高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/27 第4節 – 浦和レッズユースvs山梨学院大学付属高校 2-2引き分け・・・課題は継続、強みも継続

山梨学院高校和戸サッカー場2013年4月27日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、プリンスリーグ第4節、山梨学院大学付属高校戦を観戦してきました。アウェイと言うことで、おそらく今年最もリーグ戦で遠い遠征の一つとなる、山梨へ足を運びました。

ブクメは、山梨方面に車で行くとき恒例の、彩甲斐街道を利用して秩父経由山梨入りという流れで移動しました。早めに移動したので特に渋滞などはあまり関係なく現地に到着することができましたが、運転での山越えはじわじわダメージを与えますということで、自宅に戻って、ブログ書こうと思って準備してたら急な眠気が襲い、気が付いたら22時くらいになってましたw

というわけで、これから書きますね。

浦和レッズユースは、開幕戦こそ敗れたものの、その後は、新しい戦術で苦しみながらも、一歩一歩前進を見せ、結果も残しつつの戦いをしながら3節まで2勝1敗という悪くない状況でこの大会を戦っています。その中でも、あくまで聞いた話や、数字を見ただけのことにはなりますが、おそらく、序盤戦の最初の難関が、今日の山梨学院戦ではないかと言われていました。

さて、会場となったのは、山梨学院高校の和戸サッカー場。人工芝のグラウンドで、今日は浦和の選手の中で割と多くの選手が足元が滑っている回数が多い印象がありつつ、それよりも何よりも、もう最近は、それが普通になりつつある強風の中での試合となりました。

強烈な横風で浦和にとっては、前半はやや角度によっては向かい風になる状況もありつつ、後半は追い風という試合でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に10番関根貴大、右に9番小川紘生、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に7番広瀬陸斗

となります。

メンバー構成としては、前節と比べてボランチが23番安東輝から14番斎藤翔太に、また、ポジションでは前回は左サイドだった7番広瀬陸斗とフォワードの1枚として入った10番関根貴大が入れ替わっていました。おそらく、相手のサイト攻撃が強いということだったので、サイドの部分での守備と言うことで、サイドの守備の部分も期待されてのポジション変更かと思います。

正直、相当浦和も相手チームを研究して臨んだらしく、それがかなりはまっていて、今年の山梨学院のストロングポイントがどこなのかも探りつつ見て行こうと思っていたものの、それが分からないくらい、浦和の前線の選手の運動量豊富な前からの守備によって相手の長所を消し、逆に高い位置で奪って浦和が攻めることで大きなチャンスも多く作ることができていました。

開始早々、27番邦本宜裕がドリブルで仕掛けるチャンスを作り、9番小川紘生が前線でプレスを仕掛けながらインターセプトして仕掛けるプレーもあり、3分には7番広瀬陸斗から9番小川紘生、裏へ抜ける27番邦本宜裕へのパスが通ったかに見えるもこれは、オフサイド。

5分には、9番小川紘生がミドルシュートを狙います。

6分には、27番邦本宜裕が大きくサイドを変えるパスを10番関根貴大に通し、9番小川紘生にパスを通して仕掛ける形も作ります。

9分には、27番邦本宜裕から7番広瀬陸斗、クロスに9番小川紘生が合わせる形も作ります。

強風の中ではありましたが、14番斎藤翔太から右前線の2番細田真也へパスを通した場面なども含めて、比較的強風をあまり感じさせずにパスを繋げて仕掛けていたと思います。

味方同士の動きも、やはり試合を重ねるごとに合ってきていることや、スペースの使い方も、上手くなってきた印象もあります。

相手のカウンター攻撃の鋭さを警戒することで、いつも以上にサイドの選手は運動量を求められ大変だったと思いますが、守備の部分でも上手く対応をして試合を進めていきます。

ただ、前線から奪って仕掛ける場面は多いものの、なかなかフィニッシュまで持ち込める回数が多くは作れず、15分くらいからは、やや奪うところまでは同様に良いものの、奪ってからの仕掛けが雑になる回数が増えてきた印象もありました。

攻撃の組み立ての部分では、中盤からのパスの精度も含めて、やや課題として残る部分は多くあるものの、この試合では、それ以上に前線の選手の守備意識や隙を見て奪う、セカンドボールに反応するという意識が高く、高い位置から攻撃をスタートさせることができることも多く、その部分が一つ生きた形で浦和が先制点を奪うことに成功します。

得点の前に、16分に中盤からのパスを受けた7番広瀬陸斗から10番関根貴大へ繋げて仕掛けたり、18番関口亮助からの長いパスがやや風に流されてサイドラインを割りそうなボールを7番広瀬陸斗が、しっかり残して9番小川紘生、27番邦本宜裕とつなげていく形など、前線での7番広瀬陸斗の動きからチャンスになる回数が増えていた中で、迎えた25分に、7番広瀬陸斗が高い位置で相手のボールを奪い、そのまま持ち込んでシュートを決めて先制、1-0とします。

直後にも、かなり惜しいチャンスが再び7番広瀬陸斗に訪れ、ペナルティエリア内でパスを受けた7番広瀬陸斗がキーパーが少し出ていることを感じてか浮き球で狙うも、これは強風の影響もあり、キーパーにキャッチされてしまいます。

8番須藤岳晟が、4番茂木力也に声をかけて、中盤の位置まで上がって相手の攻撃の起点をつぶしに行く動きの際に、声もかけていましたが、それ以前に4番茂木力也が上がったスペースを埋める動きを自らしていたなど、守備ラインとボランチの動きの受け渡しもスムーズに感じられました。

31分には、10番関根貴大と相手キーパーがどちらが触るかと言う際どいパスからのチャンスがあり、33分に4番茂木力也と9番小川紘生の前後でのパス回しから崩そうとするプレー、36分にはオフサイドにはなったものの、10番関根貴大から裏へ抜ける27番邦本宜裕への惜しいパスもありました。

ただ、前半残り10分くらいからは、ややサイドの攻防の中で相手選手が突破してクロスを上げるところまで持っていかれる回数が増えてきて、何度か危ない場面を作られます。相手フリーキックの場面では、風に乗ってかなり難しいコースにシュートが飛ぶ場面もあったものの18番関口亮助が見事な反応でかきだすなど、最後のところで集中を切らさずに無失点で切り抜け、前半は1-0とリードした状態で折り返します。前半終了間際には、やや受ける時間帯になっていたものの、逆にカウンターの形で8番須藤岳晟から大きな展開で10番関根貴大へパスを通し、3番森亮太がサイドから仕掛け、14番斎藤翔太へと繋げてゴールを狙う惜しい場面もありました。

後半スタートは、メンバー交代なし。追い風になったということもあり、開始早々に10番関根貴大、9番小川紘生と立て続けにロングシュートを思い切って狙ってみるというプレーが見られました。

浦和としては、後半は追い風を利用してより攻撃しやすい形になっていくはずだったのですが、前半の終盤でも何回かあったのですが、相手の前線の選手で浦和の守備ラインの真ん中のところを斜めに入って仕掛けてきたり、激しくプレスに来るプレーなどでやや浦和の中盤のところでの組み立て守備のところで慌てるようなプレーが出始めたところを見られたなのか、後半は、今年の浦和が最も苦しんでいる前線の組み立てのところを激しく狙われることで、パスミスが増えてしまい、そこからピンチになるという場面が増えた印象があります。

そのため、追い風を使って攻撃を上手く仕掛けているように見えつつも、中盤からのパスの精度というものは、逆に風をうけていた前半よりも低く、相手に奪われる回数が増えてきたことで、リズムとしては相手のリズムになっていったようにも思います。

中盤が少し、混乱してきた状況の中で、前線で特に10番関根貴大が後半は、前線での高い位置からの守備の運動量が更に増した印象もあり、同様に27番邦本宜裕も相手のバックパスに対して、しつこくプレスをかけていくなど、前線からの守備は、より鋭くなっていたようにも思います。

前線での動きがより多くなった10番関根貴大がカウンターの場面でチャンスに絡む回数も多くなった印象もありつつ、後半はやや危ない時間帯が増えたのも事実。

追加点も欲しい中で、23分に9番小川紘生に代わり11番進昂平が入り、2点目を狙いに行きますが、浦和の得点を狙う形以上に、相手が浦和の中盤から守備ラインの混乱を意識的に狙うプレーが上回ってしまったというか、24分に同点ゴールを奪われると、直後のピンチはなんとか跳ね返すも27分に再び突破されてしまい、失点。連続失点で1-2と逆転されてしまいます。

28分に11番進昂平からのパスを受けた7番広瀬陸斗のシュートはキーパーにキャッチされてしまいます。

やや中盤が混乱していたものの、得点を奪いに行く交代ということか、逆転される前に23番安東輝が交代で入る用意をしていたように見えたのですが、いったん下がったようで、28分に27番邦本宜裕に代えて21番小島良太をまず投入します。

そして、35分になって8番須藤岳晟に代わり23番安東輝が投入されます。

更に39分には、2番細田真也に代えて19番橋岡和樹が入ります。

今日良かったのは、これまでの試合では、組み立ての部分を激しいプレスなどで精度を落とされて混乱した状況になってからは、攻撃が沈黙してしまい、そのまま得点を奪えずに終わってしまうということが多かったのですが、前節同様に試合の終盤でしっかりと反撃に転じる形と結果を残してくれたことだと思っています。

そのカギとなっていたのは、やはり11番進昂平であり、41分には、相手キーパーと11番進昂平のどちらが先に触るかと言うギリギリのパスが入った時に、11番進昂平が相手キーパーと交錯しながらもこぼれ球に足を出し、これもクリアされるも7番広瀬陸斗がシュートを狙う形など、相手がこうされると嫌だろうなと言う動きとプレーをするんですね。

実際、44分には、前線で11番進昂平が粘りフリーキックのチャンスを得て、23番安東輝の蹴ったボールを11番進昂平がヘッドで合わせて得点。土壇場で同点に追いつきます。この得点の場面では、決めた11番進昂平のプレーもそうなんですが、23番安東輝も見事でした。だって、投入されて何度かあった長めのパスの狙いの時は、予想以上の追い風を計算できておらずに精度が低いパスになってしまっていて、フリーキックの場面でも、まだ風を計算しきれていないみたいなので難しいかと思っていたら、見事なアシスト。しっかり計算できてるし、ということなんですね。本当にお見事でした。

アディショナルタイムも残り1分を切っていて、いつ試合終了の笛がなってもおかしくないというところで、後半特にサイドからの守備の部分でも運動量豊富に走り回っていた10番関根貴大が抜け出したところに長いパスが、想像以上に決定的な形で通り、キーパーと1対1という形になったものの、ここはやや力んでしまい決めきれず。

試合は2-2で終了となりました。

変な話ですが、研究されていたら、そこを狙ってきたら浦和はしばらく苦しむだろうなというところを狙ってくるチームが少なくプリンスリーグが開幕して、4節にしてようやく今年の浦和のチーム作りの中で、ここを狙われると嫌だなというところを的確に鋭く狙ってくる相手と対峙することになったという印象と同時に、浦和の選手達の中でも徐々に戦い方が浸透されていっており、以前ほどの混乱はしなくなったし、やはり前節に見せた強みの部分は本物で、苦しい戦いの中で勝ち点を積み上げていきながら、チーム力が上がっていくという意味では、思っていた以上に順調に来ているように感じられる。そういう一戦になりました。

また、最後のところで逆転の決定的なチャンスを外してしまったことで、相当悔しい思いを10番関根貴大はしたと思います。ブクメのブログの書き方として、こういう場面では、選手名を挙げずに逆転のチャンスもあったが決めきれなかったと全体的な流れの中の一つとして抽象的に書くことも実際は多いのですが、あえて今回は、名前も書きました。

10番関根貴大が今一番苦しんでいる部分ですからね。ただ、今日の試合の特に後半の動きに関しては、これまでも得点が奪えない時に終盤に激しいプレーをすることは多くあったものの、その時はやや無理に足を延ばして怪我をしてしまうんじゃないかなと言うくらい無茶な激しさを見せる時もあったのですが、細かくは分かりませんが、今日の後半のプレーに関しては、激しさの中に冷静さもあるようなプレーが多かったようにも思うんですね。

そんな中で、最後の最後にあのスペースを見つけて、決定的な形を作るところまで持っていけたこと自体が重要で、結果的に今日は力んでしまい外してしまいましたが、よく言っていますが、「続けていくしかない」ことなんです。

感覚を取り戻すには、失敗しても続けることです。良くなってます。確実に、プレーの質は上がってます。なので、続けてください。

ということで、結果的に序盤の山場と考えていた山梨学院とのアウェイでの戦いで、しっかり勝負強さを見せて、勝ち点を奪うことに成功しました。やはり、課題の部分は時間をかけて、失敗を恐れずにやっていくしかないことも分かりました。

一歩一歩前進。結果も残せています。自信を持ってやっていってください。しっかり見させてもらいますから!

