高円宮杯プレミアリーグ2019/05/05 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-0勝利・・・試せることが増え、結果もつく好循環

どうも、ブクメです☆

やはり、得点が決まってみんなで喜んでいる姿を見られるのって良いですよね!

ということで、先週に引き続き、今週も日曜日は、ユースのプレミアリーグ観戦で場所も駒場スタジアムになります。ブログの最初の1枚は、円陣を組んでいるところを載せることが多いのですが、ふと最初に下の写真を載せたら、ほぼ先週と変わらない感じになったので、得点後に喜んでいるシーン(少し落ち着いたバージョン)にしました。

↑先週とほぼ同じ。

私は、サッカーを考える時に置かれている状況とかを前提として考えて見るようなことが多くて、それは、割と試合分析とか相手分析とかの前に、精神的な部分が左右しそうなポイントを拾い上げるのですが、一つの大一番と考えられていた青森山田高校戦を勝ちに近い引き分けという形で乗り切ったところで、結果が出ている現状と、対戦相手の戦績など見て行く中で、緩みが出てしまうとしたらここかなというのが今日の試合でした。

・・・が、まったく心配することもなく、集中力の高い状態で試合をスタートすることができていました。そして、精神面というところで言えば、良い意味で自信を持ってチームとして余裕を持ってプレーすることができることで、選手の中により「試み」も加えられている様子がうかがえました。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に20番木下翼(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半45分⇒27番山田奈央)、右に9番波田祥太

となります。
*5番遠藤龍河が交代準備していたものの、交代前に試合が終了しています。

前節との変更点としては、中盤の両サイドが左に20番木下翼、右に11番石橋遼大になっていました。

さきほど集中した入りができていると書きましたが、序盤は、少し相手の攻撃を受けるという場面が多かったようにも感じます。今日は、やや風が強い中での試合となったものの会場の作りからピッチレベルでは、そこまで強風という感じではなかったものの、スタンドの高さでは、結構強めの風を感じていたので、浮き球に関しては、ある程度影響を受けるという中で、前半は相手にとっての追い風のような展開だったこともあるかもしれません。

その中で、ポツポツメモを見てみると、6番清水楽人が相手のサイドからの鋭い攻撃を上手く摘み取っただったり、21番南濵優大が、バックラインで待つのではなく、相手選手にくさびとして入ったパスに対して、タイミングよく攻撃に転じる前に奪って反撃のような内容が多かったことからも、相手攻撃に対しての良いプレーが多くあったスタートですかね。

反撃の場面では、9番波田祥太へ長めに当ててという狙いがスタートは、何度かあり、上手く入った時には、可能性を感じさせるプレーが見られました。

で、実際には、前半7分あたりに17番盛嘉伊人が持ち上がってファールを受けてフリーキックという場面は、あったものの、相手の守り方やサイドの選手の攻撃の仕方の特徴もあったのかもしれませんが、おそらく前半は浦和のコーナーキックは終了間際の1つだけだったと思うのですが、セットプレーがかなり少ない前半となりました。

サイド攻撃に関しては、やや左からの攻撃に関しては、相手の守備を突破することに苦戦していたものの、怪我から復帰して前節は、後半45分をプレーした11番石橋遼大が序盤は、工夫のある攻撃を見せていたように感じます。

前半8分の良いリズムで9番波田祥太に繋げた形や、4番玉城大志からの右前線への展開を受けて突破しての折り返しを9番波田祥太が受けてという形。更には、10分には、17番盛嘉伊人が右サイドの11番石橋遼大の近い位置にポジションを移動させながら、近い距離でのパス回しで突破を図った場面がありました。

前半の間に17番盛嘉伊人が11番石橋遼大の方向へパスを出した時に、何かメッセージ性のあるパスと届かなかったパスでも11番石橋遼大が、こういうパスが来るのかとパスの後に、意思疎通しているような感じに見えたところもあり、こういうところが「試み」ができる余裕なのかなと感じたところでもあります。

人によっては、今日は前半攻撃が上手くいかなかったという話をしている方もいたのですが、私としては、こういう試みが多く見られた前半で楽しかったです。

13番堀井真海もプレースタイルを変えずに貫いてくれていて、相手の激しい守備にあって自由なプレーはさせてもらえていなかったものの、14分には、豪快にポストを叩くシュートを放ち、15分には、6番清水楽人、20番木下翼、13番堀井真海と繋がった流れで惜しいシュートを放ち、17分には、8番冨田蓮のスローインから右サイドで受けて、見事なトラップからの反転で一気に抜け出して仕掛けるなど見せ場を作っていました。前半のクライマックスとしては、30分のディフェンダー3人くらいの間を相手が有利な状態と思われたところで、かき分けてゴールに向かって突破した場面ですかね。

前半の試合の流れとしては、結果的に先ほど書いたようにセットプレーがあまりとれなかったと言うことは、仕掛けの回数や狙いや試みは面白くても、受け手の反応が遅れたり合わなかったりも多くて、最終的には、相手にとっての危険な場面がそこまで多くは作れなかったとも言えると思いますが、今日の狙いや試みのいくつかを頭に残しているので、今後の試合でこれがあってきてチャンスが作られた時には「なるほどね」と独り言を言おうかと思ってますw

守備のところでは、集中した対応ができていて、後ろの選手からの意図のあるフィードもこの試合は見どころが多かったというか、21番南濵優大と12番福島竜弥のセンターバックの二人は、後ろからの攻撃に関しても、表現として適切かはわかりませんが、攻撃的な狙いのあるセンターバックとしてのプレーやパスも多く見られたような気がします。

両サイドバックの守備の安定もしかり。相手をいなすプレーもできていましたし、ボランチのところで守備的なところをケアしている4番玉城大志の質の高さも見られ、これらによって、17番盛嘉伊人が色々な試みができるのかなとも感じました。

ただ、なんというか守備からの流れでの相手の強引なシュートがディフェンダーにあたって、良い形で相手にこぼれてしまうなど、そういう試合の流れ的なところでは、予期せぬ形からの決定機は何度か相手に与えてしまっていたかなと思います。前半15分あたりにこぼれ球が見事なスルーパスみたいなところに行ってしまった場面で相手がシュートミスしてくれたのは助かりました。

セットプレー自体は、コーナーキックを与えてしまう回数は、多くなっていましたね。

前半終盤に、右に流れて、17番盛嘉伊人が受け、20番木下翼、4番玉城大志、そして左前線に上がる6番清水楽人とテンポ良く数名が絡んでの攻撃は惜しかったです。

前半、やや短いパスのところでミスが目立っていた25番鈴木彩艶でしたが、それを帳消しにしたプレーが前半40分のプレーで、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えたところで、狙われたコースやシュートのスピードも含めて、決められてもおかしくないようなシュートを放たれたのですが、これを見事な反応で25番鈴木彩艶がはじき出し失点を免れた場面がありました。

そして、もう一つこの試合で25番鈴木彩艶が凄かったのが、キーパーの位置からのフィードで一気に前線の選手に良い形でロングパスを通してチャンスにつなげる場面で、前半では何度かあった中で、42分に9番波田祥太へ一気に繋げて、11番石橋遼大にパスが繋がりドリブルで深くまで侵入して、相手ディフェンダーにブロックされるも、コーナーキックを獲得(これが、この試合の浦和の最初のコーナーキックだったはず)する流れを作りました。

どちらにも得点のチャンスはあったものの、前半は得点が入らず0-0で折り返します。

後半スタートから中盤の両サイドが交代し、左に10番山中惇希、右に15番松村大也が入ります。

結果的に、この後の交代が後半終了間際までなかったことが物語るように、前半と違ったタイプの両サイド2枚を入れて、これがかなり相手にとって脅威となり、浦和ペースを作り出します。

さっそくの9分に9番波田祥太がくさびで受けて、15番松村大也に見事なタイミングでパスを通すと持ち上がり力強く仕掛ける形を作ります。

更に、左サイドでは、10番山中惇希が持つと何かやってくれそうな雰囲気が感じられる突破がさっそく見られ、珍しく、写真のタイミングがいつも下手な私が(w)、後半5分に左サイドから10番山中惇希が走り出したところで、なんか点が決まりそうということでカメラを構えて撮っていたらゴールが決まったという感じでした、珍しく写真も加えて説明できますw

このパスを出したのは、6番清水楽人だったと思いますが、こんな感じになります。10番山中惇希が相手ディフェンダーよりも一つ早い反応で走りこみます。奥には、9番波田祥太がファーからは、15番松村大也が走り、手前には、13番堀井真海がいるような状況ですね。

で、結果的に、ここまでえぐってのキーパーとディフェンダーの間に鋭いクロスを供給し、オウンゴールにつながったわけですが、10番山中惇希がサイドから来て、中に9番波田祥太が走りこむパターンでは、仮にディフェンダーが触れなかったとしても、このクロスだったら、9番波田祥太が足先で触ってゴールが決まるパターンだということもわかる位置取りなんですね。本当に見事な形でした。

これで、完全に浦和のペースとなり、徐々に運動量のところでも相手の守備陣に疲労が見えてくるような場面も増えてきて、後半は、かなりチャンスが増えます。メモしただけ書き出しますね。

8分には、13番堀井真海の仕掛けからフリーキックを獲得します。

9分には、10番山中惇希の左からの突破から裏に抜ける6番清水楽人に渡し、クロス。こぼれ球を17番盛嘉伊人が思い切ってシュート(相手ディフェンダーに当たり、コーナーキック。)

10分には、17番盛嘉伊人がおそらく、キーパーが前に出ていることを見越して直接狙った浮き球のシュート(キーパーがキャッチ。)

14分には、6番清水楽人からのフィードに抜け出した15番松村大也が仕掛け、コーナーキックを獲得。

16分には、13番堀井真海からのパスを受けた9番波田祥太がシュートを放ち、キーパーに弾かれバーに当たる惜しい形(コーナーキック獲得。)

17分には、17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘディングシュート(コーナーキック獲得。)

21分には、12番福島竜弥からのスペースへのパス(味方が感じて走りこめれば決定機になるような面白い狙いのパス。)

26分には、10番山中惇希が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも6番清水楽人に預けて抜け出し、再び受けての突破。

