高円宮杯プレミアリーグ2012/07/08 第8節 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-1引き分け・・・個々に見どころのあった試合

三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースの1年生の8人制サッカーの大会が終了し、夕方18時からはプレミアリーグの浦和レッズユースの試合。対戦相手はもちろんこの会場なので、三菱養和SCユースとなります。

以前、Jリーグのどこかの監督が、勝たせない何かが働くとかある試合を例えて言っていたような気がしますが、浦和レッズユースにとっては、チーム状況など関係なく、この三菱養和の巣鴨のグラウンドというのは、本当に内容が良くても悪くても、終わってみると勝てなかったという試合が本当に多い場所になります。

複雑な部分ではあるのですが、実際問題プレミアリーグで勝ち点が取れていない現状や、相性の悪い場所ということを考えても、この試合は、内容をいったん度外視しても結果的に勝ち点3が取れれば大きいという考え方もできる試合でもあります。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

前節危険なファールで目の上を負傷して心配された14番関根貴大ですが、元気に(とはいっても、負傷した箇所をテーピングしてですが・・・)スタメンで出場していました。

計画的になのか、結果的になのかは分かりませんが、U16日本代表に選ばれたメンバーがいないため、左サイドバックの位置に12番小坂慎太朗が戻り、20番広瀬陸斗は比較的攻撃に意識を置くことができる左前線の位置に戻りました。

頭部に近いところを負傷しているので、あまり頭で競り合うような場面無くやってほしいと思っていた14番関根貴大ですが、フォワードの真ん中の位置で、前線の個に依存するような攻めが多く要求されるサッカーの中で、ロングボールも多く、結果的に14番関根貴大が頭で競り合う場面も多く、結構冷や冷やしてみていたものの、さすがにそんなことで消極的になることもなく、前線で力強くプレーしてくれていました。

で、対戦相手の三菱養和は、放り込んでくるサッカーをしてくるイメージは以前からあったものの、驚くほどこの試合では徹底して放り込んで来るので、ここにしっかり対応し、浦和もやや中盤を省略して前線に預けるとうい形で攻めようとするという、形は違うものの、 攻めの工夫に関しては良い勝負になってしまっていた部分もあったかもしれません。

そのため、前線で激しいプレーを繰り返す14番関根貴大が目立つスタートとなり、2番新井純平から縦パスに力強く相手ディフェンダーと競り合う姿や、前線での激しいプレスからインターセプトに成功するなど、その動きで相手のディフェンス陣を脅かそうと走り回ります。

しかしながら、このグラウンドの魔力と言うか、普段ならありえないような形で相手に先制点が生まれてしまいます。

18番関口亮助がキャッチしたボールがゴールラインを割ったという判定をされての6分の失点になりますが、割っていたという声もあれば、ライン上だったという声もあり、自分が見た位置からだとなんとも言えず、そもそもそんなところばかりしっかり細かく判定するのかと思う部分もありつつ、それでも残念ながら失点は失点なので仕方ありません。

ただ、実際に浦和が崩されて危険という場面は、試合全体を通してほとんどなく、基本的に放り込んできたボールに対しては、6番西袋裕太がほぼパーフェクトに跳ね返していましたし、サイドからの攻撃に関しても2番新井純平や12番小坂慎太朗がバランスよく防ぎつつ、中からの攻撃に関しては、6番西袋裕太と3番寄特直人で防ぎつつ、19番須藤岳晟も必要な時には下がって守備をするなど、大きな綻びはなくできていたと思います。

リスクをかけて攻めてこないため、守備の部分での集中力も高い相手に対して、浦和もいつも以上に攻撃のリズムを作るのに苦戦する中で、10番中村駿介のキープ力と突破力を生かした狙いも相手が意識して人数をかけてつぶしにくるところを上手く突破できた時にはチャンスになるような形がありつつ、惜しい場面としては、15分くらいに、その10番中村駿介から8番繁田秀斗にパスを通してシュートまで持ち込んだ場面で、跳ね返ったところを20番広瀬陸斗が狙うもゴールにはなりませんでしたが、ここは惜しい場面でした。

その直後の16分くらいの16番岸伯富実のループシュートもなかなか狙いとしては良かったと思います。

その後も、14番関根貴大から右サイドをオーバーラップする2番新井純平にパスを通して10番中村駿介につなげての仕掛けやペナルティエリア付近での混戦でのこぼれ球を16番岸伯富実が狙うも枠を外れるというシュートなど、ゴールにやや近いという場面は何度か作れてはいました。

ただ、守備意識の高いチームを相手に効果的に動きとパス回しで崩すことはできず。

そんな中で、38分に前線の10番中村駿介にパスが通り、ディフェンスのプレスを個人技でかいくぐってゴール。

前半のうちに同点に追いつくことに成功し、前半の残り時間には、12番小坂慎太朗のサイドチェンジで2番新井純平へパス、16番岸伯富実にあててオーバーラップして攻撃していくという、展開力のある攻撃も見られつつ、前半は1-1で終了。

後半も、展開としては前半同様に進んでいき、浦和の攻撃は、10番中村駿介の個人突破や14番関根貴大の飛び出しに頼る形が多くなるものの、これまでの試合の中でも得点になる確率が高い、14番関根貴大がサイドからの突破に成功してペナルティエリアの深いところまで侵入しての折り返しと言う形が8分にできるものの、決めきれず。

15分に、先ほどの突破と同様にペナルティエリア左辺りからドリブルで侵入した14番関根貴大が相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

こういうチャンスで、普段高い確率で決める10番中村駿介の蹴ったPKは、相手キーパーに反応されてしまい、こぼれ球に勢いよく14番関根貴大が詰めるも一歩及ばず。こういうところでゴールが決まらないのが、相性の悪い場所なのかと思う部分もあります。

この試合、攻撃的な位置で先発した20番広瀬陸斗ですが、後半に持ち味の一つでもある、リスタートの狙いどころの良さを見せる場面が後半も何度かあり、生かしたいところでしたが、やはり相手の守備の集中力もありましたが、求められるところが個人突破が多いため、工夫して崩すというところまで至らず、もどかしい場面も多くなりました。

相手の攻撃のパターンも少なく、6番西袋裕太がことごとく跳ね返し、守備のバランスも良い中で後半は、特に12番小坂慎太朗のタイミング良い攻撃参加が効果的で、ギリギリのところで相手に跳ね返されてしまい得点にはならなかったものの、守備のバランスも崩さずにタイミング良く攻撃参加できていて、凄く良かったと思います。

37分に8番繁田秀斗に代わり11番大野将平が入ります。

この11番大野将平のポストプレーから14番関根貴大が抜け出すなどあるものの、追加点を奪うまで行かず、逆に2度ほど危険なシュートを打たれる場面があったものの、ここは18番関口亮助の好セーブで逃れ、試合終盤には、6番西袋裕太も攻撃意識を見せ19番須藤岳晟からのハイボールにヘッドで狙う場面など作るものの、勝つためのパワープレーは許されず、上がればチャンスを作れそうなところを自重させられているようにも見えました。リスキーなサッカーをさせる割にはこういうリスクは許容されないようです。

ということで、試合は1-1で終了となりました。

結果的に、昨年敗れたアウェイに関しては、この試合も含めて今年はすべて引き分けて勝ち点自体は奪えているのですが、ホームで勝てていないこともあるため、どう評価していけば良いのかは難しいところです。

個人の戦術という言葉の意味はよくわかりませんが、個人のプレーと言う部分では、どの選手もできることをやろうと必死になっていましたし、局面でのプレーは特に今日のようなシンプルな狙いの相手と対峙すると浦和の個々の能力の高さがよく出ます。でも、やはりそういった個人の能力の高さや、個性が活かされないのが凄くもったいないようにも思います。

また、数試合ぶりに先発出場した12番小坂慎太朗ですが、特に試合終盤の得点が欲しい時間帯のタイミング良い攻撃参加や狙いを含めて凄く質の高い動きをできていたと思います。改めて、サイドバックというポジションには守備を意識した繊細さが重要な中で、ここは行っても大丈夫というところを見定めて効果的に攻撃にも参加することも必要とされる、難しいポジションであることが実感できる試合でもありました。

今日良かった部分が持続されるのか、攻撃ばかり考えてまたバランスを崩す起用に戻されるのか、個人頼みになりすぎる個人の戦術(?)から一歩前進できる試みも追加されていくのか、その部分にも注目しつつ、次節の旭川遠征で遠方アウェイ初勝利を見られることを楽しみにしています!

ではでは~!

三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日
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三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2012年7月8日

おまけの写真。

高円宮杯プレミアリーグ2012/07/01 第7節 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1-5敗戦・・・課題が露呈してしまった試合

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日

どうも、浦和サポブクメです☆

今月末から行われるクラブユース選手権の関東予選でしばらく中断していたプレミアリーグが、今日から再開。ここから、3試合消化してから再び中断期間に入り、クラブユース選手権に臨むことになります。

クラブユース選手権の関東予選では、優勝を果たした浦和レッズユースですが、プレミアリーグでは苦戦が続いており、中断期間でのプラスに作用した部分を上手く活かしながら、ここからの3戦で結果も残しながら全国の戦いへ臨む。結果も重要ですが、全国大会に臨むために、課題をはっきりさせることも必要な大事な時期になります。

最初に結果は書いているのでご存知のように、1-5の大敗で終わったこの試合。正直、ブクメ自身も終わった後に頭の中がモヤモヤモヤモヤした状況で、試合後に今日出場しなかった(出場時間が少なかった)メンバーの第4グラウンドでの練習や紅白戦を眺めながら、浦和サポーターの方と話しつつ、家に戻って、とりあえず転がってボーっとしてから、ピリッとするものを食べようと辛目の食事をして(かなりどうでも良いことですがw)、頭を落ち着けてからブログを書いております。

最初に書いておきますが、私は今日の試合を、プレミアリーグで首位の東京ヴェルディユースが相手だから仕方ないよねで済ませて良い試合だとは全く考えておりませんし、東京ヴェルディユースとやるときは、相性的にこうなることも多いよね、で済ませて良いとも思いません。更に、先週は勝っているから、これでイーブンだと簡単に切り替えて良いとも思いません。