ではでは。

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おまけの写真。

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/21 第3節 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 3-1勝利・・・チームを作りながら勝利する理想の形

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今月から開幕したプリンスリーグも早くも3試合目となります。浦和レッズユースは、初戦の大宮アルディージャユース戦は、敗戦したものの、前節は八千代高校に3-0と勝利し、1勝1敗という流れで第3節の横浜FCユース戦を迎えることになりました。

結果のみで見ることのできない、新体制での新しい戦術ならではの難しさに苦戦しつつも、シンプルな形にしてしまうことである程度、硬いサッカーはできるかもしれなくても、新戦術を浸透させるための挑戦を選んでいる状況。見る側としても、選手同様に我慢して見守って行くことが試される今シーズンです。

さて、昨年改修工事が終わって、再び利用されるようになったさいたま市浦和駒場スタジアムですが、ユースの公式戦が行われるのは、かなり久しぶりです。いつぶりだろう?

スタンドがあって、陸上トラックを挟んでということで、選手との距離は、やや遠くなるものの、やはり浦和レッズユースのホームとしてこの会場を使用して試合が行われるというのは、浦和サポーターとしては嬉しいものです。

ブクメ自身も、なんとなくユースの試合が駒場で開催される時は、立って見るのに好きな場所がありまして、基本的にはいつもそこで見るという場所で、今日はじっくり見させてもらいました。

昨日から雨が降り続いたものの、天気予報通り、試合までにはほぼ雨が止みましたが、とにかく寒かったですね。また、ピッチコンディションはかなり良かったものの、雨の影響でかなりボールが走り、選手もスリッピ―なグラウンドに足を取られるという場面が多い試合には、やはりなっていました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生、真ん中に23番安東輝と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に10番関根貴大

となります。

キーパーが、25番杉本広貴から18番関口亮助に代わった以外は、前節の八千代高校戦と同様のスタメンになります。

正直、まだ公式戦が開幕して間もないことや、天候の影響で延期になっている影響で対戦相手がどのような状況なのか、まったく分からず、結果として横浜FCユースは、開幕戦が延期になって、第2節がFC東京U-18と点の取り合いの末、2-3で敗れているくらいしか分からないのですが、ディフェンスラインに気持ちの強い選手がいるのは印象に残り、その選手を中心に激しくプレッシャーに来るという印象はありましたが、試合開始からの主導権は浦和レッズユースがしっかり握ったと思います。

開始早々から、23番安東輝が中盤でパスを受けて、右に捌き、2番細田真也がゴール前にクロスを上げる形や、序盤何度か見られた形として、センターバックの5番齋藤一穂からグラウンダーの強めの縦パスを前線の10番関根貴大に通したり、当てたりという狙いのプレーで一気に相手のゴール前に仕掛けるという形も何度か作れていました。

また、これは新チームが始動してから多く見られながら周りとの息が合わずにということが多く、チャンスに繋がらないケースが多かった形ですが、7番広瀬陸斗がスペースに入って受けたパスを、ワンタッチで方向を変えてスペースに出して、そこに味方がしっかり反応すればというパスに関しても、割と頻度高く味方が先に反応してつなげていけるケースが多くなっていたと思います。

3分には、右でパスを受けた9番小川紘生が強めのグラウンダーのパスを横に出すと7番広瀬陸斗がうまいタイミングでスルー。そのパスが左サイドの3番森亮太までつながり仕掛けるという形もありました。

5分には、8番須藤岳晟から、右前線のスペースへの長いパスが出て、そこに27番邦本宜裕が走りこむも、追いつけず。

7分には、7番広瀬陸斗のトラップから反転して前を向き、左前線に走る3番森亮太につなげてサイドから仕掛けるという形を作ります。

8分にやや危険な攻められ方をするものの4番茂木力也がしっかりカバーし攻撃を防ぎます。

9分、10分に、それぞれ同じような形ながら出してと受け手が違うというプレーが連続してあったのですが、最初は、4番茂木力也が右の守備ラインに近い位置から一気に左前線のスペースへ大きなパスを通し、7番広瀬陸斗が受けて仕掛ける形、同様に8番須藤岳晟が左前線のスペースへだし10番関根貴大が仕掛ける形を作ります。

相手の守備の激しさもあり、序盤はなかなかボールを持つことができなかった27番邦本宜裕でしたが、14分に少し下がってパスを受けると抜け出した10番関根貴大に見事なパスを通し、10番関根貴大もまた見事なシュートを放つも、キーパーにギリギリのところで反応され、こぼれ球を9番小川紘生が反応してシュートを放つも決めきれず。

この試合最初の、決定的な形でした。

18分には、フリーキックのチャンスに23番安東輝が直接狙い、枠を捉えたシュートは相手キーパーが弾き、おそらく10番関根貴大だったと思いますが、こぼれ球をシュートするも、これも決めきれず。

前半20分くらいまでは、中盤を経由してという部分では、やや動きが合わずに一つ飛ばしてという攻撃が多くなったものの、それでも割と多くのチャンスを作れていたのですが、決めきれず、その後は、相手も上手く対応してきたことで、相手の攻撃自体もそこまで迫力なく、浦和も組み立ての部分で思うように行かずに、単発に終わる攻撃が増えたことで試合自体はこう着状態の時間が長くなった印象があります。

32分には、浦和のゴール近くでの相手フリーキックを弾き返してからのカウンターで23番安東輝、10番関根貴大、27番邦本宜裕、再び10番関根貴大と素早いカウンターの形を見せるも、相手の戻りも早く、攻めきれず。

35分には、2番細田真也から7番広瀬陸斗、9番小川紘生とつながり、9番小川紘生が思い切ってミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

38分には、10番関根貴大が相手のプレッシャーを受けながらも粘り、左の3番森亮太へパス。力強いクロスが入るも、これは味方と合わず。

結局、何度か迎えた危険な場面も守備の連係やカバーで上手く防ぎ、攻撃も、思うように組み立てられないものの大きなチャンスは数回作れたが決められずとういことで0-0で前半を折り返します。

後半に入ると、開始早々に前半はあまり目立たなかった27番邦本宜裕がいきなり思い切りよいドリブルで仕掛けます。より攻撃的に迫力が出そうな雰囲気を感じたところでしたが、3分に逆に相手に攻め込まれてしまい失点し0-1とビハインドを負う展開になってしまいます。

しかしながら、この失点でスイッチが入ったのか、6分に7番広瀬陸斗が左サイドをドリブルで切り込んで、シュート。キーパーが弾いたところを10番関根貴大がしっかり押し込んでゴール。早い時間で同点に追いつくことに成功、1-1とします。

この得点後、7分に9番小川紘生に代えて21番小島良太、10分に23番安東輝に代えて14番斎藤翔太が入ります。

この後、27番邦本宜裕の独特のリズムでのドリブル突破からの攻撃や10番関根貴大の得意のミドルレンジからのコースを狙ったシュートで惜しいチャンスが続きます。

16分には、27番邦本宜裕のドリブル突破から、パスを受けた4番茂木力也がシュートを放つもディフェンスの壁に跳ね返されます。

18分には、サイドからのクロスボールに7番広瀬陸斗がディフェンダーと競り合う形で先にさわり、浮き球に21番小島良太がボレー気味に合わせるも、惜しくも枠を捉えられず。

19分には、14番斎藤翔太がドリブルからループ気味のシュートを狙います。

1-1の同点以降は、惜しい形は作るものの逆転ゴールがなかなか奪えない中で、20分前後くらいからは再び前半同様に試合がややこう着状態に入って行きます。

こう着状態と言うよりも、相手の攻撃を受ける時間の方が長くなっていた印象もある中で、何とか打開したいという流れの中で25分に7番広瀬陸斗に代わり11番進昂平が投入されます。

この交代が、この試合の流れを一気に浦和に傾けます。

交代直後の26分に、前線で相手ディフェンダーと駆け引きをしながら、更にひきつけながら11番進昂平が上手くパスを受けると、やや混戦になりながらも空いたスペースを察知した27番邦本宜裕が、パスを受けてシュート。このシュートはキーパーが弾くも、すかさずこのこぼれ球に反応した11番進昂平が落ち着いて少し浮かせてゴールに流し込み、2-1と逆転に成功します。

明らかに前線が活性化(特に27番邦本宜裕も活性化した印象が強い)し、32分には、懐かしいというか、このホットラインでこういうゴールあったな~というゴールが生まれます。

10番関根貴大からの速い弾道の浮き球のパス(サイドからではなく、縦に近い)に、11番進昂平がピンポイントでヘッドで合わせてゴール。文字で書くと簡単に感じるかもしれませんが、タイミングと角度、入り方、合わせ方、とにかく出してと受け手の呼吸がぴったりだからこそのゴールだったと思いますよ、はい。

この後、40分に27番邦本宜裕に代えて26番松崎洸星が入り、追加点のチャンスも作りつつ、危険な場面もありつつではありましたが、アディショナルタイムに入るくらいに、10番関根貴大に代えて6番吉原大を投入し、しっかり守り切って3-1で勝利!

新しい戦術を理解することに集中するあまり、なかなかプレーに余裕が生まれない選手が多い中で、それでも昇格を目指すためには勝ち点を積み上げていかなければならないという浦和レッズユースが抱えた今シーズンの命題がある中で、得点を取るための強烈な組み合わせを今日は再確認させてもらったという印象です。

特に、やはり素質としては凄くても27番邦本宜裕は1年生でしかも外部から来た選手ですし、もう少し周りの選手が試合の中で声をかけることをしても良いかな~と思っていた中で、11番進昂平が交代で出場してから、たびたび27番邦本宜裕に声をかけていたんですね。確かに11番進昂平の前線での動きは、相手のディフェンダーを引っ張りながら、うまい入り方でポストプレーをしたり、裏に抜けたりするために、周りの選手が動きやすくなったこともあると思いますが、それを抜きにしたとしても、11番進昂平が入ったことにより、27番邦本宜裕の動きが活性化したと思います。更に、おそらく今年のここまでのプレーでは相当思うように行っておらずにストレスがたまり、それが更に余計な足かせになっている印象もあった10番関根貴大も、長く組んでいたからこそ分かる呼吸でのアシストを記録するなど、疲労がたまる時間にも関わらず、余裕のあるプレーを見せてくれた。このことにも意味があると思います。

加えて、この試合では途中投入となった21番小島良太の前線での献身的な運動量のある動きも光っていました。本当に、ゴール前での落ち着きが加わるだけで、前線の破壊力にひとつ色が加わる状態になると思っています。

なかなか難しいのは、浦和レッズユースが今年から目指すサッカーの方向性なんですよね。

今日の前線の選手の動きを見ていると、おそらく結果を出していくのみ求めるということであれば、ジュニアユースがやっているような、中盤どっしりで前線の選手が強烈に仕掛けていくサッカーでも結果は出して行けるような気がします。特に、攻撃の選手はその方がやりやすいと思います。

でも、難しくても、やろうとしているサッカーの追求は、やはりしてほしいんですね。だからこそ、今日の試合は、進行形の中でも得点するパターンが作れますよ、ということを強烈に証明してくれた試合だったと思います。

難しいサッカーこそ、思い悩みすぎれば過ぎるほど、動きに迷いが出ていつまでも先に進めないもの。でも、得点が取れるパターンさえ作れれば、多少のリスクを冒すことができるようになり、より前進できるもの。

だから、今日みたいに試合を決めることができるうちは、挑戦し続けてほしいです。

まあ、大人な意見ばかり書いてきましたが、やはり個人的には気持ち強く、勝負どころで強さを見せるチームは好きです。だから、今日は楽しかったです。

ではでは!

