メトロポリタンリーグ(U-13) 2012/12/01 浦和レッズJrユースU13 vs 横浜F・マリノスJrユース追浜U13 6-0勝利・・・破壊力抜群

レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランド連続3試合の日。2試合目は、U13のメトロポリタンリーグになります。対戦相手は、U14と同様に横浜F・マリノスジュニアユース追浜U13になります。

どういうイタズラか、この試合の前くらいから空が一気に暗くなり、雨が降り始め、前半30分くらいまで強風プラス雨という結構大変な環境になりました。

ブクメも、傘がひっくりかえらないように格闘しつつの観戦となりました。寒さ、風、雨・・・敵が多い!

さて、先ほどのU14の試合も久しぶりではあったのですが、U13の試合になると、本当に7月中旬くらいぶりになると思います。なんか、髪が伸びていたり、背が伸びていたり、ただでさえどの選手がどの選手か把握するのに苦戦するこの時期に更に分からない状況もありつつ。ここからしっかり覚えるぞ・・と!

では、試合に移ります。

浦和レッズジュニアユースU13のスタメンは以下、

GKが18番高草木天平、DFが左に9番角田涼太朗、右に12番長谷川魁哉、真ん中に20番弓削翼と14番松永悠希、MFがボランチに8番立川将吾、トップ下が6番白田颯人と19番山下勇希、FWが左に3番荻原拓也、右に2番大西翔也、真ん中に5番シマブク・カズヨシ

となります。

しばらく空いたので、選手の特徴も少しぼやけている状況もありつつ、前半早々のゴールを8番立川将吾が決め、更にそのすぐ後にも中盤から豪快なシュートで8番立川将吾がクロスバーをたたく場面を見て、ああ、中盤で存在感見せていてシュート力がかなりある選手だなどと1人1人確認しながら観戦。

5番シマブク・カズヨシは、前よりも前線でのボールの受け方が上手くなっているな~と、ポストプレーや14番松永悠希からのロングフィードを上手く受けた場面を見て感じつつ、激しい雨風の中での時間帯でしたが20分くらいまで、ほぼ一方的に浦和が攻め続けていたように感じます。

前線で奪う、こぼれ球への反応が相手より一歩早い、打てる時はシュートを打ってみる、ドリブルで仕掛けられるときは仕掛けてみる、連携を狙ってみる、様々な要素で相手を上回って攻め続けていました。

19分には、19番山下勇希がドリブルで攻め上がってシュート、20分には5番シマブク・カズヨシがポストを叩くシュートとシュート場面も多く、6番白田颯人が8番立川将吾にパスを預けて、預けた6番白田颯人はそのままディフェンスの裏のスペースへ走り、そこへ8番立川将吾がタイミングよくパスを通し、攻め込んだり、多彩な攻撃を見せ続け、それでも得点自体はまだ1点なんだな~と思っていた25分に12番長谷川魁哉がループ気味のシュートを見事に決めて2-0とします。その後も、3番荻原拓也が長いドリブルで仕掛けたり、8番立川将吾が中盤でのインターセプトから6番白田颯人にパスを通して仕掛けたりチャンスを多く作りつつ、前半は2-0で終了。

先ほども書きましたが、前半30分くらいで雨は止み、一気に天気が回復して晴れ間も見えるくらいの状況での後半となりました。

チェックしきれていなかったのですが、おそらく後半スタートで2番大西翔也、3番荻原拓也に代えて4番菊地泰智、10番長倉幹樹が入っていたと思います。

後半スタートし、早くも3分に19番山下勇希がミドルシュートを見事に叩き込んで3-0とすると、5分には、6番白田颯人のドリブルからのシュートをキーパーが弾いて混戦状態になったところを最後は5番シマブク・カズヨシが決め4-0。更に、14分にコーナーキックの流れから20番弓削翼がシュートを決めて5-0とし、試合をほぼ決定付けます。

ちょっと、メンバー交代が多かったため、誤りがあるかもしれませんが、まず15分に9番角田涼太朗、19番山下勇希、18番高草木天平に代えて、7番関根陸斗、15番三井愁雲、1番柿沼優輔が入ります。

更に25分には、12番長谷川魁哉、5番シマブク・カズヨシ、6番白田颯人に代えて、13番樋口颯太、17番山崎舜介、16番山崎広大が入ります。

メンバーは変わっても浦和の攻勢は続き、最終的には30分にペナルティエリアの外くらいから10番長倉幹樹が見事にコースを狙った低い弾道のシュートを決めて、結果的に6-0で大勝となりました。

後半は、やや断片的に見る時間も多かったのですが、7番関根陸斗のドリブルやトラップしたボールの置き所などを見ながら、うまいな~と感心したり、更に試合後に一本行われた練習試合では、30分くらいの時間の中で13番樋口颯太が見事なゴールを決めまくって気が付いたらハットトリックしていた(はず?)などに見入っていたり、比較的自由度高くプレーさせてくれる1年生の教え方ではありますが、バランスも良いし、組織的にも戦えているし、なんというか、純粋に楽しませてもらいました。

6得点しながら、失点を0に抑えたというのも素晴らしいですね。

今年は、U13の新人戦に当たる大会がこれまでは1回戦からスタートで対戦相手は格下になり大差がつくような試合になりがちではあるものの、割と楽しみにしていたのですが、これがシードになって試合は来年までないので、U13の試合というものを見る機会自体あまり探し切れないのですが、このタイミングで1試合見られて良かったです。

ではでは。

 

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おまけの写真(試合中の天気の移り変わりも分かりますw)

 

メトロポリタンリーグ(U-14) 2012/12/01 浦和レッズJrユースU14 vs 横浜F・マリノスJrユース追浜U14 2-6敗戦・・・学年ごとで求められることの違いに戸惑い?

レッズランド2012年12月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、レッズランドでジュニアユースU14、U13、ユースの練習試合と3試合を被らず観戦できるということで、朝からレッズランドに入り浸って3試合観戦してきました。

まず、午前中10時キックオフの試合は、メトロポリタンリーグU14の横浜F・マリノスジュニアユース追浜の試合となります。 

U15と混ざってのU14の選手も多い試合、U14で臨んだ埼玉県U15の大会はありますが、U15にU14のメンバーが多く参加していたりで、U14が一通りそろってという試合は夏以来とかなり久しぶりの観戦になります。

3試合見た時恒例の、また大雨強風の時間ありなどで、試合のイメージがごちゃごちゃになって、わけのわからないことを書く可能性が高いのでその辺りは温かい目で冷やかに流してくださいねw

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番関敦也、DFが左に10番関慎之介、右に8番斎木大輔、真ん中に20番渡辺陽と2番浅賀祐太、MFがボランチに12番知久航介、トップ下が6番川上エドオジョン智慧と17番平野正人、FWが左に3番伊藤敦樹、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

ディフェンスラインのところで左サイドバックのイメージで定着していた20番渡辺陽がセンターバックに入っていたことに少し驚きました。

さて、この試合はスタートから少し違和感を感じた部分が何点かあります。まず、割と声を出す選手が多いイメージのチームでしたが、この試合ではあまり聞こえないという印象、そして、動きに何か迷いがあるような選手が多いという印象。

おそらく、相手と対照的だったために余計に感じたのかもしれませんが、相手は前線でも激しいプレスをかけ、精度の悪いパスなどを狙って中盤で奪おうとするような動きをしてくるのに対して、浦和はプレスのかけかたが中途半端で、ディフェンスラインにおいても比較的相手に自由にやらせてしまうような印象を受けました。

そのような状況で、2分に連係ミスで1点を先制され、更にプレスが甘くなったところを思い切ったシュートを狙われて6分に追加点を奪われてしまい、早い時間で0-2という状況にされてしまいます。

こうなると、なかなか修正が上手く行かない部分もあるものの、どうも、6番川上エドオジョン智慧や15番萩原大智など高円宮杯予選でも躍動していた選手に勢いが感じられない、というか動きに戸惑っているような印象すら受けました。

割合で言うと、前半は攻められる時間が多く、浦和の攻撃としては、7番轡田登にボールが上手く入った時には、そこに他の選手が絡んで攻撃するという形はありましたが、やや単発になっていました。

攻撃の際に有効な動きと有効なスペースの使い方が、なかなかできない印象。そんな中、23分にサイドから崩されて0-3、27分にはコーナーキックからヘッドで決められ0-4と前半だけで4失点を喫してしまい0-4で折り返すこととなります。

後半に入り、4分、10分と失点を喫し、一時は0-6という状況になりましたが、15分くらいから15番萩原大智の突破力を生かした仕掛けが増えて浦和が攻める機会が増え、やや状況が変わりつつある展開や、それに伴って前線の選手のプレーの激しさがその時間から増えてきたことで、浦和のチャンスの回数も一気に増えます。

ちょっとメモをたどりつつ、後半の流れを書きますね。

2分に15番萩原大智が右前線でドリブルで鋭く仕掛け、相手ディフェンス陣を脅かします。

4分に失点。0-5

7分に相手に攻められた場面で、20番渡辺陽が相手ディフェンダーに自由にさせないように体をぶつけながら防いだ場面がありました。全体的にこういう守備が前半ではあまり見られなかったので、ここで「お!」と思いました。

8分に17番平野正人に代えて9番清水裕太が入ります。

10分にPKを与えてしまい、決められて0-6。

16分にコーナーキックのチャンスから混戦のこぼれ球を20番渡辺陽が蹴りこんで1-6。

18分、相手選手のミドルシュートがクロスバーを叩く。

6番川上エドオジョン智慧がパスを受け、タメを作って右から2番浅賀祐太がオーバーラップで攻め上がり、パスを通しチャンスを作る。

22分に6番川上エドオジョン智慧が7番轡田登のワンツーで抜け出すもオフサイド。

27分に7番轡田登が長いパスを15番萩原大智に通す。

29分に右から切れ込んだ15番萩原大智がシュートを放ちキーパーが弾いたところを数選手が押し込もうとするも押し込めず。

ここから、連続で15番萩原大智の仕掛けが相手守備を脅かす。

32分にコーナーキックのチャンスで混戦状態から15番萩原大智が決めて2-6。

33分に6番川上エドオジョン智慧が出足良く相手の中盤の選手にプレスをかけて奪い、攻める。

35分に6番川上エドオジョン智慧のマイナスのクロスに7番轡田登が思い切ってシュートを放つもキーパーにセーブされる。

試合終了。

後半の終盤のような球際での激しさや思い切りよく仕掛ける場面などできていた時間をもっと作れれば、このような大敗にはならなかったと思いますが、試合と言うことで考えるとやはり失点の時間の早さ、連続失点など試合を難しくする要素にはまってしまったとも言えなくもないのですが、やはりこの試合の序盤の部分では、持ち味を出せていない選手が多かったように感じられます。見ている側に迷いが伝わってくるくらいでしたから。

