トップもユースも今週末から、突き進もう!

浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースにとって、そして今年の3年生にとって最後の大会となるJユースカップが開幕しますね。

12月にプレミアリーグが2試合ありますが、Jユースカップで年末まで勝ち進むのですから、3年生にとっての最後の大会は確実にJユースカップになります、誤解のないように。

堀監督と天野コーチが同時にトップに移るという話を知った時に、正直な感想としては、堀監督のトップはありえると思っていたのですが、天野コーチも一緒にとは思っていなかったのでユースのことを考えると「え?」と思いましたが、不思議とJユースカップが始まるのにどうするんだよという怒りのようなものは特に感じませんでした。

逆に、浦和サポーターの色々な人がどういう反応をするのかなという方に興味があったりして眺めていたりする余裕もあったくらいです。

これは、ブログにもよく書いていることなのですが、今年のユースは既に全国で勝てるような戦いができるレベルに達していて、あとは個々がどれだけ勝負に拘った局面でのプレーをできるかというだけだと確信めいたものを感じているからです。今年最後の大会として、言葉だけではない目標ではなく、決意としての「優勝」に向けて、どれだけチームとして同じ方向を向けるかだけできれば、問題なく勝ち進めると考えています。少なくとも、チームが持っている力を100%出してぶつかって実力で勝てない相手はいないと思っています。

だから、見せてください。ブクメは、年末大阪まで行く気満々です。

ユースに対しては、それだけです。出来るから頑張れ、お前が点を取れ、そんな期待をひしひしと感じて戦ってください。

****************

監督がいなくなったユースだけではなく、今回の一連のことで、下部組織にいる選手達や、来年から下部組織でプレーしてくれる選手、保護者の方や係わる方など、おそらく今の浦和レッズというチームに対して、不安な気持ちを持っている方が多いかと思います。

これだけははっきり言えるのは、育成部門での浦和に関しては、まだ数年程度の観戦経験しかない身で言うとあまり説得力がないかもしれませんが、誇れる組織です。だから、余計なことは考えずに、浦和の下部組織の一員として、常に先を見据えて成長を目指してください。または、成長を見守ってください。幸いにも、トップを苦しめている様々な部分の直接的な関与が少なかったことで、浦和の下部組織は、監督やコーチ陣、スタッフのチームを良くするための情熱がそのままプラスに作用して良い環境になっています。

及ばずながらですが、人事の影響を全く受けない、浦和サポとしての立場で、出禁を喰らわない限りは、この下部組織をしっかり今後も見守らせていただきますからね。

トップチームは変わらなければならない。もう、言い訳もできないくらいの所まで来ていますので、さすがに大きな改革がなされるでしょう。ただ、その話はシーズン後の話で良いですね。

最後に、

遠くから眺めてブログでちょこちょこと書いていたころの選手たちなので、ブクメのことを知らないユース出身の選手も多いかもしれませんので「は?誰?何言ってんの?」となるかもしれませんが、残留に向けてトップで戦うユースの選手達に向けて少しだけメッセージ的なことを書かせてください。

見始めた頃からトップに上がった選手達となると、やはり山田直輝や高橋峻希、浜田水輝、原口元気、岡本拓也となるのですが、若い彼らは今後浦和の支柱となっていく選手達だと思っています。正直、この若い選手達に残留争いという重たい部分を背負わせる状況になるのは、心苦しい部分もあります。そんな状況にした、浦和というクラブの深い部分を恨む気持ちも多少なりともあります。

ただ、そこを言うのはシーズン後で良い。

思い出してください。ユースの時も、負けられない試合でギリギリのところで、負けない気持ちで得点を決めたあなた達のプレーをよく覚えています。世間では、圧倒的な力で楽に勝ち続けてきたような解釈をされていることも多いようですが、高円宮杯での苦しい戦いを経ての優勝、その前年での悔しい大敗、一つ一つの経験で身につけた勝負強さ、あの時に見せてくれた苦しい試合での戦いの時の乗り越える力を発揮するのは、今ですからね。

堀監督と天野コーチが側にいるわけですし、その時の気持ちを思い出して戦えば、結果は付いてきます。思う存分やれ。信じてます。

 

ではでは!

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/10/16/ 第16節 vs 三菱養和SCユース 3-0勝利・・・得点を奪うプレー

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年10月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

テーマを持って戦うことって重要ですよね。浦和レッズユースにとっては、勝点を考えれば待っていても残留は決まる可能性は高かったのですが、今日の三菱養和戦は勝利すれば、残留が確定する試合。優勝の可能性はなくなってしまったものの、自力で達成すべきことはできるに越したことはない。

そして、プレミアリーグも残り3節となったわけですが、この試合を終えるとJユースカップ予選~準々決勝までが10月23~11月末に開催されるため、この大会を挟んで12月に残りの2試合を行うという日程になります。要するに、今年最後のタイトルを賭けた戦いの前の最後の試合が今日と言うことになります。更に、今年はJユースカップの予選がホーム&アウェイではなく、各チームのホームなどで4チームが1回総当りの3試合を行い1位と2位の上位7チームまでが本戦出場ということで、最低1勝1分で勝点4くらいは取れないと、敗退してしまう結構1試合の取りこぼしが致命的になる大会になっています。

前節の試合のブログで厳しいことを書きましたが、チーム力以上に、タイトルを狙うために必要なものが、欠けているように感じられたここ数試合の危険な流れ。

この一試合は、内容や試合運び、心構えとか、色々なものを含めて、浦和レッズユースが結果を残せていないJユースカップに臨むに当たっても確実に影響してくる試合だと思って今日は見させてもらいました。

天気は回復して良かったと思っていたら、気温上がりすぎで、この時期にしては異例の水休憩のある試合となりました。過酷ですが、ピッチコンディションの良い埼スタ第2グラウンドですので、差し引きでもやりやすさは、ここ数試合の中ではかなり良いほうだった思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に15番小峯洋介

となります。

交代:7番鈴木悠太(後半30分⇒28番関根貴大)、11番堀田稜(後半34分⇒23番岸伯富実)、15番小峯洋介(後半40分⇒14番繁田秀斗)、21番小坂慎太朗(後半43分⇒19番西澤秀平)、

センターバックが19番西澤秀平から3番寄特直人に代わった以外は前節と同じスタメンになります。

三菱養和と言えば、巣鴨で戦うと拮抗した試合ながら、何か上手く得点が奪えないままに逆に得点されて0-1で負けるような試合が多いイメージ。ただ、思い返してみると昨年新井純平が途中出場で右サイドバックに入って攻撃意識を見せた時に一気に劣勢から盛り返して2点ほど返したという試合もあった(けど、試合は負けた。)

そんな、やりにくいイメージが満載です。

この試合は、どんな立ち上がりになるのかと見守ると、相手は勝点3を取るために勢い良く攻めて来るというよりは、慎重にバランスを崩さないように、失点しないようにやっているように見られました。引き分けOKと考えて臨んできているのかなという印象すら持ちました。

対する浦和ですが、やはり点を奪ってやると言うプレーがほとんど見られず。いわゆる、やられそうもないけど、得点が入りそうな気配もないという序盤。そんな中で、まず大きなチャンスを作ったのは三菱養和。ペナルティエリア近くでFKのチャンスを与えた場面で、ゴール左上を的確に捉えたシュートを放たれるものの、GK30番関口亮助が見事に反応して右手一本ではじき出し、この後の試合の流れを左右しかねない早い時間帯での失点をファインプレーで防ぎます。

こういう危険な場面はありつつも、今日の三菱養和は長めのボールを裏に入れて前線で激しく狙ってくるというような、やられたら嫌だなと思う攻撃は影を潜め、浦和の守備陣も安定して守れていたため、特にフリーキックの場面以外では危ないという場面自体がそれほど作られたことはありませんでした。

ただ、浦和の攻撃もシュート意識を考えると、ファーストシュートを8番片槙吾が狙ってディフェンダーに当たったという場面から2本目のシュートまでがかなり時間が空いたような気がします。少しボールをもらうために、10番矢島慎也が下がる回数が多すぎたり、中盤の関係性がちょっと上手く行っていないという印象。

前の試合よりはサイドのスペースを使わせてくれるため、7番鈴木悠太や11番堀田稜がサイドで受けてドリブルで仕掛けるということは出来ていましたが、クロスのタイミングや狙い、中の動きなどが相手が対応できないというところまではできていなかったように思われます。

0-0の時間が長く続いた前半中盤くらいからは、10番矢島慎也がシュートを狙うような場面はありましたが、比較的コースを限定された上で狙う流れになり、簡単にセーブされてしまうなど、崩す所までは至らず。

前半最も惜しい得点チャンスは、左サイドからの中でパスを受けた15番小峯洋介が思いきりよく狙ったシュートで、ゴール右上を鋭く捉えたシュートでしたが、先ほどの関口亮助のファインセーブ同様相手のキーパーにギリギリで反応されて得点には至りませんでした。

悪くはないのですが、前節での物足りなさが払拭されるには至らないのが本音という前半でした。

後半に入り、得点を奪うためのギアが入ってきたのは浦和だったと思います。

まずは、21番小坂慎太朗の左サイドからの攻撃参加で11番堀田稜へ渡して仕掛けてシュート。続いて、21番小坂慎太朗から11番堀田稜への左サイドでのパスが入った時に、右サイドの7番鈴木悠太がディフェンスラインの裏を斜めに走ってゴールに対して角度がない狙いやすい位置へ飛び出したところに、11番堀田稜からパスが通り惜しい場面を作ります。更に21番小坂慎太朗が左サイドから高い位置までポジションを上げて、ドリブルでペナルティエリアまで侵入して深くまで入り込んでマイナスのパスを15番小峯洋介に出すもここも防がれる(ここは、小坂慎太朗に弾かれても良いのでシュートを狙って欲しかった。)同じく、右サイドで7番鈴木悠太も簡単にクロスを上げずにドリブルで深くまで切り込んで仕掛ける場面を作るなど、より得点を奪うために近い位置まで力強く仕掛ける場面が増えてきます。