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日

 

 

 

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おまけの写真。

 

練習試合2013/04/14 – 浦和レッズユースvs成立学園高校 1本目3-0、2本目5-0・・・特長が見られる楽しい試合

レッズランド2013年4月14日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、結果的に丸1日レッズランドになりました。もともとジュニアユースの関東U15リーグの試合が昼からあるので、この流れで、その後に練習試合があったらそこまで観戦と言う予定ではいましたが、午前中にユースの練習試合もあるという情報をいただき、朝から足を運ぶことになりました。

時間が早まったらしく既に到着した時には始まっていて、既に浦和が2点とっている状態と言うことでした(1点は進昂平が倒されてPKをもらい自ら決めたらしい。)

あ、対戦相手は成立学園高校です。

ということで、ポイントポイントについて今回は触れるくらいにしたいと思うのですが、結果的には、浦和カップの時には怪我をしていてプレーを未だ見たことがない外部からの新加入選手の松澤彰をこの試合で初めて見ることができたことと、浦和カップの時までではまだピンと来ていなかった選手の特長を見ることができたりと、なるほどなるほどと心の中で頷きながら見ている場面の多い試合でもありました。

さて、途中からの観戦にはなりましたが、まず1本目のスタメンは以下となります。

この時点でのメンバーは以下。

GKが29番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに28番中村透、センターバックが左に26番松崎洸星、右に13番小木曽佑太、MFが左に14番清川大輝、右に19番小島良太、真ん中に32番石井康輝と15番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に21番進昂平

となります。

単純に対戦相手と言う意味で言えば、3月の最初に成立学園高校とは1度試合をしていて、この時は1-4と敗れています。今回は、相手がどのようなメンバー構成で臨んできているのか分からないことと、浦和も昨日のプリンスリーグに出場していなかったり出場時間が少ないメンバーや2年生1年生中心となるため、直接参考にはならないものの、やはり大敗している相手ですので結果も残してほしい試合ですね。

そんな中で、既に2-0でリードと言うことで安心しつつ、1本目の残り30分ほどを観戦した限りでは、21番進昂平が何度も裏を突いて抜け出す形を作り、24番倉本隼吾のアシストで1点取り、3-0で終了。

また、メンバー構成の中で26番松崎洸星がセンターバックの位置に入ってプレーしていたのが意外だったのですが、これも昨日のプリンスリーグで須藤岳晟がセンターバックに入っていたのと同様に、今年の浦和レッズユースの戦い方の一つの特徴でもあるのかと思います。センターバックタイプの選手が一人と、もう一人は、中盤タイプの選手という組み合わせで、おそらく、後ろでのパス回しや、固定ではなく場合によっては攻撃する意識を持つポジションだと伝える意図もあるのだと思います。

さて、2本目はガラッとメンバーが代わりました。

この時点でのメンバーは以下。

GKが18番大川圭為、DFが左サイドバックに20番川上開斗、右サイドバックに16番中塚貴仁、センターバックが左に23番中塩大貴、右に22番上野文也、MFが左に33番新井瑞希、右に31番高橋聡史、真ん中に17番東伸幸と34番影森宇京、FWが左に29番堀内千寛、右に27番松澤彰

となります。

センターバックに3年生の上野文也が入った以外は全て1年生というメンバー構成になります。

得点経過としては、15分に27番松澤彰が上手く抜け出して、キーパーと1対1の形をアウトサイドで左隅を狙った見事なゴールで先制。

20分に、17番東伸幸がきれいに交わした形ではないものの、上手く突破しゴールで2-0。

22分に31番高橋聡史に代わり30番松尾佑介が投入され、25分に29番堀内千寛のゴールで3-0。

27分には、攻め込まれるも18番大川圭為が好セーブ。

その直後に、33番新井瑞希が見事なドリブルからゴールで4-0。

最後の5点目は、27番松澤彰から、33番新井瑞希、16番中塚貴仁、30番松尾佑介、再び16番中塚貴仁とテンポ良いパス回しから最後は16番中塚貴仁が決めて5-0。

結果的に大勝となった2本目でしたが、その中でもまずは、今回初めてプレーするところ見た27番松澤彰についてですが、長身選手と言うことで高さを生かしたポストプレーなど中心にプレーするのかな~と思っていたのですが、スピードという部分ではそこまでないものの、裏へ抜けるタイミングが良いため、味方とのパスの連携があえばそのような形からのゴールも増えるような印象を与えるのと、長身選手にしては、思った以上に足元のプレーがしっかりしているのでしっかり収まる印象がありました。

得点の場面でもそうですが、シュートの場面も落ち着いてしっかり決められるかな~という印象です。

また、浦和カップの時はフォワードで出場していた16番中塚貴仁がこの試合では右サイドバックでプレーしていたのですが、攻撃の意識が強いために上がっていく場面は多く、22番上野文也がこのスペースをケアしていてバランスは良かったのですが、相手によっては、そのスペースを狙われることが出てくるので守備意識ももう少し高めにと思う部分はありつつ、攻撃参加した時は、なかなか迫力があり面白かったですね。基本的にサイドを駆け上がるという意識よりも可能なら斜めに中に中に仕掛けていく感じも良かったです。

そして、この試合で最も驚いたのが33番新井瑞希で、正直最初に見た浦和カップの時には、聞いていた持ち味の部分がなかなか出せなくて苦しんでいるのか見られないという印象もあったのですが、この試合では、いわゆる前線で例えば29番堀内千寛が仕掛けたり、27番松澤彰が競ったりした時に相手ディフェンダーが数人で厳しく来た時などにこぼれた球に対する反応速度が抜群で、一気に仕掛けるというプレーを何度も見せていました。

自らでも効果的な仕掛けを見せるし、何よりこういうプレーを前線の選手の近くですることができると、前線の選手が思い切って仕掛けることもできるなど、相乗効果も生まれるし、これは面白いなと、その特徴を楽しませてもらいました。

ということで、外部からの新加入選手のことを中心に今回は書かせてもらいました。

今年のU16リーグとか、トレセンリーグ、国体などのこともイメージしながら、これはなかなか面白いチームになりそうだという妄想もプラスしつつ楽しませてもらいました。

ではでは。 

レッズランド2013年4月14日レッズランド2013年4月14日レッズランド2013年4月14日

 

 

 

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おまけの写真。 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/13 第2節 – 浦和レッズユースvs八千代高校 3-0勝利・・・様子を見ていく

市原スポレクパーク2013年4月13日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

新体制の中での再びのプレミアリーグの舞台を目指した戦いが先週末よりスタートしています。埼玉スタジアム2002第3グラウンドでの開幕戦大宮アルディージャユース戦を0-1で落とした浦和レッズユースの第2節は、八千代高校とのアウェイゲームとなります。

余談ですが、埼玉からだとどの道を通っても大体渋滞にはまってしまう千葉県のこの付近までの車でのルートは危険と言うことで、ブクメの旅の恒例となっている、前日の深夜に出発して道が空いているうちに比較的近くの道の駅まで行ってしまい、そこで眠って試合に備えるという方法を今回も取らせてもらいました。道の駅あずの里いちはらという、スポレクパークから10キロくらいの道の駅。なかなか、面白そうでした(結局、店などが開くころには移動していたので詳細を楽しむことはできず。)

早め早めの行動のおかげで、会場には1時間30分くらい前に到着し、ボーっとする時間を作りつつ、最初は忘れていましたが、3年前に今日の試合会場で今年のユースの1年生、2年生がジュニアユースの1年生と2年生だったころに一度メトロポリタンリーグを観戦していたことがあるな~と思い出してしみじみしていました。

風はあるものの、穏やかな陽気の中での試合ということで、前節の課題も含めて今節浦和レッズユースがどのような戦いを見せてくれるのかを楽しみにしつつの観戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生、真ん中に23番安東輝と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に10番関根貴大

となります。

4バックという形をとる中でも、やや特殊な動き、役割が求められる中で、前節と比較して、8番須藤岳晟がセンターバックに入り、中盤に14番茂木力也が入るという形への変更、更に中盤でのあてどころとしてパスを捌く役割として、これまでは基本的なポジションはサイドで動きの中で中盤に入ってそういう役割をすることが多かった23番安東輝の基本的なポジションがボランチの1枚という形になりました。チームを作る段階での組み合わせとしては、以前も何度か試された形ですが、この変更が結構この試合ではピタリとはまっていた印象がありました。

また、前節強風の中で何本か精度の高いパスを通したり、一味違ったプレーを見せていた27番邦本宜裕がこの試合では先発。同様に、前の試合の終盤に登場して貪欲にゴールを狙う姿勢を見せた9番小川紘生もこの試合ではスタメンを勝ち取っています。

開始早々10番関根貴大がドリブルからシュートを放つ形や、27番邦本宜裕のドリブルでの仕掛けが見られ、5分には10番関根貴大からのクロスに7番広瀬陸斗がヘッドで合わせる形、更には10番関根貴大からパスに抜け出した9番小川紘生がシュートを放ったり、逆に9番小川紘生から10番関根貴大へ裏のスペースへのパスを狙う(これは、オフサイド)など前線の選手がゴールに向かっていく姿勢がよく見られるスタートとなりました。

相手も浦和を研究しているのか、前線からのプレスや、サイドからの攻撃を集中してケアされていたため、2番細田真也のところからのサイドからの仕掛けがなかなか難しい状況になるケースが多かったように思います。

守備に関しても、やや相手の前線がサイドなど突破してからの精度の低さにも助けられた部分はありますが、そこまで危ない場面は作らせずに試合を進めていく中で、浦和にとっての待望の先制点が19分に生まれます。

前線でパスを受けた27番邦本宜裕が独特のリズムでのボールタッチで相手のプレッシャーをかわしてゴール。

比較的有利に進める中でも、ゴール前の部分での精度では浦和も苦しんでいた中で、待望のゴールが生まれ、浦和が優位に試合を進めていきます。

20分には、前線で浮き球のパスに27番邦本宜裕がヘッドで7番広瀬陸斗の前のスペースへ。相手ディフェンダーの対応が遅れたこともあり、キーパーと1対1でシュートを狙えるというところまで来たものの7番広瀬陸斗のシュートはキーパーの真正面に飛んでしまいます。

続いて24分には、2番細田真也が右サイド中盤辺りでパスを受けると縦の前のスペースに27番邦本宜裕が走り込み、テンポよくパスを繋げるとそのままサイドから仕掛けてクロス。誰かに合えばという惜しい形を作ります。

更に、8番須藤岳晟から2番細田真也、右前線のスペースに斜めに入る9番小川紘生につなげてクロスに27番邦本宜裕が反応して仕掛ける形と同様に2番細田真也から27番邦本宜裕へいったん当て、2番細田真也が右前線を走ります。この際、27番邦本宜裕が相手ディフェンダー数人の間を通す面白い狙いの軌道にパスを出し、2番細田真也が仕掛けやすい形で受けて切り込んでいくという形もありました。

この試合では、結構浦和の右サイド相手の左サイドの攻防が面白かったと思います。高い位置を取りながら、前のスペースをあまり使わないことに見ていて、なんで行かないのかと思う部分もありましたが、同様に相手も浦和の右のスペースを狙って仕掛ける意識を持っていたこともあり、その辺りをケアしてのことだったのかなと、あとあと考えると思います。