ここから、前進していくためにも、今日の試合は、大事に考えて分析してチーム作りを根本から見つめなおしてほしいと思います。逆に言えば、課題が凝縮されている試合とも言えると思うのです。

それでは、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に32番小川紘生、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

先週敗れたこともあり、モチベーションが特に高くなる相手が勢いよく攻めてくると思われましたが、比較的慎重に入ってきたと思います。

対する浦和ですが、これはこちらで感じたことですが、スムーズに入ったようにも見えますが、なぜか先週対戦した時のような激しさや球際の厳しさが足りないような印象でしたが、それでも早速5分に裏へのパスに抜け出した32番小川紘生がキーパーに弾かれたものの、枠を捉えた強烈なシュートを放ったり、19番須藤岳晟も攻める姿勢強く、10番中村駿介とワンツーで左前線へ駆け上がっていく場面も見られたり、10番中村駿介の枠を捉えるシュートもあったりと、攻撃で主導権を握ろうという姿勢が見られました。

しかしながら、相手がうまく組み立ててきたこともありますが、やはり先週と比べてプレスを簡単にいなされてしまったり、守備の際の戻りが遅かったりで、守備を意識して上がりを抑えて守備のバランスを保てていた2番新井純平の右サイドを使われることはほとんどなく、来てもうまく対処できていたものの上がりの多い左サイドの部分を使われてしまい、攻められる回数が相当多くなっていました。

そんな中で、6分に裏から抜け出した東京ヴェルディユースの高木大輔に決してきれいなゴールではないものの、対処にもたついたところを押し込まれてしまい失点。

0-1となります。

先制される苦しい展開にはなりますが、9分に16番岸伯富実からの縦パスに10番中村駿介がうまく抜け出してゴールを決め、早いタイミングで同点に追いつくことに成功します。

ここから一気に逆転まで持っていきたい浦和でしたが、13分に接触プレーで14番関根貴大が負傷し、早い時間での交代を余儀なくされ、11番大野将平と交代。

予想外の交代で、しばらく前線のところでボールが収まらず、攻撃のリズムが作れない中で16番岸伯富実がタイミングよくインターセプトで攻撃に転じたり、守備に集中していた2番新井純平が、ここぞとばかりにオーバーラップして攻撃参加した26分の場面も10番中村駿介がシュートを打つという形までは行ったものの追加点は奪えず。

ただ、攻撃で仕掛ける場面よりも、中途半端に奪われて一気に仕掛けられるという場面も目立ち、18番関口亮助の好セーブでなんとか失点を免れたという場面も何回かありました。

6番西袋裕太のロングフィードに20番広瀬陸斗が反応しての仕掛けや、20番広瀬陸斗が前線で粘ってフリーキックのチャンスを得るなど攻撃部分で20番広瀬陸斗が絡む部分は多いものの、この試合では、攻撃意識の高さが裏目に出て、そのスペースを狙われるケースが多く、やや中盤でのプレスが甘いせいで、ミスなく鋭く精度高くサイドを通されることは多いものの、前半は、相手のクロスの精度も決して高いとは言えず、これ以上の失点はなく、また、浦和も一度20番広瀬陸斗からのパスを受けた10番中村駿介が数人のディフェンダーに囲まれながらもうまく抜け出して、ペナルティエリアの深くまで侵入し、マイナスのパスで誰かが押し込めればという形は作るものの、ここでも決めきれず。

前半は、1-1で折り返します。

後半に入ると、より相手のパス回しや的確に、浦和の狙われどころとなる浦和の左サイドの空いたスペースを狙われて攻められるなど守備陣が苦しめられるような展開になっていく中で、浦和も11番大野将平にボールが収まるようになってくるものの、攻撃のパターンが少なく、32番小川紘生は守備に運動量を使わされる悪循環な展開になり、10番中村駿介が個人技での突破に任せるような形が増えるものの、さすがにここは相手も対処してきて、3人くらいで囲まれて奪われるケースが増えます。当然と言えば当然ですね。

2度3度、11番大野将平がうまい落としを見せて10番中村駿介が抜け出すという惜しい場面は作れていましたが、やはり全体的には守勢に回る感じになってしまっていました。

そんな中で、17分に狙われていた左サイドを使われ、相手の10番中島翔哉に決められ1-2。

更に23分に再び高木大輔に決められて1-3(この直後にも、突破されて決定的な形を作られるものの、ここは外してくれてなんとか高木大輔のハットトリックは免れましたが・・・。)

後手後手になる中で、35分にようやく浦和は、2枚の交代枠を使います。

8番繁田秀斗、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平、33番斎藤翔太が入ります。

しかしながら、交代にどういう意図を持たせたのか、どういう動きが求められるのかが今ひとつわからず、例えば、33番斎藤翔太を入れたのならば、当然彼の長所の一つでもある、滞空時間の長いヘディングなどを生かしてセットプレーの時には得点を狙う役目をさせるべきだと思うのですが、そういう指示もある様子もなく、セットプレーでもカウンターに備える要因とされるし、おそらく自らの判断で前線に張る動きを見せた6番西袋裕太をシンプルに使おうという動きもあまり見られず、17番立野峻平もリズムを失ったチームの流れに飲まれてしまっていたようにも思います。

そして、後半終了間際、アディショナルタイムにそれぞれ追加点を挙げられて、結果的に1-5の敗戦となりました。

確かに、東京ヴェルディユースの選手たちの、危険なプレーや反則ギリギリのプレーを上手くやるという部分に関しては賛否両論あるでしょうし、14番関根貴大の負傷は、その行き過ぎのプレーから起こったものであることは、見過ごしてはいけないと思います。私は、そういう方針自体は好きではありませんが、表裏一体の微妙なところでの闘争心のようなものは好きなんですね。凄く、難しい部分です。

ただ、今日の試合に関しては、敗戦の理由を悪い意味での、そういうプレーに結び付けることをしてしまうと、浦和レッズユースの今後にとっても良くないと思っています。反面教師にすれば良いだけのことです。

もう、散々書いてきたので、正直同じことを繰り返し書きたくないです。チームの作り方、それで良いと思いますか?土台作りを無視した結果が今を生んでいるのではないですか?安定感のない土台の上に立つ選手が、彼らの持つ力を最大限に発揮できると思いますか?その土台の上で鍛えられるメンタルってなんですか?

今いる浦和レッズユースのメンバーの能力は、1人2人のメンバーによって結果が大きく左右されるような低い次元でのチーム力にはなりえないはずです。

今日の対戦相手のようなレベルのチームと常に対等以上に戦える土台のあるチームになることを期待しています!

ではでは~。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年7月1日

おまけの写真。

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/13 第6節 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-1敗戦・・・目指すサッカーとは何か?

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、アウェイの関東U15リーグで浦和レッズジュニアユースが鹿島アントラーズノルテに勝利して初勝利を飾ったとのこと。全く同時間のキックオフで、ユースの方に足を運びましたが、折り返しになるこの試合で勝利することでつかめる何かが必ずあると考えていたので、ずっと経過を気にしつつ勝利の報告を聞いた時はうれしかったです。試合内容は分かりませんし、最後に堀内千寛が決めたという結果だけしか聞いていませんが、勢いに乗るために望ましい勝ち方なのではないでしょうか。一安心です。ここからは、本来できるサッカー、強者に勝利するメンタルを前面に出した戦いへギアを一つ上げて突き進んでいってください!

さて、浦和レッズユースは先週の大荒れの天候の中でのアウスタ日本平での清水エスパルス戦から場所をホームに移しまして、今日は埼玉スタジアム2002第2グラウンドで鹿島アントラーズユースと対戦しました。

プレミアリーグは、来週からクラブユース選手権の予選がスタートするため、この6節でいったん中断期間に入り、7節以降は7月から再開されます。

浦和レッズユースの今シーズンのここまでの試合で、数字でもはっきりと出ているように、無失点での試合がなく、失点が多い試合も多いということで、当然そのような部分の修正に力を入れて準備して臨むであろう試合ですね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

前節と同様のスタメンとなります。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、ややロングボールを多用するチームらしいという事前に聞いていましたが、そういう部分よりも、プレスの激しい高校生のチームとやるときのような雰囲気の難しさを試合を見ながら感じました。

中盤でのプレスが激しいためか、そういうサッカーを求められているのか、中盤でおさめてパス回しでリズムを作っていくような形よりは、浦和の方がロングボールで裏に20番広瀬陸斗が走るような場面が目立っていたように感じます。

この20番広瀬陸斗が飛び出すタイミングが良いので効果的に映る部分もありつつ、やや浦和が苦し紛れに中盤を省略せざるを得ないようにも映りました。

また、前節同様に、トップ下からコンバートされてボランチで起用されている16番岸伯富実をフォローする意味で8番繁田秀斗がやや低めのスペースを埋める動きに終始する場面が目立ち、10番中村駿介が個人技で突破を図るも激しくマークされることによりやや分断。

右前線の7番長谷優も連携と言うよりは、受けた時に速いプレスを受けながら個人で突破するしかないような状況が作られることから本来の力を発揮できない印象。

なんというか、落ち着きどころがない中でプレーすることになり、守備のところも一人が抜かれたところのカバーが足りないなどやはり、それぞれが分断されたような印象。

そのような流れの中で、15分にサイドを崩されてクロスから失点。0-1となります。

浦和の攻撃が、9番カドコダイ・アシカンに合わせるか、20番広瀬陸斗が裏へ抜けるスペースを狙うかという状況で中盤は、やや簡単にボールを失う傾向にあり、困ると大きくけるような流れに感じられました。

個々のプレーの変化と言う意味では、これまでの試合で守備の部分で緩さが見られた20番広瀬陸斗がこの試合は、必死にプレスに行ってボールを奪うという場面など守備の意識の高まりを見ることができました。

何度かチャンスも作りながら、16番岸伯富実の惜しいシュートもありつつ、大きなピンチを18番関口亮助が好セーブで失点を免れる場面もありつつ、前半はリズムの悪いまま0-1で終了。

