アカデミー卒業生関連 2018/06/09 J3 カターレ富山vsY.S.C.C横浜を観戦

(私のブログの性質で、どこまで写真を掲載して良いのかわかりません。最近、厳しくなっているチームも多いと聞きますので、もし問題がある写真の使い方であれば、ツイッターアカウント@urawa_bukumeでメッセージなどでご連絡ください。すぐ消します。また、Jリーグ系の試合になると、もしかするとそれぞれのチームのサポーターの方に読んでいただくことがあるかもしれませんが、私の立ち位置は、自分が育成時代に見てきた選手たち目線になりますので、そのあたりを考慮に入れてお読みいただけると嬉しいです。)

どうも、ブクメです☆

浦和レッズのアカデミー出身選手で時期的に私がどっぷりと、育成カテゴリにはまってしっかり見てきた選手たち4人がJ3の舞台で対戦する試合を観戦できる。なんて幸せなことでしょうね。

ということで、土曜日は、富山県に足を運び、カターレ富山vsY.S.C.C横浜の試合を観戦してきました。

カターレ富山には、浦和レッズユース出身の新井瑞希と川上エドオジョン智慧、ジュニアユース出身の柳下大樹がおり、水曜日の天皇杯でスタメン出場していた柳下大樹は、残念ながらこの試合はベンチで出場はなかったものの、新井瑞希と川上エドオジョン智慧はスタメン出場。

Y.S.C.C横浜には、進昂平が所属しています。

水曜日の天皇杯が、あまりにもアカデミー出身選手が所属していて出場する可能性が高い試合が多すぎるのに試合が全て水曜日のナイトゲームで1試合しか行けないという中で、天皇杯でラインメール青森の試合に足を運べたのもこの試合に足を運ぶことを決めていたからということもあります。

これによっては、足を運びたかった、東京ヴェルディvsカターレ富山の試合と浦和レッズvsY.S.C.C横浜の試合を補えると(強引ですがw)

一点心配だったのは、ラインメール青森の試合で実感したように、過密日程の中での天皇杯で疲労の蓄積で大変な感じになっていた選手を見たりしていたことから、その天皇杯から中2日の過密中の過密で、試合がじゃっかんグダグダになるようなことがあるかもしれないと勝手に思っていたのですが、普通にかなり楽しい試合になりました。

今回は、両チームに知っている選手がいるということで、どちらのチームも純粋に応援できないので、純粋に知っている選手の活躍とサッカー観戦を楽しむという姿勢で見たわけですが、以前、西が丘サッカ-場で見た時のカターレ富山(vsFC東京 U-23戦)とは、まったく別のチームを見ることができました。

天皇杯では、接戦で敗れたものの、リーグ戦は2連勝という上昇気流に乗りつつある中で、勢いそのままに見事な攻撃を繰り広げていました。

新井瑞希も川上エドオジョン智慧も生き生きとプレーしていると言うのが適切かどうかはわかりませんが、特に新井瑞希の仕掛けは見事で実際カターレ富山の先制点は、新井瑞希がサイドからのドリブル突破でライン割るかギリギリのところで折り返して、味方が押し込んでという形でのアシスト。見事でした。

カターレ富山ペースで進みながらも、Y.S.C.C横浜も相変わらず、少ないチャンスでもそのチャンスが鋭い印象でワンチャンスで同点もありそうな雰囲気は持っている感じでしたね。

カターレ富山が面白いサッカーをしていると感じつつも、どういう展開になればベンチスタートのY.S.C.C横浜の進昂平が出場することになるかなと考え、ビハインドを背負っている形であれば、早めに出てきそうだけど、細かいプレーを見ている限りは、攻撃の選手の質は高くやれているので、どうなるかなと思っていたのですが、そういう予想をバシッと切り裂く、Y.S.C.C横浜の選手が前半終了間際に2枚目のイエローカードで退場があり、どういうプランになるのかなという展開になりました。

後半に入っても数的有利な状況も活かしながら、カターレ富山の猛攻が続く形になり、後半6分にあっさり2点目が入ります。

数的有利で2点差に開いたというところが、カターレ富山に若干の緩みを生んでしまったように感じ、そこからもしばらくは、カターレ富山が決定機も数回含めて何度もY.S.C.C横浜のゴールを襲うことになります。その中には、川上エドオジョン智慧の相手ディフェンダーを交わしての決定機もあったのですが、ここでのシュートでコースが甘くキーパーに跳ね返されてしまうなど、決定機での決めきるところが何か甘くなっていて、この流れはちょっと怖いかな、と思っていた直後に、裏にパスを通され失点し1-2となります。

この辺りからは、数的不利のY.S.C.C横浜の方が勢いがある展開になっていきます。そして、残り15分というところで進昂平が投入され、その進昂平の見事なアシストで2-2とY.S.C.C横浜が追いつき、残りの時間はどちらかというとY.S.C.C横浜が押し気味で進みましたが結果的に得点は動かず2-2で終了。

カターレ富山としては、勝ち点2を失うような試合の終わり方になってしまいました。

・・・結果的に、アカデミー卒業生の活躍を楽しみに見ていた身としては、新井瑞希のアシストと進昂平のアシストを見られた。決められなかったものの、川上エドオジョン智慧の躍動と、惜しいシュートも見られたなど、目的と言う点での満足もあり、また、サッカー観戦を楽しむというところでも、カターレ富山が以前の危機的な状況から脱して、見違えるようなプレーをしていたことや、それに対して、前線に迫力のあるサッカーをしていたY.S.C.C横浜の数的不利になってからも、数少なくても、よりゴールを脅かすプレーを見せていた中での反撃などかなり楽しめましたね。

見ている側としては、カターレ富山の気の緩みで畳みかけるところができなかったことが追いつかれた要因と考えることができるのですが、やはり考慮されるべきは、過密日程と、両チームとも、ただの過密ではなく、直近にカテゴリ上のチームとの精神的にもタフな戦いをしての中2日の試合だったので、相当な疲労なども影響していたとは思いますが。それでも条件が同じ2チームの中での戦いなので、言い訳などは言えないですけどね。

どちらのチームも面白い(くなってきた)ことを実感できた試合ではありました。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/06/06 天皇杯2回戦 ジェフユナイテッド千葉vsラインメール青森を観戦

(私のブログの性質で、どこまで写真を掲載して良いのかわかりません。最近、厳しくなっているチームも多いと聞きますので、もし問題がある写真の使い方であれば、ツイッターアカウント@urawa_bukumeでメッセージなどでご連絡ください。すぐ消します。また、Jリーグ系の試合になると、もしかするとそれぞれのチームのサポーターの方に読んでいただくことがあるかもしれませんが、私の立ち位置は、自分が育成時代に見てきた選手たち目線になりますので、そのあたりを考慮に入れてお読みいただけると嬉しいです。)

どうも、ブクメです☆

今年は、特に浦和レッズのアカデミー出身選手絡みのチームが天皇杯2回戦に進出していたので、平日開催の天皇杯2回戦が同日ほぼ同時キックオフで全て開催されたことで、どの試合に行くべきなのか、本当に悩みました。

近場では、日立柏サッカー場での西袋裕太のVONDS市原だったり、西が丘サッカ-場の新井瑞希、川上エドオジョン智慧、柳下大樹のカターレ富山だったり、遠く長崎で試合をした松江シティの長谷優だったり、出場はなかったものの大阪出試合したテゲバジャーロ宮崎の安東輝だったり、もちろん、さいたま市浦和駒場スタジアムで試合した、トップチームの育成出身選手のプレーやその対戦相手となったY.S.C.C横浜の進昂平も見たかったのですが、結果的に私の中での条件が整ったので、フクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉vsラインメール青森の試合に行ってきました。

1回戦も結果的に栃木で行われたラインメール青森の試合には、足を運んでいたものの、野崎雅也の90分間での出場がなく、ユースの試合への移動で延長戦を見ずに移動したら、その後延長戦で出場していたという不完全燃焼な状況や、スタメン出場しそうだという情報、久々に一緒に観戦できる方がいたりしたことが大きかったですね。

