日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/24 – 1次ラウンド第2日vsベガルタ仙台ユース 4-0勝利・・・この勢いで

大胡総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の2日目になります。

昨日の大宮アルディージャユース戦で後半終盤までビハインドを背負いながらも引き分けに持ち込み、1つの負けが大きく敗退に影響してしまうこの大会で大きな勝点1を奪い取った浦和は、グループ突破を決めるために必須の残り2試合2連勝を目指してまずは、ベガルタ仙台ユース相手に勝利を目指します。

40分ハーフとは言っても、過密な日程の中で行われる大会なので大変です。それ以上に疲労よりもこういう大会では試合ごとにチームの状態が上がっていくことが望ましいわけで、今日の試合は勝利と共に3試合目、決勝トーナメントに繋がる手応えと勢いをつけるための内容が必要になります。

今日の試合は昨年ジュニアユースが高円宮杯出場を決めた大胡総合運動公園サッカー場で行われました。

天気予報では、気温が上がるとありましたが、湿気は多いものの雲が多く比較的やりやすい環境での試合になったと思います。昨日の天然芝から今日は人工芝になったのでそのあたりの変化への対応も必要となりますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目のスタメンから、センターバックが4番小出啓太に代わり18番西袋裕太、フォワードの右が13番金野僚太に代わり7番鈴木悠太になっています。

相手のベガルタ仙台ユースがどのくらいの強さなのかは分かりませんが、第1戦のジュビロ磐田U-18相手の試合を観戦していた人のツイッターなんぞ見ていたら、敗れたものの後半はベガルタ仙台ペースだったようなことが書いてあったので、割と手強いのかもしれないという中途半端な予備情報を持ちつつの試合観戦でした。

この試合は、入り方ということで言えばベガルタ仙台ユースにやられたという印象がありました。

試合開始から、やや押し込まれて決定的な場面を作られるものの相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れると、その後は浦和が落ち着いたプレーを見せ徐々に浦和ペースに変わります。

ここ数試合、中盤で思うように動けていない印象のあった14番繁田秀斗の動きやポジショニングが、この試合では「やればできるじゃん!」と声に出して言ってしまうほど(実際には言っていませんがw)よく、これにより、6番野崎雅也、10番矢島慎也にもパスがよく収まり、結果的に全体的にリズムが出て多彩な攻撃が繰り広げられる試合となりました。

ここにいるべきというポジショニングに上手く入っていることから、14番繁田秀斗は自らシュートを狙える場面も多くなりました。

浦和攻勢の時間に多くのセットプレーのチャンスを獲得し、CKで10番矢島慎也の上げたボールに3番寄特直人が足で合わせて後一歩でゴールのシーンなど、セットプレーでもゴールを匂わせるようなプレーが多く出ていました。

前半序盤は7番鈴木悠太と11番堀田稜がポジションチェンジしていたのですが、7番鈴木悠太が入った左サイドで、5番佐藤大介のオーバーラップをおとりにしてドリブルで中へ切れ込んでの仕掛けを見せるなど相手守備陣を脅かすプレーを見せ、その左サイドでのプレーから先制点が生まれます。

前半20分に、左サイドを縦にドリブルで突破し、深くまで切り込んでクロスボールをあげると、右サイドから中に走りこんだ11番堀田稜がヘッドで合わせてゴールとなります。

普段と逆サイド同士のアシストとゴールと同時に11番堀田稜の珍しいヘッドでのゴールでした。不思議な感覚でしたよ。

テンポよく球が回る中で、今日は12番高田拓弥も結果的に得点はなかったものの、彼らしいプレーが随所に見られ、今日のようなプレーが続けば、今後得点を量産してくれる可能性も高いと思います。

また、前の試合では、ほとんどオーバーラップが見られなかった20番新井純平ですが、この試合では比較的バランスはとりながらではありましたが、多く見ることができました。実際に、パスが渡ってクロスまで行く場面も何度もあり、更に前回はなかったシュートを狙う場面もあり、また、彼ならではかもしれませんが豪快にオーバーラップする動きがディフェンダーをひきつけて、スペースを空けてそのスペースを他の選手が使うというプレーも出ていました。後は、クロスの精度を上げてバリュエーションを増やしていけば、相手に脅威になることは間違えないですね。

前半は1-0で終了。

後半は、早い時間に追加点を取ってしまえばこの試合は一方的にできそうだと思って見ていたのですが、期待通りの追加点があっという間に入りました。

11番堀田稜が相手が守備ラインに厳しいプレスをかけ、インターセプトに成功、すかさず12番高田拓弥へパスを通し、パスを受けた12番高田拓弥が落ち着いて11番堀田稜へパスし、キーパーと1対1の場面を作ってゴール。

見事なインターセプトからのゴールでリードを2点に広げます。

更に、得点にはならなかったものの、中盤からの攻撃の仕掛けで、右サイドの20番新井純平がオーバーラップを仕掛けたところにディフェンダーが全体的に右サイドにつられた所で左サイドのスペースが空き、そこに11番堀田稜が走りこんだところにパスが通り深くまで仕掛けるなど動きでスペースを作る形からの攻撃は見事でした。

後半12分に10番矢島慎也に代わり8番片槙吾が入ります。

後半に入っても14番繁田秀斗の動きの質がよく、経由した攻撃が多く見られました。

一方的な浦和ペースながら、3点目がなかなか決まらないまま試合は終盤となり、迎えた38分。18番西袋裕太からのロングボールが相手ディフェンダーの裏へ抜け、そこを狙って飛び出した14番繁田秀斗が見事に抜け出しキーパーが飛び出してきたところにループ気味のシュートでキーパーに触られるもののボールはゴールに吸い込まれゴール。

見事なゴールで3-0とします。

得点後に、7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、14番繁田秀斗に代わり24番中村駿介、続いて12番高田拓弥に代えて9番長坂竜一が入ります。

終了まで数分というところで、このまま終了するかと思われたロスタイムに11番堀田稜が左サイドをドリブルで切り込み、ゴール前をしっかり見てゴール前の8番片槙吾へパスを通し、8番片槙吾がペナルティエリア右に走りこんだ23番岸伯富実にラストパスを送り、23番岸伯富実が落ち着いてゴール右隅に流しこんでゴール。

この4点目と同時に試合終了の笛がなり、結果的に4-0の大勝となりました。

もう一方の大宮vs磐田の試合がスコアレスドローだったため、得失点差で浦和がグループ1位になりました。今回の結果により、火曜日の磐田戦で引き分けでも1位通過となる可能性がでてきました(大宮が仙台相手に大勝すると得失点差で抜かれる可能性がある。)

もちろん今日の試合で勝利できたことが最も大事なことではあるのですが、今日チームでできたプレーの質の高さというものが物凄く重要であり、今年の浦和レッズユースが目指すサッカーができたことが見ていて嬉しかったですね。自信を持ってプレーすることで、パススピードも上がっていましたし、あれくらいのパススピードで攻撃を展開できれば、これまでに苦戦した相手にも勝つことができていたのにと思ったりもしましたよ。

後は、フィニッシュの部分で今日は決定的なチャンスでもう少し落ち着いて決められていたら、もっと得点できていたというくらい決めなければならないチャンスで決められなかったことが多かったのも事実ですので、これらはしっかり意識して治していく必要があると思います。1点で勝負が決まるような難しい試合では、今日なら許されるシュートミスも後悔の対象になってしまうのですから。

とにもかくにも、楽しい試合でした。次はもっと楽しい試合を見せてください!