学年ごとのやるサッカーの重きを置く部分の違いから、もしかするとプレーに対する戸惑いがでてしまったのかもしれないとも思います。求められるサッカーの質の高さもありますので、同じメンバーで試合をあまり最近やれていなかったことなども影響している可能性も高いと思いますし、そういった部分が出てしまった試合なのかもしれません。

現状、学年ごとにコーチが変わるジュニアユースの仕組みですので、求められることの大前提は、その試合のコーチが求めているものを出すことになりますが、もちろん、3年生のチームで経験してきた選手もいますし、そこで必要なものをしっかり学んできていますよね。試合の終盤で見せてくれた「それ」も凄く今後必要になってくることです。

サッカーの場合は、前提があってもそれが「義務」になることはあってはならないと思います。例えば、スペースを上手く使ってパスを上手く回して攻めていく2年生で求めている形を考えた時には、今日の相手のように組み立てのところで激しく来られると精度が悪くなってしまう、ミスが出て失点してしまうというのはありがちなことです。

ベンチから「いつもできていることができなくなっている」というようなニュアン
スの言葉が聞こえたような気がしますが、今日の場合は、相手のやり方にはまってしまった典型的な形とも言えるかもしれませんね。

こういう戦い方の時は、キープできる選手で落ち着けられる状況を作ったり、今日の終盤に見せたような、こちらも激しいプレーで対抗する局面を出したり、個人技もやりすぎない程度には必要だと思います。

そういう上手く行かない時の打開策のオプションを持ちながら、この2年生の指導で求められることをベースとして戦えると一気にレベルアップしていくような気もします。

せっかく、それぞれ特徴を持ったレベルの高い選手たちが集まっているのですから、個性もしっかり加味しながら、今日のような相手に対して今日のような展開を作られないように、次はできるようにしてください。

 なんか、文章が堅苦しいw

ではでは。

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Jユースカップ2012/11/23 決勝トーナメント2回戦 浦和レッズユースvsサンフレッチェ広島ユース 2-4敗戦・・・必要なこと

吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年は、 試合によって見る目線が難しくなることが多々あります。選手は精一杯戦っているが、そこに対する後押しや、流れを変えるための采配など、よくわからなくなることが多いです。今日は、どちらだったか、何とも言えません。

ブログを書く際にも、色々考えながら書いてアップして、あとで後悔することも今年は結構あります。選手が成長するために、能力を最大限伸ばしてプロになるために良い部分や必要なことを考えて書く。でも、逆に選手にストレスを与えているだけなのかと思うことも多いです。

今日に関しては、私個人的には采配次第ではどうにでもできる試合だったと思います。あくまで私個人の感覚ですが。

さて、試合の話に移ります。

1回戦を勝利した浦和レッズユースは、2回戦で昨年の夏に合宿を行った吉田公園サッカー場でサンフレッチェ広島ユースと対戦しました。ご存じのとおり、対戦相手はプレミアリーグのウエストのチャンピオンチームではありますが、正直、ここ数試合の浦和レッズユースの戦いぶりであれば、勝てる相手だと信じて疑わずこの試合を観戦させてもらいました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前の試合とスタメンは同じになります。

前節学校行事でいなかった21番進昂平はベンチスタートになります。このレベルの相手になると、いわゆる正攻法だと対応されやすいということで、強豪の柏レイソルU18の試合のようにフォワードの真ん中の位置で体を張ってポストプレーを得意とし、時には強引に割って飛び込めるようなタイプの21番進昂平がスタメンで出場した方が、より効果的とも思う部分もありましたが、前節同様でした。

プレミアリーグで結果を残している相手ということで、どのような戦いをしてくるかを見ながら、序盤を見てみましたが、思ったほど前線で強烈な選手がいて鋭く攻めてくるということはなく、いわゆる相手の隙を突くような戦い方をしてくる印象が相手にはあり、浦和がボールを持って仕掛ける時間回数の方が多いスタートになりました。

相手のディフェンダーも浦和のサイドからの攻撃を警戒していて、特に14番関根貴大が左でボールを持った時には、うまくサイドに数人で追い込むようなディフェンスをされ、真ん中で10番中村駿介がキープしたところにもしっかり対応が入り、必然的に攻撃がサイドサイドに偏るような展開。

5分に、5番佐藤大介のインターセプトから、左の14番関根貴大へ繋げ、20番広瀬陸斗を経由して、右の8番繁田秀斗とテンポよくサイドからサイドへという流れを作る惜しい場面はあったものの、そこから中で仕掛けようとするところでは引っかかる、というように、サイドから攻撃するが、効果的に作用したかは難しいという攻撃が多かった印象があります。

カウンター気味の攻撃が多い相手ながら、その攻めの形は結構シンプルで怖い印象があり、8分くらいにサイドから攻められた時には、そのままシュートを打たれていたら危ないというところもありつつ、相手が無駄に手数をかけてくれたことで失点を免れるということもありました。

しかしながら、14分に同じようにカウンターを受けた場面で、後手に回ったところで、混戦からクリアが中途半端になり、そこをしっかり狙われて失点してしまいます。

0-1

失点後、29番茂木力也のロングフィードから、右前線の8番繁田秀斗へパスが通り仕掛け方次第ではビッグチャンスになるところでしたが、ややクロスを上げるのを急いでしまい、クロスが合わず。

10番中村駿介の仕掛けから得た、直接狙える位置からのフリーキックのチャンスも、枠をとらえることができず。

25分に、右サイドで10番中村駿介と2番新井純平が絡みながら右のスペースに出た20番広瀬陸斗へパスが通り、クロスに14番関根貴大がヘッドで合わせる場面がありましたが、これも惜しかったもののゴールにはならず。

相手のキーパーの対応がやや不安定なことなどもあり、付け入る隙はあったと思いますが、サイドからの攻撃があまり効果的に作用せずに逆にカウンターにつながる場面が多くなる中で、28分に攻められたときに、またもや守備の対応にもたつき決められてしまいます。

0-2

本当はもう少し相手の中のところでかき回して欲しいところでしたが、なかなかそういう攻撃を狙えるパターンが作れず、サイドからの攻撃で活路を見出そうとする中で、34分に、右から2番新井純平のグラウンダーの鋭いクロスから、相手ディフェンダーとやや混戦状態になったところで、ペナルティエリア外くらいのところの14番関根貴大にうまく流れ、このチャンスをしっかりゴール右隅を狙い澄ましてゴール。

1-2

ちょうど、このゴールの後くらいから、14番関根貴大がポジションを右のやや中寄りの位置でプレーすることが多くなり、これにより、より相手にとって脅威になる角度から14番関根貴大が仕掛けるような場面が何度か作れていましたが、同点ゴールまでは行かず、前半は1-2で終了。

攻撃の部分での活性化などを考えてスタートから交代があるかとも思いましたが、後半スタートでの交代はなし。また、前半終盤に相手を脅かしていた14番関根貴大のポジションに関しても、左前線に戻していましたね。

やや疑問がありつつも、後半の出だしは浦和の狙い通りというか、かなり多くのチャンスを作ることに成功しました。

20番広瀬陸斗のパスから14番関根貴大が左前線でやや深い位置まで持ち上がり、クロスに10番中村駿介が合わせようとする場面。左前線のスペースに攻撃参加で上がった3番寄特直人からのクロスも惜しいチャンスにつながっていました。2番新井純平が攻撃参加した形でも、結果的にはハンドだったかオフサイドだったかで得点には至りませんでしたが、あと一歩というところまで迫りました。ロングフィードから8番繁田秀斗がシュートまで持ち込んだ場面もありました。7分の2番新井純平のクロスに14番関根貴大がダイビングヘッドで合わせようとしてわずかに届かなかった場面も、本当に触れれば見事なゴールになっていた惜しい形でした。コーナーキックから6番西袋裕太が競り勝ってのヘディングシュートは、キーパーに抑えられてしまいましたが、ここも惜しい場面でした。

10分前後までは、かなり浦和が押し込んでいる時間が多かったものの、ここでゴールを奪うところまでは行きませんでした。

12分に5番佐藤大介に代わり12番小坂慎太朗が入ります。

攻勢の時間帯で点が奪えなかったことと、サイドバックと守備にかかわる交代も多少は影響したのか、ここから相手の攻勢の時間になり、見ていた位置からは最も遠い場所だったのでどれくらいの危険度かははっきりわからなかったものの、ピンチの場面も多かったように感じます。

受けている時間にも、14番関根貴大と12番小坂慎太朗が絡んだカウンターや、14番関根貴大のサイドからの攻撃に対しての10番中村駿介が狙うなどあったものの、ややバランスを欠いたところで、18分に再び失点を食らってしまいます。

1-3

20分前後に10番中村駿介と8番繁田秀斗、2番新井純平の3人が絡んだ形での惜しい仕掛けもあったものの、その後に相手のシュートミスに助けられたものの、再び決定的な場面を作られるなど、やや不安定な時間帯になりました。

この難しい時間帯で、8番繁田秀斗に代わり21番進昂平が入ります。

ここからビハインドを何とか取り返そうと、31分には20番広瀬陸斗に代えて27番細田真也を左前線で投入し、さらにサイドからの攻勢を強めるも、惜しいところまでは迫るものの、得点までは届かず。前がかりになることで、チャンスと同様にピンチにもなりやすく1番吉野雅大の好セーブで防いだピンチもあったものの、43分に、相手のミドルシュートで4失点目を喫してしまいます。

1-4

パワープレーの状況で、6番西袋裕太がアディショナルタイムに気迫のゴールを決めたものの、試合はそのまま2-4で終了となりました。

出ている選手の負けたくないという気持ちは存分に伝わってくる試合でした。ただ、やはり今日は采配が後手後手になっていたと感じる部分も強い印象でした。

浦和が前半に返した1点が象徴するように、今日のような相手に対しては、きれいに崩す戦い方では、うまく対応されてしまう確率が高い中で、クロスを何が起こるかわからないグラウンダーのクロスにしたことで、混戦状態を作り出して、そこを決めた。前線で体を張って、フィフティのボールでも追いかけて、強引に抜け出そうとするプレーとか、そういうことがスタートから必要だったような気もしています。

なんだか、攻撃の仕掛けが何かに縛られたように、同じように同じようになってしまっている場面も多かったですし、そこに工夫を加えるような采配などはなかったのかと思ったりもします。

完全な力負けならば、敗因を研究して、切り替えて成長を目指せば良い。でも、今日は、勝てる相手だっと思いますし、相手には付け入る隙は多かったですよ。

前を向いて、プレミアの残り2試合に臨めば良い。Jユースカップで見出されたチームの手応えのようなものもありますし、そこを自信にして臨めば良いということもできるとは思います。