正直なところ、1回戦で作新学院大学との試合で苦戦していたラインメール青森を考えると、J2でそこまで調子が良くないジェフユナイテッド千葉相手でも、かなり厳しい試合展開になると予想している部分もあったのですが、ふたを開けて見れば、かなりギリギリの試合を見せてもらうこととなりました。

この日の天皇杯の試合に足を運んだ方は、ほぼどこでも雨の中での試合になっていたと思いますが、フクアリも同じく雨で涼しい(半袖だと肌寒いくらい)の気候になっていました。

もちろん、ジェフユナイテッド千葉もフルメンバーで来たわけではないものの、試合の入りでは、このラウンドではよくある相手が格上だと考えたプレーをして最初から崩れてしまうケースが多い中で、ラインメール青森が、球際激しく、動きも鋭く、試合の入りで上回るプレーをした中で、あっという間に先制点を挙げて試合を面白くしてくれました。

サイド攻撃では、かなりクロスを上げられまくっていたものの、1回戦が嘘のようなラインメール青森の選手たちの迫力のある自信を持ったプレーで、インターセプトからサイドを切り裂きクロスを押し込んでのゴール。鳥肌ものでしたね。

ご存知の方も多いように、私は、基本的に、育成出身で私が見てきた選手を見るというところが最優先で、基本はそこメインでその選手のプレーを中心に見ればそれでよいという考え方になりつつ、試合内容によっては、その選手が下がったら試合自体の興味を失うこともあるくらい素直(w)なのですが、時々、純粋に試合が面白いと思ったらそっちの方に寄っていく傾向があるのですが、この試合では、試合の入りに成功した戦いと、1回戦とのギャップが引き込まれる要素だったのかなと。ギャップに弱い典型(w)

野崎雅也のプレーと言うのは、ユースの時から考えてプレーすることが多く、この試合でも試合の流れとやるべきことをかなり考えながらプレーしていたのかなと思います。いわゆる、中盤でプレーして、攻撃を作るところよりも、相手のパスコースを消すとか、そういうところにかなり神経を使っていたのかなと(私見です。)

早めに先制したことで、相手の攻撃のプレッシャーが強くなることで、自然と中盤が省略されるような試合になっていくのは仕方ないとしても、こういうところは、どういう風に考えているかなと、以前から知っている身として観戦していると、面白いのですが、その辺がわからないで見ていると、あまり目立たないで終わってしまうというのがプレースタイルとしては難しいところですよね。

でも、実際は、そういう動きがあったからこそ、決定機を通されていなかっったところもあったと思います。

結果的には、こういう試合特有の緊張感と、前節の試合での疲労が回復しきれていなかったこともあるようなのですが、野崎雅也自身は後半足をつってしまい途中交代となりました。

試合展開としては、追う展開になったらジェフユナイテッド千葉は、こういうメンバーを入れてくるだろうなと言う選手起用通りで、そこをどう抑えていくかだなと思っていたのですが、交代出場の指宿に決められ同点とされてはしまったものの、凄かったのは、通常はここで失点を重ねてしまっても良い展開ながら、ここからも集中切らさず、守備を頑張ったというよりは、反撃の時点での攻撃の鋭さは、局面でラインメール青森が優る場面も多かったんですね。

延長戦に入り、失点してからも、見事な攻撃で同点に追いついて延長戦を2-2で終了。

しかしながら、PK戦に入ってからは、疲労の限界のようで、おそらく選手は抑えて蹴ろうとしていただろうPKが思った以上に踏ん張りきかずに上に飛んでしまうことが多くなったラインメール青森が敗れることになりました。

最近、社会人リーグとか、東南アジアでプレーしている日本人だったり、様々なカテゴリや環境でサッカーをしている選手を見るためか、凄く感じていることが、この試合でもあったのが、格上とか格下とかは、確かに明らかに力の差があるケースもあるにしても、それぞれの選手では、J2でもJFLでも変わらない力をもっているようなケースが多く、その差と言うのは、環境と自信(精神状態)に依存することも多いのではないかなと言うケース。

特に、この試合でプレーしていたラインメール青森の選手は、途中までは、普段とは違うスピード感とか個々のスピードなどでバタバタする場面も見られたものの、そこに慣れてきたときに、対等以上のプレーをしていた選手が本当に多かった。

具体的な選手名を上げるほど回数見ていないので何とも言えませんが、例えば前線に入っていた25番多木理音で言えば、正直1回戦で見たときは、凄いプレーもするけど、後半早々足つったりしていて大丈夫なのかなと思ったりもしていたのですが、この試合では、本当にすごかった、競り合いでも負けない。

こういう環境でやればこういうプレーができる選手なのかというシンプルな感想。

何が言いたいかと言うと、色々なものが詰まった面白い試合だったということです。

野崎雅也目的で足を運んだ試合で、ここまでの楽しい試合が見られたことも感謝ですし、そのきっかけを与えてくれた野崎雅也にも感謝したいです。

また、機会があれば、足を運びたいチームですね。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/06/03 東京都社会人サッカーリーグ 八王子FC vs OSSAを観戦

どうも、ブクメです☆

午前中の浦和レッズユースの試合を小平で観戦後、場所を八王子市に移動しまして戸吹スポーツ公園で開催された東京都社会人1部リーグのFC八王子vsOSSAの試合を見てきました。

4月に1度OSSAの観戦をしていますが、OSSAには、浦和レッズユース出身の繁田秀斗が所属しています。4月に観戦した時には片槙吾も所属していたのですが、なんと今は、レッズランドでスタッフをやっていると言う。色々ありますね。

さてさて、OSSAですが、なんとなく、頼まれたわけでもないのですが、最優先にはならないものの、日程調整ができそうなときには、足を運ぶような雰囲気が私の周りでは作られています(限られた私の周りかw)

東京都社会人リーグ1部は、そもそも、チームとしては、昇格して上を目指すという目標を掲げているチームではないところも多く、OSSAは、基本的に週2回の活動となる社会人ベースのチームということなので、プレーする選手は、真剣に勝利を目指して戦っていますが、試合を通しての体力面だったり、割と選手の入れ替わりも激しいように見え、なかなかチームとして安定して勝利を重ねていくというのは難しいかもしれませんが、繁田秀斗もいるということで、「楽しむ」という要素を強めにしてみる側としては、リラックスして見させてもらうようにしています。

もちろん、繁田秀斗が社会人から上を目指すということになれば、そういう見方に変えますが。楽しみながらも発見を求めて。そんな感じです。

さて、そんな繁田秀斗ですが、この試合では、試合開始時にはキャプテンマークを巻いていたものの、試合に出場しているのに試合の途中でキャプテンが違う選手になるという怪現象もあったりしましたが、ボランチとしてプレーしていました。ボランチでのプレーになれていないのか、ボランチとしてその対応はというプレーもあったりしましたが、楽しみに流れ見させてもらいつつ。

で、なぜか、OSSA皆勤という友人に多くの情報をもらいつつ、少しずつOSSAの選手自身の情報にも詳しくなっていくという流れもあるかもしれなかったり。

体力面とか、本職のポジションではないようなところでプレーしているのかもしれないという選手もいたりはしましたが、一つ一つのプレーを見ていると、かなりレベルの高い選手が多いのが、相手の八王子FCを含めて感じるわけで、とにかく試合自体が面白いんですよね。

なので、おそらく、文章の書き方で怒られることもあるかもしれませんが、割としっかり前のめりに「サッカーとは!」みたいに試合を見てしまう傾向がある私としては、リラックスして見られる存在として、繁田秀斗目的で足を運ぶOSSAというのは、今後貴重な存在になっていきそうな予感がする今日この頃です。

こういう見方も許されますよね?