自分達のプレーに自信を持って、今日の勢いをそのままぶつけていけば大丈夫です!全国大会は、実力と共に勢いも凄く大事ですからね。

楽しみにしています。

ではでは~!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/23 – 1次ラウンド第1日vs大宮アルディージャユース 1-1引き分け・・・自信を持ってやればOK

玉村町北部公園サッカー場2011年7月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ夏の全国大会となるクラブユース選手権が開幕しました。まずは1次ラウンドのグループステージを突破するための戦いからスタートするわけですが、グループ1位と、2位の上位2位までが決勝トーナメント進出と言う過酷な条件のため、一つでも負けてしまうと厳しい状況になるというのがこの大会になります。

震災のために今年はJヴィレッジが使えないため、U18の大会の会場は群馬県の色々なサッカー場で開催。少し雰囲気が違う中での戦いとなります。

浦和レッズユースは、大宮アルディージャ、ベガルタ仙台、ジュビロ磐田と同組となり、初戦の今日は大宮アルディージャユースと玉村町北部公園サッカー場で対戦しました。

なんで、全国大会のグループステージで大宮とやらなければならないんだという気もしますが、組み合わせですから仕方ないですよね。

さて、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に13番金野僚太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

プレミアリーグでのスタメンと前回の彩の国カップで手ごたえをつかんだメンバーを上手く組み合わせたようなスタメンになりました。

先日の台風の影響で昨日一昨日と涼しかったのですが、その流れで今日も比較的湿度は低めで風が通ると涼しいような気候でしたが、それでも日向はかなり暑かったことや、ピッチ状態も悪かったためにやややりにくい環境ではあったと思います。

まず、得点経過を簡単に書いてしまいますと、

ここ最近の試合と同じような、リズムを作るためのボランチの6番野崎雅也を経由するための仕掛けのパスを奪われてしまったところから始まったカウンターからディフェンスラインを突破されての失点。これが前半の8分。

そして、浦和の得点は後半終盤にPKを得て、そのPKを12番高田拓弥が決めて同点にしたゴール。

これにより結果は1-1の引き分けとなりました。

試合展開は、バランス重視と崩し所、中盤の6番野崎雅也や両サイドの経由役となる中盤の動きがやや足りないところで、リズムが作れないままに奪われてカウンターで浦和の左サイドを多く狙ってくる大宮、左サイドの11番堀田稜のサイドを使って攻撃をしかける回数が多かった浦和という構図ながら、浦和が攻撃を受ける際はカウンター気味に受けるために、ピンチの大きさとしては浦和の方が危ないシーンが多かったと言うしかないかもしれません。

右サイドの並びが13番金野僚太と20番新井純平になったことでオーバーラップを使っての攻撃の場面が多くみられるかと思いましたが、チームの中でバランス重視となっていたのかどうかは分かりませんが、前半に関してはオーバーラップがほとんどなく、このポジションをプレミアリーグから変えた意図というものが少しわかりにくい印象がありました。

サイドバックとサイドの連携というものは少なかったものの、左サイドに通った時には11番堀田稜が仕掛け、右サイドに通った時は13番金野僚太がためを作って中盤の選手を使うという場面も見られました。

ただ、前線の12番高田拓弥のところでおさまらなかったり中盤でテンポよく攻撃のリズムにつなげられないためんに後ろで回す場面が多くなってしまったり、攻撃が停滞することから、10番矢島慎也が個人技に余計に運動量を使わなくてはならないような、少し悪循環にもなっていました。

前半の終盤に、そのあたりをケアして6番野崎雅也がボランチよりも更に低い位置に下がってディフェンスラインに近いところでバランスを取りながら、サイドバックを使って攻撃しようとする意図は見られたのですが、思うようにはなかなか行かないようでしたが、それでも前半の終盤は攻撃のリズムが良くなり、同点に追いつけそうな場面もできつつ、終了。

後半に入っても、途中までは思うような形は作れてはいなかったと思いますが、前半の大宮のものすごい集中力が欠け始めたこともあり浦和が攻勢に出る場面も多くなってきました。

やや前線でボールを収めることには苦戦していた12番高田拓弥でしたが、サイドに近い距離に動いて20番新井純平の攻撃参加の起点になったり、自らでシュートを放ったり、前半に比べて得点に近づくための動きの質が上がってきました。

惜しい場面も作りながら0-1のまま試合が進み、後半20分に11番堀田稜に代えて21番関根貴大、13番金野僚太に代えて7番鈴木悠太が入り、この交代により右サイドでの攻撃にスピードが加わり相手ゴールを脅かす場面が増えて来ました。

7番鈴木悠太がいつものサイドに縦に攻め上がるパターン以外に中にドリブルで切れ込んでいくプレーを見せ、このような攻撃により相手の守備を混乱させることができていました。

後半30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が投入され試合終盤は、相手が守備に重点を置いたこともありますが、浦和が攻めこむ、惜しくも決まらないという場面が何度もありながら、それでも決まらないままに時間が過ぎて行きます。

そんな中で、最後の最後にペナルティエリア内で倒されPKを獲得して同点へとなっていきました。

同点ゴールの後、12番高田拓弥のボレーシュートなど相手キーパーの好セーブがなければ得点になっているだろうというシュートもあったり、10番矢島慎也が前線でキープして攻撃につなげたり、少ない残り時間の中で逆転のチャンスもなかったわけではないと思います。

試合終盤に、最後の交代枠で14番繁田秀斗に代わり8番片慎吾が入ります。

交代枠を全て使い尽くし逆転ゴールを狙ったものの1-1の引き分けに終わりました。

負けたら、かなり厳しくなるグループステージで引き分けに持ち込んだことはかなり大きいです。

また、確かに失点につながってしまっていることが多いのは事実ですが、浦和がリズムを作るためのパス回しは、自信を持ってやり続けるしかないと思います。前に書いたかもしれませんが、できるなら自信を持ってやるしかない。それがだめかもと思ってできないならやり方を変えるしかないわけですから。

とにかく、自信を持ってやってください。中盤の距離感をもっと大切にしてみてください。そして、やはり右サイドバックに20番新井純平をスタメンで起用するのであれば、持ち味であるオーバーラップからの攻撃参加をチームの中で使うような意図をもっと出しても良いような気もします。

良いバランス、悪いバランス、この辺りの駆け引きができれば浦和のチームのリズムを大きく崩さずに相手に脅威となる攻撃を仕掛けるためのオプションに必ずなると思います。

ということで、今日の良かった時間帯を大切に思いだして、増やして残り2つはしっかり結果を出して上へ進みましょう!

明日の試合を楽しみに見させてもらいます!!

お疲れさまでした。

ではでは~!

 

 

浦和レッズアカデミー卒業生関連 2011/07/21 – ルーキーリーグU16 帝京高校vs市立船橋高校・・・4人の浦和レッズジュニアユース出身者

清瀬内山グランド 2011年7月21日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

学生が夏休みに入ったことから、しばらくは平日開催の試合も多いシーズンとなるわけですが、浦和レッズユースのBチームはFC東京主催の大会に参加しているようですが、施設の都合上見学できないということで、行っても観戦できないようで残念。しかしながら、これにより昨年の浦和レッズジュニアユース卒業生が4人行っている帝京高校のルーキーリーグの試合を見に行くことができました。

ご存知の方も多いかと思いますが、帝京高校は東京の高校ですが、ホームとして使っているグラウンドが西武台高校のグラウンドに近い、清瀬内山グラウンドということで浦和付近に住んでいる者にとっては非常に足が運びやすい場所にあります。

帝京高校は、私の父の母校と言うことで(父はサッカー部には縁もゆかりもないですがw)、小さいころから高校サッカーや高校野球ではなんとなく帝京高校を応援するという流れができていたりして愛着がありつつ、そこに浦和のアカデミー出身の選手が増えているということで、当然浦和サポブクメとしては、毎度書いていることですが浦和レッズがらみのチームと対戦した場合には、もちろん浦和を応援するのですが、それ以外では帝京高校を(というより、帝京高校で浦和レッズアカデミー出身者が活躍している姿という方が的確かもしれませんが)気にしながら日程が合えば応援に行きたいと思ったりしているわけです。

ちなみに、帝京高校は2年生に大野耀平と細田龍太がおり、1年生に都築洋平、中林佑太、武藤稜、柳下大樹がいます。今日はルーキーリーグということで、1年生のみの試合で、4選手全ての選手がプレーしている姿をみることができました。

浦和レッズの下部組織が目指すサッカーとは、結構違うプレースタイルに若干の違和感を覚えつつ、そういう中でプレーをしているためか、やや迷いがプレーに出ていて本来見せていたようなプレーが上手く出来ていないという印象を持ってしまったというのが正直な感想です。

現時点で多くの選手がつなぎよりも放り込み重視でやってしまっているサッカーの中で、中林佑太や都築洋平が時々見せる中盤での細かいつなぎへの試みなどがチームに浸透していくと面白くなっていきそうな雰囲気はありました。

その高校の色やチームが目指すコンセプトなどがあると思うのでなんとも言えませんが、ブクメ自身はチームの色に染まってプレースタイルをこれまでのものから変えるよりも、この4人がこれまで浦和でやってきたプレーをチームに加えて結果を出して納得させるような方向で進んで行くと良いな~と試合を見ながら思いました。

ちなみに、この試合は3-2で帝京高校が逆転勝利しました。攻撃の形がなかなか見えない帝京でしたが、勝負強さを見せましたね。

環境自体が全く変わって、大変なことも多いかと思いますが、そこを乗り越えて活躍してくれることを心から願っています。

今年は、幸運にも浦和レッズユースのU16リーグでの対戦相手だったということもあり、浦和東高校の木所和樹、西武台高校の池永夏月、そして昨日は帝京高校の4人も見られ、思った以上に高校に進学した昨年の中学3年生のプレーを見ることができています。上手く日程がわかって行けそうであれば、他の選手たちの高校でのプレーぶりをなんとかこの夏に見られればな~と思っています。

ではでは~。

 

練習試合2011/07/18 浦和レッズユースvs滑川総合高校 11-0勝利・・・シュート打たれてないかも!?