35分に10番関根貴大が裏へ抜け出してシュートまで持ち込む形を作りますが、キーパーに防がれます。

41分には、9番小川紘生のインターセプトから、数人が絡んだ形で惜しい場面を作りますが、これも得点にはならず。

チャンスは多いながらも、ゴール前でやや気負ってしまっているのか、シュート精度に欠ける場面が多く、前半は最小得点差の1点のみのリードで折り返します。

数人の動きの中でテンポよく仕掛けていくという部分では、思うように行かないようにも見えたものの、やはり中盤とバックラインの今日のメンバー構成は、はまっていて、23番安東輝が中盤でパスを受けて上手く散らすプレーを見せていたり、8番須藤岳晟もやはり守備の部分で気の利いたプレーと展開を見せていました。

後半の序盤も前半同様、9番小川紘生の裏への飛び出しや10番関根貴大のドリブルでの仕掛けなどゴールに向かってのプレーでスタートし、23番安東輝が中盤でパスを受けて展開する形も多く見られたものの、やや味方との連携というところではまだ上手く合わない部分があるのか、27番邦本宜裕や9番小川紘生などが前線のスペースに上手く走りこんでいるところにパスを出さないという形が少し気になりました。

22分に7番広瀬陸斗に代わり21番小島良太が入り
ます。

25分には、ペナルティエリア僅か外くらいのところで27番邦本宜裕がキープして相手のファールを誘いフリーキックのチャンスを得ますが、このチャンスは得点になりませんでした。

29分には、10番関根貴大から3番森亮太、9番小川紘生とつなげての攻撃、30分には、27番邦本宜裕から右サイドをオーバーラップする2番細田真也へパスが通りサイドからの攻撃。

何か、試合が淡々と経過していくイメージがある中で攻めの回数は浦和が多いものの、まだリードは1点と言う、サッカーではありがちな、危険な雰囲気も正直感じました。

30分に10番関根貴大に代わり14番斎藤翔太が入ります。36分に、前線でのハイボールを21番小島良太が力強くヘッドで前に流し、27番邦本宜裕が抜け出すもこれは惜しくもオフサイド。

37分には、27番邦本宜裕がドリブルでサイドから切り込んでクロスに14番斎藤翔太が反応、最終的におそらく21番小島良太が押し込んでキーパーかディフェンダーがはじき出したものの、ゴールラインを割っていたようにも見えたのですが、これはゴールとは認められずも、その後の展開で4番茂木力也の攻撃参加からのラストパスを9番小川紘生がしっかり決めて2-0とします。

40分に27番邦本宜裕に代えて11番進昂平が入ります。

そして、先ほど攻撃参加でアシストを決めた4番茂木力也が今度は自らがペナルティエリアまで侵入し、そこへパスが通り、難なく押し込んで3-0とします。

43分に9番小川紘生に代わり24番倉本隼吾が入ります。

44分に2番細田真也がドリブルで果敢に仕掛けた流れから、最後は14番斎藤翔太がシュートを放つもこれはキーパーに防がれてしまいます。

45分に2番細田真也に代わり19番橋岡和樹が入ります。

後半終盤での、これまで守備意識高くプレーしていた選手が(何が原因かは分からないものの)解放されたかのような攻撃参加が多く見られた後半終盤の2点などで結局、終わってみれば3-0とスコア上は快勝という形で試合は終了しました。

気になる点も多くありましたし、やはり何か、前線の選手たちの中には、気負いすぎという印象の選手もいたりする点は、こうやって得点が入る流れがチームにできていくことで得点を奪える状況ができてくれば、改善されてくるような気もしますし、たぶん「こうしたほうが良い」とかそういうことよりも、抜け出す形まではできる場面が多いことを考えると、思うようにフィニッシュが決まらなくても続けてやっていくしかないと思うんですね。

あとは、やはり27番邦本宜裕と11番進昂平を同時には使ってくれないんだな~、またお預けか、とか思ったりもしましたけどね。

チームとして何か大人しいなという印象は付きまとうものの、今日に関して言うと、開幕戦を踏まえて、しっかり自らのチームの戦い方が分析されて、それによって柔軟に変更もされているなど、何か凄くしっくりくる部分もあり、要するに何が言いたいかと言うと、まず結果が出た。そこが第一歩でもあり、今日で言うと、バランス重視でプレーしていた4番茂木力也が終盤に持ち味をしっかり見せてくれた。チームとしての戦い方に選手の持ち味がプラスされる、そういう要素も見えた試合でもあったと思います。試合終盤から出た21番小島良太の力強いポストプレーや、24番倉本隼吾もロングボールでの競り合いの飛ぶタイミング、1度でしたがピッタリでした。あのタイミングで競れていれば、かなりの確率で競り勝てるでしょう、とか。

なので、一つ一つ様子を見て行きます。課題もある中でも、今日は結果を出してくれた。それが重要かと思います。

開幕戦、第2節を踏まえての第3節。また一つ成長しているチームを見させてもらうのを楽しみに一週間待ちたいと思います。

ではでは!  

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おまけの写真。

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/07 第1節 – 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-1敗戦・・・強風の中プリンスリーグ開幕

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

爆弾低気圧の影響で大変な天気になり、開幕が危ういような天気予報を気にしつつ迎えた プリンスリーグ開幕の4月7日でしたが、予想以上に天候は回復し、晴天の中での開幕となりました。

しかしながら・・・ものすごい強風の中での試合と言うことで、これなら多少が雨など降っていても風が無い方がまだましなのかな~と思う部分もありつつでした。

浦和レッズユースは、今シーズンはプリンスリーグ関東1部で戦い、まずは上位3チームに与えられるプレミアリーグ参入戦への出場権の獲得、そしてプレミアリーグへの昇格を目指します。

新体制の中で、4-4-2というフォーメーションながら、それぞれの選手に求められる役割が複雑で浸透するまでに時間を要しそうという印象の中で、恒例の清水フェスティバルで、継続した課題は抱えつつも、プリンスリーグを戦っていけるプラスの要素も多く発見することができた。

そして、迎えた開幕戦となります。対戦相手は、大宮アルディージャユースということで、チーム状況云々を除いても勝っておきたい相手ではありました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、FWが7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大

となります。

チーム作りと言う点で、U17日本代表に選出されていた14番斎藤翔太と4番茂木力也、U18日本代表に選出されていた7番広瀬陸斗の3人が清水フェスティバルに参加していなかったことや、合流して1週間あるかないかという状況の中で、ある程度、最終調整的な清水フェスティバルで数試合戦ったメンバーをベースにまずは臨むのか、代表組を入れてのスタメンになるかと気になっていましたが、結果的に、3選手ともスタメンで出場となりました。

試合の入り方としては、悪くない入り方だったと思います。開始早々に、10番関根貴大が仕掛けてコーナーキックを奪い、23番安東輝が蹴ったコーナーキックは、かなり良い弾道で可能性を感じさせるものでした。

また、慎重に入ったのか緊張感があったのか、指示なのかは分かりませんが、思った以上に4-4-2のフォーメーションを崩さずに序盤は試合をしていた印象がありました。

7番広瀬陸斗と23番安東輝が比較的、上手く中盤のところに入りあてどころになろうとする動きが見られました。

17分には、8番須藤岳晟からの右前線へのフィードからの仕掛け、19分には、25番杉本広貴から左の3番森亮太につなげ、左サイドから仕掛け、10番関根貴大にパス。近いスペースに入る7番広瀬陸斗に下げて右前線へ繋げる数選手がテンポよく絡んだパス回しから仕掛ける形も作ります。

21分には、5番齋藤一穂から10番関根貴大、23番安東輝とつなげて仕掛けます。

比較的、4バックの形を崩さず守備もバランスよくできていたと思いますが、22分に裏に抜けられてしまい、後ろから倒してしまい、危険な位置でフリーキックを与えてしまいます。このピンチの場面は集中して跳ね返します。

25分に7番広瀬陸斗のインターセプトから11番進昂平につなげてのチャンス、更に27分には11番進昂平から10番関根貴大にパスを通り、シュートまで行くも相手ディフェンダーに阻まれます。

30分前後に再び危険な場面を迎えるも、ここは25番杉本広貴の好判断で失点を免れます。

連携での崩しと言う形では前半では最もチャンスになったのが37分の場面で、中盤のスペースに入った23番安東輝と前線に10番関根貴大という位置関係で23番安東輝へのパスに対して23番安東輝がスルーして、前線の10番関根貴大にパスが通り、相手守備陣が対応できない状況で10番関根貴大がシュートまで持ち込む形がありました。

続いて39分に23番安東輝のインターセプトから10番関根貴大につなげて仕掛ける形を作りました。

そして、この試合で最も得点に近かった場面が、前半40分のプレーで、7番広瀬陸斗からのパスを受けた10番関根貴大が相手ディフェンダーが寄せてくる中で粘り強くキープしてペナルティエリア内に侵入し、放ったシュートがクロスバーに当たりゴールライン手前くらいに落ちるという本当に少しゴール側に跳ね返ってくれればゴールという決定的な形を作りました。

その後、前半終了間際に7番広瀬陸斗から裏のスペースに走る11番進昂平へパスが通り、シュートまで持ち込む場面を作るも得点はならず前半は0-0で折り返します。

風のことを考えると、追い風の状況で得点を決めておきたかったというのは、ありきたりな感想ですがありましたね。

強烈な向かい風を受ける中での後半は、スタートから11番進昂平に代わり27番邦本宜裕が入ります。

ここまで清水フェスティバルと浦和カップを含めて、そこまで長い時間ではなかったものの、インパクトを残してきた27番邦本宜裕の登場はあるかとは思っていましたが、後半終盤くらいになると思っていたので、予想外に早く登場したことに驚いたことと、清水フェスティバルの清水エスパルスユース戦で27番邦本宜裕が入ったところから、11番進昂平の動きが際だってよくなった印象があったため、入れ替わりの交代は少しもったいないと思いつつでしたが、期待は高まりましたね。

攻撃に迫力を出したいところでしたが、後半開始早々に相手に攻め込まれてピンチの場面を迎えます。このピンチも前半も好判断で決定的な場面を防いだ25番杉本広貴が再び好判断で防ぎます。

4分に3番森亮太のサイドからの仕掛け、6分に10番関根貴大から右サイドを走る2番細田真也にパスが通っての右サイドからの仕掛けと前半割と少なかったサイドからの攻撃が立て続けに見られます。

8分には、27番邦本宜裕からの縦パスに10番関根貴大が抜け出しキープするも相手ディフェンダーに阻まれシュートまでは行けず。

13分に、23番安東輝に代わり9番小川紘生が入ります。

15分に再び裏に抜けられてのピンチでキーパーと1対1という決定的な場面を作られるもここも、25番杉本広貴のタイミング良い飛び出しで防ぎます。

20分に、7番広瀬陸斗のインターセプトから9番小川紘生、10番関根貴大、3番森亮太と展開して3番森亮太がクロスを上げるもこれは味方に合わず。

21分に、9番小川紘生がやや強引ながらもドリブルからシュートを狙い、枠を捉えるもののキーパーになんなく防がれてしまいます。

29分に27番邦本宜裕からの縦パスが10番関根貴大に通り、9番小川紘生にパス、ここから仕掛
けていくも、ディフェンダーに防がれます。

更に32分には、2番細田真也からのパスを27番邦本宜裕が正確なタッチでヒールパスを7番広瀬陸斗の前のスペースに出すも、7番広瀬陸斗の反応が一歩遅れてディフェンスに寄せられてしまいます。

33分に再びピンチの場面を迎え、ここも25番杉本広貴が防ぐも、33分にセットプレーから決められてしまい、0-1と厳しい展開になります。

40分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

43分に27番邦本宜裕のパスから14番斎藤翔太がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込むもゴールならず。45分に27番邦本宜裕が前線で上手い反転からシュートを放つもこれはキーパーの正面。

終了間際に21番小島良太のヘディングシュートも枠を捉えきれず、試合終了。

開幕戦は0-1で敗戦となりました。

おそらく、今シーズンの浦和レッズユースの試合を今日初めて観戦したという方が多かったと思いますが、どのような感想を持ちましたでしょうか?

