高円宮杯プレミアリーグ2012/09/02 第11節 浦和レッズユースvs青森山田高校 3-2勝利・・・打ち合いに転じて今回は競り勝つ

大原サッカー場2012年9月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、大原サッカー場で行われた高円宮杯プレミアリーグの青森山田高校との試合を観戦してきました。昨日に引き続き、天気がやや不安定で、この試合も序盤は結構な大雨の中での試合となりました。その後は降ったりやんだりで、試合が終了するころには、やや晴れ間・・・までは行かないものの、最後の打ち合いでの勝利によって雲を吹き飛ばして光差すというか、そんな感じの天気でした。

さて、なかなか結果が出ない状況の中、先週から再開したプレミアリーグですが、先週の試合もものすごい展開の中で、最終的には、引き分けに持ち込んだものの、試合自体をどのように判断して良いのかは複雑な状況でした。

この試合もまた、時間帯によってはサッカー的な部分を考えて、ここをこうすれば良いのにあまりそういう指示がでないな~とか、思う部分もありつつ、終盤はとにかく打ち合いに競り勝てという展開に持ち込まれました。

それらの時間帯を分けて、考えるべきなのかな~という試合です。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と20番広瀬陸斗、FWが左に14番関根貴大、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

中盤省略型の攻撃となった序盤は、やや前線と後ろが分断された形の中で前線に入った時には14番関根貴大が鋭く仕掛けたり、7番長谷優が仕掛けたりでき、この試合では21番進昂平がスタメンに入ったことで前線でのフィフティのボールなどでしっかり競り、ポストとしても機能するような形にはできるはずでしたが、中盤との距離が空いていることで、そこへボールが入った時に上手く生かすという形が思ったほどはできていなかったようにも思います。

それでも、21番進昂平がパスを受けて右の7番長谷優に出してそのままゴールへ向かって走り込み、クロスにヘッドで合わせるなどのチャンスも作れていました。

攻防と言う部分では、どちらに転んでもという感じではありつつ、浦和の方がやや鋭い攻撃をできているというイメージながらも、バックラインからの長いパス、前線の数人で攻めるという形になっていることから、流れが相手に移った時には、前線へのパスがカットされての素早い攻撃から守備が受け身になってという展開にもなりかねないとも言えるものでした。

ただ、中盤省略でボールタッチが少なくなっていた19番須藤岳晟が攻撃に対して意識して動いた時には、チャンスになる場面も多く、例えば、10分に19番須藤岳晟が中盤でボールを受けて右の7番長谷優につなげてクロスから20番広瀬陸斗が狙うなど良い距離で攻撃に絡んだ形で実際に得点に近い形も作れていました。

前半で言うと、もっとも浦和が得点に近づいた形としては、14番関根貴大が縦へのパスで裏に抜け出してペナルティエリアに進入してパスを受けた場面だったと思います。

鋭く攻めてギリギリのところでディフェンダーに防がれてしまったものの、おそらく最初のトラップが思ったより長くなってしまったと思われ、ここが思うようにできていれば、得点できていたと思います。

攻めの形を作る回数では浦和が多かったものの、決定的な場面では青森山田の方が勝っていた前半だと思います。実際、シュートを外してくれたから助かったという場面が2度ほどありました。

しっかり競り、しっかりキープはできていたものの、なかなか思うように結果に結びつくプレーまでは行かなかった21番進昂平ですが、前半終盤には、いずれも14番関根貴大からだったと思いますが、左からのクロスに対して迫力のある飛込みを2度ほど見せていました。ゴール前でああいう飛び込み方ができる選手はなかなかおらず、少しでも緩めると触ってゴールに入れるという動きをしていたと思います。

前半は0-0で終了し、迎えた後半。

前半と比べて、19番須藤岳晟が意識的にタイミングで前線の選手との距離感を縮める動きを見せることで21番進昂平が落として19番須藤岳晟が受けて左右に展開してというい攻撃があったり、16番岸伯富実の攻撃の部分での動きも多くなり、攻撃の連携や崩すための動きなどがかみ合ってきて良い感じになってきたと思っていたところで20分に21番進昂平を下げて10番中村駿介が入ります。

確かに攻めのオプションで10番中村駿介をこのタイミングで投入するのは大賛成なのですが、前線での起点となる動きをしていた21番進昂平をどうしてここで下げるのかと思ったのが本音です。とりあえず、ここまでをサッカー的に考えた、試合の中で修正しながら良い流れになっていく過程として完結させてもらいます。

ここからは、今年は非常にこうなることが多い、打ち合いに競り勝つ戦いの時間と説明するとイメージがわきやすいと思います。

10番中村駿介の鋭い攻めにより、まずはサイドを切り裂いて横パスを受けた20番広瀬陸斗がシュート。これが決まり1-0と先制します。

ただし、この攻撃の形になると、守備も何かおかしくなるということがよくあるのですが、恐れていた通り、27分にヘッドで決められて1-1とされてしまうと、31分には相手も勢いよく攻めてくる中で、守備の寄せが甘くなり、あっさりとゴールを決められてしまい1-2と逆転されてしまいます。

で、浦和も負けじと32分に14番関根貴大がドリブルで仕掛けつつ前線に抜ける10番中村駿介にパスを通し、10番中村駿介がそのまま持ち込んでゴール左隅にグラウンダーでシュートを決めて2-2の同点。

この得点の後、7番長谷優に代えて32番小川紘生を投入します。

ちょうど、この打ち合いに転じた時間帯は16番岸伯富実の攻撃的な意識も相当高まっているのが見ていて感じ取れるくらいで、パスを受けて裏へのパスを何本も狙って通そうとし、そこに14番関根貴大や32番小川紘生、10番中村駿介が勢いよく飛び出していきます。

同様に相手の攻撃も激しく、35分には、ゴール左隅を狙った強烈なシュートを放たれるも18番関口亮助が反応してはじき出し逆転を許しません。

そして後半もロスタイムに入ろうかというところで、まず2番新井純平が左から攻め上がりシュートを放つと、これはキーパーに防がれるもコーナーキックのチャンスを獲得し、このコーナーキックからの(直接か、一人経由したかは未確認)ゴール前への速いボールに対して20番広瀬陸斗がおそらく足先でそらしたと思いますが、これがゴールに吸い込まれて、ついに浦和が逆転に成功します。

3分のロスタイムの中で、上手く時間を使い、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平が入り、更に4番西澤秀平も交代で入る準備はしていましたが、試合はこのまま終了しました。

ノーガードの打ち合いと言うか、そういう展開に切り替えて、これまでは引き分けまで持ち込むことがほとんどでしたが、ここに来てついにその戦い方で逆転まで持ち込むことができました、という試合です。

現時点では、残留争いという状況ですので、とにかく欲しかった勝ち点3が、難しい相手と思われた青森山田高校との試合で取れたのはかなり大きいと思います。

これで、順位は8位と降格圏を脱出し、更に上の順位にいる3チームと勝ち点差3という状況になりました。そもそも、今年のプレミアリーグは東京ヴェルディが走っていてそれ以外のチームは混戦状態なので現時点でも2位までは十分に射程圏とも言えるのがなんとも複雑なところです。

こういうスリリングな打ち合いも結果が出るなら受け入れる姿勢を見る側としても持つべきなのかなと思う部分もあります。そして、クラセンが終了した時にも書きましたが、さっさと残留は大丈夫と言う状況まで持って行ってもらって、チームの作り方としておかしいと誰もが思っている部分は、そこからまた考えて行きたいとも思います。

だって、例えば、守備のところでは今日も高さで安定した守備を見せていた6番西袋裕太の狙い澄ましたロングフィードはものすごい武器になるのに、今やっているサッカーだと中盤を経由しないことが多くなっているため、相手ディフェンダーがロングボールに対して警戒している状況がほとんどなので、警戒されてしまっていて活きないとか、守備ラインの攻撃的な部分での特長も見てきている身としては、ほんとうに色々な意味で良さが殺されている部分も感じます。

見方によると、この試合での交代後の攻め中心の構成が悪いと聞こえてしまうかもしれませんが、個人的には、10番中村駿介であったり14番関根貴大の攻撃の部分での本当の凄さというものを見てきている身としては、彼らがもっと攻撃的なところで躍動できるのに、それすらも半減させられているように感じるのも事実。

でも、今は半分「どうしてだろう?」と感じながら、それでも彼らが攻撃を頑張ってくれることで、ここまで得点できているという個人能力的な部分をシンプルに評価して見ようとも思います。

で、今日は試合後に、紅白戦があり、じっくり見させてもらったのですが、怪我していた選手が元気にフル出場している姿があったり(安東輝のこと)、こういうプレーもできるようになっているのかというドリブル突破を見せた選手がいたり(倉本隼吾のこと)、とにかく紅白戦とは思えないくらい全選手が全力のプレーで、見ていて相当楽しい時間を過ごさせてもらいました。

改めて、浦和レッズユースには、能力の高い選手が多いことを実感しつつ、紅白戦でもこれだけの戦いを見せてくれるのを見て、少しホッとした部分もありました。

来週も苦手なコンサドーレ札幌ですが、倒してやりましょう!