後半に入り、スタートから7番長谷優に代えて21番進昂平が入ります。

後半も、なかなか9番カドコダイ・アシカンに収まらない状況が多くはなったものの、その中でもうまくポストとして収まり、右サイドをオーバーラップする2番新井純平につなげてグラウンダーのクロスがディフェンダーの隙間を抜けて10番中村駿介に渡るもややブラインドになっていたところから通ったため、うまくコントロールできずシュートは外してしまいます。

後半から出場した21番進昂平が、ボールの当てどころになるべく中へ走りこんだり、裏へ走りこんだりすることで、多少は後半は攻撃が活性化した印象はありますが、なかなかシュートまで持ち込める場面は作り出せません。

4番西澤秀平が中盤の空いたスペースを使ってドリブルで持ち上がってハーフラインくらいまで持ち上がってサイドの2番新井純平につなげてという場面も見られたり、12番小坂慎太朗も左サイドのオーバーラップで攻撃参加してチャンスを作る場面も見られつつ、更に相手のキーパーが6秒ルールにかかってペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンスを得たりしたものの、活かせず得点はできず。

25分に8番繁田秀斗に代わり5番佐藤大介が入ります。

この後、10番中村駿介が中盤でパスを受けたところで20番広瀬陸斗が右サイドから斜めに走ってディフェンダーを引き付けて空けたスペースに2番新井純平が走り、クロスに21番進昂平が合わせるといううまくスペースを作って攻撃する形も作ることはできたのですが、やはり相手の守備を決定的に崩してゴールに迫るチャンスは作ることができず、結局試合は0-1のまま終了。

何と言えば良いのか、チームを落ち着かせるためのバランスをあまり重視しない戦術で収まりどころがない、これまでの守備での個々の努力でも報われない状況が、プレスの激しさを前面に出してきた相手によって更に悪い形で出てしまったというか、やっている選手たちにとっては、動きに対して迷いばかりが生まれていたようにすら感じられました。

正直なところ、現状をどう表すことが的確なのか分かりません。

例えば、昨年までの、ボランチと守備ラインのパス回しでチームのリズムを作り出しながら、攻撃へ転じていくようなサッカーとは相反する慌ただしさが求められているというか、シンプルと言えば聞こえは良いですが、雑なサッカーをやらせているようにも感じます。効果的な組み合わせ、試合を勝ち切るバランスは軽んじても目指すものがあるということなんですよね。

とにかく、選手が一つの方向へ向かって確信を持って突き進んでいるようには見えず、試合を重ねるごとに迷いを感じているような表情が増えていくのはどうしてなんだろうかと。

何はともあれ、プレミアリーグはここで一時中断。クラブユース選手権予選の相手も明日の抽選会で決まるためまだ分かりませんが、別の大会に入る流れで、何か抜け出すきっかけが出てくればと思います!

見守ります。ただそれだけです!

ではでは。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日
埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年5月13日

おまけの写真。選手は頑張っています!

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/06 第5節 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 3-3引き分け・・・守備のバランス

アウスタ日本平2012年5月6日

どうも、浦和サポブクメです☆

どうも、浦和レッズユースがここへ遠征する時は何かしら天候が大変なことになるようです。昨年もありえないくらいの大雨があった同じ場所で、今日は試合開始前に次のような感じになりました。

アウスタ日本平2012年5月6日

雷、大雨、雹、強風がセットで発生して試合開始が当初の14:00から1時間遅れて15:00キックオフとなりました。

ちなみに、前半終了間際にまた雷が鳴りだし、後半のスタートは16:15からになりました。

昨年と比較することに意味があるのかどうか最近は感じることも多いのですが、プレミアリーグ2年目と言うことで1年目の昨年は当然踏まえることと考えるべきですよね。

結果で言うと、昨年は全て敗れた中距離以上のアウェイの試合で青森、札幌と引き分けでしっかり勝ち点は奪うことができている。開幕のホームは敗れたものの、前節ホームで快勝して、ようやく勢いに乗るべく、今日はアウェイですがしっかり勝っておきたい試合でした。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

スタメンは前節と全く同じですね。

試合に向けてアップしていたところで雷で試合開始が遅れたりしたことが影響していると考えた方が良いのか、別の要因があるのかは分からないものの、この試合の入り方はかなり悪く、フワッとした入りをしたところでいきなりセンターバックの裏へのパスを通されてあっさりと先制されてしまいます。

これまでの試合では、相手の反撃に合った時に起こっていたような失点の形が今日の場合は開始早々にやられてしまったことにより、序盤から相手のペースになってしまい、浦和は正直バタバタとしたスタートになっていたと思います。

なんというか、個々の責任というよりはチームに課せられた守備のやり方に問題があるようにも思えるのですが、浦和が攻撃的に進められている時には比較的その部分は影をひそめるものの、今日のようにいきなり失点してしまったようなケースではあからさまに守備のところが混乱してしまい、相手もややオーバーペース気味に攻めて来ていたこともありますが、何度も危ない場面を作られてしまい、10分くらいに2失点目を喫してしまいます。

本来なら攻撃的なところで力を発揮して欲しい8番繁田秀斗がやや守備のバランスを取るために16番岸伯富実とダブルボランチのような形になることが多く、10番中村駿介がボールを受けた時に中盤のところでの距離感が攻撃にシフトしにくいような場面も多く見られました。

ここ数試合調子の良さを維持している9番カドコダイ・アシカンはこの試合も、前線で体を張ってボールをキープしたり攻めたり多く存在感は見せていましたが、やはり前半の流れからか、周りとの呼吸が合わない場面も少し多かったように考えます。

時折、4番西澤秀平からの縦パスを10番中村駿介が受けて右の7番長谷優へ開き、中央へクロスボールを上げて9番カドコダイ・アシカンが落とすというような数人が絡んだ仕掛けや、9番カドコダイ・アシカンが自らで抜け出してシュートまで持ち込むなどありつつ、前半30分くらいまでは、やはり相手ペースに、はまってしまっていたという印象の方が強かったと思います。

それでも、得点力は開幕戦から証明されている浦和の攻撃力はこの試合も健在で、35分に10番中村駿介からのパスを受けた7番長谷優が決めて1-2とし、更に37分には9番カドコダイ・アシカンがゴール前で粘った展開からの混戦の中で2番新井純平が押し込んで2-2の同点とします。

しかしながら、このまま逆転までと思った矢先に再び守備ラインの裏へのパスに抜け出されてクロスからヘッドで決められて2-3とされ、前半はリードされて折り返すことになります。

前半終盤からまた天候が悪化して雨と雷が鳴ったことで先ほど書いたようにハーフタイムが30分くらいある状況後の後半スタートとなりました。

後半は攻守めまぐるしく入れ替わる展開で、いきなり相手に攻め込まれたものの18番関口亮助の好セーブで失点は免れ、今度は9番カドコダイ・アシカンのポストからパスを受けた20番広瀬陸斗がループシュートを狙いましたが、大きく外れます。

更に8番繁田秀斗がいったん7番長谷優にパスし前線のスペースへ走り再びパスを受けて狙ったシュートがクロスバーをたたく惜しいシュートがあったと思ったら、その数分後に今度は相手に攻め込まれて撃たれたシュートがポストを叩くようなピンチがあったり、なんともめまぐるしかったです。

2番新井純平や12番小坂慎太朗のサイドバックの2人が攻撃参加をする場面が作れていなかったのですが、後半は何度か攻撃参加からチャンスを作っていました。

後半23分に7番長谷優に代わり21番進昂平が入ります。

21番進昂平が入ったことにより、明らかに前線での動きで相手守備陣を混乱させる場面が確実に増え、得点の雰囲気が出てきていたところで、後半27分に21番進昂平からがディフェンダーを引き付けて裏に抜け出した10番中村駿介にパスを通し、10番中村駿介が相手ディフェンダーをかわしながら見事にゴールを決めて3-3の同点とします。

結果的にそうなってしまっただけとも言えるかもしれませんが、21番進昂平がアシスト役のような形になり決定的なパスを受けた選手がシュートを決めきれない場面などが数回続き、点を取る選手としての21番進昂平を逆の形で生かすようなパスを送る形を作れれば逆転もできていたのではないかと思ったりもしつつ、1度角度0くらいのところでパスを受けた21番進昂平の狙ったシュートがゴールを横切るように転がってギリギリゴールにならなかった場面もあったりしつつでした。

また、特に試合終盤には際だっていましたが、12番小坂慎太朗の左サイドバックでの守備は安定していましたね。昨年は緊張からかミスが多くなったりもしていましたが、今シーズンは安定していますし、試合ごとに更に良くなっているのが分かります。

そんなこんなで、この試合も結果的には勝利することはできなかったものの、アウェイでしっかり勝ち点1を奪い取ることはできました。このことをプラスに考える必要はあると思います。

攻撃の部分で、今後しっかり修正しなければならないと今日感じたのは、前回も触れましたが9番カドコダイ・アシカンはポストプレーや運動量、競りに行く姿勢など以前と比べてかなり良くなっているのは見ている方全てが感じているかと思いますが、やはりシンプルなプレーの精度がまだ足りないように思えます。抜け出すところまでの体の使い方、パスの受け方、その辺は良いのですが、難しいプレーを追いすぎてシンプルなプレーが雑になる傾向があるようにも感じます。

シンプルなプレーの精度が増すだけで、得点も量産できるはずです。

あとは、8番繁田秀斗。相変わらずポジショニングの良さは今日の試合でも見事でしたし、かなり良いです。ただ、判断のスピードをやはりもう一つ上げて欲しいです。目安としては、札幌戦の後半のようなプレー。あのレベルの動きを平均的に毎試合出してほしいな~と思います。

守備に関しては、個々の選手の問題というよりも、もっと根本的な何かが欠けているのではないのかな~と感じます。今日の失点の仕方を見ていても、攻撃のために守備のバランスを犠牲にしようとしているのかな、と、まあ思ってしまったりもします。いや、よくわかりませんけど。

文章がまとまらんです。

ではでは~。

アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
アウスタ日本平2012年5月6日
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おまけの写真です。

高円宮杯プレミアリーグ2012/05/03 第4節 浦和レッズユースvs流通経済大学付属柏高校 3-1勝利・・・何はともあれ初勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