リードされている後半の終盤でもシュート意識が低かったことや、相手の方が勝利に対するどん欲さがあったように見えたことは、はっきりいって不満です。戦術が上手く行かない部分などは、焦れずにやれば良いと思いますが、試合に臨む姿勢という部分では、見る側としては伝わってくるものが少なかったのは残念でした。

プラスの要素としては、ある程度、バランスをとって戦うために4-4-2で特に守備の選手に関してあまりポジションを崩さない戦い方をしていた序盤の戦い方というのは、ある程度組み立てが上手く行かないという時には効果的なのかとも思います。

また、後半から登場した27番邦本宜裕のプレーの中で、この試合で特に印象に残ったのが、前線から中盤くらいまで下りてきてパスを受けた時に前線の選手の裏のスペースへのパスを出す際に、今日ほどの強風が吹いている状況でも、かなり精度の高いパスを供給して、実際に10番関根貴大がこのパスから前線で受けて惜しい形を作っていた形が2度ほどあったことを考えると、アシストの部分でも今後期待できると思う部分もありつつ、ワンタッチでのヒールパスなどに対して、味方の選手も来ないだろうと思っていて出だしが遅れたものの、これに反応できるようになると一気に決定的な形を作れるようになること。そして、やはり、清水エスパルスユース戦の時に感じた印象では、11番進昂平が最もこのようなパスに反応して抜け出すことができるというのを今日見ていて思ったんですね。なので、やはり求められていたプレーと言う意味では今日は前半あまりできていなかったかもしれませんが、11番進昂平と27番邦本宜裕はセットでプレーさせたいという感想も持ったりしています。

やろうとするサッカーに関しては、焦れずにやっていくしかないです。そこに関しては、絶対にぶれさせないことと、結果がでなくても自信をもってやり続けてください。

開幕戦独特の雰囲気もあった中での初戦なので、難しいことも多くあったと思いますが、じっくりやっていきましょうね。

今日のことを踏まえて、次節で一歩前進している姿を見せてください。

あと・・・やっぱり強風の中での試合は嫌ですね。それもサッカーだと言われればそれまでなのですが、やはり嫌です、本当に嫌です。

お疲れ様でした。

ではでは! 

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

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おまけの写真。

 

第33回浦和カップ(練習試合・30分x2本)2013/04/04 – 浦和レッズユースvs浦和東高校(30分) 0-1敗戦、vs浦和南高校(30分) 1-0勝利・・・もう一つの必要な要素が見えた試合

レッズランド2013年4月4日レッズランド2013年4月4日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中の浦和カップのグループステージの試合が終了し、この日のレッズランドの大会日程終了後に、浦和レッズユース、浦和東高校、浦和南高校の3チームが30分ずつ対戦する変則の練習試合が行われました。

あ、浦和カップのグループDとしての浦和の順位は、桐生第一高校が1位、浦和レッズユースが2位、東北高校が3位、浦和南高校が4位となりました。通常であれば、2位として順位リーグで1位、2位のチームと対戦する流れなのですが、昨日の中止により、レギュレーションが変更になるようなので、やはり明日の予定はまだわかっていません。

さて、この時間の試合は、ちょうどユースが天然芝のピッチで紅白戦を行っていたこともあり、午前の試合から更に2年生、3年生が減る形で行われました。

試合の順番としては、浦和レッズユースvs浦和東高校、浦和東高校vs浦和南高校、浦和南高校vs浦和レッズという順番で、ほとんど空き時間なく行われました。

まず、浦和レッズユースvs浦和東高校のスタメンは以下となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが41番大川圭為、DFが左サイドバックに36番川上開斗、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが32番中塩大貴、右に28番小木曽佑太、MFが左に39番新井瑞希、右に11番倉本隼吾、真ん中に35番松尾佑介と13番上野文也、FWが左に37番堀内千寛、右に29番東伸幸

となります。

結果的に、この試合は敗戦となり、やはり守備のところで連携が上手く行かずに、中央左付近へのパスから失点した場面含めて危険な場面が3度ほどあったと思います。

久しぶりにフォワードとして出場した29番東伸幸が序盤は、前線で体を張ってポストプレーをすることで前線で収まり、そこから展開する形が何度か効果的に機能していました。

危険な場面が多いことは変わらないものの、午前の試合とは何かチームの雰囲気が変わった印象がありました。細かく理由を説明するのは難しいのですが、なにか雰囲気が良かったのです。

浦和のチャンスとしては、4分に36番川上開斗が左サイドから持ち上がり、クロスにタイミングよく11番倉本隼吾が合わせるも、これは惜しくもクロスバーを越えてしまいました。

37番堀内千寛のスペースを作る動きなど、それぞれの選手が献身的に動くなど、良い変化も見られたものの、やはり連携が上手く行かないことが多く、10分前後に決定的な場面を作られる場面が何度かあり、シュートミスなどで失点まで行かなかった場面もあったものの、14分に決められてしまい0-1となります。

15分に35番松尾佑介に代わり34番影森宇京が入ります。午前中は、ラインズマンをやっていて少しまだ足を痛そうにしていたので今日は出場機会はないと思っていましたが、問題なくプレーできていました。

17分に29番東伸幸が11番倉本隼吾とのワンツーで追い越して前線に上がる迫力あるプレーも見られました。

18分に36番川上開斗に代わり、42番中塚貴仁が入ります。

19分に再びピンチを迎えるも、ここも相手のシュートミスで失点は免れました。

34番影森宇京が中盤のスペースを上手く使い、味方がパスを出しやすい位置に上手く入ることで、この試合の終盤にかけては、パスが上手く回る場面も増えつつ、27分に中盤でのインターセプトから39番新井瑞希にパスが通りシュートまで持っていくも、これはキーパーにセーブされ、結果、浦和東高校との1本目は0-1で敗れます。

浦和東高校vs浦和南高校を挟んで、今度は浦和南高校と30分の練習試合が行われました。

この試合のスタメンは以下、

GKが41番大川圭為、DFが左サイドバックに36番川上開斗、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが左に29番東伸幸、右に28番小木曽佑太、MFが左に37番堀内千寛、右に35番松尾佑介、真ん中に34番影森宇京と32番中塩大貴、FWが左に42番中塚貴仁、右に11番倉本隼吾

となります。

ちなみに、対戦相手の浦和南高校には昨年まで浦和レッズユースに所属していた小峯洋介の弟の小峯健太がいましたね。浦和レッズユースの試合前の浦和東高校vs浦和南高校の試合を眺めていたのですが、小峯健太は、試合の中でフォワードに入ったりボランチに入ったり、色々なポジションを受け持ちつつ、コーナーキックでのキッカーを務めていたり、決められなかったけど、惜しいシュート場面もあったりと、なかなか面白い選手という印象が残りました。

浦和レッズユースとの試合でも途中まで出ていましたね。決められなくて良かった!

ということで、浦和南高校戦ですが、この30分は、非常に見どころが多い試合となりました。

まず、34番影森宇京が中盤でのポジションどりが絶妙で、パスを受けて捌くプレーを効果的に行うことで、周りの選手もスムーズンに動けた部分と、縦へのロングフィードを上手く使うことで、そこからチャンスを作ったり、相手のラインが下がったところで空いたスペースを使って、持ち味を発揮できる選手が出たり、更には、気持ち全面の力強いプレーが多くの選手に見られたこともあり、見る側としても楽しませてもらいました。

試合の経過を書いていきますね。

2分に36番川上開斗から37番堀内千寛につなげての仕掛け。

4分には、41番大川圭為から右に開いた11番倉本隼吾に長いパスが通り、左の36番川上開斗に展開し、更に抜け出した42番中塚貴仁にパスを通し、後はフィニッシュの精度という大きな展開から、揺さぶって仕掛ける形を作ります。

10分に、34番影森宇京を経由して11番倉本隼吾にパスが入り、持ち上がってシュート。

11分には、37番堀内千寛がドリブルで仕掛け、11番倉本隼吾にいったん預けて前に走り、再びパスを受けて仕掛ける形を作ります。

もちろん、全て上手く行っているということではなく、これまでと同様に連携が上手く行かない時には高い位置で奪われて危険な形を作られる場面は、ポツポツあり、13分にかなり危険な場面がありましたが、なんとか堪えて失点を防ぎます。

15分に42番中塚貴仁に代えて39番新井瑞希が入ります。

18分には、29番東伸幸から37番堀内千寛、更に11番倉本隼吾につなげての攻撃。

20分に、34番影森宇京から36番新井瑞希へ見事なパスが通り、36番新井瑞希のシュートは防がれたものの、このプレーでコーナーキックを獲得。

そして、このコーナーキックのチャンスで33番石井康輝が蹴った鋭いボールに29番東伸幸が力強いヘッドでゴールに押し込んで浦和が1-0と先制します。

これまでの試合に比べて39番新井瑞希もタイミングよく飛び出せる回数が多くなっていた印象があります。

26分には、
いったん降りてきてパスを受けた11番倉本隼吾が見事な弾道での右前線へのロングフィードを右前線に走る35番松尾佑介に通し、36番川上開斗に出したパスはオフサイドになったものの、この展開も見事でした。

更に28分に35番松尾佑介から39番新井瑞希、再び35番松尾佑介とつなげた展開も惜しくもオフサイドになりました。

29分に、36番川上開斗が思い切ったドリブルでペナルティエリアまで侵入し倒されたものの、ここではPKはもらえずも、結果的に1-0でこの試合は勝利で終えることができました。

なんというか、見ていてすっきりする試合でした。

何が違うのかな~と思うと、縦パスを効果的に使っていたのと、前線の選手の力強さと気持ちの部分がこの試合では見ていても伝わってくるくらい入っていたことが一つ、中盤で上手く受けて捌く役割をできる選手がいたことなど、いつもと違うというよりは、ちょっとしたことだけど重要なことが注入されたようなイメージでしょうか。

今年の戦術は完成するまでに時間がかかるのは周知の中で、プリンスリーグなどの公式戦でも結果を出しながらチーム作りを焦れずに進めていく。そのために必要な要素。その一つは午前に見られた、戦術が上手く行かない中でも結果を出してしまう得点する力。そして、この試合では、やはり中盤で気の利いた動きを精度高くできる選手がいると良くなることと、気持ちの置き方一つで、同じ攻撃もより迫力のあるものにでき、それが相手に与える影響を上手く利用すれば、更にやりたいことができる。そういう要素も一つ感じることのできる試合でした。

明日の予定がまだ分からない状態でこのブログを書いていますが、おそらく明日が最終戦になるようなので、できるだけ本気でメンバーを組んできてこの大会で調子が良い相手と明日は試合をする機会が得られると良いな~と思っています。

ではでは!

 

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おまけの写真。

 

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天然芝グラウンドでは、ユースの紅白戦も行われていました~!