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会準決勝 2018/6/3 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 2-3敗戦・・・背景が考慮されない過酷な世界

どうも、ブクメです☆

タイトルにちょっと意味深な文言入れて見たのですが、別に大変なことが起こっていましたとかそういうことでもなくて、この試合単発の試合をフラッと足を運んだサッカー好きが見た感想と、この2日間の試合をどちらも足を運んだ浦和レッズユース側を応援しながら見ようとして足を運んだサポーターが見た感想は、全く変わってくると思うけど、サッカーの世界はシビアで、フラット足を運んだサッカー好きが見る感想で評価されないと損をすることも多い世界だよなと感じたりしたので、書いてみました。

例えば、だいぶ前ですが、大宮アルディージャユースとのダービーマッチで、選手のプレーが気持ちが入っていないように見えてしまったことがあり、関根貴大がいたころにその中でも関根貴大の動きに力がなくて、勝敗以上に姿勢が気にいらなくてすごくイラついて見てしまったことがあって、あとで聞いたら結構な高熱でギリギリの状態でプレーしていたとか。あ~、なるほどと。でも、そういう状況がわからないと、淡々とプレーして負けて悔しくないのか、ダービーなのに、そういう思いも弱まったのかとか、そういうところまで感じてしまう壮大な勘違いとか。

特にそういうことがあってからは、敗戦した試合は課題と同時に背景も考えてみるようにしています。もちろん、今日の試合に関しては、2,3失点は、緩くなったところをしっかり狙われた課題の多い失点になります。

ただ、なんとなく背景には、思った以上の前日の試合でのピッチコンディションが悪い中での試合が疲労を蓄積させた流れでの連戦で、既に先週同じ場所でプレーしているとしても、また違ったタイプの人工芝でのピッチで、2日連続で同じピッチでプレーした相手との試合の進め方と終盤の課題(三菱養和SCは前日勝利したものの、終了間際に追いつかれてPK戦まで持ち込まれるという終盤の課題と言うものを直近に経験してきている)で差がでてしまったのかなとおもいます。

なので、もし、考慮されたこの理由であっているところが多いとすれば、試合序盤にペースを握り、先制に成功するも徐々に相手のサイド攻撃に対して、動きで着いていけなくなり、合わせて相手10番の中盤でのクレバーな動きに苦しめられていき、同点に追いつかれて、その後、疲労もあるのか、相手の攻撃についていけない選手が出てきたところで、守備の連動でふわっとした瞬間を狙われて逆転、追加点とやられてしまい、最後は、10番池髙暢希のキープ力と突破力で前線の選手が活性化されて奪ったPKで1点差まで行ったものの、もう1点を奪うことができなかった試合。

試合の全体を通して集中力が落ちなかったという点で相手に軍配が上がったのかなという試合です。

はい、では、少し細かく書きますね。

vs三菱養和SCユース戦のスタメンと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に2番北村龍馬、右に14番柳田大輝(後半39分⇒26番南濵優大)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半スタート⇒10番池髙暢希)、右に20番冨田蓮(後半15分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半11分⇒21番縄田脩平)と8番白土大貴、FWが左に17番波田祥太、右に11番清宮昴大(後半15分⇒13番與那覇航和)

となります。

本戦出場を決めた東京武蔵野シティU-18戦では(私は遅刻してスタートの15分ほどは見れていなかったのですが)、試合の入りが悪くて相手にペースを握られた試合になったものの、3回戦、そしてこの準決勝も試合の入りでは浦和が主導権を握る形でスタートすることに成功。

攻めの回数は浦和が多い形で行くものの、これは、両チームともに言えたものの、守備陣の集中力が高く、崩して決定機と言う形はどちらも作ることができない前半で、その中で、高い位置からのフリーキックや、コーナーキックのチャンスでゴールを狙う中で、前半5分くらいのコーナーキックからの5番大城螢の惜しいヘディングシュートなど早い時間からチャンスを作り、先制点もセットプレーから。

11分に、39番盛嘉伊人のコーナーキックからの流れから4番大桃伶音がヘッドで決めて1-0とします。

相手は前線に2枚大きい選手を置いて、高さ勝負も狙ってくるもののその点では、4番大桃伶音と5番大城螢の高さのあるセンターバックのコンビがしっかり跳ね返していたものの、その辺でフラストレーションを貯めたのか、そもそもそういうプレースタイルなのか、ちょっとラフなプレーが目立っていたりもしましたね。

浦和ペースで進み、先制点も奪えた中での流れで、20分あたりから、やや相手10番などのテクニックや抜け出しで対応が遅れだすところなどがある中で、危ない場面も増えていく形が増えてきた印象がありました。

若干運動量で差がでているポジションもあり、この辺りで感じていたのが、連戦で思った以上に疲労がたまっているのかなという話でして。

ただ、流れから決められるということは前半はなかったものの、前半終了間際にセットプレーから失点を喫し1-1と追いつかれて前半を折り返します。

後半スタートから10番池髙暢希が入り、前線でのキープ力が加わり、攻撃のリズムを作っていこうとする中で、守備の部分では、やや相手の攻撃の対応に苦慮する場面も増えた後半は、早々に大ピンチを迎える(反対側のゴール前での混戦状態で細かくは、よくわからなかったものの、相手に押し込まれかけたところを30番鈴木彩艶がなんとか跳ね返した形)など、相手が浦和ゴールに迫る場面、前半はあまりなかったシュートを枠に飛ばされる場面も見え始めます。

それでも攻撃面では、17番波田祥太と11番清宮昴大の2トップで前半は、相手の激しい守備に苦戦していたところが、11番清宮昴大がサイドに入って前線に10番池髙暢希が入ったことで、17番波田祥太と3人での仕掛けでのチャンスは増えたように感じます。

実際11分の17番波田祥太のキープから抜け出した11番清宮昴大へパスが通ってのシュートでコーナーキックを獲得したり、その直後に10番池髙暢希のキープから抜け出した17番波田祥太がシュートまで持ち込む形など、見られました。

セットプレーでも、2回戦で値千金のゴールをヘッドで決めた2番北村龍馬の惜しいヘディングシュートもその直後にありました。

後半15分に3回戦で攻撃の特徴の違いを上手く生かして流れを変えた13番與那覇航和と9番二見健太が同時投入され(並びとしては、前線は、17番波田祥太と10番池髙暢希の2枚で中盤左に13番與那覇航和、右に9番二見健太という感じ)、ここから攻撃と言うところで、守備が少しふわっとしたところを突かれて失点し1-2とビハインドを追う形になったのは、痛かったですね。

その後、攻撃が活性化され、25分くらいには、連続でコーナーキックを獲得するなど相手ゴール前でのチャンスが増えていた中で、37分に再び相手の反撃で失点を喫し残り10分ほどで2点を追いかける展開になります。

一見すると相手ペースに見えたものの、あくまで2失点は隙をつかれたもので浦和の攻撃がかなり相手ゴールを脅かしている流れではあり、迎えた38分には、9番二見健太が相手ディフェンダーをボールを軽く浮かせる形で抜いて17番波田祥太につなげ、ペナルティエリアに侵入した10番池髙暢希にパスをつなげて突破を図ったところで相手に倒されPKを獲得。相手ディフェンダーとの駆け引きを見せたワンタッチで9番二見健太のプレーが起点となった形で1点差まで詰め寄ります。

流れとしては、そのままやっていけば同点ゴールを決められそうな雰囲気はあったのですが、これは、結果論ではあります(実際プレミアリーグの市立船橋戦では4番大桃伶音がパワープレーの時間帯にPKを獲得して追いついているので)が、残りアディショナルタイムを入れての10分ほどを4番大桃伶音と5番大城螢を前線に上げてのパワープレーでゴールを狙うという選択肢になったところで、惜しい形もあったものの、同点ゴールを決めることができずに終了となります。

なんんとなく、1点差に追いついたPKを奪ったあたりの流れだと、あの時間帯は、先ほどの前線の並びでの攻撃に相手が対応できなくなってきていたようにも見えたので、そのまま前線はいじらずにやっていても良かったのではとも思います。たらればですが。