13時キックオフのジュニアユースの柏戦の柏レイソルグラウンドから、電車、ちょっと贅沢に東川口駅からタクシーを利用して16時キックオフのユースの試合の10分前くらいに到着。移動は順調です。

ということで、今度は浦和レッズユースのプレミアリーグになります。

ここまで得点は奪えるものの、失点も多く2分1敗という流れで迎える第4節。今日の相手は、場所はレッズランドであったとはいえ、昨年唯一ホームで敗れた相手ということや、ガツガツ激しく、苦戦するイメージの強い流経大柏高校。

今回も簡単には行かない試合になるかと思いきや、やや浦和の一方的な展開の試合となりました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

前節負傷した14番関根貴大の怪我は比較的軽いものだったようですが、それでも2週間ほどはかかりそうということです。

スロバキア遠征から戻ってきた2番新井純平が右サイドバックに復帰し、20番広瀬陸斗は左前線にポジションを移しています。また、前節存在感を見せた9番カドコダイ・アシカンと7番長谷優がそろってスタメンとなっています。

まず、常にハイプレッシャーでガツガツきて浦和を自由にさせてくれないだろうな~と思っていたのですが、思っていたより相手のプレッシャーは緩く、更に攻撃陣も思ったほど迫力がないことにちょっと驚いたのですが、浦和の攻撃陣が結構凄いからなのか、どうなのかは分かりません。

ちょっと、雰囲気は数年前のプリンスリーグで東洋大学グラウンドで戦った時に3-0で快勝した時の流経大柏のような・・・。

ただ、その辺の疑問点は別としても浦和の攻撃はかなり機能しており、9番カドコダイ・アシカンのところで収まりポストプレーもしっかりできる。10番中村駿介のキープからのドリブルは効果的に作用し、20番広瀬陸斗の攻撃の読みの良さは冴えわたり、7番長谷優のドリブルも効果的に相手を脅かす。

何よりこの試合では、16番岸伯富実のボランチに8番繁田秀斗が割とダブルボランチ気味になるくらい下がって並ぶようなポジションを取ることが多く、低めの位置で守備のバランスを取りながら、攻撃を組み立てる細かいパス回しが多く見られ、これが浦和の動きをスムーズにしていたと思います。

試合の流れとしては、スタートして3分くらいでコーナーキックを奪われて危ない場面もあったものの、その後は浦和の攻撃が続き、10番中村駿介のドリブルからのシュート、9番カドコダイ・アシカンのポストプレーから10番中村駿介が仕掛ける場面もあり、15分くらいにやや守備ラインで声を掛け合いつつもお見合いして相手に狙われてあわやと言う場面もあったりしてちょっと守備で怖い部分もありつつも、17分にセットプレーから先制点を奪いスムーズな流れを作ります。

得点の場面は、コーナーキックの場面でショートコーナーから10番中村駿介が上げたボールに20番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴール。

先制点の後も、9番カドコダイ・アシカンのポストからシュート、こぼれ球に7番長谷優が反応して攻め込む場面や、コーナーキックからの3番寄特直人がヘッドで合わせて惜しい場面、などありつつ、29分に追加点が入ります。

このゴールは、10番中村駿介からのクロスボールに9番カドコダイ・アシカンがドンピシャで合わせてのヘディングシュートでのゴールとなります。

この後、12番小坂慎太朗のオーバーラップに8番繁田秀斗がタイミングよくパスを出して仕掛ける場面がありつつ、前半は2-0で終了。

後半は開始早々にゴールが決まります。

右サイドで7番長谷優が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも9番カドコダイ・アシカンにパスを通し、このパスを9番カドコダイ・アシカンがヒールでダイレクトで中へ流しこみ、ここに10番中村駿介が反応し、しっかり決めて3-0となります。このゴールは、後半1分くらいだったと思います。

このゴール以降も、例えば2番新井純平のオーバーラップだったり、12番小坂慎太朗の素早いインターセプトからの攻めなど浦和は多くのチャンスを作るものの追加点を奪うまでは行きません。

3点リードのまま、35分に10番中村駿介に代えて23番條洋介が入ります。前節の札幌戦ではサイドからのクロスを上手く上げられなかったり、らしくないプレーがあった23番條洋介でしたが、この試合では少ない時間ながらサイドからドリブルでえぐってチャンスを作ったりできていました。

40分に7番長谷優に代わり15番小峯洋介が入ります。

残り少ない時間の中で、なんとか得点を奪おうと相手が攻勢になる時間があり、ここで裏を取られてしまい失点してしまいます。

この後、20番広瀬陸斗から15番小峯洋介へパスが通ってシュートを狙う場面がありつつ、追加点は奪えず、20番広瀬陸斗が少し痛んだところで、47分に20番広瀬陸斗に代わり5番佐藤大介が入ります。

このまま試合は終了し、浦和レッズユースは3-1で勝利。

無失点で終わることはできなかったものの、4試合目にして待望の初勝利を挙げることができました。

勝利は素直に喜びつつ、浦和の攻撃力は今日出ていなかった選手も含めて更にバリュエーションが加えられるメンバーが多くいますし、このプレミアリーグでも、相当高いレベルにあることは分かります。だからこそ、もう少し激しいプレッシャーを受けながらどこまでできるかを見てみたかった気もします。

ただ、やはり今日戦った流経大柏高校が本来の力だとも考えられず、そのような相手に対してでも不用意な奪われ方や得点を奪われたという結果は真摯に受け入れて修正していく必要があると思います。

今のままでも強いのは分かるのですが、危うさも感じる状況はやはり開幕から続いている気もします。気のせいかもしれませんけどね。

ではでは~!

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/04/28 第3節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-3引き分け・・・確実な前進を見せてくれた

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、今年もやってきました札幌遠征。昨年アウェイでの戦いの厳しさを強く刻み込まれたのが、同一カードの同一の開催地での試合でしたね。

先週の青森山田高校との試合では、引き分けに持ち込んだものの、開幕戦に引き続き、終盤に相手が攻め込んできたとき(苦しい流れの時に引き込まれてしまう流れ)の対応に課題が残った中で迎えた第3節ということで、実際のところどうしても昨年からプレミアが開幕したことで昨年の流れと比較しながら書きたくなってしまうのですが、実際は新チームとして戦う2年目のプレミアリーグと考えると、最も注意深く見るべきは、苦しい時間でどう戦えるのか。

その点を含めて、更に今日の試合での驚きも含めて書いていければと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

体調不良の選手などもあったそうですが、結構メンバーを入れ替えてきた印象がありますね。

ちなみに、2番新井純平はこの試合までU18日本代表の遠征で不参加になります。

昨年は、強風に悩まされた試合でしたが今日は比較的その時に比べると風は強かったものの、そこまで大きく影響するものではなかったのですが、試合の中でも風向きが結構変わるのが見る側としては気になっていました。それ以上に、グラウンドコンディションで、天然芝のピッチではラインズマンの走る箇所は芝がなくなりやすいのはよく知られていることですが、なぜか、ラインを引き直したらしく、ちょうどサイドの選手が走るところが土のピッチのような状態になっていて、ちょうど前半に左前線でプレーしていた14番関根貴大が結構やりにくそうにしているように見えました。いわゆる、踏み込むとすべる滑るようなイメージです。

ただ、試合自体はピッチコンディションがどうということではなく、思った以上にハイレベルな戦いになりました。

試合の序盤は、相手に主導権を握られ、サイドから攻め込まれたり、ディフェンダーの裏にパスを通されるなど、浦和の対処が悪いというよりは、相手が思った以上にチームとしてレベルの高い動きをするために、ややそのテンポについていけないような印象。それでも、際のところで4番西澤秀平が落ち着いて対処する場面が目立ち、決定的な飛び出し方をされてキーパーと1対1の場面を作られたものの、18番関口亮助がタイミングよく飛び出すなどで得点は許さず。

札幌は守備に関しても、パスを受けてからの寄せがかなり早かったため、浦和が攻撃を仕掛けた時に、早いプレスで奪われたり、パスの精度がずれたりでカウンターを受けてのピンチも多くなっていました。

やや浦和が攻撃のリズムを作る前に相手の攻撃がガンガンくるという中で、9番カドコダイ・アシカンが非常に運動量豊富に前線でポストになる動きを見せ、これまででは、相手に速く寄せられると、ボールロストしてしまうことも多い印象もあったのですが、この試合では、先週のリザーブリーグで見せたプレー以上に競りに行くプレー、足元でキープするプレーなど際立っていました。

多くは反撃できない中で、14番関根貴大が序盤は、やや動きに困りながらも点を取りたい気持ちが先行してしまっているようにも見られたものの、9番カドコダイ・アシカンのところにボールが入った時には、チャンスが来るということを察知して、そこに入った時のこぼれ球を絶対にとって攻めてやるというプレーが多くなり、実際にそこからの攻撃の形で何度か大きなチャンスを作っていました。

ただ、やはり序盤は札幌の方がプレーの質は上で、コーナーキックや、ゴールに近い位置でフリーキックを与える回数が多い中で、23分にコーナーキックから決められてしまい0-1となります。

この失点によって、更に苦しくなると思われたものの、今日の浦和は、失点した後の前半の残り20分ほどで攻撃のスイッチを入れることができ、相手の速いプレスの中でも惜しいチャンスまで持っていける回数が増えていきます。

例えば、16番岸伯富実から早いパスで14番関根貴大へパスを通して攻める場面、8番繁田秀斗から23番條洋介へつないで右サイドから仕掛ける場面(同じようなチャンスが2度ほどあったもののここはちょっとクロスの精度を欠いてしまっていましたね。)

9番カドコダイ・アシカンの惜しいシュートもあったり40分には10番中村駿介からのパスに抜け出した14番関根貴大がペナルティエリアで倒されたようにも見えたのですが、これは取ってもらえず。