レッズランド2011年7月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中の彩の国カップの尚美学園大学から場所を移りまして午後からはレッズランドで滑川総合高校との練習試合を観戦してきました。今日は、トレセンマッチデーのため、多くの1年生がそちらに参加していることもあり、浦和は余剰3人のみでほぼフル稼働。対する滑川総合高校は結構な人数でしたので、浦和にとっては体力的にも試される練習試合にもなったと思います。

試合形式は35分×3本

得点がたくさん入りましたので、まずスタメンと得点経過をざっと書き出しますね。

1本目(4-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と6番副島暢人、右サイドバックに2番上野文也、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに32番條洋介、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に28番長谷優、左に8番倉本隼吾、真ん中に19番大野将平

得点者:2番上野文也(10分)、28番長谷優(15分)、19番大野将平(25分)、27番小峯洋介(30分)

2本目(2-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番今泉賢人と15番小出啓太、右サイドバックに5番西山航平、左サイドバックに26番小坂慎太朗、MFがボランチに21番繁田秀斗、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に8番倉本隼吾、左に28番長谷優、真ん中に19番大野将平

得点者:2番今泉賢人(25分、30分)

3本目(5-0)

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに2番上野文也と6番副島暢人、右サイドバックに15番小出啓太、左サイドバックに5番西山航平、MFがボランチに32番條洋介、トップ下が27番小峯洋介と25番岸伯富実、FWが右に21番繁田秀斗、左に28番長谷優、真ん中に19番大野将平

得点者:27番小峯洋介(15分、20分)、28番長谷優(25分)、25番岸伯富実(30分)、32番條洋介(35分)

 

例の如く、練習試合仕様の背番号のため、やや混乱しますね。2番は二人で間違えありません。対戦相手の滑川総合高校ですが、ちょっと力の差が大きいようで、この相手に対してのプレーでどこまで良い悪いを判断して良いのかわかりませんが、2本目のやや相手の集中力が高かった時に攻撃で停滞した中でセットプレーで2番今泉賢人が2点決めたのが印象的でしたね。また、27番小峯洋介の攻撃意識やプレーの質がよく実際にトータルで3点取っているのですが、全体を通してよかったと思います。

また、今日はボランチの位置で多くの時間出場していた32番條洋介ですが、相手のプレスが弱いのでボランチとしてのプレーの良い悪いは判断し難いものの、球捌きの強弱や攻撃の際のパスの試みはやはり少し独特のものを感じます。周りとの呼吸が合ってくると面白そうです。

5番西山航平が左サイドバックの3本目にオーバーラップして深い位置からのクロスで28番長谷優の得点をアシストしていたのもある意味印象強かったです。

タイトルに書いたような、シュートを全く打たれていないということはないとは思うのですが、特に3本目の35分間は、1番三上綾太はバックパスの時くらいしかボールを触っていなかったのではないかと思うくらい浦和の守備エリアに相手が侵入してこなかったと思います。

こういう試合になると、なかなかアピールが難しいとは思いますが、集中が切れそうな3本目での5得点は見事でした。

体力的に過酷な天候、状況の中お疲れ様でした。

ではでは~。

 

第16回 彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会2011/07/18 – 1回戦vsホンダルミノッソ狭山 5-1勝利・・・きっかけにして欲しい

尚美学園大学グラウンド2011年7月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

4月に大宮アルディージャユースを下して彩の国カップの2種クラブ代表枠を獲得した浦和レッズユースの天皇杯出場を目指す本戦が今日からスタートしました。社会人や大学といったカテゴリ上の相手と戦う貴重な場でもあり、その先に天皇杯がある大会というものの、これまでは日程の都合上なかなか本気で狙いに行くことがなかったのも現実なのですが、今年はプレミアリーグがスタートした関係で日程に少し余裕ができ、本気で勝ちに行くというような話も聴こえてきます。

ユースを応援する立場からすると、天皇杯でJのクラブとユースが真剣勝負する試合を応援するのはある種の夢であり、そういう話を聞いたからには期待せずにはいられない。

そんな浦和レッズユースの初戦の対戦相手はホンダルミノッソ狭山となります。浦和レッズユース卒業生の池田涼司が所属するチームですね。最近は余り調子が良くないようですが、それでも関東リーグで戦っていた経験値のある強敵と言う印象がありました。

この試合のスタメンは以下、

GK16番高浪祐希、DFがセンターバックに19番西澤秀平、18番西袋裕太、左サイドバックに3番寄特直人、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番佐藤大介と8番片槙吾、FWが左に11番堀田稜、右に26番金野僚太、真ん中に12番高田拓弥

控え:1番三上綾太、2番西山航平、4番小出啓太、7番鈴木悠太、10番矢島慎也、14番繁田秀斗、24番中村駿介

ここ数試合のプレミアリーグのスタメンと比べると数人の選手の変更やポジションの変更などもありますが、チームの軸となるボランチの位置に6番野崎雅也がいて、フォワードの真ん中に12番高田拓弥、左サイドには11番堀田稜とプレミアリーグ同様の選手をポイントポイントで配置するメンバー構成になりました。

20番新井純平は、U17ワールドカップ後、初のスタメン出場になります。5番佐藤大介のトップ下、左サイドバックの3番寄特直人というポジションの変更はブクメは見られなかったのですが、那須での順位決定戦の時に試して見た方に聞くと機能していたとのことで、楽しみな布陣。

また、6番野崎雅也と8番片槙吾の中盤の組合せは、以前臨機応変に状況によってはダブルボランチのような配列にしたり入れ替わったりで機能していた布陣。

右の26番金野僚太と右サイドバックの20番新井純平の縦の並びは、昨年のU16リーグでも機能していた布陣。 

このような布陣でどのような戦いを見せるのか色々妄想していました。

昨年のこの大会では1回戦で社会人クラブを下して2回戦で大学のチームに敗れたのですが、カテゴリ上のチームの場合は試合の駆け引きに長けているチームが多く、はまると一気に試合を決められてしまうので最初10分くらいが鍵かと思っていましたが蓋を開けてみると、(後で聞いて見るとホンダルミノッソ狭山が仕事との兼ね合いで万全ではないなど、チーム状況やメンバーの組み方がベストに出来なかったなど聴きましたが、)思った以上に駆け引きはしてこないし、抑えるべきところへのプレスが緩いなど、やや拍子抜けなところもありつつ、浦和が本来の戦い方を思うように実践できたこともあり、浦和の圧倒的攻勢で展開されていく試合となりました。

思った以上に6番野崎雅也を自由にさせてくれ、8番片槙吾が気の利いた動きをする、更に12番高田拓弥の動きにディフェンダーがひきつけられ、本来なら通り難い縦の真ん中のスペースが空き、そこに8番片槙吾が走りこんで6番野崎雅也からのパスを受けてシュートを狙うという場面がこの試合何度も作れていました。

先制点もその形で、6番野崎雅也が縦に入れたボールを8番片槙吾が受けシュート。キーパーが触るもののボールはそのままゴールに吸い込まれゴール。前半8分に早くも浦和が先制します。