そして、待望の先制点が13分に生まれます。

前半、攻撃参加を抑えていた20番新井純平が、ここぞとばかりに右サイドバックの位置から駆け上がり、ボールを受けるとそのままドリブルで持ち上がり、ディフェンダーも交わしてペナルティエリアの深くまで侵入し、ディフェンダーをひきつけたところでマイナスのパスを出し、これに10番矢島慎也が合わせてゴール。

欲しい時間帯で、得点を奪うために一歩深くまで進入することで奪いきったゴール、見事でした。

待望の先制点を奪い、これによって三菱養和も攻めるしかないという状況になる。ここからの10分ほどで相手の反撃を凌ぎながら、追加点を奪ってしまえればより楽になるという試合運びを問われる時間帯で、しっかり2点目を奪うことに成功します。

2点目も形としては、1点目に近いもので、右サイドから20番新井純平が攻撃参加し、ディフェンダーは当然先ほどの強引なドリブルでの仕掛けもあると当然考えるため、深い位置を意識的にケアする動きをしたことを逆手にとって、今度は早めのグラウンダーのクロスを入れる。このスピードのあるグラウンダーのパスに対してゴール前には密集した状態になっている中でパスコースに入っていた15番小峯洋介から狙った場合には密集したディフェンダーに当たる可能性が高いと判断した(はず)ため、そのままスルー。そこに裏から入ってきた6番野崎雅也がこのボールに合わせて見事にゴール。

見事に相手の反撃をいなしながらの追加点に成功。

2-0

そして、更に30分に3点目を奪うことに成功します。

18番西袋裕太がセンターバックの位置から、左サイドの11番堀田稜の前のスペースへかなりの距離のロングフィードを通します。高い位置から一気に11番堀田稜がドリブルでペナルティエリアまで入り込んでマイナスのクロス。このパスに8番片槙吾が合わせて、ディフェンダーにあたりながらもしっかりボールをゴールに転がり込んでゴール(最初10番矢島慎也のゴールと思っていましたが、公式記録では8番片槙吾のゴールになっていたので、間違えないと思います。⇒10番矢島慎也のシュートが8番片槙吾に当たって入ったということのようです。⇒オフィシャルの得点が10番矢島慎也に変更されていました。これにより、得点王争いトップタイの10ゴールになりましたね。)

サイドから仕掛けて崩してのゴールで3ゴールは素晴らしいです。

この後、30分に7番鈴木悠太に代えて28番関根貴大、34分に11番堀田稜に代えて23番岸伯富実、40分に15番小峯洋介に代えて14番繁田秀斗、44分に21番小坂慎太朗に代えて19番西澤秀平と交代枠を使いながら残り時間を戦う中でも印象的な場面が多くありました。

まず、28番関根貴大は、時間帯的に攻撃よりも守備意識が強くなってきていた時間なので攻撃でのチャンスはそこまで多くなかったものの、最初に中盤の位置でパスを受けた時に相手ディフェンスラインに向かって、持ち味である果敢なドリブル突破を仕掛ける場面がありました。ディフェンスの裏、キーパーの前のスペースで、トップスピードに乗ればちょうど28番関根貴大の方が先に触れるという絶妙の位置へ、早いボールを出して、自らでキーパーよりも先に触ってしまうプレーはさすがですね。ただ、ここはキーパーに当たってゴールにはなりませんでした。

このプレーで得たコーナーキックの場面含めて数回セットプレーのチャンスがあったのですが、23番岸伯富実の蹴ったコーナーキックは非常に精度が高く、ここからもかなりゴールが生まれる空気がありました。ピンポイントに合いそうな場面が1回、28番関根貴大に通して、そこからの展開で18番西袋裕太に繋げて、ラストパスで惜しくも決まらなかったものの、セットプレーからの展開で23番岸伯富実からのボールはなかなか得点の可能性に繋がるものでした。

また、14番繁田秀斗も前回のリザーブリーグの時に感じた、プレーの際での激しさをこの試合でも短い時間ながら見せてくれており、2回ほど惜しいシュート場面もありました。

この試合、最初の2得点のアシストを決めた20番新井純平ですが、試合終盤に自らで決められる場面でキーパーに防がれてしまったので、本人としては満足はできない感じだったようですが、数節前のFC東京戦もそうでしたが、こう着状態の試合で先に得点を奪うために必要なプレーをこの試合でも見せてくれたことに見る側としては満足です。

結果的に無失点で終えられたのでOKそれも良かったです。

今日のような展開まで持ち込んだ場合には、終盤に守りの意識を高めすぎずに攻撃で押し切ってしまっても良かったかもしれません。実際に、何度か守備意識と相手の点を取るための前掛かりのプレーの中でキックミスなどで危ない場面も作られていましたので。でも、臨機応変なので、そういうミスを今後なくせるのであれば、問題ないです。

今日の勝利で、自力でしっかり来期もプレミアリーグで戦える位置まで勝点を稼ぐことができました。

そして、次の日曜日は札幌遠征。戦いの舞台は違いますが、前回悔しい思いをしたコンサドーレ札幌との再戦となるJユースカップの初戦ですから、今日の快勝の勢いそのままに勝点3を取って戻ってきましょう!

暑い中お疲れ様でした(10月中旬に言うには違和感があるw)

ではでは~。

 

関東ユースU-15リーグ2011/10/15 – 浦和レッズJrユース vs 前橋FC 3-1勝利・・・4位は失敗ではありません。

レッズランド2011年10月15日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

早朝結構な雨が降っていたので、レッズランド大丈夫かな~と思いつつ、試合の始まる昼ごろには天気も写真くらいまで回復。そんなわけで、浦和レッズジュニアユースの関東ユースU15リーグも本日が最終戦となりました。今年は、本当に浦和レッズというチームはどのカテゴリにおいても苦しい状況が用意されます。悔しいくらいに。特にジュニアユースの戦いに関しては、自らで試合を崩してしまった試合もありながらも、戦っているのに勝利が転がってこなかった試合もありました。

そんな流れで勝点計算してみれば、今シーズンからこのリーグの3位以内まで高円宮杯の出場権が与えられる流れで、4位以内は確定で3位は、かなり難しい状況。

試合前では、8点差以上勝利で3位のチームが1点差で敗れればやっと並ぶと言う状況。

最終戦の相手は前橋FCでこのリーグ自体は最下位でやりやすそうですが、聞く話によると相性が悪いという話もありつつ。

正直、自分が彼らくらいの年齢でこういう状況になった時に、モチベーションをコントロールして10点取って勝つために、集中して戦うことが出来たかと言われれば疑問ですが・・・気合いが逆に緊張に繋がって硬くなったかもw

さて、試合です。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と12番益子大輝、左サイドバックに3番久保龍希、右サイドバックに7番勝野瑛、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、10番清川大輝、FWが右に18番神宮未来人、左に6番荒木聡太、真ん中に11番小島良太

となります。

一つ前の柏戦は見られなかったため、その時のフォーメーションなどはあまり良くわからないのですが、柏戦で5番長島巧がボランチに入ってなかなか良かったというような話は言った方に聞きました。その流れなのですね。その他、7番勝野瑛が右サイドバックに入ったり、多少いつもの形と違う印象のスタメン配置になります。

レッズランドは浦和のホームグラウンドなのですが、ピッチ状態があまりよくなく、雨の後などは結構酷いのですが、まさにこの試合はそんな感じでしたね。細かいプレーをしようとするとズルっとピッチがめくれ上がるようなことも多かったですね。

3人以上が絡んで攻撃をしかけるところまで行かずに攻めきれないような状況ながら、試合開始早々に11番小島良太がシュートまで持ち込み、サイドからは7番勝野瑛、18番神宮未来人と繋げて攻めあがる場面があり、ボランチの5番長島巧も落ち着いてパスを捌くなどできていたと思いますが、前線でのプレーが落ち着かないということでフィニッシュまで行く場面がなかなか作れない様子。仕掛けの中で崩しきれない苦しい状況でしたが、18分に11番小島良太がペナルティエリア近くでボールを受けるとペナルティエリアまで侵入し、相手ディフェンダーの激しいチェックを受けながらもキープして倒されPKを獲得します。このPKを自身で決めて1-0と先制。

このゴールの後、18番神宮未来人に代えて2番岡野森が入りました。

先制点の後の相手の反撃でディフェンスラインを突破されて決定的な場面を作られてしまいますが、ここは16番高須雄大がタイミングよく飛び出しコースを限定させてシュートを弾きセーブ。

この後、右サイドからの2番岡野森のドリブルからのクロスに6番荒木聡太がシュートを試みたり、2番岡野森から12番益子大輝、クロスに10番清川大輝がヘッドで狙うなど何度かチャンスは作ったものの追加点はなく、前半は1-0で終了。

この試合の目的が大勝ということにあるとすれば、思うように行かなかった前半と言えるでしょう。守備に関しては意識高くできていたものの、攻撃に関しては少しリズムが作れていなかったようなイメージです。

