しばらく日記形式でお届けします。

こんばんは。浦和サポブクメです。

下部組織の試合がないと、なかなか顔を見て元気かどうかを確かめることもできない、そういう日々が続いています。

現状様々な状況を抱えている方がいる状況で、なかなか不謹慎に連絡などできる状況ではなく、気になりながらも放置して数日が経過しています。

私に今何ができるかと考えた時に、大きなことは何も出来ません。カッコ良いことも何も出来ません。

その中で、辿り着いたのが浦和の下部組織中心に情報をお届けしてきたこのブログを通じて、このブログや私ブクメを通じてできた人間関係の中でのつながりをここで保って強固にしていくことができないかと考えました。

甚大な被害を受けた被災地の心配もあります。現実的に、私の知人も数名まだ安否確認できていないという現状もあります。ただ、私達も被災者です。実際に大きな影響が浦和周辺にも及んでいます。

だから、ここでは「浦和サポ、ブクメのサッカーな日々」を通じて出会った方に対して、特に下部組織の選手達や私が見守れた中で下部組織を巣立って行った元浦和レッズアカデミーの選手達、そのご家族や応援する方など含めた情報提供や交流の場となれればと考えております。

基本的には、これから試合が再開されるまでは、できる限り私は毎日周辺で起こることや考えたことなどを日記形式で書きます。仕事柄、家でPCにかじりついていることが多く、おそらく情報収集やそれを精査するという点では他の方よりもかなり恵まれた環境にあります。それだけに、震災以降起こっている様々なことに関してのニュースや考察などする時間を比較的持つことが出来ていますのでその辺りのことや、今住む浦和区本太周辺に関しての生活のもろもろなど、要するに普通の日記を書こうと思います。

コメントという双方向でもOKですし、メールアドレスも開放しますので、ブクメのみに連絡したいことなどあればsoccer_avail@yahoo.co.jpまで直接ご連絡下さい。まず、できれば震災後まったく連絡が出来ていない方などから近況など差し支えなければご連絡いただけると嬉しいです。お会いしたことない方、会話したことない方でもお気軽にご連絡ください。ブクメは、関係者でもメディアでもサポーターグループでもありませんので、そのような内容や質問にはお答えしない(というか、できない・・)のでご了承下さい。

とりあえず、別のところで14日に書いた日記を以下に書き、別途15日に書いた日記、そして今日の日記をアップします。

これまでの方針と違い、かなり主観が入っている部分もありますので、その点はご容赦下さい。

・・・

3/14の日記

タイトル:気をつけて

地震発生から3日が経過して、地震の影響を受けた地域と受けてない地域の方で温度差が出てきているのが気になります。

昔、救命病棟24時というドラマが大震災をテーマに放送されたことを覚えていますか?

温度差がある人が軽い気持ち(言葉を変えると助けたい気持ちはあるが、現状の理解の部分で相当甘い方)で被災地のボランティアに参加して、逆に迷惑をかけてしまうということなど現実的な問題を含めて放送されていました。まさにこの状況が起きるような雰囲気も少なからず感じています。

輪番停電でもそう。こんな混乱状況で、全て万全な対応発表がされるはずもないのに、担当者を攻め立てるようなことばかり。混乱を減らすために、予定していたところを大丈夫な時間帯は見送りをするよう努力してくれたのに、細かいことで責め立てる。こんなことが続けば担当の方が過労で倒れてしまいますよ。

一番大変なのは、津波の被害を受けた東北なのは確か。でも首都圏で起こっている事態を知っていますか?ガソリンがないんですよ、スーパーから商品が消えているんですよ、輪番停電の影響で通勤通学に影響がでているんですよ。本社が無事でも取引先が被災して営業できないところもあるんですよ。

更に、首都圏でも震度6レベルの恐怖を味わいながら、東北の被害を見れば見るほど自分達も被災者であると思うことに罪悪感を覚える気持ちすらあるんですよ。

経験しないと本質の上では理解するのが難しいのは、阪神大震災や他の災害を遠めに見ていた自分にも当てはまるので今凄くよく分かるのですが、これだけ範囲の広い災害で知人に全く影響を受けていない人はほとんどいないと思います。

さらには、想定以上の震災。関係各所の人が想定外の始めての出来事に寝る間も惜しんで考えて対処して発表していることに対してもう少しみんなで理解する努力をしましょう。

Jリーグの3月中の試合の中止。これに関しても、被災地域(埼玉の自分も含む)は、当たり前だし開催できる状況ではないということがはっきりわかる状況ですが、人によっては何で3月いっぱい開催しないの?という空気が伝わる言葉も聞こえてきます。

今までどおりに早く戻すことは必要ですし、その決断を関係者が下した場合には、最大限助けていくつもりはありますが、もう少し細かく多くの人が自らで現状を知ろうとすることが必要だと思います。

偉そうに失礼しました。

・・・

こんな感じです。

今後私達にできること

こんばんは。浦和サポブクメです。

私自身、これまでに体験したことないような地震を目の当たりにし、このようなタイミングでブログを書くことすら不謹慎に感じてしまう現在ですが、今思うことを書き上げておくべきだと思い、文章にさせていただきます。

正直な所、これまで大きな地震を経験したことが無かった私にとって、災害を経験したことがなかった私にとって、このような災害はメディアを通して知る少し距離のあるものであり、心配はしていたものの、被害を受けた方の気持ちまで届いてはいなかったと思います。

今、私が大地震を体験して思うことは、今後余震がおさまり、復興を目指す地域のこれからと同時に、私が住む浦和などのように恐怖を感じる地震を体験しつつ、被害の程度は低く、比較的普段どおりの生活ができるところで生活する人たちが、普段の生活に戻ることの葛藤に対してのこれからだと思います。