14番関根貴大から10番中村駿介と言う流れでシュートまで行く場面もありつつ、前半は0-1のまま終了します。

浦和の攻撃の精度が上がったものの、やはり奪われたときの相手の反撃が鋭く、そうとうディフェンス陣は苦しかったと思いますが、よく踏ん張ったと思います。

後半に入り、スタートから23番條洋介に代わり、7番長谷優が入ります。

後半に入ると一転して浦和ペースになります。

前半同様、9番カドコダイ・アシカンがしっかりポストプレーをこなし、7分に9番カドコダイ・アシカンのポストから10番中村駿介がドリブルで仕掛ける形を作り、続いて7番長谷優がかなり難しいコースだったと思いますが、相手ディフェンダーの隙間にグラウンダーのパスを通して9番カドコダイ・アシカンが抜け出してトラップが少し大きくなってしまったものの、抜ければ決定的と言う形も作ります。

攻勢の中で得たコーナーキックのチャンス。

ここで、10番中村駿介が蹴ったボールに誰だか確認できなかったのですがヘッドですらし、こぼれたところに3番寄特直人が反応し、落ち着いて流し込んで1-1の同点とします。

後半に入った7番長谷優がこの試合でかなり大きなポイントになっていたと思います。まず、前の試合ではどのポジションでも同じように強引に仕掛けようとする姿勢が多くなっている部分もあり、得意のゾーンで仕掛けて後は浦和カップで中盤として出場した時にやっていたようなプレーを混ぜてやれれば良いのにな~と思っていたら、今日は見事にそういうプレーをしてくれました。

サイドで仕掛けるべきところではドリブルで深くまで切り込み、大きなチャンスを作り、無理な場所では味方とのパス回しを選択する。これが相当相手の守備を混乱させていました。

そして、その7番長谷優の凄いゴールが決まります。


ナルティエリアの外くらいでパスを受けた時にドリブルを警戒してだと思うのですが、ディフェンスの寄せがあまり来ないところで、そこまで相手キーパーが出ていたわけでもないとは思うのですが、ループシュートで決めてしまったんですね。ビックリしました。

これで、2-1と逆転に成功します。

で、ここからがまだ課題は克服できていないのかな~と思う部分で、この得点の後に相手の反撃で一つはサイドからのクロスにニアで合わされて、もう一つは、裏へパスを出されてキーパーも交わされてという形であっという間にまた2-3と逆転されてしまいました。

ちょっと、見ていた場所から後半の守備のところが遠かったので細かくどこが悪くてやられたのかは分かりませんが、ここはなんとか修正しないといけないですね。

こういう流れになると、飲まれて追加点を奪われてということが続いていたのですが、この試合は、ここから完全に浦和にスイッチが入りましたね。

特に10番中村駿介が、前半は相手の守備に苦戦していたものの、後半は慣れたというか、嘘のように後半はボールを受けてから奪われることなく何度もチャンスを作るプレーになり、14番関根貴大のプレーも疲れてくる時間帯とは思えないくらい更に迫力を増し、16番岸伯富実や8番繁田秀斗も強弱をつけた鋭いスルーパスを送る回数が増え、そこに抜け出す9番カドコダイ・アシカンの動きも変わらず良い。

そんな感じで、14番関根貴大がドリブルで抜き去りシュートは決まらずともコーナーキックを奪い、そのコーナーキックのチャンスで10番中村駿介の蹴ったボールに20番広瀬陸斗がタイミングよくヘッドで合わせるも相手キーパーの攻守で得点ならず。

12番小坂慎太朗が攻撃参加から鋭く裏へ抜けてそこにパスが通るもトラップが長くなり生かせずも、なんというか全体的に一段階反応もスピードも増したような印象なんですね。ちょっと伝えにくいですが。

その後も10番中村駿介が完全に抜ききって7番長谷優へパス、シュートは浮いてしまいます。

9番カドコダイ・アシカンがトラップで抜き去ってキーパーと1対1という場面もあり(キーパーに弾かれる)

そんなチャンスが続く中で、14番関根貴大がついに決めてくれました。

決められないプレッシャーが相当あったと思います。

7番長谷優がドリブルでペナルティエリアまで深く侵入してファーに走った14番関根貴大に合わせたクロスに対するヘッドを決められず、続いてのシュートもバーに当てと来たのですが、腐らずにその次のプレーで裏に抜けてキーパーと1対1の場面を落ち着いて流し込んでのゴール。

ついに3-3の同点とします。

このゴールで、決められなかったプレッシャーから解放されて今後は得点を量産してくれるとは思うのですが、ちょっと心配なのは、その後のプレーでディフェンダー2人の隙間から強引にシュートを撃って狙ったところでおそらく、振り切った足に相手のディフェンダーの足が当たった形だったともいますが、足を痛めて負傷交代となりました。怪我が軽いことを願います。

14番関根貴大に代わり21番進昂平が入りましたが、残り時間はロスタイムくらいしかなかったため、21番進昂平のゴールはお預け。仕方ないです。

ただ、この終盤の浦和の勢いを考えるとあと5分あればもしかしたら逆転できていたかもしれません。そのくらい凄かったです。

また、今日はベンチに5番佐藤大介が入っていたのですが、試合の終盤でものすごくチームを鼓舞していて、実際にその声を受けて9番カドコダイ・アシカンが、疲労のピークの中であきらめずにチェイスして実際にインターセプトして攻撃のチャンスを作る場面もあったりしました。

当然、逆転できるチャンスも十分あったのに決めきれなかったことは、反省する要素にはなりますが、今日の試合での引き分けは、前節とは全く別の意味合いを持ち、またこれまで全国の舞台で思うようにプレーできなかった選手が本来やれるプレーを見せてくれたり、確実な前進を見せてくれた試合でした。

今日は、交代枠はほとんど使われませんでしたが、実際後半の反撃のところからは、すべての選手が良いプレーをしていたので、交代するにもできなかったと思いますし、納得です。

実際プレーしている選手自身がどう感じているのかは分かりませんが、相手のレベルの高さに相まって、かなりの成長が見られた試合だったと思います。

この流れをしっかり保ち、次のホームの戦いで初勝利と行きましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。 

 

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

 

 

 

札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

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札幌サッカーアミューズメントパーク2012年4月29日

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おまけの写真。 

高円宮杯プレミアリーグ2012/04/21 第2節 浦和レッズユースvs青森山田高校 2-2引き分け・・・ジンクス破るも課題残る

青森山田高校グラウンド2012年4月21日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

調子に乗って節約とか言って行きの交通手段を夜行バスという選択肢にして大宮から9時間ほどの青森までの道のりで、行ってきました青森。余裕です、嘘です。帰りも夜行バスとかにしなくて本当に良かったです。はい。海辺でベンチでボーっとしてたら通る人に怪しい人を見る目で見られたりもしました。

最近少し肩ひじ張りすぎて文章書いている気がするので最初に緩めに入らせてもらいましたよ。

そんなわけで、プレミアリーグ第2節は、早くも遠方遠征の一発目となる青森山田高校との一戦。昨年は、見事なセットプレーでやられたり、一矢報いて1-2とかだったと思いますが、何か思うように行かないままに敗れた印象が凄く強く残った青森だったという記憶は強く残っています。

遠方へ遠征して相手の得意なグラウンドで戦うことの難しさ。このことをまざまざと見せつけられたのが昨年の札幌と青森の遠征でした。昨年と比べるとだいぶ早い時期での対戦となりましたが、この場所へ来ると嫌な思い出も蘇ります。

ピッチの横に高く積まれた雪があるのを見ると雪国での試合なんだな~と思わされたりもしますが、天候自体は晴天。ちょっと風が強いですが、気候面では比較的やりやすい状態だったと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に20番広瀬陸斗、真ん中に22番齋藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に7番長谷優、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

開幕戦でスタメンだった2番新井純平はU18日本代表のスロバキア遠征に選出されたため、この試合と3節の札幌遠征には参加しません。

その右サイドバックのポジションに20番広瀬陸斗が入り、左前線に7番長谷優が入りました。

開幕戦の逆転負けからどのように切り替えて入ってくるかを注目していましたが、その点は全く問題ありませんでした。特に、守備のところで、12番小坂慎太朗や22番齋藤一穂から大きな声が聞こえたことで、その集中力と気持ちが感じられました。

前半の序盤は、10番中村駿介のところに良くボールが収まり捌き、14番関根貴大の得点を取りに行く姿勢がわかりやすく見られる中で、左前線の7番長谷優がどのように持ち味を見せていくかという、3人の動きで攻撃が動く中に8番繁田秀斗や16番岸伯富実が絡んでいくというパターンが多くみられました。

14番関根貴大が果敢にシュートを狙っていく場面が多く見られました。また、10番中村駿介から、7番長谷優、ドリブルで仕掛けてシュートという場面も見られました。

攻撃の部分では、開幕戦同様浦和の方が細かくパスを回して攻めている時間が長い印象はありましたが、逆に青森山田の攻めに対して守備の部分でゴールに近い位置でのフリーキックを与えたり、コーナーキックを与える回数が浦和が圧倒的に多く、予想通り青森山田のセットプレーに対しての対応で冷やりとする場面を作られることもありました。

それでも、浦和の守備も集中しており、得点を奪われることなく前半は無失点で切り抜けます。

逆に回数は少なかったものの、それをものにして先制したのが浦和というのもサッカーらしいというか、見事でした。コーナーキックのチャンスでショートコーナーで10番中村駿介にパスが入り、少しマイナス気味にドリブルしつつ、ゴールに向かっていくクロスボールを上げて、そこに20番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴールとなりました。

このゴールが23分。

前半のその他の浦和の攻撃では、右から8番繁田秀斗が10番中村駿介へ早いグラウンダーのパスをだし、このパスを10番中村駿介がスルーし、そのコースに入っていた14番関根貴大が抜け出してシュートもキーパー正面で防がれてしまいましたが、良かったです。

また、前半の終盤くらいに相手が守備ラインを結構高めにとってきたときには、逆にキーパーとディフェンダーの間に空いた大きなスペースを14番関根貴大が突いて抜け出す場面など、ボール一つ分くらい届かないくらいギリギリで決められなかった場面などありましたが、多くチャンスは作れていました。

また、右サイドバックに入っていた20番広瀬陸斗がタイミング良い攻撃参加でチャンスに絡むシーンも多かったと思います。ただ、その分守備の部分でややプレスが緩かったりするところもあり、判断が難しいですが、攻撃に関しては効果的に動けていたと思います。