後半スタートから、12番益子大輝に代えて17番松崎洸星が入りました。

この交代で5番長島巧がセンターバックに入り、17番松崎洸星がボランチの位置に入りました。

後半のスタートで前線での激しさで相手を圧倒し、その中でも代わって入った17番松崎洸星の読みとプレスによるインターセプトが効果的で、相手からのボール奪取に繋がる回数が多くなり、同時に前線の選手が相手のディフェンスに対して強くボールを簡単に奪われなくなったことで、攻撃が活性化され、後半4分に11番小島良太がディフェンスをかいくぐってペナルティエリアに入り込み得点を決め2-0。そのすぐ後に、ペナルティエリア内で左サイドから(誰かは確認できず)が放ったシュートをキーパーが弾いた所に8番斎藤翔太が詰めてゴール。後半5分ほどで2点を追加して、3-0と大きくリードを広げることに成功します。

15分に10番清川大輝に代えて15番及川皓平、20分に2番岡野森に代えて14番加藤智陽、30分に8番斎藤翔太に代えて13番中村透

と攻撃のために交代をしながら、11番小島良太が前線で力強くプレーすることから何度もチャンスを作ったりシュートチャンスを迎えたり、自由にやるように指示を与えられてからの8番斎藤翔太のプレーもシュートやパスなど大きなチャンスが演出される場面も多くありました。7番勝野瑛のシュートや、フリーキックで8番斎藤翔太の蹴ったボールに4番吉原大がヘッドで合わせたものの、ゴール右に僅かに外れたり、13番中村透や14番加藤智陽にもシュートチャンスがあったりと、とにかく何度も何度も惜しいチャンスがありながらも、ギリギリのところで入らない。勝負への気持ちが足りないというよりは、ゴールに嫌われているようなギリギリ外れるシュートが多かったのが見ていて悔しかったですね。吹かして外すのではなくて、1センチ角度が違えばゴールに吸い込まれてもおかしくないシュートが何度もありました。

前掛かりだったのでリスクもあったので仕方ないのですが、後半終了間際に相手の反撃で失点をしてしまい、結果3-1の勝利となりました。

さて、書く必要があるのかは分かりませんが、当該チームのFC東京深川の結果は0-3負けでした。

結果的に、今日6点差以上で勝っていれば、3位に食い込めたわけです。試合内容を考えれば、奇跡的に3位に上がることも可能だったとも言えますが、これも勝負の世界ですから。たらればは通じませんね。もし、今日の試合に対して、モチベーションコントロールが上手く行かなかったから、チャンスを掴みきれなかったと考えるのであれば、今後同じような状況になった時に今度は掴みきるようにやれればよいだけです。それが経験値ですからね。

この関東U15リーグがスタートして、見られない試合はあったものの、ブクメ個人的には1試合1試合見ていく中で、最も苦戦していた守備の部分での手応えはつかめてきたと思います。実はここが凄く重要で、今後の高円宮杯予選では失点をしないことが一つ勝ち上がるための重要な要素になるわけで、この部分がバランス良くなってきたことは相当の収穫です。

そして、今日の後半のようなプレーを局面でしっかり出せれば得点を奪うことができますし、決められなかった場面も多かったですが、これはやり続けるしかないので、自分達が得点を取りにかかった時の強さに自信を持ち続けてやってください。

そして、怪我で思うようにプレーができていない選手は、出来る限りコンディションを上げて来るべき戦いに備える。それだけです。

さてさて、運という意味で、転がってこなかった時にはプラスに考えてしまう方がやりやすい。高円宮杯で優勝するためには、結局トーナメントで勝ちあがって頂点に立つ必要があるのだから、4位で関東予選のトーナメントでギリギリの戦いをこなして出場圏を得たほうが良い。そういうことなんだと思いますよ。

リーグで高円宮杯出場権獲得という計画は叶いませんでしたが、高円宮杯に出場すれば結局同じですからね。

しっかり今日の流れを次へ繋げていきましょうね!

予選はできるだけたくさん足を運びたいので、日程がユースとあまり被りませんようにと願いつつです!

お疲れ様でした。

ではでは~!

 

リザーブリーグ2011/10/10 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・2点差からの逆転勝利

ヴェルディグラウンド2011年10月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

リザーブリーグ自体が何試合ここまで行われているかは、ちょっとわからないのですが、ブクメ自身は5月以来で3試合目の観戦となります。9月24日にレッズランドでリザーブリーグが行われていて、今日の対戦相手の東京ヴェルディユースと対戦して正確なことは分からないのですが、1-2で敗れていると聴いたような気がします。その試合は、ジュニアユースの熊谷での試合の後に少しでも見られるかと思って向かったものの、渋滞で試合が終わって最後に1本行われた練習試合を少し見られただけでしたので全く分かりません。

ただ、このリザーブリーグは線審は選手がやるものの、主審は公式の人がやるれっきとした公式戦です。練習試合なら負けても良いということではありませんが、公式戦ですから勝負に拘る姿勢も必要です。前の試合が1-2敗戦だったら余計にアウェイでの再戦なら勝たなくてはならない。そういう試合だと思います。

何より、得点に拘るプレーを今日は見たかったのが本音です。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と4番小出啓太、右サイドバックに24番金野僚太、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が25番岸伯富実と21番繁田秀斗、FWが右に17番カドコダイ・アシカン、左に34番関根貴大、真ん中に5番進昂平

となります。

そんな感じに、気合入れて見ていたのに、最初の失点と浦和の1点目を見逃すというダメっぷり。すみません。

試合開始から2分ほど、スタメン見ながら、「5番が2人いるな、一人は佐藤大介、一人は進昂平、」とか確認しながらメモして下向いてたら東京ヴェルディユースに点決められていました。

0-1..(2分) どういう失点だったのかはわかりませんが流れで決められた失点です。

試合開始からしばらくは、少し落ち着きのない展開になっていたように思います。自身のシュート意識という点では本人も納得行っていないと思いますが、やはり5番進昂平がフォワードの真ん中に入ったことで、前線に入れたパスに対して競ってくれますし、動きながらのポストプレーなどもするため、当てて周りが絡んでという攻撃が出来るのが良い感じです。

しかしながら、酷なもので、浦和は12分に再び失点してして2点のビハインドを早い時間に負うと言う苦しい展開になってしまいます。

0-2..(12分)

東京ヴェルディらしい鋭い攻撃から、さすがの攻撃力ではあるのですが、今日は浦和も得点を奪う気持ちが強かったと思います。特に34番関根貴大の得点を奪う意識が凄かったです。伝わってきました。

2失点目の前に4番小出啓太のロングフィードに左前線で受けた34番関根貴大が勢い良く攻めあがっていった場面に始まり、左サイドでボールを持った時には少し難しそうでも取りに行く姿勢を見せるプレーが多く、前半では左サイドからドリブルでディフェンダーを交わして持ち込んで強引にシュート。こぼれ球に5番進昂平が反応して狙うと言う惜しいチャンスに繋がったり、相手に攻め込まれた場面でのカウンターで1番三上綾太が蹴ったかなり低めの早いボールに反応して胸トラップで流して反応した21番繁田秀斗に繋げて鋭い反撃の場面にも絡んでいました。

サイドで出場していた17番カドコダイ・アシカンですが、コーナーキックからの惜しいヘディングシュートや、上手く潰れて周りを生かすプレーなど良かったと思います。前半の中では、中盤で34番関根貴大に近い位置にポジションを移した時にワンツーで34番関根貴大に返す時の17番カドコダイ・アシカンのパススピードと位置がかなり良かったのか、その時のサイド攻撃は受けた34番関根貴大が一気にトップスピードに乗って仕掛けていったこの一連の流れは圧巻でした。

そして、見逃してしまったのが、その34番関根貴大のシュートから生まれたコーナーキックのチャンスの場面で、最終的に4番小出啓太が決めた場面。これも、この前の場面をメモして下向いていたら決まっていたんですね・・・。

まずは1点返してくれました。

1-2(25分)

24番金野僚太のミドルシュートなど、ゴールを狙う場面を作りつつ、前半は1-2で終了。

後半はスタートから、5番進昂平に代わって13番長坂竜一、1番三上綾太に代わって23番吉野雅大が入ります。

17番カドコダイ・アシカンがフォワードの真ん中に入り、13番長坂竜一は右に入りました。

後半に入ると、明らかに全体的に逆転するために得点を奪いに行くと言う気持ちが入ったというか、プレーの激しさが増しているのが伝わってきました。特に21番繁田秀斗の球際での激しさが明らかに増したように感じました。

左サイドバックの5番佐藤大介も前半はやや抑えていた攻撃参加を後半は頻繁に見せていました。

そして、得点の伏線として後半の序盤に34番関根貴大が見せたプレーは、ジュニアユースの頃の強烈なイメージを思い出させるような、相手ディフェンダーに対してドリブルで仕掛けて行き、数人のディフェンダーに激しく寄せられながらも結果的に突破しきってしまいキーパーと1対1の場面を作る。この場面ではキーパーに惜しくも弾きだされてしまうものの、らしいプレーはその後のゴールにしっかりつながっていきます。

15分に17番カドコダイ・アシカンに代えて28番長谷優が入ります。

この交代で、左前線に28番長谷優、真ん中に34番関根貴大、右前線に13番長坂竜一という並びになります。なんというか、3人とも得点に貪欲で、そこに中盤の25番岸伯富実、21番繁田秀斗、30番立野峻平が絡んでという攻撃が凄かったです。対峙した相手ディフェンダーも前線3人がゴールに向かって高い頻度で仕掛けて来るため、大変だったと思います。

特に、28番長谷優は低い位置で少し持ちすぎて危ないと思うことはあるものの、前目でボールを受けた時は特にこの試合では8割ドリブル突破、2割クロスというくらいドリブル突破の選択肢が多かったのですが、この割合はある意味、クロスを上げる確率が高いことよりも守る方としてはやりにくいというのが、凄く分かりました。