また、今日は左サイドの11番堀田稜がサイドばかりではなく、中央に切り込むなど攻撃のパターンを増やして工夫して攻撃していました。この組み合わせは相手が絞りにくくなるので良いと思います。

また、今年は左サイドバックで守備的な部分での意識も強くなっている5番佐藤大介はトップ下の位置で本来の攻撃的なプレーを思う存分見せてくれました。

更に試合開始からしばらくは、バランスを取るためにあまりオーバーラップを見せていなかった20番新井純平が、20分辺りから行けるチャンスでオーバーラップを仕掛ける回数が多くなり、そのオーバーラップから深くまで切り込んでのクロスボールに5番佐藤大介が合わせて前半25分で2点のリードを奪います。

更にその10分後の35分に26番金野僚太が上手くタメを作り、絶妙のタイミングでオーバーラップを仕掛けた20番新井純平にパスを送り、深い位置からのクロスに再び5番佐藤大介が合わせ3点目。

前半終了間際にパスミスからの反撃で1点返されるものの、1-3と2点のリードで前半を折り返します。

後半に入ると、右サイドの26番金野僚太が前半は、周りを使って組み立てる割合が多かったところを自らの攻撃に割合多く割くようになり、右サイドでボールを受けるとドリブルで仕掛ける回数も多くなり、この攻撃的姿勢で後半20分に見事なゴールを生みます。右サイドのやや角度がないところから、豪快なシュートを叩き込み、1-4とします。

この得点の後、11番堀田稜に代えて7番鈴木悠太を投入し、その後5番佐藤大介に代えて24番中村駿介を投入します。

前半同様、6番野崎雅也が自由にプレーできる状況と前線の動きにつられてスペースをあけてくれることが度々あり、このスペースを狙って何度も決定的なチャンスを作っていたのですが、この形で試合を決定付ける5点目が入ります。

6番野崎雅也が縦の開いたスペースに鋭いパスを通し、抜け出した24番中村駿介が落ち着いてゴール。

これで5-1となります。

この得点の後、35分に12番高田拓弥に代えて10番矢島慎也を投入。この10番矢島慎也からオーバーラップした20番新井純平がゴール前まで持ち込む惜しい場面や、逆にオーバーラップした20番新井純平からのクロスに10番矢島慎也が合わせるなど更なる追加点のチャンスはあったものの、結果的に5-1のままで試合は終了となりました。

これで、浦和レッズユースは今月末に2回戦で城西大学と対戦することになりました。

さてさて、今日の試合は来週末にクラブユース選手権で全国NO.1を目指す浦和レッズユースにとっては、様々な点でプラスの要素を与えてくれました。

まず、相手が比較的自由にやらせてくれたこともあり、最初の頃にできていた浦和が試合を支配する形というものを感覚的に取り戻せたと思います。11番堀田稜、7番鈴木悠太のサイドからのスピードのある攻撃。中盤のバランスをとりながら、バックラインからの18番西袋裕太の正確なロングフィード。大前提となる攻撃パターンが何度も見られました。

そして、先ほど書いたように縦ばかりではなく中への仕掛けを見せた11番堀田稜の動きや、26番金野僚太が見せたような、サイドバックの上がるスペースを作りためて攻撃参加させる動きや、自らも動き回って狙える時には狙う姿勢。また、ボランチ経験も豊富な8番片槙吾と6番野崎雅也が組むことにより、ポジションを入れ替わったり、相手のプレスがきつい時にはダブルボランチで起点を分散させて相手に簡単に狙われにくくする試み。

更に、サイドバックの攻撃参加を効果的に使うというバリュエーションも見えました。

もちろん、週末の全国大会になればプレミアリーグ同様に浦和の長所を潰そうと研究した相手が起点となる6番野崎雅也やサイド攻撃を封じるための試みなどしっかりやってくるのは当然で今日のようにすんなりは行かないと思いますが、今日やれていた動きをしっかり実践できれば、研究されても対応できないようなサッカーが必ず出来ます。

正直な所、浦和レッズユースがやっているサッカーの方向性は間違っていないのに連敗で流れが悪くなってそのまま全国大会を迎えるのは状況として良くないなと感じてはいたのですが、今日の試合があって本当に良かったと思います。この試合をきっかけにして、全国でも浦和レッズユースのサッカーの強さを見せつけちゃって下さい。

彩の国カップの次戦の戦いに関しては、全国大会で浦和のサッカーが実践できていれば、相手との駆け引きで負けなければ簡単ではないとは思いますが、十分勝利することはできると思います。

自信を持って、戦ってくださいね!

ではでは~。

 

練習試合2011/07/17 浦和レッズJrユースU14vs町田ゼルビアJrユースU14 6-1勝利・・・チームコンセプトに成長が見られた試合

レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日の青森からホーム浦和へ戻り、今日はレッズランドで行われたジュニアユースU14の練習試合を観戦してきました。試合に少し影響するため良いか悪いかは別として、強い風が吹いていたため、多少はいつもよりはましだったものの、最も気温が上がる14時キックオフと言う過酷な環境の中での試合となりました。

対戦相手は町田ゼルビアJrユースとなります。

練習試合なので変則的な30分×3本という試合形式になります。

1本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに17番水上真、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに4番小木曽佑太、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介と20番渡辺将矢、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

となります。

前回見たのがちょうど1ヶ月前のメトロポリタンリーグで1本目のスタメンを見る限りでは、何人かスタメン変更はあるもののポジションなどは大体前回と同じところでプレーしていたと思います。

相手チームのレベルと言うものが、今ひとつ分からなかったものの試合は一方的な展開となりました。一方的とは言っても、体格差やテクニックの差で個人で行うサッカーでというこの世代でよくある光景ではなく、チームで連動性を持って考えて行うサッカーで圧倒という印象で難しいサッカーをやろうとしているな~という印象。

ボランチの3番石井康輝を経由してよい距離感で15番松尾佑介や10番中塩大貴が絡み、サイドのスペースが開いたら一気にサイドチェンジや縦へのロングボールで打開、細かいワンツーで突破する仕掛けなども見られました。

そのいくつかを挙げると、4番小木曽佑太から一気に左前線の12番信沢啓人へ通しての攻撃、10番中塩大貴から右サイドの7番川上開斗へ渡し、以前ならドリブルばかりで攻める(攻めきれる)ことも多かったものの、近い距離に入った17番水上真誠を一旦経由し、ワンツーで一気にディフェンダーを抜き去っての仕掛けなどチームプレーで圧倒している姿が頼もしかったですね。

圧倒的な支配の中で、前半5分に中盤でゴールに背を向けてボールを受けた15番松尾佑介が反転してテクニックでディフェンダーを抜き去ってゴール。細かいチームプレーの中で仕掛ける時には個人技で仕掛ける形が効果的に作用しての先制点となりました。

先制点の後に相手が取り返すために少し前掛かりになった時にやや中盤で慌ててボールを捌こうとしている時にキーパーの16番大川圭為がしっかりコーチングで指摘できていたのも良かったですね。

このような良い部分ばかりが目立った中で、20分に追加点が入ります。ちょっと目を離していた時のゴールだったので誰のゴールだったか定かではありませんが、たぶん15番松尾佑介だったと思います・・・たぶん。

このゴールの後、4人交代し以下のような布陣になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに4番小木曽佑太、13番東伸幸、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

メンバーを4人交代しても、基本的なコンセプトは変わらず浦和が支配する試合で展開されていきます。

その中でも、14番堀内千寛の動きがかなり的確で効果的で印象に残りました。

ディフェンスラインに近い位置のやや真ん中あたりの低い位置のスペースでパスを受けた14番堀内千寛がドリブルで持ち上がり、左に開いた11番新納大雅とワンツーで抜け出し更に左前線のスペースへ持ち上がり開いた真ん中のスペースに11番新納大雅が入ったところへパスを通し、得点にはならなかったもののスペースを使う動きと作る動きの両方を上手く生かした攻めでチャンスを作っていました。