ではでは。

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おまけの写真。

 

埼玉県U-16リーグ2012/09/01 浦和レッズユースU16 vs 西武台高校U16 2-0勝利・・・理想的な試合

レッズランド2012年9月1日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

元々、関東U15リーグのみを観戦にレッズランドに行って試合観戦をしている時に、どこかで見たことのある顔数人を先頭にどこかの学校の学生が自転車で現れたんですね、で、それが西武台高校の1年生で浦和レッズジュニアユースから行った子達だったということで、聞いてみたらこの後ユースと試合を行うとのこと。

で、ユースの練習試合も見て行こうと思っていたら、練習試合ではなくてU16リーグの西武台高校戦だったというオチです。

さてさて、西武台高校の1年生と言えば、浦和レッズジュニアユース出身の選手が4人いるのですが、その4人全員が出場していることも嬉しく、更に今日の浦和レッズユースU16の戦いぶりが、かなり良くて、それにも満足。まさに、見逃さなくて良かったという試合です。

この試合のスタメンは以下。

GKが1番杉本広貴、DFが右サイドバックに19番長島巧、左サイドバックに16番荒木聡太、センターバックに13番吉原大と21番岡野森、MFがボランチに25番勝野瑛、トップ下に10番松崎洸星、と12番中村透、FWが真ん中に17番小島良太、右に15番橋岡和樹、左に20番清川大輝

となります。

茂木力也と小川紘生の2人は、おそらく明日のプレミアリーグのメンバーに入っているようで、この試合ではラインズマンをやっていました。

ちなみに、浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の1年生は、8番加藤智陽、19番山田大一、43番久保龍希、84番及川皓平で、しっかり把握したのが後半だったのですが、おそらく4人ともスタメンフル出場していました。

U16リーグでは、ここまで結果の出る出ない以前に、思うように選手たちが持ち味を発揮してチームとして戦えていないような印象があり、やや厳しめのことを書いてしまうこともあったのですが、今日の試合に関しては、かなり理想的な試合展開を見せてくれたと思います。

なんというか、国体メンバーに入っている選手の、プレ国体などの経験と自信、そこに負けじと惜しくも国体メンバーには入っていない選手たちが持ち味を見せているようなイメージで、出場している選手全員がこれまでにないくらい良い動きをしていたものの、その中でもボランチの位置に入った25番勝野瑛と右サイドバックに入っていた19番長島巧のプレーが目を引きました。

25番勝野瑛は、中盤でパスを捌いて浦和の攻撃の多くの起点になっていたという部分。19番長島巧は、守備のバランスを崩さずに、攻撃参加できるタイミングを上手く見極めて、相手にとって脅威になるような攻撃参加を何度も見せていたこと。特に、相手が右サイドから攻撃を仕掛けてきた際のパスに反応して受け手にプレスをかけて奪って一気に攻め上がるプレーと、そこに絡む20番清川大輝などとのパス交換での攻め上がりなどで何度もチャンスを作っていました。

時間経過で浦和の攻撃を見ていきますと、

5分に17番小島良太がドリブルで仕掛けてチャンスを作り、7分には20番清川大輝と15番橋岡和樹のワンツーでの突破も見られます、9分には25番勝野瑛が中盤でドリブルから左前線の20番清川大輝にパス、同時に前線に抜け出した10番松崎洸星にパスを出すと、自身は横へ走り、10番松崎洸星がワンタッチでパスを返すと、そのままゴールに向かって仕掛けていきます。

20分前後には、17番小島良太から20番清川大輝にパス、20番清川大輝が思い切ってシュートを狙います。また、25番勝野瑛が右前線の15番橋岡和樹に鋭いパスを通して仕掛ける場面を演出します。

いつ得点をしてもおかしくないようなプレーを見せる中で、実際にはなかなか得点は入らない時間が長く続くものの、20分にセットプレーから浦和が先制します。

コーナーキックのチャンスで10番松崎洸星からのクロスボールに20番清川大輝が頭で合わせてのゴール。

これで1-0となります。

更に、先ほど書いたような19番長島巧の巧いタイミングでのプレスからインターセプトしてからの攻撃で惜しい場面を作り、同じような奪い方をした27分に、今度は一気に左前線の20番清川大輝へロングフィードを通し、20番清川大輝の鋭いグラウンダーのクロスに12番中村透が合わせてゴール。

これで2-0となります。

残り時間にも、混戦のこぼれ球に反応した17番小島良太がシュートを狙う場面や、12番中村透のミドルシュートもありつつ、前半は2-0で終了します。

後半も同様に浦和が攻める時間が長くなり、時折攻め込まれる場面があるものの危ないシュートも1番杉本広貴が好セーブで防ぎます。後半、ポジションチェンジし、右前線に20番清川大輝、左前線に15番橋岡和樹が入る中で、15番橋岡和樹の思い切ったドリブルでの仕掛けも見られましたし、16番荒木聡太と15番橋岡和樹のパス回しでの仕掛けもありました。

後半25分に、15番橋岡和樹に代えて44番川上開斗(中学3年)が入ります。

さっそく44番川上開斗がサイドから仕掛けて10番松崎洸星に鋭い横パスを通そうとするものの、ここはディフェンダーに阻まれてしまいました。

後半は、10番松崎洸星の動きがかなりらしさが出ていて良かったと思います。

5分の15番橋岡和樹からの裏へのパスにタイミングよく抜け出し、ディフェンダーが寄せきれない見事な位置にトラップし抜け出して、キーパーが飛び出してきたところで横パスを出したところに誰も詰められていなかったためにゴールにはならなかったものの、見事でした。

同様に、21分にも12番中村透からの裏へのパスにも見事なタイミングで抜け出すプレーを見せていました。

難を言えば、後半あれだけチャンスを作っていたのに、追加点が奪えなかったことが、残念なのですが、数人が連動して動いてチャンスを作ることが多くできたこの試合は、このチームがこういうプレーをしたら相当強いだろうな~というある種の理想的な戦い方でもあるので、もしかするとジュニアユース時代にいた仲間が多くいる相手だったことや、ジュニアユース時代の監督が見ていたことにより、いつも以上に高揚して試合をできていたことからのプレーもあったかもしれませんが、こういう戦い方が今日でき、その試合を見ることができたことが嬉しかったです。

前進していますね。良い感じです!

浦和レッズジュニアユース出身の西武台高校の選手たちにとっては、思うように行かない試合になってしまったと思いますが、この時点で入った4人すべての選手が試合に絡んでくれていることを嬉しく思いますし、身近で見に行きやすい西武台高校なので、今後の活躍を期待しつつ、時間が合えば足を運ばせてもらいます。

 

正直、楽しみにしていたスペインに行けなくて結構ふてくされていた部分もあったのですが、この試合で、西武台高校で頑張っている選手たちの姿を再び見ることができましたし、浦和の選手たちのプレーぶりを見ていて気持ちすっきりしました!

ではでは!

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おまけの写真。

関東ユースU-15リーグ2012/09/01 第16節- 浦和レッズJrユース vs 横浜F・マリノスJrユース 1-2敗戦・・・ここからが正念場

9月3日レッズランド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

日本にいます。あまり多くの方が行けない試合こそブログとして残したいと思い(それを口実に自分も楽しみたいという気持ちもありつつ・・・)、大会の場所を調べ、最寄駅を調べ、大会のホームページを見つけ出し、スペイン行きの準備自体は完ぺきだったのですが、体が付いていきませんでした。数日間、家でふてくされてじっとしていたので、体調は、そこそこよろしい週末。皮肉なものです。

色々ありますが、ジュニアユースの関東U15リーグの再開後初戦をしっかり見守れというお告げと考えて、今日はレッズランドへ足を運びました。

雨が降ったり、風が吹いたり、急に晴れたりと不安定な天気ではありましたが、比較的最近の暑さを考えれば過ごしやすい中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに5番水上真、センターバックに2番信沢啓人と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史、トップ下に11番川上開斗と8番影森宇京、FWが左に12番田中拓真、右に16番新納大雅、真ん中に10番堀内千寛

となります。

ちなみに、ジュニアユースの2年生が現在スペイン遠征中ということで、久しぶりに全選手3年生でのスタメンとなり、控えには、1年生が5人と試合には出られませんが練習生が一人入っていました。

試合はと言うと、再び公式戦再開であったり、残留争いであったりを意識しすぎているのか、スタートは、この夏に見てきた練習試合の時にはできていたことができず、かなり苦しい試合展開を強いられます。

相手のシュートミスなどにも助けられつつ、10分くらいまでは無失点でいたものの、12分、13分と立て続けに失点し0-2という苦しい展開にしてしまいます。

浦和の攻撃はと言うと、16番新納大雅から10番堀内千寛へ繋げての仕掛けだったり、右サイドバックから攻撃参加した5番水上真のサイドからの仕掛けやクロスで狙ったり、相手ゴールにやや近い位置でのフリーキックのチャンスなどもあったものの、いずれも決定的なチャンスまでは結び付かず。

0-2となった15分あたりから、徐々に浦和も落ち着いてプレーできるようになり、2番信沢啓人がセンターバックの位置から縦に長いパスを通し、パスを受けた10番堀内千寛がオーバーラップする5番水上真につなげて仕掛けるという、素早い展開や、11番川上開斗がキーパーにプレッシャーをかけてミスを誘い、こぼれ球を12番田中拓真がループシュートで狙うもゴールを超えてしまいます。それ以外にも、11番川上開斗の力強いドリブル突破からクロスに16番新納大雅がヘッドで狙ったり、11番川上開斗のポストから10番堀内千寛につなげて仕掛けるなど前半の終盤は、危険な場面も多いものの、チャンス自体は多く作り出すことができていました。

展開の速い攻撃も何度か見せられるものの、相手のゴール前での迫力にややかける攻めとなってしまい、得点を奪えないまま0-2で前半を終了します。

後半スタートから、12番田中拓真に代えて13番東伸幸が入ります。

早速3分にコーナーキックのチャンスで13番東伸幸の惜しいヘディングシュートがあり、このポジションで使われた最初のころと比べると、だいぶそのポジションで要求されるプレーをしっかりできる回数は増えてきたものの、そのポストプレーに対する、味方の動きがなかなか思うように行かない場面も多く見られました。

後半は比較的、相手の攻撃の勢いもなくなり、浦和のチャンスも増えるという中で、15分前後に8番影森宇京からのパスを受けた10番堀内千寛のシュートがクロスバーを叩いたり、11番川上開斗のシュートがコーナーを叩くという、あと数センチ中ならゴールだったという場面もありつつ、悔しいくらいにそういう場面で得点にならないんですね。

30分に16番新納大雅に代えて23番橋岡大樹が入り、この23番橋岡大樹の強烈なシュートもあったのですが、コースが甘くキーパーに抑えられてしまいます。それでも23番橋岡大樹の投入でややゴールに向かう姿勢が強くなったイメージはありました。

このまま終了してしまうと思われた試合終了間際に、11番川上開斗のクロスなのか狙ったのかは定かではないものの、左サイドからのクロスが直接ゴールに入り1-2と言う状況になり、更に反撃と行きたかったところですが、残り時間は既に残っておらず終了。

