーは以下でした。

GKが1番杉本広貴、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に35番関慎之介と23番石井康輝、MFが左に27番新井瑞希、右に13番清川大輝、ボランチに12番松崎洸星と29番伊藤敦樹、トップ下に24番松尾佑介、FWが33番轡田登

だったと思います。ポジションとフォーメーションに関して、自信があるかと言われれば、微妙です。

すでについた時点で浦和が1点取っており、このゴールは33番轡田登のゴールだったとのことです。

短い時間でしたが、右の前の方で13番清川大輝と12番松崎洸星と高めに位置をとった12番小木曽佑太が、相手をほんろうするパス回しから、3番小木曽佑太が勢いよく追い抜いて攻める場面を見て、なんだか生き生きしていると感じつつ。

1本目は、1-0で終了ですね。

2本目のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に34番鈴木海都、右に23番石井康輝、真ん中に35番関慎之介と14番長島巧、MFが左に26番堀内千寛、右に28番中塚貴仁、ボランチに38番松高遼と29番伊藤敦樹、トップ下に17番影森宇京、FWが22番東伸幸

でした。

交代は、22分に22番東伸幸と26番堀内千寛に代わり19番川上開斗と33番轡田登。32分に19番川上開斗、28番中塚貴仁、33番轡田登、35番関慎之介に代わり、13番清川大輝、15番中村透、22番東伸幸、27番新井瑞希が入りました。あとは、どのタイミングで交代したのかは見逃してしまったのですが、キーパーが途中から30番田桑龍輝に交代していました。

3失点したように見えたのですが、スコアボードでは浦和の失点は2になっていたので1失点はなかったようで、2本目のみでは0-2、トータルで1-2というスコアで2本目まで終了。

3本目のスタメンは以下、

GKが30番田桑龍輝、DFが左に34番鈴木海都、右に14番長島巧、真ん中に35番関慎之介と38番松高遼、MFが左に26番堀内千寛、右に28番中塚貴仁、ボランチに37番時里元樹と29番伊藤敦樹、トップ下に17番影森宇京、FWが33番轡田登

でした。

交代は、16分に30番田桑龍輝に代わり、41番山田晃士、35番関慎之介に代わり19番川上開斗が入りました。

3本目は、終了間際に混戦から、おそらく14番長島巧が押し込んでのゴールが唯一の得点となり1-0(トータル2-2)となりました。

クラセンに関しては、全国大会ですから、簡単な試合はやはりないよなと思いつつ、課題は継続中。攻撃に関しては、こちらがこうした方が良いのにな~と思う部分が求められていないので、仕方ないと思いますし、選手が気が付いていたとしても、これまでの戦い方という積み上げがあるため、攻撃に工夫を加える部分は、一朝一夕でできるものでもないので、意識しながらできるだけ加えてもらえれば、この大会で勝ち進んでいける可能性が高まっていくのかなと思います。

最終戦が引き分け以上でOKでありながら、敗戦したらかなりの確率で敗退となるという厳しい状況にもなったのは、逆によかったと思います。やはり、コンサドーレ札幌のようなユースでレベルの高い相手とは、互いに消化試合ではない状態で対戦してもらいたいので。

練習試合に関しては、昨年のクラセンの広島戦で見られた強みが見えた部分があったり、崩しのところでは、ここでやっているメンバーの方が工夫はできているという印象がある組み合わせの時もあったり。暑さのせいか、ちょっとしたミスが多いのは気になりました。

また、これは、ジュニアユースの先日見た練習試合でも同様に感じたのですが、決定機のシュートを外してしまう回数が多すぎる印象があります。

練習試合でも、暑くても、とにかくフィニッシュの精度は大事にしてもらいたいです。

そんな感じです。

 

写真載せます。

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↑までが、クラセンvs塩釜FC

ここからが、練習試合vs前橋商業高校

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第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド1回戦 2014/07/24 – 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 2-0勝利

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どうも、ブクメです☆

全国大会に入りました。今年も場所は、暑すぎる群馬県です。梅雨の時期は少し、涼しい時もあったものの、高いに合わせるように梅雨明けして、プレーする選手には酷な暑すぎる気候に群馬も合わせてきました。

守備のところのバランスに手ごたえを感じ、プリンスリーグで首位のFC東京相手に手ごたえをつかんだ中での全国大会です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に22番荒木聡太(後半8分⇒39番渡辺陽)、右に10番小川紘生(後半40分⇒12番小木曽佑太)、ボランチに7番勝野瑛(後半14分⇒19番松澤彰)と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半39分⇒15番高橋聡史)

となります。

得点は、後半22分にカウンターの形で19番松澤彰がキープし、5番茂木力也が攻撃参加して追い越したところにパスが通り、ペナルティエリア内右に持ち込み、クロスに対してファーから走りこんだ39番渡辺陽が決めて1-0。

後半27分に、パスを受けた8番斎藤翔太がドリブルで相手選手をかわして左から深い位置まで持ち込みマイナスのクロスで9番小島良太にパス。ここで思い切ってシュートを選択し、ディフェンダーと浦和の選手が密集する中で枠をとらえたグラウンダーのシュートを19番松澤彰が少し触ってゴールという形のようです。

速報では、9番小島良太のゴールと出ていたようですが、オフィシャルでは19番松澤彰のゴールとなっていました。

得点者がだれかということよりも、ゴールまでの一連の動きと厚みが良かった追加点でした。

やはり、守備のところのバランスは継続できており、先週の中には、この試合の中でさらに一歩前進したなという選手も見受けられ、攻撃に関しては、やはり、そう簡単にリズムよく連動してとか、そういう形にはならないものの、そういう意識は見受けられましたし、特に今日の試合では、得点した場面の攻撃の厚みは大きなプラス要素です。

カウンターという形でしっかり人数をかけられたところ(当り前のことですが、カウンターの形があまり有効に生かせていなかったこれまでと比べると、かなりの進歩です。)

追加点は、相手の状況を考えての有効な個人の突破から、思いきったシュート。そして、その次の反応。

そして、この試合では、守備においても前回の試合のような、過剰なリスペクトだったり、ばたばたする時間は、ほとんどなく安定したプレーを見せていました。

グループステージでの初戦の勝利がどれだけ大きなものか、そこでつかめる手ごたえがどれだけ大きなものかは、ワールドカップを見ていれば説明するまでもないですよね。

次の相手は、Jクラブでもないですし、初戦を大敗している(内容は序盤かなり拮抗していたようですが)相手。人によっては、楽観ムードを出してしまう人もいるかと思いますが、そんな気の緩みは、言わなくても選手同士で締めることができますね。

明日も楽しみにしています!

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日本クラブユースサッカー選手権関東大会順位決定戦1日目2014/06/21 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1-1(雷雨中断⇒コイントス勝利)

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どうも、ブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に22番荒木聡太、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFがボランチに7番勝野瑛、左に17番川上開斗(後半22分⇒11番清川大輝)、右に9番小島良太(後半5分⇒23番松崎洸星)、トップ下に39番渡辺陽(後半15分⇒32番川上エドオジョン智慧)と26番松尾佑介と、FWが19番松澤彰

となります。

前半12分失点、後半32分右サイドから40番橋岡大樹、32番川上エドオジョン智慧とパスがつながりクロスに合わせた19番松澤彰のゴールが決まり1-1。

その後、試合終了までのこり7分くらいのところで、雷雨で中断し、そのまま中止、中断時点で1-1だったため、コイントスで勝敗を決めることとなり、浦和レッズユースが勝利して日曜日の1位-2位決定戦に進んだとのことです。

クラセン予選に入ってから、4-1-4-1のフォーメーションになったは聞いていたのですが、予選全日程が終了して、順位決定戦のこのタイミングで初めて見たので、まだどう捉えて良いのかわからないポイントが多いです。

トップチームの合宿に帯同しているなどでいない選手もいるらしく、その選手たちが入った時にどうなのか、そこと比較して今日がどうなのか、わからない部分が多いのですが、また、足を運べる機会があれば、見て考えて行ければと思います。

頻度が少ないため、なんとも言えませんが、ワントップの19番松澤彰のところでの収まり具合というものが、やはり、試合によってのムラがなく、良い水準ででき続けていることを考えると、トップ下に4枚並べている中盤であれば、もう少し前線に入った時の連動、守備も含めて考えられるとより良くなりそうな気がします。

ワンボランチの7番勝野瑛の存在感も光っていましたね。ポイントポイントがどっしりしてくると、後は周りの動き方次第でチームのサッカーにも色が加わってきますよね。

と、このくらいにしておきます。

あ、ちょうどこの試合の前に、ヴァンフォーレ甲府vs川崎フロンターレU-18の試合が行われており、出場はなかったものの、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也の姿を見かけることができました。

1年生のこの段階で、既に数試合の公式戦の出場もあるようですし、この先の活躍が楽しみです!

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↑関敦也

なかなか、総体予選に流通経済大学柏高校に進学した河内渉真がスタメンで出場したとか、国士舘大学の高木凛がここ最近、出場機会を得ているとか、嬉しい情報は色々入ってくるも、足を運んで実際に見られることが少なくなっていますが、それぞれの舞台で頑張っているという話が聞こえてくるのは嬉しいものです。

では、写真載せます。

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日本クラブユースサッカー選手権 ラウンド16 2013/07/29 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 2-2(延長戦2-3)敗戦・・・共に戦いたくなる試合

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の試合でだって、納得できないことは多くありましたが、今シーズンがスタートして、初めて気が付いたら試合に入り込んで応援してしまっていた、そんな試合となりました。去年、この場所で、鹿島アントラーズユースと対戦した時のような、審判のおかしな判定の連発に触発されてのものとは全く別な意味での、そういう感情が見る者に沸いた試合。それが今日の試合でした。

昨日1次ラウンド最終戦を行い、疲労が残る連戦となった今日の決勝トーナメント(ラウンド16)は、そういった体を更に鞭打つようなしっかりした雨の中で行われました。気温という点では、今日も比較的涼しくはありました。

今日の対戦相手は、サンフレッチェ広島ユースとなります。昨年のJユースカップで相手のホームで敗れた相手ですね。比較的、ホームに近い場所での再戦と位置付けて、なんとしても倒したい相手でしたし、そういった背景は別としても、勝ちたいという気持ちが、選手の体を動かしていた、非常に見ごたえのある試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に6番吉原大、右に4番茂木力也、MFがボランチに14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、左に7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大、FWが左に9番小川紘生、右に11番進昂平

となります。

昨日と全く同じスターティングメンバーになりましたが、なぜか松崎洸星と安東輝がベンチ外となっていて撮影をしていました。あと、條洋介の姿が見当たらなかったのも気になりましたね。

試合は、開始早々動きます。

雨の中ということもあると思いますが、ディフェンスラインでの連携でのミスを相手に狙われて開始1分に失点というスタートになります。

前半の序盤は、やや相手の攻撃に対して、対応が中途半端になってしまう場面がポツポツあったものの、逆に相手のディフェンスラインとボランチのところに明らかな穴があるという、ところでいわゆる、最近よく使われる言葉で言うと、中盤にプレスをかけるとミスが生まれることが多く、ロングボールに対しては、ディフェンスラインが下がりすぎてくれるために、バイタルエリアと呼ばれるところに大きなスペースが空くんですね。

この辺りの守備の不安定さを浦和もしっかりついた攻撃で大きなチャンスをたびたび作ります。

失点直後の2分に、その大きく開いたバイタルエリアから相手のディフェンスの寄せが間に合わないタイミングで10番関根貴大が豪快にシュートを放ち、シュートは枠を捉えたものの僅かに高く、クロスバーを叩きます。

5分に4番茂木力也からのロングフィードが7番広瀬陸斗に通り仕掛けます。

こういったロングボールを相手が跳ね返した時のボールが中途半端になり、更に特に7番広瀬陸斗や9番小川紘生が今日は中盤から相手のバックラインにかけて激しくプレスに行くことでミスを誘うことも多く、高い位置で奪って仕掛けることもできていました。

そして、8分に7番広瀬陸斗が中盤でインターセプトし、9番小川紘生、11番進昂平とパスがつながり、空いたスペースに走る10番関根貴大にパス。ここでも、相手のディフェンスラインと中盤の隙間が空きすぎていて、相手がプレスをかける前に10番関根貴大が思い切ってシュートを狙い、これが豪快にネットを突き刺しゴールとなります。これで1-1の同点。