でも、やはり今日に関しては、勝負にこだわった時に必要な選手を途中で外したり、必要なタイミングで使わなかったことも影響していると思います。

プレミアリーグの次の相手は三菱養和ですよね。相手は勝ち点1を取れば良いと思って、浦和の攻撃パターンを研究してきますよね。そういう相手に対して、今日の戦い方だけでやれるのか、正直疑問です。こじ開けるんですよ。こじ開けなきゃならないんですよ。

セットプレーを大事にすることも一つ。体ごと飛び込んでもゴールを決める姿勢一つ。そういうプレーを得意とする選手を、適切なタイミングで起用してほしいです。

出ている選手たちは必死で戦っていた。だから、しっかり勝たせてあげてください。

残り2試合は、「勝つための試合」です。

しっかり、次、見させてもらいます。

ではでは。

吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日吉田公園サッカー場2012年11月23日

 

 

 

 

 

おまけの写真。

 

浦和レッズジュニアユース2012年の戦い

 どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのJユースカップと浦和レッズジュニアユースの高円宮杯関東予選決勝。酷なことに、2つの日程が全く同じになってしまいました。私は、一つ一つの試合にどれが重要で、どれが重要でないという位置づけができないので、公式戦で日程が被った場合には、ユースを優先して足を運ぶと決めて近年は動いています。どちらかしか行けない時の言い訳のようなものですね。

しかしながら、正直、今日ほど日程がかぶって葛藤が大きい1日はこれまでにありませんでした。

ちょうどユースの試合の後半の終盤くらいに、ジュニアユースが敗れたという連絡を現地で応援している友人からもらった時に感じた素直な気持ちを書きますね。

「どうして、自分はそこにいて後押しをする選択をしなかったんだろう。」更には、自分がそこにいれば、あと一歩の運を引き寄せる手伝いができていたかもしれないとまで思ってしまっていました。

実際、今年はジュニアユースの関東U15リーグがホーム&アウェイになり試合数が拡大したことから、これまで以上に、いわゆる日程が被るという状況が多くありました。今回と同じような全国へ向けた戦いの中で、夏の大会の予選でも別の場所で初戦で敗退したという報告を聞きましたが、その時は、そういう感情は湧きませんでした。

今日起こった感情を、家に戻ってからじっくり考えてみました。

考えてみたら簡単でした。

最初のころには見られなかった、チームが一つの家族のようなものになっていて、そのワンピースに自分もなっていたいと思うようになっていたからなんですね。

全国大会出場の瞬間を一緒に分かち合いたい、と言うこと以上に1試合1試合急激に成長していく選手と共に決勝の舞台を一緒に戦いたいという思いが強かったのですよ。

わかりますか?応援する者にそういう感情を持たせるようなチームになったんですよ!

負けたくない!という気持ちが前面に伝わってくるチームになりました。だから、勝たせてあげたいという気持ちも私たちに伝わるチームになりました。大変な成長です。

 

サッカーは、様々な要素からなっていて、現代で言えば、多くのチームがバルセロナのようなサッカーを目指し、戦術を重視しすぎる傾向が強くなっています。育成の年代において、何を最も重要視するのか、非常に難しいです。

ただ、この考え方によって、選手の個性がなくなり、失われているようなチームも多く見受けられるのも事実です。

戦術ばかりが突出しても行けないですし、個性ばかりが突出するのもあまり良いとは言えないと思います。

戦術を理解して、約束事を守りつつ、その中で良い意味で約束を必要な時には破って個性を発揮できるのが本当の意味でのプロフェッショナルだと思います(見渡せば、これを許してくれない環境もあるのは事実でもどかしいですが。)

今年のジュニアユースの3年生の選手で言うと、1年生で比較的自由にやることから入り、2年生で徹底した戦術を学び、3年生でプロになるために大切な姿勢を学んできたと、私が考えるには、そういう3年間の課程を踏んできたと思います。

冷静な目で見つめてみると、どういう順序が最も良いのかは分かりませんが、いずれも非常に重要なことで、簡単にはくくれませんが、色々性格や特性を持つ選手の中では、最終的にこのいずれかの環境で最も力を発揮できるのではないでしょうか。

今年の3年生では、選手の表情や姿勢などを見ていると、既にそういうところまで行き付いていて、自らで判断できてしまうために、激しくぶつかり合った選手もいるでしょうし、以前ブログで指摘したように、目指す目標に対しての考え方が甘いと感じられる雰囲気もあるチームでもありました。

もしかすると、今年の3年生の場合は、まず2年生の段階で今年学んだことを学び、その後3年生で徹底した戦術を学ぶという順序の方がスムーズに行ったのかもしれません。明確な答えなどありませんが、どちらも必要なことですし、プロを目指すのであれば、どちらも誠実に吸収する姿勢が必要になります。

ジュニアユースの3年間で教えられたことは、全て必要なことです。

 

なんとなく、堅苦しいことを書き綴ってしまいましたが、なんとなく今年の3年生はこういうことを凄く深く考えていそうな選手が多いような印象があったので、ブクメも書きたくなってしまいましたw

 

最後の試合を見届けることができなかったことは本当に悔しいです。

でも、あきらめずに最後まで戦い続けた姿は容易に想像できます。そこまでのチームになりました。本当に強くなりました。誇らしいです。

今年のチームの結果だけを見て言いたいことを言う人たちを見て、本当に悔しかったんです。だから、あなたたちが勝負をあきらめないことで起こしてくれた奇跡を本当に本当に誇りに思っています。

ありがとうございました。

 

毎度のことですが、ブクメは浦和サポですけど、別の環境に行こうが、浦和の環境を経由して羽ばたいていった選手たちのことは常に気にしていますし、機会があれば足を運びますし、浦和との対戦の時以外は応援します!楽しみにしています!

ではでは!

 

Jユースカップ2012/11/18 決勝トーナメント1回戦 浦和レッズユースvs横河武蔵野FCユース 2-0勝利・・・結果的に格上の戦いができた

味の素スタジアム西競技場2012年11月18日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レギュレーション変更で1位通過でも浦和レッズユースにとっては何か例年以上に過酷な今年のJユースカップ。ただ、今年はまだ大きな戦いが待っていることを考えると、選手たちで考えて戦っているチームの成長を考えると、1回戦があることは良いことで(選手は大変でしょうけどw)2回戦でプレミアのウェスト1位のサンフレッチェ広島ユースと戦えるというのは、ある意味考え方によっては最高のシチュエーションです。

1回戦の相手は、クラブユース選手権のグループステージでも対戦した横河武蔵野FCユース。その時は、相手も引き分けOKということで、かなり守備的な試合になり、結果的にスコアレスドローでした。ただ、浦和の試合以外では大量得点と攻撃力が凄いという話も聞いていたので、相手の戦い方や攻撃に来た時どの程度なのかも含めて気になる試合ではありました。

また、浦和レッズユースとしても、前の試合で柏レイソルU18に、かなり質の高いサッカーを繰り広げて無失点で勝利した流れをしっかりつなぐことができているかを確認する意味でも重要な試合でした。

土曜日の悪天候から一転して晴天の中での試合となりましたが、同時に強風の中での試合となり、これまで「風」にあまり味方してもらったことがない浦和としては、また一味違った敵も含めて、戦うことになりました。

では、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前の試合でスタメンで出場していた21番進昂平は、この試合は学校行事で不在とのことでした。

前半は浦和にとって追い風となる展開で、蹴ったボールが良く飛ぶよく飛ぶ。

相手の出方としては、やはり守備に意識を置いた戦い方をしてきました。風でボール回しに苦戦するかと思われましたが、そこまで大きな影響なく、浦和が上手くチャンスを作ることができていました。10番中村駿介から20番広瀬陸斗につなげてのシュートや、2番新井純平のロングシュート(クロス?)、14番関根貴大のサイドチェンジを20番広瀬陸斗が受けて後ろから抜け出す10番中村駿介に通してシュート、29番茂木力也のインターセプトから右前線のスペースに走る20番広瀬陸斗に通してクロスに10番中村駿介がシュート。キーパーが弾いたところに14番関根貴大がシュートを放つなど、10分くらいの愛ででも結構惜しいチャンスが多かったものの、なかなか得点にならないという展開。

相手が守備的と言うことで、この試合は左サイドバックの5番佐藤大介の攻撃参加も多く見られ、20分前後には数回サイドからチャンスを作る場面ができます。コーナーキックや、フリーキックも比較的この時間帯多く獲得できたものの、これも得点につなげることができません。

やや中盤が上手く使えないために、14番関根貴大が仕掛けにくい形でパスを受けることも多く、運動量の多さに比べて効果的なパスが通りにくい状況ではありましたが、この試合の14番関根貴大の仕掛けはかなり相手を脅かしていたのは確かです。

また、10番中村駿介も前の試合はやや持ちすぎる場面が目立ったものの、この試合ではキープするところではしっかりキープしてタメを作り、捌くところではシンプルに捌くことができていました。

中盤のスペースの使い方やバランスはあまり序盤は上手く行かなかったのかもしれませんが、10番中村駿介のところでしっかりボールが収まっていたため、リズムとしては悪くはなかったと思います。

浦和のビッグチャンスとしては、25分に2番新井純平と20番広瀬陸斗のパス交換からの攻撃からコーナーキックを奪い、3番寄特直人が蹴ったコーナーキックに20番広瀬陸斗が合わせた場面がありましたが、ここも惜しくも決まらず。

守備に関しても集中して守れていたと思いますが、28分にサイドから鋭く切り込まれてクロスを挙げられるピンチもありましたが、ここは失点にはつながらず。

30分に19番須藤岳晟が中盤でインターセプトして持ち上がりパスを受けた10番中村駿介が惜しいシュートを放ちます。更に33分に14番関根貴大がドリブルで鋭くサイドを切り裂き、攻撃参加する5番佐藤大介に落としてゴールを襲う場面を作ります(ディフェンダーに防がれコーナーキック。)

風がどういう風に影響するかわからない試合で、チャンスが多くても得点ができないため、少しいやな予感もしていはいたのですが、前半の内に浦和が先制することに成功します。

34分に得たコーナーキックのチャンスから、10番中村駿介がシュートを放ち、こぼれ球を5番佐藤大介が押し込みます。

これで、1-0。良い展開です。

その直後に8番繁田秀斗が惜しいシュートを放つ場面がありつつ、得点を取りに来る相手にやや押し込まれる場面があった際にクリアボールが中途半端になり、危険なシュートを放たれますが、シュートは枠をそれます。

その後浦和も5番佐藤大介の攻撃参加などでチャンスは作るものの、同点ゴールを狙う相手の対応に苦慮する時間もありつつ、それでも際のところではしっかり守ることができており無失点で前半を折り返します。浦和としても前半終了間際に10番中村駿介の惜しいシュートやコーナーキックからの混戦であとは押し込むだけというところで押し込めなかったり追加点も奪えそうで奪えませんでした。