結局、試合は1-2で敗れました。

さて、この試合をどう捉えましょうか。

ちょうど、この試合の前日くらいに浦和レッズのオフィシャルページのWEB Little Diamonds Vol.19を読んだのですが、目標は関東1部残留と高円宮杯出場とありました。私もそれで良いと思いますし、そうあるべきだと思います。

全ての試合に勝利して奇跡の逆転上位4位を目指せでは無くて良い。どうして、前半戦終了時点でこのような状況になってしまったのかを個々の選手が冷静に見つめて行かなければならないですし、上位チームと対戦した時には今日のような敗戦も出てくると思います。

プレスに行ってもうまく交わされる、攻撃に迫力がある相手。上位チーム相手では、現段階では思うように行かないこともあると思います。

夏の練習試合を多く見せてもらいました。その時に、ここまでのサッカーができれば降格はないというくらいまでのサッカーを既にできることは分かりました。間違えなく、その戦い方ができれば降格はありません。

一緒に見ていた人から、声があまり出ていないという話も出ていましたが、最初に比べればかなり声が出るようになってきています。プレーの激しさも、ゴールへ向かう姿勢も、慣れないポジションをやっている選手も確実に良くなっているんです。

負けるのは嫌ですし、負けても良いとは思いませんし、今日みたいな負け方は見ていても悔しいですが、上位チームに一つ敗れたことで、夏にやってきたことへの自信が揺らぐようなことがあってはダメ。

やるべきことの大前提は、前半戦で同じくらいの位置にいたチーム相手には絶対に負けないこと。だって、前半戦に思うように行かなかったチーム状況は同じですし、後半戦のスタートラインは同じ。夏にやってきたことで他のチームより頑張って努力してきたのですから、そして、その成長もブクメは実感しています。

次の三菱養和戦は、絶対に勝たなければならない試合です。公式戦だから、いつもやっていることができないではなく、夏場の成長は自分たちが勝っていることを見せつけてやらなければならい相手です。

やってやれ!

ではでは。

ちなみに、試合の後に30分間行われた3本目(
?)は、3年生に加えて、1年生の22番菊地泰智、23番橋岡大樹、24番シマブク・カズヨシ、キーパーの高草木天平、21番(ディフェンダーは誰だか分かりませんでした)、あと、26番練習生が加わり、2-2の引き分けでした。 

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おまけの写真。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/08/01 決勝トーナメント(準々決勝) 浦和レッズユース vs 横浜F・マリノスユース 3-4敗戦・・・今できる中での最大限を出してくれたと思う

宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先に試合の流れを書きます、その後に、この大会で感じたことやもろもろ思うところがありますので、書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

昨日のラウンド16と同じスターティングメンバーになります。

昨日のブログで気を緩めないでほしいと書きましたが、しっかり浦和の選手たちは気を引き締めて臨んでくれていたと思います。関東予選の1位グループの初戦で対戦した横浜F・マリノスには3-0と勝利していましたし、確かにその試合では相手の決定的な場面でのミスは多かったものの、チームとしてやっているサッカーにはそれほど脅威を感じる要素はなかったように感じていました。

ただ、今日見た相手は、組織としての動きで浦和の一つ上を行っていたように感じます。一つ先を読んで動く選手が多い相手とボールを持った時の対処に手間取る浦和という構図になってしまっており、いわゆるセカンドボールも相手に奪われることが多い展開の多い前半。

浦和の攻撃としては、20番広瀬陸斗、10番中村駿介、14番関根貴大の3人でなんとか打開しようとするものの、テンポよくというよりは、そのパス回しのどこかで奪われてというケースが多かったとも言えます。

また、スカウティングもしっかりされていたようで、今シーズンの浦和がここを狙われると苦戦を強いられるという箇所を、何度も何度も狙ってきます。

それでも、12分、16分と決定的な場面を作られた際には、18番関口亮助が的確な判断で処理して決定的な場面を免れていましたが、26分と34分に相手に崩されて2失点を喫し、前半を0-2で折り返します。

前半の終盤には、20番広瀬陸斗の惜しいヘディングシュートや、14番関根貴大の仕掛け、2番新井純平のオーバーラップからの仕掛けで何度か浦和にも惜しい場面が訪れましたが、ここで点を返すことはできませんでした。

後半スタートから、23番條洋介に代えて7番長谷優が入ります。

本来であれば、相手がやっていたようなサッカーも浦和ができるようになっている時期であると思いますが、今年はそういうチームの作り方が許されずに選手がそういうサッカーを吸収することができなかったため、このような展開の中で、勝機があるとすれば、プレミアリーグで言えば、アウェイのコンサドーレ札幌U-18戦の時のような、気迫のこもった攻撃がはまって相手が受けに回るような展開で圧倒する形に持っていくことができればと思って見守っていました。

この大会の鹿島戦では、奇しくも審判の不可解なジャッジの連続でスイッチが入ったような部分もありましたが、とにかくきっかけがあれば、2点のビハインドくらいは簡単に跳ね返せる個の力を持った選手も多くいますからね。

まずは、代わって入った7番長谷優が左サイドからドリブルで仕掛けて惜しい形を作ります。また、前半は不用意な仕掛けをすることも多く、上手く行かない時の流れに戻っているようにも感じた14番関根貴大は後半のスタートに、落ち着いて相手の動きを読みながら瞬間的なスピードで一気にインターセプトして20番広瀬陸斗につなげて仕掛けた場面を見た時に、落ち着いて動けるようになっていると思い、何かやってくれる雰囲気を感じました。

前半は、2点ビハインドを背負いながらも、何か絶対に奪い返してやるという空気が伝わってこない部分があったものの、後半は、確実に取り返してやろうという気持ちがプレーにも現れ出していました。

7番長谷優から8番繁田秀斗につなげシュートまで持ち込んだ場面や、セットプレーから10番中村駿介の蹴ったボールに2番新井純平が合わせたボールがクロスバーを叩いた場面、2番新井純平のオーバーラップから14番関根貴大、20番広瀬陸斗へとつなげて仕掛けた場面など、後半は、浦和の攻撃で相手の組織的なプレーを出させないような展開に変えることに成功していたと思います。

ただし、やはり攻勢に出ている時ほど、得点パターンを持っている相手のカウンターはより危険になるわけでして、14分にカウンターから作られた決定的な場面は、18番関口亮助が防いだものの、17分に再び失点を喫してしまい、0-3とされてしまいます。

19分に20番広瀬陸斗に代えて21番進昂平が入ります。 

21番進昂平が入ったことで、14番関根貴大の動きの良さが更に増した印象があるここからの時間、浦和の反撃が始まります。

まず、セットプレーのチャンスで10番中村駿介からのボールを誰かが、すらしたところに2番新井純平が飛び込んで気迫で押し込んで1点を返します。これで、1-3となります。

25分あたりからは、6番西袋裕太も自らの判断で行ける時は前線の攻撃に絡んでゴールを狙います。全体的に、浦和がペースを握る時間が続き、守備のバランスも崩れてはいなかったとは思いますが、一瞬の隙を突かれて35分に失点を喫してしまいます。1-4の状況にはなりましたが、ここから浦和が意地を見せます。

44分に8番繁田秀斗が上げたクロスを14番関根貴大がジャンピングボレーで見事に決めて2-4。

更には、アディショナルタイムに混戦の状態から再び14番関根貴大がグラウンダーで狙い澄ましたシュートを決めて3-4と1点差まで詰め寄ります。

本当に、あと3分くらいあれば、同点に追いつくこともできたと思うくらいの終了間際の14番関根貴大の集中力でしたが、反撃一歩及ばず3-4で敗れました。

 

この大会は、今年のチームの作り方とかそういうことには目を瞑って純粋に優勝目指して戦う選手たちを応援させてもらうとブログでも書いてきました。

浦和の選手は、今できる最大限のサッカーをして、ここまでの結果を残してくれました。思うようなサッカーができない苦しいチーム状況の中でのベスト8は称賛に値すると思います。腐らずに戦い切ってくれて感謝です。

だからこそ、最後の最後に2点を挙げた14番関根貴大や、後半にキャプテンらしい気迫を見せて実際にゴールも奪って見せた2番新井純平、中盤で迷いながらプレーをすることになった10番中村駿介など、多くの選手が土台度外視のチーム作りでもがき苦しんで悔しい思いを続けることになったことには、怒りを覚えます。

特に、横浜F・マリノスユースがやっていたサッカーが、チームでの連携ができていて、その中で前線のタレントが力を発揮するプレーを見せられたことで、余計に
そう感じてしまいました。なんか、小野裕二がいたころの横浜F・マリノスユースに近いようなインパクトのあるチームでした。

今年の浦和のメンバー構成を見れば、これ以上のチームになる素養があると確信していました。だからこそ・・・。

 

ここまでの戦いを見せてくれた浦和レッズユースには感謝します。そして、3年生にとっては、まだプレミアリーグも残っていますし、Jユースカップもあります。次の世代にプレミアリーグの舞台を残すのは、その台の3年生の義務です。だから、踏ん張ってさっさと残留を決めるところまで勝ち点を延ばして、多くの選手が経験できる場にしてあげてください。

そして、今大会の悔しさは、Jユースカップで晴らしてください。今できる最大限がここならば、Jユースカップでは、もっと上へ行くべきです。だから、その時のチームの方針が変わらずかもしれませんが、その時は、ガンガン攻撃して一気に突っ走ってしまえば良いくらいに思います。

この大会の戦いぶりを誇りに思ってください!