その14番堀内千寛を起点として右サイドの7番川上開斗へパスを通し、今度は個人技で突破を仕掛けた7番川上開斗が見事に抜き去ってゴール。これで3-0となります。

更に、そのすぐ後に再び7番川上開斗が相手のラインが下がりすぎているところをしっかり見てシュートコースが開いたところでミドルシュートを突き刺し4-0。

更に、20番渡辺将矢が止まってパスを受けるのではなく、開いたスペースへ走りこんだところにパスが通り、右サイドを駆け上がっていた7番川上開斗へテンポよくパスを通し、そのままドリブルで持ち込んでシュート。キーパーが弾いて混戦のところをつめていた11番新納大雅が押し込んで5-0。

1本目の30分で大量5点のリードを奪います。

2本目のスタメンは、

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに12番信沢啓人、センターバックに10番中塩大貴、17番水上真、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に20番渡辺将矢と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に19番和久井大輔、真ん中に11番新納大雅

となります。

2本目も試合自体は浦和が支配していたものの、大量リードや暑さや強風など少し楽をしたくなるような要素が多くあったからかもしれませんが、1本目に比べるとやや集中力が欠けていたり個人技に走ってしまうところが多くなっていたような気がします。それでも、レベルの差があるため、ゴール前まで攻めきってしまうことが多いものの、例えば19番和久井大輔がドリブルで仕掛けた際には完全に抜き去ってしまったものの、フィニッシュでシュートが雑になってしまい浮いてしまったり、中盤でリズムを作ってということを省略してサイドの選手に簡単に預けて仕掛けさせるという回数がやや多くなった気がします。

この2本目は15分に14番堀内千寛のゴールでの1点のみとなります。

この2本目でも20分に数人一気に交代となり、以下のような布陣に変わります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に15番松尾佑介と6番影森宇京、FWが左に14番堀内千寛、右に9番田中拓真、真ん中に11番新納大雅

この後は得点が入らず2本目が終了。2本目の最後に14番堀内千寛から11番新納大雅への縦パス、その11番新納大雅を追い越して8番高橋聡史がオーバーラップを試みて、そこをシンプルに使ってという攻撃も試みとしてよかったと思います。

3本目のスタメンは以下になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに17番水上真、左サイドバックに8番高橋聡史、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に15番松尾佑介と19番和久井大輔、FWが左に12番信沢啓人、右に11番新納大雅、真ん中に14番堀内千寛

3本目で良いプレーとして印象に残ったのが

3番石井康輝から左の12番信沢啓人へパス、テンポよく19番和久井大輔に繋げパスを出した12番信沢啓人はゴール前のスペースへ走りこみ、最終的のその12番信沢啓人へラストパスが通りという展開。得点にはなりませんでしたが、この一連のプレーは動きや狙いが良かったと思います。

3本目の15分に再び数名交代して以下のような布陣になります。

GK16番大川圭為、DFが右サイドバックに2番新井克之、左サイドバックに10番中塩大貴、センターバックに13番東伸幸、4番小木曽佑太、MFがボランチに6番影森宇京、トップ下に15番松尾佑介と20番渡辺将矢、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

この3本目では15分に1点返された後にやや守備が慌ててしまうというところがありましたが、結果的にその後は相手の反撃も抑えきったものの、得点はなく終了しました(終盤に数名交代がありましたが、チェックできませんでした。)

試合トータルでは6-1で大勝。細かく見ると1本目が5-0、2本目が1-0、3本目が0-1という結果になりました。

前回からの一ヶ月間で更にチームの戦い方の狙いが浸透してきている印象がありつつ、まだ集中が切れると個に頼ってしまう所もありますが、メンバーが変わってもやるサッカーのバランスは崩れず、そこに個々の持ち味が随所に見られる面白い試合が見られました。

攻撃の部分ばかり書きましたが、守備の部分の安定感も増してきていましたし、レベルの高い相手とやってどのくらいこのサッカーが通用するのかを見て見たいと思う今回の練習試合でした。

暑い中、強風の中、お疲れ様でした。

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/07/16/ 第9節 vs青森山田高校 1-3敗戦・・・簡単だけど難しいこと

青森山田高校2011年7月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週の札幌遠征に続き、今週も浦和レッズユースにとって過酷な遠方遠征となる青森遠征。第9節の対戦相手は青森山田高校・・・というよりも、今の浦和レッズユースにとっての敵は自らになっているとも言えるのかも知れません。

この試合のスタメンは以下、

GK16番高浪祐希、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:1番三上綾太、18番西袋裕太、19番西澤秀平、23番岸伯富実、28番関根貴大、となります。

前節のコンサドーレ札幌U18戦からキーパーが16番高浪祐希に代わり、右サイドに7番鈴木悠太が復活と言う布陣になりました。

試合開始から、ディフェンスの集中力が感じられ、まずは相手の勢いを凌ごうと言う意図が感じられる試合の入り方をした浦和でしたが、リズムを掴むために重要な6番野崎雅也のところのマークがきつく、ディフェンスラインからの攻撃の起点として6番野崎雅也にボールを入れられずに、サイドサイドに偏った形になり、更にこれは最近どの相手もやってくるのですが、浦和のスピードある攻撃で相手の脅威となる両サイドのスペースを空けないように集中して守られる形を青森山田も当然の如くしっかり行ってきたことから、サイドの選手を使った攻撃が引っかかりロングボールからカウンターという形を作られ、守備の意識は高いものの、リズムを作るためのパス回しができないままに、自信を持ってパスを回せないように見えました。

前線でのプレスが激しい青森山田でしたので、ある程度絞りやすい形にはまってしまった中で狙いやすい状況もあり、ディフェンスラインからのパスを狙われ奪われてしまい、10分まで行かない所で早くも失点してしまいます。

浦和も3番寄特直人が何度かロングフィードを使った大きな展開で打開を図ります。失点後のチャンスとしてそのロングフィードから11番堀田稜が仕掛け、10番矢島慎也へパス。そこからシュートを狙うも決められず。

守備ラインのところが、不安定な中で、やってはいけない2失点目を早くも15分に決められてしまい、バランスをとろうとする試みが逆に消極的なパス回しになってしまっているところで苦しい展開になってしまいます。

2失点目以降は、11番堀田稜がサイドばかりではなく、中に切れ込んだり、そこに10番矢島慎也が絡んだりと工夫した攻撃を見せることで青森山田のハーフで攻撃を仕掛けられる回数が徐々に増えていきます。

前半の内に1点返しておきたいところでしたが、前半は0-2のまま終了。

後半に入り、3番寄特直人がタイミングで攻撃参加するなど、普段ではあまり見られない狙いを見せることで相手の守備をやや混乱させることに成功し、後半の序盤は浦和ペースで試合が展開されます。6番野崎雅也を経由して14番繁田秀斗、10番矢島慎也、11番堀田稜と細かいパスでテンポよく仕掛けるような前半には見られなかった展開も作り出すことができたり、打開するために10番矢島慎也が個人技で打開してミドルシュートを放つなど、前半に比べて圧倒的に得点の臭いがしていたものの、得点には至らないまま迎えた後半20分に、ゴール前でフリーキックを与えてしまい、ここで相手のトリックプレーに引っかかってしまい、致命的な3失点目を喫してしまいます。

その後、2番西山航平に代えて19番西澤秀平が入り、その後、5番佐藤大介に代えて18番西袋裕太が入りますが、この交代の意図が得点を取りに行くための交代には感じられず、どういう意図なのかな~と思いつつ、試合が進み、残り10分くらいのところで12番高田拓弥に代えて28番関根貴大、14番繁田秀斗に代えて23番岸伯富実が投入されます。

28番関根貴大が前線で力強くボールをキープして惜しいチャンスも何度か生まれたものの、残り時間が少なすぎて結局試合終了間際にPKを得て、10番矢島慎也が決めて1点返したものの試合はそのまま1-3で終了となりました。

とりあえず、見ていた側として出そうな感想として、審判の判定がブレブレでやばかったとか、3点取られた時点でこの試合は経験を積むため、2日後の彩の国カップへ向けて主力を休ませることや、トレセンに参加する選手を余り疲れさせないために遅く起用するという目的の試合にするとベンチが判断しているのかと考えた方も多かったと思いますが、それはそれとして、選手達の気合いの入り方とは裏腹にこういう結果になってしまったことについて少し自分は書かせてもらいたいと思います。

ちょうどクラブユース選手権の予選の横浜FC戦辺りから、分かりやすいくらいに浦和の長所を潰すための研究をしてきているというチームが続き、選手達としても、やりにくい状況になってきているのは明らかになっています。