ただ、相手の守備の対応がお粗末なのと同様に、浦和も何か相手の攻撃(特に個人でサイドから仕掛けてきた時)に対して、簡単に行かれてしまう場面が多く、13分に右サイドからの突破からクロスを挙げられて再び失点を喫してしまい1-2とリードを許します。

15分過ぎくらいからは、浦和が守備の部分でも安定してくる中で相手の守備は不安定な状態のままということで、浦和の攻勢がより多い時間帯となります。

19分に、8番須藤岳晟のインターセプトから前線の9番小川紘生にパスが通り、裏を狙う11番進昂平にパスを通そうとするもわずかに合わず。

21分には、11番進昂平から7番広瀬陸斗にパスが入り、右前線の10番関根貴大にパスが通り、ここからドリブルで相手ディフェンダーを抜き深く仕掛けていくも、得点には至らず。

22分にも、19番橋岡和樹の右サイドバックからの縦への長めのパスを受けた10番関根貴大が右から仕掛けて、クロスに対して11番進昂平が走りこむもわずかに相手の方が先にさわりクリアされます。

その直後には、4番茂木力也から11番進昂平への楔のパス、11番進昂平が中盤から前世のスペースへ走る14番斎藤翔太へ下げ、空いたスペースから思い切ったミドルシュートを放ちます。

そして、迎えた22分右サイドで10番関根貴大がドリブルを初め、対応した相手ディフェンダーをあっさり交わしきってペナルティエリア深くまで侵入し、更に中へ向かって持ち込んでラストパスを11番進昂平に送り、これを11番進昂平がしっかり押し込んでゴール。再び2-2と同点に追いつきます。

完全に浦和が主導権を握っていた、前半の残り20分ほどは、11番進昂平のヘディングシュートや、9番小川紘生からの落としを8番須藤岳晟が左前線に展開して3番森亮太がクロスをでゴール前に上げた形、7番広瀬陸斗の思い切ったミドルシュートなどチャンスは多く作るも、相手の明らかな穴に対して、徹底的に付くというところまでは行かず、逆転まで持っていくことができずに終了します。

後半も、得点が動きそうな予感がする流れではありましたが、後半は相手チームも穴となっていた部分をケアする選手を一人置き、修正してきたこともあり、前半とは打って変わって拮抗した展開になります。

後半開始早々に7番広瀬陸斗のミドルシュート、4分には左サイドで7番広瀬陸斗がスルーし、3番森亮太にパスが通り左から仕掛けて前線の9番小川紘生にパスが通ってシュートまで持ち込む形を作ります。

10分に、決定的な場面を相手に作られるもシュートミスに助けられます。

12分には、19番橋岡和樹の右サイドからのクロスを相手ディフェンダーが跳ね返したボールに中盤の14番斎藤翔太が反応してミドルシュートを放ちます。

相手の守備が前半よりも安定してきていたことはあるものの、それでも守備の選手が引きすぎて中盤が大きく開く場面は、前半同様に何度もあり、逆に浦和としてもそこを狙うイメージはあると思うのですが、やはりここ数試合での疲労がたまっているのか、思うように使い切れていない印象がある後半でした。ただ、選手の戦う姿勢が本当に伝わってくる試合になっていて、疲労を気持ちが凌駕する(可能性も感じられる)というか、その意味で、交代の判断に関しては、ベンチも相当悩んだと思われます。

実際、この試合の最初の交代は後半24分の、10番関根貴大に代えて27番邦本宜裕でした。明らかに疲れてはいたものの、交代の時の10番関根貴大の交代したくないという悔しい表情がこの試合の浦和の選手たちの戦う気持ちの象徴的なシーンだったとも言えますね。

雨と言う状況を生かした形として、26分に19番橋岡和樹が狙ったのかミスキックかは分かりませんが、相手キーパーに向かってかなり高めのボールを蹴りこみます。普段であれば、なんなくキャッチされるところでしょうが、雨の影響もあってかこのボールを相手がキャッチできずにこぼれ、そのボールはゴール方向に向かって行ったのですが、相手選手がしっかりカバーしていたため、ここでの得点はならず。

しかしながら、この場面以降、少し高めのボールが入った場合は相手キーパーがキャッチではなくパンチングで弾く傾向が強くなり、そこから浦和のチャンスとなる回数も増えてきました。

30分には、14番斎藤翔太から7番広瀬陸斗を経由し、左サイドから3番森亮太がクロスを狙い、いったんディフェンダーに跳ね返されるも、再び奪ってクロスを狙います。

38分に、浦和が決定的なチャンスを作ります。カウンターの形から19番橋岡和樹が中央付近の高い位置でパスを受けてドリブルで仕掛けペナルティエリア付近まで持ち上がります。相手ディフェンダーが一人対応するも自らで仕掛けても良い場面だったのですが、ちょうど良いタイミングで11番進昂平も走っていたこともあり、ここでかわしてシュートではなく、パスを選択し、結果的に守られてしまう場面がありました。ここは、前線でのプレーを望む19番橋岡和樹には、シュートと言う選択肢をとってほしかったです。

41分に9番小川紘生からのクロスが11番進昂平へ渡りシュート。相手に跳ね返されるもののコーナーキックのチャンスとなります。

42分には、27番邦本宜裕が左サイドで豪快な突破を見せて持ち上がり、クロスを上げるもここもゴールにはつながらず。

後半終盤は、27番邦本宜裕が絡んだ形での大きなチャンスも多く生まれたものの、逆転ゴールを奪うことはできず、試合は2-2で終了し、延長戦に入ります。

延長前半スタートから、7番広瀬陸斗に代えて2番細田真也が入ります。この交代で、2番細田真也が右サイドバックに入り、19番橋岡和樹が右前線の攻撃的なポジションに上がります。

1点を奪うために、延長前半8分に11番進昂平に代えて20番東伸幸を投入。徹底的にロングボールを20番東伸幸に当てる作戦をとり、この狙いに20番東伸幸はしっかり応えて前線へのハイボールに対して、かなりの高確率で相手ディフェンダーに競り勝って落とし、浦和が圧倒的に攻める形を作ります。延長後半途中には、19番橋岡和樹に代えて21番小島良太を投入し、更に前線を活性化して得点を狙いに行くも、決めきれず。一度、27番邦本宜裕が胸トラップで抜け出してゴールを決めた場面があったのですが、これはトラップの時点でのハンドの判定だったのですが、遠目に見ていても手に当たったボールの軌道ではなかったんですね。それでも、遠かったので、ハンドがあったのかなと思ったのですが、近くで見ていた方が言うには、27番邦本宜裕の手ではなく、相手選手の手に最初に当たっていたということでした。

どうりで、普段、あまり判定に対して、怒ったりしない27番邦本宜裕が、明らかにおかしいという表情を見せていたわけですね。でも、まあ、やや審判を敵に回すような雰囲気になっていた時間帯ではあったので・・・。それでも試合結果を左右するところなので、悔しいですね。

ほぼ浦和が一方的に攻めていた延長戦の中で、決めきれない中で、カウンターに対しても守備陣がしっかり対応していたのですが、たった一度、相手のスルーパスが裏へ抜けたところに相手選手がしっかり反応して抜け出しており、落ち着いて流し込まれてしまい、失点。

勝負の世界と言うのは酷なものですね。

ただ、今日の試合に関しては、1次ラウンドで淡々と戦って大勝した試合などより、ずっと見ている側としても伝わってくるものがありました。

サッカー界で賛否両論がある、戦術的な精度の高いサッカーと、やや戦術としては荒っぽくなっても、勝負の場面で果敢に仕掛けていくサッカー。今日の試合は、後者の展開の浦和を見ることになった試合となりました。

ハイレベルな戦術のサッカーを行うチームがもてはやされる傾向がユースでも強くなりつつある中ですが、今年の浦和は、その戦い方に中途半端に比重が置かれようとしているのかな~と感じる部分があり、正直見ている側には、この世代ならではの、魅力が伝わってこない状況になりつつあるような気がしていました。

手探りな状況は、当然ありますが、今日のような試合を見ると、やはり浦和の下部組織が目指すのは、多少雑になっても果敢に仕掛けるような姿勢を重要視しながら、そこに戦術も組み込まれていくような。

戦術徹底的で個を重視しないあのチームの戦術4割くらい、攻撃的だけど荒っぽさが時折手に付けられないくらいになってしまう個性重視のあのチームの6割くらい。

ブクメ個人的には、3:7くらいでも良いと思うのですが、一応浦和レッズの下部組織と言うところに考慮してそう思うようにしています。前者の割合を小さくしすぎてしまうとトップチームの戦術とどんどん離れて行ってしまいますからねw

そうそう、オフィシャルページでは、ユースの説明のところで「プロのトップチームで活躍できる選手」とあるのですが、今大会のプログラムでは、「トップチームで活躍できる選手」になっているんですよね。

ちょっとした言葉ですけど、「(他チームも含めた)プロの」なのか「浦和の」なのかで、まったく育成の根本となる方針が変わってくると思うんですよね。

ブクメは、浦和の下部組織が他チームのまねをする必要はないと思うんですよ。そして、浦和のトップチームとつなげて考えると育成に一本線が通らなくなる状況が今後も続きそうなので、独自路線に完全シフトしてやってもらいたいです。

トップチームに下部組織から排出する選手は、原口元気のような戦術を超えて決定的な仕事をできる選手でよくないですかね?そういう選手を作り上げるには、トップチームを意識した戦術にする必要はないと思うんですね。

個性が強くて少し生意気な選手でも、使って育てる方法をとっても良いのではないですかね?そういう選手が、外されるチームになると、チーム自体が大人しくなってしまうのではないか。

そんなことを考えながら、今年は見続けているのですが、そういうことに左右されて監督やりにくそうだな~と思うことが多々あります。

でも、今日の試合を見ていると、浦和の下部組織が向かう道としてはやっぱりこれだなと言う要素が強く見えたんですね。全国大会の決勝トーナメントというモチベーションが影響したこともあると思いますが、選手自身今日の試合には、今シーズンこれまでに感じたことのない感覚があったと思うんですね。

だからこそ、こういった感覚をもっとこの大会で味わってほしかったので今日の敗戦は、ただこの大会での結果がベスト16で終わってしまったということではなく、その部分で特に悔しいです。

ブクメは、凄く要求が高いので、浦和の下部組織からは、現状で海外に重宝されているタイプの日本人選手のような海外に通用する選手だけでなく、フォワードとして決定的な仕事をするタイプの選手の育成ができると思うんですね。そういう選手が好まれる土壌にあると思うんですよ、浦和のサッカーが好きな人達には。

今日の浦和レッズユースの戦う姿勢は見事でしたよ。正直、冷静な目ではなく、純粋に応援してしまっている時間の方が今日は長かったです。そういう戦いができること、凄く凄く重要です。

大切にしてください。そして、出来る限り常にどのような試合でも、この姿勢で臨み続けられるようにしてください。

お疲れ様でした!