例えば、交代で28番長谷優が入ってすぐのプレーで、左サイドでパスを受けた28番長谷優が詰めてくるディフェンダーに対して、クロスではなくドリブルで交わしてペナルティエリアに入りこむ。この段階で相手はもう一人寄せに行かなくてはならなくなるために、その分スペースが空く。ここで、28番長谷優はファーサイドの13番長坂竜一を狙ったクロスでディフェダーにクリアされてしまったのものの、マイナスの位置にフリーで34番関根貴大が入ってきていたのでここに出せば決定的なチャンスになっていたと思います。もう一つ、同じようにドリブルで一人かわしてペナルティエリアまで持ち込み、折り返して25番岸伯富実が決めたと思われた場面がありましたが、僅かにパスを出す前にゴールラインを割っていました。

28番長谷優は、奪われると危険な場所で持ちすぎるところは直したほうが良いと思いますが、高い位置での今日のようなプレーは、なかなかこれまた効果的です。一人抜いた後のプレー精度と選択肢も加わると更に良いです。

そして、13番長坂竜一も、持ち味の縦への迫力のある突破を何度も見せていました。何度かの練習試合なども含めて見ながら、シュートの場面で外してしまうことが多い部分を考えると、考えて狙いすぎているのかな~と思うこともあり、突破のところから先の部分のところを練習で見極めながら、確率を高められればより良いと思います。実際、プレミアリーグなど見ていても、力強く突破して得点を狙う選手が出て欲しいな~と思う場面では、長坂がいればな~と思うこともあります。

さて、得点経過ですが、34番関根貴大が高い位置で相手ディフェンダーに激しいチェックからボールを奪い、普通なら体勢を崩してしまいそうな体勢で見事なシュートを放ってのゴール。

2-2(30分) これで同点。同点ゴールの後、24番金野僚太に代わり2番今泉賢人

そして、逆転ゴールは21番繁田秀斗の裏を狙った鋭いパスに抜け出して34番関根貴大が落ち着いてゴール。

3-2(40分) やってくれました。

このゴールの後、34番関根貴大は32番條洋介と交代。

残り時間で、13番長坂竜一からマイナスのパスを受けた25番岸伯富実のシュートや、21番繁田秀斗のシュートなど全体的に得点を奪う気持ちを見せながら試合終了。

特に後半に関してですが、全ての選手が激しいプレーを繰り返してくれていたのが見ていて嬉しかったです。

もちろん、この試合がパーフェクトだったわけではありません。試合運びとしては、2点のビハインドは絶対に避けなければならないですし、中盤でのミスパスから相手の反撃を食らった場面もありましたし、例えば今日は長谷優のサイドからのドリブルの仕掛けに相手が対応できなかったですが、もし、そこを徹底的に対応された時に同じように長谷優がドリブルで仕掛けることがOKかと言えば、そうではないですよね。例えば、昨日の尚志との試合に長谷優を左サイドに当てはめてみた場合には、今日の東京ヴェルディよりも守備意識が高く、組織で守ってくる。その時に、どのようにドリブル突破を生かすか。

試合の中での臨機応変までできるようになって、今日のような持ち味を存分に発揮できれば、かなりの武器になると思います。

ちなみに、昨日の尚志との試合は、ブログでは厳しいことを書きましたが、守備意識の高いバックラインと中盤の尚志相手に、いつもの形がなかなか機能しないと考えた時の、真ん中でスピードのあるパス回しで突破するなど、工夫で相手の守備組織の上を行くことができたのは凄く良かったんですよ。そこまで行かずに単調なことをやるレベルは遥かに越えたことはできているのですが、結局、相手の気迫を上回ることはできなかったと思うんですよ。相手の守りきってやるという気持ちに得点を奪ってやるという気持ちが負けた。

今日の関根のプレーは、昨日の試合で得点を奪うべきポジションで出て、出来なかったことに対しての一つの答えだと思っています。はっきり書きます。関根貴大はアシストの選手ではありません。得点を奪いきる選手です。これからは、出場する時にはその大前提のもとにプレーをして、結果としてアシストも増える形でやってください。

繁田秀斗も、今日のようなボディコンタクトの激しさも含めた中での中盤の読みの良さを生かしたプレーをする選手です。正直、最近少しプレーが軽くなっているのが気になっていましたが、今日のようなプレーができるのであれば、トップ下のポジション争いもまた激しくなるでしょう。

今日の、この試合を挟んだ事により、来週末の三菱養和戦が楽しみになりました。

 

ではでは!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/10/09/ 第15節 vs 尚志高校 0-1敗戦・・・何かが足りない

鏡石町営鳥見山陸上競技場2011年10月9日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前半戦の最終節に対戦して大勝した尚志高校とのアウェイゲームということで、福島県の鏡石町営鳥見山陸上競技場まで行って来ました。行きは下道で行ったのですが、埼スタ付近から国道4号線に入り、200キロほど延々と国道4号線を走り続けると今回の会場付近まで行けると言う非常に分かりやすい道のりでした。

震災から7ヶ月が経過する福島県ですが、市の看板が曲がったままになっていたり、道がでこぼこしていたり、瓦礫があったりと、目に見える跡も見られ、気持ち複雑な部分もありました。そういう環境で尚志の選手達は練習して、この大会を大事に戦ってきたわけですね。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに19番西澤秀平と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗(後半42分⇒3番寄特直人)、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に15番小峯洋介(後半15分⇒28番関根貴大)

となります。

尚志高校は守備ラインがきれいでしたね。前線からプレスは余り仕掛けてこないものの、浦和のサイド攻撃や中盤の攻撃をよく研究していて、セオリーどおりの攻撃に関しては、かなりの確率で引っかかる前半。

攻撃は、基本的に守ってカウンターとシンプルでしたね。それでも、やってきた時には迫力があるんです。

多くはチャンスを与えない安定した守備をしていたものの、前半の早い時間に浦和の陣内で攻撃を組み立てる際のパスをカットされて高い位置からカウンターを受ける。サイドから上げられたクロスが凄く良いコースに飛び、なんとゴールになってしまいます。

6分くらいですね、0-1。

慣れないポジションだと思いますが、15番小峯洋介が良く頑張っていました。勘が良いのでしょうね、最初は動きにぎこちなさを感じる部分もあったものの、組織だった相手の4バックのラインを突破するべく、裏に抜け出したり、個人技で仕掛けたり、中盤とのワンツーで崩しにかかったりと相当質の高い動きをしていました。

でも、後半10分くらいで交代となりました。28番関根貴大投入の選択はビハインドを負っている段階では、当然の選択なのですがあれだけ攻撃で存在感を見せていた15番小峯洋介が下げられたことには結構「なんで?」という空気がスタンドに流れていたりしました。

とにかく、今日の試合は前節とは違った、「何かが足りない」という感じの試合なんです。

チャンスは凄く作ってました。

10番矢島慎也が抜け出してシュートを決めたかと思ったがオフサイドだったり、ショートコーナーから7番鈴木悠太を経由して10番矢島慎也がミドルシュートだったり、ゴール前で7番鈴木悠太とワンツーで抜け出した10番矢島慎也がシュートだったり、20番新井純平が10番矢島慎也とワンツーで中へ切れ込んでシュートだったり、10番矢島慎也が裏へ抜けた15番小峯洋介に通して惜しくもオフサイドだったり、7番鈴木悠太が左にポジションを移していた時にクロスに飛び込んだ8番片槙吾のヘディングシュートだったり、8番片槙吾の効果的なインターセプトから一気に攻め込んだり、少し代わった仕掛けでは、11番堀田稜が左サイドから駆け上がってクロスを右サイドの7番鈴木悠太まで大きく上げて折り返して中にいた28番関根貴大へという大きな展開(割とシンプルにゴール前にあげる場面がいつもは多い)、コーナーキックの際に19番西澤秀平の惜しいヘディングもありました。

それでも得点が決まらず、前の試合同様残り時間に18番西袋裕太をセンターフォワードに入れてのパワープレー。やはりというか、競り負けないでしっかりポストとして落とすので守りきりたい尚志としては、脅威になっていたと思います。この試合では、ポストで競るだけでなく、上手く自分の距離にトラップして惜しいシュートを放つシーンもありました。

それでも結局得点は奪えず、0-1と言う結果でした。

内容的に良い時間帯とか沸かせる場面は浦和も多かったです。ただ、得点して追いつく、得点して逆転するという勝負に関わる部分での気迫のようなものが足りないと言えば足りない。逆に、チャンスは多くなく、カウンターに残ったフォワード一人が全力でボールに向かって走るという尚志のほうが得点に対しての空気を感じてしまったのも事実。ロングスローを効果的に使う尚志のプレーにも怖さを感じる部分がある。

技術に関しては、浦和のほうがはっきりと上なのですが、決定的なチャンスも浦和の方が多く作ったかもしれませんが、決定的チャンスをものにする何かが足りない気がしました。

一つの比べる基準として、夏の広島遠征を思い返してみると、あの時の気持ちのこもった全力で勝ちに行くプレーが消えているようにも思います。

プレミアリーグは消化試合ですか?残り試合で1試合くらい勝てば残留は濃厚だから、それは問題ないだろうとか思っていませんか?Jユースカップになったら気持ち入れなおしてやれば勝ち進めるとか安易に思っていませんか?