例えば、地震の後にJ1、J2の開催が延期となりました。スタジアムによっては被害を受けたところもあり、今後の開催に影響が出ることは確実です。余震が続く現在の状況を考えても、電力の問題がでる状況が続くとみられるここ1週間を考えても試合の開催は難しいのは当然のことですが、いつから再開するのかということを考えた時に、主催者側は相当決定に対して苦しい思いをしていることは当事者ではなくてもわかることです。

被災した者にとっては、普通にこれまで行っていたことを行えること、それを実行すること自体、実際に苦しみ続けている方たちの状況を考えれば考えるほど、失礼で不謹慎と感じてしまいます。

しかしながら、被害の大きい小さい関わらず、最も必要なことは、それぞれの人が今までどおりのことを行える状況に戻すことだと私は思います。ですから、まず浦和サポーターでありサッカーが好きな私達ができることの一つが、試合の開催に関しての発表に対して受け入れることだと思います。

もちろん全ての人がそうだとは言えませんし、開催する側としては収入面を考えてという要素が入ってくるのは当然です。ただ、通常今回のように被災した者であれば、苦しんでいる方が未だに多くいる中で普段の生活に戻ることへの葛藤を持ちながら決断していると考えるべきです。

また、いい歳した大人の私ですら、自宅でいつもどおりの仕事をする作業自体が、無機質に感じられてしまっている精神状態の今ですので、年齢が下になればなるほど、精神的に不安定になっている人が多くいると考えられます。まずは、自分の身近にいる人同士でケアし合い、普段の生活に戻すことを目指して行く事が重要だと思います。そして、このような状況の際に現れる、心の不安定に付け込む様々な悪に対して、身近な人々で助け合って冷静に対応してください。

まずは、身近な所を考えて、その先に復興支援と考えていただいた方が良いと思います。電力不足などは身近な問題ですので、極端に電気を使わないとかではなく、普段使っている電気の一つを使わないとかちょっとしたことでも良いと思います。寄付などは、ポイント系のサービスを行っているところで、そのポイントを寄付に回せるようになっているところが多いので、大きな負担にならないこのようなポイントを寄付に回すなど出来ると良いと思います。

最後に、下部組織中心に応援している浦和サポブクメから浦和レッズの下部組織に所属する選手達へメッセージを送らせてもらいます。

早く元気に走り回っている姿を見せてくださいね!

選手のご家族、私ブクメ、浦和レッズの下部組織を応援する者などなど多くの人たちが君達の元気にプレーする姿を見てパワーをもらっています。まずは、私達がいち早く、今までの生活スタイルに戻して、周りにパワーを与えるくらいの勢いでやっていきましょうね!

ではでは!

 

プーマカップ2011/03/06 – 浦和レッズユースBvs成立学園高校B 6-1勝利・・・サッカーに必要なこと

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この大会の浦和レッズユース最後の試合は、成立学園高校とのB戦となります。13:00キックオフで気温も上がりポカポカ陽気での試合となりました。

GKが18番大石祐輝、DFがセンターバックに16番西澤秀平と3番西山航平、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに24番金野僚太、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に14番堀田稜、右に13番長坂竜一、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

まず、この試合の得点経過と選手交代から書きますね。

試合開始数分で、中盤でボールを持った8番片槙吾が豪快にミドルシュートを放ち、これが決まり早くも先制します。1-0

続いて縦の長いパスがディフェンスの裏に抜け出した17番カドコダイ・アシカンに通り、落ち着いて右隅に決めて2点目。2-0

この後、ロングボールのクリアが中途半端になり、そのボールが運悪く相手の方にこぼれて渡ってしまい、失点。2-1

8番片槙吾、25番岸伯富実に代わり27番小峯洋介、28番長谷優が投入される。

13番長坂竜一のゴールで3-1

前半終了

28番長谷優のゴールで4-1

17番カドコダイ・アシカンがドリブルで仕掛けてディフェンダーにかかるものの、こぼれ球を狙っていた28番長谷優が一歩先にボールを奪い、そのままゴール。5-1

17番カドコダイ・アシカンのヘディングゴール。6-1

結果的に6-1の大勝となりました。

まず、この試合の序盤では8番片槙吾が積極的にゴールを狙うプレーが何度も見られます。先制点のゴールを含め、この試合ではパスよりも狙えそうな時は自分でゴールを狙うと言う姿勢が出ていて良かったです。また、14番堀田稜が左サイドでボールをキープした際には、相手ディフェンダーをことごとくドリブルでかわし、クロスボールやシュートなどまで持ち込んでいました。

この大会では以外にも初めてフォワード真ん中の位置でスタメン出場した(この大会ここまでは、トップ下起用でポストプレーやボール捌きの経験を積ませていることが多かった)17番カドコダイ・アシカン。相手のプレスがやや緩い事もありましたが、ポストプレー決めまくってました。

ただ、この試合は連携や攻撃の部分でのテンポやリズムという意味では、試合開始から終了まで上手く回らない印象がありました。

この試合で気が付けば大勝という結果に終わった後にふと思ったのは、相手を翻弄するパスワークなどがなくても、ゴール前での得点を奪うという一点に関しては、決めきることが出来ていたということ。難しいことをして時間がかかって決まらないプレーよりも、シュートを狙えるスペースが空いたからミドルシュートで狙って決めてしまった8番片槙吾のプレーや、ドリブルで仕掛けた17番カドコダイ・アシカンがディフェンスに止められてもこの辺りにこぼれてくるかもしれないと、狙っていた28番長谷優のゴールなど、結果的に試合に勝つためには必要な、得点を奪うと言うサッカーで最も必要なポイント。これが、しっかり出来ていたということなんですよね。

点を取るまでの流れや崩し方の工夫は絶対に必要。その部分はこの試合では、あまり上手く行っていなかったのは確かなのですが、勝つためのフィニッシュという点ではこの試合、何人かの選手は、少ないチャンスを確率高く決めることができていたということなんですよね。

この試合のような勝ち方ができることも凄く重要だと思います。OKです。

ということで、今週末は2日間で5試合見させてもらいましたが、課題と手応えが半分半分くらい見られた面白い2日間でした。

プレーする選手達にとっては、試合数や人工芝ながらちょっとやりにくそうなピッチ、気候条件など過酷な2日間で相当疲れたと思います。

お疲れ様でした!