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2013年7月29日

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おまけの写真です。

日本クラブユースサッカー選手権1次ラウンド第3日2013/07/28 – 浦和レッズユースvs愛媛FCユース 4-1勝利・・・ここからは別の戦いと考えて

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1次ラウンドのグループステージも最終節となりました。第1日のガンバ大阪ユースとの試合後に、「残り2試合の相手には、問題なく勝利するくらいでないと、決勝トーナメントに行く資格はないですよ」とか、大きなことを言いながら、第2日のガイナーレ鳥取U-18戦で勝利を飾って迎えた第3日の前に、結果を見ながら3位になった場合には、どのような位置に浦和が置かれているのかをチェックしてしまう人・・・あると思いますw

そんなわけで、この試合の前に、他のグループの状況を見ながら、3位の上位4チームまでが決勝トーナメントに進めるということで、勝ち点3で+5という状況の浦和がどうなのかをチェックして、大負けしなければ、その成績で得失点差+3くらいでも、勝ちあがれる可能性はかなり高いということを確認しつつの小心者が今日もブログをお届けします。

今年のクラブユース選手権は、浦和レッズユースにとっては、気候的にも昨年と比較すればかなり恵まれた状況下で試合を行うことができています。今日は、グループステージ最終戦にして初めてスタートから晴れという気候下での試合となったものの、昨日の大荒れの天候が逆に地面や空気を冷やしてくれたからか、気温的には思ったよりだいぶ涼しめの9時キックオフの試合となりました(ちなみに、11:30からの試合も隣で観戦しましたが、その時は、いつも通りの地獄の暑さにピッチ上はなっていた模様なので、その部分でも恵まれた印象。)

まあ、あくまでこれは観戦する側で木陰で日陰がある補助グラウンドの場合という話で、ピッチでプレーする選手たちにとっては、昨日1日は空いたものの連戦で疲労がたまる苦しい時期で、ピッチ上は常に日が差す環境でしたので、少しはましだったというくらいのことでしょうが。

さて、そんな1次ラウンド最終戦は愛媛FCユースとの一戦となります。正直、事前の情報はなかったものの、ガンバ大阪ユース相手に引き分けたということで、割とやりにくい相手なのかなという想像もしていたのですが、う~ん、試合が終わってみてもなんと表現して良いのかわからない相手でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に6番吉原大、右に4番茂木力也、MFがボランチに14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、左に7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大、FWが左に9番小川紘生、右に11番進昂平

となります。

昨日の練習試合の1本目は確かに久しぶりに4-4-2のボランチが2枚という形に戻していて、まあ、練習試合で大会帯同組の構成上そのように一時的に戻して45分間戦っただけだろうと思っていたのですが、なんと、今日の試合でもその形が継続されていました。ポジションが流動的になる中では、それほど大きな変化ではないと言われてしまえばそれまでなのですが、それでも正直驚きました。

ちなみに、メンバーは第1日のガンバ大阪ユース戦から5番齋藤一穂に代わって19番橋岡和樹が入っています。

終わってみて、冷静に今考えると、この3位の上位4チームまで次のラウンドへ進むことができ、割と全体的に混戦状態が続く第2日までの結果を踏まえて、第3日に関しては、勝ち点4くらい既に稼いでいるチームにとっては、勝ち抜けはほぼ決まったような状況になるため、引分け狙いなのか、既に明日のラウンド16を計算して、あからさまな戦いをしてきたところもあるようで、ちょっとグループステージの勝ち上がりに緊張感を持たせ続けられない、このレギュレーションには、結果的に疑問を持ちます。

さて、まさにその勝ち点4で3位以内は確定している愛媛FCユースはどうかというと、ものすごく雑に表現すると第2日のガイナーレ鳥取ユースと同じバックラインと中盤を低めにスペースを空けない守備的な布陣で、前線の選手がカウンターで仕掛ける形で、その姿勢が極端であり、失点が増えてもその形を崩さない相手と書けば近いような気がします。

そのため、浦和としては、これも第2日目同様に、守備的な相手を崩して先制して相手が守備的な姿勢を崩したところで突き放して勝利する形になれば最高かなといったところ。

相手を崩すためのプレーを数人が絡んでということにおいて、今年はかなり苦戦が続いている中での基本的に守ることが優先なので、より崩しにくい相手という嫌な相手の出方になりましたが、確かに数人が絡んだ連携というところでは、これまでどおり思うように行かない部分はあったものの、守備に人数はかけても、奪いにくるための運動量やプレスの激しさが相手にはなかったため、ほぼ浦和ペースで試合を進めることができていました。

開始3分に、さっそく11番進昂平と10番関根貴大がワンツーで抜け出し10番関根貴大がドリブルで抜け出してシュートまで持ち込み、コーナーキックのチャンスを獲得します。

4分には、中盤でパスを受けた14番斎藤翔太が左前線への大きな展開で3番森亮太に繋げ、左サイドの相手陣内に入って少し持ち上がったくらいの位置からゴール前へクロスを上げ、7番広瀬陸斗がヘディングシュートでゴールを狙います。

サイドは持ち上がって深くまで切れ込んでクロスまで持ち込めるとチャンスとしては大きくなるため、3番森亮太にもそのようなプレーが求められることが多いのですが、今日、そういうプレーが多かったように3番森亮太のクロスの弾道や強さを考えると、そこまで深く持ち込まない段階でゴール前に強く巻いた長距離のクロスを入れる形の方が、より3番森亮太の長所を活かせると考えているところもあったのですが、今日その形でのクロスが相手を脅かしていたのは事実であり、やはりこれは武器になるなと勝手に再確認してました。

5分には、その形で3番森亮太が中盤から少し上がったところから強めのボールを右の10番関根貴大へ供給し、10番関根貴大がヘッドで折り返して、9番小川紘生か11番進昂平がペナルティエリアでそのボールを受けてゴールを狙おうとする動きからのチャンスもありました。

5-4-1のような相手の布陣の中で唯一危険に感じさせたのがカウンターの形でのワントップのフォワードが鋭く出た時に中盤の1枚がそこに絡んでという攻撃でしたが、6分に一度そういう形で少し危ない場面を作られたものの18番関口亮助がしっかり守ります。

これまで守備的な相手に対しては、やや焦れてしまって、ロングフィードという選択肢が多用されてしまう傾向も多かったのですが、この試合では特にこれまでの試合でロングフィードからチャンスを演出してきた4番茂木力也のプレーを見ていて、ロングフィードを蹴る動きを見せながら、ショートパスで中盤に預ける形など、相手をけん制するプレーを織り交ぜながら、狙いどころでロングフィードをドカンと蹴るように、守備的な相手に対してパスを意図的に使い分けている姿勢が印象的でした。

12分に19番橋岡和樹からの右前線へロングフィードに10番関根貴大が抜け出して持ち込んでクロスを入れるサイドからの崩しを試みるプレー、15分には、オフサイドになったものの10番関根貴大からディフェンスラインの裏に飛び出す7番広瀬陸斗に対して、キーパーとどちらが先に触れるかというきわどいクロスを供給しヘッドで狙うプレー、16分には、ここ最近味方を生かす方のプレーや、いわゆる汗をかくプレーで、ゴールを果敢に狙う姿勢が少し減っていた9番小川紘生の前線でパスを受けた際に近くを2人走っている中でも自らのシュートを選択したプレー。

やはり、それぞれの選手のプレーの質は、これまでで最もらしさの出るプレーが多くなっていた印象があります。

24分には、7番広瀬陸斗がドリブルで仕掛け、11番進昂平にいったん預けると前線へ走り再びパスを受けシュートを狙う場面がありました。ここは、2人で相手をかなり崩せていた惜しい形でした。

それぞれの動きやプレーの選択という部分では、かなり好印象を持つプレーが増えていたものの、得点を奪うための工夫や狙いというところでは、やはり苦戦する部分もある中でしたが、今日も時間はかかりましたが、一つのプレーで試合の流れが大きく動きます。

ガイナーレ鳥取U-18戦の時は、松崎洸星が崩すための個人技から打開して先制しましたが、今日は14番斎藤翔太がやってくれました。前線にスペースが少ない中で、このスペースにボールが来たら狙ってやろうという思っていたのでしょう、前線で相手ディフェンダーの間くらいに入ったボールをものすごい勢いで奪取して、一気に持ち込んでシュート。このシュートはキーパーに弾かれるも、こういう場面での反応はさすがとも言うべき、11番進昂平がこぼれ球を誰よりも早く奪いゴール!

見ている側とすると、ボールがゴールを抜けたので、一瞬サイドネットだったり、決まらなかったのかと思ってしまいましたが、ネットが破れていただけのようでしたw しっかりゴールです。

この30分の先制点が入ったことで当然浦和が有利な状況になり、相手も得点を取るために少しリスクを取ってくるのかと思っていましたが、守備的な姿勢は変えず。

そうだよな、まだリスクは負わないのも、グループ突破は濃厚という状況を考えれば、リスクを負って大量失点になるよりは良いから、まだ守備的に来るよな・・・と勝手に納得しつつ・・・前半は1-0で折り返します。

後半も展開としては大きく変わらず、先制したことで浦和がより、攻撃の時に余裕をもって仕掛けていけるようになったくらいの変化でしょうか。

変わらず守備的な相手に対し、浦和がしっかり早い時間に追加点を挙げることに成功します。

5分におそらく10番関根貴大からだったと思いますが、左サイドでボールを持つと、やや厳しめのペナルティエリア右奥の方に強めのクロスを上げると、これに11番進昂平がしっかり反応しており、届かないかもと思わせておいて、しっかりヘッドで折り返すと、ここに7番広瀬陸斗がしっかり飛び込んでゴール!2-0とします。

いよいよ、相手が攻撃に比重を置くかと思いきや、変化なし。

そして迎えた9分に、今度は、7番広瀬陸斗が放ったシュートのこぼれ球を11番進昂平が決めて3-0とします。

ついに、攻撃的に・・・とはならず、相手は終始守備的な布陣を崩さず戦ってきます。

この連戦の中で、疲労を考慮しても後半10分くらいで3点差という得点差は浦和にとっては最高の展開であり、ここからは、交代をフルに使い、明日のラウンド16まで考えながら戦うことができます。

14分に10番関根貴大に代えて27番邦本宜裕が入ります。

この27番邦本宜裕が交代で入ってすぐに裏へ抜け出しパスを受けて決定的な形を作ったところで相手キーパーにペナルティエリア内で倒されPKを獲得します。

このPKを、とにかく今日は、前線から中盤から、時にはバックラインに近い位置までポジションを移しながら、先ほども書いたような汗っかき役のプレーもしっかりこなしてきていながら、最近得点がなかなか奪えていなかった9番小川紘生がキッカーとなり、難なく決めて4-0とします。

18分に、9番小川紘生に代えて23番安東輝、23分に3番森亮太に代えて17番川上開斗、26分に14番斎藤翔太に代えて13番條洋介、29分に11番進昂平に代えて20番東伸幸と、公式戦初出場となるフレッシュな選手も投入して経験を積ませることも含めて、願ってもない展開を有効に活用した浦和が、試合終了間際に、もったいない失点を食らうも、結局4-1と快勝でこの試合を終えることができました。

この交代が多くなった時間帯でも、23番安東輝や27番邦本宜裕など前線で激しいプレスをかけて相手からボールを奪取して仕掛けるなどできていましたし、第2日でサイド攻撃からアシストを決めている19番橋岡和樹も、同様に右サイドから鋭く突破してラストパスを27番邦本宜裕に出した場面(ここは、27番邦本宜裕がワンタッチで味方に落とすも味方が反応できずに得点には至らず)や、正直なところ、そこまでいったら強引にシュートに行ってほしかったのですが、右サイドからの攻撃参加で、ゴールラインを割ってしまうかくらいのかなり、優しくないパスが供給された際に、ゴールラインぎりぎりで追いついて、自分なら届いて、相手には届かない絶妙な位置にボールをコントロールして、さらに浮かせて相手ディフェンダーを抜き去ってペナルティエリア深くに侵入した場面がありました。パスという選択肢の方がより確率が高かったとは思いますが、角度的に狙っても良い位置まで持ち込めていたので、次はシュートでお願いします。

その他、中盤の23番安東輝から右から攻撃参加した19番橋岡和樹にパスが通り、クロスに対してキーパーと20番東伸幸のどちらが触るかというきわどいボールが上がった時に、危険を顧みずに果敢にヘッドで合わせていった20番東伸幸のプレーも良かったです。

さてさて、終わってみれば、もう一方のガンバ大阪ユースとガイナーレ鳥取U-18がスコアレスドローに終わっていて、勝ち点を6にした浦和がなんとグループ1位通過となりました。

そして、抽選の結果、ラウンド16は、サンフレッチェ広島ユースとの対戦が決まりました。昨年のJユースカップの仮を返すチャンス到来といったところですかね。そして、浦和の入ったブロックを見ると、いわゆる浦和がよく対戦する機会を持っていてやりにくさを明らかに感じる相手は、根こそぎもう一つのブロックに入ってくれました。

ラウンド16を勝ち進むと、可能性としては再び今日の愛媛FCユースと対戦する可能性もあるというトーナメントになりましたが、ここからが本当の戦いであり、仮にそういう対戦カードが実現したとしても、別のチームと対戦するくらいの気持ちでここからは戦ってほしいですね。

ノックアウトでの戦いは、ちょっとした気持ちの緩みだったり、隙を見せた時にそれが取り返しのない結果につながってしまうことが多々あります。

サンフレッチェ広島ユースも、星勘定だけでグループステージの結果を見てみれば、そんなに強くないかもしれないと思ってしまいそうな苦戦ぶりですが、プレミア常連、全国大会の優勝候補として、強さを見せている経験のあるチームですから、浦和としては、グループステージで1試合ごとに上がりつつあるギアを更にしっかり上げつつ、更に相手の戦い方にも柔軟に対応して戦ってほしいです。

決勝トーナメントで、もっともっとチームになれ!←意味不明ですか?