2-3で敗れて、残念ながらクラブユース選手権の関東大会は、準決勝で敗退と言う形になりました。

ただ、本番は夏の全国大会ですからね。それで考えるともう1試合多く強い相手と試合をするチャンスを失ったということは残念ではありますが、しっかりと全国を決め、試合の入り方に課題のある難しい試合展開でも勝負強さを見せ、その後の試合は試合の入り方に成功して、先制して有利に試合運びをする試合も2つ作れた。

そして、今日の試合も失点の場面には課題は残ったものの、やはり追う展開になっても試合終盤での迫力や勝負強さのところでは、今年の浦和レッズユースは、かなり相手を上回れる戦いができることも証明できている。

前線の選手の特徴を組み合わせたバリュエーションで色々な発見があったことも書きましたが、それは、中盤にも言えることで、今日は、久しぶりに8番白土大貴が中盤の位置でプレーしていて、センターバックやサイドバックでやっている時と同様に、やはり試合の流れを読んだプレーで秀でているなと感じ、この試合8番白土大貴と組んだ39番盛嘉伊人は、攻撃的な中盤として一味違った色を出せることを再確認できたところはありますし、パスでの攻撃を作るだけではなく、前線サイドのスペースに入っていってのプレーもなかなか良いなと。そして、怪我から復帰して久しぶりに途中出場で入った21番縄田脩平も、中盤のポジションで安定したプレーを見せていましたし、中盤の選手の組み合わせというのも、面白い。バックラインもサイドも、とにかく今年は、様々な選手が既に特徴を見せてくれていて、本当に色々なことができるだけに、監督はメンバーの選び方に苦労しているのだろうなと考えてしまうこともあるくらいのレベル。

その質を作っている存在としてやはり、ユースBが戦っている埼玉県S2リーグの存在があり、ここでもこれまでと比べて質の高いチームがいるカテゴリまで上がってきているので、ここでしっかり存在感を見せれば、そのままAチームが戦っている舞台にも入っていけている印象があるのも事実。

だからこそ、この循環を確固たるものにするべく、難しい戦いがあってもS1への昇格を今年で達成できると、来年以降が凄いことになりそうとか、そういう想像もしてしまいます。

夏の大会の予選が終了し、ここからは、夏の全国本番の前に6月24日に再開されるプレミアリーグの4試合に向けてということになっていくと思いますので、今回の経験と課題もしっかり生かして、成長した部分を確固たるものにして、また課題の部分を相手に狙われて同じような状況にされないようにまたチーム作りをしていってください。

暑さの中での2連戦お疲れさまでした!

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会3回戦 2018/6/2 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 2-0勝利・・・電光石火の先制ゴール!難ピッチで苦しむも強さの見えた勝利。

どうも、ブクメです☆

NTT図南スーパーグラウンドと言えば・・・何年前だったから、ボールが転がらず所々で跳ねるくらい普通のパス回しができないくらいのイメージの会場という初観戦のイメージが未だにぬぐえず、ここでの試合が全国を決める一戦にならなくて良かったなと真剣に思っていました。

だって、もちろん、ピッチコンディションが悪い場合には、両チームともに悪条件は同じですが、あまりにもそこに左右されてしまい、そこから生まれた結果で全国行きが決まる決まらないとか酷ですから。

・・・で、そんなことを書きつつ、浦和レッズユースは、既に先週2回戦をしっかり勝ち切り、全国を決めた状態でのここからは、関東NO.1で全国に進むかどうかという戦いで、もちろん、勝ち進んで最大数レベルの高い相手と試合をして、関東1位という位置で全国に臨むという次に目標に移った状態での試合になるわけで、こうなると、ピッチコンディションが悪くても、そういうこともあるんだから、しっかりそういうピッチにも順応できるようにやろうとできるわけです。

・・・と、言うほどピッチコンディションが悪かったわけでもないのですが、やはり見た目にはそこまで影響しているようには見えなくても、ボールの転がり方や全体を通して、でこぼこしていて思った以上にストレスを感じてプレーしている選手も多かったのではないのかなとも思います。

・・・で、そういう難しいコンディションでの試合では、先制点を奪って有利に進められると良いなと思っていたら、開始50秒くらいであっという間のゴールを11番清宮昴大が決めてくれたわけで、あっという間のことで、見てる側は、喜びを爆発させるというよりは、「もう入った!?清宮が決めた!?早い!」という感じであったのも事実ですが。

で、割とゴール場面やゴールすぐの喜びの写真を撮れないブクメですが、今回は、試合開始でまずは全体的に写真を撮ろうというところでゴールが決まったので、ゴールが決まって喜んでいる姿も撮ることができたわけです、はい。

ということで、試合の話に既に移っていますが本格的に移ります。

vs横浜F・マリノスユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に2番北村龍馬(後半30分⇒15番石橋遼大)、右に14番柳田大輝、真ん中に4番大桃伶音と26番南濵優大、MFが左に24番山中惇希(後半44分⇒7番岡村勇輝)、右に20番冨田蓮、真ん中に16番玉城大志(後半45分⇒22番佐藤陸人)と5番大城螢、FWが左に11番清宮昴大(後半9分⇒13番與那覇航和)、右に17番波田祥太(後半20分⇒9番二見健太)

となります。

ちなみに、8番白土大貴と10番池髙暢希はトップチームのルヴァンカップに帯同ですね。あとは、また数名負傷者が出ているようですが、怪我で離脱していた21番縄田脩平がベンチ入りしていたり、負傷から戻る選手もうかがえました。

見る側も、蚊など小さな虫と戦いながらの観戦になりつつ(w)、ピッチ上の選手たちにとっては、暑さとの戦いにもなる試合になりました。

で、先ほども書いたように試合開始の入り方は、完全に浦和が上、勢いよく攻め込む流れで、抜け出した11番清宮昴大が落ち着いて決めて1-0とあっという間に先制する展開。

逆に先生が早すぎる試合は、その後難しくなるということも多いのですが、今日の試合は、ある意味難しい時間帯も作ってしまったのも事実でしたが、早めのリードから、ペースをつかみ、また、相手のミスも多い中で主導権はしばらく浦和が握って進むという形になりました。

チャンス自体は多かったので、いくつかのプレーをピックアップして書きますね。

7分に、GK1番石井僚からの狙いすましたロングフィードに抜け出した17番波田祥太が一気に持ち込んでシュートを放つ惜しい形を作ります。

序盤から印象的だったのは、この試合右の前線に入っていた20番冨田蓮。サイドバックでプレーすることは多い中でこの試合は1枚前でスタートし、そのポジションでの果敢に仕掛けとサイドからの攻撃や高い位置からの球際に激しく行く守備がかなり相手の守備陣を脅かしていたのですが、その中で、13分には、自ら持ち込んで思い切りよいシュートを放ちます。

14分には、14番柳田大輝からのパスを受けた17番波田祥太が相手のプレッシャーを受けながらもしっかりキープして右の20番冨田蓮に展開、更に、右サイドから一気に左サイドの24番山中惇希へとパスを通し、24番山中惇希の折り返しに誰かが合わせられればゴールという形を作ります。

22分には、5番大城螢の見事な枠を捉えたシュートが決めるかと思われたものの相手キーパーの好セーブでギリギリのところで弾かれます(コーナーキックになる。)

そのコーナーキックのチャンスで、14番柳田大輝からのクロスに4番大桃伶音が豪快にヘッドで狙うも、ここも相手キーパーの攻守に阻まれます。

この一連の攻撃は、詰めが甘いというよりは、相手のキーパーの攻守が凄かったという場面ではありました。

26分には、17番波田祥太が、強引なドリブル流れ相手ディフェンダーを交わしてシュートまで持ち込みます。

30分には、バックラインの26番南濵優大からの鋭い縦パスを20番冨田蓮につなげ、更に玉城大志へとつなげてゴールに迫る惜しい形を作ります。

結果的に前半1-0とリードして折り返す流れで、追加点が入ってもおかしくないプレーもありつつ、試合の流れとしては、前半序盤に相手を圧倒した攻撃の流れから、徐々に相手が慣れてきたところで、序盤に多かったミスも減ってきたところで、途中からは、前線の選手までボールは入るものの、そこから先の突破がなかなかうまく行かない時間帯も増えてきて、なおかつ、横浜F・マリノスらしいというか、素早いパス回しからのテクニックで突破してくるようなプレーで何度かヒヤッとする場面も作られたのも事実です。