30分には、4番玉城大志からの裏へのパスに15番松村大也が抜け出し一気にゴールへと向かうもオフサイドの判定。

32分には、25番鈴木彩艶からの見事なフィードが左サイド前線を走る10番山中惇希へ渡り、そのまま突破しクロスを入れ、9番波田祥太が走りこむも決めきれず。

38分には、コーナーキックのチャンスから、17番盛嘉伊人が上げたボールが一旦クリアされ、再び17番盛嘉伊人の方に転がり、15番松村大也へパスを通し、シュートを放つも相手ディフェンダーがギリギリブロックに入り防がれます。

39分には、17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーを越す浮き球のパスを裏へ通し、13番堀井真海が抜け出して仕掛ける形を作ります。

40分には、左から10番山中惇希が抜け出し、9番波田祥太がヘディングシュートを放つもキーパー正面。

と、メモできただけでもかなりチャンスを作り、同時に、時間の使い方や、強弱ののつけかた、相手が焦れるようにキープする場面なども入れつつ、結果的には、運動量の面でも後半優った浦和がそのまま得点は動かなかったものの1-0で勝利となりました。

今シーズン3勝目でその3勝が全て1-0というスコアになるものの、今日の1-0がこれまでで最も、攻撃回数や試みが多く見られた中でのスコアで同じスコアでも、確実にチームとしての成長が見られる形での勝利となりました。

特に、後半に関しては、実際に得点と数えても良い活躍を見せた10番山中惇希を始め、おそらく本人は、決められなくて悔しい思いをしているであろう9番波田祥太や15番松村大也も、見る側からすれば、シーズンスタートから見れば、格段にゴールへの雰囲気と実際に狙う姿勢が増しているのがわかりますし、「どうしてゴールが決まらない」という感情を持つ必要はないと思います。どちらかというと、「ゴールが近づいているな俺」くらいの感覚で続けていけば、すぐに得点も決められると思います。

ということで、5試合で勝ち点10の二けたという良いペースで3位まで浮上したわけですが、私は割と「慢心したな」と怒るタイミングを待っていたりしますw

でも、チーム内の競争も含めて、常に緊張感が保たれるようなチーム状況になっているなというのが素直な感想で、そういう状況では、見る側が怒る必要もないまま今シーズンは進んでいくのかなと感じる部分もあります。つまり楽しんで見られているわけです。

そんな良い流れの中で、来週は、また、ちょっと一味違った試合になるシリーズ(?)のさいたまダービーになりますね。

勝手知ったる選手も多いような相手になるでしょうし、やりにくさも出てくるでしょうし、違ったモチベーションが生まれる試合にもなると思います。そして、おそらく、聞いた話では、結構なドリブルでガンガンのタイプの選手も相手に何人かいるようなので、そういう相手に対しての対応も含めて、また来週も楽しみに足を運びたいと思います。

ウォーターブレイクも取られる夏日の試合となり、体調管理のところも気にしなければならない時期に入っていきますね。

暑い中お疲れさまでした。ではでは!

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埼玉県S2リーグ 2019/05/03 浦和レッズユースB vs 熊谷高校 1-1引き分け・・・高校のAチームとやる意味を感じる

どうも、ブクメです☆

金曜日は、駒場スタジアムサブグラウンドで行われた埼玉県S2リーグの浦和レッズユースB vs 熊谷高校の試合を観戦してきました。

このグラウンドでサイドからネット越しに観戦しようとした時にちょうど良い隙間があるのですが、写真を撮るには、なかなか難しいところもあり、facebookの方で載せた写真では、次のような強制的なワイド撮影のような写真も結構あったりしますw

こんな感じw

とは言え、サッカーを見るという点では、こういう横に長い隙間があるので、見やすいとも言えますね。

さて、浦和レッズユースのBチームが参加しているS2リーグは、ちょうどプレミアリーグの開幕戦と同日にスタートしたのですが、日程的には、そこから1か月ほど空いての第2節となります。この間、このS2リーグに臨むチームのベースとなる1年生は、シンガポールの遠征があったり、足は運べなかったもののいくつかの練習試合もあったようで、この期間でチームとしてどうなっているのか・・・を考えるのも若干難しいのが、このリーグに参加するチームのメンバー構成が、高円宮杯プレミアリーグに臨むAチームだったり、試合日程だったり(公式戦の日程が被る被らないなど)で、例えば、開幕戦では、3年生が2人入っていた状況でしたが、今回は、スターティングメンバーを見た限りでは、バックラインに23番山本陽生真、後半に入れ替わる形で26番舘澤佑磨と2年生が一人ずつ、入るという構成で基本的には、ほとんど1年生での構成となっていました。

いた選手、いなかった選手、行事や、負傷など誰がいていなかったということを考えられるほど頻度多く見られていないですし、開幕戦で見られていないユースから加入した1年生も数名いたりと言うことで、細かいところを見るというよりは、この試合も、S2リーグを戦うというところと、新しい選手を見るというところに若干重きを置いてみることになりました。

では、メンバー書きますね。

vs熊谷高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川崎淳、DFが左に31番大野海翔、右に28番アピッチ輝、センターバックに23番山本陽生真(後半スタート⇒26番舘澤佑磨)と32番岡田翼、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に42番吉田来綺(後半34分⇒40番茂木柊哉)、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に36番瑞慶山一真(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠

となります。

開幕戦の時に見られなかった、28番アピッチ輝、38番舘樹がこの試合でスターティングメンバーとして見ることができました。また、前回も見られた選手でも、開幕とは別のポジションでプレーする選手もいたりでしたね。

主導権というところでは、浦和が握りつつも、攻めの試みの連係ミスだったり、果敢な突破を仕掛けて、相手の早い寄せで引っかかりカウンターを受けるような展開が多いように感じられました。この辺は、昨年も足を運んだS2の試合でいわゆる3年生中心のAチームが出てくる高校と対峙した時に感じられた、BチームとしてS2に臨んでいるチームとの違いというか、連携面にしてもそうですし、特にわかりやすく出てくるのは、ジュニアユース時代には、個人で突破がガンガンできていたような選手が、素早く強度のある守備に対してかかってしまうというところや、そもそもの連携面でそのチームにかけている時間の違いが出るところもあり、そこは、ある程度仕方がないところです。

ただ、この辺は、S2リーグを見る監督が昨年から変わっても、長めのボールで蹴り合いになるような展開ではなく、ポジショニングだったり、上手く意図が合わないことも多かったものの、見方の動きを予測した落としだったり、スペースに走り出してみたり、色々試みている様子が見られたのは嬉しかったですね。

もちろん、Aチームよりも、チームとして成熟させるのが難しいのがBチーム(ベースとなるメンバーが固定されにくく、活躍すれば次はいないこともあるような複雑さ)ですが、その中でも、いるメンバーがそれぞれで考えてやろうとしているのは伝わりました。

少し試合の流れも書いてみますね。

試合開始早々の2分に42番吉田来綺が惜しいシュートを放ちます。5分には、38番舘樹が、長身ながら柔らかいボールタッチやテクニックを見せつつ、サイドから突破して仕掛ける形を作ります。7分には、右サイドバックの28番アピッチ輝からの鋭い縦へのフィードに42番吉田来綺が抜け出して仕掛けます。

10分には、36番瑞慶山一真、38番舘樹、37番高橋悠と良い距離でパスが回り、37番高橋悠が仕掛けていきます。

14分には、コーナーキックのチャンスで23番山本陽生真か38番舘樹がヘッドで合わせるもキーパーにキャッチされます。

16分あたりに、39番戸田大翔が攻撃の流れの中で、左前線のスペースに入っていき、上手くパスが入れば、チャンスになるという形を作ります。

17分には、37番高橋悠がドリブルで果敢に仕掛け相手に倒されフリーキックを獲得します。この試合では、相手の寄せが早く数名に囲まれる形で37番高橋悠にとっては、なかなか突破を許してもらえなかったものの、それでも果敢に仕掛ける姿勢を多く見せていたのは良かったと思います。このくらいの守備や強度に慣れて突破できるようになると、持ち味が生きてくるのではないかなと思います。もっとパスを出した方が良いとか、そういうところは、チームの話なので、私は何も言いません。

先ほど書いたような仕掛けて奪われてシンプルに長いボールで攻めてくる形で反撃を受けることが多い中で、それでも、集中して跳ね返すことはできていたものの、26分にやや対応が緩くなったところでシュートを放たれ、ポストに弾かれて外れるかと思ったものの、右サイドのポスト内側に跳ね返り、左サイドネットに入るような形で決まってしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

失点後の30分にコーナーキックのチャンスに28番アピッチ輝がヘッドで合わせるも、これは、枠を捉えきれず。

31分には42番吉田来綺が、ボールをもらった角度からだと難しいような角度へのパスを正確に出し(開幕戦も同様でしたが、腰が強いのか、通常のパサーとは違ったイメージのキックの質を持っているとこの試合でも何度か感じる場面がありました、まだよくわかりませんが)、36番瑞慶山一真につながり仕掛けます。

前半40分には、39番戸田大翔から裏へ抜け出した36番瑞慶山一真にパスを通し、このまま一気にゴールへとなりそうなパスでしたが、これは、オフサイドの判定。

なかなか、崩しというところでは、上手くいかない場面が多かったものの、セットプレーから惜しい形を作り出していた浦和が前半終了間際のコーナーキックのチャンスで、28番アピッチ輝がヘッドで決めて、1-1と同点に追いついて前半終了となります。

後半に入り、代わって入った29番伊澤壮平が、さっそく開始早々に、インターセプトからチャンスを作るプレーを見せ、7分には、右サイドを駆け上がった32番岡田翼からのクロスを受けて仕掛け、高い位置でフリーキックを獲得します。

前半は、ややボランチの位置で思うようにプレーできていないようにも見えた35番島垣翔でしたが、後半は、意識してパスを受けて両サイドに散らすようなプレーが見られました。

ただし、全体的に崩すというところでは、後半もなかなかうまくいかない中で、それでも、果敢に仕掛けることでフリーキックやコーナーキックは多く取ることができていました。