本当に本当にお疲れ様でした。

宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日宮城総合運動場・サッカー場2012年8月1日

 

 

 

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おまけの写真。

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ここからは、私個人の意見になります。辛辣な文章になるかもしれないので、読まなくても結構です。

先ほど、浦和レッズのオフィシャルページで来シーズンからのジュニアチームの設立が発表されていましたが・・・、これだけユースで「土台」という言葉を無視したチーム作りに急に変えたのに、「土台作り」という言葉を使っていることに対して、ものすごく違和感を感じています。

書きたいことは山ほどありますが、本当に世界に通用するチームに浦和をしていきたいのであれば、トップチームと対等に考えて、しっかりと「下部組織の土台」を作って行かないと、浦和レッズの下部組織は、やっていることが分からないから、子供を預けるのが心配というご父兄の方が増殖してしまいますよ。

 私は、本来、浦和レッズの下部組織のサポーターとして、チームにしっかりとした方針がある中で、出来る限り多く見届けて、それぞれの選手の良いところを見つけて、引き出し引っ張り出すためのお手伝いがしたい。それで、力を出し切って選手が様々な世界へ羽ばたいていければ、それで満足なのです。

そこに再び専念できるようになってくれることを心から願っています。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/07/31 決勝トーナメント(ラウンド16) 浦和レッズユース vs 大分トリニータU-18 4-3勝利・・・気を引き締めて準々決勝へ

前橋市下増田運動広場2012年7月31日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

 噂には聞いていたのですが、住所をナビに入れれば問題ないかと気を緩めていたら、今日の試合会場となった前橋市下増田運動広場とは違った場所に行ってしまい、線路を超えて、川超えて、やっと遠目からグラウンドが見えたと思ったら、どの道で行けるのかわからないという感じで、はい、迷いましたw

結局、試合には間に合ったのですが、1時間くらい前に着いておこうと考えていたのが、バタバタと着いてすぐ試合という感じになりました(多少オーバーに書いております。)

そんな、川を挟んで、いせさきオートレース場が見える前橋市下増田運動広場でのベスト16ラウンドの対戦相手は、大分トリニータU-18となりました。

前の試合のブログの時にも触れたように、おそらくユースがこういう大会で大分トリニータU-18と対戦したことはない(少なくとも自分がしっかり見始めた、ここ5,6年はないかと・・・)ため、イメージが浮かばない状況で試合を見守る感じになりました。

1次ラウンドの細かい情報も知らなかったものの、一緒に見た方に教えてもらったのですが、11番の高山秀人という選手が得点を決めまくっているんですね。試合終盤に、その怖さは十分見せてもらいました。

さて、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

ちょうど、昨日あたりに、オリンピック男子サッカー関連のニュースで、オリンピックは中2日で試合だから過酷ですね~みたいな話を聞いた時に「でも、ユースは3日連続試合だし、ロンドンは日本より10度くらい低いらしいし、なんだかな~」と思ったものです。

1次ラウンドが終わって月曜日は空き日になったものの、だから完全回復・・・と行くわけもなく、疲労の蓄積と戦いながら、しっかり勝ち進んでいく必要があります。

そのような状況の中では、今日の試合は出だしは理想的な展開で進めることができていたと思います。

試合開始直後に、3番寄特直人の縦へのロングフィードを20番広瀬陸斗が受けて10番中村駿介へマイナスのパス。パスを受けた10番中村駿介が前線の裏のスペースへすかさずパスを通すと、絶妙のタイミングで抜け出した14番関根貴大が、キーパーと1対1の状況を作り、落ち着いて決め、開始2分で浦和が先制します。

完全に相手の出鼻をくじいた形で、やや浮き足立つ相手に対して浦和は攻撃を続け、3分には右サイドから8番繁田秀斗が上げたクロスを20番広瀬陸斗が頭で合わせて2点目。

開始3分で2-0と2点のリードを奪います。

相手の攻撃は、浦和のサイドを狙ってくるケースが多く、特に12番小坂慎太朗の左サイドを使って攻めようとすることが多かったものの、ほぼ完ぺきにこの左サイドからの攻撃を12番小坂慎太朗が防ぎ、相手の攻撃の狙いをことごとくつぶしていきます。

15分前後に危険な場面があったものの18番関口亮助の好セーブで失点は免れます。

この大会で、初戦の途中から3トップの真ん中の位置に入って毎試合プレーしている20番広瀬陸斗のこのポジションでのプレーも試合をこなすごとに安定していき、この試合では、ポストプレーとしてしっかりボールが収まり、サイドに散らして14番関根貴大や8番繁田秀斗に出して攻める形が多くみられました。

浦和が攻勢の流れの中で、なんと22分にさらに得点を挙げることに成功します。

左サイドでボールを持った23番條洋介のクロスボールがキーパーが対応を誤った部分もあるかもしれませんが、右のサイドからペナルティエリアに侵入した8番繁田秀斗へ渡りシュート。いったんは、キーパーに弾かれるものの、こぼれ球をしっかり押し込んでゴール。

22分までに3点のリードを奪うという最高の展開となりました。

この3点のリードで少し安心してしまったのか、浦和の攻勢の状況は変わらないものの、やや悪い時に出てしまう、足元ばかりのパスや安易なミスパスなどが、時折出てしまい、前半の残り15分ほどは、ややリズムの悪い時間帯となってしまったように見えるものの、だからと言って、攻め込まれてしまったということでもなく、20番広瀬陸斗のミドルシュートだったり、14番関根貴大が惜しい飛び出しを見せる場面もあり、中盤で19番須藤岳晟がうまく相手の攻撃を摘む動きもできており、時折来る相手の強引な攻撃も防ぎ切り、前半を無失点の3-0で折り返します。

これは、サポーター的な考え方になってしまいますが、ハーフタイムに明日の対戦相手が関東予選で快勝した横浜F・マリノスユースになりそうだという情報が入った時に、このまますんなり勝ちすぎてしまうと明日の試合で逆に、東京ヴェルディ戦の時のような浦和の悪い癖が出るのが怖いと思っていたのですが、後半は、強烈に気持ちを引き締めるような展開に良くも悪くもなっていきます。

後半スタートから、19番須藤岳晟に代わり、4番西澤秀平が入ります(ポジションは同じボランチ。)

同時に相手の右サイドの選手も代わったのですが、この選手の対応に結構後半は苦慮したことで、先ほど名前を挙げた大分の11番の選手が目立つような展開になったといえるのかもしれませんが、とにかく、サイドの対応は前半同様12番小坂慎太朗がうまく対応するものの、スピードのある相手に対応することで、引っ張られて、やや中の守備に負担がかかる展開になり、そこを突かれる場面が増えてしまいます。

浦和も後半開始早々に、6番西袋裕太からのロングフィードを20番広瀬陸斗が受けて、10番中村駿介に繋げて攻めるという攻撃の形も作りますが、2分には、鋭く攻め込まれてしまい、ここは18番関口亮助が良い判断で防いだものの、6分に失点してしまい1-3となります。

9分に、4番西澤秀平から10番中村駿介、8番繁田秀斗と繋げて攻め上がる形や、23番條洋介の見事な反転してのトラップで一気に抜け出すような形を作るなど、浦和も前半やや攻撃がうまくいかなかった部分を修正して、効果的な攻撃を見せることはできています(攻められたときの危険度も増していたので、ある意味浦和攻撃3回、相手の反撃1回が結構危険みたいな感じ。)

こういう流れのため、2点リードでも流れ次第では怖いという状況になりかけたところでうれしい追加点が入ります。

18番関口亮助から右前線の14番関根貴大に長いパスがきれいにとおり、ここから14番関根貴大がドリブルをスタート。

ディ
フェンダーが寄せてくる難しい状況ながら、わずかに空いたゴールの右のスペースめがけてシュートを放ち、これがゴールに吸い込まれます。

これで4-1となり、再び3点差に広げることに成功します。

この得点が後半12分くらいだったお思います。

このゴールで、再び浦和の攻勢の時間が訪れ、15分には10番中村駿介が見事なシュートを放つもこれは、ポストに嫌われ、同じく10番中村駿介がペナルティエリア内でシュートを放ち、キーパーがはじいたこぼれ球が23番條洋介にわたり、シュートを狙うも決まらず。

サイド攻撃を多くしてくる相手に対して、この試合も守備に重点を置いていた2番新井純平が、おそらくこの試合初めてオーバーラップを仕掛けてクロスを上げるも味方と合わず。

22分に8番繁田秀斗に代えて24番小川紘生が入ります。

交代した24番小川紘生と10番中村駿介の連係でかなり惜しい場面が何度か生まれます。

その中でも、パス回しの中で、キーパーの前のスペースに10番中村駿介が出し、そこに走りこんだ24番小川紘生のシュートは本当に惜しかったです。

この時間帯でもう1点くらい決めておくともっと楽になったかもしれませんが、そこで決めることはできませんでした。

30分に14番関根貴大に代えて7番長谷優が入ります。

得点が必要な相手が攻撃に重点を置くことで比較的サイドにスペースが空きはじめ、そこに7番長谷優や24番小川紘生など攻撃的でフレッシュな選手が入ったことで、浦和の攻撃も結構効果的ではあったのですが、またしても7番長谷優のドリブル突破からのこぼれ球を狙った23番條洋介の狙い澄ましたシュートはクロスバーに阻まれ、追加点が決められない状況が続き、そういう流れが続くと起こりがちな展開がこの後訪れます。

30分と36分に、11番の選手にゴールを決められてしまい、残り10分ほどで1点差まで詰め寄られてしまいます。

試練の時間帯の中で、今日は、おそらく決定的なところで決められなかったことで24番小川紘生にとってはかなり悔しいとは思いますが、この24番小川紘生を含め、20番広瀬陸斗や7番長谷優が前線でのプレスをかけることで、相手キーパーのミスキックを誘ったり、まずそこからの起点の攻撃に対して頑張って追いかけてくれていたことや、中盤選手も疲労で体が思うように動かないのが見てわかるくらいの状況でも頑張ってプレスをかけること、終盤何度も迎えた相手コーナーキックのピンチも集中して防ぎ、1点差を守りきり、4-3で勝利しました。

今日に関して言えば、確かに1点差にされたこと自体は、今後の課題にはなりますが、間違えなく明日に向けてさらに集中してやる必要があることを選手自身が実感することになったでしょう。これは、口では言っても楽に勝ててしまうと次の試合に悪い影響が出ることがあることを考えると、プラスに考えてよい部分だと思います。

また、早めに多く得点をとれたことで、この試合でもメンバー交代をスムーズに使うことができたこともプラスになると思います。また、累積のある選手を使わずに済んだこともプラスになると思います。

ということで、明日の対戦相手は横浜F・マリノスユースとなります。

この大会での横浜F・マリノスユースの試合自体は見ていませんが、グループを1位通過した結果や、今日の試合での大勝という事実だけを見ても、関東予選の時の相手とは別の相手と考えて、気を引き締めて臨む必要がありますね。

もちろん、浦和レッズユースも、あの時から比べても大きく成長していますからね!