後半もスタートは、前半の終盤と同じように相手の守備に阻まれたり、ピッチコンディションの関係もあると思いますが、前線でパスを受けてからのボールコントロールが伸びてしまったり、思ったようにコントロールできずに、攻撃回数は多いものの、より相手を脅かす形まで持って行けない状況にはなっていたものの、中盤の攻防で味方選手プレスをかけたところで、5番大城螢がインターセプトして素早い攻撃に転じる場面だったり、中盤やサイドの攻防のところで、優位な形を作れる回数は増えていたものの、相手の攻撃のリズムも時間を追うごとに良くなってきており、近い距離でのパス回しからの一気に長い展開に持っていくプレーなどでやや難しい守りを強いられるところもありました。

問題ないように見えつつも、相手が得点を奪う場面もありそうだなという時間があったもの事実ですが、この試合で一つ流れを変えたのは、スターティングメンバーとは違った特徴を持った13番與那覇航和(後半10分くらいに投入)や9番二見健太(後半20分くらいに投入)によって、前線にパスを当てた時の攻撃パターンに違いが加わり、中盤的なプレーを前線で13番與那覇航和がすることでリズムが生まれたり相手が対応しにくくなったり、やや、リードしながらも相手と同じペースでせわしない展開(攻撃を受けて、奪った後に、少し落ち着けていなしたりする時間を入れても良いところで、急いで攻めて引っかかり、また相手の攻撃を受けての連続になることが多いように感じたという意味です)になっていたところで、違った色が加わったように感じます。

そして、9番二見健太が投入され、そのファーストプレーではないかと言う場面で9番二見健太が相手ディフェンダーと入れ替わるような形での突破を見せたところで、たまらず相手が倒しPKを獲得します。

そして、このPKを16番玉城大志がしっかり決めて2-0とリードすることに成功します(なんだか、既に16番玉城大志はゴールを何点か決めているような印象があったのですが、この試合が公式戦初ゴールだったのですね。でも、なんか、決めているイメージがあるのは、なぜだろう。)

その後も、9番二見健太が比較的球離れよくプレーすることで、相手がプレッシャーをかけにくくなるという効果も出ていたように思います。

ちょうど、後半の途中から相手も前線に大きめの選手を投入して高さも武器にした攻撃(横浜F・マリノスユースだと珍しいような)もしてきたものの、高さ強さに対しての4番大桃伶音の守備の強さを改めて感じることになったというか、高さが加わって相手の攻撃が怖くなったという印象を全く作らせずにできていたのも凄かったと思います。それ以外のテクニックを活かした攻撃の方は、何度か怖さを見せられたのは事実ですが。

そして、後半30分には、今度はサイド攻撃でまた独特のリズムを持った15番石橋遼大を投入し、ポジショニングのところでは、かなり味方から指示が飛びまくっていましたが、攻撃の際には、サイドからの攻撃で短い時間でも何度か大きなチャンスを作っていました。

その中でも、一連の流れとして良かったのが、34分の、13番與那覇航和がボールを保持している相手中盤にプレスをかけて逃げるような形になった相手から5番大城螢がボールを奪い、すぐさま右サイド前線に走る15番石橋遼大へパス。パスを受けた15番石橋遼大は、そのままドリブルで仕掛けていき、枠を捉えることはできなかったものの思い切ったシュートでゴールを狙いました。

試合終盤で登場した7番岡村勇輝も残り時間も少ない中で、中盤でパスを受けて相手のプレスを受けてもキープして9番二見健太に通し、そこからワンタッチで抜け出す13番與那覇航和に通して、シュートまで持ち込む形の起点となりました。

この時間帯は、攻撃でも仕掛けられそうな時間になっていたので、先ほど、相手に合わせすぎるとか書いておきながら、この時間帯は、 「もっと行け」みたいに見ている側としてはなってしまっていたのですが、味方同士でそこは行き過ぎなくて良いとか声掛けあえていたり、ベンチからも試合の終わらせ方を考えるようにという声も飛んでいたり、2-0リードと言う中で、しっかり無失点で試合を終わらせる、こちらが前がかりになりすぎて相手の反撃での得点の確率を上げてやる必要もないというプレーで、見事に反撃を許さずに2-0で勝利となりました。

若干のピッチコンディション不良が生んだやりにくさの中で、キープ力と力強さと突破力、フォワードらしいプレーでの裏への抜け出しと言う特徴で得点を奪ってリードし、相手が対応するようになったところで、また違った特徴を組み合わせることで、流れを変えていき、更に違った特徴の選手を入れることで、追加点を作り出す。

見事でしたし、今後は、相手の特徴などによっては、今日の前線の選手の組み合わせを変えることでまた違ったバリュエーションが生まれるだろうなと、感じることもできました。

・・・とうことで、本当は、明日の朝試合と言うことなので、私も若干バタバタしていて文章短めにまとめてしまおうとか思っていたりもしたのですが、書き始めたらまたダラダラ長くなってしまいましたw

ということで、明日は準決勝ですね。キックオフの時間を考えると、プレーしていた選手は疲労を回復する時間があるのかという酷な設定だなと思いつつ、対戦相手に決まった三菱養和は、さらに遅いキックオフで大変ではないかと考えつつ、でも、移動はないし、会場も2日連続同じところだし有利な条件もあるよねとか、色々考えつつです。

明日の試合も楽しみに足を運ばせてもらいます。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/05/30 大学サッカー 東京国際大学vs桐蔭横浜大学を観戦

どうも、ブクメです☆

珍しく大学サッカー関東リーグが平日開催ということで、近場の東京国際大学坂戸キャンパスグラウンドで行われた関東1部リーグの東京国際大学vs桐蔭横浜大学の試合を観戦してきました。

今日の対戦カードの大学には、浦和レッズのアカデミー出身選手の所属が多く、まとめて見られると良かったのですが、桐蔭横浜大学に関しては、アカデミー出身の選手たちは、現時点では全てTUYという社会人リーグに参加しているほうのチーム所属になっていて、覚えている方もいるかもしれませんが、TUYの試合は、以前桐蔭横浜大学まで足を運んだら、試合は翌日だったというやらかしをして見られていないわけですね。そちらの試合もどこかで見には行きたいのですが。

また、東京国際大学では、先日Iリーグの結果のところを見ていたら、浦和レッズジュニアユース出身の関根陸斗の名前を見つけて、お~、東京国際大学に入ったんだと初めて知り、また、シーズン最初の頃に堀内千寛や小崎魁とアカデミー出身選手の姿も見られていたのですが、あまり情報を追えておらず、あれから数か月でどのようになっているのかがあまりよくわかっていないのですが、事実だけで言えば、今日足を運んだ試合では、出場していたのは、小木曽佑太のみだったということですね。

その小木曽佑太も今年は、怪我との戦いで無理して出場したり出場できなかったりという状況ということも聞いていてので、その辺りも含めて、今日はまず、出場しているところが見られて良かったです。

ただ、試合自体は、出場している選手が全体で小木曽佑太のみだったということで、気持ち東京国際大学寄りで見ていたのですが、雨の影響もあったとは思うものの、ややミス絡みでの失点を早い時間い献上する形になり、相手を楽にしてしまい、後半の追加点を決められたところでは、やはり状態が万全ではないのか、既にその前のところで相手に有利な形で前線の選手に抜け出されてしまったものの、1対1の守備の対応をした小木曽佑太の隙間を狙われての見事なゴールを決められたということで、少し「う~ん」となるような、モヤモヤした感じで家路につくことになってはしまいました。