そんな簡単なものではないですが、両サイドの選手が走るスペースを与えない自由にさせないような試みと、攻撃の起点とリズムを作るポイントとなるボランチのところを経由させないようなプレスのかけかたとか、わかりやすいことをされていて、それにはまってしまっている。上手くいかないから、少し消極的になってしまっている。

これが、苦戦の要因だとは思います。

確かに、相手チームの場合は入ってしまうような惜しい場面が浦和の場合にはことごとくゴールからそれてしまうなど少し運の無い所もあるとは思います。

結果には結びついていませんが、相手の研究にかからないような工夫が見られているのも確かで、青森山田高校との試合で言えば、11番堀田稜がサイドばかりではなく、中へのドリブルを試みることを何度か加えたことで相手守備陣は明らかに混乱していましたし、それにより開いたスペースに5番佐藤大介が上がったり、10番矢島慎也がサイドに流れたり、効果的な場面もありました。

3番寄特直人の攻撃の仕掛けも、効果的に作用していました。

攻めで停滞しそうな時の試みとしては、このような工夫を続けていけば全く問題ないと思います。

問題は、失敗を恐れるメンタリティが先行してしまっていることなのかもしれません。

本来であれば、浦和の形を作ってバランスの良い流れを作って、それでも相手が浦和の攻撃パターンを研究してきて崩しきれない時に工夫して打開していく流れになるべきが、その前の段階で相手に主導権を奪われてしまい、ビハインドを返すために工夫するという悪循環になってしまっています。

浦和のチームバランスがボランチにあるのであれば、そこを徹底的に狙われた時には主導権を握るまでは2ボランチにしても良いと思います。今年のチームは考えてプレーすることができる選手が多いと思いますので、良い意味での「臨機応変」を見せて欲しいです。頑ななバランスではなくて、柔軟性のあるバランス。簡単そうで結構難しいとは思いますが、今年の浦和がやろうとしているサッカーの完成形は、相当レベルの高いところにあると思いますので、これらの実践を強いメンタルを持って行うべきだと思います。

「何?ボランチを徹底的にマークしてくんの?じゃあ、その分そっちが手薄になっているところを突いてやるよ。」

くらいの意識で。人数は同じなんですから、相手が過剰に対応する場合はその分どこかが手薄になるわけですから。

メンタルだけでサッカーは勝てるものではないことは、あるところを見ていれば分かると思いますが、今年作り上げてきたベースとなる戦術は浦和レッズユースにはあるのですから、そこで自信を失わないで下さい。自信を持ってください。絶対どこ相手でも通用するベースを持っているんですよ。

なんか、まとまらない文章になってしまいすみません。

2週連続の遠方遠征お疲れ様でした!

ではでは~!

 

埼玉県U-16リーグ2011 06/16 vs 西武台高校 0-1敗戦・・・こういう試合も必要

与野八王子グラウンド2011年7月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U16リーグも第4節になります。前節第3節の大宮アルディージャ戦は見られなかったのですが、勝利したということで全勝で向かえる今日の第4節は、西武台高校との対戦となります。西武台高校の1年生には浦和レッズジュニアユース卒業生の池永夏月やユースの小出啓太の弟、他にも注目されている選手がいるとかいないとか(余り詳しくなくてすみません。)

埼玉県の高校の中でも結果を出している高校ですので、難しい試合になることが予想される試合でした。

この試合のスタメンは以下、

GK23番吉野雅大、DFが右サイドバックに35番細田真也、左サイドバック3番森亮太、センターバックに2番上野文也、6番副島暢人、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に、32番條洋介、42番中村透、FWが真ん中に5番進昂平、右に8番倉本隼吾、左に7番広瀬陸斗

となります。42番中村透とベンチに入っていた41番勝野瑛はジュニアユースの3年生になります。

西武台高校では池永夏月が15番をつけてトップ下でスタメン出場していました。小出啓太の弟は出ていなかったようです。

まず、浦和相手に戦ってくる高校生のチームという構図の場合には、当たり前のようにこうなるのですが、相手チームのモチベーションの高さが伝わってきました。運動量や激しさなどがかなりありました。

対する浦和ですが、ややリズムが悪いと言うか、各選手の動きが一歩ずつずれている印象がありました。

前線の5番進昂平にボールが入った後に周りの動きが少なかったり、サイドからの飛び出しのタイミングが一歩ずれていたり、良いときの攻撃のテンポの良さが出せていないなかで、攻撃して奪われてカウンターを受けてという悪循環がありつつ、思った以上に西武台のサッカーがしっかりしていてサイドがスピードある攻撃を仕掛けてきたり、センターバックからの正確なフィードなど、攻から守への切り替えが少し遅れると鋭く反撃されるという展開で試合が進んでいきました。

浦和の攻撃では、細かいパス回しでリズムが合わないものの、6番副島暢人のロングフィードで7番広瀬陸斗へ通した場面や、35番細田真也から大きなサイドチェンジを5番進昂平に通した場面など、大きな展開を狙う際の精度の高さは目を惹くものがありました。

前線でのリズムが悪い中でセンターバックの6番副島暢人の持ち味であるバックラインから持ち上がっての攻撃参加も多く見られましたが、その際の守備のバランスも、もしかすると今日は齋藤一穂がいなかったからかもしれませんが、上がった後にバランスが崩れることも多く、反撃されると対応に苦労している様子もありました。

力の差が大きな相手であれば、それでも特に問題はなかったと思いますが、西武台のやってくるサッカーが思った以上にしっかりしていて、いつもなら回避できる部分でピンチになったりしていた場面も多くありました。

相変わらず、32番條洋介は独特のパスセンスや仕掛けで通ったら大きなチャンスに繋がるという絶妙のパスを狙っていたのですが、周りの反応が少しずつ遅れていてなかなか通らないのが残念でした(これに反応できると、一気に攻めあがれるという意味で。)

前半は、0-0で終了。

後半から、キーパーが23番吉野雅大から29番関口亮助に代わり、42番中村透から41番勝野瑛に代わりました。

後半の序盤は浦和ペースとなり、その中でも33番須藤岳晟からスタートして、右サイドのスペースに大きく展開したボールに8番倉本隼吾が反応して深く持ち上がり、反対サイドを駆け上がった3番森亮太を経由し、ゴール前にクロスをあげ、上手いタイミングで走りこんだ41番勝野瑛がフィニッシュまで持ち込むと言う展開は前半には無かった惜しいチャンスとなりました。

後半の序盤は上記以外にも何度か惜しいチャンスを作り出していたのですが得点までには至らず、前半同様カウンターを受けた時の西武台の攻撃が鋭く、後半15分に浦和の右サイドをカウンターから突破され、クロスを上げられ一度はキーパーの29番関口亮助が好セーブではじくも、混戦の中で押し込まれてしまい失点してしまいます。

この失点により、浦和の攻撃に少しずつですが攻め急ぐような場面が増えてきた印象があり、逆に西武台が落ち着いたプレーを見せることで、浦和の攻勢で流れを変えるべき時間帯で自らのミスなどで、流れを引き寄せることができずに結果的に0-1で試合終了。この大会始めての敗戦となりました。

この試合のポイントとしては、やはり西武台が思った以上にバランスの良い、狙いどころのしっかりしたサッカーをやってきたことと、浦和の攻撃の仕掛けでそれぞれの選手の動きに連動性がなかったために、リズムが悪くなってしまっていたことがこの試合を苦しくしたのではないかと思います。

公式戦なので優勝を目指して負けずに勝ち続けることも必要ですが、U16で戦っているこのリーグですので、あくまで今後U18のトップチームへと絡むために成長することが大前提となるわけで、今回の敗戦はもったいないと言えばもったいないですが、この試合での反省点を次に生かせれば問題はないと思います。

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/07/10/ 第8節 vsコンサドーレ札幌U-18 1-3敗戦・・・全国レベルの厳しさ

札幌サッカーアミューズメントパーク(天然芝)2011年7月10日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

やってきました、札幌の地。全国リーグとして新たにスタートした今年の戦いですが、比較的近い場所が多く全国での戦いと言う印象が今一つ薄い感じもしていたものの、ここに来て全国での戦いという名にふさわしい遠方でのアウェイでの試合となりました。