明日からの戦いも楽しみに見させてもらいます!

ではでは。

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月28日

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おまけの写真。

 

日本クラブユースサッカー選手権1次ラウンド第2日2013/07/26 – 浦和レッズユースvsガイナーレ鳥取U-18 7-0勝利・・・得失点差のアドバンテージ

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

どうも、浦和サポブクメです☆

大会も2日目になりました。ブクメも、1日目の経験を生かし、今日は予想外の渋滞でバタバタしないために、早朝の明らかに混まないであろう時間に出発し、早めに現地に到着しまして、仮眠をとりつつ、万全の態勢(?)で会場に入りました。

今日も天候は不安定な様子はありましたが、昨日に比べると、雨も試合中は全く降らず、天候に影響されることがない条件にはなったと思います。やや、群馬らしい暑さになる兆候はあったものの、そのあたりも9時キックオフのおかげで助けられた感じもあります。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFがボランチに14番斎藤翔太、左に22番荒木聡太、右に10番関根貴大、真ん中に9番小川紘生と26番松崎洸星、FWが11番進昂平

となります。

こういう大会では珍しく、第1戦と比べてメンバー変更とポジション変更が多く見受けられる試合開始時の状況となりました。19番橋岡和樹、22番荒木聡太、26番松崎洸星が第1戦では出場していなかったメンバー。14番斎藤翔太は、ボランチへポジションを移し、10番関根貴大は中盤の右へ移り、センターバックも右左入れ替わっていたと思います。

夏の連戦ということで、メンバーをうまく入れ替えながら戦うことは望ましいことだとは思います(選手にとってこういう変更がやりやすいかどうかは分かりませんが、ポイントはそこではないですよね、たぶん。)

まずグループステージを危なげなく突破するために最重要視されると思われていたのがこの試合で、浦和としては、第1戦で敗れたこともありますが、この試合では勝利と共にできるだけ多くの得点を奪うことが要求されます。その点に関して、しっかり結果を残してくれた試合となりました。

今年の浦和がなぜか陥ってしまうことが多くなる、相手の状況に対応してのチームとしての動きができずに、淡々といつものペースで試合を進めてしまい、実力差がある相手にも関わらず、何か相手と良い勝負になっているような展開に見えてしまうケース。

実際、今日の試合は、今日のような相手に対して効果的なプレーで打開した先制点を奪うまでは、思った以上に危険な流れに引き寄せられていた試合と振り返ると感じられるものでもありました。

まず、これも当然起こり得ることではありますが、昨日は途中からも出場しなかった選手で今日いきなりスタメンになった3選手は、この試合が大会の開幕のようなものなので、試合開始からしばらくは、緊張感漂うプレーになりぎこちなくなっている様子が見受けられることもありました。

相手の状況を見てみると、明らかにバックラインと中盤が人数をかけて守備を意識した距離感で攻撃に関しては、前線にいる、長身の選手に当ててくるだろうというという相手の布陣に対して食いついてこないにも関わらず、後ろ側でボールを回している状況だったり、それでもチャンスになる形もあったものの、人数をかけた相手守備陣のところで不用意なパスを出すなど目立ちました。

攻撃の仕掛けを書き出してみますと、2分に5番齋藤一穂からのロングフィードを11番進昂平が前線で受けて、左の22番荒木聡太に渡しての仕掛け。3分に19番橋岡和樹が右サイドからドリブルで仕掛け、10番関根貴大に渡し、10番関根貴大がドリブルでサイドから仕掛けていく形。7分には、11番進昂平から、26番松崎洸星、左に展開し22番荒木聡太へ繋げようとしたところで相手にカットされた形。10分の22番荒木聡太から左サイドバックの3番森亮太へパスからのクロス。11分の10番関根貴大から11番進昂平に繋げてシュートを狙った形。21分の19番橋岡和樹が11番進昂平とのワンツーで抜け出してサイドから仕掛けた形。

攻撃の回数ということでは、当然引き気味に対して多くなったものの、それらの攻撃が相手にとってどこまで脅威になっていたかと考えると、それほど脅威に感じさせることができないような、相手にとって対応しやすい攻撃が多かったように感じます。

浦和としても、ここ最近の相手と比べてみても、久しぶりに守備を相当意識してきた相手と対峙したことで、攻撃の課題の部分がより露骨に見えてしまうような前半30分くらいまでの展開ではありました。

ただ、今日の相手に関しては、実力的に差があるため、その突破口を開くというところでは、先制点を決めてしまうために、思い切ったプレーを誰かができるかどうかが鍵になるかと思っていましたが、そのカギとなるプレーをしたのは26番松崎洸星でした。

今日は、緊張していた部分もかなりあったのでしょうが、序盤は、彼らしくないプレーが多い印象がありましたが、やや落ち着いて、らしいプレーが増えてきた35分に中盤やや高めでパスを受けた時に人数をかけた相手ディフェンスに対して、思い切ってドリブルでかわす選択肢を選び、1人2人交わしたところで、ふわりと浮かせたパスを裏に出すと、こういうパスに反応できるのもさすがだと思いますが、11番進昂平がしっかり裏に脱け出してパスを受けてゴール。

26番松崎洸星の駆け引き勝ちとも言えるプレーを起点にして待望の先制点を奪うことに成功します。このゴールがきっかけとなり、浦和のゴールラッシュが始まります。

先制点の直後の36分に、今度は11番進昂平からのパスを受けた10番関根貴大が、ペナルティエリアの僅か外くらいからグラウンダーでコースを狙ったお得意のシュートを放ち、これが決まって2-0となります。先制点までは時間がかかったものの、前半残り5分くらいで一気に2点を奪い、かなり楽な形で前半を終了します。

後半スタートから、22番荒木聡太、26番松崎洸星に代わり、7番広瀬陸斗、8番須藤岳晟が入ります。難しい展開を打開して先制点の起点となった26番松崎洸星が後半はより得点に絡む動きが出るだろうと思っていたところでの交代だったのでやや残念ではありますが、こういう交代にも慣れてきました。選手も慣れてきたかな?

メンバーは交代しても、勢いにのる浦和のペースは変わらず、前半終盤の流れそのままにゴールが量産されます。

まずは、1分に右サイドバックの19番橋岡和樹の攻撃参加から、サイドを駆け上がり、深くまで持ち込んでクロス、いったんは跳ね返されるもこれが再び19番橋岡和樹にわたり、今度は浮き球のクロスを上げると11番進昂平がヘッドで合わせてゴール!3-0となります。

4分に左サイドから3番森亮太、左前線の7番広瀬陸斗と左からの展開に10番関根貴大が絡んで7番広瀬陸斗とパス交換からシュートまで持ち込みます。この攻撃で得たコーナーキックのチャンスから、5分に9番小川紘生からのクロスに7番広瀬陸斗がフリーで飛び込んでゴール。4-0とします。

この様子なら、二桁得点もあるかもと思いましたが、決定的な形は多いもののここからしばらく追加点が奪えない時間が続きます。

ただ、相手の集中力もやや薄れてきた中ではありましたが、後半の攻撃に関しては、得点のにおいのする仕掛けが多くなりました。

7分には、3番森亮太からの斜め前線への強めのフィードに対して11番進昂平がしっかり落とし、10番関根貴大へ繋げると、右サイドから攻撃参加する19番橋岡和樹へタイミングよくパスを供給すると、そのままドリブルで深くまで持ち込んでクロス。グラウンダーの強めのボールだったので、相手にあたってオウンゴールになる可能性も含めて良い狙いのクロスでしたが、これは相手ディフェンダーに当たり、ラインを割ってコーナーキックになりました。

9分には、前線で激しいプレスを受けながらも7番広瀬陸斗がキープして11番進昂平へラストパスを送り、パスを受けた11番進昂平がゴール右隅を狙ってシュートを放つもここはギリギリで相手キーパーに弾かれて得点ならず。

10分には、8番須藤岳晟からのパスに脱け出した9番小川紘生がシュートを狙います。

11分に、11番進昂平に代えて27番邦本宜裕が入ります。

15分前後にも10番関根貴大の惜しい場面や、9番小川紘生の惜しいヘディングシュートもありつつ、交代で入った27番邦本宜裕が絡んだ形でのチャンスも多く作れていました。

そして、再びゴールラッシュが始まったのは、22分に10番関根貴大に代わり23番安東輝が投入されてからになります。

25分に、前線で23番安東輝がパスを受けると、ディフェンダーがやや多い状況でしたがゴールを向いてドリブルを選択し、一人二人とディフェンダーを交わし、残すはキーパーのみとなったところで落ち着いてシュートを決めてしまいます。これで5-0。

28分に、14番斎藤翔太に代わり13番條洋介が入ります。あまり名前がでてきませんでしたが、今日はボランチというポジションを務めた14番斎藤翔太は、昨日とは別の役割としてですが非常に安定したプレーを見せてくれました。

29分に、13番條洋介から7番広瀬陸斗、3番森亮太とテンポよくパスが回りクロスに9番小川紘生が飛び込む惜しい形がありました。

そして、迎えた31分に27番邦本宜裕からのラストパスに脱け出してパスを受けた23番安東輝が落ち着いてゴールを決めて6-0。

そして、この試合最後のゴールは37分。19番橋岡和樹が右サイドバックの位置でパスを受けると右前線に脱け出す23番安東輝にパスを通し、そのままサイドから仕掛けてラストパスを送ると7番広瀬陸斗が難なく決めて7-0。

この展開であれば、9番小川紘生や、交代出場で良いプレーを見せている13番條洋介や27番邦本宜裕にもゴールを取らせてあげたいというところでしたが、40分に9番小川紘生からのパスを受けた27番邦本宜裕に決定的な場面が生まれ、見事なシュートをゴール右に放ちましたが、ここは相手キーパーの好セーブに阻まれ、残念ながら彼らのゴールはならず。

それでも、無失点7得点という数字の上では望んだ通りの結果を残すことができました。

あまりしっかりはチェックしていないのですが、今大会は6グループともにやや混戦模様になっているグループが多く、いわゆる1次ラウンドを突破するための3位の上位4チームまでという条件を踏まえても、最終戦までどうなるかわからないような様相になってはいるものの、今日の7得点によって浦和は得失点差で比較的有利な状況を作り出すことができました。

1次ラウンド最終戦の愛媛FCの強さは正直未知数なのですが、昨日敗れたガンバ大阪相手にスコアレスドローということですので、侮れない相手にはなるでしょう。ただ、浦和としては、今日の結果を踏まえて、大負けさえしなければ1次ラウンド突破の可能性は、高いという位置までは持って行けている(と思われる)ので、変な緊張感を持って試合に臨む必要はないと思います。

気になる点は多いですし、また次はどのようなメンバーでどのようなポジションで戦っていくのかも読めない状況ですし、何か浦和はこの大会を淡々と進めている印象があり、戦っている選手自身からも、そういう方針に乗っかってしまっているような雰囲気も感じられ、そういうところは何か変な感じもしますし、あまり個人的には好きではないのですが、この2試合を通して、より多くの選手がこの全国大会を経験することができた中で、迎える3戦目以降ということで、そこがプラスに作用して良い流れが生み出されれば良いなと思います。

日曜日の試合を楽しみにしています!

ではでは。

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月26日

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おまけの写真です。

日本クラブユースサッカー選手権1次ラウンド第1日2013/07/25 – 浦和レッズユースvsガンバ大阪ユース 1-3敗戦・・・クラセンよりも育成かも!?でも、成長している!