少し厳しい書き方とすると、目標を低い所に置いている選手は、ピッチに立つ資格はないと思うくらいの意気込みを見せて欲しいです。スタメンに定着して満足してませんか?目標の一つが叶って満足してませんか?もし、そう思ってしまっているなら、考え直してください。それができないなら、ピッチに立たないで下さい。Jリーグの下部組織に所属するということは、そのくらい重いことなのですよ。

浦和レッズユースが今年作り出してきた戦い方というものは、かなりレベルの高い所まで到達していると思います。しかしながら、そこに結果を付ける為には別の要素が不可欠で、それが挙げたような部分なんですよ。

どういう言葉でまとめれば良いのかわかりませんが、勝負に対して自分に厳しくできる努力をして欲しいです。「やっているんだよ!」が形として見えないと評価されないのがサッカーの世界ですからね。その前提を踏まえたうえで戦ってもらって、そこから、良いな~、伸びてるな~と思うプレーは、どんどん見つけてブログで書いていきますからね!

上から目線満載で書いてしまったw

ではでは!!

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/10/02/ 第14節 vs 静岡学園高校 1-2敗戦・・・前半と後半

静岡学園高校グラウンド2011年10月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日の試合の流れをまずは大まかに書こうと思います。今日のような試合の場合、実際プレーしている選手がどのような指示でどのように解釈して、90分を考えてプレーすることになったのかが凄く気になります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに19番西澤秀平と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に15番小峯洋介(⇒23番岸伯富実:後半25分)と14番繁田秀斗(⇒6番野崎雅也:後半35分)、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に10番矢島慎也

となります。

サッカーのセオリーとしてざっくり書き出してしまえば、非常に簡単な流れで

前半は浦和が相手を圧倒する戦いぶりで展開。フィールドを広く使った展開、攻守の切り替えもしっかり考えながら、サイドバックの攻撃参加も見え、理想的な攻撃の形。両サイドの前線の選手がバックラインからのフィードを受けてサイドを切り裂く攻撃。そして、前半10分で7番鈴木悠太がサイド攻撃から持ち込んでゴールを決めて先制点で1-0。

攻勢を続けながらも、追加点までは届かず進みながらも、38分には相手が2枚目の警告で退場して数的優位もできるというこれまた理想的な展開。

追加点は入らなかったものの、後半の最初に当然相手が点を取りに激しく来る所を凌げば問題なく勝ちきれるだろうという展開。

・・・が、後半に入ると、何か重りを背負ってプレーするかのうように積極的な展開はなく、守備ラインは上がれるタイミングでも上がらず、相手は当然の如くというよりやや、オーバーワーク気味な激しい動き。一人少なくて、あれだけ激しい運動量を見せていれば最後までは持たないだろうと言うくらいの状況。

何か守備に意識を置き過ぎるようなプレーが相手にPKを与える流れになり、同点にされ、更に危険な空気の時間帯のセットプレーで見事に逆転されてしまい、その後の反撃も実らず敗戦という流れ。

正直な所、今日の相手は浦和と比べると数段レベルが劣る相手で、この時期にコンディションを上げてくる高校のチームとは言っても前節の流経大柏高校とは全く異なる相手でした。

正直、後半は何かおかしかったので、余り書きたくないです。

前半に関しては、とにかくロングフィードで相手を切り裂くような展開を狙い、18番西袋裕太や21番小坂慎太朗、少し下がり目の位置に下がった際の10番矢島慎也などから鋭いフィードで展開が何度も見られ、ちょうど自分が見ている位置からは見難い浦和の右サイドの攻撃が多く、7番鈴木悠太と20番新井純平の絡んだ攻撃が何度も見られ、攻守の切り替え自体も早く、オーバーラップを多用しながらも守備でもしっかり相手の攻撃を抑えるプレーを見せていました。左サイドの21番小坂慎太朗も、ここ数試合の中で最も落ち着いて安定した動きで、いわゆる右サイドの20番新井純平の思い切りよいオーバーラップとは対称的な、スルスルとタイミングでいつの間にか攻撃的な位置に上がって攻撃参加もするプレーが見られましたし、全体的に安定感がありました。当然、思った以上に相手のプレスが緩かったこともありますが、とにかくこの相手にはこれで押し切ってしまえば、完璧という内容だったと思います。

久しぶりにセンターバックで先発となった19番西澤秀平も落ち着いたプレーと相手の前線がプレスに来ない時には思い切って持ち上がって高めの位置から攻撃展開をするなど持ち味を見せていました。

後半の良かった部分は、逆転された後に25分ごろから投入された23番岸伯富実の中盤での効果的なスペースを上手く使った動き。視野広く動けていて効果的だったと思います。

また、パワープレーという形にしなければならなかったこと自体は良くないのですが、得点を取るために18番西袋裕太がセンターフォワードの位置に上がった際に、チーム全体でその割にシンプルに高いボールで競らせる意識が浸透していないように感じましたが、20番新井純平はそこをしっかり意識して18番西袋裕太が競りやすい高いボールを放り込んで、そのボールに対して高い確率で18番西袋裕太は競り勝っていた。最終的には、18番西袋裕太が競りやすいボールを他の選手も蹴るようになっていて良かったです。そして、最後の最後に8番片槙吾がペナルティエリアまで持ち込んで倒されたところは、PKだったんですけどね。

サッカーの試合運びで言えば、前半に2点目を取るべき時間帯に取れなかったことが最大の敗因。危険な時間帯のセットプレーに対する対処の甘さ。この2つで説明できる試合でもあったと思います。細かく言えば、センターフォワードタイプとして存在感を見せていた進昂平や決定的な仕事のできる関根貴大が国体でいなかったために、点を取ることに特化したタイプの切り札が不在ということもあるかもしれません。

ただ、今日に関しては例えば、彼らがいて逆転して3-2で勝ったとしてそれでOKだったかなという気になる部分があったんです。知る必要はないけど感じるモヤモヤというか。どこかでミスリーディングが起きているのではないかという不安。いわゆる誤解を招く表現で伝える側と受ける側の意識にズレが生じるような現象というか・・・。

後半スタートに感じた違和感は、反撃してくる相手をいなすための守備意識に対して、指示と解釈にズレがあったのかもしれないとか、勝手な想像ですが。言葉って凄く難しくて、「走れ」「守れ」「上がるな」とか、シンプルな指示も、実際には「臨機応変に走れ」「最初10分は守備意識を強く」「相手が前掛かりに来る時間帯はできるだけ上がるな」など、シンプルな言葉にも裏に意味があることが多いんですよね。

よくわかりませんが、今日の場合は何人かの選手が後半になって指示に縛られているようにも感じられたのも事実です。

サポーターという立場で言えるのはこのくらいまでで限界です。選手間の話し合いは凄くできていると思います。どうして?と思うような指示に対しては、納得できるまで指示を出した人に聴くことも、やらなければならないことだと思いますし、プロを目指すのであれば、その部分のコミュニケーション力は必須能力になると思います。まずは自らで解決を目指してください。

話がかなり逸れてすみません。

来週の遠方アウェイ。気持ち良く勝ちましょう!

お疲れ様でした。

ではでは。

 

関東ユースU-15リーグ2011/10/01 – 浦和レッズJrユース vs 大宮アルディージャJrユース 1-2敗戦・・・さいたまダービー

レッズランド2011年10月1日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

もしかすると、トップチームのダービー以上に身近なところで一緒にやっていたような選手がJ1の下部組織のチームに分かれての直接対決になるため、浦和vs大宮という対戦のダービーの意識は高く位置づけられるのかもしれません。

後で聞けば、ダービーの意識付けを強く望んだ一戦だったということ。

結果として浦和が硬さから、流れをつかめないままに2失点して、1点を返すに留まった敗戦となりましたが、ダービーの意識という意味では勝っていたのかもしれません。

過剰なモチベーションが動きの硬さを生むことは、サッカー経験の中ではよくあることで、そのような経験を積めたこの試合は、出場した選手、また出場できずに悔しい思いをしている選手も同様に経験として蓄積されるものだと思います。

水曜日に、テレビでしたが、ナビスコカップのさいたまダービーを観戦し、ダービーを強く意識して戦った浦和と、まるでリーグが重要だから負けても良いという入り方をしてきた大宮。温存上等で本来重要視するべきだったリーグに勝つためという言い訳にしたかったのでしょうが、先ほどそのリーグ戦でホームで敗戦したようですね。

その試合でダービーを意識して躍動していた山田直輝や原口元気が誇らしいです。

さてさて、今日の試合に関しての話に戻します。

大会、数字をシビアに見ると上位3枠の高円宮杯出場圏を狙う上で2位浦和と3位大宮の直接対決ということで、絶対に負けられない試合となります。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに3番久保龍希、MFがボランチに17番松崎洸星、7番勝野瑛、トップ下に14番加藤智陽、FWが右に2番岡野森、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

試合の入り方自体は浦和もしっかり入れたと思います。

17番松崎洸星から9番橋岡和樹に繋げて左サイドからの攻撃や、5分の14番加藤智陽のミドルシュート、2番岡野森が裏に出したパスへの11番小島良太の飛び出し、7番勝野瑛からのパスを11番小島良太がポストとして落としてという場面など、攻撃の仕掛けは見られたものの、少しオーバーモチベーションというか、多くの選手が緊張した時のような動きの硬さを伴ったプレーになっている様子もあり、本来の持ち味ではない動きになっている場面も多く見られました。

例えば、サイドからの攻撃の時にはやや相手のプレッシャーがかかった時に急いでクロスを上げすぎたり、ブクメとしては動きながらのポストプレーが持ち味と思っている11番小島良太が大きめのディフェンダーと体格で競り合わなければならないようなパスや動きになってしまうなど、出し手の意識が受け手と合わないことが多くなっていたように感じました。

また、そういう時にボールを落ち着けるところがないようにも感じられました。こうなると、やや攻撃と守備のバランスがどっちつかずになりがちなのですが、その守備の部分で不安定な要素が出てしまったところで、サイドから突破されて8分に失点。更に10分にも同じようにサイドを崩されて失点してしまい、前半10分までに2失点という苦しい展開になってしまいました。