よくよく考えてみると、夏の全国大会で福島、夏の遠征で海外などは、これまでもあるものの純粋に試合や大会として遠くの地へ遠征してアウェイで戦うという機会はこれまでほとんどなかったんですよね。

トップの試合に多く足を運んでいたときは普通でしたが、下部組織の試合ではある意味初めてに近いというか、相手には慣れ親しんだ、浦和にとっては初めての会場でのアウェイでの戦いとなりました。

暑すぎる埼玉と比べて、びっくりするくらい快適な気候の北海道は札幌の今回の会場となった札幌サッカーアミューズメントパークは、一見するとアウェイということを忘れてしまうくらい、やりやすそうな環境に試合前は感じられたものでした。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に27番金野僚太、真ん中に12番高田拓弥

控え:15番小峯洋介、18番西袋裕太、24番中村駿介、28番関根貴大、GK16番高浪祐希

となります。

最近のメンバー構成から考えると、右サイドの7番鈴木悠太が今日は体調不良で帯同自体しておらず、その位置にこの大会初スタメンとなる27番金野僚太が入りました。U17日本代表での戦いを終えた20番新井純平は、おそらく他のチームでは同大会に参加していたメンバーが普通に出場していたため、参加できないという状況ではなかったとは思いますが、今回の遠征自体に帯同していませんでした。

試合の入り方は決して悪くはなく、いつもよりも10番矢島慎也がボランチに近い位置くらいまで下がってボールを受ける回数が多いとは感じつつも、12番高田拓弥の動きの質も良く、スタートからしばらくは浦和がこの試合のペースを握るのではないかという展開でスタートします。

実際に、先制点は浦和。左サイドをドリブルで持ち上がった11番堀田稜が絶妙のクロスを上げると相手キーパーが処理できずに前線での攻撃に運動量豊富に絡んでいた12番高田拓弥が押し込んでの先制点となりました。

試合の入り方、早い時間での先制点と、遠方アウェイでの戦い方としてはこの上ないスタートを切れたのですが、先制点の後の流れが、浦和としてはやってはいけない展開でした。

浦和ペースでの序盤はコンサドーレ札幌の良さというものはあまり見えなかったものの、浦和の先制点の後に当然のごとく相手は反撃してくるわけで、そういう時間帯をいなしてペースを渡さないサッカーをしていく必要があったのですが、守備陣が受けてしまい、やや対応が遅くなったところで、同点ゴールを決められてしまいます。

この得点を決めた選手がU18日本代表にも選ばれている札幌の11番榊翔太になるわけですが、代表だからということではありませんが、なるほどストライカーだなという質の高いプレーを見せられてしまったという印象でした。

この失点の後、更に相手が攻勢になることは当然の流れになるのですが、更にこれを浦和が受けてしまうことで試合の流れが完全に攻めるコンサドーレ札幌、守る浦和という構図に代わってしまいます。

こうなると、この世代別の代表に呼ばれている選手が多い札幌だけあって、個人のプレーの質の高さを見せつけられるような形になり、正確なパス回しと前線にストライカータイプがしっかり待ち構えてゴールを狙っているという状況を容易に作られてしまい、チームとして相手を翻弄していくべき今年の浦和のサッカーが影をひそめてしまう展開になってしまいます。

それでも同点という状況なので耐えて行けば、問題ないアウェイという場所での試合運びにもできたはずだったのですが、風の影響もあったかもしれませんが、浦和のミスから失点を喫してしまい、1-2と追いかける状況へと追い込まれて行ってしまいます。

この失点が前半15分くらいでしたので、これ以降前半の残り30分くらいは完全に札幌ペースになりました。

本来であれば、ポゼッションは浦和で相手を走らせて浦和ペースで展開という形を見事に相手に渡してしまう形になりました。中盤での動きの質でも相手が勝っており、前半はとにかくやられたなという印象でした。

実際、GK1番三上綾太の連続ファインセーブがなければ、更に失点していた可能性も十分にあったわけで、前半終了を1点差で終えられたことで後半に可能性を残すことはできていました。

とにかく、後半は中盤の主導権を相手から奪い返すような動きがまず必要で、そこが上手くいけば前線の選手交代など使いながら攻めていけば、まだまだ勝機はあるという考えで後半を見ていました。

後半スタートから5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が入ります。18番西袋裕太はセンターバックの位置に入り、3番寄特 直人が左サイドバックの位置に入りました。

守備ラインを変更してきた浦和でしたが、ペース自体は後半もしばらく札幌が握り、浦和は守備に追われる形になります。

前半気になっていた、浦和の中盤での距離感や動きの質の悪さが少しずつ改善され、14番繁田秀斗の動きが良くなってきた流れの15分に11番堀田稜に代わり28番関根貴大、12番高田拓弥に代わり15番小峯洋介が入ります。

とにかく相手のプレーの質が高く、浦和も対抗するために質の高いプレーが求められたこの試合の中で、まずは最前線でボールを収めるために10番矢島慎也がセンターフォワードの位置へと上がり、中盤の活性化と思い切りの良い攻撃での仕掛けを15番小峯洋介と28番関根貴大にという狙いが見えて良かったですし、実際にこの交代と試合終盤に27番金野僚太と代わって入った24番中村駿介らが見せた中盤でのプレーにより後半の終盤は浦和の大きな得点チャンスも何度か訪れていました。

ただ、結果的には前がかりになったところで反撃を受けたところで守備ラインでの対応を一度誤ったところをしっかり決められてしまって結果的には1-3の完敗という結果になりました。

正直今日の相手は強かったです。個々の能力も高かったですし、パス回しのミスもほとんどなく、試合の中での勝負どころでのプレー(同点ゴールを決められたところ)、後半終盤で前線を走り回れる選手を投入して浦和の前がかりのところを常に狙いミスを誘い、少ないチャンスでダメ押しの得点をしっかり決めてしまう。

ただ、悔しかったのは、浦和が今年やってきた浦和の強さを自分たち主導で落ち着いて行うことができなかったことであるわけでして、以前確かに聞いた「今年は突出した選手がいないからチームで戦うことができていることで強さを見せられている」ということができていなかったことでして、今後はこの部分をもう少し突き詰めて(自信を持って自分たちの形に持ち込む)ことをして欲しいなと思います。

とにかく、このレベルの相手と対峙する時には受けてしまっては必ずこういう試合になります。

確かにこの全国リーグも既に8試合目となり、どのチームも浦和の長所を消すプレーをしっかり研究してきていますが、中盤でのポゼッションに関しては、これまで今年の浦和レッズユースがやってきた動きやプレーがしっかりできていれば研究されたからどうこうというほど簡単に対応されるものではないと思っています。

攻撃の際の仕掛けに対する対処は、研究されればされるほど更に更に工夫が必要になり得点も簡単にはできなくなっては来ると思いますが、その前にやるべき、主導権を握るための浦和のプレーまで見失ってはだめですよ。

この辺りが、どの試合でもできることでドッシリしたチームになるわけで、それがそこからの崩しを考える楽しさや手応えに繋がっていくわけですから。できるのだからやってください。できないのであれば、やれとは言いません。

試合後に挨拶に来てくれたときに、悔しくて下を向いてしまいたいような終わり方の試合でしたが「次は勝ちます!」と力強い言葉が聴けたのは嬉しかったですし、その言葉を信じますので次の青森山田戦では、今年の浦和の強さをまず自らで崩さないように見せつけて主導権を握り、そこから相手のスカウティングを崩すような攻撃での試みを多く見せてください。

サイドバックの攻撃参加、中盤での細かい仕掛け、バックラインからのロングボールでの大きな展開から一気にフィニッシュまで持ち込むスピードある攻撃、更に時には強引なストライカーらしいプレーに戻って仕掛けることができる選手はそれをやっても良いですし、それら全ての基になるのが、中盤でのポゼッションで相手を上回ることですからね。

期待しています。

試合は敗戦で悔しいですが、冷静に考えるとやはり、このレベルの相手と相手が慣れたグラウンドで戦うアウェイゲームというのは本当に経験値を積めるので、良い舞台が浦和には用意されているなと思うのも本音です。

ではでは~!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/07/03/ 第7節 vs三菱養和SCユース 0-1敗戦・・・悪い空気をすみません