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月25日

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの夏の一大イベントとなるクラブユース選手権が今日から開幕しました。開催地が群馬県に変わってから3度目のクラブユース選手権となります。夏の群馬はありえないと毎年言われるくらい暑いのが恒例だったのですが、今年は、ちょうど天候が悪いタイミングと被ったこともあり、湿度は80%~90%というもの凄い不快な数値にはなりつつも、気温としては比較的試合をしやすい中での開幕となりました。

浦和レッズユースは、ガンバ大阪、愛媛FC、ガイナーレ鳥取U-18の3チームと共にグループEに入っています。大会を勝ち進むという意味では、すべて勝つことが求められるということではない、3位の上位4チームまでが決勝トーナメントへ勝ち進める方式のグループステージが1次ラウンドになります。

暑さに配慮してか、今年は第1試合の開始が9時からとなり、浦和はすべての試合が群馬県立敷島公園補助陸上競技場で9時ということで、それでも晴れるとものすごく暑くはなりそうですが、比較的例年よりは、プレーする選手にも配慮された形で大会が行われるのですね。

さて、9時キックオフということで、今日は埼玉県鳩山町付近の実家から、下道で余裕をもって3時間前に出て、「まあ、早えに着いちゃうだろうけど、そうしたら駐車場で寝ていよう」と、この距離、下道2時間で余裕のはず・・・と思っていたら、前橋に近くなるまではそこまで渋滞もなく比較的スムーズだったものの、想像を超える渋滞にはまってしまい、到着したのが試合開始の20分前くらい。一時は、開始に間に合わない覚悟もしましたよ。

最近、細かいことを考えすぎて見る傾向が強くなっていたので、このクラセンは、純粋に選手たちが優勝目指して戦う姿を楽しませてもらうことを第1にして見させてもらおう。もちろん、采配だってこの大会では勝利の部分をいつもよりも重要視してくれるはずだから。

そう思って、ちょうど、浦和レッズのジュニアユースをメインに観戦しているサポーター友達が、仕事の合間を縫って見に来てくれたので、たわいもない雑談も挟みつつ、気持ちにもゆとりを持って観戦していたのですが、なんというか、結果的には、また純粋に楽しむ状況以外のところに心持って行かれてしまうことになりました・・・でも、家帰って爆睡したので復活です。

ということで、前置きが長くなりましたが試合の話に移ります。

さて、ユースのカテゴリにおいて、ガンバ大阪ユースが強いということは、よく聴くものの実際になかなか全国大会などでも直接対戦することがなく、その強さがどういうものなのかなどはわからないものの、今回の1次ラウンドの中では、もっとも手ごわい相手ということは確実。

そういう相手との開幕戦になるため、結果以上に1試合通して手応えを掴んで終われるかなど、大会を戦っていく上で良いスタートを切るための手応えを選手が得ることがより重要な試合とも言えるかなと思っていました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に5番齋藤一穂、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に9番小川紘生、真ん中に7番広瀬陸斗と14番斎藤翔太、FWが11番進昂平

となります。

メンバー構成は、プリンスリーグのFC東京U-18戦と全く同じでのスタートとなりました。

大会の初戦ということもあり、緊張感もありつつ、小雨がぱらつく状況、ピッチが滑る状況などもあり、やや細かいボールコントロールに苦戦する選手が多い印象はありましたが、試合の入り方や集中力という部分、また、前の試合からの変化として、より多くの選手が声を出している様子がうかがえました。

小さいことですが、大きな変化です。

相手の攻撃に関しては、裏を狙ってくるプレーに関しては、やや脅威を感じるものの全体的には、プレスもそこまで激しく来ないこともあり、浦和にとっても比較的自分たちのサッカーをやることに集中できているようにも見えました。

この試合で、キーになっていたのは14番斎藤翔太で、中盤での経由役、守備のところも含めてチームとしても彼を経由する意識をはっきりと感じられました。こういう展開は、彼がこのポジションに入ってから初めてだったようにも思います。

開始2分くらいで、その14番斎藤翔太ところからカウンター攻撃がスタートし攻める場面もありました。相手の攻撃に対しても、4番茂木力也が危ない部分をしっかりカバーした4分のプレーだったり、とにかく今日は守備に関しては、最後の仕事をさせないという集中したプレーを長い時間続けることができていたと思います。

5分には、カウンターの形で10番関根貴大がドリブルで攻め上がる形を作ります。

8分には、つながらなかったものの8番須藤岳晟からの前線へのパスに11番進昂平が抜け出していく形もありました。

そして、思わぬ形で浦和が先制に成功します。コーナーキックの場面で、相手キーパーがハイボールの処理をミスしてオウンゴールとなりました。この際、11番進昂平がキーパーにプレッシャーを与えていたので、実際には、そこから生まれたゴールとも言えると思います。

先制点の直後にも10番関根貴大と11番進昂平のパス回しからの攻めや、18分には4番茂木力也のロングフィードから11番進昂平が抜け出して仕掛ける形を作ります。

ただ、緊張感とピッチコンディションが影響している部分もあると思いますが、浦和にとっては大きなチャンスの一歩手前のところで、ちょっとしたコントロールミスなどで自らでチャンスをつぶしてしまうケースも目立ちました。

例えば、20分には、かなり反撃しやすい高めの位置でインターセプトしてカウンターがスタートし、7番広瀬陸斗がボールを持ったタイミングで、高めの位置に11番進昂平。左から3番森亮太と10番関根貴大が前線に走って行くといううまくつながれば決定的なチャンスになりそうな、人数的にも有利な状況で楔のパスの精度が悪く、相手にカットされてしまう。こういった場面は結構多くなってしまっていた印象があります。

先制した状況、試合運びも攻撃に関しては、あまりスムーズにいかないものの相手に決定的な形も作らせないという、いわゆる悪くない展開で進んでいましたが25分に、今度は逆に浦和が、この雨のコンディションも影響してからミスが出てしまい、そのミスもカバーできる状況にもあったと思いますが、結果的に相手選手に押し込まれてしまって1-1の同点とされます。

ミスからの失点なのでいただけないですが、この大会で上を狙っていくことを考えた場合には、ここしばらく抜け出せなかったこういう展開でズルズル行く形から抜け出す必要があるという思いもあったので、この展開を逆にどう乗り越えるかにポイントを移しながら、そこからの試合展開を見ていきましたが、相手の絶妙なループシュートなどで危険な場面は作られたものの前半残りの15分の戦いぶりを見る限りは、しっかり立て直して戦えていたと思います。

その15分間で、6番吉原大からのクロスに7番広瀬陸斗がヘッドで合わせた場面や、10番関根貴大のペナルティエリア少し外くらいからのグラウンダーでコースを狙ったシュート(ここは、ミートできなくて枠を外れてしまったが狙いは良い)など、何度か浦和もチャンスを作ることができていました。

前半は、1-1で終了します。

後半に入って、メンバー交代などはなかったものの、明らかに前半よりも前線で11番進昂平がポストプレーを成功する確率が高くなっていた状況の中で、これに気づいて楔のパスや、ロングボールが11番進昂平に入った時に、意識的に近くを走れる選手がいれば、大きなチャンスになりそうだと思っていたのですが、ここは、残念ながら、そこを察することができている選手がおらず、その意識と距離感を調整できていたら、決定的な形になったであろうという11番進昂平が競った後のこぼれ球に対して、味方が遠かったり反応が遅れたという形が3回くらいありました。

相手の攻撃に対する対処が苦しくなってきた中でという話も聞こえてきましたが、私としては、攻撃のところが連携がうまく行かない中で、シュートで完結せずに奪われて攻撃される回数が多い状況でもあったので、その中で特に人任せにならない守備というところで、前半は攻撃の部分でも良い起点になっていた14番斎藤翔太も必要なときには労を惜しまず、最終ラインまで戻って球際に厳しい守備をできていたことで、相手としては攻めているけど、フィニッシュまで行かせてくれなくてやりにくいという印象を持たせることはできていたと思うんですね。

このような試合展開になった時には、試合に色を加える選手が入ってくると面白いかなと思っていました。そして、15分に、7番広瀬陸斗に代えて13番條洋介が投入されました。13番條洋介は、先週のプリンスリーグでも途中交代で得点をにおわせるようなパス、飛び出しなどを短い時間で見せてくれたので、試合の展開としてもタイミングとしても、これでより面白くなりそうな流れになりました。

実際、中盤のパス交換に強弱が加わり、その中でも21分には、中盤でパスを受けた際に左サイドを駆け上がる10番関根貴大に対して、スピード、コースなど完璧なパスを通し、チャンスを演出していました。

22分には、9番小川紘生からのクロスに13番條洋介がヘッドで合わせる場面もありました。

ちょうど、この交代あたりから、浦和がセットプレーのチャンスを得た際の得点が入りそうな空気感が断然に上がったというか、5番齋藤一穂や6番吉原大の惜しいヘディングシュートなど立て続けにありました。

27分には、10番関根貴大が前線で相手のプレスを受けながらも粘ってキープし、ペナルティエリア左外くらいの位置でフリーキックのチャンスを得ると、13番條洋介がキッカーを務め、惜しい軌道でのシュートを放っていました。

本当は、25分あたりで23番安東輝が交代の準備をしていたので、逆転ゴールを狙いに行くさらなる交代が来るのかと思っていたのですが、その段階では交代はありませんでした。

35分くらいに、8番須藤岳晟からのパスを受けた10番関根貴大がドリブルで仕掛けて力強く抜いたように見えたものの、これはファールを取られてしまいます。その直後に、相手の攻撃で危険なシュートを放たれ、さらにそのシュートがピッチの凸凹に当たってイレギュラーバウンドしてヒヤリとしましたが、これは枠をそれます。

相手の攻撃も激しさを増す中でしたが、浦和の守備の集中はきれず、この戦いぶりであれば最悪でも1-1では終われるだろうというくらい集中できていたのですが、35分に、先ほど準備していた23番安東輝がようやく入ることになるのですが、交代選手は、先ほど途中交代で入って惜しいプレーを見せていた13番條洋介。この交代で、一瞬チーム「???」という状況が生まれ、その交代の直後にそれまで集中できていた守備がふわっとしたところを相手に狙われて得点されてしまい1-2。更に、この逆転ゴールに追い打ちをかけるセットプレーからのダメ押しの3点目を奪われてしまいます。

交代出場した23番安東輝は、試合終了間際に11番進昂平とのパス回しで惜しい形を演出するプレーもあったものの、こういう試合の流れでは本来の形を出す展開にもならず。

結果、1-3で敗戦となりました。

試合が終わり、車を運転して家に帰るまでの2時間くらい、この試合終盤での出来事のことをずっと考えていました。

その中で出た、この交代の理由は、約束事があって、それを13番條洋介が守れなかったことに対して下げられたのかな、くらいにしか思えないことと、集中しているチームの中にあえて誰が見ても動揺するような出来事が加えられたということは、このタイミングでも選手のメンタルの育成を考えているのかな~ということ・・・くらいです。そう考えるようにしないと合点がいかないのでw

で、その部分に対してのモヤモヤを残していたのですが、昨夜眠っていなかったこともあり、実家に戻ってから、思いっきり眠ってみたところ、ものすごく楽観的になって目覚めました。

最後に起きたことを、なかったことにしてしまえば、今日の試合は、個性的なメンバーがそろった先週と同じメンバーでの戦いということを考えて見ると、先週とは見違えるくらいの意識の変化と成長が見られた試合でした。集中力もすごかった。この戦い方ができれば、残り2試合に関しては、問題ないでしょう。得点に関しては、やや自分がやらなければという気持ちが強くなっている選手が多いことは否めませんし、逆に生かすことを考えて、本来の持ち味が薄れている選手もいるように感じますが、たった一週間で大きな前進があったことは確かです。

そして、今日良かったのは、最近よくある、ミスからの失点の後にも動揺せずに戦えた1-1になった後の戦いぶり。評価されるべき成長です。

色々わからないことは多いですが、それでも大会は進んでいきますので、明日はしっかりがっつり勝ってやりましょうよ。

ブクメも、試合前にゆったりできるように明日はもっと早めに会場に向かいます。

連戦ですので、しっかり休んでくださいまし!