例えば、13分に37番高橋悠の仕掛けからフリーキックを獲得し、31番大野海翔が精度の高いボールを入れて、相手にクリアされるも今度はコーナーキックを獲得した場面のような感じ。得点が入るとしたらセットプレーからかなという雰囲気はありましたが、後半は、逆転ゴールを奪うことはできず。

試合終了間際には、ヒヤッとする場面もありましたが、結果は、1-1の引き分けとなりました。

これで、私にとっての新1年生ベースのS2の試合観戦は2試合目。たったの2試合で、プレーを見るのすら初めての選手も多かったので、先ほども書いたようにチームとしてどうとか、コンセプトとしてどういうことが徹底されているかも、まだわからないところが多いです。

特徴というところでは、実際に得点を決めた以外にも数回セットプレーでヘディングで競り勝っていた28番アピッチ輝がヘディングが強いタイプの選手なのかな~とか、試合終盤に見せた、右サイドバックからのドリブルでの仕掛けで、相手ディフェンダーの裏に短いパスをのような出し方をしつつ、自ら裏に走りこんでマイボールにして仕掛けたプレーなど見ながら、なるほどこういうことをする選手なのかと考えたりですね。

全体的には、やはり、このカテゴリの高校生世代のプレスの速さや強さなどに対して、判断が遅れて、ジュニアユースから見ていた選手でも、これまでできていたプレーのテンポだと、簡単に奪われてしまう場面も多く見られたのが、逆に良かったというか、こういう相手と戦うことで、対応するためにどうなっていくのかを今後見て行こうと思いましたよ。

もちろん、応援する立場としては、S2リーグを戦う浦和レッズユースのチームとしては、可能な限り今年もS1への昇格を意識した戦いはしてほしいですし、勝ち点を積み上げていってほしいですが、選手それぞれにとっては、簡単ではない相手が多い方が良いなと思うところもあります。

で、次は、6日で、今シーズンのS2で初めてBチーム同士の対戦となる武南高校B戦になりますね。浦和自体がどのようなメンバー構成で臨むかもわからないですが、高校のAチームとの対戦とはまた違った戦いになると思います。

6日は、ジュニアユースの関東U15リーグもあるので行きたいとは思っているのですが、やや遠方の関東になるため、仕事の兼ね合いなどで、所要時間的に厳しいとなった時には、S2の試合にまた足を運ぶことになるかもしれません。

ひところよりは、思うように動けるようになったものの、今年は、自分以外のところで起こることで、予定通りにいかないことが多いので、ギリギリまでわかりません。

欲を言えば、Bチーム同士の試合は、同じような条件下の相手で、特徴を出しまくって浦和が大勝するみたいな展開を期待してしまったりもするんですよね。

あ、そういえば、この試合では、私の観戦する中では、今年初めてウォーターブレイクが入りましたね。5月に入り、暑い日も増えてくると、今度は、暑さとの戦いも入ってくるんですよね。体調管理にも気を付けましょう!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/28 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-1引き分け・・・成長と競争激化の予感

どうも、ブクメです☆

第4節にしてようやくホーム(中立⇒アウェイ⇒アウェイ)開催の試合が来ました。開幕戦こそ敗れたものの、その後のアウェイの2試合では、結果的に先行逃げ切りという形で、課題と手ごたえの両方を感じつつ、結果を残した形でまずは、下馬評的には、最も手ごわい相手と言われる青森山田高校との一戦を迎えることとなりました。

会場は、駒場スタジアム。

良く書いていますが、駒場スタジアム開催のユースの試合では、好きなエリアというのがあって、毎回そこで観戦します。

ただ、エリア的には、割と頻度が高く、試合中に独り言のようにネガティブ発言を繰り返す方がいて、ちょうど私がいる辺りまで聞こえてくるような声量で語り続けるというタイプの方が、数人(組)これまでにいることがあり、今日もそんな感じで、試合の途中には、この人黙らせるプレー出てくれよと思いながら見る時間帯もあったのですが、結果的に、黙らせるプレーをしてくれたわけで、気持ち良いなと思っていたりw

私の中では、青森山田高校のイメージというのは、試合巧者で、内容的にそれほどやられている印象がなくても、取るべきところの強度が強く、気が付けば、失点していてそのまま勝ち切られてしまうイメージ。今年対戦するから別の試合を観戦して研究してとかやらないところが私のダメなところなのですが、今日しっかり見て、思った以上に、ロングスローも多用してくるため、セットプレーの量と自陣にそこそこ近いところでは、スローインに逃げてもセットプレー同様の対応が必要とされるということで、なかなか神経がすり減らされるような時間帯も多くなりました。

この試合でも前の2試合同様に、相手の攻撃を受ける時間というのがそこそこ長くなってはいましたが、受ける時間に受けるだけにならないような試みが多く見られ、上手くいかないことも多かったものの、その試みが増えていたことが何より嬉しいことで、怪我から復帰した選手や、出場時間が限られた選手が存在感を見せるようなプレーも見られ、最終的には、ビハインドから追いつくゴールもありましたし、逆転ゴールが決まってもおかしくないくらい後半終盤は、多くチャンスを作ることができていたり、とにかく、シンプルに私の目線での浦和レッズユースでこうあってほしいという要素を多く感じることができ、楽しかったです。

では、試合の話に移ります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半31分⇒22番奥山圭介)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大(後半終盤⇒27番山田奈央)、MFが左に24番佐藤優斗、右に15番松村大也(後半スタート⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒10番山中惇希)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックでしのぎを削っていた、6番清水楽人と12番福島竜弥(5番遠藤龍河と入れ替わる形でセンターバック)が共に先発に入るという布陣で、それ以外は、これまでと同じメンバー構成になりました。

また、ベンチメンバーには、浦和カップで足を運んだ試合や、S2の開幕戦の時にビデオ係になっていて、おそらく怪我でそれが長引いているように見えていた11番石橋遼大が、今シーズン初めて入っていました。

試合開始から、ゴールに向かって仕掛けてくるというよりは、セットプレーやゴールに近い位置でスローインを獲得すればロングスローで同様のチャンスを作れるということからか、シンプルな仕掛けと長いボールを織り交ぜながら相手が攻めてくる形で、実際に序盤からかなり回数多く、それらに対応することになりましたが、守備の選手が集中して跳ね返していくという展開になりました。

かなり集中してやれていたのですが、この時間が続くと、体力よりも集中力のところでの消耗が激しくなるような、そんな序盤です。

相手守備もかなり硬く、シンプルな仕掛けでは、すぐに囲まれて奪われてしまうような場面が多かった中で、焦れるため、ロングボールでとりあえず蹴り返してしまいたくなるような状況ではあったものの、この試合でまず感じられたのが、長いパスでも意図をもって狙おうという姿勢。

その一つの例として、前半2分に4番玉城大志か17番盛嘉伊人からのフィードだったと思うのですが、相手のプレッシャーを受ける中で、前線の9番波田祥太の位置を上手く考えて受けやすい高さやスピードも考えてフィードを出した場面があり、そのパスを前線で収めた9番波田祥太が、13番堀井真海に繋げて枠は捉えきれなかったものの、思い切ったシュートにつながる場面がありました。

これまで以上に、個人の打開が許されない守備をされる中で、そこを崩す試みも相手の攻撃を受ける中で狙えている状況。

この試合の序盤では、これまで以上に、9番波田祥太にくさびのパスが入ってという形が見られたのも印象的でした。

そして、前半のカギを握っていて、また、本人としては、前半終了後に悔しい交代になったと思われる右サイドで先発出場していた15番松村大也。プレーの質が悪いわけではなく、守備の部分含めたところでは、強さも見せているものの、どうも、攻撃になった時の打開のところで、一歩遅れてしまうことがあり、本来であれば、追いつけるパスで追いつけない場面が数度ある。私が見る限りは、同学年で長く一緒にやっている17番盛嘉伊人が出したパスでギリギリ通らなかったパスが前半だけで2度ほどあり、これは、相手の守備の強さを考えたときに、15番松村大也だったら反応して追いつけるところへのパスとして出していて、これに追いつくことで一気にサイドから打開できるという意図があるパスだと思うんですね。この辺りが、本人としては、少し思うように動けていないなという状況で一歩遅れてしまうのかなと。でもね、そういうことは、感じられても、プレーの強度とか質が悪い様には見えないんですよね。だから、意識次第だと思います本当に。

さてさて、相手を崩すための試みというところでは、両サイドバックも利いていたと感じられたので触れておきますと、まず左サイドバックの6番清水楽人は、前半15分前後に立て続けに攻撃の起点としても機能した場面があり、1つ目は、インターセプトから24番佐藤優斗へつなげて、サイド攻撃からクロスに15番松村大也が追いつければというチャンスの場面、2つ目は、9番波田祥太への正確なロングフィードでパスを受けた9番波田祥太から4番玉城大志に預け、そこから思い切ったミドルシュートでチャンスに繋げた場面。こういう、サイドバックというポジションながら、イメージしている範囲が広く対応プレーエリアが広くて視野も広いなというプレーが見られました。

右サイドバックの8番冨田蓮に関しては、サイドでの守備の強さというところは、既に言うまでもないのですが、この試合では、試合の強弱をつけるところを意識したプレーも多く見られました。展開として、速く蹴ってしまいたいようなところでも、いったん止まって遅行の流れを作ったり。

・・・試合の流れの前にそれぞれの選手の話になってしまいましたが、試合展開としては、前半27分に失点を喫してしまうのですが、これは、まあ、相手のセットプレーやロングスローを集中して跳ね返していて、ほとんど対応できていたところで、一つ、こぼれたところに相手選手が良い位置にいて、その選手に対して寄せに行けずにシュートコースが開いたところに思い切り蹴りこまれたという感じの失点。これも相手の強さであり、やられたなという感じはありました。

久しぶりにビハインドを背負う展開になりましたが、この試合で成長として感じられたのは、失点しても、まったくバタバタすることなく、跳ね返すところは集中しなおして、そして、相手を崩して点を取るためにどうするかというプレーにすぐに戻れたこと。