ではでは~!

 

プーマカップ2011/03/06 – 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 1-3敗戦・・・工夫と対応

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

プーマカップ2日目。今日は昨日に比べて風もあまりなく、比較的プレーしやすいコンディションとなりました。とは言え、第1試合のキックオフは10時からということで、やや肌寒い気候の中での試合となりました。

今日の対戦相手のサンフレッチェ広島ユースですが、1日目の前橋育英高校戦を見た限りでは、個人の能力は高いもののチームプレーや守備の部分がまだまだこれからのチームという印象を持っていましたが・・・。

この試合のスタメンは以下の通り、

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と21番繁田秀斗、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目の前橋育英高校戦のメンバー構成に近い形になります。様々なメンバーや戦い方を試している現在の状況ですが、比較的スムーズに戦い結果を残せている印象のある中盤と前線のメンバー構成でしたが、この試合は少し旗色が違う展開となりました。

前半スタートから、相手が守備に人数を割いている割には中途半端な部分が多かったこともあり、バックラインからの縦のロングボールに前線の12番高田拓弥やトップ下の10番矢島慎也が絡んで攻撃と言う攻撃の狙いが多くなりました。前線には通るものの決定的な形まで持っていけない流れで更に、研究してきていたのかどうかはわかりませんが、浦和の両サイドからの攻撃に対する守備を相当しっかりとケアされていたことで、7番鈴木悠太がいつものようにドリブルで抜け出してシュートまで持ち込むという形がかなり減ってしまっていました。対応されていながらもドリブルで突破して右サイドを駆け上がりクロスを12番高田拓弥がヘディングでゴールを狙う形などは何度か作れていたのはさすがですね。足元のパスからドリブルでかかることが多かったので、スピードを生かしてスペースへパスを出してもらい、スピード勝負というシーンをもう少し増やしても良かったかもしれません。

ただ、この試合はこれまでの試合と比べて中盤の距離感やパスのタイミングなどがしっくり行かない様子も多く見られ、19番大野将平から12番高田拓弥を経由して10番矢島慎也に渡ってシュートまで行くような数人でテンポ良く崩していく回数はかなり少なかったように思います。

何か上手く行かない雰囲気が出ながらも、広島の攻撃も意図のないパスが多かったこともあり、ボールキープは浦和の多かったように思いますが、主導権はどちらにも行かないという状況の中、先制したのは広島になります。コーナーキックのチャンスで得点を決めた選手に誰もマークがつけず、フリーの状態でキーパーのポジショニングも少し中途半端になってしまい、キレイにヘッドで決められてしまい0-1となります。

この得点から、広島の攻撃がかみ合いだし、逆に浦和は10番矢島慎也が運動量多く、ボールの経由役となり、攻撃を仕掛けようとするものの、どうも全体的に動きがちぐはぐし、サイドもしっかりケアされることで上手く使えないことからバランスが悪くなり、25分、35分と、更に失点してしまい前半の段階で3点のビハインドを負ってしまいます。

流れが悪くなった時に、選手同士で掛け合う声もほとんど聴こえなくなってしまという悪い時のパターンが出てしまい反撃ができないままに前半は終了。

後半に入り、GKが40番高浪祐希に代わり、1番三上綾太。更に6番野崎雅也に代わり、20番新井純平が入ります。ポジションとしては6番野崎雅也のボランチの位置に15番西袋裕太が入り、4番小出啓太が右サイドバックからセンターバックへ、そして右サイドバックに20番新井純平が入りました。

この交代により、20番新井純平が意識的に声を出し、更に前半なかったオーバーラップからの攻撃参加を行うことで右サイドからの攻撃が活性化されました。次第に流れが浦和に傾き、20番新井純平の声に呼応して、全体的に声が出るようになり、更に動きもスムーズになった印象があります。

そして、この流れの中で、浦和が1点を返します。中盤の21番繁田秀斗にボールが入ったところで広島の激しいディフェンスで倒されながらもそのボールが12番高田拓弥に渡ったためにアドバンテージが取られ、ボールを持った12番高田拓弥がディフェンスをかわしてシュート。これが決まり1-3となります。

明らかに右サイドでの攻撃が活発化され、20番新井純平、10番矢島慎也、7番鈴木悠太の3人が上手く攻撃を作り出せていたと思います。3点リードで比較的前掛かりになっていた広島の隙を突いた部分もありましたが見事に流れが変わりました。ただ、1失点したことで広島が再び守備の意識を強く持つようになったことで前半しばらく続いた浦和のイケイケの時間帯から、終盤はややこう着状態となります。後半は更に19番大野将平に代わり25番岸伯富実、10番矢島慎也に代えて8番片槙吾、終盤に21番繁田秀斗に代わり、17番カドコダイ・アシカンと3人交代を試みましたが、結果的にその後どちらにも得点が入らず1-3で敗戦となりました。