ではでは。

群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月25日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月25日群馬県立敷島公園補助陸上競技場2013年7月25日

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おまけの写真ですよ。

 

日本クラブユースサッカー選手権関東大会順位決定戦2日目(3位決定戦)2013/06/23 – 浦和レッズユースvsヴァンフォーレ甲府U-18 2-1勝利・・・セットプレーから2得点

那須スポーツパークあかまつBグラウンド 2013年6月23日

どうも、浦和サポブクメです☆

毎年恒例の、那須スポーツパークで開催されている、クラブユース選手権の順位決定戦を、土日と観戦しています。1位グループの4チームで1位~4位までの順位を争う順位決定戦に臨んでいる浦和レッズユースは、昨日は、横浜F・マリノスユース相手に、前半後半で明暗がくっきり分かれてしまう戦いで敗れ、今日は、1日目の敗戦チーム同士で戦う3位決定戦に臨みました。

数年前までは、那須スポーツパークのグラウンドは、中央グラウンドも、あかまつグラウンドも1面ずつという作りだったのですが、あかまつグラウンドがA面、B面2グラウンドをとるようになり、観戦する場所が、あかまつグラウンドになると片方のゴール裏の土手の上から観戦するような形になり、ある意味、近くで見られるとも言えるものの、試合の全体像を見たいという方にとっては、少し把握しにくい状況になります。

今日は、そんな、あかまつグラウンドの方での試合になります。

今日も、浦和の試合の時間帯は天候には恵まれ、昨日同様に曇りで十分なのに結構な時間帯で日が照る状況になり、プレーする選手にとっては、過酷な状況になっていたのではないかと思います。昨日は、あまり感じられなかった、那須スポーツパーク名物(?)の虫も色々飛んでましたねw

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に22番荒木聡太、右に27番邦本宜裕、真ん中に7番広瀬陸斗と26番松崎洸星、FWが11番進昂平となります。

対戦相手のヴァンフォーレ甲府ユースですが、あまり対戦する機会がなく、どのようなチームだかわからなかったのですが、FC東京U-18や鹿島アントラーズユースがいるグループの中で堂々の1位でこの順位決定戦に回ってきたチームですので、手ごわい相手なのは間違えないでしょう。

で、そういうこともあったので、序盤は、相手がどのような戦い方をしてくるのかも気にしながら観戦していたのですが、分かりやすく縦への機動力のある選手が多い印象でした。勢いに乗せてしまうと危険そうな相手という印象。

浦和のメンバー構成を見ていただいても分かるように、昨日の横浜F・マリノスユース戦と比べると、スタメンの選手が5人入れ替わっています。もしかすると、初めからこの順位決定戦では、2試合それぞれで基本的なメンバー構成を2パターンくらいで試してみようという意図がチーム側にもあったのかもしれません。

キーパーの18番関口亮助と、ディフェンダーの5番齋藤一穂の2人以外は、昨日の試合でスタメンでも途中で交代してフル出場していない選手が、この試合のスタメンでした。メン

バーが大幅に入れ替わっているため、単純に昨日の試合との比較は難しいのですが、序盤のプレッシャーに関しては昨日よりも激しく来られていた印象がありましたが、比較的バランスよく集中して跳ね返していたと思います。

浦和の攻撃に関しては、27番邦本宜裕が持った時に自ら仕掛けたり、パスの狙いどころなどで相手にとって嫌だろうなと思われるような攻撃が出ていた印象があります。また、26番松崎洸星が中盤に入ったことで、やはり中盤で気の利いたポジションを取り、26番松崎洸星を経由した形で攻守がスムーズに行っていると感じられることも多くなりました。

また、昨日以上に、両サイドバックが高めに位置する形になる時間が多く、その際には8番須藤岳晟がセンターバックの真ん中に降りてくるため、3バックのような形になっていることも多かったように思えます。

さて、試合展開としては、浦和の方のリズムで進んでいるようにも見えつつ、相手の守備を崩すプレーがなかなかできず、相手の鋭い縦への仕掛けによって、ペナルティエリアの中では仕事はほとんどさせないものの、ペナルティエリア外くらいでフリーキックを与える場面がこの試合はかなり多くなっていました。

そのため、セットプレーが強いチームだったら、かなり劣勢になる可能性もあった試合ともいえると思います。しかしながら、セットプレーでの狙いや精度がそれほど怖くないため、問題なく跳ね返していました。

逆に8分に、得たコーナーキックのチャンスで22番荒木聡太がキッカーを務め、5番齋藤一穂が豪快に頭で押し込み、浦和がセットプレーを得点に結び付け先制します。

ここから、試合の流れで浦和のチャンスなど書いていきますね。

9分に27番邦本宜裕がキープ力を見せてため、オーバーラップしてきた3番森亮太へパスを繋げ仕掛ける形を作ります。

10分前後では、左の中盤に入っていた22番荒木聡太が攻撃の時のポジション取りでセンターフォワードくらいの位置まで入ってプレーするなど、攻撃陣のポジショニングが今日は、いつも以上に流動的になっていたように感じます。

13分には、27番邦本宜裕が右前線でパスを受け、中盤の7番広瀬陸斗を経由して左の22番荒木聡太につなげてサイドから仕掛ける場面を作ります。

16分には、2番細田真也が右サイドで高い位置でパスを受けて積極的に攻撃を仕掛ける形を作ります。

19分に、相手の前線選手に突破を許し、決定的な形を作られましたが、18番関口亮助が好セーブ。

26分には、左で22番荒木聡太がパスを受けた時に、26番松崎洸星が中盤少し低めの味方からのパスを受けやすく相手のプレッシャーも受けないようなポジションに上手く入りパスを受け、そこから前線の27番邦本宜裕へ鋭いパスを通して、27番邦本宜裕が抜け出せれば一気に大きなチャンスになるという形がありました。

28分には、22番荒木聡太からのマイナスのパスを3番森亮太がアウトサイドで11番進昂平にパスを通したものの、これは惜しくもオフサイドとなりましたが、狙いの面白いパスでした。

30分には、バックラインでパスを受けた5番齋藤一穂が前のスペースが大きく開いていることを確認すると、そのスペースをドリブルで持ち上がってから、パスを選択した場面がありましたが、安易にパスを出すのでなく、バックラインからでもスペースがあった場合には持ち上がって行くという姿勢をしっかり見せていました。

35分前後に、立て続けに7番広瀬陸斗がシュートを狙う場面がありました。最初は、11番進昂平からのサイドからのパスにダイレクトで合わせたもので、ここは相手ディフェンダーに当たり枠を捉えられず。続いて、3番森亮太からの左からのパスに対して、アウトサイドで狙ったシュートもありましたが、これも面白い狙いではありましたがキーパーに阻まれます。

37分に、バックラインからのロングフィードを右前線で受けた2番細田真也が折り返しのパスを27番邦本宜裕に通し、シュートまで持っていったものの、これも決めきれず。

なかなか流れの中で、集中した相手の守備を崩し切れないものの、それならばということで、40分にセットプレーで追加点が入ります。1点目と同様に、コーナーキックのチャンスから、22番荒木聡太からのボールに7番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴール!

仕掛ける回数では、浦和。相手の攻撃は鋭いもののペナルティエリアでは仕事をさせず防ぐも、ペナルティエリア外のやや危険な位置からフリーキックは多く与えている印象はありつつ、結果的にセットプレーのチャンスを2度しっかり得点につなげた浦和が2-0とリードして前半終了。

ただ、後半に入ると、昨日ほど明確に相手が意図的に何かをしてきて浦和が苦しんで混乱しだしたということではなかったものの、昨日同様に、何かリズムが悪くなってしまったような印象を受けました。

そんな中で5分に、相手の突破を許し、ここを抜かれたら失点というところで5番齋藤一穂が好判断で防ぎます。

7分に22番荒木聡太に代わり10番関根貴大が入ります。

この交代で、10番関根貴大が右サイドに入り、おそらくこのタイミングで27番邦本宜裕が中盤真ん中に入り、7番広瀬陸斗が左サイドにポジションを移していたと思います。

8分に再び相手に鋭く攻め込まれるものの失点は免れます。

10分に2番細田真也と10番関根貴大がパス交換しながら攻めこみ最後は10番関根貴大がシュートを放ちます。

12分に3番森亮太に代わり14番斎藤翔太が入ります。ポジションは、そのまま左サイドバックとして入ったのですが、おそらく、公式戦で14番斎藤翔太が左サイドバックに入るのは初めてだと思います。はい、やりにくそうでしたね。

15分に、8番須藤岳晟から前線のスペースに抜ける26番松崎洸星にパスが通り、サイドから仕掛けてクロスを上げますが、ここは味方と合わず。

この直後に2度ほど、かなり得点の匂いのするチャンスが連続で訪れます。まず、27番邦本宜裕がドリブルで仕掛けて相手ディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、コースを狙ったシュートを放ちますが、ここはギリギリで跳ね返されます。

続いて、26番松崎洸星がペナルティエリアの左でパスを受け、ラストパスを11番進昂平に通し、ボールの持ち方と仕掛け方で、11番進昂平がよく決める横にずれるような細かいドリブルからシュートを狙う動きに持っていったので、入るかと思ったもの、ここも相手の集中したディフェンスに阻まれます。

18分に、11番進昂平に代えて4番茂木力也が入ります。

23分に、4番茂木力也から8番須藤岳晟、7番広瀬陸斗と中盤を経由し、左からオーバーラップを試みた14番斎藤翔太にパスが通り、サイドから仕掛ける場面を作ります。

33分には、中盤のやや低めの位置でパスを受けた27番邦本宜裕が、密集した中だったと思いますが、右前線のスペースに、おそらくここには出さないだろうと言う状況から、パスをだし、2番細田真也が反応してサイドから仕掛けてクロスに26番松崎洸星が反応し、シュートまで持っていくという場面がありました。

34分に、相手が得点するとしたらこういう形だろうなと言う、個人技での縦への突破から、角度のないところを豪快にけりこんでのゴールという形で失点し2-1となります。

37分に、7番広瀬陸斗に代わり24番倉本隼吾が入ります。

38分には、ペナルティエリア少し外からのフリーキックのチャンスで27番邦本宜裕が直接狙い、相手ディフェンダーに当たって僅かに外れる惜しい場面がありました。

39分には、コーナーキックのチャンスに10番関根貴大からのボールに4番茂木力也が走りこんで合わせるも、ここはオフサイドの判定。

41分には、10番関根貴大がサイドをドリブルで突破し、切れ込んでクロスを上げ、24番倉本隼吾が走りこむも、僅かに合わず。

44分には、10番関根貴大からのパスを受けた27番邦本宜裕がドリブルで仕掛け、前線に走る10番関根貴大に再びパスを通してシュートを放つも決めきれず。

結果、2-1で試合終了。浦和レッズが勝利し3位。えと、関東第3代表として全国大会へ乗り込んじゃうぞ!という感じですかね。特に、第~代表だから、どうということは無かったと思います。

最初にも書きましたが、ヴァンフォーレ甲府ユースというチームを良く知らないことと、昨日とメンバーが結構変わっていたこともあるため、正直図りにくい部分が多くあったのですが、印象としては、思った以上にヴァンフォーレ甲府ユースの守備は堅かったと思います。ただ、2アシストとなった22番荒木聡太のキックの精度が高かったのは確かですが、相手のセットプレーに対する対応は甘いような気はしました。

浦和が相手を崩すための試みが、甘かったのか、相手の守備意識が高かったのか、この辺が判断が難しいところです。そして、やはり26番松崎洸星が中盤に入ったことによって、中盤はより機能しているように感じました。今日は、

自らシュートを狙うプレーも見せてくれたので、よりOKです。

あとは、やはり相手のセットプレーの精度の低さに救われたという印象も強いですね。突破力に自信のある選手が多いこともありますし、ペナルティエリアの外ではあったのですが、相手にゴールに近い位置でのフリーキックを与えすぎだったと思います。ここは、そういうタイプの選手に対しての対応として、考えて行かなければならない部分なのかもしれません。

さてさて、これでクラブユース選手権の予選の日程が全て終了となりました。

来週からプリンスリーグが再開となりますが、今回のクラブユース選手権の予選の期間での歩みというものは、浦和にとって大きくプラスに感じられる要素も多く見ることができました。

ただ、この流れから全国大会に行けば、優勝争いができるかと言われれば、まだ足りない要素の方が多いと思われます。戦える形が見えたのが、このクラブユース選手権の予選の期間だとすれば、夏のクラブユース選手権本戦までに、ここからプリンスリーグが3試合ありますので、この3試合を更なるベースアップしながら結果も求める期間としても大事に戦い、本戦に入っていくというのが理想かと思います。

慣れないポジションでプレーしている選手も多い中ですが、そこに理由がしっかりついてという中での起用になっているはずですので、大変かとは思いますが、そういう選手こそ、今のポジションとしっかり向き合って、取り組んで行ってもらえればと思います。

個々の技術には差があり、技術=戦術理解だったり、味方を生かせる、強いチームである、とはならないのがサッカーの難しくて面白いところ。

見る側のブクメの立ち位置としては、柏レイソルU-18との試合が今後のチームを考える上での基準となっています。見る側としては、チームとしてのバランス、こういうポジションにこの選手が入ると機能するという基準がはっきり見えたのがその試合だったので、ようやく、どう見ていくのが今年のチームにとって良いのかが分かってきたところです。

なので、基準となるフォーメーション、メンバーを踏まえて、代表経験が豊富な選手、技術のよりある選手、身長の高い選手、体の強い選手、色々な個性がある中で、その戦えるチームのバランスを崩さないでより、そのチームがどっしりしたチームになるための競争がされていき、結果的に浦和レッズユースはこういうチームですと言う形がはっきりと出来上がっていくのだろうと思います。

これからの1試合1試合を楽しみに、じっくり、慣れないポジションの選手の四苦八苦も含めて、しっかりと見させてもらえればと思います。

ではでは。

那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパーク あかまつグラウンド2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパーク あかまつグラウンド2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパーク あかまつグラウンド2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日
那須スポーツパーク あかまつグラウンド2013年6月23日
那須スポーツパークあかまつグラウンド 2013年6月23日

おまけの写真。

日本クラブユースサッカー選手権関東大会順位決定戦1日目2013/06/22 – 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 1-3敗戦・・・中盤のバランス

那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズユースのクラブユース関東予選順位決定戦に足を運びました。那須に来られるとき恒例の那須に一泊しての2日連続観戦です。

浦和レッズジュニアユースの、クラブユース選手権の関東予選も今日からスタートし、ジュニアユースの場合は、トーナメントで1回負けたら敗退という過酷な条件ということで、そちらにも足を運びたいという気持ちもありつつ、先週の関東U15リーグ翌日の練習試合を眺めつつ、大丈夫だろうと確認したところで、ユースの方に足を運ぶことを選択(と言いつつ、水曜日くらいまで迷ってたw)で、ジュニアユースは難敵横河武蔵野を下して2回戦進出。やっぱりなという気持ちと、ほっとした気持ち半々くらいです。2回戦は足を運びます!