前半の残り20分ほどでは、この2試合で決勝点アシストと決勝ゴールの豪快ミドルを決めて勢いに乗る13番堀井真海が、これまでにない強度での守備に苦しむ中でも、なんとか持ち味を見せようと、果敢なドリブル突破からファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得した33分のプレーがありました。

同様に、9番波田祥太も相手ディフェンダーがコースを塞ぐ難しい形ながらも逃げずにシュートを放ってコーナーキックを獲得するなど、ゴールに向かった意識というのも前線の選手が見せていたのは、確率のところ以上に重要だったのではないかなと。

実際、そのコーナーキックのチャンスでセットプレーに強い6番清水楽人が惜しいヘディングシュートを放つ場面もありました。

前半0-1で折り返し、後半スタートに、先ほど挙げましたが、15番松村大也に代わり11番石橋遼大が入ります。

後半開始早々に、前半の失点と同じような場面を作られかけたものの、今回は、ある程度寄せてコースを限定させられていたことで(それでも、かなり鋭いシュートは放たれましたが)25番鈴木彩艶の好セーブで失点を免れます。

後半の入りというところでは、無駄に蹴らないという意識ではできていたものの、収まるところが見つからずに、相手の攻撃を受けたり、高い位置で奪われてピンチになるという場面が何度かありましたが、この時間をこらえます。

後半12分には、13番堀井真海の突破からフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのゴール前に蹴られたボールのこぼれ球を21番南濵優大がミドルシュートを放ちますが、これは相手キーパーの正面。後半16分には、24番佐藤優斗が左サイドから突破を仕掛けチャンスを作ります。

そして、多用はしないものの、うちにもロングスローはありますよ、とばかりに(最も飛ばせる5番遠藤龍河は、この試合はいませんでしたが)24番佐藤優斗が後半17分にロングスローからチャンスを作り、まず9番波田祥太がシュートを放ち、ディフェンダーに当たってこぼれた球を11番石橋遼大が更にシュートを放つもこれも相手キーパーに防がれます。

やや試合勘というところで動きのところでは、思うように行かない入りをしていたように見えた11番石橋遼大でしたが、先ほどのシュートだったり、その後、17番盛嘉伊人からの右前線への追いつければ一気に打開できるというパスにあと一歩で追いつけたというところなど、徐々にサイドの突破力が行きそうな動きというのも見えてきました。

そして、この試合の流れを大きく変えていったのが、まず後半22分の10番山中惇希の投入。投入して2分後の後半24分に17番盛嘉伊人から11番石橋遼大を経由してパスを受けると、果敢に突破を仕掛ける場面を見せると、迎えた後半35分。左サイドからドリブル突破し、クロスに9番波田祥太が合わせます。ヘディングシュート自体は、跳ね返されるも、そのこぼれ球を17番盛嘉伊人が見事にゴール左隅に決めて1-1の同点とします。

また、この得点の前の後半31分に投入された22番奥山圭介も惜しいプレーを見せます。

後半41分に、同点ゴールと同じような形で再び10番山中惇希が左サイドから突破し、クロスを上げます。22番奥山圭介が中へ、9番波田祥太が外へ流れていき、クロスボールは、9番波田祥太へ届き、これをマイナスで折り返す形で、22番奥山圭介が難しい態勢ながら、なんとか触るも、クロスバーを越えます。

更に、43分には、持ち込んだ10番山中惇希からのディフェンダーの間を通すようなパスに22番奥山圭介が点で合わせるもこれもわずかに枠をそれます。この場面でその奥に9番波田祥太が走りこんでおり、触ったらオフサイドということで触らなかったと思いますが、先ほどの場面含めて、22番奥山圭介と9番波田祥太の2選手の距離感や位置取りなど、かなりゴールのにおいを感じさせるような場面を作り出していました。

そして、後半44分には、コーナーキックの流れから12番福島竜弥が惜しいシュートを放つなど、後半終盤は、かなり浦和が相手を崩すようなプレーが多く見られたものの、結果的には、同点で試合終了。

それでもここまでの2連勝という結果の中で、見る側が感じていた手応えは嘘ではなかったことがはっきりと確認できた試合でしたし、試合ごとに発見があるし、成長も見られる、そして、選手間では、厳しいポジション争いにはなるかもしれませんが、複数のポジションでそれぞれの特徴を見せながら台頭してくる新しい選手も出てきている。

ただ、ここがピークではないですし、単純に、強いという位置づけの相手との1回目の戦いが終わっただけで、順位表を眺めてみれば、今シーズンのプレミアリーグは混戦です。名前だけで考えられるシーズンではなく、格下も格上もないと考えていく必要があります。

・・・と、言うまでもないですよね。

また次節、同じ駒場スタジアムで新しい発見がある楽しい試合を待ってます。

ではでは。

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関東U15リーグ2019/04/27 浦和レッズJrユース vs 柏レイソルU-15 1-5敗戦・・・取るべき時間帯に取れなかったことが響いた試合

どうも、ブクメです☆

今年は、ユースと日程が完全にかぶっているケースが多く、私的な事情も相まって、ジュニアユースの試合に足を運べないケースが多い関東U15リーグの前半戦。

気が付けば、第2節ぶりの浦和レッズジュニアユースの試合観戦となりました。1か月以上ぶりになります。

期間的には、1か月程度ですが、試合数も多くあれから5試合が消化されている状態であり、結果を眺めるくらいしか状況を掴むことができないなかでの観戦となりました。流れとしては、苦しいスタートを切ったものの、この2試合は連勝してきたと言うことで、チームとして良い流れができつつあるのかなという期待を持っての観戦となりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番鮎澤太陽、DFが左に24番山野悠、右に2番齋藤駿(後半9分⇒16番石川幸稀)、真ん中に3番滝瀬健太郎と22番青柳仰、中盤が、左に23番関谷輝(後半7分⇒35番早川隼平)、右に21番河原木響(後半32分⇒12番石川真稀)、真ん中に7番萩元雅樹と17番都築駿太、FWが9番西田春斗と11番稲垣篤志

となります。

ちょうど、たまたまこのブログを書く直前に、高円宮杯プレミアリーグの柏レイソルU-18vs市立船橋高校の3-0柏レイソルU-18勝利のことをツイートしている方がいて、監督の話では、スコアほどの差はなかったとあったみたいな内容を読んで、今日、柏レイソルに1-5で敗れた浦和レッズジュニアユースの試合も、やろうとするサッカーが全く違うので参考にならないことが多いとはいっても、前半のしばらくの時間を押し込んでいた展開を考えても、崩れだしてから立て続けに失点を続けた時間帯からは、攻撃のスイッチの入れ方と仕掛け方、守り方には差があるなと感じたのは、事実ですが、トータルで考えると、やはり、タイプで考えたときに、柏レイソルの育成チームと対戦する時には、相手にリズムを渡す前に壊してしまうような展開ができるかどうかにかかり、それがこの試合では、前半にできたのにできなかったことが後半の大量失点を生んだのかなという結論になってしまいます。

レッズランドで、このネット越しで写真が大変なことになるグラウンドで、昨年の夏の大会終了後の再開初戦の関東U15リーグで4-1で大勝した試合は、相手がリズムが出てパス回しと仕掛けが手が付けられなくなる前に、壊してしまうことができたことも一つ勝因だったのかなと感じていた一つなので。

その点では、出だしから浦和が相手陣内で長い時間プレーすることができ、相手のパス回しも早めにカットしてカウンターに持ち込める回数なども多くできていた。

前半4分の9番西田春斗から23番関谷輝に繋げて左サイドから仕掛けてクロスに7番萩元雅樹に合えばという場面だったり、見ていた位置から遠目で誰がというのは、確認できなかったものの、7分には、ポストを叩くヘディングシュートや、9分には、豪快なミドルシュートも枠を捉えきれなかったものの放たれていてシュート意識もあるなという印象、更に17分には7番萩元雅樹のインターセプトからサイドを使って仕掛けるなど、これも序盤良かったポイントで、相手のパスコースを上手く読んで奪うこともできていたんですよね。28分の11番稲垣篤志の仕掛けから得たコーナーキックのチャンスなどセットプレーもそこそこ取れていたと思うのですが、やはり、攻勢が続いた時間帯で得点が奪えなかったことが後々に響いたのかなという印象が残ります。

前半の終盤くらいから、徐々に相手のパス回しがレイソルっぽいなという場面が増え、更に、相手の10番の選手の突破を停められなくなってきていなという印象を残しつつその前半を0-0のスコアレスで折り返した後半、5分のところでおそらく、10番の選手の仕掛けから得点を奪われたと思います(くどい様ですが、見ていた位置からだと写真のような状態で、前半の浦和の攻勢が遠くで行われ、後半の攻められる場面も遠くで行われているということで、細かいところがよくわかっていません、言い訳ですw)

攻撃のスイッチを入れた相手に対して早めに失点を食らい、当然ながら相手のパスの精度が上がり、スピード感も出てくる中で相手のパス回しを追いかけるだけのような場面が増えてしまう、でもビハインドがあるから得点を狙わなければならないということで、難しい展開に入ってしまった中で、14分に2失点目をくらい、更に相手がやりやすい展開になります。

浦和もセットプレーなどで得点のにおいのする場面があったものの、崩すというところでは、なかなかうまくいかず、それでも後半28分には、35番早川隼平のサイドからの仕掛けから、一人経由して相手を揺さぶる形で崩すような形が作れたものの、ここは、合わせたシュートがわずかに枠を外れて得点ならず。

2点ビハインドで、ここで決められて1点差にできていれば、流れは変わったかもしれません。

そして、30分に3失点目ところで、33分にペナルティエリア内で16番石川真稀が角度のないところからゴールを決め1-3とするも、その後36分38分と立て続けに決められ、試合終了間際に、17番都築駿太の惜しいシュートなどありつつ、終わってみれば、1-5の大敗という結果になっていました。

 

実際のところ、ここ5試合ほどを見られていないため、この間にチームにどのようなことがおき、どのように進んでいるのか、新しい発見があったのか、難しい状況が発生しているのかなど、とにかく見られていないだけにわからないことが多いです。そして、私の中では、どうしても柏レイソルの育成チームとやる時には、フィルターがかかってしまうので、そちらの要素での試合の見方が強くなってしまったところもあります。