 

第33回浦和カップ2013/04/04 – 浦和レッズユースvs浦和南高校 4-3勝利・・・結果を残すことも重要

レッズランド2013年4月4日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日の悪天候で、中止となった浦和カップは、やや日程が縮小されるような形になる模様。今日の午前は、昨日行われる予定だった浦和南高校戦が行われました。 この結果により、グループの順位が決まり、明日は一気に決勝トーナメントになるような感じということです。

おそらく、本来はグループ1位2位同士で順位リーグを行う予定が、そこが省略されて抽選が行われたような話だったので、各グループ1位の中で抽選で良い番号を引いた2チームが決勝など特殊なルールになると思われるため、この大会の優勝という意味では、1日目の結果もあるので浦和レッズユースにとっては、自力での巻き返しは難しいようではありますが、新1年生を含めて初めて行われる公式戦と言うことで、一つでも多く課題を見つけながら、新しい戦術を多くの選手が経験していくことができればと思います。そのためには、できる限り、手ごわい相手と戦っておきたいのでやはり結果は残していける方がその可能性は高まりますね。

ということで、今日の対戦相手は浦和南高校となります。結果でしか判断できませんが、1日目に2連敗しているということで、1勝1敗という状況の浦和レッズユースにとっては、一つでも上の順位に入るために、この試合は確実に勝って、できるだけ点差を開ければベストという試合でした。

昨日とは打って変わっての晴天、風は少し強いものの、そこまで試合に影響を与えることはない程度。コンディションとしては最高ですが、少し蒸しているような印象もあり選手にとっては、消耗する状況だったかもしれません。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関口亮助、DFが左サイドバックに36番川上開斗、右サイドバックに21番橋岡和樹、センターバックが左に32番中塩大貴、右に28番小木曽佑太、MFが左に23番清川大輝、右に24番小川紘生、真ん中に27番長島巧と33番石井康輝、FWが左に37番堀内千寛、右に38番邦本宜裕

となります。

この試合は、浦和レッズが今年やろうとしている戦術という意味では、思うように行かない時間帯がかなり多かったという試合になり、守備の連係のところでも、再三相手に狙われる隙ができてしまいピンチになる場面が多く見受けられました。

それを踏まえて、試合の流れを書いていきます。

6分に失点し、直後に24番小川紘生からの縦パスに抜け出した27番長島巧がキーパーと1対1になるも決めきれず。抜け出すまでの動きはかなり良かったと思います。

15分に、38番邦本宜裕からの裏へのパスに抜け出した23番清川大輝が決めて1-1の同点に追いつきます。

17分に、38番邦本宜裕、33番石井康輝、下げて23番清川大輝と大きな縦横のテンポ良いパス回しで仕掛ける形を作ります。

20分に38番邦本宜裕が個人技での突破から落ち着いてゴールも決めて2-1。

21分には、27番長島巧から右前線に走る21番橋岡和樹にパスを通し、クロスに37番堀内千寛が頭で合わせる惜しい形がありました。

全体的に動きがスムーズに行かない中で、このくらいの時間帯から、38番邦本宜裕が、状況によってはセンターバックの位置まで下がってプレーするなど上下の動きを求められた動きをしていたようです。

そして、29分、1番関口亮助から下ってパスを受けた38番邦本宜裕がいったん左にはたいて前線に走り、再びパスを戻されるとそのまま持ち込んでゴール。

これで3-1となります。

この後も、24番小川紘生が前線でキープ力を見せながらシュートを打つ場面などあるものの、前半残り5分くらいは結構ピンチになる場面が多くなりました。

前半は3-1で終了。

後半スタートのメンバー交代はないものの、36番川上開斗が右サイドバック、21番橋岡和樹が左サイドバックとサイドバックの右左が入れ替わっていました。

後半も、全体的な連携は上手く行かない場面が目立っていたものの10分に38番邦本宜裕からのパスを受けた24番小川紘生が決めて4-1と気が付けば3点リードという状態に。

4点目が入った後、24番小川紘生、38番邦本宜裕に代えて39番新井瑞希と42番中塚貴仁が入ります。

17分に23番清川大輝からの裏へのパスに抜け出した42番中塚貴仁でしたが、トラップが上手く行かずシュートまで持ち込めず。

18分に、23番清川大輝、37番堀内千寛に代わり29番東伸幸と11番倉本隼吾が入ります。

メンバー交代が多くなったこともあるとおも増すが、20分くらいからの残りの15分は、思うように行かない場面がより増えてしまい、27分、29分に立て続けに失点をして4-3と一点差まで追い上げられます。

33分に36番川上開斗のドリブル突破からタイミングよく裏に抜け出した11番倉本隼吾にパスが通るも、ここはトラップが流れてしまいシュートを放つことができず。

結局、苦しみながらも試合自体は4-3と勝ち切ることができた、そういう試合となりました。

この試合に関して言えば、おそらく結果は出たものの、試合後は出場したメンバーは厳しいことを言われたと思います。ただ、正直今年の浦和レッズユースがやろうとしているサッカーは難しい。正直難しいですし、見ている側からすると本当はいけないのですが、こういうメンバーならこういう戦術をやったほうがスムーズに行くんじゃないかと安易に思ったり口出ししたくなるような気持ちがいっぱいになるポイントも多くありますが、やっている選手たちは、求められることがスムーズにできるようになれば、チームとしても強くなると感じながらやっているようですし、そういう意味では、この試合で言えば、38番邦本宜裕が結果的に2得点と2得点の起点になったこともあり、24番小川紘生もゴールを決めました。23番清川大輝もゴール前での決定力を見せてくれましたし、いわゆる、思うように行かない展開の中でも点を取れる選手がいるということにプラスの要素を考えれば良いのかとも思います。

完成系からスタートできないのは分かっているので、上手く行かない状況になった時でも、決めるところで決める選手がしっかり決めて粘り強く結果も残しながら、戦術が浸透して行けばとも思います。

勝負のポイント、ここで勝負するとか言うところ、際の勝負での戦いぶりは、ジュニアユースから上がってきた新1年生は、これでもかと言うほどジュニアユースの終盤戦でやってきましたからね。

学年ごとでやってきた強みも今後加味して行けるかも重要かと思います。

このあと、変則的な練習試合のようなものも行われるようなので、再びレッズランドに向かおうと思います。

明日の予定は不明です!

ではでは~。 

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おまけの写真。

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 天然芝のグラウンドでジュニアユースの選手たちが紅白戦を行っていました。今週末の関東U15リーグの東京ヴェルディ-ジュニアユース戦には足を運ぶことができないので、勢いそのままに難敵東京ヴェルディジュニアユースを倒してきてもらいます!

 

第33回浦和カップ2013/04/02 – 浦和レッズユースvs桐生第一高校 0-1敗戦・・・更に新1年生続々登場

レッズランド2013年4月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先ほどの午前の東北高校戦に引き続き、14時から第2戦、桐生第一高校戦が行われました。

今の時点でどこを見るか。

特にジュニアユースから上がってきたり、外部から新加入して本格的に今年からのユースのサッカーに触れる選手たちの出だしとなる大会なので、上手く行かないことの方が多く、むしろこの大会への入り方や表情、物おじせずにプレーできるかなど別要素の方を重要視しつつ、やはり優勝のある大会なので、可能であれば結果もできるだけ残して一つでもレベルの高いチームと戦っておきたいところですね。

第1試合の東北高校戦は、その点では、やはり気持ち鍛えられた選手が多い新1年生は、堂々とユースの戦いの初戦に臨んでくれているという印象です。ただ、少し心配なのは、負傷者がやや多く感じられることなんですね。

調整の部分なのか、怪我なのかは定かではない選手も多いものの、今日の2試合を見る限りでは、今回の大会に出場するメンバーとして今日いた中で交代選手はほとんどおらず、ピッチの周りにいた選手たちは、おそらく軽い重いは分かりませんが、何かしら怪我を負っていたり、長い時間はプレーできない状況なのでしょう。

ということで、第2試合の桐生第一高校戦について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関口亮助、DFが左サイドバックに14番荒木聡太、右サイドバックに36番川上開斗、センターバックが左に32番中塩大貴、右に28番小木曽佑太、MFが左に23番清川大輝、右に39番新井瑞希、真ん中に5番條洋介と33番石井康輝、FWが左に19番中村透、右に11番倉本隼吾

となります。

試合開始にまず驚いたのが、相手の桐生第一高校の選手が大型の選手だらけということなんですね。あまりにも気になって、帰ってからプログラムで確認してみたら180前後の選手だらけ、浦和の新1年生にも大型の選手は多いですが、それをはるかに超える大型のチームと言う印象でした、もう、驚きます。

第1試合を良い形で勝利したメンバーで良いイメージでスタートしたことから、開始早々に23番清川大輝が左から右の33番石井康輝へパス、33番石井康輝がワンタッチで下げて5番條洋介、そこから縦に長いボールを入れるなど左右上下を大きくテンポよく攻撃する形など見せます。

しかしながら、気持ちの入った動きを繰り返していた11番倉本隼吾が3分に前線で相手選手と接触して負傷。交代後歩いてはいたので大きなけがでは内容ですが、予期せぬ負傷で早くも3分に37番堀内千寛と交代となります。

直後の4分に裏に抜け出される危険な場面を迎えるもここは相手のシュートミスで失点は免れます。

6分に、33番石井康輝がインターセプトから37番堀内千寛とのワンツーで抜け出します。

9分には37番堀内千寛が裏に抜ける39番新井瑞希にパスを通すもこれは惜しくもオフサイド。

11分には23番清川大輝がドリブルで仕掛けタメを作りパスを出します。

12分に再びピンチを迎えるも、1番関口亮助がギリギリ反応し、防ぎます。

第1試合の良いイメージは持ってこれているものの、やはり課題の部分はじっくりじっくり良くしていくしかないもので、中盤のパスがカットされて高めの位置から攻撃を仕掛けられる回数は、この試合も序盤から目立ちます。

22分に、今度は浦和がカウンターの形から、1番関口亮助が中盤辺りに位置する37番堀内千寛にパス、いったん19番中村透に下げると、23番清川大輝、更に前線に走る36番川上開斗とテンポよく攻撃を繋げる形を作ります。

続いて24分には、36番川上開斗と39番新井瑞希がワンツーで抜け出して36番川上開斗がシュートを放つ場面がありました。

決定的な形ということで言うと、前半はほとんど作れず、逆に相手に決定的な場面を何度か作られたものの守備陣が集中して弾き返して0-0で前半終了。

後半スタートから、5番條洋介、14番荒木聡太、19番中村透に代わり29番東伸幸、35番松尾佑介、42番中塚貴仁が入ります。

1番関口亮助と23番清川大輝以外は全て新1年生というメンバー構成になりました。一緒に戦ってきたメンバーと言うことで比較的味方の動きを理解しているメンバー構成にはなっているもの、求められるサッカーが全く違っているということで、ポイントポイントで面白いプレーが2人くらいで展開されることはあるものの、全体的には動きが合わず、試合が進むにつれて、いわゆる、いまプレーしている選手が誰なのか印象が残りにくいくらい、個々の選手の持ち味の部分が見えないような戦いになっていたような気もします。

この辺りは、ある程度試合経験を積んでいかないと難しい部分なのかもしれません。

その中でも、42番中塚貴仁が絡んだ、かなり惜しいチャンスが3度ほどありましたね。

試合は、6分に失点し、このゴールが決勝点になってしまい、0-1での敗戦となりました。いくつか印象に残っているプレーとしては、37番堀内千寛の見事なトラップで展開しやすい形が何度かできていた・・・のですが、その次か次の次くらいのパスで連携が合わずにカットされることが多かったのは現時点では残念ですが、一つ持ち味を見せていたプレーと言えますね。

また、フィジカル的な部分でなかなか突破までは行かなかったものの35番松尾佑介のボールタッチは、フィットしてくると面白くなりそうな雰囲気は感じました。

29番東伸幸はセンターバックに入っていましたが、やはりジュニアユースからのイメージの中で中盤くらいでプレーしたほうがよさそうだなという先入観が残っているんですね。

守備の部分では、32番中塩大貴が割と危機察知能力を発揮して相手の攻撃を防いでいたな~とか。

ただ、やはり後半は、せっかくの選手の特徴が生きていないような時間帯がほとんどだったと思います。

戦術を理解して、連携があってきて、その上で個々の選手の特徴が生きてくるとは思いますが、今の段階は選手も大変だろうなと思うばかりです。

そんなわけで、試合は残念ながら敗戦となり1勝1敗で1日目は終わりました。

風が強いよりは良いものの、雨が降り続いていた今日は、人工芝のグラウンドで場所によっては、グラウンダーのパスが水たまりで止まってしまう時もあり、戦術を理解していく中でも特にやりにくいコンディションだったと思います。

ただ、明日も同じような天気らしいので、今回の浦和カップはある程度雨と仲良く戦っていくしかないですね。

そうそう、今回のプログラムで、チームの特徴に、攻撃、守備、戦術、体力、精神力という項目があって浦和は、攻撃のところに「積極的に攻撃を仕掛ける。」とあったので少し安心しました。

今は、組み立てのところ、連携のところ、中盤のおさまりどころとか、色々模索中で結果的に、戦術的なところが安定してくれば、積極的に攻撃を仕掛けることが許されるんだな、それぞれの持ち味が存分に攻撃に発揮されるようになるようなっていくはずですね。

とにかく、1日目としては、清水遠征で見られなかったジュニアユースから上がった新1年生のプレーを久しぶりに見ることができたこと、外部からの加入選手で見られていなかった選手が、また何人か見られたことが嬉しく、新年度が始まったんだな~と実感することができました。