後半に入り、向かい風になるのかと思いきや、風向きがやや代わり、向かい風と言うよりは強めの横風というイメージでこれがプラスに作用したかマイナスに作用したかは、測り兼ねるところですが、浦和にとって悪い時間がというものがそれほどなかったことを考えると浦和が上手く対応したと言えるでしょう。

得点を取らなければいけないということで、相手も守備に大きくリスクを負うということはしていませんでしたが、浦和のセンターバックの間の裏のスペースに鋭く抜け出してボールをもらおうとする試みが多く見られました。

確かに、今年のプレミアの夏ごろの失点パターンで多かったのが、そこを狙われてという場面でしたが、この試合では上手くオフサイドを取ったり、しっかり対応できていて、危ないかなと思わされるような場面もありつつも、決定的と言う形は作らせることは無かったと思います。

GKの1番吉野雅大も、際どいところへのパスに対して上手く飛び出して防いでいました。

また、前半と比べてやや大きく空き気味だった10
番中村駿介の周辺のスペースも、8番繁田秀斗や3番寄特直人が上手く使って中盤を経由した展開も前半に比べて増えた印象がありました。

右サイドの攻撃に置いて良い形と言える、8番繁田秀斗と2番新井純平と10番中村駿介がちょうど良い距離感でパス回しをしながら最終的にクロスまで行き20番広瀬陸斗が合わせるという形の攻撃も後半10分前後には増えていました。

ただ、なんというか、20番広瀬陸斗含めて、14番関根貴大、10番中村駿介と、得点を奪う仕事をする選手にとって今日はどうもゴールに嫌われている試合だったというか、これは決まっても良いだろうという軌道のシュートですらクロスバーに嫌われたり、ポストに嫌われたり、好セーブにあったりと、どうも上手く行かないという印象でした。

サッカーってこういう展開になることがあるんですよね、怖い怖い。

そういう試合では、他の選手が得点を奪うことができると助かるのですが、今日の試合ではそれができたんですね。これが大きいです。

35分に中盤ややペナルティエリアに近い位置ででボールを受けた19番須藤岳晟がシュートコースが空いているのを見極めてゴール右を狙ってシュートを狙い、これが見事にゴール!

おそらく、公式戦で初ゴールだと思いますが、前線の選手がゴールを決められない中で中盤の守備的な位置の選手が追加点を奪えたのは相当大きいことだと思います。

これで2-0となります。

40分に14番関根貴大に代えて27番細田真也、44分に8番繁田秀斗に代えて16番岸伯富実、45分に10番中村駿介に代えて24番小川紘生と終盤に3枚交代して、守備も集中してしっかりしつつ、攻撃陣も決定的な形を残り時間で結構作ったのですが・・・やはり決まらなかった。なんというか、そういう日なのですかね。

試合はそのまま2-0で終了しました。

チャンスが多い割には得点が少ないとは思いますが、先ほども書いたようにこういう試合は起こり得ると言えば起こり得るし、精度を高めることは必要ですが、決まってもおかしくないチャンスの回数も多かったのでそこまで気にする必要はないと思います。

それ以上に、左サイドバックの5番佐藤大介がゴールを決めたこと、追加点をボランチの19番須藤岳晟が決めたという事実がこの試合では重要だと思います。また、なんだかんだで試合の進め方を見れば、常に優位に格上の戦い方ができたとも言えます。

トーナメントですし、大味なスコアで乱戦で勝利するのもそれはそれで良いと言えば良いのですが、試合をコントロールしてのこういう勝ち方の方が、なんか浦和安定してきたなというイメージを強く感じることができますし、より良いものだと思います。

くどいようですが、グループを1位通過した浦和レッズユースは1回戦を勝ち上がり、今度はサンフレッチェ広島ユースとの対戦となります。場所・・・やはり吉田公園なんですね。過酷なアウェイ遠征ですね。

強豪との対戦となりますが、昨年の夏の合宿で一度訪れている場所ですし、そこで対戦したサンフレッチェ広島ユース相手にはしっかり結果を残していますし、全国レベルの公式戦ではあまり対戦していない印象ですが、思った以上に真剣勝負になるプレシーズンの試合だったり、夏の合宿での試合だったりでは浦和が結果を残していますし、相性は悪くありません。

とにかく、柏レイソルU18戦でのイメージとプレーの質が出せれば、どこが相手でも十分勝てます。

楽しみにしています!

ではでは。

味の素スタジアム西競技場2012年11月18日味の素スタジアム西競技場2012年11月18日味の素スタジアム西競技場2012年11月18日

 

 

 

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おまけの写真。

 

第24回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会準決勝 2012/11/17 – 浦和レッズJrユース vs 湘南ベルマーレJrユース 4-0勝利・・・全国で戦うチーム

秋葉の森総合公園サッカー場 2012年11月17日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

残留争いを戦い抜くためのチームから、全国で戦えるチームへの成長に向かって。

今年も過酷な関東予選と言う舞台を戦う浦和レッズジュニアユースにとって、全国大会前の大変であるが、必要で重要な4試合。初戦は苦しみながらも勝負強さを見せて勝利。2回戦は、足を運べなかったものの、そこでも勝負強さを見せて勝ち抜いて準決勝まで来ました。

2回戦を見られなかったのが悔やまれるのですが、結果と勝ち方、大まかな様子を聞くだけでも、試合に勝ちために必要なものというのは、確実に身につき、試合ごとに研ぎ澄まされていっているのが分かります。

ここから、全国大会へ戦えるチームに成長するために欲しい、見たいと思っていた要素が今日の試合ではっきり見ることができました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と26番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

ジュニアユースの大会で下部リーグに所属しているチームで勝ち抜いてきているチームの場合、例えば大きい選手だったり、スピードのある選手だったり、ドリブルが凄い選手だったり、特徴的な選手が1人2人いるケースが多く、この試合でもまず対戦相手の湘南ベルマーレジュニアユースのプレーも眺めつつ、どういうチームなのか見ていましたが、サイドバックの選手がスピードのありそうな選手にも感じましたが、全体的に突出した選手がいる印象はなく、組織で戦ってくるタイプのようでした。

相手の出来など色々な要素ももしかするとあるかもしれませんが、この試合ではスタートから浦和ペースで試合が展開されます。

初戦での硬さが嘘のように、個々の選手が落ち着いて、広く見ながらプレーできていること、更に球際の激しさも徹底されていました。

特に、この試合で目を引いたのは、中盤の7番高橋聡史を経由した攻撃により、攻撃のバリュエーションが確実にこれまでより増えていたことで、7番高橋聡史を経由した攻撃を軸に、前線の13番東伸幸に当てるこれまでに多い形と2種類のパターンで相手ゴールを脅かす形を作っていました。

いわゆるスタートからしばらくは浦和の時間帯。さっそく、左サイドから攻め上がった11番川上開斗からのクロスを起点に相手ディフェンダーと混戦状態になったところでこぼれ球を上手く10番堀内千寛がシュートするも枠を捉えられず。

更に3分にも10番堀内千寛がドリブルからシュートを放つもこれはポストに弾かれます。

これ以外にも10分くらいまでの間は浦和が押し込む時間が長く、この時間帯で先制点を取っておきたいというところではありましたが、ここでは得点が決まらず。相手の特徴が見えないだけに、逆に少しこの展開が怖いと思う部分もありました。

守備面においては、4番小木曽佑太の存在感は健在で高さに対しても問題なし、遅らせたいところでは相手が行きたいコースを消しながら、タックルで奪うなど的確な守備を見せつつ、左サイドバックの19番村上秀斗も1回戦で強烈な相手のサイドの選手を封じ込めた後半のプレー同様の質でこの試合も守備を見せてくれます。

10分くらいで試合はいったん落ち着いた流れにはなったものの、それでも基本的には浦和の攻勢が続きます。4番小木曽佑太のインターセプトから前線の13番東伸幸にロングフィードであてて攻撃する形や同様に15番石井康輝からのロングフィードで13番東伸幸に収まって攻撃など長いボールでの攻撃もありつつ、この試合では特に攻撃面でめまぐるしい活躍を見せてくれた右前線の21番萩原大智と右サイドバックの23番河内渉真の右の2人が絡んだ惜しい仕掛けもありました。

ロングフィード、中盤を経由、サイドの選手の仕掛けなど、多彩な攻撃が見られる。相手は、予想外で絞りどころが難しくて対応に苦慮していたと思います。

ただ、チャンスが多い割に先制点が入らないという、ちょっと怖い展開が続いていたのが気になっていましたが、凄く良い形で15分に先制点を奪うことに成功します。

ゴールへ向かってペナルティエリア左外ややゴールまでは直接狙うには遠いかどうかという位置で得たフリーキックのチャンスで15番石井康輝が本人は味方に合わせたボールだったかもしれませんが低い弾道で早めのボールをゴール右隅に蹴りこみこのボールが相手ディフェンダー、味方、おそらく誰も触らずに抜けてゴールに吸い込まれます。

結果的に、流れではなくフリーキックからではありましたが、18分と言うなかなか良い時間、浦和の攻勢の中で先制点が奪えたことは相当大きかったと思います。

先制点の後も、コーナーキックのチャンスから7番高橋聡史の惜しいヘディングシュートもありつつ、点を取りに来た相手に裏へのパスを通されてしまい決定的な場面を作られるものの相手のシュートはクロスバーに弾かれます。

やはり、失点して点を取らなければならないということで相手も攻撃的に出てきていたこの20分くらいからは、浦和の攻撃も多いものの相手の攻撃でも危険な場面を作られかけるという回数は比較的多くなっていた時間帯だったと思います。

ただ、浦和もそういう時間帯ということを理解して、上手くスペースを使いながら、10番堀内千寛のヒールパスから左のスペースへ走る11番川上開斗につなげて一気に持ち上がってミドルシュートを狙う場面があったり、21番萩原大智⇒13番東伸幸⇒再び21番萩原大智とワンタッチで繋いで勢い良く抜け出してクロスに11番川上開斗がヘッドで合わせる場面もありました。

また、比較的守備に重きを置いていた19番村上秀斗が上手く前線のスペースに走りだし、そこへ15番石井康輝から低い弾道の鋭いパスが通り、これが通れば一気に決定的なチャンスというところで、19番村上秀斗が上手くトラップして抜けたように見えましたが、これはわずかにオフサイドだったようです。

浦和のチャンスも更にゴールにより近いところまで行くものの2点目が入らない中で、35分に再び相手の攻撃でキーパーと1対1の場面を作られてしまうも、ここは相手のシュートが枠を捉えずでしたが、危険な場面でした。