1か月前と比べてメンバーがいくつかのポジションで変わっていたり、代表系でおそらくいない選手もいただろうし、変わった選手が怪我なのか、作り直しているところがあるのか、とにかくわかりません。確実に次節5/6に足を運べるかがわからない中で、12日は、再びプレミアリーグとかぶる。そして、おそらくその次の週からは、ユースのクラブユース選手権の予選とかが入ってくるため日程が読めない。

ただ、このタイミングで1つ試合を見られることができたので、また、これを踏まえて、行けないとしても結果など見つつ気にしていくことになります。

分かりやすいのは、この試合を引きずらず、次節に無失点で複数得点で勝利するという展開とか見せてくれると嬉しいなーと思ったりしてます。

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

【アニ山】千葉県U18リーグ・八千代市総合運動公園に行ってきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。私も最近は、まったくできなくなってしまいましたが、スタジアム好きというか、各地のサッカーで利用されるスタジアムやグラウンドに足を運ぶのが好きで、そういう動き方をすることもあるのですが、確かアニ山さんは、足を運んだとみなすルールが、ある程度の公式戦の開催で足を運んだスタジアムが足を運んだスタジアムとしてカウントされるとかだった気がします。

様々な会場やカテゴリに足を運ぶアニ山さんですが、そういった意味では、新しいスタジアムでの試合観戦と言うことでよりテンション高く足を運んだのだろうなと思ったりしています。

ちなみに、偶然ではありますが、今月初めの浦和カップで浦和レッズユースと対戦したことで気になっていた敬愛学園高校が今回足を運んだ試合に入っていて「お!」となりました。敬愛学園高校は、その浦和カップでは、決勝まで勝ち進んでいたんですよね(PKで敗れた。)

勢いと強さと、シュート意識と枠に飛ばす意識、アニ山さんもミドルが枠に飛ぶことに注目していたようですね。

では、アニ山さんの記事です。

近県のU18リーグを見ておこうということで、3月の茨城、群馬に続き、4月20日は千葉県u18の1部・八千代市の総合運動公園陸上競技場に。
東葉高速鉄道の村上駅から、僕の足で15分程度。まだ真新しい施設で、平成26年ごろに完成したようだ。八千代高校のゲームで、良く使われる。
傾斜のキチンとした、1500人程度を収容できるメインスタンドがあって、高校生の県リーグとしては、かなり恵まれた観戦環境。ただし、フィールド部分とスタンドに仕切りなどが無いので、有料開催は難しいものと思われる。

この陸上競技場は、何年か前、高校ラグビーの千葉県予選、準決勝か準々決勝で使用したのを僕はテレビ中継で見ていて、それ以来気になっていた。
一方で、八千代高校の校庭は人工芝化工事が進んでいるらしい。県リーグの日程を見てみると、この陸上競技場を使うのはこの節まで。次々節となる6月からは、八千代のホーム扱いのゲームは、高校のグラウンドが会場となっている。
こうなると、今度いつチャンスが巡ってくるかワカラナイということで、病み上がりの身体を押して八千代市までやってきた次第。

【八千代 3 – 0 日体大柏】

キックオフから日体大柏に勢いがあって、速い両サイドを中心に相手エンドに押し込んでいく。八千代はスピードに対応しきれず細かいファウルも目立って、いわゆる後手後手といった感じになった立ち上がり。
八千代がようやくファーストチャンスを掴んだのが前半13分。コーナーキックから#5が頭で合わせてのゴールで、これで両チームの勢いがすっかり入れ替わってしまった。こういう一つの切っ掛けで空気がガラリと変わってしまうのが、ユース年代らしい展開だなぁと思う。
先制をした八千代の選手は、動きが明らかに良くなり、#9、#13のツートップの前線からの守備も効果的に機能して、日体大柏のプレイを窮屈にさせる。八千代マイボールになった際も選手同士の距離感が良くなっているので、シンプルなパス交換で相手をいなして、ボールを前に進めることができるという好循環。

1-0で折り返したハーフタイムに日体大柏は2人選手を交代して仕切り直しを試みるけれど、後半2分に八千代#11のロングシュートが決まって、突き放された。前に出たキーパーの位置を見極めて頭上を狙った40メートルほどのシュートで、点の取られ方、時間帯、日体大柏には堪える失点だった。

日体大柏は4-2-3-1か4-1-2-3か。アンカーに入る#8がやっぱりポイントで、ココでボールが落ち着くし起点にもなるのだけれど、追いかける展開となってからはパスのブレなどから高い位置でボールを失うことが多くなり、後半31分には警告を受けるなど、中盤が苦労する流れになってしまった。
前述のように、ハーフタイムで選手を2人入れ替え、切り替えていこうとした矢先の2失点目で、ゲームの流れを掴み損ねた典型だったように思う。
また、日体大柏は選手を6人交代させたように思うのだけれど、あれは僕の記入ミスだろうか?

【敬愛学園 4 – 0 千葉明徳】

2試合目の敬愛学園は、2017年の2月に新人戦で見たことがあって、その時は「厳しい指導をする学校だなぁ」という印象が残っている。その時の相手は茂原高校で、言ってみれば格下相手なのだけれど、茂原高校が集中力高く臨んできたので、敬愛学園が少し手こずった…というゲームだった。結果的には4-1と勝利したのだけれど、やるべきことが出来ていなかったり、プレイに油断が垣間見えると、ベンチからかなり強い口調で叱咤が飛んだ。
このゲームでも特に後半は、途中から出場した選手のプレイが中途半端だったようで、激しい言葉が投げかけられた。
前半16分、18分、20分と立て続けにゴールを挙げて、この試合は決まってしまったのだけど、この3つのゴールで感心したのは、ミドルレンジから強いシュートを枠内に撃てていること。
この2チームは今季1部に昇格してきた同士の対戦で、1部中下位の力加減になると思う。
これくらいのレベルのチームでは、ゲームの組み立ては良くても、フィニッシュのところで物足りない感想を抱くことが往々にしてある。1試合だけの感想でタマタマかもしれないけれど、こういうしっかりしたシュートの撃てるフォワードが育つチームは、強くなってくると思う。

千葉明徳は、2016年に1部リーグ2位という成績で、このときに最終節かその前あたりに観戦に行こうと計画していたが、行かず仕舞いだった。
前半早いうちに5分間で3ゴールを奪われ、それで試合が決まってしまったけれど、試合中の選手同士のコミュニケーション、コーチングがとても活発。なかでもゴールキーパー#1のコーチング力には感心した。悪い流れになってしまったゲームだけれど、千葉明徳が台頭してきているベースは垣間見えたような気がした。

高円宮杯プレミアリーグ2019/4/21 浦和レッズユースvs市立船橋高校 1-0勝利・・・ゴラッソ、無失点で連勝!結果を残して首位対決へ

どうも、ブクメです☆

先週のアウェイでの鹿島アントラーズユース戦でプレミアリーグ初勝利を飾った浦和レッズユースは、今節もアウェイでの戦いとなります。対戦相手は、市立船橋高校。今年は、プレミアリーグイーストの開幕戦の全試合を観戦したアニ山さんなどに話を伺いつつ、大まかな勢力図を想像していたものの、第2節では、開幕戦勝利した多くのチームが敗戦、敗れたチームが勝利をしたということで、2連勝した青森山田高校以外は、2連敗した鹿島アントラーズユースを除いて1勝1敗で8チームが並ぶという大混戦になったことで、正直なところ、自分の目で見ないとわからないという結論になりつつありますが、ご存知の方も多いかもしれませんが、私は、浦和レッズの育成がらみや、何かで関わって知っている選手がいるようなチームではないと、あまり足を運ぶ気にならないという偏食気味のダメなタイプなので、浦和レッズユースとの対戦相手としてのプレミアリーグイースト参加チームを眺めながら判断していくということになるのかなと思います。

今日、会場に足を運んでいた知人数人は、そのまま移動して柏レイソルvs鹿島アントラーズユースの試合を観戦したようです(・・・ので、そこからまた情報もらいますw)

ということで、開幕戦を見た限りでは、今シーズンは苦しい戦いを強いられそうだという聞いていた今日の対戦相手の市立船橋高校でしたが、第2節では、下馬評が高い大宮アルディージャU18を破っていたりと、やはり、試合をしてみないとよくわからないという形での日曜日の試合観戦となりました。

こういう前振りをしておきながら、相手の細かいところには、あまり触れないんですけどねw

では、試合の話に移ります。

vs市立船橋高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半45分⇒6番清水楽人)、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半29分⇒20番木下翼)、右に15番松村大也(後半16分⇒10番山中惇希)、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半29分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太

となります。

左サイドバックのスタメンのみ、前節の6番清水楽人から12番福島竜弥に入れ替わっています。

これは、開幕から共通している点として、まず右サイドバックの8番冨田蓮のサイド(相手の左サイドで攻撃に使いたいサイド)に関しては、この試合でも、ほぼ相手がやりたいことをやらせないような形ができており、間から抜こうとした時には、5番遠藤龍河と21番南濵優大がしっかりと跳ね返す。

そして、この試合では、そこに加えて4番玉城大志が相手の攻撃を摘むプレーというのも多く見られました。

左サイドバックに関しては、12番福島竜弥の突破も期待される中で、相手チームとしても、右サイドバックからの攻撃が一つのストロングポイントとなっているようで、なかなか守備の面ではつかみ切るのが難しく良いクロスを上げられてしまう場面もあったものの、その分、この試合でも12番福島竜弥のサイドからの攻撃でチャンスを作る場面も複数回作れていました。

攻撃のところでは、距離感を意識した連携での突破の試みも多く見られ、例えば、前半5分には、気が付けば左前線に4番玉城大志と15番松村大也と17番盛嘉伊人がいる形でパス回しから仕掛ける形だったり、7分には、24番佐藤優斗のロングスローから17番盛嘉伊人が落として15番松村大也がシュートを狙う場面があったり、10分前後には、連続で12番福島竜弥が左から突破してクロスを供給し、精度が良ければという形を作り、15分には、4番玉城大志のインターセプトから13番堀井真海、15番松村大也へとテンポ良くパスが回り、左前線のスペースへロングフィードが供給され、24番佐藤優斗が反応して走りこむ形など、多くの選手が、複数のポジションに移動しながら、距離感も良く攻撃を狙うという形が上手く行っている回数が多くなりました。前線で味方を活かすための潰れ役としての9番波田祥太の動きも利いていたと思います。