昨日今日と試合が立て続けで、何人かの選手はかなり疲労がたまっている様子で終盤は気持ちで動いて体がついていかない様子も見られ、更に小さい怪我を抱えてプレーしている選手もいたようで、その辺りも影響したのかもしれませんが、この試合は、今年の形にして欲しい中盤での工夫や距離感を考えた連携が思った以上に上手く行っていない様子でした。

相手のやり方に対する工夫や対応がまだ臨機応変にできないことや、流れが悪くなった時に声がでなくなってしまうことなど、今後改善すべき点が多く見られた試合になりました。疲労で体は相当きついながらも、最後まで諦めずにボールを追い続けた姿勢は凄く良かったです。

ではでは。

 

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-3引き分け・・・凄いゴールの応酬

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さてさてさてさて、プーマカップ1日目の3試合目になります。やや寒さが増してきた16時キックオフの今日最後の対戦相手は前橋育英高校になります。

スタメンは第1試合のメンバー中心の構成で組まれるのかと思っていましたが、結構違っていました。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

試合開始から、しばらくは浦和の一方的な展開になります。1試合目の最前線の位置からトップ下に下がった10番矢島慎也が持ち味を存分に発揮し、12番高田拓弥や7番鈴木悠太と見事なコンビネーションを見せて何度もチャンスを作ります。自身も一度豪快なミドルシュートを放つも惜しくもクロスバーに阻まれてしまいます。どちらかというと、ポジションを動き回って攻めるというよりは、中盤がどっしりとボールを捌きながら前の選手の個人技で攻めていくという形が当たり、何度も惜しいチャンスを見せます。15番西袋裕太からの縦のロングフィードから12番高田拓弥が見事なトラップから攻めこむなど、見事な攻撃の形を作ります。

しかしながら、得点を奪うことができず、見ていたこちら側もちょっと攻めこむまでの形に満足してしまって得点した気分になってしまったことを反省します。攻勢が続いている中で、守備も非常にバランス良く守れているという中で、前橋育英高校にサイドからの攻撃で、先制点を奪われてしまいます。

この辺りから、攻撃がうまく機能しなくなり徐々に主導権を前橋育英高校に奪われてしまいます。迫力のある攻撃というわけではないのですが、ゴール前での攻撃でシンプルに落ち着いて攻めてくる相手に攻められるシーンが増えてくるものの、やはり守備のバランスは良く、しっかり抑えて前半は0-1で終了します。

攻めながら得点を奪えず、攻撃が機能しなくなってきた時の状況を打開するために中盤が動き回るような工夫が後半には見られれば良いと思っていました。

1人くらいの交代かと思っていたら、後半最初から浦和は一気に5人選手を交代。

5番佐藤大介、6番野崎雅也、10番矢島慎也、19番大野将平、18番大石祐輝が下がり、

20番新井純平、21番繁田秀斗、25番岸伯富実、26番小坂慎太朗、40番高浪祐希が入ります。

ポジションが結構いつもと違うので、書きなおしますと

GK40番高浪祐希、DFがセンターバックに22番寄特直人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに4番小出啓太、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下に25番岸伯富実と8番片槙吾、FWが左に7番鈴木悠太、右に20番新井純平、真ん中に12番高田拓弥

となります。

繁田秀斗がボランチだったり、新井純平が右ウィングだったり珍しい(違和感のある)ポジションとなりました。

前半の修正というより、後半から別のチームで試してみようという感じですね。

さっそく、攻撃の部分が機能し、7番鈴木悠太が力強いドリブルで仕掛けたところ相手ディフェンダーの激しい接触プレーでファールを受けながらもボールが前線の12番高田拓弥へつながったことでアドバンテージをもらい、12番高田拓弥が相手ディフェンダーのプレスを受けながらボールを失わず、難しい位置から回転をかけたシュートを放ち、巻くような軌道を描いてゴール右隅へ吸い込まれていきます。これで1-1の同点。

攻撃部分が活性化されたものの、同時に中盤での守備意識が薄くなり機能しなくなったことで、前橋育英の攻撃に対応ができなくなってしまう時間帯があり、浦和の攻撃も凄いが、相手の攻撃を防ぎきれない危険な場面が増えるという不安定な時間帯ができたところで、浦和が得点してしまえば良かったのでしょうが、先に失点をしてしまい1-2とされ、その後ルーズボールの浮きだまの処理で相手キーパーが不用意に飛び出していたところをしっかり12番高田拓弥がヘッドでゴールを狙ったもののあと数センチのところでゴール右に外れてしまい、その後、不安定な守備を完全に崩されて3失点目を喫してしまいます。

ここで、20番新井純平が右サイドバックに下がり、右ウィングに21番繁田秀斗が入り、15番西袋裕太がボランチへ入り、4番小出啓太がセンターバックとポジションチェンジをします。

それぞれの選手が慣れたポジションに移ったことで守備のバランスが戻ります。

ここからの攻撃陣が凄かったです。2点のビハインドを奪い返すべく、とにかく7番鈴木悠太が果敢にドリブルで何度も仕掛け、この仕掛けが実り個人技で見事なゴールを決め1点差とし、U16リーグの時に多くボランチのポジションもやっている15番西袋裕太が守備のバランスを保ちながら、タイミングで前線に抜け出したところに中盤からの見事なパスが通り、パスを受けた15番西袋裕太は左サイドをドリブルで持ち上がり、鋭いクロスをゴール前に入れるとそこに25番岸伯富実がタイミング良く飛び込みゴール。3-3の同点に追い付きます。

残り5分くらいのところで、12番高田拓弥に代えて27番小峯洋介を投入し、あと一歩で逆転ゴールという惜しいシーンを作りながらも決められず結果として3-3の同点で終了となりました。

なんというか、凄い試合でした。

さてさて、1日3試合ということで、やや雑な感じで3試合それぞれのブログを投稿させてもらいましたが、色々な選手が色々なポジション、組み合わせを試されながら、既に何パターンか、今年のチーム構成で全国でも戦えそうという形も見えてきており、その中から更に新しい別の形の模索もされているという、見る側も頭を使って見ることが必要となる。

そんな状況が今の浦和レッズユースなのかと思います。

それらを踏まえながら、明日の2試合も楽しみに見させてもらいたいと思います。

ではでは~!