相手の大宮が前線に大きい選手(動きも良い)、とボランチの位置でパスを捌きながら攻守のバランスを取っていた選手の質が高く、この辺りも浦和が攻めあぐねた要因なのかもしれません。

2失点以降は、危険な場面もありながらも、際のところで厳しい守備をできるようになり、その後の失点はなく、決定的なチャンスまでは持ち込めないものの、7番勝野瑛が中盤で激しくチェックに行きインターセプトからの反撃でチャンスを作ったり、15分のフリーキックのチャンスでは6番荒木聡太が精度の高いクロスでチャンスを作ったり、カウンターから11番小島良太のポストに3番久保龍希が抜け出す場面など、あと一歩というところまで攻めあがる場面は何度か作ったものの、得点には至らず。

25分に2番岡野森に代わり13番中村透が入ります。実際、トップ下の位置で攻撃の起点となっていた8番斎藤翔太が怪我で離脱していたことで中盤でのボールの収まりどころがなかなか作れなかったところに変化を加える交代だったと思います。ポジションでは、13番中村透がトップ下に、右前線に9番橋岡和樹が入り、左前線に14番加藤智陽が上がりました。

この時間帯くらいには、浦和の守備のところでの対応が激しくなり、大宮の攻撃も序盤ほどフィニッシュまで持ち込まれることが少なくなっていたと思います。

交代後の前半残り15分ほどでは、5番長島巧から3番久保龍希、11番小島良太のポストで作ったチャンス、更に11番小島良太がクサビとなり、トップ下の位置の13番中村透に下げてからのミドルシュートなど何度か攻撃の形は作れたものの、前半は得点は出来ず0-2で終了となります。

後半スタートから、14番加藤智陽に代わり10番清川大輝、17番松崎洸星に代わり12番益子大輝が入ります。

ポジションとしては、10番清川大輝がフォワードの真ん中に入り、11番小島良太がトップ下の位置に下がった感じの前線と、12番益子大輝がセンターバックに入り、5番長島巧がボランチの位置に上がった感じですね。

10番清川大輝が前線に入った後半序盤は、浦和の反撃の勢いを大宮が凌ぐという構図で進み、左サイドの6番荒木聡太からの縦パス、ミドルシュートなど、チャンスが何度か作られ、9番橋岡和樹が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスというチャンスも何度か作れていたと思いますが、どうも中盤のリズムが前半同様に合わないことから、押上げが少なくクロスにあわせる選手がいないということもしばしば。

18分に9番橋岡和樹に代えて15番及川皓平が入ります。15番及川皓平が左サイドバックに入り、6番荒木聡太が左前線に上がります。

中盤でキープして攻撃の姿勢を見せる10番清川大輝の粘りからFKのチャンスを得るなどもあり、後半序盤は浦和のチャンスが増えてきますが、なかなか得点が決められないまま、やや後半中盤から終盤にかけてはビハインドを2点背負っている浦和にとっては厳しい、試合が落ち着いて展開されてしまう時間帯(得点の匂いがあまりどちらにもしない)に入ってしまい、時間が進んでいきます。

後半30分にこの試合最後の交代カードとして13番中村透に代えて18番神宮未来人が入ります。

この18番神宮未来人のプレーが後半残り時間をフワッと過ぎてしまいそうな展開から、浦和に得点が入りそうな展開のきっかけとなり、左サイドからの6番荒木聡太のクロスに18番神宮未来人があと一歩で合わせられるというプレーや、18番神宮未来人自身がサイドからドリブルで突破してクロスを上げるなど見せ、その姿勢がロスタイム直前に実ります。右サイドハーフウェイライン辺りでボールを受けた18番神宮未来人が思い切ってゴール前にあげたロングフィードがそのままキーパーを越えてゴールに入り、残り時間が少ない中で1点を返すことに成功。

この時点でロスタイムに入るかというくらいだったと思いますが、守勢の大宮の浮き足立った所で最後の最後に決定機が作られたものの決めきれず、ここでタイムアップ。

残念ながら、1-2で敗戦となりました。

育成と言う意味で考えると、今日の試合をダービーとして強く意識して特別な思いを持って戦えたことは確実にプラスになります。また、それにより今日は緊張感のほうが強くなってしまって自らを苦しめてしまっていた部分もあると思います。

ただ、緊張することも重要なことなんです。練習試合、全国に繋がる公式戦、特に優勝してもその先に目に見える成果がない公式戦、試合とは言っても色々な試合があるわけですが、結局どれだけどの試合でも意識を高くして、実際にプレッシャーのかかるようなシチュエーションでも最低限自らのやるべきプレーを発揮できるかが重要で、そういう試合で落ち着いてプレーできるようになることが、サッカー選手として必ず必要になっていくことだと思います。

例えば、細かい部分で言えば、これは今後のプラスの要素としての期待として書きますが、9番橋岡和樹のプレーの中でサイドを突破するところまではOKなんです。ただ、相手のプレッシャーが来た時にかかる前に早めにクロスを上げてしまう場面が多かったと思います。もちろん、ペナルティエリア付近に数人が上がってきているような押上げができている状況であれば、早いタイミングでクロスを入れるのも効果的だと思います。

ただ、今日の場合は中の動きに関係なくクロスを上げてしまう回数が多かった。で、9番橋岡和樹というプレーヤーを数年見ている限りでは、そこからもう一歩前にボールを出してもう一つ深くまで持ち込めるプレーができるんです。押上げが少ない時に、もう少し他の選手が上がれる時間を作りつつ、深くまで切り込むことで更に得点の可能性を上げるプレー。こういうプレーができるのだから、自信を持ってやって欲しいんです(怪我とかで痛みを抱えていて無理は出来ないということであれば、すみません。)

 

ユースの試合とまたもや被ってしまうため、柏レイソル戦は、行けません。今日の経験を活かして、堂々と首位チームに渡り合って手応えを感じる試合だったという報告が聴けることを楽しみにしています。

お疲れ様でした。

ではでは~。

練習試合2011/09/25 – 浦和レッズジュニアユースU-14 vs 文京クラッキ 7-1勝利・・・スペースを使う意識

レッズランド2011年9月25日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

写真の下のほうのモヤモヤっとしたのはネットの一部です。隙間からキレイ撮ったつもりが、ちょっと映りこんでしまったようですw

今日は、レッズランドで行われました浦和レッズジュニアユースU14の練習試合を観戦してきました。

30分×3本という試合形式だったと思います。

今日の対戦相手は文京クラッキというチームです。全く知らなかったので、ちょっと調べてみたところ、東京都の社会人リーグ2部のチームの下部組織として昨年からスタートしたチームのようです。元Jリーガーのコーチがたくさんいますね。なるほどなるほどです。

さてさて、他チームの話はこのくらいにします。

先月のスペイン遠征以来の試合となります。練習試合となるため、色々なポジションや構成を試しながらの試合をじっくり見ることが出来ました。

1本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに18番村上秀斗、右サイドバックに20番渡辺将矢、センターバックに12番信沢啓人、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と15番松尾佑介、FWが左に9番田中拓真、右に5番小田切真人、真ん中に11番新納大雅

となります。

相手も同じ中学2年生だと思いますが、体格的に相手のディフェンスラインに割と大き目の選手が揃っており、細かいドリブルが持ち味の選手達が割と引っかかり個人技で突破するには難しい状況で、ちょうどこの学年がやろうとしているサッカーをやらないとなかなか通用しないという逆に好条件というか、このチームがやろうとしているサッカーで経験を積んでいくには適した相手という印象でした。

スタートから左サイドバックの18番村上秀斗が左前線の9番田中拓真の足元ではなくディフェンダーの後ろ辺りのスペースめがけてパスを出し、これは相手ディフェンダーが先に反応して先にブロックされてしまったものの、スタートから面白い狙いが見られました。更に18番村上秀斗が前線真ん中のスペースへパスを出すと11番新納大雅がそのスペースへ入りダイレクトでポストとなり、パスを出して上がった18番村上秀斗へ通してサイドから攻めあがる場面を作りました。

試みや狙いは感じられつつも、やはり出す側と受ける側の意図が合わないと誰もいないところへボールを出すことになるため、はまる時は良いものの、相手にパスをするような形になって反撃を食らう場面もあるところがありました。

ただ、以前に比べると、出してと受けての意図が合う割合の方が増えてきており、成長が見られます。

この1本目では序盤仕掛けながらも崩しきる場面はなかなか作れず、逆に相手の攻撃で思い切りよくロングシュートを放たれ、これがゴールとなり10分に0-1とビハインドを負ってしまいます。

とは言え、実際この場面以外は失点の機会はなく、相手に反撃される場面は何度か作られたものの、おそらく決定的な場面は作られなかったと思います。

失点後の浦和の攻撃では、6番影森宇京のミドルシュート、右サイドバックの20番渡辺将矢が11番新納大雅に当ててサイドを駆け上がりパスを受けてペナルティエリアに侵入し、やや難しい位置からシュートを放ちます。キーパーに防がれたものの、枠を捉えた良いシュートでした。

続いて、3番石井康輝がディフェンダーの裏のスペースに鋭い縦パスを通し、9番田中拓真が抜け出して仕掛けます。

更に3番石井康輝からスペースに入った15番松尾佑介に預けて左サイドの9番田中拓真へ通し、クロスを上げる場面など、チャンスを作ります。

今年に入り、ボランチの位置に入ることの多い3番石井康輝ですが、以前よりも視野を広く持って大きな展開を作れるようになってきている印象があります。

トップの位置に入った11番新納大雅も大きいディフェンダー相手になかなかドリブルでの仕掛けで打開することには苦戦していたものの、スペースへいち早く入ってのクサビとしての動きではたびたびチャンスに絡んでいました。