ただし、流れの中から崩し切っての決定機というのはこの試合は、なかなか作ることができなかったようにも感じられました。良いイメージで、意識しながら攻撃ができる回数や時間が増えてきていることが重要だと書いておきます。

そして、この試合では、タイトルでも書いたようにゴラッソ(素晴らしいゴール)が生まれたんですね。前半18分に、ペナルティエリア外でパスを受けた13番堀井真海が反転してコースが開いているのを見ると、迷わずにシュートを選択し、その強烈なシュートがゴールに突き刺さります。

ここしばらくは、そもそも、埼玉県S2リーグや昨年末のGo For World Cupなどで、こういう思い切ったシュートを狙い決めた選手は見られたものの、プレミアリーグの舞台では、そもそもこういうシュート自体がほとんど見られなくなっていた浦和レッズユースにあって、この見事な得点が決まったと言うことは、かなり大きいことだと思います。

これでセットプレー以外で2試合連続ゴールが決まったということで、これもまた大きいと思います。

前半は、この13番堀井真海の見事なゴール以外にも、枠は捉えきれなかったものの、前半終了間際に17番盛嘉伊人がテクニックで相手ディフェンダーを交わして15番松村大也に渡し、思い切って狙ったシュートなどもあり、崩すための試み、狙える時にはシュートを狙う意識など、前進が見られました。

・・・と、細かく見えているように書いていますが、今日は、グラウンドレベルからの観戦でなおかつ、前半の浦和の攻撃するサイドが遠いという位置で見ていたため、距離感などがわからない場面が多く、かなりわかりやすかったところばかりピックアップすることになっています、実はw

細かくわからなかったところは、また来週は、スタンドレベルで見られるさいたま市浦和駒場スタジアムスタジアムから見させてもらうと言うことで良いですよね。

ちなみに、最初に書きましたが、後半は、相手の攻撃の時間が結構な割合を占めることになり、その相手の攻撃が遠くてわかりにくいということで、実際に結構シュートも打たれていると思うのですが、相手側のベンチでは、シュートのたびに盛り上がっていたものの、割と25番鈴木彩艶を見ている限りは、余裕で見送っているように見えた相手シュート場面も多かったように見えて、どのくらいピンチだったのか、わからないところも多かったという・・・すみません。

ただ、当然ながら、ビハインドを背負って後半スタートから仕掛けてくる相手に対して、最初の10分、15分くらい耐えればと思っていたところで、気が付けば結構な時間耐えることになっていたようには感じました。

ただ、結果的には、失点をしなかったわけで、私が見た限りの多く打たれたシュートの中で、本当に危険な決定機は1つで、相手がそのシュートを外してくれて助かったという場面もありましたが、全体的には、ある程度コースを切ったりできていたのではないかなと思っています(思うようにしています。)

後半は、守りの時間が多かったものの、交代は、攻撃的な選手が入る形で、10番山中惇希は、受ける流れの中で、持ち味が出しにくい状況だったものの、後半38分に、テンポをずらしたドリブルで相手ディフェンダーを抜き、裏に抜け出す20番木下翼へのパスがやや弱くなってしまったものの、惜しい形も作り出していました。

また、19番成田安里もこの試合では、攻撃的なところというよりは、相手のサイドからの攻撃に対して読んでタイミングよくボールを奪う(攻撃の芽を摘む)ようなプレーでの貢献が多くなりました。

ということで攻められる時間が多かった後半もしのぎ切って1-0で勝利。連勝することができました。

ということで、この試合スーパーゴールを見せてくれた13番堀井真海の写真を載せておきます。

前節の、流れからのゴール、今節の、シュートコースを空けたらミドルもあるよ、を体現したスーパーゴール、そして、実際のところ守備の時間も長いものの、この2試合を0に抑えきったということは自信になるわけで、対戦相手が意識しなければならない要素も増えてきました。

そして、次節は、第4節にして浦和レッズユースとしては、今シーズン初めてのホーム開催のホームゲームでさいたま市浦和駒場スタジアムに首位の青森山田高校を迎えての一戦という構図になったわけで。なんだか、物凄く楽しい流れになってきたではないですか。

もちろん、ここまでの采配を見ていても、相手の長所を警戒して意識して守備的にやれというメッセージではなく、自分たちの時間帯を長くするために、攻撃的に(もちろん、守備も含めたところにはなりますが、自分たち主導でできるサッカーをやるための挑戦は感じるという点で攻撃的という印象)やっていけというメッセージを感じるものですし。

まずは、2連勝した流れでの、一つ目の大きな勝負として、今シーズンの下馬評が凄く高い青森山田高校相手に、ここまでの手ごたえをぶつけて更に前進してください!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/14 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・流れからのゴールで勝ち切った!

どうも、ブクメです☆

鹿島アントラーズユースとの対戦と言えば、鹿島アントラーズクラブハウスがこれまでのセオリーで、ここ数年は、その会場では、なかなか勝てていない印象があり、内容としても厳しい試合が多かったという見る側としての少し嫌な印象があったものの、今回の鹿島アントラーズユースとの試合は、県立カシマサッカースタジアムスタジアム。

何気に、私が記憶する限りは、鹿島アントラーズユースとこの会場で公式戦を戦ったことがないような印象を持っています(細かく調べていません)が、Jユースカップで優勝した現在の大学4年生が最高学年だった世代のユースが下馬評の高かったセレッソ大阪U-18を下した場所だったり、結果としては、敗戦となったものの、浦和レッズジュニアユースがヴィッセル神戸U-15相手に好ゲームを繰り広げた会場だったり、私自身も、育成に足を運ぶ方も、割とこの会場には、良い印象を持って(トップチームサポーターがここが嫌い、鹿島嫌いとか、そういう話は、関係ありませんw)いる方も多いような気がします。

もちろん、プレーする選手にとっては、この会場での経験がない選手がほとんどだと思うので、関係ないのですが、見る側の私としては、そんな感じもあったので、若干リラックスして試合に臨むことができましたという前置きをしつつ。

おそらく、このブログを以前から読んでくださっている方は、昼間の試合でその日のうちにブログが上がっていなかったことで、「たぶん、運転で疲れ果てて眠ってしまった、ブクメ」と思った方もいると思いますが・・・正解ですw

疲れ果てて眠り、その日に帰ってからやる予定だった仕事も何もできずに、次の日の早朝に起きて、慌ててまずは仕事をしてそれが一段落してからブログを書き始めています。

試合から丸1日くらい経ってからブログを書き始めているものの、印象に強く残った場面が多かったことから、書き始めて、昨日のことや試合の場面が、まだ鮮明に残っている箇所が多いです。

では、まず試合の流れを大まかに書きますね。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒12番福島竜弥)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半38分⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也(後半22分⇒19番成田安里)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒7番與那覇航和)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

試合後に、いくつか入ってきた情報もあったのですが、直接聞いたわけではないので、私が感じた印象などで書くと、前節からスターティングメンバーが数か所変わっていますが、今年の鹿島アントラーズユースの事は、ほとんど知らないものの、これまでの印象で考えると、跳ね返す力を考えたメンバー構成にして、そこから全体的なメンバー構成を組んだ時に今回のスターティングメンバーになったのかなと、スタメンを見てまず考えていました。

実際に試合が開始してから5分ほどは、相手が高めのボールなど含めて攻めてくる回数が多く、その辺りをこの試合スタメンで入っていた21番南濵優大や、6番清水楽人が跳ね返すところなど見つつ、勝手に「なるほどね」とか思ってたりしました。

それでも、決定機自体は、ほとんど作られていないものの、コーナーキックやフリーキックを与える場面は、やや多い印象がある序盤となりました。

前半8分の相手の攻撃を防いでからの6番清水楽人から17番盛嘉伊人を経由して24番佐藤優斗に繋げたプレーなどを始めとして、受けて跳ね返して、ただロングボールで前線がという展開にならなかったのが、今日の試合の勝利につながった一つのポイントと感じられたところで、更に、この試合では、前線に入った13番堀井真海がパスを受けてからの突破の鋭さが際立っていて、前半11分には、難しいボールを上手くポストで受けて9番波田祥太へつなげるようなプレーも見せたかと思うと、前半12分には、スペースに走り出してパスを受けたところで反転してそのまま突破してキーパーと1対1の場面を作り出しこのシュートはコースが甘く相手キーパーにはじき出されるも、相手守備陣にとっては、かなり驚かされたプレーになっていたと思います。

↑先制点後に喜ぶ選手たち

昨シーズンから、だいぶ長い期間、公式戦では、ゴール自体少なく、入ったゴールもセットプレーからのみという状況で、この試合は、流れからのゴールも予感させるような、数選手が絡んだワンタッチパスでの突破などの試みも多く見られ、ゴールを意識した突破も見られた中で、その予感が的中するような見事なゴールが生まれます。

前半14分に、13番堀井真海が、パスを受けると右前線深くまで運び左前線から走りこむ24番佐藤優斗にラストパスを送り、これを決めて浦和が1-0と先制します。

浦和レッズユースの試合をあまり見ていない方には、「あ!浦和が先制してる!」くらいの驚きだったかもしれませんが、私たちにとっては、「数選手が絡んで相手を崩そうとするプレーや突破の試みが多く見られて流れからのゴールが期待できそうだなと思っていたところで、長い期間見られなかった流れからのゴールが決まった!」という喜びのゴールでした。