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースB vsサンフレッチェ広島ユースB 4-1勝利・・・トップ下に彼が

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

たびたび失礼します。プーマカップ1日目の2試合目。今度は浦和レッズユースBvsサンフレッチェ広島ユースBの試合となります。広島がBチームだかどうだかはわかりませんが、浦和はBチームというよりは、公式戦開幕前の様々な試みの中の人試合になりますので解釈としてはB戦ということでもありません。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番大石祐輝、DFがセンターバックに22番寄特直人と16番西澤秀平、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに24番金野僚太、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下が30番立野俊平と17番カドコダイ・アシカン、FWが左に19番大野将平、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

得点を奪うという気持ちが強い、7番鈴木悠太と12番高田拓弥が入ったことで、この試合は最初から得点が入る空気が強く見られた試合展開となりました。そして、トップ下の位置に17番カドコダイ・アシカンが入りました。珍しいポジション配置ですが、今後のワントップでやっていくことを考えて、このポジションでの経験というのは非常に大切になるため、違和感はあるものの、面白い配置だと感じました。

試合は、思った通り浦和レッズユースのペースで進みます。1試合目よりも、ポジション的には慣れない選手がいるにもかかわらず、動きがスムーズに展開されていました。試合開始すぐは8番片槙吾がボランチかと思っていたのですが、すぐに30番立野俊平がボランチの位置に移動していたと思います。ブクメ個人的にですが、最近ボランチで出場することも多い8番片槙吾はトップ下で攻撃を強く意識したプレーをする方が能力を発揮できるという印象があり、この試合で見せていた攻撃の部分でのプレーや、スルーパスの際のボールのため方など、彼独特の上手さがあり良かったと思います。中盤でのプレスという意識も8番片槙吾がひときわ強く、インターセプトから攻撃に転じるという部分でも多く貢献していたと思います。

さて、トップ下に入っていた17番カドコダイ・アシカンですが、思った以上にスムーズにボールをさばけていたと思います。リズムよく、左サイドバックの5番佐藤大介からのパスをテンポよく12番高田拓弥につなげた場面など、逆に難しいことをせずに周りを使うための経由を意識していたのかもしれませんが、そらが凄くテンポを良くしていました。

先制点は浦和で、その際のアシストも17番カドコダイ・アシカンになります。12番高田拓弥の裏へ抜け出すための前後の動きもかなり効果的で、上手くタイミングが合い相手ディフェンダーの裏に抜けた12番高田拓弥がキーパーと1対1の場面を作り、アウトサイドでキーパーを越えてゴールに吸い込まれる見事なゴールを決めました。

前半は1点のみでしたが、7番鈴木悠太のドリブルでの仕掛けや、30番立野俊平から左サイドに開いた19番大野将平へパス、ドリブルでサイドを駆け上がりゴール前に入れたボールを12番高田拓弥がシュートなど、迫力のある攻撃を何度も見せていました。

また、右サイドバックに入った24番金野僚太が周りの動きを本当によく見ながら上手く動きまわっていた印象があり、時折タイミングででスルスルと上がっていき、ミドルシュートを放ったり、目立たないながら、右サイドのテンポの良い展開を作る役割を上手くやっていたと思います。

後半に入り、12番高田拓弥に代わり、13番長坂竜一が入ります。後半は、トップ下の位置に入った30番立野俊平が左サイドの19番大野将平、13番長坂竜一と距離感をかなり上手くコントロールし、多彩な攻撃を作り出す動きをしていました。そのような展開から、19番大野将平が2点目を決め、その後すぐに13番長坂竜一の右サイド深くからのピンポイントクロスをヘッドで合わせて3点目、その後1点返されるものの、コーナーキックのチャンスで8番片槙吾が左足で上げたボールに対して、17番カドコダイ・アシカンが競り合いこの動きが上手い具合にオトリとなり、飛び込んだ22番寄特直人がヘッドで押し込んで4点目。結局この試合は4-1での大勝となりました。

それぞれの選手の持ち味が発揮された試合となりました。トップ下アシカン、なかなか良い感じに機能していました。

2試合目のブログでした!

プーマカップ2011/03/05 – 浦和レッズユースvs成立学園高校 0-0引き分け・・・フィニッシュの精度

前橋育英高校高崎グラウンド2011年3月5日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今週末、浦和レッズユースは前橋育英高校の高崎グラウンドで行われているプーマカップ2011に参加しています。今日は、初日の3試合を観戦してきました。3試合あるので情報などかなりごちゃごちゃになっていますのでご了承ください。なお、この大会は35分ハーフの試合形式となります。

細かくというよりは、ポイントポイントで感じたことなどをまとめてこの大会は試合ごとに書いていこうと思います。

まず、11:30から行われた1試合目の成立学園高校のスタメンは以下となります。

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに15番西袋裕太と4番小出啓太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下が21番繁田秀斗と27番小峯洋介、FWが左に28番長谷優、右に25番岸伯富実、真ん中に10番矢島慎也