今日の浦和が見事だったのは、このピンチの後の場面でのチャンスを確実にものにしたことで、とにかくこのゴールが大きかったと思います。

7番高橋聡史が中盤からドリブルを始めると、パスを出すと見せかけて一つフェイントを入れて前のスペースへドリブルで抜け出し数的優位な形を作り出し、抜け出した21番萩原大智にパスを通し、これを21番萩原大智がしっかり決めてくれます。

この後、11番川上開斗や10番堀内千寛の惜しいシュートがありつつ、しっかり無失点でハーフタイムを迎えたいというところで、最後のところでサイドから危険なクロスを上げられ飛び込んできた相手にヘッドであわされるも、これは見事にコースを読んだ18番大川圭為がキャッチして失点を防ぎます。

2度ほど決定的な場面を作られたものの、結果的に良い時間に先制点、追加点を決め、無失点で前半を折り返すことに成功します。

後半に入り、スタートから26番松高遼に代えて6番中塩大貴が入ります。

慎重に入りたい後半の立ち上がりのところで、まずチャンスを作ったのは浦和。6番中塩大貴からのパスを受けた13番東伸幸がキーパーが前に出ているのをみてループシュートで狙うも勢いが足りずキーパーにキャッチされてしまいます。

5分に危険な場面を作られるもまたも18番大川圭為が好セーブを見せます。

そして、10分に浦和が試合を決める3点目を奪います。右サイドから23番河内渉真が持ち上がり、クロスを上げると13番東伸幸が上手くおとりになる形で遠い位置にいた21番萩原大智に繋がり、ゴール。

このゴールで、浦和としては明日の試合へ向けて、選手交代を有効に使って戦うことが可能になります。

この試合で凄かったのは、交代で入ったすべての選手も高いパフォーマンスを見せてくれていたことですね。まず、15分に13番東伸幸に代わり20番渡辺将矢が、同じフォワードの真ん中の位置に入り、20番渡辺将矢が、20分に強烈なヘディングシュートでギリギリキーパーに弾かれてコーナーキックという形にはなったものの、攻撃的な位置で見事なプレーを見せます。

20分に、7番高橋聡史に代えて8番影森宇京が入ります。直後の22分にコーナーキックのチャンスから15番石井康輝が蹴ったボールに対して4番小木曽佑太が上手くおとりになり、10番堀内千寛が決め、より試合を決定づける4点目が入ります。

この後、23分に21番萩原大智に代えて9番和久井大輔、25分に23番河内渉真に代えて5番水上真、28分に11番川上開斗に代えて24番川上エドオジョン智慧、更に37分に10番堀内千寛に代えて17番小田切真人が入ります。

交代メンバーを多く使いながら、それぞれ出た選手たちが気持ち全面にプレーして、結果的には大量リードで気が緩みやすいところでも失点を許さず結果4-0で勝利!

決勝へ駒を進めてくれました!

試合を見ながら、浦和レッズジュニアユースというチームが、全国大会に出場するための戦いから、全国大会で勝ち抜けるチームへこの試合で大きな階段をまた一歩上ったなという感覚を覚えました。

前線の選手の献身的な守備。攻撃のバリュエーションが増えたこと。特に今日は中盤を経由した攻撃を上手く使うことで、長いボールでの大きな展開がより有効になっていたこと、セットプレーと言う武器で結果を残したこと。交代で入った選手のパフォーマンスの高さ、モチベーションの高さ、守備の選手が自信を持ち、穴が少なくなってきていること。あとは、運も味方に付くようになりました(笑)

頼もしいチームになりました!

・・・家に戻ってきてブログを書きながら、今日の試合を振り返っていて、全国大会出場にふさわしいチームに既に浦和がなっていると確信めいたものを感じ、慢心は絶対だめですが、今日のように全ての選手が献身的にやるべきプレーをして、自信を持ってやってくれれば明日の決勝も必ず勝てると確信しました。

どういう皮肉か、浦和レッズユースのJユースカップの1回戦と、明日のジュニアユースの高円宮杯関東予選の決勝が、キックオフ時間含めて被ってしまいました。

正直、試合後もウダウダ悩んでいたりしましたが、決めました。明日はユースに足を運びます。そして、吉報を待ちます。

で、年末に全国大会で一緒に戦わせてください!

ではでは!

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Jユースカップ2012/11/11 予選グループステージ第3戦 浦和レッズユースvs柏レイソルU-18 1-0勝利・・・大きな成果

レッズランド2012年11月11日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

繋がった、というかブクメが勝手に繋げて考えているだけなのですけどね、今日の柏レイソルU-18戦は、昨年末のGO FOR 2018 CUPでの同カードで感じた何かを時間はかかったものの取り戻すきっかけとなる試合(に絶対にしなければならない試合。)でした。で、やってくれました!

木曜日のザスパ草津U18戦で既にグループステージ突破は決めたため、とにかく思いっきりやって何かを取り戻し、何かを見つけるきっかけにするべき試合。で、やってくれました!

・・・と、同じような文を2度書きつつ、まずは試合の大まかな流れについて書きますね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

なんとなく、ここ数年で柏レイソルU18と対戦した時には、サイドを切り裂かれて失点して敗れるケースが記憶に残っている試合が多いのですが、中盤の組み立てからサイドに開いて仕掛けるという強い武器を相手が持っているということなのでしょう。

この試合も、サイドからかなり鋭い攻撃をされる回数が多かったものの、左サイドバックの5番佐藤大介が守備意識高く、ここで抜かれたり良いクロスを挙げられると危険と言うところで集中した激しい守備でことごとく摘むプレーを見せていました。

また、ここ数試合スタメンでセンターバックで出場している29番茂木力也も、相手の鋭い突破に対して、上手く対応していました。特に、一度振り切られそうになりながらもしっかり相手のシュートコースを狭める動きをして、結果的にキーパーがセーブしやすいところまで追い込むような前半のプレーには目を見張りました。

そして、右サイドバックの2番新井純平の動きも、これぞ新井純平が帰ってきたというプレーでした。攻撃参加のところ以上に、守備のところでの彼の良さが存分に発揮されていました。相手の仕掛けに対しての体の落とし方や向き、また寄せ方など、攻撃する相手にプレッシャーがかかるプレー、凄かったです。

ここぞという時の攻撃参加も、もう一つドリブルで深くまで切り込んでも良いのではと思ったところはこの試合でもあったものの、相手の脅威になるような攻撃参加のタイミングが多かったと思います。

6番西袋裕太も、気合いの入りっぷりが半端なく、高さに対する対応はいつも通り、スピードのある相手の攻撃の危ないところで的確なタックルで奪う場面なども見事でした。また、ここ最近の試合では、チーム状況もありましたが、6番西袋裕太の精度の高いロングフィードからの一気に攻撃に転じる形が成功する頻度が減っていたのですが、今日は何度もロングフィードから大きな展開でチャンスも演出していました。

Jユースカップから試されているボランチ2枚という組み合わせも、守備のバランスを取るために機能しているという感覚が、攻撃の鋭い今日のような相手との試合を見ることで、確信に変わりつつあります。19番須藤岳晟が守備的な部分で3番寄特直人と上手い関係性で動き、守備的と言う部分でウェイトを置きつつ、3番寄特直人は、攻撃的な部分でもここぞというところで前線に上がったり、攻撃的なパスを供給するなど見せていました。

トップ下の10番中村駿介は、昨年の終盤くらいにキープして仕掛ける部分とパスを捌く部分の割合が凄く良くなってきていると感じた時よりは、何かを抱えていて、キープする時間が長くなってしまっているような印象もありますが、それでもやはり存在感は抜群で、この試合の唯一の得点となった後半4分の場面でも右前線で持ち上がって14番関根貴大へ見事なパスを送るまでの一連の個人技は見事でした。

そして、前線のメンバーでは、まず21番進昂平がここ数試合は、超守備的なチームを相手にしたことで、なかなか良さを見せることができていなかったと本人も感じていたと思うのですが、この試合では、キレのある動きで何度も大きなチャンスに絡んでいました。展開やパススピードがいつもよりも早く判断の速さが問われる試合でもあったため、トラップが少し大きくなったり、あと一歩届かなかったり、そういうところでは結果につなげられずに本人としては不満な部分もあるかもしれませんが、その形をこのレベルの相手に対して多く作れていたことが重要で、こういう相手との試合をもっと経験させたいなと感じました。

左前線の14番関根貴大は、今日は相手の組み立てや攻撃が早く強烈なため、大きな展開で長い距離を走って攻撃参加する場面が多くなりましたが、得点シーンも含めてペナルティエリアのラインくらいの距離からのシュートの狙いがほんとに良いですね。10番中村駿介からのアシストで決めた場面も、キーパーの位置などを考えると決して楽なゴールではなかったと思いますし、得点後にも、キーパーに反応されたものの、ゴールの隅を鋭くねらう惜しいシュートもありました。

そして、8番繁田秀斗は、ザスパ草津U18戦は、まるでマラソン大会でもやった後のような(笑)、体の重さで立正大学との練習試合の時の姿はなんだったんだと思ったりもしていたのですが、この試合では、特に前半の攻撃で重要な役割を果たす場面がかなり多く、惜しいシュートもありましたし、後半に相手ディフェンダー3人に対してドリブルで抜こうとした場面などはちょっと驚きを持ちつつも、自らも仕掛ける姿勢も多く見せていてよかったと思います。

GKの1番吉野雅大は、このチームにとってしばらく縁のなかった無失点試合を達成してくれたことが何よりも大きいのですが、出る出ないの場面では、何度か危ない場面はあったものの、後半に決定的な場面を作られた際に片手で反応して弾いて失点を防いだ場面は凄かったです!