38分に7番長谷優が23番條洋介と交代します。

7番長谷優は、惜しい場面も何度か作っていましたが、本来の得意とする左の前線の深い位置まで持ち込むことなどができず、本人も悔しいと思いますが、もう少しのところだと思いますので次のチャンスには思い切って仕掛けてくれると思います。

代わった23番條洋介と20番広瀬陸斗ワンツーパスからの仕掛けなどもありつつ、前半は1-0とリードして終了します。

前半は、かなり良かったと思いますし、アウェイの難しさを理解しながら集中して試合を運べていたと思います。

しかしながら、後半は苦しい時間帯が多くなります。

まず、前線の攻撃陣のパス回しのバランスが急に悪くなり、前半のようなパス回しからの崩しがほとんどできなくなり、単発であったり、中盤を省略しての裏へのパスに抜け出せたときはチャンスになるものの、この辺りからパスミスも目立つようになり、開幕戦のようにリズムが悪くなっているのが見てわかるような時間帯が続いてしまいます。

そのような流れの中で、サイドからのクロスを上げられ、ヘディングシュートを狙う相手に対してディフェンダーはついていたものの、対応が甘く、相手の体制を崩すような体のつけ方をできていなかったことから、頭で押し込まれてしまい同点に追いつかれてしまいます。

この失点が後半16分。この前後の時間帯での浦和の攻撃を考えると4番西澤秀平の裏を狙ったパスに16番岸伯富実が抜け出した場面や、16番岸伯富実の裏を狙ったパスに10番中村駿介が抜け出す場面など、やはり相手を崩す仕掛けを省略しての攻撃が増えていたように思えます。

開幕戦と比べて、今日の浦和は交代が頻繁に行われたのが印象的だったのですが、

後半は、まず23分に12番小坂慎太朗に代えて26番副島暢人が入り、20番広瀬陸斗が左サイドバックに入り、26番副島暢人が右サイドバックに入るという交代。

続いて26分に22番齋藤一穂に代えて3番寄特直人。

更に、31分に8番繁田秀斗に代えて21番進昂平を入れたかと思ったら、その10分後に21番進昂平を下げて9番カドコダイ・アシカンを投入するという、監督としては意図があったと思われるめまぐるしい交代劇となりつつ、試合展開としては、3番寄特直人がピンチの場面をうまく積むプレーなど落ち着いて見せるところもありつつでしたが、全体としてはやはり押されている状況を打開するところまでは行かず、後半終了間際に恐れていたディフェンスの間を通すパスに抜け出されて逆転されてしまいます。

これで1-2となり、ああ。。となっていたところで、浦和は素早いリスタートで気がついたらゴールしていて、相手の監督がものすごく抗議していて、何か大変なことになっていて、でも相手が自陣に戻っていたところでスタートしたと判断されたようでゴールが認められて2-2。このゴールは、最初20番広瀬陸斗が決めたようにも見えたのですが、公式発表では10番中村駿介になっていました。

判定がどうのこうのというつもりはありませんが、こういうプレーができるということは勝負強いチームになるためには不可欠なことです。

どのような形にせよ、これで昨年全て敗れていた遠方遠征で勝ち点を獲得することに成功し、嫌なジンクスは一つ破ったということになりますね。

ただ、あえて書くことでもありませんが、開幕戦と同じような課題がそのまま出てしまって逆転されたのも事実ですので、そこに関しては、修正していく必要がありますね。

また、10分間程度で途中出場からすぐに下げられてしまった21番進昂平ですが、悪いプレーをしていたわけではないというのが見る側としては感じられましたので、この交代のやり方に関しては、正直イラッとしました。

ただ、監督として求めていたプレーができていなかったのかもしれませんし、単純にカーッとなってしまう性格を試されただけなのかもしれません。

以前からよく書いていると思いますが、進昂平は点を取る選手です。だから、今回10分で代えられて悔しかったら、次は与えられた10分で得点を奪ってしまえばいい。点を取ることで納得させてしまえば良いと思います。

また、開幕戦と今日を見ていて、言葉で表すほど単純なものではないのですが、時間帯でリズムを作れないことの理由が、昨年までのボランチと、今期ボランチとしてやると思われていた選手と今ボランチとして出場している選手のプレースタイルに対してのチームとしての理解が足りないことが、結構影響しているように感じられました。

細かいことは書きませんが、そう言った部分での変化を次節以降期待しています。

日帰り遠征で体もきついと思いますが、しっかり休んで調整して、来週末の札幌遠征に備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~!

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おまけの写真。

高円宮杯プレミアリーグ2012/04/15 第1節 浦和レッズユースvs静岡学園高校 2-3敗戦・・・色々な立ち位置から

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

昨年からスタートした高円宮杯プレミアリーグ。

昨年この大会が始まる前は、関東プリンスリーグの方がレベルが高そうで、逆にチームにとってはマイナスになるのではないかとか、いいかげんなことを言いながら、実際に参加した浦和レッズユースの選手の戦いを見ていき、全国には強豪がたくさんいることを思い知らされ、遠方に遠征して戦うことの難しさと勝利する難しさも思い知らされ、また同時にホームで強い浦和レッズという結果を初年度に見せてくれたり、結果的には、この大会に参加することによる浦和レッズユースが得られる経験値の高さに圧倒されました。

経験を引き継ぎ、思いを引き継ぎ、作られる歴史を重んじて積み重ねていく戦いの2年目が始まると勝手に頭の中で思い描いて来ました。

まず、その開幕戦となる静岡学園高校戦について書き、その後に私が私の立ち位置で感じたことを書かせてもらいたいと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に22番齋藤一穂と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が10番中村駿介と16番岸伯富実、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に14番関根貴大

となります。

スタメンのメンバー構成は、先週の東京ヴェルディユースとの練習試合と同じになります。

この試合はというより、ここ最近の試合で感じていたように14番関根貴大のフォワードとしての迫力のあるプレーが何度も見られ、試合開始から相手守備陣を翻弄するようなプレーを何度もこの試合でも見せてくれていました。

同様に前線の攻撃陣の動きもスムーズで、中盤で細かいパス回しから中央からの突破を図ったり、サイドに開いてサイドから仕掛けたりと多彩な攻撃を見せていました。

比較的低い位置を取りながら、ここぞという時に上がっていく16番岸伯富実も目を引きました。

サイドバックは右サイドバックの2番新井純平が比較的前半は攻撃参加に関しては自重している印象もありつつ、左サイドバックの12番小坂慎太朗は、14番関根貴大とのワンツーで攻撃参加するなどタイミングで攻撃参加する姿勢も見せていました。

前半9分に、右サイドの8番繁田秀斗のクロスボールから20番広瀬陸斗のヘディングシュート、これは防がれるもこぼれだまを16番岸伯富実が狙った惜しいシュートがあり、その直後の10分に同様に8番繁田秀斗の右サイドからのクロスから10番中村駿介が決めて浦和レッズユースが先制します。

その後、14番関根貴大が相手のチャージを受けてファールを受けながらも倒れずに抜け出したので流してくれれば大きなチャンスになったところでファールで止められてなんでだよ~とか思う惜しい場面がありつつ、23分に追加点を奪うことに成功します。

8番繁田秀斗にパスが入ったところで2番新井純平がオーバーラップを仕掛けクロス、こぼれ球にこちらから見た限りでは14番関根貴大がシュートを放って相手ディフェンダーに当たりつつゴールに吸い込まれたように見えたのですが、公式発表では20番広瀬陸斗となっていたので、シュート自体を20番広瀬陸斗が打ったのか、触ってコースを変えていたのか、細かいことは分かりませんが、このゴールで2-0とリードを広げます。

今日に関して言うと、この2点リードした後からの25分ほどの試合展開が、今後の課題になるような部分かと思います。

2点リードしてから、なんというか相手の反撃に対する対処によるものかもしれませんが、落ち着いていなしていくというよりも、受けて奪ってカウンター、奪われてカウンターを受けるというようなカウンターの応酬のような落ち着かない時間帯があり、33分に1点返され、前半終了間際に、布石となる相手選手にサイドの深いところでドリブル突破を許してペナルティエリアの深いところまで侵入されたところでディフェンダーが倒してしまうも、これを相手選手のダイブとしてPKが取られず(細かくは分かりませんが、どちらとも取れる場面だったと思います。)

この際どい判定が布石となったのか、終了間際の相手選手の中央突破でPKを取るには厳しすぎるような対応でPKを取られてしまいます。

これを決められ前半を2-2で終了します。

拮抗した試合のように書いていますが、前半の大きなチャンスを多く作っていたのは浦和で全体的には浦和が押していた時間が長かったとは思います。しかしながら、試合運びの部分でややしてやられた形で追いつかれたと言えるのかもしれません。

後半も、攻め込まれる場面はあったものの、決定的なチャンスを作り出したのは浦和が多かったと思います。

そのいくつかを上げると、開始早々のフリーキックのチャンスで10番中村駿介の蹴ったボールに2番新井純平がヘッドで合わせたシュートの場面、低めの位置からタイミングよく前線の裏のスペースに16番岸伯富実が走ったところに10番中村駿介がタイミングよくパスを出して攻め込んだ場面、14番関根貴大の突破からシュートまで持ち込んだ場面数回。

そして、15分前後に2番新井純平のオーバーラップを生かした攻撃で大きなチャンスが何度か生まれました。

最初はグラウンダーでマイナス気味にクロスを入れたところに14番関根貴大が反応してシュートを放つも枠を逸れます。再びグラウンダーでクロスを入れたところに今度は8番繁田秀斗が合わせてシュートは枠を捉えたもののキーパーに反応され、弾いたところに16番岸伯富実がヘッドで合わせるも決まらず、続いては、浮き球でキーパーが触れずディフェンダーも触れないような絶妙の位置にクロスを上げるもここは誰も飛び込めず。

そんな感じでこの3度ほどのチャンスでゴールは奪えずも仕掛けと狙いはかなり良かったと思います。

その後も14番関根貴大の惜しいシュートが数回、後半は攻撃参加の回数は少なかったものの、12番小坂慎太朗からのクロスに10番中村駿介が合わせるもキーパーに阻まれたシュート、19番須藤岳晟のインターセプトからの速い攻撃への展開。