順位表もあまり見ていなかったのですが、開幕辺りで、明治大学や専修大学が強そうだなという印象を持っていたものの、今シーズンは1部はかなりの混戦ぶりなのですね。その中で、今日の対戦カードは敗れると下位に沈むという状況同士のチームの対戦(くどいようですが、リーグ自体が混戦なので、上との差がそれほどあるわけでもないのですが)だったので、特に負けられない一戦を東京国際は落としたということになるわけですか。

そういう心配もありますが、今日は、それ以上に小木曽佑太のテーピングぐるぐる巻きの足を見て、心配しつつ、それでも存在感のあるプレーで守備をまとめているところはさすがだなと思うのですが、細かいプレーの時や、相手選手とガツンとぶつかる時のプレーや、しっかりプレッシャーをかけなければならないところなどでは、やろうと思っているけど、できないのかなというプレーもありました。

チーム事情とか、本人のプランとか色々あると思いますが、もし怪我が重いようであれば、しっかり治すべきだと思うのが長年見てきたサポーター心理ではあります。

一番聞きたくないのは、無理してプレーしすぎて長期離脱になるというケースだけ。

でも、後半終盤のセットプレーのチャンスとかでは、相変わらず競り勝って惜しいヘディングシュートとかもしていたんだよなとか、大丈夫なのかなとも思うんですけどね。

そんな平日夜の大学サッカー観戦でした。

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!

どうも、ブクメです☆

栃木グリーンスタジアムを15時ごろに出て、高速フル活用で、カーナビでは、FC東京小平グラウンド到着が、ほぼほぼクラセン予選2回戦のキックオフ時間ギリギリの17:30付近を指し、おそらく、時間帯的に渋滞するポイントがあって間に合うか微妙だなと思って向かいつつ、東北道を走っている時に埼玉スタジアムを横目に眺めながら「ここ開催なら問題なく間に合ったのにな」と愚痴をこぼしつつ、やはり途中で混むポイントがいくつかありましたが、会場付近には、17:30ちょうど位に到着。

小平グラウンド開催の時によく使っているコインパーキング(会場までは、10分くらい歩く)がなんとか空いていて、キックオフから20分遅れくらいで会場に到着し試合を観戦することができました。

ということで、最初の20分間ほどは、状況がわからないものの、あとで聞いた話によると、試合開始からの入り方が悪く、相手に「行ける!」と思わせてしまうような形を作らせてしまったことで、0-0ながらもやや相手ペースにも近い、難しい試合になっているとかだったとのこと。

vs東京武蔵野シティU-18戦のスタメンと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半45分⇒15番石橋遼大)、右に8番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半23分⇒2番北村龍馬)、右に10番池髙暢希(後半45分⇒14番柳田大輝)、真ん中に16番玉城大志と39番盛嘉伊人、FWが左に11番清宮昴大(後半11分⇒20番冨田蓮)、右に17番波田祥太(後半36分⇒23番遠藤龍河)

となります。

で、その難しい試合になっている理由を聞いたのがハーフタイムなので、それまでは、バタバタ移動で集中できていなかったのもあるのですが、どんな状況なのか試合を眺めて頭を落ち着けている時間がしばらく続いたのですが、これまでに、色々なカテゴリで横河武蔵野FC(東京武蔵野シティに名前が変わる前)との試合を何度か過去に見てきた中で、もともと激しさはあるチームだった印象はありますが、大きくて強い、サイドのスピードとテクニックがある選手がいる時には、カテゴリ下だろうが、浦和レッズユースやジュニアユースは、難しい戦いを強いられたことがあった記憶があり、そういった点では、見始めた時点で勢いよくゴールに仕掛けていた身長の大きい9番の選手や、サイドの選手(番号忘れた)、そして、中盤で細かい動きや裏を狙う動きが面白かった11番の選手など、なるほど、危険な動きをする選手がいる世代なのかと思って見ていたのと、これだけの激しいプレスを90分続けられるのかと思うくらいの守備など、嫌が王にもカテゴリ違いで受けるという形になる浦和としては、難しい展開に持ち込まれている(その勢いに飲まれたらジャイアントキリングもありえる)なというのは、見ていてわかりました。選手の中にも若干イラついている選手もいたようですし。

特に、この試合では、大きめの選手を2枚並べたセンターバックに対して、プレスを仕掛けて、ボールコントロールが乱れたところを狙おうとするプレーなども、実際機能させてしまっていたようにも見えます。

それでも、一つ一つのキープ力や精度で上回る浦和が、サイドの24番山中惇希や10番池髙暢希をバックラインからのロングフィードや、中盤からのパスでボールを渡してサイドから崩していこうというプレーを繰り返してチャンスを作ろうというプレーで何度か惜しい形を作り、フォワードの17番波田祥太と11番清宮昴大が受けて、ゴールを決めてやろうというプレーを見せていましたが、とにかく相手の素早く激しい守備でなかなか良い形でシュートを放てないという場面が多くなっていました。

前半を0-0で折り返し、後半もスタートのところでは、ディフェンスの選手の隙をつかれて決定機を作られるなどありましたが、ここでの失点をなんとか免れ、後半10分くらいしたところから、17番波田祥太や10番池髙暢希が、それならと自らのキープ力と突破力で打開を図る形で、徐々に相手ディフェンダーに消耗をさせていき、何度も裏に抜けてチャンスを作る3番林海斗の動きなども結果的に、相手を消耗させていったのかと思いますが、気が付けば、浦和の攻撃に対して相手が耐えるという時間が大半を占めるようになってきます。

中盤のところでも39番盛嘉伊人が積極的に攻めのパスを出す中で、16番玉城大志がしっかりカバーしながら自らも狙えるところでは、正確なパスを前線に供給し、チャンスの数も一気に増えていきます。

それでも試合自体は0-0で進んでいるため、数は前半に比べると激減していても、時折カウンターがはまった形で反撃を受けることもあり、1点勝負になってくると試合自体はわからない。でも、後半は、明らかに浦和の選手の強さが際立っている、気迫も凄く伝わってくるような展開になっていました。

あとは、ギャラリーの力と言うのがあるのかなんというか、相手のチャンスの時に、それほどビッグチャンスではなくても、かなり惜しいチャンスだったような声援が上がっていて、相手側としては、こういう応援の仕方嫌いだなとか思っていても、実際雰囲気としては、相手ペースではなくても、そういう雰囲気にさせる力があるのだから怖いなと感じつつ、めんどくさいと思いつつ。

で、その辺の流れも含めてやはり効果的だったのが先制点ですね。そこまでは時間がかかったものの、後半25分くらいから入った2番北村龍馬が、後半36分の10番池髙暢希の仕掛けからパスを受けてサイドから狙う形でコーナーキックを獲得すると、そのコーナーキックでのチャンスでヘッドで決めてようやく均衡を破るゴールで1-0とリードします。喜びが爆発したゴール直後の雰囲気も凄く良かったですね。

アディショナルタイムを入れて、残り10分くらい。

ここからの戦いは、守るのか、もう1点決めるのかというところでは、課題になることもあるのかもしれませんが、10番池髙暢希がゴール直後からの場面では、コーナーフラッグ付近でキープして守りに入っているのかと思わせつつ、そのようなプレーがしばらく続いた中で、まだ時間結構あるなということで、コーナーキックの場面で普通にゴールを狙っていく形に変わり、5番大城螢の惜しいヘッドがあったり、2番北村龍馬の2点目かと思われるような惜しいシュート(サイドネット)があったり、守るのか攻めるのかはっきりしろと思いつつも、なんか楽しかったです、その辺の時間帯(見る側の感想です。)

たぶん、前線がそんな感じになりながらも、中盤は、バックラインは守備をしっかりやるぞと落ち着いてプレーできていたから1点差だけど「やられるかもしれない」という感じよりは、「そうか、追加点とりたいなら取れよ」くらいの気持ちで見られる雰囲気だったからなのかもしれません、よくわかりません。

だって、実際に試合の終了間際には、相手の反撃を許して、セットプレーも作られたりしていたので。

結果的に1-0でしっかり勝てたから良いのです。

たぶん、言うことを聞かせるのが大変な選手が多いのかもしれません笑(やんちゃだらけか?)