となります。

この大会も、メンバー構成を見る限り、色々なポジションや組み合わせを試すという意味合いを強くしている様子がうかがえます。典型的なフォワードタイプを置かないこの試合は、前線が勝負を仕掛けるという得点を奪う気持ちが突出している選手がいないような印象で、なかなかフィニッシュまで行かないという展開になりました。オーバーラップの攻撃参加が得意な両サイドバックも上手く動きが合わなかったのか、ウィングの2枚とタイミングを合わせての攻撃参加が、やや上手くいっている時と比べるとぎこちない様子も見られました。

この試合の攻撃では、動きにくそうな様子はうかがえたものの、10番矢島慎也が存在感を見せていて、FKのチャンスで28番長谷優に合わせてシュートという場面や、スルーパスから25番岸伯富実のクロスバーを直撃するループシュートを演出するプレーや、自身もキーパーと1対1になるというシーンを作ったもののいずれもキーパーに当ててしまいゴールを奪うことはできませんでした。

全体的に、互い互いの動きと自分の意図が合わずという流れから、試合終盤にはパスがずれてしまうということも何度かありました。

ちぐはぐした展開が多かったものの、後半途中からは、10番矢島慎也の近い距離で21番繁田秀斗と27番小峯洋介が細かいパス回しから相手守備陣を崩そうという動きが見られました。この試みは良かったと思います。

試合の結果は0-0

全体的に自分たちでリズムを悪くしてしまったという試合にはなりましたが、決定機は何度か作れており、試合自体は勝つことができた試合だったと思います。

本当にあと少しのところなのですが、やはりフィニッシュの精度に課題を感じた試合となりました。試合終盤に中盤が意識して崩しにかかっていたところは良かったと思います。

第1試合でした~!

 

練習試合2011/02/27 – 浦和レッズユースvs明治大学 1-2敗戦・・・激しく戦い抜いた

明治大学八幡山グラウンド2011年2月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

トレセンリーグ最終戦の群馬県トレセンU-16戦が凄く気になりながら、今日は浦和レッズユースの練習試合の観戦になります。

何かと車で遠征の際に環八を通るわけですが、今日の浦和レッズユースの練習試合は、よく通過しているところをちょっと曲がったところにある明治大学八幡山グラウンドで行われました。あ、対戦相手は明治大学になります。

明治大学と言えば、新4年生に鈴木秀史、新3年生に阪野豊史、そして新1年生に矢島倫太郎がいる大学ですね。矢島倫太郎がいるのは分かったのですが、鈴木秀史や阪野豊史が試合に出ていたのかなどはわかりませんでした。今日明治大学で出場していた選手は30番台以降~で新2年生や新3年生中心だったのでしょうか。そういうところが全然詳しくなくてすみません。

さて、試合の話に移ります。

今日のスタメンは以下、

GKが22番三上綾太、DFがセンターバックに28番寄特直人と21番小出啓太、左サイドバックに29番小坂慎太朗、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と34番繁田秀斗、左サイドに39番長谷優、右サイドに17番鈴木悠太、FWが19番高田拓弥

となります。

この試合が始まって、まず浦和の選手達のプレーの迫力にちょっと驚かされました。全体的に、試合開始からかなりガツガツとプレーしており、とにかく運動量が凄かったです。特に19番高田拓弥は相手のディフェンスラインの裏を狙うための前後の動きを相当頻繁に繰り返しており、体力がもつのか心配になるくらい走り回っていました。

実際、この試合では中盤で34番繁田秀斗が全体の距離感を考えながら常に中盤からの攻撃の際に数的優位を作れるような気の利いた動きをしており、そこに14番矢島慎也が絡んで中盤を構成。そして、左サイドの39番長谷優と右サイドの17番鈴木悠太がタイミングでサイドを駆け上がっていくと言う攻め。得点意識の高い17番鈴木悠太の仕掛けも目立っていました。

前半は、そのような中盤の攻撃的な姿勢と運動量で主導権を握ることができていたと思います。

いくつか、良かったプレーを上げますと、19番高田拓弥が裏を狙う前後の動きの中で時折一気に下がって中盤のプレスに回るような流れの中で、激しいプレスから相手ボールを奪い、17番鈴木悠太にパス、テンポ良くミドルシュートまで繋がった場面。また、同じく19番高田拓弥がポスト役となり、ボランチの位置から近い位置に走っていた15番野崎雅也にパス、そのパスをダイレクトで右サイドの17番鈴木悠太側のスペースに出し17番鈴木悠太が仕掛けていく。

更に、中盤からの相手ディフェンダーの隙間を狙った鋭いパス(出したのは14番矢島慎也?)を上手く体の向きとトラップの上手さで収めてラインを一気に突破してあと一歩で得点という場面も見事でした。

この展開の中で先制したのは浦和。中盤の位置でパスを受けた39番長谷優が前線に飛び出した14番矢島慎也の狙うスペース(相手ディフェンダーの間)にスピードのあるパスをだし、そのパスをコントロールしてディフェンスラインを突破した14番矢島慎也が落ち着いてゴール。リードを奪います。

明治大学もどのくらいのモチベーションで戦っているのかは分かりませんが、球際の激しいプレーを見せてくれていて公式戦を見ているような雰囲気で前半はあっという間に過ぎていきました。1-0で浦和がリードという展開ですが、このリードしたという状況で更に明治大学が強く攻めてくることが予想され、経験と言う意味でも非常に良い展開でハーフタイムを迎えました。