さて、浦和レッズユースですが、先週の関東2次予選最終戦の柏レイソルU-18戦で、これまでとは違ったフォーメーションや、そのポジションに適性のある選手が奮闘することで、代表系の選手など従来スタメン起用が多い選手が6人いない中で勝利し、グループ1位通過を果たしました。

先週いなかったメンバーも戻ったところで、先週を踏まえてこの順位決定戦をどう戦っていくのだろうというところが気になりつつの観戦です。

梅雨らしい天気のここ最近で、今日も雨の中での試合になるのかと思っていましたが、キックオフの15時くらいからは、思った以上に晴れ間の広がる時間も多い中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが9番小川紘生となります。

前回、4-1-4-1になったようだと書きましたが、厳密には、4-5-1のような形がベースのようです。まあ、その辺は固定ポジションではなく流動的にということで、細かく定義する必要もないですね。

さて、ということで、まずフォーメーションに関しては、先週から引き続きの形となっています。メンバーは、7番広瀬陸斗以外はスタメン出場という形になります。

対戦相手が、プリンスリーグで前回対戦し、敗れている横浜F・マリノスユース。そして、去年もまったく同じラウンドで対戦した横浜F・マリノスユース。去年の試合では、浦和が快勝という結果にはなっていた

ものの、決定的すぎるシュートを相手が何本も外したことなどもあり、圧倒したというイメージではなかったと思われます。そして、昨年のクラセンで、悔しい敗戦を喫した相手でもあり、プリンスリーグでもホームに迎えての試合が残されています。

まあ、あまり対戦相手として良いイメージが最近ない相手ではあります。

さて、この試合ですが、序盤は浦和ペースになります。8番須藤岳晟がディフェンダーと中盤真ん中の間くらいの位置に入ったことで、4番茂木力也、14番斎藤翔太が、トップ下に近い位置で攻撃にもやや意識を置きやすく戦えていることで攻撃に絡んでいく回数も増えている印象がありました。

2分に10番関根貴大から9番小川紘生に当て、クロスに4番茂木力也がドリブルで仕掛けていく形を作ります。

4分にも9番小川紘生が前線でいったん受けてからの展開があり、右サイドの27番邦本宜裕に開いて、パスを受けた27番邦本宜裕が左前線のスペースにパスを通すも味方と合わず。

8分には、27番邦本宜裕と4番茂木力也の縦関係でのパス交換から最後は27番邦本宜裕がシュートを狙います。

11分にも、9番小川紘生が前線から少し降りたところでパスをいったん受け、14番斎藤翔太とのパス交換から仕掛けていく形を作ります。

今日の9番小川紘生は、特に前半は、ワントップらしく前線でしっかりキープして、パスよりも仕掛けていくという意識を強くプレーしている印象が強かったです(その分、前半終盤にかなり披露している様子も見えたり見えなかったりw)

守備に関しても、全体的に球際に厳しく行けていることや、一本裏に出されるパスで鋭く仕掛ける相手の攻撃に対して、集中して対応することで、相手に攻撃のリズムを作らせず、危ない場面をそこまで作られることなく対応していきます。

それでも、時折抜け出された時の攻撃が鋭く、13分にうまく抜け出されてキーパーと1対1の場面を作られるも、ここは18番関口亮助が反応し、ピンチを防ぎます。

15分には、9番小川紘生から10番関根貴大、4番茂木力也、14番斎藤翔太とパスがテンポよくつながり、14番斎藤翔太が持ち出してシュートを放つ形を作ります。このプレーからコーナーキックのチャンスをつかみます。

このコーナーキックのチャンスで、10番関根貴大が蹴ったボールに5番齋藤一穂が強烈なヘディングシュートを放ち、これがクロスバーに当たって、ゴールラインを超えていたように見えたものの、これはゴールならず(このヘディングシュートは、最初4番茂木力也が放ったと思っていましたが、違うらしく、だとすると齋藤一穂だろうということで・・・自信ありませんw)

相手に思うような攻撃をさせず、攻撃のリズムも良い中で迎えた19分に、27番邦本宜裕がドリブルでペナルティエリアに侵入したところで倒されてPKを獲得します。

このPKを10番関根貴大が蹴り、キーパーに反応されたもののこぼれ球を押し込んでゴール(数人が走りこんでいて、4番茂木力也が押し込んだように見えたのですが、オフィシャルで関根貴大のゴールとなっていたので、自らで押し込んだということなのでしょう。)

浦和が1-0とリードします。

22分に、14番斎藤翔太が持ち込んでシュートを放ちます。枠をとらえたシュートでしたが、キーパーに弾かれ得点にはならず(コーナーキックは獲得。)

続いて25分に9番小川紘生が、3番森亮太の左サイドからのオーバーラップを使うパスを出すもこれはオフサイド。この場面ですが、単純に左前線のスペースにパスを出すのではなく、3番森亮太がサイドからゴールに向かって回り込んで受けたらそのままゴールに向かって仕掛けられるようなスペースを狙ってのパスでした。この試みは面白かったです。

26分に、27番邦本宜裕から10番関根貴大を経由して左から攻撃参加する3番森亮太にパスを通し、9番小川紘生にパスを繋げて仕掛ける形を作ります。

30分あたりからは、さらに相手の裏を狙うパスが多くなるものの、ラインコントロールがうまく行きオフサイドを多くとることができていました。

ただ、守備の部分に不安な要素もあったようで、ベンチからは、枚数含めた守備の部分での指示が多くなってもいました。

全体的に激しいプレーが多い中で、判定や対応(?)に関してもやや疑問符が付くようなこの試合でしたが、そんな中で、右サイドから攻撃の一つの起点となっていた、27番邦本宜裕が、負傷し前半終了間際に7番広瀬陸斗と交代になります。

前半は1-0と浦和がリードして終了します。

前半については、センターバックの19番橋岡和樹と5番齋藤一穂と8番須藤岳晟の三角形の守備の部分での関係性が良く、再度の選手の守備意識も高いことで相手の攻撃をうまく封じ込められていたことと、4番茂木力也と14番斎藤翔太と8番須藤岳晟の三角形の関係性により、8番須藤岳晟が守備的な意識の高いプレーをすることで、4番茂木力也と14番斎藤翔太がこれまでにないくらい攻撃に意識を置いた中盤として攻撃に参加できていたのも印象的でした。

後半スタートから、立て続けに9番小川紘生の前線でのキープ力を生かした展開が見られます。

6分には、7番広瀬陸斗がシュートを狙う形を作ります。

後半に入り、相手の球際の激しさが前半とは明らかに違っており、特に浦和の中でバランスを取る動きで奮闘していた8番須藤岳晟のところへのプレスがかなり激しくなり、一つ一つのプレーの判断により速さと味方の気の利いた動きが必要になる中で、全体的なプレーバランスが何か不安定な状況になり始めます。

そんな中、微妙な判定でのオフサイドのあるないということはあったものの、失点を喫し1-1と同点に追いつかれます。

このあたりから、前半には多く見られた連携もうまく行かない場面が増えます。

それでも失点直後の8分には、10番関根貴大がドリブルで仕掛け、倒されたフリーキックのチャンスで5番齋藤一穂の惜しいヘディングシュートがありました。

9分に3番森亮太に代わり22番荒木聡太が入ります。

9分に、9番小川紘生から7番広瀬陸斗にパス、ドリブルで仕掛けます。

10分に獲得したコーナーキックのチャンスから、10番関根貴大の蹴ったボールを4番茂木力也がニアに走りこんで頭で合わせるも、わずかに右にそれます。

こういった攻撃のチャンス自体は作るものの、相手の激しくなった攻撃に対しての対処がうまく行かず、攻められる回数が増える中で、11分に失点し1-2と逆転されます。

13分には、9番小川紘生、14番斎藤翔太、10番関根貴大とパスが回り10番関根貴大がドリブルで仕掛けます。

14分に2番細田真也に代えて11番進昂平が入ります。もちろん、11番進昂平がサイドバックに入ったのではなく、19番橋岡和樹が右サイドバックに移動し、8番須藤岳晟がセンターバックに降りて、4番茂木力也がボランチといった組み合わせになります。このポジションチェンジには、やや意図がわからない部分もありました。

前線も、攻撃的な選手が多くなったものの、プレーの意図が線ではなく、点になっているというか、いわゆる11番進昂平が入っても得点が入らない空気感のある状況というか・・・。

実際にチャンスが作れないわけではなく、16分には19番橋岡和樹の右サイドからの攻撃参加から鋭いクロスを上げ、9番小川紘生、11番進昂平、4番茂木力也がディフェンダーに跳ね返されながらも立て続けにシュートを狙うも決められず。

19分には、11番進昂平が抜け出してパスを受けた14番斎藤翔太がシュートを放つも決まらず。

10番関根貴大が粘り強くキープしたり仕掛ける場面も多くあるも、やはり全体的に単発な仕掛けが多くなっていたように思えます。

同点ゴールが奪えない中で、25分に再び失点し、1-3となります。

31分に、8番須藤岳晟に代えて13番條洋介が入ります。

13番條洋介がボランチの位置に入り、4番茂木力也がセンターバックに入りました。

この後、7番広瀬陸斗の粘りから、10番関根貴大、9番小川紘生とつながりシュートまで持ち込む形や、14番斎藤翔太から9番小川紘生、7番広瀬陸斗とつながり仕掛ける形など何度かチャンスも作るものの、結局点差は縮められず、1-3で試合終了となりました。

前半と後半で全く正反対の展開となった試合ですが、後半浦和が苦しんだ理由の一つは、中盤勝負で相手にいいようにやられてしまったことにあるような気がします。

特に、後半相手の前線からのプレスが激しくなったところで、守備全体が混乱してしまったことの要因の一つとして、バランスを取るために中盤をコントロールできる選手がいなくなっていたことがあるような気がします。

先週の柏レイソルU-18戦があったおかげで、比較しやすいのですが、後半横浜F・マリノスユースがやってきたようなプレーを浦和が前半していたことで主導権を握れていた状況を続けられれば問題なかったのかもしれませんが、結果的に後半は逆の状況になってしまった。この時に、やはり中盤が混乱していたために、8番須藤岳晟に対してプレスが激しく来た時に、例えば、前の試合でトップ下に入っていた松崎洸星だったり影森宇京だったり、味方の出しやすいポジションに気の利いた動きができるタイプの選手がいれば、いわゆる、いなすプレーをできていた可能性が高いようにも考えられます。

やはり、今日に関しては、攻守の所で8番須藤岳晟が大きな起点になっていたことから、そこを止めに来られた時への味方の意識など含めて、おかしくなってしまったことが後半苦しくなった原因のような気がします。

ただ、やはり以前のように、何がやりたいのか見ている側がわからないという状況にはなく、今回こういう形で、前半は手応えのある戦いができ、後半うまく行かなかった部分に対して、次にどのように継承、修正されて良くなっていくのかということを見る側としても、前の試合を踏まえて変化を見届けていくことができるような状況にはなってきている気がします。