特に浦和レッズジュニアユースから上がった新1年生は、それぞれの選手が、堂々とプレーをしていたんですね。これだけでも、ブクメ個人的には、凄く嬉しかったです。

ではでは。

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おまけの写真。

 

第33回浦和カップ2013/04/02 – 浦和レッズユースvs東北高校 3-1勝利・・・新1年生続々登場

レッズランド2013年4月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ新年度ですね!そして、浦和レッズユースの新1年生も多く参加する浦和カップが本日から開幕となります。天気はあいにくの雨でなおかつ寒い。もう、最近は季節がごちゃごちゃでよくわかりませんねw

そして、そんな新年度一発目の試合観戦で、ブクメさっそくのやらかしです。てっきり浦和レッズユースの1試合目が、11時30分かと思っていたら、レッズランド会場は11時からということで15分ほど遅刻しての観戦になります。

第2試合まで1時間半ほど時間があるということで、車の中からブログを書いております。恒例の集中して書いていないので雑になる可能性大の展開であります。

では、試合の話に移ります。

この大会は、各グループ4チームずつのグループステージを2日間で戦い、3日目、4日目は順位決定トーナメント、順位決定戦と進んでいく形式になります。

浦和レッズユースは初日に2試合、明日は1試合という日程になっています。

まずは、第1試合の東北高校戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関口亮助、DFが左サイドバックに14番荒木聡太、右サイドバックに33番石井康輝、センターバックが左に13番上野文也、右に28番小木曽佑太、MFが左に23番清川大輝、右に19番中村透、真ん中に5番條洋介と32番中塩大貴、FWが左に39番新井瑞希、右に11番倉本隼吾

となります。

えと、試合は15分くらいから見たのですが、試合開始早々に相手にゴールを奪われて0-1という状況になっていたそうです。

清水フェスティバルで割と多く試合を見たことで、ある程度浦和がやろうとするサッカーが見えてきたとか少し調子に乗りつつ、当然、新1年生を加えたメンバーであってもやるサッカーは同じということで、中盤の組み立てのところでの動きや連携が合わないと高い位置で奪われて一気に攻められるという展開が同様に起こっていました。

相手の東北高校がバックラインに対してのプレスはほとんど来ないものの、中盤以降のところで激しく、パスカットを狙ってくるという典型的な嫌なタイプの相手ということで、正直雨という状況もあったものの、浦和がうまく行かないときのパターンにはまっているという印象はありました。

中盤で5番條洋介がパスを受けて展開しようとする展開が多くなったものの、そのあとの動き出しのところで意図が合わずにパスが通らないという場面が見られました。

課題とどうなっていけばチームとして強さを見せられるようになるのかという部分では、AチームだろうがBチームだろうが同じだと思いますし、その状況に関しては大きな違いは見られないように思います。

そういう部分以外のところで感じた印象として、右サイドバックに入っていた33番石井康輝が、大きな声でコーチングしている様子が印象的で、連携面で高めていくためには、どのようなメンバー構成であってもこのように、要求してコミュニケーションを取っていく必要があるのだと思います。

試合の経過を書きますね。

15分に高い位置で奪われてピンチの場面、その後19分に19番中村透から裏へのパスに39番新井瑞希が抜け出すも受けきれず、21分に13番上野文也に代えて36番川上開斗が入ります。32番中塩大貴がセンターバックに下がり、33番石井康輝がボランチ、36番川上開斗は右サイドバックの位置に入りました。

ちょうど見ていた位置からで気になったのは、右サイドでパスを受けた時に36番川上開斗がうまい持ち出しで上がった時にディフェンダー2人が来る。19番中村透がスペースに動き出せばパスを当てることができたところで、そのスペースへの動きが一歩遅れてパスが通らなかった場面があったのですが、こういうときには、もっと36番川上開斗が要求しても良いのかな~と思いつつ。

22分に、28番小木曽佑太がバックラインでパスを受けると、前に大きなスペースがあると見るやドリブルで持ち上がる場面がありました。このスペースを使う動きは良かったと思います。

35分には、中盤に下がってパスを受けた39番新井瑞希から左の19番中村透に繋げる展開などなどありつつ、前半の(途中から見た)イメージでは、動きが合えばチャンスになりそうだな~というところで一歩ずれて相手にカットされてピンチという展開が多い印象がありました。前半は0-1で終了。

後半もスタートから、5番條洋介が中盤でパスをさばく役目として多くパスを受けていたものの、そのあとの連係がなかなか合わずに、チャンスになりそうでならないという形が多くなる中、高めでカットされて5分にピンチになる場面がありました。

6分に、33番石井康輝が裏のスペースへパスを通すとそこに39番新井瑞希が抜け出してしかける形を作ります。

7分に浦和が同点に追いつきます。右サイドで良い動きを見せていた36番川上開斗から縦に抜け出した39番新井瑞希にパスが通ると落ちついてキーパーの動きを見て、ループ気味のシュートが決まります。

これで1-1。

このゴールによって、相手の守備陣が明らかに慌てだしたところで、一気に浦和が逆転まで持っていくことに成功します。23番清川大輝、39番新井瑞希、19番中村透とテンポ良いパスでチャンスを作ると、直後の13分に、1点目と逆の形で中盤でパスを受けた39番新井瑞希が36番川上開斗のタイミング良い抜け出しにピンポイントにパスを通し、36番川上開斗がしっかり決めて2-1と逆転。

更に19分には、ラインが下がる相手に対して浦和の選手の4人くらいが見事な動きで相手守備陣を翻弄し、最後は19番中村透のラストパスに脱け出した11番倉本隼吾が決めて3-1とします。

この浦和の3点目は、ある意味今年やるサッカーの中では、理想の形からのゴールの一つかと思います。

その後も、時折やや強引ながらも相手シュートを受ける場面もあるものの、浦和が攻勢を続ける形が増えます。

特に5番條洋介に加えて、真ん中にポジションを移した23番清川大輝が中盤でパスを受けてさばく形も増えてきてチャンスにつながるオプションも増えていたと思います。

その後、30分に11番倉本隼吾に代えて37番堀内千寛が入ります。

この後も浦和の攻勢が続くも、追加点は生まれず結果3-1で勝利となりました。

前半見始めた時間帯は、やはりあまり時間をかけていない組み合わせだと、連携で苦しくカウンターから失点が多くなる可能性もあるな~と思ったものの、カウンターを受ける回数は多いものの守備のところでしっかり踏ん張ることができたことや、同点ゴール以降、浦和の動きが良くなり相手の動きが少し守りの意識が強くなってくれたこともありつつも、連続得点で結果も残すことに成功したという試合ですね。

新1年生も、思った以上にスムーズに持ち味を見せている選手が多かったように感じ、この後の試合も楽しみです。結果ばかりが先行する展開になる必要はないと思いますが、一歩一歩今年の戦い方を理解して、より多くの選手が戦術+持ち味を試合で発揮できるように期待しつつ、これからの試合を見ていこうと思います。

ではでは。

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清水フェスティバル2013/03/29 – 最終日vs清水エスパルスユース1-1引き分け(練習試合45×1本 1-1引き分け)・・・手応えと悔しさを持ってプリンスリーグ開幕へ

鈴与三保グラウンド2013年3月29日鈴与三保グラウンド2013年3月29日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの静岡遠征も最終日を迎えました。清水フェスティバルの最終戦は、鈴与三保グラウンドで清水エスパルスユースとの対戦となりました。アウェイの環境で、浦和レッズユースにとっては、この相手にはここ最近色々悔しい思いを公式戦でさせられていることもありつつ、普通に最終戦はレベルの高い相手とやって終わってほしいなと思っていたので、この対戦カードを聞いた時には、結構テンションが上がりました。

清水フェスティバルは、40分ハーフで試合を行いますが、おそらく自分の計算が間違っていなければ、この試合は、プリンスリーグやプレミアリーグ同様に45分ハーフで行われたと思います。さらに、この試合の後に45分1本の練習試合も行われています。融通を利かせてくれたのでしょう、感謝です。

浦和レッズユースの静岡遠征のここまでの結果は、月曜日のジュビロ磐田ユースとの練習試合は0-3で敗戦。清水フェスティバルの初戦、習志野高校戦はスコアレスドロー、第2戦の清水東高校戦は3-0勝利、第3戦の東海大翔洋高校戦は5-1(b戦は、ジュビロ磐田ユースとのB戦では2-0と勝利したものの、清水フェスティバルの期間のB戦は、三菱養和SCユース、清水商業高校、清水東高校といずれも0-2で敗れています。

結果だけ見れば、Aチームは順調でBチームは厳しいな~と見えるかもしれませんが、実際にすべての試合を見ると全体が抱える課題もあれば、敗れたB戦でも好要素が多く見られた試合もあれば、勝った試合でも、課題が多く見つかった試合もありますし、一概に結果のみで状況を知ることはできないが、この大会が今後の浦和レッズユースにとって、今後大きなプラスになっていくという要素が多く見つかったことは確実です。

では、今日の試合のことを書きつつ、ブクメが個人的に思った今大会での状況など最後に書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に20番長島巧、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に26番松崎洸星と8番須藤岳晟、FWが左に10番関根貴大、右に21番小島良太

となります。

昨日大勝した、東海大翔洋戦と同様のスタメンになります。

清水エスパルスがどのようなチーム状況なのかに関しては、ちょうど1日目に帝京高校との試合を見た様子とここまでの結果くらいでしか判断できませんが、帝京高校戦はスコアレスドロー、習志野高校戦は1-0、法政大学戦は5-2勝利ということで、浦和同様にこの大会では、負けなしでここまで来ています。

さすがに、ここまで戦ってきた対戦相手と比べると、一つレベルの高い印象がある清水エスパルスユースが相手ということで、昨日の試合で手応えを掴んだメンバー構成そのままで来たものの、思うようなプレーがなかなかできない時間が多くなりました。

浦和の攻撃の流れをいくつか挙げていきます。2分に23番安東輝がインターセプトから11番進昂平に繋げての仕掛け、5分には2番細田真也からのパスを10番関根貴大が11番進昂平に落として、そのまま前のスペースに走り再び受けて仕掛ける形、10分の5番齋藤一穂からのロングフィードに21番小島良太が受ける(この時、3番森亮太が左サイドのスペースを上がる。)

攻撃の狙いは悪くないものの、一つ一つの相手の対応が早く、試みが相手の守備陣を脅かすところまでは行かない状況の中で10分くらいからは、相手の攻撃を受けて危ない場面を連続で作られる時間がありました。

スペースをうまく使えない状況を味方同士で指示を出しあっている様子がよく聞こえる中で、15分くらいに20番長島巧がバックラインでパスを受けた際に、すぐにパスを選択するのではなく、前に空いたスペースにしっかり持ち上がってから、右前線の2番細田真也へのロングパスを通すプレーがありました。

また、これ以外にも相手の動きを読みながら、味方同士でどこを狙うかなど、修正しながらプレーをしている姿が多く見受けられました。

これまでの試合同様に相手が前線でプレスをかけてきた時の、課題はやはり少しずつ改善していくしかないようで、20分前後にはバックライン付近でのパスミスから、相手に決定的な形を作られてしまいます(なんとか、失点は免れる。)

25分には、11番進昂平が力強いドリブルで相手のプレスを受けながら突破していく形を作り、さらに、これは、3番森亮太からのコーチングを生かした形だと思いますが、相手のディフェンダーの特徴を伝えて、11番進昂平がうまく相手ディフェンダーを引き連れる動きをして、そのスペースに26番松崎洸星がタイミングよく走り、パスが通れば一気に仕掛けられるという動きでの崩しの狙いが見られました。

26分には、21番小島良太からのパスを受けた23番安東輝が惜しいシュートを放つもキーパーに反応されまてゴールはならず。28分には、コーナーキックのチャンスで23番安東輝からの高めのボールに5番齋藤一穂がヘッドで合わせるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

40分には、26番松崎洸星からの8番須藤岳晟にいったん下げたところから、一気に右前線に走る2番細田真也への大きな展開から受けた2番細田真也がそのまま持ち込んでシュートを放つ場面がありました。