明日も、勝ちましょう!

ではでは! 

前橋市下増田運動広場2012年7月31日前橋市下増田運動広場2012年7月31日前橋市下増田運動広場2012年7月31日

 

 

 

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おまけの写真。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/07/29 1次ラウンド 浦和レッズユース vs 鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・試合ごとに成長するチーム

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

さあ、勝負の1次ラウンド第3戦、鹿島アントラーズユース戦となります。この大会は、最初2日間が午前中の試合だったものの、今日の第3戦は15:30キックオフと言うことで、試合まで大分時間がある状況。午前中は、宮城総合運動公園で、横浜FCvsサンフレッチェ広島の試合を覗きつつ、他会場の結果やらなんやら聞いたりしていると、今日の鹿島戦で勝てば文句なしに決勝トーナメント進出とは分かっていても、もし引き分けたらどうなんだろうとか、計算してしまう自分がいたりしました。

とりあえず、今日の試合を前の状況としては、勝てば自力で2位以内ということだけは、分かっており、引き分けでも大丈夫そうだという情報も明確ではないものの入っていたり、負けても大丈夫かもしれないと言う中途半端な情報も入って来ていたりしましたが、とにかく勝てば良い、それだけ考えながら応援することにしました。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグでもホームで敗れていることもありますし、ここで雪辱を果たしておきたい相手。そして、決勝トーナメント進出も自力で決めてもらう。これが完璧なシナリオです。

この大会に関しては、今年のチームの作り方とか、色々な部分には目を瞑って、とにかく、優勝目指して、浦和の選手たちには今できることを精いっぱいやって戦い抜いてほしいと見てきましたが、その期待通りに、試合を追うごとにチームの調子を上がっていくことを感じることができています。

今日は、特にそういう部分を感じ取ることができる試合となりました。

それでは、試合の話に移ります。

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介と23番條洋介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

昨日の試合で後半交代投入後すぐにアシストを決めて、その後もチームに工夫を加えて攻撃を活性化させた23番條洋介がこの試合ではスタメンに入っています。それ以外は、昨日と同様のスタメンとなります。

序盤、右の前線で10番中村駿介と8番繁田秀斗がパス交換をしながら攻める形や、14番関根貴大と20番広瀬陸斗が同時に前線のスペースに走り、そこをめがけたパスが出るなど、浦和の攻撃の姿勢がよく出る展開となります。

これまでの試合の中で、比較的前線のディフェンダーに近い距離で足元へパスを出すという相手が守りやすいようなパス展開がこれまでの試合では多く感じられる部分もあったものの、この試合のスタートでは、裏へのスペースへ走り、裏へのスペースを狙うという攻撃の意図が見られたスタートという印象があります。

特に印象的だったのは、結果的に届かなかったものの、右中盤でパスを受けた8番繁田秀斗が右前線のスペースへパスをだし、結構長い距離を14番関根貴大に走らせたパスや、10番中村駿介も右のスペースに走り出した8番繁田秀斗に対して、いったんタメを作って、シンプルに出すのではなく、更にもう一つ中のスペースへパスを出し、このパスはオフサイドになったものの、このプレーは結構重要な意味があるプレーで、そのまま右のスペースに走る8番繁田秀斗にパスを通すよりも、回り込むように走って、10番中村駿介が選んだパスコースで受けることができれば、一気にゴールに向いてドリブルができる、そんなパスなんですね。

また、守備に関してですが、昨日の京都サンガFCvs鹿島アントラーズの試合で放り込みに対して相手のディフェンダーにとって危険な動きを連発していた、おそらく9番の選手がスタメンでいなかったこともあるかもしれませんが、そこまで迫力はなく、また、浦和の守備陣も落ち着いて対応できていたことから、そこまで危険な場面を作られることはありませんでした。

この大会で一貫して安定したプレーを見せている6番西袋裕太はこの試合も守備の中心として存在感を見せていました。

ただ、あまりこういうことをブログでは書きたくないのですが、判定に一貫性がなく、やっている選手にとっては、どういう基準でプレーすればOKなのかわからなく、相当ストレスがたまる試合だったとも思います。

確かに、オフサイドかセーフか判断が難しいプレーもあったものの、確実にオフサイドではない飛び出しに対してもオフサイドの判定が出たりしていたので、あれをやられてしまうと、裏を狙う選手がどうしようもなくなってしまうので、しっかりしてほしかったですね。

浦和を応援しているから浦和を贔屓しろとか言わないです。とにかく、普通のジャッジをしてくださいという感じでした。

特に、30分くらいの14番関根貴大が見事に通した20番広瀬陸斗へのパスは、どう考えてもオフサイドではありませんでしたよ。

そんな展開もありつつ、気が付けば、狭いところで足元へのパスでディフェンダー数人と勝負しなければならないという場面が増えて、という時間帯が多くなった前半の終盤は、やや流れが悪くなり、よくわからない判定でフリーキックを取られたりしつつ、決定的なシュートを放たれるも18番関口亮助の好セーブで防ぐなど、相手に攻め込まれる場面も何度か作られるものの失点は防ぎ、ただ、浦和も得点を決めることができず前半は0-0で終了します。

後半入ってすぐくらいに、左サイドから攻め上がった14番関根貴大からのクロスから20番広瀬陸斗がシュートを狙う惜しい場面がありつつ、5分にやや中途半端な時間帯ではありましたが、10番中村駿介に代えて21番進昂平が入ります。

今日の試合の流れを決定付けるような流れは、ここから始まりました。

良くも悪くも、「え???」という判定が、この後続いたところで、異議でカードをもらうなど、かわいそうな判定がありつつも、この受け入れがたい状況が浦和側の応援席と、浦和の選手たちに火をつけたというか、ここから浦和の気持ちの入ったプレーが良い方向に流れていきます。

その象徴的なプレーが14番関根貴大のゴールで、鋭く抜け出してキーパーと1対1の状況を作り出した際に、展開としては、ありえない流れでイライラしてプレーしてしまう状況になることも十分にあった中で、逆に冷静な判断でキーパーの動きを見て浮かしてのゴールでした。

これも、おそらくここ最近のプレーでモヤモヤしている部分もあった14番関根貴大に今後、本来の彼のプレーを思い起こさせるきっかけになると思わせる意味のあるプレーだったと思います。

その後も、浦和の攻勢は続き、19番須藤岳晟の右前線へのロングフィードから20番広瀬陸斗へ繋げての攻撃や、前線で21番進昂平が、動き回り、競り合いも厳しく行うことで相手守備陣がラインを下げて、手前のスペースを狙ってミドルシュートが狙える場面なども生まれてきました。

25分に14番関根貴大に代えて7番長谷優が入ります。この交代で入った7番長谷優も、鋭いドリブルで左サイドでディフェンダーを抜き去ってペナルティエリア深くまで持ち込み23番條洋介にパスを繋げてシュートという形を作ったり、相手ディフェンダーを抜き去り、たまらず抜かれたディフェンダーが後ろからファールしてFKのチャンスを作るなど、持ち味のドリブルで効果的なプレーを見せてくれました。

その後も、6番西袋裕太からの鋭いロングフィードから一気に左前線の7番長谷優へ通して、持ち込んでファーへクロスを上げて、たぶん20番広瀬陸斗だと思いますが、ヘッドで折り返して狙うというプレーも見られました。

40分に8番繁田秀斗に代えて4番西澤秀平が入り、残り時間も引きすぎることなく攻める姿勢を保ちながら、守備のところにも穴をあけずに無失点で試合終了。

勝利が必要な試合でしっかり結果を残し、決勝トーナメント進出を決めてくれました。

守備に関しても、先ほど書いた9番の選手が後半から出てきたものの、ほとんど仕事をさせずに跳ね返すことができたという結果だけでも、バランスよくやれていたことが伝わると思います(特に、昨日の京都vs鹿島の試合を見ていた方ならば。)

試合自体を壊しかねない今日のような判定は、浦和だけでなく鹿島の方にとっても気持ち良いものではなく、許されるものではないと思いますが、結果的に浦和のスイッチを入れてくれたと考えるようにさせてもらいます。

また、フォワードとしてシュートという部分では、あまり打てずに不満な表情も試合後に見えた21番進昂平ですが、ブクメ個人的には、前線で激しくプレスをかけて、縦パスに対して必ず強く競りに行き、周りを使うプレーもできていたので、これだけでもこの試合での彼の動きは評価に値すると思います(本人は、得点しないと満足はしないでしょうがw)

また、中盤に空きがちだったスペースに対しての守備の部分で昨日、何度も適切な対応でバランスを取っていた19番須藤岳晟でしたが、今日の試合でも同様に中盤のスペースでの良い判断での動きで何度も相手の攻撃の芽を摘む動きを見せていました。攻撃部分の大きな展開も何度かありましたね。

また、両サイドバックは、今日は放り込んでくる相手ということもあり、守備に重きを置く動きが多くなりましたが、この献身的なプレーが無失点と言う結果を生んだとも言えます。

これで、1次ラウンドが終了し、2位で突破した浦和レッズユースは、決勝トーナメントで大分トリニータU-18と対戦することになりました。これまで、大分トリニータのユースチームと対戦した記憶はないので、どういうチームだか全く分からないのですが、1次ラウンドでコンサドーレ札幌や三菱養和を破っている結果を見れば、手ごわいチームというのは分かります。

1次ラウンドの3試合の1試合1試合で見せた成長と戦う気持ちを糧に、決勝トーナメントも1試合ずつ成長しながら駆け上がっていきましょう!

あ、補足ですが、昨年と比べて決勝トーナメントに進むレギュレーションが緩くなったと言われていますが、今日の浦和レッズユースの結果を踏まえた勝ち点6の得失点差+4という結果から、全体での順位を換算してみると、昨年通りのレギュレーションでも決勝トーナメント進出だそうです。なんか、気持ちが上がりますよね~!

とにかく月曜日は、回復に努めて、火曜日の試合に備えてください!