後半もスタートは浦和ペースになり、17番鈴木悠太がドリブルで右サイドを駆け上がり逆サイドの39番長谷優へ長いパスを送るも展開が早いためゴール前へ上がる選手の数が少なく、せっかく19番高田拓弥が斜めの動きでディフェンダーを引っ張ったものの、空いたスペースまで上がって来られる選手がいなく、ディフェンスにクロスボールが流れてしまっていました。一連の流れは良かったのでOKです。

ただ、後半の10分過ぎくらいからは、点を取りに来た明治大学が凄く、それまでは大きなピンチもなくディフェンスラインが安定して守れていたものの、一瞬のラインのズレを狙われてそこにパスを通され、そこを突破され同点に追いつかれてしまいます。前半には無かった点を取りにくる時の力強さはさすが明治大学ですね。

明治大学が攻勢に出て押し込まれる時間が多くなり、なかなか攻撃に人数が避けない時間帯が続きます。

後半15分に浦和は19番高田拓弥に代えて24番小峯洋介、39番長谷優に代えて18番堀田稜が入ります。

19番高田拓弥の位置に14番矢島慎也が上がり、14番矢島慎也の位置に24番小峯洋介が入った感じですね。18番堀田稜は39番長谷優がいた左サイドに入ります。

しかしながら、この時間帯は明治大学攻勢となっており、20分くらいにまた失点してしまい1-2と逆転されてしまいます。

交代後の攻撃としては、左サイドの18番堀田稜が2回ほど、持ち味となる左サイドのスピードのある突破から中へ切れ込んでの鋭いシュートを放っていました。一本はクロスバーを叩く惜しいシュートでした。パス交換ではやはり18番堀田稜との関係性でよい距離感に14番矢島慎也がいつもいるというイメージでした。

25分に17番鈴木悠太に代わり23番長坂竜一、2番西山航平に代えて32番西袋裕太が入ります。

この交代で32番西袋裕太はセンターバックの位置へ、21番小出啓太が右サイドバックの位置に入りました。

両サイドにスピードのある選手が入ったことや、明治大学が攻勢ということもあり、カウンターやバックラインから長いボールで狙う攻撃が多くなり、攻められながらもそこを逆手に取った反撃も多く見られました。32番西袋裕太からの縦のロングフィードからの34番繁田秀斗の仕掛け、パスが長くなってラインを割ってしまったものの、29番小坂慎太朗から24番小峯洋介へのロングフィードや、15番野崎雅也からの23番長坂竜一を狙ったロングフィードなど追いつければ一気に得点も狙える形が作れるという惜しい場面が何度か作れていました。15番野崎雅也の時折狙うミドルシュートも良かったと思います。

後半終盤に、22番三上綾太に代わり大石祐輝(大石も背番号は22でした)、29番小坂慎太朗に代わり13番片槙吾、28番寄特直人に代わり20番今泉賢人、34番繁田秀斗に代わり26番カドコダイ・アシカンも投入され、結果的にトレセンでいなかったメンバーやU17日本代表合宿に参加していた新井純平を除いた今日いたメンバーが全てプレーしたことになりますね。

試合結果としては敗れましたが、プレーの激しさや個々の選手の試み、中盤での連携など、かなり良くなっていたと思います。

今回トレセンに参加していたメンバーや新井純平が加わって、更に新しく加わる1年生も含めてチーム内で競走しながら、それぞれのメンバーが特徴を生かして相手によって試合展開によって臨機応変に戦える、ドッシリしたチームになっていく姿を楽しみに見させてもらいますね。

お疲れ様でした。

ではでは!

関東トレセンリーグU-16 2011/02/26 埼玉県vs東京都 1-2敗戦・・・反撃及ばず

ジャーニィー土合グラウンドB

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今週末土日はU16のトレセンマッチデー最終日程となる2日間となります。今日は浦和レッズユースの練習試合もあると聴いていて、トレセンのほうには浦和の選手は行かないかもしれないと最初は聴いていたのですが、数名がそちらに参加することになったということで、ジャーニィー土合グラウンドで行われたトレセンマッチデー埼玉県トレセンU16vs東京都トレセンU16の試合を観戦しました。

今日のスタメンは以下

GK1番河野隼人(大宮アルディージャユース)、DFがセンターバックに3番高野晃大(大宮アルディージャユース)、2番西澤秀平、左サイドバックに7番岸伯富実、右サイドバックに4番飛奈洸太、MFがボランチに8番溝口晃大(大宮アルディージャユース)、トップ下に6番立野峻平と9番中村駿介、FWが左に11番鈴木翔太(大宮アルディージャユース)、右に5番金野僚太、真ん中に16番小曾戸優(浦和東高校)

となります。

控えの中で浦和レッズユースのメンバーは12番高浪祐希、13番佐藤大介、17番大野将平となります。

試合自体は、どちらのペースにもはっきり行かないままに展開されて、前半に東京都が1点を先制し、後半に2点目を奪われ、後半終盤に埼玉県の攻勢の時間帯が続きながら反撃は1点のみだったという流れになります。

この試合では、7番岸伯富実が浦和で見たことがない左サイドバックのポジションで先発していました。前半の攻撃はその7番岸伯富実がいる左サイドにかなり偏っていました。ただ、コンビネーションの部分で問題があるのか、7番岸伯富実があがった時のスペースの対応ができておらずにセンターバックの3番高野晃大に負担が非常にかかり、そのスペースを狙われてピンチになる場面が多くなっていました。最初の失点もそこを狙われたと思います。