三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド2011年7月3日

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズサポーターに限らずだと思いますが、応援しているチームが負けたりすると、自分の応援が足りなかったとか思ったりすることが多々あります。なんか、そういうものを今日は自分が持ち込んでしまったのかな~と思ったりしています。

こちらのブログを読んでくださっている方にはご存知の通り、U17ワールドカップの日本代表に浦和レッズユースから参加している新井純平を応援にメキシコに行っていました。ただ、浦和レッズユースの全国リーグの再開には合わせたいということでこの日の試合観戦に間に合うように日程を組みました。

メキシコから日本へ帰国する日。早朝にメキシコ・シティのホテルから空港へタクシーで向かうと連日降り続いている雨の影響で空港へ向かう道が冠水状態で1台がやっと通れるくらいの水が少ないところに車が殺到し、大渋滞。これによって、なんと帰国便に間に合わず、当日日本に向かう便がないということで、まさかの経由地ダラス(アメリカ)で一泊することになってしまい、翌日の空いている便で帰国することになりました。成田空港到着が13:05予定だったので、今日の試合の巣鴨へ向かえば15:30の試合にギリギリ間に合うという計算・・・してたら、その便の出発が普通に30分遅れ、到着も20分ほど遅れ、更に間に合うための手段となる京成スカイライナー13:59発には間に合わず、節電ダイヤでその次の電車はキャンセル。結局、その次のスカイライナーで現地に着いたのが試合開始5分過ぎくらいから。それ以外にもダラスで仲良くなった人との待ち合わせが上手くかみ合わずだったり、滞在先のホテルの住所を確認しないで出かけて帰りにタクシーで帰る時に系列のホテルがダラスにたくさんあって行き先に苦戦したり、まあそんな感じで悪い流れをこの試合に引っ張りこんでしまった感じというか、こういうのは結構責任感じます。さらに、相性の悪い相手でここではすっきり試合が進まないことが多いと思ってしまったり。チームの敗戦の反省や、次の札幌遠征で切り替えて戦うことなどはやっていると思うので、何か上手く行かなかった流れの責任の何%か自分も背負わせてもらいます。。

ということで、試合。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:18番西袋裕太、24番中村駿介、25番進昂平、28番関根貴大、30番関口亮助

となります。

この中断明けから、登録メンバーが30人に変わったとか?よくわかりませんが、これにより、より多くの選手を登録してチャンスを待ち、試合直前にアピールできたメンバーが出場できるわけですね。

ブクメが到着したのは前半開始5分過ぎくらいなのですが、これまでの間に14番繁田秀斗の惜しい得点チャンスがあったそうです。

試合展開としては、浦和の攻撃の一つのオプションとなる両サイドの前線の攻撃に対してしっかりマークについて浦和の長所を潰そうとする意図を感じました。実際にこれにより、サイドを使っての攻撃がかなり封じられてしまっていたように感じます。

また、このグラウンドは通常のグラウンドよりも狭い人工芝ぐらうんどで、ややサイドチェンジなどの際に目測を誤ってラインを超えてしまう場面もなんどか見られました。

このような試合の時には、両サイドバックも攻撃参加して入れ替わりながら仕掛けたりすることが必要になるのですが、相手の攻撃もサイドが上がろうとするスペースを狙う印象もあり、なんというかシンプルに正確に狙ってというよりは、中盤に入ったらやや雑にフワリとしたボールをとりあえず前線に放り込み、そこに前線の選手が鋭く狙ってくるというのでしょうか、とにかく正確ではないのに結果的に危険な攻撃になってしまうような、ディフェンスとしてはやりにくい攻め方をしてきます。

それにより、サイドも攻撃参加に集中することはできないような様子でしたね。

そのような中で、前半はリズムよく攻撃ができず、しかしながら決定的に危ないシーンも少ないというような、養和戦にありがちな展開で進んでいきます。

リズムが良くないため、なかなか12番高田拓弥にボールが収まらず、サイドもスペースを狙ってという形が先ほど書いたような理由でなかなか上手く行かない印象。

前半のチャンスとしては、6番野崎雅也から右へ展開された、パスを受けた7番鈴木悠太が仕掛けてクロス、飛び込んだ12番高田拓弥に僅かに合わずのシーンや、同じく7番鈴木悠太からパスを受けた10番矢島慎也のシュート、タイミングを見ながらの5番佐藤大介の攻撃参加、また、サイドをケアされる守備を突破するために、7番鈴木悠太が中へのドリブルで切り込むなど工夫も見られたものの、シュートがいずれも枠を捉えられません。前半最後にフリーキックのチャンスで、5番佐藤大介が直接ゴールを襲う鋭いシュートを放つも相手キーパーに弾かれて得点には至りません。

前半は0-0で終了します。

後半に入ると、浦和は細かい仕掛け、トリッキーな仕掛けで打開を図りだし、これにより前半に比べると相手が対応できず、突破できる回数が多くなります。

前半から、養和の選手の数名が激しいプレスというより少しラフなプレーが目立ち心配されましたが、その流れが悪い結果を生んでしまいます。右サイドで安定した守備をしていた2番西山航平がファールを受け、顔から出血(細かくは不明)でプレーを続行できず。早い段階で守備の交代を余儀なくされます。代わって18番西袋裕太が入り、右サイドバックに4番小出啓太が入り、18番西袋裕太がセンターバックの位置に入ります。

なんというか、前半を踏まえて対応しようと浦和の選手達が考えてプレーして、サイドではなく中を通すパスを使ってみたり、細かく打開するプレー、12番高田拓弥の動きも後半は正確さを増すなど、やりにくそうな展開は変わらないものの、後半は前半より可能性を感じるプレーが増えた印象があります。

後半15分に7番鈴木悠太に代わり28番関根貴大が入ります。リズムが良くなったとは言えないものの、代わった28番関根貴大から10番矢島慎也、12番高田拓弥とテンポ良い攻撃なども見え始めます。

更なる攻撃のバリュエーションを加えるために、25番進昂平を準備しているところで、ディフェンスラインの裏にパスを通され、GK1番三上綾太が飛び出すも一歩相手が先に触り失点。

決定的にやられている印象がないなかで反撃を試みようとするところでの失点が痛かったです。。

失点後に12番高田拓弥に代わり25番進昂平が入り、反撃を試みます。

浦和がやや押している後半終盤の時間帯で連続で獲得したコーナーキックのチャンスで18番西袋裕太が競り勝って味方にヘッドで繋げて狙うと言う場面が何度か見られましたが、これも得点までには至らず。

後半40分に5番佐藤大介に代えて24番中村駿介を投入して、なんとか得点を奪おうと残り時間得点を狙うも、結果的に得点はできずに0-1で試合終了。

やられた感じはないものの、終わってみると負けていたという、三菱養和との試合の時によくある展開での敗戦となってしまいました。

決定的に何が悪かったと言い難い試合でしたが、今後更に研究されることを考えると以前から触れている、スカウティングに負けないバリュエーションをどんどんトライしていく必要が今後は多くありそうですね。今日の試合を見ている限りでは、後半10番矢島慎也が絡んだ何度かのプレーで見られた、細かいトリッキーなプレーでの2人3人が絡んだコンビネーションは、相手も対応できていませんでしたので、このようなプレーを織り交ぜながら、相手がここを潰せばOKという状況ではない工夫でペースとリズムを掴んで、いつもの浦和の戦い方に相手を引き込んでしまえればよいかと思います。

さすがに全国リーグは簡単ではないですね。やりがいがあるでしょう?

さて、この試合の後に練習試合が行われたのですが、その試合は、24番中村駿介のゴールで1-0で勝利しました。怪我から復帰した15番小峯洋介が久々に登場し、ボランチの位置で持ちすぎず上手く捌き中盤でよい距離感で攻撃に絡んでいました。良い感じです。また、左サイドで前線の13番長谷優と左サイドバックの21番小坂慎太朗が、サイドからの攻撃をどんどん仕掛け、アピールしてました。これも良い感じです。

ということで、次は今節勝って浦和より上に行って首位に立ったコンサドーレ札幌U18とのアウェイでの試合になります。

きっちり勝って首位を奪回してやりましょう!

蒸し暑いコンディションの中お疲れ様でした!

ではでは~。