でも、そのおかげで、本来の選手の力が見えている部分もあり、指示で全部やらされている感じがしなくなった今の方が断然良いですし、なんか、選手も伸び伸びとやれているようにも感じますし。全選手がそれだと困るけど、しっかり締めることができている選手もいますし。

攻撃の選手は、それで良いかなと。

ということで、見る側は自由なことを言えるということで、チームとして課題となるところもしっかり試合後には話し合っていると思います。

これで、全国が決まり、ここからのクラブユース選手権関東予選に関しては、強い相手との試合回数を増やすには、勝ち進む必要がありますが、様々な選手に挑戦する機会を与える場にもできます。その辺は、新体制になっていますし、どうするのかはわかりませんし、私個人的には、どちらでも良いと思っています。

そもそも、S2リーグでプレーしている選手たちも、しっかりギリギリの戦いで経験を積めていますし、色々な組み合わせを試してみることで、全体的なレベルが上がるだけかなと。

心配なのは、次の会場のNTT図南グラウンドのピッチコンディションくらいですかね。

なんか、過去に、凸凹ピッチでとんでもない試合になったことがあったという記憶だけ強く残っています(今は、良くなっているのかな?)

ということで、ここからは、全国大会に向けてですね!

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/05/26 天皇杯1回戦 ラインメール青森vs作新学院大学を観戦

(私のブログの性質で、どこまで写真を掲載して良いのかわかりません。最近、厳しくなっているチームも多いと聞きますので、もし問題がある写真の使い方であれば、ツイッターアカウント@urawa_bukumeでメッセージなどでご連絡ください。すぐ消します。また、Jリーグ系の試合になると、もしかするとそれぞれのチームのサポーターの方に読んでいただくことがあるかもしれませんが、私の立ち位置は、自分が育成時代に見てきた選手たち目線になりますので、そのあたりを考慮に入れてお読みいただけると嬉しいです。)

どうも、ブクメです☆

昌平高校でのS2リーグを観戦後、場所を栃木グリーンスタジアムに移しまして、今度は天皇杯1回戦のラインメール青森vs作新学院大学の試合を観戦しました。目的は、浦和レッズユース出身の野崎雅也ですね。

車での移動でスムーズでもギリギリという感じだったのですが、試合開始には間に合わなかったものの、前半10分くらいには、席につけました。

3試合観戦を決めていた土曜日の2試合目にこの試合を選んだのは、野崎雅也の試合を見たいと思いながらも、結果的に何年も見られていなかったことが大きく、一度見られるかと思って足を運んだAC長野パルセイロ時代には、ちょうどそのタイミングではメンバーに入っておらず見られなかったこともあり、また、ラインメール青森に移籍後、この天皇杯の前の2試合くらいでスタメン出場と言う形になっているので、この試合で久しぶりにプレーしているところが見られればなと思ったのですが・・・結論から言うと見られませんでした。

理由は、この試合の次のFC東京小平グラウンドでの浦和レッズユースの試合に間に合わせるためには、試合終了後にすぐにスタジアムを出る必要があったからなんですね。

ラインメール青森自体のチーム事情とか、野崎雅也が現状どのような位置にいるのか、その辺は、出場状況などでしか図れる状況ではないので、何とも言えませんが、残念ながらスタメン出場ではなかったんですね。これが、1回戦は問題ないだろうから、温存ということだったり、若干怪我を抱えているのではないかとか、そういうこともよくわかりません。

そして、いずれにしても、天皇杯も交代枠は3だと思っていたところで、延長戦に入ると4人目の交代ができるとか知らず、延長になったところで、また今度出場している機会を見よう!とスタジアムを後にして、後ほど知った延長戦での野崎雅也出場。

う~ん、残念。

確かに3人目の交代選手が出場しても、まだアップしているような状況だったので、交代枠使い切っているよなと思いつつ、なんとなく、野崎雅也だったら、それでも、アップは続けたりしていてもおかしくないかもなと、勝手に結論付けてしまっていたりもしたのですけどね。

ただ、PK戦までもつれ込んだものの、ラインメール青森自体は、勝利して2回戦に駒を進めているんですよね。2回戦は、平日ナイター開催なので、足を運べると思うのですが、他にも足を運びたい2回戦が多い。おそらく、他の試合に足を運ぶと思います・・・。

確実にスタメン出場しますとかわかれば行きたいところなんですけどね、難しいところです。

日程を眺めつつ、関東開催でユースの試合など被っていない試合で足を運べるかどうかなど色々考えてみます!

プレーしている姿は、見られなかったものの、動いている姿(?)は、久しぶりに見ることができたので、良かったとも言えます。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/26 浦和レッズユースBvs昌平高校B 1-0勝利・・・Bチーム同士とは言えないハイレベルな戦い

どうも、ブクメです☆

できるだけ、ブログは、その日のうちに書こうとは思っているものの、土曜日は、かなりギリギリの車移動で昌平高校⇒栃木グリーンスタジアム⇒FC東京小平グランドと移動して3試合観戦したということで、自宅に戻ってからは、力尽きました。いったん目が覚め、チャンピオンズリーグ決勝もなんとなく頭がボーっとした状態で眺めながら、断片的な記憶だけ残り、レアル優勝と、ベイルのスーパーゴールだけ脳裏に焼き付けた状態で再び力尽きました。

ということで、日曜日の今日ブログを書き始めております。

それにしても、土曜日のユースの2試合は、本当に楽しかった。どのくらい楽しかったかと言うと、今日みたいな試合を観戦することだけが目的になって普段では、集中できないような詰込み型の試合観戦(足を運ぶことだけが目的になるのであまり本来は好きではないが、野崎雅也が見たくてここを逃すとなかなか機会が作れなそうだから、行けそうなら行かねばと言う1日だった)でも、試合の内容が翌日はっきり頭に残っているくらい(クラセン予選の試合は15分遅刻したけどw)

ということで、試合の話に移ります。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に35番根岸恵汰と12番千葉希(後半18分⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳(後半22分⇒34番成田安里)と37番堀井真海

となります。

前節、本庄第一高校を相手に、連敗を止めると同時に、7得点の大量得点と、無失点と良い流れで終えた浦和の今節の対戦相手は、近年埼玉県の高校サッカーをリードする存在として全国大会でも常連になっている、誰もが知っている昌平高校のBチームということと、純粋に結果のみを見ても、5節までで4勝1分で首位に立つ状況でも、今シーズンのS2Bを考えたときには、ここまで戦ってきた中で最も手ごわい相手になるだろうという相手。

で、実際に見てみた限りは、やっぱり強いな、これBチームかという感じ。浦和レッズユースに関してもBチームと言う扱いでもないような経験を積んでどんどん成長している現在の状況で、ここで活躍した選手が続々とAチームの試合にも絡んでいっているという流れでより高いレベルで戦っているチームとの試合経験を除けば、S2に臨んでいるチームもかなり良い感じになっているわけでして、特に今日のような相手もレベルが高くて、こちらも、そういう相手との試合の中で高いモチベーションと集中力を保たなければやられるという状況下で試合ができている状態を見られるだけでも嬉しいんですよね。

Bチームでも高いモチベーションで、と言っても、やはり練習試合とか、そのためにリーグ作りました的な教育リーグ(昔やっているシーズンがあった)だと、結果的に、モチベーション付けが難しいと感じることもあったので。