1本目の残り時間だけでも、6番影森宇京から5番小田切真人へパス、サイドからクロスの場面、6番影森宇京から15番松尾佑介、再び6番影森宇京と預けてシュート。20番渡辺将矢がサイドを駆け上がりクロスに11番新納大雅があわせるなど、攻撃のバリュエーションも多く仕掛けつつも、なかなかフィニッシュまで行かないという攻撃が多く1本目は0-1で終わるかと思われたところ終了間際に15番松尾佑介が中盤からのミドルシュートでゴールし、1-1で1本目は終了。

2本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに20番渡辺将矢、トップ下に19番和久井大輔と15番松尾佑介、FWが左に18番村上秀斗、右に7番川上開斗、真ん中に11番新納大雅

となります。

1本目と比較すると、10番中塩大貴がセンターバックの位置からロングフィードでサイドの前線のスペースを狙ってサイドの選手がスピードに乗って受けて攻めあがるという攻撃が増えたように感じます。

その展開からのゴールもありますが、その前に3分にミドルシュート(誰が放ったかは確認できず)からキーパーが弾いたボールに11番新納大雅が詰めてゴールし、1-0。続く5分には2番新井克之が右サイドバックの位置から7番川上開斗に預けてオーバーラップし、テンポ良く7番川上開斗が再び2番新井克之へ、クロスボールに11番新納大雅が合わせる。キーパーが処理しきれずこぼした所を19番和久井大輔が決めて2-0。あっという間に2点入り、その後もコーナーキックからの混戦で10番中塩大貴が狙うも枠を外れるも決定機を連続で作り、相手を翻弄します。

11番新納大雅の前線での動きが良く、2番新井克之からの縦への鋭いパスを胸でトラップして抜け出すプレーなど良かったと思います。

そして、先ほど書いた、10番中塩大貴からのロングフィードを受けた7番川上開斗がドリブルで相手ディフェンダーを交わしてシュートを決めて3-0。

15分までに3点決めたところで、数人メンバーを交代し以下のようなフォーメーションに。

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに8番高橋聡史、右サイドバックに2番新井克之、センターバックに10番中塩大貴、13番東伸幸、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と5番小田切真人、FWが左に12番信沢啓人、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

交代後すぐにピンチの場面を迎えるも、ペナルティエリアに侵入される前に12番信沢啓人が上手くディフェンスのカバーに入るなど予測した動きで相手の攻撃を摘んで対処。その後は、浦和ペースに戻り6番影森宇京のミドルシュートはゴール上に越えてしまうものの、その後の攻撃でコーナーキックから混戦で押し込んで4-0(ゴールは多分19番和久井大輔。)更に、12番信沢啓人から8番高橋聡史、パスを受けた8番高橋聡史がミドルシュートを放ち、キーパーが弾いた所を5番小田切真人が決めて5-0とし、2本目を終了します。

3本目のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに10番中塩大貴、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と18番村上秀斗、FWが左に9番田中拓真、右に7番川上開斗、真ん中に19番和久井大輔

となります。

この3本目でも、10番中塩大貴から7番川上開斗の右サイドを使ったロングフィードからの攻撃が見られます。細かい展開に混ざってこのプレーが入ると正直相手は全く付いていけていませんでしたね。

また、細かいパス回しからの攻撃では、5番小田切真人と9番田中拓真の連続ワンツーで抜け出した場面良いプレーだったと思います。また、1本目同様に18番村上秀斗が前線の選手の予測を期待したスペースへのパスを何本か出しており、これも良かったと思います。

この3本目では、15分位7番川上開斗と19番和久井大輔のパス交換で最後は7番川上開斗が決めきってのゴールで1点のみでしたが、そのゴールの後の交代で

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに3番石井康輝、センターバックに13番東伸幸、20番渡辺将矢、MFがボランチに15番松尾佑介、トップ下に5番小田切真人と6番影森宇京、FWが左に9番田中拓真、右に2番新井克之、真ん中に11番新納大雅

となり、残り15分はゴールは決まらず、3本目は1-0で終了。

結果、1本目1-1、2本目5-0、3本目1-0でトータルで7-1の勝利となりました。

攻撃面での成長が見られたのも嬉しかったですし、この試合では実際、あれは仕方ないと言う思い切り良いシュートでの失点はあったものの、全体的に守備の部分でも、対峙するディフェンダーがかわされたり、どのように仕掛けてくるかをフリーの選手が予測してカバーしてピンチを防ぐ動きなど、攻撃の部分での吸収していることが守備でも活かされてきているようにも感じる試合でした。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

埼玉新聞社旗争奪第20回埼玉県ユース(U-15)サッカー選手権大会2011/09/24 浦和レッズジュニアユース vs FESTA 0-1敗戦・・・決定機

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2011年9月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、熊谷スポーツ文化公園補助競技場で行われた、埼玉県ユースU15の試合を観戦してきました。詳細があまりよくわからないのですが、高円宮杯に繋がる県予選となる大会と言うことです。

ユースのプレミアリーグと日程が重なったために、昨日の関東U15リーグは現地で観戦することができなかったのですが、今日のメンバーは、前日の試合の控えメンバー中心で臨むと言うことです。

この試合のスタメンは以下。

GK1番内島大輝、DFがセンターバックに5番益子大輝と21番中塩大貴、左サイドバックに7番荒木聡太、右サイドバックに6番及川皓平、MFがボランチに3番久保龍希、トップ下に14番加藤智陽、13番中村透、FWが右に18番神宮未来人、左に19番山田大一、真ん中に10番清川大輝

となります。

昨日の横浜F・マリノスJrユース戦でも少し出場したようですが、怪我で戦線離脱していた10番清川大輝が復帰していますね。21番中塩大貴は2年生になります。

相手のFESTAですが、パッと見で、ディフェンスラインに大きい選手が揃っているという印象で高さでは苦しみそうという印象でした。

試合開始から、浦和の攻撃はやや右サイドに偏ることが多かったものの、18番神宮未来人がサイドを持ち上がってクロスというサイドからの崩しを狙う場面が多く、そこに10番清川大輝がドリブルで仕掛けたりシュートを放ったりという個人技での突破も混ざりという印象。

序盤の攻撃としては、13番中村透がボールをキープして、右サイドバックの6番及川皓平オーバーラップしたところにタイミングよくパスを出し、クロスに10番清川大輝が合わせたり、19番山田大一から10番清川大輝を経由して18番神宮未来人へつなげて仕掛ける、中盤から14番加藤智陽が思いきりよくミドルシュートを放つ惜しい場面もありますが、守備のブロックを作っている相手を崩しきる攻撃には至らず、攻めているものの決定的な場面が作れない時間帯が続く印象。

逆に、時々反撃された時の相手の攻めの方が決定的なところまで持ち込まれることが多く、20分過ぎからサイドを突破されて僅かに外れたものの、決定機を作られ、その後、浦和の反撃から10番清川大輝がドリブルで持ち込んでシュートを放つもキーパーに防がれ、ここからのカウンターで再びディフェンスラインの意思疎通のずれを狙われて決定的な場面を作られるも、これもゴール上に外してくれた失点は免れる。

7番荒木聡太からのクロスに18番神宮未来人がヘディングシュート、13番中村透がドリブルからシュート、19番山田大一がドリブルからシュートとゴールに迫る場面は作るも、得点は奪えず0-0で前半を終了。

攻めの回数は浦和が多いものの、決定的な場面は相手の方が多いという、どちらに転んでもおかしくない前半でした。

後半スタートから、19番山田大一に代えて25番和久井大輔、14番加藤智陽に代えて24番堀内千寛が入ります。

早めに得点を奪って、有利に試合を進めたいところでしたが、後半スタートから立て続けに相手に決定的な場面を作られてしまい、いずれも相手のシュートミスで失点は免れたものの危険な出だしとなります。浦和も後半の方がペナルティエリア内で惜しいシュートを放つ回数が増えてきますが、得点は奪えず。9分ごろの18番神宮未来人のシュートが左のポストを叩いた場面は本当にギリギリのところでゴールになってもおかしくないくらい惜しい場面でした。

10分に3番久保龍希に代えて17番松崎洸星が入ります。

20分に10番清川大輝に代えて23番川上開斗が入ります。

この後終盤は、25番和久井大輔や23番川上開斗がサイドからのドリブルでペナルティエリア深くまで侵入してゴールを狙う場面など、より高い確率のところまで持っていってシュートを狙うシーンが増えてくるなど浦和に得点の匂いのする時間帯は作れていたものの、ギリギリのところでキーパーに防がれたりディフェンダーに防がれたりで入らないまま時間が過ぎ、後半終了時間が近づいたところで、カウンターからディフェンスラインの裏に抜け出されてしまい、キーパーと1対1の場面を作られてしまい、失点。

割と試合が止まっている時間が多い試合だったのでロスタイムも長めでチャンスもあるかと思いつつだったのですが、ロスタイムはたったの1分、最後まで反撃を試みるものの、結局1点が遠く0-1で敗戦となりました。最後の5番益子大輝の相手攻撃をカットしてからのその流れからの攻め上がりは惜しかったのですが・・・。

なんとなくですが、この試合に対しての勝利に対する気持ちが選手によってムラがあるように感じられ、場面場面でプレーが軽いように感じられるところがありました。実際に見ていて、ボールコントロールやパスの精度などを見ていれば、明らかに浦和のほうが上なのですが、やはり数人が上手く絡んで攻撃の工夫をして仕掛けていかないと今日の相手のような守備のブロックは崩すのは容易ではないのだと思います。