多くチャンスがありながらも決めきれない中で、迎えた後半41分にゴール前で与えたフリーキックで枠を捉えた難しいシュートを18番関口亮助が反応してなんとか片手で弾くも、詰めていた相手選手に決められて2-3とされてしまいます。

残り数分のところで、16番岸伯富実に代えて21番進昂平、14番関根貴大に代えて9番カドコダイ・アシカンと投入するも、時間が短すぎて流れを変えるに至らず、パワープレーという意図も特に感じず、結局試合はそのまま2-3で終了となりました。

 

今日の一
試合の捉え方と言うのが、本当に本当に難しく、チーム作りのスタートから見させていただいているブクメの立ち位置と、新チームの戦いを今日初めて見た方と、昨年から引き続き出場している選手と、新体制の中での信頼を得てスタメンを勝ち取ったフレッシュな選手と、出場できなくなっている選手と、その状況変化の中にある選手のご父兄の皆様と、昨年までのユースのサッカーを見ていたかいないかだけをとっても、全く立ち位置によって感じ方が違うと思います。

単純に、今日作れていた多くのチャンスを最重要と考えて、これだけチャンスができていれば、入るか入らないかは運もあることだし、これだけできていれば、次は勝てるから良い試合だったとしても良いのかもしれません。そう思うべきなのかもしれません。

フォーメーションは変わっていなくても、やるサッカーが比較的シンプルに変わった中で新チームとしてスタートとしてだから、その初戦としてはOKとしても良いかもしれません。

全方面から好かれたいという気持ちも更々ないので、良くも悪くも新体制の経過を多く見届けてしまったブクメの素直な考えを書かせてもらうと、フォーメーションのみ継承して、それ以外のところを壊しすぎているのがちょっと見ていて怖いですし、違和感があります。

決して、指宿合宿に行った4人は常に試合で使えとかそういうことを言っているのではありません。今日出場していたメンバーのポテンシャルを考えれば、ポジション争いに勝って出られるべく資質は持っている選手であることは否定しません。

これは、浦和レッズのトップチームを比較対象として見れば、凄く分かりやすいのですが、今年の浦和レッズが勝てているのは、もちろん監督の采配も大きいですが、やはりチームの中で軸になりうるポイントとなる選手が入ったのが大きいと思います。

選手の能力も重要ですが、そのポジションで多くの経験を積んだ選手の存在は、少しの変化では動じない核となり、単純な能力比較以上にチームとしてどっしりした強さを持たせてくれると考えています。

そういう選手の存在は、試合の中での苦しい時間帯や苦しい展開の時に試合を落ち着けてくれる役割も果たします。

これに加えて、今年のトップチームでは、選手のモチベーションコントロールができていると思われ、それはムードメーカーの存在しかり、スタッフしかり、色々な部分で好循環に入っているのが伝わってきます。

ブクメの立ち位置から見ると、その2つのポイントが欠けているような気がします。

軸になる選手とフレッシュな選手の組み合わせ。そこからフレッシュな選手が学び、軸になる選手となり、継承されていく・・・のがブクメは最も良いと思っているだけです。

今の状況であれば、練習試合や、フェスティバルなどとは全く違ったプレミアリーグという舞台では、ボランチの須藤岳晟、センターバックの齋藤一穂、西澤秀平の3人が近い位置でプレーする上で、この舞台での経験値というのが現時点では少ないですよね。

例えば、今年ユースからトップに上がった矢島慎也と野崎雅也を考えてください。前線でプレーする矢島慎也に関しては比較的出場チャンスを与えやすいものですし、実際に出てそのチャンスを生かして活躍しています。しかしながら、ボランチである野崎雅也の場合は、守備の部分の役割も多く、チームのバランスを担うポジションになるため、起用は慎重になるのは当然です。通常は、経験のある選手がフォローできる組み合わせで経験を積ませるような環境で出場することになると思います。

そこをあえて、フレッシュな3人の組み合わせにしているのですから、かかるプレッシャーも凄いと思いますし、今年のこの大会での優勝を目指すのであれば、この3人の真ん中の組み合わせは常にドッシリと相手のペースでも落ち着いて対応して、ボールを落ち着けて、捌いてと、他のポジションの選手以上に1試合からの経験値を多く吸収していく必要があると思います。

通常であれば、例えばボランチは寄特直人であったり、センターバックの一人は西袋裕太だったり、この大会での経験値のある選手にしながら、フレッシュな選手を組み合わせて、経験のある選手がフォローしながら成長していく方がスムーズだとは思うんですけどね。

できる、できない、プレースタイルの違い以上に大きな舞台で対応できる力は経験して慣れていくしかないのですから。

・・・あくまで、ピッチの外から見ている立場からの意見ですけどね。

 

的外れなことばかり言っているのかもしれませんが、今日の試合で、色々なことを考えたので、書いておいた方が良いと思ったので書きましたよ!

 

最近の、ブクメの感じていることは、選手と共感できているのかどうか、それが心配な今日この頃でした。

 

ということで、おまけの写真。

 

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日

 

 

 

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日

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埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日

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埼玉スタジアム2002第2グラウンド2012年4月15日

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ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/11/ 第18節 vs 青森山田高校 3-2勝利・・・有終の美、得点王、埼スタ第2無敗、次へのスタート

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月11日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年からスタートした高円宮杯プレミアリーグもいよいよ最終節となりました。そして、浦和レッズユースの3年生が戦う公式戦もこの試合が最後。そして、個人タイトルとしては、10番矢島慎也の得点王がかかる試合でもあり、埼玉スタジアム2002第2グラウンドでのホーム無敗の記録を作る試合でもあり、アウェイで敗れた青森山田高校に対してしっかり勝っておきたい試合。この試合一つに多くの目的が詰まった試合となりました。

最終戦にふさわしい晴天の埼玉スタジアム第2グラウンドでの試合。

まずは、試合の流れを書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに2番西山航平、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に7番鈴木悠太、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

全国リーグの最終節にふさわしい、レベルの高いチーム同士の攻防となったこの試合は、スタートから右サイドでの28番関根貴大の得点意識の高いプレーが見られます。18番西袋裕太のロングフィードに反応した28番関根貴大が攻め上がる場面、更に10番矢島慎也からのパスを受けた28番関根貴大がドリブルで持ち込み放ったシュートは惜しくもポスト。更に鋭いサイドチェンジを左サイドの7番鈴木悠太に通すなど、いつもより更に28番関根貴大の攻撃の意識の高さがプレーに表れる展開になりました。

逆に、相手の右サイドも鋭い攻撃を仕掛け、個の守備力の高い2番西山航平との激しいマッチアップとなる場面も多かったものの、その多くを力強く防いでくれていました。

また、セットプレーのチャンスの際に18番西袋裕太が攻撃に絡み大きなチャンスとなる場面が多く、混戦からの惜しいシュートやコーナーキックからのヘディングシュートなど、前半15分までの時間帯で多くのチャンスに絡んでいました。なんとなく、守備以上に攻撃の部分の感覚が鋭くなっているようなチャンスでの動きと言えばよいのでしょうか。得点にならなかったのが惜しいところ。また、これ以外にもタイミングで中盤にプレスをかけインターセプトし、24番中村駿介、7番鈴木悠太とつなげてサイドからの攻撃の起点となるプレーも良かったです。

先発復帰した24番中村駿介も中盤でボールを収めたり、相手ボールの際に激しくプレスに行く動きが効果的に効いていたと思います。

得点王争いでトップを走る10番矢島慎也にも大きなシュートチャンスが2度ほど訪れたものの、少し力が入ってしまっていたのか枠を超えてしまっていました。

前節のコンサドーレ札幌U-18戦同様に締まった試合展開となりつつどちらにも得点が入らないまま前半0-0で終了。

集中して対応しなければならない後半の立ち上がりの相手の猛攻で、あれよあれよと2失点で後半の5分までで0-2という状況になってしまいます。今年の勝てなかった試合で多くあった連続失点がこの最終節で起こってしまいます。

更に相手のフリーキックのチャンスからの無回転シュートなど危ないシーンもありながらも、30番関口亮助がしっかりと対応し、これ以上の失点はさせないなかで、7番鈴木悠太から28番関根貴大へのパスからの仕掛けなど、攻撃の形を浦和が作り始めて徐々に主導権を奪い返したところで出ました6番野崎雅也のミドルシュート!良く抑えの利いたシュートが枠を捉えて1点を返し、10分の段階で1-2。

このゴールの後、7番鈴木悠太に代えて11番堀田稜が入ります。

先ほどの6番野崎雅也のゴールで更に攻撃の勢いを増す浦和は、10番矢島慎也が右サイドから仕掛けてクロスに11番堀田稜がヘッドで合わせるなどチャンスを作る中で、20分に同点ゴールが生まれます。

左サイドから28番関根貴大がドリブルでペナルティエリア深くまで侵入。角度がなく、キーパーもコースに入って狙うのが難しい状況で、走りこんだ4番小出啓太へマイナスのパスをだし、このパスをしっかり4番小出啓太が押し込んで2-2の同点とします。

その後も、24番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などチャンスを作ります。

後半38分に相手選手との接触プレーで今日攻撃で大きく貢献した28番関根貴大が足を痛めてしまいます。この時は、すぐに×が出て大きな怪我かと冷やりとしましたが、後で聞いたら大丈夫のようでした。

この負傷により、28番関根貴大に代えて13番長谷優が入ります。

交代出場した13番長谷優からのクロスに4番小出啓太がヘッドで合わせるなどチャンスを作ったり、何度か持ち味のドリブルでチャンスを作れていました。

そして・・・この試合のクライマックスは後半42分に訪れます。

ペナルティエリアにドリブルで侵入した24番中村駿介が相手の守備ブロックを逆手に取りマイナスのパスを6番野崎雅也に送り、このパスを再びダイレクトで決め、3-2と逆転に成功します。