もちろん、これまでできなかった崩すためのプレーや数選手が絡んだプレーというのは、数選手が近い位置で高めの位置で前を向いて展開することが多いわけで、テンポ良く行けば崩せるものの、少しずれたり、パスの強さが合わなくて、コントロールが上手く行かない状況から相手の反撃を受けたときには、より相手には攻撃するスペースが多く生まれてしまうということもありますが、その辺りのリスクを許容した上で、挑戦する方のプレーが多く見られたと言うことが、この試合で見ていてうれしかったことで、前半で言えば、そのプレーが許されていたことも嬉しかったですし、それを可能にしていたのは、特に個人の感想にはなりますが、前節同様相手の左サイドからの攻撃を自由にさせなかった8番冨田蓮の守備であったり、真ん中で高めのボールに対して5番遠藤龍河と21番南濵優大が力強く跳ね返していたこと。4番玉城大志がこの試合では、守備的な意識を高めにプレーしていたことに加えて、左サイドバックに入った6番清水楽人が、ポジショニングも含めて、ボランチに近いような試合を落ち着けるボールの受け方回し方をしていたのも大きかったかなと思いました。

この形で、相手が浦和陣地でプレーする場面も多く、セットプレーも多く与えてしまってはいたものの、これらによって「やられた」と思う場面はほとんどなかったとも言える前半でした。

攻撃の部分で前半良かったところをピックアップすると、前半23分の9番波田祥太の上手い追い込みから結果的に前線でインターセプトを成功させたプレーだったり、24分の6番清水楽人が中盤のスペースが開いたところに上手く入ってパスを受けたところからの、24番佐藤優斗、13番堀井真海と繋がり、再び24番佐藤優斗へつなげての仕掛けの場面、前半28分の仕掛けのところでは、最終的には、相手に守備陣にかかったものの、「今の攻撃何人絡んだかな」と思い返したら、6番清水楽人、4番玉城大志、13番堀井真海、24番佐藤優斗、17番盛嘉伊人と5人絡んでいたという、その試みだけで少しテンションが上がったりした場面。

前半31分には、13番堀井真海が再び見事な突破で右前線に流れていったところで、15番松村大也がペナルティエリア内に流れていき、左から24番佐藤優斗も走りこむ形で、クロスが合えばというかなり惜しい場面も作りました。

あとは、監督からの指示でもわかりやすく、前にも後ろにも絡めと言う17番盛嘉伊人のプレーが印象的で、前半40分にバックラインも含めて攻撃参加していた時には、センターバックの位置に下がってケアする場面なども見られました。

そんな感じの前半でした。

比較的守備的なところでもバランスが取れていたので、特に交代せずにそのまま行くかと思っていたところでの後半スタートからの左サイドバックの交代。6番清水楽人から12番福島竜弥への交代となったわけですが、最初は、もちろん私としては、ちょうど見に行った浦和カップで12番福島竜弥の左サイドバックでのプレーでかなり良い印象を受け、プレミアリーグ開幕戦でも良い印象そのままで来たものの、この試合では、守備の落ち着きを作っている6番清水楽人のままで行くかなと思っていただけに驚きましたし、実際に1点ビハインドで当然のことながら、後半の早い時間から攻撃に比重を置いてきた中で、ややそのサイドから仕掛けられて危ない場面が多くなったのも事実ですが、結果的には、ある程度耐える時間を経えつつも、後半5分に9番波田祥太のポストから17番盛嘉伊人にマイナスのパスが入ったところで、思い切って左前線を駆け上がり、パスが通れば大きなチャンスになるというプレーもあったように、て、攻撃ができるタイミングでは、攻撃の持ち味も何度か見せることもできていたと思います。

期待に応えた選手にはチャンスを与え、それが、負けないためという理由で崩されない起用になるというメッセージにもなるところですかね。もちろん、チャンスが与えられた選手と手ごたえを得ていたのに交代になった選手にとっては、まったく印象が違ってくる内容にはなりますが、育成を考えると、紙一重ですが、間違っていないのかなと思います。

逆に、ミスした選手でも、その後の取り組み次第では挽回ができるとも言えるでしょうし。

後半22分に、20番木下翼と19番成田安里が同時投入されます。ここも、守りを意識した起用ではなく、追加点を狙いに行く起用ですよね。

20番木下翼のドリブルでの仕掛けが良いというところに関しては、これまでもたくさん書いてきましたが、この部分は、言うまでもなく、この試合でも見せてくれました。

この試合では、同時起用された二人によって高い位置で奪うという守備面でのプレーでもさっそく良い形がありました。後半29分あたりのプレーになるのですが、19番成田安里が相手のサイド攻撃に対して、上手いポジション取りでプレッシャーをかけていき、ある程度相手が仕掛けられるコースを限定させたところで、そこに来た相手に対して20番木下翼が上手く読んで奪う。これで高い位置での反撃ができる形が作られました。

19番成田安里の攻撃の仕掛けに関しても、難しいパスに追いついてクロスを上げる場面や、スタートが少し遅れたものの、チャンスで9番波田祥太が粘ったボールのこぼれ球に対して、素早く反応して相手ディフェンダーのブロックにあったものの、思い切ってシュートを狙った場面(結果的にコーナーキックを獲得)など攻撃面でも見せ場を作り、同時に、先ほど挙げたようなプレーのような守備面での駆け引きや受け渡しのところなど、良い守備も見られました。

もちろん、まだまだこれからというプレーや、監督からの指示も多い状況ですが、短い時間ながら印象の残るプレーは見せてくれました。

また、残り10分ほどと短い起用になり、時間的にも相手が得点を取るために仕掛けてきて守備にも重きをおかなければならない時間帯で投入された10番山中惇希が試合終了間際で見せた、左サイドからドリブルで仕掛け、相手ディフェンダー3人くらいに取り囲まれながら、それでも奪われずに突破していき、コーナーフラッグ付近で、時間も使いつつ、同時に抜ききるための駆け引きもしていて、抜け出せたらゴールを目指そうくらいの姿勢も見えたプレーが見られました。

1-0勝利という数字上の結果以上に、多くのものが詰まった1戦になっていました。

もちろん、この勝利で一気に優勝候補の一角になったと言えるような状況ではなく、その辺りには選手もわかっていると思いますが、明らかな前進をしていることがわかるチーム状況になっていて、更に、明確に、優勝争いができるチームになるためのリスクも負いながらの起用采配が見られることが、見ている側としては何より嬉しいわけです。

間違えなく、今後は、個々の選手のチーム内での戦いもし烈になってくると思います。

ただ、それがチームとしては自然な流れになります。

楽しくなってきました。楽しい試合でした。勝利も嬉しいですが、それ以上に感じられるものが多い試合だったことが大きいです。

次節も楽しみにしています!

ではでは。

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ちなみに、今年は、ユースのプレミアリーグと日程が被ることが多くて、なかなか見に行けていないジュニアユースの関東U15リーグ。なかなか勝てていない状況でしたが、この日に行われた川崎フロンターレU-15戦で見事勝利したという結果を確認してホッとしています。21日もユースとかぶってしまっているため、次に足を運べるのが27日の柏レイソルU-15戦になると思います。

アカデミー卒業生関連 2019/04/13 – 大学サッカー 東京国際大学vs東京学芸大学、駒澤大学vs立正大学を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で開催された関東大学サッカーリーグの2試合を観戦してきました。

開幕戦は、足を運べなかったと言うことで、今週が今シーズンの関東大学サッカーリーグ初観戦になります。

なんだか、関東大学サッカーリーグで熊谷スポーツ文化公園陸上競技場を使うこと自体があまりこれまでなかった(別の大会で昨年はありましたが)ので、若干違和感がありつつ。更に、今回の試合では、立正大学と東京国際大学に浦和のアカデミー出身選手が所属している状況ということや、比較的、私が住んでいる場所から近場をホームグラウンドとするチームと言うことで良く足を運ぶ大学ではあるものの、立正大学は、立正大学熊谷キャンパスグラウンド、東京国際大学は、東京国際大学坂戸キャンパスグラウンドのイメージがありますので若干の違和感を感じつつも、個人的には、地元感(とはいっても車で1時間くらいはかかる場所ではあるのですがエリア的に)のある場所で大きな会場での試合観戦というのは実際良いものですね。試合もしっかり見ることができました。

今日の2試合では、第1試合の東京国際大学vs東京学芸大学では、浦和のアカデミー出身選手でメンバーに入っていた選手は、東京国際大学の4番小木曽佑太、第2試合の駒澤大学vs立正大学では、5番中塩大貴の二人となりました。

プレーする舞台としては、1部と2部と言うことで、分かれてしまったものの、今年は、キャプテンとしてチームを引っ張る存在となる2人です。しかも、プレーするポジションが共にセンターバックという。この2チーム以外でも、浦和レッズユース出身の4年生では、青山学院大学の高橋聡史や日本大学の東伸幸など、センターバック(想像しているポジションと実際に変わっていたらすみません)でチームの軸としてプレーする選手が多いという印象ですね。

さて、話を戻しますが、今日の試合では、小木曽佑太も中塩大貴もキャプテンということで、その場合には、分かりやすい写真が撮れます↓w

↑東京国際大学4番小木曽佑太

↑立正大学5番中塩大貴

そう、コイントスですね。

これだけではわかりにくいので、集合写真も載せておきます。

立正大の方は、集合写真の準備中の写真で、中塩大貴は、向こう向いてしまっているではないかという突っ込みありがとうございますw

なんか、この写真しか撮れていませんでした。

第1試合の東京国際大学vs東京学芸大学の試合は、前半早い時間に守備が安定しない間に中途半端な対応で、ペナルティエリア内で簡単に仕掛けられてしまい、東京国際大学がビハインドを負う形でのスタートとなり、失点直後には、逆に相手の守備が不安定なところで決定機を作りつつもクロスバーに当ててしまい、0-1という状況が結局試合終盤まで続き、後半は、東京国際が攻め込む場面も増えた中で、セットプレーから追いついて1-1で終了となりました。

第2試合の駒澤大学vs立正大学の試合は、開幕戦で早稲田大学相手に見事に勝利スタートした立正大学が、駒澤大学のシンプルで力強い攻撃に対して上手く対応しつつ、前半10分も経たないうちに、見事なゴールで先制し、そのまま優勢な形で進めていくように前半では見えたものの、後半に入ると、より強度を高めてきた相手にたいして押し込まれる場面が続き、カウンターで見事なパス回しで仕掛ける場面も何度かあったものの、相手の早いペースに急いで対応して引っかかり再び攻撃を受けるような落ち着かない展開になる中で、立て続けに失点して逆転を許してしまい、結局、そのまま1-2で敗れるという結果になりました。