攻撃の部分では、組み立てがなかなか上手く行かず、9番中村駿介のところでボールを収めて展開を試みるもキープしている時間が長くなってしまったり、簡単にパスで捌いても周りと呼吸が合わなかったりとリズムが少し悪かったように思います。回数は少なかったですが、6番立野峻平から9番中村駿介を経由してラストパスを16番小曾戸優に出した攻撃などは良かったと思います。また、2番西澤秀平がバックラインからサイドの高めの位置に上がった選手に精度の高いピンポイントのロングパスを送り、サイドからの攻撃がスムーズに展開されていたと思います。

後半に、16番小曾戸優に代わり17番大野将平が入りましたが、後半も全体的にリズムが悪く、中盤のでパスが引っかかる場面が多く、17番大野将平になかなかボールが入っていない印象。後半の途中から、11番鈴木翔太に代わり10番清水和哉(正智深谷高校)が入りました。

後半は、前半と比べると5番金野僚太の右サイドから攻撃される回数が増え、後半終盤にはバックラインからの縦へのロングパスを17番大野将平が受けて5番金野僚太の右サイドへ展開して深く持ち込んでラストクロスという惜しい場面を作っていました。

少し残念だったのは、終始声を掛け合ってプレーはしているものの、何か勝負にこだわるような気持ちの強さがあまり感じられなかったこと。午前中にも1試合行っているというような話も聴いたのですが、それもあってやや疲れが出てしまったのかも!?

明日はユースの試合を見に行くので見られないのですが、トレセンリーグの締めくくりとなる日曜日の群馬県トレセンU-16戦は勝負にこだわってガッツリ勝って、今度のユースの試合の時にブクメに見に来なかったことを公開させるくらいやりきってください!

ではでは!

練習試合 U17日本代表vs長野パルセイロ 2011/02/24・・・見る側の経験不足

御殿場高原時之栖スポーツセンター裾野G人工芝グランド2011年2月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日の平塚にある馬入グラウンドから、静岡は御殿場に場所を移しましてU17日本代表は今日は今期からJFLに昇格する長野パルセイロとの練習試合を行いました。最初時の栖のグラウンドかと思っていたら、誰もおらず、たぶん裾野グラウンドだろうと慌てて移動したらそちらでやはりやっていました。15分ほどの遅刻ですw

新井純平はセンターバックのポジションで1本目のみ45分の試合出場となりました。試合内容は、やはりこれまでに見てきた流れと同様に中盤、前線でボールが収まらず、シュートまでなかなか持っていけず、中盤の23番の選手が上手くボールを捌いて攻撃に繋げる場面が数回ありました。センターバックの位置からの新井純平の縦へのロングフィード、サイドバックの選手からの逆サイド前線へめがけた大きなサイドチェンジなど、これまでにない試みは見られましたが、体格差などがあるのかもしれませんが、やはり前線がそのボールをしっかりフィニッシュまで繋げられず、苦しい状況が続きました。

今日は2本目まで試合を見たのですが、その段階で0-3という結果でした。オフィシャルをチェックすると3本目は0-0だったようですね。

さてさて、タイトルに書いた「見る側の経験不足」に関してですが、これは自分のことで、今回のJFL~J2までを相手に戦ったU17の試合を見る中で、これまで高校1年生(新2年生)以下という年代の選手といわゆるJリーグクラスのチームという試合をしっかり考えてみたことがないため、どこにポイントを置いて見て良いのかわからないのです。

例えば、浦和のトップチームの選手の中にユースの選手が混じってJリーグのチームと対戦する時のそれとは全くチームが違うので、結果として、チームが得点がほとんど取れていないということを当然と考えて良いのか、重視するべきは経験なのだろうか、などなど、勝手に見に行っているのに勝手に色々考えます。

試合を見ていると、相手がプロということでプレーがやや萎縮してしまっている選手もいれば、同等の対戦相手として気持ちで負けずにぶつかっていける選手もいます。個人的には、世界大会という舞台に臨むメンバーということを考えると、このような格上の対戦相手と試合をする場合、この部分が最も重要に感じています。その点では、新井純平は十分アピールできていると思います。

チームと言うことを考えてみていると、例えば大宮アルディージャユースの中山雄希が追加召集で加わり今日の試合の2本目に出ていましたが、プレー自体は堂々としていたもののやはり、チームとして攻撃陣に加わると動きに困っている様子が伺える。

そうなると、国体の埼玉代表のメンバーでやっていたサッカーや、U16リーグに参加していた浦和レッズユースの選手達がやっていたサッカーのほうが良く見えるわけですが、浦和レッズユースの選手達は大学生とは対戦していても、プロに近いカテゴリの大人とは対戦していないんですよね。それでも、同じ対戦相手でもトップ下に中村駿介がいればキープしてくれるだろうとか、小峯洋介がいれば打開するミドルシュートを放つだろうとか、そういう風に考えてしまいます。実際本気でそんなことも考えたりしますが、そういう部分がはっきりしないのは、やはりブクメ自身の観戦経験不足から来るもので見ていてそういう自分が悔しくもあります。

応援しながら、自分もサポーターとして経験させて成長させてもらうことも多いので、こういう機会があることに感謝する今日この頃です(強引にまとめw)

今週末は、浦和レッズユースの試合に行くので、見にいけないのですが、U17日本代表の合宿中の最後の対戦相手となるジュビロ磐田相手に新井純平にはとにかく、ガツガツやれ・・・というか、いつもどおりのプレーをやってもらえばいいと思うんですよね。メンバーを選ぶのは監督ですのでこうすれば絶対良いという安易な言葉は発することはできませんが、今の彼が意識しているプレーをベースとして、どんな状況でもそこだけは崩さず、後は細かいプレーの精度を徐々に高めていけば全く問題ないです。これは断言できます。

ということで、ブクメも経験を積ませてもらったU17日本代表の静岡・千葉合宿練習試合観戦でした。

ではでは!