なんか、書き始めたら試合展開ではなくて、スタメン選手のプレーまとめみたいな流れになってしまいましたw

今日の勝利と選手の見せてくれたプレーが嬉しくて、変なテンションになっているんです、はい。

試合の大まかな流れ。

5分前後に14番関根貴大と8番繁田秀斗の前線の両サイドの選手間での大きなサイドを使った展開で何度かチャンスを作ってました。序盤、サイドを鋭く仕掛けてくる相手に対して、5番佐藤大介が最後のところでクロスを上げさせない、抜かせない集中した守備を見せてました。20分前後に6番西袋裕太からのロングフィードで14番関根貴大がおとりになりながら10番中村駿介が抜け出すもわずかに長くなり届かず。25分前後に、先ほど書いた29番茂木力也の対応を少し間違えれば決定的になる場面で、強くプレスをかけながら、相手をシュートコースの少ない方に追いやって失点を防ぐ。30分前後にカウンターの場面で、21番進昂平にぴたりと収まり14番関根貴大に開いてクロスまで、相手が切り替えきれない速いテンポで仕掛ける流れを作れるも得点には至らず。32分に、10番中村駿介からの裏へのパスに抜け出した8番繁田秀斗が見事なシュートを放つもキーパーの好セーブで得点ならず。38分に19番須藤岳晟のインターセプトからの速い展開。44分に14番関根貴大が、21番進昂平へスペースを使わせるパスを出し、そこに反応した21番進昂平がパスを受けて仕掛けるも得点には至らず。

前半は0-0で終了。

後半4分に、右前線に抜け出した10番中村駿介がディフェンダー2人ほどの守備をかわしながらマイナスのパスを14番関根貴大に通し、これをしっかりコースを狙って決めてゴール。

1-0。

7分に、6番西袋裕太のロングフィードが14番関根貴大にとおり、一気に攻め上がりクロスも飛び込んだ21番進昂平には僅かに届かず。8番繁田秀斗が中盤でパスを受け、右サイドをオーバーラップしてペナルティエリア付近に走る2番新井純平にピンポイントでパスを通し、これを2番新井純平がヘッドで折り返し21番進昂平が合わせようとするも、これはオフサイドの判定。この直後も、上手く1.5列目くらいから21番進昂平が上手く抜け出したように見えるも、これもオフサイド。16分に決定的な場面を作られる(遠くて明確にはわからないものの)も相手のシュートミスに助けられる。20分に8番繁田秀斗、10番中村駿介とつながり、クロスに21番進昂平がダイレクトで合わせようとするも、上手く当たらず枠を捉えず。21分に3番寄特直人の攻撃参加で右前線の10番中村駿介に出したパスはオフサイド。ここは、シュートも狙えた場面なので狙っても良かったかも。20分から30分くらいまでは、やや押し込まれて耐える時間。その中でもクライマックスが先ほど書いた決定的な場面での1番吉野雅大の見事なセーブ。31分に5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗、34分に21番進昂平に代えて20番広瀬陸斗、40分に14番関根貴大に代えて27番細田真也、43分に10番中村駿介に代えて33番安東輝と、交代の流れや役割、出た選手がするべきプレーに関しても、この試合は的確なイメージでした。そして、1-0の勝利!

とにかく、今日の試合はただの勝利ではなく、今後を考えて上でも大きな成果になった試合だと思います。Jユースカップの今年のレギュレーションが今ひとつわからず、1位通過でも順位によっては1回戦が免除されずに2回戦からにならないのもあるようで、このブログ書いているうちに、詳細がわかるかな~と思いつつ、結局1回戦からになるらしいくらいしか今は分かっていないのですが、この試合のような戦い方ができればこの大会も勝ち進めるでしょうし、何より無失点での勝利自体久しぶりですし、いわゆる勝たせない何かが何かの呪縛のようなものであるとすれば、それも今日の試合で払われたのではないでしょうか。

ここ最近の流れは、もちろんこれまで書いてきたような今シーズンの変化もろもろによる影響もあると思いますが、何かツキのようなものにまで見放されてしまっているような印象がありましたので、今日が一つの転機になると思います。

Jユースカップを勝ち上がりながら、来月のプレミア残り試合も含めて突っ走っていきましょう!

また、今日は足を運べませんでしたが、ジュニアユースの高円宮杯へ向けた戦いも続いており、2回戦も劇的な展開で勝利したという報告を受けました。頼もしいチームになってますね、嬉しいです!

この勢いであと2つも勝負強く粘り強く勝ち進んでやりましょうね!

 

ではでは~。

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第24回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会1回戦 2012/11/10 – 浦和レッズJrユース vs 前橋Jrユース 1-1(aet=2-1)勝利・・・初戦は難しい。。

しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースにとって今年最後の大会となる、高円宮杯出場をかけた戦いが今日からスタートしました。 浦和レッズジュニアユースが年末の高円宮杯に出場するためには、3つのブロックに分けられたトーナメント式の関東予選でブロック1位になる必要があります。要するに、そのブロックで優勝する必要があり、そのためには4試合を勝ち抜く必要があります。トーナメント式になるため、負けてしまうとその時点でシーズンが終了してしまうという本当に過酷な予選です。

浦和レッズジュニアユースは、今日の1回戦を群馬県のしんとう総合グラウンドで戦い、勝利すれば明日も同じ会場で2回戦を戦い、更に勝利すると来週土曜日に秋葉の森で準決勝、そして更に勝ち進むと日曜日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で決勝が行われます。

昨年は、1回戦2回戦が、近場で準決勝、決勝が山梨県の韮崎だったことを考えると、遠目の会場で2勝あげることができれば、準決勝、決勝をホーム(っぽい)埼玉県の会場で戦えるという流れですので、まずは遠目のアウェイで2つしっかり勝利して、地の利も生かして残り2つを一気に勝ち取る、そんな意識で戦うことができると良いなと思ったりします。

では、試合に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに19番村上秀斗、、右サイドバックに23番河内渉真、センターバックに4番小木曽佑太と15番石井康輝、MFがボランチに7番高橋聡史と26番松高遼、トップ下に10番堀内千寛、FWが左に11番川上開斗、右に21番萩原大智、真ん中に13番東伸幸

となります。

スターティングメンバーは、関東U15リーグの最終戦と同様になります。ボランチの位置に入っている松高遼の背番号が27から26に変わったようです。

初戦の難しさとはよく言いますが、夏に初戦敗退の悔しさと難しさを経験してしまっている今年のチームですので、初戦にかける思いというものが強く出すぎたのかもしれませんが、前半は硬さばかりが目立ち、なんというか、やろうとする気持ちよりも慎重にリスク少なくやろという気持ちが逆に裏目に出てしまうようなチグハグした攻撃になってしまっていた印象があります。

このチームの一つの武器である、13番東伸幸に当てての展開も、数回は機能した場面もあったものの、相手に跳ね返されてしまう回数の方が多かったように感じます。また、大きな展開だけではなく、つないで打開しようという意図もあるようには見えたものの、中盤で経由するところもなんというか、引っかかってしまうことが多かったように感じます。

対戦相手に関しては、個々の力でいえば、右前線の58番の選手の攻撃力はけっこう厄介ではあったものの、そこを防いでしまえば比較的問題なく対処できるという相手だったと思います。

ジュニアユースの世代くらいだと、身長が大きくて体を生かしてドリブル突破をしてくる相手というのは本当に脅威です。

ただ、高さという意味では、4番小木曽佑太が、ほぼすべて制することができていましたし、例えば、相手のゴールキックの時に58番の選手に当てる狙いで蹴ってくることがわかると、高さではミスマッチのある19番村上秀斗とマッチアップする形から、その時だけ4番小木曽佑太がマークする形をとって跳ね返すなど、見事でした。

その58番とのマッチアップになっていた19番村上秀斗ですが、前半はかなり手こずっていました。しかしながら、うまく対応し、後半は、サイドからの攻撃で58番の選手をほぼ自由にさせない見事な集中した守備を見せてくれました。

また、15番石井康輝のセンターバックから相手の攻撃を摘むプレーも効果的に出ていました。

攻撃に関しては硬さが見えたものの、守備に関しては、前半はサイドから仕掛けられた際には、対応に苦戦していたもののハイボールや、中からの仕掛けに対する対応はほぼ完ぺきにできていたと思います。

攻撃のところでのテコ入れが、必要ということで28分に、21番萩原大智に代えて8番影森宇京が入ります。

確かに攻撃の組み立てというところでは、苦しんだものの、それでも11番川上開斗のシュートがクロスバーを叩いた場面だったり、23番河内渉真からのクロスを13番東伸幸が押し込んでゴールラインを割ったところでキーパーがはじき出したようにも見えたのですが、ゴールは認められなかった場面など、惜しい場面自体は数回ありました。

また、28分に入った8番影森宇京が中盤を活性化させようと試みた場面で、数回惜しい場面があり、前半の終盤には7番高橋聡史や26番松高遼が前のスペースへ走りこんで仕掛けようとする場面も見られました。

前半は0-0で終了。初戦の大変さ、動きの硬さが明らかに影響してしまった前半でした。

後半に入ると、先ほども書いたように前半苦しんでいた相手の58番の選手とのマッチアップのところで19番村上秀斗が見事な対応を見せたことなどもあり、また中盤の選手のつなぐ意識も上がり、球際のプレーも前半よりは激しくできるようになったことで、前半のようにボールを保持する時間は長いが効果的に攻められないという状況から、相手にとって怖さのある攻撃も見られるような浦和ペースになりかけていました。

・・・が、やはりカウンター攻撃に慣れているチームは甘く見てはいけませんね。後半の10分に浦和の攻めが中途半端に奪われたところで一気にカウンターで攻められてしまい、得点を決められてしまいます。

後半10分、0-1。

得点を奪わなければならない浦和は、13分に13番東伸幸に代わり24番川上エドオジョン智慧を投入。

交代直後は、得点を決めた相手の勢いにやや押される形で、決定的な場面を2度ほど立て続けに作られたものの、18番大川圭為が見事な反応でシュートをはじき出して追加点を与えません。ここで、追加点を与えなかったことが大きく、相手の攻勢が落ち着くと、再び浦和の攻勢の時間となります。

いわゆる前線で高さで収めるやり方がここまではうまくいっていなかったところで、一つ変化を加えたわけですが、24番川上エドオジョン智慧が体の強さでしっかり相手に体を入れて受けることで前線でパスが収まる回数が多くなり、前線の攻撃に迫力が出たというやつですね。

そして、20分に、前線で10番堀内千寛や11番川上開斗がうまく絡んだところで、右前線のスペースに19番村上秀斗が駆け上がったところにパスが通り、クロスに24番川上エドオジョン智慧が合わせてゴールとなります。この場面、よくよく考えてみると左サイドバックの19番村上秀斗が、対角で最も遠いこの右前のスペースを見つけて上がったなと思います。

後半20分、1-1。

この後、38分に11番川上開斗に代えて16番新納大雅を投入し逆転を狙うも決めきれず、40分に果敢に走り回り足がつってしまった23番河内渉真に代わり5番水上真が入ります。

前後半80分は1-1で終了し10分ハーフの延長戦に入ります。

延長前半開始から7番高橋聡史に代えて9番和久井大輔が入ります。

延長前半3分に獲得したフリーキックのチャンスで15番石井康輝から蹴ったボールをペナルティエリア内で4番小木曽佑太が胸トラップしてそのままシュートまで持ち込みますが、これはキーパー正面で得点ならず。

そして、迎えた9分についに浦和が逆転ゴールを奪います。

途中交代の5番水上真が右前線からの鋭いクロスに10番堀内千寛が足で合わせて(コースを変えたような軌道に見えました)ゴール!

その後も、狙えるときは得点を狙いつつ、時間もうまく使いつつで結果的に苦しんだものの浦和が2-1で勝利し、2回戦に駒を進めました!