そういった難しい相手になる中で、4節まで中盤で攻撃の組み立てを行っていた39番盛嘉伊人は、クラブユース選手権予選から、そちらに出場しているということで、おそらく、中盤の攻撃的な役割を担うという形でのスタメンでは、今回初めて12番千葉希が入り、守備的な中盤の35番根岸恵汰と組む形でプレーすることになったと思います。試合開始からしばらくは、相手の素早い寄せなどで全体的に守備意識の方に重きを置きながら、長いボールで反撃に転じるような試合展開が多かったこともありました、試合が進むにつれて、この2人の関係性が良くなってきたことで、中盤を経由した攻撃というものも増えてきていた印象があります。

その点では、バックライン付近からの反撃というところで、この試合では、26番南濵優大のプレーがかなり印象的で、もちろん、相手の鋭いサイド攻撃やスペースを開けると、シュートを狙ってくるところをしっかりとケアする中で、相手の反撃をディフェンス陣で集中して跳ね返した後の反撃の際に26番南濵優大からの縦パスの強さと狙いどころが、かなり相手の嫌なところをついたものになっており、そこからチャンスを作ったり高い位置でセットプレーのチャンスを得る流れにつながっていました。

発見としては、これまでにセットプレーを蹴っていた選手がいないという状況で、この試合では、31番木下翼がフリーキック、コーナーキックをほぼすべて(すべて?)蹴っていたと思いますが、そのセットプレーでのキック精度の高さに驚きました。31番木下翼の印象としては、球際で激しく、運動量多く、果敢に仕掛けていくという印象が強かったところで、セットプレーのキッカーとしての特徴も持っていたとはと。

実際に、前半16分の直接狙うには少し遠いもののゴールに近い位置でのフリーキックの場面で、キーパーが触りにくいコースで、味方2人ほどがギリギリ触れるかくらいのところを狙ったフリーキックで結果的には、そのまま抜けていってしまったものの、狙いどころの面白さを感じた場面がありました。

また、これまでの試合と比べると、相手の左サイドの19番の選手の突破力と運動量が凄く、浦和から言うと右サイドがかなり守備的に神経を使わされるような状況になっており、右サイドバックの27番清水哲太や右中盤の38番松村大也が、攻撃に重きを置くというところが、これまでの試合と比べるとなかなかできないような状況になっていたかなと思ったのですが、それでも、中盤で12番千葉希が攻撃的なところでパスを受けて展開がスムーズにできるような状況になってきた20分当たりには、左の32番佐藤優斗から12番千葉希が良い位置でパスをもらってそのまま右前線のスペースに展開して38番松村大也が仕掛けていく形だったり作れていたので、守備に意識を置かざるを得ないながらも、狙いどころでは、らしいプレーでゴールに迫るプレーはできていました。そして、セットプレーの時にも決められなかったものの、ヘディングシュートなどで合わせていたのも38番松村大也が多かったかなと思います。

相手の守備の激しさもある中で枠に飛ばせるようなシュートがほとんど打たせてもらえないような試合展開にはなりましたが、31番木下翼や、37番堀井真海の前線での果敢な仕掛けやキープする姿勢によって高い位置でフリーキックを獲得できたり、コーナーキックを獲得できていました。

また、この試合フォワードの位置に入っていた長身の28番長田拓巳ですが、正直前半のプレーには若干見ていてストレスを感じました。というより、おそらく浦和レッズの育成に入ってくる身長の高い選手というのは、高さ強さだけではなく、中学生世代では、足元のプレーやきれいな突破からのゴールなども多くできていたような選手が多いと思うんですね。それが高校世代になると、寄せも早く、特に守備が強いチームになると、簡単に突破できなくなるケースがあることで、体の強さだけで、そこからのきれいな突破をまず念頭に置いてしまうと上手く行かないケースが多くなりますし、そういうケースを多く見てきました。でも、長身選手の中では、テクニックがあるのも、今シーズンのS2リーグで見た数試合だけでもわかります。

でも、そのプレーをするためにやるべきプレーをやらないと難しいということも同時に感じています。きょうど、今シーズンで言えば、アルビレックス新潟の試合に足を運んだ時に、長身選手の矢野貴章がやっていたようなプレー。強さを生かしたシンプルなプレーが必要な時はそこに徹してボールが集まった時にそこでいったん収まる場所を作ってあげる。その中でここぞという時には、足の長さや体の強さを生かした魅せるプレーでゴールも狙う。これらをやることで、結果的に自分がやりたいプレーができる場面も増えるという話。

だから、前半は、相手も長身で体の強いディフェンダーとハイボールを競り合うときに、そこで自分がしっかりボールをキープするか、ポストプレーとして味方を活かすということができていなかったことが見ていてストレスだったのです。でも、これが後半に入って、競り合いの中で激しさが見えるような場面が増えてきて、前半は、ほぼ抑えられてしまっていた長身のディフェンダー相手に後半は、競り合いで勝てる場面も、駆け引き勝ちできる場面も出てきていた。これができるようになってきていたので、あえて不満な点を最初に書きましたが、試合の中での意識の変化(例え、悔しさから来た激しさからのプレーだったとしても)で、良い兆候が見られたことで、今後が楽しみになっています。

ちなみに、前半43分の、26番南濵優大からのロングフィードに抜け出した28番長田拓巳がキーパーと1対1で決定機になりそうという場面がオフサイドになりましたが、これは、選手も主張していたように、相手選手のクリアのような形で抜けたボールなので、今のルールではオフサイドにならない状況になっていたと私も思います。近くで見ていないのでわかりませんが。それ言うと、後半12分の相手の決定機でのバーに当たってラインを割っていたかいないかのところも、ネット越しで私の位置から見ていると、ゴールラインにの内側のようにも見えてしまいましたし、後半35分くらいのところで、26番南濵優大⇒36番福島竜弥⇒32番佐藤優斗とテンポ良い展開から、ペナルティエリア内に36番福島竜弥が入っていってクロスを合わせようというところで入ったディフェンダーのクリアもハンドだったようにも見えますし、まあ、ネット越しで自分から見ていた位置からなので、だいぶあてにはなりませんがw

その他、色々詰まっている試合でして、後半の交代の流れで、ボランチの位置に入った40番山田奈央が一緒に組んでいた35番根岸恵汰が守備的なところをかなり上手くカバーしながら展開をするような役割をしてくれていたところで、思い切って相手の裏に抜け出すようなプレーで面白場面を作っていたなとか、前節同様、後半途中から入った36番福島竜弥のサイドでの守備のうまさと、クロスの質が良いなと感じたこと。37番堀井真海の最後まで運動量を落とさず、ゴールへの意欲を失わなかったシュートでありきたりな言葉ですが、勝利の女神が浦和に微笑んだとも言えますし、ここまでの試合でリードを守り切れないというところでは、試合終了まで数分だったものの、危なくなりそうなところでの27番清水哲太のサイドで落ち着いたキープだったり、0に抑えたというところでは、やはりGK18番西尾優輝の存在と数回の決定機を難なく防いでしまったこともあります。また、おそらくまだ思うようなプレーができていないと思われる34番成田安里ですが、上下の細かい動きから相手ディフェンダーとの駆け引きで抜け出そうとするプレーなど見ていて、味方と合ってくるとこういうプレーで一気にゴール奪っていくようになるのかなとか、まあ、色々詰まってました。

試合の流れを書く前に、この試合で感じられたポイントを書くだけでだいぶ長くなってしまいましたw

これまで書いたことで想像してみて下さいw

私個人的には、今日は、「踏まえて」のポイントが多くの選手において増えたことも満足の一つです。「踏まえて」とは、サポーターサイドとして、この選手はどういう特徴を持っているのかなというのをできるだけ、見つけ出すことで、次回に、別の試合でその選手を見たときに前回見たときに感じたポイントを「踏まえて」見られることで、その選手の特徴をより強固にしていくことなんですね。

「踏まえて」があるから、修正もできるし、その特徴が間違えないものだと知ることもできるんですよ。見る側の特権w

今後のことを考えても、本当に良い試合でしたし、S2リーグ自体1か月ほど空く前に勝利できたことも実は大きいと思いますよ。

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

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