結果的に後半だけで5点入る激しい展開を制した浦和が勝利。

この勝利で、浦和レッズユースの高円宮杯プレミアリーグ元年の結果は4位となりました。得点王争いトップの10番矢島慎也にゴールは生まれませんでしたが、追撃する選手にも得点がなく、10番矢島慎也の得点王が確定。

更にレッズランド開催の流通経済大学柏高校に敗れた以外のホームとして開催された埼玉スタジアム第2グラウンドでのホームゲームは東京ヴェルディ相手の引き分け一つ以外はすべて勝利(6勝1分け)、1勝はNACK5スタジアム。要するに埼玉スタ第2無敗と言う記録になります。逆にアウェイでは、関東圏外でのアウェイでは全敗とアウェイの戦い方に課題が残る結果となりました。

この試合をもって、3年生は引退となります。タイトルという結果は残せなかったものの、高円宮杯プレミアリーグ初年度で矢島慎也の得点王と言う結果と、埼スタ第2での浦和には勝てないという結果を残してくれました。これは、当然新チームに引き継がれていくものであり、伝統となっていくべきものであると考えています。

そして、残された課題はアウェイでの戦い方。今年アウェイで敗れた試合を見ると、試合内容以上に、勝負の駆け引きで敗れたことが明らかでした。圧倒的な実力差がない限りは相手の慣れた環境で戦い勝利するために、残された課題は新チームが一つずつクリアしていってくれることでしょう。

そうそう、ちょっとしたことですが今日は試合後の風景を眺めていてちょっと嬉しい空気を感じていたんですよ。

それは、この最終戦に浦和レッズユースの卒業生や途中で去ってしまった選手が何人か顔を見せてくれていたことなんです。一緒に記念撮影とかもしていましたよね。ブクメ自身、この浦和レッズの下部組織にかかわってきて、こうなって行けばいいなと思ってきたのは、この場からそれぞれ新しい道に進んで行っても、ここを原点として、単純に「後輩は頑張っているかな?」という理由でもよいですし、なんとなく原点に戻りたくなった時とか、壁にぶち当たった時とかに、下部組織の試合に足を運ぶという選択肢が出てくることなんですね。

足を運べば知っている顔がいるし、話ができるような場所となること。で、その中で、見たことある顔がいるな、の一人になっていられればいいな~とか思ってたりします。ご父兄の皆様も同じ。なんか雰囲気が良いので、兄弟ご子息は卒業していないけど、見に行っちゃおうかな~みたいな場所。

で、ここを巣立つ3年生の選手たちに言いたいのもここだったりします。

当然、ここから先もサッカーを続け、成長して浦和レッズの選手になって帰ってきてくれるのは嬉しいですが。それ以上に、どんな道に進もうがここを原点として大切にして、時々顔を見せてくれると嬉しいです。

サッカーと言うのは本当に難しいもので、個々の能力の優劣だけで評価が決まらないスポーツ。運動能力では負けていても、考え方で越えられる壁があり、また、特長が合わなければどんなに頑張ってもうまくいかない可能性も出てくるもの。

だから、今年1年を考えた時に、1年間主力として常に試合に出ていた選手でも場所が変わると思うようにいかなくなる可能性もあること、逆に今年ほとんど絡めなかった選手でも、環境が変わることで、一気に状況が変わることもあります。

浦和の下部組織の選手はすべての選手にプロになるポテンシャルがあります。

今の状況のみで、自分を過小評価、過大評価せず、良い流れに慢心せず、悪い流れは乗り越えれば経験値になると考えて新しい舞台で更に成長できるよう努力してください。

そして、迷った時には、下部組織の試合に来れば知っている顔がありますからね。お気軽にお越しくださいまし。

 

たくさんの感動をありがとうございました!

ではでは!!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/04/ 第17節 vs コンサドーレ札幌U-18 2-0勝利・・・気持ち良い勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルに付け加える文言、今回はすっと浮かんできたわかりやすい言葉になりました。そういう試合です。

Jユースカップのため、2か月近くの中断期間を挟み残り2節を残す高円宮杯プレミアリーグが再開されました。

気候の関係(でしたよね?)で、コンサドーレ札幌U-18とのアウェイの試合が入れ替わったため、今日のコンサドーレ札幌U-18と来週の青森山田高校との試合はホームで戦うことができます。

そして、ユースを見られている方ならご存知のように、今回のコンサドーレ札幌U-18相手には今シーズン既に2度敵地で対戦していますが、どちらも敗れています。そして、さかのぼれば昨年の夏の全国での引き分けはあるものの、ここ数年勝てていないという相手になります。

選手にとっても今年2回負けている悔しさがあるでしょうし、サポーターとしても、なんとしても勝ってもらいたい相手。トップチームに関しての因縁ももろもろあるようですが、それはユースに持ち込む必要はないと私は思うのでパス。

風はやや強いものの、晴天で良い環境下での試合となりました。

浦和としては、この大会は残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、相手は現在1位で優勝争い真っ最中ということで、試すというよりは勝ちに来る試合。試す要素よりも本気で勝ちに来る状況のため、ここで勝つことは浦和にとってもすごく重要になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

攻撃陣が凄い相手であることは、これまでの対戦で分かっていることでしたが、やはりその印象通り、スタートから相手の鋭く激しい攻撃を浦和がしっかり凌いで行くという展開になりました。

何度かペナルティエリア内まで攻め込まれる場面などもありましたが、18番西袋裕太の激しいタックルが特に印象的だったのですが、球際のところで離さずプレッシャーをしっかりかけることができており、相手に楽に攻撃をさせませんでした。ただ、ぶつかり合いでは浦和のディフェンダーが吹っ飛ばされそうになるような場面もあり、とにかく、そのあたりのマッチアップだけでも凄かったですね。

前半の15分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて凌ぐような場面が多かったものの、徐々に浦和の攻撃の回数も増えて行きます。

その中でも、バックラインから左サイド、10番矢島慎也を経由して右の28番関根貴大へパスと同時に20番新井純平が斜めにペナルティエリアに侵入したところへ28番関根貴大からパスを通していく攻撃は大きなチャンスになっていました。

また、28番関根貴大が右サイドでボールを受けた際に、パッと見た感じでは相手ディフェンダーがうまい具合に対応しているように見えていたものの、ボールタッチと体の動きで気が付けばディフェンダーよりもペナルティエリアに近いところまで侵入してしまっているというような凄いドリブルでの突破などもありつつ、裏へ抜け出した10番矢島慎也の攻めもありつつ、11番堀田稜が相手のプレスにあいながらもしっかりボールをキープして10番矢島慎也へつなげてシュートしつつ、真ん中の10番矢島慎也と右の28番関根貴大がお互いのポジション側の前のスペースへとスイッチしながら右を駆け上がった10番矢島慎也のクロスに28番関根貴大がヘッドで合わせたり、さらにさらにFKのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせた場面も相当惜しい場面だったり、そんな感じで前半の終盤は浦和の攻撃が相手の攻撃を上回ることで流れを奪い返した時間帯となり、25分くらいにはPKのチャンスを得たものの、ここは残念ながら決められず(こぼれ球を狙って猛スピードで詰めた28番関根貴大は良かったですが。)

良い流れの中で得点が奪えないながらも相手に主導権を渡すことはなく、前半は良いイメージで0-0で折り返します。

前半の終盤に相手のサイドバックが攻撃したいという状況をうまく見てか、そこを18番西袋裕太がロングフィードで良く狙ってチャンスにもなり、相手のサイドからの攻撃の意識を止める意味でもうまく作用していたと思います。

守備も相手のスピードや強さには苦しみながらもうまく対応できていました。

後半は、始まってすぐにシュートはそれてくれたものの、相手にうまくシュートを打たれた場面もあり、後半の出だしも前半同様やや相手の攻撃を受けるような形でスタートとなりました。

前半同様にうまくしのぎながら、10番矢島慎也の惜しいシュートチャンスが2度ほどありながらゴールには一歩届かず。

23分に23番岸伯富実に代えて14番繁田秀斗が入ります。

14番繁田秀斗は入ってすぐに、中盤でうまいポジショニングで経由役となることができ、ここも惜しくはゴールにはならなかったものの10番矢島慎也へ決定的なパスを通す場面を作りました。

この後、27分に5番佐藤大介に代わり2番西山航平、32分に11番堀田稜に代えて7番鈴木悠太が入ります。

この残り15分くらいの時間は、完全に浦和の時間となります。

ここまで0-0で来ているたのですが、なんというかレベルの高い試合で普通に面白いという感じで、いや、でも勝たないとなのですが、これまであれだけ苦しんでいた札幌に対して、上回ったプレーが連発しているこの時間帯を楽しんでいたら、ゴールが決まりました。

後半33分に、ペナルティエリア内で8番片槙吾がボールを受け、ディフェンダーのプレスを受けつつスペースに走りこんだ10番矢島慎也に、ちょこんとパスを出して10番矢島慎也がしっかり決めてゴール。時間はかかりましたが、浦和がリード1-0。

そして、その5分後の38分に今度は、14番繁田秀斗が中盤の良いポジションに入ったところにパスが入り、7番鈴木悠太へパス。テンポよく8番片槙吾に渡すと7番鈴木悠太はペナルティエリアに侵入。ここに8番片槙吾からパスが通り、7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けて相手ディフェンダーがたまらず倒す。これでPKを獲得。

このPKのチャンスを10番矢島慎也がしっかりと決めて2-0。

この2-0に喜びつつ、「いやいや、Jユースカップでは残り数分で2点取られている」と少し気を引き締めようと必死になりつつテンションは上がりっぱなしだったのですが、選手のほうが冷静で、不用意なプレーを割けながらしっかり時間を使えるところは使いつつ、そのまま2-0で試合終了となりました。

もう、タイトルの通り気持ちの良い勝利の一言です。

単純な相手攻撃陣vs浦和守備陣で見た場合には、スピードや体の強さなどでは相手のほうが上回っている部分もありましたが、守備の部分で集中を切らさず、激しくいくところは行く、抜かれてもしっかり最後まで追いかけて楽にシュートを打たせないような姿勢、そういうところでサボらずやり切れたことが結果的には無失点につながったのだと思います。

さあ、来週の最終節も今日のような戦いぶりで浦和レッズユースの強さを見せてやりましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。