今日の感想は、初戦は難しいの一言に尽きます。

ただ、その中でも守備の中心としての4番小木曽佑太の存在感は突出していたように感じます。相手の狙いであるカウンターで先制されてはしまったものの、やはり全体的には4番小木曽佑太を中心とした守備で相手が思うように攻撃ができなかったは明らかです。

このポジションがドッシリしているチームは、特に前線の選手の高さとか強さで得点を奪おうとするチームが多いであろうこのトーナメントでは、かなりそれだけで強みになると思います。

また、24番川上エドオジョン智慧の前線で体を張ったプレーと仕掛けもかなり相手にとって脅威になっていました。

中盤の選手を経由した組み立てに苦慮していた部分や、トラップが流れたり、普段なら見えているはずの視野が今日は少し狭い印象の選手もいたり、こういう部分は初戦の難しさと考えておきます。一つここを乗り越えたことで、2回戦ではこの部分も改善されることでしょう。

さて・・・、去年は日程がちょうど他と被らなかったこともあり、この予選はすべて観戦することができたのですが、今年はユースのJユースカップの絡みで2回戦は柏レイソルU18戦と被っているため、見られません。

また、来週末の準決勝、決勝に関しても、Jユースカップの本戦が1回戦からになった場合には、どちらかに試合日程が入るために、1試合しか見られない可能性もあります。

やはり、進行形で考えた時には、例えばこの試合の中では、やっかいなサイドの選手相手に最初は対応に苦慮していたのが、後半はしっかり相手を抑えきった19番村上秀斗が顕著な例ですが、1試合の中だけでも明らかに見られた成長というものを考えた時に、これが1試合、2試合で終わっては本当にもったいないと思うんですね。

で、被った時にはユースに行くと決めているブクメですが、もっと今年のジュニアユースの試合も見たいわけですよ。

だから、勝ち進んでください。別の場所にいて、負けの報告なんて聞きたくないですから!

何よりも、今年苦しんだ関東U15リーグで身に着けて終盤披露した、勝負強さを信じて。あとは、初戦の呪縛も解けたでしょから、相手の見極めを冷静にするだけでもっと思うように戦えると思いますよ。

明日の朗報を待ってますね!

ではでは~!

しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日しんとう総合グラウンド2012年11月10日

 

 

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Jユースカップ2012/11/8 予選グループステージ第2戦 浦和レッズユースvsザスパ草津U-18 1-1引き分け・・・結果は残した!

サンデンフットボールパーク2012年11月8日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

埼玉県内の大会などで木曜日の夕方などに試合が行われることは、よくあるものの、今回のような群馬県まで移動して試合というのは、なかなかレアなものです。聞いた話では、今日の試合の前に某学校行事でマラソン大会でひとっ走りしてから参加している選手などもいたり、本来は来られない理由があったものの、配慮で予定を切り上げてやや遠目のところから合流した選手もいるとか、結構色々な状況下での試合となりました。

ということで、10月28日に予定されていたザスパ草津U18との試合が濃霧で延期となり、その試合が本日行われました。

場所は、サンデンフットボールパークというところで、伊勢崎駅の近くと前回の草津と比べると、比較的行きやすい会場ですね。

きれいな人工芝のグラウンドでしたが、見る側とすると暗くなってからの試合で照明の関係で少し状況が確認しにくい環境でもありました。

先週末に行われた山形vs草津の試合が引き分けたため、浦和レッズユースとすれば、この試合で引き分け以上で終えることができれば、最終戦を待たずにとりあえずはグループステージを突破することはできるという状況。

ただ、実力差はある相手なので、しっかり勝っておきたい相手でもありました。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に27番細田真也、真ん中に6番西袋裕太と29番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と8番繁田秀斗、トップ下に10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

Jユースカップの初戦のモンテディオ山形ユース戦同様の前線に、後ろ目のポジションは先日の立正大学との練習試合のパフォーマンスなどを加味してのスタメン構成と言った感じでした。

力の差のある相手と考えた場合には、今後の公式戦のために試しておきたい選手などをうまく配置したとも言えますが、なかなか思惑通りには行かないスタートとなりました。

基本的には、相手の戦い方は浦和をリスペクトしてくれている守備的な形。ただ、山形と比べると、カウンターの際に大きめの選手に長いボールでというよりは、前線のスピードがある選手で一気に仕掛けたいというような狙いが見えました。

守備のところは、中をかなりしっかりと閉めてくるのは山形戦同様です。また、今日に関してはサイド攻撃に対しても早めに2人くらいで詰めてくるため、ここからの突破も苦戦した印象があります。

6番西袋裕太や3番寄特直人が両サイド前線に大きく展開しようという意図が見られた序盤、サイドから崩そうという試みは見られるものの、工夫という意味ではやや足りず、基本的にパスで組み立てて崩そうというプレーで、危険なところまで持ち込む前に引っかかってしまうという、いわゆる相手の狙いにはまってしまっているところがあり、この試合でスタメンに入った左サイドバックの5番佐藤大介や右サイドバックの27番細田真也が仕掛けようとする狙いは多くみられたものの、うまく相手に対応されてしまっている印象で、逆に、カウンターでサイドを狙われた時には、ひやりとする場面も多くはないもののある状況。

サイドからの崩しの形で最初に浦和が作った惜しい形としては、6番西袋裕太から右前線に上がる27番細田真也に通してクロスに21番進昂平が合わせようとした場面。

試合開始早々に5番佐藤大介が思い切りよく上がっていきクロスを上げた場面もありましたが、やや強めに吹いていた風が影響していたかもしれませんが、こういった高めのクロスになった時に思うように狙ったところに出せていないような印象もありました。

15分には、6番西袋裕太のミドルシュート。

また序盤のプレーの中では、20番広瀬陸斗が相手のボール保持がもたついたところをうまく狙って奪って攻撃に転じるという場面も多くみられ、ここはよかったと思いますが、奪ってから崩すまでの動きには苦戦していた印象です。

いわゆるポゼッションンの時間は長いものの、決定的な攻めができないという展開に陥ってしまう中で、恐れていたことが22分に起こってしまいます。

カウンター一発で失点。

0-1とビハインドを負った中で、相手は更にやることが明確になったことで、失点後は浦和もそれまで以上に細かいパス回しから崩そうと試みるものの、なかなか崩し切れず。

前半終盤に、ロングパスを21番進昂平が落とし、10番中村駿介にパス。ディフェンスラインとややギャップができたところで狙い澄ましてシュートを放つも僅かにゴール左にそれてゴールならず。

前半は、完全に相手のやり方にはまってしまった形で0-1で折り返します。

後半は、スタートから5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗、27番細田真也に代えて2番新井純平を投入します。なかなか見られない、サイドバックの選手の同時交代ですね。

また、前線の配置も少し変わり、前線の左に20番広瀬陸斗、右に10番中村駿介、真ん中に21番進昂平で、14番関根貴大はトップ下の位置に入りました。

後半は、まず3分に20番広瀬陸斗の左からのクロスに21番進昂平がヘッドで合わせる惜しい場面、更に5分くらいには右サイドの2番新井純平のオーバーラップからのクロスに20番広瀬陸斗が合わせようとするもあと一歩で届かず。この場面は、本当に触れれば確実にゴールというタイミングのクロスだっただけに惜しかったです。

前半同様に相手の真ん中からの攻撃に対する守備は徹底されていて、ほとんど崩すことができなかったものの、前半に比べると、中盤でのパス回しからのサイド攻撃が前半よりゴールに近づくような形にはなってきていました。

10分には、14番関根貴大からのクロスにやや角度がない位置ではあったものの、8番繁田秀斗がヘッドで狙い澄ましたシュートはサイドネットで得点ならず。

この攻勢の時間で決めてしまえばだいぶ楽になったという時間には得点することができず。

15分に20番広瀬陸斗に代わり33番安東輝が入ります。

ある意味、後半の配置と仕掛けがはまった形になり、サイドからの攻撃に加えてペナルティエリア付近でフリーキックのチャンスを何度か得ることもあったものの、どうも、精度を欠くシュートが多かったりと、このチャンスも生かせません。

チャンスで決められず時間が過ぎていき、30分が経過したところで、いつもに比べると大分早いですが、6番西袋裕太が前線に上がりパワープレー気味の時間を作ります。

そして、このパワープレーが実を結びようやく浦和が同点ゴールを奪うことに成功します。

おそらく、左に開いた14番関根貴大から始まった攻撃だと思いますが、右前線に上がる2番新井純平めがけて大きなサイドチェンジのボールを通し、このパスを受けた2番新井純平がクロスを上げ、そこに6番西袋裕太がヘッドで合わせてのゴールになります。

このゴールが34分くらいだったと思います。

このゴールにより、浦和の肩の荷が少し下りたことで浦和の攻撃の組み立てが落ち着いて展開できるようになったことと、相手としてはこのまま終わったら敗退になってしまうため、攻めの意識を高めなければならなかったことで、残りの時間は浦和が攻勢の時間が多くなります。

浦和は39分に21番進昂平に代えて24番小川紘生、アディショナルタイム直前くらいに14番関根貴大に代えて9番斎藤翔太を投入し、逆転ゴールを狙いつつ、時間も使いつつ、24番小川紘生のゴールへ向かう果敢なドリブルなどで惜しい形も作りつつ、試合終了間際に相手に決定的な場面を作られて、これを1番吉野雅大が好セーブでなんとか失点を免れ、結局試合は1-1で終了。

予想外に苦しい試合になりましたが、今日残すべき最低限の結果は残りしてくれたのでOKです!