そして、やはり、ここ数試合のベンチの雰囲気が妙に気持ち良いです。

ということで、ブクメは、横浜F・マリノスユース戦をしっかり踏まえての、3位決定戦のヴァンフォーレ甲府戦を楽しみに見届けさせてもらうわけです。

見た目よりもピッチ状態が悪そうで、大変かとは思いますが、さらなる前進が見られることを期待しています。

那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日
那須スポーツパーク中央グラウンド2013年6 月22日

おまけの写真。

日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ2013/06/16 第5戦 – 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-0勝利・・・柔軟な戦い方、見せてもらいました。

レッズランド2013年6月16日

どうも、浦和サポブクメです☆

いや~、楽しい試合でした。勝利と言う結果だからではなく、楽しい試合でした。

ということで、今日は写真を撮ったりメモを取ったりはしていないものの、午前中に浦和レッズジュニアユースと帝京高校の練習試合を観戦して、次の週末からのクラブユース選手権の予選スタートは問題ないだろうなという手応えと、十分層の厚さもあることを確認して改めて今シーズンのチームの順調な様子を確認し、いったん帰宅、その後午後からは、浦和レッズユースのクラブユース選手権関東2次予選の最終戦となる柏レイソルU-18戦を観戦しました。

今日は、浦和レッズのトップチームのトレーニングマッチがさいたま市浦和駒場スタジアムで行われるということで、そちらに、関根貴大、広瀬陸斗、斎藤翔太、茂木力也、小川紘生、邦本宜裕の6人が参加。

全国大会出場は決まっているものの、より経験を積むためには1位通過して、順位決定戦の2試合をより強い相手と戦っておきたい。毎年、この関東予選の時には、同じことを書いています。

でも、今年の場合は、それ以前に今後のユースの進む道がどのようになっていくのか、なかなか光明が見えない同じ戦い方で進んでいくのか、そちらの方が心配な部分もあり、この試合で何か、良くも悪くもはっきりと何か実感できるものが出てくれば良いなという気持ちの方がやや強くもありました。

そんな中で、まず一つ驚いたのは今日のフォーメーションと起用した選手のタイプでした。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に22番荒木聡太、右に21番小島良太、真ん中に36番影森宇京と26番松崎洸星、FWが11番進昂平

となります。

大きくフォーメーションは変えていないのかもしれませんが、細かく見ると4-1-4-1のようなフォーメーションでした。

メンバー構成も、センターバックの二人は、センターバックタイプのディフェンダーの組み合わせ、8番須藤岳晟はボランチに戻り、トップ下には、中盤のスペースを使う特徴を持った26番松崎洸星と36番影森宇京の2人が入りました。

おそらく、柏レイソルもベストメンバーからは多くメンバーが変わっている可能性もありましたが、それでも試合開始からのプレーを見れば、やはりこの2次予選でこれまで戦ってきた相手とは、明らかにレベルの違うサッカーをしてきます。

その中で、この試合では、フォーメーションと選手の特性。そして、ベンチからの指示や、鼓舞の声、+α(笑)が、本当に絶妙というか、さすがというか、水戸ホーリーホック戦の時の良いな~と思った雰囲気が更に何割増しかになったと言えば良いでしょうか。とにかく、一丸となっていました。

球際の激しさに加えて、特にボランチの位置に入った8番須藤岳晟のトップ下とバックラインを結ぶ動きや守備的な意識を置いた時の動き、展開が見事で、加えて組織的な守り方をしてくる相手なので、あまりボールをキープしている時間が長くなると囲まれてしまうのですが、そこは、26番松崎洸星と36番影森宇京が頻度高くパスを出しやすい位置に入るため、攻撃の部分でも、ワンタッチで3人4人で展開する攻撃も多く見られました。

少し前に、サイドバックのプレーの安定感について触れたことがありましたが、これに関しても、ベンチからタイミングよく鼓舞する声が入ったり、選手自身も集中する意識高くやっていたこともあり、唯一相手の攻撃で怖い部分となるサイドからの攻撃に関しても、ほぼ封じ込めることができていました。

試合の流れに沿って攻撃の形など書いていきたいと思います。

スタートから、特に21番小島良太の前線からの献身的なプレスの意識とプレーが目立っていました。

11分に、中盤で8番須藤岳晟のインターセプトから、11番進昂平に当て、右の21番小島良太につなげるとファーサイドの22番荒木聡太へパスが通り、22番荒木聡太はシュートを選択し、枠を捉えることはできなかったものの、攻撃の形でいわゆる中盤と前線のあてどころが多く、サイドも広く使うような攻撃が今日は多く見られました。

序盤は、ややサイドから攻め込まれた時のキーパーとサイドバックの守備の受け渡しが上手く行かない所もあり、そこをつかれて13分に一度決定的な場面を作られるも、相手が放ったシュートは枠を外れます。

そして、17分に浦和が待望の先制点を奪います。

このゴールまでの展開も11分のチャンスに少し似ていて、起点は8番須藤岳晟から。8番須藤岳晟がボールを持ったタイミングで、右のスペースに26番松崎洸星が上手く開き、パスを受け、抜け出してクロス。これに11番進昂平が受け、シュート。いったんはキーパーに弾かれるものの、21番小島良太がしっかり詰めてゴール。

浦和が1-0とリードします。

中盤が機能していることで、攻撃に転じた時のリズムが凄く良い印象の前半。

22分には、相手キーパーからのロングボールに対して、21番小島良太がタイミングよく相手選手より前に入りヘッドで前に落とすと、しっかりこのボールを11番進昂平が、相手ディフェンダーのプレスを受けながらもキープし、26番松崎洸星にパス。パスを受けた26番松崎洸星がすかさず左前線のスペースにパスを通し、パスを受けた22番荒木聡太が持ち上がり、惜しいクロスを上げます。

この後、相手の攻撃を受け我慢する時間がしばらく続いたものの、とにかく守備の集中力の高さと、守備の結果相手から奪ったボールを安易に蹴りだしたり、読みやすいパスコースで奪われるということがなく、奪った後の展開もスムーズに行く回数が多くなっていました。

32分には、21番小島良太から36番影森宇京を経由し、左前線の22番荒木聡太に展開。折り返しのパスを再び受けた36番影森宇京がシュートを放ちます。

39分にも、36番影森宇京から22番荒木聡太へ繋げてサイドからの攻撃がありました。

43分のフリーキックのチャンスでは、いったん壁に跳ね返されたところを8番須藤岳晟がシュートを狙うも、ここも相手キーパーに阻まれました。

前半は1-0で終了します。

安易なミスや気の抜けたプレーを1つでもしてしまうと相手に一気に狙われるような締まった空気のある試合の中で前半は、浦和が守備も集中、攻撃でもテンポよく繰り広げることができていたと思います。

後半も、浦和の前線の意識の高さが見られる、11番進昂平の相手キーパーへのプレッシャーから、キックミスを誘ったり、同様に8番須藤岳晟や36番影森宇京の前線での球際を厳しくというプレーがスタートから見られました。

5分に36番影森宇京に代えて13番條洋介が入ります。続けて、21番小島良太に代わり19番橋岡和樹が入ります。19番橋岡和樹が入ったポジションは右の前線ということで・・・かなり久しぶりに、攻撃的なポジションでの起用となりました。

中盤トップ下での組み合わせが26番松崎洸星と13番條洋介に代わったことにより、13番條洋介のキープ力の高さと、大きな展開(狙いどころが面白い)という攻撃のパターンが加わったと同時に、気の利いたポジションに入って展開する動きが少し減ったこともあり、前半と比べると中盤で3,4人がテンポよくパス回ししてサイドからサイドと展開する形は、やや作りにくくなっていた印象があります。

この辺りは、やはり柏レイソルの中盤もさすがだと思いますね。

13番條洋介は、意識的に19番橋岡和樹を上手く生かそうとする長めのパスを供給する回数が多く感じましたが、実際にそこからサイドを鋭くえぐってクロスを上げるようなチャンスも何度か生まれていました。

26番松崎洸星が後半もかなり、中盤のスペースを上手く使うために右に左に真ん中に奮闘していましたが、相手のプレッシャーとあてどころが少し減ったことにより、やや攻撃を受ける回数も増えた印象があります。

17分には、危ない場面を作られるも、ここは18番関口亮助が好セーブ。

20分には、19番橋岡和樹のクロスに11番進昂平が受けて仕掛けるチャンスがありました。

23分には、13番條洋介が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして、右前線の19番橋岡和樹に長いパスを通し、狙い澄ましたクロスに22番荒木聡太がヘッドで合わせるも、枠を捉えきれず。しかしながら、この展開は、見事でした。

25分には、2番細田真也が右サイドからやや斜めにゴールに向かってドリブルし、クロスを上げ、少し合わなかったものの、このチャンスでゴール前に11番進昂平と13番條洋介が走りこんでいて、合えば1点と言う場面でもありました。

28分には、22番荒木聡太が左サイドからディフェンダー数人に囲まれて、プレッシャーを受けながらもボールを失わずに突破、そのままサイドを持ち上がり、クロスに19番橋岡和樹が反応するという攻撃がありました。

35分には、左サイドバックの3番森亮太の攻撃参加からのクロスに19番橋岡和樹が受けて仕掛ける形もありました。

人数をかけて攻めてくる相手に43分に、再び決定機を作られるも、18番関口亮助が好セーブ。

アディショナルタイムに、26番松崎洸星に代えて33番石井康輝が入ります。

試合終了間際に、28番新井瑞希と39番松澤彰が同時投入されるか、というところで試合終了。

はい、浦和が1-0で勝利し、グループ1位通過が決定しました!

今日は、選手の頑張りもそうなのですが、最初に、「采配さすがです!」、と言いたいですね。

なんか、選手の適性を生かした強豪相手にも十分戦えるやり方もちゃんと出来るんだよ、ということを見せつけられた印象です。

最初に書いたように、今日は普段スタメン出場することが多いメンバー6人がトップチームとのトレーニングマッチに参加していたということで、そのことを考慮してのフォーメーション変更なのか、それとも模索した中で、今後一つのベースとして採用しようとしている新しい形なのか、それは分かりませんし、その6人が戻ったら、再びこれまでのようなフォーメーションと配置にするのかもしれませんが、今日のフォーメーションと配置されたメンバーの見せていたプレーは、簡単に言えば、選手が伸び伸びとプレーしている印象と、実際にプレーの質も、しっかり彼らが求められるプレーを、ベンチからの的確な指示や鼓舞にも対応しながら、高いレベルでも戦えるサッカーを繰り広げてくれたと思います。

名前は出しませんでしたが、センターバックの組み合わせとしても、5番齋藤一穂がどっしりと構えて6番吉原大がケアをするような組み合わせも、実にはまっていました。

なんというか、今日の試合を見ていると、今日出場しているメンバーをベースとして考えつつ、そこに、こういう特徴を持った選手が入ったら、こうなって行きそうかなとか、一つのフォーメーションとしての進化系も描けるような楽しみな空気も感じました。

あとは、とにかくベンチのコーチ陣も含めて、一緒に戦っているという空気が凄く凄く感じられたのも良かったです。こういう雰囲気は好きですね。

さて、今日の試合を踏まえて、来週の順位決定戦はどうなって行くのか。凄く興味深いです。

細かく調べていないので、最初にどこと当たるのかなど詳細は分かりませんが、昨年もこの1位グループの順位決定戦で対戦した横浜F・マリノスユースと東京ヴェルディユースが入っているんですね。もう一チームは、ヴァンフォーレ甲府ユースですね。

楽しみです!

あ、あと一つ触れておきたいのが、ジュニアユースからユースと怪我をしている選手が最近増えているような気がします。中には復帰までかなりの時間を要する可能性もある選手もいると聞きました。

これまでも、浦和の下部組織を見てきた中で、同様に怪我によって長期間離脱を余儀なくされるという選手を見てきましたが、こればかりは、焦らずにしっかり治すことに専念してほしいとしか言えません。

私たち、下部組織を見ているサポーターは、今だけを見ているわけではなく、今最高に輝く姿よりも、もっと先のところまで考えて見守っています。これは、怪我に関係なく、出場している選手、なかなか出場機会に恵まれない選手に対しても同様。

経過と経験、成長していく姿、立ち止まっている時も含めて、先の先までを見守り、見届けるために存在すると考えています。内部の人間ではないので、できることとできないことがありますが、常に何ができるかを考えながら見守っています。

そんな感じです。

レッズランド2013年6月16日
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おまけの写真。