ではでは~。

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

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前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2012年7月29日

 

 

 

おまけの写真。

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2012/07/27 1次ラウンド 浦和レッズユース vs 京都サンガFC U18 0-1敗戦・・・変更後の攻撃に活路あり

藤岡総合運動公園陸上競技場2012年7月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前橋滞在先のホテルのロビーでブログを書いているのですが、画像のアップがうまくいかないため、殺風景ですが文字だけでとりあえずは、進めさせていただきます。

ということで、やってきました、ユースで最も重要視される夏の高い、クラブユース選手権。関東第1代表としてこの大会に臨む浦和レッズユースの戦いをしっかり見届けさせていただければと思います。

今年のチームの作り方とか、もろもろ、いろいろ考えることはありますが、そういうものはいったん置いて、この大会は思い切って戦ってほしい。応援する側としても、そこに集中したいと考えています。

昨年と比べて大会のレギュレーションが少し変更となり、グループステージは、3日間通しで行われ、これまでは2位以内までが決勝トーナメントだったものが、3位の上位4チームまで突破できるという感じで、多少のスタートでのつまずきは取り返しが利くといえるでしょう。

浦和の初戦の相手は京都サンガFC U-18となります。場所は、藤岡総合運動公園陸上競技場となります。初めて来たグラウンドですが、見る側としては木陰が多く比較的観戦しやすいグラウンドともいえるかもしれません(とはいえ暑いですし、プレーしている選手の過酷な環境はまったく変わらないですけどねw)

さて、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFが左から24番小川紘生、8番繁田秀斗、16番岸伯富実、20番広瀬陸斗、FWが14番関根貴大と10番中村駿介

となります。

先週のプレミアリーグの旭川実業高校戦と同様のメンバー、フォーメーションも4-4-2でスタートとなりました。

あまり、対戦する機会の多い相手ではないですが、例えばこの代の3年生にとっては、ジュニアユースの3年生の時の高円宮杯で苦汁をなめた相手であったり、昨年のメンバーはまだ絡んでいませんが、昨年のジュニアユースの高円宮杯で敗退に追い込まれた相手もまた京都だったりします。

細かい因縁よりも、しっかり3日間の戦いで上へ勝ち進める戦い方を組み立ててくれればよいと思いますので、もちろん勝てるに越したことはありませんが、敗れるにしても第2戦、第3戦へとつながっていく戦いを見せてほしい第1戦です。

試合の序盤、まずは右サイドから14番関根貴大が攻め上がり、クロスから24番小川紘生がシュートを打つ場面や、6番西袋裕太のロングフィードから、オーバーラップする2番新井純平に繋げて仕掛けるなど、攻撃の部分で何度か惜しい形を最初から作ることはできたものの、やはり、前節同様このシステムに慣れていないせいもあるのか、前線に多くの人数が残ってしまい、中盤が空いてしまったり、中盤の2人が下がりすぎてしまったり、やや連携面でうまくいかない部分も見受けられました。

浦和を研究してきたのかどうだかはわかりませんが、京都は思った以上に、中盤を省略して放り込んでくる攻め方をしてきて、前線の選手が鋭く攻めてくるイメージがありました。

この攻めに浦和は結構苦しめられる印象がありました。

それでも、守備陣も6番西袋裕太を中心に、バランスよく守っていたものの、サイドから攻められた時に、決定的な場面を作られることも、けっこうありました(クロスバーに救われた場面が一回、ポストに救われた場面が一回。)

流れの部分では、失点はなかったものの、11分にコーナーキックから決められてしまいます。

これで、0-1となります。

浦和の攻めは、どうも前線の2枚と中盤のサイドの2枚が高い位置で待ちすぎて、先ほど書いたように中盤の真ん中の2人が下がり目に位置し、相手の攻撃もディフェンスラインは基本的に攻撃に参加してこずに4枚のラインでしっかり守る態勢になっているところに突っかけていくため、そこでうまく抜けた時にはチャンスになるものの、実際は、中盤と前線の距離が遠かったり、密集地帯にボールを出して仕掛ける形になってしまっていたので、実際攻撃が効果的だったとは言えないでしょう。

15分くらいから、20番広瀬陸斗がサイドサイドばかりではなく、中央のスペースに流れてきて受けて斜めに走るなど、選手間で工夫が少しずつみられる中で、何度かのディフェンスラインの1枚を引っ張り出して、攻撃をしかける12番小坂慎太朗から10番中村駿介へ繋げての仕掛け、14番関根貴大から10番中村駿介へのパスで通れば大きなチャンスにつながるようなパスの狙いなども見られました。

ただ、やはりこのフォーメーションでの動きはぎこちないものに見え、おそらく選手もそう思っていたのか、30分くらいから、前線を3トップにして左に14番関根貴大、真ん中に20番広瀬陸斗、右に24番小川紘生、そして、1.5列目くらいに10番中村駿介が入るフォーメーションに変更。 また、16番岸伯富実と8番繁田秀斗がともに下がりすぎてしまうことが多かった部分も8番繁田秀斗が少し前目に出ることで、攻撃部分が機能するようになります。ある意味、これまで慣れた形に戻したとは言えますが、このフォーメーションに戻ってようやく相手の守備陣をあわてさせるような仕掛けが出てきたと思います。

中盤低めの16番岸伯富実から左に開いた20番広瀬陸斗へつなげ、10番中村駿介にテンポよく繋げて仕掛けたり、2番新井純平のオーバーラップからファーへのクロスをペナルティエリアやや左側で受けた14番関根貴大が、真ん中に走りこむ20番広瀬陸斗に繋げた場面からシュートを放った場面は、かなり惜しかったです。

間違えなく、この時間帯の攻撃は相手を脅かしていました。ただ、相手の守備意識の高さと、キーパーの反応の良さで、同点にまで追いつくことができないまま前半は0-1で終了します。

前半終盤のフォーメーションのまま後半もスタートし、明らかに浦和の攻撃に迫力が増し、前半はシュートまでいく場面が非常に少なかったものの、後半は、浦和の攻撃の時間を多く作ることに成功していました。

まず、10番中村駿介から左サイドをオーバーラップする12番小坂慎太朗にパスを通し、再び10番中村駿介が受け、ちょうど良い距離感に8番繁田秀斗が走ったところへパスが通り、シュートを狙うもキーパーに弾かれ得点ならず。

続いて、右サイドバックの2番新井純平のオーバーラップから、クロスに20番広瀬陸斗が反応して持ち込むも、これも得点までは至らず。14番関根貴大から10番中村駿介、持ち込んでシュートを放つもディフェンダーに当たり、コーナーキックのチャンス。コーナーキックのチャンスは、うまく合わず。

その後、得たフリーキックのチャンスで、10番中村駿介からのボールを6番西袋裕太がヘッドで狙うも枠をとらえず。

中盤で良い読みでインターセプトに成功した8番繁田秀斗から10番中村駿介、縦へ抜け出す32番小川紘生に通すも決められず。

後半は奪われてカウンターで攻められた時は結構危ない場面は作られていたものの、全体的に浦和ペースで進めていけたと思います。

20分前後には、コーナーキックを3連続で得たものの、これを得点には繋げられず。25分の16番岸伯富実から、うまくディフェンスラインをかいくぐってオフサイドぎりぎりくらいで飛び出したと思われた14番関根貴大の抜け出しは、オフサイドと判定されてしまいました。

35分に14番関根貴大に代わり11番大野将平を投入し、なんとか同点に追いつこうとするものの、結局得点は奪えず、初戦は0-1の敗戦となりました。

どういう意図で4-4-2に代えたのかはプレミアリーグの旭川遠征の時からよくわからなかった流れで今日も、逆に出場している選手の良さが消える前半の流れから、4-3-3に戻してからは、どうも、攻撃がうまくいかなく反撃を受けるときに中盤がぽっかり空いてしまうことはあるものの、それを差し引いても、このやり方の方が可能性を感じましたし、活路を見いだせるのではないかと感じた試合でした。

セットプレーに関しても、狙いがわからなく無駄にチャンスを不意にしてカウンターを受けることが多かったものの、途中から、その時によってキッカーを変えたり、高めのボールや低めのボールを使い分けるなど少しずつ工夫を加えるようになったことで、セットプレーからのチャンスの可能性も見ていて増したように思います。

冷静に試合を見ていれば、今日の相手の京都サンガFC U-18は強かったと思いますし、特に守備のところがどっしりしていて、キーパーの反応がかなり良いため、おそらく対戦相手が違うチームであったら、浦和も2,3点取れていてもおかしくなかったと思います。

ここまでのチームの作り方を考えて、今日の戦い方を見ていて、6番西袋裕太の守備の安定感を考えても、6番西袋裕太と3番寄特直人の負担は多くなってしまうかもしれませんが、そこは、16番岸伯富実にバランスを取ってもらって、8番繁田秀斗には中盤にあけてしまうスペースをしっかりケアして、今日何度も見せた、中盤からのインターセプト(ファールになったこともやや多かったようなのでその辺は注意が必要ですが)で、なんとかして、攻撃は今日のような形で自信を持ってやっていくしかないと思います。

3日間連続で試合がある割には、疲労面を考慮したような交代や、当てどころにもなれて裏も狙える21番進昂平を投入すればもっと攻撃がスムーズに回るかと思われたものの、その辺は、どういう理由があるのかわかりませんが、なかったんですよね。

敗れたのは残念でしたが、0-1の敗戦ならそこまで大きなダメージではありませんし、1次ラウンドを計算する上では、残り2試合をしっかり勝利できれば問題ないと思います。

光明が見える形があるなら、今更いろいろやるのではなく、その形でガッツリ自信を持ってぶつかっていけば良いと思います。

明日、勝ちましょう!

ではでは。

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おまけの写真。

柏レイソル(U14)サッカーフェスティバル 2012/07/25 第4戦 浦和レッズジュニアユースU14 vs 名古屋グランパスU14 3-2勝利・・・打ち合いを制して1位通過!凄かった!