浦和レッズのアカデミー出身選手のいるチームを応援する形で見ていたので、2試合とも、なかなか苦戦を強いられた印象を持ってしまうことにはなりました。

とはいえ、まだ2節ですので、今日見た試合を踏まえて、次回また見られるときに、この難しい試合を経て、どうなっているのかを見られば良いかなと思います。

立正大学も、東京国際大学も浦和のアカデミー出身の選手がこの二人以外にも複数所属していますので、色々、簡単には行かない事情などもあるとは思いますが、多くの選手が今後の試合に絡んでくることも同時に期待しつつ。

ということで、関東大学サッカーリーグ観戦はじめの話でした。

ではでは。

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【アニ山】高円宮プレミアイーストを見てきました

どうも、ブクメです☆

既に浦和レッズユースのプレミアリーグ2019開幕戦の試合に関しては、私もブログで書きましたが、アニ山さんもその試合を観戦していたと言うことで文章を書いてもらいました。本文の中で触れられているように、観戦が被る試合に関しては書かないという話をされていたのですが、別にこのブログは、私と同じ考えの方が書き手を忖度し合って言論統制を図るような物ではありませんので、むしろ基本的な、育成に対しての想いは同じ方でも、見る試合の幅が違い様々なものを見ている方で目線が違った方の感想も欲しかったことと、最も大きな理由は、同じ試合を見ていた中でのハーフタイムに話した時の、浦和レッズユースに対する感じ方が、対照的だったことにあります。

アニ山さんは、書いていただいている文章を読んでいただくとわかるように、サッカーというカテゴリに対してかなり幅広く見られている方です。中心に浦和レッズユースがあるわけではありませんが、比較的、多く浦和レッズユースのここ数年の試合を見てくださっている方で、やや私に近い目線で見ていただくこともあったりしたことから、浦和レッズの育成の積み重ねのなさに対して、危機感を共有していただいています。

ちなみに、アニ山さんより、「一応、自分が文章をまとめるまでは、他人のレポートは読まないことにしているので、(選手や監督のインタビューは目にすることがありますが)」と原稿をいただいたメールに記載されていたように、私が書いたブログや他の方のレポートなどを読まない状態で書いていただいた原稿になります。

原稿を読んでみて、実際に感じたことをある程度オブラートに包んでいるところもあるなと私は感じてしまったりしましたが(w)、面白かったのは、ここが浦和レッズユースの攻撃に関しての、こうなることが必要だと感じた部分が一致していたことだったりします。

では、アニ山さんの記事をどうぞ!

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

4月6日、7日の両日は高円宮プレミアリーグの開幕節。AGFフィールドでイーストの全5試合を観戦してきました。
実は、この助手見習い活動を始めるに当たって、ブクメ氏と観戦が重複した試合については文章を書かないつもりでいたのですが、ブクメ氏から試合後に、「今日のレッズユースの試合について、アニ山さんの目線からも文章を書いてください」とのお言葉をいただきました。
ブクメ氏から「書け」と言われますと、こちらも【助手見習い】という非常に弱い立場ですから書かないわけにはいきませんw

そんなこんなでプレミア開幕節の感想を、レッズユースを中心にしたためてみたいと思いますが、2日目はカメラを忘れてしまったため、写真は初日のものになります。
また、今回の文章は、最後まで「ですます調」で進行します。

まず、5試合10チームを眺めて、この開幕節の内容だけで判断すると、レッズユースは10チーム中、8~10番目の力加減になるのかな…というのが率直なところです。
プレミアリーグは楽なカテゴリーではないのは当たり前ですが、いつにも況して厳しい戦いを強いられるシーズンになるな、そして、だからこそ、より積み重ねを意識して、選手の特徴を活かし成長を促すようなチームづくりが必要だな、と感じました。

相手のエスパルスユースは、高いスキルを備えた個々が連動してボールを動かし、かつ、開幕戦とは思えない充実ぶりが伺える内容だったことから、その点を割り引いてレッズユースを評価しないといけないのかもしれませんが。

守備面では2失点目が自陣深いところでのショートパスがミスになり相手に渡った、言ってみりゃ自滅の失点で、逆にこの相手に「崩されてのゴールを1つしか許さなかった」と考えると、一定の評価はできるのかな、と考えています。
ミスから生じた2点目は、こういう失点は印象がとても悪いのですが、自分はこういうミスをあげつらう気にはなれません。
むしろ、後ろでパスを回す際には、最大限の集中力と注意力を持って臨む、そういう動機付けになってくれればいいし、また、その意識でチャレンジを繰り返してくれればいいと思っています。

攻撃面では、今年のレッズユースは#9波田にいかに上手にボールを入れるかがポイントになる、と自分は思っていて、その観点からすると物足りない試合ではありました。どうしても、選手が孤立している場面が多かった。
推進力のあるドリブルで#10山中が左から攻撃を作るシーンもあったけれど、やはり単騎での仕掛けになりがち。
マイボールの時に、チーム全体がどんな理想図を描いてい前に進もうとしているのか、これもエスパルスユースとの相対的な感想にもなるのですが、レッズユースにはその部分が希薄だった気がします。

ひとつ可能性を感じたのが、ツートップというかトップ下というか…で出場した#17盛が、引きながらボールを欲しがる場面があって、ここで、いわゆる『攻撃のスイッチを入れるパス』が出ていれば…と感じたことが幾度かありました。
この試合では、波田を裏に走らせるようなロビングが選択されることが多かったのだけど、ボールを引き出す盛の動きにあわせて、その足元に入れてあげて、そこから前へ…という展開が出てくれば、数的にも五分以上で、前にスペースもある、という状況が作り出せ、攻撃のバリエーションも選手の連動性も膨らんでくるのでは、と期待が持てるワケです。

自分は、2節のアウェイ・アントラーズユース戦には行けなくて、次は3節・市立船橋戦観戦になるのですが、レッズユースがどんな意思を持って主体的に攻撃を組み立ててくれるか、そんなところに注目したいと思っています。

長くなってしまいましたが、他のカードについても簡単に幾つか。
自分は開幕節の試合の中では柏レイソル-尚志高校戦を一番注目していたのですが、尚志の#9染野がハットトリックで格の違いを見せつけるカタチになりました。
奪った3ゴールも、フリーキックを直接、速攻で左サイドからのクロスを頭で、中盤のターンオーバーからプレスの緩んだところを見逃さず25メートルほどのミドル、と違うパターンからで、そしてどれも観客を唸らせるもの。この土曜日は西が丘の大学サッカーに行こうか、こちらに来ようか迷った訳ですが、こちらはこちらで満足感に満ちたゲームでした。

もう一試合、2日目最後のアルディージャとアントラーズの対戦。アルディージャユースはとても評判の高い世代になるわけですが、こちらも納得のゲーム。
注目していた#14柴山はベンチから外れていましたが、左サイドでスピード感のある#10高田や、シュート力のある#15大沢など、一目にタレントが揃っていると感じさせます。中盤に入る#8瀬良も、細かいプレイが巧いし、ゲームを落ち着かせる「間」もいい。
アントラーズに少し元気がないかな…という雰囲気もあったのですが、アルディージャに前評判通りのものを見せてもらいました。

助手、ユースに行かず関東社会人サッカーリーグ2部 さいたまSC vs Criacao Shinjukuを観戦

はい、助手です。笑

だんだん慣れてきました、助手役。笑

 

前回は大学サッカーの開幕戦について書きましたが、途中でダラけた文章になっていました。笑

その翌日は初めて関東サッカーリーグの2部を観戦しに行って参りました。

例のごとく、遅刻です。笑

いや、正確に言えば迷いましたね。笑

 

秋葉の森総合公園サッカー場。

大宮駅から20~30分バスに乗り、バス停[秋葉入口]から約10分。

めちゃくちゃ穏やかでした。笑

桜が綺麗に咲いてました。

だんだんとサッカーしてるな~の声が聞こえてくるんですわなぁ。

 

 

到着したらもうすでにクリアソンが先制してました。すみませんす。笑

そしてしっかりチェーック!

クリアソンには8番須藤岳晟、さいたまSCには5番細田真也。

 

はい、とてもビックリしました、、、

須藤岳晟は8番で右サイドバック。。

細田真也は5番でトップにいるんですもん。。。(1トップじゃないよ、トップ下なのかな、とにかく前線にいんのよ、、)

 

んんんっもう面白い!!

 

須藤さんはもうキャプテンよりキャプテンなのよ。

必要な選手ですね~ほんと。

相変わらず芽を潰してらっしゃいました。(伝わる??)

そしてコーナーキックのキッカーも。(今までのイメージはコーナーだったら1人で落ちてるイメージ、、伝わる???)

 

まーぼー氏は点決めましたからね。

ええぇ!?です。

見たのはあの最終節以来でしたから。笑

めちゃくちゃ攻撃的!

改めてさいたまSCのサイトを見ましたが登録は『DF/MF』です。

いや、、、え?ってなりますね。笑

 

 

試合は2ー1でクリアソンの勝利。社会人なって最初の2人の試合は須藤氏の勝ちになりましたね。でもまーぼー氏は「俺点取ったから勝ちだね~」と。笑

 

試合後、クリアソンはサポーターとハイタッチ。

さりげなくタイミングを見計らって瞬間的に参加したら須藤氏に「おぉ!何やってんの!」笑

 

一方ホームのさいたまSCは出口でのお見送り。

まーぼー氏も「何してん」と笑ってました。

 

 

一年ぶりくらいに2人が戦っているところを観ましたが面白い!!

試合中も何度か喋っているところを見れました。(今まではCBとSBだったのであんまりなかったし!)

2人の試合を見に行くというより、会いに行った感が出てしまうのも正直なところですが、面白かったです。しかももうコント感出してました。

是非観に行って2人と喋ってほしいと思います。笑

 

 

そんな感じで、関東社会人サッカー2部の初観戦(多分)でした〜!!

ネクストの週末はまたOSSA vs 南葛SCを観に行こうと思います。

 

やっとまとも?に写真も撮ったので今回は載っけておきます~。

めちゃくちゃ笑顔w