う~ん、それでも得点のチャンスも多かっただけに、悔しいです・・・。

お疲れ様でした。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/23/ 第13節 vs 流通経済大学柏高校 2-4敗戦・・・プレスの激しさ

レッズランド2011年9月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週のアウェイ、ヴェルディユース戦から再びホームに戻りまして今日はレッズランドで行われたプレミアリーグの流通経済大学柏高校との試合を見て来ました。

一昨日の台風の影響がどのくらいでているかと思いつつピッチを試合前に眺めていましたが、見た目は問題なさそうながらも実際は足を取られやすい細かくステップを踏んでプレーするタイプの選手やスピードを生かした攻撃をする選手にとっては結構な重馬場というピッチコンディションだったと思います。

FC東京U18、ヴェルディユース相手に2連勝で勢いに乗る浦和レッズユース。ここで更に連勝を重ねて上を目指したいところです。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に24番中村駿介、右に7番鈴木悠太、真ん中に25番進昂平

となります。

前節のメンバーから、出場停止の11番堀田稜の左前線に24番中村駿介が入り、センターバックが4番小出啓太から18番西袋裕太に代わっています。

ここ数試合の良いリズムでこの試合も、ペースを握って自分たちのサッカーで進めたい浦和でしたが、相手の激しいプレスと体格差により、試合序盤のペースを握られてしまいます。

プレスが強くかかってくることで、プレーの精度がやや落ちた形でリズムが作れないながらも、例えば相手コーナーキックからのカウンターで25番進昂平に素早く当てて、24番中村駿介に預け、更に前線に走り25番進昂平が攻め上がるなどの攻撃や、20番新井純平から10番矢島慎也を経由してサイドを駆け上がった7番鈴木悠太へとつなげてサイドから攻めるなど、ポイントポイントで攻撃もしかけながらも、やはり相手の激しさでプレーが消極的になったところを狙われてしまいます。

前半7分、前半10分に、それぞれペナルティエリアわずか外のところでディフェンダーの寄せが甘くなったところを強引にシュートを撃たれ、いずれもグラウンダーのシュートがディフェンダーに当たり、キーパーの届かないコースに飛んでしまい連続で2失点してしまいます。

ここまでややサイドに貼り気味だった24番中村駿介ですが、おそらく試合の流れの中で徐々に10番矢島慎也などトップ下の選手とポジションチェンジをしながら持ち味を発揮していくだろうと思っていた矢先に、負傷。足首を痛めてしまったらしく予定外の交代を強いられることになります。

24番中村駿介に代わって28番関根貴大が投入されます。

センターフォワードの位置で存在感を発揮している25番進昂平は、この試合では正直体の強さや体格差などでまともにぶつかり合ってもまだ敵わないような相手と対峙することになって大変だったと思いますが、それでも一旦体をぶつけて裏へぬけ出す動きや、競り勝てないながらもしっかり、競り合うことで、相手のクリアを中途半端にさせるなど、やるべき動き自体はしっかりできていたと思います。

ちょうど、28番関根貴大が投入されて、25番進昂平の動きを良く知っているな~と思うプレーから1点を返すことに成功します。

左サイドに開いた25番進昂平が相手ディフェンダーと競り合う中で簡単には離さずに、相手が処理にもたつくことを察知した28番関根貴大が、こぼれたボールを奪い一気にサイドを駆け上がり右サイドに低めの長いクロスボールを上げ、そこに7番鈴木悠太が走り込み、きっちりゴールに流し込んでゴール。

理想的な展開でビハインドを1点差まで縮めます(22分)。

前半のうちに同点に追いついておきたいところでしたが、相手の激しいプレーで押し込まれる場面も多く、やや相手ペースの中で時折右サイドで7番鈴木悠太と20番新井純平が絡んだ攻撃で打開を図るというシーンが多かった印象。

相手のプレスや勢いを警戒して、守備ラインが思いきって高い位置に上がったりすることがなかなかできない状況の中で10番矢島慎也がトップ下の位置からボランチの位置くらいまで下がったりしながらボールを受けたり、相手の中盤の選手をひきつける動きをしていたものの、そこで空いたスペースを使うなどの余裕が持てる状況が周りになかったのか、なかなか生きない状況が続きました。

ようやく前半の終盤に、浦和が自信を持ってボールを回したり、3番寄特直人のロングフィードからサイドにつなげて一気にサイドから攻撃をしかけたり、中盤で回しながら展開して相手の動きをボールの動きでいなしながら攻められる場面も増えつつも同点ゴールは生まれず、1-2で前半を終了します。

後半に入り、やや右サイドに偏った攻撃になってはいたものの、7番鈴木悠太を経由した形での攻撃のチャンスが多く作れるようになります。右が多い中で時折左サイドから28番関根貴大が鋭いドリブルで仕掛けるという形も見られるようになってきてはいましたが、どうも最初に書いたように重馬場状態のピッチに足が取られるような場面が多く、持ち味が出し切れていないようにも見えました。それでも、その時間帯で1本ドリブルで攻め上がってシュートを放つところまで行く惜しい場面も作れていました。この後半序盤でもっとも惜しかったのは、7番鈴木悠太からのクロスに25番進昂平が合わせたシーンで、難しいボールだったため、合わせるのが精いっぱいでボールはゴールの上を越えてしまいましたが、決定的なところまではいりこめていました。

後半15分くらいまでは、コーナーキックのチャンスや、8番片慎吾が攻め上がったところで受けたファールからのフリーキックでの8番片慎吾をおとりに使って10番矢島慎也が狙ったシュートなど、セットプレーからのチャンスを多く得ながら同点ゴールを狙いますが、決めきれない中で、再び相手の攻勢で耐える時間がここからしばらく続きます。

後半15分過ぎに6番野崎雅也に代えて14番繁田秀斗が入ります。

20分過ぎくらいからは、相手の攻撃の時間も多くなりながらも、浦和にもシュートが増えた時間帯となり、10番矢島慎也のシュートや、8番片慎吾のシュート、14番繁田秀斗のシュートなど、前半よりシュートで終わるプレーが増えていたのも確か。そして、24分には異議で相手選手が退場となり数的優位な状態となります。

守備に重きを置いた相手を崩すのは大変と思いましたが、思った以上にそこからの浦和の攻撃はあと一歩でゴールと言う崩し方ができる場面も多く、2度ほど決定的なチャンスを作るものの、不運というかいずれもわずかにゴールを外れて決まらず、反撃を受けた30分に3失点目を決められてしまいます。

35分に25番進昂平に代えて23番岸伯富実が入ります。

残り10分で2点差をまずは追いつくべく浦和が反撃。

後半残り数分のところで、コーナーキックからの混戦状態で8番片慎吾が押し込んで2-3と1点差まで詰め寄るも、試合終了間際に決定的な4点目を相手に決められてしまい、結局2-4で敗戦となりました。

浦和としては、試合序盤に相手の激しさにプレーに戸惑いが出てしまったところでの2失点がまずは反省するべきところ。これまでの試合で考えると結構さかのぼりますが、浦和カップで浦和東高校とやった時のような苦しみ方に再びはまってしまったように感じられます。

パス回しでリズムを作るサッカーをやる以上は、運動量とプレスの激しさを基本的に厳しくやってくる高校生チームの中でも体格もあって、その激しさも他よりかなり強い流通経済大学柏高校であっても、まずは相手の術中にはまってはいけません。パスでいなして運動量を使わせていく戦いをするべきでしたが、このレベルの公式戦ではまだ経験が浅い選手も多い若い年代が多い今日のメンバー構成でしたし、その辺は経験として次に同じような相手とやった時には、同じようには絶対やられない。そういう意識付けをこの試合を通じて強く持って今後プレーできるようになってもらいたいと思います。

何の決定的な証拠もありませんが、やはりプレーの主導権を握る握らないは重要で、今日の前半2失点は、正直なところ入らないときは入らないゴールです。それが入ってしまうのは、やはり相手の勢いに押されていたということなのかもしれません。逆に、浦和がペースを握っていた時間帯には相手の反撃を受けた時に同じような場面があってもいずれもボールは枠を外れて行きました。

今日のような相手は、なかなかJの下部組織の強豪とやっていても得られないような相手だと思いますし、今日出場して悔しい思いをした選手はむしろ貴重な経験を積めたと考えて、次に活かしてください。

体格で全く歯が立たなかったと感じた選手は、もう少し渡り合えるように体を鍛えるか、ぶつかりあわないでかわせる方法を考えて行くか、色々なパターンが考えられると思いますが、いずれもこの試合を経験した選手たちが考え、伝え、浸透させていくことでより強いチームにして行けると思います。

U22のオリンピック予選を先日テレビで観戦しましたが、あれだけの魅力的なパス回しからの攻めもやはり同じパターンの繰り返しだと相手に対応されて攻めきれていないという、凄く分かりやすい手本を見ることができました。あれと同様に、やはりプレッシャーを受けている時でもワンパターンではなく、局面で必要なプレーを選択してできるようになることが、ワンランク上のレベルに到達するために必要だと思います。

とにかく、結果的には負けました。でも、今日のような試合でも引き分けか逆転にできていた局面を作れてはいました。

自信を持つ部分は自信を持ち続けてください。

・・・でも、ブクメ的なわがままですが、こういう公式戦のホームとして戦うグラウンドはやはり埼スタ第2とか第3グラウンドが良いな~と思ったりもしました。台風のせいもあるかと思いますが、もう少しコンディションの良いピッチで戦ってもらいたかったと思います。

お疲れさまでした!

ではでは~。