柏日体高校グランド2012年7月25日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

柏日体高校の敷地でこんな感じの道を抜けていくとグラウンドがあります。 どうでも良いですがw

ということで、 今後もそうするという保障は全くないのですが、今回は、試合と試合の間の時間を有効活用して、ノートパソコン+WimaxでのWifiテザリングを利用して、この試合までの時間を利用して車の中でブログを書いてみました。

早めの更新はできたものの、やはり家で思い返しながら書くのと同じようには行かないものですね。

ということで、13:40にキックオフの大宮アルディージャジュニアユースU14を1-0で下し、勝ち点7と言う状況で迎えたグループステージの最終戦となる名古屋グランパスU14の今日の1試合目の結果は分からないものの、1日目の結果から、どちらにしても勝てば1位通過できるという状況だけは分かった状態で観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番宮川聖冬、DFが左に12番知久航介、右に11番橋岡大樹(1年)、真ん中に4番小崎魁と2番浅賀祐太、MFがボランチに19番松高遼、トップ下が17番平野正人と18番町田ジェフリー、FWが左に14番野口琢真、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

大宮戦と若干数メンバーを入れ替えてのスタメンとなります。

名古屋グランパスの下部組織と言うと、ここ最近では、ユースで相性が悪く勢いのある攻撃で大量失点で敗れることが多い(高円宮杯優勝の時は大量得点で勝っているとか言う突っ込みはなしでw)という印象ばかりが染みついているのですが、ジュニアユースに置いてはどうなのかは、そもそもそれほど対戦しているイメージはないのですが、前線から勢いよくゴールに貪欲に攻め込んでくる姿勢、プレスも前から前からかなりすごく来ていましたね。

試合開始からしばらくは、その相手の勢いに押されて、浦和が押し込まれる場面が何度も続いてしまいました。

それだけ上がってくると、スペース狙われやすいだろうとも思うものの、それをさせないくらい前線での動きで浦和がはめられてしまっていました。

まずは、そういう最初5分間くらいの時間をディフェンス陣とキーパーの粘りでなんとか切り抜けたことが大きかったと思います。

ある程度、相手の攻撃を防いだ後、7番轡田登を中心とした攻めで、相手のゴール前に迫る場面が徐々に増えてきます。

14番野口琢真とのワンツーで抜け出した7番轡田登がシュートまで持ち込む場面を作るのと同時に、この試合でスタメン出場した18番町田ジェフリーもポストプレーを上手くこなすことができていたため、ターゲットが2枚あるような形で効果的に当てて、はたいて、他の選手が絡んで攻めるという場面も作れるようになってきました。

相手の鋭い攻撃を防いだ後の反撃の形としては、2番浅賀祐太がうまいタイミングで相手のパスコースを読んで奪い、そのまま前線にフィードして7番轡田登が競るという形も見られました。

何度か、うまく抜け出して18番町田ジェフリーがシュートを放つシーンもありつつ、迎えた13分に17番平野正人が起点となった攻撃で、ちょっとフィニッシュのところがはっきり見えなかったのですが、7番轡田登が絡んで、最後は15番萩原大智が決めたと思います。

欲しい先制点を良い時間帯に奪うことに成功しました。

この辺りから、相手の反撃する姿勢が一層増したことで、相手が勢いよく攻めてきて、浦和はそれを跳ね返してカウンターの形を作るという、やや押し込まれる場面が多くなっていたものの、その中でもカウンターの場面で、自陣で相手セットプレーのピンチを防いだ7番轡田登から、前線に駆け上がる17番平野正人にパス、ワンタッチで14番野口琢真に渡して、再び前線に走り再び17番平野正人がパスを受けて攻めるなど、あと一歩で電光石火のカウンターからのゴールになるような形も作り出してはいました。

こういう展開では、反撃の際の展開力が問われますが、そういう部分では、19番松高遼が視野広く、パスを散らすことができていたと思います。

危険な場面も結構作られたものの、前半は失点を許さず1-0で折り返します。

後半に入り、やや相手に攻められる時間が多くなる中で、7分に18番町田ジェフリーと14番野口琢真に代わり、9番清水裕太と3番伊藤敦樹が入ります。

やや受けてしまっている時間帯を、攻撃的な選手の交代で変えようという意図だったと思いますが、9分に同点ゴールを決められてしまいます。

失点の後、11番橋岡大樹に代えて10番関慎之介が入ります。

正直、相手ペースになっていたため、なかなか流れを取り戻せない状況ではありましたが、7番轡田登の決定力の高い嗅覚の優れたプレーで点の取り合いを制する流れになります。

まずは、14分に、ちょうどディフェンダーとキーパーの間くらいにこぼれたボールに対して7番轡田登が反応し、キーパーが取りに来るところをふわりと浮かしてゴール。

これで、2-1と逆転。

しかしながら、その2分後に、同点に追いつかれてしまいます。

この2-2の同点にされてからの残り15分間でよりゴールに対してアグレッシブにプレーしたのは浦和だったように思います。

9番清水裕太がドリブルで仕掛けたり、17番平野正人が、ディフェンスの裏への絶妙なパスコースを選択し、そのパスコースにしっかり反応した15番萩原大智が抜け出してシュートまで持ち込んだり、17番平野正人から15番萩原大智、オーバーラップする12番知久航介へタイミングよくパスをだし、惜しいクロスを上げる形を作ったり、ドリブルでディフェンダーを抜いてやや角度はないもののキーパーと1対1の場面を17番平野正人が作り出す(シュートはキーパーに弾かれCK。)などなど、浦和の攻撃も惜しい形を作れていました。相手の攻撃で危ない場面も何度もありましたが・・。

そんな状況を打開したのが7番轡田登のゴールでした。

25分くらいに、前線でパスを受けると相手ディフェンダーのプレッシャーを受ける形でやや体制を崩されかけながらも、力強くキープして、しっかりコースを狙ってのゴール。

見事なゴールで3-2と逆転し、残り時間の相手の攻撃を抑えて結果的に3-2で勝ち切ってくれました。

後に、結果表を見て初めて、引き分けでも1位通過だったことを知るわけですが、とにかく、グループの最終戦をしっかり勝ち切って1位通過してくれたのがうれしいですね。

今日見た2試合では、思った以上に相手のサッカーも激しさもあり、レベルの高いものだったため、思い通りに行かない部分もたくさん出てきたのではないでしょうか?

こういう相手との試合の中で、距離感や、必要なスピードなどが実践で経験できていることは大きなことだと思います。

相手のプレッシャーが激しい中でも選択肢の多い戦い方が少しずつできてきているのを見ていても感じますし、確実に以前より前進していると思います。

ということで、1位通過の浦和は、明日は柏の葉で横浜F・マリノスみなとみらいと横浜FCの2チームと対戦することになったようです。グループ1位の3チームで総当たりのようなので、勝ち点形式で優勝を決めるとかだと思います。

1試合目が11:40キックオフで2試合目が13:30キックオフとなっているので、天気予報では明日もかなり暑くなるという中で、ほぼインターバルなく2試合を戦う過酷なレギュレーションにはなっていますが、レベルの高い相手との真剣勝負で経験を更に積みつつ、狙えるのなら優勝も狙っちゃってください!

夕方になってもかなり湿気の多い中での試合になったので、相当疲労も貯まっていると思いますが、もうひと踏ん張り頑張ってください!

ではでは。

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おまけの写真。全部ネット越しですみませんw

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/07/22 第9節 浦和レッズユースvs旭川実業高校 1-1引き分け・・・切り替えて次に臨め

旭川忠和公園サッカー場2012年7月22日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

27日からクラブユース選手権が開幕するため、再び今日の試合を終えると一か月ほどの中断期間に入る高円宮杯プレミアリーグ。アウェイでの旭川実業高校となります。8連敗中の相手と言うことを考えても、浦和レッズユースにとっては、勝ち点3をしっかり奪い取って帰れるかが鍵になる試合となります。

ちょうど、関東もここ数日、急に涼しくなっている関係で、北海道だから涼しいという印象を持つほどではなく、晴れている時間帯はやや暑い感じでしたが、サッカーをする環境としては、悪くない環境の中での試合だったと思います。

試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFが左から32番小川紘生、8番繁田秀斗、16番岸伯富実、20番広瀬陸斗、FWが14番関根貴大と10番中村駿介

となります。

最近ちょっとフォーメーションが変わってきていると思っていたのですが、ここに来て、4-4-2気味でやるようにしたようです。

前半開始早々、ディフェンスラインから長い縦パスに14番関根貴大が抜け出しますが、オフサイドとなります。

相手のディフェンスラインがやや高めで人が多い中で、浦和は8番繁田秀斗と16番岸伯富実がやや守備を意識したように低めにポジションを取ることが多く、前線は、ライン高めの相手ディフェンダーとの密集地帯の中でプレーする感じになり、ちょうど真ん中あたりにスペースが空くという、狙いが少し分かりにくい戦い方になるものの、前線の個々の能力の高さを生かしつつ、5分に先制点を奪うことに成功します。

相手ペナルティエリアの密集地帯の中で10番中村駿介に出されたパスを、そのままヒールで中へ送り、ここに入り込んだ20番広瀬陸斗が決めたという形になります。

ある意味主導権は浦和と言っても良い展開ではあるのですが、中盤の使い方がやはり中途半端になってしまい、やや長い距離を相手ディフェンダーの多いところにいる前線へパスを通そうとする回数が多くなったため、当然相手も狙いを定めやすく、パスが通らずに奪われてカウンターを受けるという場面も決して少なくなかったと思います。

それでも、14番関根貴大が上手く抜け出せたときには惜しい形も作り出すこともできたる回数も少なくはなかったと思います。

先ほども書いたように、8番繁田秀斗も16番岸伯富実もやや守備の部分を強く意識していたのか、低い位置でプレーすることが多く、スタート地点がディフェンスラインに近い位置だったため、結果的に攻撃の際には中盤省略のような形で展開することが多くなっていたものの、前半20分くらいの8番繁田秀斗から右前線に抜ける10番中村駿介へとつなげるロングフィードから、思い切ってシュート、ゴール前に詰めていた2番新井純平が合わせるという形など惜しい形でした。

その他、14番関根貴大から20番広瀬陸斗へ繋げてシュートまで行く場面など、あと一歩で得点と言う形自体は結構作れていましたが、ややフィニッシュのところで気持ちが入りすぎていたのか、精度に欠く部分が多かったですね。