今日に関しては、正直なところ、いつもとは環境が全く違う試合で、動きが重たい印象の選手もいたり、思ったよりも強めの風の影響を受けて苦戦したように見えたところもありますし、良い試合かどうかと言ったら、表現しにくい試合でもありますが、この際なので今日は結果を残したことに重きを置いてOKと考えます。

気持ちも乗って、万全の状態で、俺たちのホームで、3日後に思いっきり戦える環境もそろったわけですから、そこで見させてもらいますね。

 

サンデンフットボールパーク2012年11月8日サンデンフットボールパーク2012年11月8日サンデンフットボールパーク2012年11月8日

 

 

 

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練習試合2012/11/03 浦和レッズユースvs立正大学 3-5敗戦・・・手応えと決定力

立正大学熊谷キャンパスサッカーグラウンド2012年11月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今週末は、ユースもジュニアユースも公式戦がないということで、何もない場合は大学サッカーや高校サッカーに足を運ぼうかとも考えていましたが、幸い浦和レッズユースの練習試合が入ったということが前日にわかったため、観戦してきました。

今日の対戦相手は、立正大学となります。会場は、立正大学熊谷キャンパス内のサッカーグラウンドとなりました。

立正大学との対戦は、今年2回目となります。前回は5月に前日のプレミアリーグを戦っていないメンバーを中心に臨んで2-2という結果でした。その時のブログはこちら

以前の試合の時の印象として、ゴール前での得点力の高さ(チャンスをものにする力)が強いという部分があった立正大学でしたが、今日の試合でも、その部分を見せつけられる部分もありつつ、しかしながら試合全体を通してみると、やや大味なスコアにはなったものの、浦和レッズユースの今シーズンの残り試合を考えた中でプラスに考えられる要素も多く見つかった試合でもありました。

おそらく、この試合でも立正大学は前回同様1,2年生中心のメンバーだったと思います。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが23番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に20番新井純平、真ん中に14番茂木力也と15番西袋裕太、MFがボランチに33番須藤岳晟と22番寄特直人、トップ下が11番中村駿介、FWが左に26番小川紘生、右に21番繁田秀斗、真ん中に7番広瀬陸斗

控えには、28番斎藤翔太、30番立野峻平、31番安東輝、35番細田真也、40番高浪祐希

となります。

おそらく、来週の木曜日のJユースカップのザスパ草津U18戦と日曜日の柏レイソルU18戦を戦うメンバーを想定した構成かと思いますが、学校行事などで数名がいないということでした。また、足は運べませんでしたが、ここにいるメンバー以外もレッズランドで練習試合が組まれているいうことでした。

フォーメーションですが、Jユースカップの前回のモンテディオ山形ユース戦同様に、ボランチを2枚置く形になっていました。

練習試合という形ではありましたが、前回同様、立正大学が早く強いプレッシャーで真剣に臨んでくれたこともあり、締まった良い試合になりました。

この試合の前半のカギとなったのが、21番繁田秀斗のプレーだったと思います。スタートからしばらくは、やや右前線のポジションで偏って(というか、基本ポジションがそこだったというだけでもありますが、)プレーしてゲームの組み立てというところでの動きがややぎこちない印象があったものの、しばらくして、ちょうどボランチが2枚になっているためにトップ下の位置が11番中村駿介1人で周りのスペースが使いやすいということもあったと思いますが、トップ下の真ん中あたりのポジションで持ち味である、周りの選手に生かされ生かされるようなうまいポジションに入るプレーが目立ち、これにより右サイドバックの20番新井純平が高めのポジションをとりながら攻撃に参加できるようになり、そこに11番中村駿介も絡んで3人で崩していくというプレーが見られるようになりました。

時間帯でいうと、前半20分くらいまでは、22番寄特直人の大きな展開から右前線の21番繁田秀斗が仕掛けていったり、11番中村駿介がキープして20番新井純平のオーバーラップにタイミングよくパスを出して仕掛けるなど、良い仕掛けはあったものの全体的には、相手に押される時間が多く、3分、8分、16分とピンチを迎える場面もあったものの、それぞれ14番茂木力也が体を張って防いだり、23番吉野雅大の好判断で防いだり、5番佐藤大介の気迫のこもったタックルで回避したりと失点自体はギリギリのところで防げていました。

20分以降のところで右寄りのところで攻撃的に組み立てることが多かった部分もあるかもしれませんが、左サイドの26番小川紘生が、いつもはよくみられるような迫力のある突破などがあまり見られず、守備も意識していたのか、やや下がり目でプレーする回数も多かったようにも思います。

多く仕掛ける右サイドに比べると数は少なかったものの、左前線のスペースにタイミングよく抜け出した22番寄特直人へ5番佐藤大介からパスが通り、クロスに7番広瀬陸斗が合わせるという場面など、うまく左前のスペースを別のポジションの選手が使った時は、結構惜しいチャンスにつながっていました。

前半の序盤は立正大学、途中からは浦和という形でペースを握っていたものの得点自体はなかなか動かず、35分くらいに迎えた相手のフリーキックのチャンスであわや失点というポストに当たるシュートを放たれた後の38分に試合が動きます。

細かいパス回しから、ペナルティエリア外真ん中あたりでパスを受けた11番中村駿介がペナルティエリア内のスペースに走りこむ26番小川紘生にラストパスを通し、これをしっかり26番小川紘生が決めてくれます。

耐えて、反撃して、前半終盤に先制することに成功。試合の組み立てとしては、このうえない展開でした。

しかしながら、この試合でも、今シーズン多くおこる、得点の後のもたつきというものが出てしまいました。

1-0にした直後にも、前線でディフェンダー1人を交わせばキーパーと1対1という状況を21番繁田秀斗が作り出したものの、ここでの選択が抜け出した7番広瀬陸斗へのパスとなり、このパスが長くなってしまい追加点が奪えなかったという場面がありました。状況としては、勝負しても良かった場面でもあったと思いますが、パスが通れば確かにそちらの方がより確実ではありますので、難しいところです。

ただ、このチャンスで追加点を挙げられなかったところで、40分に左サイドからクロスを上げられてしまい、フリーでヘッドで決められてしまい1-1とされてしまうと、前半終了間際にも崩されて1-2と逆転されてしまいます。

失点したことで、やや攻撃にウェイトを置いて仕掛けてきた相手に対して、うまく対処できずに逆転された形で前半を終了しました。 押し込まれた時間帯に、クリアしたボールを体を張ってキープしたりポストプレーをするような選手がいれば、もう少し落ち着けることができたかもしれません。

ただ、前線で迫力のある相手に対し、苦しみながらも対処はできていましたし、攻撃の組み立ても、やはり21番繁田秀斗が先ほど書いたような動きができると、非常にパス回しにリズムが生まれましたし、2枚のボランチで33番須藤岳晟が守備の部分でのバランスを取りながら、22番寄特直人は攻撃の部分で仕掛けられるタイミングでは仕掛けることもできていましたし、やはり現状はこ
のフォーメーションが最も安定した戦いができるということが、ある意味証明されたとも考えられます。

後半はスタートから3人のメンバーが入れ替わりました。11番中村駿介に代えて31番安東輝、26番小川紘生に代えて28番斎藤翔太、33番須藤岳晟に代わり30番立野峻平が入りました。

後半スタートから、左前線に入った28番斎藤翔太が力強く攻め上がり、クロスに31番安東輝が合わせるプレーが見られます。後半の攻撃の場面での収穫というか、この2人って長く一緒にプレーしていないのにコンビネーションが良いな~と驚いたのが、今挙げた28番斎藤翔太と31番安東輝で、28番斎藤翔太が31番安東輝に当てて前へ走りタイミングよく31番安東輝がパスを通してだったり、息の合ったコンビプレーで相手を崩しにかかるプレーが多くみられました。そこに7番広瀬陸斗も絡んで3人で仕掛ける回数も多かったと思います。

後半の出だしところでは、浦和が主導権を握って戦うことに成功し、11分に21番繁田秀斗が強烈なミドルシュートを放ち枠をとらえたシュートはギリギリでキーパーにはじき出されたものの、コーナーキックのチャンスを奪うことに成功。この時間帯の攻勢を生かし、左前線から31番安東輝がクロスを上げるとこれに7番広瀬陸斗が合わせてゴール。

良い時間で追いつくことができたものの、また得点の直後の15分に失点し2-3、さらに18分にも追加点を決められてしまい、2-4と点差が2点に開いてしまいます。

4点目を決められた後に、20番新井純平に代えて35番細田真也、23番吉野雅大に代えて40番高浪祐希が入ります。

正直、15番西袋裕太が再三気にして声を上げていたように、後半はメンバー交代などあった中で攻撃の場面と守備の場面でのバランスがうまくコントロールできていないところもあり、攻撃にウェイトを置いて反撃された時の対応が後手になったりラインの上げ下げの意思疎通が合わなかったり、ピンチになる時の崩され方がよろしくないという回数も多かったと思います。

25分に21番繁田秀斗が左前線でうまくパスを受けて、22番寄特直人にラストパスを通して落ち着いて決めて3-4と再び1点差に詰め寄ることはできたものの、残り時間が少ないところで再び決められてしまい3-5とされ、結果は3得点奪うことはできたものの失点がそれを2点上回る5点という敗戦でした。

最後の失点は、15番西袋裕太がパワープレー気味に上がっていたたところでのカウンター気味にやられたこともあるので、ある意味仕方ない部分はあるかと思いますが、後半はややチームとしては、まとまりに欠けていたとも考えられるのかもしれません。

ただ、この試合では、それなりの手応えを感じられる部分もあり、先ほども触れた21番繁田秀斗の動きの質の良さから、中盤を制圧できる時間を多く作ることができる時間があったことや、トップ下に入った31番安東輝と、最初左前線、途中から右前線にポジションチェンジをした28番斎藤翔太のコンビネーションが良く、31番安東輝もトップに張るのではなく一つ下に降りることでより彼らしさが見える動きができていたと思いますし、5番佐藤大介がコーナーキックのチャンスの時にダイビングヘッドで飛び込んでいった気迫あふれるプレーや、鼓舞する声などもありましたし、前線で体を張るという部分では、もう少しやってほしい部分もあるものの、やはり得点を奪う嗅覚でしっかり得点した7番広瀬陸斗のプレーもありました。

後半途中から出場した35番細田真也が試合の終盤で見せた、オーバーラップからの攻撃参加で、ディフェンダーを一人かわしてよりペナルティエリア深くまでえぐってからクロスを上げた場面も、シンプルに上げるのではなく、より得点に近い選択肢として思い切って仕掛けるプレーをやってくれたのもよかったと思います。

試合中に言い合う場面もそこそこありましたし、今日の良かった部分と、それをチーム全体としての意思疎通として繋げていくために、もっと話し合いながら高めていければ良いと思います。

また、チャンスの場面での決定力の高さを見せてくれた立正大学のプレーからも学べることは多いと思います。

チャンスの回数自体では、負けてはいなかったと思いますが決めるべきところでの決定力では差があったようにも感じます。

練習試合だろうが、負けた時に相当悔しい表情を見せていた選手が多くいたことも収穫です。

敗戦とか、大量失点とか、嫌なものですが、今は収穫の部分をしっかり見つめてください。悪い試合ではなかったですからね!得られるものがあった試合に悪いものはありません!

 

さてさて、色々なことが変わってしまった今シーズンですが、昨年末のGO FOR 2018 CUPの柏レイソルU18戦が、今年の3年生の選手たちにとっての明るく開けたシーズンへのスタートになり繋がっていくはずでしたよね。

その試合は、敗れたものの、試合後に整列してあいさつに来てくれた選手たちの充実と自信に満ちた表情は、今でも強く記憶に残っています。

だからこそ、その時に感じたようなシーズンにはここまではできていませんが、この状況で、このタイミングで来週末に柏レイソルU18と対戦できることは、ある種の運命的なものを感じています。

きっかけにすべき試合。乗り越えて、今後を戦い抜くためのきっかけにできる試合。良い試合ができているのに結果が付いてこない悪循環を断ち切るための試合。

まずは、木曜日のザスパ草津U18戦にしっかり勝利してグループステージ突破を決めて、柏レイソルU18戦に全精力を注ぎこんでください。重要な一週間に入りますよ!

下を向いている暇なんかないですからね!

ではでは。

 

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