なかなかシュートの形は作れないものの、ここ2試合で得点を量産している11番進昂平が、前線でスペースを作る動きを繰り返している姿も印象的でした。

パス回しから、なかなか崩せない中で、42分に23番安東輝がパスを出す形が多い場面で、切り替えてフェイントで相手を抜き去ろうとするプレーを見せて、これは相手ディフェンダーに阻まれたものの、時間帯と狙いとしては面白いプレーでした。

しかしながら、前半終了間際に失点を喫し、前半を0-1で折り返します。

やはり、このレベルになると、気持ちを切らさずに何度も繰り返し試みて、少ないチャンスをしっかり決めていく必要性があると感じる前半でした。

後半スタートのメンバー交代はなし。

3分に11番進昂平から右の2番細田真也へパスするのと同時に、2番細田真也の前のスペースに23番安東輝が走り、このスペースから仕掛ける形、21番小島良太、11番進昂平、3番森亮太と繋げて仕掛ける形で攻撃を仕掛けます。

8分に右サイドを突破されるピンチがあるものの2番細田真也がタイミングよいタックルでこのピンチを防ぎます。

10分前後の時間帯は、相手の攻勢を受け続ける時間となり、立て続けに3回コーナーキックを奪われる我慢の時間帯となりました。

このピンチの中で、一度、25番杉本広貴がボールをキャッチする瞬間に21番小島良太が前線に勢いよく走りだし、そこへパスが通ってというカウンターの形で一気に攻撃する狙いも見られました。

11分には、その21番小島良太がうまく抜け出して、あとはキーパーだけという決定的なチャンスを迎えるも狙い澄ましたシュートは枠をとらえることができませんでした。

20分には、10番関根貴大から大きな展開で2番細田真也、21番小島良太と繋げて仕掛ける形がありました。

25分に、21番小島良太、10番関根貴大に代えて27番邦本宜裕、9番小川紘生が入ります。

この交代直後の攻撃で、8番須藤岳晟から11番進昂平にパスが通り、それと同時に左から23番安東輝、右から27番邦本宜裕が同時に裏へ抜ける動きをしたところで、11番進昂平は23番安東輝へのパスを選択し、これが決定的な形を作るも23番安東輝のシュートはキーパーに防がれてしまいます。

しかしながら、この25分の交代から、明らかに浦和の攻撃の迫力が増したと思います。

30分に、決定的な場面を作られるも相手のシュートはポストに当たり、こぼれ球も何とかディフェンダーが対応して追加点を免れます。

その大きなピンチの後の32分に、前線でパスを受けた27番邦本宜裕が見事なボールタッチで相手ディフェンダーの寄せを交わし、11番進昂平にパスをだし、スペースに走る23番安東輝に決定的なパスが通り、これを23番安東輝が落ち着いて決めて1-1の同点とします。

その直後にも、27番邦本宜裕と9番小川紘生が良いタイミングで前線に走り、27番邦本宜裕にパスが通り仕掛ける形がありました。

34分には、23番安東輝からのパスを受けた11番進昂平が、相手のプレスを受けながらも見事なシュートを放つもこれはキーパーにギリギリで反応されてしまいます。

35分には、今度は相手に決定的な形を作られるもキーパーと1対1になった場面で25番杉本広貴が残した足で相手のシュートを防いで失点を防ぎます。

この時間帯は、前線で23番安東輝と27番邦本宜裕にパスが入った時に、相手のプレッシャーを受けてもしっかりキープできるため、味方も安心してスペースなどに走りこめるという好循環が生まれていたように思います。

38分には、3番森亮太が持ち味である、力のあるクロスを左サイドのセンターライン付近からゴール前へ上げるプレーなども見られました。

42分には、カウンター形から26番松崎洸星、27番邦本宜裕へパスがつながり仕掛ける形がありました。

更に40分には、9番小川紘生が前線でパスを受けるとキープしながら、シュートを打つと見せかけてふわりと浮かせたパスを通すプレーも見られます。

44分には、前線で27番邦本宜裕がキープ力の高さを見せつつ、試合終了間際には、11番進昂平、23番安東輝、27番邦本宜裕とテンポよくパスがつながり、27番邦本宜裕がシュートを放つもこれは、惜しくもクロスバーを越えてしまいましたが、早い展開で相手のプレスがかかっている中で、シュートまで持ち込む見事な連携からのシュートでした。

ここで試合は終了1-1の引き分けとなりました。

勝敗という意味では、両チームともに決定機を何度か外しているので、どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。

総括の前に、この後に行われた45分一本の練習試合について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに19番橋岡和樹、センターバックが左に12番上野文也、右に29番小木曽佑太、MFが左に15番清川大輝、右に21番小島良太、真ん中に16番中村透と13番條洋介、FWが左に24番倉本隼吾、右に28番新井瑞希

となります。

この試合も、ここまでのB戦同様に、なかなか連携がうまく行かないという形が多く、例えば15分の28番新井瑞希から24番倉本隼吾に出したパスをしっかりポストプレーとして展開できた時には、そのあとに15番清川大輝へと繋げて攻撃を仕掛けるなど良い形もあったものの、なかなか動きだしとパスが合わないというケースが多く、攻撃にリズムが生まれないまま試合時間が経過していくという印象がありました。

その中でも良い攻撃がいくつかありましたので挙げておきます。

13番條洋介からの展開で、まず左サイドを15番清川大輝が駆け上がり、相手ディフェンダーを引き出しつつ、22番荒木聡太にパスを通し、13番條洋介もパスと同時に自らも前線に上がり、22番荒木聡太とのパス回しで仕掛ける形、30分の右サイドからの仕掛けで19番橋岡和樹から16番中村透、26番松崎洸星、28番新井瑞希と数人が良い動きでパスを回して28番新井瑞希がシュートまで持ち込んだ形。15番清川大輝からのパスを受けた28番新井瑞希が相手の裏をかくアウトサイドでのパスで13番條洋介にパスを通す形なども良かったと思います。16番中村透の裏を狙ったパスに28番新井瑞希が抜け出した形も狙いと動きがあっていて良いプレーでした。40分の19番橋岡和樹から13番條洋介を経由して15番清川大輝にパスが通っての持ち込んでシュートという形も良かったです。

あ、この練習試合の交代ですが、22分に21番小島良太に代えて26番松崎洸星、32分ン位26番松崎洸星に代えて23番安東輝(←安東輝はセンターバックに入ってました。)

得点経過ですが、ロングボールの対応が中途半端になったところを抜け出され、たまらず倒してしまいPKを与えて34分に失点し、0-1。

しかしながら、終了間際に24番倉本隼吾がヘッドで決めて、結果1-1の引き分けでした。

ということで、静岡遠征の締めくくりは、2試合とも1-1の引き分けという形で終わっています。

 

さて・・・、正直言いまして今年の清水フェスティバルは例年以上にご父兄の方やサポーターの方が忙しいということで足を運べる方が少ないということで、結構、来られない方に状況を伝えるべくしっかり見るということに関してプレッシャーを受けていたブクメです(笑)

この大会前の約1か月ほど練習試合を見られない期間を経て、聞いた中では結果がついてこないという話と、ブクメ自身が足を運んできた中でも、連携面でうまく行かずに、リズムが作れないところで、失点する時の形が簡単すぎたり、試合によっては大量得点もあると聞くものの、ほとんど決定的なチャンスを作れない試合も多く見てきたり。

新体制の新フォーメーション。フォーメーションだけ言えば4-4-2なので、よくあるものの、戦い方がものすごく複雑なんですね、ある時はサイドが高めに上がってボランチが一枚下がって3バックになったり、フォワードの選手が中盤深い位置まで降りてきていたり、とにかく動くんです。

確かに、選手からも聞こえてくるように、続けていれば強くなることは伝わってきますが、途上の段階でプレスが激しい相手と対戦した時に、苦しむことが多く、実際に結果が出ないことで、チームとしての戦い方に自信が持てない状況もあるようでしたが、この清水フェスティバルでは、その攻撃がはまった時の強さと結果も付いてくる試合も2つありました。

プレスが激しいチームには同様に苦戦はしましたが、これに関しては、自信を持ってやっていき、よりプレスを受けても精度高く組み立てられるように、動けるようにできるようにしていくしかありません。

そして、これは、静岡遠征の最初のころにブログで触れたのですが、少し危惧していることがあるのでこの大会で確認していく的なことだったのですが、それは、今年のチーム作りに関して、これからの浦和レッズユースの戦い方のベースづくりをしていくことに重点を置きすぎて、結果を求めないチーム作りになって行っているように感じていたことなのです。

トップチームは、別の理由で断念させられましたが、数年かけてチーム戦術を浸透させていく中で、ある程度結果が出ないことを我慢して時間をかけて見ていくということに挑戦したことがありましたし、それをするべきだと、ブクメもその時思っていたのでそれは良いと思うのですが、ユースに関しては、所属する選手にとっては1年1年が勝負になりますし、すべての選手がトップに上がれるわけでなければ、浦和のトップチームの体制は、勝利するための即戦力補強をするチームに戻っています。

このこと自体には、否定する要素はなく、浦和のサポーターの多くが求めるのがドッシリしたベースを作り上げていくチームではなく、「勝利」になるので、ニーズに合った方針変更(回帰?)だと思っています。私は、そこに共感できない少数派の一人ではありますが。

話が少しそれましたが、特に今年の3年生にとっては夏までが一つの勝負となります。トップ昇格する選手は、流れを見れば減らすでしょうし、トップ昇格しても、順調に経験を積める環境にはなかなかならないでしょう。

だからこそ、結果も残せる戦い方も含めてチーム作りを進めているのかどうかに関してすごく疑問に感じていました。

これからの浦和レッズユースを考えた中で、多くの選手が次のステップを見つける門戸が広くなっていくことが、今後の浦和レッズユースには必要なことだと最近は強く思うようになっており、その一つとしては、やはり結果を貪欲に求めていくことが必要だとも思っています。進路にも影響しますし、上に行くほど、門戸が広がる可能性(見る人の多さという意味でも)が広がります。

現実的に、苦しい展開でそれでも勝ち点を物にするような試みが、見られないことへの不安というやつですね。

ただ、この大会を見ていく中で、特に今日の清水エスパルス戦の終盤の攻撃を見ていく中で、その不安が少し払拭されました。

細かくは書きませんが、安心して預けられる選手が既に数人このチームにいるということ。その選手が入ると、特に、生かされることでより輝きを増す選手が、活性化されて良いプレーを連発する。そういうプレーが見られたこと。

チームの強さの一つは、やはり軸になる選手がいるチームであり、そういう選手の層が厚いのが強さの一つだと最近は特に感じています。

また、得点をすることで調子を上げていく選手がしっかり得点を奪ったことや、今の戦術ではまった時の攻撃力の高さを実際に見せたこと。

要するに、課題はしばらく併用したままで公式戦に入っていくのは仕方ないこととしても、いくつかの勝利するために必要な要素をこの大会で見せてくれたことなんですね。

個々の選手の中では、手応えを感じた選手もあれば、悔しさの方が残った選手もいると思いますが、既に何が課題で何を伸ばしていけば良いかは、見る側の私にも見えているので、本人はもっとわかっていると思います。

大きなプレーと同時に、繊細なプレーが必要な時にそこでしっかり、落ち着いてできることが必要な選手だったり、もしかするとゴール以上にチームの核として今後必要になるプレーができているのにゴールがないことで、時間帯によっては我に走ってしまったり。

自分の特徴を見つめなおして、直すべきところはじっくり直して(というより、研ぎ澄ますという方が良い表現かも)、プリンスリーグという過酷なリーグを戦っていってください。見届けることしかできませんが、ブクメもしっかり今年の戦いを見届けさせてもらいます!

なんか、どうしようもなく強くなるような要素が見え隠れしている現状。一つ越えてしまえばすごいことになりそうです。楽しみです。

その前に、新1年生の浦和カップをしっかり見させてもらいつつ、ですね!

ではでは!

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おまけの写真。