で、問題の場面が27分に訪れます。

相手のカウンターで攻撃を受けた際にペナルティエリアで2番新井純平が、しっかりボールに対してタックルしていたにも関わらず、これがPKの判定となってしまい、更に警告まで受けてしまいます。間違えなくボールに行っていました、あれは。

これ以外にも、セットプレーの混戦のところで前半に、12番小坂慎太朗に注意が与えられ、後半になぜか同様の場面で14番関根貴大に向かって2回目だと言ってイエローカードが出たり。この時は選手や、ギャラリー含めて「???」という状況になり、審判のみが、自分が正しいと言い張っている感じでなんというか、あれでした。。。

そんな感じで、そのPKを決められてしまい1-1。

これを境に更に、浦和の選手の間に、不満な感じが充満して、徐々にプレーが雑になっていったような印象もありました。

特に、1-1で折り返した後半の序盤は、相手も精度がないパスで、浦和も雑な感じでボールが行ったり来たりする状況で、どう表現して良いのか分かりませんが、ちょっとした船酔いみたいな感覚になってました、自分。

結果的には、追加点は奪えなかったものの、後半は要所要所ではかなり得点に近い形は何度も作れていました。それでも、余裕のなさが見えたのは、例えば、8番繁田秀斗から32番小川紘生にパスが出てドリブルで仕掛けたところをタイミングよく12番小坂慎太朗がオーバーラップを見せるも、ここを使わずにディフェンダーが密集している方へドリブルを強引に仕掛けて奪われたり、ややゴールばかりを見過ぎてプレーしてる選手が簡単に引っ掛かる場面も多くなっていました。

17分の32番小川紘生から16番岸伯富実へパスが通り、ややスペースが空いたところで狙ったシュートが大きく枠を超えたり、14番関根貴大が右から仕掛けていったんはディフェンダーに奪われかけたところを、しっかりキープしてグラウンダーのクロスを入れたところに10番中村駿介が、合わせるもこれも、枠に入らず、コーナーキックのチャンスに10番中村駿介からのボールを6番西袋裕太が合わせるもわずかにゴール右にそれたり、2番新井純平からのクロスを受けた20番広瀬陸斗がディフェンダーのプレッシャーがない状態でシュートを放つもコースが甘くキーパーにキャッチされたり、同じく、決定的なところで20番広瀬陸斗のシュートがクロスバーを叩いたり、入りそうで入らない場面が続き、逆に、カウンターで見事なシュートを放たれ、ギリギリクロスバーに救われる場面もあったり・・。

33分に32番小川紘生に代えて11番大野将平を投入したり、残り10分くらいを6番西袋裕太を前線に上げるパワープレーで得点を狙うも結局得点は奪えず、1-1で試合終了となりました。

じゃあ、浦和が圧倒していたかと言うと、そうではなく、むしろ狙い通りに試合をしていたのは、もしかすると相手だったのかもしれません。裏へのパスで抜け出された場面が前半だけでも3度はあり、いわゆる決定力のあるストライカーが相手にいなかったから、シュートミスで助かったものの、決められてもおかしくない場面は作られていましたし、浦和の攻めは、確かに前線の攻撃力の高さでなんとかなった部分も多いですが、意図した動きとパス回しで相手を崩した場面と言うのがほとんどなかったようにも感じられます。

判定の絡み、なかなかゴールが決まらないことで、全体的にイライラしていた状況の中では、唯一終始落ち着いてプレーできていたのは6番西袋裕太くらいだったようにも感じます。守備の安定感がありました。正直、6番西袋裕太の対応したところからは、ほとんど相手には危険な形は作らせていませんでした。また、適切なタイミングでの攻撃参加では、相手ディフェンダーを引き付けて、味方がドリブルするスペースを作る動きも見せていました。

全体を通して考えてみると、審判の判定にケチを付けたくなる気持ちは分かるものの、内容では1-1という結果が妥当な試合だったと思います。

今日は、あえて中盤にスペースを空けて長いパスで勝負を仕掛ける狙いや指示がでていたのでしょうか?

疑問が残る部分も多く、フォーメーションを変えたことで、前線の選手では逆に窮屈でやりにくくなってしまっていた選手もいたようにも思います。この試合に向けての、モチベーションコントロールの部分も、少し曖昧にも感じました。

これまでの試合同様、しっかり分析して受け止めるべき課題が残った試合だと思います。

 

さてさて、色々なことはありますが、下を向いている場合じゃないんですよ。金曜日からは、クラブユース選手権がスタートします。切り替えてやるしかないんです。色々思うところはあると思いますが、今シーズンのここまでの流れから考えて、この大会はここまでの上手く行かない(意味が分からない)さまざまなことに対しての悔しさを存分にぶつけるような心持ちでガンガンにやってやるような感じで良いのではないでしょうか。

なんとなく、今はそれが一番力になり強さになり、クラブユース選手権での快進撃に繋がるような気がします。

ブクメは、クラブユース選手権では、純粋に負けたくない気持ち全面に戦う浦和レッズユースを見届けることのみに集中したいと思っています!

特に3年生は難しい時期であり、その難しい時期をより難しい時期にされてしまった今シーズンは、許しがたいことではあると思いますが、自分たちのこの先のために、意地でもこの大会では結果を残してください。

楽しみにしています!

ではでは!

旭川忠和公園サッカー場2012年7月22日旭川忠和公園サッカー場2012年7月22日旭川忠和公園サッカー場2012年7月22日

 

 

 

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おまけの写真。

メトロポリタンリーグ(U-14) 2012/06/03 浦和レッズJrユースU14 vs 三菱養和SC調布JrユースU14 7-0(まで見た)・・・質の高いサッカーで圧勝

レッズランド2012年6月3日

どうも、浦和サポブクメです☆

U13のメトロポリタンリーグに引き続き、U14のメトロポリタンリーグも観戦。 対戦相手は、三菱養和SC調布JrユースU14となります。次の関東U15リーグが12時30分キックオフで、この試合が聴いていた話では11時30分キックオフのため、当初は前半のみ見られるかな~と思っていたのですが、次の試合も観戦したい方も考慮してくれたのか、11時10分くらいにはキックオフとなり、ほぼ1試合観戦することができました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFが左に10番関慎之介、右に12番知久航介、真ん中に20番渡辺陽と2番浅賀祐太、MFがボランチに19番松高遼、トップ下が17番平野正人と16番町田ジェフリー、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

高橋海翔、河内渉真、川上エドオジョン智慧の3人が関東U15リーグの方に参加するため、見慣れたポジションと比べて多少変更点も見られるものの、質の高いプレーが要所要所で見られる楽しい試合となりました。

特に中盤とバックラインのところでの距離感が今日は良かったというか、バックラインの選手がボールを持った時に中盤の選手の動きの選択肢が非常によく、相手選手とのうまいスペースにうまいタイミングで入り込んでくる動きがよく見られました。

序盤は、まず3分に10番関慎之介が左サイドからタイミングよく持ち上がりクロスを上げると7番轡田登がヘッドで合わせる惜しいシュート。続いて8分に、3番関慎之介が縦にディフェンダーの裏のスペースへボールを入れると、そこのスペースをしっかり読んでいた15番萩原大智が相手ディンフェンダーより先にボールを受け、キーパーに阻まれたものの、シュートまで持っていきます。

こう行った、狙いと動きだしで相手を翻弄するようなプレーが繰り返され主導権を握る中で、先制点はセットプレーから。10分に20番渡辺陽がヘッドで決めて1-0とします。

16番町田ジェフリーも先週の試合に引き続き、周りを生かすような意識のプレーも心がけながら、狙えるときには自身も仕掛けていくプレーが見られ、20分に仕掛けた際にやや角度がないところから見事にシュートを決めて2-0とします。

続いて、17番平野正人がドリブルで仕掛けて深くまでえぐって折り返したところを7番轡田登にあと一歩で合うという惜しいプレーがありつつ、その7番轡田登が22分にうまく裏に抜け出したところにパスが入り、しっかり決めて3-0。

その後も、19番松高遼から3番関敦也とつなげてシュートだったり、左前線のスペースに7番轡田登がタイミングよく抜け出して折り返したところを3番伊藤敦樹が狙うなど、この試合では得点はなかった(?)ものの、3番伊藤敦樹の攻撃の際のポジション取りの良さもよく目立ちました。

40分に7番轡田登のポストから16番町田ジェフリーにつなげ、そのまま持ち上がってゴール。これで4-0とし前半を4-0で折り返します(・・・のはずなのですが、どこかで見逃したようでもう1点入っていたっぽいんです。)

後半に入っても、浦和ペースは変わらず、開始早々に16番町田ジェフリーがハットトリックとなるゴールをこれまた角度のないところから決めて5-0。

15分には、17番平野正人が決めて6-0とします。

20分に16番町田ジェフリーに代えて14番野口琢真、26分に17番平野正人に代えて4番小崎魁、29分に15番萩原大智に代えて13番中嶋海登と交代

というところまで見て、次の試合が始まるため、移動したため、試合はここまでの観戦でした。

で、周りから聞こえてくる声で、そこまでの得点が7-0っぽかったため、先ほど書いたようにおそらく1点見逃してるっぽいです。ただ、残り時間に何かが起こることを考慮に入れても、この試合は完勝だったと思います。

相手のチームの強さなども未知数な部分もあるので、判断は難しい部分もあるのですが、個々の技術が高いチームではありますが、この試合では、そういうプレーを選択する場所が的確で、基本的には味方の動き、相手の動きを予測しながら、数人の動きで崩していきながら、局面で必要な時に個人技で仕掛けてというフィニッシュが多かったように感じます。

特に16番町田ジェフリーの得点は、おそらく読んでいる方は雰囲気的に、豪快に個人技で突破して決めているように映るかもしれませんが、周りとの連携を重視した動きをしながら、結果的に個人技で難しいゴールを決めたという方がこの試合では的確かもしれません。

・・・で、実際のスコアはどうだったんでしょう。既に複数試合見た際のゴチャゴチャが頭を支配し始めていますw

とにかく、そのプレーの選択肢を見ているのが楽しい試合でした。

ではでは!

レッズランド2012年6月3日
レッズランド2012年6月3日
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レッズランド2012年6月3日
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おまけの写真です!